令和4年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第6号)

                            令和4年9月21日(水)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 認定第 2号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
             ついて
日程第 2 認定第 3号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 3 認定第 4号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
             て
日程第 4 認定第 5号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 5 認定第 6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 6 議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分につ
             いて
日程第 7 議案第39号 ときがわ町過疎地域持続的発展計画について
日程第 8 議案第40号 ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適
             用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定について
日程第 9 議案第41号 ときがわ町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
日程第10 議案第42号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第11 議案第43号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第12 議案第44号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第13 議案第45号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第14 議案第46号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第15 議案第47号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第16 議案第48号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁
             償に関する条例の一部改正について
日程第17 常任委員会報告
追加議事日程(第6号の追加1)
日程第1 議員提出議案第2号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済
               的支援制度の確立を求める意見書の提出について
日程第2 議員派遣について
日程第3 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
福 田 芳 和 
町民課長
式 守 康 子 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計管理者兼
会計室長
正 木 達 也 
産業観光課長
正 木   彰 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
大 野 健 司 
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代表監査委員
堀 口   正 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 
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   ◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  本日も引き続き堀口正代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承願います。
  これより令和4年第3回ときがわ町議会定例会第6日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎認定第2号の質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 これより、日程第1、認定第2号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  3問お願いします。
  歳入のほうから、まず、301ページ下段の事務費繰入金667万7,000円、令和2年度は74万8,000円で、約600万円近く多くなっております。
  何が影響したのか伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 それでは、301ページの事務費繰入金につきまして説明いたします。
  令和2年度はシステム改修だけだったため、70万ほどの繰入れとなっております。
  令和3年度につきましては、600万ほどの繰入れを行っておるところです。こちらにつきましては、国の繰入れの基準の要綱というものがございまして、それに基づいて繰入れを行ったところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  山中議員。
○7番 山中博子議員 2問目に移ります。
  303ページ上段の財政調整基金繰入6,458万4,000円、前年度はこの基金の繰入れはなかったのに、令和3年度、約6,500万円の繰入れがありました。なぜ、このような多額の繰入れがあったのか伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 それでは、303ページの財政調整基金の繰入れについて説明いたします。
  令和2年度につきましては、ゼロ額となっております。
  今回、令和3年度の決算につきましては、歳出に見合う歳入が不足していたため、基金から繰り入れたものになります。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 確かに、歳出が多いから歳入を多くするのは分かるんですが、何が影響しているんでしょうか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 まず、給付が伸びてしまっている、納付金が多くなっているという部分が影響しております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 3問目、歳出のほうです。
  311ページの上段、一般被保険者高額医療費1億4,630万8,778円、1億という膨大な金額が高額医療費で払われていることに毎年驚いているわけですが、ときがわ町は県でも医療費が高いと言われていますが、その分析はしているのか伺います。どのような病気が多いのか、伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 それでは、311ページの高額療養費一般の部分につきまして回答いたします。
  こちらにつきましては、糖尿病が県平均よりも多いということが影響しているかと思います。人工透析です。
  以上です。
○7番 山中博子議員 分かりました。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 次の介護保険もそうなんですけれども……
○小島利枝議長 何問ですか。
○10番 岩田鑑郎議員 1問。
  要は、考え方を聞きたいんですよ。基金を増やす、介護保険もそうですが、増やしているというのが、やっぱりそのキャッシュフローとかそういうことを考えての対応なんですか。要は、増やしているんですよ、基金を。それは何のために増やすんですかという話を、考え方が変わったんですかという、それをお聞きしたいんです。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 すみません、質問の確認なんですけれども、基金を増やしている理由ということでよろしいわけですか。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今まで少なかったのに、何でこれだけの額を、基金をつくるんですかという話です。考え方が変わったのかどうかという話です。今まで少なかったのに、いや、ある程度は、基金、積んでいいと思うんですけれども。
○小島利枝議長 財政調整基金の繰入れの件でよろしいんですか。
○10番 岩田鑑郎議員 6,400万も基金に繰り入れるのはどういうことなんでしょう、考え方が変わったんですかという話です。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 323ページをご覧いただきまして、(1)の国民健康保険の財政調整基金が3,000万ほど令和3年度は減っているということかなと思うんですけれども、こちらにつきましては、歳出に見合う部分で基金のほう取り崩していますので、結果としてこうなったということになっています。
  以上です。
○10番 岩田鑑郎議員 分かりました。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 3問目お願いします。
  まず、313ページ上段、出産育児一時金292万4,000円、昨年より多少多くなったような気がするんですが、何人分なのか伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 では、313ページの出産育児一時金ですけれども、令和2年度は6人、令和3年度は7人分となっております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 2問目です。
  317ページ中段の国保連合会負担金67万6,484円、これはたしか受診率アップのための業務委託料と以前、聞いた覚えがあるんですが、どのような指導があったのか伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 では、317ページの生活習慣病重症化予防対策事業について説明いたします。
  こちらにつきましては、糖尿病を初期で食い止めようとする事業になります。実施主体は国保連合会というところがやっておりまして、県内でほとんどの市町村がこれに参加している状況になっております。
  そして、内容につきましてですが、先ほど山中議員がおっしゃったように受診勧奨という部分もありますし、糖尿病で通院している方に、その方に保健指導を行っていくという部分もあります。特に受診勧奨の部分に関しましては、今まで町が出している勧奨通知というのはどうしてもお役所的なA4の、文字がびっしり書いてあるものというものを出していたんですけれども、この国保連が、ナッジ理論という以前一般質問でもあったかなと思うんですけれども、視覚で訴える、目で訴える簡単なもの、そういったものを取り入れて受診勧奨を行っていますので、ときがわ町もそれに見習う形で健診の受診勧奨のほうを進めて、現在、おります。あとは、保健指導の部分に関しましては、連合会が管理栄養士というものを委託しておりまして、その栄養士が4か月、初めに面談をやって、4か月後の目標を立てて、毎月毎月電話なり訪問なりしていただいて、改善していくというものになります。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 今の国保連合会負担金というものは、何を基に令和2年度は107万2,922円、負担金というのはある程度の、今、埼玉県でもほとんどの自治体が国保連の中に入って、その指導を受けているということで負担金が出ていると思うんですが、どのような計算をして、毎年同じぐらいの金額なのかと思ったらちょっと違っていたので、負担金の算出の仕方というのが分かれば伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 負担金の算出の仕方ですけれども、こちらにつきましては、国保連が、およそ全町村が参加してどのくらいかかるかというのを試算しております。それに、それぞれの町村で人口割ですとかといったところを使って算出になっているので、毎年この負担金は流動しているものになってきております。
  以上です。
○小島利枝議長 3問目、山中議員。
○7番 山中博子議員 321ページ上段の災害等臨時特例補助金返還金156万8,000円、歳入のほうの299ページに災害臨時特例補助金、これが123万5,000円が歳入にあります。
  当初予算にはない国庫補助金なんですけれども、何に対する返還金か伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 では初めに、321ページの上段の返還金につきましては、こちらは令和2年度の国保税のコロナの減免に対する精算金になります。
  一方、299ページの下段の災害臨時特別補助金123万5,000円、こちらにつきましては、令和3年度に見込んだ概算での補助金として町が入れているものになります。なお、こちらにつきましては、令和4年度に、今回補正で計上させていただいておるところです。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 たしか私、何に対する返還金かということを聞いたと思うんですが、令和2年度の実績、3年度の概算と伺いましても、ちょっとまだ説明が足りないような気がするんですが。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 失礼しました。ともに国保税のコロナ減免になります。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1問です。
  今現在、糖尿病と名付けられている人は何人ぐらいいるんですか。
○小島利枝議長 糖尿病の人数ですよね。
○10番 岩田鑑郎議員 糖尿病。多いんでしょう。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 すみません、詳細な数字がちょっと把握できていないんですけれども、県平均よりも高い数値にはなっております。すみません、そこまでしか分からないんですけれども。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 文教厚生委員会常任委員会で話を聞いて、今後、健康に対する計画をつくるんですよね。そのときに、長野県の佐久市、同じような状況で改善したという話を聞いているので、ぜひそういうところも参考にして計画を立てていただきたいというふうに思います。お願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 要望でよろしいですか。
  答弁、よろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 はい、いいです。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第2号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、認定第2号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第3号の質疑、討論、採決
○小島利枝議長 これより、日程第2、認定第3号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第3号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、認定第3号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第4号の質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 これより、日程第3、認定第4号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 1問お願いします。
  367ページ上段、居宅介護住宅改修費262万7,039円、昨年10月から受領委任払いとなったが、利用者からの声は届いているのか伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  利用者からの声なんですが、実はこの事務は、ほとんどが工務店さんですとか事業所の方が事務を行っていますので、直接要介護の方が窓口に来ることがございませんので、なかなか直接ありがたかったという声は確認しておりません。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 確かに窓口には工務店さんが来られるかもしれませんが、それを利用しているのは住宅改修を利用している方ですよね。としたら、やはり一番先の声を聞かなければいけないと思うんです。例えば、出来上がったときにいかがですかとか、その工務店が来たときに、出来上がったんだったら利用者のところに行って聞く、そのような、やっぱり最後まで見るような形を取らないと、せっかく補助金を出している意味がないと思います。ですから、補助金を出せばいいで終わりじゃなくて、利用している人の声を聞いて、やっぱり最初にその受領委任払いの一般質問をしたときも、やはり利用者の声が来なかったからというお答えをいただいたような気がするんですが、そうではなくて、例えば、その住宅改修についての説明をケアマネさんがしたとしたら、ケアマネさんとのコミュニケーションを取るとか、そういう形で私は取るべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  もともとこの事業は、申請者から申請があって町が支給決定をしてから工事に取りかかって、工事が終わった後、お金を支払うという、そういった流れになります。
  従来は、完成したときに担当者が現地へ行きまして現地確認を行っておりました、毎回毎回。しかしながら、このコロナ禍の現況になって、現地確認というのを、やむを得ず、現在、省略しております。この辺の関係が、一番その利用者との声がちょっと遠くなってしまった原因かと思います。コロナがある程度収束しましたら、以前のように現地確認を行いながら、現地の方と利用されている方の声を聞くように努力してまいりたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 それでは、よろしくお願いします。
  この住宅改修について、令和2年度、3年度、どのくらいの件数があったのか伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  この事業は、もともと要支援の状態の方が使う予防の部分の事業と、要介護になってから使う、今ご質問の事業があります。この今いただいたご質問、令和2年度が23件、令和3年度が27件という状況となっております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第4号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、認定第4号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第5号の質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 これより、日程第4、認定第5号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 70基をいつも毎年目標にしていますよね。その結果、ちょっと参考資料を見て、どのぐらいの設置数が達成できたんでしょうか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 令和3年度につきましては20基でございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 70基目標で、20基じゃ少ないですよね。それは、今後、対策としてどういうことをやろうとしておりますか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 啓発なんですが、まずは、毎回この話になるんですが、訪問を行います。令和3年は五十五、六軒だったんですが、今年度は100軒の訪問を行う予定です。
  あと、毎回この広報の話をしていますが、広報、これ、令和3年は4回広報を行いました。あと、広報紙の下に今、バナー広告を載せています。カットモデルがあって、分担金10万2,000円から設置ができます、補助金最大30万、その啓発。
  あと、今回、初めて試みを行ったんですが、防災メール、役場の防災メールを使って、浄化槽の設置についてのものを行いました。これが8月の22日、全協があった日のたしか午前中に防災メール、流したんですが、午後になって早速問合せがありまして、その方は転換をしてくれるというふうな話がございました。
  あと、先日、チラシを全戸配布したんですが、そういったチラシによる啓発、これについても、実は3件、チラシを持って窓口に来てもらいました。これはちょっと斬新だねと言ってくれた方もいらっしゃいます。
  そういった形で啓発をこれからも進めてまいります。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 何が原因で入れないんでしょうか。実際に4,700ぐらいの世帯があるんですが、今現在、何世帯入っていますか。その入れない人の、浄化槽入れない人の原因は何なんでしょうか。
  今後、独り暮らしとかお年寄りが増えてくると、たとえ10万円でも、もう死んじゃうんだからというような感じでいいやという話になると思うんですよ、今の現状から見れば。そういうことをどうするかということを考えて、70基というのは補助金の関係もあろうかと思いますけれども、ぜひ、地についた原因を調べて、対応していただきたいと思います。
  言うと、ホームページに出しました、区長回覧に出しました、それが駄目なんでしょう。じゃ、次はどうするかですよね。だから、次はどうするかという話ですよ。それをやって駄目だったんでしょう。4件来ました、じゃ、24件じゃないですか。70件も行きませんよ。どうですか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  何が原因でということなんですが、現在、まずその浄化槽、合併処理浄化槽が何件入っているかということなんですが、町設置型が令和3年度末で1,059基、あと個人設置の合併浄化槽等を入れまして、合併浄化槽の基数が令和3年3月末で2,530基ということになっています。これ個人設置も入れてです。
  何が原因かというと、まずやはりお金がかかるということだと思います。町が最大30万の補助金をしたとしても、やっぱり数十万円の個人負担が出ると。まず、ちょうどいいタイミングでその家を建て替えだとか、一番多いパターンが浄化槽が壊れてしまったと、そういったタイミングであれば、町の浄化槽ということになるんですが。特に、何も支障がない状況でしたら、やはり何十万という負担がなかなかやはり難しいのかなというふうに思います。
  ただ、それでといって、我々も諦めるわけではなく、浄化槽を、訪問した方のそれぞれの個票をつくっていますので、そういった反応が結構強かった方なんかは、アフターで行っていますし、これからも諦めずその目標70基に向かって、啓発活動を続けてまいりたいと考えています。
○10番 岩田鑑郎議員 何件ぐらい入っているんですか。何件、四千何世帯があると思うんですが。さっきの質問の中に。
○加藤光典建設環境課長 2,530基です。
○10番 岩田鑑郎議員 はい。あと2,000基ですね。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「町の設置が1,059……」と呼ぶ声あり)
○加藤光典建設環境課長 町設置が1,059で、浄化槽全部、合併処理浄化槽。
          (「議長の指名を待ってください」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 発言しますか。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 合併処理浄化槽全体の戸数が2,530基でございます。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了します。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第5号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、認定第5号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第6号の質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 これより日程第5、認定第6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  1点伺います。
  監査委員さんの結びにも触れているんですけれども、返済の件なんですね。大学4年間借りると126万になると思うんですけれども、返済は卒業年度から始まって年2回、7月と12月ということで31万5,000円が、年間で4回というお支払いというか、返還になると思うんですけれども。
  要するに、今こういう時期もあって、要するに延ばせないかというのを検討されたのか、 これからする予定もあるのか、お伺いいたします。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  ご質問にもあったんですけれども、卒業してから1年据え置いてから返還が始まります。すぐではなくて。
  返還につきましては、なかなか各借受け者の事情もございますので、その時期、高卒であれば3年間、大卒であれば4年間のそういう期限を過ぎても返還を受けております。現在でもやっております。
  以上です。
○小島利枝議長 6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 課長、ちょっと私の認識と違う。一応、ホームページで私、確認をしましたら、据置きの点も多分触れてないと思います。私の認識でした。間違いだったらごめんなさい。
  それと、今、課長は延ばしてもいいようなことを発言されていましたけれども、そのことは触れてないですよね。一応その点確認します。
  きちんと、例えば事情によっては延ばしていいんだよということだとしたら、それをきちっと触れないとというか、表示しないとフェアにならないんじゃないかなと思うんですけれども、その点伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 ホームページの記載はちょっと今すぐ確認できないんですが、パンフレットがあるんですけれども、パンフレット等につきましては、利息については計画どおりの返還中は無利息ですという表現なんです。
