令和4年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                            令和4年3月11日(金)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第17号 令和4年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第18号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第19号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第20号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第21号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第22号 令和4年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第23号 令和4年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 一般質問
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)


地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長兼
会計管理者
福 田 芳 和 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計室長
坂 本 由紀夫 
産業観光課長
正 木   彰 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
大 野 健 司 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 
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   ◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより令和4年第1回ときがわ町議会定例会第3日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりです。
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   ◎発言の一部訂正について
○小島利枝議長 ここで、宮寺総務課長から発言の訂正を求める発言の申出がありますので、これを許可します。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 3月9日の議案第11号 令和3年度ときがわ町一般会計補正予算(第8号)における山中博子議員の顧問弁護士委託料への質問に対する私の答弁の中で、「解決金」と申し上げましたが、これを「弁護士委託料」と訂正をさせていただきたいと思います。
○小島利枝議長 ただいま、宮寺総務課長から、議案第11号中の山中議員の質疑に対する答弁の発言を訂正したいとの申出がありました。
  山中議員、よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認め、この訂正を許可することと決定いたします。
  続いて、山口町民課長から発言の訂正を求める発言の申出がありますので、これを許可します。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 過日、議案第19号の令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算 の細部説明の中で、保険料の改定について申し上げましたが、所得割率と均等割額につきまして、予算作成時の仮数値を申し上げてしまいましたので、発言の訂正をさせていただきたいと思います。
  所得割が「8.80」と申し上げましたが、「8.38%」、均等割額が「4万5,740円」と申し上げたのを「4万4,170円」と、それぞれ訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 ただいま山口町民課長から議案第19号の細部説明中の発言について発言を訂正したいとの申出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認め、この訂正を許可することと決定いたします。
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○小島利枝議長 議案第17号から議案第23号までの提案理由及び細部の説明が終了しております。これ以降の質疑、討議、討論、採決は、議案ごとに行います。
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   ◎議案第17号〜議案第23号の質疑
○小島利枝議長 日程第1、議案第17号から日程第7、議案第23号までの質疑についてですが、質疑者はページ番号、項目名、節区分、説明事項を申し出て質疑してください。質疑につきましては、質疑者が1回にできる質問は3問までとします。その場合、1問の質疑ごとに答弁を行います。3問した後でも質疑者がない場合は、再度続けて質疑を許可します。また、1問についてできる質疑回数は3回までです。
  町長の施政方針に対する質疑につきましても、令和4年度の予算質疑に関連して行ってくださるようお願いいたします。
  なお、一般会計に限り、歳入歳出に分けて行います。
  これより、日程第1、議案第17号 令和4年度ときがわ町一般会計予算の歳入の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。2問お願いします。
  歳入においては、20ページからですが、以前、課長からの説明の中で、地方税が伸びれば この不足を補う地方交付税は減る仕組みになっていると、そういう説明の中で、地方税、地方譲与税、私の資料の中では3.9兆円の大幅増になっております、国の予算では。一方、その中で地方交付税の原資である国税の伸びが6,153億円ということで私の資料も示していますが、この中で地方税、そして地方譲与税があります。この地方税と地方譲与税についての内訳、内容を説明していただければと思います。お願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えいたします。
  地方税、地方譲与税関連に関しましての内訳の説明というふうなお話だと思うんですけれども、町税という地方税につきましては、地方税法に定められた基準にのっとって住民に課する税というふうなことで、税条例も制定して、それに基づいて賦課させてもらっているものであります。
  その収入に当たりまして、先ほどもお話の中でありましたように、75%については交付税の基準財政収入額のほうに算入されるということで、当然税が増えれば交付税が減っていくというふうな仕組みになっているところでございます。
  地方譲与税関係につきましては、これも地方税であったり、国税であったりというふうなことになるわけですけれども、自動車重量譲与税なんかにつきましては、自動車重量税という国税ですとかと、県税でいきますと、法人事業税交付金というものについては、県税である法人事業税、これを原資としてそれぞれ決まった基準にのっとって市町村に配分をされてくるものであります。
  そうしたものがやはり同じように税財源としているものですから、増えれば増えたで交付税のほうが減額をしていくというふうな仕組みになっているところでございます。
  以上でございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 地方公共団体が課税権の主体であるものが地方税というふうにあると思うんです。大きな問題は、3,000余りの地方税目があるそうですが、全部言っていただかなくても結構ですけれども、多くのあれがあるということを私も聞いております。
  それと、地方譲与税については、国税として徴収し、そのまま地方公共団体に対して譲与するという税だと思われますが、地方交付税もこの同じ仕組みで考えてよろしいんでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのお話でございますけれども、地方交付税においても、一旦は国税として国が収入したものに対して、ある一定の基準にのっとって地方のほうに配分をされてくるということでは同じというふうなことが言えます。
○小島利枝議長 1問目よろしいですか。
○11番 野原和夫議員 はい。
○小島利枝議長 2問目をお願いします。
○11番 野原和夫議員 地方の財源として重要な地方創生臨時交付金です。この臨時交付金については、町では1月に、交付の実績計画の締切りは1月末日で、交付決定が3月中に出る、この1億1,400万ぐらいですか。この中では、地方単独事業分1.2兆円の計上もされております。いろんな面を含めて、都道府県市町村分が5,000億円、残り2,000億円は感染状況に応じて配分という資料もありますが、地方創生臨時交付金、この使い道なんですよね。前回説明をされました地域振興券も含めて5,000円という数字を出されましたが、これを2,000円アップして7,000円にしていただくことも住民の願いの一つではないかなと思います。
  今後の問題について、この臨時交付金、住民の願いにかなう予算をつくっていただいて、有効活用してもらうように願いたいんですが、この点伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、まず地方創生臨時交付金というものにつきましては、いろいろなメニューがある中で、ときがわ町といたしましても、今大体出てきているのは、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金ということで出てきているんですけれども、それ以前においてもいろいろな臨時交付金がありまして、できるものについてはときがわ町としても積極的に活用をしてきたところでございます。
  今、お話しいただきました新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金につきましては、ここ2年ほどですか、交付のほうがされてきている中で、ときがわ町として一番積極的に活用してきたのは、地域振興と家計の支援というふうな意味の中で、地域商品券を皆さんにお配りいたしまして、町内の活性化ですとか、家計の支援に充てていただいていたわけでございます。
  今回も、先日ご議決いただきました補正予算の中で、地域商品券等についても提案をさせ ていただいたわけでございますが、これもまだ、今回配分されてきました地方創生臨時交付金全額を使ったわけではなくて、一部の使用にとどまっております。というのも、なぜ3月に補正を上げたのかといいますと、やはり少しでも早く町民の皆さんのお手元に届くように事務を進めたいがために、補正を取って繰越しというふうな手法を取っているわけでございます。まだ全部使っていないというお話の中で、新年度のほうに繰り越していくわけですけれども、これについては、先日もお話しさせていただきました6月の補正で提案をさせていただくつもりでいるという話をしましたが、今事業の内容を練っているところでございます。
  今回の場合については、もう既に5,000円というふうなもので議決いただいた中で、プラス2,000円というのはちょっと難しいのかなというふうには思っておりますけれども、それ以外の事業もやはりやっていかなければいけない事業があるという中で、そちらに充てさせていただく考えでおります。
  ただ、ご提案いただきましたように、やはりそういったものがあったときに、まずは住民の生活支援、地域の活性化というものにときがわ町としてはずっと考えて充ててきたつもりでありますし、これからもそういったところに、また同じように臨時交付金が交付されてくるというふうなことであれば、そういったものを事業として上げていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 今、すばらしい答弁をいただきました。
  この問題については、臨時交付金の使い道も含めて、ほかの自治体と比べてときがわ町が高く評価されています、現時点で。これは1つは、渡邉カラーの一つの前進ではないかなと思います。
  そういうものを含めて、ほかの自治体がこの臨時交付金はどこに使っているか分からない点もたくさんあるらしいんです。でも、ときがわ町については、住民に還元する事業としていろんなことをやってくれている。これは高く評価されておりますので、引き続き住民の願いがかなうようにお願いしたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって歳入の……
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1点、23ページ。
  森林環境譲与税、去年は700万だったんですが、今年は900万になっているんです。要は、どういう理由かちょっと分からないんですけれども、この使い道をどのように使うか。基金になっているんじゃないかというふうに、ちょっと調べを深くしなかったもので申し訳ないんですが、これどのように使うという計画というのは、今後も900万ぐらいずつ来ると思うんです。いや、来るかどうかは分かんない、来ると思うんです。その使い道を当然考えるべきだと思うんですが、今現在どのように使うかというのを考えておられますか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  休憩いたします。
                                (午前 9時45分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前 9時45分)
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○小島利枝議長 答弁願います。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 森林環境譲与税につきましては、使用目的が定められておりますので、その目的に従って使用しているわけです。現在、使い道といたしましては、森林の整備ですとか、今回、今年と来年度、七重町有林の復旧整備を行っておりますけれども、そういったところにも活用しておりますし、あるいは、今後森林を管理していくために、所有者の意向調査等も行っております。そういったところにも使用しております。また、森林管理道のところ、そういった整備等にも活用できますので、そういったところで有効に活用していきたいと考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって、歳入の質疑を終了いたします。
  続いて、歳出の質疑を行います。
  決算と同様、一般会計の歳出の質疑に限り、款別に行います。
  まずは、予算書の42ページ、1款議会費から90ページ2款総務費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。最初にご指名いただきまして、ありがとうございます。3問お願いします。幾つかありますけれども、取りあえず3問ということでよろしくお願いします。
  まず最初に、52ページ。庁用車管理事業ということでなりますけれども、EVバスは基本的に今度は3年度予算で可決して、今はまだ納入はされていませんけれども進めているということだと思うんです。私がぜひ提案したいと思っているのは、ぜひEV関係の充電施設、それから庁用車の購入についてはEVを計画に入れていただきたいということなんですけれども、今期はゼロということなんです。購入はゼロだけれども、施設については管理事業に入れてあるのかどうかという点を伺います。計画があるのかどうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、田中議員のEV導入の将来像についてということで、答弁を申し上げたいと思います。
  実際のところ、我々が庁用車を購入したり、リースで入れたりする場合には、従来当然ガソリン車を入れてきました。皆さん、我々が予算説明だとか決算説明だとかしている中で、近年、いきなりEVには行かないものの、ハイブリッド車を基軸に導入をしております。今年、昨年、全てハイブリッド車ということで入れております。
  これは、環境性能を重視した上で、二酸化炭素の排出のない車にシフトしていこうという形で町全体として動いております。今の時点で電気自動車を導入するという、もちろん十分手の届く範囲に値段が下がってきておりますので、それらも当然考えてはおります。
  電気自動車の充電設備についても当然我々も考えております。いろいろ庁舎内の敷地内のレイアウトを考える上でも、EVの充電設備をこの辺に設置をしたらいいんじゃないかだとか、キュービクルの近くのこの場所を確保した上で、ほかの設備を別にそこを逃がして造ろうだとか、そういうふうな配慮をさせていただいているところでございます。まだ具体的に何年度にそういったEVの充電スタンドを設けるだとかの年度ごとの具体的な計画はございませんが、一応そのようなレイアウトを配慮した上で、様々な機器を導入したり、設備を整 えたりしているつもりではあります。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ありがとうございます。
  ときがわ町は、バスについては先進的な取組だと思います。それとEV関係のスピードはかなり早いんです。この間も言っていましたけれども、無人で定期運行できるバスも実用化がもう実験段階に入っています。だから、ぜひときがわ町なんかは、例えば、西平の地区からこちらの定期運行を無人化でEVを使うとかいうことも、検討課題の中ではエリアに入ってくると思います。だから、今課長おっしゃいましたけれども、ぜひそういう点で検討を進めていただけたらと思います。
  その点では結構ですので、1問目は以上です。
○小島利枝議長 では、2問目をお願いいたします。
○6番 田中紀吉議員 2問目をお願いします。
  64ページなんですけれども、若者定住化促進事業ということなんですけれども、これは極めて人口問題からいろんな取組って進めているのは存じ上げておりますけれども、今年は予算マイナスなんです。17万4,000円のマイナス。これはもうちょっと、174万でした、すみません、桁が違いました。そういうことで、この辺はもうちょっとソフトの事業とか、いろんな事業で補助金だとか、いろんなことを組んでいます。ただし今年度はその中でマイナスになっちゃったと。そういうことで、ぜひ違うソフトも含めて、もうちょっと積み増しをして工夫をしたらということで考えているんですけれども、どういうわけでマイナスになっちゃったのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの田中議員のご質問にお答えいたします。
  ここの若者定住化促進事業、マイナス174万2,000円につきましては、これは主にではありますけれども、今年度から導入いたしました集落支援制度を使って空き家掘り起こしというふうなものを開始したわけでございます。当初は、月額28万円を上限として、12か月分の予算を計上させていただいたわけでございます。
  ただ、実際に運用を開始した中では、実績といたしましては、大体今年度の決算で70万円ぐらいで活動が終了しそうだというふうな見込みがあります。ただ、成果につきましては、 その金額以上の成果が出てきているというふうには考えておりますけれども、そうしたことから、集落支援員の空き家掘り起こしの活動は、3年度の予算ほどはかからないということで減額をしているところでございます。ただ、活動自体はしっかりとやっていただいておりますので、成果については今以上のものが上がってくるとは考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私もその集落支援の制度については委員会でもお伺いしまして、成果は出ていると。それはぜひ継続してやっていただきたいとそれは分かっているつもりなんですけれども、その他の例えば、こちらの藤坂の件でも触れていますけれども、移住者に対する支援、住宅取得の補助金だとか、国の制度も使った制度だとかいろいろあります。ただし、もう少しときがわ町らしいというか、つっこんだっていうか、ものが必要なんじゃないか。例えば、引っ越しだとか、リフォームだとか、出会いの機会とか、いろんな形で強めているというか、磨きをかけているというか、いろんなことがあります。
