令和4年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                            令和4年9月8日(木)   
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 請願第 1号 「不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的
             支援制度の確立を求める意見書」の採択を求める請願
日程第 2 報告第 5号 令和3年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につい
             て
日程第 3 報告第 6号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく
            資金不足比率の報告について
日程第 4 報告第 7号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の
             報告について
日程第 5 議案第37号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度ときがわ町一
             般会計補正予算(第3号))
日程第 6 認定第 1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 7 認定第 2号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
             ついて
日程第 8 認定第 3号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 9 認定第 4号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
             て
日程第10 認定第 5号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第11 認定第 6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第12 議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分につ
             いて
日程第13 議案第39号 ときがわ町過疎地域持続的発展計画について
日程第14 議案第40号 ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適
             用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定について
日程第15 議案第41号 ときがわ町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
日程第16 議案第42号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第17 議案第43号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第18 議案第44号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第19 議案第45号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第20 議案第46号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第21 議案第47号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
福 田 芳 和 
町民課長
式 守 康 子 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計管理者兼
会計室長
正 木 達 也 
産業観光課長
正 木   彰 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
大 野 健 司 
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代表監査委員
堀 口   正 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 
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   ◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  本日は、決算審査報告等のため、堀口正代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承願います。
  これより、令和4年第3回ときがわ町議会定例会第3日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎請願第1号の上程、説明、質疑、委員会付託
○小島利枝議長 日程第1、請願第1号 「不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書」の採択を求める請願を議題といたします。
  請願文書表は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 請願文書表。
  整理番号、1。受理年月日、令和4年8月23日。紹介議員、田中紀吉、畑豊。
  件名、「不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書」の採択を求める請願。
  要旨、「不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書」を採択し、政府・関係省庁へ意見書の提出を求める。
  請願者住所氏名、ときがわ町五明1114、ハニービーハウス、代表者、橋本容子。
  以上です。
○小島利枝議長 ただいまの請願の紹介議員であります田中紀吉議員から請願の趣旨説明を求めます。
  6番、田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 皆さん、おはようございます。
  請願文書の説明ということで、お願いいたします。
  説明の代わりに読み上げて、代わりにさせていただきます。
  「不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書」の採択を求める請願書。
  令和4年8月23日。
  ときがわ町議会議長、小島利枝様。
  請願者住所、ときがわ町五明1114。(団体)ハニービーハウス、代表者、橋本容子。
  紹介議員、田中紀吉、畑豊です。
  請願趣旨。
  令和2年度の義務教育段階における不登校児童生徒数は全国で19万6,127人と7年連続で増加しており、埼玉県内でも8,934人が不登校と、依然高水準で推移している。
  また不登校の定義となっている年間欠席30日以上の条件に当てはまらないが、保護者や学校の配慮により出席扱いになっているなど事実上の不登校児童生徒数も鑑みると、文部科学省調査だけでは実態が把握しきれているとは言い難く、潜在的な不登校児童生徒も多数存在していると考えられる。
  このような中、フリースクール等の民間施設を利用する際の家庭の実情を見ると、利用料月3万3千円程度(文科省調べ)という経済的負担に加え、身近に通う民間施設が無い場合には遠方への通学のための身体的、時間的、心理的負担も加味しなければならない。
  多様な学習機会を提供する民間施設への需要が高まっているのに対し、民間施設を設立するための経済的支援制度は一部の自治体が制定しているのに留まっており、必要な資金が確保できず設立を断念している個人や団体も少なくない。
  以上のことから、現状では、教育機会確保法の基本理念2に明記される「不登校児童生徒が行う多様な学習活動の実情を踏まえ、個々の状況に応じた必要な支援」が果たされているとはいえない状態であり、早急な具体的対策を講じる必要があると考える。
  よって国において、不登校支援の一部である多様な学習機会を確保するための具体的対策として、次の事項について強く要望する。
                    記
  1 教育機会確保法制定に際し、衆議院文部科学委員会と参議院文教科学委員会がそれぞれ附帯決議した内容である「不登校の児童生徒が、いわゆるフリースクール等の学校以外の 場において行う多様な学習活動に対しては、その負担の軽減のための経済的支援の在り方について検討し、その結果に基づき必要な財政上の措置を講ずること」を進めること。
  2 いわゆるフリースクール等民間施設の設立及び運営補助金等の経済的支援制度の確立を講じること。
  請願事項。
  「不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書」を採択し、政府・関係省庁へ意見書を提出してください。
  意見書の内容については次ページにつけてあるとおりです。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員はそのままお待ちください。
  ここで、請願第1号についての質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 確認なんですが、ハニービーハウスということは、現在、学習活動の場としてここに位置されているのか。それで、小中学生を受け入れているということで判断していいのか。また高校生の扱いもあるんですよね。高校生は「サポート校」と言っていると思いますが、違う問題であるのか。小中学生を受け入れているハニービーハウスさんなのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 現在、行っているハニービーハウスさんというのは、場所はときがわ町番匠445番地、トカイナカハウスという明覚の駅の前、あそこでやっています、現在は。それで、開催は月、水、金の週3回、10時から15時、3時までです。あと、不定期で土日のイベントなんかもあるというのが開催場所と時間です。
  対象者は幼児ということもあるんですけれども、お母さんが連れてくるという意味の幼児だそうですけれども、小中学生が主だそうです。最大10名を定員としてやっていると。現在は多いときでも五、六人、少ないときは二、三人というときもあるそうです。それをフォローしているというかスタッフについては現在3名のスタッフが無給で扱っていて、あと大学生とかボランティアの方がその都度、参加したりとか、そういう活動だそうです。
  中身については、学習を主にということではなくて、いろんなことで遊びや体験、それか らいろんなものづくり、料理だとかいろんな活動を通じて、自分の好きなこと、興味のあることについてということで現在は活動されているということです。よろしいでしょうか。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 もう一件、あります。
  ときがわ町では、先ほど教育長にお聞きしたんですけれども、令和3年度は13名の不登校者がいるということです。この問題については、フリースクールですから、朝登校よし、午後登校よし。登校というか施設に行くというか自由に学べるという環境づくりなんですけれども、高校とは違い、高校は通信制高校ということで提携を結ばなくちゃいけないということで、卒業証書も受けられるということですが、この問題についてはまだまだときがわ町でも、さわやか相談員とかそういうところに流れているというか、そういうところに行っている子供も不登校扱いされない人もたくさんいるんで、現実には多くいると思います。
  その中で、学費も含めて、いろんなことも負担があるというのは事実です。ぜひ、この問題については国への要請というか意見書の提出ですが、しっかりと議論していい方向性が生まれていただければということで質問させていただきました。
  今、自由というか、朝、昼とかそういう登校的なものは制限がないということで判断してよろしいですね。
○小島利枝議長 答弁願います。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 特に決まりがあるとかということではないんだそうです。だから、もちろん来た人にはちゃんと出席を取ったりとかということはきちっとやっているそうですけれども、毎日来なければいけない、ねばならないという形ではないそうです。
  具体的に費用の点など、私もかなり費用の点は気になっていたんですけれども、現状では子供のみの参加は1回2,000円だそうです。登録している方は月に1万8,000円。保護者と一緒に来る場合は1回が500円ということだそうです。
  ついでにというか、私もかなり関心を持っていたので、運営ができるのかなということだと思っていたんですけれども、具体的にはトカイナカハウスへの家賃が月3万円だそうです。そんな金、集まるのかなというのが私、素朴な疑問でお伺いしてきました。そしたら、現在のトカイナカハウスの借主さんが、神山さんという方なんですけれども、その方のお知り合いのかなり資産家の方がいらっしゃるのは驚きましたけれども、その方が3年分の家賃は前払いで頂いたそうです。
  それと、もう1つは創設費として10万円、今年度に限っては活動費として12万円を頂いた。だから、結論的には今年度についてはかなり資産家の方、名前は聞きましたが伏せますけれども、Aさんからかなりの支援をいただいたので運営ができているというのがハニービーハウスの現状の話だそうです。
  以上です。
○11番 野原和夫議員 分かりました。
○小島利枝議長 ほかに質問ありますか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  田中議員と畑議員が紹介議員ということで、不登校児童生徒においてはできることは協力していくべきだと思いますけれども、ここの最後の1番と2番ありますけれども、財政的な負担ということで、今聞いたら資産家もいるということなんですけれども、2点ちょっと聞きたいんですけれども、田中議員に以前言いましたけれども、収支的な、これ任意団体というか任意なき法人なんですけれども、ハニービーさんは。これは、法人というか、何ですか、個人でしょうけれども、前言ったように家計簿的なものだとか収支報告だとか、1年間でやって間もないですけれども、どのくらい赤字が出たとかというのは。
○6番 田中紀吉議員 もちろん伺いました。
○8番 前田 栄議員 それが1問目ですね。
  2問として、町ではこのハニービーさんというのは把握しているんですか。それと、こういう任意団体をつくる要件というのは田中議員に聞いてもちょっと分からないかもしれないけれども、その辺に関連して教育のほうで分かれば教えていただきたいんですけれども。
○小島利枝議長 前田議員、すみません。執行部への質問ができないので、田中議員がお答えする形でよろしいですか。
○8番 前田 栄議員 じゃ、2問目は田中議員の分かる範囲で。いろんな人がいますので、皆さんの血税をする場合は、結構なことなんだけれども、ちゃんとしておかないとこれはまずいので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私もかなり、前田議員じゃないんですけれども、本当にどうやっているのかなというのは非常に素朴な疑問で伺いました。かなり詳しく聞いたら、過去の2年間 ぐらいが練習というのかぽつぽつやっていたんだそうです。それで、正式には今年の4月から支援金を頂いたりとかなんとかという形で、きちんとした月、水、金、それからスタッフもきちんとつくだとか、そういうのを今年の4月から始めたんだそうです。
  ということだから、年間の収支の報告とかというのはまだまだできないと。できないというか途中になっているということで。ちなみにということで月別のを聞いてきましたら、6月から会費が集まるようになったと。それで6月は2万4,000円の参加費、7月が1万円、8月が1万9,200円で、支出は場所代というか、ハニービーハウスじゃなくて違うところに行ってという意味なんだそうですけれども、場所代だとか備品だとかアルバイトのボランティアの交通費としてということで、トータルでは収支は赤字にはなっていないと、現在のところです。
  今、前半で言いましたように、家賃部分を頂いて前払いしてあるとか、活動費としてもらったりとかそういうことがあって、現在は大丈夫だと。その資産家というのか、その方がかなり応援をしていただいているので今は大丈夫だということだそうです。その辺までですね、私が伺っているのは。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 今、田中議員が言っていただいてありがとうございます。
  じゃ、休憩を入れていただいて、ハニービーさんの存在は町で把握しているかどうか、そこのところが始まらないと、根本的なものがないと、考えるにも、これから最終日にするんかな、議決は。そのときに考えるんで、休憩、議長入れていただいて、田中議員とちょっとそこのところだけ聞いていただければ、できればやってもらいたいと。できなきゃ結構です。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前 9時47分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前 9時49分)
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○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 正式にはきちんとした認識はしていないということなんですけれども、活動はそこでやっているというのは分かったというか、認識というんじゃない、やっているらしいというか、そんな形だそうです。まだ、過去2年間はそういう取組としては非常に曖 昧なところがあったみたいですけれども。だから、正式に例えば何曜日にどういう形でやっていくと、そういうことではなかったみたいです。今年の4月からはちゃんと始めたということみたいですね。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 私個人的に反対しているんじゃなくて、子供たちの学校に行きたくても行けない不登校の子においては、いろんな点で町としてできるべくにおいては、個人的にも町としてもできることがあればやっていただきたいということで、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中です。
