令和3年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第6号)

                            令和3年3月12日(金)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 2 議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 3 議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 4 議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 5 議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 6 議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 7 議案第24号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について
日程第 8 議案第25号 町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)請負契約の締結に
             ついて
日程第 9 議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)
日程第10 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
福 田 芳 和 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計管理者兼
会計室長
大 野 健 司 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木   彰 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 山   桂 


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   ◎開議の宣告
○岩田鑑郎議長 皆さん、おはようございます。
  大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名でありますので、定足数に達しております。
  これより令和3年第1回ときがわ町議会定例会第6日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○岩田鑑郎議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎答弁未了部分について
○岩田鑑郎議長 ここで、3月10日の議案第17号、一般会計予算歳出における山中議員からの学校定期乗車券支給事業に関する質疑に対しまして、宮寺教育総務課長から答弁の申出がありましたので、これを許可いたします。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 山中博子議員からのご質問に答弁未済でございました、一般会計当初予算書の190、191ページ中段の学校定期乗車券支給事業(小学校)におきます支給対象児童数の前年度との比較でございますが、前回分である令和2年度当初予算では7人、今回ご審議いただいております令和3年度当初予算では18人で、11人増えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員、よろしいでしょうか。
○6番 山中博子議員 はい。
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   ◎議案第18号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 それでは、日程第1、議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  2点伺います。
  まず1問目ですが、医療費給付費を抑えるためにも、特定健診の受診率の向上は大事だと思います。受診率の過去の例を見ますと、2018年は40.6%、2019年は41.4%、2020年度は目標が42%ですが、この健診率の向上について、私は努力が必要かなと思うんです。ただ、コロナ禍の中で問題もあると思いますが、今後の向上率についてどうお考えか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  受診率の向上ですが、野原議員おっしゃるとおり、医療費の抑制について、健診で早期のうちに病気を発見し早い治療をするということで、医療費を抑えるということは重要なことだと思っております。
  おっしゃるとおり、感染症がある中で、今年度、令和2年度は残念ながら中止とさせていただいたわけなんですが、来年度につきましては、感染症対策をしながら時間の割り振りを今までもやっていたんですが、さらにちょっと細かくお願いするような形で、安全な健診ができるように準備をしているわけなんですが、最近の傾向ですと、数字を見ると、個別の健診を大分望まれる方が増えてきていると思っております。ですので、個別健診の勧めのほうもPRしていきたいなというところを考えております。
  あとは、どうやったら受診率が上がるかというところなんですが、今、次の広報に町の医療費についての問題等の特集を広報担当が作ってくれておりまして、実際の方の体験談なんかを踏まえた症例を掲載する予定でおります。そういったものがちょうどいいタイミングで出たりしますので、皆さんがそういった町の健診等に関心を持っていただけるんではないかなと思っております。
  健診率向上については、今後もいろいろ努力していきたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この健診率については、町長の施政方針でも重要視されているんですね。
  ときがわ町は、国保においては一般会計の法定外の繰入はしていません。健診率のやっぱ り向上については、健診する費用負担、これを軽減するか全額無料にするか。一般会計のほうからこちらに回してもらうことも、私は、一つ考えがあるんではないかなと思うんです。国のほうからは、一般会計の繰入れは、法定外はやめろという指示が大分来ていますので、ほかに使える金はあると思うんですよね。だから、そういうふうなことも考えて向上に努めることも必要ではないかなと思いますが、一般会計からのそういう援助的なもの、軽減策も考えていただけるかどうか、その点も伺います。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  健診についての一般会計からの繰入れということなんですが、法定繰入れの中でも健診の費用についての繰入れというのが認められておりまして、それは今も繰入れしているところではございますが、それ以外の繰入れという部分については今のところちょっと考えておらないところですが、あとは、後期高齢のほうが健診が今年度から無料化という形で、これは全県統一でなっております。
  そういった中で、健診の自己負担等の見直しが無料とかにできれば、また多少は違うのかなとは考えておりますけれども、近隣もそれぞれいろいろ苦労して健診率を上げる中で、負担金とかのことも議論にはなっておるわけですが、その辺はちょっと慎重に検討していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 1点目はよろしいです。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○12番 野原和夫議員 じゃ、2問目を伺います。
  今回の予算では、保険者……。
○岩田鑑郎議長 何ページですか、全体。
○12番 野原和夫議員 全体というか、歳入のほうの中で、ページ数言わないといけないですが……
○岩田鑑郎議長 256ですか。
○12番 野原和夫議員 256、257ですが、今回、保険者努力支援の予算が前年度比ではやっぱり94万5,000円減となっております。これは努力義務ということで、法定外繰入れの削減、保険料の収納率、給付の適正化など国が示しておりますが、この問題についても、収納率を上げる努力、いろんな問題が出てくると思いますが、こういう影響もあっての減額の予算な のか、この内容について説明をお願いします。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  特別交付金の中の保険者努力支援分としまして423万5,000円が計上してある部分のことかと思いますけれども、この数字につきましては、県のほうが国保事業の納付金を算定するに当たりまして積算資料というのを示しておるわけなんですが、そこに示された数字をこの特別交付金の額については計上しておるわけです。
  減額の要因につきましては、この努力支援分についてはポイント制でやっておりまして、項目に合わせて町が点数をつけていくんですけれども、それを全県合わせて予算の範囲で分配してくるという形で配分になっております。ですので、県の予算、これは国が県に交付する努力支援分をまた市町村に分配してくるんですけれども、そちらのほうがもし変わりないとすれば、ときがわ町よりよその町のポイントが上がっている関係で、ときがわのシェアが減っているという県の見込みなのかなと考えております。
  その辺については、ポイントをまた稼げる部分もありますので、ポイントが上がるようには努力していきたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 国の予算としては、都道府県分と市町村分で500億円の予算があるんですよね。国はどうしても国保の法定外繰入れ解消を運用方針へ明記し、義務化を狙っています。これは大変なことだと思うんです。ただ、国のほうでも一定のお金は持っていますから、あとは財源不足も含めて、18年度からの積立総額は2,000億円、21年度も維持されております、そういうお金がね。だから、国保財政の中で苦しくなったらそういうところのお金、調整金を借りることもできますが、ただ、こういう中で運営上の問題があると思いますが、やっぱり義務化的に競争原理が働いていると思うんです、実際の。