  ただ、今まではそれがなかなか成果がなかったというだけで、足し算をしないというんじゃなくて、例えば工夫をするとか、もうちょっと別な形だとか、そういう何か工夫がないような気がするんです。だから、そういう意味での幅のというのか、プラスというのか、一番困っているところ、そこに足し算をしないというのが、ちょっと不足なんですけれども、課長いかがでしょうか。その点伺いたいと思います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのお話でございますけれども、私も予算書のほうのマイナスだけをクローズアップしてしまいまして、ちょっと説明が不足してしまった部分があるんですけれども。
  そういった意味でいきますと、当初予算の資料といたしましてお渡ししてございます令和4年度当初予算概要というものがお手元にあるかと思うんですけれども、そちらの19ページ、こちらのほうに、一番上のところなんですけれども、若者定住化促進事業ということで内訳を挙げさせていただいております。
  そこの、事業でいきますと2行目が空き家掘り起こしについてなんですが、これは先ほどご説明したとおりでございます。すぐその下なんですけれども、括弧で拡、拡充というふうな意味なんですけれども、あるものが空き家リフォーム助成金というもので、3年度については50万円しか計上していなかったものをここは100万円を増額して150万円というふうな事 業費を挙げさせていただいているところです。
  実際に、令和3年度から空き家リフォーム助成金の対象を広げさせていただいて、経費も2分の1の補助から上限50万円の10分の10補助というふうな制度に変えさせていただいたわけでございます。あともう1つ、空き家のリフォームだけではなくて、その空き家にあるごみの処分、片づけのほうにも使えるようにしたところでございます。
  そうしたことから、需要が少し増えてきたもんですから、ここのところは充実させていただいたというところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ありがとうございました。
  なかなか私もちょっと気がつきませんでしたけれども、声として、とにかくリフォームするごみというのか、廃棄物を片づけるだけでも大変だというのは、お声をいっぱいいただいています。ぜひこれは、さらに拡充する形で取り組んでいただけたらと思います。
  2問目は結構です。
○小島利枝議長 続きまして3問目をお願いいたします。
○6番 田中紀吉議員 3問目、伺います。
  3問目は、今議長からもありましたけれども、町長の施政方針のことなんですけれども、女性が輝くまち、それからSDGsの関連も含めてなんですけれども、女性の登用というのに触れました。それで、これは総務費の関連になると思うんですけれども、私も取りあえず探したつもりなんですけれども、どういった事業がこれに当たるのかをお尋ねします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、町長の施政方針の中の、女性が輝くまちということなんですけれども、この女性については、特に総務費に限られたことではないと思うんです、私は。
  例えば、先ほど荒井課長から説明があった若者定住化促進事業であるだとか、あるいは、教育部局でやっている学校教育にしかりだと思います。みんな世の中には男女が平等にいるわけで、これまでは男性ばかりが活躍するような社会になってきているというふうなことを改めて、女性の活躍の機会も設けていこうという形で、今回また全員協議会のほうでも説明させてもらいますけれども、男女共同参画計画というのも新しく策定をいたしました。
  今年、今年度、新たな動きがありまして、パートナーシップ認証制度を立ち上げまして、 特に男女という性にとらわれない新しい形の考え方も町では先進的に取り入れているところでございます。
  今後も、恐らくこの予算書の中のこの部分が「女性が輝く町」というのを明確に示すことはなかなか難しいとは思います。例えば、この議場の中にも女性議員さん、今のところ2名ということで、しばらく執行部側には女性が1人も座っていないという状況が続いております。これも改めていく必要があるんじゃないかなというふうに私は思っております。
  それから、ときがわ町の本庁舎の中に起業支援施設もあります。ああいった施設についても、女性の輝く、女性が起業をする支援制度というのも必要ではないかなというふうに思っております。これは恐らく、総務課の総務費のほうで何か新しい事業を設けてという形になると思うんですけれども、特に女性の社会進出、女性の登用、女性の起業というものは、全てのこの予算書に満遍なく散らばらせていくべきなのではないかなというふうに担当課としては思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 課長、感覚としては理解できます。私も触れようと思ったので、課長がもう触れちゃいましたけれども、執行部は全員が男性です。だから、ぜひ来期は、これは副町長の仕事が大きいと思うんですけれども、ぜひ育てていただくような、準備はある日突然ぽっとはできないと思うんです。そのために私が1個触れたいと思っているのは、意識的な研修だと思うんです。研修や何かを通じて、さらにモチベーションを上げる、具体的な研修に女性を、ある意味分かりやすく言うと、ある意味女性を優先的に出す、研修させる。ある意味そういう予算を組んでいただきたい。そういう意味なんです、私の言っているのは。だから、見える化というのはそういうことだと思います。だから、それは来年ぽんと出したから、再来年ぽんとできるということは考えていませんけれども、少なくとも継続して積み上げていくということが必要なんじゃないかと思うんです。
  そういうことで、具体的に幾らとかいつだとかという話はしませんけれども、ぜひ副町長にはそういうのを意識的に、重い課題としていただいて聞きたいと思うので、一言副町長からいただきたいんですけれども、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからご答弁のほうさせていただきます。
  田中議員のほうから、人事の関係についてもご意見をいただきましたけれども、そのためにはやはり、さっきお話にもありましたけれども、研修をする中で、女性がそういった立場 になっても十分に力を発揮できるというような下地を十分つくりながら準備を進めてまいりたいというふうに思います。町長のほうからもそういったご指示、女性が輝くまちということで方針が出ておりますので、次期の人事異動等ありますので、期待をしていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○6番 田中紀吉議員 結構です。以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。3問お願いします。
  まず、1問目、55ページの中段、負担金、埼玉県電子入札共同システム利用負担金104万7,000円、これは過去何年か調べたんですが、1年おきに高額になっていると思われるんですが、どのようなシステム利用で、金額の上下には何か原因があるのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問でございますが、こちら、説明欄にも書いてありますとおり、埼玉県電子入札共同システムというものが埼玉県のほうで整備しているものがございます。こちらのほうをときがわ町としても利用しているための負担金というふうなことになります。
  それについては、隔年で波があるというふうなお話ですけれども、一般的に、ときがわ町で行っている入札、工事が主になるんですけれども、この入札に参加するためには、まずはそれぞれの業者さんがうちを指名してくださいよというふうな手挙げ方式ってあるわけなんです。その中から、町の中で指名委員会というものがありますので、そこで業者を選定して、それぞれ選定していくわけでございます。
  その手挙げ方式の部分について、埼玉県で一括した受付システムがあります。それがこのシステムになるんですけれども、それを運用していくための負担金でございます。その受付が2年に1回行われるということで、隔年で負担金のほうが上下するというふうなことでございます。
  隔年の、じゃ、下がった部分にも何で負担金が発生するんだというふうなことが出てくるんだと思うんですけれども、そこにつきましては、2年に1回受け付ける年に申請ができなかった企業を追加で受け付けるための費用というのが真ん中の年に必要になってきます。それを実際に追加受付ということで行っているわけでございます。最初に申請した企業が2年 間有効になるわけなんですけれども、追加で申請した企業については、残りの1年しか有効にはなっていかないというふうなシステムになっております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 ちょっと確認なんですが、例えば2年ごとでやるということで、その次の年に申請をした企業については、もう更新時期は2年と決まっているので、1年しか運用期間がなくて、2年たったときに、もう一度1年前の企業も一緒に申請するから多くなるというそういう考え方でよろしいんですか。1年しかないということで。
○小島利枝議長 企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 一部分ではそれも合っております。
  ただ、それ以外の部分でいきますと、2年でリセットされますので、全ての企業が改めて申請をし直さなければいけないという意味で多くなります。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○7番 山中博子議員 57ページの一番下の公共施設等総合管理基金積立金945万3,000円、令和3年度の補正予算での質問で、毎年1億円積み立てるとのお話でした。この金額、何と少ないのかなと感じてしまいました。なぜなのでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問でございます。
  補正予算のときには、今お話があったようなことをご説明させていただきました。それは、毎年1億を積み立てていくという話をしたのではなくて、毎年1億足らなくなりますよと。押しなべたときに、平均したときに、1億足りなくなりますよ。ですから10年のスパンで考えたときには、10億から11億必要になってくるんですというお話をさせていただいたと思うんですけれども。
  ここで、今回の場合には当初予算になりますんで、当初予算につきましては、まず公共施設の基金のほうに積み立てる財源が今の時点ではないというふうなことになります。それはなぜかといいますと、この予算をつくる上で、やはり歳入のほうが足らないので、財源調整として財政調整基金から1億8,000万円ほど繰入れをさせていただいております。そうしなければ、予算のほうの調整がつかなかったということでございます。
  ただ、結果として、3年度においても2億何がしかの公共施設のほうに積むことができる というふうな中では、予算を執行していく中で、余った財源ということになるんですけれども、ができたときに、今までですと、財政調整基金のほうに積んで財源調整に充てていきたいというお話をさせていただいてあったわけですが、やはりこれからは、将来の公共施設の更新ですとか改修に充てるというふうなことが必要になってくるというのは分かっていますので、そちらのほうに積極的に、ですから4年度の当初予算から見ますと、来年の3月にそういうふうな予算を組んでいきたいというふうには思っております。
○小島利枝議長 続きまして3問目。
○7番 山中博子議員 63ページの一番下のところです。
  備品購入費、機械器具費293万3,000円。機械器具費としては大金なのですが、何を購入したのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、まず予算案ですので、まだ購入してはいません。購入する予定だということで。
  これにつきましては、事業として町情報システム共同化事業の中の備品購入費というふうなことになります。
  内容といたしましては、町の情報システムの共同化ということで、住民情報等をつかさどっている部分の事業になるわけでございますけれども、そこのシステムを使うに当たっては、要するに、誰が使ったか分からなくなってしまうというふうなことでは、住民情報の管理という上で、ちょっと非常に危険な部分がありますので、そこを管理するために、職員が使うときに静脈で誰が使っているという認証するシステムがあるんですけれども、そちらのほうがもう既に年数が経過しまして、更新を定期的にしなければいけないという時期に来ておりますので、それの更新をする備品でございます。
  それと、やはり国のほうのシステムとつなげていかなければいけないんですけれども、ときがわ町にあるつなげる中間サーバーというのがあるんですけれども、そちらのほうのシステムを更新する費用として293万3,000円というふうなことになります。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  1点ほどお伺いしたいと思います。ぜひ、渡邉町長にお伺いしたいと思います。
  66ページ、中段、行政区運営事業に関してですけれども、施政方針、また町長の公約等にも、地域力が低下して危機に瀕している。これは私たち議員も、また地域の方々も同じ思いをしております。これに対して、私としては行政区に入っている方々、また自主防災に入っている方々を中心に再構築していくべきではないのかなと思っています。町長としては、どのようにこの地域力の向上を目指していくのか、アプローチしていくのか、お考えをお伺いしたいと思います。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 令和4年度の予算の中には、大きく反映はされていません。今地域の区長さんなんかのお考えを聞きますと、今までは、新しく移住してきた方が行政区に加入しないと、これが問題だったんだけれども、最近はそうではなくて、長く地域にいた方がもう行政区の付き合いができないと。いろいろ、高齢、あるいはパートナーが亡くなった、いろんな理由で、人生最後に来て、もう地域とのお付き合いができないんだと、そういうようなこともあります。
  その辺、理由をいろいろ聞きますと、区費の負担がある。それから年に3回の道路清掃、河川清掃、これの負担がある。そういうところで、地域によっては出不足料を取られる、そういった地域もあると。それでは、区からこのお付き合いをやめたいというところもあります。
  その辺をどういうふうにしたら、人生一番最後のときに、地域がきちんとフォローできないかというふうなことを考えておりまして、具体的に言いますと、今地域に組織強化費というのを各行政区に出しておるわけです。これ非常に歴史の古い補助なんですが、ただ、使い道がはっきりしない。この辺をやはりそういったところに充ててもらう。それを補強すればもう少し地域の高齢者の方も地域のお付き合いができるんじゃないかと、こう思っております。
  それから、今コロナ禍で、地域の行事がいろいろとできない、中止ということがありますが、やはり地域を強くするためには、地域の独自の伝統的な行事、それからオリジナルな行事が非常に大事かなと思っております。その辺の何か補助もできないかなと、こんなことを考えておりまして、即効性のある施策というのはなかなか打てないところなんですが、少しその辺を考えて各行政区に補助していきたいなとこう思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 答弁の中で、令和4年度には特段予算を充てていないということですけれども、大変残念な答弁かなと思います。
  また、町長ももう5年目になりますので、危機感も同じだと思うんです。理解はしていると思いますので、ぜひここにも焦点を当てて、予算配分になりをしていただければなと思います。
  また、ハード面はなかなか予算組みも難しいのかなと思いますけれども、逆に言えば、先ほどソフト面でその負担があるというのであれば、もうちょっと区長の負担を減らすなり、役員の負担、金額的な部分を減らすなり、そういうソフト面の工夫もできるのかなと、行政の働きかけでできるのかなと思いますので、その辺についても、やはり真剣に考えていただければなと思います。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、行政区担当の総務課のほうからも一言付け加えさせていただきたいと思います。
  やはり、高齢化が進んできますと、先ほど町長が言った道路清掃、河川清掃に出役がなかなか難しいと同時に、順番で回ってくる役員、これがなかなか選出できないということで、その辺もやっぱり区への加入を維持できないというふうな理由の一つになっているんではないかなというふうに我々も考えております。
  そこで、令和4年度から、これは以前にも申し上げましたが、実は交通安全母の会という地域選出の委員も、一地域に1人選出してくださいということでお願いをしておりました。これは、実は交通安全母の会のほうから、もう地域の方が人数も少なくなってきていて、先ほど女性の社会進出でもないですけれども、家庭内の母がみんな仕事を持っていて家庭に残っていないと、そういったものに出役できる方が実はいないんで、地域でも大変選出に苦労しているというふうなご意見いただきまして、我々も内容を調査しまして、様々な方のご意見を聞く中で、交通安全母の会の役の地域選出をやめました。その代わり、従来交通安全母の会が担っていた役目を交通安全対策協議会の中に取り組みまして、男女分け隔てなく、交通安全の役を買って出ていただこうということで改めております。ということで、地域選出の交通安全母の会の役員の選出が1人いなくなりました。それからもう1つ、農事連絡員のほうも減らしております。
  そういった形で、町としても時代に応じてニーズがなくなったもの、もう役目を終えたも のというのをスクラップアンドビルドする形で減らして、区長さん、あるいは地域の役員の数を減らす努力をしております。
  区長の業務を減らして、区長の役がそんなに重くならないように、誰でもできるようにというふうにするために、区長発送の配布物も、昔は区長さんが1枚1枚丁合いを取って各家庭ごとにまとめていたものを、町のほうで障害者雇用という意味も含めて、障害者施設にそれらの丁合いを依頼をして、区長さんに届く時点では、もう既に各家庭ごとに1パックになっているということで、負担軽減を図っております。
  それでは、農事連絡員のことにつきましては、正木産業観光課長のほうからご回答申し上げます。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それでは、今年度いっぱいで農事連絡員を廃止をさせていただくこととなりました。
  廃止の理由ですけれども、これは区長さんのほうからも各地域の負担を減らしてほしいというような要望もありますし、実際に農事連絡員さんのほうからも、このコロナの中で、主な仕事なんですけれども、田んぼを作っている方を対象として、営農計画というものの調査をしているわけですけれども、その作付面積ですとか、耕作状況等を確認するために、計画書をつくって調査を行うわけですけれども、その配付が主な仕事となっておりました。田んぼを作っている方のお宅を回って配付をして、今度は回収をする。それを集めて町のほうへ、こちらに届けていただくというような仕事が主な業務だったんですけれども、コロナで各家庭を回るのは何とかやめてほしいというような要望もあった中で検討しまして、年1回のそういった配付物だけの仕事になっておりますので、それを全て郵送にして、各農事委員さんの負担を減らしていこうということで、郵送で送って返信用封筒もつけて、そういった形で郵送でやり取りをするということで変えていきましたので、そういった理由から農事連絡委員さんの廃止を決めさせていただいたものでございます。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 確かに、役員や役職が減っているのは理解しております。
  その中で、行政区といえども、結構地域性が出てありまして、私の地域なんかは、もう1年に1回、1年かかる集金のお金を集めて、もうそれが当番の人がずっと支払うと。なので、集金の手間がない。ほかの地域でいえば、1回1回集金をしたりとか、いろいろ地域によって大変だったり、その歴史があるので、一概に全て、同じ標準化しろとはなかなか言いづら いのも大変よく分かります。