  小川町に不登校児が通う施設があると思うんですが、そこはときがわ町、近隣の町村が負担金を出しているところがあると思うんですね。不登校児がそこに通う、私はその認識でいたので、不登校のそういう方たちはそこに通わないでハニービーハウスに通うということなんですか。そこはどうしてもその子供たちは通えないということなんでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私も全く最初に、アスポートという教室ですけれども、あれは県のだとか補助金をちゃんと受けてやっているんで、何でそこで受けられないのかなというのは、山中さんじゃないんですけれども、最初に私も疑問に思ったところで、聞いたら、アスポートは基本的に学習を中心にやっているところなんですね。それで、先生というか、教員の卒業というのか、そういう人たちが基本的に学習を面倒見ているところなんでそうです。基本的にですよ、いろんな方いますから。だから、そういうところには行けない子なんですってね、なんですって。
  だから、そこに行っちゃいけないということじゃないですよ。行ってもいいらしいんですけれども、行けないという。行けないというか、いろんな意味で心理的なことも含めてだそうです。だから、アスポートとは違うタイプの、フリースクールとはそういうんだそうです。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 アスポートのほうは学習を中心にというみたいなことがあると思うんですけれども。
○6番 田中紀吉議員 みたいですね。でも、全部ではないけれども。
○7番 山中博子議員 そうすると、ハニービーハウスのほうは学習を中心とせず、先ほど遊 びや調理や、あと何か木工体験だか分かりませんが体験をすることが中心。ということは、本来、子供、小学生、中学生が学ぶべき算数、国語とかそういうものが全く知識的には入ってこない場所になるわけですよね。
○6番 田中紀吉議員 いいんですか、私が答えて。
○7番 山中博子議員 それを一つ、お願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 全く学習をしない。私は教育長にいつも怒らていますけれども、学習という点が、極めて私は小中学生というのは大人になる前段として不必要なものはないというふうに思っていました。今でも思っています、学習は極めて大切な要素だと。もちろん生活だとかいろんな体験、これは当たり前というかやらなきゃいけない部分でいろんな活動、小学校、中学校やっています。ただ、そういうところのはどうするのかなと。山中さんじゃないけれども、とても思いました、どうするのかな。
  そしたら、田中さん、そうじゃないんだと。そこに行く手前なんだと。だから、学習したいという子供、教科書はもちろん持っていますから教科書の勉強をしたり、分からないところはお姉ちゃんや大学生のボランティアも含めて教わったり、それはもちろんしていますと。でも、それをごんごんやると、さらに駄目になっちゃうんですよと、来られなくなっちゃうんですよということなんですよ。
  だから、私もかなり触りました、実際。勉強はどうするのかなというのがすごく心配でした。中学校までは比較的あれですけれども、高校はハードルがあるわけですね。ということで、山中さんじゃないけれども、とても私自身、同じ疑問です。ただし、そういうものはやらないんじゃなくてやれるような環境をしたり、あと集中して勉強できる子については勉強もしていますと。宿題とは言いませんけれども、やっているということだそうです。
○小島利枝議長 ちょっと休憩いたします。
                                (午前 9時54分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前 9時55分)
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○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 これは町に対する支援ではないですね。ハニービーハウスさんがじゃなくて、この団体が国に対する議会としての請願のお願いです。だから町に対しての支援ということではありませんので、ちょっと私もいろんなこと言っちゃいましたけれども、具体的にはそういうことなんです。議長として国に対する支援、町に対することではここの請願は違いますので、よろしくお願いします。そういうことです。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 アスポートのほうは多分、それは出席した扱いになると思うんですが、ハニービーハウスのほうに行った場合には出席扱いできるのかどうか。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 それは私がどうのということではないんで、別の形でお尋ねしていただけたらと思うんですれども。今回はとにかく議会として国とあれにお願いすると、そういうのが趣旨ですので。それは別にお伺いしていただければと思います。
○7番 山中博子議員 はい、分かりました。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○6番 田中紀吉議員 じゃ、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかにないようでしたので、終了いたします。
  田中議員は自席にお戻りください。
  ただいまの請願第1号につきましては、文教厚生常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、文教厚生常任委員会に付託することに決定いたしました。
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   ◎議案の一括上程について
○小島利枝議長 お諮りいたします、日程第2、報告第5から日程第4、報告第7号までは、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なし認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第5号〜報告第7号の上程、説明、質疑
○小島利枝議長 日程第2、報告第5号 令和3年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第3、報告第6号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第4、報告第7号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 報告第5号 令和3年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、令和3年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を、別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第6号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第7号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告理由の説明につきましては、報告第5号 令和3年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから、報告第7号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づ く資金不足比率の報告についてまで順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  それでは、報告第5号から報告第7号までの議案について順次報告理由を申し上げます。
  まず、報告第5号 令和3年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和3年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであり、内容は、実質赤字比率をはじめとする4つの指標であります。
  詳細につきましては企画財政課長から申し上げます。
  次に、報告第6号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和3年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  詳細につきましては建設環境課長から申し上げます。
  次に、報告第7号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和3年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  詳細につきましては水道課長から申し上げます。
  以上、3つの報告について、監査委員の意見をつけてご報告申し上げるものであります。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、報告第5号 令和3年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、報告第5号 令和3年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての細部説明をさせていただきます。
  説明につきましては、議案参考資料でさせていただきますので、議案参考資料の報告第5号関係をご覧いただきたいと思います。
  まず、こちらの報告の根拠でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第 3条第1項の規定により報告するものであります。
  要点といたしまして、ご覧いただいている表、左側からになりますが、左側から2つになります。実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、赤字が出ていませんので空欄となっております。
  その次、実質公債費比率は、地方債の元利償還金等の標準財政規模等に対する割合を示すもので、3か年平均の数値となっております。前年度から0.1ポイント増の4.5%となっています。
  将来負担比率は、将来負担額の標準財政規模に対する割合を示すものです。前年度から19.7ポイント減の5.9%となっています。
  なお、それぞれの各欄括弧内の数字は、早期健全化基準であります。この数値を超えてきますと、早期の健全化が必要な状況にあるという数値となります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、報告第6号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、報告第6号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  それでは、議案書を1枚おめくりください。
  令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書をご覧ください。
  この報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を報告するものでございます。
  中ほど、資金不足比率の表と併せて、議案参考資料の報告第6号関係をご覧ください。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、歳出額が歳入額を超えた決算とはなっておりません。したがいまして、資金不足比率は空欄とするものでございます。
  なお、この欄の下に括弧書きで20%と書いてありますが、こちらは資金不足比率が20%を超えた場合には早期の健全化が必要な状況にあるとして判断される数字となっております。
  続きまして、備考欄の金額5,281万7,000円、これにつきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、令和3年度浄化槽使用料の収入金額でございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、報告第7号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、報告第7号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  説明につきましては、議案参考資料の報告第7号関係をご覧いただきたいと思います。
  まず、この報告の根拠ですが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告するものです。
  その下の要点の表の部分をご覧ください。
  まず、資金不足比率の欄ですが、水道事業会計は資金不足額が発生しておりませんので、この欄には数字は記載されません。
  なお、この欄の下の括弧書き、20%とあるのは、資金不足比率が20%を超えた場合には早期の健全化が必要な状況と判断される数値になります。
  また、右側の備考欄の金額2億820万3,000円は、事業規模の数値、具体的には営業収益の金額でございます。
  以上で報告第7号についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 監査委員から、令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見書が提出されております。
  ここで監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  堀口代表監査委員。
○堀口 正代表監査委員 監査委員の堀口正でございます。よろしくお願いいたします。
  令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見を報告させていただきます。
  本意見書につきましては、お手元に配付されておりますので、その審査結果のみを報告させていただきます。
  それでは、健全化判断比率、資金不足比率の順に報告をいたします。
  最初に、令和3年度決算に基づく健全化判断比率審査意見についてご報告いたします。
  表紙をおめくりいただき、1ページをお開きください。
  第5、審査の結果ですが、審査に付された健全化判断比率は適正に算定され、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されているものと認められるものでした。
  個別意見等はご覧のとおりです。特に指摘すべき事項はございません。
  次に、資金不足比率審査意見ですが、ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計、ときがわ町水道事業会計の順にご報告いたします。
  3ページをお開きください。
  令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率審査意見について報告いたします。
  第5、審査の結果ですが、審査に付された資金不足比率は適正に算定され、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されているものと認められるものでした。
  個別意見等はご覧のとおりです。特に指摘すべき事項はございません。
  次に、第5ページをお開きください。
  令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率審査意見について報告いたします。
  第5、審査結果ですが、審査に付された資金不足比率は適正に算定され、その算定の基礎となる事項を記載した書類は、適正に作成されているものと認められるものでした。
  個別意見はご覧のとおりです。特に指摘すべき事項はございません。
  以上で健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見の報告とさせていただきます。
○小島利枝議長 これより報告第5号 令和3年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  健全化判断比率ということで、9月の決算審査においては、2007年の平成19年の北海道の夕張の件でこういうものができて閣議決定されたものですけれども、実質公債費比率においては、夕張の2007年頃には3.5%ですか。それで、ときがわ町は県で一番で全国で12番ということを以前の関口町長が、今の渡邉町長がエコノミストを持ってきてすごいんだよということでしたわけなんですけれども、将来負担比率に関してちょっと聞きたいんですけれども、19.7%ダウンしたと。これは、課長が説明したと思うんですけれども、ちょっと聞き漏らしちゃって、申し訳ないんですけれども、もう一回、説明お願いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 もう少し細かい部分でご説明をさせていただきますと、将来負担につきましては、まず分子となるものが起債残高になります、町債の残高ですね。こちらのほうが令和3年度中に約4億円ほど減少しております。そして、分母の中にときがわ町の基金の残高があります。基金の残高につきましては、これもやはり、今ちょっと具体的に幾らという数字は思い出せないんですけれども、たしか3億ぐらい増えていたような気がするんですけれども、そうしたことが影響いたしまして、大きく19.7ポイント減少したということになってございます。
  以上です。
○8番 前田 栄議員 結構です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 同じような質問なんですけれども、かなりの改善になっているわけですよね、改善とかいっていいのかどうか分からないですけれども。これ、基金の残が1億円ぐらい減ったということですか。基金が増えたということですか、1億円ぐらい。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 すみません、もう一度、じゃご説明させていただきますけれども、将来負担額、こちらが先ほどもご説明したように町の借金、町債になります。こちらの残高が、たしか昨年は公債費として6億ちょっとだったと思うんですね、令和3年度については。そこに対しまして、新たに借り入れたものが2億ぐらいだったと思うんですけれども、その差額が記載残高が減ったというふうなご説明をさせていただきました、それが4億ぐらいというお話なんですけれども。そして、基金が増えたことによりまして、今、すみません、先ほど3億ぐらいと言ってしまったんですけれども、実際には2億4,000万円ほどです。これが増えたことによりまして、借りているお金に充当できる財産が増えたということで、将来的には負担が減ったということになりますので、ご理解いただければと思います。
○小島利枝議長 岩田議員、よろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 いいです。分かりました。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより報告第6号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより報告第7号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
