ときがわ町告示第17号

 令和4年第1回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  令和4年3月1日

                        ときがわ町長  渡  邉  一  美

                    記

 1 日  時  令和4年3月8日


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(11名)
  1番  畑     豊 議員          2番  杉 田 健 司 議員
  3番  長 島 金 作 議員          4番  神 山   俊 議員
  5番  小 島 利 枝 議員          6番  田 中 紀 吉 議員
  7番  山 中 博 子 議員          8番  前 田   栄 議員
  9番  小 宮   正 議員         10番  岩 田 鑑 郎 議員
 11番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(なし)

            令和4年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            令和4年3月8日(火)   
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 議案第 3号 ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例の制定
             について
日程第 5 議案第 4号 ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部改正について
日程第 6 議案第 5号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について
日程第 7 議案第 6号 ときがわ町浄化槽設置管理事業条例の一部改正について
日程第 8 同意第 2号 ときがわ町副町長の選任について
日程第 9 同意第 3号 ときがわ町教育委員会委員の任命について
日程第10 選挙第 5号 ときがわ町選挙管理委員会委員の選挙について
日程第11 選挙第 6号 ときがわ町選挙管理委員会補充員の選挙について
日程第12 議案第 7号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について
日程第13 議案第 8号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び後期基本計画につい
             て
日程第14 議案第 9号 ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者の指定について
日程第15 議案第10号 町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)請負契約の変
             更契約の締結について
日程第16 議案第11号 令和3年度ときがわ町一般会計補正予算(第8号)
日程第17 議案第12号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第18 議案第13号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第19 議案第14号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第20 議案第15号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             3号)
日程第21 議案第16号 令和3年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)
日程第22 議案第17号 令和4年度ときがわ町一般会計予算
日程第23 議案第18号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第24 議案第19号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第25 議案第20号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第26 議案第21号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第27 議案第22号 令和4年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計正予算
日程第28 議案第23号 令和4年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第29 一般質問
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長兼
会計管理者
福 田 芳 和 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計室長
坂 本 由紀夫 
産業観光課長
正 木   彰 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
大 野 健 司 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 


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   ◎開会及び開議の宣告
○小島利枝議長 改めまして、皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより、令和4年第1回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
  朗読は省略いたします。
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   ◎会議録署名議員の指名
○小島利枝議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第127条の規定により、3番、長島金作議員、6番、田中紀吉議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○小島利枝議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  小宮正委員長。
○小宮 正議会運営委員長 皆さん、おはようございます。議会運営委員会委員長の小宮正でございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  令和4年第1回定例会における会期及び日程について調整するため、3月1日に議会運営委員会を開催いたしました。
  委員会には、議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長の出席をいただきまして、提出される議案について説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、令和4年第1回定例会は、本日3月8日から3月18日までの11日間とするもの でございます。
  今回もコロナ感染予防環境を整え、効率的な運営による時間短縮で感染リスクを減少させます。具体的には、一般質問を1人60分から30分に短縮します。そのほか、傍聴者も含めた感染症予防の環境をつくります。
  それでは、会期予定表をご覧ください。
  ご説明いたします。
  まず、本会議は3月8日午前9時30分から本会議です。通常ですと、議案審議の前に一般質問を行っておりますが、今回は議員改選に伴う日程の都合で一般質問を議案審議の後に予定しております。そのため、本日3月8日は諸報告、議案審議の順に行います。
  3月9日も本会議です。議案の審議です。
  3月10日は休会とし、常任委員会をお願いいたします。9時30分から総務産業建設常任委員会、午後1時30分から文教厚生常任委員会です。
  3月11日は本会議です。議案の審議です。
  3月12、13、14は休会といたします。
  3月15日は本会議です。議案の審議です。
  3月16日は休会とし、午後1時30分から全員協議会を予定しております。
  3月17日は本会議です。一般質問を行います。一般質問は、通告順位1番、岩田議員から5番、畑議員まで。
  最終日、3月18日も本会議です。一般質問の続きです。通告者6番、小島議員から10番、田中議員までです。
  以上、議会運営委員会の報告を終わります。
○小島利枝議長 お諮りいたします。委員長の報告のとおり、本定例会の会期は、本日3月8日から3月18日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は11日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○小島利枝議長 日程第3、諸報告を行います。
  初めに、地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任 を受けたものの職氏名は別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から令和3年12月から令和4年2月までの例月出納検査の報告と1月に実施した令和3年度定期監査の結果報告が提出されております。お手元に配付しておきましたので、ご覧いただきたいと存じます。
  なお、詳細につきましては議会事務局にありますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により事務に関する説明書が提出されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、要望書が提出されております。写しを配付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。
  続いて、一部事務組合における議会報告でありますが、今回も書面による報告とさせていただきます。
  小川地区衛生組合議会報告、比企広域市町村圏組合議会報告を書面提出いただきましたので、本日配付させていただきました。
  以上で一部事務組合議会の報告を終わります。
  令和3年第4回定例会で議員派遣の決定がなされました比企郡町村議会議長会主催の令和3年度比企郡町村議会議員研修会及び埼玉県町村議会議長会主催の令和3年度町村議会議員研修会は、いずれもコロナ感染症拡大の影響で中止となりましたことを報告いたします。
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   ◎施政方針
○小島利枝議長 次に、町長から挨拶を兼ねての施政方針を行いたいとの申出がありますので、これを許可します。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶を兼ねまして、令和4年度施政方針を述べさせていただきます。
  本日は、令和4年第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご出席をいただき、令和4年度当初予算をはじめとする町政の重要案件についてご審議をいただきますことに、心から感謝申し上げます。
  また、ときがわ町議会議員の皆様におかれましては、本定例会より小島利枝議長、神山俊副議長をはじめ、新たな体制が組織されました。私もときがわ町長として2期目のかじ取り が始まります。これまでの実績を踏まえ、この4年間で今後のまちづくりの確固たる礎を築いてまいりたいと考えております。議員の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
  さて、ここでロシアにおけるウクライナへの軍事侵攻に関して申し上げます。
  ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が2月24日に始まり、現在もなお続いております。こうした武力による行為は、多くの人々の犠牲を生み、国際社会の平和と安定を脅かすものであり、断じて容認することはできません。一刻も早い事態の終結と世界平和の実現を願うものであります。
  それでは、これから令和4年度施政方針を申し上げます。
  今年に入り、新型コロナウイルス感染症は新たな変異株による感染爆発が起こり、いまだ収束の見えない状況となっております。こうした状況下で、当たり前となったマスクの着用、手洗い、密の防止に加え、私たちの生活スタイルをどう合わせていくか、柔軟な対応が求められています。
  そのような中、私はこのたびの町長選挙で7つの施策を町民の皆様にお約束いたしました。
  2期目のスタートといたしまして、特に重点的に取り組む施策の一端を申し上げ、私の施政方針といたします。
  重点的に取り組むべき課題について。
  まず第1に、「食と教育で選ばれるまちに」であります。
  4年間の町政運営の中で感じたことは、やはり人づくりの基本は教育であります。また、人が生きていく上で食は切り離すことはできません。この食育を充実させ、教育環境の充実を図ることで、結果的に住みたい、住んでよかった町につなげていきたいと思います。
  第2に、「町民自慢の観光のまちに」であります。
  ときがわ町の特徴の一つが、町の自然を生かした観光であります。観光は町外の人ばかりが楽しむものではなく、町民も楽しめるものであるべきです。自然のよさ、ありがたさを町民1人1人が楽しみ、感じ、それを発信していただく。それぞれが観光大使となり、人を呼び込む、そうして交流が活発となり、活気あふれる町にしていきたいと思います。
  第3に、「高齢者にやさしいまちに」であります。
  高齢化が進行する中にあって、心配されるのは、ひきこもりや寝たきりになってしまうことです。健康に、元気に生活できれば怖いものではありません。そのためにも、高齢者に寄り添ったまちづくりをしていくことが一番の対応策だと考えます。
  第4に、「地域力を生かした安心安全なまちに」であります。
  有事の際に必要になるのは、地域の助け合いであります。昨年末と先月に立て続けて起こった大野地内の住宅火災では、地域の組織する自主防災組織や近所の方のご尽力により被害は最小限に抑えられ、その後の対応でも力を発揮していただきました。こうした助け合いが機能して、初めて安心して住み続けることができます。今、人口減少、高齢化によりこの地域力が危機に瀕しております。もう一度地域力の向上に力を入れてまいります。
  第5に、「人口増加のまちに」であります。
  ときがわ町は、この4月1日に過疎地指定されることになりました。一番の原因は、人口減少であります。この流れを断つためにも、指定による支援措置を最大限に活用し、一日でも早く指定が解除されるよう努力してまいります。
  第6に、「女性が輝くまちに」であります。
  人口の約半数は女性が占めています。人々がそれぞれの特性を生かし、助け合い、協力し合った社会を醸成することがお互いにとって必要なことです。そのためには、今以上に女性の視点が重要となります。女性も男性も同じように活躍する町を目指します。
  第7に、「SDGS環境に配慮した持続可能なまちに」であります。
  大量生産・大量消費の社会が招いた状況は、皆さんもご存じだと思います。この環境をどのように次世代に引き継ぐのか、今の我々に問われています。胸を張って次世代に受け渡すために、今、行動を起こさなければなりません。そのために、できることを精いっぱい取り組んでまいります。
  以上、今後重点的に取り組む施策の一端を申し上げましたが、これ以外の事業につきましても、第二次ときがわ町総合振興計画に基づき着実に進めてまいります。
  地方財政対策について申し上げます。
  次に、国の令和4年度地方財政対策について申し上げます。
  まず、歳入では、地方税が巣籠もり需要などの増加により41兆2,305億円で、前年度比プラス3兆1,503億円、率にしてプラス8.3%となりました。同様に、国税も増える見込みから財源不足額が解消され、地方交付税の総額が出口ベースで18兆539億円、臨時財政対策債を加えた実質的な地方交付税は19兆8,344億円で、地方税が増えたことにより前年度比マイナス3兆837億円、率にしてマイナス13.5%となりました。
  歳出におきましては、地域社会のデジタル化の推進、公共施設の脱炭素化の取組等の推進、消防、防災力の一層の強化のための経費が計上されました。
  予算編成に当たっての基本的な考え方について。
  続きまして、令和4年度の予算編成に当たっての基本的な考え方につきまして、ご説明いたします。
  令和4年度のときがわ町の予算編成につきましては、予算編成方針を令和3年10月13日に各課に通知し、総合振興計画を念頭に置きながら、町政の諸課題に対応するための予算編成を行ったところであります。
  基本的には、地方税や地方交付税等の一般財源を意識した予算編成とするため、引き続き一般財源ベースのフレームを設定し、特定財源の確保に努めたところであります。また、経常経費につきましても、費用対効果などの観点から、全職員がコスト意識を持ち、最少の経費で最大の効果を上げることを旨として積算したところであります。
  そうした中でも、必要な事業には重点的に予算を配分することとし、令和4年度においては「食と教育で選ばれる町」「まちの活力を高める観光施策」「若者の流出防止・移住・定住化促進に係る施策」を重点施策として充実を図ったところであります。
  その結果、令和4年度当初予算につきましては、一般会計が52億5,233万2,000円で、令和3年度当初予算と比較しますと、額で1,200万円、率にして0.2%の減額となりました。なお、一般財源ベースでは、額で1,982万9,000円、率にして0.5%の減額となりました。
  これに5つの特別会計を加えた6会計の総額では83億8,120万4,000円となり、令和3年度当初予算と比較しますと、額で1,396万2,000円、率にして0.2%の減額となりました。
  また、水道事業会計につきましては、予算規模が4億8,705万4,000円で、令和3年度当初予算と比較しますと、額で1億9,471万8,000円、率にして28.6%の減額となりました。
  続きまして、一般会計の歳入予算の概要について、ご説明をいたします。
  町税につきましては、個人・法人町民税、固定資産税が、主に新型コロナウイルス感染症の影響が少なかったことで、全体では12億4,543万1,000円となり、額で3,346万6,000円、率にして2.8%の増額となりました。
  次に、普通交付税につきましては、前年度の実績に基準財政収入額、基準財政需要額の収支を考慮し、そこに臨時財政対策債の減額を反映させた結果、前年度から1億円増の18億7,000万円となりました。
