令和5年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            令和5年3月14日(火)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第16号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第8号)
日程第 2 議案第17号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
日程第 3 議案第18号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第 4 議案第19号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第4号)
日程第 5 議案第20号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             3号)
日程第 6 議案第21号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第 7 議案第22号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)
日程第 8 議案第23号 令和5年度ときがわ町一般会計予算
日程第 9 議案第24号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第10 議案第25号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第11 議案第26号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第12 議案第27号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第13 議案第28号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算
日程第14 議案第29号 令和5年度ときがわ町水道事業会計予算
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
福 田 芳 和 
町民課長
式 守 康 子 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計管理者兼
会計室長
正 木 達 也 
産業観光課長
正 木   彰 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
大 野 健 司 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 

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   ◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、おはようございます。
  大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより、令和5年第1回ときがわ町議会定例会を第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりです。
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○小島利枝議長 3月10日に一括上程しました補正予算の続きを行います。
  細部説明が終わりました。これ以降の質疑、討議、討論、採決は議案ごとに行います。
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   ◎議案第16号の質疑
○小島利枝議長 最初に、議案第16号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第8号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。皆さんおはようございます。よろしくお願いします。
  1点伺います。
  ページでいきますと41と42ページ。よろしいですか。
  住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金、その下の電気・ガス・食品等価格高騰対策、国の補助事業というのかな、なんですけれども、大変いいというか、有効に使ったほうがいいんじゃないかって、そういう意味で、いわゆる使い残しというのが減額補正が大きいのでお尋ねします。
  第1点目は、1,790万円、2点目が2,365万円って、かなり大きな額だと思うんです。それで、どういうわけでこんなに使い残しという言い方が、少し言葉を変えなきゃいけないんで すけれども、計画とずれがある。その点だけ伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えします。
  まず、予算を計上するときにも少し説明をさせていただいたんですが、当初より特に家計急変世帯がどのくらいいらっしゃるのか分からなかったので、仮に大勢そういった対象の方がいらっしゃっても大丈夫なように、かなり安全側に予算計上させていただきました。しかしながら、実際に家計急変として申請が上がったのが、全て合計しまして5件のみでした。その分が大きく執行残として残りましたので、今回補正減をさせていただいている。そういった状況でございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 大変緊急というか、急いだとか、課長の説明はよく分かるんですけれども、伝え聞いたところによると、なかなか申請というのかな、申出というのか、その辺が非常に周知という点で、していなかったという意味ではありませんので、なかなか急ぎだったり大変だったりとか、そういうことがあったんじゃないかと思っています。それで、電気・ガスの物価高騰の対策ですけれども、これは今終わったんじゃなくて、これからもまだあると思うんです。だから、今後については、ぜひ目配せという言い方なのか、細かい配慮という言い方なのかはちょっといろいろありますけれども、ぜひ届かないところというよりか、その辺を注意していただけたらありがたいなということで、これはお願いというのか、今後について、予算のやり方をお願いしたいと、そういうことですので、課長、ぜひお願いします。
  以上で結構です。
○小島利枝議長 要望でよろしいですか。
○6番 田中紀吉議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  3問お願いします。
  まず1問目なんですが、32ページの上段、18節負担金、補助及び交付金のところです。デマンド交通のところです。令和4年5月26日、イーグルバスから運転手不足を理由に帰りの便ばかり減便の申出がありました。そして、6月6日から急に14便減便し、行きの便があっ ても帰りが困るということで、9月1日から4便ほどイーグルバス系列のイーグルトラベルのバスを手配し、約900万円かかるとしていました。そして、その費用はイーグルバス減便分を流用するとしていましたが、その内訳はどうなって、この執行残となったのか伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問にお答えいたします。
  昨年6月から運転手不足によりましてイーグルバスの路線であります中で、数本抜いて運行をせざるを得なくなってしまったということの対応といたしまして、送迎バスのほうを9月1日から入れさせていただいたわけでございます。そのときには、始める前でしたので詳細はちょっと900万円ぐらいかかりそうだというふうなお話をさせていただいたんですが、実際に運行開始したときに改めて見積りいただいて執行をしたところ、大体月100万円がかかる大体20日から21日ぐらいの毎月運行になりましたので、20日ですと100万円を切るぐらい。21日になりますと100万円を超えるぐらいの金額の見積りをいただいたものですから、その分を確保せざるを得なくなったということで、このバス路線確保対策費補助金が運転手が減ることによって、運転手の人件費ですとか路線が間引き運行することによってその経費が減るというふうなものが浮いてきますので、それをそちらの運行に委託料として流用をかけさせていただいております。そちらが大体700万円、月100万円ということで、700万円になりますけれども、それを含めますと、ここの補助金が、本来今回補正で減となるべきところが1,200万円ちょっとになろうところだったんですけれども、700万円流用をして対応させていただいておりますので、このような結果になっているというところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 じゃ、2問目お願いします。
○7番 山中博子議員 同じく、その下のデマンド交通確保対策費補助のところですが、昨年6月から1台増やして埼玉医科大学病院へも行ける便ができたのに、880万円も執行残となった、なり得ない、増えたのに減るというのが、ちょっと考えられなくて、なぜなのか伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、これは令和4年度の予算を立てる段階で1台デマンドのほうを、乗合のほうを増やすというふうな予算を立てさせて いただいてありましたので、2台から3台になるということで、当初予算につきましては1.5倍ほどの予算を立てさせていただいてあったわけでございます。ただ、昨年乗合タクシー、6月から実施というふうなことになりまして、その分で若干経費も2か月分は要らなくなったりというふうなところと、あと実際に運行してみて、そこまで1.5倍の予算を取ったんですけれども、そこまでかからなかったというふうな結果から、このような減額になっております。
  以上です。
○7番 山中博子議員 分かりました。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 3点目お願いします。
○7番 山中博子議員 3点目は2つ一緒に同じことを聞くので、よろしいですか。
○小島利枝議長 はい。
○7番 山中博子議員 32ページ中段のマイナンバーカード普及事業地域商品券発行事業補助金と、それから64ページです。物価高騰対応支援商品券発行事業補助金、こちらのほうで、執行残がそれぞれ170万円、120万円とあります。この理由を伺いたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの山中議員のご質問につきまして、32ページのマイナンバーのマイナス170万円というふうな補正でございますけれども、こちらのほう、当初はマイナンバーの発行が5,000人を見込んでおりました。ただ、9月の補正で足らなくなるということで、すいません、ちょっと私、今、幾ら補正したかはちょっと覚えていないんですけれども、増額補正をさせていただきました。それはカードの普及が予定よりも多く出そうだというふうなことからなんですけれども、ただ、そうしましたら、そのときには足らなくなるようではしようがないということで、やはり、先ほどの説明と同じように多めに見ていたわけなんですけれども、それが結果的にはそこまでいかなかったということで、マイナス170万円という結果になっております。
  以上です。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 続きまして、64ページの、やはりときがわ町物価高騰対策支援商品 券発行事業の補助金が120万円減となっております。そのことについてご説明を申し上げます。
  これにつきましては、皆さんが使用を忘れてですとか、そういった形で使われなかったものの減額となっております。実際にこの事業で利用されたのは97.4%の利用率でございますので、ほかの今まで行ってきました地域商品券の事業と比べましても、特にこの事業だけが突出して下がっているということではございませんので、ほかの事業も大体98%前後で推移をしておりますので、あまり変わらない、ほかと変わらないような利用率となっております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 マイナンバーのほうは、そのように使われなかったというものはなかったんですか。執行残の中に。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  それも、細かく調べてはおりませんけれども、そういったことはあったかと存じます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 どれがどのように使われたかというのは、やっぱり最後まで検証は必要だと思うので、マイナンバーのほう、使う時期が少しずれているということもあるので、それができなかったのか、ちょっと、もしかしたら同じ地域商品券で区別ができなかったからなのか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  商品券は確かに同じ見た目のものでございまして、ナンバー等とかで細かく調べていけば、それぞれ区分ができるものとなっておりますので、そういったところでこのマイナンバーカードの170万円の減もそうですし、もう一つの減もそうですので、それぞれ分けて考えることはできておりますので、そういったところで使われなかった理由については、また今後調べていきたいと考えておりますけれども、それで考えますと、手元に地域商品券があるのに使わないという方は、多分いらっしゃらないんじゃないかと思うんですね。多分どこかにしまい忘れてしまったりですとか、うっかり忘れてしまったということがほとんどの原因ではないかと思いますので、今後、そういったことがないように、今後するときにはよく周知をしていきたいと考えております。
○小島利枝議長 3回目かな。
○7番 山中博子議員 3回目ですね。
○小島利枝議長 はい。
○7番 山中博子議員 私、いろいろなことを執行部に対して言うときに、最終的には検証をしてほしいということを言っていると思います。このぐらいの目標を立てて、このぐらいのことをやる。そして、その検証をして、どこが悪かったのか、どういうふうにしたらよくなるか、それから、例えば地域商品券にしても、どのようにしてもらえれば執行残があまり出ないように使ってもらえるかということを検証する上でも、どのぐらい使われたか、この時期に出されたもの、今回もう令和5年度も今度地域商品券を使うと思いますが、そのときはどうだったのか。そういう検証は必ず必要だと思うので、ぜひやっていただきたいと思います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 ただいま、山中議員のほうから検証というお話が出ましたので、答弁させてもらいます。
  検証につきましては、地域商品券事業に関するアンケート調査というものを実施しております。その中で、地域商品券の利用の状況について伺っておりますけれども、「全て利用した」「ほぼ利用した」という方が94%でございます。あと、「半分利用した」という方が4%ということで、半分利用したというのは本人も承知しているわけですから、承知していて使わなかったという事実もあると思います。こういったところ、検証につきましては、アンケート調査ということで実施をしてございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  今回の16号関係ですが。
○小島利枝議長 野原議員、何問ですか。
○11番 野原和夫議員 2問。
○小島利枝議長 2問。
○11番 野原和夫議員 執行残による減額補正という説明がありますが、この執行率の影響はどのようになっているか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 これがいつの時点の執行率かというふうなことにもなろうかと思いますけれども、申し訳ございません。今の時点でどのぐらい執行しているかということにつきましては、ちょっと申し訳ございません。今の私では数字は把握していないところでございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 3月補正というのは、大体重要な補正なんですよね。調整の時期ではありますから。ということは、減額補正ということは、主に予算の余裕を見て遂行しているように感じられるんですが、その点はあるんでしょうか。ちょっと伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご指摘になろうかと思いますけれども、中身によりましては、若干やはり余裕を見て予算を立てているというふうなところもあるかと思いますけれども、それ以外にも、設計はしっかり行った中で、入札なり見積り合わせなり、してみた結果、執行額が下がったというものもございます。そういうものも執行残というふうなことになりますので、そこのところは、いろいろな要因で執行残が出ているというふうに思っております。
  以上です。
○11番 野原和夫議員 金額にしては1億4,000万円ばかり、約1億5,000万円の減額補正なんですよ。やっぱり余裕もあると見ていいのではないかなと思います。年度内末の事業としては、事業によっては6月まで見ていると思うんですよ。その点はどうなんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 自治体の会計につきましては、単年度予算の中で3月までの執行が事業というふうなことで、3月までの事業に対して出納を整理する期間として2か月あるだけであって、そこで執行ができるというものではございませんので、12か月の執行ということになりますので、よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 あと、この実績に基づくという言葉があります。これは、推測としては12月までの事業の実績を基に行っているのかどうか伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今回の補正をするに当たりまして、やはりそれまでで事業が終わっ ていれば、その数字で補正を加えることはできるんですけれども、まだ補正をつくる段階では見込みでつくらざるを得ないというふうな事業もございます。そういったものにつきましては、12月を切るわけではないんですけれども、直前まで執行状況を見ながら3月までの推計をして補正をさせていただくというふうなことでやっているところでございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 じゃ、一応3月までの推計ということですね。そして、もしその事業が終わらない場合は繰越明許費のほうに充てるということでよろしいんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 終わらないことが予測される場合には、今回の補正の中に繰越明許ということで、議案のほうを入れさせていただいております。それ以外、不慮な事情によりまして、どうしても執行が終わらなかった場合には、これは事故繰越ということで、翌年度のほうに繰り越していくことになろうかと思います。
○11番 野原和夫議員 分かりました。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○11番 野原和夫議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  2番、杉田議員。
○2番 杉田健司議員 議案参考資料の1問です。
○小島利枝議長 1問。
○2番 杉田健司議員 2ページの一番上の藤坂分譲地の下の遊休町有地、玉川地内という形になって、347万円。これの場所を教えていただければと思います。
○小島利枝議長 2ページ。杉田議員、2ページ。
○2番 杉田健司議員 議案参考資料の。
○小島利枝議長 参考資料。すいません。
○2番 杉田健司議員 17款2項1目です。議案参考資料ですよ、皆さん。
○小島利枝議長 すいません。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 遊休町有地の売却なんですけれども、場所といたしましては県道大野東松山線を嵐山町のほうに向かいまして、ちょうど境から100メートルぐらい手前の、こちらから行くと左手になるんですけれども、旗竿地で昔あったんですけれども、分かりやす く言えば、東京印書館前の土地になります。
○2番 杉田健司議員 印書館前なんですね。
○荒井 淳企画財政課長 はい。そこのところ、個人の方も持っている土地が一緒に一画地のような形であったものですから、そこを個人の方と一緒に町も売却いたしまして、そこのところに、今もう始まったかと思いますけれども、障害者のグループホームが建設される予定になっております。
○2番 杉田健司議員 分かりました。以上です。
○小島利枝議長 ほかにございますか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。3点ほどお聞きします。
