令和3年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第5号)

                            令和3年3月10日(水)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第17号 令和3年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算
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出席議員(11名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     8番  前 田   栄 議員     9番  野 口 守 隆 議員
    10番  小 宮   正 議員    11番  岩 田 鑑 郎 議員
    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(1名)
     7番  岡 野   茂 議員


地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
福 田 芳 和 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計管理者兼
会計室長
大 野 健 司 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課主幹
小 林 大 介 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木   彰 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 



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   ◎開議の宣告
○岩田鑑郎議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  本日、欠席届のある議員は1名、ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより、令和3第1回ときがわ町議会定例会第5日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○岩田鑑郎議長 議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりでございます。
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   ◎議案第17号の質疑
○岩田鑑郎議長 日程第1、議案第17号令和3年度ときがわ町一般会計予算の質疑を行います。
  昨日に引き続き予算書の42ページ、1款議会費から90ページ、2款総務費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  5番、田中紀吉議員。
○5番 田中紀吉議員 皆さん、おはようございます。よろしくお願いします。
  総務関係では1点お願いします。ページ、57ページ、上段ですけれども、計画策定委託料、公共施設等という業務委託ですけれども、この問題というのか、個別計画については過去2年、平成元年と2年ですか、公共施設個別施設計画ということで約1,600万円ぐらいの予算を使って、1,400だか、大きな予算を使って、結果はまだなんですよね。現在のところは、パブリックコメントを多分あしたまででしたね。あしたまでが募集期間だと思います。私も見たんですけれども、130ページぐらいで、ホームページでいくと目がどこを見たらいいのかというぐらいかなり細かいんだと思います。
  引き続きますけれども、そういうのがまだ結論が出ていませんというか、方向が出ていないというのか、まだまとめとして我々としても受けていないわけですね。そこでさらに今回、公共施設等総合管理計画、どういうのをつくるのかというのがイメージが湧かないんですね。 あと、大きな予算を使っています。これは公開というのか、委員会というか審議会とかそういう外の目というんですか、そういうのでつくっているんじゃないと思うんですよね。これも多分それはないと思うんです。1つ違うところでは、総合振興計画についてはちゃんと委員会をつくってやるということだと思うんですけれども、その点ちょっと伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの田中議員のご質問でございますが、おっしゃるとおり現在、個別施設計画のほうをつくっておりますけれども、個別施設計画というのは、その前につくった公共施設の総合管理計画、こちらを受けての個別施設計画ということで、我々も、それをつくることによってそこで一段落するのかなというふうな感じを持っていたわけでございますけれども、国からの指導もございまして、個別施設計画をつくった暁には、個別施設計画の内容を受けて総合管理計画を見直すようにというふうな通知をいただきました。
  そうしたことから、今回、令和3年度の当初予算に総合管理計画の改定ということで計上させていただいたところであります。これにつきましては、3年度に見直す団体に限って交付税措置をしていただけるというふうなことだったものですから、ここで計上のほうをさせていただいたわけです。
  策定段階において個別施設計画につきましても、本来であれば住民説明会を行って計画のほうを練り上げていくというふうな作業工程、予定だったんですけれども、新型コロナの影響によりまして、そこはやむなく断念をしまして、パブリックコメントで住民の皆さんの意見をお伺いするというふうな方策にしたわけでございます。
  今回、総合管理計画の改定につきましては、今ある総合管理計画の見直しというふうなことになりますので、それも個別施設計画を受けての改定ということですから、ある程度その辺は意見が反映されているというふうなことで、内部でそれを受けての見直しということですのでやっていきたいというふうには考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私もそれなりに読んだつもりなんですけれども、大変です。大変な時間がかかりました。それで、かなり突っ込んだところもありますけれども、一、二点はありますけれども、大きくは甘い。それで、具体的な調査を2年もかけた割には、具体的に坪数だとか、いつつくったのかがないのまで含めてあるんですね。昨日確認したところにはあり ました。何か非常にちぐはぐなというのかね。いつも町長も含めて言っている最小の経費で最大の効果、今回の施政方針にもありました。どうも疑問に思っちゃうんですね。経過を読まさせていただいたら、相当各課だとか調整会議だとか、何回も何回もやっているんですね、間違いがなかったらですよ。
  そういう意味では、これをさらに今度は管理計画をつくると、何か非常に分かりづらいというのが印象なんです。だから、例えばつくるとしたら、ぜひ利用者だとか、かなり個別計画には細かいのが載っています。それから、統廃合しなきゃいけないだとか、いろんなところにかなり個別には支障が出るような問題がいっぱいあると思いますね。
  そういう点では、ぜひこの計画をつくるとしたらそういう意見も聞いて、ただパブリックコメントを出しただけ、あれははっきり言ってアリバイづくりのような気がするんですよ。私も一生懸命見ました。議員の皆さんに聞いてもらってもいいですけれども、あれを全部見た人なんかはいるんですかね。2回目にそれをお伺いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、パブリックコメントの内容を皆さんが全て事細かくご覧になったかというふうなところについては、私もお答えはできない部分でございますけれども、私としましても、個別施設計画を策定する段階でできるだけ具体的な表現を入れたいというふうな思いの中で、それでも今ご覧になっていただいたような内容にとどまっているというふうなのが現状でありまして、それには具体的な方針を明らかにするということは、それ前にやはり住民の皆さんと何回も議論を重ねた中で積み上げていく必要があるんだなというふうには思っております。
  この個別施設計画の最初の期間として、2021年から10年間というふうな計画を立てるわけでございますけれども、その中で、住民の皆さんとの意見合意というものに持っていった上での具体的な計画というふうなことに持っていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 これで3回目です。
  特に全体で24%の公共施設を減らすと、減らしたいというか目標にするというのかね。言葉はいろいろありますけれども、結局そういう方向でやりたいということだと思うんです。
  特に教育関係の施設が非常にシェアというか大きな要素を含んでいます。当然、教育総務 課というか全体ではもちろん何もやり取りをしていますのでそれは調べていると思いますけれども、個別に入りませんけれども、そういう全体の中で全課に及びますので、そういうのを丁寧に例えば具体的な住民の方、利用している方、対象になる方については、個別にもう少し丁寧な調査というのか利用の仕方、あと町が今後進んでいく、人口が減っていく、それからこういうふうなまちづくりをするという中で減らしていくということだと思うんですけれども、統廃合も含めたね。そういう丁寧なものが必要だと思うんです。課長が今、丁寧にすると言いましたから、ぜひ業務委託でぽんと投げたりだとか、自分たちでつくるというんじゃなくて、ぜひ具体的な対象者というのか、そういうのを絞ったりも含めて、そういうのをお願いしたいと思いますのでよろしくお願いします。
  それで結構ですので。課長言っていました、やらんというふうに。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのお話でございますけれども、令和3年度の総合管理計画の改定においてそれを行うというふうな意味でお話しをさせていただいたわけではございませんで。
          (「じゃ、やらないの」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 やらないということではないです。そこは聞き間違いないようにお願いしたいと思うんですけれども、総合管理計画の改定に当たってはそれをする段階ではないという意味でございまして、個別施設計画を具体的に話を進めていく上ではそれは住民の皆さんに説明をして、その中で合意をしていくというふうなことでご理解いただければと思いますけれども。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3問お願いします。
  51ページの上段、13節使用料、ここのデータ使用料が264万9,000円、今まで整備維持管理委託料が約260万ほどあったんですが、これがなくなって、令和2年度よりデータ使用料としては12倍以上ぐらいになるんですが、どのようなデータ使用料なのかということです。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 では、私のほうからお答え申し上げます。
  図書追録整備事業という事業の中に、13節使用料及び賃借料の金額が増えているというふうなご質問であります。
  確かに昨年、令和2年度までは12節の委託料ということで263万円の予算が組まれておりまして、それがなくなってこの使用料及び賃借料が大幅に増えている。内情を申し上げますと、○○○○○○○○○という会社から、皆様ご覧になると思うんですけれども、例規集を整備する仕事をお願いしているわけでございます。
  あわせて、データベースのシステムを使って条例を新しく新規に設定したり、あるいは条例を改正したり、職員が操作するコンピューターの機械があります。改正条文が自動生成されたりするんですけれども、それらを総合的にお願いしているというふうなことに変わってまいりました。この中の仕事の内容を精査したところ、委託料というよりはデータベースシステムを使わせていただくというふうな性質が強くなったということで、今回、新たに委託料から使用料及び賃借料に組替えをさせていただいたというような経過がございます。仕事の内容が去年から大幅に変わったというふうなことではございませんので、ご理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○6番 山中博子議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 いいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 2問目お願いします。
○6番 山中博子議員 57ページ中段、町有林野管理事業12節の委託料、それからそこの下の13節負担金について。七重町有林復旧整備業務委託とは、どこに委託し、住民参加とはどのような形でするのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 業務委託料、まず12節の委託料をどこにという、どこに委託かということでよろしいですかね。こちらにつきましては、皆さんも見ていただきました七重町有林の復旧というふうなことで実施するものでございます。こちらにつきまして、上段の七重町有林整備業務委託というのは、こちらはトレッキングコース沿いに、どちらかというと広葉樹を植えていくというふうな事業を予定しております。
  こちらにつきまして、委託については林業事業体のほうに委託というふうなことで考えて おります。
  また、下段の七重町有林復旧整備業務委託住民参加型ということで、こちらにつきましても広葉樹を植栽する予定でおります。こちらにつきましては、比較的平たん地、林道沿いの平たん地のところに住民に参加していただきまして、親しみを持ってもらえるような森づくりをするということで計画しております。こちらにつきましても、林業事業体のほうに委託ということで考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 林業事業体とはどこなのか、委託をしているところをお聞きしたかったのですが、お名前は言ってはいけないんでしょうか。それをもう一度伺います。
  それから、住民参加型の委託料というのは、林業事業体に同じくお支払いするというか委託料としてやるということで、何に充てるのかというのがよく分からなかったのがもう一つ。
  そして、またこの復旧整備の負担金、下のところも負担金、同じように七重町有林復旧整備となっていますが、なぜそれを別々にしたのか。これはどちらも七重町有林復旧整備事業となっておりますので、同じように委託をするのではないのかと思いまして質問します。これは、両方とも森林環境譲与税を活用しているものなのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、委託先でございますが、今現在、中央部森林組合のほうを予定しております。
  どうしてこちらを分けたかということでございますが、こちらにつきまして、業務委託料というふうなことのほうは、こちらは森林環境譲与税を活用して復旧、広葉樹の復旧ということで予定しております。
  七重町有林の負担金、補助金及び交付金の七重町有林復旧整備の負担金というふうなこちらにつきましては、中央部森林組合のほうが直接国・県から補助事業を受けて、こちらは針葉樹等のほうを植栽するという予定でございます。こちら、補助金だけでは賄えない分が発生してしまいますので、町のほうで負担をするというふうなことでございます。
  こちらにつきましては、国・県の補助金を受けて実施するものですので、森林環境譲与税は補助金を受けたものについては充当できないということなんで、単独費で対応というふう なことで考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 3問目。
○6番 山中博子議員 63ページの上段、17節の自動車購入1億2,644万8,000円の質問です。
  今回、電動バス5台購入とありますが、現状のディーゼルバス購入の場合幾らになるのか。そして、また、経費の違いはということでお伺いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問でございますが、ディーゼルバスを購入する場合の金額については、この予算を取る段階では既にEVのほうにシフトしておりましたので、幾らかかるというふうなことで見積りを取ってはおりません。
  ただ、今までの経験から申し上げますとやはり同じ金額ではありません。EVのほうが高いです。2,000万円ぐらいだったと思います、1台。
          (「ディーゼルが」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 ディーゼルがですね。1台です。今使っているバスの仕様が既に製造がされておりませんで、違う種類を買わざるを得なくなってきますので、そうすると若干またそれが上がってくるのかなというふうには想定できるんですけれども、それでもEVのバスよりは安いとは思います。
  ただEVのバスを使った場合には、ここの財源にもありますように国の環境関係の補助金を3分の1頂けるというふうなこと、そうしたことを考えますと、車両の価格としては同等またはそれよりも下がってくるというふうには考えております。その上に先日もお話しをさせていただきましたけれども、EVバスの場合には二酸化炭素の排出量がディーゼル車に比べれば、約試算で44%減ってくるというふうな試算がされておりますし、私のほうで燃料代のほうを試算してみましたけれども、それもやはり4割ぐらいはカットされるというふうな試算が出ております。大体今現在でも1,000万ちょっとの燃料代がかかっているんですけれども、それが4割ぐらいカットされる。400万ぐらいは減るのかなというふうに考えております。そうすると、10年使うと4,000万円になってきますんで、そうした意味でも電気自動車のほうが優位だというふうなことでシフトをしたわけでございますのでご理解ください。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 バッテリーの寿命というのはどのくらい見ているのか、また何年ぐらいと説明を受けているのか、交換費用はどのくらいと試算しているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 バッテリーにつきましては、何年もつというのは、なかなかまだ実績が上がってきていないものですからお伝えすることはできないんですけれども、ただ電気バスの場合には、普通のディーゼル車と違いまして、バッテリーを載せ替えることでまた新しく生まれ変わるような車両になるというふうなこと、エンジンを全て積み替えるというふうなイメージになりますけれども、それが先日もお話しをさせていただいた、通常モードで購入したバスですと200キロしか走れないというお話をさせていただいたんですけれども、昨日帰りまして確認をしましたら、やはり200キロで合っていまして、そこにバッテリー、蓄電池をプラスして載せて走行距離を増やすというふうなお話をさせていただきました。それをすることによって250キロプラスで450キロ走れるような仕様にして購入するというふうなことになります。そのプラスする蓄電池の値段が約1台200万円でした、250キロ分が。