  繰入金につきましては、財政調整基金から1億8,511万6,000円を、減債基金から9,090万7,000円を、合併振興基金から2,141万円を繰り入れ、財源の確保を図ったところであります。
  また、町債につきましては、元利償還金の100%が地方交付税で補填される臨時財政対策 債を、地方財政対策での方針を踏まえ、1億3,700万円減額の1億2,000万円とし、各種の一般会計債を道路整備事業などに充てるため9,800万円としましたが、起債総額は前年度から8,220万円減額の2億1,080万円となりました。
  この結果、令和4年度末の町債の残高見込みは約65億9,000万円となりますが、このうち約53億1,000万円は地方交付税として国から交付されることとなっているため、実質的な町の負担は、約12億8,000万円となる見込みであります。
  また、一般会計の令和4年度末の基金総額の見込みは、約30億2,300万円となります。
  引き続き、必要な事業には果敢に取り組むとともに、次世代に残すべき資産と負債のバランスを見ながら財政運営を図ってまいります。
  次に、一般会計の歳出予算の概要につきましては、第二次ときがわ町総合振興計画の基本構想、基本計画に沿って、重点プロジェクトの新たな取組を中心にご説明をいたします。
  なお、継続事業につきましては、昨年度と内容に変更がなければ、説明を割愛させていただきます。
  また、執行に当たっては、新型コロナウイルス感染症の状況により柔軟に対応いたしますので、ご承知ください。
  それでは、まず初めに、基本施策@「将来を担う若い世代を支える」における子育て支援の推進につきましては、こども医療費支給事業、ひとり親家庭等医療費支給事業を継続していく中で、今年度中に県内全域で現物給付方式に移行し、一時的な保護者の負担をなくしてまいります。また、コロナ禍でスタートできずにいたパパママ応援カフェをオープンし、子供さんのお迎えの際、保護者の方の一服の清涼剤としていただければと思います。
  さらに、子供を望んでいる夫婦の経済的負担を軽減する目的で、不妊検査、不妊治療に要する費用の一部を助成しておりますが、それに加えまして、新たに妊婦の全戸訪問と身体的経済的支援を目的に、妊娠期を陰ながら応援する気持ちを込めて「妊婦応援金」支給事業を開始いたします。
  次に、定住化の支援に向けた取組では、令和3年度に開始した空き家掘り起し集落支援員、定住促進住宅取得補助金、町有住宅地分譲も成果が出てきておりますので、引き続き推進してまいります。
  続きまして、基本施策A「将来を担う子どもたちを育む」取組における幼児教育の充実では、幼児期に身につけた感覚はその後の人生に大きく影響を与えることから、特に心と体をつくる食育を充実させ、食と教育で選ばれる町を目指します。
  次に、学校教育の充実では、少人数指導に向けた教員や学校生活への支援が必要な児童生徒に対する生活支援員、小学校低学年の基礎学力定着を目的とした学習支援員の配置を継続するとともに、複式学級における一部教科担任制を実施し、より質の高い教育を目指します。
  続きまして、基本施策B「ときがわの魅力を守り・育て・発信する」における地域の魅力発揮による観光の活性化ですが、明覚駅舎内に観光協会が移って1年が経過いたします。観光協会を訪れる方、またイベント時のスペースとして民有地を借り受け、広場兼駐車場として整備いたします。
  また、コロナ禍にあっても感染リスクの少ない登山やハイキングが人気となっています。弓立山の山頂も町有地化できましたので、ここも一つの拠点として整備してまいります。
  次に、文化財の保存と継承ですが、小倉城跡整備活用事業については、令和3年度に登城路の整備などハード的な整備を行い、令和4年度には環境整備を含め、ソフト的な整備を進めてまいります。
  次に、自然環境の整備・保全ですが、ときがわ町の農業は、農業従事者の減少や高齢化、農業所得の減少等、大変厳しい状況にあります。このような状況の中、農業の有する多面的機能が発揮されるためには、意欲ある農業者が農業を継続できる環境を整えることが必要です。そのため、大字玉川地内原地区の農地の畦畔除去等による区画拡大の整備を行い、耕作条件の改善を実施し、担い手への農地集積、集約化を行います。
  続きまして、基本施策C「魅力的な地域の「宝」と活力ある産業により豊かさを育む」における農林業の活性化ですが、防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法による防災工事の実施要件として、劣化状況評価及び地震・豪雨耐性評価が必須項目となりました。このため、防災重点農業用ため池において劣化状況評価を実施し、防災工事に向け取り組んでまいります。
  また、防災重点農業用ため池の門林沼につきましては、水位変動による沼岸の浸食防止対策として、引き続き護岸整備工事を実施いたします。
  次に、商工業の振興についてですが、町の産業の振興には商工会との連携が不可欠であります。新型コロナウイルスの感染拡大による商工業の落ち込みを回復すべく、引き続き連携を強化するとともに、支援を行ってまいります。
  次に、雇用の創出についてですが、新型コロナウイルスとの共生の中で、企業活動も少しずつ活発となってきております。雇用の創出のための誘致につなげるために、タイミングとスピード感を持って対応してまいります。
  続きまして、基本施策D「自然と調和した安全・安心な暮らしを守る」における防災・防犯・交通安全体制の充実についてですが、新型コロナウイルスの感染拡大によりウオーキングなどの屋外で活動する方が増えていることから、歩道の安全対策を進め、安心して歩ける環境を整えてまいります。
  次に、循環型地域社会の形成についてですが、この4月から可燃ごみの排出方法が若干変更となります。排出量が処分費に直結することから、一層可燃ごみの減量化が重要となります。特に生ごみの減量化を推進していまいります。
  次に、各種相談体制の充実についてですが、在宅が増え、インターネットでの買物が増えたこともあり、依然としてワンクリック詐欺や振込詐欺などの犯罪がますます複雑巧妙化してきています。引き続き、家族相談支援センターを中心とした消費者相談などの窓口の充実、強化に取り組んでまいります。
  続きまして、基本施策E「快適な暮らしの基盤を支える」における道路交通体系の整備ですが、住民生活の利便性、安全性向上のため、令和4年度も引き続き大字馬場・関堀地内の町道改良工事をはじめ、庁内各路線の改良修繕工事等を実施してまいります。
  また、町道に架かる橋梁につきましても、国の道路メンテナンス補助事業を活用し、計画的に修繕工事や点検を実施してまいります。
  また、町内の移動手段として導入いたしました乗合タクシーですが、路線バスと競合しない部分において町外への運行を導入いたします。まずは6月から毛呂山町の埼玉医科大学病院への運行を開始します。
  そして、令和3年度に購入いたしました電気バスについて、4月以降順次切替えを実施してまいります。CO2削減先進自治体として、取組をさらに推進してまいります。
  続きまして、基本施策F「生涯にわたり健康な暮らしと生活を守る」における保健衛生・医療の充実ですが、高齢化の進んでいる社会において非常に重要な事業であるとの認識は変わっておりません。その拠点となる保健センターも老朽化が進んでいることから、計画的に改修を進め、施設設備の充実を図ってまいります。
  続きまして、基本施策G「支え合い安心して暮らせる福祉を実現する」における高齢者福祉の充実ですが、コロナ禍での外出自粛により高齢者の筋力と認知症機能の低下が心配されます。特にフレイルを予防することは、対策として重要となります。そうした高齢者の栄養の適正化と孤立を防ぐため、新型コロナウイルス感染症の影響により中止しておりました料理教室おすそわけを再開いたします。
  次に、障害者福祉の充実についてですが、これまで比企郡内で現物給付だった重度医療費が今年10月から県内全域に広げられます。それにより、一時的でも窓口負担があったものが、負担なく医療が受けられるようになります。
  続きまして、基本施策H「生涯にわたり豊かな暮らしを支える」における生涯学習の推進ですが、人生100年、幾つになっても知識、経験、仲間を増やすことは豊かな生活を送るために欠かせません。令和4年度はコロナに負けずに、ぜひとも人生百年大学を実施につなげたいと考えております。
  次に、スポーツ・レクリエーションの推進についてですが、昨年から今年にかけて、続けて夏季、冬季オリンピック・パラリンピックが開催され、世界のアスリートから感動をいただきました。町内でも様々なイベントが中止を余儀なくされていますが、その中でも県内唯一の天然スケート場が開設できたことは明るいニュースとなりました。少しずつですが、スポーツが楽しめる環境を整えてまいります。
  また、コロナ禍でできるスポーツということで、町民体育祭等の経費を充てて実施いたしましたTOKIGAWAウォーキングチャレンジ事業が好評でしたので、引き続き実施し、健康維持につなげていただきたいと思います。
  続きまして、基本施策I「誰もが参加できる地域コミュニティをつくる」における地域づくりの推進ですが、地域コニュニティの拠点となる地域集会所の維持管理に取り組むとともに、地域力の向上に努めてまいります。
  続きまして、基本施策J「将来にわたり持続可能な行財政運営を実現する」における効率的な行財政運営ですが、公共施設等総合管理計画の見直しの結果、公共施設やインフラ施設の維持、更新に多くの財源が必要であることがデータから示されました。施設総量と財源のバランスを考えながら、対策として財源の確保を図ってまいります。
  続いて、特別会計予算について説明いたします。
  まず、国民健康保険特別会計ですが、国民健康保険は、医療保険制度の中核として、地域住民の医療の確保と健康の保持増進に重要な役割を果たしてまいりました。
  そうした中、平成30年度からの広域化による国保財政の安定化が図られました。
  しかし、国保財政は予断を許さない状況であり、増加が続く医療費抑制のため、特定健診の受診率向上を一層進め、生活習慣病の早期発見や重症化予防に引き続き取り組んでまいります。
  次に、後期高齢者医療特別会計ですが、医療費の給付や保険料の決定につきましては、埼 玉県後期高齢者医療広域連合が行いますので、町の事務として定められております保険料の徴収に関する費用を主に計上いたしました。引き続き、事業の円滑な実施に向けて取り組んでまいります。
  次に、介護保険特別会計ですが、高齢化が進む中、認定者数が増加している状況であります。
  高齢者の生きがいある生活をより一層支えていく施策、事業を展開するため、今後も町民の皆様のご協力をいただきながら、介護保険制度の健全な運用に努めてまいります。
  次に、浄化槽設置管理事業特別会計ですが、平成15年度から事業を推進し、清流の保全に努めているところであります。令和4年度も、町民の皆様のご理解をいただきながら、70基の設置を目指してまいります。
  次に、関口茂八奨学事業特別会計ですが、引き続き基金を活用した奨学資金を貸与し、子供たちが安心して学ぶことができるように取り組んでまいります。
  最後に、水道事業会計について申し上げます。
  昨年12月に水道審議会から水道料金の見直しについて、適正な額への改定はやむを得ないものと答申がありました。水道事業は、これまでも厳しい経営状況の中、一般会計からは高料金対策補助金も捻出しておりますが、状況を熟慮の上、料金改定を決断してまいりたいと考えております。
  引き続き安心・安全な飲料水の安定供給に努めるとともに、公営企業が安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の基本計画である経営戦略を推進してまいります。
  以上、予算の概要についてご説明いたしましたが、本定例会に付議した各議案につきましては、慎重審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げ、私の施政方針といたします。どうもありがとうございました。
○小島利枝議長 施政方針に対する質疑は、令和4年度の予算質疑に関連して行ってくださるようお願いいたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時30分といたします。
                                (午前10時14分)
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○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時30分)
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   ◎議案第3号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第4、議案第3号 ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例の制定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第3号 ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例の制定について。
  別紙のとおり、ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例を制定することについて議決を求める。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第3号 ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
  太陽光発電設備の適正な設置及び維持管理を目的に、太陽光発電設備の設置及び管理等に関し必要な事項を定めるため、ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例を制定したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、建設環境課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、議案第3号 ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例の制定について、細部説明をさせていただきます。
  議案書を1枚おめくりいただき、1ページ、条例本文第1条、目的ですが、「この条例は、町内における太陽光発電設備の設置及び維持管理等に関する必要な事項を定めることにより、町民の生命及び財産の保護、豊かな自然環境及び良好な景観の形成並びに生活環境の保全を図ることを目的とする。」とあります。
  次からは、議案参考資料、議案第3号関係をご覧ください。
  2として、条例制定の背景ですが、太陽光発電設備は、固定価格買取制度の開始以降急増し、特に比企地域において多数の施設が建設されております。町内では、良好な景観や災害 の発生など町民の生命、財産を脅かす可能性のある危険な場所等での太陽光発電設備の設置が危惧されております。
  町では、これらの課題に対応するため、ときがわ町太陽光発電施設の設置に関するガイドラインを制定し、近隣住民等への周知や適正な設置を努めておりますが、法的拘束力がないため、その対応には限界がございます。
  国では、全国で多発するトラブルに対し、FIT法を改正し、条例も含めた関係法令の遵守を義務づけ、違反した場合には指導及び助言、改善命令、認定取消しなどの対応を行うことになりました。
  こうした背景を踏まえ、町では条例制定について、近隣自治体の動向を参考に検討するとともに、広く町民の意見を反映するためパブリックコメントを行い、これらの内容を踏まえ、本条例を制定することとなりました。
  3の条例の概要ですが、(1)として、条例の適用範囲、こちらは発電出力が10キロワット以上の野立ての設備を対象としております。
  次に、どの区域をどういった制限をかけていくかというのが(2)の抑制区域の指定になります。町では、町内全域を配慮が必要と認められる区域として抑制区域に指定します。さらに、別表第1に示す区域を特に注意が必要な区域として重点抑制区域に指定します。
  裏面2ページの別表第1をご覧ください。
  重点抑制区域として法指定された土砂災害警戒区域など15の区域が記載をされております。この中で、上段の土砂災害警戒区域から下に順に、中ほどの森林法で指定する保安林までの7つの法指定区域を特に災害リスクの高い区域として定め、技術基準を引き上げて抑制していきます。
  1ページ目にお戻りいただきまして、抑制区域の概要図をご覧ください。
  抑制区域、町内全域の内側に囲まれた重点抑制区域、(別表第1)とありますが、この中の右側の土砂災害警戒区域等が災害リスクの高い区域として高強度など技術基準を厳しく引き上げ、強く抑制を図ってまいります。
  それでも、太陽光発電施設の事業者につきましては、経済産業省から認定を取得しているため、設置を求めてくると思われます。その場合、(3)事前協議、説明会の開催、事業計画の届出等設置に必要な手続を義務づけし、内容を公開いたします。また、地元説明会など地域住民からの意見に対し誠意を持って対応し、地域住民が必要と判断すれば合意文書を交わすこととしております。
  また、稼働後に懸念される土砂流出、廃棄パネル等適正な維持管理については、(4)町と協定を締結することを義務づけております。
  こうしたルールを定めて適正な設置管理を図ってまいりますが、それでも条例に従わない者への対応としまして、(5)条例で定める手続に違反した場合は、指導、助言及び勧告を行い、正当な理由なく勧告に従わないときは事業者の氏名及び住所等を公表します。
  裏面、2ページになりますが、(6)として、国又は県への報告として、条例違反の内容や事実を経済産業省に報告をすることで事業者が一番恐れる改正FIT法の認定取消しを国が講ずるということになっていることから、条例の実効性を確保するものでございます。
  それでは、議案書にお戻りいただきまして、7ページをご覧ください。
  附則として、施行期日、この条例は令和4年4月1日から施行する。経過措置として、この条例の施行の際現に太陽光発電設備を設置し、又はときがわ町太陽光発電施設の設置に関するガイドラインの届出がなされている太陽光発電設備を設置しようとする事業については、この条例第18条、第19条及び第21条から26条までの規定を除き、適用しないというものでございます。
  以上で、議案第3号 ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例の制定についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより、議案第3号 ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例の制定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。1点伺います。
