令和3年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            令和3年9月15日(水)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 報告第 4号 令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につい
             て
日程第 2 報告第 5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく
             資金不足比率の報告について
日程第 3 報告第 6号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の
             報告について
日程第 4 報告第 7号 令和2年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告について
日程第 5 認定第 1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 6 認定第 2号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
             ついて
日程第 7 認定第 3号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 8 認定第 4号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
             て
日程第 9 認定第 5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第10 認定第 6号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第11 認定第 7号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第12 議員提出議案第1号 ときがわ町議会議員定数条例の一部改正について
日程第13 議案第32号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正について
日程第14 議案第33号 ときがわ町国民健康保険出産費資金貸付基金条例の廃止について
日程第15 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第16 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第17 議案第34号 町道路線の認定について
日程第18 議案第35号 町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)請負契約の締
             結について
日程第19 議案第36号 町道都1349号線災害復旧工事(大附地内)請負契約の変更契
             約の締結について
日程第20 議案第37号 令和3年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)
日程第21 議案第38号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第22 議案第39号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第23 議案第40号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第24 議案第41号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第25 議案第42号 令和3年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
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出席議員(11名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
    10番  小 宮   正 議員    11番  岩 田 鑑 郎 議員
    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(1名)
     9番  野 口 守 隆 議員
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長兼
会計管理者
福 田 芳 和 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計室長
坂 本 由紀夫 
産業観光課長
正 木   彰 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
大 野 健 司 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 

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   ◎開議の宣告
○岩田鑑郎議長 皆さん、おはようございます。
  本日、欠席届のある議員は1名、ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより令和3年第3回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○岩田鑑郎議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎議案の一括上程について
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。日程第1、報告第4号から日程第3、報告第6号までは、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第4号〜報告第6号の上程、説明、質疑
○岩田鑑郎議長 日程第1、報告第4号 令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第2、報告第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第3、報告第6号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 報告第4号 令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定に より、令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を、別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第6号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告理由の説明については、報告第4号 令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから、報告第6号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についてまで順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  それでは、報告第4号から報告第6号までの議案について順次報告理由を申し上げます。
  まず、報告第4号 令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和2年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであり、内容は、実質赤字比率をはじめとする4つの指標であります。
  詳細につきましては企画財政課長から申し上げます。
  次に、報告第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金 不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和2年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  詳細につきましては建設環境課長から申し上げます。
  次に、報告第6号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和2年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  詳細につきましては水道課長から申し上げます。
  以上、3つの報告について、監査委員の意見をつけてご報告申し上げるものであります。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 続いて、報告第4号 令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、報告第4号 令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  議案参考資料でさせていただきますので、資料のほうをご覧いただきたいと思います。
  資料、報告第4号関係をご覧ください。
  令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  こちらの根拠でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告するものであります。
  要点といたしまして、こちらの表をご覧いただきたいと思います。
  まず、左から2つ、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、赤字が出ておりませんので空欄となっております。
  続いて、実質公債費比率は、地方債の元利償還金等の標準財政規模等に対する割合を示すもので、3か年の平均値の数値となっております。前年度と同率の4.4%となっています。
  将来負担比率は、将来負担額の標準財政規模に対する割合を示すものです。前年度から7.4ポイント減の25.6%となっております。
  なお、各欄の括弧内の数字は早期健全化基準となっております。この数値を超えてきますと、早期の健全化が必要な状況にあるという数値となっております。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 続いて、報告第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、報告第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  それでは、議案書を1枚おめくりください。
  令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書になります。
  この報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を報告するものです。
  中ほど、資金不足比率の表と併せまして、議案参考資料、報告第5号関係をご覧ください。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、歳出額が歳入額を超えた決算となっておりません。したがいまして、資金不足比率は空欄となるものです。
  この欄の下に括弧書きで20%と書いてありますが、こちらは、資金不足比率が20%を超えた場合には早期の健全化が必要な状況にあるとして判断される数字となっております。
  続きまして、備考欄、金額5,302万2,000円、これにつきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、令和2年度浄化槽使用料の収入金額でございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
          (「数字が違う」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 訂正してください。
○加藤光典建設環境課長 訂正させてください。
  備考欄の金額ですが、「5,306万2,000円」に訂正をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 続いて、報告第6号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、報告第6号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告するものでございます。
  議案書を1枚おめくりください。
  令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の表の部分をご覧ください。
  まず、資金不足比率の欄ですが、水道事業会計は資金不足額が発生しておりませんので、この欄には数字は記載されません。
  続いて、議案参考資料、報告第6号関係もご覧いただければと思います。
  なお、この欄の下の括弧書き、20%とありますが、こちらについては、資金不足比率が20%を超えた場合には早期の健全化が必要な状況と判断される数字でございます。
  備考欄の金額の2億723万6,000円は、事業規模の数値、具体的には営業収益の金額でございます。
  以上で報告第6号の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 監査委員から、令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見書が提出されております。
  本日は代表監査委員の出席を求めておりません。お手元に写しを配付しておきましたので、ご覧ください。
  これより報告第4号 令和2年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより報告第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと思います。
  これより報告第6号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと思います。