          (「250万円」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 200万です。250キロプラスするのに。それから見れば、蓄電池の載せ替えが大体400万とかそのぐらいの値段になってくるのかなというふうには思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 細かいことを聞くようなんですが、故障した場合、故障箇所によっては町の修理業者に無理かと思うんですが、修理とか何かをどのように考えているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 その辺につきましても、町内の業者で対応できるのかどうかというのは若干不安もあったものですから確認をしましたところ、町内の業者ではなかなか難しいような回答をいただいております。
  その修理につきましては、購入する業者なりに対応していただく。5台を購入するわけなんですけれども、1台は予備車というふうな考え方で購入をいたしますんで、そこのところで使い回しをして対応していきたいというふうには考えております。
○岩田鑑郎議長 ほかの方で質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 続きまして、先ほどの自動車購入についてなんですが、国も自動車のEV化にかじを切ったばかりです。復旧のためには、これからは補助金の額も増えてくるのではないかと思っています。今、早急に何台も購入するのは、実績がないだけに危険なんじゃないかと考えます。様子を見ながら購入すべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 一つといいますか。ときがわ町の路線の中で1台だけそうした電気バスですとかを入れるとなると、運転手の負担というものがちょっと若干心配になってきます。それは運転の何というんですか、技術的な部分で日頃気をつけなければいけないようなところは変わってきたりというふうなこともございますので、今回も5台購入につきましては、国の補助金を受けてというふうなお話は前々からさせていただいていると思うんですけれども、国の補助金を今、事業計画のほうを国に出しているんですけれども、これの採択具合によりましては台数のほうを減らさざるを得なくなるというふうなことも出てきます。その辺は国の状況を見ながら購入のほうは実施していきたいというふうには思っておりますけれども、ですから、一遍に5台替えるような状況であれば購入いたしますけれども、そうでない場合には、数台に分けて数年に分けて購入をしていきたいというふうなことも一つの選択肢としては考えております。
  ここで5台一遍にというふうなお話ですけれども、その辺は、先ほども購入経費の問題ですとか、その後の維持管理費の部分ですとかも考えた上で環境にCO2削減をできるものですとか、そういった環境に配慮した自動車の購入というものはいずれ進めなければいけないので、そこを受けまして、すみません、5台というのは予算では計上させていただきましたが、国の補助金の状況によって考えていきたいというふうなことでご理解いただければと思います。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 5台買うか買わないか分からないのに1億以上の予算を立てるという考え方が、少し間違っているような気がします。
  使用済みのバスはどうするのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 5台買うか買わないかというふうなことではなくて、この当初予算 では5台を買う予定でおります。ただ国の補助金の採択の台数によって柔軟に対応させていただくという意味でお話しをさせていただきました。
  今の車両につきましては、購入するときに下取りでというふうな考えもあったわけですけれども、そうすると切替えのところで車両がなくなってしまう期間が発生してしまうと困るものですから、購入した後に車両のほうの売却をしていきたいというふうに考えております。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 その売却価格というのはどのくらいなのかちょっと聞きたいところですが、令和3年度において補助金申請、購入、使用開始等のタイムスケジュールを教えてください。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それにつきましては、現在のところ立っておりません。というのも、国の採択がされないと事業の実施に踏み込んでいけないというふうな事情がございますので、国の採択のスケジュールによりまして動いていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
○6番 山中博子議員 次まで。
○岩田鑑郎議長 3問目だよね、3回目終わり。
○6番 山中博子議員 違う、3問ある。
○岩田鑑郎議長 3問で、次2問目ね。
○6番 山中博子議員 はい。
          (「3問目の2回目でしょう」と呼ぶ者あり)
○6番 山中博子議員 もう一回手を挙げて、今の質問。
○岩田鑑郎議長 1回目は3問やりました。次がなかったので山中議員がやって、次の3問です。1問が終わりました。
○6番 山中博子議員 2問目ですよね。
○岩田鑑郎議長 2問目です。
○6番 山中博子議員 はい。
          (「3問できていないんですよね」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 3問あるんですね、2問ですか。
○6番 山中博子議員 3問です。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目。
○6番 山中博子議員 はい。同じく63ページ、上段の14節工事請負費1,221万円。同じく昨日お話ししたんですが、久喜市では充電設備に600万から700万としています。1,200万円以上は高くないんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 先日もお話しさせていただきましたけれども、久喜市がどういう仕様で工事をしたか、それは私は存じ上げておりませんので何とも申し上げられませんけれども、先日のお話を基に私も考えさせていただきますと、久喜市は車両を1台購入ということでされたのかなというふうには受け止めたんですけれども、そうすると充電施設も1台で済んでいるのかなというふうには思っております。
  ただときがわ町の場合には、これをやろうとしているのは5台に対しての充電設備ということで、先日もお話しさせていただいた充電設備1か所で2台は充電できるというお話の中で、3か所整備させていただくというお話をさせていただいたと思うんですけれども、これは3か所の金額になりますので1か所当たりにすれば400万円ということで、逆に安くなっているのかなというふうには感じております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 2問目です。
  1億円以上のものを購入するのに先進地での情報というものを全く調査していなかったということに関しては、疑問を感じます。今現在どのくらいに増えているか分からないんですが、去年のデータですと6つぐらいのところが全国でも導入しています。その情報を得た上での予算化があるのかなと私は思いますが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 確かにケースとしては、まれなまだケースなんだと思うんですけれども、そういう中で先進地を見ることで、今回の場合ですよ、今回の場合について先進地を見ることで何を学んでくるのかなというのは私はちょっと思いますが、それはなぜ入れるのかというふうなところにつながっていきまして、ときがわ町として入れると判断したのは先進地でよかったからというふうなことではなくて、やはり環境に配慮した事業にシフトしていくという主体的なものを持っての考え方で購入を決めたわけでございますので、そこのところはしっかりと押さえていきたいというふうには思っております。
○岩田鑑郎議長 山中議員。3回目で。
○6番 山中博子議員 3回目ですよね。
  よかったかどうかを見るのではなく、まず1億円の予算を立てるんですから、車の値段、そして充電器の値段、そういうものも研究をする一つだと考えます。いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 先進地を見たからといって値段が安くなるわけではありませんで、実際に執行段階においてどういうふうに金額を決めていくかというふうなことになりますから、そこのところはしっかりと皆さんに説明できるような執行方法を考えていきたいというふうに思っております。
○岩田鑑郎議長 はい、3問目。
○6番 山中博子議員 59ページの真ん中より少し下のほうに企画一般管理事務、18節の負担金のところです。比企市町村推進協議会負担金のところです。
  元年、2年度と比企地域元気アップ事業市町村負担金として同額の負担金があったんですが、名称変更なのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 こちらにつきましては、元気アップからここに変わったということではございません。別のものでございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、前回までの元気アップの負担金というのは活用があったんでしょうか。今年度からはなくなったんですか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、従来の元気アップにつきましては、今年度、令和2年度の負担金はそのままお支払いしてあるわけなんですけれども、実際には今年度事業をできなかったということで、その予算をそのまま令和3年度に元気アップの中で繰り越すというふうなことで、令和3年度に事業を執行していくと、繰り越した予算で執行していくということですので、令和3年度につきましては元気アップの負担金は払わないで済むというふうなことでゼロになっております。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、今回の比企市町村推進協議会というのは新しくできた協議会であるということで、どのような協議会なんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 こちらのほう、比企市町村推進協議会負担金につきましては、令和4年のNHKの大河ドラマ、こちらのほうが「鎌倉殿の13人」というもので放送されるというふうなことは決定しております。「鎌倉殿の13人」のうちの1人であります比企能員という方がいらっしゃいまして、その方が生まれたところというんですか、実家というんですか、それが東松山市にあるというふうなことから、いろいろな関係で比企郡にゆかりのある方だということから、大河ドラマが放送される前から活動を開始して盛り上げていって、大河ドラマが放送されたときにはそれが波及効果として戻ってくるような形で進めていきたいというふうなことから立ち上がった協議会でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 3問でしたか。
○岩田鑑郎議長 3問です。3問目終わりました。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮です。
  先ほど山中議員が……
○岩田鑑郎議長 1問ですか。
○10番 小宮 正議員 2問で。
○岩田鑑郎議長 2問。
○10番 小宮 正議員 山中議員がやった57ページの七重の委託料の関係ですけれども、坂本課長も今、ハイキング、そういうような答弁もございましたけれども、できれば住民参加でそういう事業を行っていくには、あそこの山を私は観光の一つとして花を全面的に植えたり、そうやってハイキングを楽しむとか、何か一つ町有林をうまく利用してやっていけないかなと思うんですけれども、そういう考えはないんですか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  こちらは七重町有林の復旧整備業務委託料と、下段の住民参加型は広葉樹を植えさせていただくというふうな話をさせていただきました。トレッキングコース沿いにつきましては、低木から徐々に花の咲くようなものから植えていって、あと一番林道に近いところ、そちらについては花の咲くものを多く植えるということで見えるトレッキングコース、そういうよ うな見えるところについては花木、花の咲くものを植えていく観光を、そういうのを楽しんでもらうということで計画しております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 大体、苗木はどのくらい予定しているでしょうか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それは本数ですかね。まず、上の七重町有林の復旧整備業務委託のほうなんですが、こちらにつきましては、ちょっと現地を県のほうとかと相談しまして大きい苗木、少し大きめじゃないとつかないだろうということで、こちらの上段につきましては340本程度予定しておりまして、住民参加型のほうが180本程度の予定ということでしております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○10番 小宮 正議員 3問目、3回目。
  情けねえかなと思うんですけれども、340本、180本、これは私も今、鳩山で友達がやっていますけれども、あれですよ。小さい面積だけれども、こんなもんじゃないですよ、花を植えているの。やっぱりある程度ハイキングもいるし、やっぱり観光も目標としているんであればもう少しね。先ほど課長が言っていた苗木のやっぱりいいもの、確かに苗木は早く一般の人っていうのは花を見たいもんでね。だけど、もう少し予算組みをしてこれからアピールして、町としてあそこが第1回目としてもいいから、どうにかやっていただけないかと思うんで、これからもう少し検討してもらって、もう少し花を増やしてやっていただくよう、どうでしょうか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほう、予算のときにちょっとご説明させていただいたかと思うんですが、1年では苗木がちょっと入らないこともありますので、2か年に分けて実施するということでございます。
  上段の七重町有林の復旧整備業務委託のところにつきましては、ヘクタールでいうと0.69ヘクタール、約0.7ヘクぐらいのところに先ほどの本数で、住民参加のほうにつきましては、0.32ヘク、約0.3ヘクのところに先ほどの本数ということで、こちらのほうは県のほうにもちょっとご相談させていただいて、大きめな苗、そういうふうなものを持ってきて実施する のは、このぐらいの本数が適当ではないかということでご指示、相談に乗っていただいたんで、そのような形で進めさせていただきたいと思っております
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。2問目。
○10番 小宮 正議員 2問目、63ページのバスの件なんですけれども、先ほどお話が出ましたけれども、ぜひ課長、電気バスが納車としてそれが空くようになれば、私、今、山形と東北のほうもそうですけれども、町で結構除雪機とか、そういうのは町のインターネットで売買して売っているんですね。ぜひそういう中古品を、中古品というかバスなんかをぜひ試しでインターネットへ載せて高く売れば町の財産になりますけれども、そういう方法もあるんかと思いますので、少し研究していただけないかと思うんですけれども、どうでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ネットでの公売というふうなことだと思いますけれども、近隣の自治体でもそうしたことでネットオークションというんですか、そうしたものに出品されているようなものも見受けられますので、そうした手法につきましてはちょっと研究してまいりたいと思っております。
○岩田鑑郎議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 3問目は。
○10番 小宮 正議員 いいですよ、終わりなので。2問だから。
○岩田鑑郎議長 2問で終わりですね。
  ほかに。
  9番、野口守隆議員。
○9番 野口守隆議員 2問お願いします。
  まず、これでいくと64、65ページですか、今度、空き家掘り起し業務委託、それから議案参考資料、定住促進住宅補助金ということで一歩踏み込んだ施策を出していただいて、大変私は評価しております。
  空き家に対しては、これからもどんどん増えてくるということは目に見えていると思います。たまたま私が住んでいる大野では、令和2年中に3件引っ越してきました。2人は町外の方、1人は町内の方、そういった意味で空き家に対して、前も言ったんですが、リフォームと片づけがセットでないとかなり難しいんですよね。その辺を今後ぜひ空き家掘り起し業 務委託になった方にどのような課題があるのか、どのようにしていったらスムーズにというか引っ越してもらえるのか。来たいという人は確かにいっぱいいます。林業関係の方はこの1年で3件も4件もみえて、やっぱり引っ越してきたいと言っております。ただ物件がないということは承知している。
  そういったことを加味して、ぜひ今後は、窓口は企画財政課に1本にしてもらうとか、あるいは町内のリフォームの町内産リフォームの100万円、産観でやっていますが、これも一つにしてもらって、町内産リフォームも非常に使い勝手が悪いんですね。町内の大工さんでなきゃできない。そうじゃなくて、自分がやりというという人も来ているんですよ。そういうこだわりのある人がときがわには私は来ていると思っているんです。そういった意味で、もっと柔軟に対応してもらいたいと思うんですけれども、2点、ひとつどうでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいま野口議員のご質問でございますが、やはり空き家掘り起し事業をここのところで起こすというふうな形にしたのも、まさしく今ご指摘いただきましたようなやはり転入希望といいますか、移住希望の方は非常に多い。それは、空き家バンクの中でもご登録いただいている方が非常に多いという中でひしひしと感じているところです。
  ただそれに対しまして、どうしても空き家の物件ですね、物件が出てこないというふうなことが問題としてありましたもんですから、そこをどうにか解消したいというふうなことでこちらの事業をやろうというふうなことになったわけでございます。
  これにつきましては、先日の予算の説明の中でもお話しさせていただきました。集落支援員制度を活用しての事業ということで、集落支援員につきましては、その地域の課題を吸い上げるというふうなこともございまして、何が問題になっているのか、その辺を町のほうに伝えていただく。それをどう解決していったらいいのかというふうなことを町のほうで考えて、一緒に考えていくというようなことにもなろうと思います。
  そういう中で、今お話のありましたように、やはり空き家になってしまった場合の家の中のごみの問題ですとか、そうしたことって非常に大きなものになってきますので、そこにつきましても、集落支援員としての空き家掘り起こしをやっていただく方が窓口となって業者をつないでいただくとか、そうしたことにはしていただきたいなというふうに思っております。