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   ◎議案第37号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第5、議案第37号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号))を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第37号 専決処分の承認を求めることについて。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  令和4年9月6日提出。ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第37号 専決処分の承認を求めることについて提案理由を申し上げます。
  住民税非課税世帯等への臨時特別給付金給付及び子育て世帯生活支援特別給付金給付に係る経費を緊急に補正する必要が生じため、令和4年7月7日付、令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により承認を求めるものであります。
  詳細につきましては、企画財政課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第37号 専決処分の承認を求めることについて詳細説明をさせていただきます。
  今回のこの専決処分の内容につきましては、令和4年度ときがわ町一般補正会計予算(第3号)で、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金及び子育て世帯生活支援特別給付金に係る経費でございます。
  予算の詳細につきましては、議案参考資料によりご説明させていただきます。
  議案第37号関係をご覧いただきたいと思います。
  要点につきまして、要点1につきましては、先ほどご説明したとおりでございます。
  要点2、補正額といたしまして、歳入歳出にそれぞれ2,383万6,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ55億896万9,000円とするものです。
  要点3といたしまして、内容は、住民税非課税世帯等への臨時特別給付金給付及び子育て世帯生活支援特別給付金給付に係る経費を緊急に補正する必要が生じたためです。
  まず、歳入でございますが、15款2項2目の民生費国庫補助金2,383万6,000円でございます。内訳といたしまして、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業費補助金1,414万円、子育て世帯生活支援特別給付金給付969万6,000円でございます。
  続いて、歳出でございますが、歳出、3款1項1目の住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付1,414万円、そして同款2項1目の子育て世帯生活支援特別給付金給付969万6,000円。いずれも10割、国庫からの負担になってございます。
  以上をもちまして、議案第37号の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより、議案第37号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度 ときがわ町一般会計補正予算(第3号))の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中です。
  この2つの給付金の世帯数と詳細をお願いします。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  まず、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金のほうですが、こちらにつきましては133世帯を予定しております。
  続きまして、子育て世帯支援特別給付金につきましては、969万6,000円のうち実際に給付する事業としましては885万円を予定しておりますので、885万円を5万円で割った人数として設定しております。177人です。
○7番 山中博子議員 世帯ですか。
○山ア俊樹福祉課長 人です。住民税非課税世帯は世帯数ですが、子育てのほうは子供の数になりますので人となります。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 これは既に給付して、いつからいつまでに給付したものなんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  まず、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金ですが、こちらは令和3年度の8号補正で上げさせていただいた事業と同類の事業となっております。令和3年度の8号補正で上げさせていただいたのは、令和3年度の住民税が非課税であった世帯が対象でしたが、今回、上げさせていただきましたのは令和4年度の住民税が非課税世帯となった方が対象となっております。したがいまして、非課税が確定するのが7月になってからということでしたので、7月以降に実施をさせていただきました。
  現在、給付した数が143世帯分に給付しております。対象が133というお話ししたんですが、実は話が複雑になるんですが、令和4年度の1号補正で令和3年度分の非課税世帯のものを補正予算計上させてもらったんですが、これと同じ枠で使えるということでしたので、今回、 補正で上げさせてもらったものを若干上回っているんですが、不足分はそちらから支払いの手続をしておりますので、ご理解ください。
  また、子育て世帯に関しましては、同じように手続をしまして8月以降に給付しております。既に96名分の支出をさせていただいたところでございます。
  以上です
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 現時点の人数はお伺いしたんですが、それ以降、いつまでという期限的なものがあるんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  まず、住民税非課税世帯に関する事業になりますが、こちらの申請期限が9月末までとなっているんですが、事業としましては一応12月まで実施できるという形で予定しております。また、子育て世帯に関する事業につきましては、おおむね事業のほうは対象者に関しては支給し終わっております。ただ、今後、仮になんですが、令和4年度が課税世帯であった方の中で令和4年1月以降にコロナの影響で家計が急変をして非課税世帯と同じぐらいの収入になっちゃった方については、申請に基づいてこの制度を利用することができます。こちらにつきましては、年内の申請ができるような手続となっております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
  すみません、何問ですか。質問数教えてください。
○10番 岩田鑑郎議員 1問。
  山ア課長、885万円使ったというんですが、支出969万6,000円になっているんじゃないんですか。84万6,000円、そういうのを積み立てて、基金が増えたということですか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  この補助金の金額につきましては、実は町から積み上げてこれだけくださいといったものでなくて、今回、親切に国のほうがこの金額で申請してくださいということで、国から示された金額で予算措置をさせていただきました。しかしながら、実際の対象者は国が見込んだ 数よりもかなり少なくて、基本的には残として残ってしまうというふうに想定しております。
  以上です。
          (発言する者あり)
○山ア俊樹福祉課長 失礼しました。960万円と885万円の差ですが、システム改修ですとか通知とかを発送する分の費用となっております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 要望ですが、そういうときにそういう説明してもらいたいんですよね。だって、決算が969万6,000円で885万円しか使わなかったと言われると、じゃ余っちゃうんじゃないかって考えますよね。
  以上です。今後は要望です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより、議案第37号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号))を採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時50分といたします。
                                (午前10時37分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案の一括上程について
○小島利枝議長 お諮りいたします。日程第6、認定第1号から日程第12、議案第38号までは、いずれも決算認定に関する案件でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号〜認定第6号、議案第38号の上程、説明
○小島利枝議長 日程第6、認定第1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第7、認定第2号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第3号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第4号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第5号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、認定第6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第12、議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 認定第1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第2号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第3号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第4号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第5号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について。
  地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第4項の規定に基づき、令和3年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付し、併せて同法第32条第2項の規定に基づき、令和3年度ときがわ町水道事業会計未処分利益剰余金の処分について議決を求める。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてまで順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、認定第1号から認定第6号までの議案及び議案第38号について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は65億4,294万2,845円で、歳出総額は61億6,586万3,507円となり、実質収支額は3億3,092万2,108円となりました。歳入の構成比が一番大きいものは地方交付税で、収入済額は25億2,727万7,000円となり、38.6%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは町税で、収入済額は13億170万3,655円となり、19.9%の構成比となりました。
  歳出の構成比が一番大きいものは民生費で、支出済額は17億3,641万7,863円となり、28.2%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは総務費で、支出済額は14億6,248万8,494円となり、23.7%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は15億8,831万7,377円で、歳出総額は14億7,785万7,946円となり、実質収支額は1億1,045万9,431円となりました。
  次に、認定第3号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億4,478万2,980円で、歳出総額は1億4,283万3,747円となり、実質収支額は194万9,233円となりました。
  次に、認定第4号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は11億4,955万1,163円で、歳出総額は11億1,261万3,212円となり、実質収支額は3,693万7,951円となりました。
  次に、認定第5号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億2,020万2,566円で、歳出総額は1億1,804万7,850円となり、実質収支額は 117万4,216円となりました。
  次に、認定第6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出の総額はそれぞれ2,015万716円となり、実質収支額はゼロとなりました。
  次に、議案第38号 令和令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてご説明を申し上げます。
  収益的収入及び支出は、収入が3億3,908万6,716円で、支出が3億412万2,883円となりました。また、資本的収入及び支出は、収入が1億1,555万1,600円で、支出が3億4,389万8,434円となりました。
  続きまして、剰余金の処分につきましては、未処分利益剰余金3,000万円をご議決いただき、処分するものであります。
  以上、監査委員の意見をつけてご提案申し上げますので、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  なお、詳細につきましては、認定第1号から認定第6号までは会計室長から、議案第38号は水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、認定第1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、順次細部説明を求めます。
  正木会計室長。
○正木達也会計管理者兼会計室長 会計室長の正木でございます。よろしくお願いいたします。
  それでは、認定第1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から認定第6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定までの細部説明をさせていただきます。
  まず初めに、総括的事項について申し上げます。議案参考資料をご覧ください。
  議案参考資料の認定第1号から第6号関係、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料の2ページをお開きください。
  参考資料2ページ、こちらは各会計の決算額と前年度決算額との比較の表になります。表の令和3年度の欄をご覧ください。
  最下段の合計の行になりますが、水道事業会計を除く一般会計ほか5つの特別会計の歳入総額は95億6,594万7,647円、歳出総額は90億3,736万6,978円となりました。表の中央にあり ます令和2年度と比べますと、表の右側の前年度比較にあるとおり、歳入総額で5億5,550万7,926円の減、歳出総額で6億8,136万6,389円の減となりました。
  それでは、認定第1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから内容説明をさせていただきます。
  決算書の12ページをお開きください。
  令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  なお、この決算書は左右2ページ見開きで構成されております。左側のページ番号を申し上げますので、関係ページを開いていただき、左右両方のページをご覧いただければと思います。
  また、決算書におきましては、多くのページが定められた様式で作成されているため、前年度額及び前年度比較額などの記載はございません。参考として口頭で前年度比較額などを申し上げる機会がありますので、よろしくお願いいたします。
  まず、1款町税ですが、調定額13億1,147万7,927円に対し、収入済額は13億170万3,655円となりました。徴収率は99.3%、前年度から0.1ポイントの増となりました。また、不納欠損額は198万2,474円、収入未済額779万1,798円となりました。
  次に、18ページをご覧ください。
  18ページ中段の11款地方交付税の収入済額は25億2,727万7,000円で、前年度と比較して、率で16%、金額で3億4,790万円の増となりました。地方交付税の内訳は、右側の備考欄に記載されているとおり、普通交付税が22億6,475万7,000円、前年度より2億6,775万1,000円の増となり、特別交付税が2億6,252万円、前年度より8,014万9,000円の増となっております。
  次に、少し飛びまして、24ページをご覧ください。
  24ページ上段の15款国庫支出金は、調定額9億6,930万4,471円に対し、収入済額は9億6,630万4,471円となりました。収入未済額が300万円ございますが、これは令和4年度への繰越事業となりました大規模盛土造成地変動予測調査事業の財源となる国庫支出金分でございます。
  国庫支出金の主な収入といたしましては、同じページの1項3目衛生費国庫負担金、1節保健衛生費負担金の備考欄にあります新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金6,347万9,922円、その下の2項1目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金の備考欄、新 型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の現年分1,565万6,000円、繰越明許分1億5,700万6,000円、自動車環境総合改善対策費補助金3,300万円などがございます。こちらの自動車環境総合改善対策費補助金は電気バス購入に係る補助金でございます。