  ですから、積極的に一応これはルールとしてはその何年間、何年間で納めてくださいということで、それ以外、延ばせますよという、そこまでの積極的なスタンスはちょっと取ってないかなと思います。ですから、ホームページもそういう捉え方になられるのかなと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 課長、結果としてそうなったというんじゃなくて、やっぱりそれはフェアにやるべきだと思うんですけれどもね。例えば1.5倍まではいいですとか、2倍までは いいですとか。35年の住宅ローンではありませんけれども、それはきちっとしていると思うんですけれども。それは普通の借りる側から見ると、ちょっと今のニュアンスは納得できないというのが悪い意味じゃなくて、アバウト過ぎてまずいんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 基本的には、その1年据置期間中に返済計画をつくっていただきまして、それは何年で返して、当初の決められたとおりの計画をつくっていただくわけです。ですから、それを守って返していただくというのが基本のスタンスだというふうに考えております。
  以上です。
○6番 田中紀吉議員 3回目になりましたので、分かりました。
○小島利枝議長 3回目です、はい。
  ほかに質疑ございますか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  以前ですか、関口茂八奨学資金において、枠を増やしたらどうですかと、それを質問したんですけれども、たまたま、何ですか、意見書においては、今、田中議員が言いましたけれども、返還金の延滞が増えていると。返済期間を延長させることも可能であるということで、ちょっとコロナの関係で枠を増やすと、いろんな延滞だとか出てくるかもしれませんけれども、そうじゃない人においては、この関口茂八の決算年度末残高が約7,600万ですよね。1億円のを関口茂八さんがつくって、実際に使われているのは2,000万、プラマイで2,000万強で7,600万が預金としているのは何となくもったいないと。
  それで、これは小島議長も、関口茂八においては一般質問をして、私も昔質問しましたけれども、いろんな点でこの奨学金があるということはなかなかない、自治体においてはないので、せっかく奨学金つくったんで、延滞はちょっと置いておいて、枠の検討をこれを、奨学生選考委員会でするわけですよね、利用してもらう、もらわないと、これは借金じゃないですからね、借入れじゃないですからということですけれども。ということですけれども、これが出たんですかね、選考委員会が、これ多分、1万3,496円を事業費として取ってありますよね。それで委託費用ということで1万1,200円で、旅費が2,296円ということは多分1回開かれているのかな。そのときに、私が言ったことは出してもらったんですかね、提案提 議してもらいましたかね。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  たしか前田議員からそのお話が出たか、この前の3月の議会だったかなと思います。予算審議のときだったかなと思うんです。
  茂八翁のこの選考委員会は対面では通常1月なんです。ですから、1月にまた対面があります。それから随時その年度途中で来た場合は、書面持ち回りということでなっておりまして、また対面のときに、いただいたご意見は承知しておるつもりですので、また、委員の皆様にもこういうご意見をいただいておりますということはまたお諮りというか、情報提供をしてみたい、また検討もしてみたいということです。
  以上です。
○小島利枝議長 8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 そうですね。課長が言ったように、そうですね、入学式の前だから1月か、年中開いているわけじゃないので。いずれにしても、これだけ枠が、約7,600万も残っているものですから、これを基金で積み立てるのも結構なんですけれども、利用して将来のときがわ町のために、いろんな勉強してもらって返してもらうというようなことから、ぜひそういう要望をしていただくことをして終わりにいたします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  1問お願いします。
  先ほど田中議員からもちょっと出たんですけれども、413ページの一番下、収入未済額が563万6,500円、令和元年、2年度と比べると約200万円も増えています。ということは、これはやはりコロナの影響なのか伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  新型コロナウイルス感染症の影響、それに伴う経済状況、そういったものが影響していると考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 もう1つ、返済について田中議員からありましたが、私も計算してみました。医学部で奨学金をいただくと返済が7月と12月で84万円ぐらいなんですね。ちょっと考えて、一遍に7月に84万返せる職業って何だろうと私は考えてしまいました。
  これは7月と8月に返す、とにかく借りたものは返さなくちゃいけないんですが、私も奨学金を借りていまして20年間返しました。20年で割るんだったら分かるんですけれども、何か2回に分けて80万以上のお金を払える職業を考えた場合、全く思いつきませんでした。返済についても、これから町は、借りたはいいが返すのが大変じゃなくて、返すのにももっと便宜を図る、そういう奨学金の制度にしていっていただきたいと思います。いかがですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  今、医学部の医学、歯学、薬科の返還のモデルケースの資料がちょっとないので正確なところお答えできませんけれども、償還につきましては、こちらでできるだけ弾力的な運用をしているつもりでございます。それからまた返せる状態がもし将来就職して、もう少し返せる計画以上に返せるという特別償還もございますので、いずれにしても弾力的な運用とか、その使い勝手はいいやり方というんですかね、それはもう心がけていきたいと思っておりますので、ご意見として承りたいと思います。
  以上です。
○7番 山中博子議員 変えていっていただけるんですか。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 借りても返さなくちゃいけない。それも7月と12月、何十万も返すということがなかなかできないと思うので、それを柔軟に考えていくということは返済の仕方をもう一度考えていただけるということで理解してよろしいですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 ご意見として検討はさせていただきますけれども。今まで、今ちょっとモデル返還例ないから正確なことは申し上げられないかもしれませんけれども。ただ、今まで、特に医学部、歯学部、薬学系の方で、その返還計画で返せないということはちょっとなかったと思うんです。ですから、そんなには就職なりされれば無理のない金額で返していただけるのかなというふうに思っております。
  はい、以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「どうして」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時15分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時15分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 私のほうで少し補足させていただきます。
  今回、未済額が結構ある中で、事務方のほうにその未済額となっている対象者に対して、お1人お1人ちゃんと確認ができているのか確認をさせていただきました。そうしたところ、全員の者と連絡が取れており、そして、担当者のほうとしますと、その状況によって、お話をさせていただいて、じゃ、額のほうを少し減らしながら返済させていただきましょうかというようなことで、その個々に応じて対応をさせていただいておるところです。
  基本的には課長が申しますようなプランで返還していただければ一番いいのかもしれませんけれども、なかなかそれに合致、対応できない状況の方もいらっしゃいますので、全ての方と対話をさせて、そして、話合いをしながら返還をしていただいているというのが現状ですので、取りあえずはそんな方向でやらせていただけたらというふうに考えております。
  また、必要があって、返済の時期をもっと長めに最初からしたほうがいいんじゃないかとか、そんなことも課題となっていれば、それについても今後検討していきたいというふうに考えておりますので。全ての方と連絡は取りながらやっているということだけはご了解いただけたらありがたいなというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時17分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時17分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 今のちょっと補足なんですけれども、答弁の中で、医学系、歯学系、薬学系の方で、もしかするとみんな延滞とか猶予はないというように捉えたかもしれませんけれども、おおむね、おおむねということで捉えていただいて、過去ではそういう例もあったかと思いますけれども、そこはちょっと補足させていただきたいと思いますので。
  以上でございます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第6号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、認定第6号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第38号の質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 これより日程第6、議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  1点お伺いいたします。
  442ページ上段というか、上から、業務量が今年度大幅にアップというか、前年度対比で72.9%アップしているんですけれども、主な理由はどんなことでしょうか、伺います。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まずは、職員の異動の関係があります。それから、コンビニのコンビニ収納の業務委託料、これが200万ほど増えています。それから、それに伴うコンビニ対応の印刷製本費、これが34万7,500円等が増えております。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 それちょっと足しても800万になるんでしょうか。
  だから、職員の異動というのは人数的には変わっていないと思いますし、そんなに大きな影響がないというふうに私は見たんですけれども、何か今もうちょっと積み上げると800万になるんでしょうか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  すみません、職員給与費の部分言わなかったものですから、これが571万506円の増です。
○6番 田中紀吉議員 あ、500万。分かりました。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○6番 田中紀吉議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第38号 令和3年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決算を認定し、剰余金を処分することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。
  これをもちまして、決算の審議につきましては、全て終了いたしました。
  堀口代表監査委員におかれましては、ここで退席となります。
  大変お疲れさまでした。
  休憩いたします。
  再開を10時35分といたします。
                                (午前10時22分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時35分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 お諮りします。日程第7、議案第39号及び日程第8、議案第40号は関連がございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、議案第39号及び議案第40号は一括議題とすることに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第39号及び議案第40号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 これより日程第7、議案第39号 ときがわ町過疎地域持続的発展計画について、日程第8、議案第40号 ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第39号 ときがわ町過疎地域持続的発展計画について。
  別紙のとおり、ときがわ町過疎地域持続的発展計画を定めることに議決を求める。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第40号 ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定について。
  別紙のとおり、ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の特例に関する条例を制定することについて議決を求める。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から議案第39号及び議案第40号の提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第39号及び議案第40号について提案理由を申し上げます。
  まず、議案第39号 ときがわ町過疎地域持続的発展計画について、提案理由を申し上げます。
  過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の規定に基づき、過疎地域として公示されたため、ときがわ町持続的発展計画を定めたいのでこの案を提出するものであります。
  次に、議案第40号 ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
  過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に規定する市町村計画に記載された産業振興促進区域内において、製造業等の用に供する設備を取得した場合における固定資産税について、ときがわ町税条例の特例に関する条例を制定したいので、この案を提出するものであります。
  以上、2つの議案の詳細につきましては、企画財政課長から申し上げます。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、議案第39号及び議案第40号の細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第39号 ときがわ町過疎地域持続的発展計画について、そして、議案第40号 ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定について、詳細説明をさせていただきます。
  まず、計画についての説明でございますが、議案の計画書はお手元にすぐ開けるようにご用意いただきまして、細部説明につきましては、その議案第39号関係の資料に基づいて説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、まずときがわ町過疎地域持続的発展計画について、説明をさせていただきます。
  まず、要点1といたしまして、この計画でございますが、この計画を策定するきっかけといたしましては、ときがわ町が過疎地域となったということでございます。これは、令和2年の国勢調査の結果、平成7年からの人口減少率が26%となり、要件の一つである減少率23%以上を満たしたことで、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づき、町全体が過疎地域として、令和4年4月1日に公示されました。
  要点2といたしまして、特別措置による過疎地域の持続的発展を支援。この特別措置法は特別措置を講ずることにより、過疎地域の持続的発展を支援することで、雇用機会の充実や住民福祉の向上、地域格差を是正することなどを目的としております。
  続いて、要点3ですが、要点2でご説明した特別措置は、計画に基づく事業が対象となります。この特別措置の主なものは、町が行う施設整備に対して、国からの補助や地方債の起債、地方税の課税免除を行った場合の財政措置、県による道路の整備や医療の充実等となっております。これらの措置は、この市町村計画に基づく事業が対象となります。
  なお、地方債の対象となるソフト事業につきましては、住民が将来にわたり安全に安心して暮らすことのできる地域社会の実現を図るための事業に限定されます。ということで、この持続的発展計画に記載されていない事業は、特別措置の対象にはならないということになります。
  要点4といたしまして、この計画を策定するに当たりまして、パブリックコメントを実施しております。
  パブリックコメントは、本年6月16日から7月15日までの30日間を実施し、8名の方から26件のご意見をいただき、計画策定に反映をいたしました。
  続いて、要点5として、計画の概要でございますが、この特別措置法に法律第8条に議会の議決を経て定めることができるとされております。
  この計画の基本目標は、計画最終年度の人口を9,577人としております。これは、さきに策定されている人口ビジョンと整合を図っております。計画期間は令和4年4月1日から令和8年3月31日までの4年間となります。
  計画の達成状況の評価につきましては、毎年度議会へ報告をさせていただこうと思っております。
  策定に当たりましては、第二次ときがわ町総合振興計画の後期基本計画及び公共施設等総合管理計画と整合を図っております。
  また、この計画を策定するに当たりまして、あらかじめ法律に定められたとおり、埼玉県 と協議を行いました。協議した内容は、次のとおり、イの移住及び定住並びに地域間交流の促進並びに人材の育成に関する事項から、ページめくっていただきまして、ルの地域における再生可能エネルギーの利用の推進に関する事項までとなります。
  協議の結果につきましては、右のページにお示ししたとおり、異議はないということで、埼玉県知事のほうから報告をいただいております。
  続きまして、計画の構成でございますが、計画の構成につきましては、まず1の基本的な事項といたしまして、計画書では7ページから15ページになりますが、そちらに(1)のときがわ町の概況から、(8)の公共施設等総合管理計画等との整合ということでお示しさせていただいております。
  続いて、16ページからになりますけれども、2の移住・定住・地域間交流の促進、人材育成から、51ページにあります13のその他の地域の持続的発展に関し必要な事項まで、県と協議した項目ごとに、それぞれ次の項目を記載しております。
  それは、(1)の現況と問題点、(2)のその対策、(3)の事業計画、(4)の公共施設等総合管理計画等との整合をそれぞれ記載してございます。
  また、19ページになりますけれども、19ページのこちら3の産業の振興については、22ページの中段にございます(4)の産業振興促進事項というものを記載してございますので、ご覧いただきたいと思います。
  こちらについては、後の特例条例のときに使いますので、そのままお開きいただきたいと思います。
  以上で、ときがわ町過疎地域持続的発展計画についての細部説明は終了させていただきまして、引き続き、ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定についての細部説明をさせていただきます。
  同じように、議案参考資料の議案第40号関係をご覧いただきたいと思います。
  まず、こちらの制度の概要でございますが、これが条例の第1条関係になりますが、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴い、町が定めたときがわ町過疎地域持続的発展計画に記載された産業振興促進区域内、これが先ほど計画内で最後にお開きいただいている部分になりますが、において、製造業等の用に供する設備を計画期間である令和4年4月1日から令和8年3月31日までに取得した場合における固定資産税について、ときがわ町税条例の特例を定めるものでございます。
  続いて、課税免除の対象となる固定資産税でございますが、これが条例第2条第1項関係 でございます。
  業種といたしましては、先ほどの計画にお示しさせていただいてあります製造業、農林水産物等販売業、旅館業及び情報サービス業の用に供する専用の設備を取得し、その取得価格の合計が次の区分ごとの取得価格以上の場合、その取得した家屋、償却資産、これは機械及び装置に限定されます。当該家屋の敷地である土地に対する固定資産税の課税を免除するものでございます。
  対象の区分につきましては、ご覧の表のとおりとなってございます。ただ、表の下のところにありますように、土地につきましては課税免除の対象となる建物の敷地としており、かつ当該土地を取得した日の翌日から起算して1年以内に当該建物の建設の着手があった場合に限り対象となります。
  続いて、一番下のところになりますけれども、特例の内容でございます。これが条例の第2条第2項関係になりますが、土地、家屋、償却資産に係る固定資産税について、最初に課税免除をした年度から3か年度免除するものでございます。この免除した固定資産税については、普通交付税のほうで基準財政収入額から控除されることによって、交付税措置されるというものになります。
  このページ、裏の表につきましては、先ほどお示しした対象事業の表の事業者の規模5,000万円超1億円以下の場合の取得価格の合計額で、製造業のところの1,000万円以上に対して例示させていただいておりますので、後ほどご覧いただければと思います。
  そして、条例のほうにお戻りいただきたいと思いますが、条例の第3条が課税免除の申請について、そして、第4条が課税免除措置の承継、第5条が課税免除の取消し等、第6条が適用除外、第7条が報告及び調査、第8条が委任の条文となっております。
  そして、附則で施行期日でございますが、この条例は公布の日から施行するということでございます。
  以上をもちまして、議案第39号 ときがわ町過疎地域持続的発展計画について、そして、議案第40号 ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これ以降の質疑、討議、討論、採決は議案ごとに行います。
  最初に、議案第39号 ときがわ町過疎地域持続的発展計画についての質疑に入ります。質疑ございませんか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  3点ほどお伺いします。
  議案第39号関係のほうでお聞きしたいと思います。
  確認も含めてなんですけれども、要点2、特別措置により過疎地域の持続的発展を支援と書かれております。その中で書かれているんですけれども人口増加というのは一つの目的として入っているのか、入っていないのか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 人口減少状況の中で、人口増加というふうな目標につきましては、この計画の中では先ほどご説明させていただいたように9,577人が、今からですと3年半後の目標人数になっております。それを増加というふうなご質問でございますけれども、今の時点でこの計画に基づいての人口増加というものも、中には目標になっていますけれども、要は9,577人以上というふうなことでご理解いただければと思います。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 要点1で、ときがわ町は過疎地域となる、その一つの指標として人口減少率があるわけですけれども、簡単に言えば、ここから脱却しようというのがこの計画ではないのかなと思っています。
  その中で、要点2だと人口減少はしようがないよね、雇用機会の充実や住民福祉の向上、地域格差を是正するとなっていると思うんですよ。この辺の、何ていうんですか、整合性というんですか、人口は、要点2のほうでも人口増加というのを一つ柱として入れてもいいのではないかなと私は思っているんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問で、今回の場合には平成7年から令和2年の国勢調査の人口減少が26%になってしまったというふうな結果から、こういう形になっているんですけれども。これが実は、何で4年間の計画になるかというところにもつながってくるんですけれども。次は比較されるのが、平成12年の国勢調査と令和7年の国勢調査になるわけなんですね。そこのところで、また改めて比較し直して、今の基準でいけば23%という基準がありまして、それを23%以上減っていなければ脱却できるというふうなことですので、必ずしもその増加というふうなところに目標を置いているわけではないということはご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 よく分かりました。ありがとうございます。
  じゃ、2点目なんですけれども、要点5の計画の概要のところですけれども、4番、毎年度議会への報告があるというわけですけれども、まずはその説明があるのか毎年、事業に対して、こういう事業をしますよという説明があるのかが1点。また、報告をどのようにしていくのかお伺いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 まだ計画ができる前の段階ですので、どういうふうにご報告をしようかというのは具体的に考えているわけではございませんけれども、どういう事業をやるかということにつきましては、やはり計画で説明するだけでなくて、やはり予算というものがございますので、予算で説明をしていきたいというふうに思っております。
  この計画の進捗状況につきましては、目標として、やはり人口をお示ししておりますので、人口を基準に議会のほうへはご報告をさせていただきたいというふうに思っております。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 3点目なんですけれども、少し重複する点ですけれども、これが議決された場合、どのようなタイムスケジュールになるのか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 計画の推進についてということでよろしいでしょうか。
○4番 神山 俊議員 町がどのように動いていくのかということです。