  だから、そこのところをよく見極めて、努力も必要ですが、一定の確保を求める策としてもやっぱりいろんな手腕が問われると思うので、ぜひそういうことも含めて、一定の努力支援金が入る努力を町からもお願いしないといけないと思いますが、その点いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  国の予算の確保について町が訴えていくということでよろしいんでしょうか。

                     (「それも必要だと思います」と呼ぶ者あり)
○山口清史町民課長 その辺につきましては、個々の県内の保険者の団体がありまして、そういった団体の中で、共同声明という形で国に財源確保のお願いというのは毎年しておるところでございます。
  あとは、努力支援制度についての増額とかそういったことになるかと思うんですけれども、予算の確保とかになると思うんですが、その辺につきましても、先ほどと同じように国の、今は1,700億円でしたか、はプラスしてもらっているんですが、その辺の確保と合わせて話はしておるところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 国保運営については大変厳しい状況は分かります。ただ、全国知事会でも均等割の軽減を求めて国に出したのが、ある程度実りつつあるんですよね。2022年度から均等割の軽減があるという方向性も出ておりますので、やっぱり知事、または各市町村の働きかけは国に対しての要望等を含めて大事だと思うので、引き続き努力をお願いしたいと思います。
  終わります。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第19号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 日程第2、議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 1点確認をお願いしたいんですが、後期高齢者においては、健康診査を含めて前年度は無料ということでやっています。今年度もこういう無料で動くのかどうか。この予算書の中には、基本健診委託料341万5,000円、いきいき人間ドック補助金等も出ています。やっぱり一般会計の中からそれが出ているということは、こちらで無料で受けられるということになっていると解釈してよろしいのか、この辺を伺います。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  後期高齢者に加入している方たちの健診については、一般会計の民生費のほうで事業費を持っているわけでございますが、負担金につきましては今年度から無償化ということになっておりまして、令和3年度も引き続き無償で、これは全県統一でやるということで進んでおります。
  それで、歳入等についてはその場での精算になりますので、特に記載はないんですけれども、現場のほうでお金をいただくという形は取らないでやる予定でおります。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第20号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 次に、日程第3、議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 4番、小島です。
  1問お願いします。
  予算全般について伺います。高齢者が増加する中で、今回の予算では2,278万1,000円減額とされています。この理由について伺います。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  今回は前年と比べて2,800万円ほど予算減となりました。この一番の要因といたしましては、今までずっと続けてきました介護予防をはじめとして、生涯学習として様々な事業をやっていたりだとか、健康に関する取組、またはシルバー人材センターですとか農業者が働いたりだとか、この働くという様々な町で行っていた施策が結果として介護の給付を抑えたということで、令和2年度の給付見込みも約10億5,000万円ぐらいだというふうに今見込んでおります。こういった実績を基に、今回、減額ということで予算計上させていただきました。
          (発言する者あり)
○山ア俊樹福祉課長 失礼しました。今2,800万と言いましたが、2,278万1,000円の減でござ います。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 じゃ、いい形で来ているので、予防とかいろんな施策が反映されて給付が抑えられたということで、今回、こういう予算になったということでよろしいでしょうか。
  それで、中を見ますと居宅の関係のほうがかなりの減額、施設のほうがかなり増額という形になっておりますが、これについて町としての考え、どういうあれでこういうふうな形になっていったのか、もしお答えできればお願いします。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  居宅の減少に関しましては、若干ではありますが、コロナの影響も一部あったのかなというふうには思っておりますが、傾向といたしまして、家族介護という形よりは、どちらかというと、もう施設に行きやすいような傾向に家庭全般があるのかなというふうには推測しております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 介護で、する側、される側、どちらもそれぞれが自分らしく皆さんが生きていけるように、介護のほうのサービスを充実させていただきたいと思います。
  この質問は結構です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 2点お願いします。
  ページが313ページの下段のほうで、国庫補助金について、介護保険保険者努力支援交付金というのが新たに示されております。これも国保と同じような限度的なものと捉えてよろしいのかどうか。とにかく法定外の繰入れ削減、これはないですけれども、保険料の収納率、給付の適正化という、ある程度のことが示されての交付金ですが、この説明をお願いします。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  今回この努力者に関しましては、急遽、出てきたものでございます。予算に関しては50万円ということで、少し控え目に計上させていただきました。
  この事業は、細部説明でも少し触れさせていただきましたが、公的保険制度における介護予防の位置づけを高めるという、この目的で新たに設置された事業で、介護予防・健康づくり等に資する取組の支援に対して、評価指標の達成状況によって交付されるということで、今回、この予算が国全体とすると200億円計上されて、そのうち190億円が市町村、残りの10億円が都道府県というふうなことで配分されているようです。
  この事業につきましては、かなり細かく指標が設定されておりまして、どういった事業ができたから何点とかというふうに点数づけによって、最終的に合計金額によって配分されるというふうに伺っています。
  事業の中身を精査しまして、もらい損がないように、もらえるものはきっちりもらっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 課長は常々、予防に力を入れるという答弁をされておりますので、これはきっちりいただける政策だと思うんです。この点は分かりました。
  じゃ、もう1点伺います。
○岩田鑑郎議長 じゃ、もう1点お願いします。
○12番 野原和夫議員 もう1点目は、全体的に利用料の町独自の減免制度というか、これの条例化を求めたいんです。というのは、私も常々、利用料の減免も含めて、ときがわ町は、かなりの自治体ではその例がないという報告書も出ております。
  実はこの問題については、私、この間の改正の中でも少し話をしましたが、20年6月には、デイサービス、ショートステイの報酬単価を加算することを国は決めました。その結果、利用者が負担する1割から3割の利用料の額も引き上がることになりました。それで、報酬の引上げ、これは、実際に事業所が大変なことで、経営が苦しい中で報酬を上げるということをこちらに向けたんですよね。報酬引上げを各介護事業所が利用者、家族に説明し、同意を得られた場合のみ適用されるということで、利用者の負担がかなり増えてきている現状が生まれているんです。
  それと、要支援1に対する総合事業の移行が、介護、どの人にも移行されるようにと。そして、8期計画においては利用者負担増の計画が入っています。それは、第3段階で住民税非課税世帯、年金収入80万から120万の方は食費の負担額が2万円に抑えられています。しかし、これは補足給付が適用されていますが、第3段階の年金収入120万円超の方、これは食費が2万2,000円引き上げて4万2,000円になる、このような動きがあるんです。こういう 国の方針で利用料がどんどん上がる。
  負担が多くなるということで、ぜひ町独自のそういう減免制度も含めて、条例というものはいつでも町のほうで提案できると思うんですが、そういう考えがあるのかどうか。今後の運営状況、やっぱり利用者の負担がどんどん増える中でそういうことも視野に入れて考えていただけるかどうか、この点を伺います。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  まず、町独自の制度を入れるということは、考え方を変えますと、法定外の繰入を行うような状況にもつながることだと思っております。この法定外の繰入れに関しましては、国のほうから、すべきでないという基本の3原則というものが示されておりますので、基本的にはそのルールに基づいて行いたいと思っていますので、町独自の減免については現時点では考えておりません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 確かに国は示していますけれども、法律違反じゃないんですよね、答弁されていますから。だから、その問題については、ほかの自治体がやっているのはどういうわけでしょうか。やっぱりときがわ町はそこに固持して、そこが問題だからということをやらないんじゃなくて、ほかの自治体がやっていることも視野に入れて、参考にすることも大事じゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  予算の中でも少し触れさせていただきましたが、今回、第8期の介護保険料を設定するに当たりまして、第1から第9ということで段階をくぐっています。これは所得に応じて負担の割合を軽減させていたりとかとするもので、この辺のところが既に低所得者に対しての配慮をしているところでございますので、それをまたさらにというふうなことになりますと、制度の平等性ですとかいろんなものに該当してくると思いますので、現時点では同じような考えでおりますので、よろしくお願いします。