  そのほかにも、次のページ、26ページの上段、2項2目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金のうち、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業費補助金9,288万9,000円、同じく2節児童福祉費補助金のうち、備考欄3行目の子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金1億1,148万8,000円、同じページの下段から次の28ページにかけての2項5目衛生費国庫補助金、1節保健衛生費補助金のうち、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業国庫補助金、現年分1,929万3,000円、繰越明許分3,512万円などとなっております。
  続きまして、同じく28ページ中段の16款県支出金は、調定額4億1,796万6,765円に対し、収入済額は3億9,806万4,765円となりました、県支出金につきましても、1,990万2,000円の収入未済額がございますが、こちらも令和4年度への繰越事業となりました西平1地区・西平2地区地籍調査事業の財源となる県支出金分でございます。
  県支出金の主な収入といたしましては、1枚めくっていただきまして、30ページ上段の2項1目総務費県補助金、1節総務管理費補助金のうち、廃止代替貸切バス路線確保対策費補助金945万円、その下の同目2節埼玉県ふるさと創造資金581万8,000円、さらに次のページ、32ページ下段の2項9目災害復旧事業費県補助金、1節の農林水産施設災害復旧事業費補助金の1,521万円、その下の同目2節土木施設災害復旧事業費補助金の3,926万円などでございます。
  次に、少し飛びまして、38ページをご覧ください。
  38ページ下段の20款繰越金の収入済額3億563万9,742円、これは令和2年度からの繰越金でございますが、前年度より7,920万9,367円の増となりました。
  次に、44ページをご覧ください。
  44ページ中段の22款町債の収入済額は2億8,408万9,000円となりました。主なものといたしましては、1項2目の臨時財政対策債の2億988万9,000円のほか、その上、1項1目土木債の1節道路整備事業債の4,690万円、同項16目災害復旧事業債の2,130万円などとなっております。
  次に、46ページ最下段となります。歳入合計をご覧ください。
  令和3年度の歳入合計ですが、収入済額は65億4,294万2,845円で、前年度より5億9,815万4,563円の減となりました。
  これで、令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入について内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳出について内容説明をさせていただきます。
  48ページをご覧ください。
  歳出の説明におきましては、左右2べージ見開きの右側備考欄にあります各事業別の記載にも触れながら説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
  まず、48ページ、1款議会費の支出済額は7,297万4,566円で、前年度より398万2,806円の減となりました。
  次に、50ページをご覧ください。
  50ページ下段の2款総務費の支出済額は14億6,248万8,494円となりました。また、翌年度繰越額の繰越明許費は2,235万2,000円に、事故繰越は492万4,230円となっております。
  1項1目一般管理費の支出済額は3億4,316万3,795円でした。主なものとして、57ページから59ページにかけての備考欄、庁舎維持管理事業の14節工事請負費の駐車場改修工事の支出済額811万2,500円、こちらは本庁舎駐車場の舗装改修工事に対するものでございます。
  次に、62ページをご覧ください。
  1項4目の会計管理費の支出済額は358万4,839円で、前年度より202万2,781円の増となりました。これは、キャッシュカードをお持ちであれば、金融機関に出向かなくても役場の窓口で税等の口座振替の手続ができる口座振替受付サービス事業に246万513円を支出したことによるものでございます。
  次に、64ページをご覧ください。
  64ページ下段の1項8目公共施設等総合管理基金費の支出済額は2億9,621万8,949円で、前年度より1億8,866万758円の増となりました。これは、将来を見据え、公共施設の整備等に係る財源として基金に積み増ししたことによるものでございます。
  次に、66ページをご覧ください。
  1項9目企画費の支出済額は3億8,737万1,845円となりました。主なものとして、73ページをご覧ください。そちらの備考欄でございます。交通対策事業の電気バス5台と乗合タクシー1台の購入の費用としての備品購入費1億2,083万910円、77ページをご覧ください。そちらの備考欄でございます。若者定住化促進事業の若者定住化補助金780万円などがございます。
  次に、78ページをご覧ください
  78ページ、1項11目自治振興費の支出済額は3,996万8,018円となりました。主なものといたしましては、79ページの備考欄中段の集会所管理事業の工事請負費、施設解体工事の888万3,600円がございます。こちらは、田黒農村センター及び竹の谷文化センターの解体工事に係る支出でございます。
  続けて、81ページをご覧ください。
  備考欄中段、難視聴対策事業として、金比羅山テレビ共同受信組合に対し、テレビ共同受信施設改修事業補助金として460万6,800円を支出いたしました。
  次に、86ページをご覧ください。
  1項15目諸費の支出済額は4,133万8,649円となりました。主なものとしては、備考欄の中段、防犯灯整備事業において、街路灯のLED電球への交換工事を行ったことによる工事請負費繰越明許分の3,337万2,900円の支出がございます。
  次に、88ページをご覧ください。
  88ページ下段、2項徴税費の支出済額は8,912万4,358円となっております。
  続きまして、94ページをご覧ください。
  94ページ中段、3項戸籍住民基本台帳費の支出済額は4,848万2,696円となりました。主なものとして、97ページの備考欄をご覧ください。中段の比企広域市町村圏組合斎場特別会計負担金として506万9,000円、その2行下、コンビニ交付システム運営負担金として69万963円を支出いたしました。
  なお、転出・転入手続のワンストップ化の推進事業の予算330万円を繰越明許費として翌年度に繰り越しております。
  次に、96ページをご覧ください。
  4項選挙費の支出済額は2,139万3,877円となりました。同項7目衆議院議員選挙費は805万4,694円、次のページ、98ページ下段の同項12目町長選挙費は69万8,173円、さらに次のページ、100ページになります。同項13目の町議会議員選挙費は1,207万6,346円の支出となっております。
  次に、104ページをご覧ください。
  104ページ中段の3款民生費の支出済額は17億3,641万7,863円となりました。また、翌年度繰越額の繰越明許費は721万7,000円となっております。
  1項1目社会福祉総務費の支出済額は1億8,443万8,533円となりました。主なものとして、 109ページをご覧ください。備考欄中段の住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付では、特別給付金として8,330万円を支出いたしました。
  同じく108ページ、1項2目の障害者福祉費の支出済額は4億4,797万4,752円となりました。主な内容といたしましては、同じく109ページの備考欄、障害者福祉事業の、1枚めくっていただきまして、111ページになりますかね。18節負担金、補助及び交付金の負担金、介護給付費・訓練等給付費負担金として3億6,974万6,345円を支出いたしました。これは、障害がある方が居宅や施設において受けた介護や訓練等のサービスに要した費用に対するものです。
  少し飛びまして、118ページをご覧ください。
  2項の児童福祉費の支出済額は5億6,230万2,965円となりました。同項1目児童福祉総務費の支出済額は2億9,515万1,094円となり、主なものといたしまして、121ページ、備考欄中段の放課後児童対策事業として3,535万1,790円を、また、1枚めくっていただきまして、123ページ、備考欄の子育て世帯への臨時特別給付金給付の特別給付金1億1,130万円、その下の子育て世帯生活支援特別給付金給付の125ページに記載のある特別給付金として590万円を支出いたしました。
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
  再開を11時40分といたします。
                                (午前11時31分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 細部説明を、正木会計室長、お願いいたします。
○正木達也会計管理者兼会計室長 それでは、休憩前に引き続きまして、132ページをご覧ください。
  132ページ中段の4款衛生費の支出済額は5億6,036万3,095円となりました。
  1項保健衛生費の支出済額は3億3,674万5,193円となり、主なものといたしましては、139ページをご覧ください。2目予防費、備考欄下段にあります成人健診事業の支出済額は1,290万3,141円で、前年度より642万2,776円の増となりました。続けて、143ページの備考欄をご覧ください。新型コロナウイルスワクチン接種事業として7,780万6,348円を支出いた しました。
  次に、146ページをご覧ください。
  3目環境衛生費として7,177万6,060円を支出いたしました。149ページの備考欄上段をご覧ください。
  ごみ減量化推進事業として141万1,368円を支出しております。
  次に、同じ148ページ、4目上水道費、備考欄をご覧ください。
  上水道施設一般管理事務において、水道事業会計に対し高料金対策補助金として7,000万円支出しております。
  同じく148ページ下段の2項清掃費の支出済額は2億2,361万7,902円となりました。主なものといたしましては、150ページ、2目塵芥処理費の備考欄、小川地区衛生組合塵芥処理費負担金1億1,140万8,000円、その下、3目し尿処理費の備考欄、小川地区衛生組合し尿処理費負担金4,979万1,000円などがございます。
  次に、150ページ下段の5款労働費の支出済額は259万8,003円となっております。
  次に、152ページをご覧ください。
  152ページ中段の6款農林水産業費の支出済額は1億1,878万7,747円となりました。
  1項農業費の支出済額は9,889万3,077円となっており、主な支出としては、3目農業振興費の159ページをご覧ください。備考欄上段の有害鳥獣対策事業の652万1,460円、4目農地費の161ページ、備考欄下段の土地改良施設等応急修繕事業の1,069万9,946円などがございます。
  162ページの2項林業費の支出済額は1,989万4,670円となっており、主な支出としては、163ページ備考欄下段の林道維持補修事業の760万3,620円がございます。
  次に、166ページをご覧ください。
  166ページ中段の7款商工費の支出済額は2億9,643万6,631円となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は5,899万円になります。主なものといたしまして、1項3目商工振興費では、169ページの備考欄中段にありますときがわ町中小企業・個人事業主応援金事業では、事業主応援金として、売上げが減少した町内の中小企業及び個人事業主の支援のため1,734万9,000円を支出いたしました。
  また、その下のときがわ町新生活応援商品券発行事業では、コロナ禍での2度目の緊急事態宣言後の家計への支援と落ち込んだ個人消費の喚起などのため、次のページ、171ページ、備考欄に記載のあるように、補助金として1億1,399万7,000円を支出いたしました。
  その下にありますときがわ町事業主等新型コロナウイルス感染予防対策支援事業では、事業主等が行う感染防止対策費用の一部を補助するために、事業主補助金として1,028万8,368円を支出いたしました。
  次に、174ページをご覧ください。
  1項4目観光費では、175ページの備考欄中段にありますように観光施設管理運営事業で木のむらキャンプ場トイレ新築工事の費用1,410万7,500円を含め、5,190万8,817円を支出いたしました。
  次に、180ページをご覧ください。
  180ページ中段の8款土木費の支出済額は3億4,144万4,237円となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は3,925万8,000円になります。主な内容といたしましては、182ページ中段の2項道路橋りょう費ですが、支出済額は1億8,119万4,646円で町道の舗装修繕工事、道路改良工事などに支出いたしました。
  188ページをご覧ください。
  188ページの4項都市計画費の支出済額は3,637万4,714円となりました。189ページの備考欄下段にあります移住・定住化促進事業では、住宅用地の造成工事費用、土地購入などのために2,438万2,067円を支出いたしました。
  次に、194ページをご覧ください。
  194ページ下段の9款消防費の支出済額は3億329万3,602円となりました。主な内容といたしましては、1項3目防災費、197ページの備考欄です。下段にあります防災対策事業で防災倉庫設置工事などに1,298万6,540円を支出いたしました。
  次に、200ページをご覧ください。
  200ページ中段の10款教育費の支出済額は4億8,111万3,637円となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は1,166万8,000円になります。
  1項教育総務費の支出済額は1億3,816万3,174円となっており、主な内容といたしましては、充実した教育現場を実現するために、209ページの備考欄中段の少人数学級推進事業に1,427万6,611円、その下の学校生活支援事業に1,297万7,331円、1ページめくっていただきまして、211ページ、備考欄中段の小学校学習支援事業に204万9,970円を支出しております。
  また、コロナ対策事業として、同じページの下段にあります感染症対策等の学校教育活動継続支援事業については、事務局費として300万円を支出しているほか、小中学校費からも支出しており、そちらからの支出額合計は150万2,500円でございます。
  少し飛びまして、244ページをご覧ください。
  244ページ中段の5項社会教育費の支出済額は1億1,820万9,688円となりました。主なものとして、5目文化財保護費で、小倉城跡周辺整備のため、少し飛びまして、259ページの備考欄をご覧ください。259ページ、備考欄の下段、史跡小倉城跡整備事業として878万9,000円を支出いたしました。
  次に、276ページをご覧ください。
  276ページ下段の11款災害復旧費の支出済額は7,802万4,600円で、前年度より7,648万4,210円の減となりました。
  1項1目道路橋りょう災害復旧費として大附地内の町道都1349号線の災害復旧工事に4,451万7,000円を支出いたしました。また、1ページめくっていただきまして、6項1目農林水産施設災害復旧費繰越明許分として、大野地内の森林管理道大野峠線災害復旧工事に405万7,600円を、椚平地内の森林管理道泉川線(1号箇所)災害復旧工事に667万700円を、事故繰越分として大野地内の森林管理道橋倉線災害復旧工事に2,227万1,100円を支出いたしました。
          (「どこに書いてあるか分からないところがあるんですが、説明するときに金額を言われてどこに組まれているのかも分からないんですが」と呼ぶ者あり)
○正木達也会計管理者兼会計室長 災害復旧の……
          (「金額を言われるんですが、どこに書いてあるか分からなくなって、どこにそれが」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 山中議員、ちょっとすみません。
  休憩いたします。
                                (午前11時54分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○正木達也会計管理者兼会計室長 では、同じページ、278ページですかね。中段の12款公債費の支出済額は7億1,192万1,032円で、前年度より2,992万3,694円の増となりました。
  同じページ下段の13款予備費ですが、279ページ、281ページの備考欄に記載してあります ように、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費など10の科目に合計1,725万7,000円を充用いたしました。
  280ページの最下段になりますが、令和3年度の歳出合計は支出済額61億6,586万3,507円で、前年度より6億6,959万4,159円の減となりました。また、令和4年度への翌年度繰越額として、繰越明許費1億3,948万5,000円、事故繰越として492万4,230円を繰越しいたしました。
○小島利枝議長 休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午前11時58分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 細部説明の続きをお願いします。
  正木会計室長。
○正木達也会計管理者兼会計室長 それでは、午前中に引き続きまして、細部説明のほうをさせていただきます。
  283ページをご覧ください。
  令和3年度一般会計歳入歳出決算財産に関する調書でございます。
  まず、1、公有財産の(1)土地及び建物ですが、土地につきましては、公共用財産のその他の施設の決算年度中増減高が合計7,847.95平方メートルの増となっております。これは、田中・関堀地内の移住・定住促進化事業用地や弓立山山頂の用地等の取得によるものでございます。
  次に、284ページをお願いいたします。
  (2)山林でございますが、面積につきましては決算年度中増減はありませんでした。立木の推定蓄積量につきましては、決算年度中3,005立方メートルの増となっております。