○荒井 淳企画財政課長 この計画がここでご議決いただければ、計画の中に具体的にどういう事業というのは事細かくお示しさせていただいております。それに基づきまして、まずはもうすぐに来年度の予算編成が始まりますので、その中で、まずはどれができるか事業を選定して予算化をしていきたいというふうに思っております。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 計画を見るとほぼ100%、町の事業に関わってくるのではないかなと思うんですけれども、その取捨選択、これをやる、これをやらないというのは、誰がどのような時期にどのような判断を下すのかお伺いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 まず、この計画を策定するに当たりましては、企画財政課が取りまとめはしましたけれども、企画財政課だけではとてもここまで持ってくることはできません でした。
  やはりそれぞれの課の職員の協力があってのものだと思っております。そういう中では、各課長がそれぞれの事業を把握しているはずですので、その中でそれぞれの課長が年度ごとにどういう事業をやっていっていいか、やっていこうか、そういうふうな考えを持っていただいて、予算要求をしていただければと思っております。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 では、この過疎ですけれども、各課が選定して事業を企財のほうに上げていくと。それをさらに選定していくと思うんですけれども。実際、初めてのあれですので、どこまでできるのか、なかなか難しいのではないかなと率直には思います。
  町として、もしそういう何かこういうことをやっていきたいという、大まかな腹案みたいなのがあるのか、それとももう各課に任せてそれを精査していくという方向なのか、その辺のビジョンはどうなっているのか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 過疎対策とはどういうものかというところにつながっていくのかなというふうには思うんですけれども。今の考えといたしましては、まず、ときがわ町に今お住まいの方、こういった方たちに住みやすい町をつくることによって、ときがわ町から出ていかないという政策が一つあると思います。それともう1つが、やはり外部の他市町村の住民の方がときがわ町に来ていただくというふうな政策になろうかと思います。そこにつきましては、どちらかをやるのではなくて、どちらも同じように進めていきたいというふうには思っております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原和夫議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  2点伺います。
  まず、1点目ですが、持続発展とこの中にあります。この中で、起債を含め、現予算、どのように計画しているのか、そのお示しをお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問ですけれども、先ほどやはり説明の中で触れさせていただきましたけれども、いろんなハード事業につきましても、国・県の補助金ですとか起債ができるというふうなお話をさせていただきました。
  これにつきましては、そうですね、もう既に来年度の事業の選定は始まっておりまして、10月の初めぐらいだったと思うんですけれども、既に来年度の事業を県のほうで集約を始めているようでございます。
  そうしたことで、どういった事業をときがわ町として来年度考えるかということについては、早急にちょっと判断をしていかなければいけないというふうには思っております。来年度予算を策定するに当たりまして、主要事業ヒアリングというものをやるというお話はさせていただいていると思うんですけれども、その中で判断をしていきたいというふうには思っております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 起債を含めて、この予算というものはどうしても必要だと思うんです。ときがわ町の財政状況を見ながらも予算をつくるわけですから、そこのところをまだはっきり出ていないというのは、ちょっと私も疑問なんですが、計画はもう出るわけですから、来年度予算を含めてやるわけでしょう、まだこれから検討するわけですか。大丈夫ですか、それで。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今おっしゃるとおり、まだこれからということでございますけれども、まずはこの計画ができないと、そういった特例措置も受けられませんので、まずはそこに重点を置いて、今は事務を執らせていただいております。
  それと、財源といたしまして地方債が起こせる、俗に言う過疎債というものなんですけれども、これにつきましても、切りなく起こせるわけではありませんので、早めにその辺は県とも協議のほうを行っていきたいというふうには思っております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 2問目お願いします。
  要点1から5まであるように、先ほど課長の説明ではソフト・ハード、住民福祉も含めて、今、ときがわ町の、神山議員の質問と重なりますが、どこに重き置いてこの過疎債を受けているか、これは重要な課題だと思うんです。その点はどこを見ているか、伺いたいです。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 とかく人口減に対して、町外から人をこう呼び込むというふうなところに目が行きがちですけれども、やはりときがわ町としては、もうこれ数年前からそういうふうな考え方を持って、事業のほうを少しずつ転換は始めているんですけれども、やはり 今いるときがわの町民、こちらについて、やはり目を向けないといけないというふうなことから、今いる若い人たちにもときがわ町に残っていただきたいというふうなことで、住宅取得の補助金なんかも住民を対象にしてきたところでありますし、先ほどお話ししたように、ですから両輪というお話をさせていただきましたけれども、そうした形で進めていきたいというふうには思っておりますが。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 ときがわ町もこの過疎債を受けられるようになって、これは過疎債を大いに利用することは、私、賛成の立場です。ただ、今までこの人口減少について目を向けなかった地方自治体の在り方、町の在り方もあったと思うんですよ。
  そこで、やっぱり実行性のない計画は無理になりますから、そこのところはきちんと把握した中で、計画をきちんと行っていただき、進めていただくことを期待したいと思います。
○小島利枝議長 答弁はよろしいですか。
○11番 野原和夫議員 答弁ができればお願いします。
○小島利枝議長 答弁はできますか、荒井課長。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 答弁をということですので、一つちょっとお話しさせていただきたいと思うんですけれども。今までも人口減少に目を向けてこなかったということではなくて、やはり人口減少に対して何か策を打たなければいけないというふうな中で、もがきながらという表現になるのかどうか分からないですけれども、いろいろと人口減少に対応した事業を行ってきた。ただ、それは今の時点で考えれば、結果がそこまで伴われていないというふうな結果にはなっていると思いますけれども。ですから、今後もこの計画に基づいてするから、じゃ人口が増えますよというふうなお約束はできないとは思っております。ただ、やはり心配されている人口減少率というものが、そこまで行かないようにしていきたいというふうなことですので、ご理解いただければと思います。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
○小島利枝議長 何問ですか。
○6番 田中紀吉議員 2問、大きく2問です。
  まず、構えというのは、そもそもというところでお尋ねします。
  それで、これは4月1日に指定をされて、6月16日からはパブコメを求めています。ということは、2か月弱でつくったんですね。そもそも、この間の話ではありませんけれども、これは職員が企財を中心につくって、大変立派なんですね、ある意味ではね。総合振興計画や公共施設のほうに、大体準拠して、それに基づいてつくっていますというふうに見えます。逆に言うと、新しさは出せないというのか、ないというのか、そういう点が見受けられます。私の感想です。
  それで、まず最初に、現状をどう捉えるかというのが一番だと思って、最初に質問をさせていただきますけれども。
  ゼロ歳から14歳が一番減っているんですね、67%近く。それで、次はいつも話題になる15歳から29歳、この若い人たちが出ていって、亡くなっている方も多少いるかもしれないですけれども、ほぼ町外に出ているんだと思います。それが57%ぐらい出ているんですね。だから、課長が今おっしゃいましたけれども、そういう両輪で政策を打ってきたということなんですが、私はそこが中途半端な政策だったんじゃないかなというふうに思っています。それが反映してないんじゃないかというふうにいつも思っていますね。
  個別の話でいくと、なかなか長くなっちゃって大変申し訳ないんですけれども、まずそこなんですね。そこの認識があるのかないのか。本当に子供たちが産まれる数が少ない。そのためにこういう政策をやってきたというのが今までです、20年以上。それが結果に出ているんだから、この計画はそこのところにもっともっと力を入れる、衷心を入れるというふうに向かなかったら、過疎から脱却できないんじゃないかと思うんですね。
  あともう1つは、今15歳から29歳、若い人たちが出ていっちゃうと。結果としてね。そのことについて政策を少し始めた、成果が少し出ている。それはそれとして評価の点はありますけれども、その点なんですね、まずね。だから、それが非常に足らないと、個別には入りませんけれども、そういう認識に立っているかどうかということです。それで、このことが一番分かりやすいんですね。出生率の点を言っていますね。どだい、この辺の目標は無理だと思うんですけれども、数字として出していますんでね、これはまずその点から伺います。分かりづらいですか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 すみません。全てが整理し切ってないんで、ちょっとお答えになるか分からないんですけれども、今まで行ってきた子育て支援というものが、本当にそれで正しかったのかどうかというふうな部分の評価については、現状を見れば、じゃ正しくなかっ たんじゃないのか。そうだとすれば、じゃ何が間違っていたのか、やり方が間違っていたのか、やっていることが間違っていたのか、それとも投入量が間違っていたのか、いろいろ要因はあると思います。
  ただ、いずれにしても、こういう結果が出ていないということは、だとすれば、今やっている子育て支援全てを事業をやめて違うことを始めるのかというふうなお話にもつながってくるわけなんですね。ただ、そうしますと、やはり住民の方というのは、今ある制度に基づいていろいろ生活設計をしたりですとか、人生設計をされている方もいらっしゃいますので、そこを大きく変えるというふうなことは難しいと思います。そういう意味では、継続というのが一番住民生活の安定を導くのかなというふうには思っている中で、すみません。ちょっと答えになっているかどうか分からないんですけれども、どういうことをやっていっていいか。やっていったらいいかにつきましては、やはりそれぞれ担当している課がございまして、その中で日々頭を悩ませながら考えていただいていると思っております。それを取りまとめるのを私どもの課のほうでやっているわけですけれども、そうしたことですみません。いろいろなことをちょっと模索していきたいなというふうには思っていますけれども。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 すみません。私も聞き方がまずかったと思って反省しております。
  具体的にお伺いします。例えば出生のための支援金として第1子、第2子、3子という形で出しています。第1子が生まれない限り、第2子は普通は無理ですね。だから私は第1子に大幅に例えば出すという形は一つはあると思います。例えばですよ、第1子に大きく出すということは、次のお子さんが生まれる可能性がほかのことよりもずっとあるんですね。だから、ときがわ町は、第3子というのを除くという意味じゃありません。第1子に守るんだという意識をきっちりつける。例えば、国保の出産手当もそうですし、お祝い金もそう、教育の点もそう、小学校の点もそう、そういうめり張り、私はそこのところは言いませんでしたけれども、私的なアイデアはそういうことです。具体的に結婚のために、例えばお子さんが生まれるためには、交流をしたりそういう状況をつくっている。そういうことです。そのことが中途半端だ。そういう意味で、私がちょっと質問が足りませんでしたけれども、そういう意味です。
  だから、そういうところをしっかり中途半端じゃなくて、ああ、ときがわ町はすごいね、こんなこともやるのか、あんなこともやるのかというぐらいやらなければいけないんじゃないかというのが私のアイデアで、提案で意見です。ということですね。具体的に言えば。そ ういうのが昨日の続きをやると、やめろといって話す手はないです。だから、そういう意味のお金の使い方やアイデアをすべきだということが少子の点で見ると、中途半端というふうに見えます。
  だから、町長の話でこの中にもありましたけれども、ぜひ日本一子育てに優しいんだったら何ができるんだと。人口1万人ぐらいだったら、このぐらい50人、60人しか生まれていないわけですから。それを、じゃ来年は5人増やそう、3人増やそうというのを具体的に出す。そのために何をやるんだと。第1子がぜひ欲しい。その方の条件を前につくっていくというふうなことです。私がお伺いしたいのは。だから、課長、その辺私触れませんでしたけれども、そういうことが来年の企画、またはこの中にちゃんと入れなければいけないんだと思うんです。そういうことです。
  ほかの点では具体的なアイデアありますが、きょうは時間の問題でやめますけれども、そういうことです。お分かりになりますでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまご提案いただいた部分につきましては、ここにも所管する課長もおりますので、そこのところはしっかりと意に止めておいていただきたいと思いますが、ただ、少子化の問題を今お話しされましたけれども、合計特殊出生率がもし上がったとしても、それを下支えする分母の部分の方たちが減っていったんでは、実際の出生数というのは減っていくわけなんですね。
  以前にもお話しさせていただいたように、合計特殊出生率が人口置換水準という2.07、もしくは08というふうな数字があるんですけれども、これをもしクリアできたとして、クリアして、すぐに人口が減らないかといったら当然減っていくんです。それはそれまでの間の分母の方たちが減っていっているからなんですね。2.07をクリアして、それがずっと維持できて、その2.07になったときの子たちが子供を産む年齢になったときに初めて人口が維持できるんです。
  ですから、まずは合計特殊出生率に着目するのも必要ではあるんですけれども、やはり分母のところをどう増やしていくか。それには、今一番の問題は、結婚しない方が増えてきているというふうなところ、ある程度結婚をされた方については、やはり子供さんをつくる率が非常に高いというふうな統計データが出ていますんで、やはり確かに子供が生まれてお祝い金を支給する。じゃ、これが出産の1人目、2人目をつくろうと思ったときに、どれだけそれに影響を与えたかというふうなところも分からないまま、じゃ、その額を増やせばいい んだよというふうな話にはならないんだと思うんですね。そこのところは、やはり慎重に考えないといけないと思っていますんで、ご理解いただければと思います。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 課長の話と私の言っている意味は、ちょっと違うと思うんで、私は合計特殊の数値は、私はある意味はあまり意味がないと思っていますね。実際数字なんですね。何人生まれたかということを求めていかないと、いかないんですよね。分母が減っちゃえば、数字なんていうのはすぐ変わっちゃうわけで、じゃ、若い人が外に出なくても済むような、例えば、ときがわ町に来た人は逆にいっぱいいるわけですね。空き家の話になっちゃいますけれども、そういうところにきちんと向けているのかどうか。中途半端な政策じゃなくて、どんと予算額を決める必要ありますけれども、そういうことをやる。片方で、ときがわ町で子育てがしたいという人はいっぱいいるわけですよ。どこかの保育園は、町内よりも町外から来ている人がいっぱいいるわけだから、可能性はあるわけですよね。だから、そういうところに中途半端なお金じゃなくて、しっかりときがわ町に行ったらいいね、それで保育園の次は小学校だね、そのために引っ越そうよ、そういう導きや、そういうイメージをつくるということですよ。そこのところが足らないんじゃないかというのが私の意見です。1問目はこれで終わります。
○小島利枝議長 2問目、お願いします。
○6番 田中紀吉議員 2問目は、あまり具体的な話になっちゃうとおかしくなっちゃうのでやめますけれども、公共施設管理計画なんですね。この問題というのか、過疎債、過疎地域の発展計画は、ほぼそれをなぞっているだけですね。悪いとは言いませんけれども、やっぱり1か月、2か月じゃそれをなぞる必要あるというのはもちろんそうです。ただし、人口がどんどん減っていくという何か計画をつくっていく中で、今までと同じじゃないんだというのが過疎地域に指定されたもともとの話だと思うんですね。だから、もう少し、今期はやむを得ないとしても、来期についてはぜひ整合性を持った計画をつくっていただきたい。
  私も提案もしていきたいと思いますけれども、個々には今日は入りません。入りませんけれども、そういう観点でつくっていただかないと、こちらにもありますけれども、もう人口の社人研の数値がはっきり出ているんですね。私的には、現在のままでいくと社人研の数字よりも逆に悪くなるんじゃないかなと私は危惧しています。町長はどうお考えか分かりませんけれども、かなりその点は危惧していますし、人口の動態というのは、かなり正確度が高いんですね。予測される正確度が高いと思います。だからその点で、ぜひ課長はどういうふ うに考えているのか。社人研の対しているのに、少し政策を上げて町独自の政策をすれば少し上がるんだという計画は出ています。私はかなり難しいと思います。現在の政策を続ける限り難しいじゃないかと私は思っています。それは私の想像ですからね。だから中途半端な政策じゃなくて、思い切った政策をやる必要がある。そのための財政措置があるわけです。だから、ぜひそういう点で課長、もう一回お伺いしますけれども、この社人研より政策をやって町のパターン2に行ける自信はありますか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 いろいろに計画が飛んじゃっていて、何をお答えすればというふうなところですけれども、最後のところだけでよろしければ、計画を粛々と推進していくことによって、結果が伴ってくるんじゃないかなというふうには思っております。
○小島利枝議長 田中議員、時間の都合もありますので、進行上、質問のほうは端的に要点を得てお願いします。
○6番 田中紀吉議員 分かりました。じゃ、一つだけ伺いします。
  コーホート法という統計資料がありますけれども、あれは非常に分かりやすいんですね。社人研とは別な形で基礎が5年後にどうなるのかということで読めるということになりますね。私はなかなか何回読んでも分かりづらいんですよ、これね。そうじゃなくて、ぜひ例えば何人増える、例えば自然増が何人になって何人になったらというのを、その辺をぜひ今度お示しいただきたいんですけれども、よろしいでしょうか。その辺伺います。説明が下手ですか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 あくまでも出生だけにこだわっているわけではなくて、やはり移住ですとか、引き止めというのもあるんだと思うんですけれども、そうしたことを含めて、この目標である9,577人、これを上回るように、これよりも上回るように頑張っていきたいというふうなことになります。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私の説明、ただ社人研だけじゃなくて、コーホート法というのは町民から使ってご理解していると思うんですけれども、あれは何人という人数なんですね。人数を出せるということでは非常に分かりやすいと思いますので、自然と社会減と、社会増減と自然増減で結果としてあります。
  ときがわ町は、傾向としては自然減はやむを得ない部分がありますけれども、社会減はか なり追いついているんですね、ここで。毎月毎月の広報で見ると分かるんですけれども、自然減はかなりの差はありますけれども、社会減、社会というか出たり入ったりの数字ですけれども、それはかなり減り方が少なくなっているというところではあると思うんですね。そこにポイントを置いた政策も一つはということで思います。これで結構です。私は。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  1問です。
  先ほど過疎債も幾らでも出るものではないという発言がありました。過疎債の上限というのがあるのかどうか。それから、その借りたからには負担率があると思うんですが、その負担率はどうなのか、1点お聞きします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 山中議員のご質問でございますが、過疎債の上限でございますけれども、比較するものといたしまして、合併したときの合併特例債というものがあったんですけれども、それはそれぞれの自治体に配分されてくる限度額というのがあったんですが、過疎債については、それはございません。
  ただ、国も起債の予算の上限というものは国として設けていますので、その中で過疎地域のその市町村が翌年度の事業計画を出して、それで取り合うという言い方はちょっとあれなんですけれども、分け合うというふうなものになります。
  負担率につきましては、通常でいきますと事業費に対して100%充当できる起債になりまして、その後年度の公債費に対して70%の交付税措置がされるというのが基準でございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい、結構です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
○小島利枝議長 何問ですか。
○8番 前田 栄議員 1問ね、トータルで、2問目行くかもしれないけれども、いずれにしてもトータルなんですけれども、今までときがわ町が合併して合併特例債ということで15年たったと。総合振興計画にのっとっていろいろやってきたわけですよね。子育てにおいても、 いろんな企業誘致においてもやってきたと。でも、これは日本全国的な問題なんですけれども、人口が減っている、なかなか難しいと。
  ときがわ町もいろんな点で、この指標をオーバーしたんで、東秩父と同じように過疎地域持続的発展計画というようなことになったということで聞きたいんですけれども、いずれにしても、これから、今まで15年やって、なかなかできなかったんですけれども、少しアドバルーンを上げて、要は過疎債になったのは人口の関係ですよね。じゃ、人口を増やすにはどうすればいいかと。なかなかこれは全国的な問題で難しいんですけれども、人口が増えるためには当然家がなくちゃいけないと。それで宅地ですよね。その問題と今さっき子供たちが増えたとしても、子供たちが生産年齢になると出ていっちゃうと。それで我々はあと何年かすると死んじゃうと。やはり持続的なときがわ町を発展させるためには、その子供たちが育って外の自治体で働かないように、ときがわ町でできるような企業誘致というか、会社を建てなくちゃいけないと。それから、やっぱり八高線だと、公共交通の3つ目なんですけれども、八高線においては、なかなか難しいと。ただバスでなかなかというのも難しいんですけれども、もう事業をその小さいということはないですけれども、でかい何か3つぐらいの目標、人口増のために宅地を、家を建てられる土地を整備すると。それから、そのためには企業を誘致すると。そして、なかなか八高線が増やしてくれと言っても増やさないでしょうからバスしかないと。その3つをもって、やっていくしかないと思うんですけれども、これは幾ら課長に聞いてもなかなか難しいんですけれども、渡邉町長に、町長トップですから、どのような考えでどのように持っていってもらい、なかなか難しいんですけれども、一応町長が考えたことをこの計画に入れていって、それに向かってやっていくしかないかなと思うんで、町長の意見というか、それちょっと聞きたいんですけれども。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 この過疎地域持続的発展計画、これをつくってときがわ町が過疎地域に指定されたというのは、人口減少、それから、あと財政の面を含めて過疎地域に指定されたと課長から説明は聞いたんですけれども、この地域でも越生町とか小川町とか同じような人口減少で苦しんでいるところもあるんですが、ちょっと財政状態との比較で、ときがわ町が全域過疎地域に指定されたという話を聞きました。
  今回の過疎地域に指定されたということが、今までの振興計画と違うところが数字が令和8年の3月31日現在の数字が9,577人と、この数字がつけられたということは、私にとってはすごく責任があるのかなという感じがします。期間が正味もう4年間ぐらいですよね。だ から、すごく短期決戦の政策を打っていかないと、ちょっと間に合わないのかという気がいたします。
  田中議員もおっしゃるように、まずその子育て、子育てというのは、昔、ソニーの井深社長がゼロ歳からでは遅過ぎると。そういうような話もしていましたが、その出産からでは遅いと。その前からですね、政策を打たなければいけない。お見合い事業とかそういうふうな必要があるんですが、ただ、何で今若い人が結婚しないか。いや結婚しないじゃなくて、結婚できない。これはやっぱり日本のこの30年間の低成長で若者の所得が増えない。この所得が増えないということで、結婚できないという人が実は多いわけですよね。だから、何とかこの若い人たちに正職員、正社員の労働をやっぱり提供してやらないと、非正規ばっかりでは、なかなか結婚ができないという状況がありますね。
  それから、もう1つ、子供を出産したときに、やはり7歳まで、また15歳まで、またその先は何歳までが子育てというのか分からないと思うんですけれども、そこに大変なやはり負担があるわけですよね。それをどういうふうにボリュームをこれからつけていくか。これはこれから事務方に指示をしていきたいかなと思います。今までのやり方ではやはり駄目かなと、やはりどこかにとんがりをつけなきゃいけないと、こう思いますよね。
  それからあと、移住・定住の問題、まず何でときがわ町から若い世代が出ていってしまうんだろう。でも我々の時代と違って、後期の振興計画かな書いてありますけれども、割と近所へ出ていくんですね。滑川町、東松山、坂戸と、割と近所へ出ていくというところが昔と、みんな東京へ出ていっちゃうわけではないというところが一つポイントかな、可能性があるのかなという感じがいたします。