  ただ、区長が出す資料だったり、総会の資料だったり、そういうのも負担になっているというのは聞いておりますので、そういう行政ができる部分、手助けできる部分においては、やはりサポートをして負担を減らしていくというのは一つやっていただきたいなと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 答弁はよろしいですか。答弁、どなたかございますか。
          (「渡邉町長に最後に」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 私も地元の区長をやらせていただきまして、区長さんの大変さは非常に分かるんです。それなんで、やはり区長さんの負担を、あるいは地域に住んでいる方のご高齢の皆さん方の負担をなるべく減らそうとこう考えております。
  今回、ここにある自主組織運営費負担金、これはやっぱり大きく、また皆さん方とも相談をして、どういうような補助を行政区の区長さんに出したらいいのかというのは、やっぱりちょっと皆さん知恵を絞ってやらないといけないなと思っておりますので、ぜひまたご相談に乗っていただいて、いい案を出していきたいなと思います。
  それから、この下に集会所の整備の問題があるんですが、今区長さんから、集会所の問題も何件かありまして、町の方針と地域の方針と食い違いもあります。町のほうからすると、なるべく費用対効果を考えると、合併をさせて建物は1個と、そういうような方針でありますけれども、区長さん側からすると、やはり一国一城の主じゃないんですけれども、地域ごとにまとまった歴史があるわけです。やはりそういうところも尊重しながら、なるべく低コストでできるような集会所も今模索しているところでございますので、来年度、ちょっと設計段階で工夫をしていきたいとこう考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  予算概要関係でちょっと質問させていただきます。
○小島利枝議長 何問ですか。
○11番 野原和夫議員 2問お願いします。
  13ページですが、安心・安全の災害対策ということで、予算概要ですが、ほとんど総務課に関する問題でございます。
  過去3年間で観測史上1位2位を争う降水量を記録するなど、日本でも地球温暖化に伴う豪雨、台風などの災害が発生しております。国は予防対応を含む災害対応の強化を求めて予算計上されておりますが、この中で……
          (発言する者あり)
○11番 野原和夫議員 いや、全体の問題です。総務予算概要の全体の問題で質問させていただいているんです。
  国の予算を町がどのように生かして使っているかということを質問したいんです。
  この中では、公共施設等適正管理推進事業費5,800億円計上しております。それと緊急防災減災事業費を22年度5,000億円計上しております。公共施設の防災、この機能においては町もそういう予算を計上しながら運営していくのが当然ではないかなと思いますが、この国からの予算を町は引き出して予算化することも大事ではないかなと思いまして、その質問させていただいておるんですが、お答えできなければ結構ですけれども。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時28分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、総務課のほうからお答えをします。
  野原議員の防災という観点から、総務課総務費ですかね。
  恐らく、防災の事業については、防災費に係る仕事なのではないかなということで、総務費とは若干違うかなということ……
○11番 野原和夫議員 公共施設は入らないんですか。公共施設等の適正管理推進事業、そういうのは入らないんですか。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時31分)
○小島利枝議長 企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、財源の問題も含めまして、今、質問があったというふうなことを受けまして、私のほうで説明のほうをさせていただくというか、お答えをさせていただければと思うんですけれども、防災関係で主に使う起債といたしまして、緊急防災・減災事業債というものもございます。
  今、先ほどお話がありましたように、適用期間が延長されたとかというふうなお話の中では、必要があれば町としても、そういったものは活用していきたいと思っておりますし、実際に今までもそういった起債については活用して事業をやってきておりますので、そこのところは姿勢は変わらずにいきたいというふうには思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 その必要があれば活用するというだけで、今の予算の中にはそういうところは含まれていないということで解釈していいですね。
  もう1問、じゃ、質問させていただきます。
○小島利枝議長 次、2問目でよろしいですか。
○11番 野原和夫議員 この問題はもういいです。
○小島利枝議長 じゃ、2問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 また関連しますけれども、地域の公共交通を維持する活性化を図るために、公共交通関連予算が国でも示されておりますが、この中には通学路の交通安全対策も含まれ、そして地域で活用できる交通関連の制度も予算化されておりますが、公共交通の力を入れる問題では、この問題についても国の予算が500億円……
○小島利枝議長 野原議員、すみません。ページ数どこになりますでしょうか。
○11番 野原和夫議員 先ほどと同じ交通関係ですから、総務のほうで全体として見たいんですけれども、乗合タクシーも含めてありますよね、交通関係が。
  だから、そういう中で国が示している予算を町としても活用して公共交通の推進、利便性に努めることが必要ではないかなと思って質問させていただいているんですが、これも必要があれば利用するということでよろしいのかどうか。
○小島利枝議長 すみません、ページ数を示していただいて、この部分というふうに説明をお 願いしたいと思います。
○11番 野原和夫議員 関連だからいいんじゃないですか。
○小島利枝議長 すみません、議事の進行にご協力お願いします。
  では、答弁お願いします。
  企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、今例えられました公共交通ですとか、通学路の安全ですとか、要するに国の安心・安全に対する補助金というふうなものに活用を図っていくというふうなお話でございますけれども、ときがわ町といたしましては、今お話のあった部分だけではなくて、国の補助金ですとか、県の補助金というものについては、使えるものは積極的に見いだして財源として使っていくというふうな姿勢でおります。
  そこにつきましては、毎年出している予算編成方針というものがあるんですけれども、その中でも国・県の補助金等については、やはり積極的に情報収集を行って、財源として見積もれるものについては、しっかりと見積もっていくというふうなことで、各課にも指示が出ているところでございますので、そこを基に予算のほうも編成をしていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 3問お願いします。
  65ページ真ん中、空き家掘り起し業務委託178万円、これは上限350万円の交付税措置の中で業務委託するというお話を聞いておりますが、この交付税措置は、いつまでできるのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問でございますが、これも集落支援員制度という総務省の特別交付税措置がある事業を活用して実施している事業でございまして、これにつきましては、今の時点でその制度がいつまでというふうなことは示されておりません。
  地域おこし協力隊もそうなんですけれども、期限が決められていないということで、ここについては、今の時点では半永続的にというふうなことになろうかと思います。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 ということは、上限350万円はいつまででも今のところは切られないということで理解してよろしいんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、実際に当初予算の計上のときにご説明をさせていただいた部分でいきますと、集落支援員につきましては、今の時点で1人当たり年間で専任の場合に430万円というふうなお話をさせていただいたかと思います。
          (「350万じゃないの」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 336万ですかね、350万ぐらいでしたっけ。
          (「私が聞いたのは上限350万円」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 そうしますと、恐らくまた金額が増えたんだと思うんですけれども、今の時点では430万。
          (「上限が430万」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 専任の場合です。
          (「専任」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 はい。
  ただ、これについては、実際に特別交付税を申請する際に、調書というものを作るんですけれども、やはりそこにいろいろと限定要件がありまして、1日の活動時間ですとか、月の活動日数ですとかというものが非常に厳しく設定されておりまして、これをクリアできない場合には、専任という部分では該当はしなくなってしまうというふうなことが、実際に運用してみた後で分かったというふうなことになるんですけれども、そうしたことから、空き家掘り起し事業につきましては、兼任というふうな認定になってしまうのかというふうに聞いております。
  そうしたことから、特別交付税措置としては、そうなりますと40万円というふうなものになってしまうというふうなことでございます。
  ただ、それにつきましては、期限はこれはありませんので、先ほどお話ししたとおりずっと続くというふうなことでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 初めは350万円の中で、この掘り起し業務委託をしますということで伺っておきながら、40万円に変わった説明は何もされていません。この場合、やはり説明を350万円でしたのなら、いろいろな規定があって、変わってしまったという説明もあるべきだと思います。そして40万円の交付金があるということですと138万円は町の持ち出しということになるわけですよね。
  やはり説明はするべきだということと、町の持ち出しになるということだけは、はっきりしておきたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 交付税という性質から考えれば、実際にここに充当がされているというふうなことではないんですけれども……
          (「充当されていない」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 はい、交付税は一般財源ですので、ここに実際に直接充当されているというものではないということだけはご理解いただきたいと思いますけれども、ただ、説明の中では、その部分については、特別交付税措置されますというお話はしてありますので、そこについては、それが結果的には40万円にしかならないというふうなところでは、説明が不足していたのかなというふうな反省はございます。
  ただ、その中でも、実際に178万円の財源のうち40万円、残りの138万円については、町からの持ち出しというふうなことに、今この予算ではなってしまいますけれども、空き家掘り起しについては、それ以上の成果を上げられるというふうには思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○7番 山中博子議員 65ページの下段のマイナンバーカード普及事業のことなんですが、これは新たに3名の雇用をするのか、そしてその配置はどのようにするのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 こちらの部分につきましては、先日、補正予算のほうでマイナンバーの普及のためのキャンペーン事業を行うというふうなことで、補正のほうを議決いただきました。
  それを行うに当たっては、やはり住民からの申請といいますか、申込みが増えてくるというふうなことから、ここの予算において職員を3名任用するというふうな予算をつけさせていただいております。
  これにつきましては、配置として、まずマイナンバーカードを発行するための業務、こちらのほうに2名ということで、窓口としては町民課になります。もう1人は、今度はそのマイナンバーカードに一緒に付随してきておりますマイナポイントの普及、今、国でもキャンペーンのほうを打っておりますけれども、こちらを普及させるための受付窓口として企画財政課に1名配置ということになります。
  これにつきましても財源として、64ページをご覧いただきたいと思うんですけれども、マイナンバーカード普及事業の財源内訳の欄の国県支出金のところが1,131万4,000円ということで、町からの持ち出しはゼロというふうなことになっております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 この3名の雇用についてなんですが、キャンペーン終了後は、この3名の雇用はどのようになるんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 このマイナンバーカードの普及事業につきましては、新たに発生した業務ということで、その期間は任期として職員のほうを雇用させていただきますけれども、それが終了すれば、その任期も終わりますので、それで終了ということになります。
○7番 山中博子議員 はい、分かりました。
○小島利枝議長 3問目お願いします。
○7番 山中博子議員 73ページの中段、家族相談支援センター管理事業の共済組合負担金25万円のところです。
  今まで共済費の中には、社会保険料はありましたが、今年度から共済組合負担金25万円が増えたのはなぜか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  家族相談支援センター管理事業の共済費です。これは従来、会計年度任用職員に係る社会保険料なんですが、現在のところ、ときがわ町の会計年度任用職員は公務員という立場であ りながら協会けんぽの社保を使っておりました。これが今後の見込みとして、半年後の10月から全員共済組合に加入という形で制度が変わります。
          (「いつからですか」と呼ぶ者あり)
○宮寺史人総務課長 10月からです。
  10月から制度が変わって、今まで協会けんぽ加入だったものが、共済組合の加入が月額の給与によって入る人と入らない人が実はいるんですが、ほぼ大勢の方、70名程度の方が全体の中で、そういった形で制度が変わっていきます。
  10月からは共済組合に加入という形になるんですが、実はこの両方その金額が同じ、社保と共済組合負担金は同額に計上してあって、社会保険料の部分が4月から9月分まで、それから10月から3月までの半年分が共済組合の負担金、上の部分ですね、こういった半年ごとにその制度が変わるので、別に計上してあるというようなことでございます。
  なお、この制度につきましては、実は本当だったら、この4月から変わるはずだったんです。それが延期になりまして、4月から10月までに延期になっているんです。それで、この金額について、つまり保険料率についても、まだ共済組合に尋ねてもはっきり分からないというふうな現状でありますので、あくまでつかみの数字という形で計上させていただいております。恐らく今後10月までに補正をお願いして、10月あるいは10月以降になるかもしれませんけれども、保険料率が決まり次第、正しい数字に置き換えて補正予算で全部直していくというような形になろうかと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「休憩」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
  再開を午前11時5分といたします。
                                (午前10時49分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時 5分)
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  最後に、町長にお伺いします。
○小島利枝議長 1問でいいですか。
○7番 山中博子議員 1問です。
○小島利枝議長 はい。
○7番 山中博子議員 令和4年4月から、ときがわ町は過疎化指定とのことでした。その過疎指定を受けたことによるメリット・デメリットについて伺います。そして、その中で計画があるのか伺いたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員のただいまのご質問にお答えいたします。
  今ご指摘ありましたように、ときがわ町、この4月1日から過疎地域に指定されるということで、4月1日に告示されるというふうな予定になっております。
  これの要因といたしましては、施政方針にもありましたように、一番の要因は人口減少、これは令和2年に行った国勢調査と実は25年前、平成7年の国勢調査、これを比較して人口が21%以上減っているか、減っていないかが判断材料になっています。
  実は、人口でいきますと平成7年が一番ピークだったんです。ときがわは、当時は両村だったんですけれども、それを足した人口というのが1万4,000ちょっとだったんですけれども、令和2年が国勢調査が1万500人ぐらいなんですけれども、大体26%ぐらい減っています。それが一番の大きな要因で、今回指定されるというふうなことになりました。
  これが指定されることによりますメリット・デメリットなんですけれども、メリットと言っていいのかどうか分からないんですけれども、やはりその過疎地域を脱却するために様々な事業を行い、それに対して過疎債という起債が起こせて、それが実際には財源的には少し有利になるのかなというふうなところではあります。
  過疎地に指定されたからといって、じゃ、デメリット何かあるのか。具体的な部分ではそんなにはないと思うんですけれども、ただ、その過疎地域というふうなところが、どういうふうな印象を与えるかという部分では、それぞれの感覚にはなってきますけれども、その部分になってくるのかなというふうには思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 今、企画課長が申し上げたとおり、財政的には非常にメリットはあると。デメリットとすると、イメージが悪くなるということなんですが、イメージのほうは、コロナ禍で時代が変わってくると、結構過疎地のほうがいいというようなこともありますので、イメージのほうは多分大丈夫かなと。
  ただ、メリットのほうを十分生かして、今後の町政に生かしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 結構です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1問、WEB会議システムは、どのような活動をするのかというのをちょっと教えていただきたいんですが。
○小島利枝議長 すみません、ページ数は何ページになりますか。
○10番 岩田鑑郎議員 64ページです。
  どのようなことをやろうとしているか、令和3年度にどんなことをやったのか、教えていただければと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岩田議員のご質問でございますが、その質問については、以前にも小島議長にも聞かれたこともあるんですけれども、まずきっかけといたしましては、新型コロナの感染症が拡大している中で、やはりあまり1つの部屋に集まって会議を開いたりですとか、そういったことを避けたいというのも1つあるんですけれども、もし職員が濃厚接触者なり、感染者になってしまった場合に、自宅待機が余儀なくされるというふうなこともあります。
  そうしたときに、このWEB会議システムを使って、自宅からでも会議に参加できるとか、そういうふうな臨時的な対応にもできるようにというふうなことで導入をしたところでございます。