  それに対して、町が、じゃ、どういうふうな支援がしていけるかというふうな問題になりますので、そこにつきましては、若干今、ごみの処分については補助メニューというものが ないものですからここでお答えすることはできないんですけれども、ここについては、今、空き家の改修というふうなリフォームですね。空き家リフォームで50万円の補助金を出しているわけなんですけれども、それがどうそちらに回せるかというふうなことから考えていかなければなりませんので、若干お時間をいただければというふうに思っております。
  ただこの事業によりまして空き家のほうが掘り起こされた暁には、そこに新たな人が入ってきて地域の活性化には寄与していけるんじゃないかというふうには思っております。そこに対して町が、じゃ、どう支援していくかということで、定住化補助金ということで今回同時に立ち上げさせていただくということで。移住ですとか、これは定住化の補助金は、移住だけではなくて町内の住民の方が実家のそばに家を構える。これは新しく建てるですとか土地を購入、中古住宅を購入したりしてもこちらの補助金のほうをご利用いただけるようにしていきたいというふうに思っておりますけれども、そうしたことも含めますと、新たに立ち上げる補助金と空き家リフォームを組み合わせて、あと今ご指摘いただきましたような町産材の補助金、そうしたものが活用できればお1人の方に100万を超える補助金のほうが手に渡るのかなというふうには思っております。そうしたことでうまく空き家のほうが回っていければなというふうには考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。これから確かにやってみなきゃ分からない部分は当然出てくると思います。少なくとも空き家掘り起し業務の中でのいろいろな課題をぜひ整理もらってやっていただきたいと。
  また、実際に西平では萩の会が活発に動いていてもらって、家族も移住しております。くどいようですが、リフォームと片づけをいかにセットするかという施策を今後続けてもらいたいと思います。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○9番 野口守隆議員 2問目は、先ほど来出ております電気バスですね。これ、以前もイーグルバスの外装で、ある議員がときがわ町営バスと書いてないということでかみついた記憶があるんですが、ぜひそういったことで町営バスということは入れてもらいたいということがありますが、いかがですか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 その辺は法律も絡んでくることでなかなか難しいところではあるん ですけれども、あくまでもあれは乗り合いのバスというふうなことで、イーグルが独自に運行していただいている交通にはなるんですね、法律上は。ですから、今も苦渋の中で町路線バスという表現をさせていただいております。町営ではないものですから。
  そうしたことで対応させていただいているところでございますけれども、確かにイーグルバス独自にいろいろと見直しをできるということではなくて、町も絡んでいますし住民の方もからんでいる。いろんな方が絡んで、ときがわ町の場合には交通網をつくり上げているというふうなことがございます。
  そうした中では、新しい車両につきましてどういう表現ができるか分かりませんけれども、ご指摘いただきましたようなことを含めて、今回、町がこれを購入してイーグルバスに貸し付けている車両で、環境に配慮した車で運行しておりますというようなことは、外にはできないかもしれないですけれども、内部には掲示はしていきたいというふうには思っております。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 やっぱり先ほど来の説明だと、CO2の削減で環境に優しいバスだということで、先ほど課長が提案しているのを私も、車内に、やはりときがわ町がバスを購入して運行はイーグルバスになっております。それで、環境に優しい電気バスですというような貼り紙をぜひしてもらって、それはときがわのPRにもなるわけですよね。環境に優しいというのが一番のフレーズだと思うんで、ぜひそれをやっていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 おっしゃるとおりでありまして、あくまでもこのバスを導入するのはときがわ町ですので、何も表示をしないとイーグルバスでやるというふうな勘違いをされる方もいらっしゃると思いますんで、その辺はしっかりとしていきたいと思っておりますし、また購入をしましたからには、住民の方にも広報なりでお知らせをさせていただいて、できればバスの利用が増えるような方向に持っていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○9番 野口守隆議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3問お願いします。
  63ページ、上段の18節負担金、バス路線確保対策費補助金7,300万円、約1,760万円ほど増となっております。増となる内訳を伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 内訳といわれますと、12月の令和2年度の補正でも説明をさせていただきましたけれども、運賃収入が乗車人員が減ったことによって非常に減ってきておりまして、今の時点ではそれを単純に2倍といいますか、1年間を通しての減額を見込んで計上のほうをさせていただいておりますので、それで計上させていただいたということぐらいしか説明のほうはちょっとできないんですけれども。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 補正で出されたときには、コロナ対策として運転手の方に特別手当というものを出していたというふうに伺いましたが、この1,760万円増の中にはそのような手当も含めてということでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 そういう意味であれば、そうです。それも含めた形の中で計上のほうはさせていただいております。
○6番 山中博子議員 じゃ、2問目をお願いします。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○6番 山中博子議員 65ページ、上段の補助金、先ほどから質問がありました若者定住化補助金835万円、この中に新事業として定住促進住宅取得補助金280万円が含まれています。その対象、先ほど実家の近くに家を新築するとか、そういうものに対しての補助金だと伺いましたが、年齢に対象があるのか、対象年齢があるのか、また限度額及び条件はどのようなことなのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、新たに立ち上げる定住促進住宅取得補助金につきましては、現在、空き家リフォームの助成金が45歳というものを区切りにしておりますので、それと同じ条件で行いたいというふうには考えております。
  ただどういったものに補助をするかにつきましては、今詰めている段階でございますけれども、住宅を取得した場合に幾ら、あと町内業者を使った場合に幾らですとか、中学生以下 の子供さんが1人当たり幾らとか、あとは町外からの移住をされてきた場合には幾らとか、そういうふうないろいろ細かい部分で補助メニューをつくって、それの積み重ねで補助金の制度のほうをつくり上げていきたいというふうに思っております。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それに対しての限度額というのは、設けていないんですか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 項目で幾らというふうに設定をさせていただく予定ですので、限度額というのは設けておりません。ですから、中学生以下の子供が10人いれば10人分の補助金が出ていくというふうなことになります。
  以上です。
○6番 山中博子議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 じゃ、3問目。
○6番 山中博子議員 83ページの上段のほうの13節使用料、コンビニ交付システム使用料と、それからその下の18節の負担金、コンビニ交付システム運営負担金、これは印鑑証明等をコンビニ交付のための経費と思いますが、毎年この両方を足した金額が支払われるのか、支出するのか。
  それから、コンビニ交付のためにほかにまだ支出はあるのか伺います。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  13節使用料につきましては、毎年支払う予定でおります。
  18説の負担金については69万1,000円なんですが、これも毎年支払うんですけれども、この先減額される可能性もあると聞いております。
  さらに、もう一つ支払いがあるかということなんですけれども、81ページの下のほうに役務費がありまして、そこに手数料として10万7,000円ございます。これはコンビニ交付の機械を置いて、そこで実際利用者の方が証明を取った場合に店舗宛てに117円が支払われるものの積み上げた額となっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 申し訳ないです。1問お願いします。
  ページ、71ページの職員人件費であります。1人減となっております。これは実績評価というか、予算削減の中での1人策電となったのか、前年度比。私は、今はコロナ禍の中で様々な問題もある中で、家族相談支援センターの位置づけは大事だと思うんですよね。そのことを踏まえてお聞きします。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、野原議員ご質問、71ページ、職員人件費、家族相談支援センター運営事業の中の人件費です。これ、職員の数が1名減ったというのは、今までは所長が再任用の職員であったものが、これが会計年度職員に移行したため職員1名減というふうな形で予算額は動いておりますので、そういうことでございます。実質的にセンター内に勤務する職員の数は、変更ございません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 じゃ、実際は変更ないということで理解してよろしいですね。本当にこれ、大事な問題と思うんですよね。せめて削減するにはコロナ禍が収まってからということも言えると思うんで、今現状という、変わらないということで安心しました。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって、1款から2款の歳出の質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  10時50分の再開です。
                                (午前10時34分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の一部訂正について
○岩田鑑郎議長 ここで宮寺総務課長から、先ほどの山中議員の質疑に対する答弁における発 言の一部訂正について発言の申出がありますので、これを許可いたします。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 先ほど山中議員からのご質問、図書追録整備事業におけるデータ利用料の件でご質問をいただきました。私は、町例規データベースシステムの利用料、相手方の業者を株式会社ぎょうせいというふうに申し上げましたが、これは第一法規株式会社の誤りですので訂正をさせていただこうと思います。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 山中議員、よろしいでしょうか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 先ほどの宮寺総務課長からありました発言の一部訂正の申出について、これを許可することに御異議はありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、宮寺総務課長の発言の一部訂正を許可することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第17号の質疑
○岩田鑑郎議長 次に、予算書の90ページ、3款民生費から128ページ、4款衛生費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  3番、神山俊議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  1点ほどお伺いしたいと思います。企画財政課長にお伺いしたいと思います。
  93ページ、中ほどから下なんですけれども、社会福祉協議会の大規模改修に関わる調査委託、また119ページの上段の調査委託料、保健センターの改修のための委託料だと思うんですけれども、先ほど田中議員のほうからも、個別計画等で町としてもやはり施設を減らしていかなければいけないという現状の中で、この調査を行えばその次には大規模改修、そして10年、20年延命を図っていくという認識でよろしいのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの神山議員のご質問でございますが、おっしゃるとおり、あちらの建物につきましては既に建築から三十数年が経過しておる中で、やはりここである程度の改修を加えることによって、今後20年、30年あそこに建物を配置するというふうな考 えから今回の改修に至ったわけでございます。
  そうしたことからも、今後20年から30年はあちらに、そのまま社会福祉協議会と保健センターという活用の仕方になるのかどうかというのは分かりませんけれども、建物を活用していくという考えの下で決断に至ったところだと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 先ほど述べたように、町としても公共施設を減らしていきたい、財政的な部分、また20年というお話がありましたけれども、2040年にはときがわ町では7,000人ぐらいの人口になるのではないかと予測されている情報もあります。また、財政の厳しさもあります。そういうものを鑑みて、また数年前、文教の所管事務調査で集約したほうがいいんじゃないかと議員のほうから投げかけた経緯もあります。全てを加味するところをやはりここはもう一度冷静に検討をするべきではないのかなと私は思うんですけれども、そのあたりどのようにお考えなのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、全体的な計画からいきますと、保健センター業務ですとか社会福祉の業務というのは、これはやはりどの時代であっても必要であろうというふうなことは推測できるわけでございます。じゃ、それをどこに配置するかというふうな問題になってくるんだと思うんですけれども、そういった部分につきましては、やはり現場の対応する職員の意見ですとか、実際に利用する方の意見というものを聞いていかなければいけないというふうには思います。
  そうした中では、やはりあそこにあるから逆に相談がしやすいですとか、ほかの何というんですか、施設と集約されてしまったことによって、本来拾い上げなければいけないような相談というものができなくなってしまうというふうなことになると本末転倒になりますので、そこのところは、十分現場の意見等も聞きながら今回の決断に至ったというふうなことでご理解いただければと思います。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 大規模改修は幾らかかるか分かりませんけれども、その金額、また調査費、また将来のことを考えても今の説明だと少し弱いのかなという私は認識をしております。予算計上しておりますので、ぜひその場しのぎではなく、将来のこともしっかり見据えて考えていただきたいなと、活用に当たっては最大限効果があるような活用をしていただき たいなと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 議席番号4番、小島です。
  2問お願いいたします。
  ページ数、118、119、2款予防費の中の健康づくり推進事業について。
  概要の中でお話がありました健康ポイントキャンペーンについて、新規だと思いますが、こちらのほうの内容をお聞かせください。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  ポイントキャンペーンにつきましては、平成26年頃にもやっていた経緯があるんですけれども、その後しばらくポイントキャンペーンという形では取り組んでおりませんでしたが、ここに来ましてコロナの関係の中で、集団で取り組む健康事業等はなかなかしづらい状況となっておりまして、個人でも取り組んでいる方もいらっしゃるので、そういった方たちにも動機づけといいますか、そういったものを与えてさらに取組を進めていただきたいというのが始まりのほうなんですけれども、対象としましては、今までのポイントキャンペーンでも健診だとか、特定健診ですとかがん検診を受けた方等を対象にしていたほかに、今度は自分でも目標を定めて、その目標を継続された方には自主申告にはなりますが、ポイントを付与しまして、一定のポイントがたまりましたらば、バッジだとかTシャツ、タオル等、スモールチェンジが啓発できるようなものを用意して、それをお渡ししていきたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 では、町独自のポイントキャンペーンということでよろしいんでしょうか。県でも健康マイレージというポイントの活動があると思うんですが、そちらとはまた別の問題で、町でやるスモールチェンジに対してのキャンペーンということでよろしいんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  ご案内のとおり、県でも健康マイレージという取組を数年前からやっておりまして、ときがわ町はそこにはまだ参加しておらないわけで、県からも参加しませんかというお話もいただいたりしているんですけれども、今回は独自のキャンペーンとしてやることといたしました。そちらに参加しないで、独自の道を選んでやっていこうということでやらせていただきたいと思っています。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 またここでスモールチェンジをぜひ推進していただきたいと思いますとともに、もし県のほうのマイレージも検討いただける余裕がありましたら、次回また考えていただけたらと思います。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○4番 小島利枝議員 ページ数、120、121ページ、母子保健事業の中の18節補助金の中で、多胎妊婦健康診査補助金というのがございます。こちらのほうも今回から初めてのものかと思うんですが、実施内容を伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  多胎妊娠健康診査助成事業ということなんですけれども、これにつきましては、子供さんお一人妊娠する方より複数のお子さんを妊娠した方につきましては、出産までのリスクが高いということでありまして、通常の妊婦健診にプラスした場合に1回につき上限5,000円助成金を出して5回まで対応したいと考えております。ですので、お一人に対して最大で2万5,000円の助成金を出して、多胎妊娠に対して安心して子供さんが出産できるように支援していこうというものであります。そんなにときがわ町、双子さん、三つ子さんという方はいらっしゃらないので、1名が5回受ける分だけの予算は計上したということになっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 この検査、私が以前一般質問させていただいて、ぜひ取り入れていただきたいということで、今回初めて入りましてありがとうございます。今回、1人分ということなんですが、もし今年2人になったりした場合は追加でやっていただけるんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 その場合につきましては、予算のほうを確保しまして、妊娠された方全員に対応していきたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  ほかに。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  2問、最初にお願いします。