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   ◎報告第7号の上程、説明、質疑
○岩田鑑郎議長 日程第4、報告第7号 令和2年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 報告第7号 令和2年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第145条第2項の規定により、令和2年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書のとおり報告する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、報告第7号 令和2年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告について申し上げます。
  令和2年度ときがわ町一般会計において、継続費として定めた公共施設個別施設計画策定業務の継続年度が終了し、継続費精算報告書を調製したので報告するものであります。
  詳細につきましては企画財政課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、報告第7号 令和2年度ときがわ町一般会計継続費の精 算報告について細部説明をさせていただきます。
  令和2年度ときがわ町一般会計において、継続費として定めた公共施設個別施設計画策定業務の継続年度が終了し、継続費精算報告書を調製したので報告するものであります。
  詳細につきましては、議案書を1枚おめくりいただきまして、精算報告書をご覧いただきたいと思います。
  左から款、項、事業名がございます。こちらの精算報告書につきましては、令和元年度から2年度までの継続費として設定したものでございます。その右側が全体計画の年割り額等になっております。続いて、実績額、その比較となっておりますので、ご覧いただければと思います。
  以上で細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 これより報告第7号 令和2年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
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   ◎議案の一括上程について
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。日程第5、認定第1号から日程第11、認定第7号までは、いずれも決算認定に関する案件でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎認定第1号〜認定第7号の上程、説明
○岩田鑑郎議長 日程第5、認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第6、認定第2号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第7、認定第3号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第4号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計歳 入歳出決算認定について、日程第9、認定第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第6号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、認定第7号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算認定について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第2号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第3号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第4号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和2年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第6号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第7号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。
  地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第4項の規定に基づき、令和2年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和3年9月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第7号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてまで順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、認定第1号から認定第7号までの議案について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は71億4,109万7,408円で、歳出総額は68億3,545万7,666円となり、実質収支額は2億1,064万1,054円となりました。歳入の構成比が一番大きいものは地方交付税で、収入済額は21億7,937万7,000円となり、30.5%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは国庫支出金で、収入済額は18億7,082万8,835円となり、26.2%の構成比となりました。
  歳出の構成比が一番大きいものは総務費で、支出済額は22億86万5,189円となり、32.2%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは民生費で、支出済額は14億3,620万5,847円となり、21.0%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は15億3,092万6,952円で、歳出総額は14億6,837万1,475円となり、実質収支額は 6,255万5,477円となりました。
  次に、認定第3号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億4,094万7,986円で、歳出総額は1億3,890万6,362円となり、実質収支額は204万1,624円となりました。
  次に、認定第4号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は11億5,336万3,840円で、歳出総額は11億2,282万5,404円となり、実質収支額は3,053万8,436円となりました。
  次に、認定第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億3,101万1,628円で、歳出総額は1億2,906万4,701円となり、実質収支額は194万6,927円となりました。
  次に、認定第6号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出の総額はそれぞれ2,410万7,759円となり、実質収支額はゼロとなりました。
  次に、認定第7号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてご説明を申し上げます。
  収益的収入及び支出は、収入が3億2,547万6,273円で、支出が2億9,883万2,819円となりました。また、資本的収入及び支出は、収入が5,971万3,130円で、支出が2億868万4,409円となりました。
  以上、監査委員の意見をつけてご提案申し上げますので、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  なお、詳細につきましては、認定第1号から認定第6号までは会計室長から、認定第7号は水道課長からご説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 続いて、認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第6号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、順次細部説明を求めます。
  坂本会計室長。
○坂本由紀夫会計室長 会計室長の坂本でございます。よろしくお願いいたします。
  それでは、認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から認定第6号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定までの細部説明をさせていただきます。
  まず初めに、総括的事項について申し上げます。議案参考資料をご覧ください。
  議案参考資料の認定第1号から6号関係、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料の2ページをお開きください。
  参考資料2ページ、令和2年度各会計歳入歳出決算総括表の左側にあります令和2年度の欄をご覧ください。
  表の最下段の行になりますが、水道会計を除く一般会計ほか5つの特別会計の歳入総額合計は101億2,145万5,573円、歳出総額合計は97億1,873万3,367円となりました。表の中央にあります令和元年度と比べますと、表の右側の前年度比較にあるとおり、歳入総額合計で16億6,245万18円の増額、歳出総額合計で15億9,427万6,210円の増額となりました。
  それでは、認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから内容説明させていただきます。
  決算書のほうを見ていただきまして、決算書の12ページをお開きいただければと思います。
  令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  なお、この決算書は左右2ページ見開きで構成されております。左側のページ番号を申し上げますので、関係ページを開いていただき、左右両方のページをご覧いただければと思います。
  また、決算書におきましては、多くのページで、定められた様式上、前年度額及び前年度比較額の記載はございません。参考として口頭で前年度比較額などを申し上げる場合がありますので、よろしくお願いいたします。
  まず、1款町税ですが、調定額13億4,035万1,850円に対し、収入済額は13億2,901万4,458円となりました。徴収率は99.2%、前年度から0.2ポイントの増加となりました。また、不納欠損額は120万2,212円、収入未済額は1,013万5,180円となりました。
  次に、18ページをご覧ください。
  18ページ上段の11款地方交付税の収入済額は21億7,937万7,000円で、前年度と比較して、率で6.4%、金額で1億3,199万4,000円の増となりました。地方交付税の内訳は、右側の備 考欄に記載されているとおり、普通交付税が19億9,700万6,000円、前年度より1億3,462万6,000円の増額となり、特別交付税が1億8,237万1,000円、前年度より263万2,000円の減額となりました。
  次に、22ページをご覧ください。
  22ページ下段の15款国庫支出金の調定額19億884万3,835円に対し、収入済額は18億7,082万8,835円となりました。前年度の収入額と比較して、率で301.4%、金額で14億478万7,647円の大幅な増となりました。
  主な増の理由といたしましては、次のページ、24ページ中段の2項1目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金の備考欄にあります特別定額給付金給付事業費補助金10億9,870万円、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億7,394万4,000円が、新型コロナウイルス感染症対策として皆増されたことなどによるものです。
  次に、28ページをご覧ください。
  28ページ上段の16款県支出金の調定額5億6万6,411円に対し、収入済額は4億4,096万1,411円となりました。前年度の収入済額と比較して、率で23.6%、金額で8,430万8,122円の増となりました。
  主な増の理由といたしましては、1枚めくっていただきまして、30ページ上段の16款2項1目総務費県補助金、2節埼玉県ふるさと創造資金1,470万円の皆増、また、次のページ、32ページ上段の2項4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金の備考欄下段にあります農業水路等長寿命化・防災減災事業補助金2,040万円の皆増、下段の2項9目災害復旧事業費県補助金5,607万3,170円の皆増などによるものです。
  少し飛びまして、40ページをご覧ください。
  40ページ上段の20款繰越金の収入済額は2億2,643万375円、これは、令和元年度からの繰越金でございますが、前年度より4,221万7,532円の増となりました。
  次に、中段の21款諸収入の収入済額は1億442万1,247円、前年度より4,758万1,537円の減となりました。こちらは、埼玉中部資源循環組合負担金返還金の皆減などによるものです。
  次に、44ページをご覧ください。
  44ページ下段の22款町債の収入済額は3億8,269万2,000円で、前年度より5,578万3,000円の増となりました。
  主な増の理由といたしましては、1枚めくっていただきまして、46ページ上段、2目教育債の1節小学校施設整備事業債が前年度と比較して7,870万円増となったことなどによるも のです。
  次に、46ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和2年度の歳入合計ですが、収入済額は71億4,109万7,408円で、前年度より16億5,226万4,107円の増となりました。