  その下にあります(3)出資による権利及び(4)預託金につきましては、令和3年度中の増減はありませんでした。
  次に、285ページをお願いいたします。
  2、物品でございますが、こちらは町が保有する50万円以上の物品の一覧となっておりま す。
  次に、287ページの3、基金をご覧ください。
  決算年度中、増減のあった主なものといたしまして、(3)の公共施設等総合管理基金が2億9,621万8,949円の増となっております。これは、将来、公共施設等の整備、更新及び除却等に必要な経費の財源に充てるため一般会計から積み立てたものでございます。
  また、(5)の地域福祉基金が5,000万円の増となっております。これは、地域における保健福祉活動に関連する事業の財源とするため積み立てたものでございます。
  以上で、認定第1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第2号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  298ページをお開きください。
  ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款国民健康保険税ですが、調定額2億4,098万4,717円に対し、収入済額は2億3,336万3,538円となり、前年度と比較して収入済額で872万4,910円の減となりました。また、徴収率は前年度から0.2ポイント減少して96.8%となりました。不納欠損額は118万1,650円、収入未済額は643万9,529円となっております。
  なお、年度平均の加入世帯数は1,951世帯、被保険者数は3,086人でございます。
  同じページの3款国庫支出金の収入済額は123万5,000円で、これは災害臨時特例補助金としての収入で、内容としては、新型コロナウイルス感染症の影響により事業収入等が減少してしまった被保険者の国保税を減免した場合の国の助成措置であります。
  次に、同じページの最下段をご覧ください。
  4款県支出金の収入済額は11億4,414万1,956円で、歳入総額の72%を占めております。
  次のページ、300ページをご覧ください。
  1項1目保険給付費等交付金につきましては、市町村の保険給付に要した費用が全額交付される普通交付金と、市町村の財政状況、その他の個別の事情に応じて交付される特別交付金がございます。
  次に、同じページの6款繰入金の収入済額は1億4,627万136円で、前年度より7,301万8,136円の増となりました。これは、次のページ、302ページの財政調整基金からの繰入金 6,458万4,000円を含めたものとなっております。
  続きまして、304ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和3年度の歳入合計ですが、収入済額は15億8,831万7,377円で、前年度より5,739万425円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  308ページをご覧ください。
  308ページ中段の2款保険給付費の支出済額は10億8,989万416円で、前年度より2,690万4,701円の減となりました。この保険給付費は歳出総額の73.7%を占めており、被保険者が疾病や負傷などにより医療機関を受診した際の診療や投薬、入院などの費用に充てられるものでございます。加入世帯数で割ると1世帯当たり55万8,632円、被保険者1人当たりでは35万3,173円となりました。
  次に、312ページをご覧ください。
  312ページ中段の3款国民健康保険事業費納付金の支出済額は3億2,445万4,954円、歳出総額の22%を占めております。この納付金は、市町村から県の特別会計に支出するもので、300ページから302ページにありました歳入の4款県支出金のうち、1項1目1節普通交付金の財源となるものです。
  続きまして、314ページをご覧ください。
  314ページ下段の5款保健事業費の支出済額は1,283万9,135円で、前年度より374万4,570円の増となりました。主な内容といたしましては、右側317ページの備考欄上段にあります特定健康診査等事業の12節委託料の基本検診委託料、人間ドック委託料の支出などがございます。
  続きまして、2枚めくっていただきまして、320ページの最下段の歳出合計をご覧ください。
  令和3年度の歳出合計ですが、支出済額は14億7,785万7,946円で、前年度より948万6,471円の増となりました。
  続きまして、323ページ、令和3年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書をご覧ください。
  本特別会計に属する財産は、ここに記載されている3つの基金でありまして、令和3年度中に増減のあったものとして、(1)の国民健康保険財政調整基金は3,329万7,295円の減となり、決算年度末現在高は1億8,715万6,705円となっております。また、(3)の出産費資 金貸付基金につきましては、平成18年度を最後にこの基金からの利用がなく、令和3年度中に基金条例が廃止されたことから、決算年度末現在高はゼロとなっております。
  以上で、認定第2号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第3号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  334ページをお開きください。
  ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款後期高齢者医療保険料ですが、調定額1億1,023万8,020円に対し収入済額は1億925万1,600円となり、前年度と比較して収入済額で302万9,020円の増となりました。後期高齢者医療保険料は歳入総額の75.5%を占めております。また、不納欠損額は24万9,680円、収入未済額は73万6,740円となりました。
  なお、令和4年3月末日現在の被保険者数は1,986人でございます。
  次に、その下の2款繰入金の収入済額は3,308万1,656円で、前年度より25万1,287円の増となりました。その内訳といたしましては、1項1目事務費繰入金132万4,000円と1項2目保険基盤安定繰入金3,175万7,656円でございます。
  そのほか、3款繰越金204万1,624円、4款諸収入40万8,100円を合わせまして、1枚めくっていただきまして、336ページの最下段になりますが、令和3年度歳入合計の収入済額は1億4,478万2,980円で、前年度より383万4,994円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  338ページをご覧ください。
  1款総務費の支出済額は130万6,087円で、前年度より54万7,809円の減となりました。
  次に、その下の2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は1億4,112万3,856円で、前年度より418万2,967円の増となりました。後期高齢者医療広域連合納付金は歳出総額の98.8%を占めております。
  内容といたしましては、被保険者に納入いただいた保険料などを埼玉県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。
  その他、その下にあります3款諸支出金40万3,804円を合わせまして、次のページ340ページ最下段になりますが、令和3年度歳出合計の支出済額は1億4,283万3,747円で、前年度よ り392万7,385円の増となりました。
  以上で、認定第3号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第4号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  352ページをお開きください。
  ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款保険料ですが、調定額2億7,808万6,753円に対し収入済額は2億7,325万1,153円となり、前年度と比較して収入済額で46万9,056円の増となりました。また不納欠損額は126万6,100円、収入未済額は356万9,500円となり、65歳以上の第1号被保険者の収納率は98.3%となりました。
  なお、令和4年3月末日現在の第1号被保険者数は4,223人でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は2億2,280万9,792円で、前年度より487万3,637円の減となりました。
  主な内容といたしましては、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金の1億8,255万6,907円で、法令等の基準に基づき交付されたものでございます。
  次に、354ページをご覧ください。
  354ページ、中段の4款支払基金交付金の収入済額は2億9,615万1,489円で、前年度より1,627万9,869円の増となりました。こちらは社会保険診療報酬支払基金に集められた40歳から64歳までの第2号被保険者の介護保険料が交付金として町に交付されたものでございます。
  次に、358ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和3年度の歳入合計ですが、収入済額は11億4,955万1,163円で、前年度より381万2,677円の減となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  360ページをご覧ください。
  1款総務費の支出済額は1,190万3,022円で、前年度より163万4,713円の増となりました。
  主な内容といたしましては、最下段の3項介護認定審査会費で、介護認定のための調査や認定審査会に要する事務費として881万7,513円を支出しております。
  続きまして、362ページをご覧ください。
  362ページ、下段の2款保険給付費の支出済額は10億5,352万1,120円で、前年度より3,848万5,279円の増となりました。保険給付費は歳出総額の94.7%を占めております。
  主な内容といたしましては、次のページにかかりますが、1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費の支出済額は3億3,340万5,711円で、訪問介護や通所介護、短期入所生活介護などに要する費用に支出したものでございます。
  次に、その下の3目地域密着型介護サービス給付費の支出済額は1億5,924万5,897円で、グループホームなどの町が指定した事業所で、利用が原則として町民に限定された地域密着型の介護サービスに要する費用に支出したものでございます。
  次に、その下の5目施設介護サービス給付費の支出済額は4億4,981万5,508円で、特別養護老人ホームなど施設入所者に対するサービスに要する費用に支出いたしました。
  少し飛びまして、372ページをご覧ください。
  372ページ、下段の4款地域支援事業費の支出済額は1,971万7,191円で、予防のための訪問や通所に係る費用などに支出したものでございます。
  また、少し飛びまして、380ページの最下段、歳出合計をご覧ください。
  令和3年度の歳出合計ですが、支出済額は11億1,261万3,212円、前年度より1,021万2,192円の減となりました。
  続きまして、383ページをご覧ください。
  令和3年度介護保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この介護保険給付費準備基金のみでございます。令和3年度中に200万7,928円の増となっております。
  以上で認定第4号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第5号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  394ページをご覧ください。
  ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款分担金及び負担金ですが、収入済額は302万1,800円で、前年度より100万9,500円の減となりました。こちらは浄化槽設置費の分担金でございます。
  次に、その下の2款事業収入ですが、調定額5,337万8,598円に対し収入済額は5,281万 7,839円となり、前年度と比較して収入済額で24万3,611円の減となりました。こちらは使用者から徴収する浄化槽の使用料でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は760万2,000円で、前年度より592万円の減となりました。こちらは浄化槽整備事業費補助金でございます。
  続きまして、その下の4款県支出金の収入済額は200万円で、前年度より320万円の減となっております。こちらは浄化槽整備・普及啓発事業費奨励交付金でございます。
  1枚めくっていただきまして、396ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和3年度の歳入合計ですが、収入済額は1億2,020万2,566円で、前年度より1,080万9,062円の減となりました。
  続きまして、歳出についての内容説明をさせていただきます。
  398ページをご覧ください。
  398ページ、下段の2款施設管理費の支出済額は4,866万2,960円で、前年度より9万523円の増となりました。
  主な内容といたしましては、右側の備考欄、浄化槽維持管理事業で、1枚めくっていただきまして401ページをご覧ください。401ページの備考欄、12節委託料の浄化槽清掃委託料及び浄化槽保守点検委託料を合わせまして4,224万2,920円を支出いたしました。
  その下の3款施設整備費の支出済額は2,252万6,600円で、前年度より1,417万8,500円の減となりました。
  主な内容といたしましては、右側の備考欄、浄化槽整備事業にありますように、14節工事請負費の浄化槽設置工事1,505万5,600円、15節原材料費の浄化槽本体購入費600万6,000円などを支出しております。
  そして、その下の最下段になりますが、令和3年度歳出合計の支出済額は1億1,804万7,850円で、前年度より1,101万6,851円の減となりました。また、令和4年度への翌年度繰越額として、継続費逓次繰越98万500円を繰越しいたしました。
  以上で認定第5号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  412ページをお開きください。
  ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさ せていただきます。
  1款財産収入ですが、収入済額は3,016円で、こちらは関口茂八奨学基金を定期預金として運用した預金利子でございます。
  次に、その下の2款繰入金の収入済額は924万円で、奨学金貸付のために関口茂八奨学基金から繰り入れたものでございます。
  次に、その下の4款諸収入ですが、調定額1,654万4,200円に対し収入済額は1,090万7,700円となりました。こちらは、この奨学金制度を利用された方からの奨学資金貸付金の返還金でございます。
  その結果、最下段になりますが、令和3年度歳入合計の収入済額は2,015万716円となり、前年度より395万7,043円の減となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  414ページをご覧ください。
  414ページ、上段の1款総務費の支出済額は1,091万716円で、前年度より297万7,043円の減となりました。
  主な内容といたしましては、右側の備考欄、財産管理費で24節積立金の関口茂八奨学基金積立金で、基金の預金利子と利用者からの奨学資金貸付金の返還金を基金に積み立てたものでございます。
  次に、その下の2款事業費の支出済額は924万円で、前年度より98万円の減となりました。これは奨学資金の貸付金として支出したもので、その内訳は、備考欄にあります普通奨学金816万円と特別奨学金108万円でございます。
  その結果、最下段になりますが、令和3年度歳出合計の支出済額は2,015万716円で、前年度より395万7,043円の減となりました。
  次に、417ページをご覧ください。
  令和3年度関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この関口茂八奨学基金のみであります。令和3年度中に167万716円の増となっております。
  以上で認定第6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余 金処分について、細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について細部説明をさせていただきます。
  決算書の424ページ、425ページをお開きください。
  これからご説明する424ページから427ページまでの水道事業決算報告書ですが、予算と対比するため消費税を含めた金額、いわゆる税込み金額となります。
  それでは、424ページ、425ページの(1)収益的収入及び支出の収入、上の表からご説明いたします。
  右側、425ページの決算額の欄1行目、収入合計は3億3,908万6,716円となりました。
  次に、下の表の支出ですが、右側、425ページの決算額の欄1行目、支出合計は3億412万2,883円となりました。なお、予算額と比べ決算額の増減、また不用額についてはご覧のとおりでございます。
  次に、左側、424ページの表の下の※印のところをご覧ください。
  消費税及び地方消費税還付金1,265万9,520円は本則課税に基づく還付税額です。昨年度と同様、受け入れた消費税分よりも支払った消費税分が多くなったため還付となりました。なお、損益計算書において納税計算による雑収益34円、控除対象外消費税及び地方消費税額として雑支出430万8,323円が生じました。
  1枚めくっていただきまして、426ページ、427ページをお開きください。
  (2)資本的収入及び支出の収入から説明いたします。
  右側427ページの決算額欄の1行目、収入合計は1億1,555万1,600円となりました。
  次に、下の表の支出ですが、左側の426ページの右から2列目、地方公営企業法第26条の規定による繰越額が、前年度から建設改良費の繰越額181万5,000円がありましたので、予算の合計額は、右側の427ページの合計欄3億6,249万9,000円となりました。
  そして決算額欄の1行目、支出合計は3億4,389万8,434円となりました。なお、翌年度繰越額300万3,000円は6月議会定例会でご報告した五明地内の配水管布設工事費でございます。