○12番 野原和夫議員 では、もう1点。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 確かに今回の8期計画においては、基準額を含め減額改正というこ とで、私は高く評価したいと思います。ほかの自治体はほとんど上がっているんですね、現状では。そういう報告が来ております。確かにそれにおいては評価したいと思います。
  しかしながら、私が常々言っているのは、そういう問題を含めて、やっぱり安心して介護を受けられる制度、その中では、年金生活の苦しい人たちもやっぱり利用料の減免をしていただくことを望んでいる方が多いということをどこか頭の隅にでも置いていただいて、今後の糧にしていただければと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第21号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 次に、日程第4、議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑はありませんので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第22号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 次に、日程第5、議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑はありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
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       ◎議案第23号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 次に、日程第6、議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  2点伺います。
  まず最初に、今、漏水問題の解消に向けて、県から職員を支援いただいて積極的にその問題について取り組んでいると思いますが、この漏水の解消に向けて、どのくらいの割合で今、前進しているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず、今年度の県企業局との技術連携について申し上げますと、今年度、12回の支援をいただいております。その概要を申し上げますと、経営に関する基礎的支援、それから、椚平浄水場のクリプト対策に関する支援、水質に関する支援、それから、有収率向上に関する支援をいただいております。その12回の支援のうち、議員おっしゃるとおり、最重要課題である有収率向上に関する支援につきましては8回いただいております。
  今回、企業局の職員の方に加えまして、さいたま市水道局の元職員で、長年、漏水対策に従事された方にもボランティアでご協力いただきまして、有収率向上の中長期的な対策、管理体制、また、基礎的なデータ収集等についてご助言いただきました。
  それが、成果といたしまして、11月に夜間漏水調査を実施し、水道課職員に加えまして企業局の職員の方、また、ボランティアの方にご協力いただき、漏水場所のエリアを絞り込み、その後に漏水箇所を4件発見いたしました。
  小さな水道事業体でございますが、それぞれの先ほど言った課題を単独で執行するには極めて困難でございます。企業局から支援をいただきながら各専門の知識を習得し、その中で企業局の職員、また町職員の交流が図られまして、資質向上の効果は多大であると考えております。
  先ほど言われました割合的な前進の度合いといいますと、まだ初歩的な段階でございます。今回の補正予算、それから、当初予算にも計上させていただいておりますけれども、流量計 等を購入、またリースをしてその有効活用をしながら、少しずつではありますけれども、その前進に努めてまいりたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員、よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい、いいです。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○12番 野原和夫議員 2問目をお願いします。
  この問題については、石綿管ですね、その移設工事が大分進んでおりますから、もうそろそろこの工事も完了するんではないかなと思いますが、どれぐらいの長さ残っているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  石綿セメント管の令和2年度末時点の残存の距離が805メートルとなります。今後は、令和3年度に予算計上いたしました玉川地内の450メーター、また、令和4年度に計画中の西平地内の55メーター、これを更新いたしますと計画的な更新は終了する見込みでございます。
  なお、残る300メートルにつきましては、大字西平地内の県道西平・小川線の道路改良工事が未着工の部分になります。この部分につきましては、道路改良工事の施工等が決定した時点で、その工事に合わせて更新する計画となっておりますので、現在では未定でございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 いよいよもう先が見えてきたといううれしい方向性です。確かに、県道の工事にあえて添えて水道事業もやるというのは予算的に大分助かると思うので、これも早く予算化して進めていただければと思います。
  そして、やっぱり石綿管の問題も含めて、有収率を上げて新たな改革に向けての、いろいろな適正化の単価の問題もあると思いますから、そういうことを基準として努力していただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第24号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 日程第7、議案第24号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第24号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和3年3月12日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  それでは、議案第24号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について提案理由を申し 上げます。
  新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、所要の改正をするため、ときがわ町国民健康保険条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては町民課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 続いて、細部説明を求めます。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、議案第24号 ときがわ町国民健康保険条例の一部を改正する条例の細部説明を申し上げます。
  議案参考資料、議案第24号関係をご覧いただきたいと思います。
  改正内容の要点の1でございますが、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が施行されまして、新型インフルエンザ対策特別措置法の附則第1条の2が削除されました。
  ときがわ町国民健康保険条例において、傷病手当金の支給対象となる「新型コロナウイルス感染症」の定義をこの削除された附則で示しておりましたが、この削除に伴い、改めて定義する必要が生じたものとなっております。
  要点2としまして、定義の内容についてですが、新旧対照表の左側、改正案の下線部分に記したものが新たに定義する内容となってございます。なお、ここで示しております傷病手当金につきまして、今年の3月31日までが対象期間となっておりましたが、再度延長されまして、令和3年6月30日まで傷病手当金の支給期間が延長されております。
  以上で議案第24号 ときがわ町国民健康保険条例の一部を改正する条例の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 これより議案第24号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  ちょっと説明の中身を見ますと……
○岩田鑑郎議長 何問ですか。
○12番 野原和夫議員 2問でお願いします。