  これで、令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入について内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳出について内容説明をさせていただきます。
  48ページをご覧ください。
  歳出の説明におきましては、左右2ページ見開きの右側備考欄にあります各事業別の記載にも触れながら説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
  48ページ、1款議会費の支出済額は7,695万7,372円で、前年度より137万8,773円の増となりました。
  次に、50ページをご覧ください。
  50ページ下段の2款総務費の支出済額は22億86万5,189円で、前年度より10億4,975万5,410円の増となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は4,673万5,800円になります。
  下段の1項総務管理費、1目一般管理費の支出済額は3億3,544万5,363円で、前年度より1,305万258円の増となりました。
  主な増の理由といたしましては、51ページ備考欄下段にあります職員人件費の、1枚めくっていただきまして、53ページ備考欄中段の総合事務組合負担金が前年度と比較して1,092万9,413円の増となったもので、これは、令和元年度の退職者数が前年度より多い人数であったことによるものです。
  次に、66ページをご覧ください。
  66ページ中段の1項9目企画費の支出済額は13億6,992万8,612円で、前年度より11億3,947万51円の増となりました。主な増の理由といたしましては、77ページ、こちらの備考欄中段の特別定額給付金給付事業が新型コロナウイルス対策事業として実施されたことにより、11億347万6,353円皆増したことなどによるものです。
  次に、78ページをご覧ください。
  78ページ中段、11目自治振興費の支出済額は3,098万8,388円で、前年度より6,162万7,144円の減となりました。主な減の理由といたしましては、79ページの備考欄下段の集会所管理 事業が前年度より5,813万3,957円の減となりました。これは、田黒区及び小倉区の集会所となるふれあいセンター田黒が完成したことによる減額です。
  次に、88ページをご覧ください。
  88ページ下段、2項徴税費の支出済額は9,728万3,640円で、前年度より655万578円の減となりました。主な減の理由といたしましては、93ページ備考欄中段にあります評価替え事務事業が航空写真撮影業務委託料の皆減などにより減額したことによるものです。
  次に、94ページをご覧ください。
  94ページ上段、3項1目戸籍住民基本台帳費の支出済額は6,138万5,516円で、前年度より602万2,330円の増となりました。主な増の理由といたしましては、97ページ備考欄上段の戸籍住民基本台帳システム改修事業が皆増されたことなどによります。これは、令和6年度から開始予定であります戸籍の広域交付などに伴うシステムの統一に向けた改修に支出いたしました。
  次に、100ページをご覧ください。
  100ページ下段の3款民生費の支出済額は14億3,620万5,847円で、前年度より7,682万4,726円の減となりました。
  下段の1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の支出済額は9,876万9,558円で、前年度より434万7,431円の減となりました。主な内容といたしましては、103ページ備考欄上段の社会福祉総務一般管理事務の22節償還金、利子及び割引料の償還金で1,281万2,875円を支出いたしました。これは、令和元年度の国庫負担金などの確定に伴う返還によるものです。
  次に、104ページをご覧ください。
  104ページ中段、1項2目障害者福祉費の支出済額は4億1,549万1,072円で、前年度より2,727万2,050円の増となりました。主な内容といたしましては、105ページ備考欄中段の社会福祉事業の、1枚めくっていただきまして、18節負担金、補助及び交付金の負担金として、介護給付費・訓練等給付費負担金に3億4,031万3,392円を支出いたしました。これは、障害のある方が居宅や施設において受けた介護や訓練等のサービスに要した費用に対するものです。
  次に、114ページをご覧ください。
  114ページ中段の2項児童福祉費の支出済額は4億5,261万4,638円で、前年度より8,869万6,288円の減となりました。主な内容といたしましては、117ページ備考欄中段にあります放課後児童対策事業の下から4行目にあります放課後児童健全育成事業費補助金として、昼間、 保護者のいない家庭の児童が安心して過ごすことができるよう、3,670万3,000円を支出いたしました。
  次に、119ページをご覧ください。
  119ページの備考欄下段にあります子育て世帯への臨時特別給付金給付事業では、新型コロナウイルス対策事業として1,067万6,633円を支出いたしました。
  次に、128ページをご覧ください。
  128ページ中段の4款衛生費の支出済額は4億7,874万7,404円で、前年度より942万1,530円の減となりました。
  下段の1項保健衛生費の支出済額は2億5,314万3,639円で、前年度より247万1,135円の減となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は3,605万3,558円になります。主な内容といたしましては、135ページ備考欄下段にあります成人健診事業が、新型コロナウイルスの影響により主に各種がん検診等委託料の縮小を余儀なくされたことにより、支出済額は648万365円で、前年度より875万5,931円の減となりました。
  1枚めくっていただきまして、137ページの備考欄下段にあります新型コロナウイルス感染症対策事業におきましては、感染の拡大防止のために手指消毒用のアルコールを全戸配布するとともに、発熱者を検出するためのカメラ購入などに1,028万6,882円を支出いたしました。
  次に、142ページをご覧ください。
  142ページ中段の2項清掃費の支出済額は2億2,560万3,765円で、前年度より668万395円の減となりました。
  主な内容といたしましては、143ページ備考欄下から2行目、小川地区衛生組合塵芥処理費負担金1億969万2,000円、1枚めくっていただきまして、145ページ備考欄上から5行目、小川地区衛生組合し尿処理費負担金5,390万9,000円などを支出いたしました。
  なお、埼玉中部資源循環組合の解散に伴い、埼玉中部資源循環組合負担金548万5,000円が皆減されております。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩いたします。再開を10時50分といたします。
                                (午前10時36分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての説明を続けてください。
○坂本由紀夫会計室長 それでは、6款農林水産業費から説明させていただきます。
  144ページをご覧ください。
  144ページ下段の6款農林水産業費の支出済額は1億4,764万3,839円で、前年度より2,794万7,534円の増となりました。
  下段の1項農業費の支出済額は1億2,952万563円で、前年度より2,594万2,632円の増となりました。主な内容といたしましては、少し飛びまして、153ページ備考欄の下から5行目にあります土地改良施設等応急修繕事業で4,308万5,449円を支出いたしました。こちらは、大規模地震に対するため池の耐震性を把握する目的で、耐震性調査や豪雨調査及び浸水の範囲などを示したハザードマップを作成いたしました。
  次に、154ページをご覧ください。
  154ページ、2項林業費の支出済額は1,812万3,276円で、前年度より200万4,902円の増となりました。主な内容といたしましては、155ページ備考欄下段の林道維持修繕事業の、1枚めくっていただきまして、157ページ備考欄上から6行目、林道応急修繕工事に527万8,900円を支出いたしました。こちらは、森林管理道に簡易吹き付法枠工や路面排水処理による災害防除工事を実施いたしました。また、備考欄下段の森林環境基金積立事業として、森林環境譲与税の増額に伴い721万4,000円の積立てをいたしました。
  次に、158ページをご覧ください。
  158ページ上段の7款商工費の支出済額は3億1,485万1,270円で、前年度より2億2,682万133円の増となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は1億5,356万8,630円になります。主な内容といたしましては、161ページ備考欄中段にありますときがわ町地域商品券発行事業で、新型コロナウイルス感染拡大により落ち込んだ個人消費の喚起と地域経済の活性化を支援するため、1人1万円の地域商品券を全ての町民に発行し、1億1,431万6,604円を支出いたしました。
  また、1枚めくっていただきまして、163ページ備考欄上段にありますときがわ町中小企業・個人事業主応援金事業で、売上げが減少した町内の中小企業及び個人事業主の支援のため、5,517万8,919円を支出いたしました。
  167ページをご覧ください。
  167ページ備考欄下段にあります温泉管理事業では、前回の交換工事から5年が経過し、ポンプ機能の低下が見られることからポンプの交換工事を実施し、2,665万6,528円を支出いたしました。
  次に、172ページをご覧ください。
  172ページ中段の8款土木費の支出済額は2億8,955万6,804円で、前年度より7,647万6,888円の増となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は7,553万5,800円になります。主な内容といたしましては、174ページ中段の2項道路橋りょう費ですが、支出済額は1億6,197万9,542円で町道の舗装修繕工事、道路改良工事などに支出いたしました。
  181ページをご覧ください。
  181ページの備考欄下段にあります移住・定住化促進事業では、住宅用地として大字田中・関堀地内の用地測量、土地購入のために739万1,282円を支出いたしました。
  次に、186ページをご覧ください。
  186ページ下段の9款消防費の支出済額は3億3,649万5,391円で、前年度より4,381万9,637円の増となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は654万3,000円になります。主な内容といたしましては、189ページ備考欄下段にあります防災対策事業で、新型コロナウイルス感染防止対策などのため、備品購入費に2,806万4,757円を支出いたしました。
  次に、192ページをご覧ください。
  192ページ上段の10款教育費の支出済額は7億1,539万5,348円で、前年度より1億8,512万7,594円の増となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は400万円になります。
  下段の1項教育総務費の支出済額は3億7,821万2,202円で、前年度より2億3,008万9,780円の増となりました。主な内容といたしましては、205ページ備考欄上段の小学校プール改築事業で、明覚小学校プール改築のため1億5,181万3,400円を支出いたしました。
  また、その下、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業では、町内の小中学校無線LAN配線工事のため2,820万4,000円を支出いたしました。さらに、その下の公立学校情報機器整備事業では、コンピューター端末の児童生徒への1人1台配備のため、4,708万円を支出いたしました。
  次に、少し飛びまして、234ページをご覧ください。
  234ページ下段の4項幼稚園費の支出済額は1,927万1,211円で、前年度より5,303万8,772円の減となりました。これは、認定こども園施設整備事業が完了したことにより前年度より皆減となったものです。
  次に、236ページをご覧ください。
  236ページ中段、5項社会教育費の支出済額は1億1,106万7,138円で、前年度より585万7,396円の減となりました。これは、新型コロナウイルスの影響による各施設の維持管理費の減少などによるものです。
  少し飛びまして、254ページをご覧ください。
  254ページ上段の6項保健体育費の支出済額は1億1,631万4,774円で、前年度より934万5,562円の増となりました。主な内容といたしましては、257ページ備考欄上から10行目、土地購入費で、体育センター及び本郷球場の用地につきまして、土地開発基金より買戻しのため1,016万6,478円の支出を行いました。
  次に、264ページをご覧ください。
  264ページ下段の11款災害復旧費の支出済額は1億5,450万8,810円で、前年度より2,417万6,222円の増となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は5,291万300円で、事故繰越しは2,656万4,600円になります。主な内容といたしましては、令和元年10月に猛威を振るいました台風19号による被災箇所の災害復旧のために支出いたしました。
  次に、268ページをご覧ください。
  268ページ上段の13款予備費ですが、269ページの備考欄に記載してありますように、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費など13の課目へ合計1,786万1,000円を充用いたしました。
  以上、270ページの最下段になりますが、令和2年度中の歳出合計は支出済額68億3,545万7,666円で、前年度より15億7,305万4,740円の増となりました。また、令和3年度への翌年度繰越額として、繰越明許費3億7,534万7,088円、事故繰越し2,656万4,600円を繰越しいたしました。
  次に、273ページをご覧ください。
  令和2年度一般会計歳入歳出決算財産に関する調書でございます。