  総合振興計画がありまして、そこにも予算がつけられまして大きな予算がついているんですが、さらにそこに今度は過疎地域持続的発展計画で過疎債を使えて、さらにこう予算的にも事業的にもボリュームが出てくる。だから、令和8年の3月31日まで、もう短期の政策をやっぱり打っていかなきゃ駄目だと私は腹を決めておりますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 いろいろというかアドバルーンというか、ぜひプロジェクトということで、私3つ言いましたけれども、なかなか公共交通も難しいんですけれども、宅地造成と企業誘致というか、その2点にでも絞って町全体、議員も全体でしていって、それで駄目だったらこれはしようがないと。でもやってみなきゃ分からないし、ただ4年で急に来たといってもなかなか難しいですよね。各課に言っていたって各課が出ても多分、月イチ食堂だと か、そういうこともいいんですけれども、そういう細かいことになると思うんだけれども、町全体でその企業誘致、宅地造成、なかなか難しいですけれども、農地等調整地域があるから、でもそれしかないですからね。家って、家造ってもらって子供つくってもらって生産年齢まで自分のローン組んでもらって、ときがわ町に今度は税金を落としてもらうと。子供たちに幾らしたとしても、どこかに行ったんじゃ全然税金が戻ってこないし、やっぱり課長が言ったように、合計特殊出生率においても、我々が死んじゃうというか、分母を持続してもらわなくちゃ困るので、そういう点でぜひ町長が先頭を切って2大プロジェクトぐらいのアドバルーンを上げてもらいたいんですけれども、よろしくお願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  1点ほどお伺いしたいんですけれども、渡邉町長、その財政状況が悪いというか、影響しているとあるんですけれども、これはどのように影響されているのか、お伺いします。私としては、ときがわ町は他市町村比べていいほうではないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの神山議員のご質問でございますけれども、町長の答弁の中で、財政状況というふうなことも触れられたわけなんですけれども、実は、これ過疎地域に指定されるに当たりましては、人口の減少率というのは一番大きい問題なんです。これについてはクリアをしている。
  先ほど、例えの中でもありましたように、近隣の町も人口だけでいけば、過疎地域に該当しているんですよ。だけれども、ときがわ町だけがここで指定されたというふうな理由といたしましては、標準財政規模というのが交付税を算定する際にあるんですけれども、標準財政規模が0.51を下回っている団体が過疎地域に指定されるというふうなことがあるんですね。ときがわ町の場合には、標準財政規模が0.40幾つなんですよ。それで該当して過疎地域になった。ほかのところは人口減少率は該当していますけれども、標準財政規模が0.5幾つなんで、そこで外れたというふうなことになりますんで、決して財政状況が実際に悪いから、それで指定されたとかということではありませんので、そこは勘違いなさらないようによろしくお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 ちょっと勉強不足ですみません。0.15は何と比較して、そのもう少しかみ砕いて教えていただければと思います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 すみません。私すみません、今ちょっと言っているつもりが財政力指数じゃなくて、標準財政規模と言っていました。すみません。全て標準財政規模ではなくて財政力指数です。すみません。間違えました。財政力指数です。0.15じゃなくて0.51。これがこの特別措置法に規定されている基準の率になるんです。それを下回っているわけなんですね。
  財政力指数については、ご承知のとおり、普通交付税の基準財政収入額と基準財政需要額の割合になります。収入額が分子で需要額が分母になりますけれども、ときがわ町もこれでいけば平成22年には0.51を上回ってはいたんですけれども、やはりその中で、いろんな要因がありまして、高齢化率ですとかということで、社会福祉の経費ですとか、保健衛生費の経費が相当需要額として上がってきているんですね。
  もう1つ要因があるのは、やはり起債をしたことによります公債費が上がってきているんですね。それによって分母が増えてきましたんで、財政力指数というのが必然的に落っこちてきたというふうなことになりますんでということでよろしいですか。
○小島利枝議長 ほかに。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 簡単にしますけれども、3問お願いします。
  まずは、10ページ、これ人口ビジョンの中で合計特殊出生率がこうなればという、この計画自体が過疎債を使うために、こういう12月まで計画立てろ、そうしないと過疎債の許可下りないよというような意味があると思うんですよね。それで、基本は総合振興計画だと思うんですよ、私は。実行していくのは。それで、この合計特殊出生率が前の総合振興計画だと合計特殊出生率です。後期だと人数になっています。26人を30人にする。ここへ戻って合計特殊出生率という考えは、国や県がこういうことを考えて、これにのっけたんかもしれませんけれども、これどっちで行くんですか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岩田議員のご質問ですが、基本的には総合振興計画にあるように出生数、これにシフトしております。ただ、ここにありますこの計画の中の10ペー ジの人口ビジョンの中で、これは引用しているものなんですけれども、ここでは合計特殊出生率というふうな表現も出てきていますけれども、これはあくまでも人口推計を推計する上で、合計特殊出生率というのは当然必要になってきますので、ここで使わせていただいているだけであって、合計特殊出生率を今後指標にしていくというふうなつもりではございません。
  以上です。
○小島利枝議長 10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 合計特殊出生率やどっちに行くかというのは人数で行くんですね。それで人数なんですけれども、出産年齢15歳から45歳と今ときがわ町に1,233人です。そうすると、いや、女性ですね、15歳から45歳まで。そうすると、合計特殊出生率が1だと1年で40人ぐらいなんですよね。全部30年間で1人ずつ生んだとしても40人なんですよ。死んでいく人間が150人以上いると思うんですよ。特に団塊の世代じゃないですけれども、そういう死亡率というのはかなり多くなると思うんですよね。だから、そういうことも勘案して人数をきちんと、だって26人を30人にして4人増やすという総合振興計画ですよね。それじゃ増えないんじゃないかなというふうに思うんです。それは一つ分かりました。じゃ、この人数で行くということですね。
○小島利枝議長 よろしいですか。2問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 その数字の問題なんですけれども、11ページ、2020年が1万519人になっていますよね。9月1日現在は1万673人、増えているんですよね。これどういうわけなんですか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 社人研もそうですけれども、ここで引用している人口というのは国勢調査の結果です。ですから、全て年を見ていただければ分かると思うんですけれども、5年置きになっていますので。ですから、この計画の最終年度の目標についても国勢調査の人口で比較をしていきます。過疎地域になったのも、全て国勢調査同士の人口を比べての減少率ですので、全てそこでこれについては動いていきます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今まで、1万519人で我々は信じていたわけですよね。そこに付け加えて国勢調査をどうのという話じゃなくて、じゃ、今は国勢調査の数字よりもここに加わ ったということなんですか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 恐らく岩田議員が把握されておるのは、住民基本台帳人口だと思うんですね。ときがわ町に住所登録をされている方の人口なんですけれども、国勢調査の場合には登録がしてあっても、いらっしゃらない方は人口にはカウントされませんので、そこのところで違いが出てきているんだと思うんです。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、今後は国勢調査によるということですね。数字ですよというようなことをここへコメントするべきじゃないんですか。だって、今現在、1万613人なのにどうして20年がそれだけ少ないんかというのは誰も疑問に思うんじゃないんですか。いやいいです、それで。考えておいてください。
○小島利枝議長 答弁いただかなくて結構ですか。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 まず、その計画でいきますと、10ページに実績値というふうな人口があると思うんですけれども、ここに資料として平成2年から平成27年の国勢調査というふうなものをお示しをさせていただいております。また、社人研が出している数字につきましても、国勢調査を基にやっているというのは、これは皆さんご存じかなと思っていたんですけれども、それに基づいて推計をしているというふうなことでございます。
○小島利枝議長 3問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 12ページ、行財政の状況の中で、基本政策が上げられていますけれども、これは総合振興計画から来た基本政策ですよね。違いますか。これをじゃ、計画の中にこれでやっていくという思いがあるんでしょうか。あるから計画立てたんだと思うんですけれども。だから、総合振興計画の整合性、どうするかという話ですよね。総合振興計画の重点プロジェクトとかって発表してきましたよね。それはどうするんですかというふうに思うんですけれども、さっきも言ったように、県へと国へ言い訳でこれをつくったんだから、そんなに真剣に考えるなというんであれば、あまり真剣に考えませんけれども。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 基本的なスタンスといたしましては、総合振興計画と同じような歩調でやっていくという。ただ、この計画に基づいて行う事業については、先ほどお話しさせていただいていますように、やはり今いる町民が出ていかないですとか、外からの人口を呼 び寄せるというものに重点的になっていくんだろうなというふうには思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ぜひ総合振興計画を中心に事業を進めていただきたいというふうに思います。ただ、これは過疎債を使うために何をするかという話だと思うんですよね。そういうことでございますので。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  1問お願いします。
  持続的発展計画の中のページで言いますと49ページお願いします。
  上に12、再生可能エネルギーの利用の推進というタイトルがありまして、開きましたか。そこを読んでいきますと、ちょうど(2)のその他の対策の上3行になります。
  また、5つの系統を走る路線バスについては、ディーゼル車であったが、温室効果ガス排出量の削減を目的に車両更新のタイミングで、令和4年6月に全車電気バスに切り替えたと言っていますので、ここは今私が知る限りでは1台しか稼働されていません。すっと整合性でお願いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問につきましては、当初はそのつもりでおったんですけれども、なかなか切替えの作業が進んでいないという中で、思うように進んでいないというふうなことがございます。ただ購入については、事務のほうは終わっておりますので、今後早急に全車の切替えができるように事業者に対しても話をしていきたいというふうには思っております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 そのとおりですね。ぜひここにうたってあるとおり、6月に全車電気バスに切り替えたとうたってありますので、これを読んだ町民にあっては、もう切り替えて走っているんだなという認識がありますので、ぜひ早急にお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 過疎債を使わなくてもできるかと思うんですが……
○小島利枝議長 1問でよろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 1問です。
  すみません。できると思うんですけれども、三波渓谷のみすぼらしい駐車場じゃなくて、きちんと管理棟を造ってトイレを造ってというようなことを計画、要するに三波渓谷のもう一度整備計画を考えてもらいたいという思いです。
  ですから、町でちゃんとそういうことをして観光協会に管理を任せるというのが本来の筋だと思うんですよね。ですから、過疎債使わなくてもできるんだよというのであればそれで結構です。要望です。
○小島利枝議長 要望でいいんですか。
          (「要望というのは通らないんだよ」と呼ぶ者あり)
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、質問です。お願いします。
○小島利枝議長 質問されますか。
  答弁願います。
  休憩します。
                                (午前11時53分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時54分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ご提案いただいたものも含めまして、今後それぞれの事業を検討していく中で考えていきたいと思います。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 終わりです。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第39号 ときがわ町過疎地域持続的発展計画についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後1時10分といたします。
                                (午前11時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時10分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第40号の質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 議案第40号 ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  結果としては3問になると思いますので、お願いします。
  まず1点目、例にもありますけれども、事業者の規模、大体認識が違うんじゃないかと思うんですけれども、例が1億円以上というのは大企業になると思うんですけれども、私の認識が違っていたらご指摘をいただきたいと思いますけれども、その1点、伺います。
  ときがわ町に来るというか、事業を始めるような人たちが大企業を例に取るというのは、 ちょっと違っているんじゃないかというのをまず1点伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 様々な企業が可能性がありますので、あくまでも例として挙げさせていただいておりますので、ご理解いただければと思います。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 全く理解できません。ときがわ町に1億円企業の方がいらっしゃるのか。過疎地域を指定されて過疎地域の方に来ていただこうと優遇税制をつくるときには、私はどなたでもいい。そういう視点が必要だと思うんですね。だから、課長今おっしゃいましたんで、その次に行きますけれども、これは間違っている例だと思います。誰でもがときがわ町に来ていただいて、投資をしていただいて事業を始める。そういう方たちに3年間免除する。そういう趣旨だと思うんですけれども、2回目伺います。違いますかね。町長でも結構です。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 そういうことですので、議案第40号関係の説明の中の表、こちらのほうに該当する企業につきましては全て対象になりますので、そういうふうなことでございます。
○6番 田中紀吉議員 分かりました。じゃ2点目伺います。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 次に、対象ですね。対象がすごく違和感を感じるんですね。製造業、農林水産業等販売業、旅館業及び情報サービス、そうじゃなくて、どなたでも小売業だとかいろんなサービスだとか、小商いだったり企業支援だったり、いろんなのありますけれども、そういう方たちはどんな人たちでもいいんだということで対象を絞る必要がないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今回ご提案させていただいているものにつきましては、先ほどご議決いただきましたときがわ町過疎地域持続的発展計画に基づいた企業について特例措置をするというふうな条例であります。その計画については、あくまでも過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づいたものでございます。ですから、あくまでもこの特別措置法にのっとった業種というふうなことでご理解いただければと思います。
  また、先ほど来、お話もございますような業種につきましても、それは何がしかの支援は町単独でも考えていきたいというふうには思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 分かりました。分かったというか納得したという分かり方じゃないですけれども、そういう意味です。
  それと新増設と書いてあるんですけれども、例えば既存の小売りというんじゃないんですけれども、いろんな事業者があって、その方たちが追加で例えば償却資産に当たるものを追加したら対象になるのかどうか確認させてください。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 既存の事業者であっても、ここの条件に合致しておれば該当するということでございます。
○小島利枝議長 3問目お願いします。
○6番 田中紀吉議員 3番目の500万円以上、なかなか500万円以上の投資をするというのは大変なことだと思うんですけれども、これは下げることはできないんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 先ほども申し上げましたとおり、特別措置法にのっとった基準で上げさせていただいておりますので、これを条件を変えて広げるというふうなことになりますと、説明の中にもありましたように、交付税措置をこの条例に基づいて行った場合にはされますというふうなことで説明はさせていただいたんですけれども、それをはみ出した部分については財源措置がなくなるというふうなことでございます。
  そうしたことから、同じように範囲を定めさせていただいて実施していきたいというふうに思っております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 特別措置法というのは500万円という基準があるということのように受け取れたんですけれども、課長、そういうふうに書いてあるんで、500万円以下は出せないということなんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 出せないというのはどういう意味でしょう。
○6番 田中紀吉議員 500万円以上じゃないと特例の対象にならないかと、例えば300万円、 200万円じゃ駄目だということですか。
○荒井 淳企画財政課長 交付税措置をされないというふうな、財源がそこのところで措置されないというふうなことであれば、可能性はあると思いますけれども、今、ときがわ町としては、交付税措置されることを前提にこの条例を定めていこうと思っております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私の聞き方がまずかったんですけれども、じゃ、例えば200万円にしたら、特別措置はならないということですか。500万円以上じゃないと出なくて、極端に言えば100万円でもと言ったら駄目だということですか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今回の場合にはそのようにご提案させていただいております。
○6番 田中紀吉議員 いやいや、提案じゃなくて、法律のほうが駄目なのかどうかです。
○小島利枝議長 荒井課長。
○荒井 淳企画財政課長 法律は法律で決まっております、その基準が。それを広げて町が適用することは、可能ではありますよ。可能ではありますけれども、そこに対しては、交付税措置はされないということです。
○6番 田中紀吉議員 分かりました。もう3問目は終わりました。
○小島利枝議長 3回目。
  ほかに質疑ございますか。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 1問お願いします。先ほど町長の提案理由にあったところなんですけれども、産業振興促進区域内ということですけれども、これはときがわ町のどこか指定をして、場所はしてあるんですか。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それは、説明のときにご説明させていただきましたけれども、計画の中の22ページに産業振興区域ということで、ときがわ町全域ということで指定を、議決いただきましたから、もうこれで決まりましたので、ときがわ町全域ということになっております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  小峯副町長にお尋ねします。
○小島利枝議長 1問でよろしいですか。
○11番 野原和夫議員 2問です。
  特別措置法の適用において、この適用ですよね。それにおいては、ときがわ町の現状をどのように把握して、どのように見ているか、答えていただきたいんですけれども。
○小島利枝議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうから答弁させていただきます。
  現状ということでご質問なんですけれども、企業誘致については、現在も町等の姿勢としては、総合振興計画の中でも企業立地支援事業ということで掲げてありますけれども、そういった姿勢の中で、新たにときがわ町で企業に来ていただいて行っていくことについては、積極的に取り組んでいると、そういう状況です。それがなかなか進まない部分も確かにありますけれども、そういう中で、今回過疎地域ということで、こういった条例を制定していく中で、てこ入れとなって、さらに企業の方には来ていただくということで、町としても積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。
  それから、先ほど来のご質問の中にも、既存の企業の方についても今回の条例については該当するということでありますので、そういった優遇措置に該当する方についても内容についてお知らせをよくして、該当する方については利用していただいて、なお地域の中の産業が活発化していくというふうなところで、雇用が確保できる企業さんが町内にいないと、それこそ人口が増えないというようなところにつながっていると思いますので、そういったために過疎地域という形での法律のてこ入れだと思いますので、そういったつながりをしっかりと自覚する中で進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 今、副町長からの中で、細かな説明もされました。やっぱりその目標は必ず必要だと思いますよね。この小さな町である以上は。そこのところをしっかり受け止めていただいて、進めていただきたいと思います。
  1問はこれでいいです。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 2問目については、企業誘致を含めて、一定の目標があると思いま すけれども、目標はありますか。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 目標を、数値的なもので目標を掲げているというのは、現在のところはございません。ただ先ほど申し上げましたように、積極的に取り組んでいくということで考えております。例えば企業誘致等については、いろんな開発の手続だとか道路関係のことだとか、文化財だとかそういったことが関わってくると思うんですね。そういったところについては、全庁、連携を取りながら、一つのそういった課題について取り組む姿勢、体制を今つくって、企画財政課のほうでも対応しているというところが現状であります。それをさらにこういったことを含めて進めてまいりたいというふうに考えておりますので、そういった効果が出るような形で努力してまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  3番、長島議員。
○3番 長島金作議員 議案第40号の第2条のところに、取得してから1年未満に建物を建てないと、該当しないというのが書いてありましたけれども、ときがわ町はどっちかというと、もう起伏の激しいところなんで、果たしてこれだけの面積で1年未満で整地ができるのか、建物ができるのか、その点は、1年でいいのか、お伺いしたい。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問ですけれども、1年以内に造成ができるかどうかというふうなことについては、それは、それぞれの企業がご判断されることだと思います。ただ、それはあくまでも土地が今回の特例措置の対象になるかならないかの判断材料であって、それ以外の部分、建物ですとか償却資産については、当然に該当してきますので、その辺を考慮した上で企業のほうで判断していただければというふうに思っております。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○3番 長島金作議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第40号 ときがわ町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の特例に関する条例の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第41号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第9、議案第41号 ときがわ町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第41号 ときがわ町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第41号 ときがわ町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  令和3年8月10日付で人事院から出された公務員人事管理についての報告及び同年9月9日付で埼玉県人事委員会から出された人事管理に関する報告を踏まえ、職員に係る妊娠・出 産・育児等と仕事の両立支援のため、ときがわ町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、総務課長から申し上げます。お願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、細部説明をさせていただきます。