  この中身を見ますと、中華人民共和国から人に伝染する能力、これが感染症で、感染が疑 われ労務に服することができない場合、傷病手当金を支給というふうに、この文言から見るとそういうふうに解釈できるんですよね。しかし、この中で、変異株が今はやっていますよね。イギリス型、ブラジル型、そういうことも含めて特定の国、私は政治思考的なことが動いているんじゃないかと感じているんですが、この問題について、変異株イギリス型、その問題について触れていないんですけれども、どのように解釈していいのか説明をお願いしたいんですが。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  中国発症の後、イギリスその他の国で変異株が発生し問題となっておりますが、令和3年2月5日に、厚生労働省のほうから法令の改正について通知が来ております。その中で、改正前後で財政支援の対象となる傷病の範囲に変更はなく、英国で主に見られる変異株等によるものは従来より含まれていることを申し添えますということで、この中華人民共和国から世界へ伝わったものに含まれるということで通知が来ておりまして、変異株が出た場合もこの内容で対応していけるという考えでおります。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 それだったら、その文言の中にもそういう文言を入れるのが普通じゃないでしょうか。これだと理解に苦しむ点があるんですが。科学的根拠に基づいてやるんでしたら、そういうことも含めて、やっぱり内容もきちんと明記するべきではないかなと思うんですが。ここのところはもう、そこはしなくてもいいというか、国からの指令でそういうふうに、この文言は、国からもうすっかり来ている文言なんでしょうか。そうだよね。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  先ほど申し上げた通知の中に改正の例というものがございましたが、この当初削除されましたインフルエンザ等対策特別措置法の中での附則第1条の2に示してあった内容と全く同じものを今回の条例改正で示しております。ですので、問題ないと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員、よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 じゃ、2問目。
○岩田鑑郎議長 2問目、お願いします。
○12番 野原和夫議員 1つ戻って申し訳ないですが、WHOは、まだ報告はきちんと出していないと思うんです。だから、そういう確定根拠というものがまだ示されていない中でのこの文言ということでちょっと理解できないんですが、そのWHOの見解というものはどの程度把握しているのか。町は把握していますか、伺います。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  WHOがどう把握されているかということに対しては、私は確認してございません。ただ、国が示したものに基づいてやることで問題ないと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 確かに、中国の中にWHOの関係者も含めて調査に入っている中での、まだしっかりとした科学的根拠の中の報告的なものはないんですよね。やっぱりそこのところはもう少し慎重にやるべきではないかなと私は思うんですが、今、課長の答弁だと国からの指示という問題の中でやったということで、課長には責任ありませんから、これ以上は言っても仕方ないと思うので、分かりました、課長の答弁を私なりに理解したいと思います。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 すみません、ここに示してあるのは、WHOが中国から発生したと認定したということではなくて、中華人民共和国から世界保健機構に対して報告があったということの位置づけになっておりますので、お願いしたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。

                     (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第24号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○岩田鑑郎議長 起立多数であります。
  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開10時35分。
                                (午前10時19分)
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○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時35分)
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   ◎議案第25号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより議案第25号 町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)請負契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第25号 町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)請負契約の締結について。
  次のとおり工事請負契を締結することについて議決を求める。
  1、工事名、町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)。
  2、施工箇所、埼玉県比企郡ときがわ町大字大附地内。
  3、請負金額、5,610万円。
  4、請負業者、住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字西平698番地。氏名または名称、株式会社吉田工業。代表者職氏名、代表取締役、吉田勝巳。
  5、契約の方法、指名競争入札。
  令和3年3月12日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第25号 町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)請負契約の締結について提案理由を申し上げます。
  町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては建設環境課長から申し上げます。お願いします。
○岩田鑑郎議長 続いて、細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、議案第25号 町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)請負契約の締結について細部説明をさせていただきます。
  この議案につきましては、町長の提案理由にありましたとおり、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決が必要となりますので、提出するものです。
  本工事は、令和元年10月12日に発生した台風19号の豪雨による大附地内の地滑り災害について、現在、応急的に大型土のうにより仮復旧が行われておりますが、昨年12月に国土交通省から地滑りによる災害認定を取得し、国庫負担法による補助事業として、地滑り現象を抑えるための災害復旧事業として対策工事を行うものです。
  議案参考資料、議案第25号関係をご覧ください。
  1の工事概要ですが、抑止杭工、地下水排除工、法面工、擁壁補強工、舗装工、排水構造物工などから構成をされております。この中で工事費の多くを占めるのは抑止杭工になりますが、これは、地滑りを起こしている滑り面、これが地表からおおよそ五、六メーターの箇所になりますが、この地層の部分に鋼管杭とH鋼を打ち込んで滑りを抑える。さらに、横ボーリングによりまして、地滑りの原因とされる地下水を抜く工事を行います。また、崩落した法面は大型のかご工を施工し、法面は植生工で保護をいたします。
  具体的には、1ページをめくっていただいて、2ページ目のA3の資料をお開きください。
  左側の図面が平面図、右が標準横断図になります。
  左側の平面図において、赤色の小さな丸印、道路の下側に丸で示したものが、これが抑止杭になります。直径40センチ、長さが9メーターから10メーターの鋼管杭を2メーター間隔で12本設置をします。右側の標準横断のほうを見ていただきたいんですが、こちらで赤色で 着色をした縦長の杭、こちらが鋼管杭になります。
  次に、また左側の平面図に戻っていただきまして、青色の4本の破線、斜めに青色で4本破線があると思うんですが、これが横ボーリング工です。直径が4センチ、長さが25メーターから35メーター、硬質塩化ビニール管を6メーター間隔で滑り面の上面に設置いたします。右側の標準横断のほうを見ますと、この青色で塗られた線、こちらが横ボーリング工になります。
  さらに、また左側の平面図に戻っていただきますと、緑色で着色されたものが、崩落した法面を復旧するための大型のかご工になります。最大で4段、延長で71メーターを整備いたします。
  工事費等につきましては、予算額が6,000万円、請負金額が5,610万円でございます。
  それでは、議案にお戻りください。議案書をご覧ください。
  工事名、町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)、施工箇所、埼玉県比企郡ときがわ町大字大附地内、請負金額が5,610万円でございます。請負業者の住所は、埼玉県比企郡ときがわ町大字西平698番地。氏名または名称、株式会社吉田工業、代表取締役、吉田勝巳でございます。契約の方法は指名競争入札となっております。
  なお、本工事につきましては、先日ご議決をいただきました一般会計の補正予算(第6号)の繰越明許費として計上し、来年度にまたぎ事業を実施するものでございます。
  以上で議案第25号 町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)請負契約の締結について細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 これより議案第25号 町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)請負契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  5番、田中紀吉議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  2点お伺いします。