  1問目ですが、ページ、101ページの負担金補助交付ですが、登録店利用者補助金、これは議会予算概要で見ますと月イチ食堂登録店の事業者ということですが、この内容を踏まえてちょっと中身を教えていただきたいです。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  この事業は、新規事業ということで、2月17日の全員協議会において少々触れさせていただきました。65歳以上の高齢者及び障害手帳をお持ちの方に対して月に1回食事券を交付できるということで、500円の食事券が月ごと12か月分6,000円の補助ができるというような内容の事業となっております。
  今回、この事業費475万2,000円を計上させていただきましたが、こちら算出するに当たりまして、対象者4,400人に対して20%の方が利用していただけるんじゃないかということで、掛ける20%、その方が9割ほど使っていただけるという想定で算出をさせていただきました。
  この根拠となるのが、従来どおりありました温泉券の補助につきましては、13%の利用にとどまっていたということから、これよりは多く使っていただけるんじゃないかということで計上させていただきました。
  4月からにならないと使えないんですが、申請を今週の月曜日からスタートさせていただきまして、月曜、火曜の2日間で既に130人の方が申請に来ていただいております。多くの方が広報を見て、新しい事業と聞いたんで申請に来ましたということで、多くの方が申請に来ている状況でございます。本日ここにいらっしゃる方々ももらえる対象になっている方が大勢いらっしゃると思いますので、ぜひお早めに利用券の申請に来ていただきたいと思います。本庁舎の福祉課及び第二庁舎の観光推進室で交付しておりますので、何とぞよろしくお 願いします。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 保養所利用者補助金も含めて、たしかこの量にしますと「おすそわけ」の予算は1,000円きし、組んでいないんですよね。私は、この仕事、月一の食事ということでそれだけの価値があるのかどうかは疑問点もあるんですよ。
  ただ1つ問題は、今、課長が答弁していただきましたけれども、はっきり500円、12か月6,000円、金額を示していただきました。ということは、これが月イチ食堂というので、議会の議決前に案内されているんですよ、広報でね。これはちょっといかがなものかなと思うんですよ。月イチ食堂が始まりますぐらいならある程度理解できますけれども、今回も500円ということで6,000円ということで数字も述べられております。こういう問題についてはやっぱり議決前執行、議会軽視ということも問われて仕方ないんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  議員のおっしゃるように、予算の採決を受ける前の執行でございますので、その辺、私どももこの事業を進めるに当たりかなり悩んだところではございますが、4月1日からスムーズに事業を進めたいということで、2月17日の全員協議会において、その辺少し早めになっちゃいますけれども、よろしくお願いしますということで説明をさせていただきました。そういったことで、福祉課として、役場として、議会を軽視しているというわけではございませんので、何とぞご理解のほういただきたいと思います。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからも補足で答弁をさせていただきます。
  野原議員のおっしゃることも、当然のことというふうに思います。議会軽視にならないように、事業についての新年度予算のまだ議決はされていない案件ですので、そこのご案内の仕方についてもそういった意味のところで誤解のないように気をつけて行っていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。その辺のところを考えながら、担当課のほうも議員の皆様にもご説明をしていた部分もあるかと思うんですけれども、出た内容が誤解を招くようであれば、また慎重に進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 課長、全協で前もって説明しましたと、全員協議会というのは決定権がないんですよ、説明ですからね。だから、そういうことを踏まえて、いろいろな問題がそういうことで議会軽視とも言われる。そして、議決前の執行ということで誤解を招く。だからせめて「月イチ食堂始まります」ぐらいの案内で済ませればいいのを、もう数字まで載っちゃっているんですからね。この数字においては議決が必要なんです、ある程度ね、大事な問題なんですよ。私は到底この問題については賛成できない一人でございます。今、今後考えると言いますけれども、やっぱりこれは大事な問題だと捉えていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね、回答は。
○12番 野原和夫議員 はい。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○12番 野原和夫議員 123ページの新型コロナウイルス感染症対策に関する経費の、私、今回の予算を見まして、コロナ対策費用というか、例えばPCR検査を希望者に補助金を出すとか、そういう問題の予算が全然組まれていないんですよ。この51万ですか、この予算の中での配分というのは到底理解できないんですが、コロナ対策の全体としての費用というか予算は今後組めないのでしょうか。この内容についてもちょっと説明をお願いします。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  今回ここに計上しました消耗品51万円ですが、この内容につきましては、保健センターで既にアルコール、マスク等を備蓄しておるんですが、その辺を追加で購入、あるいは入替えをするための費用として計上させていただいております。
  感染症につきましては、この後、補正第7号という追加議案の中でワクチン接種についての準備費用については示させていただきたいと思っております。その他については関係する各課でも対策費は持っているかと思うんですが、まとめての計上ということは今のところは考えておりません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 考えていないという中で、私ちょっと問題があるのは昨年4月8日ですが、コロナ対策議会運営打合せ会というのがありまして、その内容の中で、非常態勢であることを職員一人一人が自覚すること、町民との信頼関係が崩れたら終わりであるという報告が町長より出ているんですよね。やっぱりコロナの問題が今、変異株が埼玉は多くなっ て出ているんですよ。大変危険な状態でもあるんですよね。だからそういう中でコロナ対策、やっぱりPCR検査も含めて、ぜひこの予算計上も追加で出せるんじゃないかなと思うんですよ。そういうことも今考えていない、町長、これはどう思いますか。町長にお願いします。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 本当にコロナ対策については、国も県も町も最重要課題としてやっていきます。ときがわ町においてPCR検査について早急に必要かどうか、これはもう一回各課に戻して検討させていただきますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  ほかに質疑ございませんか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 125ページの地域エネルギー活用事業なんですが、この予算には入っておりません。常々私疑問にこの頃思ったんですが、第二庁舎にまきストーブがあるんですが、ずっと使用していません。先ほど来、環境に優しいときがわ町であるならば、あれを使用しないというのはどういう訳なのかお聞きします。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  あのまきストーブについては、以前、これは木質バイオマスと、まきストーブということで当時の環境課のほうで設置したわけなんですが、やはり原発の事故ですね。10年前なんですが、それ以来、国のほうから放射能の関係でまきストーブの灰にはやはり放射能が濃縮されて、200倍程度の放射能が検出されるということで通知がありました。公共の施設で行うというのは十分その辺を気をつけてくれという話があったのは事実でございます。
  ただ、今もうこれで、あしたで10年たつ中で、恐らく、測ってはいないんですが、町内のまきについてももう相当放射能のほうも減っているということで、あのまきストーブについては今、脱炭素という考えの中で、木を燃やすというのはやっぱりCO2をカウント上は出さないと、カーボンニュートラルという考え方の中で、積極的に当課としても進めるべき立場でありますので、10年たったということも含めて、例えば来年度以降、あそこでまた燃やすか、それともあと町内で、町の施設で必要なところがあればそちらのほうもちょっと探してみまして、今後ストーブをどうするか、あれは活用していくという形で進めさせていただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。確かに10年たちました。そして、やはりあそこで燃しているとそれなりに人も集まって、火を見るとやっぱり心が和むんですね。ですから、あそこで、今言ったとおり使えないのであれば、いっぱい施設があるわけですから、指定管理者のところもあるわけです。そういった意味で来年度よりどうにか使うという方向で、ぜひ進めていただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。答弁よろしいですね。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって3款から4款の歳出の質疑を終了いたします。
  次に、予算書の128ページ、5款労働費から174ページ、9款消防費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  3点ほどお伺いします。
  136ページ、中段から上、有害鳥獣対策の設計委託料ですけれども、場所等の詳細を教えていただきたいなと思います。
  また、タイムスケジュール等を分かる範囲で教えていただければなと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、こちらの設計費ということでよろしいですよね。
  それでは、お答えさせていただきます。
  場所は、予算の全協のほうでもお話ししたかと思うんですが、今、大字西平地内を中心に検討をしております。まだ具体的な場所まではちょっと皆様に申し上げられない状態でございます。こちら決まりましたら、またご報告させていただきながら進めさせていただきたいと思います。場所がそういう状況ですので、具体的スケジュールということなんですが、まず場所のほうの決定、それによっていろいろな建物の配置が決まってまいりますので、場所のほうの決定を優先して何か所か検討しておりますので、そちらを優先して実施してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 西平地内ということなんですけれども、町内の施設を活用するのか、そもそも新しく建てるのか、そういうところを分かる範囲で教えていただければと思います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  既存の施設の再検討ということもちょっと検討しておったところでございますが、今現時点の状況でございますが、新たな施設を建築したいということで考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。2問目……
          (発言する者あり)
○岩田鑑郎議長 失礼しました。
  神山俊議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  2問目ですね、149ページ、下段から上、町観光協会通年補助金ですけれども、今年は少し強化のため、予算を増額するということなんですけれども、施政方針の中にも観光協会の自立を促していくというところなんですけれども、大体何年間をめどに自立を促していくのか、自立させていくのか、そのようなお考えがあるのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  本年度につきましては、明覚駅のほうに観光協会が移るということで補助金のほうを増額させていただいて、計上させていただいております。
  今年度、観光協会のほうが明覚駅に移って、年末年始を除いて1年を通じた活動をしていくというふうなことで、町内の総合的な観光案内を実施して、商店街への周遊を図ったりということで、まず観光協会の会員さんを増やしてもらうというふうなこと、メリットがあるような施策をして増やしてもらうということで、そういった意味でも自立を促進していきたいという考えではおります。
  何年ということなんですが、こちらのほう、今ちょっと何年ということは明確にそこまで申し上げられないんですが、観光協会のほうとよく観光推進室も詰めて進めてまいりたいと 考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 じゃ、補助金の増額は今年で終わりなのか、それとも数年続くのか、その辺の見通し等、分かれば教えていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 お答えさせていただきます。
  こちらにつきまして補助金の分なんですが、人件費が大きな部分を占めておりますので、1年を通じての観光案内を年末年始を除き実施していくということですので、何年かはこの額でお願いできればと考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 課長の丁寧な説明、よく分かるんですけれども、ぜひめどをしっかり、目標を立てて何年までにはやっぱり自立してもらうというのをしてもらわないと、このままずるずるいってしまうとまずいと思うんですね。だから、3年なのか、5年なのか、10年なのか、それは現場の人たちとの相談等もあると思うんですけれども、ぜひ一日でも早く自立していただいて、町のためにより一層活躍できる団体になってもらえばなと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者あり)
○岩田鑑郎議長 ごめんなさい。すみません。3問目。
○3番 神山 俊議員 3問目ですけれども、154ページ、上段ですけれども、地域おこし協力隊推進事業ですけれども、1名の隊員の方が今年度で3年目を迎えるということなんですけれども、今後の活動についてどのような方向性があるのかお伺いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 令和3年度で1名の隊員が最終の年度を迎えます。こちらの隊員の方はもちろん、2名ともなんですが、ときがわ町に2人とも定住希望があるということで、現在、試案のほうはいろいろこういうふうな事業をやりたいということで、木下隊員が退任ということで、まだ1年ありますけれども、幾つか事業というかやりたいものというふうなものを持っております。今、産業観光課と隊員のほうで話合いを持っておりますので、希望 に添えるような形で事業が実施できるようにというふうな形で打合せをしております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 地域おこし協力隊は最長3年というのが期間ですけれども、今年1年で巣から飛び立つ準備をするというイメージだと思うんですけれども、ぜひ飛び立った後も町として関わっていただいて、地域おこしの方に定住してもらって、また町のために活躍してもらえるように、町としてもできるだけサポートのほうをしていただければなと思いますけれども、お伺いします。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 もちろん、3年間という短い期間で町外から来て、我々はもちろん知り合いに、役場で一緒に仕事をしておりますし、猟友会関係者の方も知り合いの方は増えてきましたが、やっぱりまだ知り合いも少ないということもあります。起業に向けたもちろん相談をさせていただくとともに、その後定住もしていただくという希望がありますので、地域おこし協力隊の任期が終わった後も支援してまいりたいと考えております。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  5番、田中紀吉議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  2問お願いします。
  ページでいくと141ページ、林業振興一般管理費の中で経営管理権集積計画策定に関する調査業務委託ということなんですけれども、どこにどういう内容でやるのか教えてください。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  こちらのほうの経営管理権集積計画策定に関する調査業務委託ということでございますが、こちらのほうにつきましては、上段にあります森林の経営管理に関する意向調査業務委託ということで、上段の森林所有者の森林管理の考え方というふうなことで意向調査を数年に分けて実施しております。こちらの意向調査が終わった区域につきまして、今度は対象森林の状況がどのようになっているかというふうなことを調査して、森林整備につなげていくための現況調査を行うということでございます。令和3年度につきましては、西平地域の池の入というところの付近から大附のゴルフ場のほうにかけての約50ヘクタール程度等、現地調査 を予定しております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私もその点はよく分からないので、ぜひ教えていただきたいんですけれども、ここもう何年もやっていますよね、意向調査についてはね。だと私は思っているんですけれども、そんなにかかるものなのかなと思って非常に疑問なんですよ。だから、都幾川は昔から木の村で、いろいろ歴史的に経過もあります。それで、森林環境税ももちろん導入されたりとか、事前に頂いたりということがありますね。そうなれば、私は非常にときがわ町は先進的にこういう取組ができる、こういう利用ができる、町長じゃないけれども、川上から川下までのという、そういうのがあるかなと期待しているんですね、いつもね。だからそういう部分で、何か非常に見えないというのかね。大変不勉強で申し訳ない部分ももちろんあるんですけれども、そういう部分を非常に感じるんですよ。
