ときがわ町告示第1号

 令和5年第1回ときがわ町議会臨時会を下記のとおり招集する。

  令和5年1月10日

                        ときがわ町長  渡  邉  一  美

                    記

 1 日  時  令和5年1月13日


 2 場  所  ときがわ町議会議場


 3 付議事件  (1)令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)
                ○応招・不応招議員

応招議員(11名)
  1番  畑     豊 議員          2番  杉 田 健 司 議員
  3番  長 島 金 作 議員          4番  神 山   俊 議員
  5番  小 島 利 枝 議員          6番  田 中 紀 吉 議員
  7番  山 中 博 子 議員          8番  前 田   栄 議員
  9番  小 宮   正 議員         10番  岩 田 鑑 郎 議員
 11番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(なし)
            令和5年第1回ときがわ町議会臨時会

議 事 日 程(第1号)

                            令和5年1月13日(金)  
                            午後3時00分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 議案第 1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)
─────────────────────────────────────────────────
出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今臨時会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
産業観光課長
正 木   彰 
水道課長
伊 得 正 巳 
─────────────────────────────────────────────────
教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
─────────────────────────────────────────────────
議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 
─────────────────────────────────────────────────
   ◎開会及び開議の宣告
○小島利枝議長 ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより令和5年第1回ときがわ町議会臨時会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午後 3時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  朗読は省略いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会議録署名議員の指名
○小島利枝議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第127条の規定により、6番、田中紀吉議員、7番、山中博子議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会期の決定について
○小島利枝議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  小宮正委員長。
○小宮 正議会運営委員長 それでは、会期についてご報告申し上げます。
  議会運営委員会委員長の小宮正でございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  令和5年第1回臨時会における会期及び日程について調整するため、本日1月13日午前9時30分に議会運営委員会を開催いたしました。
  委員会には、議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長の出席をいただきまして、提出される議案について説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、令和5年第1回臨時会は、本日1月13日の1日間とするものです。
  会期中の日程表については、会期予定表をご覧いただきたいと思います。
  本日午後3時から議案審議等です。
  以上、議会運営委員会の報告を終わります。
○小島利枝議長 お諮りいたします。本臨時会の会期は、議会運営委員会の報告のとおり、本日のみの1日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本臨時会の会期は本日のみの1日間と決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎諸報告
○小島利枝議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本臨時会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は、別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎町長挨拶
○小島利枝議長 次に、町長から挨拶のための発言の申出がありますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 改めまして、皆さん、こんにちは。
  議長のお許しをいただきましたので、開会に当たりましてご挨拶を申し上げます。
  本日は、令和5年第1回ときがわ町議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙のところご出席をいただき、会議が開催できますことに厚く御礼を申し上げます。