  10ページの歳入で、少し教えていただきたいんですけれども、町税に関してなんですけれども、個人町民税、法人町民税でかなり開きがあると思うんですけれども、これ、実績を基に現年・過年分ということなんですけれども、このような開きというのは普通なんでしょうか、お伺いします。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  町民税、法人税、固定資産税、軽自動車税、各々今回ゼロ額補正をさせていただいております。まず、町民税のほうが特に大きいところではございますが、町民税につきましては、当初予算を組むときに12月の段階で翌年度の予算を組ませていただきます。当初の予算を組んだ後に確定申告を受けて、そこで決定しますので、確定申告の予想を立てさせていただいておりますので、コロナの影響等いろいろ加味した中で予算を立てるんですが、どうしてもやっぱりそこは多くは見積もりませんので、コロナの影響を踏まえた中で少し見積りを低くさせていただいているところ。そこを11月末の調定額に合わせて、実績に合わせて調定を立てさせていただいておりますので、現在の調定額に合わせてその分を増額させていただいているところであります。法人税につきましても、やっぱりコロナの影響でやっぱり景気が落ち込んでおりました。それが11月末の調定額に合わせて、やっぱり景気が回復してきたことによって、皆さんの景気が回復してきたことで増えたという実績の下にやっておりますので、あと固定資産税なんかでも、償却資産などは1月31日までに償却資産の申告をいただきます。ですので、例えば大きい工場などで増えるか減るか、そういうのは1月まではちょっとみこめない中で、前年の実績に合わせてアンケートを取らせていただいた中で見込みを入れてお りますので、そういった中で、12月の段階では前年の実績を踏まえて見込んでおりますので、どうしても差が出てしまう。それが今回の12月の段階で実績に合わせてさせていただいているところなので、やっぱり増額また減額が出てしまうということでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 先ほど、課長、もう少しありましたけれども、これから読み取れる町内の景気状況というのは分かるのか。あまり景気がよくない、景気がいい、少し上向きになってきた。そういうのもここから読み取れることができるのかお伺いします。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 ご説明いたします。
  全体的に、ホームページとかいろんなところの状況を踏まえた中での予算を見積りさせていただいております。また、法人につきましては、大手13社なんですけれども、アンケートを取らせていただいて、景気がどのくらい回復しているのか、そういったものを踏まえまして、翌年度の予算はしているところでございます。ただ、やっぱり全ての方にアンケートを取っていませんので、そこはやっぱり新聞等、そういう状況を踏まえた中での予算要求となっておりますので、ご理解をお願いします。
  以上です。
          (「そういう状況を確認できるのか」「今後の見通しというか、それはあるのかという話」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 失礼しました。今後ですが、今現在、私が先ほどのアンケートとか、今の確定申告を受けている中で、景気が回復傾向にはあるのではないかなというふうに見込んでおります。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○4番 神山 俊議員 はい。
○小島利枝議長 2点目お願いします。
○4番 神山 俊議員 2点目なんですけれども、27ページの中段、職員健康管理事業ですけれども、少し絡めまして、定期監査報告書の中に、総務課のところなんですけれども、職員が窓口業務を行いながら自席で昼食休憩を取る体制が常態化している。これまでも改善を試 みているようだが定着しないとのこと。職員のマルチスキルの向上を図り、休憩時間確保を定着するよう再検討していただきたいと記載があります。これに対して、町はどのようにお考えなのかお伺いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 これは、皆さんご案内のとおり、庁舎の構造的な問題がございます。第2庁舎の場合には職員休憩室がございまして、そちらで職員が昼食を取れるような環境が整っております。本庁舎の場合には、職員休憩室と銘打ったものは実はなくて、現実的に打合せ室みたいなところで職員が昼食を取る場合があります。実際にやっているのが、本庁舎ですと町民課が交代制でお昼を少しずつずらして窓口業務を閉ざすことなくやっております。そういうことができるのは、例えば住民票発行だとか印鑑証明の発行がそもそも複数人体制で取っているからこそできるものでございまして、そのほか、例えば福祉課の高齢者担当ですとかは、ほぼワンオペで、その人がいなくなると業務が滞るというふうな職種もすごくたくさんございます。その場合に、仮に交代で昼休みを取ったとしても、担当者が昼食休憩中であるということになりますと、休憩中の部屋から呼んできて、お客様の接待に当たるというふうなことになります。
  そういった待ち時間等の煩わしさを取るのか、それとも職員の福利健康の確保を取るのか、なかなか悩ましい問題でございますが、私個人的には、例えば即座にお客様の対応ができて、自席で取る方法のほうが、私が福祉課にいたときは合理的だったかなと。それほど、休憩した気にはなれないというふうな感じも特にやっぱり、ないとは言えないんですけれども、それにしても、やはり場所の問題ですとか、お客様を待たせないだとかをはかりにかけますと、現在のやり方も仕方がないのかなというふうな感じでございます。
  この点につきましては、職員の意見を聞きながら改善できることがあれば取り組んでまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 完全に、例えば12時から1時は完全にドアを閉めてシャットアウトって、そういうことはできないんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 思い起こせば、例えば警察の免許の窓口だとかは、昼になるとがちゃって閉じて業務をやりませんというふうな時代、かつてありました。我々の、私が入庁したて の頃もお昼になりますと、戸籍住民票を取る窓口のところに休憩中の看板を立てて、執務室の電気を消して、一見やっていないように見える、頼めばやってくれるんですけれども、そういったときもございました。職員の福利厚生を考える上では、きちんと12時から1時までは休憩時間を取らせて仕事をさせないというようなことが一番いいんでしょうけれども、これもやっぱり町民ファーストで考えますと、そういったことも現在では、昔のようにはできないかなというふうに考えているのが現実でございます。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 私も、数か月前に銀行に行って、12時ちょっと過ぎに。最近閉まっているんですね。もうそのときは腹立たしくて、ふざけんじゃないと思っていたんですけれども、帰り、よくよく考えれば、もう致し方ないのかなと。やはり今の時代、昔はそうだった。でも最近また戻ってきて、12時から1時とかというのは完全に閉めて、それでまた午後スタートするというのが、私が行った銀行ではそういうやり方をして、私も腹立たしかったですけれども、帰りの車の中では少し私も反省して、やっぱり従業員の休憩も重要だなと。そしてまた午後頑張るためにも必要なんじゃないかと思って納得したんですけれども、なかなか住民サービスのことを考えれば、やはり開いているほうがいいに決まっていると思うんです。ただ、職員の健康管理という部分も考えれば、完全に閉じてしまってもいいのかな。特に、役場の職員の方々、今公務員の方々はなかなかそういうめり張りがつかなかったりして、なかなか精神に病気を抱える方も多いという報道もありますから、休憩するときにはしっかり休憩する。仕事するときは仕事するというめり張りもいいのかな。ただ、住民サービスを考えれば開いていたほうがいいという、難しいところだとは思うんですけれども、ぜひそこはもう一度ぜひ検討していただいて、できるだけ妥協点が見いだせるところで見いだしていただければなと思います。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 私のほうからも答弁させていただきますが、今の神山議員が言われたような内容の中で、役場全体の中で、そういった対応を考えて今後も進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
○小島利枝議長 3点目お願いします。
○4番 神山 俊議員 45ページなんですけれども、下段の児童手当支給事業なんですけれども、私の認識では国・県支出金が全てで一般財源を使わないかなと思うんですけれども、こ のあたりの減額理由だったり、一般財源の減額理由というのを教えていただきたいと思います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの御質問にお答えさせていただきます。
  まず、予算の減額理由ですけれども、やはり想定した人数よりも対象児童が少なかったということで減額というふうなことになりました。どのくらい新しい方が生まれるかとかは、基本的には期待を込めて予算計上させていただくんですが、そこまで達しなかったというのが主な原因でございます。
  予算につきましては、10割が国のお金ではなくて、一般財源も負担割合の中で入っているということでご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 どのぐらい対象者を見込んでいたのか。また一般財源においては事務料と職員の関係なのかお伺いします。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 まず、人数についてなんですが、ちょっと事前に準備しておりませんので、申し訳ないんですがお答えできません。
  2点目の事務料ですが、事務料につきましては、基本的には消耗品、印刷製本費、あとは委託料として電算システムとかに係る経費がございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○4番 神山 俊議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。私のほうは10款でいきます。75ページです。
○小島利枝議長 1問でよろしいですか。
○1番 畑  豊議員 2問。
○小島利枝議長 2問。
○1番 畑  豊議員 大丈夫ですか。75ページの10款1項ですね。よろしいでしょうか。
  ここに、番号で言うと101267親の学習講座実施事業ということで、9,000円が9,000円減になって使っていないです。このことについて答弁願います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  この親の学習講座と申しますのは、小学校の就学児健診の際に、子供たちが健診を受けている間、親の方にいろいろな家庭とか学校での子育てに関することを学んでいただくんです。県のアドバイザーの方に来ていただいたんですけれども、このところ、約3年ほど、コロナの関係もありまして、県からアドバイザーを招くということはなく、各校の教頭先生等が自前で資料をつくってお話していると。その分、県アドバイザーにお支払いする謝礼が、支出がありませんでしたので、減額補正させていただくものでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 では、この事業というのは、特に一般の方にもできるということで、使わなかったということ。県から呼ばなかったから教頭さんで終わったということでいいわけですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  やむを得ず教頭先生等で行っていただいていますけれども、基本的にはアドバイザーとして、子育てアドバイザーとして、県の方で専門の方もいらっしゃるものですから、そちらを使っていきたいと。ですから、コロナも終われば通常に戻していきたいと考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ぜひ、親の学習ということなので、親御さんにもいろんな、メンタルというか、こともありますから、今こういう時代ですので、ぜひ学校側としても学習環境をよくするような働きかけをしてください。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  2問目お願いします。
○1番 畑  豊議員 2問目、その下です。
  いじめ問題対策事業、4万3,000円。2万8,000円の減でございます。その中で、旅費が6,000円減なんですけれども、これはどこかに行っているんですか。それも含めてちょっとお答え願います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 いじめ問題対策協議会につきましては、通常であれば年に1回開催をしていたんです。警察の方等も交えまして。しかし、このところコロナで開催を見送りました。そのために、その支出が不要となったものですから、減額補正させていただくものでございます。これも通常であれば、ぜひ開催したい会議ではございますけれども、そのような事情によるものでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 コロナで分かるんですけれども、いろんな問題が今学校関係、あります。防犯関係も含めてなんですけれども、こういう関係で、いじめ関係もその中の一つなので、ぜひもうコロナのほうも、取りあえず13日からマスクのほうは個人の判断、5月8日以降は第2類から第5類のほうになるということなので、そこら辺も収束はしませんけれども、ぜひ子供のメンタルも含めて、いい方向になるように、ぜひ対策事業でございますから、進めるようにしてください。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 私どもとしてもぜひそのように進めたいと考えております。
  以上です。
○1番 畑  豊議員 お願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。3問お願いします。
  まず、64ページの中段、街路灯整備補助金、マイナス1,282万6,000円。なぜ1,000万円以上の執行残となったのかを伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それではお答えいたします。
  まず、この事業につきましては、商工会への補助金の事業でございます。街路灯ですけれども、当初商工会のほうが各事業所の方ですとか、新たな方に確認をして、予算310基ということで予算を立てさせていただきました。その後、実施に当たりまして、再度事業主さん等に確認をしたところ、実績といたしましては257基、当初予算より53基減ってしまいましたので、その部分が執行残として残ったものでございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 減ったことによって、町の中の商工会のほうでそれだけ減ったということは、明かりがところどころ、長いところではかなり長い距離明かりがついていなくなってしまうと思います。それの対処はどのようにしたんでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  減ってしまった部分、実際には予算とは別で、実際についていた数より40基ほど設置数が減っております。町内で40基です。その部分については、総務課のほうで防犯灯、商工会のほうは防犯灯です。防犯灯の設置事業の中で、新たに区長さんから要望等があるだろうと見込みをつけまして、例年より基数を多く予算計上していただいておりまして、そういったところで街路灯の減った部分は防犯灯でカバーしていただくということで、総務課とも連携をして実施をしております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 それでは、これについては総務課のほうで、防犯灯として予算を取ってつけているということで理解してよろしいですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、総務課のほうからお答えします。
  先ほど、正木課長のほうから全体で、我々商業灯というふうな呼び方を、防犯灯の立場で言っておりますが、減額分全てではございませんが、プラス20基分を従来より多く、合計30基分の予算計上を、これからご審議いただく令和5年度当初予算において措置をしております。
  以上です。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○7番 山中博子議員 66ページの中段、土地購入費132万円、こちらのどこなのかということを伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それではお答えいたします。
  場所につきましては、ふれあいの里玉川の敷地でございます。ここにつきましては、個人の方からお借りしている土地もございまして、その個人の方から土地をお譲りいただけるというお話がございましたので、購入をさせていただきました。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 広さとしてはどのぐらいなのか。あと、場所的にはどの辺を、借地だったものが購入することができたのか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 購入面積といたしましては167平米でございます。場所につきましては、ふれあいの里玉川の建物がございますけれども、その建物が乗っている部分でございます。
○7番 山中博子議員 分かりました。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  3問目お願いします。
○7番 山中博子議員 68ページの中段、家具転倒防止器具設置補助金マイナス8万9,000円。少ない金額なんですが、ちょうど4年前に一般質問で取り上げていただいた補助金です。なかなか申請がなくて、当初予算のまま何となく執行残になっていた経緯があったと思うんですが、今回、執行残にならなくて、少しだけは執行残になりましたが、これについての執行残にならなかった補助金の基準、一番最初の基準とは何か変わったのか。また、今回の内訳について伺います。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、お答えいたします。
  なかなか申請がなかったというところで、おっしゃるとおり、基準を途中で変えました。当初は業者が入って、取付けまで行うものについて、1件当たり最大5,000円の補助という基準でありました。ただ、家具の転倒防止金具というのは、よくホームセンターでも売っていますし、物だけ買ってきてつけたいんだという、そんな問合せもあったので、それに対応するように、業者を入れなくて個人で設置するものについても、その購入費用の2分の1を補助するという形に要綱を改正しました。それが令和3年度に改正をしました。あと、実績なんですが、今年度は2件ございました。1件5,000円の最大の5,000円分と、あと購入をした案件が1件です。これが2分の1で700円ということで、5,700円分の今年度は実績がございました。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 10番、岩田です。取りあえず2問お願いします。
  1番目は森林環境譲与税の関係なんですけれども、100万円の補正が出ていましたよね。
○小島利枝議長 ページ分かりますか。
○10番 岩田鑑郎議員 ページは61ページです。
○小島利枝議長 61ページ。
○10番 岩田鑑郎議員 森林環境基金積立金で、100万円の補正が出ていまして、積立金を100万円にするということで、基金の関係で、議案参考資料の最後のページなんですけれども、森林環境基金ということで、この関係で積み立てられている基金だと思うんですが、その辺の説明をお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岩田議員のご質問にお答えいたします。
  岩田議員がご指摘していただいたのは、補正予算書の62ページをご覧になってのことだと思います。62ページの中段に森林環境基金の積立事業ということで100万円の増額補正というふうなことでございますけれども、これの基となるものが補正予算書の14ページ、よろしいでしょうか、14ページの中段からちょっと下ぐらいのところにあるんですけれども、2款の地方譲与税の中の3項の森林環境譲与税というものがあるかと思うんですけれども、分かりますでしょうか。そこのところで、まず国のほうから森林環境税を原資として森林環境譲与税が譲与されてくるわけでございますけれども、それの見込みとして100万円増額というふうなことで見込んでおります。それは、そのまま基金のほうに積み立てるという予算をつくっていることから、62ページの森林環境基金に積み立てるというふうな予算になっております。
  それが資料でもお出しいたしました、議案参考資料の16号関係の中の基金残高一覧表の森林環境基金のところの令和4年度予定額があるかと思うんですけれども、ここのところの収入の欄があるかと思います。ここに影響が出てくるというふうなことで、ここで1,000万円、基金のほうが収入をするというふうな見方をしていただければと思いますけれども、逆に、その右側に基金が支出1,000万円も同じようにあるかと思うんですけれども、これは、令和4年度の事業に充てるために基金から前年度に同じように積んでいる部分があるんですけれども、それを1,000万円繰り入れるというふうな予算になっているところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 その事業をしたということなんですが、どういう事業をしたのか教えていただけますか。私の見落としかもしれませんが。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  すみません、皆様お持ちの資料のほうには補正の予算ですので出ていないんですけれども、この森林環境譲与税を使いまして、森林の経営の意向調査ですとか森林整備等に主に活用しております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 令和4年度の当初予算にそのようなことがあったんですか。のせたんですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それぞれ当初、皆さんに事業の、この資料で言いますと財源内訳の欄があると思うんですけれども、そちらに森林環境譲与税を活用した事業についてはそういった割り振りをされていて、活用をしているところでございます。
○10番 岩田鑑郎議員 もう一点いいのかな。