  まず、1、公有財産の(1)土地及び建物ですが、土地につきましては、公共用財産のその他の施設の決算年度中増減高が合計8,302.52平方メートルの増となっております。これは、田中・関堀地内の移住・定住促進化事業用地や体育施設の用地、及び弓立山山頂の用地取得の合計面積でございます。
  次に、274ページの(2)山林ですが、面積につきましては決算年度中の増減はありませんでした。立木の推定蓄積量につきましては、決算年度中増減高が2,874立方メートルの増 となっております。
  その下にあります(3)出資により権利及び(4)預託金につきましては、令和2年度中の増減はありませんでした。
  次に、275ページの2、物品ですが、庁舎などで保管する50万円以上の物品の一覧表となっております。
  次に、277ページ、こちらの3、基金をご覧ください。
  決算年度中の増減高の大きなものといたしまして、(3)の公共施設等整備基金が1億265万8,191円の増となっております。これは、公共施設等の整備、更新及び除却等に必要な経費の財源に充てるため一般会計から積み立てたものでございます。
  以上で、認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第2号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  288ページをお開きください。
  ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明させていただきます。
  1款国民健康保険税ですが、調定額2億4,968万4,809円に対し、収入済額は2億4,208万8,448円となり、前年度と比較して収入済額で2,063万4,991円の減となりました。また、徴収率は前年度から1.1ポイント増加して97%となりました。不納欠損額は79万3,224円、収入未済額は680万3,117円となります。
  なお、年度平均の加入世帯数は1,987世帯、被保険者数は3,168人でございます。
  次に、290ページをご覧ください。
  290ページ上段の3款県支出金の収入済額は11億6,221万5,683円で、歳入総額の75.9%を占めております。1項1目保険給付費等交付金ですが、市町村が保険給付に要した費用を都道府県が全額交付する普通交付金と、市町村の財政状況、その他の事情に応じて交付される特別交付金がございます。
  次に、その下の4款繰入金の収入済額は7,325万2,000円で、前年度より532万5,287円の減となりました。
  次に、294ページをご覧ください。
  最下段の歳入合計になりますが、令和2年度の歳入合計、収入済額は15億3,092万6,952円 で、前年度より5,748万7,891円の減となりました。
  続きまして、歳出について内容説明させていただきます。
  298ページをご覧ください。
  298ページ中段の2款保険給付費の支出済額は11億1,679万5,117円で、前年度より3,261万3,380円の減となりました。この保険給付費は支出総額の76.1%を占めております。被保険者が疾病や負傷などにより医療機関を受診した際の診療や投薬、入院などの費用に充てられるものでございます。加入世帯数で割ると1世帯当たり56万2,051円、被保険者1人当たりでは35万2,524円となりました。
  次に、302ページをご覧ください。
  302ページ中段の3款国民健康保険事業費納付金の支出済額は2億7,968万8,637円で、支出総額の19.1%を占めております。この納付金は、市町村から県の特別会計に支出するもので、290ページにございます歳入の3款県支出金のうち、1項1目1節普通交付金の財源となるものでございます。
  次に、304ページをご覧ください。
  304ページ下段の5款保健事業費の支出済額は909万4,565円で、前年度より789万6,273円の減となりました。主な内容といたしましては、右側305ページの備考欄にあります特定健康診査等事業の13節委託料の基本検診委託料、人間ドック委託料が新型コロナウイルスの影響により支出が減額したものでございます。
  そして、3枚めくっていただきまして、310ページの最下段の歳出合計をご覧ください。
  令和2年度の歳出合計ですが、支出済額は14億6,837万1,475円で、前年度より7,151万737円の減となりました。
  次に、313ページをご覧ください。
  令和2年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書でございます。
  本特別会計に属する財産は、この3つの基金で令和2年度中に増減のあったものは(1)の国民健康保険財政調整基金で、決算年度末現在高は2億2,045万4,000円でございます。
  以上で、認定第2号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第3号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  324ページをお開きください。
  ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款後期高齢者医療保険料ですが、調定額1億744万5,950円に対し、収入済額は1億622万2,580円となり、前年度と比較して収入済額で396万6,220円の増となりました。後期高齢者保険料は歳入総額の75.3%を占めております。また、不納欠損額は40万250円、収入未済額は82万3,120円となります。
  なお、令和3年3月末現在の被保険者数は1,936人でございます。
  次に、その下、2款繰入金の収入済額は3,283万369円で、前年度より179万2,918円の増となりました。その内訳といたしましては、1項1目事務費繰入金187万3,000円と1項2目保険基盤安定繰入金3,095万7,369円でございます。
  そのほか、3款繰越金178万5,397円、4款諸収入10万9,640円を合わせまして、1枚めくっていただきまして、326ページの最下段になりますが、令和2年度歳入合計の収入済額は1億4,094万7,986円で、前年度より522万4,418円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  328ページをご覧ください。
  328ページ上段の1款総務費の支出済額は185万3,896円で、前年度より57万3,233円の増となりました。
  次に、その下の2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は1億3,694万889円で、前年度より471万2,578円の増となりました。後期高齢者医療広域連合納付金は歳出総額の98.6%を占めております。内容といたしましては、被保険者に納付いただいた保険料などを埼玉県後期高齢者医療広域連合へ納付するものです。
  次に、その下にあります3款諸支出金11万1,577円を合わせまして、次のページ、330ページ最下段になりますが、令和2年度歳出合計の支出済額は1億3,890万6,362円で、前年度より496万8,191円の増となりました。
  以上で、認定第3号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第4号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  342ページをお開きください。
  ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていた だきます。
  1款保険料ですが、調定額2億7,785万1,097円に対し、収入済額は2億7,278万2,097円となり、前年度と比較して収入済額で131万403円の減となりました。また、不納欠損額が91万8,500円、収入未済額は415万500円となり、65歳以上の第1号被保険者の収納率は98.2%となりました。
  なお、令和3年3月末現在の第1号被保険者数は4,196人でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は2億2,768万3,429円で、前年度より413万8,884円の増となりました。主な内容といたしましては、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金の1億8,759万4,860円で、法令等の基準に基づき交付されたものでございます。
  次に、344ページをご覧ください。
  344ページ中段の4款支払基金交付金の収入済額は2億7,987万1,620円で、前年度より1,046万4,620円の増となりました。こちらは、社会保険診療報酬支払基金に集められた40歳から64歳までの第2号被保険者の介護保険料が交付金として市町村に交付されたものでございます。
  次に、348ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和2年度歳入合計ですが、収入済額は11億5,336万3,840円で、前年度より5,601万1,668円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明させていただきます。
  350ページをご覧ください。
  1款総務費の支出済額は1,026万8,309円で、前年度より164万8,990円の減となりました。主な内容といたしましては、最下段の3項介護認定審査会費で、介護認定のための調査や認定審査会に要する事務費として702万2,875円を支出いたしました。
  次に、354ページをご覧ください。
  354ページ上段の2款保険給付費の支出済額は10億1,503万5,841円で、前年度より3,597万5,633円の増となりました。保険給付費は支出総額の90.4%を占めております。主な内容といたしましては、1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費の支出済額は3億856万9,319円で、訪問介護や通所介護、短期入所生活介護などに要する費用に支出いたしました。
  次に、その下の3目地域密着介護サービス給付費の支出済額は1億4,961万1,943円で、グループホームなどの町が指定した事業所で、利用が原則として町民に限定された地域密着型 の介護サービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、その下、5目施設介護サービス給付費の支出済額は4億4,332万7,637円で、特別養護老人ホームなど施設入所者に対するサービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、少し飛びまして、364ページをご覧ください。
  364ページ上段の4款地域支援事業費の支出済額は2,068万677円で、予防の訪問と通所に係る費用などに支出いたしました。
  また少し飛びまして、370ページの最下段の歳出合計をご覧ください。
  令和2年度の歳出合計ですが、支出済額は11億2,282万5,404円で、前年度より8,043万5,349円の増となりました。
  次に、373ページをご覧ください。
  令和2年度介護保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産はこの介護保険給付費準備基金のみで、令和2年度中に5,184万6,297円の増となりました。
  以上で、認定第4号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  384ページをお開きください。
  ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款分担金及び負担金ですが、収入済額403万1,300円で、前年度より33万1,400円の増となりました。こちらは浄化槽設置費分担金でございます。
  次に、その下の2款事業収入ですが、調定額5,348万3,322円に対し、収入済額は5,306万1,450円となり、前年度と比較して収入済額で315万9,390円の増となりました。こちらは使用者から徴収する浄化槽の使用料でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は1,352万2,000円で、前年度より15万6,000円の増となりました。こちらは浄化槽整備事業費補助金でございます。
  1枚めくっていただきまして、386ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和2年度の歳入合計ですが、収入済額は1億3,101万1,628円で、前年度より616万538円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  388ページをご覧ください。
  388ページ下段の2款施設管理費の支出済額は4,857万2,437円で、前年度より199万1,687円の増となりました。主な内容といたしましては、右側の備考欄、浄化槽維持管理事業で、最下段の13節委託料の、1枚めくっていただきまして、391ページ、備考欄上段の浄化槽清掃委託料及び浄化槽保守点検委託料を合わせまして4,251万2,477円を支出いたしました。
  その下の3款施設整備費の支出済額は3,670万5,100円で、前年度より593万400円の増となりました。主な内容といたしましては、右側の備考欄、浄化槽整備事業で、15節工事請負費の浄化槽設置工事2,278万2,100円、16節原材料費の浄化槽本体購入費926万2,000円などを支出いたしました。
  そして、その下の最下段になりますが、令和2年度歳出合計の支出済額は1億2,906万4,701円で、前年度より705万1,489円の増となりました。
  以上で、認定第5号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第6号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  402ページをお開きください。
  ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明させていただきます。
  1款財産収入ですが、収入済額は4万109円で、関口茂八奨学基金を定期預金として運用した預金利子でございます。
  次に、その下の2款繰入金の収入済額は1,022万円で、奨学金貸付けのために関口茂八奨学金から繰り入れたものでございます。
  次に、その下の4款諸収入ですが、調定額1,765万9,850円に対し、収入済額は1,384万7,650円となりました。こちらは、奨学制度を利用された方からの奨学金貸付金の返還金でございます。
