令和5年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第5号)

                            令和5年3月17日(金)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第23号 令和5年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第24号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第25号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第26号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第27号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第28号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第29号 令和5年度ときがわ町水道事業会計予算
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
福 田 芳 和 
町民課長
式 守 康 子 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計管理者兼
会計室長
正 木 達 也 
産業観光課長
正 木   彰 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
大 野 健 司 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 

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   ◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより、令和5年第1回ときがわ町議会定例会第5日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりです。
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   ◎議案第23号の質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第1、議案第23号 令和5年度ときがわ町一般会計予算の質疑を行います。
  3月14日に引き続き歳出の質疑を行います。
  一般会計の歳出の質疑に限り款別に行います。
  まずは、予算書の42ページ、1款議会費から88ページ、2款総務費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。皆さん、おはようございます。よろしくお願いします。
  3問について、お伺いします。
  昨日の研修というのかありましたので、少し私も聞き方を変えながらというのか丁寧にというのかさせていただきますので、お願いします。
  1問、ページ49ページ、職員研修の件について、お伺いします。
  大変これは積極的な、町としての姿勢も含めて有効な施策だと思います。その内容について伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、総務課のほうから、研修担当ということでご回答申し上げます。
  新規事業になるんですが、職員自主研修、読んでのとおり、研修会グループに参加して既にお膳立てをされた研修に参加して視察を行うというものではなくて、自分の興味のある部分を自分で選定して、そこの、当地の、主に行政だと思うんですけれども、行政機関と自分で連絡を取って、自分で旅行の行程を組んで、自分の興味のあることをしっかり勉強してきてもらって、帰ってきた後に、町長をはじめ町の執行部に政策提言という形で自分が研修してきた内容を町長にプレゼンテーションをするという一連のこと、自ら全部自分でやるということで、ごくごく少人数、1人またはごく少人数を予定しておりますが、そういう形で職員の政策立案能力を高めていく研修ということでございます。このきっかけになったのが、盛んに町長が我々にご指導いただく中で、ときがわ町の予算の中で職員の育成に係る費用がとても少ないのが気になるというふうなことを我々にオーダーをいただきまして、今回新たに実現したものでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ありがとうございます。ぜひこれは積極的に職員の皆さんに広報していただいたり、あと、あまり制約だとか、あれをやっちゃいけないとかそういうことではなくて、積極的な活用を促していただきたいし、また報告だとか次につなげるとか、これで終わりとかということではなくて、いろんなアイデアも含めた活用をお願いしたいというのが1点です。
  あと、もう一つは、町村会も含めたいろんなメニューがほかにあるんです。だから、それも含めて、単独の町でやる予算、もちろんそうなんですけれども、ほかにもありますので、研修という意味ではどんどんそれに積極的にやってもらったりなんかも含めてお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。1問目はこれで終わります。
  2問目、伺います。
  ページ53ページ、旧消防署と社協の工事の改修設計ということで昨日も伺いまして、私も認識を改めなきゃいけないという点も含めて知らなかったことが多いなと思いました。ただし、課長にもう一回短めに説明をお願いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、53ページ、旧都幾川分署解体設計業務委託、これが、予定で いくと、来年度取壊しをする前に、取壊しをするための設計、ここの部分、建設のことをあまり知らない方だと、建物を壊すのに設計というのはいかがなものかというふうな疑念が生じると思うんですけれども、主に解体の予算を立てるための、どういうふうな壊し方をするか、廃棄物は法律に沿って処分すると幾らかかるのか、人件費はどの程度かかるのか、それから資材費、資材の処分だとか運搬に係る経費は幾らかかるかというのを算定するのがこの設計業務でございます。壊すためには中に入っているものをきちんとした場所に移動させなければいけないということで、その上にあります、旧社協改修工事設計業務委託、空き家になっている社会福祉協議会ほか、車庫や倉庫の部分をきちんと書庫の体裁を整えて、現在見て分かると、鎧張り的な通風がとてもいい環境の書庫になっているんです。その中に入ってみますと、大分書類の整理箱の中にほこりがたまっているような状況、これを改善する工事を行って保存環境を整えていくというふうなことを同時に行ってまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 分かりました。ときがわ町は、ほかの施設というのか取り組まなければいけない、総務課が所管する以外にもあるわけです。計画はもちろんありますけれども、その辺も含めた少しは理解が私もできたかなと思いますので、今後は、逆に言えば、もう少し、今日は直接触れませんけれども、某何とかのところには相当そのままになっているようなところも見受けられるので、計画的に、町全体としてはそういう計画を組んでいただければと思います。
  2問目の質問はこれで結構です。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 すみません、先ほど私の答弁の中で、来年というふうな言い方をしてしまったんですが、令和6年度に解体工事の予定ということで訂正をさせていただきます。すみません、時系列がちょっと分かりにくくて申し訳ありませんでした。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 3問目伺います。
  ページで言うと75ページ、いきいき活動センター清掃業務ということで、こちらに、字面で読むと日常清掃業務という表現なんです。私も昨日伺いましたけれども、日常の清掃業務は当然職員というのが担当しているというのか、それがというふうな受け止め方をしたと。 「した」じゃない、「している」というお話をさせていただきました、それと、122条報告にもあるように、コロナの問題はあるにせよ、利用者が一言で言うとかなり少ないんじゃないかというふうに見受けられると。そういう中で、日常の清掃業務または特殊なとは、例えば浄化槽とかそういうのは全く別な清掃とは違いますけれども、あると思います。ただ、植栽も含めたそういう、自分たちがきちんとした日常的な管理というのか担当しているところは、当然の形としてやるべきじゃないかというのが私の感覚なんですけれども、その辺を伺います。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答えいたします。
  いきいき活動センターの管理事業の中の日常清掃業務委託料、繰り返しの説明になってしまうんですけれども、我々事務職員は、当然本庁舎、第2庁舎、それから公民館であるだとかいきいき活動センターのような貸館の施設も含めて、自分が執務を行うところは自分たちで清掃を行う。それから、玄関だとか廊下、それからトイレ、一般の方がご利用になるようなところは、主にシルバー人材センターの方に清掃をお願いしているというふうな状況でございます。そのようなすみ分けを行いまして、自分の執務室は当然職員が自ら行う。毎日やっているところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私がお尋ねしているのは、自分のところの執務室をやるなんていうのは聞く前の話ですよ。あまりにも、それをほかの人に頼んでいるなんていったら、それこそ言葉は選ばなければいけないんですけれども、何をやってるんだという話になると思います。私がお尋ねしているのは、そうではなくて、会館の、自分たちが管理している会館を自らが、仕事の合間を見たりだとかどういうふうにやるとか、これは酷な話かなというその点です。課長、言いますけれども、50万円近いお金がかかるんです。かかるというか予算を組んでいるというそういう意味です。清掃業務を、その上もいくと27万8,000円、トータルで80万円ぐらいかな。そういう大きなお金が清掃にかかっている、そういう認識です。2つに分かれてますから、足し算しただけですけれども、そういう意味です。
  それで、あまり触れませんけれども、昨日は、要するに人件費の高いお金というのかいろいろありますけれども、そういう重要な任務をしている人の時間を割いて清掃業務をやるんだったら、人材センターとかそういう形でやったほうが効率がいい、費用も少なくて済むと いうお話でしたけれども、私は逆だと思いましたので、そこのところは、もう一回伺います。その点です。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 田中議員がおっしゃっていることは私もよく分かります。しかしながら、私の40年近い公務員経験の中で、例えば職員が外で公共用地の草刈りをしていると、住民の方から、高い時給をもらっているのに何をやっているんだというお叱りを受けることも実はあるんです。どちらのあれを取ったらいいかなかなか悩ましい問題ではあるんですけれども、確かにこの上の清掃業務委託というのは、年3回業者さんに依頼をして、専門の道具を使って床にワックスをかける作業であるとか、あといきいき活動センター周辺整備業務委託料で2万9,000円、これは年2回シルバーの方に頼んで、庁舎の周辺、植栽を含めて草むしりだとか植木を剪定したり、そういったものを外注しております。我々としては、執務時間中はきちんと事務の仕事をやるわけですから、それに専念をして、終業後あるいは始業前に自分たちの事務室の清掃を行うというふうなすみ分けを行ってきているところでございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 今日は触れないようにしようと思ったんですけれども、一つ、清掃という点で見ると、例えば少し早めに来て道路の清掃をするとか、町長に聞けばよく分かるんですけれども、トイレも含めたそういうのは自らやらなきゃいけないんだと私は思っています。それは、課長の話は分かります。課長、いいです。言葉尻をつかまえてという意識は私は全くありません。ただし、清掃とかというのは、極めて気持ちの表れなんです、私はそう思っている。だから、そのことを、今日は金額の話をしちゃ、あまり問題になっているので私も思っていますけれども、実は高い安いの話で行くと、ちょっと調べてきたんですけれども、皆さんというか平均賃金が出ています、30万9,000円。年間でいくと500万円以上になります。1,800時間の執務時間で割ると2,800円ぐらいになります。それに、プラス法定福利、退職金なんかを計算すると、時給でいくと、時給換算ですよ、3,500円ぐらいになるんですよね。なるんです。それはいいんですけれども、そういうお金をもらっているという意識の中で、自分たちはどうやったら経費全体が少なくなる、そこなんですよ、私が言いたいのは。一つ一つの事業に対していつも言ってます、最少の経費で最大の効果を生み出そう、いつも言っています、書いてあります。その表れがそこに来るんじゃないかと思っているんですよ、スタート。清掃というのは見えるところなんです。ぜひそういう意識を、小さいようだけれどもかなり大きなポイントになります。ということで、課長、答えなくてもいいですよ、し ゃべらせてください。ということで、私は3問終わります。
  以上です。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 清掃の件で、渡邉町長から再三にわたり、主に渡邉町長になった時点で、庁舎は自分のお店だと思えというふうなご指導をきつくいただいております。やはり公共機関というのはいろんな方がいらっしゃいますので、役場の敷地内のバス停に空き缶が置いてあったり、たばこの吸殻が置いてあったり様々なごみが散乱しているような状況も見て取れました。そこで、我々は、総務課が本庁舎、第2庁舎それぞれゾーン分けを行いまして、課の守備エリアを定めております。我々総務課はATMの近くから玄関付近が担当なんですけれども、恐らく長島議員はいつも朝あそこにいらっしゃいますので、私がほうきとちり取りを持ってたまに掃除をしているのをご覧いただいているのではないかなというふうに思います。
  そういったことで、従来よりはかなり環境美化ができているのではないかなと感じております。これが時間外にやるという決まりになっておりますので、そのほか、例えば町のお祭りの前には、一斉に5時過ぎに集まって庁舎外の草取りをするだとか、田中議員も深く関わっていらっしゃる花菖蒲園の花柄摘みも時間外に金曜日の夜皆さん集まって、総出で花柄摘みを行うだとか十分やっているつもりでございます。これも、あくまで執務時間外でありますので、あまり強要してしまうと、ただ働きをさせているというふうなことで職員からクレームが来ることも考えられますので、また時給換算すると、そういう田中議員がおっしゃったような数字になるんでしょうけれども、だからこそ、そういったものは専門の方にお任せをして、最少の職員数で施設を回しているというふうなことでご理解をいただきたいというふうに考えます。
  以上です。
○6番 田中紀吉議員 分かりましたので、結構です。
○小島利枝議長 ほかに質疑はございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。3問お願いします。
  47ページ下段総務一般管理事務、1節のところの報酬4,680万5,000円と期末手当883万6,000円、これは会計年度任用職員の報酬、期末手当だと思いますが、昨年より大分多いです。何人増えたのか、またどこへの配置を予定しているのか伺います。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、山中議員のご質問にお答えいたします。
  職員数、特にここは会計年度任用職員のことですので、239ページに会計年度任用職員の数がございます。これが、前年度の109人から111人、2名増加しております。当初予算比較ですので、皆さんご案内のとおり、年度途中で保健師が退職をして欠員が生じている関係で、昨年1名非常勤の保健師を雇用しているところでございます。それが1名増えている。令和5年度は、それにさらに1名を追加して、2名増えてこの数字になっております。身分的には会計年度任用職員です。
  現在勤務中の職員は、申込みをいただいている、今実は募集中で選考中なんですけれども、保健師の、その者は応募があったんですが、まだ1名応募がない状況であります。皆様で心当たりがありましたら、ぜひ保健師を募集中であるということをお伝えいただいて、令和5年度からの保健事業に差し支えないようにご協力をお願いしたいというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○7番 山中博子議員 53ページの一番下、需用費、印刷製本費457万9,000円、令和3年度決算では347万6,000円、そして4年度が398万7,000円、令和5年度が先ほどの457万9,000円と、令和3年度決算と比べると徐々に増えています。プラス51万円、プラス110万円と、金額が来年度予算では大分急増しているように思います。広報紙で2年連続で表彰されたということはとてもすばらしいことだと思います。他自治体では、2色刷と価格を抑えています。どのように考えているのか伺います。増えた理由もお願いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  確かに山中議員がおっしゃるとおり、広報の印刷製本費に係る経費が年々増えているというふうなことでございます。理由は幾つかあるんですけれども、現在物価高、全てのものが値上がりすると。印刷するための紙も上がりますし、原油の高騰に連動してインクですとかそれぞれのものも金額が高くなっているのが一つの要素。それから、担当が皆さん町民の方に、私がいつも指導している広報の使命は町民に物事が起こったことの、何々がありました、何々が優勝しましたということではなくて、行政が抱えている問題を町民の方と共有するために町民の方に問題提起をするのが広報の使命だよというふうな指導をしております。ご案 内のとおり、広報コンクールにおきまして、埼玉県広報コンクールでときがわ町は入選を果たしまして、今全国審査を受けているところでございますが、取り上げたテーマが、ごみの減量化を取り上げました。ごみの収集方法が変わりまして、町民がモデル地域においての取組を特集したものでございます。そういったものを精力的に行いますと、当然ページ数も増えてしまいますし、全体のボリュームも上がってしまう。もう一つは、今山中議員ご指摘のカラー化のページを今回増やすということでコストが上がったということもございます。これに関しましては、本当にカラーページを乱用するのではなくて、必要な部分にカラーを使っていくということを心がけていき、また全体の紙の質ですとかも考慮して、低コスト化を心がけていきたいと。