○小島利枝議長 2問目でお願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 2問目、それでは、執行残の関係なんですけれども、令和4年度の町長の施政方針の中に、この4年間で今後のまちづくりの確たる礎を築いてまいりたいと考えておりますと。これだけ予算を余らせて、余らせてというのはちょっと語弊があるかもしれませんけれども、昔は執行率というのをかなり重要視されていたんですけれども、最近はそういうがないようなんですね。町長、これだけの執行残があるんですけれども、当初の予定、要は今後のまちづくりの確たる基礎ができたかどうかお伺いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 従来の経済の動向と最近の経済の動向を見ると、我々の若い時代は高度成長期、経済がどんどん膨らんでいく時期、それが最近は経済が縮小していく時期ですよね。そうしますと、どうしても、またコロナとかいろいろな令和に入って事象が起きてくると、なかなか予定したとおりに執行できない部分も出てくると、そういうことで執行残が多いのかなという感じがいたします。
  計画といたしましては、今後の4年間のときがわ町のいろいろな事業についての基本的なところはしっかり押さえてあるかなと、こう考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 いや、私がお聞きしたいのは、確たる礎をつくると、今後のまちづくりの、それが思うとおりにいかなかったのは、世の中の経済が云々というような話が出てきましたが、当然、コロナの問題は4年度でもありました。そういう中で発した言葉なんでしょう。それをどのような検証をしているかお聞かせいただけますか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいま、先ほど町長……
○10番 岩田鑑郎議員 ちょっと待ってください。私、町長に聞いているんです。
○荒井 淳企画財政課長 その前に私のほうから、岩田議員が勘違いされているようですので、お話をさせていただきたいと思うんですけれども、そこがはっきりしないと、町長が答弁するに当たっても違う答弁になってしまいますので、はっきりさせていただきたいと思うんですけれども。
  今回の補正の執行残によりまして、町長が今までの町政運営に対して確たる礎をというふうなことで、執行残と町長の礎が関連があるというふうなことでお話が進んでしまっておりますけれども、私が今回この補正予算をヒアリングする中で、執行残というのは、あくまでも事業はしっかりした上でいろいろな要因、先ほどもお話ししましたけれども、入札ですとか見積り合わせですとか、またやり方を変えるとか、事業は縮小になったかもしれないですけれども、そういうことで事業はやったけれどもお金は余った、ですから、やらなかったということではないんですね。そこのところは、この事業概要の説明のところで、もし事業をやらないで減額というふうなことになれば、執行残による減額補正というふうな言葉は入れさせないように私はしたつもりです。ここのところは、ですから、勘違いなさらないでいただきたいと思うんですけれども、それによって町長はどうかというのはまたあれですけれども。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 予算を組むときに執行率云々という話を私はしましたけれども、ある程度、余裕がないと駄目だと思っています。余ったらどうするんだという話もありますけれども、それは理解しているつもりです。執行が1億何千万出たから町長の云々という話は 切り離してください。今、この予算で町長がこの確たるまちづくり、これができているかどうかということをお聞きしたいんです。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私のときがわ町政の基本は、第二次総合振興計画でございますので、第二次総合振興計画にのっとって予算組みはしてあるわけですね。それがずれてしまうと、確たる礎ではなくなってしまうということがございますので、振興計画にのっとって予算立てをして、執行しているということでございます。
○小島利枝議長 3点目が終わりましたので、3問目に入りますか。
○10番 岩田鑑郎議員 3問目はありません。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。休憩の後でいいですか。
          (「いいです」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
  再開を午前10時45分といたします。
                                (午前10時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  先ほど杉田議員が質疑した中で……
○小島利枝議長 野原議員、何問でしょうか。
○11番 野原和夫議員 1問です。
  不動産売払い収入ですが、これは旧玉川村のときに買った土地だと思うんですよね。その土地なんですが、いろいろな問題があってなかなか売れなかったと思うんですが、水道も解決できたそうなんですが、買値、売値、どれくらいのお値段で売れたのか。要するに割と買値はいい値で買ってあるんですよ、当時。その問題についてお伺いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問でございますけれども、買値がもう数 十年前のことになりますので、バブル期かバブル期以前か、そんな時期だったと思いますけれども、その中では、今、軽々しく幾らぐらいだったというふうなことを申し上げるわけにはいきませんが、売値と比較しますと相当差はあります。これは仕方のないことだとは思っていますけれども、その中でも今後のことを考えまして、町が何も使わないで、ただ草刈りだけして管理をしている土地であるならば、その一画地の中には個人でお持ちの土地もあったわけでございますけれども、そこと含めて有効活用、今回は障害者のグループホームができるというふうなことでもありますし、有効活用できるのであれば、やはり民間のほうに払い下げていきたいというふうなことで行いましたので、ご理解いただければと思います。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 じゃ、割と安値という方向で売れたのかなと思うんですが、これは仕方ないことであって、やはり今、町が抱えている問題は、普通財産を、まだまだほかにありますから、それを処分することも大事だと思うんですよね、有効活用として。道路もないような土地もまだありますから、そういうところも積極的にそういう土地を利用者に向けて宣伝、何らかの形で知らせることも必要だと思うんですよね。ぜひそういうことも心がけていただきたいと思いますが、今後の問題としてどう考えているか伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 普通財産の問題につきましては、今、お話があったとおり、町としましても、どうにかしなければいけないというふうな考えの中で、今までもしてきたつもりであります。今後につきましても、同じようにどうにかしていきたいというふうなことで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  3問お願いします。
  まず、72ページ、中段、消防団員中型自動車運転免許取得事業補助金、これはマイナス30万円となっております。毎年、中型免許取得のための補助金だと思うんですが、今年度、補助金の利用がなかったんですが、これはどうしてなのか。できるだけ中型の免許を取っていただきたいという気持ちから補助金を出すというふうに決められていると思います。いかがですか、どうしてなかったんでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答えいたします。
  山中議員ご紹介していただいたとおり、新しく特に入った消防団員が所持している普通自動車免許では、現状、各消防団の詰所に配置されている車両の運転ができないというふうな免許の制度が変わってしまったことから、中型運転免許が必要な車両でありますので、この免許を取得する補助金を制度化いたしておるところでございます。
  実績としましては、昨年度、令和3年度は2名、令和2年度は1名というふうな、毎年必ず誰かが取っていて、運転できない消防団員がないように配慮していたところなんですが、実は皆さんのご記憶に新しいところだと思うんですけれども、消防後援会が解散をいたしまして、従来、我々この中型免許の取得の補助金は、免許を取得するための経費の半分をこういった公費で、それから残り半分を消防後援会からの支援によりまして、1人30万の経費で運転免許を取らせるというふうな予算の構造になっておりました。それで、後援会が解散したことによりまして資金が調達できなくなったというのが1つ理由です。もう一つ、一番大きな理由が、2番目の理由なんですけれども、コロナで中型免許の教習所の予約取得がままならなくて、その情報を得た時点で申し込むと、年度内に中型免許の取得が困難になったというふうな2つの理由がございました。といった理由から、今回、令和4年度は、令和5年に向けた準備年というふうな位置づけで、今回、誰も免許を取得する者がいなかったというふうなことでございます。
  これからご審議いただく令和5年度当初予算については、金額を倍増して合計で60万円の経費を予算計上いたしまして、従来と同じ2名分の中型免許取得者を確保していこうということで計上をしておりますので、そのときになりましたらご審議をよろしくお願いをいたします。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 来年度予算では60万円、今までは後援会と半分ずつで30万円の補助ということだったと思うんですが、この60万円というのは、全て町負担30万円して2人分と理解してよろしいんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 ご指摘のとおりです。特にこれが補助金だとか特定の財源が入るような性質のものではなくて、全て町の一般財源のほうから捻出するというような形になってまい ります。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 2人ずつぐらいで取っていって、今、消防団員の方で中型免許をまだ取得されていない方、残っている方というのは大体どのぐらいいらっしゃるんでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 すみません、その数字については現在、把握しておりません。
  以上です。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○7番 山中博子議員 78ページ、80ページのそれぞれ中段の小学校要保護及び準要保護児童生徒援助費、これは小学校、中学校ともマイナス80万円、そしてマイナス105万円となっております。要保護・準要保護児童生徒数は、毎月ほぼ、一番最初の4月には変わりますが、その後、それほどの変動がなく動いているというふうに、私も委員をやったときに覚えているんですが、この残金の多さというのはどこから来たものなんでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  それぞれ小学校が80万円、中学校が105万円あるわけですけれども、大きなものといたしまして、令和4年度からオンライン学習通信費、これを1年間、年間ですけれども1世帯当たり1万4,000円計上させていただき、小学校分では26世帯分、36万4,000円、中学校では33世帯分、46万2,000円を計上させていただきました。これは、コロナ対策もありましてオンライン、休業が長期化した場合等に備えて予算措置させていただいているものでございますけれども、コロナにつきましてはそれほどの長期休業はなく、実際、この金額は活用には現時点では至っておりません。オンライン学習費を計上していたんですが、それが小学校では36万4,000円分、それから中学校では46万2,000円分、これが丸々使わなかった金額になってしまっております、現在。なので、この80万円と105万円の内訳は、それぞれ今の金額が大きいです。残りは本当の執行残、予算を多めに見たという分でございます。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 まだちょっと理解できないんですが、そのオンラインになったことで要保護・準要保護、オンラインは全校そろってのオンラインになっていると思うんですが、 なぜ要保護、それから準要保護の援助費の中に含まれるのか、ほかの生徒・児童と分けて予算化するという意味がよく分からないんですが。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えします。
  要保護につきましては、ほとんどが国から補助金を頂くんです。だから、要保護のほうで国が基準を定めてきたんです、オンライン学習費の。したがいまして、準要保護も町として定めていこうということで、国が基準を定めたことによって町も附随して定めさせていただいたということです。ですから、一般の児童との差については、それが根拠になります。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  3問目お願いします。
○7番 山中博子議員 3問目です。
  88ページ、上段、共同調理場管理運営事業、報酬、マイナス300万円、そして期末手当、マイナス119万円、調理場の人数が足りないというお話を前回のときにもお聞きしております。調理場の人数が足りないのに報酬、期末手当の額が大幅に減となっているんですが、この内訳について、そして現在どうなっているのか伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  まず、要点を先に言うんですけれども、今、調理員さんの人数は8人いらっしゃいます。この全員が8時ぐらいから夕方4時ぐらいまでという勤務ではなく、中には半日等の方もいらっしゃいますけれども、基本的には頭数という言葉は言いたくないです、人数は8人になりました。もともと共同調理場は、調理員さんが8人いれば、いろいろ回すというんですかね、あまりきつくなく回せるというのがベースにあります。
  今年度当初、4月スタート時点は、正直申し上げまして5人のときもありました。その後、6月にまた1人追加しまして6人、それから9月、2学期の初めから2人追加しまして8人ということで、適正化と申しますか、やっと本来の姿に戻ってきたかなというふうに考えております。当初、予算を組んだときは、その8人をベースに予算を組んでいるわけです。ですので、その5人だったときの分、6人だったときの分ということは、毎月毎月支払う額が余るわけです。それで1年を通しますと、この300万円と119万円が余りまして、今回、減額補正させていただくものでございます。
  以上でございます。
○7番 山中博子議員 はい、分かりました。
○小島利枝議長 いいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  3番、長島議員。
○3番 長島金作議員 3番、長島です。
  64ページの先ほど山中議員が……
○小島利枝議長 何問ですか。
○3番 長島金作議員 2問させていただきます。
  街路灯のことなんですけれども、1億2,000万円余ったわけですけれども、前回、私が……
○小島利枝議長 金額が違うようです。
○3番 長島金作議員 64ページの中段に街路灯整備補助金というので1億2,000が……
          (「1,282万」と呼ぶ者あり)
○3番 長島金作議員 すみません、1,282万6,000円と余ったわけですけれども、前回の街路灯のときに私が、街路灯なんだから間引きしないで、きれいに町並みのために設置していただきたいと申し上げたことがありまして、それで1,200万円も余るんでしたら、全部、商工会の街路灯は電気代を頂いていると思うんですけれども、私が言った、間引きしないで街路灯ですからきれいにといった内容で、その電気代を頂けない場所に設置してあるのかということをお聞きしたいんですけれども。だから、町並みをきれいにするために、電気代を支払えない、例えば街路灯をやめるというところに対して、町並みをきれいにするために街路灯を設置してあるのかということ。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 それでは、お答えいたします。
  この街路灯の設置事業につきましては、基本的に事業主の皆様の支援をするためのものでございまして、事業主個人の方が設置を希望されて、電気代も払っていただいて、なおかつ設置していただいた方たちの組織等もつくっていただいて、年会費も払っていただくという形で、全て設置をした方たちが責任を持って運営していく形になっておりますので、長島議員がおっしゃるように、今まであったけれどもなくなってしまって、その場所については、新たな設置者の希望がなければ、そのまま設置ができないというような形になっております。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 そのときはそういう説明をいただかなかったんですけれども、執行部がそういうことであるならば仕方がない。この余った、じゃ、お金はどうするんですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  この事業につきましては、基本的に新型コロナウイルス感染症の臨時交付金を活用して行った事業でございます。また、一般財源等も繰り出しをしてございますので、そういったところで、余った分については一般財源へ戻す形になります。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 それでしたら、町並みをきれいにするということで、先ほど回答がありましたように、間引きになったところは防犯灯でカバーすると言っていましたけれども、やはり町並みなんですから、部分的にでも玉川小学校の端からガソリンスタンドまでとか、明覚駅から一ト市までとか、何かそういうきれいな、そういうときがわ町の町並みということを考えて、せっかく予算を頂いたんですから、そういうふうな形でやってもらえないかということで、その点はいかがでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  この事業につきましては、新型コロナウイルス関係の交付金を活用しておりまして、目的が事業主の支援を目的としておりますので、町が勝手に設置をするということはできませんので、その辺はご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○3番 長島金作議員 以上でよろしいです。
○小島利枝議長 2問目はよろしいですか。
○3番 長島金作議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 質問がちょっと前ので足りなかったのでお聞きしますが、森林環境譲与税の関係なんですけれども、100万円というのは後から……
○小島利枝議長 何問ですか。3問で。
○10番 岩田鑑郎議員 2問。
  森林環境譲与税というのは、補正でどういう理由で100万円来たんですか。物価高騰対策とかそういうのじゃないでしょう。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  森林環境譲与税につきましては、国のほうから配分があって、さらに埼玉県で配分をして配られるものなんですけれども、その中で増額になりましたので、その辺の増額の理由につきましてはちょっと把握していないところでございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 この森林環境譲与税は、人口割がありますから都会に厚いということで批判がありますけれども、補正をもらえるのであればいいと思います。理由をちょっと聞きたかったので。それで、そういう補正は、地方交付税なんかは補正で出されることもあると思うので、はい、分かりました。1問目はいいです。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 これも先ほどの続きなんですけれども、これは決算のときに言うべきことなのかどうか分かりませんけれども、要は、町長が言った言葉というのは重みがあると思うんですね。私は、言葉のあやに大変こだわるほうで、十五の春もいいですね、山並み連携もいいですねと。十五の春は実行されました。山並み連携もぜひこれから計画を立てるそうですから、頑張っていただきたいと思います。
  先ほどの町長の、令和4年度の町長の施政方針の中で、美しい言葉であるから、すごいことをやるのかなと思ったら、総合振興計画に戻っちゃったんですね。だったら、総合振興計画がどの程度進んでこういう言葉が出てくるのか、教えていただきたいと思います。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 総合振興計画をぶらすわけにはいかないんですね。予算を立てるときに企財のほうはもう常に総合振興計画を意識して予算を立てるわけでございますので、それがときがわ町の5年、10年の計画になっておりますので、それが礎でございます。
  さらに、岩田議員がご要望の、もう少し渡邉町政の特色を出せということであれば、私は、執行部のほうに私の考え、選挙のときの7つの考えをいつも提案しているわけでございます。その辺を勘案して予算立てをし、執行しているということでございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 これは決算のときもまたお話をお伺いしますけれども、ぜひ、この美しい言葉で飾るんじゃなくて、実のある施政方針を出していただければいいかなというふうに、簡単に言えば総合振興計画を確実に実施してまいりますでいいんじゃないですか。4年間で今後のまちづくりの確たる礎を築いてまいりたいと考えているだけですから、できたかどうかというのは決算のときにお伺いしますけれども、よろしくお願いいたします。終わります。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第16号 令和4年度ときがわ町一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第17号の質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 次に、議案第17号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  1問お願いします。