  説明は資料で行いますので、議案参考資料の議案第41号関係をお開きいただきたいと思います。
  まず、1の改正理由について申し上げます。
  昨年の12月定例会おいて令和3年8月10日付人事院勧告における妊娠・出産・育児と仕事との両立を支援するため、年5日間の不妊治療の特別休暇の新設のための条例改正を行いました。
  さて、同じ人事院勧告において育児休業の取得については、これまではまとめて1回での取得しか認められなかったものが、2回に分けての取得を可能とすることをはじめとした取得要件緩和に関する勧告もなされていました。
  休業の取得方法の自由度が広がることによって育児と仕事との両立を支援し、男性職員の育児の参加や女性職員の活躍促進がさらに進むことを狙ったものでございます。
  勧告から1年が経過し、民間、公務員それぞれを対象とした法整備が行われ、来る10月1日から施行されることとなり、これに合わせて町条例を改正する必要があることから、本案を提出するものでございます。
  続いて、2の改正内容ですが、表の上段は、非常勤職員が取得する育児休業について。中段は、配偶者の出産に伴い、男性職員が取得する育児休業について。それぞれ原則1回を原則2回に改めるもの。下段は、配偶者の出産後に取得する育児参加休暇の取得可能な期間を拡大をするものです。
  3の施行期日は、令和4年10月1日からです。
  以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いをいたします。
○小島利枝議長 これより議案第41号 ときがわ町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  確認を含めて2問お願いしたいんですが、全協の中でも説明がありましたが、これは雇用保険法による67%の補償というか給付されますよね。この問題についてはどこの会社でも同じような扱いをされるのか。この問題について。となると、育休中には、社会保険料が免除になるため、実際には、給料比では8割程度となるんではないでしょうか。この確認なんですが。67%から80%ぐらいの割合になるんではないかなと思うんですが、この点を伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 すみません。育休期間ついては、期間の定めもございますけれども、最初67%の休業、お勤めいただいたときに比べて67%の手当金が共済組合から支給されると。民間の場合ですと、これが雇用保険だったり、いろいろ制度の差はありますけれども。その後、これが減額になって50%になります。その後、我々ですと、共済組合の負担金が減額されるのかということに関しましては、ちょっと定かではございませんが、現在の認識からすると、確認させていただいて、じゃ、回答させてもらうんでよろしいでしょうか。
          (「分かりました」と呼ぶ者あり)
○宮寺史人総務課長 それによって減額されれば、満額57%の手当が丸々もらえると。減額されないと、共済組合のは100%、手当金は67%になって、実際手取りが減るのではないかというご質問でよろしかったですね。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 いや、実際は67%だけれども、育休中は社会保険料が免除されるために、払わなくて済むもの上乗せで80%ぐらいはもらえるんじゃないかという計算。確認していただければ助かる。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 じゃ、その点に関しましては、育休期間中は、社会保険料、我々公務員だと共済組合の負担金が免除されるかどうかというご質問でよろしいですね。ごめんなさい、掛け金ですね。後ほど、ちょっと休憩をいただくことになると思うんですけれども、確認をさせていただきます。
○小島利枝議長 野原議員、2問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 この育休ということは、子供が生まれることは大変すばらしいいいことだと思うんですが、この給与費の不足分を税金で充当するということは、問題があるの かどうか。そういう手だてが私は必要かなと思うんですが、公務員法の中でもその点は難しいでしょうか。一般財源というか、税金を充当するということになりますけれども。ちょっと伺います。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 そうですね、その部分を公費で負担をしていくというのは、現在のところ難しいというふうに判断をしております。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1問。ときがわ町の職員の中で、これに該当する人ってのは何人いるんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 お答えをいたします。
  令和3年度の実績でございますが、産休を取得した職員、これはお産のために、これは有給休暇になるんですけれども、これが3名です。育児休業、これは共済組合からの手当金になる期間のものでございますが、これは4名ございました。取得可能な職員は全部産休・育休は、女性の場合は取得しているというふうな現状でございます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 非常勤職員というのは、ときがわ町に何人いるんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 令和3年度実績でいいますと107名になります。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 これは人件費に入るわけですね。この勤めている方の給料は。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 人件費でございます。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 1時35分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 1時37分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、野原議員のご質問、この育児休業中の共済組合の掛け金が免除されるのかという質問に対しましては、これは免除されるというふうなことでございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 そうすると、67から8割ぐらいは入るということでいいね。大体、計算上。8割弱になると思うんだけども。だから、その免除を含むとですよ、あくまでも。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 すみません、確認なんですけれども、それは育休を取得した職員本人のことでしょうか。
○11番 野原和夫議員 そうだ。
○宮寺史人総務課長 それは、掛け金的には、共済の負担がまるでなくなりますので、通常の共済組合からの手当金67%であったり、50%額が満額入ってきて、いわゆるそのほかに共済の掛け金として減免徴収されるものはないというふうなことでございます。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第41号 ときがわ町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを採 決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第42号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第10、議案第42号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第42号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)。
  令和4年度ときがわ町の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億9,820万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ61億717万8,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  (地方債の補正)
  第2条、地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第42号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億9,820万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ61億717万8,000円とするものであります。
  詳細につきましては、企画財政課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第42号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)について、細部説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、予算の総額に歳入歳出それぞれ5億9,820万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ61億717万8,000円とするものでございます。
  補正予算書1ページから2ページの第1表、歳入歳出予算補正につきましては、款項の区分及び金額がそれぞれ記載されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、3ページの第2表、地方債補正でございますが、臨時財政対策債の額が決定されたことに伴い、限度額を補正するものであります。
  4ページから6ページにかけての歳入歳出予算補正事項別明細書の1、総括の部分につきましては、ご覧いたければと存じます。
  予算の詳細につきましては、議案参考資料によりご説明いたしますので、議案参考資料、議案第42号関係をご覧いただきたいと思います。
  令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)の要点でございますが、要点1につきましては、先ほどご説明したとおりでございます。
  要点の2といたしまして、項目の大部分につきましては、人事異動等による人件費の補正となっております。集計したものにつきましては、補正予算書の最後のほうにあります給与費明細書に記載をしてございます。
  そして、要点3といたしまて、電気料の高騰などによる光熱水費の補正が約2,300万円ほどとなっておりますので、ご承知いただきたいと思います。
  それでは、要点4の歳入の主なものについてご説明をいたします。
  まず、10款1項1目の地方特例交付金107万5,000円、そして、その下の11款1項1目の地方交付税3億6,561万6,000円、そして、その表の一番下、22款1項2目臨時財政対策債マイナス6,289万8,000円、こちらはそれぞれの項目の額の決定により補正をするものでございます。
  続いて、15款1項3目の衛生費国庫負担金2,464万6,000円と2つ間を空けまして、5目の衛生費国庫補助金1,385万円、こちら両方とも新型コロナウイルスワクチンの接種に係る国庫の負担金であり、国庫の補助金でございます。
  続いて、15款2項1目の総務費国庫補助金426万8,000円でございますが、主なものといたしまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が205万円、また、マイナポ イント事業費補助金が154万1,000円が主なものでございます。
  その下、2目民生費国庫補助金ですが446万3,000円、こちらは主なものとして、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金90万円、保育士等処遇改善臨時特例交付金が291万3,000円が主なものでございます。
  また、1つ間を空けまして、16款2項13目の災害廃棄物処理事業費県補助金1,350万円、こちらは災害廃棄物処理事業費補助金として関堀ほか7棟の家屋解体に対する補助金となっております。
  そして、その下、20款1項1目繰越金2億3,092万2,000円につきましては、令和3年度からの繰越金でございます。
  歳入については以上となります。
  1枚おめくりいただきまして、歳出の主なものを事業別に説明させていただきます。
  まず、上から2つになりますけれども、財政調整基金の積立事業1億7,723万6,000円、そして、公共施設等総合管理基金積立事業2億6,020万7,000円でございますが、こちらそれぞれ財政調整基金につきましては、地方財政法第7条に基づく積立てでございます。公共施設等総合管理基金への積立ては、施設の整備、解体等の将来への財源の積立てでございます。
  また、その下、端末機器管理事業130万円、こちらは職員用のパソコン5台を増設するためのその購入経費でございます。
  そして、その下、放課後児童対策事業84万1,000円、こちらは、放課後児童支援員等の処遇改善のための補助金の経費となります。また、管内保育事業227万4,000円についても、同じように保育士、幼稚園教諭等の処遇改善のための補助金の経費となっております。
  そして、その下、新型コロナウイルスワクチン接種事業3,849万6,000円ですが、こちらはオミクロン株対応のワクチン接種に係る経費でございます。
  そして、その下、ときがわ町物価高騰支援商品券発行事業465万3,000円につきましては、物価高騰の影響を受けた若年層、19歳から23歳まででございますが、を追加で支援及び地域経済の活性化のための経費ということで、1人当たり商品券1万円分を送付するものでございます。
  続いて、その下、道路新設改良事業1,835万6,000円につきましては、町道2−2号線、こちら玉川地内ですけれども、道路改良に係る経費でございます。
  そして、その下から3つになりますけれども、農林水産施設災害復旧事業94万円、そして、環境衛生災害復旧事業2,700万円、道路橋りょう災害復旧事業1,200万円につきましては、そ れぞれ7月12日にありました豪雨のために被災した部分の復旧等に係る経費でございます。
  そして、その下、予備費でございますが、予備費2,000万円、こちらは既に当初予算の2,000万円につきましては、7月12日の豪雨で1,500万円を超える充用がされております。そうしたことから、今後の予備費を確保するために補正をするものでございます。
  以上が歳出の主なものとなります。
  今回の補正を受けまして、基金の残高の見込みが右のページにございます。変わったところといたしましては、一番上の財政調整基金、そして、1つ空けまして、公共施設等総合管理基金、こちらのほうが大きく変わっておりますので、ご覧いただければと思います。
  補正後の一般会計の基金残高としましては34億4,068万5,296円になる予定でございます。
  それでは、続いて、補正予算書にお戻りいただきまして、33ページをご覧いただきたいと思います。
  33ページから37ページにつきましては、人事異動等により人件費の補正があったというお話をさせていただきましたが、その集計がこちらのほうに載っておりますので、ご覧いただければと思います。
  そして、大きくは変わらないわけですけれども、38ページの地方債の前々年度末及び前年度末における現在高並びに当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。
  臨時財政対策債が変わっておりますので、若干当該年度末の現在高が減っておりますということで確認をいただければと思います。
  以上で令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第42号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  1点ほどお伺いします。
  議案第42号関係の要点3、電気料高騰等による2,300万とありますけれども、致し方ない部分はあるのは理解しておりますけれども、今後このようなことが続くと、やはりときがわ町の財政を少しずつ圧迫していくというのは、目に見えているのかなと思うんですけれども、対策等を考えておられるのか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 神山議員のご質問にお答えいたします。
  今回の高騰につきましては、既にときがわ町の場合、高圧電力の部分になるんですけれども、だから、大きい施設、こういう第2庁舎ですとか、本庁舎ですとか、体育館、学校の電力なんですけれども、こちらにつきましては、東京電力ではなくて、既に新電力のほうで電気供給を受けていたわけなんですが、それによりまして、随分電気料も年間でいくと1,000万円以上の減額、東京電力と比べるとなんですけれども、減っていたところが、やはり新電力の会社もこの原料の高騰によりまして、供給が同じ金額では難しくなったという申入れがあったもんですから、まだ東京電力よりも若干低いんですけれども、東京電力とほぼ変わらないレベルになってきたというふうなことから、今回補正をさせていただいたわけです。
  これにつきまして、どちらかといえば、新電力も撤退ということで、電気の供給が受けられない状況のところも出てきている中では、今回やっていただくというだけでもありがたかったかというふうには思いますけれども、今後その対策としましては、やはりまた東京電力もそうですけれども、どこがやはりまた有利になるかを比べて電力会社のほうを選んでいきたいというのが一つと、もう1つは、やはり節電が一番の効果があるかと思いますので、その辺は全庁一体で対応をしていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 やっぱり新電力だと撤退という部分がどうしても頭によぎる部分だと思います。そのような中で努力されているのは分かるんですけれども、ありとあらゆる手段、いわゆる太陽光、風力、水力、いろいろあるわけですけれども、そのような活用も一つの案として考えていただきたいですし、また、電気等は最新の電化製品にすれば、電気料も抑えられたりとかという部分もありますから、先ほど節電をやっていきたいという部分言っていましたけれども、節電含め、機械の古さ等々も検討課題なのかなというのは思いますので、ぜひしようがないよねの一言で尽きないで、ぜひ研究していっていただければなと思います。よろしくお願いいたします。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  2問お願いします。
  議案第42号関係の中で、臨債が6,289万8,000円の減となっております。この内容についてちょっと説明をお願いしたいんですが、普通交付税の決定額によるものなのか、そういうものを含めて全体の事業がどのようにそこで対応されたのか、説明をお願いしたいと思います。1点目は、これ、お願いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 野原議員のただいまのご質問でございますが、野原議員もご承知だと思うんですけれども、臨時財政対策債においても、一種の地方交付税というふうな考え方になっているかと思います。その中で、国の財源不足により起債をするというふうなことがあるわけですけれども、ここで臨時財政対策債が減った分は、じゃ、どこへ行ってしまったのかといいますと、交付税のほうに行っているわけなんですね。本来の交付税が算出されて、そこから、臨時財政対策債分を除いたものが交付税として来るわけなんで、そこのところで臨時財政対策債が減れば、交付税が増えるというふうな算式が成り立ってくるというふうなことから、この分については、その分地方交付税が上増しされているというふうなことでご理解いたただければと思います。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 2問目については、その2ページなんですが、今回7月12日の豪雨対策で災害ありました。その中で、歳入のほうにおいては、災害廃棄物処理や県のほうの補助金もありますが、全体として町の持ち出し金額というか、予算、どのぐらい金額がいっているでしょうか、伺いたいんですが。県・国からの補助金も含めての町の持ち出し、必ずあると思うんですが。分かりますか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 申し訳ございません。まだちょっと途中なものですから、集計が出切っていないというふうなことはございます。ただ、予備費のほうが1,500万円を充用させていただいたというふうなご説明をさせていただきましたけれども、まず、そこの部分が町の持ち出しになります。
  今回、あとは補正予算書のほうで見ていただく分であれば、一番最後のほうのページに、31ページなんですけれども、11款の災害復旧費、ご覧いただきたいと思うんですけれども、ここのところの一番右に目を追っていただきますと、一般財源として2,644万円という数字はご覧いただけますかね。ですから、2,644万円に先ほどお話しした予備費1,500万円を足し ていただいた4,000万円を超えた部分ぐらいが町の持ち出しというふうなことに、今の時点ではなろうかと思います。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第42号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第43号の上程、説明、質疑、討論、採決
○小島利枝議長 日程第11、議案第43号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第43号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。
  令和4年度ときがわ町の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,324万8,000円を追加し、歳入歳出予算 の総額を歳入歳出それぞれ16億4万3,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第43号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,324万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億4万3,000円とするものであります。
  詳細につきましては、町民課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  式守町民課長。
○式守康子町民課長 それでは、議案第43号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
  議案参考資料の議案第43号関係をご覧ください。
  要点1といたしまして、この補正は歳入歳出にそれぞれ6,324万8,000円を追加し、歳入歳出ともに16億4万3,000円とするものです。
  要点の2の主な歳入ですが、6款繰入金、2項1目財政調整基金繰入金は4,721万円の減額となっております。詳細は、要点3にて説明いたします。
  続いて、7款1項1目前年度繰越金は、決算確定に伴うものとなっております。
  次に、主な歳出です。3款の国民健康保険事業納付金ですが、全て納付金の確定に伴う補正となります。
  6款の財政調整基金積立金ですが、地方財政法の規定により、前年度繰越金の2分の1を下らない額を基金に積み立てることとなっておりますので、所要の額を計上いたしました。
  7款1項6目償還金ですが、令和3年度に交付された保険税の減免に対する補助金の精算に伴う返還金を計上いたしました。
  同じく2項1目一般会計繰出金28万円につきましては、令和3年度の出産一時金の精算に伴い、一般会計に繰り出すものでございます。
  続いて、要点3になります。
  歳出、6款の積立金は、本来、1億1,098万2,000円となります。法定積立額の6,377万2,000円を積み立てて、差額の4,721万円は、当初予定した基金繰入金の4,721万1,000円と相殺し、基金繰入金を1,000円として調整いたしました。
  以上で議案第43号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第43号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第43号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第44号の上程、説明、質疑、討論、採決
○小島利枝議長 日程第12、議案第44号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第44号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。
  令和4年度ときがわ町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ95万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,021万6,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第44号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ95万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,021万6,000円とするものであります。
  詳細につきましては、町民課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  式守町民課長。
○式守康子町民課長 それでは、議案第44号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、細部説明をさせていただきます。
  議案参考資料、議案第44号関係をご覧ください。
  要点2をご覧いただきまして、補正の概要ですが、令和3年度決算に伴うものとなっております。
  主な歳入ですが、3款1項1目繰越金を95万4,000円増額し、194万9,000円とするものです。
  次に、主な歳出ですが、3款2項1目他会計繰出金は、令和3年度に一般会計から繰り入れた事務費に不用額が生じたため返還するものになります。
  4款1項1目予備費ですが、歳入の繰越金増額分のうち一般会計への繰出金を除いた額を予備費として計上するものです。