  不用額につきましては、ご覧のとおりでございます。
  次に、左側426ページの表の下をご覧ください。
  資本的収入額が資本的支出額に不足する額2億2,834万6,834円は、過年度分損益勘定留保資金2億327万2,234円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,507万4,600円で 補てんいたしました。
  続きまして、1枚おめくりいただきまして428ページ、429ページをお開きください。
  こちらは経営成績を表す損益計算書になります。ここからは消費税抜きの金額となります。右側429ページの1行目、当年度純利益は980万7,020円となりました。なお、収益的収入及び支出の主な内容につきましては、後ほど水道事業報告書でご説明いたします。
  続きまして、また1枚めくっていただきまして、430ページ、431ページをお開きください。
  こちらは剰余金計算書になります。
  まず、上の表は令和3年度中の剰余金の処分及び変動した内容を表します。表の2行目、前年度処分額、その下、議会の議決による処分額は該当がありませんでした。
  次に、表の中ほど、当年度変動額ですが、左側430ページ下から3行目、出資金の受入の欄、1,119万6,000円は一般会計からの出資金です。その下、当年度純利益は、右側431ページに目を追っていただきまして、右から3列目、未処分利益剰余金の欄980万7,020円が変動したものになります。
  利益剰余金の当年度末残高は、利益剰余金合計欄の一番下、2億8,151万3,067円となりました。
  続きまして、430ページの下の表ですが、こちらは令和3年度の剰余金処分計算書(案)になります。本案の剰余金処分については、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、剰余金処分計算書をもって決算の認定に付し、併せて剰余金処分の議決を受けるものでございます。
  この表の上から4行目、未処分利益剰余金を企業債の元金償還に充てるための減債積立金へ3,000万円を積立処分するものでございます。
  なお、令和元年度決算において、令和2年度以降は経営状況の悪化が想定されるため、未処分利益剰余金の処分は見送り、そのまま留保することとしていましたが、令和2年度、3年度決算では利益が生じ、令和4年度以降も料金改定に伴い利益確保が想定されますので、減債積立金へ積立処分するものでございます。
  続きまして、432ページ、433ページをご覧ください。
  こちらは財政状態を表す貸借対照表になります。
  まず、左側の432ページ、資産のうち1固定資産は、ページの中ほど固定資産合計が27億7,144万5,271円、その下の2流動資産の現金預金が1億8,583万2,069円、その下の未収金等を加え流動資産合計は2億1,880万6,122円となり、資産合計は29億9,025万1,393円となりま した。
  次に、3固定負債の一番下、固定負債合計が6億641万1,919円となりました。
  それから、右側433ページの上段、4流動負債の企業債合計7,229万5,610円とただいまの固定負債を合わせた額6億7,870万7,529円が企業債の未償還残高となります。なお、この企業債の詳細につきましては456ページから459ページに記載していますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。
  次に、中ほどになりますが、負債合計は12億5,034万350円となりました。
  その下の資本ですが、一番下から2行目、資本金と剰余金を合わせた資本合計は17億3,991万1,043円となり、その下になりますが、負債資本合計は29億9,025万1,393円となりました。
  続きまして、436ページをご覧ください。
  ここからは水道事業報告書になります。
  上から3行目のイ、事業概要ですが、当年度は椚平浄水場及び椚平配水池の改築工事を行い、クリプトスポリジウム対策事業として急速ろ過設備を導入し、浄水池及び配水池をステンレス鋼板製タンクに更新し耐震化を図り、機械及び電気設備等を更新いたしました。
  老朽管更新は石綿セメント管を約174メートル、硬質塩化ビニール管を約207メートル更新いたしました。そのほか管路工事、また水道管路台帳システム整備事業を行いました。
  業務量は、総配水量が152万7,646立方メートル、有収水量が121万4,741立方メートル、有収率は4.3ポイント増の79.5%になりました。有収率は改善されましたが、依然として厳しい状況にあります。給水人口は132人減の1万381人となりました。
  続きまして、右側437ページをご覧ください。
  この部分につきましては、地方公営企業法施行規則等の一部改正に伴い、決算附属書類である事業報告書に経営指標に関する事項の項目が追加され、令和3年度の決算から適用されるものでございます。
  この経常収支比率以下5項目につきましては、これまでも経営比較分析表で毎年公表していますが、決算書に記載することで経営状況について住民や議会の理解を深めていけるようにと様式が改正されました。内容につきましては、ご参照いただきたいと存じます。
  続きまして、440ページをご覧ください。
  こちらは業務量の明細になります。
  まず、表の下から5行目、供給単価は165円20銭、対前年度比較で1円30銭の増、率にし て0.8%増、また、その下の給水原価は221円、対前年度比較で6円10銭の増、率にして2.8%増となり、再びその差が広がり、給水原価が供給単価を上回る、いわゆる逆ざや状態にあります。
  その2つ下、料金収納率は92.9%、対前年度比較で0.3%の増となりました。これは令和4年3月31日現在の数値でございますが、料金の口座振替による収納は、お客様の口座から通常月末に引き落とされ、その収納された金額が水道課の出納取扱金融機関へ入金されるのが1週間程度遅れるため、実質とは異なります。それを考慮した場合、実質の水道利用の未収金額は163万1,603円となり、収納率は99.3%となり、前年度と同じ率となりました。
  続きまして、右側441ページをごらんください。
  こちらは事業収入に関する事項です。先ほど損益計算書に示された金額の内訳になりますが、主なものについて説明いたします。
  一番上、営業収益は、対前年度比較で96万6,780円の増、率で0.5%増となりました。
  その下、給水収益は、対前年度比較で42万9,182円の減、率でマイナス0.2%となりました。
  昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、使用水量は一般の利用者が増加し、大口利用者のゴルフ場、温泉施設などが大幅に減少しました。令和3年度は一般の使用料はマイナス2万3,327立方の減、率でマイナス2.8%となりましたが、大口利用者の上位10社の使用水量を見ますと、1万4,018立方メートルの増、率で11.6%増となり、個別になりますが、学校が49.9%、温泉施設が22.6%、ゴルフ場が12.6%とそれぞれ上昇しており、状況は緩やかに感染拡大前に戻りつつあると考えます。
  その結果、全体の給水収益はマイナス0.2%となり、依然として減少傾向は続いています。
  次に、その下、加入金収益は対前年度比較115万円の増、率にして30.7%増となりました。加入件数は5件増となり、このうち口径20ミリメートルが8件増、率にして114.3%増となりました。
  一番下の計の欄をご覧ください。
  対前年度比較で218万3,772円の増、率で0.7%増となりました。
  1枚めくっていただきまして、442ページをご覧ください。
  事業費用に関する事項になります。一番上の営業費用は、対前年度比較で609万4,767円の増、率で2.2%増となりました。増加の主な要因は、費用全体の項目で申し上げますと、職員給与費が対前年度比較で272万2,491円の増、率で6.6%増となりました。これは職員の異動によるものです。
  次に、委託料が対前年度比較で299万9,339円の増、率で30.7%増となりました。これは水質検査委託料73万9,000円の増、またコンビニ収納導入によるシステム改修費が207万8,000円の増によるものです。それから表の中ほど、資産減耗費が対前年度比較で559万7,635円の増、率で329.5%増となりました。これは椚平浄水場等改築工事に伴う固定資産の除却が主なものでございます。
  一方で、減少した主なものですが、修繕費が対前年度比較で413万1,027円の減、率でマイナス24.6%となりました。これは増圧場等の配水施設修繕が前年度13件ございましたが、3年度は2件に減少したものです。
  次に、表の中ほど、減価償却費が対前年度比較で506万8,263円の減、率でマイナス4.6%、それから、その3行下、支払利息及び企業債取扱諸費が対前年度比較で102万1,439円の減、率でマイナス10.2%となりました。
  一番下の計の欄をご覧ください。
  支出合計は2億9,601万8,757円、対前年度比較で595万5,656円の増、率で2.1%増となりました。
  収益的収支は令和3年度の決算上では総収入、総支出とも対前年度比較で増加しましたが、引き続き料金収入の減少と支出は増加傾向が続き、状況は厳しさを増したと言えます。
  そのほか詳細につきましては、446ページ以降の収益費用明細書でご確認いただきたいと存じます。
  続きまして、460ページをご覧ください。
  一番下から3行目の(3)貸倒引当金ですが、当年度は未収給水収益等の貸倒れ2万8,070円を処理するため、同額の貸倒引当金を取り崩しました。前年度と比較して金額で8,833円の増、率で45.9%増加いたしました。
  なお、不納欠損処理数は11件で、そのうち対象者は4者で、個人が3名、法人が1社でございます。個人個別ではそれぞれ所在不明、音信不通、法人にあっては破産によるものでございます。
  以上で、議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についての細部説明を終了させていただきます。
  どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 監査委員から令和3年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されております。
  ここで監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  堀口代表監査委員。
○堀口 正代表監査委員 令和3年度ときがわ町一般会計、各特別会計及び水道事業会計の決算審査意見を報告させていただきます。
  先ほどと同様に、本意見書につきましてはお手元に配付されておりますので、その審査意見書を抜粋してご報告させていただきます。
  それでは、令和3年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見をご報告いたします。
  表紙をおめくりいただき、1ページをお開きください。
  第1、審査の種類から第4、審査の実施内容までにつきましては、ご覧のとおりです。
  第5、審査の結果ですが、審査に付された令和3年度ときがわ町各会計の歳入歳出決算、歳入歳出決算事項別明細書、その他の書類は関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出済額については検算し、関係諸帳簿、証書類等照合した結果、計数処理及び予算執行についておおむね適正に執行されているものと認められるものでした。
  また基金の運用状況は、各基金ともその設置目的に沿って運用されており、計数も正確であると認められるものでした。
  決算状況は3ページ以降の各表中に掲載したとおりです。
  ここで48ページをお開きください。
  第17のむすびの部分をご報告させていただきます。
  令和3年度(以下「本年度」という。)ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算並びに基金運用の概要は以下のとおりであります。
  本年度の決算審査では、決算書及び各課から提出された決算審査資料に基づき、歳入については各項目で適正に収入されたか、歳出においては、各事業が適正な計画に基づき法令に沿った執行がなされたかを審査しました。。
  本年度の一般会計の決算額は、歳入65億4,294万2,845円、歳出61億6,586万3,507円で、これらを前年度と比べると、歳入は8.4%、5億9,815万4,563円の減少で、歳出は9.8%、6億6,959万4,159円の減少となった。実質収支額は前年度と比べて57.1%、1億2,028万1,054円増加し、3億3,092万2,108円の黒字となっている。
  一般会計の歳入の款別構成比では、第11款地方交付税が38.6%、第1款町税19.9%、第15 款国庫支出金14.8%、第16款県支出金6.1%が主なところである。
  第1款町税では、全体の徴収率が99.3%と前年度を超える高い水準を維持している。コロナ禍の環境に対応し、令和2年度から増やしている電話による徴収相談をさらに100件近く増やし、時間帯も考え効率的な徴収活動に努めた成果が表れている。
  第21款諸収入の中で、光ファイバー貸付収入が増え続け、維持経費を除いても2,000万円弱の収益を上げ続けている。人口減少の流れにも関わらず、光ファイバーの契約件数は伸び続けていることは特筆すべき点である。
  歳出の款別構成比では、第3款民生費の28.2%を占め、次いで第2款総務費が23.7%、第12款公債費の11.6%、第4款衛生費の9.1%、第10款教育費の7.8%の比率となった。
  第2款総務費では、交通対策事業において自動車環境総合改善対策費補助金を活用した電気バスによる路線バス更新を計画されていたが、補助事業の一部である充電設備設置工事部分が事故繰越となってしまっている。これは当初計画の変更とコロナ禍による輸入部品納品の遅延というやむを得ない事情であると理解した。
  若者定住化事業では、導入した集落支援員による空き家掘り起し事業が成果を出し始めている。この取組が町内外に広く知れ渡り、利用者が増加していくことを期待したい。これまで窓口開設による受け身の空き家対策を、こちらから声をかけていく積極的な取組としたことは評価できる。
  人口減少対策は喫緊の課題である。この事業に限らず、出産祝い金を大幅に増額する等の大胆な施設展開も試みるべきである。知恵を絞り、分析と検証を行いながらたゆまぬ模索を続けていただきたい。
  第3款民生費では、シルバー人材センターの訴訟対応費用として追加の補助金支出がされていた。剰余金を積み立てることが認められていない当該法人の仕組みがあり、現時点ではやむを得ないものと理解した。
  第4款衛生費では、コロナ感染症拡大による第3回目までのワクチン接種事業が行われた。歴史的な事業であり、かつ同様の事態が今後も予想される。予防対策も含めた総括を行っていただきたい。
  第7款商工観光費では、多額の改修費用を考慮し、温泉スタンド使用料(利用料金)を本年度から倍額設定したにも関わらず、販売数量は減少せず、売上金額が倍増している。
  観光施設管理運営事業においては、都幾川四季彩館に対し施設管理委託料を支出しているにも関わらず、1件30万までは指定管理者負担として定めている修繕費用29万9,750円及び 28万8,200円を支出している。必要であるならば施設管理委託費用として併せて支出すべきであった。
  第8款土木費では、藤坂分譲地整備工事が完了している。現時点で全区画完売しており、事業成果が確実視できている。この事業成果を分析して、今後の移住・定住化促進事業に生かしていただきたい。
  第10款教育費では、特色ある学校づくり補助金が各校に支出されている。児童生徒数の減少が進む中で、この取組は重要なものであると考える。各校間の情報交換や研究する機会を設け、引き続き魅力ある取組を模索していただきたい。
  国民健康保険特別会計をはじめとした5特別会計決算の合計額は、歳入30億2,300万4,802円、歳出28億7,150万9,471円となり、これらを前年度と比較すると、歳入は1.4%、4,264万6,637円の増加、歳出は0.4%、1,176万6,230円の減少となった。
  会計別の状況は、国民健康保険特別会計では、歳入で3.7%、5,739万425円、歳出で0.6%、948万6,471円の増加となった。県が財政運営主体となり、財政運営の安定化が図られたことにより、特例条例を定め、前年度に引き続き本年度も保険税の所得割率と均等割額を引き下げることができている。
  後期高齢者医療特別会計は、歳入で2.7%、383万4,994円、歳出で2.8%、392万7,385円の増加となった。
  介護保険特別会計は、歳入で0.3%、381万2,677円、歳出で0.9%、1,021万2,192円の減少となった。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、歳入で8.3%、1,080万9,062円、歳出で8.5%、1,101万6,851円の減少となった。
  関口茂八奨学事業特別会計は、前年度に比べて16.4%、395万7,043円の減少で、歳入歳出とも2,015万716円の執行であった。コロナ禍の影響か返還金の延滞が増えている。奨学生の事情によっては返済期間を延長させることも可能であることから、早い段階で相談支援を行い、延滞者を増やさない取組をお願いします。
  公営企業会計の水道事業会計は、収益的収支が980万7,020円の当年度純利益となり、資本的収支の不足する額2億2,834万6,834円は過年度分損益勘定留保資金等で補てんされている。供給単価165.2円に対し給水原価221.0円という厳しい経営状況が続いており、本年度水道審議会による水道料金の見直し(改定)についての答申がなされた。既に答申に基づき料金改定が決まっていますが、この周知に当たっては十分な説明を行い、理解されるよう努めてい ただきたい。
  一般会計における基金の年度末現金残高合計は33億474万9,296円で、前年に比べ4億2,118万1,178円増額している。公共施設等総合管理基金の2億9,621万8,949円の増額が主な要因である。修繕して長寿命化を図るにしても多額の費用負担が想像される施設がある。現時点でできる限りの基金積み増しを図るとともに、将来の財政負担を意識した公共施設の在り方を模索し続けていただきたい。
  国民健康保険特別会計における基金の年度末現金残高合計は1億9,138万3,103円で、前年度に比べ3,579万7,295円減額している。特例条例による国保税引下げに伴う基金切り崩しと出産費資金貸付基金の廃止によるものである。
  介護保険特別会計における基金の年度末現金残高合計は1億5,110万8,169円で、前年度に比べ200万7,928円増額している。
  関口茂八奨学事業特別会計における基金の年度末現金残高合計は7,666万6,493円で、前年度に比べ167万716円増額している。
  令和3年度各種歳入歳出決算に対する審査においても、地方自治法第2条第14項に規定されているように、最少経費で最大の効果を上げられたか、行政執行の透明性は確保できたか、公平性は保てたかについて特に留意した。