  この条例は、かなり事業者というか設置側から見ると大変厳しいというのか、なかなか大変だと思うんです。基本的に、私はこの条例に賛成する立場で1点お伺いします。
  この条例は野立て、要するに屋根と10キロ未満ということで規制をかけています。総合振興計画でも、ときがわ町は太陽光の設置を補助したり、進めるという立場も片方ではあります。もう1つは、利用件数というのが、設置がなかなか進んでいないという点もあるんです。
  だから、1つは、太陽光を事業というよりかエネルギー、再生産するためのエネルギーとして進めなきゃならないというのが今までの形だったり、今後もあると思うんです。あと、もう1つは、エネルギーとして、例えば自動車も含めたEV化のことが検討されているというか、進めているパターンだと思うんです。だから、その辺で、野立ての、あれを規制する のは結構だと思うんですけれども、片方でこういうEVや再生エネルギー、あと循環型のという、そういうのを矛盾しないように進めるという、利用を進めるという形の検討もされているのかどうか、1点伺いたいんです。ちょっと長くなって申し訳ないです。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  今、国の施策として再生可能エネルギーの推進ということで、町につきましては、今回この条例はあくまで野立ての太陽光ということで、こちらの目的にもあるとおり、豊かな自然環境及び良好な景観の形成、そういったものを図るために野立てのほうを制限していくということであって、住宅の屋根に設置するものについては町でも補助金を出しておりますし、むしろそういった災害のおそれのないような建物等につきましては、こちらについては積極的に太陽光、再生エネルギーの推進を図っていくということで、今回は、この条例化について、豊かな自然環境、そういった目的で行うということで、特に矛盾という形ではないと思うんです。再生可能エネルギーの推進については、引き続き行っていくということでご理解いただければと思います。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私は、矛盾しているという、単純に矛盾ということではないんですけれども、片方では積極的、ある意味補助金も含めて積極的な進め方、だから、屋根だけじゃなくて、例えば積極的な部分でいけば駐車場とか、例えば公共施設だとか、そういうもう少し、使い勝手もいいとか、そういうところも検討していただければということで、これはこの条例に直接触れませんけれども、そういうことも検討していただけたらということで思っていますんで、よろしくお願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 答弁はよろしいですか。
○6番 田中紀吉議員 検討していただければ。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。3問お願いします。
  まず、条例第6条第3項の中に「事業者は、太陽光発電設備の維持管理に要する費用及び撤去するために必要な費用を確保しなければならない。」とあります。
  1問目です。撤去費用は1台どのくらいなのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  撤去費用について、1台幾らかということだと思うんですが、撤去費用につきましては、これは国のほうからガイドラインが出ておりまして、資源エネルギー庁廃棄等費用積立ガイドラインというのがあります。そこに廃棄等費用の想定値というのが表の中にあります。それを見ますと、その設置をした年度によって違うのですが、例えば最新、2021年に設置したものにつきましては、廃棄等費用の想定額ということで、キロワット当たり1万円の廃棄費用というふうに出ております。
  以上です。
○小島利枝議長 7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 今年7月ごろから撤去費用の積立てが義務づけられると聞いております。どこが管理し、その積立額の詳細はどのようなものか伺います。
○小島利枝議長 再質問でよろしいんですよね、1問目の。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  廃棄パネルの撤去費用の積立てということで、7月からスタート。確かにそういった制度になっております。こちらについては、どこがまず管理をするかということなんですが、この積立ては基本的には外部積立てということで、その外部積立てを、買取り価格からそういった積立ての費用をあらかじめ差し引いて、源泉徴収的に積み立てるということで、外部積立てが原則なんですが、ここを管理するのが電力広域的運営推進機構というところが積立てを管理しております。
  これを詳細にということなんですけれども、どれぐらいそれを積み立てていくのかということだと思うんですが、これについても資源エネルギー庁で出ております廃棄等費用積立ガイドライン2021年9月公表の資料を見ますと、これも積立費用というのは認定年度ですとか入札の区分で異なるんですが、例えばなんですけれども、2021年に設置した250キロワット以上のものについては、キロワットアワー当たり0.66円というものが差し引かれて、毎月の 売電収入から差し引かれて、その事業者のほうの手元に収入として入る。0.66円については外部積立機構のほうに入って積み立てていくと、そういう仕組みでございます。
○小島利枝議長 7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 最後に、事業者の責任において撤去するということになっているんですが、この撤去場所というのはもう決まっているのかどうか伺います。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  撤去場所は決まっているかというご質問なんですが、これ撤去ということになると、今度は経済産業省から環境省のほう、これまたガイドラインが出ていまして、太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン第二版というのが出ております。そちらによりますと、まずこの太陽光というのが、解体するときにそれぞれ架台と言いまして支柱になっている部分、これらアルミなんで有価として、価値のあるものなんですが、まずはその分解、分別をするわけなんですが、まずは何かリユースを考えるというのがフローとしてあります。まだまだ使えるようなものですとか、架台を利用してまた上の部分を換えると。太陽光のモジュールについては、ここも分別を細かくすればかなり有価として取れるものってあるみたいなんです。
  まず、パネルはお金になるものですとか、例えば銅だとかガラス的なものというのがかなりリサイクルの技術が進むと何か予想されます。「2040年問題」とよく言われると思うんですけれども、太陽光パネルが25年から30年の寿命があります。2040年には約80万トンぐらいの産業廃棄物として出ると。その中で、もうその頃には、いろんな資料を見ると、再生技術ってかなり進んでくるようで、いろんなところで、今でも大分そういった技術をPRしている会社がございます。リサイクル関係です。あと、よくNEDOって聞くと思うんですけれども、新エネルギー・産業技術総合開発機構というところでも、かなりこっちのほうの研究を進めておりまして、大分こう、かなり細分化してごみから有価物に換えるというんですか、最終的に有害物質が含まれているパネルというのは、少数ですが、あるようなんで、そういったものに配慮しながら、有価として売却できるものは有価売却。あと、最終的には埋立処分という形もあるようです。
  今、処分方法が決まっているかどうかというのは、今の時点でこういう形で最終的にやりますというのは、いろんなルートがあるということしか言えないのかなと思います。
○小島利枝議長 続きまして、2問目お願いします。
○7番 山中博子議員 先ほど3問と言いましたが、今の質問があったので3問と言ってしまったので、2問で結構です。
  2問目です。この条例の中には地域住民等の理解、地域住民等の意見など「地域住民等」というところが10か所近くあります。「地域住民等」の定義とはどこまでなのか伺います。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  住民、地域住民等につきましては、それは条例第3条の規則で定めるというふうに書いてございます。その規則、今つくり込んでいるところなのですが、まず定義としては地域住民等、事業区域の近隣に居住をしている者、もしくは地域区域の近隣の土地もしくは建築物の所有者、または管理者及び専用者と事業区域に関係する行政区等の代表者、それと最後に太陽光発電事業に伴って生活環境に一定の影響を受けるおそれがあるものとして町長が認める者というものが地域住民等の定義でございます。
○小島利枝議長 7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 そうしますと、事業にある程度関係する方というふうな感じなのですが、例えば土地の所有者が違う市にお住まいの方だったら、その方も関係してくると。ただ、太陽光発電に関して、やはりいろいろと興味を持ち、それから、自分の意見を持っている方が違う自治体に住まわれていた場合に、その方がどうしても説明を聞きに来たいと言った場合には、それは認めないということでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 この地域住民の定義に合致しないものということだと思いますが、まず、その判断は、私はその事業者のほうに決めてもらうのかなと思っております。町のその条例としては、今言った地域住民等の定義に関係するものというのが地元説明会の範囲なのですが、やはり規模なんかにもよると思うんです。大きなメガソーラーという形になると、当然多くの方が関心を持って、この定義に合致していない、影響を受けない方も参加というのはあると思うんです。そういったものについて、事業者のほうでそちらも、恐らくそういった会社であれば自信を持ってやられるのでしょうから、当然その説明会について受入れはするんだと思うのですが、町でどうこうというのはその辺は言えない部分なのかなというふうに思います。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑はございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。3問お願いします。
  まず、2条においては財産に触れています。そして、9条には抑制区域、町内全域とあります。この中には当然公共財産、また、個人財産も関わります。この中身について公共財産と個人財産についての考え、どのように見ているのか伺います。まず、この問題からお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  公共財産と個人財産についての考え方ということなのですが、まず、個人財産につきましては、これは財産権の侵害ということで、抑制区域にした理由というのが、そこの禁止区域にすると個人財産の侵害になるということで、これはほかの自治体でも裁判になっています。そういった裁判リスクを避けるためにも、禁止ではなくて抑制区域という形で町は全町指定をさせていただきたいというふうに考えております。抑制なので禁止ではなく、設置をしないように求める区域という解釈になります。
  また、公共財産ということですが、例えばその公共財産という考え方、その区域に事業者が計画している区域に町の土地があれば、当然町はその抑制区域という考えでございますので、その事業には賛成はできないという立場にあります。それと、よくあるのが道路だとか水路、そういった長狭物が事業区域にあるような場合、この考え方につきましては、恐らくこれも一番は、やはり地域住民と良好な関係というのが今回この責務の中にもありますが、まず、その事業について、地域でもう受け入れられない、町としても受け入れられないようなものについては、やはりそういった長狭物の払下げだとか付け替えというものについては応じないというふうな立場が、これで、条例でしっかりご承認をいただければそういったことも堂々と言えるようなものになるのかなと思います。ただ、それが地域で受け入れられるようなものであれば、払下げ、付け替え等は、その辺は状況に応じて可能なのかなというふうに考えております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 公共財産においては、以前、本郷のグラウンドの件で皆さんが反対 運動を起こして傍聴しました。そういう経緯があります。そして、憲法25条に保障される問題も出てくると思うです。ただ、個人財産においては禁止でなく設置をしないようにという説明でありますが、難しいと思うんです。個人財産というのはもう、財産権がありまして、売りたくてしようがない人もたくさんいますから、そういうことを踏まえて、どこまで抑制できるかも含めて、もし、この地権者が財産放棄をして売った場合、新たな迷惑というか、いろんな問題が地域で起こった場合、地域住民が分裂するおそれもあるんです。そういうことも踏まえて、ここのところが鍵を握っていると思うんです。例えば、里山文化を守るのでしたら、その里山を町が買い上げて町の保全地域にする。守ってあげるという対策もできると思うんです。
  いろんな問題も含めてこの地域住民との良好な団結というか、その結束が生まれるようにするにはどうしたらいいかも、もう少し中身をかみ砕いて真剣に考えることも必要ではないかなと思います。その点、今後の課題としてどう受け止めているか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  確かにその財産権というものについては、やはり個人のその財産権、これはしっかりあるものでございまして、そこをどうしても抑制区域だからそこを売るなと、そういった形であると、やはりあつれき等も生まれると思います。やはり、あくまでこれはもうお願いということで、抑制区域設置と、設置しないように求める区域という前提の中で、この条例の中にもありますが、やはりその地域の了解というのが一番大事になってくると思うんです。
  条例の11条なんかを見ますと、まずその事業者については、地域住民からの意見に対して誠意を持って対応すると。そういった地域との合意につきましても、求められたときにはこの合意を締結することは、今回この条例のほうにも盛り込んでおります。その地元でそういった所有権、売買についてのあつれき等を生まないように、そういったものを事業者が丁寧に説明をするということしかないのかなというふうには思います。やはり、地元があってのその事業ということで、事業者にはその辺をしっかりと指導をしてまいりたいというふうに考えております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 事業者への指導、これ、大事ですね。しかし、そこにはやはり行政も関わることも必要だと思うんです。そこのところの位置点をきちんと定めた中で、行政と の関わりもそこで大事かなと思うんです。その点もちょっとお願いできればと思います。いずれ、こういう問題は必ず出てくると思いますよね。そういうことも私からこういう話があったということは、どこかに入れておいてもらえればありがたいです。
  この問題については、課長の答弁だと今、行政からの指導ということを言いました。それでは収まらない点も出てくると思うんです。その際には、やはり行政も関わるという一つワンクッションを置かないといけないと思います。
  この問題については結構です。
  では、次に2問目に行きます。いいですか。
  11条2項において先ほど説明がありましたが、地域住民、事業者の説明会があります。ここには行政の位置づけがないのですが、きちんとした行政の位置づけの下に説明会が開催できるのかどうか、この点を伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  説明会のところの条項だと思います。行政への位置づけなんですが、まずはその地元説明会というのは、事業計画を届けるその前に行うわけなのですが、事前協議があって地元説明会、地元説明会をやるときには、その30日前には役場のほうに説明会をどこの場所でどういった形で開催するかという様式を出してもらいます。その説明会において出てきた課題については、ここに書いてあるとおり合意等を形成すると。その内容についてはその結果を町長に報告をするというふうに、これは7項のほうに書かれております。その報告されたもの、会議録ですとか、あとはその事業の計画のその内容です、設計等の図面等につきましても公開をするという形になっております。その地元の説明会の内容というのは全て透明性を図って、内容がやはり住民に見えるような形を図っていくというふうにつくり込んであります。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 この説明会を開催するに当たっては、頭に行政主導というか行政も関わってやるということでいいんですよね。そうじゃないと、住民だけの問題だと解決にならないものですから、私はそこの中で位置づけをきちんとしてあったほうがいいと思います。では、そのようにお願いします。この問題については終わりにします。
  次に3問目に行きます。
  11条の5項にありますが、事業者に合意協定を求めることができるとあります。近隣では 吉見町が住民との合意形成、協定を結ぶことになっております。この中には町が立会人となって協定書を残し、3者が共有することを目的に協定書を締結しています。そこにはやはり町がきちんと入っているんです。これが大事だと思うんです。そういうことを踏まえて、地域住民、これ、地域住民は何人でもよろしいのでしょうか。人数の割合が3分の2とか何とか規定があるのかどうか。それと、行政、そして事業者、この問題についてはやはり専門家も加えてもよろしいのではないかなと思いますが、もし、これができるとなったら住民との協定書は結んでもいい方向に生まれて、解釈してよろしいのですね。この問題について伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  この住民との合意形成、協定に町も関わってもらいたい。3者契約をするような、町、地域、業者というイメージだと思うのですが、まず、この地域との協定につきましては、恐らくそのローカルルールというか、かなりローカルな協定になると思います。実はこの13条のところで協定の締結ということで、これは事業者は町と協定を締結しなければならないということで、これはもう義務づけをしてあります。なので、恐らくこの協定の内容まではまだ、しっかりとつくり込んでいないのですが、例えばこの町との協定の中で、例えば地元協定、地元と契約をした協定について、それを遵守するとか、そういった文言を明記することは可能なのかなというふうに思います。