  以上で議案第44号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第44号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予 算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第44号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を14時30分といたします。
                                (午後 2時13分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時30分)
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   ◎議案第45号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第13、議案第45号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第45号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)。
  令和4年度ときがわ町の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,811万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億3,823万8,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第45号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれを3,811万7,000円追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億3,823万8,000円とするものであります。
  詳細につきましては、福祉課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 それでは、議案第45号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)の細部説明をさせていただきます。
  主な内容につきましては、令和3年度介護保険特別会計の決算に伴い精算額が確定したことにより、所要の補正を行うものです。
  説明は、議案参考資料により申し上げますので、議案第45号関係資料をお開きいただきたいと思います。
  まず、令和3年度会計の精算に伴う補正として、歳入は、介護給付費県負担金が追加交付となりました。また、介護給付費が見込みを下回ったことにより、決算剰余金が3,617万5,000円生じました。
  歳出では、令和3年度精算による基金積立が2,403万3,000円、介護予防事業として新たに初めてのフィットネス事業を開始するために58万円、令和3年度還付未済保険料の還付が57万円、過大交付による国・県支払基金への返還金が1,121万6,000円となりました。これは、令和3年度中に介護給付費の見込額に応じて国等から交付されていたものが、介護給付費が見込みを下回ったため、過大交付となったものです。
  最後に、一般会計繰出金ですが、令和3年度会計の精算により町へ171万8,000円を返還す るものです。
  以上で、細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○小島利枝議長 これより議案第45号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1問、歳出のほうで、介護給付費準備基金積立金というのですが、ありますよね、歳出、それで、今までよりも多く積み立てるわけですよね。2,400万じゃ、結構大きい額だと思うんですけれども、その理由は何なんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  理由とすると、計画よりも実績が下回ったことによるものです。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第45号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第46号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第14、議案第46号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第46号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。
  令和4年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ461万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,396万円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第46号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ461万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,396万円とするものであります。
  詳細につきましては、建設環境課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、議案第46号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の細部説明をさせていただきます。
  補正の概要ですが、歳入においては、一般会計繰入金及び令和3年度決算を受けた繰越金の追加、歳出では、一般管理費人件費の追加及び公債利子償還金の減額となっております。
  細部につきまして、議案参考資料の議案第46号関係でご説明をさせていただきます。
  中ほど要点2、歳入の内容ですが、まず5款1項1目一般会計繰入金ですが、353万6,000円を追加し、4,036万3,000円とするものです。
  その下、6款1項1目繰越金ですが、107万4,000円を追加し、117万4,000円とするもので、前年度決算を受けての増額となっております。
  続いて、歳出の内容ですが、1款1項1目一般管理費人件費ですが、469万6,000円を追加するものです。内訳は、給料、職員手当等人事異動等に伴う人件費の増額となっております。
  その下、4款1項2目公債利子償還金ですが、8万6,000円を減額するものです。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第46号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1人増えたということですね。
○小島利枝議長 1問でいいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 1問。
  増えたということですね。ここは、どこの課からこっちへ異動したんですか。新規採用じゃないですよね。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  補正予算の11ページをご覧ください。
  一番上のところなんですが、職員数が補正後3名、補正前2名ということで、1名増えたんですが、どこからといいますと、内部の異動になります。先ほどの補正予算のほうで、一般会計のほうから、具体的には一般会計補正予算の26ページを見てもらえると分かると思うんですが、そこの職員人件費というのが696万1,000円減額になっていると思います。具体的には、こちらのものから職員を異動させたということでございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 分かりました。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第46号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第47号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第15、議案第47号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第47号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。
  (総則)
  第1条、令和4年度ときがわ町水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (収益的収入及び支出)
  第2条、令和4年度ときがわ町水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
  次の朗読は省略します。
  (資本的収入及び支出)
  第3条、予算第4条本文括弧書中「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億 4,667万7,000円」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億5,657万7,000円」に、「過年度分損益勘定留保資金1億3,745万8,000円」を「過年度分損益勘定留保資金1億4,645万4,000円」に、「当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額921万9,000円」を「当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,012万3,000円」に改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。
  次の朗読は省略します。
  (議会の議決を経なければ流用することのできない経費)
  第4条、予算第7条に定めた経費の金額を次のとおり補正する。
  次の朗読は省略します。
  令和4年9月6日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第47号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
  第3条予算及び第4条予算の過不足等により補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、水道課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第47号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について細部説明をさせていただきます。
  議案書の1枚目、第2条をご覧ください。
  第2条、収益的収入及び支出ですが、収入の予定額に2,777万1,000円を増額して収入合計を3億3,828万4,000円とし、支出の予定額に387万9,000円を増額して支出合計を3億1,200万1,000円とするものです。
  次に、第3条、資本的収入及び支出ですが、支出の予定額に990万円を増額し、支出合計を1億8,883万2,000円とするものでございます。
  次に、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費ですが、職員給与費の予定額に156万4,000円を増額して、4,697万5,000円とするものです。
  補正の内容につきましては、議案参考資料でご説明いたします。
  議案参考資料の議案第47号関係をご覧ください。
  要点1、第2条、収益的収入及び支出の主な補正内容を申し上げます。
  まず、収入では、水道料2,776万5,000円の増額ですが、これは料金改定に伴う増加分になります。
  次に、支出では、職員給与費を156万4,000円増額、これは人事異動等によるものです。
  その下、消費税及び地方消費税230万2,000円の増額ですが、課税収入の増により納付税額が増額となります。
  続きまして、要点2、第3条、資本的収入及び支出の主な補正内容を申し上げます。
  支出では、工事請負費990万円の増額、これは、TSビニール管更新事業として番匠地内の町道と235号線ほかの排水管布設替工事を追加するものであります。
  以上で議案第47号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)の細部説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第47号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1問。この人事異動等によるということで、人事管理というのは誰がチェックというか、加藤課長のほうもそうなんですけれども、どういう理由でとか、そういうことは聞いているんですか、誰が聞くんですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  休憩いたします。
                                (午後 2時53分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 2時54分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、人事のことでございますので、総務課のほうからご回答させ ていただきます。
  年度末が近くになりますと、いわゆる人事異動の季節になってまいりまして、総務課としてもその次の年度に予定されている事業ですとか課題点、取り組まなければならない仕事等を十分聞き取りをした上で、人事の異動というのは、やらせていただいております。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 そういう仕事を課内で研究して、削減できないかとかそういうことはやらないんですか。課長のほうから申出があれば、そのまま素直に受けるということなんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 我々としても、やはり各課のほうで常に人が足りないですとか、去年に比べてこれだけ仕事が多いというのを、課長はやっぱり職員の事情、1人1人を面接する中でそういった要望を出してきますが、恐らくその要望どおりに人が配置されたというケースは、ほぼないのではないかなというふうな形で、極めて厳しい人事配置になっているのは確かでございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第47号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第48号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第16、議案第48号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第48号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和4年9月20日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第48号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  保健師の欠員に伴い、速やかに新型コロナウイルスに関連する業務に従事する者を配置する必要が生じたため、ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、総務課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、総務課から細部説明をさせていただきます。
  説明は資料で行いますので、議案参考資料の議案第48号関係をお開きいただきたいと思います。
  まず、1の改正理由ですが、退職した常勤保健師の欠員に対応するため、常勤保健師を採用するまでの間、会計年度任用職員の保健師を配置することから、条例改正を行うものです。
  続いて、2の改正内容ですが、条例中、第1号会計年度任用職員の職種を定める別表に、 経験に応じて2種類の保健師を追加するものです。保健師は、一般的な保健業務に従事する保健師、保健専門員は、保健師としての実務経験と専門的な知識を必要とする業務を想定したものでございます。
  1枚めくっていただきまして、基準金額ですが、保健師は21万3,300円、保健専門員は27万4,600円です。この金額は、別表中の他の職種との均衡や他市町村の同様の職種の給与水準を考慮して設定をいたしました。
  この件に関しまして、全員協議会においては、保健専門員の採用については、公募は行わない旨の説明をいたしました。公募を行わない理由として、今回は、予期しない常勤保健師の退職による保健事業の停滞を一日でも早く解消するため、また、さらに、困難を極める保健師という専門職員の確保のための措置、こう考えたことによるものでございます。それを、議員の皆様からいただいたご意見により、会計年度職員の採用に関して、即時性よりも平等性を確保することに重きを置き、他の会計年度任用職員の採用と同様に一般公募を行うことと変更をいたしましたので、どうかご理解をお願いしたいと思います。
  先ほど、国民健康保険の議案の関係で、医療費が県内トップクラスにあると、この理由は何かというご質問がありました。私、かつて国民健康保険の、いわゆるKDBシステムという医療情報のビッグデータを分析する機械を用いまして分析したことがございます。糖尿病が進行しますと人工透析になりまして、年間500万円の医療費が必要となります。これがステージ5と言われている人工透析でございます。その前の人工透析になる一歩手前、ステージ4で止まることによって医療費が10分の1の50万円で抑えられる。これが重症化予防対策事業でございます。
  実は、その人工透析に移る、糖尿病性腎症という病気から人工透析に移るんですが、その前には動脈硬化が必ずあります。その前には高血圧症があります。これらを将来的に向かって解消していくのが保健師の業務だと私は確信をしております。こういった問題は、ときがわ町にとって最重要課題というふうにそのときに認識をいたしました。そのときに国庫財政事業健全化計画というものを策定いたしまして、ときがわ町のアキレス腱を分析しまして、やはり食べる物、それから運動量が少ないというところに行き着いたものでございます。この健康度が下がりますと、必ず町民の幸福は健康の上に成り立ちます。健康度が下がるということは町民の幸福度を下げることにもなってしまいます。保健師の欠員は町民の健康増進に大きな支障を来すものでございます。今回、10月から待望の新しいワクチン接種が始まります。実際のところ、第4回の予防接種はそれほど、正直人気がございませんでした。次の 新しいコロナウイルスに対するワクチンについては、大きな期待があるというふうに考えております。ときがわ町民の健康増進のため、それからときがわ町民へのいち早いコロナワクチンの提供、このことを十分考慮していただきまして、ひとつご理解をお願いしたいと切に願うものでございます。
  以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いをいたします。
○小島利枝議長 これより、議案第48号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  3点ほどお伺いします。
  議案第48号関係のほうなんですけれども、1、改正理由のところです。第1号会計年度任用職員の職種に保健師がなく、次が私気になるんですけれども、「今後」という言葉が入っております。であるならば、もう少し早い段階でこの制度を設計するべきではなかったのかなと。もちろん、今回職員が退職してしまったという部分はあると思いますけれども、先ほど課長が熱弁をふるっておりましたけれども、そうであるならば、事前にもっと早く制度設計をして対応を考えていくべきだと私は思いますけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 ご指摘はごもっともだと思います。先週の審議のときに神山議員から職員の健康維持に関する仕事が十分できているかというふうなご質問をいただきました。当該保健師につきましては、実はまだ入って2年程度の者でございまして、体調不良でしばらく休んでおりました。復職がかなわず、辞表提出というふうに至ったわけでございます。本来ですと、先ほど私が申し上げました、もっと十分に保健師を配置していれば、即、現在ときがわ町で雇用している保健師の中でその仕事を補完するということが可能だと思います。これがまた募集してもなかなか集まらないということと、あと予算的に十分人数が配置できないという2つの理由から、なかなか余裕を持った人事配置ができないというのが現状でございます。一般的に、組織が小さくなれば小さくなるほど、1人に対する欠員のダメージが大きいというものでございます。大きな市部ですと数十名の保健師がいるんで、1人の方が休むとすぐBの方がその仕事を補完するということが可能でしょうけれども、正規職員が百二、三十名足らずの我々の職場では、そういったほかの職員がバックアップするというのもなか なか難しくて、それで、さらに1人休むと周りの職員に負荷がかかって、結果的に余計退職する職員も増えるというふうな懸念もございます。
  神山議員ご指摘のこの別表の中に保健師という職を設定しておれば恐らくこういったこともなく、もっと速やかに人選が行われたのではないかというふうに後悔は確かにございます。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 やっぱり、一言、見通しが甘いのではないのかなと思っております。新型コロナも約3年前からですよね、始まっていますし、先ほど糖尿病、病気がどうのこうのという答弁がありましたけれども、もうそれ分かっているわけですから、そういうことを鑑みても、このような制度設計を事前にして、いざとなればそのような対応をするというのはそんなに超特殊なことではなく、想定できる範囲内の事態だと私は思っているんですよね。今ここにこうやって急に出して、必要なんですよ、大事なんですよと言われても疑問に思う。率直な感想なんですけれども、改めてお伺いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 手厳しい質問、心に染みわたるものでございます。確かに、リスク管理からすると様々な事態を想定して会計年度任用職員の職種を、あらゆる分野のものを網羅しておけば、そういったここで追加議案として忙しく審議していただく必要はないというふうなことはあると思います。このほかにも、例えば管理栄養士という職種も最近追加されたもので、もっと専門的な知識を持った有資格者も、恐らく正規職員ではなくて会計年度任用職員でお願いをするというふうなこともあると思います。正規職員が欠けて、会計年度任用職員でそのバックアップするということは基本的にあまりいとまがないことなんです。大急ぎでやらなければならないことですので、今後は、今回のことをよく教訓にしまして、そのようなことがないように、くまなく考えられる職種はこの表の中に入れておくべきなのではないかなというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 私のほうから補足の答弁もさせていただきます。よろしくお願いします。
  先ほどの保健師の関係でありますけれども、こういった専門職については従来正規職員で対応してくるということで、保健事業が非常に重要であり、町としても力を入れていくというところがあって、保健師についても増員をしてきた経過がございます。ただ、合併当初か ら職員の人数については定員管理計画等もあって減らしてきているところがあって、それとの関係もあるんですが、保健師についてはちょっとそういった施策のために増やしてきているというところもあります。ただ、余裕があるかというと、今のコロナの令和元年からの状況の中ではいっぱいいっぱいの状況なんだけれども、保健師としてはその中でほかの職員の同意を得ながら、支援を得ながらワクチン接種についても精いっぱい頑張ってきたというような経過がございます。
  そういう中で、余裕を持った人員配置ができなかったというところは非常に悔いるところでありまして、ご指摘のとおりだというふうに思います。そういったところも今後は検討しながら、専門職についてもある程度余裕のある人事ということも必要だなというふうに考えておりますので、そういうところは改善してまいりたいというふうに考えおります。
  ただ、ここでは、今回辞めるについて、非常に総務課のほうも辞められた職員については寄り添って、復職についての努力もしてきたというところがあって、そういった期待もある中で、判断といいますか、そういった切替えの判断が遅れてしまったというところもございますので、その辺のところはご理解をいただきたいというふうに思います。
  今後はこういうことのないように、できるだけ先を見ながら人事配置、あるいはこういった制度の充実についても進めてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 副町長、何を言っているのか全く分からなかったんですけれども。何を言いたかったのか、全然全く理解、ちょっと私の頭では理解できなかったんですけれども、それはいいとしても、それはやはり町の方向性が定まっていないんじゃないでしょうかね。健康とか新型コロナもありますけれども、そういうこと一生懸命やるということは決まっているわけですから、職員を正職員に置くというのもそうですけれども、この会計年度職員の場合もあり得るよということは想定の範囲内だと思うんですよ。それを町はちゃんと示していかないと、ぶれているんじゃないのかなと、方向性が、考えがと私は思うんですよ。だから、食と教育とか健康、力を入れていきたい、新型コロナ、力を入れたいというんであれば、しっかりとやっぱりこういう制度設計をしてほしいなと、私はそう思います。
  以上です。
○小島利枝議長 答弁はよろしいですか。
○4番 神山 俊議員 はい。
○小島利枝議長 では、2問目お願いします。
○4番 神山 俊議員 一般公募をどのように行うのか、お伺いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 お答えをいたします。
  一般公募を行う場合についても、これのんびり構えていることはできません。先ほど言ったとおりでございます。ホームページあるいはハローワークを通じて募集をかける、町内回覧まではちょっと無理かなというふうな、そんな時間読みでやっていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 期間はどのようになるのか、お伺いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 お答えいたします。