  本臨時会にご提案申し上げます議案は1件であります。慎重審議の上、ご議決いただきますようお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
  よろしくお願いします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第1号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第4、議案第1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)。
  令和4年度ときがわ町の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,613万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ64億4,139万1,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
  (繰越明許費)
  第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表繰越明許費による。
  令和5年1月13日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,613万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ64億4,139万1,000円とするものであります。
  詳細につきましては、企画財政課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)について、細部説明をさせていただきます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,613万円追加し、予算の総額を64億4,139万1,000円とするものでございます。
  初めに、総括的な事項についてですが、1ページから2ページの第1表歳入歳出予算補正につきましては、款項の区分及び金額が記載されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、3ページの第2表繰越明許費ですが、水道事業会計補助金ほか1事業について、令和5年度にかけての執行見込みとなりますので、繰り越すものでございます。
  予算の詳細につきましては、議案参考資料によりご説明いたしますので、議案参考資料、議案第1号関係をご覧いただきたいと存じます。
  今回の補正につきましては、昨年12月の国の第2次補正予算を受けて、町が物価高騰対策として行う事業の補正となります。
  それでは、令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)の要点についてご説明をいたします。
  要点1につきましては、先ほどご説明したとおりでございます。
  要点2につきまして、まず歳入ですが、11款1項1目の地方交付税5,035万4,000円でございますが、こちらは普通交付税でございます。
  普通交付税の算定基準の中に、緊急経済対策費というものが新設されまして、増額となったことによるものでございます。
  続いて、19款1項1目の財政調整基金繰入金でございますが、1億1,577万6,000円でございます。こちら、財源調整のための繰入れでございます。
  歳入につきましては以上となります。
  続いて、歳出は事業別に行わせていただきますが、いずれも物価高騰対策の事業となります。
  まず、上水道施設一般管理事務5,000万円でございますが、こちらは、物価高騰による負担軽減としての水道料金減免額をするための経費でございます。
  続いて、ときがわ町くらしを支える経済対策推進商品券発行事業でございますが、1億1,273万円、こちらは、物価高騰に直面する家計、事業活動を下支えするための経費で、1人当たり商品券1万円を給付するものでございます。
  続いて、教育総務一般管理事務でございますが、340万円、こちらは、この3月、中学校卒業生が新たな進路先への準備金として支給するための経費で、1人当たり5万円でございます。
  歳出につきましては以上となります。
  1枚おめくりいただきまして、今回の補正を受けての基金残高の見込みでございます。
  今回、財政調整基金を繰り入れておりますので、財政調整基金の4年度末の残高、一番右側になりますが、こちらのほうが7億8,000万円ほどになっております。
  以上で、議案第1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより、議案第1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  大枠2問、質問させていただきます。
  水道料金の減免策と財政調整基金に関してです。
  前置きとして、議案に対して少しそれますが、去年の6月議会において、水道料金平均約40%の値上げに関して、苦渋の選択として、議員全員賛成で可決いたしました。これは、ときがわ町の水道料金の将来を考えての苦渋の選択です。しかし、折しもロシアとウクライナの紛争というか戦争により、誰も予想しなかった物価高騰が起きまして、ちょうど10月からの水道料金の値上げと重なったわけですけれども、それにおいて、町長または議員各位または役場担当課に、町民よりご意見または要望が来ました。私にも来ました。
  そして、今日、早期に、1月13日、臨時議会を開いて議案を通して、渡邉町長の決断により、この資料があるわけですけれども、水道料金に関しては、基本料金が2分の1、これを1年、それと、物価高騰における減免策として提出され、また財政調整基金、ときがわ町は財政が豊かで、基金がうんとあるじゃないかという声も聞いています。
  34億、これは期限によって違いますけれども、あると。それをどうだこうだという声も聞きましたけれども、いずれにしても、財政調整基金を繰入れ、1億1,577万6,000円の繰入れにおいて、これを15の春じゃないですけれども、こういうことの物価高騰における減免策ということで早期に出していただきまして、渡邉町長の決断によってこれを出してもらったことに、私個人としても、また多分、ほかの議員においても評価し、賛成してくれるだろうと思います、可決において、後ですね。