  以上の結びをもって決算審査の報告といたします。
○小島利枝議長 堀口代表監査委員、ありがとうございました。
  暫時休憩いたします。
  午後2時35分の再開といたします。
                                (午後 2時20分)
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○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時35分)
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   ◎認定第1号〜認定第6号、議案第38号の質疑
○小島利枝議長 これより認定第1号から議案第38号までの質疑に入ります。
  質疑者は、ページ番号、項目名、節区分、備考欄の説明事項を申し出て質疑をしてください。
  質疑者が1回にできる質疑は3問までとします。その後、質疑者がいない場合には再度続 けて質疑を許します。また、1問の質疑に対し再質疑の回数は2回までです。質疑は1問ごとです。質疑、答弁が完了してから2問目の質疑を行ってください。
  質疑は一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り歳入、歳出に分けて行います。さらに、歳出は款ごとに分けて行います。
  それでは、認定第1号 令和3年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  全体5問を予定していますけれども、3問お願いいたします。
  私のほうでは、主な施策の成果というほうが詳しく書いてあるので、そちらのほうでお願いいたします。
  ページ11ページ、主な施策の成果、軽自動車税の収入未済額、不納も含めた。今年急に大幅に増えているんですけれども、何か原因があったのかどうか、まず1点伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  軽自動車税の収入未済額につきましては、外国人の方が軽自動車を持っていて帰国してしまう、そういう方がいらっしゃる。また、軽自動車で事業をされている方、そういった方で今年度ちょっと未納が出てしまった方がいらっしゃるというふうなことであります。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ちょっと私の聞き方が下手でした。昨年は5万4,300円の不納欠損ですね、それが今年は36万円というと、大幅に増えている、その点だったんですけれども、私の聞き方が悪くて申し訳なかったです。不納欠損額です、未済じゃなくて。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 失礼しました。
  不納欠損額につきましては、先ほどもお話ししたように、外国人の方が帰国してしまうと実際に課税ができなくなってしまうので、そういったことで欠損をかけさせていただいてい るのが多くなっております。
  また、死亡者、あと職権消除でときがわから抹消させていただいた方、そういった方についても、実際にもうどこにいらっしゃるのか、亡くなってしまっていますので課税ができませんので、そういったことで欠損をかけているということで、本年度については少し多くなってしまったということでございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 時間もないんで、すいすいいきます。
  2問目、同じくというか、隣の12ページなんですけれども、住民税非課税というのがいろんな点でポイントになる点なんですけれども、お尋ねします。全体の納税義務者が何人いて、そのうちの住民税非課税世帯というのは何人いるのかお尋ねします。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  住民税を課税させていただいている方、全体で4,864名でございます。非課税世帯につきましては1,246世帯になっております。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 14ページ、差押えの実施件数というところで、債権のみがなったと思うんですけれども、主にね。その債権の中身というのはどういう内容なのかをお尋ねします。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  債権につきましては、年金、預貯金、還付を含めて債権という形で25件ということで差押えをさせていただきました。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 課長ね、私もそれなんじゃないかなと思っていたんですけれども、その辺は逆に、徴収のお声がけというか、徴収の相談をすれば差押えになる前に納税していただけるんじゃないかという素人の発想なんですけれども、違いますか、違ったら違ったように教えていただきたいんですけれども。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  当然、事前にご相談はさせていただいております。ただ、やっぱり納税をしていただけな いということで、預貯金の調査をした結果、残高がありましたので、そちらで差押えのほうをさせていただく。十分寄り添ってお話はさせていただいております。ただ、納税をいただけなかったことで差押えをさせていただいたということでございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 寄り添ってないというふうに私は思っていませんけれども、預金とか、年金とかというのはかなり現金化に近いものですよね。私はそういう認識をしているんですけれども、差押えまでいくということは、普通は、例えば固定資産だとか、いろいろ難しいところになっているんじゃないかなと私は思っていたんです。
  課長にお伺いしますけれども、預金だとか年金だとかというのはかなり現金に近いものですよね、それを差押えるというのはかなりその方にとっては厳しい形になると思うんですよね。だから、なるべくこういうことが起きないほうがいいと思うんですけれども、その辺は今課長がおっしゃいましたけれども、よく相談をして、その納税者の方に生活も含めた、年金を押さえるというのはかなり大変なことだと思うんですけれども、収納率が高いというのは非常に評価されるべきだともちろん思いますけれども、ぜひその辺も考慮していただければと思います。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 ありがとうございます。
  ただ、年金につきましては、ご本人様の希望で差押えをさせていただいております。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  3問お願いします。
  21ページの一番下のところ、市民農園使用料73万1,300円、77区画中68区画の利用とのことですが、これ主要の施策の中に入っておりました。利用者を増す啓発活動はどのようにしているのか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  啓発活動につきましては、広報ときがわですとか、あるいは町外に配るパンフレット等に折り込みを入れまして配布をしているところでございます。また、ホームページ等でも上げ ておりますので、そういったところからこういった市民農園の情報を得ることができると思っております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 増やすことはいいんですが、今まで減ってきているということに関して、どうして減るのかということも考えていかないと増える見込みがなくなってしまうので、何が課題だったかと思っていらっしゃいますか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 減った理由につきましては、アンケート調査等はしておりませんので、具体的な理由は、すみません、明確になっておりませんけれども、今後、増やせる模索として、いろいろな対策を考えていきたいと思います。
  そういった中で、市民農園の立派な管理棟がありますし、周りに芝生の広場等もございますので、そういったところを市民農園を活用する方を中心に、ワンデイキャンプですとかにも活用していただくような形で、農園プラスそういった屋外活動的なものを取り入れることで利用者を増やしていけられたらなと考えております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 楽しむ場所にするということはとってもいいことだと思いますが、まず、やめていかれる方に、どうしてやめるのか、どういうふうにしたらここの農園にほかの人が入ってきてくれるかとか、そういうものをアンケートを取ることも必要かと思いますが、いかがですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 今後、アンケートを取って施策に反映できるような形でしていきたいと思います。ただ、この利用しているほとんどの方が町外の方で、なおかつ、その中の方がほとんど県内西部地区、川越ですとか、遠くはさいたま市とかもいらっしゃいますけれども、県西部の方がほとんどなんですね。こういった方が高齢になられてやめていくというケースも非常に増えておりますので、またそういったところも併せまして、いろんな形で減っていく理由ですとか、増やす施策について検討していきたいと思っております。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○7番 山中博子議員 決算書の23ページ、上段の加工施設使用料21万8,999円、主要な施策の成果では62ページに出ております。
  145回の利用回数があり、9万5,000円の予算よりずっと今年度は多くなっております。目 的である特産物の開発は進んだのか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  まず、利用の種類なんですけれども、みその加工、それから漬物加工、惣菜加工という3種類の加工施設として現在運用をしているところでございます。一番多く使われているところについては、みその加工施設が一番多く使われております。
  また、利用料金が昨年より大幅に増えているというところについては、みその加工したものを保存する施設を昨年度増やしましたので、そういったところから保管をする樽の量が増えて収入も増えているということが一番の原因かと思います。
  山中議員がご質問されました加工品なんですけれども、これにつきましては目新しいものが現在増えてはおりませんけれども、加工をするための、例えば乾燥機ですとかそういった調理器具等も新たに購入をいたしまして、加工がしやすいような施設にしております。そういった中で今後予想されますのが、山椒の加工ですとか、あるいは今取り組んでおりますキウイフルーツとかの加工等も含めまして、そういった啓発等も行いながら、何とか加工品ができるように努力していきたいと思っております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 この研究開発については、産業観光課も一緒になってやっているんでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  まず、みそにつきましては、手づくりみそということで町内でできた大豆を使っていただいて、純ときがわ産の手づくりみそをつくっていただいております。そういったものを加工しながら、調理みそですとか、町外のいろいろなところでみそパンですとか非常に人気のある商品もございますので、そういったものを参考にしながら、みそグループ等と話合いはしているところでございます。
  関わっているかということにつきましては、みそグループと職員が協議をしたりですとか、開発について関わっております。
○小島利枝議長 山中議員、3問目。
○7番 山中博子議員 同じく21ページです。上段のほうに玉川保育園保育料413万3,310円、主要な施策のほうでは19ページにございますが、令和2年度より件数、金額は減ったんです が、これは同じ人なのか伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  玉川保育園の保育料につきましては、昨年度が375万9,880円……、失礼いたしました。滞納につきましては、実は昨年かなりの大口さんのところから一括して納めていただきました。現時点で残っているのがお1人の方、昨年までは3人いらっしゃったんですけれども、そのうち2人の方が完済いたしまして、現在残っているのは1名の方のみです。9か月分です。
○7番 山中博子議員 わかりました。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 たしか児童手当あるいは特別給付金から精算ということは考えられないんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 現在残っていらっしゃる1名の方も、定期的に少額ではあるんですが返済をしていただいております。やはり今、山中議員がおっしゃったように、給付金とかがあったときにまとめて払えませんかというお願いはしているんですが、なかなかこちらの思った額を支払っていただけていないというのが現状でございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 以前、滞納した方は振込ではなくて手渡しでお金を渡していて、そこのところで滞納額を請求するというようなことをお伺いしたんですが、いまだに振り込んでしまっているんですか。そこのところでやり取りはしないんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 児童手当の支給につきましては、今現在、振込をさせていただいております。現金での引渡しをこの方については行っておりません。未納の方なんですが、現金渡しではなくて、振込をさせていただいております。定期的に相談の額を少しずつ支払っていただいているという形で、直接児童手当から抜いて納めてもらっているという状況ではございません。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私も、今、山中議員のところと同じ点があったんですけれども、2問あったんですが、1問は今課長にお答えいただいたので、結構です。1問になります。
  主要な成果の18ページのところで、土地の貸付収入金額の内訳がずらっと載っています。よく話題になるベジテックさんは地代として388万円頂いて、鳩山町に協力金として百何十万かをお支払いしていると思うんですけれども、この点で伺いたいのは、ベジテックさんもそうですけれども、多分、バクマ工業さんは実質的にもう閉鎖じゃないかなと思うんですけれども、そうすると、地代が144万、それから固定資産税もかなり影響があるんじゃないかと。
  もう1つは、ちょうど同じような場所で京セラさんが実質的に撤退をしていると思うんですけれども、そこの辺は今後の影響というのがどうかなというのがかなり気になっているところなんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 影響があるかどうかという。
○6番 田中紀吉議員 影響があるんじゃないかと私は思っているの。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 2時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 では、再開いたします。
                                (午後 2時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 申し訳ありません。
  18ページのまず地代の収入に影響するんじゃないかという点が1点。要するに、事業をなくしちゃうというのか、今後かなり可能性としてあるんじゃないかというのは、大きな額だというふうに認識しているので、その点をまず伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの田中議員のご質問でございますけれども、基本的にはバクマ工業さんのお話というふうなことで承ってよろしいですかね。
○6番 田中紀吉議員 心配なければ心配ないで結構ですよ。
○荒井 淳企画財政課長 バクマ工業さんにつきましても、こちらも直接連絡を取ったりしまして、一生懸命次のことを考えていらっしゃるというふうなことですので、そういう中で町有地が一部ありますから、その辺の扱いについても協議をする中でいろいろと話を進めていっているところでございますので、特にここに対して影響があるというふうなことは感じて おりません。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 かなり広い土地だと思うんですね、いろんな形で絡んでいると思うんですけれども、企業移転というのか、おさそいするほうも含めて、かなりときがわ町にとっては大きな影響が私はあるんじゃないかなと、そういう点でお伺いしたもので、今課長のほうから心配ないというお話だったので、結構です。ありがとうございます。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  3問お願いします。
  1問目、決算書の25ページ下段の社会保障・税番号制度補助金、この金額ですが、予算の倍以上になっていますが、何が増えたのか伺います。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 2時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 3時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 ただいまのご質問に対してお答えいたします。
  社会保障・税番号制度の補助金ということで、当初予算は132万円を計上しておりました。その後、8号補正で370万4,000円ほど補正を行っております。こちら増額の部分に関しましてはシステム改修に伴うものになっております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 決算書の中にもシステム改修というものがどこにでも出てくるんですが、どのようなシステム改修を行われたんですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  式守町民課長。
○式守康子町民課長 こちらのシステム改修につきましては、マイナンバーを活用している大 元の組織J−LISというところがあるんですけれども、そちらの大元でのシステム改修に対する補助という形になっています。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員、2問目お願いします。