  ですから、実際にまだ、そういう職場の中で、そこまでのせっぱ詰まったものが発生していない中では、特にそれを使っての何かをやったというふうなことではないんですけれども、ただ、これについては、実際にはそのタブレットの中にデータを取り込んで、それを見なが ら会議を開くということもできるようになっています。
  ですから、ペーパーレス、紙の消費の減少にも何か効果があるんじゃないかなというふうなことで、実際にその会議については、今、町の中でも1つの例としては、指名委員会というものについては、ペーパーレスを進めるために、そのタブレットにデータをそれぞれのを送って、それを見ながら会議を進めるようにして、ペーパーレスを進めていくというふうなところではございます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それを実際にやっているんですね。
  そうすると、要は自宅でできるようになるんだとすれば、今、皆さん、タブレットとパソコン、全部自宅にそういう準備するようなあれになっているんですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 実際に、今お話ししたようなことも運用しておりますし、実際に発生したからということではなくて、試行というふうなことではあったんですけれども、今でいうと昨年のお正月の仕事始めのときの庁議ですとかも半分職員が自宅にいて、そのタブレットを使って庁議を実際に行ったりですとか、あとは町長の年末の仕事納めのときに、一堂に会して町長の挨拶をいただくことも毎年あるんですけれども、それについてもやはり集まらないほうがいいということで、それぞれ職場において、そのタブレットを介して町長の挨拶をいただいたとか、そういうふうなことで、それはあくまでも実際に事が起こったからやっているんではなくて、事が起こったときに使えるようにするための試行というふうなことで、実際にはやっているところです。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 要はうまくいったかどうか。嵐山町の議会では、委員会をZOOMでやったという話、試しにですよ、やったという話を聞くので、我々もそういう勉強しなくてはいけないと思うんですが、タブレットは持たなくてもいいから、皆さんパソコン持っていると思うので、そういうことをやって、それで、うまくいきましたか、どうですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 うまくいっています。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって1款から2款の歳出の質疑を終了いたします。
  次に、予算書の90ページ、3款民生費から128ページ、4款衛生費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  90から128ページです。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  120ページの母子保健事業の121ページ、妊婦応援金について、具体的にどのような方が対象なのかお伺いしたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  妊婦祝金の対象ということなんですけれども、これは4月1日以降に、ときがわ町で現に妊娠している方につきまして3万円を一律支給してまいるということでございます。
  タイミング的には、妊娠届を出したときにその制度の説明をし、その後手続をしていただき、支払いをしていくという形になるかと思います。
  以上です。
○4番 神山 俊議員 2問でした。1問目はありがとうございます。
○小島利枝議長 じゃ、今1問目、再質問はよろしいですか。
○4番 神山 俊議員 はい。
○小島利枝議長 では、2問目お願いします。
○4番 神山 俊議員 126、127、中段の上水道施設一般管理事務、127ページの水道事業会計補助金7,000万ですけれども、水道事業の収支が改善されれば、この補助金は減額もしくは廃止されるのかお伺いしたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、昨年の暮れ、水道審議会からの答申を見させていただきましたところ、答申のあった水道料金の値上げを実際に行ったとし ても、この補助金をやはり入れないと、それを維持していけないというふうな計画になっております。
  ですから、それ以上の水道料金の値上げが行われ、改善が答申以上にできていけば、補助金の減額というものも現実的になってくると思いますが、今の時点では、まだそこまで答申いただいておりませんので、これがしばらくは続くというふうには考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 今の答弁だと、もし万が一その答申が、簡単に言えば、値上げが実現されなければより一層の増額の補助金というのも考え得るということなんでしょうか、お伺いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 そこにつきましては、まだ何とも申し上げられない状況ではあります。
  ただ、一般会計サイドとしましては、これ以上の増額についてはできるだけ避けていきたいというふうには考えております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 95ページ。
○小島利枝議長 何問ですか。
○10番 岩田鑑郎議員 1問。
○小島利枝議長 はい。
○10番 岩田鑑郎議員 一番上に移送サービス利用料助成事業というのがありますが、これ社協でやっている福祉有償運送とは違うんですか。それで、この利用状況を教えていただければと思うんですが。
○小島利枝議長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  岩田議員ご指摘のとおりでございます。
  利用状況なんですが、現在、社協で実施しているものです。実施状況なんですが、コロナ の感染症対策の影響もありまして、通常よりは若干減少しているような状況です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 通常というのは、何件ぐらいか分かりますか。
  というのは、社協に聞きましたら、1時間800円だというんですが、それでよろしいんですね。800円だとちょっと使う人の立場を考えると、公共交通機関等の利用が困難な高齢者及び障害者の外出のための経済的負担を軽減する。経済的負担は軽減するかもしれませんが、800円だとちょっと高いんですね。それは県の関係もあると思うんですけれども、これ誰に頼めばいいんですか、これは民生委員ですか。利用状況と使い方を教えてください。
○小島利枝議長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 利用状況なんですが、令和2年度の実績でいきますと、年間で44枚のサービス券を配布いたしました。
  あと先ほどちょっと言い忘れたの1点あったんですが、社会福祉協議会のほかに、エスコさんという番匠にある事業所もこの事業に該当しております。対象事業者となっております。
  一般的に障害者の方、手帳を持っている方につきましては、障害サービス事業としてありますので、障害サービスのほうを利用しているんですが、障害に該当しないような方が主にこちらの事業を使っております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 確認なんですが、障害者手帳とか、そういうの持っている方は社協に頼む、そうじゃないんですか、どこへ頼めばいいんでしょうか、福祉会へ頼むんですか。それをちょっと、いいや、それでいいや、どこへ頼めばいいんですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  山ア課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  障害者の方は手帳を持っているということで、町内、町外含めた事業所に直接頼みます。比較的多く使っているのが喜和さんとかという、東松山に本拠地があって、代表者の方がときがわ町にいらっしゃる方なんですけれども、そういった事業所に頼んでおります。以前はふきのとうさんとか、ほかに町内に事業所あったんですけれども、そういった事業所が近年減少しておる状況です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  2番、杉田議員。
○2番 杉田健司議員 2番、杉田です。2問ほどお願いします。
  93ページ、中ほどに委託料12番あるんですけれども、設計委託料、こちらはどこで何をするんですか、すみません、お願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  山ア課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  今回ここで計上させていただきました予算は、令和3年度に社会福祉協議会事務所の建物の劣化調査をさせていただきました。劣化調査に伴いまして、改修に向けての実施設計を委託する予定で計上させていただいております。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○2番 杉田健司議員 はい、じゃ、2問目。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○2番 杉田健司議員 111ページ、下段のほう、14番の工事請負費、その中にある監視カメラ8台、それとその次のページも監視カメラ4台ということで、平保育園と玉川保育園ですか、設置予定だと思うんですけれども、コロナの影響でこういう形を取ったという形でよろしいのか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  玉川保育園に8台、平保育園に4台ということで今回計上させていただきました。目的といたしましては、防犯を目的としたものとなっております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって3款から4款の歳出の質疑を終了いたします。
  次に、予算書の128ページ、5款労働費から172ページ、9款消防費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  3問お願いします。
  ページでいくと149ページ、観光パンフレット作成業務委託260万円、かなり大きな額だと思うんですけれども、その内容というか内訳をお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  観光パンフレットの作成業務委託でございますけれども、これにつきましては、「ぶらっと、ときがわ」の冊子となっていますパンフレットでございます。これにつきましては、作成から3年間が経過いたしましたので、リニューアルという目的で作成をする予定でおります。さらに充実の内容にさせて、ときがわ町の観光のよいところを発信していきたいと考えております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 260万ですから、リニューアル、内容は大変、それこそときがわ版何とかというぐらいで、ときがわ版じゃない、逆のということで非常に評判がいいと思っているんです。ただ、何部作るのか分からないんですけれども、260万というのはちょっと大きい額じゃないかなと思って、もうちょっと、何部、どういうふうに作るのか、お願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  休憩いたします。
                                (午前11時28分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 すみません、お答えいたします。
  作成につきましては、2万部を予定しております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 2万部で260万ということですよね。相当単価が高いんじゃないかなという感覚を持っているんですけれども、ぜひ制作は、どちらに委託するのか分からないんですけれども、例えば、具体的な名前は控えますけれども、かなりネットで、要するに原稿を作って委託するだけでも相当安くできるところがあると思うんですけれども、当然調べた と思うんですけれども、かなり大きな、2万部で260万というのは相当単価的に高いんじゃないかと思っています。これはこれとしてやむを得ない部分もあるかと思うんですけれども、ぜひ検討していただけたらと思って。私自身は、観光パンフレットというのは、ぶらときだけじゃなくて、いろんなものを合わせて相対的にというのを私はイメージしていたんですけれども、今回のぶらときだけ2万部で260万というのを結論でいただきましたので、ちょっと疑問に思って、そういうことで検討していただけたらありがたいというところです。
○小島利枝議長 答弁願います。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 これはあくまでも印刷物が2万部で、その2万部の印刷の費用が260万円ということではありませんので、ご理解いただきたいと思うんですけれども。
○6番 田中紀吉議員 もちろん分かっています。制作も含めてということですよね。
○正木 彰産業観光課長 制作も含めてということで、見直しということで、ぶらときの中身ですけれども、田中議員もご承知のとおり、各地域の飲食店が含まれております。そういったところに全てまた伺って、情報の整理、更新をするような業務ですとか、あるいは新たな場所、例えば弓立山山頂からの景色だとか、そういったところも新たな写真を挿入したりですとか、そういったことも考えております。
  また、ぶらときのほかにも、ときがわ町観光パンフレット、いろいろ巨木の里のパンフレットですとかいろんなパンフレットがそれぞれ分かれていますので、そういったところも、このぶらときに集約をしていこうという考え方で、このぶらときが1冊あれば、ときがわ町の観光が全て分かるというような総合的なパンフレットを作っていきたいという考えで、この260万円を計上させていただきました。
○6番 田中紀吉議員 分かりました。
  じゃ、2問目いきます。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○6番 田中紀吉議員 2問目伺います。
  167ページ、川のまるごとプランのあれなんですけれども、川のまるごとは、非常にときがわ町が中心的というか非常にポイントになるところだと思うんです。ただし、この間の台風で非常にあちこち傷んでいたりしています。あと、ボランティアの方が川の清掃、刈取り、草のところも含めてやってもらっているとか非常にいろいろ私も知っているんですけれども、ちょっと予算が少ないんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  まるごと再生事業の町の予算が、これは前年度に比べて4万9,000円減ということで、主に台風の被災関係については、これは県で予算のほうを計上しております。ご承知のとおり、新玉川橋の上流、これが3月後期で今、被災のほうが完了する予定です。災害復旧が完了する予定です。
  あと、それ以外にも、例えば下流のほうからいきますと、田黒の、我々吉田飛び石と呼んでいる飛び石のところの前後、あと上流のほうに行くと、坪ノ内橋の上流の土砂の堆砂ですとか、あとはJRの高架の下、あの辺りについても全て県で災害復旧の予算のほうを見込んでおります。
  町のほうで見ているこの金額というのが、まるごとの歩道の部分的な直しだとか、維持管理の費用になっておりますので、この町単独費用というのは少ないんですけれども、県のほうで相当まるごとに対してのお金のほうは計上してもらっているところでございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私も、それは多少理解をしていたつもりなんですけれども、和田橋の吉田飛び石のところなんかは、まだほとんど手がついていないと思うんですよね。ぜひ、まるごとの中で検討していただきたいということを思っていたのは、嵐山のスタート時点が非常に、あそこがスタートかなというような、行ってみると非常に分かるんですね。だから、ハード的な維持管理というだけじゃなくて、山間もそうだし、生涯学習もそうだし、それから、せっかく下流側からつないできているものだとか、そういう意味であそこを有効に使っていただく施策というんですか、ただ単に草刈りをしたり、障害物を取るとかというだけじゃないようなことで一つ考えていたんですね。
  実際に歩いてみると、例えば木の話が昨日若干ありましたけれども、和田橋のところなんかはかなり木が出ちゃっているとかいうところがあると思うんですけれども、そういう意味で、こういう予算を有効に使ってもらったり、あと、ボランティアの人たちの協力もしていただいたりとか、現在、発案なんかしてもらっていますけれども、そういうことでアピールをしていただいたりしていただけたらと思っているんですけれども、そういう計画はあるのかどうか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  まるごと事業につきましては、やはり町のほうで、いかに予算を少なく、県でやってもらうかというのが町が一番考えているところでありまして、先ほど言われた一番最下流のところについても、もうそこは今年度、県で設計が終わっているんです。あと施工をいつするかというところなんですが、そこは順序立ててやっていくというふうに聞いております。
  あとは、利活用、例えば生涯学習課のほうで今ハイキングルートを、たしか4月でしたか、この川のまるごとのほうもルートに入っていたかなというふうに思っております。
  こういったソフト的なものも含めて、今、田中議員と畑議員、都幾川遊歩道の会でボランティアとして活躍していただいておりますが、そういった地域の方の協力も得て、維持管理をしていくとともに、なるべくハード的なものは、特に災害復旧に関することは県のほうにお願いをしているところでございます。
○小島利枝議長 3問目お願います。
○6番 田中紀吉議員 これは、町長の施政方針や、それから具体的なところでは触れているんですけれども、弓立山の件なんです。私も弓立山の件は、観光関連ということで一生懸命見たんですけれども、具体的に弓立山整備というんですかね、課長のほうでは委員会の中で多少聞きましたけれども、予算はどこに入っているのか伺いたいんですけれども。148から151辺りかなと思ったんですけれども、見つからなかったもので。
○小島利枝議長 答弁願います。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それでは、お答えいたします。
  予算につきましては、149ページのハイキングルート保全業務委託40万円でございますけれども、これにつきましては、弓立山周辺とするハイキングコースの道標等の設置業務を行う予定でおります。
  また、具体的に弓立山山頂を、例えばウッドデッキを造るとか、眺望のための何か構造物を造るといった事業は今年度は考えておりません。というのは、実際に具体的にどういうふうな整備をしていくかということを今年度、大附地内の皆さんですとか桃木地内の皆様、それぞれ2つの地域が、弓立山の頂上については大附地内の皆さんがボランティアで草刈りをやっていただいています。また、桃木地内の方たちは、男鹿岩周辺の草刈り等をやっていただいておりますので、そういった方たちとも連携をして、どのような整備がいいのか、今年 度をかけて整備方針といいますか計画を練っていきたいなと考えているところでございまして、来年度は大附の公衆トイレの建て替えも考えておりまして、そういった中で、大附の公衆トイレ、あるいはそば道場を中心といたしまして、弓立山も含めて大附をどういうふうに活性化していくのかというのも含めて、地元の方とも協議をして考えていきたいと思っております。
  そういったことで、今年度は具体的な工事費というよりは、それに向けた準備の年ということで、予算規模としてはあまりつけていないというのが現状でございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 弓立山は、大変ときがわ町のポイントとして大きく有名というんですかね、ポイントに間違いなくなると思うんです。三波渓谷の駐車場も今後きちんとできまして、あそこから歩いていくとか、逆にまた来るとか、それから、せせらぎから歩くとか、非常にあそこはポイントになるところだと思うんです。