  だから、都幾川はとにかく歴史もあって、経験もあるわけですから、何かうまく発信ができないかなと思うんですけれども、この業務委託の中ではそのことはきちんとできるんでしょうか。伺います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの業務委託につきましては、森林整備を進めるために現地の状況を確認するというもので、現地に行ったところで、まだ施業には早い山であったり、実は山林所有者の方には意向調査をしているんですが、行ったらもう整備されていたという山もありますし、あとはどういうふうな作業道を入れて、どういうふうな計画をするか、こちらの現地の調査をしたところから、随時今度は森林の整備のほうに入っていきたいという、こちらあくまで森林整備をするための調査をするというふうなものでございます。
○岩田鑑郎議長 田中議員、3回目。
○5番 田中紀吉議員 大変私も勉強不足で、よくイメージがつかめないんですけれども、やっぱり森林を持っていたり、それから活用したりとか、もう総合的な問題があると思うんですよね。何か踏み込みがなくて、調査をしました、意向調査をしました、何をしました、じゃ、その次は何なのかなというのが非常に見えない。大変申し訳ない部分は、じゃ、お前どうするんだと言われて大変申し訳ないんですけれども、ぜひそういう点はいっぱい先輩やプロもいるわけですから、どうやったら、じゃ、生かせるのかというところに踏み込んでいただくような調査だったらいいと思うんですけれども、ぜひ知見としては、日本でいけば西の ほうは非常に進んでいるところもあると思うんですよ。だからぜひそういうところも学んで、前町長なんかはかなりいろいろな形でやっていましたけれども、その辺が生かされないような気がするんですね。そういう使い方をしていただきたいという、そういう意味で、ぜひお願いします。その点、1点伺って、この問題は終わりにしました。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 現地の調査をすることで森林経営計画というのを立てて、その場合でしたら国・県の補助がもらえるというふうな形なので、そういった有利な状況で森林整備のほうを進めてまいりたいと考えております。
○5番 田中紀吉議員 お願いします。じゃ、2問目伺います。
○岩田鑑郎議長 2問目、お願いします。
○5番 田中紀吉議員 2問目は、173ページです。失礼しました。
  防災関係なんですけれども、こちらにちゃんと災害時に必要な物資だとか、防災訓練の実施ということで事業の概要が書いてある。昨年は統一訓練がコロナの問題でできなかったと、それで、都幾中でいろいろな用具を使ったのをやったと、大変有益だったと思うんですね。今年はまだいろいろコロナの問題はありますけれども、少なくともコロナの問題だからできないんじゃなくて、コロナのものがありながらもできる訓練があると思うんですね。
  それで、課長に伺います。これはその訓練の費用も入っているというふうに見てよろしいんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 ご覧になってのとおり、令和2年度の予算とほぼ同額の予算が計上されております。つまり、この中にはそれらが計上されているというふうなご認識でよろしいかと思います。基本的に防災訓練はときがわの場合には特別、例えば大型車両をレンタルしてくるだとか、何か大型のテントを建てるだとか、そういった経費が発生しないスタイルで開催しておりますので、この中に含まれております。
  なお、令和2年度につきましても、人を集めることに対しまして、かなり住民の方が実はナーバスになっておりまして、それらを配慮した上で、今年は統一防災訓練はできないのだけれども、できましたら防災の日に家族で会議を持っていただいて、防災に対する非常時の集合場所だとか、何を持って避難所に行きましょうだとか、そういった形で家族会議をするだとか、あるいは家族内で防災用品の点検をする、必要なものを買いそろえるだとか、そういったことでお願いしますということで、広報等を通じて案内を申し上げたところでござい ます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 大変いいお話だったと思うんですね、私もね。3.11じゃないんですけれども、ちょうどそういう時期だとか、この間も大きな地震がありました。ときがわ町は一昨年でしたかね、台風のときに避難所の開設ということで、大変皆さんお疲れさまでした。
  だから私思うんですけれども、例えば職員の非常時招集だとか、角度を変えた訓練だとか、集まるだけじゃなくてできる訓練もあると思うんですね。あと、地域の中では自主防災組織ということでやっていますけれども、あれも比較的ちょっとマンネリっぽくなっちゃっている部分もありますので、別の角度だったり知恵出しだとか、そういう案内もしていただいて、防災意識をどうやって高めるかという、津波が来るわけじゃないわけですから、ときがわはときがわの地域の中での生かし方の防災という意識も必要なんじゃないかと思うので、ぜひ、今、課長がおっしゃったみたいなことは繰り返しというんじゃないですけれども、啓蒙をしていったらと思いますので、よろしくお願いします。これ、答弁結構ですから、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3問お願いします。
  まず最初に、139ページ一番上に、18節交付金、環境保全型農業直接支払制度交付金、それとその下の18節交付金、多面的機能支払制度交付金、これは歳入の中にそれぞれ県の補助金がございますが、89万7,000円、25万8,000円と今お話しした金額よりも少ないものでした。これは少ないのは補助率の関係なのか、少なかった分が町の負担分なのか伺います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  環境保全型農業直接支払制度事業につきましては、国の事業になりますが、こちら補助率は国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1でございます。
  それと、多面的機能支払制度事業、こちらにつきましても、補助率は国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1でございます。
  以上でございます。
○6番 山中博子議員 残りの分が町の負担ということですね。
○坂本由紀夫産業観光課長 そうです、そうです。町は4分の1の負担ということです。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 多面的機能支払制度交付金については、新しい制度のような気がしますが、どんな制度なのか伺います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、農業・農村の多面的機能ということで分かりづらいんですが、国土の保全ですとか、水源涵養等の整備を地域の共同事業体が実施する場合に対する補助ということで、水路の清掃であったり、道路の清掃と補修なり、草刈りなどというのを共同作業する場合に交付するというふうな制度事業でございます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 1問目、いいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目。
○6番 山中博子議員 155ページの上段、観光振興推進事業、13節の使用料、システム使用料。
  今まで、事業概要はレンタサイクルを推進するための事業とし、修繕料、整備委託等、レンタサイクルに係るものでした。令和元年度においてはレンタサイクルバッテリー代を歳出しています。令和3年度からは観光協会が貸出し管理をすると伺いましたが、令和3年度におけるこのシステム使用料は何なのか伺います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  こちらのシステム使用料につきましては、観光推進室のほうでドローンを予算計上させて購入させていただきました。こちらのドローンに対する動画編集のソフトを導入いたしまして、観光のためのPRを図るというふうなものでございます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 3問目。
○6番 山中博子議員 同じく、155ページの真ん中、地域おこし協力隊推進事業、18節補助 金、地域協力活動事業費補助金ということで、317万7,000円。
  令和元年度から令和2年度に2人になったことで元年度から2倍になったんですが、それにも増して、令和3年度200万円近い増額がありました。この増額理由は。
○岩田鑑郎議長 ちょっと待ってください。はい、お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  これ、当初予算案の説明のときにちょっと触れさせていただいたんですが、先ほど、神山議員からのご質問がございまして、隊員の1人が令和3年度いっぱいで任期が終了するということで、最終年度につきましては、起業に伴う経費というものが国の特別交付税で100万円財政支援が受けられるということがございますので、そちらを計上させていただきました。
  また、こちらの地域協力活動事業費補助金につきまして要綱を制定させていただきまして、昨年の予算書では講習会の参加負担ですとか、そのようなものを計上しておった科目があったんですが、隊員が活動しやすいように、自分が参加しやすい講習会に参加していただくとか、そのようなことで補助金の中に入れたり、任期終了後、独立に備えた必要な備品の購入等、予算を組み替えてこちらのほうに加えさせていただいたということでございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  ページ、137……
○岩田鑑郎議長 何問ですか。
○12番 野原和夫議員 2問あります。
  137ページなんですが、有害鳥獣対策事業の中で委託料101万1,000円ですが、主要なこの概要の中には有害鳥獣解体施設設計委託料とあります。いよいよジビエに進んでいくのかどうか、この問題について。
  そして、この解体はやっぱり町内でできるのか、できるから予算を立てるのか、この問題については計画をどのように見ているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 委託料の設計委託料でよろしいですかね。設計委託料100万円と いうことで、こちらにつきましては、先ほどご質問いただいたんですが、こちらはまずは解体施設というものから始めさせていただいて、ジビエでは許可が要りますので、まず解体施設からスタートして、将来的にジビエにつなげていきたいというふうな考えでおります。まず解体する場所を設置するということで、その設計費として計上させていただいたということでございます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 ちょっと計画に乏しいと思うんですよね。やっぱりこれやるには最終的にはジビエに届くと思うんですよ。それで、ときがわ町においては放射能汚染等も含めて、動物との関係があると思うんですよね。あらゆる面を精査してクリアできたからここに進めるというんじゃなくて、取りあえずという言い方は私は事業の中で失敗があると思います。そういうことはいけないと思うんですよね。だから、そこのところの基準がもう少しきちんとしていないと、この事業は進めても無になってしまうのではと。
  課長、この問題については課長の仕事というか、課に対応するいろいろな問題が多過ぎるんですよね、大変ですよ、分かるよ。でも、その中でこの問題については取りあえずという言葉は使っていけないと思うんですよ。やっぱり熟してやる、計画をこれからやるんだということの意気込みがなければついていく人はいません。だから、そこのところをもう一度お願いします。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 大変すみませんでした。言葉がちょっと足らなくて申し訳ありません。
  まず、解体施設を整備して、その後にジビエにつなげたいということでございますが、施設の活用、解体施設のほうでは解体技術の向上なり、そのようなことをまず実施して、その後、ジビエ施設のほうに発展できるようにつなげてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 ときがわ町だけの問題じゃないと思うんですよね、全体から広がる問題だと思うんです、これね。いずれジビエに到達する前に、この計画、熟してここまでの計画、何年計画という、その計画は全然ないわけじゃないでしょう。だから、これをやるわけでしょう。先を見据えた計画はあるわけでしょう。それがなかったらやめたほうがいいと 思うんですよ、私は。
  だから、何年後にはジビエに移る、この計画がもうきちんと定められて、計画はできているんだということを踏まえていかないといけないと思うんですが、小峯副町長、この問題についてはどう考えていますか、執行部として。町長、お願いします。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 今、鳥獣害の駆除のほうで一番困っているのは捕獲したんだけれども、焼却場まで持っていくのに解体をしなければ持ち込めないという現状はあります。だから、これを優先させた施設をまず造るということが大事で、課長にも話をしたつもりなんです。ジビエに到達点かもしれないけれども、まずそこをやれということでございます。
○12番 野原和夫議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 1問よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○12番 野原和夫議員 2問目ですが、137ページの下段にあります市民農園管理運営の経費です。
  課長、市民農園については現状この区画は全部埋まっているのかどうか、これはせっかく造った市民農園ですから、継続も必要でありますから、その中での運営状況を今後の課題としてどう見ているのか、お願いします。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず、市民農園の今の現状でございますが、全体で市民農園77区画でございます。そのうち今活用しているのは68区画が利用されているという状況でございます。こちら毎年ちょっとお話をいただいて、それぞれの町有施設に貼り紙をしたり、またホームページでも空き状況というのを掲示させていただいて、利用率の向上に努めているということでございます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 以前は、この問題については積極的にPRしましたよね。そして満杯になったんですよ、埋まっているんですよね。やっぱりそこは現場の監督として、課長が出向くことが無理だったら部下に出向かせて、その状況を判断して、PRしていっていただきたいと思います。
  それで、緊急事態宣言が解除されれば、自然に恵まれたときがわ町は完全に前進できると思うんですよ。そういう中で農業をする人たちが増えてくると思うんですよ。そういうことも踏まえてやっぱりPRをして、活用を広げていただきたいと思います。
  課長、その思いはどうお考えでしょうか。伺います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ときがわ町、ここのところで市民農園の問合せというのも何件か入っておりますので、積極的にPR、イベント等をできるような状況であれば、昨年実は町外の方がイベントに来たときに市民農園のパンフレット、まだ空いている区画を机の上とかに置いて、こういう活動をやっているのでPRをというふうな計画をしておりました。そのようなことも含めまして、積極的にPRしてまいりたいと考えております。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
○岩田鑑郎議長 何問。
○6番 山中博子議員 1問。
○岩田鑑郎議長 はい。
○6番 山中博子議員 171ページ、常備消防費負担事業の18節負担金のところです。比企広域市町村圏組合負担金2億3,996万9,000円のところです。
  埼玉西部、坂戸・鶴ヶ島、比企広域、西入間の4消防本部局が飯能日高消防署に共同消防指令センターを設置すると聞きました。今年度のときがわ町の負担をお聞きします。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 山中議員の共同消防指令センター、これの運用に係る経費で、今年のときがわ町の負担は幾らかというふうなご質問でございます。
  令和3年度につきましては、広域全体で918万4,000円の負担という計画でございます。あくまで計画です。これをときがわ町の全体の広域における負担率8.7%を乗じますと79万9,000円、約80万円の増額が含まれているというふうなご理解でお願いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 消防指令業務共同運営基本計画では、共同消防指令センターの運営経 費の比企広域の負担割合は17.39%とされています。総額で令和4年度10億5,000万円、令和5年度13億9,000万円と負担が増えます。今年度の予算においては負担が増えることを予測しての予算立てなのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、今後の予測を考えての予算立てかということでございます。
  この事業、令和3年度、令和4年度、令和5年度にかけてそれぞれ仕事をやっていくわけでございますが、令和3年度につきましては、それら今後の設計をしていくというふうなことが主な予算の内容、設計費ということでお伺いをしております。概算の令和4年度、令和5年度の金額というのは過日、消防長のほうから町長に示された数字の中に入っておりまして、一応イメージ的には考えております。