  1週間程度を予定しております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 急ぎたいという気持ちは分かるんですけれども、この一般公募というのはパフォーマンスに受け止められてもしょうがないのじゃないのかな。1週間やって、結局全協でお話ししたAさんしかいなかった。じゃAさん採用したとなると、パフォーマンスと言われても、この公募自体が、致し方ないのかなと思うんですけれども、その辺についてどのようにお考えなのか、お伺いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 パブリックコメント制度はおおむね1か月の期間を取れというふうな実は決まりがあるんですが、この会計年度任用職員の募集については期間の定めがございません。地方公務員法を見ても、職員採用については試験及び選考によるというふうな決まりがあるだけで、期間の説明はないというのが現状でございます。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 私が言っているのは、今全協もあった、今説明されたパフォーマンス、1週間で一応やるよと、議員に言われたから公募して1週間やる。でも、1週間で専門性がある人材が採れるのか。
○小島利枝議長 すみません、今4回目だったかもしれません。3問目に行ってもらってもいいですか。
  神山議員。
○4番 神山 俊議員 3問目。では、続きを。
  それが専門性のある保健師を1週間で採れるのか。私は採れないと思うんです。それをあえて1週間でやる。一応公募をやるというのは、本当にパフォーマンスにすぎない。議員から言われたから一応公募する。でも、Aさんを採りたいから、公募にして1週間でAさんを採るという。もう少し、期間だって延ばしたり、やり方あるんじゃないでしょうかね。もう少し公平性だったり透明性を担保するようなやり方というのはあるんじゃないでしょうか、お伺いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 確かにそういった懸念は払拭できないというようなことは我々としても十分に考えております。今回募集する会計年度任用職員については、あくまで、野球でいえば中継ぎ投手という形で、本来の常勤職員が雇用されるまでの間ということでございます。本来なら、ここで直ちに、会計年度任用職員ではなくて、常勤の正規職員を直ちに募集をかけて、もっと安定した長期間雇用できる職員を早急に担保するというのが正しいやり方というか、一番理想のやり方だと思います。しかしながら、ただでさえ、新卒の時期でさえ十分な応募がない、そういった専門職をこういったとても半端な時期に募集をかけて人が来ないだろうとふうなことからの措置でございます。実際、他の市町村の、県内市町村で現在、保育士の募集、失礼しました。元福祉課長なんでつい保育士と言ってしまいますが、保健師の募集を行っているようですが、募集がないというふうな情報も入っております。そのようなことから、ごくごく短期間で決めたいというふうな考えでおります。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 私は、この制度設計自体はいいと思うんです。備えるということ、今後についても備えるという部分では必要かな。もしもう少し保健師を置きたいというんであれば、こういう形でも置けるような状況をつくっていくというのは私は賛成しているんですけれども、Aさんありきで、Aさんのためにこの制度をつくって運用していくというところに私は引っかかる部分があるんですよ。そこを払拭できない限り、なかなかこれ、住民に対しても説明できないですし、納得は、私自身はできないのかなと思っているんですよ。制度 自体は私は賛成ですよ。こういう備えるという部分では。ただ、今ここに来て、Aさんを採りたい、そのために制度設計をしてやるという事態は、私は問題があるのではないかなと。また、公募においても、1週間という部分では本当にAさん欲しさのやり方なのかなと私は思います。いかがでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、答弁をさせていただきます。
  今回、2種類の職種を上程させていただいております。1つは、高い経験と技術を持った「保健専門員」という新しい言葉、これときがわ町がつくった言葉でございます。それから、先ほど神山議員がおっしゃったとおり、今後、通常の仕事をする保健師が欠けた場合はどうかというふうな対応をするのが、このいわゆるただの保健師というふうな表記のものでございます。恐らく、今回雇用するこの保健専門員は、先ほどワンポイント投手というふうな説明を申し上げましたが、今後もこういった方を募集する機会はほぼないのではないかなというふうなことを考えております。あくまで急場しのぎで、本当に適切な人材があったので、このチャンスを逃すことなく、一定の期間に限り雇用させてくださいというふうな、そういった条例の設計になっておりますので、ぜひひとつご理解をいただきたいというふうに考えております。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 大変理解はできます。ただ、納得はできないというところで、やはり公平性に欠けてしまうのではないかなと思うんです。やっぱり監査のまとめで前田議員もありましたけれども、行政執行の透明性は確保できたか、公平性は保てたか特に留意した、やっぱりそこが重要だと思うんですよ。そこがしっかり担保できていないのではないかなと。確かに欲しい、必要だというのは大変よく分かるんですけれども、やっぱり行政としてそこを重点的に置かないと不平等だったり公平性だったり透明性というのは住民には理解されにくいのではないかなと、私はそう思っているんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、回答させていただきます。
  これはたしか全協のときにも言ったことかなと思うんですけれども、役場がある一定の仕事をさせるのに一定の金額以上のものは入札が求められます。十分ご承知だと思うんですけれども、工事だと130万円以上が入札、それに満たない金額の場合には随意契約というものが認められております。契約のことと人事関係のものを同じ土俵にのせるというのはちょっ と無理があるかと思うんですけれども、地方自治法施行令の167条の1という条文の中に指名競争入札している時間がないときというのがあるんです。この場合には随意契約で、一本釣りで一応業者決めてよろしいというのがあります。そのほか、ほかの会社だと、このつくる技術を持っていないよ、例えば製造の請負だとか、そういうものについては随意契約も認められております。今回のこの保健専門員というものを置いた旨については、それに近いのではないかなということ。ただし、くれぐれもこれは言っておきたいんですが、もうその人ありきの出来レースをする気持ちはございません。この人より経験が上の方、もっと仕事ができる可能性のある方が応募をしてきましたら、その方を採用すると。きちんと面接もしてやっていこうというふうに考えておりますので、選考はそういった形できちんとやらせていただきます。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 1問です。
  先ほど公募が、全協で公募のことが出て、公募すると訂正いたしましたよね。その公募期間が1週間、これってやっぱり私も短いと思いました。神山議員と同じに。
  そうしましたら、その1週間はいつからいつまでと考えていらっしゃるのでしょうか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 すみません、まずいろんな意見をいただきまして、私自身もっと早くこの一部改正について分かっていればなという部分がとても多くて、反省いたしました。今現在、保健センターの現状について、お知らせしたいかと思います。
  保健センター業務として、8月末までは2名で行っておりました。それが、コロナワクチンもそうですけれども、ほかの予防接種ですとか、あと健診といったものに関して関わっていた人が2人です。1名退職になりましたので、現状1名で実施しておるところです。1か月たちましたけれども、非常に残された者も疲れが、疲弊してきておりまして、それで今回何とか会計年度さんを募集したいということでご相談した次第になっています。同規模の自治体での保健センター業務というのは、大体3名ぐらいで補っておるところです。3名のところを、ときがわ町は1名でやっている状態にあるということ。
  すみません、これからなんですけれども、これからも事業というものが入ってきまして、先ほど……
○7番 山中博子議員 私の質問じゃないですよね。
○式守康子町民課長 分かりました。現状は今言ったとおりです。
  期間に関しましては、なるべく早く、明日とかから1週間ぐらいを見ていました。
○7番 山中博子議員 明日から1週間か。
○式守康子町民課長 そうですね、明日から1週間で募集をかけたいとは思っていました。というのは、もう集団接種が始まってしまいますので……
          (「告示しなくちゃならない」、「できるだけ早く」と呼ぶ者あり)
○式守康子町民課長 以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 なぜか私の質問よりもずっと長く説明をしていただきまして、私が聞いたのはいつからいつまでですかという質問だったんですが、現状を話していただきました。ただ、最初に説明をいただいたときには、6名現在いて、1名が出産で、その後体調を悪くして5名でやっていますというふうにおっしゃっていましたので、そんな2人で、そのうちの1人がいなくて、1人でやっているという説明は受けておりませんでした。深く説明をしていただいて内情が分かったと思うんですが、その中で、もう1つ説明をいただいた中で、半日来た保健師、看護師に半日で8,000円、何ていうのかな、ワンポイントで来ていただく方だからというお話がありましたが、その方たちの中に保健師はいらっしゃらなかったんですか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 保健師、看護師ともにおります。雇い上げの中に。
○7番 山中博子議員 そういう方、回せないんですか。
○式守康子町民課長 そういう方も希望があれば公募にて応募していただけるかとは思っております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 もし、そのワンポイントで来ていただく方の中に保健師さんがいたら、まずその方たちにお願いするのが最初じゃないんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 山中議員おっしゃるのはごもっともな話で、実は半日、保健師の金額設定が半日で8,000円ということなんです。それを我々が必要とする日にちを雇うとかなり割高の部分になってしまうということなんです。あくまでワンポイントで頼む雇い上げの保健 師、看護師については、あくまで職員という立場ではなくて、一般人の方にそのときだけ来ていただくという1日単位の契約というような単価設定になっておるところでございます。それを続けるとかなり金額が割高になってしまうので、ある程度の身分が保障された会計年度任用職員という形になっていただくための条例改正ということでございます。
○7番 山中博子議員 2問目でいいですか。
○小島利枝議長 2問目に。
○7番 山中博子議員 続きをお願いします。
  余計に分からなくなってくるんですが、せっかくワンポイントで来ている方の中に保健師がいらっしゃるなら、今、もう逼迫している状態だったらお願いして、会計年度任用職員になってもらえませんかとお願いできないんですか。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 3時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 3時37分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、山中議員のご質問、現状ワンポイントでお願いしている雇い上げの保健師さんに会計年度任用職員になっていただけばいいんじゃないかというふうなご指摘でございます。それも十分視野に入れて、もしご議決いただいて募集ができる段になりましたら、それらの方にもぜひお声がけをさせていただいて、その資格に、我々が求める仕様に合致する方がいらっしゃいましたら、ぜひとも選考のテーブルにのっていただきたいというふうに考えております。
  以上です。
○7番 山中博子議員 質問を終わります。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  確認と1問質問。確認なんですが、常勤の方は今5名、6人のうち1人退職ということで、 この人たちはきちんとした公募、手順によって選ばれた人でしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 お答えいたします。
  現在、保健センターで勤務している、今残っている5人の保健師につきましては、これ全部常勤職員でございますので、きちんと1次試験、2次試験、面接等を経た職員でございまして、きちんとした選考は踏んでおります。公募の機会につきましても、通常の正規職員と同様の期間を取らせていただきまして募集をかけた人材でございます。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 分かりました。
  あと、宮寺課長は全員協議会での説明が、私は物すごく疑問がありました。というのは、もう優れた人という確信を持っていたんですね。それで、もうそのすばらしい人をどうしても引き入れるという。どこに勤めているかというと嵐山。全部内容を説明して、それで畑議員が公募しなくちゃいけないんじゃないですかと言ったら、公募しません。もう確定なんですよね。それはまずいですよ。そういうやり方すると禍根を残す結果になりますよ。それを今回は、訂正ではないですけれども、公募にすると切り替えたんです。これは、元に戻すことの重要性が感じられます。この点、いかがですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 私はとても正直な人間でございまして、今回は、通常私もこういう公募なしの会計年度任用職員の採用というのは実は初めてで、今まで経験した中ではみんな募集をかけて、少なくても最低面接試験を行って選考してきたものでございます。なぜこのような形である程度対象者が決まっているというか、ターゲットを想定した中でやらせていただいたかというと、通常の無資格の人間とは全く違って、保健師探し、通常の常勤職員の保健師ですと学校を回って卒業生を何とかうちの町の保健師に受検してくださいだとか、そういった努力が必要なほど保健師というのは労働市場の中でかなりレアな存在なんだそうです。それを、直ちに来てくれるような方というのはやはりいなくて、通常ですと、いわゆる卒業シーズンに新卒の保育士が一番人が集まりやすい。こういった年度途中での募集というのはやっぱり極めて難しいというふうなことがございましたので、あらかじめ、こちらで募集をかけたけれども採用がゼロということになりますと、先ほど申し上げましたとおり、町で重要課題であります保健事業の停滞を表すことになるということから、あらかじめ我々として も人材を想定した上で説明をさせていただいたわけでございます。恐らくこのやり方は自分としても町民にとって必ずプラスになるというふうな確信の下にやったつもりではございますが、結果的に皆さんに疑念を生じさせるような結果になったことについては、深く後悔をいたしているところでございます。大変申し訳ございませんでした。
○小島利枝議長 休憩します。
                                (午後 3時42分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 3時42分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 たびたび言い間違いをして申し訳ございません。先ほど、私が保育士というふうなことを申し上げましたが、正しくは保健師でございます。訂正をさせていただきます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 反省の弁はありましたが、それだったらその説明は少し除外して、なぜ最初に、課長、町から町長提案で条例改正の提案を示すわけですか。それによっては、報酬も全部出ています。それによって公募をしてもいいんじゃないですか。それをやると同時に、もう任用職員を決めてある、これが大きな問題なんです。順序を踏まえてやれば何事にもない。はい、お願いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 既に決めてあるとふうな、野原議員、ご指摘をいただきましたが、これだけは申し上げたいんですが、決めてはおりません。想定をしただけでございます。雇うからという約束とか、それはしておりませんので、ぜひご理解をいただきたいというふうに考えております。
○小島利枝議長 2問目でよろしですか。1問目は3回終わりました。
○11番 野原和夫議員 課長の答弁について、ちょっと質疑したいんですが。
○小島利枝議長 では、2問目として質問してください。
○11番 野原和夫議員 想定の意味合いもありますけれども、要するに、説明の中では、こんなすばらしい人材いないということなんですよ。それで経験もちゃんとしている。でも、 ここに入っている5人の方もきちんとした能力を持った人たちが、人材がいるわけでしょう。1人のためにそこまでのお褒めの言葉があった中で、もし採用されても、周りとの環境が破壊されるような気がします。そこは平等な公平性を持ってやるべきです。先ほど神山議員も言いましたよね、それが必要なんですよ。何で、宮寺課長、私の言っている意味分からないでしょうね。これで、答弁は結構です。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 私の記憶からすると、もしかすると間違っているかもしれないんですけれども、現在の保健師はほぼ新卒で入る方、あるいは経験があっても極めて短い経験の方がときがわ町役場の門をたたいていただいて、教養試験ですとか面接、作文試験の後に入った人間でございます。これらの者、学校を卒業したてのほやほやの人間が、現場で様々な保健事業に携わる中で成長していって、力をつけていって、最終的に現在ときがわ町役場の中に管理職の保健師が1名おります。こういったように、人材はその職場で育てていく、あるいは育っていくものでございます。今回我々が想定した方については、これから育てる人間ではなくて、既に育っていて、大変高い実績を持った方を想定した関係で、非常に待遇的にもよくなっておりますし、我々が直ちに、即戦力になる人間として期待を寄せる者でございます。やっぱり、先を急いでしまったというふうなことでございます。
  以上です。
○11番 野原和夫議員 もう一回いいですか。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 職員を就職させた以上は育てる役割はあなた方でしょう。それを怠っていること自体が間違いなんですよ。職員を育てるんですよ。それが大事じゃないですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 保健の現場で職員を育てることを怠っているというふうな認識は1ミリもございません。我々としても、現在育成中、育成中といっても一人前に働きはしているんですけれども、それらの方が最終的には管理職に就くことを我々も願っております。今回は緊急避難で、そういった方を一時的にときがわ町役場に招いて仕事をしていただきながら、逆に教えを乞うというふうなことを想定とした形になっております。
  以上です。ぜひ、我々としても人材育成を怠っているというふうなことは一切ありませんので、その辺のご理解だけ、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 野原議員のご質問に、私のほうからもお答えしたいと思いますが、野原議員のお話の中では、公平性、透明性、その辺のところをしっかりと確保しなくちゃいけないんじゃないかというふうなご意見だと思うんですけれども、今訂正もしましたし、その中では公平性、透明性については確保して募集をしていくと、採用していくというふうなことについてはしっかりやっていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  3問お願いします。
  まず1問目です。執行側の方に私も言うんですけれども、ぜひ透明性と公平性、これは当然のことなんで、そんな言うことはないんですけれども、そこは基本ベースでお願いします。
  取りあえず、保健センターには保健師の方というのは5名今いるということでよろしいわけですか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 はい、そうです。5名です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それで、1名辞めて5名であれば、よく言われるBCP、業務継続計画ですね。1人が辞めたから業務が落っこっちゃった、ダウンしちゃったじゃなくて、業務の継続計画を基に、1名辞めてもその5名で回せる、先ほど宮寺課長言われたように、保健専門員を実績があるから置きたいんであれば、先ほど野原議員が言ったように一からつくり上げて管理職をたたき上げる、そういうふうにしてもいいような気がするんですけれども、どうでしょうか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 そうですね、本来なら我々としても将来的に他の自治体から引き抜きがあるほど優秀な職員に全員を、今残っている5人の職員を育て上げたいという気持ちはもちろんございます。その育て上げるには、私が言うまでもなく、非常に長い年月がかかるので、今回は急場しのぎでそういった方を逆に想定して1名雇い入れるというふうな形でございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それでは、同じような質問になりますけれども、その方が辞めなかったら保健専門員さんはなかったわけですよね、つくらなかったわけですね。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 ご指摘のとおりだと思います。
○小島利枝議長 2問目、お願いします。今3回目いきましたよね。2問目、お願いします。
○1番 畑  豊議員 今聞いていて、辞めなかったらつくらなかったのであれば、今辞めた方と同じ、同等な方を入れて続けてもらってもいいんじゃないでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 おっしゃるとおり、最終的に恐らく今辞めた方と同等な方を常勤職員として雇用するというのが最終形態でございます。しかしながら、これも何度か説明したんですけれども、こういった卒業シーズンでもない時期にそういった方を募集して常勤職員にしていくのは極めて困難なので、常勤職員の採用の準備を進めさせていただきますが、その方が来るまでの間、その経験のある方に保健専門員としてお勤めいただくというふうな制度設計でございます。
○小島利枝議長 1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 今私が質問したのとちょっと違いますね。その方が辞めたから保健専門員さんをこの条例でつくるようになっていますけれども、辞めなかったら保健の専門員さんはつくらなくても済んだということですよね、その質問をしたわけなんですけれども。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 いずれかのタイミングではそういった指導的な立場の方も必要だというふうには感じておりますが、今回追加議案として上げさせていただいたきっかけになったのは、1名の職員が退職したことによるものでございます。
○小島利枝議長 もう一回できます。3回目です。
○1番 畑  豊議員 最後ですか、これで。
○小島利枝議長 2問目の最後です。
○1番 畑  豊議員 2問目の最後ですね。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 畑です。
  それでは、私が言っているのは保健専門員、これつくるということなんですけれども、あえて、神山議員も言ったように、こういう組織的には必要だと思うんですけれども、その方が辞めたから、じゃ今回この保健専門員さんも含めた改正案をつくるということですよね。であれば、その方がもし辞めなかったらこの保健専門員さんが入った改正案はつくらなかったわけですね。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 今回の新しい保健専門員を配置したのは、私、2つの要素が実はあると思っています。これは全員協議会のときにも説明したんですけれども、一つは入りたての職員が1名辞めたので、それの代替えという意味で、ついでにといっては物事が軽くなって非常に申し訳ないんですけれども、新しい事業である一体的実施という事業を令和5年度にときがわ町でも始める必要があるので、たまたまその要件を兼ね備えた人間がいたので今回条例でお願いしたというのが、想定でございます。あくまで、お願いはしていないつもりでおりますので。その専門性を兼ね備えた方に来ていただくためには、通常の所得水準だと我々の仲間に招き入れることは困難であるので、つくった職種が「保健専門員」というふうな名称で、それなりの金額のものを設定したというふうなことでございます。
○小島利枝議長 次、3問目になりますけれども、よろしいですか。
○1番 畑  豊議員 もうそれしかない。
○小島利枝議長 3問目の1回目。
○1番 畑  豊議員 これ、ちょっと同じような質問になりますけれども、仮に………にいた方を実績があるからときがわ町に招きたいということですよね。その実績があるというのは誰が決めたんですか、実績があるかないかというのは。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 3時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 3時59分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の取消し
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 私の質問の中で一部不適正な言葉がありましたので、個人が特定され るような不適切な発言がありましたので、取消しさせていただきます。
○小島利枝議長 ただいま発言の取消しが畑議員から出ましたが、よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 では、発言を取り消します。
          (「取り消す必要はないよ」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 発言取り消す必要はない。
          (「我々が言ったんじゃないんだ。執行部が言ったんだから」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 4時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 4時02分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 先ほどの取消しについて異議ありということが出たもので、もう一度お諮りいたします。発言の取消しを許可してよろしいでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 発言を取り消します。