  1点目、期間なんですけれども、どのくらいをめどに工事を進められるのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  期間につきましては、こちらが標準的には8か月の期間がかかるということで計画をしております。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 期間は分かりましたけれども、いつからですか。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 これで3月31日までの今、仮契約という形になっておりますが、期間をここで変更契約をしまして、恐らく10月末、少し余裕を見まして10月末の工期を設定する予定でおります。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 2点目を伺います。
  大変大きな工事だと思うんですけれども、接道部分というのか、この間、議会で見に行ったときに、民家があって、これだけの大きな工事をすると例えば影響が出るというふうに思っているんです。分かりますか、影響。要するに、大きな重機でいろいろやると、ひびが入ったりだとかいろいろなことが出るんじゃないかと素人見で思うんですけれども、その辺のことは工事の中で含まれているということでよろしいんでしょうか、その点を伺います。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  工事の影響というのは、例えば振動だとか、さらなるひび割れだとか……
          (「そうです」と呼ぶ者あり)
○加藤光典建設環境課長 まず、これ、鋼管杭を打ちますので、いろんな方法があるんですが、杭をたたいて打つのではなくて、もんで、それでその中に挿入をするという形で、そういった騒音ですとか振動等の影響というのはないと聞いております。
  それと、この工事をやるのに、今、大型の土のうで仮抑えをしてあるんですね。その仮抑えを取ってしまうとやはり大雨の、梅雨末期の状況だとか心配なので、まず鋼管杭を造るのにおおむね3か月ぐらいかかるんですが、まずはそのくいができたらそちらのほうから先行で、まずは地盤を、滑り面を固めて、その後にそれ以外の工事をしていくという段取りになっております。
  工事の影響というのは、一時的な通行止めという形にはなるんですが、それ以外の騒音・振動、あと、さらなる地滑り、そういったものは十分注意しながら施工を進めてまいります。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私、体験的なところが1個あるんですけれども、前の職場のところで、 すぐの接道部分に大きな工事があったんですね。それで、かなり振動だとかひび割れだとか具体的にあって、それはその工事をした人に補償してもらう、修理をしていただいたという経験があったので、これだとかなり庭先まで大きな工事になると思うんですね。
  だから、その辺は、民家というかに丁寧な説明だとか、その辺もきちんとしていただけばと思うんですけれども、それはやっていただけるともちろん思うんですけれども、その辺、一応確認します。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  隣接土地所有者への説明ということで、これにつきましては、本当に長い間ああいった不便な状況で、なかなか地滑りの認定が取れない中で我慢をしてもらっていたという状況があります。実際、おおむね国との協議が何とか行けそうだという12月の中頃に、関連する地権者には全て話をして、大体のスケジュール、議会とも絡むのでその辺ははっきりは言えないんですが、こういった形で何とか工事ができそうだという話はしてあります。
  それで、擦りつけ等の工事に伴うそういった不具合、そういったものが出たときには、これは当然なんですが、それは施工者のほうで補修をすることになります。そこらも、町の現場監督員のほうもよく現場のほうも注意しながら、周りの地権者等が不便にならないように、出来上がりが、せっかくやるものですので、しっかり満足していただけるような形で工事のほうを進めてまいりたいと思っております。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 よろしくお願いします。
  結構です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  2番、長島金作議員。
○2番 長島金作議員 図面を見ますと、H鋼杭3本とあるんですが、これは上の、12本というのは赤い丸で12本ありまから、どの辺に打ち込むのかちょっとお聞かせ願いたいんですが。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  このH鋼というのは、12本、赤丸がありますが、これの一番右端の、図面で「土留杭」と書いてある、平面図で緑の「大型カゴ枠」と書いてあるところの右脇に「土留杭」、このH鋼については、これは直接、地滑りを止めるというよりも土留めのほうの役割が大きなもの であって、ちょうどこのH型鋼を打ち込んで擁壁代わりにすると、そういう機能でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○2番 長島金作議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了します。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第25号 町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)請負契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり契約を締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第26号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 日程第9、議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)。令和2年度ときがわ町の一般会計会補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,828万5,000円を追加し、歳入歳出 予算の総額を歳入歳出それぞれ71億8,077万3,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
 (繰越明許費の補正)
  第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費の追加は、「第2表繰越明許費補正」による。
  令和3年3月12日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,828万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ71億8,077万3,000円とするものであります。
  詳細につきましては企画財政課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)について細部説明を申し上げます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,828万5,000円を追加し、予算の総額を71億8,077万3,000円とするものでございます。
  初めに、総括的な事項についてですが、1ページから2ページの第1表歳入歳出予算補正につきましては、款項の区分及び金額が記載されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、3ページの第2表繰越明許費補正でございますが、口座振替受付サービス導入事業外11事業について、年度内に経費の使用が終わらないことが予想されますので、翌年度に繰り越すものでございます。
  4ページから6ページにかけての歳入歳出予算補正事項別明細書の1、総括の部分につきましてはご覧いただければと存じます。
  予算の詳細につきましては議案参考資料によりご説明いたします。
  議案参考資料の議案第26号関係をご覧ください。
  今回の補正予算の要点につきまして、要点1につきましては先ほどご説明したとおりでございます。
  続いて、要点2でございますが、今回の補正につきましては、新型コロナウイルス感染症に対応した国の臨時交付金、そして、国庫補助金を受けての事業の補正のみとなります。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を受けての事業につきましては昨年から実施をしておりますが、そちらの事業の執行残による減額も含まれております。
  続いて、要点3、まず歳入について主なものを申し上げます。
  こちらは15款2項1目の総務費国庫補助金でございますが、1億1,648万6,000円の増額となります。これが、国の第3次補正を受けましての新型コロナウイルスの感染症対応地方創生臨時交付金の配分の増額によるものでございます。
  続いて、4目教育費国庫補助金200万円、こちらも同様に、学校保健特別対策事業費補助金というものが創設されたことによるものでございます。
  続いて、6目衛生費国庫補助金4,062万円、こちらは、新型コロナウイルスワクチンの接種の体制確保に係る国庫補助金でございます。
  以上が歳入の主なものとなります。
  続いて、2ページをご覧ください。
  歳出につきまして事業別にご説明いたします。
  一番上からになりますが、会計一般管理事務307万9,000円の増額でございます。こちらは、窓口で税等の口座振替の申込みを受付できるサービスを導入するための経費でございます。これにより、銀行窓口へ行かなくても会計室等の窓口において口座振替の申込みが受付ができるようになりまして、人との接触が少し避けられるというふうなことになります。
  続いて、その下、新型コロナウイルスワクチン接種事業でございますが、3,689万5,000円、こちらはワクチン接種の体制確保のための経費でございます。