  山中議員、今後大きな負担が入ってくるというふうなことを考えているのかというふうなご心配をなされていると思うんですけれども、それぞれ示された金額は事業費ベースの金額でございまして、これの中に補助金が入ったり、あるいは有利な起債が入ったりするということで、この生の金額が全部それぞれの4消防が負担割合に応じて分担し合うということではございませんので、その点はひとまずご安心をいただいて、様々な補助金制度を活用しながらなるべく安い経費でやっていって、最終的に何でそんな共同運用をするかというと、施設を更新する経費が1つの消防組合でやるより複数の消防組合で更新をしたほうがメリットが出ると、これスケールメリットですね。それから、今度は運用する場合においても消防の指令室を各4消防ごとに分散させるより1つにまとめたほうが合理的な運用ができる、これ、それぞれコストが安くなるというふうなことで、指令室の合併というふうに考えていただければいいと思うんですけれども、それをこの4消防で協議しながら今後進めていくというふうなことでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、野口守隆議員。
○9番 野口守隆議員 1つだけお願いします。
  163ページです。
  これは、予算には出ておりません。河川清掃のことなんですね。毎年河川清掃を行って、 特に去年は異常なほどバーベキューの方が見えられて、せっかくきれいにしたのにごみを捨てられて、非常に憤慨している方がおりました。私本当に思うのはもしあれだったら、草を刈らないほうがいいのかなというぐらい思っておりますが、少なくとも我々地域の人間が本当に暑い中、一生懸命草刈りしているのに、ごみを置き去るのは非常に確かに憤慨したくなります。もしも草刈りをやめないのであるならば、地域の住民がこうやって草刈りをしてきれいにして保っているんですよというような啓発活動、つまり看板を立てるとか、あるいはパトロールするとか、ぜひそれをやってもらいたいと思います。
  また今年も暑ければ、かなりの人たちが来て、残念ながらごみを捨てる状況が見受けられると思うんですが、その辺ぜひ啓発活動をやってもらいたいと思うんですけれども、どうですか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  河川清掃の、特に草刈り、ごみ拾い等の関係なんですが、これにつきましては、地元の方でやっていただいている区域がありまして、本当に助かっております。草刈りを本当に夏の暑い中やるというのは重労働で、それをボランティアでやっていただく、その中でその頑張りのところをやはり皆さんによく知ってもらうという意味で、今、議員おっしゃった看板だとか啓発、あとパトロールというのは当然そういったものは町としては地元で維持管理をしてもらっているというものに対しては、どちらかといえば本当に積極的に支援はしていきたいというふうに思っています。
  よく町長が地域力を高めるということを盛んに我々にも指示があるんですが、業者に任せるとかそういうのではなくて、地元でやっていただけるというものに対しては、ある程度一定のルールみたいのはあるんですけれども、その中で看板だとか啓発というものについては当課のほうでそういったものについては対応させていただきたいと思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。私もやはりうちのほうの近所で空堀川というのですが、ここは非常にキャンプ場がいっぱいの時は特にあそこに入るんですね。そして、行くと必ず私はごみは持って帰ってくれということを声高に言っております。大体そういったバーベキューする場所というのは役場でもつかんでいると思うんですね。一級河川、都幾川が主にな ろうかと思いますが、そういった場所に特にそういった看板を立ててもらいたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 答弁よろしいですね。
○9番 野口守隆議員 いいです。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。あとほかにいらっしゃいますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 ある、はい。
  暫時休憩いたします。
  再開を13時30分。
                                (午前11時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き、予算書の128ページ、5款労働費から174ページ9款、消防費までの質疑を行います。
                                (午後 1時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 質疑ございませんか。
  2番、長島金作議員。
○2番 長島金作議員 2番、長島です。
  すみません、2つよろしくお願いします。
  1件目、139ページ、14項目、門林沼ため池……
○岩田鑑郎議長 何ページですか。
○2番 長島金作議員 139ページ。
○岩田鑑郎議長 何問、2問ですね。
○2番 長島金作議員 ええ、2問。取りあえず、1問いきます。
  14項目ですね、下から4項目めです。
  門林沼ため池護岸整備工事のことにつきまして、どういう工事なのか、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  こちらの門林沼ため池護岸整備工事につきましては、ため池の湖岸、周りが浸食している ということから護岸の整備を実施するというもので、今年度につきましては、約20メーターの実施予定で、令和7年までの5年間、計画的に実施していくという工事でございます。
  以上でございます。
○2番 長島金作議員 ありがとうございます。
○岩田鑑郎議長 長島金作議員。
○2番 長島金作議員 続きまして、沼の隣の二、三メーターのところに町道が走っていまして、その反対側が越生ゴルフ場になっていまして、沼と道路の間のところが二、三メーターで雑木が生えて、非常にゴルフ場のお客さんが来るにしてもみすぼらしいので、本当に猫の額みたいな土地なので、あそこ道路なり駐車場なり、何とか一緒に整備していただけたらと思っておるので、その点いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それは、長島議員、道路と沼の間ということですか。こちらの工事につきましては、ため池の護岸整備工事ということでございまして、今回の工事につきましては、そこの部分ということは含めておりません。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 手を挙げてください。
  長島金作議員。
○2番 長島金作議員 分かりました。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 1問終わりですか。
○2番 長島金作議員 はい。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問お願いします、2問目。
○2番 長島金作議員 それが、さっきのが2問目です。
          (「おしまい」「もうおしまい」「おしまいだそうです」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 はい、よろしいですね。
  じゃ、続きまして、ほかに。
  10番、小宮正議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮です。
  じゃ、3問お願いいたします。
  午前中に神山議員も質問していましたけれども、137ページの設計委託料の関係で西平地 内ということでございまして、まだ場所は決まっていないよということございますけれども、私の聞いたところだと雲河原のところへ造るんだという話を聞きましたけれども、そういう話を聞きながら、これ確認でいいですからね、そこの雲河原には造らないで、西平のどこか違う場所を設定しているんですか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 お答えさせていただきます。
  雲河原というのは、彩の森の近くということですよね。そこも候補地には挙がっておりますが、まだそちらにということも決まったことではないという、地域との調整とかいろいろありますので、今現在場所は選定しているということでございます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 そういうのであればね、我々もほら、そういうあれにはあまりよく分からないんですけれどもね、そういう話があちこち知らぬ間に飛び交っているということはおかしいんじゃないかと思うんですね。だから、そういう面はしっかりして、私が一番早く聞いたときは西平の違う、萩小のそばとか、そういうようなことも聞いたり、いろいろなことを話でうわさでは聞きますけれども、ある程度でも候補地というのはちゃんと決めて、ここへ造るんだというような、そういう設計でこれからは進めていったほうがいいかなと思うので、よろしく。どうでしょうか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 お答えさせていただきます。
  現在選定しているということで、先ほども申し上げましたが、候補地が決まりましたら、また皆様にもご説明するとともに進めてまいりたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 1問目はよろしいですね。
○10番 小宮 正議員 はい。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○10番 小宮 正議員 2問目、149ページの関係で、明覚駅に今度は観光協会の事務所が移転するということでございますけれども、私もこの問題は再三言っておりますけれども、何しろちゃんとした職員を1人置いて、金をもう少し、前のとき、270万ぐらいのときかな、予算が当初は、そのときもやっぱりもう少し300万ぐらいで1人1年間雇えるように、そう いうふうにして町をアピールして、今の状態だとこれから来たってみんなパートさんですよ、パートさん、聞いた話だけれどもね。それで大丈夫なのかと俺もあそこの現場へ見に行きましたよ、実際に私は見ました、この間。だけれども、そういう中でそういうパートさんが物事を、ああいう観光にアルバイトは日常はいいですよ。最後まである程度の責任を取った人があそこへ常駐しなければ、やっぱりまずいんじゃないかと思うね。そういうことを私も再三質問しているけれども、パートさんじゃなくて、1人ちゃんとした人を募集して置いてもらえないのか、ちょっとお聞きします。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほう、町観光協会の通年分補助金ということで、今回増額で要望させていただいております。年末年始はちょっと除きますが、年間を通じてこちらで観光案内を行うという予定で、人件費が主な増額の要因でございます。
  現在、議員がおっしゃられたとおり、専門の職員ということでなくて、それぞれ臨時の職員というふうな形で対応を予定しております。今いただいたご意見、常駐というふうなことも観光協会のほうで協議させていただいて、そのようなことも観光協会に伝えて、検討してまいりたいと考えます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 なぜパートさんじゃ駄目かというと、やっぱり私も知っていますよ、皆さん商売やっているんですよ、商売を。商売やっていて、もし、じゃ、駅行きますよといっても自分の仕事が入れば、人間というのは自分の仕事を優先しちゃうんですよ。そうじゃなくて、ちゃんとした人がもう管理できて、ほかの人が援助してくれるんだったら私はいいんですけれども、やっぱりぜひともそういうふうにやって、話合いを持って、ちゃんとしっかりしてくれということをしていただきたいんです。
  そんな中で、200万が全部人件費じゃないと思うんですね。私もちょこっとうわさですから分かりませんけれども、今度、田中、そこのね、武田木工のところだけれども、あの辺に何だか駐車場を造るようなうわさも聞きました、三波渓谷の関係でね。そういうのも工事代金に入っているんですか、整備の中に。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩します。
                                (午後 1時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○坂本由紀夫産業観光課長 工事費は、入っておりません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
○10番 小宮 正議員 もう一回いいんだっけ、終わりですか、これで3回目か。
○岩田鑑郎議長 次、3問目ありますよ。
○10番 小宮 正議員 もう3回終わり。じゃ、3問目ね。
○岩田鑑郎議長 じゃ、3問目。3回目ですか。2問目の続きですか。
○10番 小宮 正議員 2問目の続き。
○岩田鑑郎議長 お願いします。
○10番 小宮 正議員 じゃ、3回目で。
  では、200万弱上がったという、その内容が分かったらちょっと教えていただけますか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの概要になりますが、約200万円上がっておりまして、このうち人件費が約160万円程度、それと需用費として、コピー機なり光熱費というふうなことで、そのようなものを設置するのに約40万円というふうなことで試算しております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 2問目ですね、よろしいですね。
○10番 小宮 正議員 また質問しますから。
○岩田鑑郎議長 じゃ、3問目。
○10番 小宮 正議員 3問目、161ページの関係で、町道都722号線について伺いたいと思います。
  私もよくこれは一般質問でやって、ありがとうございました。そういう中で、どういう計画でまた5メーター道路、拡幅は何メーターとか聞かれたときに地域の人に説明ができないので、ぜひとも大体こういう計画でいくんだということは教えていただければありがたいと思うんで。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 馬場・関堀道路、都722号線の計画についてお答えします。
  令和3年度、この5,500万円の予算を計上させていただいておりますが、こちらについてはちょうど延長が約330メートル、幅員が標準幅員で5メーターになります。道路ですので、家屋のところについては内側拡幅ということで、それ以上のところはありますが、標準幅員としては5メーター、これが令和3年度に行う部分です。
  あとは、関堀団地のほうに入っていくほうの路線、こちらについては令和4年度以降ということで計画をしております。こちらについても幅は5メートルで、延長が192メートルになっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 これは、あくまでも、じゃ幅員5メーターでいって、車のよく広くなるところありますけれども、そういうところはなくて、あくまで5メーターでずっと、簡単に言えば、関堀のほうから馬場の沼のほうまで行く道はあくまでもそれでいくということでよろしいんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  待避所的なものは設けないです。4メーター以下であれば待避所というのは必要なんですが、5メーターありますので、擦れ違いができますので、標準幅員の5メーターでいくと、そんな計画になっております。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○10番 小宮 正議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮です。
  先ほどの関係ですけれども、……
○岩田鑑郎議長 何問ですか。
○10番 小宮 正議員 1問ね。
○岩田鑑郎議長 はい。
○10番 小宮 正議員 1問、観光協会の関係で、これ要は答弁でコピー機を40万見たということですね。このコピー機を何で40万見るんですか。これね、前、商工会が移転すると建具会館に行ったわけ、行きましたでしょう。それのときに新しくコピー機を買ったわけでし ょう、全部、40万ですよ、これも。
          (「買ってないよな」と呼ぶ者あり)
○10番 小宮 正議員 建具会館にはありません。ないですよ。だって、前のがあるんじゃないかな。俺はだからそれ使えば別にね、それいい機械なんですよ、それは。だからそういうの、坂本課長分かってないのかなと思うんだよね。商工会が観光協会の窓口だったわけね。それでできないってことで西平へ移ったでしょ。建具会館に。そのときにもうコピー機を買ったと思うんですね。だけど、現在行くとコピー機はありませんけれども。そういうのはあれなんですかね、どうなってる。
  また、今度駅は移りますからって、駅移りますって言って新しいまたコピー機を買いますというのは、それじゃ無駄じゃないかなと思うのね。その点だけ1点お願いします。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 お答えさせていただきます。
  今現在、建具会館の事務所のところで使っているコピー機につきましては、あのコピー機は私のほうであれ個人の持ち物ということで、それを使用しているということなので、新たに明覚駅のほうに移転した場合について、事務所のほうでコピー機を入れるというふうなことで聞いております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 よくそれ調べてこうやったほうがいいと思いますよ。私は、名前まで言っちゃ失礼だから言いませんけどね、よくそういうものは町のやはり財産、お金が出ているわけだから、有効利用していただければよろしいかなと思いますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって5款から9款の歳出の質疑を終了いたします。
  次に、予算書の174ページ、10款教育費から232ページ、12款公債費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  8番、前田 栄議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  教育費の204ページですね。中学校国際交流事業。
○岩田鑑郎議長 何問ですか。
○8番 前田 栄議員 失礼、失礼、1問ですね。
○岩田鑑郎議長 はい。
○8番 前田 栄議員 1問です。それで何だっけな。中学校国際交流事業に関してなんですけれども、以前は何て言うんですか、ニュージーランドとの国際交流、ホームステイ的なものをやっていたんですけれども、財政の予算削減といろいろニュージーランドで地震があったということで中止になりました。ということなんですけれども、それでもって近くの大東文化とのここに書いてあるように留学生とのああだこうだ書いて、資質を育成する事業ということなんですけれども、これに関して2点なんですけれども、これは講演形式なんだか、年何回なんだかということと、大東文化との留学生との関係で、どんなような成果が今まであったかと。また、どのような成果というのは、大東文化との留学生との関係で、個人個人にレポートを提出するんだか、感想文を提出するのだか、それとか留学生の交流の後の何ですか、クラスでディスカッションをして、どのようなことがあったというのを先生が聞いたのかということが1点と、2問目として、この近隣でもいろいろな関係で、今、席来ましたけれども、寄居町ですとか東秩父の関係はまだいろいろな国際交流をやっていると。ときがわ町においても、行ける人、行けない人ということで何年か前に議論もあったと思うんですけれども、またそういうようなこの大東文化との交流を終わりにして、新たな交流の方法を模索しているかどうかという2点、お願いいたします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  久米正美教育長。