  12ページ、一番下のところなんですが、出産育児一時金、マイナス166万4,000円のところです。1人42万の出産育児一時金のはずかと思われますが、どうも私が割りますと割り切れないんです。なぜこの金額、端数的な金額が出ているのか伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 それでは、ただいま山中議員からのご質問にお答えいたします。
  当初予算は8人ほど予算計上しておりました。それが4人分の実績になったことによるものでございます。そして、さらに、3人分は出産されましたが、お1人分に関しましてはそこまで至らずだったので、ちょっと端数が出ております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 出産育児一時金というのは、42万円というふうに決まっておって、残念なことに1人の方は何て表現していいのか分からないんですが、残念なことがありましたと。その42万円とそういう出来事があったその差というのは、何か42万円の決まり事の中にはなかったと思うんですが、どういう計算の基に減額されるのか、基準がどこにあるのか伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 こちらに関しましては、すみません、私の説明が足りなかったんですけれども、お一方の分、その分に関しましては令和3年度にも出ておりまして、端数が出ていて、追加分として令和4年度にご本人から申請をいただいて、42万円満額が出ているというう部分になります。
  以上です。
○7番 山中博子議員 はい、分かりました。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  今回、国保においては増額補正ということで、内容としてはちょっと聞きたいんですが、国民健康……
○小島利枝議長 1問でよろしいですか。
○11番 野原和夫議員 1問でいいです。
  国民健康保険税、この説明の中で景気の低迷、景気の影響はなかったということで説明されたと思いますが、これは税務課に聞きたいんですが、その課税所得の増ということで、内容説明をちょっとお願いしたいんですが。この間の説明では景気の変動はないと、全体的に徴収率が上がったとかいろいろな問題が出ると思うんですが、伺います。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 今のご質問に対してお答えさせていただきます。
  先ほどもお話をさせていただきましたが、昨年度の確定申告によって所得のほうは上がってきた。その中で特に大きいところで、営業されていた方が給付金を頂いておりましたので、その分で、自営業をされていた方に増額があった部分が少し影響しているというふうに考えております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 営業されたって、自営業の方のみそういう影響があったんですか。所得の高額的なものがそこに入っているんでしょうか。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 自営業の方で全体的に大きい方がいらっしゃいますが、自営業だけということではございません。自営業以外の方でも年金を頂く方も増えておりますので、全てが自営業ということではなく、大きい中では営業の方がいらっしゃったというふうに判断しております。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより、議案第17号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
  次に、議案第18号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  後期高齢者医療保険については1問お願いします。
  特別徴収保険料、普通徴収保険料がありますが、この中で減額補正は特別、普通徴収は増額ですが、この経緯はどのようになっているのか、特別、そして普通の人数割合はどうなっているのか伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 では、ただいまの野原議員のご質問ですが、特別徴収に関しましては減額、普通徴収に関しましては増額ということになっております。当初作成するに当たって県から保険料の額が出されます。それを受けて当初予算を組みます。そしてこの3月の補正では、町の実態に合わせて増減の補正を行うといった流れになっております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  野原議員。
○11番 野原和夫議員 増税の流れということで、でも特別は減額補正、その経緯ということの説明をお願いしたいんですよ、減額と増額ですから。特別と普通に対しての人数割合はどうなっているかも伺いたいんですが。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 すみません。ただいまのご質問なんですけれども、今手元に資料がなく、 ちょっと即答できません。失礼いたします。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○11番 野原和夫議員 後で教えていただければと思います。これから討議、討論に入って賛否に入りますから。
○小島利枝議長 じゃ、聞いてから、採決前に返答する形がよろしいですか。
○11番 野原和夫議員 後で聞くからそれだけでいいです。別にいいです。
○小島利枝議長 採決してしまっても大丈夫ですか。
○11番 野原和夫議員 大丈夫です。
○小島利枝議長 採決前にあれでしたら一回休憩を取りますが。
  休憩いたします。
                                (午前11時19分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 では、再開いたします。
                                (午前11時31分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 それでは、特別徴収ですけれども、当初が1,768人、今回、補正は1,643人になりまして125人ほど減少しております。普通徴収ですが、当初が242人から407人、165人ほど増えております。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 あとちょっと引っかかったのは、特別徴収がマイナス、普通徴収は増額補正ですよね。あくまでもこれは人数の減少による減額・増額補正になったのか、この経緯が分からないんです。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 死亡が主かなと思うんですけれども、死亡と転出に伴うものになります。普通徴収に関しましては、年度途中で75になった方になるかと思われます。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより、議案第18号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
  次に、議案第19号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第4号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  今回、7,154万5,000円の減額補正でございます。その中で、予算とこの減額との整合性というか、内容説明をお願いします。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  介護保険おいて特に支出の中心的なものは介護給付費でございます。この介護給付費に関しましては、令和3年度の決算額において非常に高い伸びを示しておりました。これらを基に令和4年度の当初予算を計上しておるんですが、12月までの執行状況が昨年度よりも若干減少している傾向がありまして、これらを勘案して今回の補正予算とさせていただきました。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 給付費そのものが12月までの中で減ということで減額補正ということですか。分かりました。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより、議案第19号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第4号)の採決をいたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
  次に、議案第20号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  7ページの歳入のところをお願いします。
  設置整備事業費補助金マイナス2,870万6,000円、補正前が4,133万円で70基の予定の予算でした。それを33基として計算しますと1,948万4,000円で、実際には一番右側の1,262万4,000円となっています。約686万円ほど計算すると少なくなっていますが、これは単純計算ではないと思うんですが、その理由をお願いします。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、国庫補助金の計算が1基当たり幾らという単純なものではなくて、これはまず人槽によっても違います。5人槽、7人槽、今年度も10人槽までだったんですけれども、それぞれによって補助金額が違ってきます。
  それと、あと新規のものなのか、あとは転換によるものなのかによっても違ってきます。新規については3分の1の補助になっています。転換については2分の1。あと転換については、それプラス配管費の補助金というのが別途もらえまして、そういった中でちょっと複雑な計算にはなるんですけれども、それを積み重ねて計算するとこういった補正額になるということでございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより、議案第20号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
  次に、議案第21号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 1年前だか、ちょっと質問したような気もするんですけれども、奨学金において特別枠と普通枠がありますよね。それで、その拡大をということで要望したと思うんですけれども、それに関して1問あれなんですけれども、いずれにしても、利用者で枠を増やしてくれないかという人がいたかどうかということと、枠は柔軟的になったのかという、ちょっとその2点と、あと一個、大体この関口茂八翁の……
○小島利枝議長 全部関連でということで。
○8番 前田 栄議員 うん、関連。
  大体3,000万円以下でこの基金を運用しているんですよね。それで大体8,000万円ぐらいで利子及び配当金を見ると2,000円ですよね。せっかく1億円で、昔からいい基金だということで私も一般質問しているんですけれども、8,000万円固定したこの基金を、子供たちの教育面に関して何かほかの基金にできないかというようなことを考えていただければということで、この質問に関しては3点、ちょっとお願いします。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  まず、枠を拡大してくれという要望があったかどうかですが、事務局といたしますと、そういう声は今のところ直接的には入っておりません。
  それから、枠の検討はということでございますけれども、たしか私もこういう場でお話しした記憶がありますけれども、1月に茂八翁の選考委員会がありまして、その他の中で一応項目も設けまして協議をさせていただきました。
  学費等も上がっている現状もございます。それから、議員のご発言のあったことも十分承知しております。ただ、コロナの影響もあってのせいか、令和2年度あたりから未収金、未返還金が大変多くなってきておりまして、こちらもまた回収努力はしておるんですけれども、正直申しまして2月末で780万円ほど未収の金額がございます。これについて私もできるだけの努力をしまして、今年度中、これまでに110万円ほど回収した上でこの金額なんですけれども、引き続き努力はしていかなければならないのかなということでございます。
  未収の人は未収の人、それからちゃんと返す人は返す人でいるんだから、枠も拡大をということで私も理解しているんですけれども、こういうコロナの現状もありますし、いずれにしても貸与金となりますと借りたお金ということになりますので、いろいろな面を考えますと、前田議員等のご発言の枠の検討ということもしているんですけれども、引き続きお時間 をいただいて検討させていただきたいかなというふうに思っております。
  また、教育面についての運用はということなんですけれども、現時点ではこれを何かに転用して、茂八翁が苦学をなされて学資に困られたというか、難渋したと、そこが原点になっているようでございますので、学資ということで考えていきたいかなというのが現時点での基本的な考えでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 確かにコロナの関係で、いろんな点でこういう事情になったんですけれども、いろいろ医学部だとか、そういうことに関してはお金がかかるんで、結局枠を増やしたほうがいいんじゃないかということをしたんですけれども、ここ十何年見ているとやっぱり利用者というのが少なくなってきて、またマスコミだとか、そういうのにおいても、奨学金とか、そういういろんなものができてきて、社会人になっても返済が大変だというようなことも世論でもマスコミでも言っていると。
  そういうことで、いろんな現状があると思うんですけれども、昔は日本奨学金ということで多分1本で、私なんか学生のときにその日本奨学金の場合はもう本当に優秀じゃないと借りられなかったと。普通の頭だと借りられないということで、関口茂八翁のこの奨学金だとか、いろんな制度ができてきて、いろんな借りる機会が増えてきたんだと思いますけれども、いずれにしても枠の問題は枠の問題で、本当に欲しいという人においては広めてもらいたいんですけれども、どうもこの基金が、これは関口茂八さんがやったんで何とも言えないんだけれども、大体七、八千万のお金で固定しているから、もっと運用というか、町の教育面に運用できるような、地方自治法だとか、いろんな基金の法律を見ないと分かんないんですけれども、どうにか活用できないかなと、もったいないなというのは以前から思っているんで、私だとちょっと知恵が浮かばないんで、町のほうにおいても、どうにかこういう基金の目的とその外しというようなのをして何かに使えないかなと思うんで、その点をまたよろしくお願いしたいと思うんです。
  以上で終わりです。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  大きな金額の減額補正も含めて、返還金の見込額の減額に伴う補正ということで、この内 容についてはどのようになっているのか、説明をお願いしたいんですが。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 申し上げます。
  ページで申しますと、補正予算の7、8ページをご覧いただければよろしいかと思います。歳入の部分、一番下段になりますけれども。
  補正前の額が1,788万7,000円で、この587万9,000円という、左のページ、7ページの真ん中辺りに三角がありますけれども、それを除いて1,200万8,000円ということですけれども、先ほども申しましたとおり、実際には780万円ほど未収金がございますので、ここで要は減額するものは200万円ほど差がついております。これはまだ入ってくるかもしれないというふうな意味も含めましてその780万円とはイコールになっていない、200万円ほど差がついているんですけれども、そういう意味でございます。
  当初、人数的には63人の方から1,788万7,000円返していただくということだったんですけれども、現状では、46人の方からは払っていただいていますけれども、17名の未納者がいるとような状況でございます。
  以上でございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 17人の未納ということで今伺いましたけれども、その手だてというか、今後の問題についてはどのように見ているのか。最終的には差押え、そういうことも考えられることも出てくる可能性は何にしてもあるんだと思うんですが、今後の回収というか、収入目標というか、町はどのような取組をしたいのか伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  町の公金、大事な基金でございますから、最終的にはもう差押えですとか、そういうことも視野に含めなければならないのかもしれませんけれども、これは教育上の基金であるということ等も含めまして、まずは年に少なくとも1回、それから2回程度はもうこれからやっていかなくちゃ、もっと回数を増やしてもいいかなと思うんですけれども、とにかく最低でも年に1回は連絡を取っています、こういう未収の方々には。一番古い、また金額の多い方なんですけれども、1万円ずつは入れてもらったりしています。
  ですから、まずコンタクトを取っていく。連絡が取れなくなっている方はいらっしゃいませんので、1年以上ちょっと入っていない方というのはごく少数いるらしいんですけれども、 みんな5,000円とか1万円入れていただいているんですね。その枠を何とかもう少し、2万円でも3万円でもというか、もう地道な努力をしていくんだと思います。ですから、いろんな業務を我々も抱えていますけれども、コンタクトをよく取っていくということがまず最善というか、まずやるべきことかなというふうに思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 やっぱりコンタクト、これは大事だと思うんですよね。その中で、行政側の説明、また相手側の説明を聞くという話合いの下にやっていくことが大事かなと思うんです。ただ、毎年補正のたびにこういう現状が生まれてくると、ほかの自治体にないすばらしい奨学金、制度ですから、それを有効活用するにはどうしたらいいかも今後の課題としてきちんとやっていかなくてはいけない時期に来ているんではないかなと。
  この払えない人というのは、特に今のコロナ禍の影響も大きく出たんではないかなと思うんですが、生活基盤が安定したら払ってくださいも含めてやっぱり努力はすべきではないかなと思うんですが、先ほど課長が答弁してくれましたので、その努力は今後必要だと思って頑張っていただきたいと思います。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより、議案第21号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
  次に、議案第22号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  13ページ下段、コンビニエンスストア収納事務手数料5万円。当初予算は5万8,000円でした。コンビニでの収納ができるようになったことでこの収納は伸びたのか。そして、ほとんどが引き落しかと思うが、どのくらいの割合なのか伺います。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず、当初予算では、いわゆる口座振替と納付制という制度がありますけれども、そのうちの約1割が納付制でございます、約400件程度なんですけれども、そのうちの900件を想定、これは延べですけれども、延べで900件を見込んでおりました。当初予算のときには、税務課等でコンビニを利用される方が約25%ぐらい、4分の1程度ということを基本に、それを目標に延べで900件見込んでおりました。それがかなり浸透いたしまして、直近では約倍の、今、この試算ですと1,680件を見込んでおります。現状では納付制の約半数の方がコンビニを利用されるというふうになっております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 コンビニでの振込ができるようになったことで収納率はどのくらい伸びたんでしょうか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まだこれは途中でございますので、収納率の集計はまだ全体的には行っておりません。毎月の収納率のほうを見てまいりますと、若干ではありますが上向いているということです。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 1問ほどお伺いします。
  全体的なんですけれども、定期監査報告の中の7ページにあるんですけれども、「大口利用を見込める企業進出も滞っていることから、経営戦略の見直しも検討されている状況であった」という記載があります。これについて町の考えをお伺いしたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  いわゆる大口利用の見込める企業進出ですけれども、こちらのほうはまだ白紙という状況の中で、経営戦略は当然これを見込んだ上で令和4年から入ってくるという見込みを立てておりました。ですが、その影響も当然もうここでございますので、今年度の決算もまた見ながら、そこの見直しは図っていく必要があると思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 水道審議会もあります。議会もあります。方向転換をする場合、修正する場合は、ぜひ丁寧に議会のほうにも説明をしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  審議会のほうで来年度、この見直しについてご審議を頂戴したいと思っております。その中で計画と、それから実績と、いわゆるPDCAというか、それをやりながらもう一度練っていくということになるかと思いますので、そこはまた議会の皆様にも丁寧に説明してまいりたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより、議案第22号 令和4年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午前11時58分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案の一括上程について