  それと、女鹿岩とかその辺も絡めて、非常にあの辺は歩けるところですから、そういう長期というのか広めな感覚で、弓立山だけというんじゃなくて、ぜひそういう、今、課長がおっしゃったみたいな、地元だとか地域だとかいろんな知恵を集めながら組んでいただけたらと思いますので、これは結構です。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 1問お願いします。
  143ページの下段、里山再生活動支援事業補助金50万円、これは1団体10万円の補助金の事業だと思いますが、この1団体、毎年申請をすれば、毎年出すのかどうか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問でございますが、令和3年度については、当初は20万円を計上させていただいて、当初20万円、補正でプラス2団体あったものですから、予備的にプラス30万円で、50万円という計上をさせていただいたところでございます。
  実際に補助をする団体といたしましては、最初にまずその団体がどういうことをやりたいか、どういう事業をやりたいかというふうな内容を吟味させていただいて、それに対してのまず認定作業というものをさせていただきました。ですから、その団体の活動がこの里山再 生に合致しているのかどうかというところを認定させていただいて、そこに合致したものについては、以降、その団体が活動を続ける期間については補助をしていくというふうな考えでいるところでございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 申請しなくても、その活動については補助をしていくという理解でよろしいですね。違うんですか。1回認めた団体については、それを毎年やっていくということで補助をしていくという考え方でよろしいですか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 先ほどの私の答弁に補足的にお話しさせていただきますと、その団体が行う活動に対してのまず認定であって、それぞれ毎年、毎年、どういうことをやるか、どういう経費がかかってくるかについては、その年、その年で補助金の申請はしていただきます。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 昨年度からそのような活動をされている団体があると思うんですが、新規に活動を申し込むというものがあったのかどうか伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 50万円という予算を計上した中には、まず継続で4団体が考えられますので、そこに対しての予算措置と、あとは新しく出てきた団体、今はまだ分かりません、予算が議決されておりませんので。ただ、これを見て、うちの団体もというふうなことで出てきた場合には、その活動内容をまずは審査させていただいて、合致していれば、やはり補助対象団体として考えていきたいというふうには思っております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  2番、杉田議員。
○2番 杉田健司議員 151ページ。
○小島利枝議長 何問ですか。
○2番 杉田健司議員 2問お願いします。
  151ページ、一番下のほうです。工事請負費、明覚駅前の駐車場造成工事ですけれども、何台分で、借地ということですけれども、どういう形で借地が幾らぐらいかかってくるのかというのを聞きたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それでは、お答えいたします。
  まず、借地につきましては、約570平米を考えております。そして、年間の借地料につきましては、年間14万円を考えております。
○小島利枝議長 杉田議員。
○2番 杉田健司議員 570平米といいますと、駐車場は何台分のイメージなんでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 使い方にもよると思うんですけれども、全てを駐車場用地として、単なる車を置くだけにしてしまうのか、あるいは、こちらで考えているのは、イベント広場としても活用していきたいということで考えておりますので、そういったところで、また台数については今後検討していきたいと考えております。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○2番 杉田健司議員 165ページ、公園維持管理事業ですけれども、一番下のほうです。修繕料がついています。これは前年100万だったんですが、311万9,000円ということなんですが、どういった形で、増えた理由をお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、お答えいたします。
  公園の修繕料が増えた理由としましては、まず、全体的に公園の老朽化が進んでおります。その老朽化に伴う修繕ということで、例えば雀川砂防ダム公園、こちらにつきましては、今トイレのドアが腐っていまして、今仮止めしてあるんですが、そうしたものをやり替えたりですとか、ホタルの里公園でしたら、ブランコ、あとローラー滑り台があるんですけれども、そういったものの老朽化の修繕、あと、明覚駅前公園なんですが、こちらが複合的な遊具があるんですけれども、そちらも木でできておりまして、そちらの修繕が例年全体で100万程度なんですが、プラスしてそういった老朽化に伴う修繕ということで計上してございます。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 1問お願いします。
  171ページの消防の関係ですけれども、比企広域に負担金を出していると思うんですけれ ども、実際、団員数は分かると思うんですけれども、その中で、実際に辞めている人もいると思うんですよ。その人の把握というのは、町ではしているのかを聞きたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 お答えいたします。
  消防団の登録、あるいは脱退につきましては、広域消防の事務ということで、ときがわ町だとときがわ分署のほうでやっております。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ときがわ分署でやっているんだけれども、ある程度、総務課でも、結局ときがわ消防団のあれでしょう、把握というのはしなきゃまずいんじゃないですか。人数が百何人いますと、その中で辞めた人も1年もお金払っているようじゃしようがないと思うんです。本当に無駄だと思いますよ。これ、何十年と続いているんです、このことは。だから、もう辞めて、うちの近所の人なんかもそうなんだけれども、やっぱり商売やっているから働いている人だから、嫌だよという人もいるわけ。
  実際にときがわ町に住んでいたんだけれども、結婚して、よそへ行っちゃったわけ。そうなっても、まだ年に1回、金が振り込まれたり、辞めるといってもなかなか辞めさせてくれないとか。実際に消防団活動ができないのに、まずいんじゃないかということを質問してくれと言われましたよ。だから、そういうのをもう一回よく見直しをしていただきたいかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  実際に、ときがわ消防団に入っている方でも、例えば役場の職員なんかは町外者でもときがわ消防団に入っていたりすることがありまして、必ずしもときがわ町に住居要件は求めていないというような現状は皆さんご理解いただいていると思います。そのような中で、退団という形になりますと、退団届を消防署のほうに出しまして、除籍になるというふうな形でございます。
  先ほどの消防署の事務だというふうに申し上げましたが、実際のところ、それぞれときがわ町の総務課の防災担当のほうが消防署と連携を取りまして、人の把握は実際にはしており ます。
  先ほど小宮議員がおっしゃった辞めた消防団員に対しまして、何年も報酬が出ているというような事実は我々としては確認をしておりません。そういった形で籍があるうちには、基本的に住所がなくても、消防団の籍がある場合には年俸は払われる。もちろん、その人が消防活動に参加しているというふうな前提なんだと思いますけれども。原則的に、間違いなく退団と同時に除籍になりまして、その時点で年俸の未支給分、あるいは退職金分が年度を超えて支払われるということもあるかもしれませんが、原則、そういった辞めた職員に何年も年俸が払い続けられているというふうな事実は、我々としてはないものというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 町では分からないかと思いますけれども、実際に、確かに町外で入っている人もいますよ、さっき言ったとおり。しかし、団のほうを辞めますと言っておいて、名前だけ欲しいんだかどうか私は分かりませんけれども、実際にそうやって、実際にいるわけ、現在。今までもいたわけ。うちの子供もそうでしたよ。実際にうちの子供も病気で、区長さんが来て消防団に入れと入れさせたんですけれども、ただ病気になって出られないということで、まずいよということで。うちの隣の子もそうですよ。今、現在もそういう人もいるわけ。今までときがわ町に住んでいたんだけれども、結婚して町外へ出て、もう向こうに家を造っちゃって、もうできないよと、辞めさせてくれといって辞めたらしいんだけれども、それがまた上に上がっていないのかも分からない。それは私も聞いていませんから分かりませんけれども、そういうのをよく把握してもらって、知らないで済まさないようにやってもらいたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 実際、いつまで消防団員かというのは、あくまで退団届が出されるまでというふうなことでございます。実際、消火活動ができない、消防団活動が困難であるというものが発生した場合には、速やかに退団届を出して、しかるべき除籍手続が円滑に行われるように、消防署と町の総務課で連携して管理をしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後1時30分といたします。
                                (午前11時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 10番、岩田です。
  142ページ、143ページ。
○小島利枝議長 1問でよろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 1問です。
  大変しつこいようで恐縮ですが、森林環境基金積立事業なんですけれども、先ほど森林環境譲与税についての使い道についてお伺いしたときに、正木課長から林道とかそういう山の手入れとかをやっているという答えをいただいたんですが、それは町有林ですか、それとも民間の山を募集してやるとか、そういうことをやっているんですか。
  要は、森林環境譲与税、思い入れがあるというのは、ときがわ村の時代、私、全国森林環境税創設議員連盟というのがありまして、兵庫行ったり秋田に行ったりしてやっとできた環境税なんですね。それで思い入れがあるということで、その使い方なんですけれども、町有林だけやるんじゃなくて、町全体のことを考えてやってもらいたいというのが私の思いなんですよ。
  正木課長がおっしゃった、私はうかつに質問しました歳入のところでの質問で、歳出で本来は質問すべきだったと思うんですが、その使い方というのはどういう使い方をしていますかということをお聞きしたときに、いろんな事業をしているということなんですが、それは町有林に限定しているのか、それともときがわ町の山、55.幾つかの7割が山林だということですが、それを対象にしてやっているんですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  現在は、町有林、七重町有林ですとかそういったところを中心としております。民間の山林については、また別の補助金等もございまして、そういったところを活用してやっていただけるのがいいのかなと思っております。
  その内容ですけれども、中央部森林組合と林業事業体が森林整備計画を作成しまして、県の補助金の要綱に基づいて作成をいたしまして、それに基づいて間伐ですとか、作業道を入れていくとか、そういった事業の補助金がありますので、そういったところを活用してやっていくことによって、個人の負担も軽減できます。
  また、今後、そういった個人の山林についても譲与税を活用できるかどうかも含めまして、検討をしていきたいと思っております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今、森林を1ヘクタール持って、30年持っていると200万円損失というか、かかると。それまでにかかった費用を入れて200万円損するんだと、損というのはちょっとおかしいですけれども。そういう状態で、多くの山持ちはできるだけ手放したいというのが今の現状だと思うんですよね。ですから、それをどういうふうに、町が持っても固定資産税が入らなくなりますから、それをどうするかという話で、長期にわたっての計画も考えていただきたいんです。
  もちろん、事業体は中央部森林組合とか、そういうところにお願いする手はもちろんありますから、そういうところと協力をしてやっていただきたいというのが私の思いなんですが、将来にわたっての計画というのは、皆さんの意向を聞きましたよね、中央部森林組合に頼んで。その辺から浮かび上がった思いとして、事業として、どうでしょうか。将来にわたっての山林への手入れとか、そういうことは考えられましたか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  森林環境譲与税を活用いたしまして、今年の予算書でいいますと141ページになります。その部分、中段のところに12の委託料というのがございまして、その中で森林の経営管理に関する意向調査業務委託、それから2段目の森林整備計画策定に関する調査業務委託、この2つについては森林環境譲与税を活用して行う事業でありまして、上段の経営に関する意向調査につきましては、令和元年から令和13年度までの13年間で実施する事業でございまして、 大野地区、椚平地区の山林を除いた地区の所有者に意向調査を行っております。今、令和元年、2年の2か年実施したところでございますけれども、その中から浮かび上がった課題といたしますと、現在、森林を自分で管理していますかというところについては、管理も整備もしていないという方が約6割弱おります。
  また、今後ついて、森林経営をどのように考えていますかという問いについては、町や森林組合等に委ねたいという方が約6割弱おります。
  そういった意向調査をする中で、今度はそういった意向のある人たち、それぞれ小規模なところになってきますので、それを集約したりして、その中で中央部森林組合等の森林経営事業体のほうが整備計画をつくり、先ほど言いました県からの補助金を活用して、整備をしていくというような形になっていくかと思います。
  以上でございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ぜひ将来にわたる森林経営計画をつくって、それにのっとって、民間も含めてお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  ページでいうと170ページ。
○小島利枝議長 何問ですか。
○1番 畑  豊議員 2問です。
  まず1問、170ページ、防災対策事業、ここで令和4年度は385万7,000円の減となっていますけれども、主な減の内容の内訳を聞きたいです。まず1点です。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答えいたします。
  実は、この防災対策事業の中に、令和3年度につきましては、国土強靭化地域計画の作成業務委託という仕事がございました。この事業が完了したということで、その分そっくり減になっておりますので、これが減の一番大きい原因かなというふうに思います。
  各そのほかの今年計上されている10番の需用費から18番の負担金まで、ほぼ同額という形 になっておるところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 分かりました。では、よろしくお願いします。
  それでは、2点目です。
  173ページ、18、負担金、補助金及び交付金の欄です。補助金として自主防災組織補助金、これ300万円とありますけれども、これは1団体に平均的に300万円を分けるということですか。それとも、申請があったところに補助金を行うということですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、自主防災組織の補助金の算定方法でございます。
  今年度の開始の令和3年4月1日時点で、行政区が49行政区ありまして、その中で共同設置している団体もありますので、全部で40組織ございます。これについて、この補助金の中で補助金を配分するわけでございますが、原則申請方式です。申請方式によりまして世帯数を勘案しまして、補助金の金額を算定しております。
  原則、申請が多いところと少ないところが実はあります。少ないところ、多いところ、それぞれ活動内容も、例えば訓練のほうも様々で、新しい備品を買うだとか、あるいは災害備蓄品を整える、食料を買うだとかいろんな使い方があります。それらの申請方式によって、その金額を配分されているところでございます。
  それから、先ほど全部で49地区あって40組織あるというふうに申し上げましたが、加入率、全部で77.28%、住民基本台帳上の世帯から加入世帯、これを計算しますと77.28%の世帯がこの自主防に加入をいただいている。その世帯数等に応じて金額を配分するというふうなやり方を取っております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それでは、その補助金にあっては、申請しないところというのは当然申請しないから、こちらから補助金を出さないということになりますよね。じゃ、今までに申請しなかったところというのもあるわけですか。それは分からないですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 数字については、そこまではちょっと調べておりませんけれども、原則、もう十分に、自主防災組織も立ち上げ当時は、例えば発電機を買いましょうとか、スコップを整えましょうとか、エリアカーを買いましょう、いろんな初期投資があったと思うんです。それからもうしばらく経過をしまして、今は例えば壊れたものの補修だとか整備に関する費用、それから古くなった防災備蓄品の更新、それらのものを使うのが多くなっております。
  それから、ここ2年ばかりコロナ禍ということで、実は世帯全員を集めた防災訓練というのがほぼできていない状況にあるんですね。どういうことをやっているかというと、役員だけ集まっていただいて、最小限の機械の動作確認だとか、そういうものをやっていただいていると。コロナ禍で何ができるかということを最大限に考えて、自主防の中で活動しております。したがいまして、恐らく過去の金額を調べてみますと、ここ2年分は執行額が少なくなっているんじゃないかなという気がいたします。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 分かりました。
  それでは、これから、もしコロナ禍の中で減っていくようなときに、また補助金等の申請があれば、ぜひその地域の組織に補助金のほうを割り当ててください。よろしくお願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 9番、小宮です。
  151ページの明覚駅前の駐車場の件ですけれども、これは有料にするんですか、無料ですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  今のところ、無料で考えておりますけれども、というのは、観光協会に来られたお客様ですとか、この春先、写真を撮りに来られる方とか短時間のご利用の方が多くなるという見込みを考えておりまして、今のところは有料化は考えていないような状況ですけれども、今後、例えば、1日あそこに置かせるような場合を想定しますと有料にしていくというのはいいんじゃないかと思っておりまして、今後の利用状況の仕方によって考えていきたいと考えてお ります。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ある程度有料にしないと、今大学生なんかも今は番匠の人なんかでも、近いけれども、無料だと止めたい人も多くなってくると思うのね。最初は無料でもいいんだけれども、やっぱり後々は考えていったほうがいいかなと思うのね。