  そして、質問に入りますけれども、ちょっと長くなって申し訳なかったんですけれども、物価高騰対策としての水道料金の減免についての質問2つなんですけれども、1つ目は、基本料金がゼロではなく、ほかの自治体、滑川だとか小川だとか、ゼロというのがありますけれども、ときがわ町が2分の1の1年とした根拠と、2つ目は、減免による減免相当額、財政的に基金がうんとあるんじゃないかというところで、5,000万の繰入れですか、この2つの質問の根拠なんですけれども、これを渡邉町長にぜひお願いしたいと思うんですけれども、答弁よろしくお願いします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 我々は昭和を経験しておりますので、大きなインフレを経験しております。しかしながら、平成になってからインフレを経験していないんですよ。それなんで、今の若い人はインフレを知らない、物の値段が上がるということを知らないんですよ。それで、ここへ来て急に、いろんな物が高騰している。だから、若い人は初めてなんですね、恐らくこういう経験が。
  そういうように、災害でいえば初期対応、初期対応を早くしてやらないと、本当に町民の方が非常に心配をする。そういうことで、今回臨時会を持っていただいて、スピード感を持った高物価対策を打たなければいけないと、こういう考えで行いました。
  そして、前田議員の第1の質問で、減額は基本料金の全額ではなく、なぜ半額かと申しますと、埼玉県、コロナ対策で、水道料金の基本料金を全額減免したり、半額減免したりという地方公共団体がありますけれども、割と短期に終了しているところが多いんですね。
  今回、このインフレは戻らないんです、恐らく、上がる一方で。だから、少し長期に見てやらないと、インフレ対策も済まないのかなという、ちょっとそういう考えもありまして、全額ではなく半額で1年と、こういう長いスパンを取ったわけです。それが理由でございます。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 1問目の質問で、渡邉町長が言うように、基本料金ゼロと、何でときがわ町はしなかったんだと、それはうちのほうの簡易水道もあると、そういうふうな観点からも税の公平負担ということもあるんですけれども、滑川町の知人の議員に聞いたら、滑川町においては、2か月だか4か月かな。それで、県平均の、今おっしゃったように2か月から6か月なんですね。だから、スパンの問題で、ときがわ町は2分の1の1年とすれば、基本料金ゼロの半年と。でも、半年において、するところ、そんなにあるわけじゃなくて、みんなスポット的な対策ですけれども、ときがわ町において、物価高騰の折ということで、水道料金は自治体の裁量範囲ということですから、これに関しては私も、おこがましいですけれども、評価させてもらいましたけれども、そういう理由で、分かりました。
  また、町長の言ったインフレですね。これは、本当に今、日本においてはデフレになっていますけれども、インフレのほうがみんな喜ぶし、いい意味で。ただ日銀は嫌いますけれども、そういう点で理解いたしました。
  じゃ、2つ目よろしくお願いします。2問目、財政調整基金の件ですね。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 5,000万円の算出根拠はということですね。
  5,000万の算出根拠は、直近の令和4年11月及び12月の給水件数が4,670件のうち、減免対象となる4,614件の基本料金を2分の1として1年間試算をした結果が5,000万となったということで、5,000万の根拠はここにあるということでございます。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 先ほど山中議員が世帯数を聞いたんで、世帯数においてに関して、理論的に約5,000万が妥当ということで、分かりました。
  以上で結構です。質問終わります。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中です。
  2問お願いします。
  まず1問目、今回の地方交付税は5,035万円、なぜか水道の金額と似ておりますが、この交付税というのは、3件に係るもので理解してよろしいんですか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問にお答えいたします。
  今回、交付税が増額になった5,035万4,000円でございますけれども、これは、たまたま水道の減免の5,000万円と合ったというだけで、あくまでも地方交付税も一般財源でございますので、財政調整基金と一緒に3つの事業に充てているというふうな理解をしていただければと思います。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 分かりました。
  財政調整基金からの繰入分1億1,577万6,000円、これ、今まで出しておいたけれども、後から交付税として入ってくるという事例があったと思うんですが、今回は財政調整基金そのもの、そういうふうな交付税の措置はなくてということで理解していいんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今回の緊急経済対策につきましては、先ほども町長から話があったかと思うんですけれども、急激なインフレに対して、緊急に対策を打たなければならないということで行う事業でして、交付税も財源になっておりますけれども、全て町の一般財源の 持ち出しということで実施したいというふうに考えております。
  これにつきましては、後ほど交付税等で、交付金ですとか交付税で補填がされるということではございません。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 これは、水道のほうに関してではなくて、あと、十五の春ですか、そちらのほうに関しても言えることなんですが、1年間のことなのか、そして、翌年も物価高騰であった場合、続いて継続することがあり得るのか伺います。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからお答えさせていただきます。
  十五の春の関係につきましては、来年度以降も行っていきたいということであります。