  あと、例えばその、先ほど言った人数なんですが、ここにはそういった明言はないのですが、例えばそれが半数以上だとか3分の2以上の人が合意を求めた場合とか、そういった制限、人数的なものは特にはないと思うんです。例えばそれが数人であっても、やはりそれを希望するのであれば、業者は協定を締結すべきだと思います。
  地元説明会も大きなものから小さなものまでいろいろあると思いますので、そういったものも臨機応変に解釈してもらえればいいかなというふうに思いますが、その辺は数的なものは縛ってありません。もしあれでしたら、この13条の町とのその協定の中に地元協定を遵守すると、そういったものの明言というのは記載は可能でございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 吉見と同じように町が立会人となって協定書に残し、3者が共有することを目的に協定書を締結するということ。今13条においては業者と町が締結、協定書を 結びますよね。でも、町民、住民、近隣住民が結ぶのは、やはりそれを信用して結ぶわけですから、そこには立会人が必要だと思うんです。ぜひ、そういう方向性で、もし、協定書を近隣住民が結ぶ場合は立会人ということも必要だと思うので、ぜひ、それは実現に向けてお願いしたいと思います。
  この問題は重要なんですよ。大事な問題なんです。そこのところをお願いしたいと思います。
  では、終わりにします、これで。大丈夫ですね。
○小島利枝議長 答弁よろしいですか。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  その役所のほうで、その協定に立ち会うというふうなお話だと思うのですが、以前それを要望されたことが実はあります。その内容は、やはり町、町がその協定についても写しをもらうわけです。それは条例にもしっかり明記をしてありますので、まず、その町とその3者という形ではなくて、その辺はもう、町でその事業者のほうにはその求められたときにはしっかりと対応してくれというふうなことはしっかり指導いたします。どうしてもその地区のほうで、町が立ち会ってくれというものであれば、立会いという形であれば不可能ではないのかなというふうには思います。
○小島利枝議長 3問ですよね。
○11番 野原和夫議員 まだいいんですよね。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 立会いすることは不可能ではないと。立会いだけではないんですよ。その3者で協定書をちゃんと管理するんですよ。これが大事なんですよ。口約束ではなくて、ちゃんとした協定書の中に必要として、3者が共有して締結するということ。やはり、住民は行政を味方にしてある程度の策を練っていくわけですから、行政がそっぽを向いたら住民の生命、財産を守る権利はなくなってしまいますよね。やはり、そこは行政がきちんとした位置づけをすることが大事かなと思うんです。小峯副町長、この答弁、お願いしますよ。今の。
○小島利枝議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  3者の中に入っていくということでご質問だと思うのですけれども、今、建設課長のほうは地域と事業者で協定を結んだことが町と事業者との今度は約束の中で確認をしていけるから、そこは町がそこへ入っちゃわなくていいんじゃないかというふうな説明をしたと思います。そういった中で、野原議員が言われているような、吉見町のほうでどういう形で3者の中に入っているかというところもあると思うので、その辺はよく検討して、研究して進めてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  21条においては事業者維持管理等を定めています。この内容は重視する問題だと思うんです。この内容を事業者との合意協定、こういう中にも取り入れていただいて、きちんとした協定を結ぶことも大事かなと思うのですが、この点はどう考えているのでしょう。この内容については重要視されている問題なんですよね。だから、そこのところを協定にきちんとして加えていただくようお願いしたいのですが、この点を伺います。
○小島利枝議長 1問でよろしいですか、野原議員。
  答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  維持管理、本当にこれは一番大事な部分になります。よく、将来に負債を残さない、まさにそのとおりだと思うのですが、できた後の維持管理をしっかりしてもらうということで、当然ここの部分は協定書には盛り込む予定でございます。まだ、条例だけだとその部分がしっかり見えてこないのですが、規則のほうに維持管理についてはかなり細かく記載をしてあります。安全確保対策ですとか保守点検、あと、災害等発生時の対応ですとか、あと、景観への配慮、こういったものもしっかりとその維持管理の中でやってもらうということで、この内容を盛り込んだ協定書、町との締結にはこういったものも盛り込んでまいります。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小島利枝議長 これをもって、討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小島利枝議長 これをもって、討論を終了いたします。
  これより議案第3号 ときがわ町太陽光発電設備の設置及び管理等に関する条例の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第4号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第5、議案第4号 ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第4号 ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第4号 ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  題名等を変更するため、ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては教育総務課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、議案第4号 ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部改正について、細部説明を申し上げます。
  議案参考資料の議案第4号関係をご覧ください。
  改正内容の要点につきましては、要点1に示しましたように題名等の変更でございます。
  奨学金の設立に多大な貢献のあった関口茂八氏の遺徳に町として改めて敬意を表するため、関係する4条例の題名等を改正するものであり、内容としては各条例の題名及び条文等中の「関口茂八」を「関口茂八翁」とするものであります。
  議案にお戻りいただきたいと思います。
  1ページの附則でございますが、この条例は令和4年4月1日から施行するものでございます。
  以上で、議案第4号 ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部改正についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第4号 ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1問だけです。
  これ、尊敬する念があるということでなんですけれども、どなたからか助言があったのですか。これ、それほど私は気にしないものですから。確かに尊敬する必要はあろうかと思うんですけれども、お願いします。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えを申し上げます。
  要点を先に申し上げますと、この上程は、教育委員会の事務局の内部から上がってきたものでございます。私も着任して3年目、丸3年になるのですけれども、この事務を行いながら関口茂八氏のこの事業につきましては、やはりどうも略称で茂八、茂八というようなことで、呼び捨てにしてしまうというようなこともありまして、昭和58年になりますけれども、1億円の私財をご寄附いただいた方でございます。こうしたご人徳に対しまして、やはりこう、呼び捨て的にするのはいかがなものかと。かねてから事務局内ではそういった何か敬称 的なものをという声もあったようでございますけれども、実現的には至らず、本日に至るわけでございます。したがいまして、事務局発で考えまして、教育長、町長にもご相談申し上げ、また、関口茂八奨学事業の選考委員会、奨学生の選考委員会、定例教育委員会等にも、その他の部分ですけれども、お諮りを申し上げまして、本日に至っております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって、討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって、討論を終了いたします。
  これより議案第4号 ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計条例等の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第5号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第6、議案第5号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第5号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第5号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部改正に伴い、未就学児に係る均等割額の軽減措置等所要の改正をするため、ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、税務課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 議案第5号の細部説明を申し上げます。
  議案参考資料でご説明をいたしますので、議案第5号関係をお開きください。
  条例の改正内容の要点についてですが、未就学児軽減制度の導入になります。
  全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法の一部を改正する法律の施行に伴い、地方税法等の一部の改正により子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、未就学児が世帯にいる場合に、当該未就学児に係る国民健康保険税の被保険者均等割額を5割軽減する制度が導入されることに伴い、地方税法施行令に新設された軽減基準に従い、ときがわ町においても同様の軽減措置を行う必要があるため、条例において必要な事項を定めるものであります。
  対象者は国民健康保険に加入している未就学児で、6歳に達する日以後の最初の3月31日まで。軽減基準は、未就学児に係る被保険者均等割額の5割を軽減いたします。
  ただし、低所得者世帯に係る法定軽減制度が適用されている未就学児の場合には、法定軽減制度適用後の残りの均等割額について、未就学児軽減制度が適用されます。
  負担割合は国が2分の1、都道府県4分の1、市町村4分の1。
  施行期日、令和4年4月1日。
  以上で、細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第5号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 確認事項が3点ほどございます。
  まず1点目、均等割額は、今年度、3月末で今年度ですよね。今年度までは3万円だったと思うのですが、4月からの年度は3万2,000円に変わるのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  国民健康保険条例の特例につきましては、3月31日までとなっておりますので、4月1日から3万2,000円になります。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 2つ目の確認なんですが、条例の1ページのところに2の(1)のア、イ、ウ、エは7割、5割、2割とそれ以外の世帯の未就学児の均等割額ということですよね。その金額を徴収するというふうに理解したのでよろしいですよね。
○小島利枝議長 答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  具体的には、軽減のない世帯の方が3万2,000円ですので、その半分の1万6,000円になります。7割世帯の方でご説明をさせていただきますと、低所得者世帯に係る法定軽減制度、これがまず適用されていますので、そちらがもともと3万2,000円のところが9,600円に軽減され、7割で軽減されるわけです。その残りの、7割軽減されていますから、3割の部分、こちらの半分が軽減されるということで、3万2,000円が7割軽減で9,600円、その半分の4,800円が軽減されるというふうな形になります。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 最後の確認なのですが、資料に負担割合、国4分の1、県2分の1、町2分の1とあります。これは、その軽減した分が町に入ってこないということで、軽減した額の負担割合ということで理解してよろしいのですね。
○小島利枝議長 答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えいたします。
  軽減された分に対する補填ということになります。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 この問題については、やっと実ったというか……。
○小島利枝議長 野原議員、何問ですか。
○11番 野原和夫議員 1問でいいです。
○小島利枝議長 1問。はい。
○11番 野原和夫議員 全国首長会議の中でも国に要請したものが実ったと思うんですよね。この問題については、ときがわ町、今未就学児、6歳に達するこの子供たち、何人いるのでしょうか。それと、金額について。お答えください。
○小島利枝議長 答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  令和3年10月29日現在の人数のほうで述べさせていただきたいと思います。該当する人数につきましては37人、世帯として25世帯、金額として60万2,000円が該当と、影響額となっております。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 分かりました。
  先ほど山中議員からも質問されましたけれども、新たに拡大もできるのではないかなと思うんです。子供たちの均等割、生まれた子供から6歳までは何とか国・県、または町の負担割合で軽減されます。しかし、新たに学校に行っている子供たちも含めて新たな軽減策も必要ではないかなと思います。この問題については考えがあるのかどうか、お願いします。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長兼会計管理者 お答えさせていただきます。
  今のご質問に対して、未就学児以上の方の軽減というふうなお話でございますが、今回国の基準にのりまして、ときがわ町のほうは改正させていただいております。そこを上げますと、一般の被保険者全員の方にご負担がやはり行ってしまいますので、今現在のところは考えてございません。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 国からの補助枠は出ているんですよね。私、この間資料を町民課長に渡しましたけれども、税務課長のほうにも行っているのではないかなと思いますが、やはり国の枠がありますから、そういう補助を利用すれば大きな負担が少なくなって、町もそういうところに参加できるのではないかなと思う。もう一度、この問題については改正も含めて質疑できますから、一応この問題、課長、書面で渡してありますので見ていただければと思います。
  結構です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって、討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって、討論を終了いたします。
  これより議案第5号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後1時30分といたします。
                                (午前11時39分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時30分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第6号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第7、議案第6号 ときがわ町浄化槽設置管理事業条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第6号 ときがわ町浄化槽設置管理事業条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町浄化槽設置管理事業条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第6号 ときがわ町浄化槽設置管理事業条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  公共浄化槽等整備推進事業実施要綱についての国の通知に基づき、浄化槽の定義を変更するため、規定の整備をしたいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては建設環境課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、議案第6号 ときがわ町浄化槽設置管理事業条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  議案参考資料、議案第6号関係をご覧ください。
  条例の改正内容の要点ですが、要点1として、町設置型浄化槽の整備については、国庫補助事業として国の公共浄化槽等整備推進事業実施要綱に基づいて実施しておりますが、本要綱では補助事業の対象となる高度窒素処理能力を有する高度処理型浄化槽としてときがわ町浄化槽設置管理事業条例第2条、浄化槽の定義に表記された全窒素の除去率について特に定めがないため、この項目について削除するものです。
  続いて、要点2として同じく国の通知では、全窒素濃度を「総窒素濃度」と表記されていることから、条例の表記を「総窒素濃度」に統一するものです。
  裏面の2ページが新旧対照表になります。