  その結果といたしまして、最下段になりますが、令和2年度歳入合計の収入済額は2,410万7,759円で、前年度より27万7,178円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明させていただきます。
  404ページをご覧ください。
  404ページ上段の1款総務費の支出済額は1,388万7,759円で、前年度より265万7,178円の増となりました。主な内容といたしましては、右側の備考欄、財産管理費で、25節積立金の関口茂八奨学基金積立金で、基金の預金利子や奨学資金貸付金の返還金を積み立てたものでございます。
  次に、その下の2款事業費の支出済額は1,022万円で、前年度より238万円の減となりました。これは、奨学資金貸付金として支出したもので、その内訳は、備考欄にあります普通奨学金840万円と特別奨学金182万円でございます。
  その結果、最下段になりますが、令和2年度歳出合計の支出済額は2,410万7,759円で、前年度より27万7,178円の増となりました。
  次に、407ページをご覧ください。
  令和2年度関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この関口茂八奨学基金のみで、令和2年度中に366万7,759円の増となりました。
  以上で、認定第6号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 続いて、認定第7号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算認定について細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、認定第7号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算認定について細部説明をさせていただきます。
  決算書の414ページ、415ページをお開きください。
  まず、これからご説明する414ページから417ページまでの水道事業決算報告書ですが、予算と対比するため、消費税を含めた金額、いわゆる税込み金額となります。
  それでは、414ページ、415ページの(1)収益的収入及び支出の収入から説明いたします。
  右側415ページの決算額の欄1行目、収入合計は3億2,547万6,273円となりました。次に、下の表の支出ですが、同じく右側415ページの決算額の欄1行目、支出合計は2億9,883万2,819円となりました。
  なお、決算額の2つ左側の列、地方公営企業法第26条第2項の規定による繰越額ですが、前年度から事故繰越による279万4,000円で、予算の合計に含まれます。上段の予算額に比べ、 決算額の増減、また、下段の不用額についてはご覧のとおりでございます。
  左側414ページの表下の米印のところをご覧ください。
  消費税及び地方消費税還付金129万9,605円は本則課税に基づく還付税額です。前年度は納税でありましたが、元年度予算の繰越額が5,000万円を超える額となり、受け入れた消費税分よりも支払った消費税分が多くなったため、還付となりました。
  なお、控除対象外消費税として雑支出339万4,369円が生じました。
  1枚めくっていただきまして、416ページ、417ページをお開きください。
  (2)資本的収入及び支出の収入から説明いたします。
  右側417ページの決算額の1行目、収入合計は5,971万3,130円となりました。
  なお、左側416ページの右から2列目の地方公営企業法第26条の規定による繰越額に係る財源充当額は、次の支出で説明いたしますが、前年度からの建設改良費の繰越し5,075万円の財源充当額で、予算の合計に含まれます。
  下の表の支出をご説明いたします。
  右側417ページの決算額1行目、支出合計は2億868万4,409円となりました。
  なお、左側416ページの右から2列目の地方公営企業法第26条の規定による繰越額は、先ほど説明いたしました前年度からの建設改良費の繰越し5,075万円であります。不用額についてはご覧のとおりでございます。
  次に、左側416ページの表の下をご覧ください。
  資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億4,897万1,279円は、減災積立金3,000万円、過年度分損益勘定留保資金1億595万7,579円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,301万3,700円で補填いたしました。
  続きまして、418ページ、419ページをお開きください。
  こちらは経営成績を表す損益計算書になります。ここからは税抜き金額となります。
  右側419ページの1行目、当年度純利益は1,357万8,904円となりました。
  なお、資本的収入及び支出の主な内容につきましては、後ほど水道事業報告書でご説明いたします。
  続きまして、420ページ、421ページをお開きください。
  こちらは剰余金計算書になります。
  令和2年度中の剰余金の処分及び変動した内容を表します。表の2行目、前年度処分額、その下、議会の議決による処分額は該当がありませんでした。
  その下の表の中ほど、当年度変動額ですが、その右側421ページに目を追っていただいて、減災積立金の欄、マイナス3,000万円ですが、先ほど406ページでご説明した資本的収入が資本的支出に不足する額の補填財源に使用し、その後の処理は、その2つ右側の列、未処分利益剰余金に組み入れることになります。
  利益剰余金の当年度末残高は、利益剰余金合計の欄の一番下、2億7,170万6,047円となりました。
  なお、平成30年度決算では剰余金処分を行いましたが、令和2年度以降は、経営状態の悪化が想定されるため、未処分利益剰余金を減災積立金への処分は見送り、そのまま留保することにしています。
  続きまして、422ページ、423ページをお開きください。
  こちらは財政状態を表す貸借対照表になります。
  まず、左側の422ページ、資産のうち固定資産は、ページの中ほどになりますけれども、固定資産合計26億3,384万8,153円、その下の2、流動資産の現金預金が3億591万2,087円、その下、未収金等を加え、流動資産合計は3億3,351万9,158円となり、資産合計は29億6,736万7,311円となりました。
  次に、3、固定負債の一番下、固定負債合計が5億8,870万7,529円、それから、右側423ページの上段、4、流動負債の企業債合計6,807万7,834円を合わせた額6億5,678万5,363円が企業債の未償還残高となります。
  なお、企業債の明細につきましては、後ろのページなんですけれども、446ページから449ページに記載していますので、後ほどご参照いただければと存じます。
  次に、また423ページの中ほどになりますが、負債合計は12億4,845万9,288円となりました。
  その下、資本ですが、一番下から2行目、資本金と剰余金を合わせた資本合計は17億1,890万8,023円となりました。
  続きまして、426ページをお開きください。
  ここからは水道事業報告書になります。
  3行目のイ、事業概要ですが、老朽管更新は、石綿セメント管を当年度約375メートル、硬質塩化ビニール管を約1,344メートル更新しました。なお、五明地内の配水管布設替え工事が繰越しとなったため、更新延長が長くなっております。そのほかの管の更新、機械設備更新はご覧のとおりでございます。
  業務量は、総配水量が163万1,254立方メートル、有収水量が122万7,144立方メートル、有収率は0.1ポイント減の75.2%になり、厳しい結果となりました。給水人口は144人減の1万513人となりました。
  続きまして、430ページをご覧ください。
  業務量の明細になります。まず、表の中ほどの1日最大配水能力は5,630立方メートルで、前年度は6,210立方メートル、前年度比較でマイナス580立方メートルとありますが、備考欄のとおり、水道事業の変更認可届出書による変更としたことによる減少でございます。
  次に、表の下から5行目、供給単価は163円90銭で、前年は165円60銭で、前年度と比較してマイナス1円70銭、率にしてマイナス1.0%となりました。その下の給水原価は214円90銭で、前年度と比較してマイナス8円10銭、率にしてマイナス3.6%とその差は改善されました。しかし、結果的に改善されたように見えますが、依然として給水原価が供給単価を上回る、いわゆる逆ざや状態には変わりはありません。
  その2つ下、料金収納率は92.6%で、前年度と比較して0.1ポイント増となりました。これは令和3年3月31日現在の数字でありますが、料金の口座振替による収納は、お客様の口座から通常、月末に引き落とされますが、その収納された料金が水道課の出納取扱金融機関へ入金されるのが1週間程度遅くなるため、実質とは異なります。それを考慮した場合、実質の水道料金の未収金額は146万6,764円で、収納率は99.3%となり、前年度の99.1%と比較して0.2ポイント増加いたしました。
  続きまして、右側の431ページをご覧ください。
  まず、こちらは事業収入に関する事項です。先ほど損益計算書に表された金額の内訳になりますが、主なものについてご説明いたします。
  一番上の営業収益は、対前年度比較で331万7,362円の減、率にしてマイナス1.6%となりました。減収要因の一つは、その下の給水収益が対前年度比較で263万7,683円の減、率でマイナス1.3%となりました。令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、大口利用者の個別では増減が激しく、使用水量、上位10者の使用水量でマイナス3万7,488立方メートル、率にしてマイナス22.8%、水道料金ではマイナス816万7,238円、率にしてマイナス20.8%と大幅に減少しました。
  一方、使用する用途別では、一般のご利用者が3万2,684立方メートル増、率にして3.5%増、水道料金では703万1,285円増、率にして4.6%増となりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、在宅時間が多くなったことで一般が増加したものと推測されます。
  その結果、全体の給水収益水道料金はマイナス1.3%減と、依然として減少傾向は続いています。新型コロナウイルス感染拡大の影響に一般が増加し、大型利用者のゴルフ場、温泉施設などが大幅に減少したのが今年度の特徴と言えます。
  次に、その下の加入金収益ですが、対前年度比較70万円の減、率にしてマイナス15.7%でした。
  次に、1枚めくっていただき、432ページをご覧ください。
  事業費用に関する事項についてですが、一番上の営業費用は対前年度比較で1,049万6,640円の減、率でマイナス3.7%となりました。減少の主な要因は、費用全体で申し上げますと、職員給与費が対前年度比較で687万2,880円の減、率にしますとマイナス15.2%となりましたが、これは職員の異動と休職等によるものです。
  それから、光熱費で、光熱費、動力費の電気料金が対前年度比較で240万9,892円の減、率でマイナス14%となりました。これは、電気料金のうち燃料調整費の引下げによるものです。
  次に、表の中ほどの減価償却費ですが、対前年度比較495万476円の減、率でマイナス4.3%となりました。
  次に、3行下、営業外費用の支払利息及び企業債取扱諸費が対前年度比較105万9,388円の減、率でマイナス9.5%となりました。
  支出合計では、対前年度比較1,178万2,630円の減、率でマイナス3.9%となりました。
  令和2年度決算の収益的収支の状況は、収入、支出とも減少し純利益を確保することができましたが、近年における料金収入の減少と支出の増加傾向は変わらず、さらに厳しさを増していると言えます。
  そのほか、詳細につきましては436ページ以降の収益費用明細書でご確認ください。
  続きまして、450ページをご覧ください。
  下から3行目の(3)貸倒引当金は、未収給水収益等の貸倒れ1万9,237円を不納欠損処理しました。前年度と比較して金額で6万976円の減、率にしてマイナス76.0%と大幅に減少いたしました。
  なお、不納欠損処理件数は5件、その内訳は、対象が3者、個人3名ですが、個別ではそれぞれ所在不明、音信不通、無届け転居でございます。
  以上で、認定第7号 令和2年度ときがわ町水道事業会計決算認定についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 監査委員から、令和2年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及び ときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されております。
  本日は代表監査委員の出席を求めておりません。お手元に写しを配付しておきましたので、ご覧ください。
  ここで休憩いたします。
  再開13時30分。
                                (午後 零時05分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時30分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号〜認定第7号の質疑
○岩田鑑郎議長 これより認定第1号から認定第7号までの質疑に入ります。
  質疑者は、ページ番号、項目名、節区分、備考欄の説明事項を申し出て質疑してください。
  質疑者が1回にできる質疑は3問までとします。その後、質疑者がない場合は再度続けて質疑を許します。また、1問の質疑に対し再質疑の回数は2回までです。質疑は1問ごとです。質疑、答弁が完了してから2問目の質疑を行ってください。
  質疑は一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り、歳入、歳出に分けて行います。さらに、歳出は款ごとに分けて行います。
  それでは、認定第1号 令和2年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3問お願いします。