  カラーページに関しましては、担当がどうのというよりは、町民の方だとかカラーページを求める傾向にありまして、実は私が広報担当だったときも、町民の方から、当時は白黒だったんですけれども、2色にしてくれ、カラーにしてくれという要望が実は町民の方からあったというふうな記憶がございます。適材適所、全てカラーにするのではなくて、強調したいところに色を使っていくというような形でこれもまた考えていきたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 3問目お願いします。
○7番 山中博子議員 67ページの下段、駐車場整備工事、椚平文化センター駐車場整備工事費140万円、馬場公会堂の駐車場整備工事550万円、同じ駐車場整備工事なのにこれだけの差があるという、どのような整備工事をしたのか伺います。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、令和5年度に計画をしている集会所の駐車場整備のことでございます。椚平の集会所には、これまで実は駐車場がなくて、昨年土地を購入して、今回駐車場の整備工事を行うということで、馬場は、新しく建てられた集会所でございます。合併以来建築した駐車場は全て舗装工事が行われている中で、この2つはまだ駐車場がなかったり駐車場が舗装されていなかったりするものを、他と均衡を保つために舗装工事を行うということで、金額の差につきましては、単純に平米数の差、椚平は111平米ということで、馬場は740平米、大幅に面積が違いますので、費用の差になっております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 馬場は越生の葬祭場の関係で公会堂を建てたと思うんですが、駐車場までの整備はしなかったんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 駐車場の整備は一応できておりまして、平らになったところに防草シートを敷設して、その上に敷砂利という形で管理をして、それで完了という形になっておりました。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 一応駐車場の整備がしてあって、今回その金額、550万円かけて工事をするということは、そちらの公会堂の地区からの要望から出たことなんでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 ご案内のとおり、そうです。駐車場の敷地としても広いということと、あと、近隣に児童公園があり、さらに児童公園の駐車場もある中で、かなり面積的に広い敷地を地域で管理しているということで、どうしても敷砂利程度では管理がしきれないということから、地域の要望をいただいて、先ほど申し上げましたとおり、他の施設との均衡を図る上で今回舗装工事を行うという決定に至りました。
○7番 山中博子議員 以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑はございますか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。2点ほどお伺いします。
  ページ46ページ、また施政方針の4ページに当たるところなんですけれども、職員人件費の件なんですけれども、施政方針の中に、町長の公約の中に、第6、女性が輝くまちにというところで、今まで以上に女性の社会参加が必要となるという答弁がありました。町として、どのような計画また姿勢があるのか、お伺いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、施政方針と絡めて、職員人件費のご質問でございます。
  町としましては、男女共同参画社会の到来を迎えて、性による役割分担が決まることなく、従来は男性が課長になって女性が課長を支えるというような恐らく力関係が通例だったのではないかなと思います。合併以来、総務課長が女性であったり、あと今回も町民課長に女性課長を登用したり、積極的に実は職員登用をしているつもりではございます。計画自体は、 女性の登用につきましては、男女共同参画計画等がございます。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 今見ても、1人の女性の方しかいないですよね。また、男女雇用共同参画推進事業が70ページにあるんですけれども、予算で言うと9,000円しか予算配分されていない。70ページの上段という中で、渡邉町長自身は、女性が輝く町にということで公約を掲げて当選されていると思うんですよ。強い思い入れがあると思うんです。そのような中で、計画もあまりない。また、あったとしても9,000円の予算配分というところで、やはりもう少し計画や予算配分を行い、女性の活躍を推進するべきではないのかなと、私はそう思っております。いかがでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 確かに70ページ、71ページの男女共同参画事業に関しましては、予算が9,000円だけという形になっております。これ、令和4年3月、1年前に策定しました男女共同参画プランを策定の年は、様々なアンケート調査の費用であるだとか業者のプランの作成支援業務委託の経費だとか大きな予算がつくのでありますが、実はこの中の男女共同参画の具体的事業につきましては、予算書の中のあらゆる分野に散らばっているというふうなご認識でお願いしたいと思います。直接的な男女共同参画推進事業に予算をつけて云々よりも、例えば今年の広報新年号に、先ほど山中議員が広報の質問をいただいたところなんですけれども、輝いている女性を特集することによって町長と意見を交換して女性の輝く様子を町民の方にご紹介する、これも大いに男女共同参画事業に関わる事業というふうに我々は認識しております。そういった形で、この事業費につきましては大した予算がついておりませんが、実際には、この予算書の中に、あらゆる部分に男女共同参画の考え方が入っているというふうな我々は考えでおります。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 雰囲気づくりはいいと思うんですよ。やはり目標、パーセンテージを明確にして、それに向かって取り組む必要が私はあるのではないかなと、そう思っております。何となくやっています、何となく女性を活用していますではなく、明らかにパーセンテージの目標を置いて、それに向かって取り組んでいく。成熟した女性との社会であるならば、もう男女関係なくという部分は分かるんですけれども、今の段階だと、やっぱり少し強引で も目標値を掲げて、それに向かっていく時期ではないのかな。そうしなければ、やはり女性の活躍というのは望めないのかなと、私はそう思っているんです。
  渡邉町長に最後お聞きしたいんですけれども、これについてどのようなお考えがあるのか、お伺いします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 女性が輝くまち、実際ときがわ町の中でも、現状として非常に女性も活躍しているわけですよね。そういうところをもう少しやっぱりアピールをしていかなきゃいけないということが第一ですね。先ほど課長が言ったように、広報紙でもそういうふうな宣伝をしております。特に女性が活躍している場所というのは、サービス業であったり飲食店であったりと、そういうところは女性が元気でないとやっぱり繁盛しないんです。そういうところに広報あるいは観光のほうにも力を入れて女性の活躍に光を当てていきたいと、こう思っております。
  今、数字的に目標を持てというふうなお話がありましたので、今後そういうふうなこともしていきたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、神山議員が再三数値目標ということで、私も、実は総務課長もあまり経験がなくて知らなかったんですけれども、特定事業行動計画というのをときがわ町が令和2年4月に作成しておりまして、ときがわ町、ときがわ町教育委員会、ときがわ町議会3者が定めた計画が実はありました。その中で、この計画の内容なんですけれども、例えばこれ職員に係る計画でありまして、職員のためのワーク・ライフ・バランス及び女性の活躍推進プランというものの中に様々な決め事がございます。例えば職員の勤務環境に関するものだとか、男の子育て目標の休暇等の取得促進であるだとか、その中で、女性職員の活躍に関する状況で、女性職員に関する割合(常勤職員)というものがございます。目標数値が、令和6年までに女性の採用割合を50%まで引き上げる。それから、管理職の女性の割合(課長級)が20%までに引き上げる。これ、実際のところ計算してみますと、11人中1名でございますので、9%程度、まだまだ実現されていないと。それから、役職段階の職員の女性割合(主幹級)が20%ということで、これは実は目標を達成しております。
  それで、私もいろいろ考えてみたんですけれども、ときがわ町、ときがわ町教育委員会、ときがわ町議会にそれぞれ女性管理職がどれだけいるかということを考えますと、実は一番、 神山議員は副議長を務められておりますけれども、議会が、女性職員が今1名しかいない。しかも、管理職は女性が登用されていないというのが今の課題かなというふうに考えております。
  やはりこれから我々としても、性による役割分担というのは一番まずいと思うんですよね。女性がこういった我々の席にもたくさん座って活躍していく中においては、これは、実はある地方自治体の埼玉県内の団体で女性職員にアンケートを取ったというふうなことを昨日聞きました。そうしたら、女性の職員はできるだけ管理職になりたくないというふうな回答だったらしいんです。その理由としては、議会に出るのがかなり重荷だなというふうなことがあったようです。
  昨日模擬委員会をやりましたよね。ああいった形で、課長がいて、主幹がいて、主査級がたくさんいます。そうなってきますと、たとえこの私の立場が女性であっても、ほかの職員に責任が分散されるというふうな効果があって、そういった意味では、委員会方式がもしかして女性が管理職を引き受けていただく一つのきっかけになるのではないかなというふうな期待感を持っているところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 2問目で引き続きお願いしたいんですけれども、まず、知らなかったということ自体問題じゃないんでしょうか。町長の施政方針で町長がやるぞと言っている中で、総務課長が知らないということは、それはそれで不適切なあれだったのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 その点に関しましては、神山議員おっしゃるとおり、私の勉強不足であったというふうに深く反省をさせていただきます。申し訳ありませんでした。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 ぜひ町長の施政方針、また町長の公約であるわけですから、それをしっかり達成していくというのが職員の一つの仕事、大きな仕事ではないのかなと思いますので、ぜひそこは注意深く町長の考えなり行動なりを見て知っておいていただければなと思います。
  これに関しては、議会もそうですし、先ほどの計画でもそうです。教育委員会もそうですけれども、みんなでやっていかなければいけないことですし、また時間のかかることである と思うんですけれども、ただ、やはりそれをしっかり取り組まない限り、女性が輝くまちにというのは達成できないのかなと思いますので、ぜひ注意深く、予算付けもしかり、また雰囲気づくりもしかり、やっていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 そうですね、女性が輝くまち、私が言うまでもなく、ときがわ町の人口の半分は女性でございます。これまで、我々の反省として、年代を区切った施策というのはたくさんやってきたと思うんです。例えば今でいう子育て支援施策、人口ピラミッドの一番上のところ、あるいは高齢者施策というのは昔からありまして、今や40%程度ある高齢者の暮らしやすさを求める仕事、今回の免許返納の事業もそうでございます。年齢を区切った事業をやっていたけれども、男女別の施策というのはほぼやっていなかったんです。これからは、町長が求める女性が輝くまちの政策を実現するためには、人口ピラミッドの女性のターゲットに絞った仕事というのを全庁挙げてこつこつと取り組む必要があるかなというふうに総務課長としても思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか、3問目は。いいですか、2問で。
  ほかに質疑はございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 3問お願いします。
  51ページ、職員自主研修奨励補助金、田中議員が質問した問題なんですけれども、これ、補助金を例えば通信教育を自分で受けたいというときの補助金は出るんですか。研修とか団体の、県が主催する研修に行ってきました、自分で自らそういうものを選ばないと身につかないと思うんですけれども、どうなんでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 そうですね、想定としては、視察研修を行って町長へ政策提言を行うというのが主な狙いでやったものなんですけれども、実は研修を受けてきたことの評価につきましては、職員の、1年に1回職員の評価をやっておりまして、その中で、実は研修参加の加点というのがあります。例えば自分の費用で、専門の、例えば通信教育で保育士の資格を取得しただとか、その分につきましては評価をして、勤勉手当に上乗せを行うというのは制度が既にございます。今回のものにつきましては、そういう資格取得であるだとかは想定しておりません。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 自主研修のやつが、通信教育を自分で受けたい、こういう勉強したい、そういう職員がおりましたら、そういうところにも配慮いただければというふうに思います。
  2問目、63ページ、SAITAMA出会いサポートセンター事業負担金。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時12分)
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○小島利枝議長 では、再開いたします。
                                (午前10時12分)
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○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 SAITAMA出会い、いいんですね、やって。
  お金を出しているから、昨日結婚できるとかできないとかでお叱りを受けましたけれども。
○小島利枝議長 岩田議員、マイクに近づけて話してください。
○10番 岩田鑑郎議員 はい。
  私は、そういう。
  大丈夫ですか。
○小島利枝議長 大丈夫です。
○10番 岩田鑑郎議員 ですから、どういう形で、昨日も同じような質問になってしまいましたけれども、櫻井よしこジャーナリストは、結婚させる施策を、させるというのはちょっと語弊が、これをするような施策を展開しなければ人口は増えないだろうというような、産経新聞に投書がありましたけれども、やはりそういうことを考えた上での、ただこういうことをやりませんかと言われたからお金を出しますよと、それじゃ駄目だと思うんですけれども、ぜひこれを活用して、結婚しない人は結構いると思うんですよね。ぜひ結婚率とかそういうことを、先ほど言いました、40歳未満で、40歳に限らず未婚の人が何人いるかというのを、何人ぐらい増やすとか、そういう目標を持ってやってもらいたいんですよね。これ、要望になっちゃいますけれども、そういう気持ちはないでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岩田議員のご質問にお答えいたします。
  今の時代、結婚をしないということも一つの個人の考え方としてある中で、なかなかどういうことをやっていったらいいかというふうなところは非常に難しいところであります。ただ、一つ言えることは、結婚をしたいんだけれどもできないという方も実際にいらっしゃるわけなんですよ。そういう方に対して、どう公が支援をしていくかというところになると思います。その一つがこういった、ご指摘にもありました婚活事業、マッチングアプリもここでは使って男女の出会いを助けているわけでございますけれども、最近はそういうネットを使った出会いというのが多くなってきている中では、これも本当に一つの効果を上げている施策だとは思っております。そこにときがわ町も参加をして、このシステムをときがわ町の住民であれば、一般の方が払う参加費よりも安く参加することができるようになっておりまして、少しずつですけれども、このシステムを使っている方、町民も増えてきているというふうな中でございます。
  また、それ以外にも、今回もときがわ町といたしましても様々な婚活事業、婚活事業の補助金も少ないというふうなお話もございますので、そこのところは充実させていきたいなというふうには思っております。また、今回一つの取りかかりといたしましては、ときがわ町出身者の30歳の同窓会という事業も新年度では行うつもりでいます。30歳と言いますと、まだまだ結婚をされていない方も随分いる中で、出会いというもの、これはもともと知っている中での集まりになるわけですけれども、そういう中で、改めて再会するというふうな中で、そういうこともできればいいかなというふうには思っております。
  ただ一つ思うには、結婚したいけれども、できない人たちの中には、やはり将来の生活が不安だというふうなことから踏み切れない方もいるのかなというふうには思っております。それには、やはり生活の基盤としての収入がしっかりしないと、なかなかそこに踏み切れないという方がいるというのも事実です。
  ですから、出会いばかりをつくるのではなくて、やはり今後取り組んでいかなければいけないのは、非正規ではなくて、正規の雇用を増やしていくというふうなことにも取り組んでいかなければいけないのかというふうには考えているところでございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 私もこの役場に勤める方、男性ですけれども、近所にこういう人がいるんですけれども、いいですねと言ったんだけれども、結局マッチングアプリかなんかで見つけた人のほうがいいやという話になって駄目になっちゃったんですけれども、そういう 事業を本当に展開していただきたいというふうに思います。
  以上です。
  3問目、いいですか。
○小島利枝議長 はい。
○10番 岩田鑑郎議員 コミュニティが高齢化によって危機に瀕しているという認識のようですが、地域のコミュニティがね。これ、すみません、67ページ、コミュニティ協議会補助金というのがありますが、これは区長会なんですか。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時19分)
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○小島利枝議長 では、再開いたします。
                                (午前10時21分)
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○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答えいたします。