  議案にお戻りいただきまして、1ページをご覧ください。
  附則として、この条例は令和4年4月1日から施行となります。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第6号 ときがわ町浄化槽設置管理事業条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第6号 ときがわ町浄化槽設置管理事業条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎同意第2号の上程、説明、質疑、採決
○小島利枝議長 日程第8、同意第2号 ときがわ町副町長の選任についてを議題といたします。
  この際、小峯副町長から除斥の申出がありますので、これを許可します。
          (小峯光好副町長退席)
○小島利枝議長 議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 同意第2号 ときがわ町副町長の選任について。
  ときがわ町副町長に次の者を選任することについて同意を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字西平721番地1。
  氏名、小峯光好。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、同意第2号 ときがわ町副町長の選任について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町副町長、小峯光好氏の任期は令和4年3月31日で満了となるが、再び小峯光好氏をときがわ町副町長に選任することについて同意を得たいので、地方自治法第162条の規定によりこの案を提出するものであります。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 これより同意第2号 ときがわ町副町長の選任についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって、質疑を終了いたします。
  お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
  これより同意第2号 ときがわ町副町長の選任についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第2号は原案のとおり同意することに決定されました。
  小峯副町長の除斥を解きます。
          (小峯光好副町長入席)
○小島利枝議長 小峯副町長に申し上げます。
  同意第2号 ときがわ町副町長の選任については原案のとおり同意されました。
  ただいま、副町長の選任同意をいただいた小峯光好氏から挨拶のための発言の申出がありますので、これを許可します。
  それでは、挨拶をお願いします。
○小峯光好副町長 議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶をさせていただきます。
  ただいま副町長選任につきましてご同意をいただきまして、誠にありがとうございます。
  浅学非才ではありますが、ときがわ町の発展のために誠心誠意努力してまいりたいというふうに考えております。
  議員の皆様におかれましては、今後におきましてもご指導、ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎同意第3号の上程、説明、質疑、採決
○小島利枝議長 日程第9、同意第3号 ときがわ町教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 同意第3号 ときがわ町教育委員会委員の任命について。
  ときがわ町教育委員会委員に次の者を任命することについて同意を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字大野177番地1。
  氏名、大島紀夫。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、同意第3号 ときがわ町教育委員会委員の任命について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町教育委員会委員大島紀夫氏の任期が、令和4年3月24日で満了となるが、再び大島紀夫氏を任命することについて同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりこの案を提出するものであります。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 これより同意第3号 ときがわ町教育委員会委員の任命についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
  これより同意第3号 ときがわ町教育委員会委員の任命についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第3号は原案のとおり同意することに決定されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎選挙第5号 ときがわ町選挙管理委員会委員の選挙について
○小島利枝議長 日程第10、選挙第5号 ときがわ町選挙管理委員会委員の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。ときがわ町選挙管理委員会委員の選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法については指名推選で行うことに決定いたしました。
  お諮りいたします。ときがわ町選挙管理委員会委員の指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、指名の方法については議長が指名することに決定いたしました。
  ときがわ町選挙管理委員会委員にときがわ町大字玉川338番地、根岸稔氏。ときがわ町大字五明782番地、新井博氏。ときがわ町大字馬場98番地、大野康行氏。ときがわ町大字大野660番地、柴ア秀雄氏を指名いたします。
  お諮りいたします。ただいま議長が指名しました方をときがわ町選挙管理委員会委員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名しました根岸稔氏、新井博氏、大野康行氏、柴ア秀雄氏が当選され ました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎選挙第6号 ときがわ町選挙管理委員会補充員の選挙について
○小島利枝議長 日程第11、選挙第6号 ときがわ町選挙管理委員会補充員の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。ときがわ町選挙管理委員会補充員の選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法については指名推選で行うことに決定いたしました。
  お諮りいたします。ときがわ町選挙管理委員会補充員の指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、指名の方法については議長が指名することに決定いたしました。
  ときがわ町選挙管理委員会補充員に、ときがわ町大字玉川1342番地、八木原孝造氏。ときがわ町大字雲河原291番地1、関根實氏。ときがわ町大字大附101番地、柿沼好雄氏。ときがわ町大字田黒624番地、川端純夫氏を指名いたします。
  お諮りいたします。ただいま議長が指名しました方をときがわ町選挙管理委員会補充員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名しました八木原孝造氏、関根實氏、柿沼好雄氏、川端純夫氏が当選されました。
  お諮りします。補充員の補充の順位はただいま指名いたしました順位としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、補充員の補充の順位はただいま指名しました順位に決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第7号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第12、議案第7号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第7号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定により、埼玉県市町村総合事務組合規約を次のとおり変更することについて議決を求める。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第7号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について提案理由を申し上げます。
  埼玉県都市競艇組合の名称変更に伴い、埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては総務課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、細部説明をさせていただきます。
  説明は資料で行いますので、議案参考資料の議案第7号関係をお開きいただきたいと思います。
  まず、1ですが、一部事務組合がその規約の変更をする場合、地方自治法の定めにより組合の関係地方公共団体の議決を経る必要があります。埼玉県市長村総合事務組合とは、ときがわ町が参加している主に職員の退職金に係る事務を共同処理している一部事務組合であります。
  2の規約変更が生じる理由ですが、この組合を組織する一つの団体、埼玉県都市競艇組合が名称変更することに伴うものです。
  規約の改正点を具体的にお示ししますと、1枚めくっていただきまして2ページ目にある とおり、新旧対照表になります、組合規約の別表にある「埼玉県都市競艇組合」の名称を「埼玉県都市ボートレース企業団」に変更することから、ときがわ町の議会での議決が必要となるものであります。
  それでは、議案書にお戻りをいただき、この規約の施行期日は令和4年4月1日ということで上程をさせていただきます。
  以上で、細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第7号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第7号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第8号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第13、議案第8号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び後期基本計画についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第8号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び後期基本計画について。
  第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び後期基本計画について議決を求める。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第8号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び後期基本計画について、提案理由を申し上げます。
  第二次ときがわ町総合振興計画の前期計画期間が令和3年度をもって満了することから、その基本構想の一部を見直し、併せて後期基本計画を定め、町の将来像の実現に向けたまちづくりの大きな方向性を示すため、ときがわ町議会基本条例第5条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては企画財政課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第8号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び後期基本計画について、詳細説明をさせていただきます。
  まず、議案参考資料を基に説明をさせていただきますので、議案参考資料、議案第8号関係をご覧いただきたいと思います。
  第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び後期基本計画について。
  要点1でございますが、第二次ときがわ町総合振興計画は、平成29年度から10年間を計画期間とする基本構想及び前半の5年間を計画期間とする前期基本計画により構成されています。
  ご覧の表の黒く塗り潰してある矢印の部分になります。
  令和3年度は前期基本計画の最終年度となることから、今までの実績を検証するとともに、社会情勢等の変化に対応した基本構想及び後半の5年間の後期基本計画を策定するものです。
  白抜きとなっている矢印の部分になります。
  要点2といたしまして、今回の計画策定に当たっては、それまであったときがわ町人口ビジョン・ときがわ町まち・ひと・しごと創生総合戦略、こちらを取り込む形で策定をしています。
  要点3といたしまして、この計画を策定するに当たりましては、ときがわ町総合振興計画審議会に諮問をいたしまして、その答申に基づき計画案のほうを作成しております。
  要点4といたしまして、基本構想においては体系に変わるところはありませんが、社会情勢等の変化により、人口減少対応に力を入れる必要があると判断し、重点事業の見直しを行い、また、まちづくりにSDGsの視点を取り込む必要があるため、追加したところであり ます。
  基本計画においては継続的な事業が大部分を占めますが、重点事業の見直しを受けて取り組む事業の入替えを行っております。
  それでは、議案書のほうにお戻りいただきまして、議案書に添付されております計画案をご覧いただきたいと思います。
  それでは、計画の内容について、まず1ページから16ページの序論の部分ですが、第1章から第5章までで、それぞれ計画策定の趣旨、考え方、計画の構成と期間、町の概況、まちづくりの基本的な課題となっています。
  特に12ページからの第5章、まちづくりの基本的な課題では、現状と課題、そして方向性をまとめてあります。
  次に、17ページから42ページの人口ビジョンですが、特に41ページの人口の将来展望では、国勢調査を基に推計した国立社会保障人口問題研究所の人口推計に対し、この計画に基づく様々な施策を行うことによる効果を見込み、推計した人口を将来目標としたところであります。
  次に、43ページから50ページの基本構想は、基本的には見直しの時期ではありませんので、体系に変わるところはありませんが、人口減少対応に力を入れる必要があると判断し、重点事業の見直しを行い、また、まちづくりにSDGsの視点を取り込む必要があるため、50ページに追加をしたところであります。
  次に、51ページから後期基本計画になりますけれども、そちらの説明をさせていただきます。
  体系は前期基本計画から変わるものではありません。全体を通して移住・定住に重点を置き、構成したところであります。
  まず、52ページから61ページの基本政策T、若い世代が住みたい・住み続けたいと思えるまちづくりです。この政策では、人口減少対策として特に若い世代を意識して、職と教育で選ばれる町を実践するための体系で、子育て支援、幼児教育、学校教育の充実と若者の移住・定住促進に向けた事業構成となっております。
  次に、62ページから74ページの基本政策U、まちの魅力と活力を高める活気あふれるまちづくりでは、脈々と受け継がれてきた自然環境、伝統文化などの魅力を磨き、町を訪れた方や町民がそれぞれ訪れてよかった、住んでよかったと思える環境づくりのための事業構成となっております。
  次に、76ページから87ページの基本政策V、豊かな自然と共生し快適に暮らせるまちづくり、こちらは子供からお年寄りまで安全に安心して快適に生活することができる定住のための公共的住環境の整備のための事業構成となっております。
  次に、88ページから102ページの基本政策W、あらゆる世代が安心していきいきと暮らせるまちづくりでは、基本政策Vと並行いたしまして個々人の状況に寄り添い、安心して住み続けることができるよう、その人に合った行政サービスを提供するための事業構成となっております。
  最後に、104ページから107ページの基本政策X、町民と行政の協働により支え合い・発展させるまちづくりでは、将来にわたりその時代に合ったサービスが提供できる基盤を維持するための事業構成となっております。
  それぞれの基本政策の中に基本施策並びに施策を上げております。その施策実現のための具体的な取組とその成果を検証するための目標値を上げております。目標値は毎年把握し、その取組の有効性を判断していく予定であります。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第8号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び後期基本計画についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 よく質問の内容をメモしなかったので、取りあえず3問。
  ページ52の出生者数を教えてください。
○小島利枝議長 岩田議員、すみません、ちょっと聞こえづらいので、マイクにお声をお願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 出生者数、26人、令和3年、目標値は30。出生者数を見てみると、40人から50人生まれているんですよね。26人というのは、令和3年度が26人だったんですか、町民課長。今までで一番少ないのは29人だというような気がしているんですよね。
○小島利枝議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  令和3年度、今現在で27人出生があります。令和2年度は26人でした。令和3年度、見込みかどうかちょっと私……
○10番 岩田鑑郎議員 いいです、そのくらいですよね。それで、町長の施政方針で、人口が増える町を目指すということを言われていますが、今まで40人、50人生まれてきた中で、人口は減っているんです。外から、かなり入れないと、増加には転じないですよね。転入者数が302、340、5年間で。そうすると大体七、八人ですよね、入ってくるのは。どうしても計算が、町長の言う人口の増える町に合わないんですが、その辺はどのように考えておられるんでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えいたします。