○小島利枝議長 お諮りいたします。
  日程第8、議案第23号から日程第14、議案第29号までは、いずれも令和5年度会計の予算でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、議案第23号から議案第29号までは一括議題とすることに決定しました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第23号〜議案第29号の上程、説明、質疑
○小島利枝議長 日程第8、議案第23号 令和5年度ときがわ町一般会計予算、日程第9、議案第24号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算、日程第10、議案第25号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算、日程第11、議案第26号 令和5年度ときが わ町介護保険特別会計予算、日程第12、議案第27号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算、日程第13、議案第28号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算、日程第14、議案第29号 令和5年度ときがわ町水道事業会計予算、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第23号 令和5年度ときがわ町一般会計予算。
  令和5年度ときがわ町の一般会計の予算は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算)
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ58億2,617万8,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  (債務負担行為)
  第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表債務負担行為」による。
  (地方債)
  第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表地方債」による。
  (一時借入金)
  第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、5億円と定める。
  (歳出予算の流用)
  第5条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の款項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
  第1号、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。
  令和5年3月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第24号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算。
  令和5年度ときがわ町の国民健康保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算)
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ15億7,255万円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  (一時借入金)
  第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、5,000万円と定める。
  (歳出予算の流用)
  第3条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の款項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
  第1号、保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内での経費の各項の間の流用。
  令和5年3月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第25号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算。
  令和5年度ときがわ町の後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算)
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億8,307万5,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  令和5年3月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第26号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計予算。
  令和5年度ときがわ町の介護保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算)
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ12億1,314万9,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  (歳出予算の流用)
  第2条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
  第1号、保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内での経費の各項の間の流用。
  令和5年3月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第27号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算。
  令和5年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算)
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億1,239万9,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  (地方債)
  第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表地方債」による。
  (一時借入金)
  第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、1億円と定める。
  令和5年3月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第28号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算。
  令和5年度ときがわ町の関口茂八翁奨学事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算)
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,720万2,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  令和5年3月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第29号 令和5年度ときがわ町水道事業会計予算。
  (総則)
  第1条、令和5年度ときがわ町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
  (業務の予定量)
  第2条、業務の予定量は、次のとおりとする。
  次の朗読は省略します。
  (収益的収入及び支出)
  第3条、収益的及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
  次の朗読は省略します。
  (資本的収入及び支出)
  第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
  次の朗読は省略します。
  (企業債)
  第5条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。
  次の朗読は省略します。
  (予定支出の各項の経費の金額の流用)
  第6条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
  次の朗読は省略します。
  (議会の議決を経なければ流用することのできない経費)
  第7条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。
  次の朗読は省略します。
  (他会計からの補助金)
  第8条、高料金対策のため、ときがわ町一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は、7,000万円である。
  第2項、漏水調査業務に係る過疎地域持続的発展支援交付金分としてときがわ町一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は、544万5,000円である。
  第3項、物価高等による負担の軽減のための水道料金の減免相当額としてときがわ町一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は、5,000万円である。
  (棚卸資産購入限度額)
  第9条、棚卸資産の購入限度額は、130万円と定める。
  令和5年3月7日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から、議案第23号から議案第29号までの提案理由の一括説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第23号から議案第29号までの議案について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。なお、令和5年度各会計の当初予算につきましては、地方自治法第211条第1項の規定により提出するものであります。
  まず、議案第23号 令和5年度ときがわ町一般会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58億2,617万8,000円と定めるものであります。
  次に、議案第24号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億7,255万円と定めるものであります。
  次に、議案第25号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,307万5,000円と定めるものであります。
  次に、議案第26号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億1,314万9,000円と定めるものであります。
  次に、議案第27号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,239万9,000円と定めるものであります。
  次に、議案第28号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,720万2,000円と定めるものであります。
  最後に、議案第29号 令和5年度ときがわ町水道事業会計予算について提案理由を申し上げます。
  令和5年度ときがわ町水道事業会計予算を調製したので、地方自治法第211条第1項及び地方公営企業法第24条第2項の規定によりこの案を提出するものであります。
  以上の7会計の当初予算につきまして、それぞれ各担当課長からご説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、議案第23号 令和5年度ときがわ町一般会計予算の細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第23号 令和5年度ときがわ町一般会計予算について詳細説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58億2,617万8,000円と定めるものでございます。
  初めに、総括的な事項についてですが、6ページから11ページの第1表歳入歳出予算につきましては、款項の区分及び金額が記載されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、12ページの第2表債務負担行為でございますが、農業近代化資金利子補給ほか4項目について、契約等で発生する将来の負担枠を設定するものでございます。
  次に、13ページの第3表地方債でございますが、臨時財政対策債ほか4事業につきまして、起債の目的、限度額等を定めるものでございます。
  次に、予算の詳細につきましては、地方自治法施行令第144条に基づく説明書によりご説明いたします。
  17ページから19ページの歳入歳出予算事項別明細書の総括の部分につきましては、款別の前年度予算額との比較及び財源内訳が記載されております。ここで、予算額といたしましては58億2,617万8,000円ということで、歳入歳出それぞれ前年度から5億7,384万6,000円の増額となっております。
  次に、各項目の内容について、事項別明細書にて説明をさせていただきます。
  まず、歳入について主なものを説明させていただきます。
  20ページ、21ページをご覧ください。
  まず、1款町税、1項1目個人町民税でございますが、4億4,657万9,000円ということで、前年度から2,251万9,000円の増額となっております。1節の現年課税分でございますが、4億4,581万1,000円で、2,251万1,000円の増額となっております。説明欄の真ん中になりますけれども、所得割、こちらが4億2,380万円ということで、前年度から2,280万円の増額となっていることが主な理由でございます。
  続いて、2目の法人町民税でございます。6,694万3,000円ということで、816万5,000円の増額となっております。1節の現年課税分でございますが、こちらは6,691万7,000円で、前年度から817万円の増額でございます。説明といたしましては、法人税割が3,291万7,000円で、こちらが817万円の増額となっていることによるものでございます。
  続いて、2項1目固定資産税でございます。6億5,549万8,000円で、前年度からマイナス244万2,000円でございます。1節の現年課税分6億5,465万2,000円で、マイナス228万1,000円でございますが、こちらもやはり説明欄の家屋でございますが、2億7,225万1,000円で、前年度から333万7,000円減額していることによるものでございます。
  続いて、次のページをご覧いただきたいと思います。
  11款地方交付税、1項1目地方交付税でございますが、21億3,000万円で、前年度から1 億3,000万円の増額となっております。1節地方交付税21億3,000万円で1億3,000万円の増額ですが、説明欄の普通交付税が20億円となっておりまして、こちらが1億3,000万円の増額でございます。令和4年度の実績と地方財政計画を受けて増額としているものでございます。
  続いて、次のページ、14款使用料及び手数料の、もう1枚おめくりいただきまして、2項1目総務手数料でございます。336万6,000円で、マイナス66万6,000円となっております。2節戸籍住民基本台帳手数料でございますが、289万9,000円で、マイナス68万円となっております。こちらはデジタル化の推進のため、マイナンバーカードを使ったコンビニでの証明書の交付の手数料を200円から100円にするということで、歳入のほうが減額となっております。
  続いて、15款国庫支出金の、1枚おめくりいただきまして、2項1目総務費国庫補助金1,491万1,000円、マイナス1,079万円でございます。1節総務管理費補助金1,491万1,000円で、こちらがマイナス1,079万円でございますが、説明欄でございます。
  まず、地域公共交通確保維持改善事業費補助金、こちらが286万円でございますが、公共交通の計画策定に歳出のほうで予算を計上しておりますが、その計画策定に対する補助金ということで、2分の1の割合でございます。また、1つ空けまして、過疎地域持続的発展支援交付金544万5,000円につきましては、水道会計のほうの漏水調査の支出に対して交付金が充てられるもので、10分の10でございます。
  続いて、2目民生費国庫補助金でございます。2,433万1,000円で、654万1,000円の増額となっております。2節児童福祉費補助金2,092万円ですが、こちらが654万1,000円の増額となっております。主な理由といたしまして、説明欄の一番下になりますが、妊娠・出産・子育て支援交付金と、歳出のほうの関わりが出てくるのが、もう1枚おめくりいただきまして、これは16款の県の支出金になってきますけれども、そちらの31ページの右のページ下から5行目になりますけれども、埼玉県出産・子育て応援事業費補助金133万3,000円、この国と県の補助金につきましては、伴走型の子育て支援が令和5年度から始まりますけれども、それに対する国及び県の補助金となります。
  続いて、お戻りいただきまして、5目の衛生費国庫補助金でございます。445万円、こちらは皆増でございます。
  まず、1節の保健衛生費補助金85万円、こちらは母子保健衛生費国庫補助金ということで目の屈折検査機器の購入に対する補助金、割合として2分の1でございます。また、その下 の2節の衛生費国庫補助金360万円、こちらは充電インフラ導入促進補助金ということで急速充電器の設置に対する補助金でございます。
  続いて、16款県支出金、1枚おめくりいただきまして、2項1目の総務費県補助金でございます。2,032万5,000円、812万5,000円の増額となっております。2節の埼玉県ふるさと創造資金1,300万円でございますが、大附地区の活性化事業に対する補助金ということで2分の1の割合でございます。
  続いて、次のページになりますが、4目の農林水産業費県補助金6,491万2,000円、3,410万1,000円の増額となっております。1節の農業費補助金6,245万2,000円で、こちらは3,164万1,000円の増額となっております。理由といたしましては、説明欄の下から2行目になりますが、農村地域防災減災事業補助金、こちらは4,680万円ですが、実施計画を策定するための補助金ということで10分の10の割合でございます。
  続きまして、次のページになります。
  19款繰入金の1項基金繰入金でございますが、合計で3億9,387万1,000円ということで8,317万8,000円の増額となっております。こちらは、様々な基金を活用いたしまして財源の確保を図っているところでございますけれども、その中でも1目の財政調整基金繰入金2億8,878万6,000円で、1億367万円増額となっております。こちらが増額の主な理由でございます。
  続きまして、次のページ、21款諸収入の3項3目雑入でございます。
  1枚おめくりいただきますと、右のページ、説明欄下から3行目になりますけれども、スポーツ振興くじ助成金600万円、こちらにつきましては、せせらぎホールのバスケットゴールを歳出のほうで更新する予算を計上してありますが、そちらに対する助成金でございます。
  続いて、22款町債、1項1目の臨時財政対策債でございます。3,000万円で、9,000万円の減額となっております。1節の臨時財政対策債3,000万円でございますが、こちらは実績と地方財政計画に基づき5年度の予算を計上しているものでございます。
  次のページ、4目の過疎対策事業債でございます。4億1,650万円で皆増でございます。1節の過疎対策事業債4億1,650万円、こちらは今年度から過疎対策事業債を充てることに、失礼いたしました、令和5年度から過疎対策事業債を充てる予定でおりますけれども、令和5年度については19事業に充当する予定でございます。
  歳入については以上となります。
  次に、歳出につきまして主なものを事業別に説明させていただきます。
  それでは、50ページ、51ページをご覧ください。
  2款の総務費からでございます。ページの一番下の事業になりますが、庁舎維持管理事業5,808万2,000円で2,854万円の増額となっております。
  12節の委託料でございます。2,187万4,000円で、256万8,000円の増額となっておりますが、1枚おめくりいただきまして、説明欄下2行でございますけれども、旧の社会福祉協議会の改修工事の設計業務委託90万円、旧都幾川分署解体設計業務委託の121万円が主なものでございます。
  続いて、その下14節工事請負費でございますが、こちら2,134万9,000円が皆増となっております。
  主なものといたしまして、説明欄、改修工事として2,100万円でございますが、旧の社会福祉協議会及び書庫の改修工事のための経費でございます。
  続きまして、58ページ、59ページをご覧いただきたいと思います。
  やはり一番下の事業でございますが、情報システム管理運営事業4,089万9,000円で3,022万3,000円の増額となっております。