  66、67ページのコミュニティ推進事業、コミュニティ協議会補助金とありますが、これは区長会とかぶっているというか、同じものでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 何で区長会にしないんですか。コミュニティ協議会にしているんですか。
  それは名前つければコミュニティがうまくいくだろうということで、名前をつけたんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 そうですね、区長会とは同じ組織でありますが、団体的に仕切りがありまして、このコミュニティ協議会で取り組む仕事というのは、主に建設環境課と大いに関係ある地域の道路清掃であるだとか河川清掃を取り組んだ団体に、このコミュニティ協議会からこの補助金が支出されるというふうなすみ分けを行っております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 区長会だと補助金出せないんですか。そういう意味でコミュニティ協議会にしているんですか。
  ここで危機に瀕しているコミュニティを回復させようと、どんな取組をしているんですか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 そうですね、我々最近、これ以前どこかでもお話をしたことがあるんですけれども、区長さんから、なかなか最近、従来は転入した方が区に加入していただけないという問題があったんですけれども、現在は今まで長年入っていた方が、もう私、年取ったんで、区の例えば役員が、班長さんが回ってきてもできませんだとか、こういったコミュニティ協議会が行う除草活動、道路清掃活動に日を定めて出席しましょうと言われても、それがままならないということで、もうこれで会を抜けたいというふうに言っている方が多いというふうなことを区長さんからご相談いただくこともあります。
  そういった場合には、我々がお願いをしているのは、今まで草刈りをやっていて、草刈機を持っていた方が高齢になったならば、今度は鎌に持ち変えてくださいだとか、鎌も危険になったら、今度はごみ袋を持つ役割をさせるなどして、できるだけのことをやっていただければ結構ですと。今まで斜面の草刈りをできていたんだけれども、それも危ないというようなことであれば、それらはぜひやめてもらって結構ですというふうなお話をしています。
  そういったことで、できるだけ、コミュニティを強めるというよりは、コミュニティ力を維持するというふうな努めで指導をさせていただいておるところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員、3回目ですね。すみません、以上で終了になります。
  ほかに質疑ございますか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  先ほど質問すればよかったんですけれども、少し脱線してしまって。
  66ページ、岩田議員の引き続き、行政区運営に関してなんですけれども、町長の施政方針の中にも「地域力を生かした安心安全なまちに」ということで、第4として改めて地域力向上のための取組に力を入れていくという答弁がありました。
  いや、私としても、ここに来てコロナがあり、大分地域力の低下が見受けられるかなと。また人口減少による、また高齢化による低下というのは著しいものではないのかなと思っております。
  そのような中で、町としてどのように対策を考えているのか。
  また、この令和5年度において予算配分等を行っているのか、お伺いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  先ほど集会所の駐車場整備の話をさせていただきましたが、共同作業、例えば道路清掃、道路愛護を行うために、皆さん集合場所が集会所だったり、恐らく地域のコミュニティのよりどころが確実に集会所が大きな力を担っているのではないかなというふうに考えております。
  町内の集会所が築40年とか45年だとか迎える中で、それを合併以来、新しく更新作業を行っております。老朽化した建物を新しく更新して、地域の皆様の寄り合いに支障がないようにやっているのもその一つ、あるいは先ほどの男女共同参画がこの予算書の中に溶け込んでいるというふうなことを申し上げましたが、山ア課長が行っている地域のサロン活動だとか、民生委員さんにご協力をいただいている年1回の地域のふれあいサロンという中で、高齢者が集会所単位で集まってひとときを過ごす、そういった事業もこのコミュニティづくりに大いに役立っているというふうに我々は考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 集会所という件ですけれども、私はそこのハードの部分はそこまで影響しないのかなと、そう思っております。やはりソフトの面で、人がいなかったり、高齢化だという部分で、また集まる機会があまりないという部分があるのかなと思っております。
  そういう中で、少しやはりデジタルを活用したり、様々な方策をどこかしらで試していかなくてはいけないのかなと。ごみ問題で言うと、少し特区をつくって実験的にやって、成功すれば全町に広げるというやり方もありますけれども、こういうコミュニティの維持、維持ですよね。向上じゃなくて維持していくためには、どこか特区をつくって、少しデジタルなど、また新しい試みをやってみて、それが成功すれば全町に広げるとか、そういう新たな取組も、考え方も必要ではないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 そうですね、先ほど神山議員、ごみの特区、モデル地区で、広報、まさに受賞作品が地域でごみ問題を真剣に考えて、ごみ、主に重さを軽くするにはどうしたらいいかという工夫を本当に地域で真剣に考えていただいた記事を皆さんご覧になっていただけ たと思います。あれも一つの手段。
  それから、今度体育祭が、あれもやはり年に一度ですけれども、地域の方がグランドに集まって、それぞれの競技に参加していただいて地域の輪を広げていくというのも一つのコミュニティ、それから福祉施策というのは、先ほど私が言いましたけれども、今度役場というところを離れて、社会福祉協議会でラジオ体操活動というのもやっていますよね。あれも恐らくコミュニティに大いに寄与していると。
  神山議員、デジタル機器というふうなことを聞いて、私もちょっとぴんと来たんですけれども、コロナ禍のときに、予算が許すならば、例えば区長さんにタブレット端末を1台ずつ配っておいて、役場に来なくても区長さんが総務課、行政区担当の者と、例えばテレビ電話で話ができるだとか、区長宛ての通知、これをタブレットを通じて電子メールでやり取りをするだとか、そういった利用も実は考えたことがございました。
  いずれは恐らく、近い将来そういうもので、遠く離れていても、あたかも目の前にいるような相談環境が整うのではないかなと思いますが、それも一つの課題として研究させていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 デジタルと一言で言っても、私も言いましたけれども、なかなか難しい部分も正直、高齢者にデジタルをと言うと、難しい部分も重々承知しておりますし、私なんかも、回覧板なんかも昔はこんなの要らないのかなと思っていたんですね。デジタルで配信されればと思いましたけれども、でも回覧板もやっぱり行って挨拶すると、それはそれでコミュニケーションというか、安否確認というか、そういう部分にもなるわけですよ。だから、そういう部分も大切なのかなという部分は重々承知しているんですけれども、やはり町として、ここでコロナが収束して、じゃ次の地域をどうつくっていくかというのを本気で考えていかないと、今までの惰性で来るのでなく、ここで一回立ち止まって、じゃ地域を本気でどうするんだと、どうやって維持していくんだというのをしっかり本気で考えてもらいたいんですね。
  それはもちろん、できる、できない、それは地域がやってもらいたいもの、行政がやりたいという、その区分けもあると思うんですけれども、改めてここで地域について考えていただきたいなと思うんですが、渡邉町長、最後にお聞きしたいと思います。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 先ほど課長の話の中にもあったように、今、行政区から離れていくというか、 そういう方が増えてきまして、それは一の原因は、やはり高齢化をして年金暮らしの人が増えてきて、それで区の負担が、区費が何千円、場合によっては隣組で一括で1万円納める区もあるんですよね、私たちの区もそうなんですけれども。そうすると、年金暮らしの方はそれがすごく負担になる。それから、年に3回も道路清掃とか、もう80過ぎますとなかなかそういうところにも出ていくことすら大変ということで、地域がどんどん弱くなっていくという感じがあります。
  そんな中でなるべく、一番の原因が区費の問題とかありますんで、そういうところも組織強化費というような各行政区に出しておりますので、その組織強化費の使い方を指導しないといけない。その組織強化費を区費の会計の中にただ入金ということで入れてしまう。それは組織強化なんだから、そのお金をできたらそういう高齢者の方への区費の負担とか回していただければ、その分幾らか負担になるかなということがあります。
  それからあと、結構気がつかないで地域をまとめておる大事なことが、イベントごととかお祭りなんですよね。皆さん負担がかかるんですけれども、イベントやお祭りをぜひ続けてもらいたい。そのために観光協会とか、あるいは商工会もそうなんですけれども、先頭になって地域のお祭りを盛り上げてもらいたいという意味も込めて、町のほうは補助を出しているということもありますね。
  それからあと、先ほども出たとおり、ラジオ体操の効果というのが割とありまして、一昨日、越生町にそのラジオ体操の視察に行きましたら、今ラジオ体操をやっているところ、8地区ありまして、そのラジオ体操に毎日来る町民からのいろいろな意見を実現するために、ラジオ体操予算というのを100万円組んでいるというんですよ。それで、町民から小さな要望がきたときになるべくすぐやるようにと、そういうことで何かこれはすごく面白い事業だなと思って、私、来年度、令和6年度ぐらいにはそういうのもやろうと思っております。
  いろんなことで、やはり地域の方がコミュニケーションを取る、いろんなところに共同でいろんなことをする。例えば月一食堂で一緒に食事をすることでもいいんですよ。それでもやっぱり地域力は保てるんで、そういう細かいところから地域力が衰えないようにやっていこうと、こう思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時50分といたします。
                                (午前10時36分)
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○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時50分)
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○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  2問、お願いします。
  最初に、59ページの情報システム管理運営事業の中の電算業務委託3,077万3,000円という項目がありますが、3,077万円、大変大きなお金なんですけれども、この内容についてご説明願いたい。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの畑議員のご質問にお答えいたします。
  こちらにつきましては、職員がふだん使っている財務会計ですとか、人事給与ですとか、そういったシステムにつきまして、既に当初導入してから、こちらにつきましては5年が経過しておりまして、1年再リースをしていたわけでございます。
  そうした中、保守業者からこの4月以降につきましては、もし故障した場合に部品の調達がもうできないような古い機種になっているものですから、更新をしなければ日常の業務に支障を来すというふうなことから、これの更新を行うものでございます。
  金額として大きなものになっておりますけれども、細かいいろいろなシステムを入れ替えることによって、それを積み上げた結果、これだけの金額になっているところでございます。
  当初はリースという平準化も考えたわけでございますけれども、やはりリースをすることによりまして、トータルで考えると町の負担が、金額が大きくなるものですから、財政が許す中では購入をしてしまったほうが、全体的に見れば町の有利に働くということから、今回決断をさせていただいたところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 はい、分かりました。
  町の財務会計、グループウェアと、行政事務というんですか、これを効率的に行うという ことで事業概要の中に書いてあるんですけれども、大変大きなお金ですので、ぜひ有効活用してもらいたいということで、1問目はこれで終了します。
  2問目です。
  次のページ、61ページです。
  これもコンピューター関係で同じなんですけれども、ネットワーク管理運営事業の中でセキュリティ強靭化、これも大きなお金で3,225万3,000円ということでかかっておるんですけれども、これについてもちょっとご説明願いたい。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 引き続きお答えいたします。
  ただいまご指摘いただいた部分につきましては、これは町のホームページですとか、職員がインターネットを活用するときにかませなければいけないシステムになるんですけれども、要するにいろいろとインターネット上で外へ出ていくに当たっては、ウイルス等に気をつけなければいけない中で、それを制御するためのシステムになります。
  これにつきましても、先ほどご説明したような同じ理由になりまして、更新をしなければ事務のほうが滞ってしまうというふうなことから、同じように積み上げた結果、これだけ大きなものになっているところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 説明で、このような3,225万円、大変お金が動くわけなんですけれども、これを委託するに当たって、項目が違うんですけれども、一括して先ほど私が電算システム委託料3,000万円、前のと一括して同じような感じで業者に見積り等、入札かかるんですけれども、して、1回でしたほうが2つやるよりかいいような気がするんですが、そういう考えはないんですか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ご指摘いただいたような内容につきましては、あくまでもこれ予算上は事業別に予算を組み立てているものですから、別に表記をさせていただいておりますけれども、執行段階では一緒にして執行するということも可能でございますので、そうすることによりまして経費率等が下がってくるというふうなことも考えられますので、そちらのほうも考えながら執行のほうを進めたいと思います。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 分かりました。
  大変大きなお金なんで、ぜひ皆さんの血税でやっているものですから、そういうのも勘案して執行していただければいいかと思います。
  以上です。終わります。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  2番、杉田議員。
○2番 杉田健司議員 2番、杉田です。
  63ページ、若者定住化促進事業の中の企画運営業務委託、30歳の同窓会について、内容のほうをよろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの杉田議員のご質問にお答えいたします。
  今回新年度の新規事業ということで企画した背景といたしまして、ときがわ町の人口推移を見ますと、やはり15歳から29歳の若い人たちが減少をしております。特に女性が減る割合が大きくなっている中で、これがやはり人口減少の主立った一つの要因であるというふうに捉えているところでございます。
  そうした中で、30歳という年齢がやはり人生の中でもいろいろと転換期を迎えてきている年代になってきます。それは早い人であれば、結婚して子供が学校に上がるような年齢であったり、また就職をして、やはり転職を考える年代であったりですとか、あとは今30歳では独身の方、普通にいらっしゃいますけれども、やはり結婚を考えるというふうな年代でもあります。
  そうした方たち、それも特にやはりときがわ町にゆかりのある方、要するに中学校を卒業した皆さんがよく同窓会というのをやると思うんですけれども、そこに町も絡むことによって同窓会を企画して、そこに町はこういうふうな子育て支援策をやっていますよですとか、移住の支援策をやっています、そういうふうな情報を流すことによりまして、その方たちの人生の選択肢の一つにときがわ町を入れていただいて、やはりゆかりのある方でしたらば親等もまだいる方がいらっしゃると思いますんで、やはり親のそばに戻ってきていただくとか、Uターンを促進していきたいというふうに考える中で企画をした事業でございます。
○小島利枝議長 杉田議員。
○2番 杉田健司議員 大変いい事業だと私自身も思っております。
  72万6,000円の内訳をお願いいたします。
○小島利枝議長 企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 この経費につきましては、主に業者のほうにお願いをして進めていただくわけでございますけれども、その同窓会の会場の借り上げですとか、また、この対象者の中に町内に今いらっしゃる方がいますんで、その方に幹事役となっていただきまして、いろいろと準備を進めていただく中では、その方たちへの謝礼ですとか、そういったものを計上させていただいております。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○2番 杉田健司議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  3問お願いします。
  まず、59ページ下段の負担金、全国過疎地域連盟負担金4万円、昨年4月ときがわ町は過疎地域指定となったわけですが、過疎地域連盟とはどのような活動をするのか、入らなければならない組織なのか、伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問でございますけれども、全国過疎地域連盟というものは、日本全国の過疎地域に指定された自治体が加盟をしているものでありまして、これが昨年の4月1日現在でいきますと、市町村で926自治体、都道府県でいきますと47都道府県、全都道府県になるかと思うんですけれども、こういったところが加盟をしているところで、連盟の目的といたしましては、過疎対策事業の充実強化を図り、過疎地域の持続的発展を促進し、もって過疎地域における産業、経済の発展振興と、地域住民の生活文化の向上を図るという大きな目的がございます。