  続いて、その下、ときがわ町新生活応援商品券発行事業1億2,393万1,000円、こちらはやはり、個人消費の喚起と地域経済の活性化のため商品券を発行する経費でございます。今回の場合につきましては、23歳以下の方に対しては1万5,000円分、それ以外の方に対しましては1万円分の商品券を発行するものでございます。
  続いて、その下、ときがわ町事業主等新型コロナウイルス感染予防対策支援事業1,530万円、こちらは、個人事業主等へ、感染予防を行った場合のその経費を補助するものでござい まして、1事業所当たり5万円を上限とするものでございます。
  続いて、感染症対策等の学校教育活動継続支援事業といたしまして400万円、こちらも、感染予防対策として、学校教育の中でいろいろなものを購入したり、対策を取ったりしたものの経費に対して使用するものの経費でございます。教育総務費として300万円を計上し、小学校費として各学校に20万円、中学校費としてそれぞれの学校に20万円ということですが、こちらは、400万円の事業費に対しまして国の補助金は2分の1の200万円ということになります。
  以上が歳出の主なものとなります。
  3ページをご覧いただきたいと思います。
  こちらは、今回の補正を受けましての基金の残高となりますが、今回変更となっておるのは財政調整基金になります。令和2年度末の予定額といたしましては8億8,600万円ほどになることになりますが、これは第6号の補正のときにお示しさせていただいた資料番号として議案第11号関係がございますけれども、そちらと比べていただければ4,000万円ほど増額となっております。補正予算書の中にもございますが、財政調整基金への積立てが4,000万円ほど増額となっていることによるものです。
  そして、もう1枚おめくりいただきますと、これは、当初予算でお示しさせていただいた基金残額から、やはり同じように財政調整基金の残額が増えているという表でございます。
  以上で令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 これより議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 4番、小島です。
  2問お願いいたします。
  1問目が、9ページの4目会計管理費の中の会計一般管理事務、口座振替の受付サービスについて伺います。内容は先ほど説明があったので大体分かったのですが、いま一度どういうものか伺いたいと思います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  大野会計室長。
○大野健司会計管理者兼会計室長 ご質問にお答えいたします。
  口座振替受付サービスは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と住民サービスの向上を目的として実施されるものです。
  新型コロナウイルス禍の中、外出による感染を不安視する納付者の方から、口座振替への切替えのご相談が増えてきております。口座振替を希望される方は、役場窓口で口座振替の申請用紙を受け取り、それを記入したものと口座印を持って金融機関の窓口に出向いて、口座の確認、受付をしていただく必要がございました。
  今回のこの口座振替受付サービスを導入することで、申請から口座の確認まで全て、金融機関に出向くことなく、役場窓口で行うことができるようになるものです。端末の設置台数は1台、現在、会計室窓口を予定しております。
  サービスの開始時期は、一日も早く開始したいところではありますが、このシステムの元締めであります日本マルチペイメントネットワーク推進協議会への加入手続や、金融機関、現在10行を予定しているんですが、こことの契約手続など、段階を踏んでいく必要がございまして、現在のところ開始時期につきましては未定です。一日も早くサービスを開始できるようにしたいと考えております。
  ただ、特にゆうちょ銀行につきましては、このサービスの開始を4月、7月、10月、1月と限定しております。ですので、この10月に間に合わなければ来年1月になってしまうという可能性もございます。また、今回、コロナウイルスの交付金を財源としていることもありまして、この7号補正で計上されているのは初期導入に係る経費となっておりまして、経常経費につきましては、来年度の6○補正予算で改めてお願いすることを予定しておりますので、併せてお願いしたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 では、もし分かりましたら、窓口払いを今までされていた方がどのくらいいたか、もしくは逆の、分からなければ、口座振替する方が何%ぐらいいたか、どちらか分かれば教えてください。
○岩田鑑郎議長 大野会計室長。
○大野健司会計管理者兼会計室長 それではお答えいたします。
  今回のサービスを導入するに当たりまして、いわゆる4税の納付状況を税務課からデータ提供していただきまして、検討いたしました。それによりますと、令和元年度の実績になり ますが、全体の総納付件数が4万8,424件、そのうち口座振替による納付が2万4,272件、約50.4%になります。
  続きまして、そのほかが窓口での納付となりますが、コンビニエンスストアの窓口での納付が1万549件、21.8%、役場窓口の、会計室窓口を含めます金融機関窓口での納付が1万3,603件、28.1%というデータとなっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 確かに、紙を出して提出するのはとても行き来がして大変だったんですが、今回ので簡単になるということで大変期待しておりますので、一日も早く導入をお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  次、質疑ございませんか。
          (「あれ、もう1問」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 2問目。ごめんなさい。
○4番 小島利枝議員 ページ数11ページ、コロナウイルスワクチンの接種事業について伺います。
  先日、全協のほうで、ある程度の分かっていることを教えていただいたんですが、その後の協議会等があったと思いますので、現状を伺いたいと思います。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えいたします。
  過日、3月3日にご説明をさせていただいたわけですが、その後、3月5日に比企医師会との打合せ、また8日には町内の診療所との打合せを行っております。その中で、進んだ話というのはほぼございません。申し訳ありませんが、まだお示しできるようなことはございません。
  ただ、県のほうにワクチンがどのくらい来るかという情報は一部伝わっております。埼玉県には4月5日の週に、当初1箱と聞いていたんですが、2箱、およそ2,000人分、次に、4月12日にも同様に2,000人分。埼玉県、194万人ほど高齢者の方がいらっしゃるんですが、その配付。26日からの週で各市町村に1箱ずつ配付されるというような情報は得ておるんですが、県がその1,000人分配付されたのをどういうふうに配付するか等はまだ伺っておりませんが、それがときがわ町に来れば打つ準備ができるんですけれども、今のところ、そうい った見通しも立っておりません。
  町としましては、月末に1,000人分配付されると思うんですけれども、それが確実かどうかの確認ができた後に、恐らくB病院と呼ばれる医療施設で先に打つような方向で、今、医師会とは話が進んでおるわけですが、ここですと鳩山の麻見江ホスピタルさんとか小川町の瀬川病院さんとかで、ときがわ町の枠が確保されるようなお話で、今、案を示されておるわけなんですけれども、それが実際にできるのが恐らく5月中旬頃ではないかと考えております。
  ただ、あくまでもまだ予定でして、また本日も比企の担当者の会議が夜ございまして、その辺でまた枠の割り振りなんかも再度打合せをするんですけれども、今のところ、見通しとしてはその程度のお話しか申し上げられない状況となっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 ワクチンが入ってくるのが安定しない限りは、なかなか進むのが厳しいかなということが分かりました。
  ちょっと視点を変えまして、今考えている形でいいんですが、接種の対象者の順番、多分、今、まず初めに医療従事者で、65歳以上の方、高齢者という順番だと思うんですが、それ以降の順番に接種していく方の大体の流れが分かりましたら教えてください。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えいたします。
  国から示された内容ですと、まずは65歳以上の高齢者の方、その後、基礎疾患をお持ちの方、ほぼ並行してその他の一般の方が摂取の対象となってくると思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 基礎疾患の方に関しましては、どういう基準で、どういう形でお知らせするのか伺います。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 今伺っている状況ですと、自己申告で受けていただくというような内容となっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、田中紀吉議員。
○5番 田中紀吉議員 2問伺います。
  12ページのほうで、事業主等の感染対策ということなんですけれども、具体的にいつから、どういうものに申請するとか、かなり基準みたいなものが普通はあると思うんですけれども、それがあるのかどうか伺います。どういうふうに申請、利用するのかということです。
          (「何のことを言っているのか……」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 もう少し質問ははっきり。
○5番 田中紀吉議員 失礼しました。
  参考資料の事業主関係のというところ、例えば議案書でいくと14ページの中段です。そういうことです。ごめんなさい。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 確認させていただきたいんですが、13ページのときがわ町事業主等新型コロナウイルス感染予防対策支援事業のほうでよろしいでしょうか。