  こちらは12節の委託料でございますが、3,394万8,000円となっております。主な理由といたしまして、説明欄の下の行ですが、電算業務委託料3,077万3,000円でございます。こちらはふだん職員が使っているメールサーバーですが、導入から6年が経過いたしまして保守業者から部品が調達ができなくなって、故障したとき等の対応ができないというふうなお話をいただいております。そうしたことから、こちらの機器の更新を行うものでございます。
  続きまして、次のページ、一番上になりますが、ネットワーク管理運営事業4,042万円、3,243万9,000円の増額となっております。
  やはり12節委託料3,710万9,000円で、こちら主なものといたしまして、説明欄一番下のセキュリティ強靱化3,225万3,000円でございますが、これもやはり職員が使っているインターネットの機器がメーカーの保守に対しまして部品が調達できないということで、更新をせざるを得ないということで令和5年度に実施するものでございます。
  続いて、そのページ、一番下になりますが、交通対策事業1億335万8,000円で64万3,000円の減額となっております。
  こちらの12節委託料572万円でございますが、先ほど歳入でもご説明したとおり地域公共交通計画を策定するため計上するもので、今の計画が5年経過することによりまして見直しを行うものでございます。こちらを見直ししておかないと国の補助金が受けられないという ふうなものでございます。
  次に、次のページになりますけれども、やはりそのページの一番下、若者定住化促進事業1,470万円、289万7,000円の増額となっておりますが、そのうち12節の委託料267万6,000円でございますが、内容といたしまして説明欄の下の部分ですが、企画運営業務委託72万6,000円でございますが、こちらはときがわ町の出身者に対して30歳の同窓会を行うための委託の経費でございます。
  続いて、次のページ、中段から少し下になりますけれども、地域おこし協力隊推進事業463万7,000円でございます。
  皆増でございますが、こちら空き家掘り起こしのための地域おこし協力隊を動員するための経費でございます。4月から着任をしていただく予定でございます。
  続きまして、次のページ、やはり真ん中ですが、集会所管理事業1,458万6,000円、575万3,000の増額となっております。
  まず、12節の委託料276万3,000円でございますが、そちら説明欄、業務委託料15万円でございますが、こちらは土地鑑定評価業務の委託料でございます。別所公会堂の建設用地取得のための鑑定の経費でございます。
  続いて、1つ空けて14節の工事請負費690万円でございます。
  説明欄、まず椚平文化センター駐車場整備工事ということで140万円と、馬場公会堂駐車場整備工事ということで550万円の経費でございます。
  続いて、次のページ、一番上の交通安全対策一般管理事務312万9,000円でございますが、24万円の増額となっております。
  こちらは18節の負担金、補助及び交付金38万7,000円でございますが、説明欄の一番下補助金25万円、内容といたしまして高齢者運転免許証自主返納補助金ということで、免許証自主返納者に対して路線バス、乗合タクシーの定期1か月分を補助するものでございます。
  続いて、少々飛びまして、94ページ、95ページをお開きください。
  ここから3款の民生費に入ってまいります。
  そちら障害者福祉事業4億2,544万1,000円、819万9,000円の増額となっておりますが、12節の委託料488万4,000円、説明欄一番上になりますけれども、計画策定委託料303万9,000円ということで、こちらが第4次障害者計画・障害者福祉計画等を策定するための委託料でございます
  続いて、100ページ、101ページをご覧ください。
  上からになりますけれども、後期高齢者医療事業2億1,668万6,000円、830万2,000円でございますが、こちら7節の報償費24万円でございますが、こちらは介護予防事業と連携し、高齢者宅を訪問し、健康状態の確認をする事業を新たに始めるための経費でございます。
  続いて、その下、高齢者介護保険事業になります。642万1,000円で313万6,000円の増額となっておりますが、やはり12節の委託料332万3,000円、計画策定委託料でございますけれども、こちらは高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画の策定のための委託料でございます。
  続いて、そのページの一番下になりますけれども、介護保険特別会計繰出事業1億6,629万7,000円、253万9,000円の増額となっております。
  27節の繰出金1億7,629万7,000円で、こちら介護保険特別会計への繰出金でございます。
  続いて、次のページ、中段になりますが、国民健康保険特別会計繰出事業7,689万4,000円、514万5,000円の減額となっております。
  27節の繰出金7,689万4,000円でございます。こちらは国民健康保険特別会計への繰出金でございます。
  続いて、次のページでございます。
  やはり真ん中辺になりますけれども、こども医療費支給事業2,738万4,000円、296万1,000円の増額となっております。
  19節の扶助費2,650万円でございますが、こちらはこども医療費ということで、令和5年度から対象年齢を15歳から18歳に拡大するため経費のほうが増えているものでございます。
  続いて、108、109ページをご覧ください。
  真ん中、玉川保育園一般管理事務7,033万3,000円、1,172万円の増額でございます。
  次のページになりますが、14節工事請負費2,018万3,000円、1,737万8,000円増えているわけでございますが、説明欄、工事請負費の空調機更新工事1,966万8,000円でございます。こちらは建築から18年経過いたしまして空調機のほうが全体的に老朽化しておるため、更新を進めるものでございます。
  続いて、116ページ、117ページをご覧ください。
  真ん中、保健センター管理事業1億5,856万9,000円で、1億4,863万1,000円の増額となっております。
  14節の工事請負費でございますが、1億4,730万1,000円、説明欄で保健センターの改修工事として1億4,730万1,000円を計上するものでございます。
  続いて、120、121ページをご覧ください。
  一番下の予防接種事業3,074万8,000円で180万1,000円の増額となっております。
  12節の委託料3,021万8,000円でございます。このうち説明欄の下から2行目、予防接種委託料2,954万7,000円の中に、新たに50歳以上の方に対しまして帯状疱疹の予防接種を支援するための経費が含まれております。
  続きまして、次のページ、一番下になりますけれども、地域エネルギー活用事業1,695万7,000円、1,665万7,000円の増額でございますが、14節の工事請負費1,544万5,000円、説明欄、新たに急速充電器設置工事808万5,000円、そして小水力発電施設設置工事737万円、それぞれゼロカーボンシティ宣言を受けての取組となります。
  続いて、126、127ページをご覧ください。
  一番上の上水道施設一般管理事務7,544万5,000円、544万5,000円の増額でございます。
  18節の負担金、補助及び交付金7,544万5,000円でございますが、こちらまず説明欄、上の項目ですが、水道事業会計補助金(高料金対策補助金分)として7,000万円、そしてその下、同じく補助金、過疎地域持続的発展支援交付金分544万5,000円、こちらは歳入のところでもご説明いたしましたけれども、国の交付金を使いまして、人工衛星画像データとAIを活用した漏水調査のための経費の補助金でございます。
  続いて、真ん中辺りになりますけれども、浄化槽設置管理事業特別会計繰出事業5,028万2,000円、1,345万5,000円の増額でございます。
  27節繰出金5,028万2,000円でございますが、こちらは浄化槽設置管理事業特別会計への繰出金でございます。
  続いて、134ページ、135ページをご覧ください。
  6款の農林水産業費へ入ってまいります。
  一番下、有害鳥獣対策事業2,240万5,000円でございます。1,676万9,000円の増額となっております。
  1枚おめくりいただきまして、14節の工事請負費1,300万円でございますが、説明欄、施設建設工事として有害鳥獣対策施設を新築するための工事費1,300万円でございます。
  続いて、次のページ、上から2つ目、土地改良施設等応急修繕事業6,576万3,000円、3,194万3,000円の増額でございます。
  まず、12節の委託料4,880万2,000円でございますが、こちらは主に説明欄の一番上の項目ですが、農村地域防災減災事業(実施計画策定業務委託)として4,680万円でございます。歳入のところでも触れましたけれども、10分の10、こちらのほうは補助金として財源が確保 されているものでございます。
  また、14節の工事請負費1,643万円、説明欄、土地改良応急修繕工事として門林沼ため池護岸整備工事1,500万円ですが、こちら3年目の事業となります。
  続いて、次のページ、一番下、林道維持補修事業1,274万円、573万2,000円の増額となっております。
  1枚おめくりいただきまして、14節の工事請負費940万9,000円でございますが、説明欄、林道応急修繕工事、そのうち森林管理道剣ヶ峰七重線法面修繕工事820万9,000円でございます。
  続いて、真ん中辺りになりますけれども、ときがわ産材活用推進事業264万6,000円、137万3,000円の増額でございます。
  こちらは18節の負担金、補助及び交付金163万円でございますが、そちら説明欄の補助金150万円、こちらときがわ町産材活用補助金ということで、これは146ページにときがわ町産材活用住宅リフォーム助成金交付事業というものが今まであったわけですが、こちらのほうをリニューアルして142ページのときがわ産材活用推進事業に事業を統合するものでございます。
  続いて、148ページ、149ページをご覧ください。
  7款の商工費でございます。
  観光一般管理事務2,132万3,000円、837万4,000円の増額でございます。
  14節の工事請負費1,148万7,000円でございますが、説明欄、工事請負費になりますけれども、まず愛宕山遊歩道山頂周辺景観整備工事ということで128万7,000円、そして弓立山山頂展望広場整備工事1,020万円でございます。
  続いて、次のページになりますが、観光施設管理運営事業3,193万円4,000円、1,888万9,000円の増額となっております。
  14節の工事請負費1,858万円でございますけれども、説明欄、工事請負費の堂平天文台1次変電所更新及び高圧引込改修工事ということで1,717万1,000円計上してございます。
  続いて、次のページでございます。
  上から公衆トイレ管理事業2,644万4,000円、2,084万3,000円の増額でございますが、こちらは14節の工事請負費1,721万5,000円、また18節の負担金、補助及び交付金65万2,000円、そして21節の補償、補てん及び賠償金330万円、こちらが大附の公衆トイレの新築工事、それに伴う解体、周辺休憩施設等の整備のための経費でございます。
  また、そのページ一番下、観光振興推進事業277万3,000円、267万1,000円の増額となっております。
  こちら12節の委託料200万2,000円でございますが、説明欄、業務委託料のハイキングマップ作成業務委託170万5,000円、そしてサイクリスト周遊コンテンツ制作業務委託29万7,000円の計上でございます。
  そして、そのままおめくりいただいて154ページ、155ページですが、やはり地域おこし協力隊推進事業463万円、7万円の減額となっておりますが、令和4年度は鳥獣被害対策型の地域おこし協力隊員を導入しておりましたが、令和5年度は観光振興推進型の地域おこし協力隊員に入れ替わるものでございます。
  続いて、158ページ、159ページをご覧ください。
  8款の土木費でございます。
  道路維持管理事業8,467万8,000円、1,163万6,000円の増額でございます。
  14節の工事請負費6,450万円でございますが、説明欄、項目として上から2つ目になるんですけれども、舗装修繕工事3,990万円、そちらにあります5路線につきまして、長寿命化計画に基づきまして舗装修繕工事を行うものでございます。
  続いて、次のページ、18節の負担金、補助及び交付金16万2,000円でございますが、こちらは説明欄、道路等除草作業助成金ということで、ボランティアのグループに対し、草刈りをしていただいた方に対しまして、草刈り機の損耗ですとか燃料代を助成するものでございます。新規事業として立ち上げてまいります。
  続いて、そのページ、一番下、道路新設改良事業7,140万円、1,450万円の増額でございます。
  14節の工事請負費2,080万円でございます。道路改良工事1,700万円でございますが、1枚おめくりいただきまして、大字玉川地内の町道2−2号線道路改良工事の経費でございます。1,700万円でございます。
  続いて、そのページ、162ページの一番下、橋りょう維持管理事業1億1,797万8,000円、6,610万3,000円の増額でございます。
  こちら12節の委託料3,550万円で、説明欄、測量・設計委託料3,550万円ですが、橋梁点検業務といたしまして33橋の点検、また補修の設計といたしまして8橋の設計業務委託の経費でございます。
  次のページ、14節の工事請負費8,230万円。説明欄の橋りょう維持補修工事8,230万円でご ざいますが、こちらは町内の12の橋の補修工事の経費といたしまして8,230万円を計上するものでございます。
  続いて、次のページ、一番上の都市計画総務一般管理事務1,707万8,000円でございます。1,695万6,000円の増額となっております。
  こちら12節の委託料1,700万6,000円でございますが、説明欄、都市計画基本図更新業務委託料1,700万6,000円で、合併後更新はされておりませんでしたが、ここで更新のほうをしていきたいと考えております。
  続いて、172ページ、3ページをご覧ください。
  9款の消防費でございます。
  一番下、防災対策事業622万6,000円、267万4,000円の増額でございます。
  1枚おめくりいただきまして、12節の委託料248万4,000円でございますが、説明欄、作成委託料ということで地域防災計画改訂業務委託といたしまして198万円でございます。こちら前回の計画策定から5年を経過したことにより、見直しを行うものでございます。
  続いて、178、179ページ、ご覧ください。
  10款の教育費でございます。
  教育総務一般管理事務2,737万6,000円、1,403万8,000円の増額でございます。
  こちら12節の委託料1,143万1,000円でございますが、説明欄、業務委託料のうち小学校屋内運動場照明LED設計業務委託584万円、また明覚小学校南校舎解体工事設計業務委託513万1,000円が主なものでございます。
  続いて、少々飛びまして、186、187ページをご覧ください。
  小学校専科事業といたしまして172万7,000円、皆増でございます。
  こちらは、専門性を有した専科教員を小学校に配置するための事業でございます。
  また、その下、十五の春支援事業385万円、こちらも皆増でございます。
  中学校卒業後の進路先への準備金として支給するための事業でございます。
  そして、そのページ一番下、小学校一般管理事務、玉川小でございます。1,309万7,000円で451万2,000円の増額でございます。
  1枚おめくりいただきまして、14節の工事請負費453万8,000円、こちら説明欄、学校施設改修工事ということで教職員用トイレの改修工事のための経費でございます。
  続いて、194ページ、195ページをご覧ください。
  中段になってくるかと思いますけれども、小学校教育振興事務108万9,000円、こちらも皆 増ですが、12節の委託料108万9,000円、こちらは説明欄、業務委託料として、社会科副読本のタブレットに対応した副読本に改定していくための経費でございます。
  続いて、200ページ、201ページをご覧ください。
  中学校一般管理事務、都幾川中2,073万4,000円、751万1,000円の増額となっております。
  こちら14節の工事請負費838万9,000円でございます。説明欄、学校設備整備工事ということで、そのうち下の行になりますけれども、音楽室等のエアコンを設置するための工事費として722万4,000円を計上するものでございます。
  続いて、少々飛びまして210、211ページ、一番下になりますが、都幾川公民館管理運営事業1,205万8,000円、412万円の増額でございますが、1枚おめくりいただきまして、14節の工事請負費33万円、こちら説明欄、工事請負費でございますけれども、都幾川公民館に中高生の学習スペースを確保するための工事代として計上するものでございます。
  続いて、218ページ、219ページをご覧ください。
  一番下になりますけれども、埋蔵文化財発掘国庫補助事業953万3,000円、731万6,000円の増額でございます。
  12節の委託料882万7,000円でございますが、こちら1枚おめくりいただきまして、説明欄の業務委託料788万1,000円のうちの下の行、国指定史跡小倉城跡航空レーザー測量業務委託738万6,000円ということで、基本構想策定のための測量の経費の計上でございます。
  続いて、226ページ、227ページをご覧ください。
  一番下、体育センター管理事業3,767万7,000円、1,271万5,000円の増額となっております。
  1枚おめくりいただきまして、17節の備品購入費843万7,000円でございますが、施設備品購入費ということでバスケットゴールを1対更新するための経費でございます。
  続いて、次のページ、共同調理場管理運営事業7,904万2,000円、570万2,000円の増額でございます。
  一番下になりますけれども、14節の工事請負費598万4,000円、説明欄、改修工事526万9,000円でございますが、1枚おめくりいただきますと、プレハブ冷蔵冷凍庫更新工事の経費でございます。
  続いて、そのページ、11款の災害復旧費、農林水産施設災害復旧事業938万8,000円、マイナスの225万円でございますが、14節の工事請負費849万7,000円でございます。説明欄、災害復旧工事ということで森林管理道泉川線2号箇所災害復旧工事ということで770万円でございます。こちらは令和元年台風19号による災害の復旧のための工事でございます。
  続いて、12款公債費、公債元金償還事業6億9,083万1,000円で、マイナスの1,733万2,000円でございますけれども、こちらは公債費のピークが令和4年度、そこにも前年度7億816万3,000円とありますけれども、こちらがピークだったことになります。今後は、こちらの公債費につきましては減っていくものと見込んでいるところでございます。
  続いて、236ページ、237ページからが給与費明細書になっております。そちらの2の一般職、1枚おめくりいただきまして、アの会計年度任用職員以外の職員、こちらが一般職の給与明細になりますが、職員数欄でございますけれども、前年度と比較しましてマイナスの3名、また合計欄でございますけれども、前年度から比較して947万6,000円の減額となっております。
  続いて、248ページをご覧ください。
  こちらは地方債の前前年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。
  合計欄、一番下になりますけれども、5年度末の地方債の残高見込みが62億9,958万3,000円となっております。ピークが平成27年の大体82億6,000万円だったものです。そこから比べますと約20億減ってきているというものでございます。
  予算書については以上となりまして、続きまして令和5年当初予算概要、こちらをご覧いただきたいと思います。よろしいでしょうか。
  そちらの73ページをご覧いただきたいと思います。
  これがときがわ町の起債残高の表になりますけれども、そこの5年度末残高、一番下を見ていただければ、今お話しした金額が載っているかと思います。それの内訳といたしまして、目を右に追っていただければと思うんですけれども、Aのうち、Aというのは今の起債残高なんですけれども、交付税算入額見込みでございますが、約50億円ほど見込まれております。これは将来の交付税に算入される見込みでございます。そうしますと、ときがわ町が一般財源として負担をしなければいけない金額の見込みは、一番右になりますけれども、12億8,700万円ほどになろうかと思います。
  続いて、次のページご覧ください。
  こちらは地方消費税の交付金、社会保障財源化分で充てられている社会保障4経費の経費内訳でございます。これにつきましては、それぞれの社会保障4経費に充てておりますのでご覧いただければと思います。
  そして、最後に、今度は議案参考資料の議案第23号関係、これは基金残高の一覧表になり ますけれども、特には一番上の財政調整基金、こちらの残高を見ていただければと思うんですけれども、令和4年度の3月補正を受けた残高は9億8,500万円ほどの残高見込みでございます。それに対しまして当初予算で2億8,878万6,000円の繰入れを予定しておりますので、令和5年度末の見込みといたしましては7億円を少し切るぐらいの金額になる見込みでございます。
  また、そこの欄を目を下に追っていただきますと、一般会計の基金の残高見込みがございます。31億2,700万円ほどでございますけれども、こちらは5年度末の見込みとしてこの金額ぐらいになるであろうと見込むものでございます。
  以上で、令和5年度ときがわ町一般会計予算の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後2時30分といたします。
                                (午後 2時16分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 続いて、議案第24号 令和5年ときがわ町国民健康保険特別会計予算及び議案第25号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算について、順次細部説明を求めます。