  それから、水道に対する繰り出しと、あと地域商品券については、今後の物価の高騰の状況を見ながら検討していくというふうな形になると思うんで、取りあえずは、これはこれでやっていくということで、今後については、そういった経済情勢の中で、高騰対策が必要であれば、また検討するということで、ご理解いただければというふうに思います。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 先ほど町長が、前田議員の質問で、なぜ水道料金のほうの、2分の1ではなくて全額にしなかったのかというお答えの中で、今後もそのようなことが続くかもしれないので、初めから全額出すということではなくてということでお答えになったと思うんですが、それを今後も続くようなことがあったら、時期を見て、そのときの状況を見て、そのために蓄えていると言ったらおかしいんですけれども、状況を見て判断して、継続するということもあり得るというふうに理解してよろしいですか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 そのとおりでございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  1点お伺いします。
  商品券事業の件なんですけれども、全協の点とはダブらないように私はしたいと思いますので、1点伺います。
  ときがわ町は、先進的というか、地域でも特異なぐらい、5回現在やって、これが6回目の提案です。それで、やり方も5,000円、1万円、それから、その内訳も、飲食で分けたりだとか、非常に工夫した配布の仕方というのがあると思います。大変評価していると思います。
  ただし、1点、今回伺いたいのは、実際の受ける側としての、例えば、具体的には商工会だとか、そういう事業者だとか、そういうご意見を伺って、話合いをしながら、どうその事業をうまく生かすというのか、そういうことの工夫というのか、相談というのか、指導も含めた提案型というのか、そういうのがされたのかどうか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それでは、お答えいたします。
  そういった地域商品券事業に対して、商工会のほうで事業に合わせてイベントなり、そういったことをしていくかということだと思うんですけれども、それについては、いつもやるたびに、こういうことを町としてやりますので、商工会でもぜひ同じような形で連携をして、消費者のために値引きですとか、あるいは、そういったいろんな事業を行ってほしいということでお願いはしているんですけれども、なかなか実際できていないような状況でございますので、今後も商工会のほうには、ぜひ連携をして、地域商品券を活用していい事業ができるように、またお願いをしていきたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 やっていないというふうには受け取っておりませんけれども、やっぱりもったいないという気がするんですね。
  それで、私が数字的にきちんとつかんでいるということではないんですけれども、かなりの部分が、一部と言うのはちょっと控えますけれども、集中しちゃっていて、ほとんど、件数でいけば来ない、ゼロまたは数枚が来たとか、そういうことがあると思うんですね。だから、そのことをきちんと伝えて、どうやったら、ときがわ町の皆さんにはいっているわけだから、それをぜひ、そのお店または事業所、またはそういう利用の仕方についても、やられたらと思うんですね。
  だから、今後、町長、今、物価高の話をしました。間違いなくそういうことです。だった ら、ときがわ町はこういう事業をやって、住民の活性化だったり、外にお金が出るんじゃなくて回るようなという施策を出しているわけだから、そこのところをもうちょっと、膝詰めじゃないんですけれども、アイデアも含めたことをやられたらというふうに思います。
  別に、答弁ということじゃなくて、我々も含めて、そういう利用なんかをしていくということが、他町村から見れば、ときがわ町は何回も商品券を配って、大変喜ばれているわけですから、それは逆に言えば、宣伝をしてもいいと思うんですね。ときがわ町の事業としては、物価高でこういう事業を打っていると。
  そういうことで、課長、ぜひアピールもしていただけたらいいんじゃないかと思うんですけれども、その点だけ伺いたいと思います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 田中議員おっしゃるとおり、その形で進められたら最高だと思っておりますので、今後とも商工会と連携をして、うまく地域商品券がときがわの中で地域経済活性化できるような形で、金額以上のものが効果ができるように連携をしていきたいと思っております。
  以上です。
○6番 田中紀吉議員 以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中です。
  1問お願いします。
  今、田中議員が言われたように、これは食のほうですか、こちらは違うほうですかということで、一度分けたことがあると思うんですが、また、ふるさとの自慢をして申し訳ないんですが、小鹿野町では、大型店舗用とそれ以外のところというふうな分け方をしています。
  多分、田中議員が言われたのは、大型店舗のほうにほとんどが行ってしまって、小さな店舗のほうに行かないんじゃないかということが言いたかったのかなと、そばで聞いて思ったので、そういうふうなやり方をしているところもあるので、もしそういうふうな、アンケートの中でも、やはり事業者がそういうふうな不満を書いておりましたので、そういうふうなことも考えて、今度交付する1万円については考えていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 この物価対策は、今年、来年で終わるような感じがしないんですよ。恐らく 10年ぐらいのことを考えないと駄目かなと。そのたびに、やっぱり地元商工会と連携を取って、もっともっと町内にお金が回るような工夫を、これからはやっていかなきゃいけない。毎年毎年、ときがわ町も、このような商品券を出していくわけにはいかないと思うんで、何とか、もう少したったら、自力で町内でお金が回るようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 3問になるのかな。