          (「そうです」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの事業につきましては、新型コロナウイルスの感染防止対策に既に取り組んだ事業者、また、これから取り組む事業者に対して、補助率を10分の10として、5万円を上限に補助金の支給を行うというふうなことで考えております。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、それは当たり前、分かっています。だから、具体的にどういうもの、例えば具体的には何を買ったら、どういうものをやったら、それをいつから始めて、どういう、それが全然ないから、それをお伺いします。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それではお答えさせていただきます。
  まず、こちらのほうの内容ですが、アルコールの手指消毒液ですとか飛散防止のためのパネル、また、そういったものの体温計の消耗品、備品も含めますし、非接触型に対応したような工事についても含めて、また、非接触型に対応したセルフ式のレジなりキャッシュレスの決済の機器というふうなものも対象として、新型コロナウイルスの感染症対策を行ったものは広く支援するという考えでおります。
  また、こちらのほうの期間でございますが、昨年、令和2年4月1日から3年7月までの期間にそのようなことをやったというふうなことで申請していただく予定でおります。こち らのほうの既に事業に取り組んだものにつきましては、写真、領収書等で対策に取り組んだ内容、金額が分かるものを添付して申請というふうな予定で考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長は実態を分かっていないですね。はっきり言いまして、当たり前に今までやっているんですよ、みんな、休んでいるときに。パネルが必要ならパネル、垂れ下げのをやっています。消毒は当たり前ですよね。だから、こういう対策は遅いというか、分かりづらい。もう少し実態を見ていただきたいというふうに思います。これが悪いと言っているんじゃないですからね。悪いと言っているんじゃなくて、実態とかけ離れているというふうな印象を受けます。
  だから、これを私は、新たな事業としてどういうふうにやったら、補助金なりそういうものを上限で出すのかなというふうに思っていたら、戻って、領収書を添付したら出すと、それはおかしな話だなと思いますけれども、取りあえず事業の内容は分かりました。
  じゃ、それは結構です。
  2問目、伺います。
○岩田鑑郎議長 2問目、お願いします。
○5番 田中紀吉議員 商品券事業の件なんですけれども、商品券事業、ときがわ町は昨年の中で1人1万円均一という形で取り組みました。それで、地域の方というか周りから見ると、ときがわ町は早くて、金額も多くてすばらしいと。それで利用制限もないと。町内という枠はありますけれども、ある程度。大変評価できる部分があったと思うんですね。
  私も若干、これを頂いたときに思いました。もうちょっとときがわ町らしいというのか、使い方があるんじゃないか。予算の枠の中でという、そういう意味です。今回は1万5,000円、要するに5,000円アップ、23歳以下については1万5,000円。それで24歳以上は一律的に1万円というご提案ですけれども、私は、ぜひご検討いただきたいということで幾つかお願いします。
  まず一つは、こういう使い方があるんじゃないかということで提案させていただきたいんですけれども、一律の1万円というのを、前回のを同じようにやるとしたら5,000円という枠の中でやっていると思うんですけれども、5,000円ということに下げて、その原資を使って、緊急小口資金だとか総合支援資金だとか、要保護・準要保護世帯、ひとり親世帯だとか奨学金利用世帯、あと、住民税非課税の世帯だとか生保の世帯だとか、国保・住民税減免世 帯だとか、ときがわ町がもう少しきめ細かい対応をして、その削った5,000円をそういう形の中で加算するという方法はできないんでしょうかねと、そういう意味です。
  ちょっと分かりづらかったですか。
          (「分かります」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 暫時休憩します。
                                (午前11時22分)
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○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時23分)
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○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうから答弁をさせていただきます。
  今、田中議員のほうからご質問をいただきまして、きめ細い部分のところの支援というふうなお話だと思うんですが、それら、個々にという部分もできないわけではないと思います。既にいろんな部分で、細かい部分でも支給しているというところのデータも蓄積してある部分があろうかと思うんですが、それらをまとめまして、ある程度の大きい形、くくりとして考えて、早く皆さんにお手元に届くような形の中で今回についても考えているというふうなことの施策の中で、今回、こういう形で決めさせていただきましたので、よろしくお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私も、組替えになったり手間がかかったりというのは、もちろん分からなくはないんです。ただし、私が今幾つか提案したものは、ほかからのデータを取るとか申請を受けるとか、そうじゃなくてできることなんですね。具体的にもう、例えば教育総務は教育総務で名簿を持っている、福祉課は福祉課の関係で持っている。だから、そのデータを使って、いわゆる今はやりのものじゃないんですけれども、プッシュ型というのでできるんです、これ。国からデータをもらうとか、それから個人の申込みを受けるとか、そういうことじゃなくてできるのを提案しているつもりなんです。
  それと、手間が余分にかかるというのは、そんなにかからないんですね。2枚送るのを1枚とか、別の形で加算できる。これは、町長、ときがわ町はきめ細かい対応ができるという ことで非常に私は新しい提案だと思っているんです。
  あともう一つ、ついでにいきますと、川越市とか大きな自治体でも違うもの、きめ細かいのを出しています。町村なんかでは非常に細かいのをやっているところあります。だから、そういうところがまさに寄り添う、小さい自治体だからこそできる。あと、スピード感の話がありました。これはスピード、そんなにかからないと私は思います。私が手伝うという意味じゃないですけれども、そんなにたくさんの経費がとか人件費が余分にかかるとか、そういうことではないんじゃないかという意味で私は探しました。
  だから、そういう意味では可能なんじゃないかと。予算の組替えという事態はありますけれども、そんなに大幅な出入りがかかるとかということではないと思うんです。ぜひ、これは実現というか工夫をしていただきたいというふうに思うんですけれども、もう1回伺います。
○岩田鑑郎議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それではお答えいたします。
  今までの第1次の国の予算からずっと施策等も打ってきておりまして、国・県等も施策の中で実施してきていると思うんですね。直接的な給付にしてもありましたし、そういった部分の中で、ピンポイントの部分はかなりできているのかなというふうに思います。
  それらも含めて、今回の3次補正についてはどうするかということで町のほうも考えたわけでありますけれども、内容的にはきめ細いものがないというわけではなくて、飲食店についての配慮だとか、子育て世代についての手厚い部分だとか、そういった部分も盛り込まさせていただいておりますので、そういう中で、できるだけ事務の煩雑だとかそういったものも含めて考えて、今回については実施していくということで決めましたので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 ときがわのこの商品券を、前回もそうなんですが、差別なく全員に配付したというのは、もらう側の人たちが誰でも平等にもらえるところにみそがあるんです。それが、じゃ、ある特定の人には手厚く、ある人にはやらないということを言うと上から目線なんですね。
  もし私が弱者だったら同じにやってもらいたい。じゃ、クラスの中で、あなたのところ幾らもらったの、あなたのところ幾らもらったの」と、そういう話が子供たちから出たらどういうふうに説明するんですか。説明ができないでしょう。だから、スピード感と公平性とで やるということも非常に大事なんです。ぜひその辺を理解してもらいたいと思います。
  以上です。
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   ◎発言の一部訂正について
○岩田鑑郎議長 ここで、大野会計室長から、先ほどの小島議員の質疑に対する答弁における発言の一部訂正について発言の申出がありますので、これを許可します。
  大野会計室長。
○大野健司会計管理者兼会計室長 先ほど小島議員のご説明の中で、口座振替受付サービスの経常経費を「6号補正」でお願いすると私、発言してしまいました。これ、正しくは「令和3年度の6月補正」でお願いをしたいと思います。
  議会というのは初めての説明ということで大変緊張しておりました。申し訳ありませんでした。
○岩田鑑郎議長 小島議員、よろしいですか。
  じゃ、お諮りします。ただいま大野会計室長から発言の一部訂正の申出がございました。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、大野会計室長の発言の一部訂正を許可することに決定いたしました。