  取り組んでいく内容といたしましては、施策の推進ですとか、予算の確保のための運動、これは大きくは国に対しての働きかけというふうなことになろうかと思います。過疎債なんかの国の予算の確保についても、ここが寄与されているというふうなことになろうかと思います。
  そのほかにも、過疎地域の持続的発展のための研究ですとか資料の収集、こういったものを共有するためのもので、資料をつくっていただいたり、研究をしていただいたりというふ うなこと、またそれを全国の過疎の自治体の紹介ですとかの機関紙の発行ということが主な事業になっております。
  必須かどうかということですと、必須ではないというふうなことにはなりますけれども、やはりときがわ町といたしましても、こういったところに加盟することによって、いろんな情報をこちらのほうに入れていただけるというふうなこともありますので、有利に働くというふうなことから加盟をしたところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい。2問目お願いします。
○小島利枝議長 お願いします。
○7番 山中博子議員 65ページの一番上、若者定住化補助金1,065万円、若者定住化補助金の中には、拡大された空き家リフォーム助成金や定住促進住宅取得補助金が含まれていますが、その内容はどのように拡大したのか、伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、まず令和3年度から新たに住宅取得補助金ということで、これは町外から入ってこられる方だけでなくて、町内にいた方が実家のそばに家を造ったりですとか、そうしたときにも補助金のほうが対象となるということでございまして、これは対象といたしましては、45歳以下の若い人たちですとか、中学生以下の子供さんがいる世帯ですとか、そういったことが対象要件になってきまして、同じようにリフォームの補助金につきましても、その時点で同じように見直しを行いまして、今まではリフォームですから古民家というか、空き家に入ってこられる方が改修をするというふうなところで補助金のほうを出していたわけですが、やはり空き家ですから、ごみが散乱していたりするというふうな中で、そのごみの処分費も対象にしたりですとか、そのときには2分の1の補助率だったんですけれども、それを10分の10、100%を補助、ただ上限が50万円というふうなことで設定をさせていただいたというふうなことで、拡大のほうをさせていただきました。
  ただ、令和5年度の予算につきましては、令和4年度から5年度にかけましてはそういった内容の改正はございませんけれども、実は令和3年度に住宅取得の補助金を立ち上げたんですけれども、そのときにはたしか8件の利用があったんですが、それが令和4年度には、まだ途中ということですけれども15件。これは藤坂の分譲地の方も含めてになりますので多 くなっていますけれども、それを除いたとしても12件ということで、随分活用していただける方が増えてきているというふうな中で、予算のほうも規模が大きくなってきているというふうなことでございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 今、令和4年度15件、まだ年度末まであると思うんですが、それだけ増えているということは、新しく家を建てている方がときがわ町で多いと理解してよろしいんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 はい、おっしゃるとおりでございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 はい、結構です。
  じゃ、3問目。
○小島利枝議長 3問目、お願いします。
○7番 山中博子議員 64ページの地域おこし協力隊推進事業でいいんですよね。4月から着任とのことなんですが、どのような業務に就くのか、伺います。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 空き家掘り起こしのための地域おこし協力隊の隊員でございますけれども、この隊員につきましては、もう既に就任している空き家掘り起こしのための集落支援員、こちらのほうがいるんですけれども、その方と協力をして空き家の掘り起こしを進めていただく。
  もう一つ、地域おこし協力隊員の使命といたしまして、今まではなかなか窓口が一本化できていなかったんですけれども、要するに移住定住の相談、こちらのほうも一手に引き受けていただいて相談を受けていただく。また、それに付随して、雲河原地内にあります、おためし住宅「やまんなか」、こちらの管理もしていただこうと考えております。
  以上でございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○7番 山中博子議員 以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 2問です。
  ページはありません。施政方針の中から、「人口増加のまち」といううたい文句がありますが、ずっと減り続けていて、この「人口増加のまち」のための施策というのはどういうものがあるんでしょうか。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前11時07分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時08分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岩田議員のご質問にお答えいたします。
  「人口増加のまち」というふうな大きな目標になっております。総合振興計画の中では、やはり人口の減少率を穏やかにするというふうな目標の中で進めているわけでございますけれども、人口増加させるという意気込み、ここのところは町長の気持ちが出ているところじゃないかなというふうには思っております。
  そういう中で、じゃ、実際に人口増加させるためにどういうことをやるかというふうなことになりますけれども、それにつきましては、まず一つ大きな要因として、じゃ、人口増加させるためにはどうしていったらいいか。
  一つは今いる方が町外に出ていかないようにする施策、これがまず一つあって、その上に人口を増やすために、やはり町外からの転入を増やす、そして町内で産まれる子供を増やすというふうなことになってくるのかなというふうに思っております。
  そういう中で、やはり過疎債を活用して、いろいろと環境を整備することも町内から出ていかないというふうな施策につながっていくものと考えておりますし、また「食と教育で選ばれるまち」、選ばれるというのは、今住んでいる方がときがわ町に定住することを選ぶというのも一つですけれども、町外の方が幾つもある自治体の中からときがわ町を選ぶ、選んでいただける、それも一つだと思っています。ですから、そういうふうに食と教育を充実させることで、町外から呼び込むというふうなことも一つの働きかけ、施策になりますし、子育て支援を充実させることで、じゃ、ときがわ町で子供を育ててみようか、じゃ、子供を産もうかというふうなことにつながっていくというふうなことも、一つの人口増加策ではないのかなというふうに考えているところでございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今まで総合振興計画をつくって減ってきているわけですよ。同じような政策をやっていたんじゃ駄目なんじゃないんですか。増えないんじゃないんですか。
  「人口増加のまち」というのは、あまりの理想を追い求めた、それ、どうかすればいいですよ。せめて施策です。政策です。「人口の減らないまち」ぐらいにしたらどうなんでしょうか。
  過疎地域を脱却したいという思いがあろうかと思うんですけれども、今までやってきて全然増えなくて、同じようなことをやっていたんじゃまた減りますよ。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 なかなかこれは実現はできないと思うんですけれども、いろいろと数字を見ていきますと、全く可能性のないことではないんですね。毎月自然減が大体25人。これは大体高齢者です、お亡くなりになってくる方が。だけれども、最近は社会増になっているんですね。社会増だけれども、ときがわの中に平均すると二十五、六人入ってきます、毎月。だけれども、出ていくほうもそのぐらい出ていってしまっていたんですよ、今。だけれども、今は出ていくほうは少ないですね。入ってくるほうは僅かに2人、3人なんですけれども、自然減が今25人、毎月ですよ。社会増が2人か3人。だけれども、自然減のほうはどんどん増えていくんじゃなくて、ある程度で、少しずつですけれども、自然減の25人が20人になり、15人ぐらいまでは抑えてくれるんじゃないか。そうすると、社会増がそれに追いついてきたターニングポイントのところから増えていく。だから、今のときがわ町の人口を2万人にしようとか、3万人にしようとかという、そういう計画ではないんですよ。自然減と社会増のこのせめぎ合いのところで、何とか自然減を抑えながら社会増を増やしていこうと、こういうことで人口増加のまちへというふうな内容なんですね。その辺をひとつ誤解のないようにしていただきたいと思います。
  そして、積極策として今企財課長が言ったように、20歳から30歳ぐらいの女性の流出が多いと。何とかそれを戻ってきてもらいたい、それから定住化政策で移住してくる人を増やしたいと、そういうような積極策はあります。それから、また高齢者の健康寿命を延ばすということも緩やかな自然減につながっていくんじゃないか、その両方を政策で早く自然減と社会増のターニングポイントを見つけて、これ以上もう人口減らないぞと、これから伸びていくんだと、そういうようなことを考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、その時点で人口のまちにすればいいじゃないですか。だって、施策がついていかないのに、どうしてついていかないのに「人口増加のまち」にするということを断言するんですか。
  今までも町外からの施策だってやっているし、それから、これから出ないような施策だってやってきているんでしょう。総合振興計画、それはそういうことを目指しているんでしょう。じゃ、何年からそのあれを統計で分析して、何年から増えるまちにしたほうがいいんじゃないですか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 それは私の施政方針演説でございますんで、私がときがわ町の町政を担っている間はそういう考えでいきたいと思っております。
○小島利枝議長 3問終わりました。2問目にお願いします。
  岩田議員、2問目は。
○10番 岩田鑑郎議員 「食と教育で選ばれるまち」ということなんですけれども、教育、町外にどういうPRをしているのか。
  教育というのはどういう形で選ばれるのか。施政方針ですよ。
○小島利枝議長 款ごとのあれで施政方針を絡めるんで、款が絡めていないと駄目なんですよ。
  休憩いたします。
                                (午前11時16分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時16分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 岩田議員、2問目は取消しでよろしいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 はい、取り消してください。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか、
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  1点ほどお伺いします。
  大分岩田議員が地ならしをしていただいて、聞くこともあれかなと思うんですけれども、 全体的に過疎債の事業についてちょっとお聞きしたいんですけれども、先ほど来「人口増加のまち」という施政方針ありました。町長も私たちも選挙を経てここにいるわけですので、なかなか公約において人口減少を緩やかにするとか、そういう文言はなかなか難しいのかな。やっぱり「人口増加のまち」というのはインパクトがありますし、明るい展望が開けている中で、こういう公約もしようがないのかなという部分は思う反面、本当にその現実を直視しているのかなという部分も正直思います。
  やはりもう現実を直視しなければ対応できない。あまり高き理想を掲げてやるというのも分からなくはないんですけれども、そこら辺の少し葛藤もあるのではないのかなと思う部分があるんですけれども、そのような中で、施政方針の中で、9月には過疎地域持続的発展計画が策定され、「令和5年度から指定による支援措置を最大限に活用し一日も早く過疎地域から脱却できるよう努力してまいります」、これは「人口増加のまち」のところに書いてあるわけですね。じゃ、果たしてその過疎債の利用によって、「人口増加のまち」になるような施策が打たれているのか。今回19事業ありますけれども、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの神山議員のご質問でございますが、過疎債を活用して「人口増加のまち」に寄与しているのかというふうなご質問でございますが、先ほど岩田議員のご質問にもお答えしたように、人口を増加させるための施策として、一つは今町内にいる方を外に出さない、ほかの自治体に流出させないというふうなお話もさせていただきました。そういう中では、やはり今住んでいる方たちの生活環境を整え、住みやすくすることが、まずは流出を防ぐというふうなことにつながっていくと考えております。
  今回の過疎債につきましては、そうしたことを整備するために充てさせていただいているのが主なものとなっております。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 先ほど岩田議員の答弁、荒井課長言っていましたけれども、じゃ、それをこのまま書けばよかったのではないのかな。そのほうが分かりやすい施政方針ではなかったのかなと、率直にそう思っております。
  やはりもう少し「人口増加のまち」にするんだ、先ほど渡邉町長、強い思いで決意を述べられておりました。そのような中では、もう少し大胆な施策を展開するべきではないのでしょうか。
  せっかく過疎債が使えるわけですから、それについて今回見る限りでは、インフラの整備、 保健センターの整備だと思うんですね。ではなくて、宅地造成だとか、いろいろな展開ができると思うんですよ。そこは少し渡邉町長の熱意と現場の施策があまり反映されていないのではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。渡邉町長にお聞きします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 この「人口増加のまち」、これを私の公約の中に上げるかどうか、非常に悩みました。しかしながら、やはり希求水準というんですか、やっぱり理想を掲げないとそこに到達ができないんですよ。一つ上の理想を持っていないとね。それで思い切って「人口増加のまちに」というお話をしたんですが、職員の方もこの施策を具体化するのが非常に難しいんではないかなと思っておるんですが、何しろこの任期中にこれからターニングポイントが来ればいいなと期待しているところですが、非常にこれは難しい問題です。だから、我々もそう、また議会の皆さん方と一緒に、人口減少を止めて、そして増加に転じるような政策をまた今後も考えていきたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 確かに理想を掲げるのは分かるんですけれども、テストなんかも100点を目指して、80点だったり、90点だったりするわけですよね。やっぱり最初から80点取ろうというよりは100点を目指す。その上で結果が80点だったというわけですよ。ただ、現実問題、レベル的にもう20点、30点のレベルで、その人間が100点を取るぞと言っても、やはり現実的に合っているのかどうか、目標設定が合っているのかどうかという部分も問われてくると思うんですよ。
  先ほど社会増、自然増とありましたけれども、東京都は2030年からもう減っていくわけですよ。東京都は今財政が豊かですから、あの手この手でこれからやる。多分、自治体間での競争が激しくなる。そうなったときに、ときがわ町は多分、厳しい言い方すれば勝てないと思っています。その中でどうやりくりしていくかというのも、もう少し地に足着いて考えていかなければいけないのではないかなと。
  掲げるのはいいと思います。ただ、やはり現実の問題をしっかり見据えて施策を打っていってもらいたいですし、過疎債の活用という部分も最大限に活用していただきたいな。そして、それができればインパクトがあるような施策に展開してほしいなというのが私の考えなんですけれども、もう一度お伺いします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 何ですか、なかなかウルトラCは出せないんですけれども、例えば先月臨時議会で通していただいた十五の春の政策とか、そういうことも子育て世代には私は大きなインパクトがあったんではないかと、こう思っておるんですよ。だから、そういう政策を重ねながら、やっぱり移住を増やしていく。それから、また高齢者の問題も、今ときがわ町は女性の健康寿命が埼玉県下55位ぐらいなんですよ、健康寿命がね。だから、女性の健康寿命をやっぱりあと1年延ばしてやることでも、これは消極的な政策ですけれども、人口減が一月25人から緩やかになってくるということでございますね。
  それから、婚活問題、もちろんゼロ歳から100歳までですが、婚活の問題、それから結婚、出産、子育て、全ての面で、やはりときがわのオリジナルを出していかなければいけないと思っておりまして、ふだんから職員には発破をかけているところでございます。
  婚活問題も、商工会、それから観光協会に補助金を出しているわけなんで、私もいろいろと指導しているところでございます。
  来年度は、あ、こういう婚活もあったんだなというような婚活もやりたいと思っておりますので、ぜひ期待をしてもらいたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○小島利枝議長 これをもって、1款から2款の歳出の質疑を終了いたします。
  次に、予算書の90ページ、3款民生費から、128ページ、4款衛生費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  2点伺います。
  ページでいきますと、101ページ、高齢者介護保険事業の計画策定委託費ということで、332万円ちょっとですね。前回、課長のほうで報告がありましたけれども、大変職員の方が頑張っていただいて、昨日預かりました資料、大変すばらしい内容だと思うんですよね。