  そういう中で、これは舗装までするんですか。どういうような工事をする予定なんですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 場所のほうが道路より下がっている土地ですので、取りあえず盛土をしまして、当分の間は砂利で管理をしていこうと思っております。沈下等も考えられますので、少し様子を見てから、また舗装等は考えたいなと思っております。
  また、有料の問題については、近くに個人で有料駐車場なども経営している方もおりますので、そういったところのバランスも考えて、今後決定していきたいと考えております。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ぜひとも、いい例が駐輪場だったんだよね。町で駐輪場をつくってくれたから、今止めている子供たちは喜んでおりますけれども、今まではその手前は有料だったのね。しかし、中には、駅のほうへ自転車を置いてそのまま電車へ乗っていく、そういう子も目立ったので。だから、そういう中で、後々はよく考えてやってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって5款から9款の歳出の質疑を終了いたします。
  次に、予算書の172ページ、10款教育費から232ページ、12款公債費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  3問お願いいたします。
  この項目というかこの項は、町長が食と教育に選ばれる町ということで、きめ細かに対応も含めて出している問題ということなので、しっかり伺っていきたいと思います。
  最初に、10款1項2目で、私も探したんですけれども、178ページからの項目になると思うんですけれども、伺います。
  それで、予算概要の中ではかなり詳しく、この間説明も受けましたし、教育総務のほうからは別紙も頂きました。その点で、何々という1つの項目ということじゃなくてお伺いしますので、よろしくお願いします。
  具体的にいきます。英検、それから、ときがわ英語村とか、かなり細かい事業を継続としてやっておりますけれども、例えばということで、具体的には目標を持たないという計画なんですね。やっぱりこういう問題は、きちんと具体的な目標を立てて事業を実施して、それを検証する、事業評価をする、それは当たり前だと思うんですね。その辺で、まず目標を持たないという点が非常に疑問に思います。
  それで、具体的なお金の問題でいきますと、英検は中学1年生のみの公費負担だと思うんですね。これはやっぱり検証するという点では、間違いなく1年生でやったのが例えば3年生でどうなったかというのは、これは普通の考え方だと思うんですけれども、まずそのところで伺います。目標を持たないのはなぜかということですね。具体的には、英語検定、日本語検定もやっていますけれども、そういう継続というのかチェックが甘いんじゃないかと、そういう意味です。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  目標を持たないということではなくて、目標を公表しないというようなことで考えてもらったほうがいいかと思います。例えば検定をやります、そうすれば成績が出ます、当然それは公費の中でやっていて、しかも授業時間中というか課業時間内にやっておりますから、公のことですから、分析をして、今後どういう傾向にあるかとか、どういう方向性に持っていったらいいかとか、それからどういう指導をしていったらいいかとか、そういう糧に使えると思いますので、分析はします。
  ある程度の目標というのは、担任の方とか同じ教科の方の中とかいろんな中で共有はできるかと思います。ここが弱点だから、来年はこういう指導をしてここを改善しようとかそういう目標は持てると思いますけれども、具体的に数値目標を何点までとか、そこまで現場でやっているかどうかはちょっと分かりませんけれども、内々でのそういう目標は持てるところは持っていると思います。公表は、あえてする数字ではないのかなと思っておりますけれども、内々ではそういう数字は持っていると思います。
  以上です。
○小島利枝議長 教育長。
○久米正美教育長 今の回答にちょっと補足させていただきたいんですけれども、目標というよりも、例えば中学生だったらば、中学3年生までに3級というのが取れるといいねと、それは3級という試験の難易度が中学3年生卒業程度とかそういうことで規定されている中でのものですので、ですから、子供たちにとっては、やっぱり全員ができれば3級を目指してやるとか、これは学校を挙げてみんな全員3級を取るんだ、誰一人残すことなく取るんだというほどのそういうものはないけれども、暗黙の了解として、みんなで頑張って3級はクリアーしよう、それで3級ができたものはさらに準2級に挑戦していこうということであって、大きな集団としての目標として、それを掲げてということには至っていないというか、そうではなくてもいいのかなというふうに私は思っています。
  あと、英検については、若干私も、中学校1年生で公費で英検を受けさせているわけなんですけれども、これはかつてやっぱり中学校で英語の授業が始まって、そして1年間英語の勉強をした上で、初めて英検というものを受けてみて、そしてそれをきっかけにして、英検というものにさらにチャレンジしていっていただきたいという意味でその位置に英検を設定しておりました。
  ただし、小学校のほうに英語科の授業が今度できたことによって、もしかしたらその英検というのをさらに小学校のほうでチャレンジする機会があるんだよというのを考えてもらう、そういう機会をつくったほうがいいかなというところを今、視野にしておるところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 教育長から具体的にいただきまして、私もあまり数字を出すのは実は遠慮をしていたんです、今日は。ただし、英検は5級からありますね。もちろんやっています。中学でいくと年明けのところの段階で受験のポイントというか、級を自分で選んで受けるという、それは制度としては伺っています。
  だから、もう1つ、選ばれるというぐらいだったら、ただ1年生の後半に受けさせる、公費で受けていただくというだけじゃなくて、それをどうなったかをきちんとつかむというのは、3年生で受けるとか、そういうことも含めて特徴だというふうに思っていたんですね。だから、それは英検の問題です。
  例えば、ときがわ英語村の問題がありますけれども、1日、言葉を選ばなければいけないんですけれども、なかなかああいう形のでは、成果としていかがなものかというのをとても 感じるんですね。ぜひ、あれはいい制度だから、もう少しきちんと、予算も日にちも、いろんな形で、ときがわ町ではこういう活動もやっているんだというぐらいアピールができるぐらいのものを深めていただきたいと、そういう意味です。だから、中途半端な予算じゃなくて、きちんとつける、そういう考えはないんでしょうか。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 今度は英語村のほうの回答をすればよろしいでしょうか。
  実際には、1日の英語村で、どれだけのことができるんだということは、あちこちからご意見をいただいておるところなんですけれども、取りあえず手づくりで、自分たちの町内の学校の先生方が集まって、できることをやってみようということで手づくりの英語村ということでやらせていただいておるところです。
  そして、実際には、コロナということがなければキャンプ場なんかを借りて、そして1日、そしてカレー作りだとかそういうところも含めて英語を1日使ってというようなことで想定しておったんですけれども、食べるということが難しい。また、密ということもあって、ちょっと思うようなところはいかないわけなんですけれども、そういった方向性が果たしてどうなんだろうかということを含めて、またもうちょっと違ったところに子供たちを、例えば泊を伴ってそういう環境の中に入れ込んでいってやってみる、そういう方法ももしかしたらいいかもしれませんし、その辺については検討させていただきたいなというふうに思っております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 1問目の3回目ということで、別の角度でもう一点。
  これを頂きました。教育長は秋田まで、去年は行っていませんけれども、その前は行ってきたと思うんですね。私もあの本は読みました。あれは地域力も極めて違うんですね、あの本にも書いてあります。私は、1個足らないのは、そこだと思います。地域力をみんなで、子供たちはどういう子供たちを育てるんだと、学校にももちろんやっていただきます、我々自身もやらなきゃいけないと思うんですね。だから、そのことをここでは一言も触れていないんですよ。これは残念です。ぜひ、教育長、別に来年とかということじゃなくて、触れていただきたい、声をかけているのは知っているんですけれども、ときがわ町はぜひそういう地域で子供たちを大いに応援したり、カバーしたりしながらするということ、そのこともぜひ触れていただきたいと思って、3問目で、教育長にお願いします。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 ただいまの答弁をさせていただこうと思うんですけれども、今日の午前中にも地域力なんていうことも出ておりましたけれども、なかなか地域のこと、それについて私のほうからこんなお願いをというのは、なかなか難しい部分もあるのかなというようなこともありまして、そこについてよりも、学校、教育委員会が直接手が差し伸ばすことができるところで、その文章というのはつくってございます。
  ただ、実際には、教育を進めていく上で、保護者、家庭の協力、また地域の協力、これは不可欠なもので、そこに対してもっと入っていく必要があるというのは私たちも感じておるところです。ただ、そこの部分については、ちょっとそこには触れさせていただかなかったということでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 では、2問目。
○6番 田中紀吉議員 2問目伺います。
  195と205の、これ小学校と中学校、分けて予算を立てていますけれども、要保護、準要保護の件で触れます。
  結果としてなんですけれども、ときがわ町は、この要保護、準要保護の対象者の方が現在たくさんいます。そして、今期も予算が昨年度よりも増える予算を組んでいます。生徒数は減っているんですね。減っているんだと思います。何人というのは、ちょっと今日はあれですけれども。だから、そうすると、相当、要保護、準要保護の方がいらっしゃると、それももちろんあると。
  あと、そのラインをちょっと超えたというか、その辺のラインの人たちから、この間、しっかり聞きました。田中さん、中学校へ行くと大変な費用がかかるんですよと。制服からはじまっていろんなもの。それで、私も認識がずれておりましたけれども、中学校へ行くと、例えば玉川地区でいくと、自転車は昔はラインがありましたけれども、今は自分で選べるということらしいんですね。自転車も買うようだよと。かっぱは買わなきゃいけない、あれも買わなきゃいけない、部活動も買わなきゃいけない、とにかく大変なんだよというお声をたくさんここで聞きました。
  それで、さらに要保護が増えていると、ということは、厳しい環境がいっぱいあるということだと思うんですね。それで、続けます。
  ぜひ、そういう認識は教育委員会でも持っていると思いますので、なるべく例えば費用を抑えるようなもの、または具体的な、ヘルメットは何か補助金を出しているそうですけれど も、私も知りませんでしたけれども、出しているそうですけれども、例えばそういう形の部活動の費用だとか、何かの支援ができないかどうか伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  昨今のコロナの状況もあるんでしょうか、やはりここのところ児童・生徒数は減っているけれども、就学支援を受ける方が多くなってきているかなという感じはあります。現在、経済的にお困りの方につきましては、就学援助制度でかなりの広い部分、中学に上がる場合は入学、それから小学校に上がるときも入学準備品は、ある程度の一定の数値があるわけですけれども、それ以上の例えば部活関係ですとかについては、今のところちょっと頭の中にはない状況なんですけれども。今のところは、その就学援助制度の中で対応しているということでございます。今すぐこれをという、その積み増しのことは、ちょっと用意していないです。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 もともとというのは変なんですけれども、憲法の中では、教育費は無償にするということで、もともとの国の制度から本当はやらなきゃいけないところがあると思うんですね。だから、それはちょっとおいときますけれども、ときがわ町が、町長がいつも言っているのは食と教育で選ばれるまち、じゃ、ときがわ町らしく、じゃこういう点も支援でやっていると、いろいろ政策はやっているのを知っているつもりです。だから、そういう意味で、そのきめ細かさの中で何かの知恵を出したほうがいいんじゃないかと思うんです。
  今回、私も具体的には提案ができませんけれども、来年度に向かってはぜひ私も提案していきたいと思っているんです。だから、ぜひこのラインをちょっと超えたところの人たちの声をこの間たっぷり聞きましたけれども、かなり大変だという話を伺いました。考えていないというのではなくて、ぜひ考えていただきたいと思うんですけれども。課長、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 私も子育てがやっと終わったところでございますけれども、2人いましたけれども相当かかるというのは、もう本当におじいちゃん、おばあちゃんにランドセルを買ってもらって、あるいは自転車を買ってもらうというのは、それが本当に妻は助かっていたようでございますけれども、よく分かります、それは本当に。私もPTAの役員をやりましたし、そういう声は十分聞いておるつもりでございますので。また、決して我々もそ ういうことを検討しないとか、そういうことじゃございませんので、またいいお知恵とかありましたらぜひ承って、我々もそういうことを念頭に置きながら、これから進んでまいりたいと思いますので、いいアイデア等があったらぜひ教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 今の補足ということで答弁させていただきたいんですけれども、食と教育で選ばれるということで、この議会の中でも、選ばれるためには何やるんだいとか、選ばれるということはというふうに、そういう選ばれるという言葉が大変多く出てきておるところなんですけれども、これは、食というものも給食だけじゃなく幅の広いものであり、教育というものも学校教育だけじゃなくて、子供から大人まで生涯学習、全部を含んでいるようなものでございまして、そういう全ての中で選ばれるようなというようなことで、何かと言えば、選ばれるからもっとお金をつけなきゃいけないんじゃないか、選ばれるんだったら英検何級、受からなくちゃいけないんじゃないかとか、そういうこととはまた違うんじゃないかな。私が一番お願いしたいのは、選ばれると言うけれども、じゃ、ときがわ町の今いる子供たちや保護者がこの町の教育を果たして選べるんだろうか、この町の子供たちや保護者が選べないものを、よその人が選ぶということができるんだろうか、これ非常に私はいつも考えさせられるというか、要は自分たちがよくて、本当にここの町の教育っていいんだよということが自覚できたら、そんなことは何も宣伝しなくたって、おのずと外に伝わっていくんじゃないか、何か1つこれができるから、これでもういいんだなんて、そんなもんじゃないんじゃないかというふうに私は考えておるところなんです。
  ですから、ぜひ全てのときがわ町の子供たちが本当に生き生きと輝くような姿、そして、ときがわ町の学校いいんだよと子供たちが自ら言っていけるような、また保護者もそういうことを口にできるような、そこに向けて私は全力でやっていきたいというふうに思っておるところです。そうじゃないと、いつまでたっても選ばれる選ばれる、どうするんだ、どうするんだという、それをちょっと私は避けたいなというか、それだともう切りがないというか、どこに向かっていくんだろうというような気がしますので、私の考えとして述べさせていただきました。
  以上です。
○小島利枝議長 3問目でよろしいですか。
○6番 田中紀吉議員 2問目はこれで終わります。教育長の熱い話はいつもあれですけれど も、誘っているわけではありませんけれども、ありがとうございました。
  では3番目を伺います。
  228ページ、共同調理場、要するに給食センターの件です。これは食の問題です。食の問題で、これも戻りますけれども目標は持たないというか、金額なのか数量なのか、例えば私自身は、1つここは分かりやすいと思うんですね。地元産の食材は全てときがわ町でできるというそういう意味ですよ。ときがわ町で生産できるようなものは100%使う、その次は埼玉県内、費用の中で使うものは100%使う。町長は分かりやすいお話をいつもしますよね。だからそういう目標が具体的でいいんじゃないかと思うんですよ。できませんかね。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  これは田中議員、総合振興計画のほうに自給率の目標は掲げたはずなんですけれども、それはご承知ですか。
          (「知っています。ただ数字は違いましたよ」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 これは総振のほうは50%になっていると思います。これまで27%ぐらいとかそのぐらいの話で、30%ぐらいが目標だというような話をしていましたけれども。
          (「30弱ぐらいです」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 令和3年度から令和7年度が、国が食育推進基本計画を定めまして、これまでの農産物等の重量ベースから、今度は金額ベースに変えるということで、金額ベースですと、もう30%ぐらいはいっているんですね。もう国が50%が目標だと言っているわけですから、ときがわ町も50%を目標に掲げさせていただいたということでございます。
  もっと申し上げると、これ仮にですけれども、やはりときがわ町は海もなければ、牛も今のところはいないんだし牛乳もない。何でも100%に限りなく近づければいいというものじゃないと思いますので、まずは50%というところがございます。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 課長、私の言葉は違いますよ。ときがわ町でできる、言っている意味は違いますからね。ときがわ町でないもの、海のものや何かを言っているわけではないです。ときがわ町でできるものは100%、そういう意味です。
  だからそういうところで勘違いして、私もあのとき言いましたけれども、そういう意味です。だから、ときがわ町で作ったものは、必要なものはときがわ町のを全部使うと、そうい う意味です。それが分かりやすいというのが私が言っている意味です。だから、魚がどうのという意味ではありません。肉だって少しはあるわけですけれども、そういう意味です。だからないもの、例えばバナナがどうのなんていう話をしていません。
  だから分かりやすい目標をまずつくると。それで、町長はこの間言いましたよね。一品というか、足し算をして、よさをたくさん加算してもつけてやると。それで給食センターの人たちがすごい工夫しているじゃないですか。毎月毎月こういうものをやりました。残菜もありません。それで、NHKでも新聞にも載りました。現場はすごく頑張っていると思う。その辺を教育委員会でももう少しうまくアピールしてください。ときがわ町のを全部使っていますと。全部と言われたら、ときがわ町で生産できるものは全て使っています。それは50じゃないですよ。と思います。