○7番 山中博子議員 決算書の31ページの上段のほうにバス代替貸切バス路線確保対策費補助金が昨年より427万7,000円減で、予算より255万円減となっていますが、どうしてなのか伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問でございますが、今年度減った理由といたしまして、町の路線バスの路線が減ったことにより補助対象が減ってしまったということで減額ということになります。ただ、この県の補助金の対象期間がときがわ町の路線が減る前の、今で言いますと、おととしの10月から去年の9月までの分だったんですけれども、そうすると、ときがわ町の路線が半年分は減っていないんですけれども、半年分が減ったことによってこれが減額になっているんですね。ということは、次の話になるんですけれども、4年度はこれにさらにまた減ってくるというふうなことがありますので、そこのところは来年度の決算のときにはご承知いただければと思います。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  では、3問目お願いします。
○7番 山中博子議員 決算書の35ページの下段、先ほどの田中議員が示された主要な施策のほうでは18ページです。土地建物貸付収入173万180円、主要な施策のほうは18ページの土地建物貸付収入となって、ここは166万700円となっておりますが、決算書のほうは173万180円となっております。この違いについて伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、資料が、誠に申し訳ないんですけれども、こちらの主要な施策の成果の資料つきましては企画財政課の所管の土地建物貸付収入のみを上げさせていただいております。ただ、ご指摘の決算書の35ページの土地建物貸付収入につきましては企画財政課のお示ししている土地建物貸付収入のほかに、これは産業観光課のほうで収入をしているふれあいの里バーベキュー場の占用料を町が負担しているものですから、それに対するふれあいの里からの使用料収入ということで入ってきたものが加算されておりますので、そこで金額ほうが変わってきております。
  以上です。
○7番 山中博子議員 はい、わかりました。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1問、特産品の関係で、23ページ、加工施設使用料、山中議員と同じような観点からなんですが……
○小島利枝議長 決算書ですか。
○10番 岩田鑑郎議員 決算書。
  特産品がどの程度進んでいるかという答えはなかったような気がするんですけれども、どこまで進んでいるか。
  町長は、みそをときがわ町の特産品にしたいということで表明したような気がするんですが、その特産品への取組はどのようにされているんですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  特産品、みそのブランド化ということでうたっております。ブランド化するために、まず、ときがわ町で取れた大豆を使って純ときがわ産の手づくりみそをつくろうということで、こちらとすると、みそグループの方たちにお声がけをしてご理解を求めているところではございますけれども、なかなかみそのグループもいろんな小さなグループが集まってみそグループをつくっているわけですけれども、その中でなかなか一つにまとまっていかないというのが今のところの状況でございまして、今後、これをまとめるために、みそブランドとして逆にこちら側でこういった基準でつくったものをときがわブランドとして販売していきたいということを、今後、会議のほうで申し上げて、皆さんのご同意をいただければなと考えております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ときがわ町産の大豆を使うということですが、私の記憶では、私もみその加工に関係しているんで、私のところに配られたものは使えなかったんですよ。ご存じですか、そういうこと。今、私は青森県産とか北海道産を使っています。そういう状況を 踏まえて、ときがわ町産と言うんですか。去年はどのくらいの割合で実際にときがわ町産の大豆は使われていますか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 すみません、手元に昨年何キロ使っていただいたか資料がございませんので、また改めてご報告を申し上げたいと思います。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それでは、先ほどの置き場の値段の関係ですが、大体今、1キロ700円で売っているんですけれども、1キロ100円上がるんですよ、あそこに1年間置いておくと。そういう状況。私は、電話をかけてきて「おいしいおみそありがとうございます」と言われるのがうれしくて、ただやっているだけですからいいですけれども、実際にあそこでお金を少しでも稼ごうとしている人にはかなりきついですよね。ぜひその辺を考慮して施策を展開してもらいたい。
  私の特産品というのは、ときがわ町でこういうおみそをつくっていますよというのがときがわ町の特産品として理解できると思うんですよね。ばらばらでつくっていて、これが特産品ですよって。それじゃ、皆さんのみそを特産品に使いますよとか、我々にも使えますよという話は一度もないですよ。ですから、そういう話をして進めてください。
  それともう1つ、ホームページでの特産品、2011年の洋菓子、当時、町で特産品というか、菓子を作るというので今、菓子が3種類ぐらい載っていたかな、あれ、特産品なんですか、ホームページに載っていますけれども。もし特産品でないなら、それは削っておいてくださいよ。お願いします。
○小島利枝議長 正木課長、お願いします。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  岩田議員がおっしゃるとおり、もう一度ホームページを確認いたしまして、古いものも載っているところもございますので、最新のものに更新するように努めていきたいと思います。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 決算書の37ページ、中段に一般寄附金と商工費寄附金がございます。これの詳細をお願いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、私のほうから一般寄附金についてご説明をさせていただきたいと思いますが、どなたがというふうなところは伏せさせていただきたいと思うんですけれども、一般寄附金につきましては、今回は4者の方から……
○7番 山中博子議員 者ですか。
○荒井 淳企画財政課長 者です。4者の方から一般寄附金として頂いております。大きなところでは100万円とかというふうなものを頂いている方もいらっしゃいます。
  以上でございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それでは、商工費寄附金について申し上げます。
  木のむら管理委員会から300万円、木のむら物産館の指定管理者から272万2,000円の合計572万2,000円となっております。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  2問目。
○7番 山中博子議員 決算書の41ページ、中段より少し下なんですが、標識亡失弁償金と図書等弁償金、この2つの弁償金の内容を教えてください。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 標識亡失弁償金のほうについては、税務課のほうでお答えさせていただきます。
  こちらにつきましては、軽自動車のナンバー、実際にはバイクなんですけれども、バイクのナンバーは貸出しをしているものなので、返していたたければかかりません。ただ、何らかの理由があって返却ができない場合、弁償金ということで1枚200円頂いております。令和3年度については5枚返していただけなかったので1,000円という形になります。
  以上です。
○小島利枝議長 大野生涯学習課長。
○大野健司生涯学習課長 それでは、図書等弁償金についてご説明させていただきます。
  町立図書館、ときがわ公民館図書室で貸し出した図書等について紛失・破損・汚濁などが生じて図書の利用ができなくなった場合に弁償をお願いしているものです。弁償は、原則、貸し出した図書と同じものを購入してお返しいただくようにしているんですが、その場合、必ず新品を購入する必要はなく、状態に問題がなければ中古品でも構わないとしております。
  この同じものを購入することが難しい場合には、町のほうで図書等を購入したときと同じ額を弁償金として納付していただいております。今回の弁償金につきましては、3件、4冊の図書が紛失したということで弁償金を納付していただいたものでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 3問目。
○7番 山中博子議員 決算書の43ページ、下段の都幾の湯維持管理金46万7,230円、昨年の半分以下で、当初予算よりも大分少ないんですが、なぜか。前年度実績で利用者1人につき20円とのことだが、端数が30円となっているのはなぜか。お伺いします。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それでは、お答えいたします。
  この都幾の湯維持管理金でございますけれども、これにつきましては、都幾川四季彩館から納付をしていただいているものでございます。
  まず、都幾の湯の源泉でございますけれども、温泉スタンドの揚湯ポンプの更新をする際に、約5年に一度ぐらい更新をするわけでございますけれども、非常に高額な経費がかかるということで、それを負担していただけないかという協議をいたしまして、その四季彩館のほうから協議に応じていただいたものでございます。
  協議の内容につきましては、まず、利益に応じて負担額を増額していただくというようなことで協議をしておりまして、逆に経営が赤字になった場合については免除するというような協議の内容でございます。
  平成28年度から利用人数1人当たり20円を掛けまして納付をしていただいているところでございます。また、その納付につきましても、一括納付であるとか、四季彩館の財政状況によりまして数回に分けてご負担していただくこともございます。
  この令和3年度につきましては、納付額について前年度利用者の掛ける20円の額を算出しております。前期といたしまして、この載っております46万7,230円を納付しておりますけれども、実際には、前年度実績で申し上げますと93万4,460円となっております。これを四季彩館の財政状況もございまして、2回に分けて納付するということで、前期分の46万7,230円を納付をしていただいたところでございます。
  その後、2期分の納付につきましては、四季彩館の経営が非常に苦しくなり、赤字になってしまっていることから、これについては以前からの申合せ内容で免除するということになっておりますので、免除をさせていただいたところでございます。
  また、この内容につきましては、特にこれにつきましては協議書ということでしてございまして、当時の町長にも決裁を受けて実施をしているものでございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 1人20円を取るという決め事なんですが、正木課長が課長になられる前のことになるのに、いろいろなことが口約束だけで決められているような感じがいたします。今年は売り上げが少ないから半分でいいよと簡単に変えられるものなのか、そして、これって人工ホダ場と同じように契約書等を作っていらっしゃらないんでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 契約書につきましては指定管理者と結んでおりますけれども、まず、この中では「温泉利用料については無償にする」という文言がございまして、そういったところから、この納めていただいている額については協力金という形で頂いております。そういった中で、協定書ではなくて協議書という形でお互いに合意をして、お互いそれぞれ文書を持って合意をしたものでございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 お互いに文書をもって合意をしたということは、ある程度契約しているのと同じようなことですよね。その中で、収入がなかったらいいよというような契約を結んでいるということですか、合意をしているということですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 赤字になった場合については、負担をしていただく原資がございませんので、それは免除するということになっております。逆に、利益が上がった分については、現在、1人当たり20円で計算しておりますけれども、その利益に応じて30円、40円という形で増額していくという約束になっております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 1点お願いします。
  今回は決算書の16ページ、ゴルフ場の利用料の件なんですけれども、大変ありがたいことに当初予算に5,500万が、調定で言うと6,593万円の収入になっていると思うんですね。これ、個別に私も提案をしましたけれども、ふるさと納税の一つの利用の形ということで、具体的にかなり有益な収入の仕方、ふるさと納税の一つとしてできるというのが、私も調べたら、ときがわ町でもやっているんですよね。知りませんでした。それで、あのやり方をもうちょ っと工夫して大幅に収入を増やしているところもあるんですね。それは具体的に提案します。
  ときがわ町は町内に3か所のゴルフ場がある、利用者もかなりたくさんの方がいらっしゃるということで、大きな利用料をいただいていると思うんですね。だから、ふるさと納税の形をもうちょっと工夫すると収入が増えるんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今の出だしはゴルフ場の利用税交付金の話だつたと思うんですけれども、終わりのほうはふるさと納税のほうにというふうなことですので、ふるさと納税の件でよろしいわけですよね。
  ふるさと納税につきましては、体験型の返礼品ということで、全部ではないんですけれども、幾つかのゴルフ場がふるさと納税をしていただいた方にプレーの割引券をお送りして、来ていただいたときに使っていただくというふうなことの返礼品も導入をしているところでございます。
  聞いたところによりますと、ときがわ以外のゴルフ場なんですけれども、ゴルフ場のフロントとかにその場でふるさと納税をして利用割引券がすぐ発行できるようなものですとか、そういったものもあるようには聞き及んでいますので、その辺はもう少しゴルフ場とも協議する必要もありますんで、そういったところと、あとほかの自治体の活用事例等も参考にさせていただきながら、少しふるさと納税のほうも力を入れていきたいというふうには思っております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私も説明が下手で申し訳ないですね。
  実際、ふるさと納税は少しずつ減っているんですね、増えてはいない。返礼品も含めて、いわゆる経費というのか、総体的にはなかなか大変なところもある。実際にときがわ町の住民の方がほかのところにふるさと納税をすると住民税が、結果としては減るという認識をしているんですけれども、ぜひ、このときがわ町の一つのよさというのか、切り口はいろいろありますけれども、そういう利用の型をもう少し利便性を上げるということでいけば、かなり税収がアップできるんじゃないかと思うんですね。それは一つのアイデアですけれども、ぜひそういうことも考えていただいて、私が見たところによると相当増えているところもあるんです、利用の仕方で。
  ふるさと納税というのはいろんな議論がありますし、なかなか難しいところも突っ込みを するとあるんですけれども、ときがわ町のあるものをうまく使うという点では、一つのアイデアとして税収のアップとしてはいいアイデアかなと思っているんですけれども、課長、今、検討するということなんですけれども、もう少し突っ込みをしていただいたら。
  簡単に言うと、利用が簡単にできる形だったと思うんです。今の現在のときがわ町のでは面倒くさくてかったるいらしいです。そういうのを現場でも言っていました。現場の方にも確認したら、「あれは田中さん、かなり大変だから何人もいないよ」と、こんな感じでしたけれども、利用する方と現場の両方がうまくできるようになると、相当増えるんじゃないかと思いますので、ぜひご検討をお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 最後に1問質問します。
  7番、山中です。
  決算書の47ページの上段、自動車取得税交付金、これが突然出てきたんですが、なぜ今までなかったものが突然、3,735円と半端な数字なんですが、あるのか伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、この自動車取得税交付金につきましては、なぜ突然というよりも、この自動車取得税交付金は平成元年9月まではあったものなんです。それが廃止されて、ここからはなくなっていたんですけれども、その廃止された後に、まだ自動車取得税が滞納されていた分が収入されると、そこで交付金として配分をされるというふうなことになったものですから、恐らくこの金額でいきますと多くはない金額になるんだと思うんですけれども、それが発生したことによりまして交付されてきたということでございます。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  1問。
  決算書の中の43ページです。ちょうど中段だと思うんですけれども、資源物売却収入ってあるんですけれども、この資源物というのはどういうような資源をもって資源と言っているか、お願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  資源物の売却というのは、毎週水曜日に資源回収がありますよね、そちらで回収をしたものの金額になります。具体的には、紙ですとか、あとアルミ、そういったものが資源になるんですが、主要な施策の成果を見ていただきたいと思います。
  52ページ、一番下に資源回収量の推移ということで、こちらにある項目が資源回収の具体的なものになります。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
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   ◎延会について
○小島利枝議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○小島利枝議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時29分)