  岩田議員ご指摘のとおり、まず人口増にどういったことが影響を与えるかというふうなところで考えますと、計画案の中の38ページなんですけれども、こちらが自然増減と社会増減の影響度というところを導き出したものなんですけれども、影響度でいけば、数字が大きいほうが影響が大きいという意味なんですけれども、自然増減、出生数ですとか亡くなられる方、そちらと実際に社会増減ということで、転入・移住をされる方では、移住をされる方のほうが多いというふうな中では、そちらに力を入れていきたいというふうなことではあります。ただ、出生数は26から30というふうな目標の中で、次の55ページですか、転入者数、302かた340、このあたりをご指摘のことだと思うんですけれども、今、町としても少しでも始めているのは、町外から移住を呼び込むというのも一つですけれども、今いる町民の方を町内に残っていただくというふうなことも始めているわけでございます。
  そうしたことで、転出が少なくなれば、転入した分だけはそのまま多くなっていくというふうなことになっていきますので、そうしたことで対応のほうをしていきたいというふうには考えているところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 私の計算の仕方が、現在、55ページの転入者数は302人というデータですよね。それで、現在大体150人ずつ減っているんですよ。ですから、340人になったとしても、150人減っているんですよ。それをどういうふうに食い止めるんですかね。町長人口の増える町というのは、どういうことを想定して増える町と言っているんですか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 まず、町の方針として、この人口減少に対して政策を打つのにまず大きな目 標が必要ですよね。じゃ、私が「人口減少の町へ」と言ったらどうですか、職員が、ああ、そうですかとなっちゃう。だから希求水準としても、「人口増加の町へ」と言わないと政策が立たない。まずそれが1つ、私の方針です。
  そして、5年間期間がありますから、食と教育を強くする。食というのは、地域を強くします。食の弱い地域はやっぱり地域弱い。観光も弱くなるんですね。だからまず一つ、食を強くして町を強くする。それから、もう1つは教育ですね。教育レベルが上がると、どうですか、移住したくなる。ときがわの子供たちの全国平均の数値ははっきり分かりませんけれども、何しろ子供たちの学力、それから町民の学力、また、高齢者の教育、また、職員の教育もあると思うんですよ、教育というのは。そういった面で一つレベルアップすることで、町が変わると思うんですよ。事実、いろんな近郊の町を見ても、この人口減少の中で人口は増えていると。すぐ目の前にそういう町もあるわけですから、チャンスはあるなと、こう見ております。
  それからあと、子供の出生なんですけれども、ちょっと話が横道にそれますが、埼玉県で一番出生率の低い地域は、小川町、ときがわ、越生、毛呂山、鳩山、この辺なんです。人口が減少しているという秩父地方を見ると、秩父地方は出生率高いんですよ。これがなぜかは理由分からない。このところを解決できると、ときがわ町の出生率は上がるんで、ぜひ研究をして出生を増やしたいと、こういう期待もありますから、人口増加の町へというのを提案したわけでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 1問目は終了でよろしいですか。
  次、2問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 3問目だよね。3問目というか、3回目だよね。
○小島利枝議長 2問目ですね。1問目の再質問は終わりました。
○10番 岩田鑑郎議員 終わりですか。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 2問目って、2回やっているんだよ、今まで。
○小島利枝議長 再々質問、今終わったので、次、2問目にお願いします。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ページ、59ページ。学校教育の充実です。
  教育と食で選ばれる町というんですが、今、教育委員会のほうで秋田県に派遣したと思う んですが、それは何を見て秋田県がレベルが高いというふうに考えてそこへ行こうと思ったんですか。これは直接関係ないですけれども、要は教育を今のままで選ばれるとは思っていないんですよ。埼玉県というのは、教育レベルというのは中の下だと思っているんですよね。それは私の偏見かもしれませんが。
  その中で、公表がないから、ときがわ町は公表しないですから、どのレベルにあるかというのは分からないですよね、我々には。それを上げようとするには、公表して何番に行くんだというようなことを秋田県はやったんだと思うんですよ、多分ね。私は詳しく知らない。ですから、秋田県に行って教育の方法を学ぼうとしたと思うんですけれども、力を入れただけじゃ教育レベルというのは上がらないと思うんですね、いろいろ書いてありますけれども。やっぱり評価されるのは、全国のテストがありますよね。そのレベルが高くなれば、私は選ばれると思うんですが、今のままじゃ選ばれないような気がするんですが、教育レベルを上げるというのはどういうことをするんでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  教育長、お願いします。
○久米正美教育長 ただいまのご質問にお答えします。
  今、いろんなことを言われましたので、どういうところからお答えしていいかよく分からないところがあるんですけれども、秋田県の話も出たわけなんですけれども、私も行かせてもらったんですけれども、秋田県のすごさというのは、特に全国で1位になろうとかそういうことはあまり感じられない。じゃ、何で結果的にそういう結果になるかというと、すごく私が驚いたのは、小学校の1年生、2年生の授業を見たときに、子供が先生を、また、黒板を食い入るようにして授業を行っている。そしてそれぞれの子供がしっかりとした意見を発表できたりとかして、そういう姿を見て、これはもう太刀打ちできないなというような感じを受けました。低年齢のうちからしっかりとしたそういう態度というか、そういうものができているんであれば、おのずとそういうふうになっていくんだなというのを私は感じて帰ってきたところです。
  食と教育でというふうに町長のほうからも何年か前から話があったわけで、そういう中で私が感じたのは、ときがわ町の子供たちにも小学校低学年から勉強に面白さを感じ、そして授業を楽しいな、学校行くの楽しいなというふうになってほしいということで、今まで学校のほうに生活支援員を配置はしておりました。これは子供の生活のほうの支援をするということでございましたけれども、秋田のほうに行ってみて、そして町長のほうに掛け合って、 ぜひ小学校低学年の学力充実のために、学習支援員、学校の教員の免許状を持った支援員を配置させてもらえないだろうかということで、町内の小学校、萩ヶ丘小学校は人数が少ないので配置はしませんでしたけれども、明覚小学校、玉川小学校には低学年に向けて学習支援員を配置したところです。まずはそんなところからやってみようということで取り組んできているところでございます。
  また、目標を持ってということで、目標を掲げることは私もとても大事なことだと思います。目標を持って子供も職員も一丸となってやるということは大変大事なことだなとは思いますけれども、以前から私申し上げさせてもらっておるところなんですけれども、いかんせん学校においても規模が小さい集団の中で、年々によって大きな揺れ幅もございます。そしてこの学年はよかったとかこの学校はよかった、悪かったとか、そういうことだけで振り回されるのもどんなものなのかなというような部分と、それから今、一番目指しているのは何かというと、埼玉県がそうなんですけれども、小学校4年生から県の学力テストをやっていきますけれども、4年生、5年生、6年生、中1、中2、中3と成績が全部残されていくんです。その子供が6年間にどういうふうに推移していったかというのが記録されて、積み重なっていく。そういう中で、埼玉県のやり方が、集団としての力じゃなくて、個々の子供がどういうふうに変化していくかを見取って、そしてその子供に支援をしていくという方針でやっております。
  これはときがわ町でも県の方針というか、そういうやり方も大事だろうな、いろんなタイプの子供がいて、その子供1人1人支援していく、そういうスタンスを取っていくべきだろう。そして、目標は町としての目標じゃなくても、学校の中で学年の中で、去年はこうだったから来年はこういうところを目指してみんなで頑張っていこうというのは必ずあります。ですので、そこに任せていただけるとありがたいなというふうに私は思っておるところです。
  あと、もう1つ、学力、学力ということでとかく言われがちなんですけれども、学校教育の大事なところは、知・徳・体全ての総合的なものなんじゃないかな。その魅力をなくして、こういっては何ですけれども、私が一番誇りに思っているのは、例えばときがわ町の中で、森田君という都幾川中学校の卒業生が障害者のスポーツで、そして世界記録を出した。これって私はときがわ町の風土の中で育った子供だから成し遂げられたものなんじゃないかなというふうに思っておるところです。というのは、これが本当に勉強じゃなくて、いろんな部分が評価され、周りの友達からも応援してもらえ、そういう中で育った彼が記録を出せた。これをもしも勉強以外のものがあまり評価されないような性質のものであったら、そういう ことは起こらなかったんじゃないかな。
  だから私は、ときがわ町として、学力というのは一番大事にしていきたいなというふうには思っているけれども、それ以外の部分についても、1人1人の生徒が輝き、そして将来にわたって頑張っていけるように支援したい、そんな気持ちでいっぱいでおるところです。
  答えになっていないような、あちこちに飛んだ話で申し訳ないんですけれども、以上です。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 教育というのを考えると、教育長の案が当たりだと思うんですが、教育レベルとなると、点数を何とか上げるとかそういうことで外から評価されると思うんですよね。私はそう思っています。そういう評価をされた中で、人が集まるというふうに私は理解しているんです。ですから、町長がどのような思いで教育のレベルを上げようとしているかというのは、私にはちょっとこれ読んだだけでは分からないんですけれども、町長、その辺どうかあれですか、こうやったら教育レベルはこういうレベルというふうに考えているというのはありますか、教育のレベル。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私の実感で、私はときがわ生まれのときがわ育ちなんですね。私が小学校のときも、私の母校は先生方が埼玉県レベルで下から何番目、娘のときもそうなんです。今もそうだったら、私はもう本当に情けないと思っている。だから埼玉県の一番にならなくてもいいから、並のレベルにはしたいなと思っているわけですよ。それが本心なんですね。
  それでどう考えたか、この食と教育で選ばれる町というのがどういうことかというと、まず人間の生物的な組織のことを考えると、脳というのは臓器の中の重さで3%しかないんですよ、重さが。だけれども消費カロリーは20%。そのくらい脳というのはカロリーを使うわけですね。そのカロリーはどこから行くかといったら、食ですよ。だからこの食を整えてやらないと、いくら勉強したって何したっていい成績取れない。だからまず食を整えてやることが大事だと。給食をしっかり、私もいろんな子供たちの食事を見てきましたけれども、各家庭では個人差があり過ぎて、栄養バランスの取れた食事を何しろ食べさせてあげたい。そしてこのエネルギーを一番使う脳の発達に側面的から応援してやりたいと、これが一つです。
  教育のことについては、教育委員会の委員さんと話をしておりました。教育委員会の委員さんて、皆さん、学校の先生のOBが多いんですよね。子供の弱点知っているんですよ。何で弱点を知りながら、今までやらなかったか。今までのときがわの町政は何でそこに切り込 まなかったかということは、すごく私は残念に思う。それは小学校の低学年の算数であれば、繰上がり、繰下がり、そこでつまずくと、あとずっとつまずいてしまうんだよと教育委員さん言っているんですよ。何でそこに予算つけなかったんですか。だから今回何しろこれは踏み切らなきゃいけないと思いまして、大きな柱で食と教育。
  具体的にどうするんだ、それはまだまだ分かりません。だけれども、まず一からやってみよう。まず隗から始めよじゃないけれども、まず足元から1つ1つ積み上げていかないと、教育は100年の計と言われています。西平の霊山院の叔山、和尚も百年の計、人、得を断つるには百年の計という話もしておりますので、百年かかるんですね。そんな教育なんで、1つ1つ足元から積み上げていきたいなと、こう思っておりますので、よろしくご協力お願いします。
○小島利枝議長 岩田議員。再々質問、3回目です。
○10番 岩田鑑郎議員 叔山和尚が、教育は百年の計だと言っていまして、それは承知していますけれども。ただ、教育で選ばれる評価というのは、どこですればいいんでしょうか。やっぱりレベルだと思うんですよね。予想よりもレベルが高い、それが教育で選ばれる、私はそういうふうに思います。ただ、教育がそれでいいかというと、そうじゃないかもしれない。
  例えば大学受験で、日本のレベルは大学ではかなり下がってきているようですけれども、東大何人、そういうような見方というのは結構聞くと思うんですよね。あそこの高校はいいなとか悪いなとかという話になるでしょう。だから私はレベルを公表して、どのくらいにのっているんだというのを私はやってもらいたいなというふうに思いますが、教育長はそういう本来の教育に特化するということだろうと思います。
  結構です。
○小島利枝議長 答弁はよろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 はい。
○小島利枝議長 では、3問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 ページ、66ページ、合併浄化槽の普及率で100%にしてあるんですけれども、100%というのはちょっと無理ではないかというふうに思うんですね。人口減少する町というのと、そういう現実的な問題と、整合性があるかというと、私はないような気がするんですが、加藤課長、どうですか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、お答えいたします。
  この総合振興計画の目標値を設定するこの100%というのは、非常に我々も実際の数字を書いていいのか、それともこの100%という国に補助金をもらうために今100%、令和7年度末、100%を目指してやっている事業に対して、補助金を交付しているという中で、迷ったんですが、実質的には100%というのは大変厳しい数字というのはもう承知の上で、ここは国の今、我々が上げている目標値と合わせるためにあえて100%という数字を決めさせていただきました。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それは町長の弁でいきますと、人口が下がる町と言えるかというと、それは公表できないですよね。それと同じで、100%というのは、今、どうしてできないかということを分析してもらいたいんですよ。聞いてもらいたいんですよ、やっていない人を。それをお願いしたいと思います。そして100を目指す。100というのは、例えば高齢化社会になっていきますと、あと10年ぐらいしか生きないんだから、浄化槽入れたってしようがないよというような考え方があると思うんですよね。金をかけてあげる必要ないやと。だからその辺を見極める必要があろうかと思うんですよね。加藤課長だからできると思います。ぜひやってください。お願いします。終わりです。
○小島利枝議長 質問よろしいですか。答弁いただきますか。3問目はよろしいですか、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 先ほどの人口の問題は途中になっちゃったんで、できればもう1回。
○小島利枝議長 また新たに。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 先ほどの人口の問題ですが、先ほどの浄化槽じゃないですけれども、ある程度数字を見て、このくらいやるんだなというような思いがないと、この数字じゃ決して人口増加にはならないと思うんですが、荒井課長、なりますか、この数字を見ただけで。今現在だって150人ぐらいずつ減っているんですよ。現状を認めたんじゃだめですよね。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 何を聞かれたのか私も今よく分からないんですけれども、先ほどのご質問の続きでというふうなことでちょっとお答えをさせていただければと思うんですけれども。
  ここに目標に上げている部分については、転入者の人数を上げているわけですけれども、私、先ほどの説明の中では、今いる人たちを町外に出していかない。要するに、町内にとどまっていただけるような施策を打っていくということも重要だというお話をさせていただきました。
  そのデータを示したものが27ページ、28ページにあるんですけれども、5年前に生まれた子供が次の5年たったときに5歳になるわけなんですけれども、そのときに何人増えているか、減っているかというところを表した表になるんですけれども、それがずっと5年ごとに出ているわけなんです。それでいきますと、27ページが男性になるんですけれども、28ページが女性になります。それでいきますと、まず例えとして、27ページの男性のほうをご覧いただければと思うんですけれども、一番左上のゼロ歳から4歳の子供さんが5年たって5歳から9歳になったときに、どういう状態になっているかというのが今そこにあるわけなんですが、95名増えているという数字になります。それが5年ごとにどうなっているかというのは、右下にずっと目を追っていただければ分かるんですけれども、まだ19歳までの間は95、65、13ということで増えていっているんですね。それが、15歳から19歳の方が5年たったときにどうなっているかという数字なんですけれども、ご覧いただければ分かるように、マイナス137人になっているわけなんです。これ、男性ですね。それを見ますと、大体15歳から19歳のところから5年たった、要するに二十歳からになるんですけれども、5階層、30歳から34歳までの間というのは相当減っているわけなんです。ここをどうしたら出ていかないようにするかというところが重要になってきて、それが人口がこのまま減っていくのか、それとも穏やかになっていく、もしくは町長が言っているように、増えていくようになるのかというふうなところになってくるんだと思うんです。