  1問目は、水道事業で今後5,000万を、要は1億2,000万が一般会計から出るわけですよ。これ、1年で終わるというふうに、伊得課長は考えておられるんですか。
  それと、もう1つは、財政調整基金というのは幾らあればいいんですか。
  お願いします。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  先ほど町長の答弁にもありましたとおり、単年度で、1年で終わるとは思っておりません。ただ、これを5,000万円を繰り入れてやっていくかどうかというのは、また今後の状況によって判断されると思われます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 状況というのはどういう状況ですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  現在ですと、国も緊急経済対策として、光熱水費である電気料金、それからガス料金、ガソリン、灯油について、12月に経済対策を打っております。そういった状況も踏まえながら、検討していきたいと思っております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 以前、水道料金が40%近く上がったときに、私は伊得課長に、公式ではないんですが、こういう説明を住民に場を持ってやるべきではないかという進言をしま した。これ、公式じゃないですけれどもね。そのときの伊得課長の答えは、各地域から議員が選ばれているんだから、それは議員の仕事でしょうと。
  今回も、ですから、その言葉を信じて、この料金改定に関するQ&Aというあれを持ちながら、聞かれたときはこのように答えています。今回もそのような立場なんでしょうか、私どもは、伊得課長。要するに、伊得課長は出ないで、我々にやれと、説明を。そういうことなんでしょうか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 料金改定のときに関して申し上げますと、議会の議員の方々にも内容等を丁寧に説明させていただきながら、ご議決もいただいたということになりますが、そういう中身を承知していただいた上での、私から岩田議員のほうにお話ししたと私は思っております。
  今回の減免につきましても、物価高騰対策の一環ということを掲げながらのことですので、そこはご理解いただけるのではないかと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 2問目ですか。はい。
○10番 岩田鑑郎議員 今後、財政調整基金は、ときがわ町の財政規模で、幾らあればいいんでしょうか。どんどん出せばいいという話じゃないと思うんですよね。
  荒井企画財政課長の頭の中で、いろいろ調査はしていると思いますが。今後も水道事業に5,000万出しますか、来年も。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 すみません、今の岩田議員のご質問は、水道事業に対しての5,000万というふうな財政調整基金からのご質問ですか、それとも、ときがわ町の一般会計として、財政調整基金をどのぐらい必要かというふうなことでよろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 それでいいです。
○荒井 淳企画財政課長 そういうことでありましたら、財政調整基金は幾らなきゃいけないとか、幾ら必要だとかというふうなことは必ずしもございません。ただ、一般的には、標準財政規模って、普通交付税を算定する際にあるんですけれども、ときがわ町は今、40億ぐらいかなと思っているんですけれども、それの大体20%が標準的には、財政調整基金の好ましい水準になろうかと思います。それでいきますと、ときがわ町は8億前後になろうかと思いますけれども。
  以上でございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今後、第3次の経済対策とかあれば、再度商品券の配布とかは考えられるんでしょうか。いや、もし財政調整基金に融通が利くんであれば、ときがわ町はもう少し物価高騰対策をやってもいいじゃないかというふうに思うんですが、町長の思いはいかがでしょうか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 その前に、先ほど、伊得課長から議員さんに向かって、それは議員さんがやるべきだなんていうお話があったんですけれども、私といたしましては、本来ならば我々も、区長会がございます。区長会のときにしっかり区長さんにもお話をする、それから、地域の総会にも私も呼ばれますので、そういう中で町民の方にじかに説明する機会が、コロナの前はあったんですけれども、ここ2年ばかり、そういった地域の住民の方とのコミュニケーションがちょっと不十分だったかなと反省しております。それなんで、議員さんに全てを押しつけているとことではございませんので、お許しを願いたいと思います。
  それから、今後、またこのような対策を打つかということなんですが、それは経済情勢を見て、私の予測ですと、ここでインフレは少し高止まりをしていくんではないかというふうな感じをしています。円も少し円高になってきておりますので、高止まりをしていくんじゃないかなと思うんですが、一番心配なのは、国際情勢がどういうふうに変わるかで、石油価格が変わってきますので、そんなところが危惧しているところです。