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○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 これはやっぱり人事管理の問題で、1名辞めたのは理由は何なんですか。庁内教育をやっていますと、どんなことをやっているんですか。例えば、庁内の課を移すというのは簡単にできると思っているんですけれども、できているんですよね。そういう管理をきちんとして、これはコロナが始まったときに、これは大丈夫かどうかという話だと思うんです。だから、辞めた理由は何なんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 辞めた理由については自己都合退職です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 そのときに、何とか残ってもらえませんかという話はなかったんで すか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 自己都合退職に至った理由が体調不良によるものでありましたので、我々としてもできたら復帰してほしかったんですが、必ずしもそれが当該保健師の将来あるいは自分の幸せに結びつかないだろうということで、無理にお引き止めはしませんでした。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 コロナが始まった時点で、この体制でいいかどうかというのを判断すべきだったと思うんですよね。これ1名辞めちゃったから、じゃ、追加をどうするかという話で急に話が持ち上がってくるわけでしょう。ですから、そういうことをきちんとしなかったという結果ですよね。
  それで、庁内教育をしていると言いましたが、どんな教育をしているんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 保健師の専門分野について実は事実上、主にいわゆるオン・ザ・ジョブ・トレーニングと言って、様々なケースと関わることで、ぶつかった問題について先輩保健師と相談し合ってよりよい方策を見つけるというようなもので、経験を積ませるというふうな形になっております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 3問までだよ。
○小島利枝議長 3回終わりました。
○10番 岩田鑑郎議員 もう一回できるんだろう。
○小島利枝議長 2問目行きますか。
○10番 岩田鑑郎議員 はい。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 やっていますとか、やりますとかというのは、ほかの課長さんもいろいろ言ってくれるんですけれども、私の回答に対してね。本当にやっているかどうかというのが私は疑問なんですよ。疑って申し訳ないんですけれども、要するに人事管理をしっかりしてくださいという話を私はしたいんです。
  式守課長の前任者がそういうことをできなかったかどうかというのは、私は分かりません けれども、やっぱりコロナが始まって、これで大丈夫かという話をちゃんと管理する必要があったと思うんですよね。だから、それで今になって急に1人辞めちゃったから、忙しくて体調が悪いからと、それはねえだろうという話なんですよ。
  だから、そういうことをちゃんとしているのが人事管理だと思うんです。いかがですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 コロナが始まったときと私の在籍期間がどれだけ重なっているかどうか、ちょっと記憶が怪しいところなんですけれども、ときがわ町、今回ご審議いただいているのは、会計年度任用職員という形で1年単位で更新されていく仕事でございます。
  そのほかに、実は任期付職員という制度がございまして、職員が欠けたときだとかあるいは一時的に業務が発生して、急に人材が必要になって、ある一定期間で終わるというふうな見通しがある仕事については任期付職員という制度もございます。
  ご指摘のコロナが始まったときに何か施策が打てなかったかというふうなことでございますけれども、今から考えると、任期付職員でコロナが収束するまでという形で増員をするべきだったのではないかなというふうな後悔は実際……、進むべき方向としては、選択肢としてはあったなというふうに思っております。
  ですが、恐らくこれで任期付職員になりますと、フルタイムで雇用すると、やっぱりときがわ町役場の職員が1名増えるという形で様々な指摘が実は外部からありまして、なかなか雇いにくいというふうな状況もやはりご理解いただきたいというふうに考えております。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  すみません。先ほど、畑議員に質問をいただいていたんですが、3問目の1回目で終わってしまっているんですけれども。
          (発言する者あり)
○小島利枝議長 よろしいですか。すみません、気がつかなくて。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第48号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立少数)
○小島利枝議長 起立少数であります。
  よって、議案第48号は否決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎常任委員会報告
○小島利枝議長 続いて、日程第17、常任委員会報告を議題といたします。
  文教厚生常任委員会に付託してあります請願第1号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の提出についての審査の結果報告を求めます。
  杉田健司委員長。
○杉田健司文教厚生常任委員長 それでは、請願審査の結果について報告いたします。
  令和4年9月20日。
  ときがわ町議会議長、小島利枝様。
  文教厚生常任委員会委員長、杉田健司。
  請願審査の報告について。
  本委員会に付託された請願の審査結果をときがわ町議会会議規則第94条第1項の規定により次のとおり報告します。
  1、付託事件。
  令和4年第3回定例会において付託を受けた請願。
  請願第1号。
  「不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書」の採択を求める請願。
  上記の請願について、9月9日に委員会を開催し、紹介議員である田中紀吉議員の説明を 受け、慎重に審査し採決した結果、請願第1号は、採択すべきものと決定しました。
  文教厚生常任委員会の請願第1号審査の議事概要。
  1、審査の期日。
  令和4年9月9日金曜日。
  2、審査に出席した者。
  文教厚生常任委員会委員全員。
  紹介議員である田中紀吉議員。
  議長及び議会事務局長。
  3、審査の経過。
  (1)紹介議員からの説明。
  本請願の紹介議員である田中紀吉議員から請願内容の趣旨説明を受ける。
  説明の要旨。
  不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書を採択し、政府関係省庁へ意見書の提出を求める。
  (2)参考資料。
  文部科学省ホームページ掲載、義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(概要)及び同掲載、義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律案に対する附帯決議(衆議院文部科学委員会)。
  (3)請願審査の中で出された主な意見。
  @フリースクールのようなセーフティーネットがあることで安心できる。フリースクールが町内にあるということはありがたいこと。
  A不登校児童に対してタブレットによる学習支援ということもあるようだが、フリースクールの存在意義はまた別。
  Bフリースクールは時間に縛られない自由な環境。このような場所が町内にあるということはよいこと。
  C令和3年度の町内の不登校児童数は13人。不登校の規定に入らないが、それに近い例はほかにもある。そういった子供たちに手を差し伸べることは大切。
  (4)結論。
  本委員会では、上記請願について慎重に審査し採決した結果、採択に賛成する委員が全員であり、請願第1号は採択すべきものと決定した。
  以上です。
○小島利枝議長 杉田委員長は、そのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  杉田委員長は、自席にお戻りください。
  質疑はありませんでしたので、討議は省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者あり)
○小島利枝議長 11番、賛成で。
  反対の方はいらっしゃいますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 では、11番、野原和夫議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原和夫です。
  請願第1号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の採択を求める請願に賛成の立場で討論に参加します。
  まず、令和2年度の義務教育段階における不登校児童生徒数は、全国で19万6,127人と7年連続で増しているとのこと。埼玉県内でも8,934人が不登校と高水準であり、ときがわ町においても令和3年度不登校児童数は13人であるが、潜在的な不登校児童生徒も多数存在していると考えられる。
  フリースクールにおいて普通に学習ができ、その子に合わせ無理をさせない。人とのコミュニケーションを図り、将来にわたり、子供が成長し独立できるまでの教育補助的役割は大事である。
  フリースクール等の民間施設を利用する際、利用料負担がかかる。具体的な対策とし、不登校支援の一部である多様な学習機会を確保するためにも、国の経済的支援制度確立を求め、賛成討論とする。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより請願第1号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の提出について採決いたします。
  採決は委員長報告に対する採決ではなく、請願を採択することに賛成か反対かの採決を行いますのでご注意ください。
  請願第1号に対する委員長報告は採択であります。請願第1号について採決いたします。この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小島利枝議長 起立多数であります。
  よって、請願第1号は採択することに決定いたしました。
  休憩いたします。
                                (午後 4時21分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時23分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎日程の追加
○小島利枝議長 ここで、田中紀吉議員外3名から、議員提出議案第2号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の提出についてが提出されました。
  これについて議会運営委員会で協議されておりますので、議会運営委員会の報告を求めます。
  議会運営委員会、小宮正委員長。
○小宮 正議会運営委員長 議会運営委員会委員長の小宮正です。
  議長の命を受けまして、議会運営委員会の報告をいたします。
  田中紀吉議員外3名から提出された議員提出議案第2号の会期中の議事日程の追加について協議を行っておりますので、その結果を報告いたします。
  その結果、議員提出議案第2号を本日の日程に追加し、議題として審議することと決定いたしました。
  以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○小島利枝議長 お諮りいたします。委員長報告のとおり、議員提出議案第2号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の提出についてを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎追加議事日程について
○小島利枝議長 ここで追加議事日程を配付いたします。
          (追加議事日程の配付)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎日程の追加
○小島利枝議長 お諮りいたします。お手元に配付したとおり、本日の議事日程を追加して議題とし、日程の順序を変更し審議したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、お手元に配付したとおり、本日の議事日程を追加して議題とし、日程の順序を変更して審議することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 これより追加日程第1、議員提出議案第2号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の提出についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議員提出議案第2号。令和4年9月21日提出。ときがわ町議会議長、小島利枝様。
  提出者、ときがわ町議会議員、田中紀吉。
  賛成者、ときがわ町議会議員、畑豊、同じく杉田健司、同じく野原和夫。
  不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
  以上です。
○小島利枝議長 提出者から提出理由の説明を求めます。
  6番、田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 議員提出議案第2号、令和4年9月21日提出。
  提出者、田中紀吉。
  賛成者、畑豊、賛成者、杉田健司、賛成者、野原和夫。
  不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
  提出理由。
  様々な事情により、学校生活になじめずにいる児童生徒にとって民間のフリースクール等は、社会的自立に向けた学びの場として重要な役割を果たしております。
  不登校児童生徒に対し、フリースクール等の多様な学習機会を確保するため、この案を提出するものです。
  不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書。
  令和2年度の義務教育段階における不登校児童生徒数は全国で19万6,127人と8年連続で増加しており、埼玉県内でも8,934人が不登校と、依然高水準で推移しています。
  また不登校の定義となっている年間欠席30日以上の条件に当てはまらないが、保護者や学校の配慮により出席扱いになっているなど事実上の不登校児童生徒数も鑑みると、文部科学省調査だけでは実態が把握しきれているとは言い難く、潜在的な不登校児童生徒も多数存在していると考えられます。
  このような中、フリースクール等の民間施設を利用する際の家庭の事情を見ると、利用料月3万3,000円程度(文科省調べ)という経済的負担に加え、身近に通う民間施設がない場合には遠方への通学のための身体的、時間的、心理的負担も加味しなければなりません。
  多様な学習機会を提供する民間施設への需要が高まっているのに対し、民間施設を設立するための経済的支援制度は一部の自治体が制定しているのに留まっており、必要な資金が確 保できず設立を断念している個人や団体も少なくありません。
  以上のことから、現状では、教育機会確保法の基本理念2に明記される「不登校児童生徒が行う多様な学習活動の実情を踏まえ、個々の状況に応じた必要な支援」が果たされているとはいえない状態であり、早急な具体的対策を講じる必要があると考えます。
  よって国において、不登校支援の一部である多様な学習機会を確保するための具体的対策として、次の事項について強く要請いたします。
                    記
  1、教育機会確保法制定に際し、衆議院文部科学委員会と参議院文教科学委員会がそれぞれ附帯決議をした内容である「不登校の生徒児童が、いわゆるフリースクール等の学校以外の場において行う多様な学習活動に対しては、その負担の軽減のための経済的支援の在り方について検討し、その結果に基づき必要な財政上の措置を講ずること」を進めること。
  2、いわゆるフリースクール等民間施設の設立及び運営補助金等の経済的支援制度の確立を講じること。
  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
  令和4年9月21日、埼玉県比企郡ときがわ町議会議長、小島利枝。
  衆議院議長、細田博之殿。参議院議長、尾辻秀久殿。内閣総理大臣、岸田文雄殿。総務大臣、寺田稔殿。財務大臣、鈴木俊一殿。文部科学大臣、永岡桂子殿。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員には、そのままお待ちください。
  これより議員提出議案第2号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の提出についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、長島議員。
○3番 長島金作議員 今、小中学校は国からの義務教育であります。
  そして、今の役場の庭から支援学校、東松山までスクールバスが出ております。そして、中学校に授業参観いたしましたら、生徒と先生がマンツーマンで授業をしているクラスもありました。そういったことを考えますと、わざわざそういう環境がありながら、そういった金をまた使って、そういうのをするというのがちょっと私も理解できないんですが、教育委員会でちょっとその辺、中学校でマンツーマンで教育しておるので、そういったことを考えれば、学校で1クラス、クラスがいっぱい空いている教室があるので、そういったこともで きないか、教育委員会の見解もお聞きしたいと思います。
○小島利枝議長 長島議員、提出者への質問となりますので、執行部のほうには質問できません。
○3番 長島金作議員 分かりました。
○小島利枝議長 田中議員に質問何かありますか。
  長島議員。
○3番 長島金作議員 先ほど言ったように、わざわざなぜそこへ金をかけるのか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 わざわざお金をかけないから、かけてくださいというのが趣旨です。
  お分かりですかね。現状はたくさんの方が不登校にいて、埼玉県でも9,000人ぐらいいる。ときがわ町でもいらっしゃる。そういう支援をしてくださいというのが、今はないからお願いしようというか、要請する。そういう意味です。お分かりですか。今はないんです。ないから、つくってください、支援してくださいというのが要請書です。ご理解できますか。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 ちょっと私も年齢が年齢なんで理解に苦しむことがありまして、だから、学校に行かない人を、またそういうのを集めて教育するということは、学校へ行かないんだったら、そこへ集めても来ないんじゃないですか。
          (「そういう意味じゃない」と呼ぶ者あり)
○3番 長島金作議員 そういう意味じゃない。だから、こういう請願書を出しても、何か意味がないような気がするんですよね。私の考えはちょっとおかしいですかね。
○小島利枝議長 答弁願います。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ぜひ実態を見ていただきたいというか、そういう不登校の方がいっぱいいるという現実があって、フリースクールをつくったり、つくろうとしたりする人たちが、努力をしている人たちがいると。そこに国としての支援をしてほしいというのが今回の主な要望書です。
  だから、長島議員のご理解が何かできていないというのか、実態が分からないというのか、そういうところがあると思いますので、ぜひ、ときがわ町で実際に活動を月水金やっていたり、それから、そういうのも含めて見ていただければと思うんです。
  分かりますかね、違いますか。
○3番 長島金作議員 すみません。もう1個質問していいですか。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 先ほど言ったように、そういう学校に、義務教育というのがある。国で無料でやっているわけですから、そこへ行きたがらないんでしょう。そういう人が、フリースクールをつくって、どこかに場所を設けて、そこへ来なさいよということは、またそこへ学校と同じように行くわけですから、学校へ行かない人がそういうところへ行かないんじゃないかなと思うんですけれども、おかしいですかね。
○小島利枝議長 答弁願います。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私におかしいかどうかというのを問われても、なかなか難しい問題ですけれども、現実的な問題としてたくさんの不登校の方がいらっしゃると。それで、ときがわ町のこんな小さい町でも13人もいらっしゃると。そういう機会を確保しようということで進めているというか、つくっている人たちがいるということですよね。そのことに支援をしたり、経済的ないろんな形をしてくださいという要望を町に出すんじゃないですから、今回は。町じゃなくて、国の制度としてつくっていただきたいということが、今回の要望書というか、請願の中身ですので、少しちょっと勘違いされている部分もあるんだと思うんですけれども、町じゃないですからね、今回のは。国に出すわけですからね。
○小島利枝議長 よろしいですか。3回目ですので、もう以上で終わります。
○3番 長島金作議員 そうするとですね、もう1つ……
○小島利枝議長 長島議員、3回目ですので、これで終わりになります。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  田中議員には、自席にお戻りください。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議員提出議案第2号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書の提出についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり提出することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小島利枝議長 起立多数であります。
  よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議員派遣について
○小島利枝議長 追加日程第2、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議員派遣については会議規則第129条の規定によりお手元に配付したとおり派遣したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、議員を派遣することに決定いたしました。
  なお、結果報告につきましては、議長の諸報告の中で報告いたします。
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   ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出について
○小島利枝議長 続いて、追加日程第3、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出についてを議題といたします。
  議会運営委員長から会議規則第75条に関する申出が提出されておりますので、閉会中の継続調査についての説明を求めます。
  小宮正委員長。
○小宮 正議会運営委員長 大分皆さんお疲れのようでございますけれども、もう少し我慢していただきまして、議長のお許しをいただきましたので、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出についてを説明に代えて朗読させていただきます。
                                 令和4年9月20日
  ときがわ町議会議長 小 島 利 枝 様
                        議会運営委員会委員長 小 宮   正
  閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1 調査事項
     次期議会の会期の日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項
  2 期限
     次期定例会まで
  以上でございます。
○小島利枝議長 お諮りいたします。ただいま議会運営委員長から、なお継続調査に付したいとの申出がございました。継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
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   ◎町長挨拶
○小島利枝議長 本定例会に付された事件は全て議了いたしました。
  この際、渡邉町長から挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、大変お疲れさまでした。
  議長のお許しをいただきましたので、令和4年第3回ときがわ町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
  9月6日に開会いたしました本定例会は、ご提案申し上げました各案件につき、熱心にご審議をいただきまして、議決をいただき、本日の閉会となりますことに、心から御礼を申し上げます。
  今回議決いただきました各事項につきましては、適切に執行してまいります。今後も議員の皆様のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
  結びに、議員各位におかれましては、今後もご健勝にてご活躍されますようご祈念申し上 げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
  ありがとうございました。
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   ◎閉会の宣告
○小島利枝議長 これをもちまして、令和4年第3回ときがわ町議会定例会を閉会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午後 4時43分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  令和  年  月  日


         議     長    小  島  利  枝


         署 名 議 員    小  宮     正


         署 名 議 員    岩  田  鑑  郎