  1問目、12、13ページ、町民税法人のところです。当初予算は令和元年度より1,400万円減で8,096万7,000円となっていますが、さらに2,000万円以上減の理由をお伺いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  法人町民税につきましては、2,000万の減額補正額ですが、新型コロナ感染症による影響の売上高の減少及び税率の減少に伴うものでございます。その中で売上高の減少の多いところですと、大きいところで1,400万、約1,424万円が1社、もう1社が1,363万円と多いところがございまして、そういったことから2,000万の減額補正となっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 この減収補填はあるんでしょうか。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 もう一度お願いいたします。
○岩田鑑郎議長 もう一度お願いできますか。
○6番 山中博子議員 この減収補填はあるのか伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  税率の減少に伴う、9.7%から6%に税率が減少している部分については国の補填がございます。
○岩田鑑郎議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 国の補填とはどこで補填されるんですか。そして、今年度についてはどのくらいの補填があったのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、税率が下がった分についての減収の補填につきましては、これは国のほうの方針といたしまして、地方法人課税の偏在是正というものの中で行っておりまして、やはり大都市に集中している法人のほうがそちらに税も集中してしまうというふうなことから、それを地方にも配分するような形で行った制度でありまして、それによって税率が下がって税収が減った分につきましては、首都で法人が多いところも含めて各地方に地方交付税として配分しております。
  ですから、そこにつきまして幾らというふうなことでは算出はできておりませんけれども、町で減った分以上に、やはり大都市分の法人税がときがわ町に回ってきているんではないかなというふうには思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 2問目、お願いします。
○6番 山中博子議員 同じく12、13ページの中段の固定資産税、元年度より約200万円ほど多い当初予算だったんですが、このコロナ禍でさらに1,600万円以上多いその理由を伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  こちらにつきましては償却資産に伴う増額になります。償却資産につきましては、毎年1月1日を基準にしておりまして、基準日に合わせて1月末にご申告をいただいております。そういった中で、企業の中で償却資産の増額が見込めたということで増額になっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 いいですか。じゃ、3問目。2問目はよろしいですね。
○6番 山中博子議員 はい、結構です。
○岩田鑑郎議長 じゃ、3問目お願いします。
○6番 山中博子議員 16、17ページの下段のほうの環境性能割交付金、当初予算が2,000万円で収入減額が948万円とは半分にも満たない額です。随分少ないのですが、これはどうしてなんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、本来であれば3月の補正において積算をし直して予算の減額という措置をすればよかったんですけれども、こちらにつきましては、見込み誤りがございまして、そのままになってしまったということでございます。以後、気をつけたいと思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 いいですか。
  ほかに。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  ひとまず3問お願いしたいんですが。
○岩田鑑郎議長 3問ですね。
○12番 野原和夫議員 はい。
  最初に1問お願いします。
  山中議員ご指摘と同じようなものですが、主要な施策の成果の7ページの中の町税の賦課 徴収の概要についての中身について伺います。
  個人町民税、法人町民税も令和元年と同じような内容となっております。人口減少、課税所得の減少、また、法人町民税においては売上げの減少、税率引下げの影響も含めて減となっている現状ですが、私は、予算のときに質問した中で納税義務者の階層について質問しております。その中で、非課税世帯が当初1,149世帯、非課税200万以下の人は3,700人、課税対象200万から700万が1,200人、700万以上が60人との説明をいただきました。この人たちの税収、課税対象の変動があったのかどうか、どのように変動になったのか伺います。
  それと、法人町民税においては、法人税割と均等割の会社があると思うので、それぞれの内訳を教えていただきたいと思います、まずこの問題について。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  課税標準額の200万円以下の納税者の人数ですが、令和元年のときにご説明させていただいたのが3,700人ということで、こちらは令和2年度ですが、決算で3,636人でマイナス66名、200万円から700万円以下が1,251名でプラス18人、700万円を超える方が58名でマイナス2人、非課税世帯の方が90世帯増えまして1,239世帯となっております。これは3月31日現在ということになります。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 あと、法人のほうのも。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 続きまして、法人税のほうについてお答えさせていただきます。
  現年の法人税割の会社数ですが、125社で、前年度比で3社の減、均等割が324社で、5社増となっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 この中身については、元年度と同じように人口減少、課税対象の減少、大きな変動があります。そういう中で、人口減少の例えとなると申し訳ないんですが、人口減少対策という名目、国からの交付金、恐らく来ていると思うんですよね。それを活用することでも一つの人口減少を抑えることもできるんではないかなと思いますが、その手だてということはなされているのかどうか。この減少対策の国のお金の利用があると思うんですが、この点伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問につきましてちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、それは、税を納める方を増やすためというよりも、その基となる生産年齢人口の増加ですとか人口の増加というふうなご質問に変わったということでよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 私のほうの説明、申し訳ないんですが、課税所得の減少も含めて、人口減少ということの説明がこの文章の中にあるんですよね。やっぱりそうなると人口減少というのは、働く人も増やすことはその中に入っているんではないかなと思います。そういうことを踏まえて国からの交付金の活用も必要ではないかなと。来ているお金をうまく利用できているのかどうか。今後の課題ではないかなと思うんですが、その点伺いたいんですが。
○岩田鑑郎議長 確認します。人口減対策交付金、これを活用しているかどうか、実際あるのかどうかということですね。
○12番 野原和夫議員 そうですね。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、普通交付税の中に、算定基礎といたしまして人口減少等特別対策事業費、こういうふうな積算のものがございます。これにつきまして、2年度につきましては1億3,000万円ほど算定のほうがされております。これ全てを人口減少対策にというふうな、具体的なものと聞かれているんだと思うんですけれども、いろいろな対策、子育て支援策ですとか高齢者対策ですとか、そうしたものも人口減少の対策費というふうなことで考えられますし、また、移住を促進する事業につきましてもこれも、対策ではあると思っております。
  具体的に幾ら使っているかというふうなことになるとちょっと難しいんですけれども、そうしたことにときがわ町としては力を入れて使っていっていると。あと、町長の方針でもあります「食と教育で選ばれるまち」というふうなところの事業についても、そういうふうな意味であるというふうには感じております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 3問目お願いします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 やっぱり所得の水準も低くなっております、今の現状ね。そういう中で非課税世帯も増えている現状なんですから、そういうところにも力を入れながらも、や っぱり皆さんが応能負担も含めて税金をちゃんと払える組織というか、体制づくりが私は大事かなと思うので、ぜひこの点については、お金の使い道も考えながら、よりよい、効果的な予算を使っていただきたいと思います。
  終わりです。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○12番 野原和夫議員 2問目を伺います。
  ページにおいては、12、18、46という、税の3つの税金について伺います。
  町税、地方交付税、臨時財政対策債、私は、この3つの財源が町にとっては重要な財源だと思っております。この中では、地方交付税においては基準財政収入額の増、そして基準財政需要額の増となっている現状で、この3つの予算が大幅に増えている現状もあるんですね。それで、当初予算が、この中身については甘く見て、当初予算を見て組んでいるのか。それに応じて、先ほど私の説明の中で基準財政収入額の増といえる、その算定の中で増えている現状が生まれたのか。予算の組み方にも問題があるのかなと思って質問したわけなんですが、その点伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、令和2年度の予算を策定する段階では、まだ令和2年度の地方交付税の概要というものが明らかになっていない状態で予算をつくるものですから、そこは慎重にならざるを得ないというふうなことはご理解いただきたいと思います。
  そうした中で、今回、2年度につきましては補正で増額がされているわけなんですけれども、それにつきましては、やはり国のほうでも地方の維持ですとか活性化というものに力を入れているような、交付税を算定する上での需要額算定の項目を増やして地方に財源が行くような形で、制度のほうが2年度になって変わったということがございまして、それによって算定されたものがあるものですから、当初予算から交付税が決定された段階で増額というふうなことで、手続きのほうを取らせていただいているところでございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この問題については、引き続き予算と決算の中身については補正等の対象に今後なるということですね。分かりました。
  じゃ、この補正も含めて予算が増えました。その増えた予算というのはどのような執行率で活用できたのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 補正予算だけを取り上げてどのぐらい執行されたかということになりますと、ちょっと算出するには難しいかとは思います。ただ、全体の予算としての執行率であれば、今回の決算の中でお示ししている金額になろうかと思います。取りあえず、ちょっとすみません、そのぐらいしかお答えできない状況なんですけれども。
○12番 野原和夫議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目はよろしいですね。
○12番 野原和夫議員 はい。
○岩田鑑郎議長 じゃ、3問目。
○12番 野原和夫議員 ページ、41ページですが、この一般財源分の前年度繰越金、6月議会で出ておりまして議決されていると思います。繰越しについて、繰越明許費、事故繰越、逓次繰越、繰越しの種類がいろいろありますが、その内容についてはそれぞれ異なっております。私は、単年度決算ということで繰越しをなるべく少なくするのが本来の姿ではないかなと思っておりますので、この点を伺いたいんですが、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 自治体の会計で、やはり単年度主義というものが原則にはなっているというのは承知をしておりますし、それが基本であるというふうなことで、日々、財政運営のほうを行っているわけでございます。
  ただ、自治法のほうにも規定されていますように、その特例措置として繰越し、いろいろと、継続費の逓次繰越ですとか繰越明許費、事故繰越とか、そういうふうなもので予算の特例を認められているわけなんですけれども、できればそういうものは使わずに、継続費は別ですけれども、それ以外の繰越しにつきましてはできれば使わずに単年度で事業を終了させるのが基本なんですが、町だけで予算を執行しているわけではなくて、やはり国の補助金ですとか、あとは自然災害に対応しなければいけないですとか、そうしたことがタイミングによっては、補正を取らせていただくんですけれども、補正予算を取ったときに、もうその年度だけでは当然事業が終わらないようなものもあるわけなんですね。そうしたものについては、繰越しという制度を使って翌年度まで予算を使えるようにしているわけでございます。
  ただ、それにつきましても、ただ勝手に繰越しをしているわけではなくて、その都度、その都度、議員の皆さんにこの場で補正予算として繰越しの議決をいただいた上で、繰越しを 執行させていただいているというふうなことでございますので、その点については、また、補正予算のときにもご説明をして理解をいただいていると思っていますし、繰り越した後の結果につきましても、6月の議会で繰越計算書をお示ししてご理解をいただいているというふうには思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 分かります。ただ、事業によっては、どうしても年度内にやらなくちゃならない事業もあります。例えばAの工事があります。その工事に対して3月に予算が成立しました。しかし、その工事においては、恐らく工事の見直しで補正が出る、その補正は国からのお金を求める、国からのお金が入らない状況では工事できない、でも繰り越しして次の事業にと、そういう傾向もあるんではないかなと思うんです。それはやむを得ない事情があるというふうに理解できるんですよ。