○久米正美教育長 それでは、ただいまの質問にお答えします。
  中学校のほうで大東文化大学の留学生と年に一度交流会を持っておりました。中学校のほうの、どちらの学校も私在籍していましたので、様子は分かっているんですけれども、留学生を体育館のほうに案内して、そして一度全校の前でその留学生とのセレモニーというか、出会いの儀式をやりまして、その後、各クラスのほうに留学生が分かれて行って、教室で、留学生と言ってもいろいろな国の留学生がいますので、その国の一人一人の留学生とそのクラスが日本の文化はこうですよ、こういうものがありますよなんていうことで、日本の文化を紹介する。また、その留学生が自分の母国の文化なんかを紹介しながら交流を持つ、そんなふうな交流をしておりました。
  私のほうからそういった様子を見たところ、確かにニュージーランドのほうに行って、そしてホームステイするというのは、とても強烈な印象が残って、実際に行った子供たちの様子を見ていると、やはり異文化の中でというよりは、どちらかというとホームステイという中に放り込まれて涙ながらにホームステイに入って行って、それが日々だんだん積み重なっていくうちに少しずつ何か自信ができてきて、逆にホームステイが終わる頃になると、お世話になった家族と別れの場面で涙を流しながら、だから、最初と最後で違った涙を流しながらというそんな光景をいつも思い出すんですけれども、そういった部分のニュージーランドとの訪問。
  それに比べて、今、大東文化大学の留学生との交流の場合には、いろいろな国の留学生が来ますので、いろいろな国の文化だとかそういうものが吸収できる。そういう点で学ぶものが多いのかなというような気もしております。子供たちの感想文を留学生に渡したりとかしながら、いい交流ができているかなというふうな感じを受けています。
  今のところ、今後また元に戻して海外にというようなことは考えてはおりません。
  回答になったか分からないんですけれども、以上です。
○岩田鑑郎議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 はい、すみません。
  以前は、約200万ぐらいですか、これでニュージーランドということでいろいろ報告だとか、報告会に行かせてもらったんですけれども、今、教育長が言ったように、何ですか、いろいろな民族のそういうバックグランド的な習慣だとか何かというのもあると思いますけれども、じゃ逆に、何て言うんですか、英語……、英語だけじゃないですけれども、英語の観点から言うと、これからグローバル化とは言っていますけれども、コロナの関係でグローバル化もどうなるか、これはまた分かりませんけれども、私も何ですか、義務教育から英語をやっていて、いろいろな点で外国人と話したのは、学生のさよなら旅行で行ったとき初めて外国人と対面して話したけれども、なかなか言葉が出なかったですね。
  ただ、そういうアメリカ人だ、イギリス人の場合は、赤ん坊でも英語をだんだん話してくると、そういうことで、幼少の頃からそういう一つの違った文化の何ていうんですか、語学を耳にして、いろいろときがわ町でも海外で活躍する人も出てくることでしょう。
  ただ、行ける人と行けない人がいるという観点から、いろいろな関係がありましたけれども、いろいろな点で大東文化ともこれからもやっていってもらったり、いろいろな留学生だとか、チャンスがあればまた復活する・しないは別として、いろいろな点で学校教育におい ても耳からのということを要望して、これは終わります。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  1番、杉田健司議員。
○1番 杉田健司議員 1問お願いいたします。
○岩田鑑郎議長 はい、1問。
○1番 杉田健司議員 1番、杉田健司です。
  ページ数は219ページ。14節の工事請負費の中のバイオトイレ整備工事、小倉城址の件なんですけれども、小倉城址ですね。登城路等ですね、非常に整備されるということで、地元住民も非常に喜んでいると思われます。補助金のほうも2分の1取れるということで、非常によろしいことだと私自身も思っております。
  トイレに関してなんですけれども、何基取りあえず置く予定なのかと、前にあったトイレの状況はどうだったのか。聞くところによると、あのバイオトイレというか、前のトイレのときは、非常に使い勝手がというか、子供が使えないとかですね、という意見もちらっと聞いたことがあるんですが、その辺の苦情とか出ていたのかどうか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、お答えさせていただきます。
  バイオトイレですけれども、まず新しく設置するのは1基なんですけれども、1基の内訳としましてですね、洋式の大便器が1つと、小便器が1つ、2つがついているものが一体となっていて1基という対になっております。
  現在もバイオトイレ、リースでお借りしていますけれども、アンケート等も行っている中では、非常に臭いもなくて使い勝手がいいというアンケート結果が出ておりまして、今、杉田議員がおっしゃいましたお子さんが使いにくいといったご意見は、ちょっとこちらには届いていなかったので、また使っている方等も、地元の方とかにもご意見を伺ってみたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 あのバイオトイレはですね、私もちらっと見たんですけれども、中が要するに回転されていて、要するに昔の汲み取り式ではないんですけれども、中がみえてし まうんですよね。ですから、その辺が子供なんか見て嫌がったというのをちらっと聞いたことがあったんですけれども、その辺が改良されているのかどうなのかは、ちょっと今度つけるのがどうなのかはちょっと分からないんですが、その辺はどうなんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 契約についてはこれからなんですけれども、現在、予算上考えているものは、現在あるバイオトイレと同じ方式のものでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  じゃ、3回目。
  杉田議員。
○1番 杉田健司議員 改良できるものはですね、改良していってもらって、バイオトイレがそういうものしかないというふうになれば仕方ない部分もあるんですけれども、よろしくお願いしたいと思います。
  終わります。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  3番、神山 俊議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  2点ほどお伺いします。
  1点目、182ページ、中ほどから上、少人数学級推進事業ですけれども、これは一般会計のほうから支出されているわけですけれども、ときがわ町の現状を見ますと、35人学級または38人学級という、この事業として必要なのか、また国も少人数学級進めているわけですけれども、今後、子供が減っていくという中で、この事業の必要性、意義というものはどのようにお考えなのか、お伺いします。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  この事業概要のところにも書いてありますけれども、小学校で35人学級、それから中学校で38人学級に教員、町費教諭を配置しまして、全体で35人を達成しているわけですけれども、現時点から見れば、合併以降ですね、平成20年度あたりからだったと思いますけれども、先進的な取組として行ってきました。教育には手厚くという当時からの方向性があったようで、その方向を堅持してまいりました。
  こういうコロナ禍の影響もありますけれども、国でも2年生を今度段階的にですね、少人数学級化して、段階的に小学校は全部少人数学級化するという方向でございます。それは、我々が早めに気がついていたことを国も、コロナの影響はありますけれども、感じていただいているんだと思います。
  町としては、子供の数はこれから、当面現実の問題として少しずつ減ってはいきます。自然にその35人を下回ってしまう場合もあるかと思いますけれども、まだそれを上回る状況もありますので、当面はこの少人数学級、維持してまいりたいと考えております。
  以上です。
          (「補足を」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 補足をさせていただきます。
  小学校で35人学級というのは、国で小学校1年生のみ35人学級を実現するようにということで教員を配置してくれていた。それで、県のほうも小学校1年生だけじゃということで、今度は県のほうがお金を出して小学校2年生を35人学級でということで配置してくれていた。ところが、それ以降はもう40人を基準にやってくださいということで、例えば37人の新1年生でスタートした場合には、35人学級ということですから、それを2クラスに分かれて1年生を過ごす。そしてまた2年生でもそれでいける。でも、3年生になったら1クラスに戻ってずっと3、4、5、6っていかなければならないというのを、本当にときがわ町は丁寧な町で、せっかく2クラスになって始まったのが何の理由もなく1クラスになっていくのではもったいない、かわいそうだということで、他の市町村に先駆けてこれを導入していただいていたということで大変注目され、またそういった成果もあったんじゃないかなというふうに思っております。
  それで、今、課長が話しましたように、これから国のほうの施策として35人学級というのを段階的に1年ごとに小6までもっていくということですので、そういうふうになれば、今ときがわ町のほうで小学校で実施している35人学級というのは自然になくなっていくというふうに捉えています。
  ただ、中学校のほうまでは国がやってくれるかどうかというのが分からなくて、今38人学級ということで中1はやる、でも中2になった時点で40人学級になるということなんで、もし39人のクラスでスタートした場合には2クラスでスタートするけれども、中2になると1クラスになってしまう。これ多分、国で面倒見てくれないので、場合によれば、そこのとこ ろはまた引き続き町のほうでそういうケースに遭遇した場合には、面倒見ていただけるとありがたいなというふうには思っておるところです。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 大変よく分かるんですけれども、現実問題、町の方針としては、学校の統廃合は行わないという方針だと私は認識しているんですけれども、その中でやはり子供の人数を見ますと、減っていると認識しております。
  今後も爆発的にじゃ増えるのか、そういう要素があるのか、そういう楽天的な考えの執行部はいるのかなと思うんですけれども、多分、いないと思うんですね。また、現実の数字も見ますと。今年なんか出生数は二十二、三人になるんじゃないかと言われる中で、その現実の数字を見て、もちろん子供にかける教育というのは分かるんですけれども、しっかりときがわ町の将来のことも考えまして、一般財源で出しているわけですから、これをゼロにしろとかと言うわけじゃなく、そういう使い方、また違う使い方というのもあるんじゃないかなと。ただただ2つに分けるとかではなくてね、子供にとって何がいいのかというのをしっかり考えていただきながら事業を進めていただければなと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 2問目。
  3番、神山 俊議員。
○3番 神山 俊議員 2問目ですけれども、12月か1月の広報等で議長、教育長、町長等の座談会等でお話もありましたし、町長自ら「食と教育で選ばれるまち」ということでお話をされておりますけれども、今回、どのような形でその思いというか、気持ちが反映しているのか、PRをぜひしていただければなと思うんですけれども。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 これにつきましては、食と教育につきましては、ポイントを先に申し上げると、この令和2年度予算のときにかなり項目を増やしたつもりです。英語村あり、それからソフト教育、学校教育支援事業あり、少人数学級、小学生の学習支援事業、低学年への学習支援。2年度予算で反映させていただき、これをさらにまたホップ・ステップ・アップということで、またステップアップの2年目としてより充実を図っていきたい。そうい う意気込みで数字を入力したわけでございますけれども、その目新しさという点で申しますと、2年目は令和2年度予算を引き続き充実させていきたいという形でございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 ぜひ渡邉町長にも付け加えることがあれば教えていただきたいんですけれども、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 どうして私がこの「食と教育で選ばれるまち」にということを考えたかと申しますと、ときがわ町の将来像が「人と自然のやさしさにふれるまちときがわ」。これだと非常に抽象的で、分かりづらい、政策を打つのに。それなので、もう少し具体的に。人というのは、ときがわ町の将来像の「人と自然」の「人」は、主役はときがわ町民。入込客、関係人口いろいろありますけれども、何と言っても主役はときがわ町民。その中で非常に大切なのが子供であると。そういうことで、教育に力を入れなきゃいけない。学力を上げることによって町税も上がるというふうな私は認識をしております。ぜひですね、子供たちの学力を、特に基礎学力をつけてやりたいと思っておりまして、教育には力を入れる。
  それから、また以前、地元の小学校の校長が、ときがわ町の子は塾へ通っている子供たちが少ないと。さいたま市なんかはすごいよ。塾へ行っているんだよというような話を聞きますと、何とか通塾率の少ないときがわ町の子でも学校でしっかりと教育が受けられるようにということで、先ほどの議論の中でも少人数学級という国が考えている政策とときがわ町で考えている少人数学級がちょっと違うんですね。国で考えているのは、40人学級だと教育が不十分だから35人学級にする。ではなくて、ときがわの少人数学級は、落ちこぼれの子供が少ないようにと。だから、皆さんも小学校、中学校へ行ってもらえば分かるんですけれども、ほとんどのクラスが教員が2名です。算数は3名です。私は驚きました。算数の授業で先生が3名ついているんです。それはね、少人数学級という表現じゃないですね。これはね、表現変えたほうがいいと思いますね。本当に手厚い、落ちこぼれのない、塾へ行かなくても済むような教育をしているんですね。
  だから、この町の負担の600万、支援員とか教育の先生にかけている授業ですね。通常であれば、各家庭が塾に行く費用なんですね。それを町で持っているというふうな感じで取っていただければいいかなと思っております。
  それから、もう一つは、食はですね、これはですね、人間にとって一番エネルギーを使う 臓器はですね、実は脳なんですね。脳が一番エネルギーを使う。この脳にやはり食のほうで整えてやらないと、いくら教育をつけてやっても片手落ちになるということで、食と教育で選ばれるまち、そして町民税を上げたいというのが実のところですが、そういうふうに考えてですね、ここは力を入れているところでございます。
  それからまた、食は、いろいろな方面で農業とか地場産業にもすごく貢献をすることだと思いますので、そういうふうなことを考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  神山議員。
○3番 神山 俊議員 大変よく分かりました。ぜひ、食と教育と言われると、なかなか数値化も難しいと思うんですね。時間もかかることですし、成果が見づらいという部分は大変よく分かりますけれども、ぜひ数値化等できるものに対しては、やはり数値化して町民等に示していかなければ、やはり理解も得られませんし、議会の理解も得られないと思いますので、ぜひスピード感を持って各施策を進めていただければなと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、田中紀吉議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。2問お願いします。
  今、神山議員がなかなかいい話をしたんですけれども、私は別な角度から食と教育についてお伺いします。229ページから伺います。
  給食費、賄いというか、給食の食材ですね、昨年度比で103万円減っているんですね。それは、人数だとか、いろいろ食の回数だとか、いろいろ事情はあると思うんですね。あるとは思うんですけれども、町長のいうお話から見るとね、ちょっと違うんじゃないかなと思うんですね。ちゃんと冒頭でも私も言いましたけれども、給食は今回ね、月1回いろいろなのをやったりとか、この間NHKでも短時間でしたけれども報告があったりと、非常にね、現場では非常に頑張っていると思うんですね。
  それでね、ぜひなぜ減っちゃったのか、100万円ですね。103万6,000円という予算規模ですけれども、伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  これにつきましては、児童生徒数、教員数に基づきまして積算しましたので、人数が減る、それに基づくものでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私も大体計算したら3%ぐらい減っているんですよね。それは人数だと。それは単純には分かるんですよ。じゃなくて、姿勢がね、食を充実させて地元の地産の、要するにときがわ産の食材を使っていこう。それで生産者を励ましていこうということだと思うんですよ。
  ということで、あとみその話もありました。具体的にお聞きしたら、地元のみそを使うと高くなっちゃうからという話なんですね。それは違うと思うんですよ。その差額をね、何とかみそというんじゃなくて、地元で作ったみそを買うのは高くなっちゃうと、それは町費で負担する、そういう勢いじゃなかったら地元を励ましていることにはならないと思うんですよ。
  だから、その点で、伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 先ほど、地元のみそは高くて使えないというお話だったんですけれども、それは、私は、どこで田中議員がお聞きになったのか、後でまた休憩時間でいいんですけれども、お伺いしたいと思うんです。
  むしろ、給食のほうは、それを使うべくですね、まさに今産業観光課とも連携しまして、みそづくり部会の方と使用すべく協議をしているところです。全く今の御質問とは全く反対の方向でございますので、使う方向であるということを申し上げておきます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 みその話は具体的に私も伺っていますので、具体的にお答えします。