  式守町民課長。
○式守康子町民課長 それでは、議案第24号 令和5年ときがわ町国民健康保険特別会計予算の細部説明を申し上げます。
  予算書の252、253ページ、ご覧ください。
  第1表歳入歳出予算の一番下の行をご覧ください。
  令和5年度の予算の総額は歳入歳出それぞれ15億7,255万円とするものです。前年度と比較しますと3,575万5,000円の増額となっております。
  それでは、歳入について説明申し上げますので、260、261ページをご覧ください。
  1款国民健康保険税、1項1目一般被保険者国民健康保険税は1億9,688万4,000円で、昨年比2,011万8,000円の減額です。
  これは、さきにご議決いただきました国民健康保険税条例の特例に関する条例の一部改正に基づき、基礎課税額となる医療費分につき所得割を6.3%、均等割を3万円として予算積算したためによる減が主な理由となります。
  次に、4款県支出金、1項1目保険給付費等交付金の1節普通交付金は11億9,456万2,000円で、昨年より2,481万5,000円の増です。保険給付費等交付金の普通交付金は保険給付費の支払いに充てるものですが、支出見込みの増額に合わせて交付金も増となっております。
  6款繰入金、1項1目一般会計繰入金の1節保険基盤安定繰入金の保険税軽減分3,938万9,000円は、175万5,000円の減になります。
  これは、保険税均等割の軽減額分の補填として繰り入れるものでして、保険税の医療費分の均等割が3万2,000円から3万円になることにより、軽減する均等割額も減少するためのものになります。
  次ページ、262、263ページをご覧ください。
  2項1目の財政調整基金繰入金ですが、歳出の事業納付金の財源不足に対応するため、財政調整基金から8,522万5,000円を充てるものです。
  次に、歳出について説明申し上げます。
  266、267ページをご覧ください。
  中段より下の2款保険給付費、1項1目一般被保険者療養給付費は10億1,205万6,000円で、2,283万9,000円の増額です。
  医療費がコロナ禍前に戻っているため、令和元年度決算額を鑑み、計上しております。
  また、次ページの2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費は1億7,528万5,000円で、167万8,000円の増額となっております。
  次に、270、271ページをご覧ください。
  3款国民健康保険事業費納付金3億4,142万1,000円で、昨年比1,068万2,000円の増額です。これは保険税と繰入金等を財源とし、県に支払う納付金となります。医療費が増加傾向にあるため納付金額の推移に注視する必要があります。
  次に、272、273ページですが、5款保健事業費は全体で2,289万7,000円を計上し、医療費の抑制に向け、保健事業を実施してまいります。その中でも、特定健康診査につきましては、本年度は通常実施に戻りましたが、令和2年度、3年度は、感染症の影響で中止及び縮小と続いたため受診率が低下しております。停滞しております。受診勧奨の取組を引き続き行い、受診率向上を進めてまいります。また、被保険者の健康増進のため、第3期保健事業実施計 画等の策定を進めてまいります。
  以上で、令和5年度国民健康保険特別会計の細部説明を終了させていただきます。
  では、続きまして、議案第25号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の細部説明を申し上げます。
  予算書の286、287ページ、ご覧ください。
  第1表歳入歳出予算の一番下の行をご覧ください。
  令和5年度の予算の総額は歳入歳出それぞれ1億8,307万5,000円とするものです。前年度と比較しますと、1,381万3,000円の増となっております。
  それでは、歳入に入ります。294ページ、295ページをご覧ください。
  上段の1款後期高齢者医療保険料、1項の後期高齢者医療保険料ですが、1億3,961万1,000円で、昨年比1,350万5,000円の増となります。
  これは被保険者数の増加を見込んだことによります。
  次に、2款繰入金、1項2目保険基盤安定繰入金は4,009万7,000円で、80万8,000円の増です。
  この繰入金は、低所得者等の保険料の均等割の軽減分を公費で負担することにより、後期高齢者医療財政の基盤安定を図るための繰入れとなります。増額の理由としましては、被保険者の増加により均等割額が増額となったことに伴いまして、軽減額も増額となるものです。
  続いて、歳出について説明いたします。
  296、297ページをお開きください。
  2款1項1目後期高齢者医療後期広域連合納付金は1億7,978万8,000円で、昨年より1,431万3,000円の増となっております。
  この納付金は、町で徴収した後期高齢者保険料と保険基盤安定繰入金を合わせて、埼玉県後期高齢者医療広域連合へ納付し、保険給付費に充てるものとなります。今回は保険料と繰入金の増加に伴っての増となっております。
  では、以上で、議案第25号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、議案第26号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計予算の細部説明を求めます。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 それでは、令和5年度ときがわ町介護保険特別会計予算の細部説明をさ せていただきます。
  予算書の304、305ページをお開きください。
  予算の総額は歳入歳出それぞれ12億1,314万9,000円とするものです。令和4年度予算と比較しますと、金額で1,335万4,000円、率で1.1%の増額となっております。
  内容につきましては、事項別明細書により説明いたしますので、予算書の312ページをお開きください。
  まず、歳入となります。
  1款保険料ですが、65歳以上の方にご負担いただく第1号被保険者保険料ですが、第8期介護保険事業計画において保険料を引き下げた一方で、第1号被保険者数が増加していることを考慮し、増額して計上しています。令和5年度の第1号被保険者数を1.2%増の4,340人とし、この中で保険料負担軽減対象となる第1段階から第3段階までの人数を1,140人、全体の26.3%と見込んでいます。
  3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金では、介護給付費のうち、居宅給付費と施設給付費にそれぞれの負担割合を乗じ、2億299万7,000円を計上いたしました。
  2項国庫補助金、1目調整交付金ですが、介護給付費全体及び介護予防に関する事業費に法定負担割合を乗じ2,931万7,000円を計上しました。
  4款支払基金交付金は、40歳から64歳までの第2号被保険者の方にご負担いただく介護保険料で、負担割合27%で算出した値、3億2,084万1,000円を計上いたしました。
  5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金ですが、介護給付費の見込額に県の法定負担割合を乗じて算出し、1億7,628万9,000円を計上しました。
  314ページをお開きください。
  7款繰入金、1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金ですが、介護給付費の見込額に町の法定負担割合12.5%を乗じ算出し、1億5,914万5,000円を計上いたしました。
  2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金では、第8期介護保険事業計画最終の年度となることから、前年度より増額し、911万9,000円を計上しました。
  続いて、歳出についてですが、介護保険特別会計の本体である介護給付費について320ページからご説明します。
  2款保険給付費として11億6,703万5,000円を計上しました。前年度と比較し、1,088万8,000円、前年度比0.9%の増を見込んでいます。
  その内訳、1項1目居宅介護サービス給付費では、令和2年度以降増加傾向が継続してい ることから4億385万3,000円の計上といたしました。前年度と比較して2,395万1,000円の増額です。
  3目地域密着型介護サービス給付費ですが、前年度と比較し、225万円を減額し、1億7,082万1,000円計上いたしました。
  次のページ、322ページをお開きください。
  5目施設介護サービス給付費は、令和4年度の実績を考慮し、4億7,756万4,000円で、前年度と比較して336万9,000円の減といたしました。
  9目居宅介護サービス計画費は、在宅での介護サービス計画書の作成に係る給付になります。3,706万6,000円で、146万2,000円の減となりました。
  少し飛びまして、326ページをお開きください。
  4項高額介護サービス等費です。実績により算出し、2,202万円計上いたしました。前年度と比較し、51万4,000円の減です。
  続きまして、328ページをお開きください。
  ページの中ほど、6項特定入所者介護サービス等費ですが、607万4,000円減額し、3,266万9,000円計上いたしました。
  これは特養ホームなどの施設サービスを利用する際、食費と居住費の一部を減額するための費用で、低所得者の負担軽減を図るものです。
  1ページおめくりいただき、330ページ上段、3款基金積立金です。
  令和5年度は、第8期介護保険事業計画期間の最終年であるため、基金を活用し、被保険者の保険料に充てる年であることから、科目設定の1,000円のみといたしました。
  続いて、その下、4款地域支援事業費です。
  介護を予防するための事業費として3,143万円を計上しました。
  以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、議案第27号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、議案第27号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の細部説明をさせていただきます。
  予算書の347ページをお開きください。
  令和5年度のときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の総額は歳入歳出それぞれ2億 1,239万9,000円と定めるものでございます。令和4年度と比較すると、金額で2,304万9,000円、率にして12.2%の増となっております。
  348、349ページをお開きください。
  初めに、総括的な事項でありますが、第1表、歳入歳出予算には款項の区分及び金額が記載されておりますので、ご覧いただければと存じます。
  続いて、350ページをお願いします。
  第2表地方債でありますが、起債の目的、限度額、起債の方法等を定めるものでございます。
  続いて、353ページから355ページにかけましては、歳入歳出予算事項別明細書の総括の部分でございます。
  こちらにつきましては、款別の前年度予算額との比較及び財源内訳が記載されておりますので、ご覧いただければと思います。
  次に、各項目の内容につきまして、事項別明細書にて説明をさせていただきます。
  まず、歳入になりますが、356、357ページをお開きください。
  1款分担金及び負担金、1項1目設置費分担金につきましては784万2,000円を計上し、前年度と同額とするものです。
  2款事業収入、1項1目浄化槽使用料につきましては5,897万3,000円を計上し、対前年度162万5,000円の増額となっております。浄化槽に係る月額使用料及び浄化槽汚泥の清掃に係る随時使用料を見込んだ額となっております。
  3款国庫支出金、1項1目設置整備事業費補助金につきましては3,980万円を計上いたしました。
  4款県支出金、1項1目浄化槽整備・普及啓発事業費奨励交付金につきましては、既設の単独浄化槽とくみ取り式便槽からの転換分として20基分、1,000万円を計上するものでございます。
  5款1項1目一般会計繰入金につきましては5,028万2,000円を計上しております。
  最下段、8款町債、1項1目下水道事業債と、1ページおめくりいただきまして、358ページの2目公営企業会計適用債、3目過疎対策事業債につきましては、こちらは350ページの地方債の限度額がそれぞれ1,420万円、1,200万円、1,920万円を計上するものでございます。
  続いて、360、361ページをご覧ください。
  3、歳出になります。
  1款1項1目一般管理費のうち、ページ下段の一般管理費事務費、12節委託料ですが、令和6年度から導入する公営企業会計移行事務のため、3年間の継続費で最終年度の業務委託料として1,200万円を計上し、加えてインボイスとスマートフォン決済等に対応するため、過疎債を活用し、システム改修業務委託料を計上しております。
  続いて、362、363ページをお開きください。
  上段、2款1項1目浄化槽管理費のうち、12節委託料につきましては、浄化槽清掃委託料2,736万8,000円と、浄化槽保守点検委託料2,028万2,000円を合わせた4,765万円を計上いたしました。
  次に、その下、3款1項1目浄化槽整備費につきましては、浄化槽設置工事費として70基分、5,137万円を計上しました。また、原材料費として浄化槽本体70基分を購入するため、2,123万円を計上しております。
  ページ中央下段、4款1項公債費につきましては、今までの借入れに対する償還金として2,607万7,000円を計上しました。
  366ページから372ページにつきましては、職員の給与費明細書となっております。ご覧いただければと思います。
  373ページ、継続費についての調書になります。令和3年度から3か年の継続費を組んで実施しております公営企業会計適用業務の年度ごとの支出額と支出予定額で、令和3年度支出額が302万円、令和4年度支出額が522万8,000円、令和5年度支出予定額が1,200万円となっております。
  続いて、374ページです。
  こちら最後になりますが、地方債の各年度末における現在高見込みに関する調書であります。一番右の欄なんですが、令和5年度末の残高見込みとして4億3,000万1,000円とするものでございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、議案第28号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算の細部説明を求めます。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、議案第28号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算の細部説明をさせていただきます。
  予算書の378、379ページをご覧ください。
  令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ3,720万2,000円とするものでございます。
  詳細につきましては、事項別明細書により説明させていただきます。
  386ページ、387ページをご覧ください。
  まず、歳入ですが、よろしいでしょうか。
  2款1項1目関口茂八翁奨学基金繰入金は1,536万円で、前年度比42万円の減額でございます。
  こちらは、奨学金の貸与に充てるための奨学基金からの繰入金で、新規貸与予定の18人分を含みまして38人分を繰り入れるものでございます。
  続きまして、4款2項1目貸付金元利収入は2,183万7,000円で、前年度比395万円の増額でございます。こちらは返還金収入で59名分でございます。
  続きまして、歳出でございます。
  388、389ページをご覧ください。
  1款1項1目財産管理費は2,184万1,000円で、昨年度比395万2,000円の増額でございます。
  こちらは積立金でございまして、貸与を受けた者からの返還金などを奨学基金に積み立てるものでございます。
  続きまして、2款1項1目奨学資金貸付金は1,536万円で、前年度比42万円の減額でございます。
  その内訳でございますが、説明欄にございます普通奨学金が912万円で38名分、特別奨学金が624万円で18名分を計上いたしました。
  以上で、議案第28号の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、議案第29号 令和5年度ときがわ町水道事業会計予算の細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第29号 令和5年度ときがわ町水道事業会計予算について細部説明をさせていただきます。
  予算書の393ページをご覧ください。
  第2条、業務の予定量ですが、第1号、給水件数は4,650件、前年度と比較して17件の増 になります。
  第2号、年間給水量は116万6,000立方メートル、前年度と比較して3,000立方メートルの増になります。
  第4号、主要な建設改良事業は、TSビニール管更新事業8,446万9,000円、ほか1事業を予定しております。
  次に、第3条収益的収入及び支出ですが、まず、収入の第1款水道事業収益は3億9,857万2,000円、前年度と比較して8,805万9,000円の増になります。
  次に、支出の第1款水道事業費用は3億4,270万6,000円、前年度と比較して3,458万4,000円の増になります。
  次に、第4条、資本的収入及び支出ですが、第1款資本的収入は3,575万5,000円、前年度と比較して350万円の増になります。
  支出の第1款資本的支出は2億1,733万7,000円、前年度と比較して3,840万5,000円の増になります。
  次に、第4条の本文の括弧書きの部分をご覧ください。
  この部分は補填財源の内訳になります。
  資本的収入額は資本的支出額に対し不足する額1億8,158万2,000円は、過年度分損益勘定留保資金1億3,896万6,000円、減債積立金3,000万円、並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,261万6,000円で補填するものです。
  1枚めくっていただき、394ページをご覧ください。
  第5条、企業債ですが、起債の目的は老朽配水管布設替工事、予算書ではTSビニール管更新事業が対象事業になります。限度額は3,000万円とするものです。
  次に、第8条、他会計からの補助金をご覧ください。
  第1項は、一般会計からの高料金対策補助金ですが、前年度と同額の7,000万円となっています。
  次の2項目は、令和5年度で新規に一般会計から受け入れる補助金になります。
  第2項は、漏水調査業務に係る過疎地域持続的発展交付金分として544万5,000円。その下、第3項は、物価高騰対策の一つである水道料金の減免相当額5,000万円になります。
  続きまして、1枚めくっていただきまして、396ページ、397ページをお開きください。
  この実施計画が第3条予算及び第4条予算の内訳になります。
  細部につきましては、後ほど予算明細書により説明いたします。
  1枚めくっていただき、398ページをご覧ください。
  予定キャッシュ・フロー計算書になります。
  一番上の当年度純利益は4,316万3,000円となる見込みです。
  資金の流れは、以下に示したとおりであります。下から3行目、令和5年度末の資金増加額は2,644万7,000円減少し、一番下になりますが、資金期末残高は1億1,485万6,000円となります。
  次に、右側399ページをご覧ください。
  給与費明細書になります。
  上段の一番右の合計欄をご覧ください。
  給与費は4,620万4,000円、前年度と比較して79万3,000円の増となります。給料及び手当の増減の明細については、中段の表から1枚めくっていただき、400ページに記載したとおりでありますので、ご覧いただければと存じます。
  続きまして、404ページをご覧ください。
  債務負担行為に関する調書になります。本年度は水質検査委託料ほか3件になります。
  次に、右側の405ページをご覧ください。
  令和5年度の予定貸借対照表になります。
  比較増減は記載されておりませんが、409ページ、410ページの令和4年度の予定貸借対照との増減も含めて主なものを説明いたします。
  資産の部では、令和4年度工事等の取得資産が増加し、減価償却による固定資産の減少と現金預金が減少し、資産合計は29億2,487万9,654円、前年度と比較して1,607万3,000円の減となる見込みです。
  その下、負債の部、3、固定負債の企業債合計は5億1,677万4,500円になります。令和5年度の借入予定額3,000万円が増加しますが、それを上回る企業債元金の償還となるため、前年度と比較して約4,770万円の減となります。
  1枚めくっていただき、406ページをご覧ください。
  下段の部分、資本の部の7、剰余金の(2)利益剰余金、イ、減債積立金は、令和4年度に3,000万円を積み立てましたが、令和5年度に補填財源として充てるためゼロになっております。
  一番下、負債資本合計は先ほどの資産合計と同額の29億2,487万9,654円になります。
  続きまして、412ページ、413ページをお開きください。
  予算明細書になります。右側の節区分の欄と備考欄で主なものをご説明いたします。
  まず、収益的収入及び支出の収入ですが、水道料は2億4,571万円で、前年度と比較して3,376万2,000円の増額、率にして15.9%の増となっています。
  なお、実質の収入見込額は2億9,640万1,000円で約8,400万円の増額、率にして39.8%の増となる見込みですが、令和5年度は基本料金の減免により5,069万1,000円が減額となりますので、予算としては3,376万2,000円の増額を見込んでおります。
  次に、第2項営業外収益の節区分、他会計補助金1億2,544万5,000円、5,544万5,000円の増額、率にして79.2%の増となっています。先ほどご説明しました新規に一般会計から受ける補助金が増額になります。