  それで、その次にいきますと、これは残念な話なんですね。これを外部委託するというのは300万円ですよね。だから、私が言っちゃいけない。ぜひその中身を伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  昨日も少し触れさせていただきましたが、福祉課の中では4つの計画を常に維持をしているところなんですが、4つのうち3つの計画につきましては一部業者委託をしている、そういった状況の中で、今回第9期の計画、高齢者の計画をつくる必要があり、今回予算計上させていただいたんですが、あくまでも一部を委託しているということで、丸投げしているわけではなくて、当然、今年度、既に事前準備としてニーズ調査とかも行っておりまして、ニーズ調査につきましても、部分的な発送とか調査内容をつくるところまでは我々が直接やっておりますので、そういった部分で部分的な委託につきましては、ある程度はご理解いただきたいと思っております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 計画の報告書も含めて、他の市町村じゃないんです。この間、視察に行ったとき、大変いい示唆を受けたんですね。国・県の要請も含めた後、計画の更新というのが来ると。それを全て受けて委託をするという形で、結果としてつくったというんじゃなくて、自分たちの町に合った、自分たちの積み重ねも含めたものをつくるのが次の段階に非常に生きるんですよと。結果としては、そのもののほうが中身も充実というよりか、ただたくさんのいろいろ、あれやりました、これもやりました、こういう計画をつくりました、それで終わっちゃう。それで、次のまたサイクルのときにというものが多いと。そういうのを反省したという話をこの間行ったとき聞きました。現場は大変なこともあるんだけれども、集約されたというのか、自分たちの規模に合った、身の丈に合ったものをつくる、そのほうが効果が高いというお話だったんです。
  だから、今回は反対する意味ではないですけれども、前回、昨日お伺いしたのは大変な、逆に言うとこの計画よりもすばらしいんじゃないかというような、私も見ましたけれども、あれだけのものができるんですから、ぜひ職員に含めてつくっていただけたら、今回はあれですけれども、と思うんですけれども、もう一度伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  現在、福祉課におきましては、高齢者を担当している職員が3名おります。かなりの事務量なんですね。こういった中で、まるっきり委託しないで全てを直営でというのは、事務量的にも大変厳しいところありますので、その辺につきましてはご理解いただきたいと思いま す。
○6番 田中紀吉議員 分かりました。結構です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
○6番 田中紀吉議員 じゃ、2問目伺います。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○6番 田中紀吉議員 2問目は123ページ、地域エネルギー活用事業ということで、全協の中でもお伺いしまして聞きましたけれども、急速充電器を設置するということで、今大変この技術が急速に変化というのか、進んでいます。または、なかなか行政が設置するには難しい部分もあるんですけれども、急速でない普通充電器というのはいわゆる50万ぐらいからある。それで、民間の施設、それから直売所だとか、ゴルフ場だとか、そんなところに無料または低価格で設置できるという提案もあるんですね。だから、まず急速充電器について1基、第2庁舎のこちらに設置をするというお話を伺いましたけれども、それだけなんでしょうか。伺います。
  この中身808万ですよね、かなり大きな予算になると思うんですけれども、計画の概要というのか、中身というのかお尋ねします。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、この急速充電器808万5,000円の内訳についてご説明をさせていただきます。
  こちらについては、今第二庁舎の駐車場に1基、これが60キロワットのマルチというもので、2口充電する口がついているものを1基設置をいたします。
  これは本体が約500万、工事費が約320万ぐらいかかるんですが、その中で、これ補助金が環境省の補助金がつきまして、こちらが360万円ほど補助金がつくものでございます。
  まずこちらの内訳については以上でございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 だめだとか不足しているというお話しで私は思ってはいません。
  ただ、地域エネルギーということで広く考えれば、狭く1基云々ではなくて、今後の計画としては、トレーニングセンターとか、図書館とか、少し時間を取れるような形で少し受けるということでいけば、例えば普通充電器でも、あとお隣の国でいけばかなりの普及度があるわけですよね。
  そのことも含めて、この下に小水力のもありますけれども、今後の計画としてどういうふ うに考えているのか、その点も伺いたいんですけれども。
○小島利枝議長 加藤環境建設課長。
○加藤光典建設環境課長 今後の計画なんですが、今のところ急速充電器につきましては、これを1基設置して、その先についてはまだこれからの普及というのは先ほど田中議員のほうからも急速な技術革新というのもやはりあるんですね。あとは、今の急速充電器がある位置が既存で旧の玉川のほうに2基あるんですね、町内に。なので、その先をどういうふうに展開していくかというのは、まだEVの普及状況等を見て、今後検討はするんですが、先ほど言われた普通充電器については、確かにおっしゃるとおり、かなり少ない費用で補助金も多くつくようなものでございます。ときがわは特に西側が今全くないような状況で、その飯能寄居から西側で特に電気自動車というのは山に弱いというか、やはり高低差のあるほうに一つでもあれば安心ができるということを含めると、町有施設何かに、そういった普通充電というものの設置については、検討ができるかなというふうに感じております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 お隣の国はここ10年で一気に変わったというんですよね。真似するという部分では私も思ってはいません。ただし、今後の温暖化だとか、エネルギーの問題だとか、それから長期にどうするんだということも含めると、もう少し検討をきちんと計画するというんですかね、そういうことが求められるというか、必要なんじゃないかと思うんですね。課長も今おっしゃいましたけれども、西の地区へいくと給油するだけでも10キロもあるんだという話しも伺っているんですね。だから、そういうのを先に展望を示すということが、そうすると次の段階では、石油エネルギーではなくて、そういうのが充電ができる。あと自宅にもこういう形のができるというふうになると、次のステップを目指せるんじゃないかと思うんですね。
  だから、今回は予算がこれはこれとしてありますけれども、計画をぜひつくっていただきたいということが最後に伺います。計画のことです。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  まず、やはり配分というのが大事だと思うんですよね。ここに1基つくって、トレセン、図書館にというのはやはり場所なんかも近過ぎるので、ただ、急速充電と普通充電という、その辺のすみ分けもありますけれども、将来今とも国のほうで今急速充電器って8,300台ぐらいあるんですけれども、2030年までに3万台に増やすという国のほうの計画があります。
  周りのそういった急速充電の設置の状況等見ながら、普通充電も含めて計画のほうを検討してまいりたいというふうに考えております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  3問お願いします。
  まず、121ページの一番上、備品購入費170万円、これは屈折検査機器で、目の異常を検査するものとのことでしたが、かなり高額です。取扱は誰がするのか、医師ではなくてもできるのか伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 ただいまの山中議員のご質問にお答えいたします。
  今回備品購入費ということで、屈折検査の機械器具の購入を計上させていただきました。こちらの操作につきましては、看護師ですとか、保健師が対応することになります。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 これは、医院とかそういう医師関係のところで購入するものでなくて、ときがわ町が購入するということですけれども、これは年間どのくらいの人が検査するために購入したものなんでしょうか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 それでは、お答えいたします。
  今回この検査に関しましては、子供の3歳児健診のときに活用する予定となっております。
  ですので、年間にすると40名ほどになるかと思われます。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 この機器については、どのぐらいの寿命と言ってはおかしいんですが、使えるものなんでしょうか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 一応、聞いたところによると、5、6年という話しは聞いております。
○7番 山中博子議員 2問目お願いします。
○小島利枝議長 お願いします。
○7番 山中博子議員 同じく、121ページの下段、委託料、予防接種委託料2,954万7,000円のところです。
  この中には、今年度新たに帯状疱疹分として61万6,000円が含まれているとのことですが、実際に接種料金がどのくらいかかり、どのくらいの補助なのか伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 令和5年度にこの予防接種に帯状疱疹のワクチン接種を予定しております。
  こちらに関しましては、2回接種のものがありまして、そちらは1回がおおよそ2万2,000円から2万5,000円ぐらいかかるという話を聞いております。
  こちらに関しましては、上限1万円で、2回とも補助を行います。
  もう一つ、安いほうの1回接種のものに関しましては、大体9,000円ぐらいかかるのではないかという話を聞いておりまして、こちらにつきましては、4,000円の補助を行う予定となっております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 この2つのやり方があると伺ったんですが、この効果効能、それについては、どのようなものがあるんでしょうか。どう違うんでしょうか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 やはり値段が高くなりますと、それだけ負担するのはちょっとという方もいらっしゃるという話しは町内の医療機関から聞いております。
  なので、ニーズとしては、4,000円の補助のもののほうが多いかなという話しは聞いておるところです。
  効果としては、両方とも同じような効果があるのかなと思うんですけれども、重症化を防いだりとか、罹患しても比較的軽度で済んだりとかという話しがあります。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 正直言って同じような効果なんだったら少ないほうがいいかなと考えてしまいます。
  2万2,000円から2万5,000円のものが2回やると高くて5万、でも1回ずつ1万ずつあるということは、3万は自己負担ということになりますよね。効果が同じぐらい、年数が違うというんだったら長いほうがいいかなとかありますが、ちょっとその効果が同じという判断、 ちょっとこの値段の差はなんなのかなとちょっと疑問に思います。
  61万ということは、どのくらいの人数が予測されての予算だったんでしょうか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 2回接種につきましては21人ほど見込んでおります。1回接種に関しましては49人の方を予定しております。
○小島利枝議長 3問目、お願いします。
○7番 山中博子議員 3問目、123ページ一番下の先ほど、私も田中議員と同じに質問したかった急速充電器設置工事のもしたかったんですが、今していただいたので、その下の小水力発電施設設置工事、これが737万円、両方とも第二庁舎ということですが、これはどこにどのように設置するのか伺います。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  まず、場所なんですが、そこの田中の交差点と第二庁舎のバス停がありますよね。で、ちょうど歩道があると思うんですけれども、バス停から田中の交差点に行く歩道を歩いていくと、ちょうど中間ぐらいのところに左手というか、役場の敷地の中に大きなますがあるんです。ちょっと歩いていると見づらいんですけれども、行くと大きな水が落ちる音がする場所があると思いますんで、行って確認していただければ、あ、ここなんだなというふうに分かると思います。
  そのますに水車をつけるんですが、大体1メーター80ぐらいの水頭差があるんですね。そこに、今農業用水を大堰という西平にある堰から引いていまして、そこが今測ると大体毎秒10リッターぐらい水が落ちています。その水頭差を利用して水力発電をするものでございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 この金額で、費用対効果と聞くと多分農家分ということの施策なんだと思うんですが、大体どのくらいの電力発電できるのか伺います。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  今流れている量、毎秒10リッターぐらいですと、常時100ワットぐらいを予定しております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  3問お願いします。
  まず、101ページですが、先ほど田中議員も質問された中ですが、介護保険事業計画策定員会、この委員会の委員の構成をお願いします。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  介護事業者ですとか、社会福祉協議会、または医療関係等々なんですが、ごめんなさい、手元に細かい区分まで持っていなかったので今正確にはちょっとお答えしづらいんですが、よろしいでしょうか。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 これはもう9期に向けての策定に向けてだと思うんですが、今の介護保険の中身というか動向を見て、何を重点にして会議をしているか、全体的に重点的なものがあると思うんですが、その点はどうなっているでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  現在、この計画を進めるに当たって、既にニーズ調査を行っております。
  3月にこのニーズ調査を始めまして、もうかなりの数からアンケートが今返ってきていまして、今後これらを集計ですとか分析を行います。これらの調査結果もかなり重要な要素として計画の中に反映させる予定で考えております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 そういう方向性はすばらしいと思います。ぜひそういう方向性でただ今介護保険の運用の中身を見ると、課長の努力もあって、給付費を抑えられて、ある程度下火になっていますから、9期の計画はいいものとして期待したいと思います。
  分かりました。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 ページ105ページですが、こども医療費支給事業です。
  これは18歳まで拡大されました。その内容について周知の方法です、それを教えていただきます。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  周知なんですが、実は既にゼロ歳から15歳までで、保険証を持っている方につきましては、18歳まで延びた保険証を既に送付をしております。今回、送付になっていない方が、今まで高校生もう既になっちゃっている方については、新たに個別に通知を送って申請をしてもらうための準備を現在進めているところでございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 ということはもう18歳までの利用者の拡大というか、進んでいるということですね。分かりました。ぜひそれはお願いします。
  これは質問いいです。
○小島利枝議長 3問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 ページ113ページですが、ときがわ保育研究会です。
  予算も少ないですが、その保育研究会ということは、会の内容についてはどのような研究をされているのか伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  実は、保育の現場というのは日進月歩といいますか、流行、主流が常に変化していくものでございます。何年か現場を離れますと、今自分の認識でいた保育が全然周りの方と違うものになっているなんていう時代遅れとかになってしまいます。新しいもの、常に情報を最新化しながら保育の知識を高めるための研修を行っているというものです。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 保育の知識を高める、これは大変重要なことだと思います。
  ただ、その中では、保育士の処遇改善、そういうこともあると思うんですよね。そういう処遇改善を含めての研究とか、それは行政に働きかける問題ですが、処遇改善も含めて。
  それと、今子供の状況も深刻なんですよね。子供の貧困、7人に1人が貧困と言われています。そういう。だからそういうことも含めて、保育の研究の中にそういう保育士の処遇改善等も研究されればいいかなと思うんですが、この点はいかがでしょう。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  保育士の処遇というのは、実は私もすごく注視しているところでございます。
  現在、テレビとか見ますと、大手の企業さんはこのくらいベースアップ、賃上げをしたと かというのが、頻繁に今報道とかでされております。
  もともと、ときがわ町の給与水準自体も市役所ですとか、県庁ですとか、そういったところと比べるとやはり低いものがありまして、どうしても人材を確保するには、処遇というのはかなり重要な要素になってくると思います。この辺も総務課を含めまして、内部の中で研究を進めてまいりたいと思っております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 研究課題多いと思いますが、ぜひお願いします。
  ちなみに、保育士の処遇改善については、2020年2月から月額3%程度、約9,000円、保育士賃金上がっています。そういうことも含めて改善策はきちんとやっていただくことをお願いしたいと思います。ぜひその研究の中でも、そういう話題の中でひとつ広げていただければと思います。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午前11時53分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 先ほど野原議員からの質問で、介護保険事業計画策定委員会における委員の構成ということで、質疑がありました。