  それで、別の角度でね、30%というのが今回出た目標地産地消率という。私は、逆にね、きちんとときがわ産で賄えるものは100%やるんだと。その差は行政で持っていくと。ときがわ町の子供たちにはときがわ産で作ったものを提供できるんだと。そのくらいの方針というのかね、それを持っていただきたいと思うんですね。ないものじゃない。私が言っているのは、ないのもというんじゃないですからね。ときがわ産で賄えるものは全部ときがわの給食は使っていくんだと、そういう姿勢で、町長に伺いますけれども、方針としていかがでし ょうかね。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 それはですね、私の前のビジネスからも、ビジネスもそうなんですよ。私、フードマイレージなんていう言葉を鶴ヶ島の小学校へ、私、毎年豆腐づくりに行きましたら、5年生がフードマイレージの研究をしているんですよ。ときがわ町の子はフードマイレージ分かりませんね。分からないんですよ。そのくらい食に対する教育が足らないんですよ。だから私は「食の」と言っているわけですよ。フードマイレージというのは、3つ要素があるんですよ。ここで皆さんに講演をするわけにはいかないですけれども、ぜひね、そういうことも含めながら、これから食の教育を進めていきますので、ぜひよろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○5番 田中紀吉議員 よろしくお願いします。
  2問目伺います。失礼しました。ちょっと待ってくださいね。227ページから28ページにかけてなんですけれども、トレーニングセンターというか、運動場の関係なんですけれども、田黒と五明の関係です。ちょうど次のページに絡めてというか、続いてと、そういう意味ですね。
  これ伺いますけれども、公共、個別の件も含めて、具体的に言いますと、田黒はね、管理費として73万7,000円かかっています。玉川の運動場、いわゆる総合グラウンドと言っているところですけれども、そこで160万円ぐらいですね、管理費で。主には田黒は、借地がメインの代金なんですけれどもね、122条報告でいくと、ほかのグラウンドは全部回数だとか人数とか載っているんですけれども、経過の問題もあって田黒と五明については全く報告というか、どういう実態なのか分からないですね。それは、個別に聞いていますから、契約だとか経過の問題があって、地元の委員会というんですか、それに預けている、それはそれとして理解はします。
  ただし、今後のことも含めて、少なくとも、少なくともですよ、何人、何回、どういう使い方をされているというような報告があるべきだと思うんですけれども、その点まず伺います。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 では、お答えさせていただきます。
  田中議員がおっしゃられたとおり、この2つの運動場については、地域の運動場として地域の方たちが管理をしていただいているところでございます。また、利用につきましても、 地域への申込みで、こちらの生涯学習課のほうへ来ているものではございませんので、人数等については、細かくは把握しておりませんけれども、どういった団体が使っているですとか、例えば五明で言いますと、地域の運動会をやっているとか、そういったのは全て把握はしておりますので、今後ですね、どんな形かで報告できるように検討していきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私も議員になって今度8年目になりますけれども、恥ずかしながら田黒の運動場の存在自体を知りませんでした。そのくらいなんですね。だから、五明は前から知っていましたけれども、田黒は知りませんでした。
  やはりね、町の大きな税金を全体として使っていくというのでいけば、すぐ云々ということはないんでしょうけれども、少なくとも普通のグラウンドの町有の公共施設個別計画に載っているような施設については、少なくともそういう契約に改めるというか、契約を直すという方向をね、現在すぐ今日・明日という話じゃないんですけれども、そういう方向を目指すべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 今、田中議員がおっしゃられたとおりですね、今後、検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
          (「はい、結構です」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。3問お願いします。
  1問目、191ページの中段より下のほうで、11節役務費、通信運搬費。令和2年度より2倍以上の通信運搬費だが、これは遠距離児童が2倍以上になったのか、現在何人なのか、伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 こちらにつきましてはですね、人数はちょっとお時間をいただければと思うんですが、増えておりますのは、昨年になりますけれども、今年度中ですけれども、日影地区、五明地区の皆さんがコロナで休業があって、その休業明けにですね、路線バスを利用して通学をいたしました。その後、日影地区の方につきましては、アンケート等も取っ たんですけれども、引き続き、距離が遠いものですから、バスを使わさせていただきたいというような声もありました。
  実際、現実を調べてみますと、朝7時前に冬場だと暗いうちから家を出るような状況もありました。なので、その人数を小学校の3年生から6年生まで日影地区の皆さん、それから小倉地区の方、それからあと明覚地区でも大附の方。小倉と大附の方は乗合タクシーですけれども、その定期券を令和3年度から支給することにしました。なので、その額が増えております。額につきましては、ちょっとだけ整理させて、またお答えさせていただきたいと思います。
          (「はい、分かりました」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 たしか今年度においては、夏休み中の通学があったということで、暑いのでその期間は路線バスあるいは違った形で、乗合タクシーとか使った記憶があるんですが、夏休みだけではなくて常時通学に関する定期券を支給するということなんですか。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 はい、そういうことでございます。先ほどの日影地区の3年生から6年生、それから小倉地区の方。小倉地区はもう6年生1人になりますけれども。それから、大附地区にお二人いらっしゃいます、該当者は。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 今、日影地区ですと、1年から3年生まではスクールバス方式になっていると思うんですが、それと一緒に来られるような人数乗れないんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  バスは、今1、2年生が現実使っていまして、そのバスには五明の子供たちも乗っています。したがって、3年生から6年生まで、日影の3年生から6年生まで乗ると、これちょっといっぱいになってしまいます。立ったりすると危険ということもありますので。そこで路線バスを使うという方向でございます。
  以上です。
          (「分かりました」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 2問目。
○6番 山中博子議員 205ページの上段、19節扶助費、特別支援教育就学奨励費。昨年の7倍ほど多くなっております。どのような理由か伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 ちょっと質問を確認させていただきますが、205ページですかね。
○岩田鑑郎議長 5ページ。
○宮寺 進教育総務課長 上から……、中学校ですかね。中学校の特別支援。
○6番 山中博子議員 はい。
○宮寺 進教育総務課長 はい、すみません。ちょっとすぐ出ないで申し訳なかったんですが。
  中学につきましては、人数が増えているわけなんですけれども……。
○岩田鑑郎議長 確認しますが、確認しますが、特別支援教育就学奨励費ですね。
○6番 山中博子議員 はい、そうです。
○宮寺 進教育総務課長 これ、人数に基づいて積算したところ、こういう結果になっております。今年度53万1,000円でございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、ただ人数が増えたので7倍にもなったということで、単純に人数計算で、例えば援助費が上がったとかという関係ではないということですね。
○宮寺 進教育総務課長 はい、人数の変化でございます。
  以上です。
          (「分かりました」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 3問目。
○6番 山中博子議員 同じく205ページです。幼稚園費、下段のほうですが、18節の負担金、これがそれぞれ何倍か上がっております。これはどうしてなのか伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えをいたします。
  205ページの下から3番目、そこからお話申し上げますけれども、まず事業番号104132、これにつきましては、本年度予算1,957万1,000円でございますけれども、下から3段目のところです。これは、人数が前年度より3人増えております。この増えた3人が3歳未満児、3歳児というふうな、単価が高いところ。小さなお子さんほど手がかかるわけでございまして、それだけ利用料単価が高い。そこに子供さんがかなり割合的には増えました。それを積 算しますと、このぐらいの額に反映してしまいます。ですから、積算に基づいてこれは増加しております。
  それから、その下、一時預かり事業でございますけれども、これは約100万ちょっとの額が増加になっております。これは、令和3年度からこの一時預かりにつきましては、1日につき支給できる補助金額というんですかね、それが400円だったんですけれども、障がいのある子供さんにつきましては、1日4,000円ですね、ということで、大きな額の変更がございました。その障がいのある方が1人いらっしゃるという見込みなので、この4,000円掛ける利用240日で計算しますと96万円になります。その方が増えた分で約100万円、これが増えております。
          (「1人でね」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 はい。
  それから、一番下ですけれども、子育てのための施設等利用給付事業ですけれども、これ町内に住んでいるお子さんが町外の制度未移行幼稚園に行った場合、その利用料は町が負担する、住んでいる町が負担するということでございますけれども、令和2年度当初予算では1人の見込みでした。しかし、今回、現時点でもう3名確定でございましたので、それで約人数が3倍、金額が3倍に増えております。どうももう一人増えそうなので、ちょっとそれは補正が必要になるかもしれませんが、現時点で3名確定でございますので3倍の金額になりました。
  以上でございます。
          (「はい、分かりました。いいです」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 いいですね。
  ほかに質疑ございませんか。
  2番、長島金作議員。はっきりお願いします。
○2番 長島金作議員 2番、長島です。
  1問お願いします。181ページですね。真ん中辺。公立小中学校女性校長会負担金2万4,000円。これ今の男女平等をうたわれているので、なぜわざわざね、女性校長会負担金という2万4,000円をうたっているのか。男性校長会のときはじゃどうなるのかとか。その辺、ちょっとまずい書き方じゃないかと思いまして、お伺いいたします。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  教育の世界でもまだ女性何とかとかですね、女子何とかとつく団体があります。それはもう今、大分男女平等というような意識は増えてはいるかもしれませんけれども、やはり何年か前というか、ちょっと時代を遡れば、やはり少数派だった時期があって、その中にあって今後女性たちの活躍の幅を広げていくため、そういう同じ状況にある女性同士がこれから連携して頑張っていこうね、地位向上という言葉もありますけれども、そういうために結成されているものが多いです。
  そういう中で、これはこの女性校長会のほうで、また今後どういう名前が適当なのかまた考えていくべきものだと思います。私どものほうからこの名称ですとか存続自体をどうこうと言うのはちょっとどうなのかなと思いますけれども、それぞれ目的があって、特に女性校長の地位の確立というんですかね、そういう目的のために行われている団体で、この会のほうとしては意義ある活動をやっていくという目的だと思いますので、負担金は納めさせていただいている状況です。
  以上です。
          (「終わります」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって、10款から12款の歳出の質疑を終了いたします。
  款別の質疑は以上としますが、全体を通して何か質問がありましたら受けたいと思います。例えば、施政方針等です。
  ありませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 237ページの会計年度任用職員について確認ということでちょっとお聞きします。
  これは、2年目となる会計年度任用職員制度の平年度化に伴い、継続任用、継続任用の方の期末手当の支給月数が1.6から2.6に上がるんですよね。それで、このため651億円を国は増額予算を組んでおりますが、この会計年度任用職員の給料というか金額について、報酬については、この部分も入っているのかどうか、確認なんです。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 野原議員のご質問、237ページ会計年度任用職員の欄の職員手当の分、本年度と前年度の金額の差は、これは何か国の政策によるものかということでしょうかね。
○12番 野原和夫議員 いや、要するに、継続任用の人たちは期末手当のあれが1.6から2.6に上がるんですよね。この部分がこの予算の中に入っているのかです。上がる部分。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩します。
                                (午後 2時31分)
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○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時31分)
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○宮寺史人総務課長 じゃ答弁させていただきます。
  会計年度任用職員制度が開始したのが令和2年の4月からでございました。6月に期末手当支給ございます。そのときはですね、まだお勤めになっている実績が4月、5月、2か月しか算定できないので、期末手当の割り落としがあったと。令和3年度につきましては、6月支給分の期末手当が6か月分算定できるということで、初めて満額の6月支給になるということで、その分が上昇しているというそういうふうなことでございます。
  若干、年度途中で期末手当の月の変更若干減ってはおりますが、動いた理由というのは、基本的にその勤務期間が6か月間見られることになったことによる総額ということでお願いしたいと思います。
  以上です。
          (「入ってるのね」と呼ぶ者あり)
○宮寺史人総務課長 はい、この金額は入っております。
          (「はい、分かりました」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  2番、長島金作議員。
○2番 長島金作議員 2番、長島です。
  先ほど、タブレットを見ましたらですね、名前がボルソー、ボルソーでしたっけ。要するに中国製なんですよ。せめてですね、今、日本、アメリカ、中国の摩擦。日本と中国の尖閣の摩擦もある中ですね、せめてやはり日本の東芝とか富士通とかのそういう……、中身はどうあれね、一応国産の名前を使った、さっきの食文化、地元地場産業じゃないですけど、多少高くてもですね、そういう国産ものを選んでほしいなと。買ってしまったものはしょうがないんですが、今後はそういった地場産業、国産、そういった方向性で考えていただきたい と思います。
  終わり。
○岩田鑑郎議長 要望ですか。
○2番 長島金作議員 要望です。
○岩田鑑郎議長 要望は個別にお願いしたいと思います。議会でなくて結構ですから。
  よろしいですね。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  12番、野原議員。
          (「賛成討論」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 賛成討論、はい。
  反対討論はございますか。
          (「反対討論」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 反対討論ですね。
  賛成討論ございますか。
  反対討論からお願いします。
○12番 野原和夫議員 12番、日本共産党の野原和夫です。
  議案第17号 令和3年度ときがわ町一般会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  まず、事業予算では、子育て支援策、教育事業、生活道路などの整備、移住・定住対策事業など評価できる事業もあるが、計画性に欠けている事業も見られる。また、一部の運営委託料を含む事業、負担金・補助を含む事業は見直しを含め慎重さに欠けている。また、コロナ禍の中で、コロナ対策予算の拡充を求め安心・安全のまちづくりを願い反対討論とする。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 原案に賛成の方の討論ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 それ以外に討論ございませんか。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第17号 令和3年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○岩田鑑郎議長 起立多数であります。
  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
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   ◎延会について
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○岩田鑑郎議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 2時37分)