  それを頭に括弧書きをつければいいわけです。ときがわ町で生産できるもの、比企郡、埼玉県でできるものは優先的に使います。どこが問題なのかと思うんですよ。私が言っている意味はそういう意味です。課長、何か食い違っていましたか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  田中議員のおっしゃるとおりでございまして、とにかく50%という目標はありますけれども、できるだけは地場産の農産物を使っていきましょうと、それは使えるものは100%に近づけましょうと。これはもう言わずもがなということで私は思っていたんですけれども、例えばカレーライスを作るのに、ジャガイモはどちらかというと夏野菜ですかね。冬場にそれを使うとかとなると、やはりどうしても市場で買ってこざるを得ないとか、そういう時期によってどうしても手に入らない食材とかもあると思います。これはやむを得ない部分はあると思いますけれども、できる食材は使っていきましょうと、それからまた旬のものを使ったほうが栄養価も高いと、この辺はもう分かっていることでございますので、おっしゃるとおりだと思いますので、その方向でやらせていただきます。
          (「分かりました」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 じゃ3回目にいきます。別の角度でね。
  昨日、町長から長靴の話が出ました。あれは現場の話をちゃんと聞いて、ぜひ変なところで値切らないというか、けちらないでいただきたいなと思っているんです。昨日は、300万円の減額補正が出ました。今年の予算を私も見ました。違い、だからどうしてそういう現場 間の相違、差があるのかなというのをとても残念に思いました。
  だから、所長も含めて現場でしっかりと働いている人たちの声をきちんと聞いて、ときがわの給食センターの職員はそういう設備や何かに恵まれているんだというぐらい、出るぐらいの声が聞きたいと思っているんですけれども、それを最後に伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  長靴の話がありましたけれども、戻りまして、所長等とも話をしたんですけれども、できる限り調理員等の要望にも応えている、改善を図っている、長靴1つで全てが行き届いていないんじゃないかと思われると、それはちょっと心外な部分もあるので、それと町長に失礼なのであまりにも申し上げないんですけれども、できる限りの努力はしているつもりですし、私も昔アルバイトで総菜売場で掃除なんかで水流していましたけれども、あまり厚いぶかぶかのよりは涼しいほうが風通しがいいなというところもありまして、一部分でちょっと全てをご判断いただかないで、ただ町長が言われたのは、そういった意見も酌んだりして、それがまた調理員の在職の安定等にもつながるかもしれないし、何といったって貴重な人材ですから、そういう方のためにできる限りのことをしてやれよということでございますから、その方向は今後も持ち続けてまいりたいと思います。
  以上です。
          (「はい、結構です」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  教育長に聞きます。
○小島利枝議長 何問ですか、野原議員。
○11番 野原和夫議員 2問伺います。
  予算概要の中の38ページの少人数学級について伺います。
  これは、既に全国の公立小学校、学年で35人学級を実現するための移行期間、21年度から25年までの5年間始まっています。その中で、全国的にコロナ禍がきっかけで不登校、いじめ、家庭内DVなどが発生している現状の声が聞こえます。ときがわ町はどこまでそこに入っているか分かりませんが、その中で教職員のメンタル対策も急がれると思うんですが、現場の困難に見合った教員配置が今求められていると思いますが、その配置について、町はど のように考えているのか。
  それと同時に、教科担任制が推進されます。この中で抜本的な定数改善が必要ですが、その定数改善についての必要性、どのように見ているのか2点、この2つの問題、1つの少人数学級で2つをお願いしたいんです。
○小島利枝議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 続けての質問なので、最初の問題がよく分からなくなってしまったんですけれども、少人数学級のほうの件につきましては、ただいま議員のほうからお話があったとおり、徐々に小学校でいうと35人学級が年度ごとに1学年ずつ上がっていって、全部が35人学級に6年生までなるようになると、ときがわ町で今までお願いしておった、町費をつけて学級を維持するということは必要なくなるかなというふうに思っております。
  それが引き続き中学校でもそういうふうに、中学では38人学級がそのまま学年進行で維持できるようになれば、もう小中ともに少人数学級ということでの町費対応は一切なくなるというふうに私は見ております。
  ときがわ町の町費対応で少人数学級という方法を取ったのは、県内でも第1号というか、本当に新しい試みというか、多分それには内情があって、大規模校だと6学級あったものが5学級になってもそんなに大きな変化はないけれども、小さな学校の規模になると2学級か1学級かというのは、かなり学級の中の子供の数の差が大きく関わってくるので、そういうところに着目して、先輩たちは町費をもって充てて、クラスを維持していくということを第一に考えて、そういう方法を取っていただいたんだなというふうに考えておるところです。
  そういうことで、今後の見通しとしては、少人数学級での町費負担はなくなるというふうに考えております。
          (「あと、いじめとかそういう問題があって、教育配置に何か気配りしているかどうか」と呼ぶ者あり)
○久米正美教育長 幸いにもいじめということで、いじめがないというわけではないと思います。子供たちがいれば必ず何かいろいろなことがあって、いじめというような類いのものはあるのかなと思うんですけれども、それによって教員配置をとかというようなことでやってきたことはない、またそういう必要はないなというふうに思っております。
          (「そういうことはないですね」と呼ぶ者あり)
○久米正美教育長 はい。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 今1つにしちゃったんですけれども、1問1問で、申し訳ないです。
  今の教員配置については、私、全国的にそういう問題が起きているという現状はある市でも見たんですよね。それが心配で、やはり教員のメンタルヘルス対策、これが大事かなと思って質問したわけです。ときがわ町では、今の現状だとないという方向で解釈してよろしいんでしょうか、いじめ問題も含めて。
  私どもが出したアンケートでは、いじめはたくさんあったんですよね。アンケートの中の結果が。だから、それが心配なんですよね。その点を伺います。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 全国的に見まして、いじめの件数というのは、ここ10年ぐらいで大きく取扱いが変わってきています。昔はいじめというのが、深刻ないじめじゃない限り、学校はそれをいじめとしてカウントしないで、だから表に出ていく数が極めて昔はいじめの件数が少なかった。ところが、今は逆に些細なことでも子供のそういった変化に気がついて、それをいじめというふうにみなして、そしていくことが逆にいいことなんだと。だから、ある程度件数がいっぱい出ることが、あって当然でもあるし、それでいいんだというような、そういう中でいじめの件数というのは全国的に、またいろいろなところでかなりの件数にはなっております。ですから、それがいじめと言われるものの程度には本当に差があるのかなと思うんですけれども、だから本当に軽微なものからも、もういじめの件数ということでの報告が出るので、いじめの件数がゼロというような学校や市町村というのは本当に少ないんじゃないかなというふうに捉えております。
  ときがわ町で深刻なものはというと、私のほうにはそういったものの報告は届いていないところでございます。
  以上です。
          (「教科担任制についてちょっとお伺いしたんですけれども、お願いします」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 教科担任制も国のほうで、今後順次小学校のほうに導入していくという動きがあるわけですけれども、これは、小学校低学年では1人の先生がその子供の生活面をしっかり見ながらということで教科担任制ではなくて、小学校の高学年に当たるような子供た ちに対して、やはり教科の専門性の高い先生がその教科を指導していくほうがいいであろうということで、教科担任制が導入されると思います。また、その背景には働き方改革なんていうこともあるなというふうに思っています。
  例えば例として、小学校の先生は1人でいろいろな教科をクラスの子供たちに教えるわけですので、外で体育が終わって、帰ってきたと思ったら今度は理科をやりますよと言って、じゃ理科室に行って実験の準備だとかいっても到底できるもんではなかったりとか、大変な状況です。私が単純に考えてみても、私小学校の理科だけ教えられたらいいなと常々私個人も思っておったんですけれども、というのは私がいつも理科室にいて、そして理科だけ私が担当して、子供たちが理科の時間になったら、小学校5年生や6年生が順番に来て、理科を教えるのであれば、その間担任の先生は、例えば子供のノートを見たりだとか、いろいろなことができる。そして、子供たちの準備は私が前もって理科の準備ができる。
  そういったことで令和4年度については、全国的にはこれから段階的に始まっていくんでしょうけれども、萩ヶ丘小学校のほうでは複式学級の関係で町費の職員を2人今までつけて、複式学級が2つ立ち上がっていたので2人町費をつけていたわけなんですけれども、低学年のほうの複式学級のほうは、やはり1人の先生が低学年の子供たちをしっかり見てもらうためにそのまま1人というつけ方をしますけれども、高学年のほうの先生は1人というつけ方じゃなくて、やはり理科を教えてくれる先生をつけようとか、そういうふうに数名専門の先生をつけて、その先生にその教科を見てもらうように今準備をしておるところです。
  ですから、全部が中学校みたいにいろいろな先生が入り乱れて入ってくるとかというのではなくて、実際にじゃ今まではどうだったのかというと、やはり多くの先生が、俺は音楽を教えるのがちょっと苦手だからなということで、今までも音楽の授業は、ある特定の先生が全部持って教えていた。その音楽というところの教科から、今度は理科や、またはほかの教科というふうに、少しちょっと広がりが出るというふうに考えていただけるとありがたいなというふうに思います。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 抜本的な定数改善ということが必要、教育総務課長の説明だと、萩小の場合は4年生、5年生、6年生に3名という報告を受けております。その中で35人学級の計画の前倒し、中学校、高校への少人数学級拡大という動きはさらに出ているんですよね、現状。その中で施設整備費や教材費、財政支援強化が必要だと私は思っているんですよ。先 ほど田中議員も言いましたが、義務教育費のほかに教育費負担が多いという皆さんからの声が多く寄せられております。特に負担割合が多いので、その財源確保も含めて財政支援強化、これをぜひやっていただきたいと思いますが、その点伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 田中議員とのお答えと共通しますけれども、ご意見として承りまして、またできる検討をしてまいりたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 2問目をお願いします。
○11番 野原和夫議員 では2問目は、同じくこの概要の42ページです。この中で(新)学校施設改修工事があります。806万2,000円ですか。この工事の現状を踏まえて、今後の修繕費用をどのように見ているのか。たしか小中学校木質化が一時進んで改修をやりましたよね。そのメンテナンスも含めて、今後どのように予算も含めてかかっていくのかも少し聞きたいんですが、その点伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 予算概要でいいますと42ページになると思うんですよね。玉川中学校のこれでしょうか。全協で説明したときは、ここには学校施設改修工事とありましたけれども、予算書では、ちょっと今ページ数すぐ開けないですけれども、床研磨塗装工事、金額は同じですけれども、これについてご説明させていただきます。
  これにつきましては、玉川中学校の各階の廊下、それから2つある階段、それから3階の普通教室及び2階多目的室の床を、ちょっと劣化してきた部分もありますので再生させるという意味での工事でございます。806万2,000円という額を計上させていただきました。
  過去には同様の、一番最初に木質化したのが平成12年の玉川小学校ですけれども、玉川小学校はその17年後にやはり廊下と階段ですけれども、同じような床磨きと塗膜を塗るという工事をやっております。それから明覚小学校は、合併前だったようですけれども、平成14年に木質化しているんですけれども、その9年後、平成23年度に、これは普通教室も含めて同様の工事をやっております。今回もその一環というか同様の工事なんですが、玉川中学校は平成13年に木質化工事を行っております。これ以来もう20年が経過しております。玉小が17年後に行った、それから明小が9年後に行ったということから考えても、20年目にして行う。
  具体的には3階の普通教室辺りは人の出入りも多いもんですから、かなり塗膜が剥げて、下の木材が露出している状況で、これ以上やるとどんどん木が減っていく可能性もあります。 それから、早めにこれ手を打てばよかったなと思っているんですけれども、廊下の特に水飲み場の辺り、これは人が集中しますので、そこの辺りがちょっと劣化しているかなということがあります。
  残る都幾川中学校ですけれども、これは平成21年度に木質化しておりますので、今の状態は良好と私は判断しているんですけれども、いずれはこういう工事が必要になってくるかなと思いますので、それは計画的にまた取り組んでいきたいと思います。また現状をよく見ながら取り組んでいきたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 計画的にやることも必要の中に入っているかなと思うんですが、どうしても木質化というのは掃除内容によって劣化が大きいんですよね。だからそこを子供たちにもある程度指示をしてやる以外にないと思うんです。お金がかかる問題ですから、木質化ということは、一時はやりましたよね。関口町長が一生懸命力を入れた事業でありますから、これを守ることも大事かなと思いますが、確かに予算が次計上されることも心配です。今回も800万という大きな予算ですから、その内容においては、面積的にはどれくらいの面積が計上されているのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 すみません、面積につきましてはちょっと今手元に数値がございませんので、後ほど改めてお答えさせていただいてよろしいでしょうか。
          (「大体面積を見ると計算が出ますので。まあいいです。後でいいです」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 ありましたので、お答えしてよろしいですか。
○小島利枝議長 はい。
○宮寺 進教育総務課長 失礼いたしました。
  合計で1,855平方メートルでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  では、暫時休憩いたします。
  再開を2時50分といたします。45分までには着席をしてください。
                                (午後 2時28分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 9番、小宮です。
  先ほど野原議員から話がありましたけれども197ページ、1問でございます。
  この事業自体は学校とか削れて塗装が悪くなったからだと思うんですけれども、やること自体はいいと思うんですけれども、ちょっとこれ急に出て計画性がないかなと私は思っているんです。これは、設計はいつ頃やったんですか。普通であれば、今年設計して来年度予算に工事というのが出て、今までの流れとして持ってきていると思う。緊急性があるのであれば、これ12月議会でも言ってもらいたかった。取りあえずはこういのでやりたいんだけれどもとか、今予算はまだヒアリング中だから何とも言えないかも分かりませんけれども、取りあえずはこういうものがあるんだなという話を一言ぐらいは言ってほしかったなと私は思うんですけれども、その点でこれ見積りか何か取ったわけでしょう。その費用というのは、どこから出ているんですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  見積りも取りました。その費用ですか、見積りについての費用は特にかかっておりません。
  以上です。
          (「見積り費用はゼロ」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 はい、今のところ。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 だって800万からの工事で見積りゼロというのは、すごい業者がいるもんだなと思うんだけれども、これは自分たちで前の、これは最近だと21年、明覚小学校、そういうところの資料を参考にして自分たちである程度作ったんですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  参考見積りとして業者さんから見積りいただきましたけれども、基本的に、いわゆる床を磨いて塗膜を塗るということですので、積算的にはそんなに難しいことではございませんので、最終的には自ら設計するという形になります。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 でも実際に今物価も上がっているし、前にこの明小をやったときより随分単価が上がっていると思う。簡単に考えてこれできるのかなと思うんですけれども、もう少し慎重にやったらどうかと思うんですけれども。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 本当に今から思えば、そういう12月定例会なりで説明する機会を設けたほうがよかったのかなということも思いますけれども、結果ここでのお話ということになりまして、その点は申し訳ないなというふうに思っております。
  金額も800万円ということで、明覚小学校を行ったときは400万円ちょっとだったんです。ですけれども、玉川中学校は階が、フロアがワンフロア多いです、4階ということで。それから多目的室も行います。それから、直近ですと玉川小学校をやったんですけれども、そのとき養生の関係で、かなり廊下と階段をやったんですけれども、普通教室等に粉じんみたいなものが入り込んでしまったということで、今回はかなり養生にも注意をしながらやります。それから、ここのところの諸物価の高騰ということで、こういう金額になりました。
  以上でございます。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  3番、長島議員。
○3番 長島金作議員 3番、長島。2問お願いします。
  全体的なことなんですが……
○小島利枝議長 長島議員、全体のは最後に行うんですが。
  10款から12款の間でありますか。
  10款の教育からありますか。
○3番 長島金作議員 教育費の全般。
○小島利枝議長 では結構です。すみません、教育のほうでお願いします。
○3番 長島金作議員 3番、長島。2問お願いします。
  全体的に食と教育で話が進んでいましたけれども、私としても朝の子供のパトロール中にいろいろ話を聞きまして、とにかく学校が終わるとすぐ家に帰り、場所によってはバスで送迎ということですと、どうしても運動不足でストレスがたまるんじゃないかと。学校では運動会ができたのでよかったと思いますが、町民体育祭はとにかく中止になっちゃっている状態で、ですから子供たちのストレス解消というか、そういう運動関係のほうは、教育委員会ではどういう見解を持っているのか、その辺お聞きしたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  大野生涯学習課長。