  何しろときがわ町は、埼玉県の中でも非常に所得水準の低い町でございます。景気の影響を受けやすい世帯が非常に多いんで、緊急にこういうふうな財政出動をしなきゃならないというときには、思い切った財政出動をしていきたいなと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ぜひ町民が豊かに暮らせるように、よろしくお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 もう1件、水道事業ですが、損益計算書とか、そういうのは出ないんですか。要するに、こういう変化がしたんで、こういう利益とかが減るとか減らないとか。 それは今までと変わらないんですか。一般会計から5,000万出るんだから、それは変わらないよということであれば、それはしようがないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  今回の5,000万円につきましては、一般会計からは繰越明許ということで繰り出していただくわけですけれども、来年度の当初予算に計上いたしますので、それ以降、そのところで損益計算は出てきます。ただし、減った相当分を繰り入れるわけですから、損益計算上は変化はないと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 いいです。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  11番、野原議員、原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
○11番 野原和夫議員 賛成討論。
○小島利枝議長 6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 賛成。
○小島利枝議長 4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 賛成討論です。
○小島利枝議長 では、原案に賛成の方の発言の許可をいたします。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原和夫です。
  議案第1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)の物価高騰等による負担 の軽減のための水道料金の減免について、賛成の立場で討論に参加します。
  まず、本年4月までの値上げの予定は、既に7,000品目を超えていると報道されました。昨年を超えるペースで進み、電気やガス代、人件費上昇など、値上げの要素は複雑化しており、本年も幅広い商品で断続的に値上げが実施される見通しである中で、ときがわ町としては、住民に寄り添い、水道基本料金2分の1の減免1年間を打ち出したことは、住民に寄り添った対策として高く評価し、賛成討論とする。
  以上です。
○小島利枝議長 原案に反対の方はいらっしゃいますでしょうか。
          (発言する者なし)
○小島利枝議長 続きまして、6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 議席番号6番、田中です。
  議案第1号、補正予算に対し、賛成討論を行います。
  ロシアによるウクライナ侵攻、急激な円高の進行など、激変する経済環境の中で物価が高騰しています。さらに、春からの値上げも計画されています。
  今回の補正予算案は、物価高高騰対策としての商品券1万円配布、水道料金の基本料金の半額1年間の免除、中学校卒業生への進路先準備のための5万円支給などです。政策研究会の提案も含めて、住民の声を真摯に受け止めていただき、大変評価されるものです。
  以上の点から、議案に対し賛成討論といたします。
  以上です。
○小島利枝議長 原案に反対の方はいらっしゃいますか。
          (発言する者なし)
○小島利枝議長 続きまして、4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 議席番号4番、神山です。
  議長より発言の許可をいただきましたので、議案第1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)の賛成討論を行います。
  今回、大きく分けて3つの事業があり、1、物価高騰等による負担の軽減のための水道料金の減免、2、ときがわ町くらしを支える経済対策推進商品券発行、3、十五の春支援です。
  これらは、会派政策研究会が令和4年10月27日に町長へ提出した令和5年度予算要望書を色濃く反映したものと捉えることができ、評価できます。
  その中で、特段評価できるのは十五の春支援です。内容は、中学校卒業生の新たな進路先 への準備金として、1人5万円が支給されるものです。早速、今年度から実施され、継続を想定されている制度であること、中学校卒業式の日に生徒各自の口座に振り込まれるという手続の簡略さも評価できます。
  これは、保護者等の経済的負担軽減はもちろんのこと、町の宝である生徒が義務教育を卒業し、新たな船出を町全体で祝福する、応援するという意味も含まれていると思います。少し早いですが、頑張れ卒業生とエールを送り、賛成討論とさせていただきます。
○小島利枝議長 ほかに討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより、議案第1号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎町長挨拶
○小島利枝議長 本臨時会に付された事件は全て議了いたしました。
  この際、渡邉町長から、挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 議長のお許しをいただきましたので、令和5年第1回ときがわ町議会臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
  本臨時会におきまして、ご提案申し上げました議案につきまして、慎重にご審議をいただき、原案のとおり議決をいただきましたことに、心から御礼を申し上げます。
  本日議決いただきました事項につきましては、速やかに執行してまいります。
  結びに、議員各位におかれましては、ご健勝にてご活躍されますよう祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎閉会の宣告
○小島利枝議長 これをもちまして、令和5年第1回ときがわ町議会臨時会を閉会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時49分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  令和  年  月  日


         議     長    小  島  利  枝


         署 名 議 員    田  中  紀  吉


         署 名 議 員    山  中  博  子