  これがもっと顕著なのが、次のページの女性のほうなんですね。女性なんかは特に、20歳から30歳ぐらいのところが男性に比べてすごく多いんですよ、減り方が。ここのところに力を入れていくことによって、出るほうがプラス・マイナス・ゼロになってくれば、転入者はもう純増になるわけですから、そういったところも目標として上げることによって、増というところについては、事務方とすれば、相当厳しい目標だなというふうには思いますけれども、だけれども激減ではなくて微減にもっていけるようにはしていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 私はけちをつけるんで言っているんじゃなくて、ぜひこの基本計画をきちんと実施して、そして人口を増やせるとか、それから教育レベルが上がるとか、そういうことをやってもらいたいわけです。
  私の根性の悪さか知りませんけれども、意地悪く聞こえるかもしれませんが、私の住むふるさとですから、ぜひこれを実現して、立派な町にしていただきたいというふうに思って質問を終わります。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  すみません、ページで言うと52ページ。
○小島利枝議長 何問ですか。
○1番 畑  豊議員 1問です。
  確認させてもらいたいんですけれども、52ページで山口町民課長が出生者数ということで、令和3年、26と書いてあるんですが、先ほど答弁の中で、令和2年にあっては26、令和3年は27というような答弁を行ったと思うんですが、これは1名少ない、多い、これは捉え方、年で言っているんですか、年度で言っているんですか。その確認ですね。
○小島利枝議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 私申し上げたのは、3年度、4月から2月いっぱいに住民基本台帳法にのっとって住民票がある方の出生届を受けた数が27と申し上げました。この基準値、令和3年度も持っているんですけれども、まだ令和3年度は完結しておりませんので、ここに入っている26というのは、令和2年度の数字をここに持ってきて、計画の基準値にしているということでございます。間違いではないです。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 じゃ、これで合っているということでよろしいわけですか。
○山口清史町民課長 はい。
○1番 畑  豊議員 分かりました。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。討議ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  ………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
○小島利枝議長 田中議員、誰に対しての討議になるんですか。議員間討議ですか。
○6番 田中紀吉議員 ごめんなさい。町長に対してということです。失礼しました。勘違いしていました。議長、取り消します。
○小島利枝議長 田中議員、発言の取消しをしていただけますでしょうか。
○6番 田中紀吉議員 大変申し訳ありません。ちょっと勘違いをしていまして、取り消します。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 発言の取消しをしてよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 ほかに討議ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  岩田議員に討議させていただきます。
  先ほど岩田議員も大分質疑の中で質問されておりましたが、私がこの基本計画の委員に入りまして、今回一つ前進したのは、担当課が示されていること、これは1歩前進だと思います。その中で、岩田議員が示されたことも幾つかありますが、まずは私たちが執行部と一緒に協力し合ってこの5年間の計画を実らせることが大事ではないかなと思います。
  批判もあり、提案もあり、対案もあり、いろいろありますけれども、まずはそういうことを姿勢の下に持って、執行部と議会議員が協力し合っていいまちづくりをつくっていく、それが大事かなと思いまして、岩田議員もそこで反省をしていただければ、いい問題も解決し て、対案をしながらやっていくことが大事かなと思います。いかがでしょうか。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 反省はいたしませんが、ただ、この策定の審議会に野原議員も入っているようなんですが、例えば出生数が26人、27人で、今現在40人とか50人の中で、150人ぐらい実は減っているんですよ、人口が。そういう基礎になるデータは、文言じゃなくてきちんとしておくべきだと思うんです。そのデータに関する信頼性とか、そういうんじゃなくて、何か思いがあってこういう数字が出ているなら、それを言ってもらえればありがたいわけで、野原議員、今現在、ときがわ町は毎年150人ぐらいずつ減っているんですよ、で増やすためにはどうしたらいいかということを言っているわけですよ。それがどこがいけないんでしょうか。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 いけないんじゃなくて、この計画に基づいて皆さんが議論を尽くして方向性を示して、いい方向に向かっていくのが大事かなと。まだ出発ですから、今日が。こういう中でせっかくいいものができたということで、田中議員もいろんな情報を得て、政策の中で質問されましたから、できた内容については1回読んで、もう少し内容を把握しながらも、前進できるものは前進できると思うんですよ。それで一緒にやっていこうじゃありませんかということを言っているわけです。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 先ほど申し上げましたように、私はこの土地で生まれて78年たつわけですよ。ですから、その町が消えていってもらっちゃ困るんですよ。少なくとも、私の生まれたというか、育ったところは、もう墓じまいを考えるような状況ですよ。それを何とか私の生きている間はつぶれないでほしいと思って言っているわけで、反対もしないし、私は野原議員の言うように反対しているわけじゃなくてね。一緒にやる場面を、じゃもしあれだったらつくってもらえればね。よろしくお願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。討論ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  先ほどは失礼しました。勘違いしました。
○小島利枝議長 すいません、原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
○6番 田中紀吉議員 基本的には賛成します。
  私も、しっかり今回のあれについては……
          (発言する者あり)
○小島利枝議長 反対の方、いらっしゃいますでしょうか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 では、賛成の田中議員の発言を許します。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。賛成の立場で発言させていただきます。
  今回、実は岩田議員もお話しありましたけれども、私もかなりしつこいぐらい人口問題は述べました。社人研よりもさらにときがわ町は進んでいるんじゃないかという指摘もしました。ただし、現場も含めて、今回コンサルの方たちも2回目の中間的には、かなり改善の点もありますし、それから、今日は実は載っていると思ったんですけれども、審議会が答申を出しました。それはなかなかすばらしい内容です。これはぜひ岩田議員にも読んでいただけると思うんですけれども、そういう立場で、皆さんが応援をして、さらに深める、さらに磨きをかける、そういう立場でぜひ総合振興計画を皆さんの力で進めたらと、そういうふうに思います。
  教育長もそうですし、町長が本気でやろうと言っているんですから、我々議会も本気でやりましょうというふうに思います。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第8号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び後期基本計画についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後3時5分といたします。
                                (午後 2時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時05分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第9号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第14、議案第9号 ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第9号 ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者の指定について。
  ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者の指定について。
  ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者を指定することについて議決を求める。
  1、管理を行わせる施設。
  名称、ときがわ町地域活動支援センター。
  所在地、ときがわ町大字大附320番地9。
  2、指定する団体。
  名称、社会福祉法人 ときがわ町社会福祉協議会。
  所在地、ときがわ町大字関堀145番地2。
  代表者、会長、渡邉一美。
  3、指定の期間。
  令和4年4月1日から令和7年3月31日まで。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第9号 ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町地域活動支援センターの管理に関し指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては福祉課長から申し上げます。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  山ア福祉課長。
○山ア敏樹福祉課長 それでは、議案第9号 ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者の指定について、細部説明を申し上げます。
  本案は、ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者に係る指定管理期間が令和4年3月31日で満了するため、引き続き同施設の管理運営に関し指定管理者の指定をしたいので、この案を提出するものです。
  当該施設は、開設時において、ときがわ村側からときがわ村社会福祉協議会に対し管理運営を働きかけて開設した経緯があります。また、社会福祉協議会による運営状況ですが、利用者の内訳とその処遇において、入所者の全員が町の出身者であることや、介護職員も9人中7名が町内在住者と、厚生労働省が位置づけた地域密着型サービスの名が示すとおりの良好な運営がなされていること、さらに、介護に当たる従業員の資格についても、必ず置かなければならない介護支援専門員に加え、看護師1名、介護福祉士6名、ヘルパー2名と全員有資格者により介護に当たるなど、ときがわ町の被保険者である利用者に対し専門性の高い介護が提供されていること、これらの理由から公募によらず候補者を選定したものです。
  指定管理者に指定する団体の名称は、ときがわ町社会福祉協議会。所在地、ときがわ町大字関堀145番地2で、指定期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間です。
  お手元の議案参考資料議案第9号関係をお開きください。
  1枚おめくりいただきまして、社会福祉協議会の名簿にありますとおり、代表者は会長、渡邉一美、以下、全14名の体制となっております。
  以上、議案第9号 ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。
  どうぞよろしくお願いします。
○小島利枝議長 これより議案第9号 ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第9号 ときがわ町地域活動支援センターの指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (賛成全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第10号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第15、議案第10号 町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)請負契約の変更契約の締結についてを議題といたします。
  ここで、地方自治法第117条の規定により、議席番号9番、小宮正議員の除斥を求めます。
          (9番 小宮 正議員退席)
○小島利枝議長 議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第10号 町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)請負契約の変更契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約を締結することについて議決を求める。
  1、工事名、町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)。
  2、施工箇所、埼玉県比企郡ときがわ町大字馬場・関堀地内。
  3、変更請負金額、5,096万3,000円。
  4、今回変更による増額、256万3,000円。
  5、請負業者住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字関堀29番地1。氏名または名称、株式会社コミヤ建材。代表者職氏名、代表取締役小宮正之。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第10号 町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)請負契約の変更契約の締結について、提案理由を申し上げます。
  町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)の請負契約の変更契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては建設環境課長から申し上げます。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、議案第10号 町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)請負契約の変更契約の締結について、細部説明をさせていただきます。
  本件は、令和3年第3回定例会において可決された契約締結について、現在、国の社会資本整備総合交付金を受けて実施しておりますが、現場精査した結果、当初設計の一部を変更する必要が生じたものです。
  変更の主な内容につきましてご説明をさせていただきます。
  議案参考資料の議案第10号関係、1ページをご覧ください。
  1として、変更概要の(1)道路土工の項目ですが、掘削により発生する残土処理を当初設計では町外の受入れ施設に処分費を計上し搬入する予定でしたが、現場から近い田中・関堀地内に残土処分ができる土地が確保できたため、処分費をかけないで残土運搬と敷均しに変更いたしました。
  また、(4)の伐採工ですが、残土受入れ施設内の支障木について、伐採とその処分について200立米を追加いたしました。
  そのほか、2ページ、A3の平面図をご覧ください。
  赤字で明記されているものは変更後の出来高の数量になっております。土木工事の現場については、施工に当たり細かな地形の変化や隣接土地所有者の意向などにきめ細かく対応するため、どうしても出来高の変更が発生いたします。こうした変更を集計した結果、合計256万3,000円の増額となるものでございます。
  それでは、議案書にお戻りください。
  工事名、町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)。
  施工箇所、埼玉県比企郡ときがわ町大字馬場・関堀地内。
  変更請負金額は、5,096万3,000円。今回変更による増額が256万3,000円でございます。
  請負業者の住所は、埼玉県比企郡ときがわ町大字関堀29番地1、氏名又は名称、株式会社コミヤ建材、代表者職氏名、代表取締役小宮正之でございます。
  以上で、議案第10号 町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)請負契約の変更契約の締結について、細部説明を終了させていただきます。
  どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第10号 町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)請負契約の変更契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  土木には全く詳しくないので……
○小島利枝議長 何問質問ですか。
○7番 山中博子議員 1問です。
  土木には全く知識がないので、変更したものについて伺います。
  変更概要資料のほうでお尋ねします。
  道路土木として残土処理工が850立米がゼロになり、残土運搬がゼロ立米が850立米、そして残土敷均しが全くなかったものが985立米、この変更について、また、その(3)のところに簡易土止め板というのが変更するのに26メートルプラスされております。支障木ゼロだったのが200立米、これは計画を立てるときに支障木があるということが分からなかったのか、そして先ほどの残土運搬についても、このぐらい出るという見積りができているのではないか、それが今回変更になるというのがどうしても理解ができなくて、支障木、そして流出防止のアゼ板とか、こういうものについて最初の見積りというものが全くいいかげんと言っては何なんですが、見積りが全くなされていないと考えるんですが、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、お答えいたします。