○大野健司生涯学習課長 運動というか、放課後の子供たちの居場所ということになるかと思います。となりますと、生涯学習課のほうが担当となりますのでお答えさせていただきたいと思います。
  確かに放課後、子供たちが家に帰って運動ができないというのは大変問題だと思うんですが、現在、そのような対策として、平日、月曜から金曜日の午後、玉川のトレーニングセンターには、子供の見守りのための安全員をシルバー人材センターにお願いして1人配置しておりまして、実際夕方行ってみていただくと分かるんですけれども、夕方3時を過ぎると、どこからともなく子供たちが自転車で10人、15人と集まって、トレーニングセンターの中でバスケットをやったりバドミントンをやったり卓球をやったり思い思い楽しんでおります。
  同様に明覚地区に行けば、せせらぎホールのアリーナの半面は、やはりそのようにフリーの方が来て使えるように必ず確保してございます。大人が使っていると、多少使えないときもあるかとは思うんですけれども、そういった面でせせらぎホールのアリーナで、やはり同じように遊んでいる子供たちもいます。また、せせらぎホールでは廊下のところにテーブルと椅子を出して、学習スペースというのを準備してございます。学習スペースではありますが、子供たちがそこでゲームをやったりということもして過ごしているような状況にあります。
  これは今、対策しているものの説明をさせていただきました。今後も放課後の子供たちの居場所づくりというのには、いろいろ考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 分かりました。どうも放課後、子供の姿が見えないと思ったら、そういう前向きなことをやって。
○小島利枝議長 1問目はよろしいですか。
○3番 長島金作議員 申し訳ありませんでした。ありがとうございました。
○小島利枝議長 じゃ、続きまして2問目をお願いします。
○3番 長島金作議員 2問目、今、英語教育に力を入れていると思いますが、しかし、私も小中学校の頃は、やはり英語の時間がありまして、何のために日本人でありながら英語を勉強しなくちゃならないんだなんて思っていましたが、そういう子供たちに英語の勉強をなぜするのかという、そういう教育ですか、その辺のところはどういうふうに子供たちに説明しているのかお聞きしたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 私からの答弁なので、的を射た形になるか分からないんですが、英語の教育の1つに、一般認識かもしれませんけれども、我々がお付き合いしている国も含めてですけれども、やはり英語が国際公用語と言われておりますけれども、やはり共通のコミュニケーションツールとして最も用いられやすいのではないかなと思います。いろいろな場面で地図を見たりとか、それから航空無線みたいなものを聞いても、みんなほとんどが英語です。どれか1つとなれば、やはり英語なのかなという感じもしますけれども、ちょっとそれ以上言葉が浮かばないんですが。一番やはり時間かける割に意義もあるし、共通のコミュニケーションも取れる割合も広くなるしというようなことで英語かなというふうに思います。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 2回目、確かに英語が国際語で一番大事かと思いますが、しかし、海外から日本語学校へ留学する人たちもいますので、日本語のすばらしさも、きちんと子供たちに教えてほしいと思います。
  そして、こういう田舎にいますと英語英語といっても、なかなか実力というか、ぴんと来ないと思うので、年に二、三回は東京のほうへ連れていきまして、3人1組ぐらいでYOUは何しに日本へという感じで、実践勉強するのもいいんじゃないかと思いますが、前向きな取組をお願いいたします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 3人1組で、ちょっと聞き取りづらかったんですけれども、東京の ほうへ行ってインバウンドの方とかがいらっしゃれば外国人観光客の方とかがいらっしゃれば、YOUは何しに日本へとかということでしょうか。
          (「そうですね」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 体験活動みたいなものですかね。
          (「体験学習」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 ですね。本来はそういった近い雰囲気のものも取り込んで英語村みたいなものも考えていたわけなんですけれども、ですから、お考えとしてはやはり生の英語とか外国人さんだとか、それと最初はALTの方ですね、学校の英語助手の方の登場なんかも考えていたわけですけれども、結論としてご意見として承っておきます。
  以上です。
○小島利枝議長 再々質問ありますか。
          (「いいです。以上で終わります」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  私では最後の1問になります。228、229ページ、昨年から伺っているんですけれども、運動場、具体的にいうと田黒の運動場の使用状況ということで、122条報告で毎月出るのには入っておりません。昨年も、ぜひ利用実態を調査していただけないかというお話はしてあったんですけれども、その状況というのか、それを伺います。
○小島利枝議長 大野生涯学習課長。
○大野健司生涯学習課長 お答えいたします。
  確かに田中議員より、前課長のときにそういった実態調査をというご意見をいただいておりまして、承知しております。
  調査の方法といたしましては、年度当初、田黒運動場でいけば管理者が田黒の区長さん、五明グラウンドは五明と日影地区で管理委員会というものを立ち上げておりまして、そこの管理委員長さん、この方と私と担当者のほうでお話を聞く機会を設けまして、実際にどのような管理をされたり、どのような利用状況、また困っていることはないか、そういったことの確認を年度当初にさせていただきました。これからも、まずは年度当初ぐらいにそういった管理者の代表の方とそういった意見交換と状況を教えていただく場をつくっていきたいと思っています。
  そのほかにも、田黒でいけば地元の方はやはりソフトボールで毎週日曜日にご利用になっておりますし、五明グラウンドでは、やはり日影と五明のチームがそれぞれ時間をずらして利用されているので、そういった団体の方なんかともお話を聞かせていただくような機会を取っています。また、近くに出かけた際は、どんな感じかなということで、立ち寄って様子を見てくるようなというのも心がけております。
  実は先日、私が行ったときにも近所の子供たちが、先ほどの長島議員のご質問ではないですけれども、3人ぐらい田黒グラウンドでボール遊びをしている姿がありまして、地元の団体の方以外でもやはり使ってくださっているんだなというふうな確認はいたしました。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私も何でもかんでも閉鎖というのか、ということでは考えておりません。ただし私も全部の地域を見回ってきて、失礼ですけれども、田黒のトイレの状況を課長は確認しましたか。あのトイレは使えるような状態でしょうか。それを伺います。
○小島利枝議長 大野課長。
○大野健司生涯学習課長 他の公共施設から比べると、多少よろしくない状況はあるかなと思います。管理のほうにつきましては、地元の方にお願いしているところもありますので、また来月、予定としては代表の方とお話をしにいく予定でおりますので、その際にちょっとどんな状況になるかもう一度、管理をどうしていったらいいのかといったこともご相談をさせていただければというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私はこの間つい最近というか、2月の時点ですけれども、行ってきました。私自身が使おうと思って入ってみましたけれども、大変な状態ですね。入口もそうでした。だから課長もぜひ確認をしていただければいいと思います。
  それとあともう1つ、昨年も指摘をさせていただきましたけれども、総合グラウンドの管理費が150万円ぐらいで、半分ぐらいが田黒のいわゆる借地代としてかかっているんですね。今後のことも含めて、これは公共施設全体の問題として減らさなければいけないということがあると思うんです。もちろん体育施設だとか公共施設、いろいろなことが当然あります。全く使っていない施設なんていうのは、逆に言うとないと思うんですね。だからそういう施設を、例えばソフトボールはそういうグラウンドについては玉川のグラウンドを使っていだ く、例えばちょっと遠くなりますけれども本郷だとか、そういう私のところの地域だけというところだと、なかなかその先に進まないような気がするんですね。だから、そこのところはきちんと公表すると、ここはどのくらいかかっているんだ、いかがですかという言い方をしないと、もうなかなか進まないんじゃないかと思うんです。
  それは今日あしたの問題ではありません。田黒自体だって、来月やめろなんてそういう話をしているつもりはありません。昨年も言いましたけれども、そういうことを積み上げていって、ときがわ町全体でどういう使い方をしたらいいのかという、そういうことが必要なんじゃないかという指摘をさせていただいて、終わります。
○小島利枝議長 答弁はいいですか。
          (「結構です」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  1問させてください。ページで言うと209ページ、ちょうど中段、18の負担金補助及び交付金の関係です。補助金の欄のもみじ太鼓まつり実行委員会へ補助金として50万円出しておるんですけれども、もみじ太鼓まつりにあっては、ちょっと確認ですけれども、雀川はダムでやっていたというような記憶があるんですが、今、屋内でやっているような状況ですけれども、これをまたもみじ太鼓まつりということで、屋外でやるような計画はあるんでしょうか。
  あと、この50万円というのは毎年毎年50万円出ているということでよろしいんでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  大野生涯学習課長。
○大野健司生涯学習課長 もみじ太鼓まつりをまた以前のように外でする予定はないかということなんですが、現在のところ、今、外でやる予定は立っておりません。確かに玉川村時代には雀川ダム公園のステージを拡張して、そこでやっておりまして、その雰囲気といい、大変そこで人気が上がったというふうに記憶をしております。ただ、やはりあそこですと駐車場の問題ですとか天候の問題、そういったことがあって屋内設備で、しかも駐車場等が取れるところでということに変わったというふうに聞いております。
  確かにイベントとして考えたときに、やはり青空の下、太鼓の音が鳴り響くというのはとてもすばらしいことなので、もう一度やってみたいなという気持ちはあるんですけれども、 やはりそういったいろいろな課題をどういうふうに解決するかだと思うんですが、これはやらないと言っているわけではなくて、やってみたいという思いはありますので、またいろいろなアイデアを頂けたらと思います。
  また、補助金の関係ですが、基本的にはこの50万円、毎年50万円予算計上させていただいておりまして、実際の運営につきましては、このほかに、これもみじ太鼓実行委員会というところに対して補助金を出すんですが、実行委員会のほうで県の補助金も受けておりまして、合計70万円でイベント自体は運営をしております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 分かりました。
  大野生涯学習課長のほうから、そのような言葉を聞いて大変安堵しました。これからもぜひ屋外でできるような条件とかがそろえば、また復活することもいいのかなと。それまでは屋内で町民の方も含めて、また楽しませていただければ、非常に町民の方もいいかと思いますので、これからもよろしくお願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  2番、杉田議員。
○2番 杉田健司議員 1問で、すみません。
  219ページ、小倉城跡の工事費の関係なんですけれども、登城路の景観整備工事ということで160万円計上されていますけれども、どういった工事なのか詳細をちょっとお願いいたします。
○小島利枝議長 大野生涯学習課長。
○大野健司生涯学習課長 小倉城整備事業の中の小倉城跡登城路景観整備工事160万円というものが計上されております。これ令和3年度は、ご存じのとおり大福寺前の登城路のほうを整備させていただきました。令和4年度につきましては、今度は小倉林道から小倉城跡、郭4のところに入る山道があるかと思うんですが、あそこを工事する予定でおります。内容といたしましては、現在、道路沿いに植林されている立木を、たしか50本ぐらいだったと思うんですけれども、それを伐採させていただいて、それを使って今あそこ、かなり崩れてきているところがありますので、崩落止めの土留めをつくり、ぬかっておりますので、そのぬかり防止としてウッドチップ舗装をかける予定でございます。それが工事の概要となります。
  以上です。
          (「はい、ありがとうございました」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって、10款から12款の歳出の質疑を終了いたします。
  款別の質疑は以上としますが、全体を通して何か質問がありましたら、ここで受けたいと思います。いかがでしょうか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 2問ですが、1問目は、第2次ときがわ町総合振興計画後期基本計画というのが賛成多数で通ったわけですが、その際に野原和夫議員と討議をしました。その際に、野原議員が審議委員なんですが、これから一緒に振興計画を議員も執行部も含めてやるんだという野原議員の意見があったんですが、そういう場所というか一緒に進行していく、要するに予算はもうゼロになっちゃっていて、つくったんだからいいやという話じゃなくて、これをどういう形で進めていくのかというような検討委員会みたいなものはつくらないんでしょうか。それが1点です。
○小島利枝議長 答弁願います。
          (「ちょっと休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 3時14分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 3時16分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 答弁お願いいたします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの岩田議員のご質問にお答えいたしますが、総合振興計画を進行していく上では、計画の中にもあったかと思うんですけれども、毎年毎年実施計画というものを作って進行管理をしていくというふうなことにはなっていると思います。そこに対しまして、今ご提案のところでいきますと、議員の皆さんですとか執行部を含 めて何か検討するような場所をというふうな意味だと思うんですけれども、既に議決いただきました計画案につきまして、それに基づいて執行部としては事業を行っていくという中では、進行管理という意味では、まち・ひと・しごと創生総合戦略、こちらのほうの委員さんが毎年検証をしていただくというふうなことにはなっておりますので、そこのところで検証していただいて、進行管理ですとか一緒になって計画を推進していくというふうな部分になろうかと思います。
  以上です。
          (「分かりました」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私の経験から言いますと、旧都幾川村のときに、これは町の振興計画ではなかったんですが、町の将来像を議論するのに産業振興審議会というのをつくりました。それで、これは行政主導で会をやったんですが、その会が解散した後、そのメンバーで都幾川元気会というものをつくりました。そして、村はそのときのコンサルタントの先生をアドバイザーにずっと置いてくれて、それで都幾川元気会で、今度は行政とは離れた形でいろいろなことを進めたという経緯がありますので、もし、その行政と一緒に議員さん、また委員さんがこの振興計画を進めたいんだというような意見がありましたら、そんな方法もありますので、一緒に進めていきたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員、よろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 結構です。
○小島利枝議長 では、2問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 これはちょっと愚問かもしれないんですけれども、公共施設の維持管理というか、統廃合を含めてそういう計画ができましたよね、公共施設の。それの中に例えば学校も含めて、例えば急にエアコンを備えつけるとか、それから1,800平米の板張りを変えるとか、そういうことは入れないというか、入らないんですか。そういう中で検討された中ですべきだと私は思うんですね。公共施設の維持管理、延長するか、統廃合も含めてというふうな考えはないんでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、本来であれば、そうあるべきだ というふうには思います。ただ、今回のエアコンの設置もこの予算書の中には幾つかの施設であるんですけれども、急に壊れてしまって取り換えをしなければならないとかという部分については、それは計画とはちょっと違った部分になってしまいますので、そこはご理解いただきたいとは思います。それ以外にも、機械設備等についても本来、総合管理計画の中で、総合管理計画を受けた個別施設計画というもので管理をしていくべきだというふうには思っておりますし、それが今回、床の研磨ということですと、それは設備とはまたちょっと違ってくる部分もありますし、その建物を長寿命化させるという意味では必要ではあるのかもしれませんけれども、躯体に大きな影響を与える部分ではないということもありますので、傷み具合を見ながらというふうなことにはなっていくんだと思います。
  お答えになっているかどうかちょっと分からないんですけれども、以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 私は古い人間ですし、私が小学校時代、明治時代にできた小学校の校舎がありまして、平小学校にね。そこで十分我々は勉強できるできないじゃなくて、勉強が可能でありました。そういうことを考えると、やたら新規に、やたらと言っては語弊がありますけれども、それほど物を大事に使えば使えるんじゃないかという思いがあったので、そういう質問をしたわけでございます。
  以上です。結構です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 ほかになければ、以上で議案第17号 令和4年度ときがわ町一般会計予算の質疑を全て終了といたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 先ほどの件で岩田議員よりありました振興計画においては、私、岩田議員に皆さんと一緒にやろうという発言をさせていただきました。その前に謝罪を申し上げたいんですが、審議委員の一人として、皆さんに進捗状況も一切説明もしないで現在に至ったことには深く反省しております。申し訳ありませんでした。
          (「はい、分かりました。許します」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 ほかに討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第17号 令和4年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
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   ◎延会について
○小島利枝議長 お諮りいたします。
  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○小島利枝議長 よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
  大変ご苦労さまでした。
                                (午後 3時24分)