  1枚めくっていただき、414ページ、415ページをご覧ください。
  こちらは支出になります。
  節区分の下のほうになりますが、原水及び浄水費の修繕費1,683万円、前年度と比較して1,573万円の増額になります。これは本郷受水場の受水池内部の防水塗装などを補修するものです。
  次に、節区分の下から3つ目、受水費は7,163万4,000円、前年度と比較して129万2,000円の減となっています。令和4年度と同様、水需要の動向を見極めながら毎年2%ずつ削減する計画であります。
  1枚めくっていただき、417ページをご覧ください。
  節区分の中ほど、配水及び給水費の委託料1,052万9,000円、前年度と比較して598万9,000円の増となっています。
  主な要因は、備考欄の漏水調査業務委託料742万5,000円、このうち544万5,000円は、総務省の過疎地域持続的発展支援事業の交付対象事業として、人工衛星画像データとAIによる解析を活用した漏水調査業務を行うものであります。
  1枚めくっていただき、419ページをご覧ください。
  節区分の中ほど、業務費の印刷製本費44万4,000円と、その2つ下、委託料の備考欄、料金改定システム改修業務委託料122万1,000円を合わせた166万5,000円が来る10月から適用される消費税インボイス制度に対応するための費用になります。
  続きまして、少し飛びまして、425ページをご覧ください。
  資本的収入及び支出の収入になります。
  節区分の1行目、工事負担金330万円は、大附地内の配水管布設替工事負担金になります。
  その下、消火栓設置負担金245万5,000円は、本郷地内及び大附地内のTSビニール管更新事業に伴う消火栓設置替3基分の工事負担金になります。
  1枚めくっていただき、427ページをご覧ください。
  こちらは支出になります。
  令和5年度の事業につきましても経営戦略の基となる施設更新計画を踏まえ、予算計上したものです。
  節区分の一番上、原水及び浄水設備費の工事請負費4,378万円ですが、設備更新事業として、七重川浄水場ほか、テレメーター更新事業が主なものであります。
  次に、その下の送配水設備費の工事請負費9,499万6,000円ですが、備考欄のTSビニール管更新事業8,446万9,000円は本郷地内の町道1−13号線ほかの配水管布設替工事が主なものであります。
  その下の配水池設備更新事業942万7,000円は本郷中央配水池の電磁流量計交換工事であります。
  以上で、議案第29号 令和5年度ときがわ町水道事業会計予算の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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   ◎議案第23号〜議案第29号までの質疑
○小島利枝議長 これより日程第8、議案第23号から日程第14、議案第29号までの質疑に入ります。
  質問者はページ番号、項目名、節区分、説明事項を申し出て質疑してください。質疑につきましては、質問者が1回にできる質問は3問までとします。その場合、1問の質問ごとに答弁を行います。3問した後でも質問者がない場合は、再度続けて質問を許します。また、1問についてできる質問回数は3回までです。
  町長の施政方針に対する質疑につきましても、令和5年度の予算質疑に関連して行ってくださるようお願いいたします。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。なお、一般会計に限り、歳入歳出に分けて行います。
  これより、議案第23号 令和5年度ときがわ町一般会計予算の歳入の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 先ほど説明の中で町税、1問お願いしますが、町税においては、全体2,884万6,000円という、増という増額の予算でございますが、景気の低迷が終わり、景気がよくなっているような判断の中での説明だと思いますが、この中の納税業務階層的なものがあると思いますが、非課税・課税対象等を教えていただければと思います。
○小島利枝議長 野原議員、1問でいいんですよね。
○11番 野原和夫議員 2問。
○小島利枝議長 2問、はい。
  答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長 ご質問にお答えさせていただきます。
  今、非課税・課税ということでお話をいただきました。個人住民税のほうのお話になりますが、均等割のほうが今年度5,400人程度を見込んだ人数として今計上させていただいております。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 一応中身については非課税200万円以下とか、いろんな階層があると思うんですが、その点が分かればありがたいです。200万か700万、700万以上の階層類があると思いますが、その点をお願いします。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  令和4年7月1日現在に出ている数字、まだ今年については出ておりませんので、昨年まで申し上げますと、200万円以下の納税者が3,653名、200万円を超えて700万円以下が1,152名、700万円を超える方が59名ということになっております。また、前年度比で見ますと、200万円以下が17名の増、200万円を超え700万円以下がマイナス99人、700万円を超える方が1名の増ということになっています。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 では、もう1問お願いしますね。予算の中には付帯収入的なものがあると思いますが、付帯収入を予算の中にどの程度盛り込んでいるのか伺います。
○小島利枝議長 質問します。付帯収入というのは、すみません、野原議員、どういった意味 でしょうか。
○11番 野原和夫議員 予算に対して歳入に組み入れるものとして地方公共団体の歳入に係る督促手数料、延滞金及び滞納処分費等が含まれるんですが、これは、ある程度一定の納付というもので目標は立てていると思うんですが、その点伺いたいんです。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 負債につきましては特に入れていないんですけれども、徴収率については99%を見込んでおります。
          (「付帯収入は負債だけ」と呼ぶ者あり)
          (「はい」と呼ぶ者あり)
          (「資料見てないからね」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 失礼しました。そちらにつきましては、予算上見ておりません。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  野原議員。
○11番 野原和夫議員 いずれこの問題出ると思うんですが、途中の中で補正等も含めて、その予算のほうがあらわに出るんでしょうか。全然考えていないということはないと思うんですが。
○小島利枝議長 聞き直しますか。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長 すみません。もう一度お願いいたします。もう一度ご質問のほう、申し訳ございません。
○11番 野原和夫議員 中身についてですか。
○福田芳和税務課長 ええ。ちょっと聞き取れなかったもので申し訳ございません。
○11番 野原和夫議員 この問題必ず出るんですよね、いろんな問題からの徴収については。
  今99%ということは、もう100%に近い徴収で、この問題が起きないという問題ですよね。滞納処分について、延滞金も含めて。ないわけじゃないと思うんですよ。
  だから、そういう予算も予算計上の中に組み入れるということもあるんではないかなと思って質問しているんですが、全然ないということはないということで結構ですけれども。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 すみません。大変失礼しました。
  先ほど延滞金のお話をさせていただいて、見てないというふうなご説明させていただいておりましたが、予算書の36ページを見ていただきますと、36ページには21款1項1目の延滞金のところで20万円を計上させていただいております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○11番 野原和夫議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 町長にお伺いします。町長の市政……。
○小島利枝議長 田中議員、1問でよろしいですか。
○6番 田中紀吉議員 1問で結構です。1問です。収入については1問です。
  町長の施政方針演説をかなりしっかり伺いました。それで、私なりの判断でいくというというようなお答えしないといけないんです。どういう増収策ですね。使うのはいっぱいあります。分かりました。具体的に1つの事業というのか家というのか、ときがわ町全体で見れば、どう収入を増やすか、増やす努力をするか、そういう点が見えなかったんです。分かりづらかったという表現ですけれども。
  ただ、町長はどんな努力、どういうチャレンジをして増やそうと考えているのかをお伺いします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 ときがわ町の町税ですね。
○6番 田中紀吉議員 はい。
○渡邉一美町長 長期的に見ると、やはり今、私は食と教育と言いましたけれども、子供たちに教育をつけさせて、そして所得を上げると、長期的に見るとね。短期的に見れば、非課税所得の方々を何とか課税所得に持っていくと、そういうことですね。
  特に非課税所得の世帯というのは新規就農、若手の農業者が多いんですよ。だから、その辺のところも考慮しながら、農業で食べていけるような政策も取らなきゃいけない。それから、町内にやっぱり稼ぐ場所を増やしていかなきゃいけないと、そういうことを考えています。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私もそう思うんですよ。町全体が働く環境をたくさんつくったり、収 入が増えるような政策をつくる。それは直接的には、あしたということではないですけれども、長期的には極めて重要な積み重ねだというふうに思うんですね。働く場所をつくる、それから高収入……利益、収入が増えるような政策を地道につくる。そのことが移住者を増やしたり、それから働く環境がよくなって所得が増える。結果として、町の財政が増える。要は、そこだと思うんですね。だから、ぜひそこのところにもう少しポイントを当てて、例えば令和5年度は、このことをやります、取り組もうということが必要じゃないかと思うんですね。
  だから、この予算の組み立て方は、なかなか全般的にきちっとできていますけれども、そういうところがあるんじゃないかと思うんです。市政については、これからしっかりやりますけれども、ぜひ収入も重点を挙げて、ときがわ町はこんな取組をして、町全体の収入や働く人たちの収入を増やすようなことを考えていただきたいと思うんですけれども、もう一回伺います。できれば具体的なところを今後検討するなりということがあれば、ありがたいんですけれども。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 やはり稼ぐ場所。
          (「そうです」と呼ぶ者あり)
○渡邉一美町長 それから、あと稼ぐ場所と、もう1つは、やはりそこに働く場所があっても、働ける人がいるかどうかということなんですね。
  ときがわ町も相当求人出しています。だけど、なかなかときがわ町の人がそれほど雇用とマッチングしないということも実際あるわけですよね。
  それなんで、やはり働く側の人をときがわ町で働けるような、例えば事業訓練とか、あるいはプラスアルファの教育もつけていかなければいけないなと、こう思っております。それから、今観光に力を入れています。観光に力を入れて、ときがわ町も飲食店増えたり、あるいは起業塾で一生懸命勉強して、ときがわの中で起業したいという方も増えているんで、そういうところにもしっかり力を入れていきたいなと思っております。
  もちろん、長島議員が一般質問であったように、工業誘致とか、そういう話も条件の合う土地がありましたら、企業に来ていただくのもウエルカムでございます。
  それから、ベースには、ときがわ町、公共事業も執行しておりますので、地元の業者に公共事業もたくさん執行していきたいなと。これも地元にお金を落とすことでございますので、そういうことも考えています。
  それからあと、障害者の方にも少しは働いてもらおうと思って、今、ときがわ広報の袋詰めもお願いしているところですね。だから、爆発的にどんと増えるという政策は、なかなか難しいんですけれども、なるべく地元にお金が落ちるような施策は進めていきますので、よろしくお願いします。
○6番 田中紀吉議員 結構です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1問。町税なんですけれども、収納率、徴収率が非常に高いということで、県内でも2番を……2番だよね。3番になったの。
          (「3番」と呼ぶ者あり)
○10番 岩田鑑郎議員 3番なんだ。
          (「   」と呼ぶ者あり)
○10番 岩田鑑郎議員 2番だよね。今年もそういう状況だろうと思うんですけれども、その際に徴収の仕方に苦情とか、そういうことは耳に入っていませんか。いや、高圧的な態度で徴収するというようなことがあってはまずいと思うんですよね。
  ですから、そういうことの苦情がないようにお願いしたいと思うんですが、その辺はどうですか。
○小島利枝議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  確かに私どもは親切丁寧に納税者の方に寄り添った対応はさせていただいております。
  ただ、やっぱり相手の受ける方によっては、親切にしているんですけれども、気持ちがもう少し丁寧に言っていただきたいというふうなお話がある方もいらっしゃいます。そういった中で、つい先日ちょっと1件苦情がございました。
  ただ、私のほうは、職員のほうは、一切そういうつもりはないんですけれども、言った言わない、または、そういう相手とのお話合いですので、相手にそういう不快な思いをさせてしまっていることも絶対ないということはないと思うんです。
  ただ、町としては、相手の方に寄り添って親切丁寧に対応しているつもりでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 1点ほどお伺いします。歳入で聞いていいの、歳出……すみません、一般財源、令和5年度42億円だと思うんですね。
  本年度予算額は58億円、国のほうも大分予算肥大化していると思うんですね。当町もこれを見ると、少し肥大化し始めているのではないかな。先ほど説明で公債費などは下がっているという説明もありましたけれども、この辺の見解を教えていただきたいと思います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいま神山議員のご質問にお答えいたします。
  確かに一般会計の予算全体で見ますと前年度比、大きく言いますと、6億円近くも増えているというふうな状況でございます。
  一般財源としましても、大体1億7,000万円ほど増えてきているという中で、これはご心配されているのは、恐らく継続的に肥大化していってしまうんではないかというふうなところだと思いますけれども、予算書の中身を見ていただければ分かるかと思うんですけれども、令和5年度については、相当積極的な財政内容に、事業内容になっているかと感じております。これも町長2期目の2年目に入るわけでございますけれども、そうした中では、相当積極的な予算を決断していただいたというふうには考えているところでございます。
  ただ、これがずっと続くかというふうなことでいきますと、そこのところは通常の規模、通常の規模というのがどれぐらいになるか分かんないですけれども、これが続いているような予算規模ではなく、いきたいとは思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 今年から過疎債、町債を使って大分やっているのかなという思いで、荒井課長は渡邉町長の積極的な施策だと言うんですけれども、見る限り少しインフラ整備だったりかなと。修繕だったり、プラスの何か施策というよりは、今あるものを維持管理していくような予算配分になっているのではないかなと私は率直に思うんですね。
  そのような中で、そういう考えがある下の中では、今後もインフラ整備とかというのは続くわけじゃないですか、道路にしかり建物にしかり。そうなってくると、やはり予算は肥大化してしまう。また、国とか、町債等の依存度というのは高くなってしまうのではないかなと、私、そこは心配しているんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 確かに、ただいまのお話の中でも、いろいろな施設設備の更新という予算も相当数含まれているわけでございます。
  ただ、それ以外にも、今回は私が見ている中でもソフト事業、予算を大きく必要としないソフト事業についても新規で立ち上げている事業というのは、相当多いなというふうには感じているところです。
  そういう中では、施設整備の更新というのは、議員の皆様にもご協力をいただきまして、公共施設等総合管理基金につきましても、計画的に積立てをさせていただいている中で、そうした財源を活用することで、財政にあまり負担をかけることなく設備の更新というのもしていければなというふうには思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 39ページの臨時財政対策債─臨債ですが、課長の説明の中では実績に伴うということで言われました。その実績より国の動向もあったんではないかなと思うんですよね。地方交付税と臨債の問題については、国が予算を少し削っていると思うんですが、その影響もあるんではないかなと思うんです。その点をちょっと確認で。
  それでまた、この内容については、今回過疎債が4億1,000万円もあります。それを見越しても考えられる点があるんですが、その点伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えいたします。
  臨時財政対策債につきましては、私も説明の中でも実績と国の地方財政対策に基づいて下げたされたというお話をさせていただきました。実際に今年度の、令和4年度ですね、令和4年度は臨時財政対策債についても、その前の年の地方財政対策で相当下げるというふうなお話の中で減額をしてきた経緯がございます。今年については、すみません、ちょっと今具体的な数字は見つからないんですけれども、臨時財政対策債が今年はたしか5,000万円か6,000万円ぐらいだったと思うんですけれども、そこから地財対策の中で、それをまた減らすというふうなことがあったものですから、そこから減らして3,000万円というふうなことで計上のほうはさせていただいたところです。
  臨時財政対策債については以上です。
○11番 野原和夫議員 あとは、影響的なものをちょっと聞きたいんですけれども、過疎債 も含めての影響……。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 過疎債と臨時財政対策債が直接影響があるかといえば、そこには影響はないと私は思っていますけれども、今回過疎債も説明の中で19事業に充てさせてもらっているというお話をさせていただきました。
  これにつきましても、過疎債の設計としましては100%事業充当できる中で、70%を交付税措置されるというふうな制度設計になっておりまして、そこについては、以前町が活用しておりました合併特例債、こちらよりも割がいい制度になっておりまして、そこについては、非常に活用していきたいなというふうには思っております。
  国のほうとしましても、今後、国の税収ですね。国の税収のほうも増えてきているという中では、恐らく交付税財源が足らないために臨時財政対策債というものを、制度を導入しているというふうな中では、方向としては、臨時財政対策債はなくなっていきそうな雰囲気になっているかと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 臨債については、一旦町は立て替えて、後から交付算入されますよね。だから、そんなに減らすことはなく、目標があればある程度、今回9,000万円減らしていますよね。だから、どうしてもそこのところが気になりながら、過疎債も含めて関係あるか、今、課長の答弁で分かりました。いずれなくなるという方向性も考えているんでしょうか、じゃ、今言ったように。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 私、今説明の中で、いろんな流れの中で説明忘れてしまったんですけれども、臨時財政対策債が減った分は交付税が増えていますんで、そこのところは、ご理解いただければと思います。
  もう一つ、私、ちょっと言ってしまってから、あれだったんですけれども、臨時財政対策債がなくなっていくかどうかということに対しては、ちょっと今の時点では、申し上げるのは早急だったかなというふうには思っております。
  ただ、制度としてはあると思いますので、あとは臨時財政対策債がときがわ町に配分をされたとしても、ときがわ町の財政状況を考えて、借りないで財政運営を行うということも1つの選択肢にはできますんで、そこのところはご理解いただければと思いますけれども。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これを持って歳入の質疑を終了いたします。
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   ◎延会について
○小島利枝議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○小島利枝議長 よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
  大変ご苦労さまでした。
                                (午後 3時46分)