  一部を回答したんですが、詳細が説明できませんでしたので、お時間をお借りしてここでご案内させていただきます。
  まず、1号委員として知識経験者。2号委員として保健医療福祉事業者ということで3名いらっしゃいます。医師の方、社協、民児協、それぞれから出ております。3号委員として、被保険者を代表して、健康かわせみ会、老人クラブ連合会もう1名が公募委員からということで3名います。また、4号委員として、費用負担関係者として、国民健康保険運営協議会から1名、ときがわ町商工会女性部から1名。最後に5号委員として、指定事業所から2名を委員として選出しております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいでしょうか。
  式守町民課長。
○式守康子町民課長 では、午前中ご質問いただきました山中議員の帯状疱疹に関する部分です。
  1回目と2回目のものの効果の違いということで、回答させていただきたいかと思います。
  まず、1回の接種のワクチンに関しましては、これは統計的なものになってしまうんですけれども、一応ワクチンの臨床試験におきまして、50歳、60歳で69.8%、70%弱の発症予防効果があったという統計になっています。また、接種から5年間発症予防の効果が持続されたとの記載がありました。
  もう一つ、2回接種のものに関しましては、こちらがまだ臨床試験の最中になります。というのも、こちらのワクチンに関しましては、2020年の1月から任意接種として実施されてきておるところです。こちらにつきましては、50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%といった優れた予防効果が示されております。
  先ほどお伝えしましたが、こちらにつきましては、2020年の1月から任意接種の扱いとなっておる途中です。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  1問お願いします。
  ページで言うと116、117です。
  保健センター管理事業ということで、大きなお金がここでかかっておるんですけれども、1つの工事請負費で1億4,700万円ぐらいかかっているんですけれども、ここの工事まだ来年度の話しなんですけれども、いつ頃から始めて、まあ委託から始めると思うんですけれども、どのくらいの期間でこれを見ているか、大まかで結構ですから分かる範囲で教えてもらっていいですか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 こちらにつきましては、117ページの1億4,700万円という数字でよろし いですかね。
  こちらにつきましては、当初議会が議決後、告示等行いまして、契約が6月議会、議決いただいたあとから2月末までを予定しておるところです。
○1番 畑  豊議員 2月、年が明けて2月。
○式守康子町民課長 そうですね。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 今の答弁ですと6月の議会でうちのほうで承認というか議決を得てから発注して、最終的には来年の2月までの工期ということでよろしいわけですよね。当然早まれば早くやっちゃうと思うんですけれども、できればこの保健センターは町民の方の健康管理とか、促進をしていますので、住民の方にご不便等がないようにしていただきたいんですけれども、その点いかがですか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 どうしても多くの方が保健センターを利用しております。
  ですので、仮事務所ということで保健センターから第二庁舎の今職員の休憩室が1階にあるんですけれども、そちらが仮事務所になります。
  そういった周知といった部分は本当に配慮して行っていきたいかと思っておるところです。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 できればそういうことも早めの周知徹底をして、町民の方にご不便がないようにしていただきたいと思います。
  私は以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  2番、杉田議員。
○2番 杉田健司議員 2番、杉田です。
  1問お願いします。
  125ページ、一番上のほうです。
  薪ストーブ設置費補助金でございます。
  1基10万円で50万円ですから、5基分を多分みてらっしゃるんですけれども、設置の基準とか、いろいろあると思うんですが、その辺の内容をお願いいたします。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  この薪ストーブのまずその基数と、1基当たり10万円で5基ということで、お見込みのとおりでございます。
  基準なんですが、こちらが薪ストーブは以前にもやっていたわけなんですが、今回、また新たに要綱をつくりまして、その対象を例えば自らの自宅、自ら住む住宅にストーブを設置するもの。あと、これ拡大しているところなんですけれども、事業所も今回は対象としております。
  あとは、薪ストーブ付きの住宅を購入するものと、そういった補助対象者でございます。
○小島利枝議長 杉田議員。
○2番 杉田健司議員 薪ストーブですから、薪は当然使うんですけれども、これをときがわ産材とか使うと何か補助がまたもらえるとかそういうことはないんでしょうか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 今回設置事業費の補助金の目的が、町内の豊富な森林資源のエネルギー利用を推進すると、そういった目的があります。
  ただ、これが町内の町産材を使わないとやはりだめかというと、やはりいろんな調達先の方がいらっしゃいますんで、要綱にはなるべく町産材を使ってもらうよう努めるものとするということで、申請書にもその調達先を記入してもらうような申請内容になっております。
○小島利枝議長 杉田議員。
○2番 杉田健司議員 ちなみに薪ストーブは一般的にどのぐらいかかるものなんでしょうかね。それだけちょっとお願いします。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  やはり、薪ストーブもピンからキリまでありまして、やはり町で補助を出すからには、やはり少し基準を上げていまして、例えば燃焼の効率がいいものということで、二次燃焼構造のものというのが条件となっておりますので、幾らかというと一概には言えないんですが、いいものですとやはり100万円近く1基かかるようなものもございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 9番、小宮です。
  3問お願いします。
  117ページの畑議員が質問しましたけれども、まず最初にこれ私が言いたいのは、この間も全協お話しがあったけれども、皆さんに設計のほう2回もやって認めているということでございますけれども、その辺については、5,000万円以上の工事については事前に報告してくださいということでやっていました。
  ここ何年かは大型物件がございませんでした。そういう中で、一番最後にやったのがせせらぎホールの改修が大規模なあれが最後だと思います。それのときも事前に改修工事があるということで、説明を設計からやって2回目には設計士を呼んで、また議会とよく協議をしてもらって、議会でも分からないところは質問して、そういう中で当初予算より下がったと思うんですね。
  そういうことをぜひともこれから忘れたんかどうか分かりませんけれども、今までの申し合わせでは5,000万円以上の場合は事前に早めに議会に教えてくれということで、そういう話しでなっていました。
  そういう中で、先日議長が届けたと思いますけれども、文書で今度は残すようにいたしましたけれども、ぜひともそれは守っていただきたいかなと思います。
  それについて、お伺いします。
  私もたまたま全協で病院だったもので、途中でよく分からないところがありますので、まず最初にアスベストの追加でなったというような話しは聞きましたけれども、このアスベストの量と何立米ぐらい出てどのぐらいの費用が取りあえずかかるのかお伺いします。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 それではアスベスト含有建材の撤去にかかる費用ですけれども、外壁の部分、外壁改修の部分が1,530万円ほど見ております。あと、天井改修につきましては670万円ほど見ております。
  なお、直接経費としてこの金額がかかることになります。
○小島利枝議長 あと、アスベストの量は分かりますか。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまのアスベストの含有量ということで質問いただきました。
  そもそも、そのアスベストが含まれているおおよそのところは外壁でございます。サイジングボード全体に含まれている部分と、外壁にリシンというのを吹き付けているんですが、 このリシンの中にもアスベストが含まれているということとなりますが、直接その含有率ですとか、そういったものを把握していないので、どれだけの量のアスベストというところについては、詳細については正直なところ分かりません。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 だけれどね、ある程度は分かってなくちゃ困るじゃない。大体費用がこのぐらい処分費がかかりますよ、運搬費がこれぐらいかかりますよってそういう設計できていると思うんです。できれば、私もであれば設計士なんかとお話をしたかったなというのは、そういう第1回目から2回やっている中で、外壁関係だったらまあリフォームと同じですから、我々としてみれば、費用を下げるにはじゃ、外壁を撤去しないで、その上から貼っちゃうとか、何とかそれでも持つんかなというような実際にはだめだと言えばそれで終わりですけれども、そういういろんな質問もしたかったんですけれども。
  でも設計はきたままじゃなくて、そういう質問もしたんですか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  この改修方法につきましては、提案をまずいただきまして、提案に基づいてそれをそのとおりに受けるのか、それとも違う方法があるかというのは何点か協議をさせていただきました。
  ただ、このアスベストにつきましては、今小宮議員がおっしゃったように、そのまま残してその上から被しちゃうという議論もありますが、基本的にはもうそもそも論で除却するのが、健康とかそういったところ取り組んでいる保健センターとしては、やはり被しちゃうよりは完全に除却したほうが健康面を考えていいのではないかということで、今回の結論となりました。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 それは違うよ、答弁は。だって壊さなきゃ飛ばないんだからあれは、そうでしょう。壊して、それがほこりが飛ぶからそれを吸って肺にくるということなんだから、そのままやるちゅう大丈夫なんだよ。そうでしょうだって、そこが、やはりそういう答弁だとちょっとおかしいかなとまたあとで質問しますけれども、それでは、実際に職員が現場監督出ると思うんです。誰を出すんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 基本的には町民課で発注する工事となりますが、町民課には現在建物関係修繕することも含めまして、専門的な職員はおりませんので、総務課にいる職員ですとかのお力を借りながら、現場の管理に努めたいと思っております。
○小島利枝議長 2問目。
○9番 小宮 正議員 あとでまたそれは質問しますから。
  じゃ、2問目にいきましょう。
  2問目は、137ページ。
          (「128まで」と呼ぶ者あり)
○9番 小宮 正議員 こっちのほうまでいかないのか。じゃ、もう1回再度やります。
○小島利枝議長 128の衛生費までです。
  よろしいですか。
  ほかに。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  3点ほどお伺いします。
  93ページ、中ほどに町社会福祉協議会補助金でございます。
  現在会長が町長だと思うんですね。それについて近隣の状況だったり、どう町は考えているのかについてと、来年度事務局長というんですかね、それが正規の職員を置くような形になるとお聞きしたんですけれども、それについてどういう意図があるのかお伺いします。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 まず1点目、長が町長になっているということで、近隣での状況をお話ししますと、鳩山町につきましては、会長は町長ではありません。多分職員退職した方がずっと会長としてやられたと思います。その自治体、自治体によって誰が頭になるかというのは、その自治体での判断でになっているかと思います。
  2点目につきましては、なかなか私から言いにくい。人事のことなのでなかなか現場からはお話ししにくいので、できたら……。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 人事異動についての意図はあるかというご質問なんですが、社会福祉協議会の事務局長については、以前主幹級の者が行って、事務局長を務めているという経過があります。そういった方と、あるいは再任用の方が課長経験者が行って事務局長をやっていた だくというような形で、それなりの適正なり認識を持った方に行っていただいて、社会福祉協議会の充実を図ってくるということで、派遣しているということが意図になるのかなというふうに思います。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 最近町長に関しては、やはり町長職が大変な仕事だと思うんですね。その中でまた社協の会長をやるというのもかなり酷な話ではないのかな。で、社協という仕事自体もかなり厳しくなっているわけだと思うんです。そういう面から含めてもう一度考え直すのも一つではないのかなという点と、最近事務局長においては、課長を退職された方が多かったのかな、ここにきてまた正職員の若い方を置くというところで、その辺の意図というか、さらに昔は職員使っていました。ここにきて退職者使っていました。また戻りますとそこの意図がどうなのかなというのが分からなかったんですけれども、もう一度そのあたりをお聞きしたいんですけれども。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうから答弁させていただきます。
  派遣職員の関係の部分なんですけれども、主幹級の職員、正規職員が行っている場合と、再任用の職員が行っている場合があったということで、それは先ほど言ったように、適任者なり知識を持った職員に行っていただいているということで、また今後も再任用の職員を行っていただくという場合はあろうかと思います。実際問題。
  今回については、主幹級の職員に行っていただいて、経験を積んでまた戻ってきていただいて、課長職なり何なりになっていくということなんで、そういう経験を積んでもらうということもありますし、今持っている知識をその中で発揮していただいて、充実を図るということで、派遣のほうしているということであります。
  それから、一点ですね、やまゆりという施設があるんですが、その辺の今後の運営についてもちょっと課題としてありますので、その辺も含めて今回については派遣するというふうな理由にはなろうかと思うんですけれども。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 あの、意図が明確であればいいと思うんですね。
  円滑に社協を進めたいとか、もっと盛り上げていきたいとか、若返りを図りたいとか、経 験を積ましたいという意図があればそれは別に否定はしていないんですね。ただ、何となくその人材いないから職員を置いたとかというんであるならば、もったいないかなというところで、副町長がそういう答弁だったので、私は納得しました。
  その中で、その町長が会長にいるということで少し重責なのかな、補助金ももらっている団体でもあるという、総合的に含めれば少し考えていく時期にきているのではないかなと、率直には思うんですけれども、再度お聞きしたいと思います。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私が確認しているのは、越生町、嵐山町、鳩山町、この辺は首長じゃないんですよね。ときがわ町首長。これは人件費がかからないからというのが大きな原因かなと思うんですが、民間に頼みますと、会長の手当も変わります。町長兼務だとかかりません。その辺のことかなと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
  神山議員。
○4番 神山 俊議員 2問目お願いします。
  116ページ、再三保健センター管理事業で質問がありますけれども、私もちょっとお聞きしたいんですけれども、結構多額な工事費用かけているんですけれども、町民課、福祉課でいろいろアンケートを取ると、やはり雨天のときに子供たちが遊ぶ場所がないとか、室内で活動できる場所がないというところの要望は昔から多々いただいていると思うんですね。
  そういう住民の声というのも検討された結果、この工事、例えば中身が少しそういうものに対応していますよとか、ただ改修だけではなく、そういう住民の声も少し反映した設計になっているのかお伺いします。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 すみません。町民の方からというか、若いお母さんたちからいただいている言葉というのが、やはり神山議員がおっしゃっていたようなちょっと集まれる場所、子供がちょっと遊ばせられる場所というのが欲しいという話は聞いているところです。
  今回の改修もその辺考えまして、一部をそういった、保健センターにはお年寄りの方も来ますし、子供の相談とか健診とかありますので、ちょっとフリースペースみたいなところを設けるような形で、今検討している最中です。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 今の話というか、流れを聞いていると、本当にただ建て替えて、建て替えるだけのようなイメージなんです。もともとあったのを改修して、また使っていくという。
  町民の声とか要望というのも、もう少し反映した形で、複合施設までとは言いませんけれども、そういう声も受け止めた施設のほうが、せっかく改修するわけですからいいのではないかなと、私は率直に思っているんです。
  なので、その辺もぜひ、少しおしゃべりするスペースというところもある、置くというのは聞いたんですけれども、もう少し多機能型というんですか、ただの改修だけではなく、もう少し何か工夫されているのか、もう一度お聞きしたいんですけれども。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 一応、今私がお話しさせていただいたのは、今ある機能に追加して、授乳室ですとか、あと、若いお母さんたちから要望のあったちょっと子供たちが遊べるスペース、お母さんたちがちょっと話せるスペースというのを造る方向にはなっております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 別の側面から言うと、福祉避難所にもなっておりますよね。その辺に何か変化が、ビフォーアフターであるのか、お伺いします。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 福祉避難所の部分に関しましては、今までどおりで考えておるところです。ただ、保健センターの機能として、やはり何年か前の台風のときに、炊き出し等行っているというところもありますので、ある程度ボランティアとしての機能、部分というのも置かなくてはならないのかなと思っているところです。