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○岩田鑑郎議長 続きまして質疑を受けます。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  何点か伺います。
○岩田鑑郎議長 何点と。3件ですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
  先ほどきめ細かなことを言われましたけれども、私、今回のこの予算を組むのに大変執行部は努力したと思います、一つは。期間がなかったんですよ、国に示す期間が。それは大変な努力があってのこの成果だと思います。これは評価したいと思います。時間がなかったんです、国に示すあれは。何日までともう国から指定されていたから、それで大変なことになったと思うんですが、ただ、この予算については1次分と2次分と、2次分いただきました から、この分は1次に比べて増額されていると思うんです。ただ、この増額の中で感染対策と経済効果等を含めて分けてみると、感染対策のほうの予算が少ないんですよね、計画の中で。
  例えば、私が再々言っているPCRの予算も含めてそういうところも少し計上しておいて、予備ということも含めて、感染が拡大したらすぐ使えるということを含めた案内も必要だったんではないかなと思います。
  その中で、コロナ対策費の事業の中で、先ほど田中議員が質問した事業主補助金についてですが、2年度にやった事業も申請でもらえるということを言いましたよね。そのことについては、そういう中身についての案内をいち早く、やっぱり説明をきちんと明確にして皆さんに知らせるべきだと思うんです。何がもらえるか迷っている人もいると思うんですよね。例えば一つはシートパネルならもらえるとか、そういう中で、あらゆるきめ細かな補助ができるということをぜひその中で入れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それではお答えさせていただきます。
  今、田中議員のほうにお答えしたような工事を含め、また、それぞれ購入したものについても対応可能というようなことで考えておりますので、準備ができ次第、皆様にすぐお知らせするようにしたいと考えております。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 ぜひお願いします。
  この点はいいです。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目。
○12番 野原和夫議員 2問目をお願いします。
  先ほど説明した感染症対策の予算的なもの、荒井課長、1次に比べて臨時交付金増額していると思うんです。その予算をこの感染対策にも使ってもらいたいんです。そういうことを踏まえて計画の中に盛り込むことはできないのかどうか。恐らく予算的には増えていると思うんです。この予算の増額はどの程度見ていたのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問でございますが、国の第3次補正を受けまして、追加で、こちらのコロナウイルス感染対策の臨時交付金の追加配分というものがときがわ町のほうに、去る2月ぐらいだったと思いますけれども、来ました。その配分額と いたしましては、合計で1億1,648万6,000円が配分をされてきたところでございます。
  これを活用した事業につきましては、今回、補正で先ほどからご審議いただいている内容でご提案をさせていただいているところでございます。これをご提案する途中段階につきましては、いろいろと庁内でも検討を重ねた上で、こうしたことで結論づけて提案のほうを申し上げているところでございます。感染予防対策につきましても、今の時点ではどうにか対策ができているというふうな判断の中でございますので、そこはご理解いただければと思います。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 たしかこの予算については、来年度、繰越しという方向性が生まれて使えるんですよね。だから、今後の問題としてもぜひそういう、感染症対策のことも含めて、私はどうしてもPCR検査の問題が頭によぎるんですが、そういうことも含めて、要するに感染が広がった後、クラスターが発生するんですよね。………では…………で発生しました。そして、……………もそういう中で発生しました。
  だから、問題としては、そういう大きな問題が出る前の対策も必要ではないかなと思います。その点について慎重に考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問につきましては、先ほども私、今の時点では対策についてはうまくいっている状況の中では、今の時点でPCR検査の予算を計上するまでには至っていないというふうなことでご説明を申し上げたつもりでございます。
  これがもし、先ほど野原議員が心配されているように感染者が発生して、そこがクラスターになるような事態が生じるという心配があった場合には、これは臨時交付金ということではなくて、やはり町の対策として、これは一般財源をつぎ込んででも行うべきでありますので、その際は、そうしたことで対応させていただきたいというふうに考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかにあるんですか、ないんですか。2問でよろしいですね。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出について
○岩田鑑郎議長 続いて、日程第10、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出についてを議題といたします。
  議会運営委員長から、会議規則第75条に関する申出が提出されておりますので、閉会中の継続調査についての説明を求めます。
  野原和夫委員長。
          (「ちょっと、議長、私からちょっと発言があるんですけれども、許可いただけますか」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 訂正ですか。
          (「先ほどの私の……」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 ちょっと待ってください。
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   ◎発言の一部取消しについて
○岩田鑑郎議長 発言の申出を許可します。
○12番 野原和夫議員 私の発言の中で、クラスターの発生した学校も含めて、業者も含め て名前を出しましたが、その問題について、やっぱり故意ではないのですが、不適切だったら私は削除をお願いしたんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 削除の申出がございますが、これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、野原和夫議員の発言の取消しを許可することに決定いたしました。
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  それでは、議会運営委員長として、野原和夫委員長、よろしくお願いいたします。
○野原和夫議会運営委員長 議長の命により、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
                                 令和3年3月12日
  ときがわ町議会議長 岩 田 鑑 郎 様
                        議会運営委員会委員長 野 原 和 夫
    閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1 調査事項
     次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項
  2 期  限
     次期定例会まで
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。ただいま議会運営委員長から、継続調査に付したいとの申し出がございました。継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
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   ◎町長挨拶
○岩田鑑郎議長 本定例会に付された事件は全て議了いたしました。
  この際、渡邉町長から挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 議長のお許しをいただきましたので、令和3年第1回ときがわ町議会定例会の閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。
  3月2日に開会いたしました本定例会は、ご提案申し上げました各案件につき熱心にご審議をいただきまして、原案どおり議決をいただき、本日の閉会となりますことに心から御礼を申し上げます。
  今回議決いただきました各議案につきましては適切に執行してまいります。今後も、議員の皆様のご支援、ご協力を心からお願い申し上げます。
  結びに、議員各位におかれましては、今後もご健勝にてご活躍されますようご祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
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   ◎閉会の宣告
○岩田鑑郎議長 これをもちまして、令和3年第1回ときがわ町議会定例会を閉会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午前11時41分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  令和  年  月  日


         議     長    岩  田  鑑  郎


         署 名 議 員    前  田     栄


         署 名 議 員    野  口  守  隆