  ただ、どうしても単年度決算でありますから、そこのところはあまり繰越し、繰越しとなると疑問が沸いてくる。私の考えなんですけれども、申し訳ないですけれども、その点は、今、課長の答弁で分かりましたから理解はできます。ありがとうございます。
○岩田鑑郎議長 3問目、お願いします。
○12番 野原和夫議員 3問目は終わったんです。
○岩田鑑郎議長 終わった。
  じゃ、ほかに。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。3問お願いします。
  まず、20、21ページの上段、土木費負担金のところです。決算審査意見書の15ページの分担金及び負担金の中で、本年度の収入済額は2,089万1,293円で前年度に比べ40.1%減とあります。予算現額では2,350万円としていますが、収入済額がゼロとなっています。ゼロとなった内訳をお伺いします。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、土木費の負担金の2,350万、これは当初、五明の地滑りの現場、ここで負担金を1,750万、それとあと舗装で剣ヶ峰の、こちらも業者のほうから負担金を頂いて工事を半額持ってもらうということで計上をしておったものなんですが、それぞれについて工事のほうを施工しなかったのでゼロということになっております。
○6番 山中博子議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 いいですか。
  じゃ、2問目。
○6番 山中博子議員 27ページと33ページ、27ページの中段は教育総務費補助金、新型コロナウイルス感染症学習支援事業費補助金69万8,000円、33ページのほうも同じく教育総務費、それぞれ国、県なんですが、教育総務費補助金、新型コロナウイルス感染症学習支援事業費補助金139万7,105円は同じ事業に対する補助金なのか、そして、その事業はどのような事業に対する補助金だったのか伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  これは同じ事業でございます。27ページのほうは国庫補助金でございまして、こちらの事業総額の3分の1、それからあと33ページのほうは、こちら県費でございまして、これが3分の2、町からの持ち出しはございません。今日は歳入ですから、歳出のほうはまだちょっと及ばないかもしれませんけれども、出口は205ページにある事業なんですが、学びの保障のための、人的な学習指導員の配置事業に要する収入でございます。国が3分の1、県が3分の2、町からの持ち出しなしでございます。まずはそこまででよろしいでしょうか。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 コロナに関して、学習遅れを取り戻すための採用をされたと思うんですが、その採用は、これは歳出のほうで聞いたほうがいいかもしれないので、歳出のほうで伺います。目的だけ聞きたかったので。じゃ、ありがとうございます。
○岩田鑑郎議長 2問目はよろしいですね。
  じゃ、3問目。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 では、3問目。
  31ページ上段、地域公共交通観光利用促進事業補助金55万9,000円、これは当初予算にはなかったんですが、どのような補助金なのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 これにつきましては、地域公共交通を観光利用に資することによって、また活性化していくというふうな意味の補助金になろうかと思います。具体的には、各 バス停にある標示板というんですか、それがあるんですけれども、旧の都幾川地区にあったバス停なんですが、木の標示板というんですか、あれであったんですけれども、それが腐食して割れたりして見えないとか、また見栄えが悪い、そういう状態になっていたものですから、これをいただくことによって観光にも使えるようにその標示板を交換した、それに対しての埼玉県からいただいた補助金になります。
○岩田鑑郎議長 いいですか。
○6番 山中博子議員 結構です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  1点お願いします。
  主要な施策の成果のページ、14ページですが、その中の下段のほうにあります。全体から見ると、町民税、個人町民税……
○岩田鑑郎議長 歳入の何ページですか。
○12番 野原和夫議員 主要な施策の成果の14ページなんです。いいですか。
  税の問題については、個人町民税、法人町民税、それぞれ99.7、99%、高い徴収率になっておりますが、その中の一番下の中で、私は、町税等の滞納処分、年間10件、実施件数ということで、給与の差押えがどうしても目につくんですが。これは、給与の差押えというのは最終的な手段というか、その前には歩み寄って意見交換したり、声を出して本人との交渉をしていると思うんですが、その中で滞納処分、差押え実施は4件でありますが、差押えの解除がこの中に2件、2と書いてあります。その現状を踏まえて、どのような対策で2になったのかお伺いします。
  そして、その給与の差押えというのは、会社のほうにも伝わることであって、本人にとっては大変ショックな問題なんですよね。その中身についてもちょっと説明いただければありがたいです。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  14ページの令和2年度の実績で差押えが34件ございます。その中で給与が4件、こちらについては給与と年金ということで4件になっております。当然、給与、年金ですから、生活する中で一番重要な部分ということは議員ご指摘のとおりだと思います。そういった中で、 財産調査をさせていただきまして、その中である程度、余裕、また、必要経費を引いた部分で差押えができる部分についてさせていただいたのが4件という方になります。
  また、その中で差押えを解除ということでさせていただきましたのは、差押えが終わって解除というのが2件ということになります。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 差押えが終わったんですね。じゃ、もう全部お金がもらえたということですね。
  この問題については、私のところにも生活相談の中でよくあることですが、差押えの前の手続きの仕方、これは家族宛てで、世帯主宛てにちゃんと手紙は行きますね。やっぱりその中身を見ていない家庭が多いんですよ。それであまり気にしないという現状が生まれていると思うんです。ただ、その人からの応答がない場合は歩み寄って説明をして、町がそこに顔を出すということ、これを大事にしていかないとなかなか解決にならないと思うんです。そして、一番の問題は、夫婦間で問題が大きくなって夫婦げんかになる基になるので、これは大変なことになると思うんですが、今、課長の説明だと、十分説明と、歩み寄ったという形式はあるんでしょうかね。私、ちょっとまだ疑問点があるんですが、伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  今現在、コロナ禍ということで非常に厳しい状況でございます。そういった中で収入が減少された方も多く伺っております。そういうことも踏まえまして、今、納税者の方の置かれている立場を十分に聞き取りをさせていただき、お話をさせていただいて、無理のない納税、または分納、減免等をお話しさせていただいております。また、状況によっては福祉課のほうへの相談のほうもお話しさせていただいて、歩み寄った納税相談をさせていただいております。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ありますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  1問ほどお伺いします。
○岩田鑑郎議長 何問。
○3番 神山 俊議員 1問ほどお伺いします。
  主要な施策の成果の19ページですけれども、保育料関係ですけれども、大変、これを見ますと努力なされているのかなと。また、下段の給食費においても努力されておられるのはよく分かるんですけれども、1件だけ玉川保育園において増えている現状ありますけれども、この要因についてお伺いします。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  玉川保育園につきましては、令和2年度、確かにご指摘のとおり増えております。実際にこの滞納があるケースは3世帯ほどでございます。1件目につきましては、平成24年から27年度にかけた過年度分です。こちらはもう既に保育園には在籍しておりません。もう一件が、令和元年度と令和2年度分の合計です。もう一つが、令和2年度に新たに発生したということで、このような金額となっております。
  内訳的には以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 3問お願いします。
  1問目、37ページ下段のほうの一般寄附金182万円の内訳とその使途について伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問の37ページの寄附金の中の一般寄附金、182万の内訳ということでよろしいわけですよね。これは、具体的には誰から頂いたということは申し上げませんけれども、4件の方、4名といいますか、4団体といいますか、の方からいただいておりまして、これにつきましては、使途を定めない一般寄附金ということですので、一般財源として町長のほうで判断をしていただいて、そこに充当をしていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 2問目です。
  45ページ下段の雑入、その他の雑入というところで123万459円、令和元年度決算で59万567円でも多いと思ったのですが、この雑入の中で、1,170円の明細が書かれている中で123万円は多いと思うのですが、その増となった主な内訳をお聞きします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのその増となったというふうな理由でございますけれども、あくまでもここはその他の雑入ということで、前年度と同じものが決して入ってきているのではなくて、ほかの課目に属し得ない、どこに配分していいか分からないようなものをここに収入しているわけでございますので、前年度と比較というのは、ちょっとここの部分ではそぐわないのかなというふうには思っております。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 毎年出るものではなくても、123万円というのが、その他で一まとめにしてしまうこと自体がすごく引っかかってくるんですが、例えば、今年度においてはこの金額が特に、初めてだけれども、この金額が多かったという内訳をお聞きしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 増というふうなことではお答えできませんけれども、このその他の雑入のうち、比較的金額を占めているものということでしたらばお答えさせていただきます。
  こちらに一覧表があるわけなんですが、それでいきますと、一つは、高額介護の合算療養費というもの、これが過年度で、埼玉県の後期高齢者医療広域連合から町のほうに、これは入ってきている費用というものが20万円近くございます。
  それと、やはり過年度分なんですけれども、障害者福祉サービス利用ということで、こちらのほうは、どういうあれでかは分かりませんけれども、個人の方から入ってきている部分がございます。それが40万円近くあります。
  あとは、天文台の、2年ほど前に山林火災に遭った部分が、木を切ってそれをチップにしたものが売れたということで、過年度の事業のため、入れるところがないということでここに入れているものが20万円ほど、そうしたものが主になっております。
  以上です、大きいところでは。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 過年度ものがあったということでお聞きしました。例えば広域連合、あるいは障害者、そういう過年度に入ってきたものに対して、特別会計があるのに一般会計のほうに入れてしまうのかということでちょっと疑問に思うんですが、そういうものは特別 会計のほうに入るべきものではないんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 先ほど企画財政課長から一部話がありました高額介護合算療養費とかというのが、これ、医療の部分と介護の部分、それぞれ高額が出ていてという、合算しているもので過年度分があったんですが、これ、タイトル的には介護というところが出ちゃっているので介護特会っぽいんですが、細かくちょっと担当に確認しましたら、重度医療費の部分の高額が発生したことによる合算ということで、その介護特会ではなくて重度医療なので一般会計の分だということで、一般会計に入ってきたということです。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 じゃ、3問目だよね。
○6番 山中博子議員 もう3問したからいいです。
  じゃ、もう1問ですよね、最後。
○岩田鑑郎議長 ちょっと待ってください。
  ほかの方で質問はありますか。
○6番 山中博子議員 まだ2問です。
○岩田鑑郎議長 3問目じゃないの。
  3問目。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 3問目を質問します。