  以上です。
○小島利枝議長 3回目。終わりです。3問目お願いします。
○4番 神山 俊議員 すみません。3問目なんですけれども、127ページ、127、大丈夫ですか。下段の負担金のところの小川地区衛生組合、この中にオリックス関係の費用も入っているってお伺いしたんですけれども、今年の4月で稼働から多分1年経過するのかなと思うんですけれども、1年たってみてどうだったのか、お伺いしたいと思います。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  オリックス、ご承知のとおり、乾式バイオという非焼却の可燃ごみ処理ということで、やはり今までと全く同じ分別というわけにはいかないところがやっぱりございます。ただ、乾式のいいところということで、おおむね変わらずに搬入ができるというところもありまして、実際入れてみて、発酵不適物というのが、ある程度の量が入っております。
  10年間の協定を結んだんですが、その中で発酵不適物についてはなるべく11%という協定の数値がありまして、そこに近づけるよう努力をしていくという文言がございます。
  今実際、20%超えるような不適物が入っております。主なものとしてはビニールです、プラスチック類がやはり入ります。あとは、これは今まで可燃として認められていたものなんですけれども、おむつ関係ですか、これが実際には新しい方式ですと発酵不適物になるということなんですが、ただ、これを別立てで持っていくというところの、今まだ処理の、処理先がないので、そこにはちょっと何年か時間がかかると思うんですが。
  いずれにしても、検討委員会というのが、オリックスと5町村の担当者で、今定期的にやっておりまして、なるべくそういった発酵不適物を少なくして、オリックスもそうすればバイオ発電、バイオガスの発酵量も多くなるということで、お互いに、10年間の契約なんですが、そういった契約をしてよかったというふうな形に進めるように、また住民の皆様にも、そういった分別のさらなる徹底というものを周知しながら、推進をしてまいりたいというふうに考えております。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 例えば住民、ごみ収集業者、行政、オリックス等々から、これも1年たって、何か意見、クレームではないですけれども、何かそういう各ところから、ご意見とかあるんでしょうか。
  例えば、利用者から分別が面倒くさくなったとか、ごみ収集業者から何か意見が出るとか、そういう何か1年経過して、ご意見等出ているのか、お伺いします。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  住民の方からは、特別このところを、これは駄目だという大きなクレームというか、ご意見等はまだいただいておりません。
  それと大きいのは、今まで可燃ごみで捨てられなかった、可燃ごみとしてステーションに出せなかったものは、全て今ときがわ町の場合は取っています。布類が、発酵が苦手で、布 類は入れてはいけないという形だったんですが、ときがわ町はそれを裁断布の日というのを設けまして、そちらも可燃ステーションのほうに捨てられる、投げられるというやり方を取っていますので、特別、住民の方からの大きな意見というのは、今のところはございません。
  あと、収集運搬の業者につきましても、遠くはなりましたけれども、あそこ、その施設には限られたところしか入っていないということはありまして、あまりそういった待ち時間等もございません。今まで特別、収集運搬についても、大きなそういった意見等については、もらっていないという状況でございます。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 稼働1年ということですけれども、あと9年注視して、その活動を見守っていただきたいなと思う反面、その10年後どうなるか、どうするかというのも考えていかなければいけないのかなと思っております。ぜひそこは課長だけじゃないので、小川地区衛生組合としての方針になると思うので、ぜひそこも両輪として、ぜひ頑張っていただければなと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  3番、長島議員。
○3番 長島金作議員 3番、長島です。2問お願いします。
  104ページの一番下の放課後児童対策事業というこれありまして、3,500万円高額なんで、どんな事業なのかちょっとお聞かせ願えればと。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えいたします。
  この費用につきましては、町内に3か所ある学童保育所に係る費用となっております。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 3か所でどんなことを行われているか、その辺ちょっとお聞かせ願えればと。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 学童保育所ですので、学校が、授業が終わった後の放課後、お父さんお母さんたちが帰ってこない間を、一緒に時間を、遊んだり、いろんなことをして過ごすために運営している施設となります。
○3番 長島金作議員 分かりました。
○小島利枝議長 よろしいですか。2問目お願いします。
○3番 長島金作議員 106ページの一番上、児童遊園地管理事業というんで、大分1,900万円減になっておるんで、この辺のところをちょっとお伺いしたいと思います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えいたします。
  1,900万円減ではなく、190万円の減でございますが、一応、令和4年度は修繕工事を行いました。
  次の令和5年度につきましては、工事ではなく、一斉点検を行う、これらの一斉点検を行って、翌年度に修繕工事をやるという、こういったローテーションで維持管理をしていますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 了解しました。すみませんでした。終わります。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。2問お願いします。
  最初に、117ページ、皆さん、保健センター改修工事を質問されておりますので、私も少し質問させていただきます。
  この工事に携わりまして、最後に反省点が出ないような完成を目指していただきたいんです。これは、ここに携わる職員の考え、意見、また、利用者の声も当然入ると思うんです。やっぱりそこでは使い勝手も必要ですから、専門的な人も踏まえて、職員もそこに賛同しながらその改修工事も見守ること、大事だと思うんです。そして、そこに監理に入る設計士もいますから、そういう人たちの意見も聞きながらやることは大事かなと思います。その点、伺いますけれども。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 ただいまの野原議員の質問ですけれども、私もそう思っています。職員だけではなくて、それを使う方たち、そして、設計で携わってくれる方たちといった人の声を聞いて、工事のほうを進めてまいりたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 ぜひその方向で進めていただきたいと思います。
  あと、この間視察というか、現場を見たときに、部屋に物が置いてあって、今でも断捨離しないような、しなくてはいけないような状況が生まれていますので、やっぱりそこは皆さんがそこで共有し合う施設ですから、大事に、その問題も含めて、調査しながらやっていただきたいと思います。そのようになると、せっかくお金かけて造ったものが台なしになりますので、今、課長が皆さんと共有し合う財産ということで、やるということで意見を聞きましたので、ぜひそんな方向で進めていただきたいと思います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 先日は、いろいろ物が散乱しているところを見てくださって、とてもありがとうございます。あの反省がありまして、ただいま保健センター職員は断捨離をしている最中です。極力すっきりとするようにいたしますので、よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 ページ、121ページの予防接種事業ですが、山中議員が質問された問題ですが、予防接種委託料となるとこれだけの金額になると、その中に帯状疱疹の予算も入っていますよね。この周知の方法をきちんとやっていただいて、周知の方法について伺います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 帯状疱疹に関しましては、今、町内の医療機関と調整している最中になります。はっきりとしたものが固まりましたら、遅れなく広報等でお知らせしたいかと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 コロナ禍で、予防接種委託料だけで金額を載せるとなると分かりませんから、ぜひそういう内訳もきちんとやっていただきたいと思います。せっかくいい予算を組んでいただいたんですから、ぜひお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 2問お願いします。
  ページを間違えないようにいたしたいと思いますが、ページ103の児童福祉総務一般管理事務ということで、子ども・子育て会議委員報酬というのがございますが、これはどんな人が集まって、どういうことを検討しているんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  集まっているメンバーにつきましては、当然保育園関係者、私立保育園も含めて入っております。具体的に保護者の方、これも入っております。あとは、学童、放課後児童子供教室、ここに入っているメンバーとかが入っていまして、具体的に影響のある方々が主なメンバーとして入っております。
  実はこの会議の中で、もうかなり長い間、同じようにご意見をいただいているのが、大規模な子供が遊べる遊具のある公園が欲しいというお母さん方からの声を多くいただく一方で、せっかく自然あふれるときがわ町なんだから、そんなものじゃなくて、自然の中で遊ぶことを優先的に考えたほうがいいんじゃないのという、真逆な意見とかいろんなご意見がありますが、この児童公園については、本当に毎年かなりこの会議の中で頻繁に出てくる事案となっております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 そういう意見を、現場の人の意見をまとめて、子ども・子育て支援事業計画調査業務委託料というのを、こういうところの人でそういう計画ができないでしょうか。業務委託というプロの方にお願いするんでしょう。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 午前中に介護の計画の中でも、田中議員からご指摘いただきました。
  同じ回答になるんですが、丸投げしているわけではなくて、部分的なものを委託するということで、ご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 総合振興計画も、私は皆さんの優秀な職員の方の意見、知恵を集めて、総合振興計画をつくったらどうかという意見を持っている人間なんですけれども、実際に近隣でもつくっているところがありまして、町長と講習を受けた、研修をした、おととしの12月のニセコの町長も、ニセコの町も自分のところで、あれは総合振興計画はなかったのかな、要は自分たちでやっているんです。
  だから、そういう優秀な人材がいるんですから、そういうところでつくってもらいたいという思いなんですけれども、これについてもぜひ皆さんの意見を取りまとめるだけですから、意見を聞いて、こういう形にしていきたいというのを町民の人に、町民というか、委員の人 に協力いただいて、そういう計画をつくったらいかがかなと。
  そうすれば、この200万が100万ぐらいになるんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、金額はいいです。そういう形でつくれないかなということを申し上げて、質問を終わります。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 109ページ、玉川保育園人件費、玉川保育園職員人件費、玉川保育園は民間の何か公設民営化の事業の話もあったようですけれども、遠い昔です。この人件費が減っているんですが、これは職員の方が減ったんで、こういうあれなんですか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  今年度をもって1名の方が定年退職で、1名の方が勧奨により退職をいたしました。新規の方を募集したんですが、思うように人が集まりませんでした。結果として、職員が減ることによって金額が下がっておるものです。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 職員が減って、人件費が下がるというのは、いいことか悪いことかちょっと私も判断できませんけれども、この内容に残業ができないとか、そういうことがあると困るんですけれども、そういう管理というは誰がするんでしょうか。
  すみません。残業ができないとか、十分に今までやっていたことができなくなるとか、そういうことはないようにしていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えします。
  保育園の運営に関しましては、かなりシフトが難しい職場でございます。というのが、早番、遅番がありますので、早く出勤をして早めに帰る方と、正常なパターンでいる方と、遅く出勤をして遅くまでいるという、この3つのパターンを、ローテーションをうまく組みながらやっております。
  先ほど申し上げた正規職員については、補充ができなかったんですが、今後、会計年度任用職員等の募集を行いながら、適切な人材の確保に努めてまいりたいと思います。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、そうすると金銭をこれを、金銭といいますか、人件費がまた上がるんじゃないですか、またそのときは補正をするわけですか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  今、人件費のところの予算を見ていただいたんですが、その下に玉川保育園一般管理費とかございまして、この一般管理費の中には任期付職員等の予算も計上してございますので、総合的なところでのやりくりになると思います。万が一不足した場合には、補正予算とかに計上させていただくかもしれませんが、その時期にはよろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。2問です。
  99ページの老人福祉一般管理事務で、シルバー人材センターのところです。
  ここの登録店利用者補助金990万円の、ちょっと内容と補助金内訳を教えてください。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  このシルバー人材センター補助金の下にある登録店のところでよろしいですか。
○8番 前田 栄議員 そうですね。
○山ア俊樹福祉課長 ここは月イチ食堂の予算となっております。
○8番 前田 栄議員 分かりました。失礼しました。
  ちょっとインボイスの関係かと思って、失礼しました。
  じゃ、2問目です。
  2問目は、117ページの保健センター改修工事なんですけれども、先ほどから出ていますけれども、これは全員協議会でいろんな説明を受けたわけなんですけれども、保健センターの改修工事ということなんですけれども、約1億5,000万円近くと、それと現場の、現場を見たときに山崎課長が、社会福祉協議会のほうも同じ、一つのところにあるといえばあると思うんですけれども、そこで保健センターにおいて雨漏りだとかそういうトイレの関係、これは社会福祉協議会においても両方の建物が緊急性を要すると朝言ったときに、山崎課長が答えましたよね。
  ということを鑑みて、一つのところに確かにいろんな関係で、施設の総合管理計画、我々賛成したわけなんですけれども、それの進捗状況に基づいて、保健センターが雨漏りだとかトイレのそういう関係ということで改修をすると思うんですけれども、どうせやるんだとしたら、これはあれなんですけれども、社会福祉協議会においても、社会福祉協議会の建物も 一緒にやったらどうかと。ただ、それは過疎債が使えないからだと。
  でも、緊急性を要するわけですよね。それと、先ほど今日も出ていますけれども、同じ場所にあって、約1億5,000万円と社協が5,000万円で、約2億円かかると。ただ、そうすると議員から高額なんでといろんなことが質問されるんじゃないかと、そういうことがあるかどうか分かりませんけれども。
  2億といったらあそこの箇所に、休憩時間も話していましたけれども、1軒5,000万円の家が4つ分ですよね。でも、公共工事の場合は基準があるから、一般的な民間と比べて高いというのは分かるんですけれども、先ほど来、パソコンにおいても、畑議員が質問した、どうせ一つの場所でやって、設計審査だとか、設計調査だとか実施調査だとか、それから一つの建築業者、一つの設計士にするんだったら、どうせ必要だったとしたら、たしか副町長が物価高騰なんでと、そういうことを言ったと思うんです。物価高騰だら、何で今物価高騰でやるんだよと。ただ緊急性を、トイレだとか雨漏りがしたからやるんだよと、理屈は合っていますよね。
  でも、いろんなことを考えたとしたら、じゃ、自分のうちの1軒の家を考えたとして、そこの一つの箇所にあって、一つだけ残してというのは、何となくいろんな費用対効果だとか諸資金の面で、だったら私個人の考えとしたら、一緒にやっちゃったほうが、3年後、5年後見て安いんじゃないかと。素人なんですけれども、単純に思うんですけれども。ただ、これが間に合うか、間に合わないかは別ですけれども。
  もう1回できるんだったら一緒にやっちゃって、ここにいる議員の人も緊急性を要するんだったら、反対はしないと思うんですけれども、個人的には思うんですけれども、どんなものでしょう。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  まず大きく違うのが、保健センターは既に雨漏りをしていて、社協はまだ何とか雨漏りをしていないという状況が一番大きなところでございます。