  まず、この道路土工の残土処理工については、数量が、当初町外の施設に処分費を払って持っていって、その処分費として計上していたものが、それがゼロになりまして、先ほども説明したとおり、馬場・田中・関堀地内に処分ができる場所があったので、こちらにお金をかけないで、運搬費と敷均しということで残土を持っていく先を変えたものです。
  それに伴って、伐採工の(4)というのが出てくるんですが、これは何か、当初計画のときに分からなかったのかというところなんですが、これは残土を処分する場所を新たに、この場所の支障木を伐根までしたんですが、そちらの数字として計上をさせてもらったものです。当初の設計では、残土処分は町外で処分するというところだったので、これは変更をかけたものになります。当初はこういう予定ではなかったということでございます。
  あと、簡易土止め工ですが、これは側溝の脇にコンクリで数十センチの高さを擁壁代わりに道路の外の土が側溝の上に、道路にかぶってこないように造るものなんですが、これは現場で当初設計では155メートル見ていたわけなんですが、やはり現場の測量って基本的には20メートルピッチぐらいで初め測量をかけていくんですよ、そうすると途中、途中の細かな地形の変化なんかは分からないので、そういったものを現場に合うように計上した結果、数値が181メートルまで26メートル延びたということでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 それでは、初め残土が出るといったものが、お金をかけてやらなくても済むようになった。ただし、そこのところに捨てるのに当たっては支障木があるので、その支障木を取り除いたということで200立米の支障木伐採が出たということで、土砂流失防止というのは、その支障木を捨てたところの土砂を流出防止のためのものというふうに理解してよろしいんですか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  土砂の流出防止につきましては、この簡易土止め壁をつける場所で簡易土止め壁をつけないと土砂が道路のほうに入ってきてしまうため、簡易土止め壁の延長をしたものであって、これは土砂流出防止のためにこの支障木、こちらとは関係のないものでございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  この問題については……
○小島利枝議長 何問でしょうか。
○11番 野原和夫議員 1問です。
  令和3年9月議会で締結された問題ですが、こういう土木については、その都度、補正というのは出てくる案件上、やっぱりちゃんとした正しいものが必要だと思うんですよね。先ほど山中議員も言いましたが、この問題については当時の入札のときにも見積り自体で把握できていなかったのかというの、もう1度その点について伺います。
  それで、第1回の指名業者の入札のときの金額にほぼこの追加が一致してくるんですよね。だから、そういう疑惑を持たれても仕方ないと思うんですが、先ほど256万3,000円追加ありました。この内訳を教えていただきたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  内訳ですが、かなり細かくはなってしまうんですが、ちょっと大ざっぱに言うと、これ積み重ねなんで、まず残土運搬が、当初は10トン車で9.4キロ先まで見ていたんですが、それが0.5キロ先になったということで、これ直接工事費なんですけれども、58万円ぐらい残土運搬が増えて、残土の敷均しが11万ほど増えました。ただ、残土の処分工がなくなったので、処分工が直接工事費で338万円、これがなくなっております。なので、ここの部分で言いますと、この残土を近場で処分したことによって経費込みで約500万ほど減額に残土関係がなります。
  あと、増えるほうで主なものを言いますと、先ほどの支障木の伐採ということで、これ実際どこかというと、藤坂の、今3棟を売り出しているところの東側、少し下がったところにかなり竹等が繁茂したところなんですが、そこに捨てることにしました。そこが200立米の伐根処分費ということで、こちらが経費込みで約600万円かかっております。
  あとは、細かいものの増減等ございまして、簡易土止めもそうなんですが、そちらで100万ぐらい増えておるということで、全体で250万という増額になっております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 この問題を含めて議会の議決を得る場合は、やっぱりその追加についてはきちんとした明細も含めて出さくちゃいけないと思うんですよね。曖昧ですよ、中身 について。大体このくらいだということじゃだめじゃないんでしょうか。もう少し慎重にやるべきではないかなと思います。その点どう思いますか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  細かい明細を出すべきではないかということなんですが、通常、この変更契約、当初もそうなんですが、細かな数値的なものというのは、そこはこの議案参考資料にある程度のものを出させていただいております。あとは、お金というよりも平面図と、あとは数量の増減ということで、今までこういった変更契約についても、当初の契約についても行っているわけでございます。若干、残土の処分ということでちょっと説明のほうは足らなかった部分もあるかと思うんですが、あまりこういうところで実情というのは話しづらいところもあるんでけすれども、実は今回、残土を捨てた部分については、将来的に藤坂の今の3棟と、その先もにらんで、今、残土をそちらで埋立てというのも兼ねているところでございます。
  実は、12月議会のときに、そこの現場の伐採を補正予算で上げさせてもらっております。今回こちらで数量を、伐根を見させてもらったというところは、実はこの722号線については2分の1の補助金がもらえる事業でございます。社会資本整備総合交付金でやっております。藤坂のほうの事業はどうしても単独事業ですので、そちらでお金を計上すると、もうそのまま全て町の持出しという形になってしまうので、少しこの辺はテクニックを使わせてもらって、藤坂の伐根をこの補助金が使えるほうに流用させてもらって残土処理をさせてもらった。トータルすれば、こういった手法が一番町にとって有利な形でできるということで、今回こういったご契約をさせていただいております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 課長、町にとって有利だという問題よりも、やっぱりきちんとしたものを出さないと、チェック機能が働かなくなっちゃうんですよ。そこはそこでちゃんと内訳も含めて説明をきちんとやれば、何でもないんですよ。そういうところをやらない。入札のときにある程度の工事計画が入っていて、もう大体金額は出ているわけでしょう、全部。それに応じて今度この変更が出るわけだから、その差額も含めて説明ができるわけじゃないですか。だから金額だけ出しても、疑問を抱くということも出てくるんです。だから、そこに内容説明、きちんとした方向性を示していく。さっきの藤坂の問題も含めて、そういうところで有利な方向で進めるためにやったと。それはいいことであるかもしれませんけれども、お金は税金ですからね。そういうことを踏まえてやるべきではないかなと。
  今後、こういうこともあることがありますので、やっぱりちゃんとした説明も含めたことを出してもらって、皆さんの理解を得ることが大事かなと。
  以前、ときがわの第二庁舎のときも4,000万の補正が出たんですよ、工事の。それは議会の中でもまれて、これを否決したらどうなりますかという質問が出たんです。執行できませんと答弁されたんです。でも、賛成多数で可決されました。それだけ議会議員も真剣に取り組むことは、皆さんが思っていることだと思うんですね。少ない予算であっても、やっぱり一定の議会説明が必要だということをお願いしたいと思います。答弁結構です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第10号 町道都722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)請負契約の変更契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
  ここで、小宮正議員の除斥を解きます。
          (9番 小宮 正議員入席)
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   ◎議案の一括上程について
○小島利枝議長 お諮りいたします。
  日程第16、議案第11号から日程第21、議案第16号までは、ともに令和3年度会計の補正予 算でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、議案第11号から議案第16号までは一括議題とすることに決定いたしました。
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   ◎議案第11号〜議案第16号までの上程、説明
○小島利枝議長 日程第16、議案第11号 令和3年度ときがわ町一般会計補正予算(第8号)、日程第17、議案第12号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、日程第18、議案第13号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、日程第19、議案第14号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)、日程第20、議案第15号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)、日程第21、議案第16号 令和3年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第11号 令和3年度ときがわ町一般会計補正予算(第8号)。
  令和3年度ときがわ町の一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,900万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ61億3,197万7,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  (繰越明許費の補正)
  第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費の追加及び変更は、「第2表繰越明許費補正」による。
  (債務負担行為)
  第3条、地方自治法第214条の規定により、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第3表債務負担行為」による。
  (地方債の補正)
  第4条、地方債の変更は、「第4表地方債補正」による。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第12号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。
  令和3年度ときがわ町の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,550万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億1,996万9,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第13号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。
  令和3年度ときがわ町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ582万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億4,411万8,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第14号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)。
  令和3年度ときがわ町の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,608万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億4,711万7,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第15号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)。
  令和3年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,429万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,122万円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  (地方債の補正)
  第2条、地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第16号 令和3年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)。
  (総則)
  第1条、令和3年度ときがわ町水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
  (業務の予定量)
  第2条、令和3年度ときがわ町水道事業会計予算(以下「予算」という。)第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正する。
  次の朗読は省略します。
  (収益的収入及び支出)
  第3条、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
  次の朗読は省略します。
  (資本的収入及び支出)
  第4条、予算第4条本文括弧書中「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億5,350万5,000円」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億4,513万3,000円」に、「過年度分損益勘定留保資金2億2,712万7,000円」を「過年度分損益勘定留保資金2億1,927万7,000円」に、「当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,637万8,000円」を「当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,585万6,000円」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
  次の朗読は省略します。
  (債務負担行為)
  第5条、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、次のとおりと定める。
  次の朗読は省略します。
  令和4年3月8日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から議案第11号から議案第16号までの提案理由の一括説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第11号から議案第16号までの議案について、概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
  なお、令和3年度各会計の補正予算につきましては、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものであります。
  まず、議案第11号 令和3年度ときがわ町一般会計補正予算(第8号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,900万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ61億3,197万7,000円とするものです。
  次に、議案第12号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,550万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億1,996万9,000円とするものであります。
  次に、議案第13号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ582万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億4,411万8,000円とするものであります。
  次に、議案第14号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,608万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億4,711万7,000円とするものであります。
  次に、議案第15号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,429万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,122万円とするものであります。
  最後に、議案第16号 令和3年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)について、提案理由を申し上げます
  第3条予算及び第4条予算の過不足等により補正の必要が生じたので、この案を提出するものであります。
  以上の6会計の補正予算につきまして、それぞれ各担当課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上です。
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   ◎延会について
○小島利枝議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会とすることに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小島利枝議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 3時52分)