  46、47ページの上段の教育債、小学校施設整備事業債8,350万円、明小プール改築事業、当初予算では1億7,727万円の財源内訳は、国・県支出金2,780万円、地方債1億3,450万円、その他、これは基金だと思いますが、1,490万円としていました。一般財源は60万ぐらいだったと思います。205ページの工事請負費、これは歳出のほうになってしまうんですが、1億4,850万円の決算としています。財源内訳はどう変わったのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、工事費につきましては、当初予算から比べて、これ一般競争入札だったと思うんですけれども、それによりまして工事費のほうが下がったというふうな中で、当初見込んでおりました国庫支出金につきましては、2,780万円ほどだったものが4,700万円ほどに増えてきております。それに伴いまして、 事業費が下がって国庫の補助金が増えたものですから、起債がその分、減ってきたというのもございますし、プールの建設だったわけなんですけれども、その中で国庫補助の対象にならない部分もありまして、そこの部分について、当初は90%の充当率の起債を考えていたんですが、国庫補助対象外の部分については75%の充当しかできないというところがあったものですから、その分で起債が減ってきております。起債額が8,350万円ほどです。
  その他ということで、公共施設の繰入金が490万円になっております。そうしますと、一般財源としては1,600万円ほど出てきてしまうんですけれども、実はそこのところに、2年度に限りまして、減収補填債という起債を行っております。
  これは、本来であれば消費税の交付金ですとかゴルフ場利用税の交付金というもので、入ってくるべきものが入ってこなくなった部分について減収補填ということで起債をしているわけなんですけれども、ただ、これもあくまでも起債なものですから一般財源にするわけにはいかなくて、どこかに充当をしなければいけない中で、適当な事業としてこちらの事業に起債のほうを充てさせていただいているということで、そうしたことから、ほとんど当初にあった一般財源と同じような一般財源の負担というふうなレベルになっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 今、国・県、それから教育債、基金、基金のことは聞かなかったんですけれども、基金はそのまま490万円なんですか。もしそれを足したとすれば、490万円とおっしゃいましたよね。490万円とすると、その3つを足すと1億3,540万になると思うんです。そうすると、1億4,850万円の決算で、それを引きますと約1,300万円ほど足らなくなります。それが一般財源から出ていて、減収補填ということで起債していると考えてよろしいんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 そこが足らなくなったから起債をしたんではなくて、あくまでも別のところで減収があった分が起債ができるものだったものですから、そこで起債をしております。減収分に合わせて起債をしたわけなんですけれども、ただ、それが起債ですので、どこかの事業に充てなければいけないというふうなことから、ここに充てたというふうなことになります。
○6番 山中博子議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 それでは3問終わりましたね。
○6番 山中博子議員 終わりです。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 じゃ、よろしいですね、歳入については。
  これをもって歳入の質疑を終了いたします。
  続いて、一般会計の歳出の質疑を行います。
  一般会計の歳出の質疑に限り、3月議会の予算審議と同様、款別に行います。
  まずは、決算書の48ページ、1款議会費から100ページ、総務費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  4番、小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 議席番号4番、小島です。
  3問お願いいたします。
  1問目は、主要な施策のほうの27ページ、これの(4)端末機器管理事業の中の消耗品費のプリンタートナー購入について伺います。こちらのほう96万1,930円ということですが、前年の43万4,304円と今年度は52万7,626円と、倍近くの増加になっています。この理由について伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、まさしくここのところがトナー代が倍ぐらいになってしまったというふうなことなんですけれども、これが、実はプリンターを取り替えたわけなんですけれども、取り替えたことによりまして、やはりメーカーのほうもいろいろ考えておりまして、それまではリサイクルトナーといって比較的安いトナーを使えていたわけなんですが、新しくプリンターを替えましたらそのリサイクルトナーが使えなくなってしまいまして、逆に純正のものが高いんですね。それによりまして単価が上がったということで、最終的にはこちらの金額が上がってしまったということになります。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 機械をせっかく取り替えても、このトナー代、毎年、倍以上かかるというんではちょっとどうかなというんですか、これについて今後どういうふうに対応していくかお考えがありましたら伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 要は、プリンターを新しくしたことによりまして、そのトナーの容器がまだ出回っていないことによってリサイクルトナーが流通していないというふうな現象になっておりますので、それが流通がされてくればリサイクルトナーというものにまた切り替えていきたいとは思っておりますし、あとは、どうしても純正を使わざるを得ないということであれば、やはりプリントアウトするところを気をつけていくしかないのかなというふうには思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 ぜひその部分は検討していただきたいと思います。それプラス、もし大量の印刷の場合などは、外注などで今1枚何円という安いのもありますので、その辺もよく考えていただいて検討していただきたいと思います。この質問は終わります。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 恐らくちょっと今、勘違いをされているんだと思うんですけれども、このプリンターというのは、実際、我々が使っているパソコンから直接プリントアウトするものであって、コピー機とは違いますので、そこは勘違いされないようにお願いしたいと思うんですけれども。大量にそんなに印刷することはないんですけれども。
○4番 小島利枝議員 分かりました。すみません。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目。
○4番 小島利枝議員 同じ主要施策のほうの27ページ下段の(5)ホームページ管理運営事業業務委託料のホームページバージョンアップの事業ですが、こちら220万円ということで、今回、多分、スマホ版を作ったということでのバージョンアップかなと思うんですが、これについてアクセス数の件数等の変化があったか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 すみません。内容につきましてはお話しいただいたとおりでございまして、ただ、それに伴いましてどのぐらいアクセスが変わったとかということは、申し訳ございません、ちょっと把握していないところでございます。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 私が見る限りでも、パソコンのほうも大分更新も常に新しくなっているようなので、以前よりもすごくよくなったなとは思っております。この辺の効果もしっかり執行部のほうも見ていただきながら進めていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目よろしいですね。
  3問目、お願いします。
○4番 小島利枝議員 こちらは決算書の77ページ、一番下段にありますWEB会議システム事業301万5,050円について、こちらのほうはコロナ対策についての、対面での会議ができない等に使うためのものだと思うんですが、今回これを導入しての効果を伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、ここはまさしくそうしたことで、こういうタブレットを30台購入いたしまして、少なくとも各課には1台ないし2台は行っておりますし、外の部署でもあります保健センターですとか、保育園、学校、こうしたところにも1台は配分してあります。
  そうしたことで、コロナによりまして、県ですとか保護者とのやり取りがウェブでやらざるを得ないというふうなところもありまして、そこについては、Zoom等というソフトを使って話合い、打合せですとか、現場の状況をお知らせしたりというふうなことにも使っておりますし、あとは、役場の中の庁議ですとか、指名委員会ですとかの会議については、そのタブレットに資料を送ってその資料を見ながら会議を行うということで、ペーパーレス化ですとかそうしたものにも活用をしているところです。
  現在、取りあえず、そういうふうなことで会議のほうで使ったりなんだりしているんですけれども、もうちょっと何かいろいろ調べ物ですとかにも使えますし、いろいろと活用はしていけると思っておりますので、また今後、その辺は研究を進めていきたいというふうには思っております。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 先ほどのペーパーレス化、あと時間短縮、移動がなくなる分、その分、仕事がまたほかのことができるということで、とても効果があった事業ではないかなと思いますので、より以上、いろんなものを試行錯誤しながら、さらに利用していただきたいと思います。
  以上で結構です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 2問お願いします。
  1問目、75ページ下段のほうの若者定住化促進事業、光熱水費62万6,395円、元年度決算 で約42万円、令和2年度当初予算も約43万円、コロナ禍でやまんなかの利用がないのに、なぜ20万円も増えたのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、こちら若者定住化につきましては、促進事業につきまして、ここの部分では、やまんなかの光熱費だけでなくて、まちんなか、シェアハウスの光熱費も含まれております。そうした中で見ますと、やはり巣籠もりというんですか、在宅での仕事等が増えたことによるんだと思うんですけれども、まちんなかの電気料が相当増えてきておりまして、前年度から比べて17万円ほど増えております。それと、光熱水費ですから水道料なんですけれども、水道料が3万円ほど増えております。そうしたことが原因でここのところは増えてきてしまっているというふうなことで見て取れます。
  以上です。
○6番 山中博子議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 山中議員、2問目お願いします。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 では、2問目です。
  同じく75ページの下段の業務委託料58万4,476円、主要な施策の成果30ページの上段のほうにこの委託料が詳しく載っておりまして、それが52万676円です。決算書の58万4,476円との差は何か。また、ここで移住の実績があったのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 この部分につきましては、主要な施策の成果のほうでちょっと漏らしてしまった部分もあって申し訳なかったんですけれども、まちんなかにシロアリが出まして、その駆除に6万3,800円ですが、その差額分になりますけれども、それを支出しておりますというのがお答えになります。
  もう一つ、移住の実績ということでございます。担当に聞きましたら、やまんなかを使った方を、毎年、その年度末の3月31日で住民登録があるかどうかを確認しているというふうなことでして、それによりますと、2年度についてはちょっとそういう実績はなかったというふうなことでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 この中で、当初予算では委託料の中に、地域活性化業務委託50万円の決算がないが、これはどうなっているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、すみません、ちょっと今記憶が定かではないんですけれども、毎年、何かをやりたいというふうなことで、50万円、取りあえず、ここ2年ぐらい計上させていただいているんですけれども、元年度もそうだったんですけれども、やはりやろうと思っていたさなかでコロナの騒動が起きてしまったことから、ちょっとできなかったということがございまして、2年度についても、たしか3月の補正で補正減をさせていただいたというふうに私は記憶しておるんですけれども。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 50万円については2年連続というお話でしたが、その前の前に以前60万円の予算を立てて、決算のときに私が同じことを伺ったら、その前の年も2年連続で執行をしていなかったと、そういう答弁をいただきました。予算を立てた以上、もしこの50万円が2年連続だとしたら、以前、私が指摘したときの60万円について2年、4年連続でそのようなことが起きているということは、予算を立てた責任を持って執行していただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 答弁は。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 やりたいというふうなことで担当にも話はしているんですけれども、いかんせん、ここ2年の状況につきましては、やはり人を集めるとかというのがなかなかしづらいというふうな状況になってしまったというところだけはご理解いただければと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  よろしいですか、1款から2款まで。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって1款から2款の歳出の質疑を終了します。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○岩田鑑郎議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 2時32分)