  これも、個人的な立場と町全体の立場で、若干立ち位置が違うので、私としては何とも言いづらい部分があるんですが、個人的なところを言えば、当然社協も一緒にやってもらいたいと、私、社協を管轄していますんで、そういう立場ですが、単年度の大きな支出というのを考えると、やはり分散もやむを得ないかなというふうに思っています。
  議員ご指摘のとおり、一括で発注したほうが諸経費率とかを考えれば、当然有利なのも私 どもも把握しているんですが、一方でもし万が一、物価とかが何年かしている間に少し落ち着いたりしたら、もしかしたら先送りしたことが結果的によかったということもなきにしもあらずですので、その辺も含めて総合的に考えさせていただきました。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 過去の経済的なインフレとか見ると、歴史において全て100%当たるわけじゃないけれども、1回上がった物価というのはなかなか、日本は今までデフレがありましたけれども、1回上がった物価というのは多分、経済学者じゃなくて、経済学者も当たりませんけれども、下がらないような気もしますけれども、ただそれを言ってもしようがないんですけれども。
  いずれにしても、そういうトータル的なことで考えると、一緒にやったほうがいいんじゃないかと思うですけれども、そもそもあそこは社協の壁か何かがよく塗り直すんだとか、そこから始まったような話じゃないんですか。それから、いろんな点で保健センターのもいったというようなこともあるんだけれども、それは確証がないから何とも言えないんですけれども、個人的には一緒にやっちゃってもらったほうがいいんじゃないかとは思うんですけれども、ただ、町が財政がないというんなら分かる。
  今の基金だとか、いろんな財政状況を見ていると、荒井課長のところでそういう資金管理計画をやっているかもしれないけれども、なくはないように思うです。どうせやるんだとしたら、多分一、二年か三、四年後にやるんじゃないですか、緊急を要するんなら。ならば、一緒にやっちゃったほうがいいように思いますけれども、どうでしょう。副町長。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうから答弁をさせていただきますが、よろしくお願いします。
  視察をしていただいたときにも、私のほうからお話をしたわけなんですけれども、当初、保健センターと社会福祉協議会を一緒に設計もしていますし、そういった形で進めるということで考えておりました。今、前田議員が言われるように一括でというふうな考え方をしておりました。
  ただ、山崎課長が言うように、緊急性でいけばもう雨漏りをしているというところがあるので、それを現場のほうで確認しながら、今回の判断という形になったわけですけれども、その中で、一番の物価の上昇というのが、いろんな物資が上がっているということと、物資が入らないということも一面にはあるんですけれども、そういう中で考えたときに、もう雨 漏りしている状況の建物については、もう早急にやらなければならない。あるいは、アスベストがあるものについてもやらなければならない。そういう緊急性があるから、保健センターはやらざるを得ない。
  さらに、過疎債も見られるということもありますので、期間も令和7年度までですよね。7年度までが過疎債の期限ということもありますので、その辺のところを考えて、保健センターは実施する。
  社協のほうの一括で考えていたわけなんですけれども、これは現地の説明のときにも私のほうで話をさせていただいたんですけれども、2割程度、今高くなっているということなんですけれども、それがいつまで続くかという、今、前田議員が言われたように、予想がつかないところでもあるんで、設計者のほうにもお尋ねする中で、どうなんだろうというふうなこともご相談しました。その中で、当面ちょっと7年度前には落ち着く状況がないだろうというふうな見解をもらって、その中で、そうだとすれば一括じゃなくて、もう少したって様子を見て、金額が落ちた段階でやっていくというのもいいんじゃないかと、それのほうが税金を使っていることなんで、単費でやらなければならないので、その辺のところの合理性も考えて、考えてみましょうというふうなことがありまして、そういった結論になりましたので、ご理解いただきたいというふうに思います。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 大変、今、副町長の答弁を聞くと、随分すばらしい建築屋さんですよね。普通だったら仕事があったほうがいいのに、そういうことを親切に言ってくれるということは、これからどこの建築屋さんか分かるかもしれないけれども、大変立派な建設屋がいるんだなと思います。失礼失礼、設計士が、設計士。
  ただ一般的に考えると、確かにそういういろんな関係上があるかもしれないけれども、個人的にはどう見ても一緒にやっちゃったほうがいいかなとは思うんで、これが三、四年、五年、どういう結果になるか、いいほうにいってもらいたいというのは思います。副町長が言った答弁もそのとおりになるかどうかというのがありますけれども、終わりです。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは答弁させていただきます。
  今、前田議員が言われたように、私もここでこの先にどうなるかという部分は、ご意見を聞きながら判断いたしましたけれども、この先の状況見ながら考えていくということで、必ずしも下がるということを言いきれる話ではなくて、そういった迷いの中で判断をするのに、 ご意見を聞きながらここでは決定したというふうなことですので、できれば一緒に皆さんのほうにご説明申して進めてきたことなんで、一括して進められれば一番いい事業だったなというふうに思うんですが、やむなくそういう形に取らさせていただきましたので、ご理解いただければというふうに思います。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 9番、小宮です。2問お願いします。
  先ほど答弁ございましたけれども、職員が総務課から1名派遣すればいいかなと思ったんですけれども、総務課の1名で1億5,000万円の工事ができますか。おかしいんじゃない。これ、それでやるんなら大したものだと思いますよ。それで、実際に何人ぐらい職員を送る予定なんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  まず、現場のその工事の発注の工程の監理ですとか、そういったものはこの予算に合わせて、監理業務も委託しておりますので、それらプロの方も一応施工監理はしていただくということで、計画をしております。
          (「そうやなくて、職員、総務課にいったかや。1人なん。さっき答弁したじゃん、さっき」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 総務課に建築の資格を持った職員がいますので、そういった職員のお力を借りながら、工事の監理を進めていきたいというふうに考えております。
○小島利枝議長 9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 それじゃ、それだと、じゃ、分かんないじゃん。じゃ、総務課の職員を1名借りてやるというんじゃ、町民課か福祉課が、誰か1人出すんですか。予定なんでしょうか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 では、町民課からも当然入る予定になっております。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 1億5,000万円の工事でこうやっていて、職員が行って分かるんでし ょうか。この間の明小の体育館じゃありませんけれども、ああいうふうになっちゃうよ、職員が。1か月か2か月で会議にも出られなくなって。そういうことを町でして、分かるわけでしょう、今まで。それ職員がかわいそうだと思いますよ。町としては、そういう職員を決して、やらせるんだから職員のことを思ってやるようなことをやっていただきたいかなと。
  まして1億円になると、月に1回、2回ぐらい会議があるかな。そういう中で、会議に出て、結局職員、資格が2級でしょう。片一方は1級とか、設計士なんか来て、会議をするわけですよ。今までの進行状況とか、こういうところがおかしいとかなるわけでしょう。
  ある程度の経験を踏んだ人をいなければ、あまりそういう、誰でもいいや、1人じゃ、2人じゃ出しておきましょうといって、職員が悩んじゃうかなというような気がするんで、そういうのをちゃんとしていただきたいんですけれども、どうでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、人事担当の総務課長のほうから答弁申し上げます。
  先ほど、総務課の職員が応援にというふうな話をさせていただきました。
  今回、機構改革によりまして、総務課内に管財担当という新しいセクションができます。こちらに専門職員の増員を図りまして、町が所有している財産を総合的に管理していこうというセクションが新しくできます。主には、庁舎ですとかそういったものを中心に、総務課に管理するものが中心になるんですけれども、そのほかに、総務課以外のセクションで大きな工事が発生した場合、そういった場合には、資格所持者がおりますので、そういった各課の工事を担当している職員の応援をすると。
  今回、担当が町民課でございますので、町民課にも建築に詳しい、経験を積んだ職員を1名配置させて、万全を期す体制で取り組んでまいりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 小宮議員、2問目になります。3回。
○9番 小宮 正議員 これで3回目じゃなかったか。
○小島利枝議長 3回目終わっているので、2問目に入ってください。
○9番 小宮 正議員 じゃ、続けて。
  最初に、同じページなんですけれども、これ毎回お話をしておりますけれども、小峯副町長にお話を聞きたいと思いますけれども、副町長もこれ管理者、そういう管理者の立場でもう少しお金を払って資格を持った人を、せっかく総務課でそういう課をつくってあるんだったらやはりお金を多少払ってもそういう専門家の人を、職員を1人配置すれば、建築ばかり じゃありませんよ。いろんな全体を見ながら、見られるのではないかなとそういうことを前も質問しましたけれども、どうにかやっていきますというような答弁もありましたけれども、そろそろ、よそはやっていますよ、よその町は。
  県に行った人が、そういう人が来たり、県職から戻ってきた職員が検査員になったりいろいろやっていますけれども、できればそういうのはやはり一歩進んだことをこれからやっていかないと、先ほど言ったように職員が大変だと思う、俺は。その点はいかがでしょうか。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからお答えいたします。
  今小宮議員のお話の中にもありましたように、職員に県のほうの、例えば県土整備事務所に行って勉強してくるとかそういったことも必要なんじゃないかというような話としてはあったと思うんですけれども、そういったことも研修の中では考えていきたいというふうに思います。
  それから、先ほど総務課長のほうから話がありましたように、技術職についても今回1名技術職の職員も建築に詳しい職員を採りましたけれども、そういった形の中で技術関係に詳しい職員についても配置するというような形で体制を整えていきたいというふうに考えています。
  また、今小宮議員さんの話の中にもありましたように、民間の技術を持った方の登用というか、そういうことについてもどんなふうに民間の方の技術というのを取り入れていくかというところが研究していかなければいけないと思うんですけれども、それもほかの市町村でどんなふうにやっているか研究をしてまいりたいというふうに思いますし、また今まで職員として技術を積み上げてきた職員が退職した場合に、どんなふうにそういった職員の方の知識を役場の中で活用していくかということも考えながら、役場の中でそういった技術関係の仕事に対する体制について今後も検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 2回目でね。ありがとうございました。
  先ほど前田議員からの質問もありましたけれども、どうせやるなら私も一緒にやったほうがいいかなということで、答弁はもらいましたけれども、できればそれだったら今ある社協を保健センターの中に入れてしまえばいいではないですか。そういう考えもあると思いますよ。あれだけ広い敷地で、上は平日は空いているんだから、急遽忙しくなれば社協の上だっ て空いているんですよ。一体にしたほうがいいんじゃないですか。町民が来たときに1回で済むんじゃないですか。こっちへ行く、こっちへ行くではなくて、保健センターの中へ社協を入れる考えはないんですか。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民課長 保健センターにつきましては、もう既に保健センターですとか子育ての包括支援センターですとか、地域包括支援センターといった部分を含んでいますので、社協が入るスペースというのはちょっと厳しいかなと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 実際に行ってみて、分からないですよ。社協のスペースなんて狭いですよ。事務所。実際、保健センター注射でよく行きましたけれども、保健センターだってそんなに毎日使っているわけじゃないよ。ほとんど上なんか空いているがね。利用者が毎日頻繁に来ているわけじゃないですよ。そういうのが、それはおかしいと思うよ。保健センターの駐車場を見てくださいよ。私も毎日通っているから分かるけれども、何人来ているかって。そういうことを言っては駄目だけれども、毎日見ているんだからよく分かるんだけれども、できればそういうふうに合理化したほうが住民サービスにも私はいいんじゃないかという質問をしておるわけです。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 私のほうからちょっとご答弁させていただきますが、小宮議員さんのほうで社協の使い方についてのご提案をいただいたわけでありますけれども、ここで社協のほうは改修工事をやらないという形があります。設計のほうを組んでおりまして、それを改修するということで考えているわけでありますけれども、いろいろ検討するところは今後も検討してまいりたいというふうに考えております。
  ただ、ちょっと保健センターに社協を入れていくというのは、常時職員が事務を執る場所としてスペースが確保できないというところがありますので、そこはちょっと難しいというふうに考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  1回休憩入れてしまっていいですか。いいですか。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後2時25分といたします。
                                (午後 2時11分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 私が最後でございます。
  先ほど畑議員が質問した件なんですけれども、今までのページ、ページは同じだよ、畑さん何ページだっけ。117、あの多分6月議会で議会承認を得るということは大体5月頃にやはり競争入札やるのかなと思います。そういう中で、できればその前でもいいんですけれども、我々にも図面ぐらいは、優しくこう図面ぐらいはどうでしょうかとかその点がなかったので寂しいなという面がございますけれども、後ほどでもいいですからいただいて、時間があればちょっと説明ぐらいはして、山ア課長にしてもらえばありがたいかな。
  それが要望でございますけれども、6月議会で承認を得るということはその中でなるべく、結局先ほど私も質問しましたけれども、アスベストの問題って意外と時間がくって、処理とか。結局最後の処理までどこでもそうだと思うんですけれども、マニフェストも最終にもらうのは大変なんですね。そういう面でなるべく早めの発注をしていただきたいかなと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えいたします。
  図面につきましては、後日代表的なもの、例えば平面図ですとか、立面図は外から見れば分かるので中の断面図ですとか、そういった重要な部分の図面につきましては改めて用意させていただきます。皆さんにお配りしたいと思います。
  工事のほうもやはり必要な期間確保しなくてはいけないので、極力早い業者選定の準備を進める中で年度内に確実に終わるように発注準備を進めていきたいと思っております。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 それだと、20日頃、月曜日、来週にはいただければありがたいです。そうでないと議会終わってしまいますので、すみません、よろしくお願いします。
  それと1点、リフォームやるとどうしても追加工事が私は出ると思うんですよね。実際に皆様もそうだと思うんですけれども、ばらしてみなければ分からないでしょう。中身というのは。人間の体と同じでね。ある程度の追加工事はみておかないと、私は大変なんではないかなと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えします。
  ご指摘のとおり、やはり改修というのは壁を剥がしてみたりとか、何か中を見てみないとどうしても気づかない部分も当然出てきますので、そういったものが出てきましたら通常ですと1週間に1回ぐらい現場で打合せすると思うんですけれども、そういった時点で協議しながら適切に対応していきたいと考えております。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ぜひお願いします。
  そのときに大体、1週間おきに報告する必要はないと思うけれども、ある程度半分ぐらいたったときにでも中間報告で今現状はこうですとか、追加がこのくらい出てしまう可能性もありますぐらいのことは、分かるところだけでいいと思うんですけれども、もしなければないで一番いいことでありますけれども、あった場合はなるべく早めにお願いします。
  よろしいです。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  3番、長島議員。
○3番 長島金作議員 105ページの3段目の送迎バスのことで、1問質問させていただきます。
○小島利枝議長 送迎バス……
○3番 長島金作議員 送迎バスというかスクールバスなんですかね。ときがわ町で子供たちを送り迎えする黄色いバスが2台あるんですけれども……
○小島利枝議長 送迎バス。はい。
○3番 長島金作議員 これでいいかと思うんですけれども、一応スクールバスのことで教育委員会にお伺いしたいと思います。
○小島利枝議長 ん。
○3番 長島金作議員 よろしいですかね。
○小島利枝議長 送迎バスでいいんですね。
○3番 長島金作議員 送迎バス。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 2時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 2時31分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 長島議員、今の質問は取消しでよろしいですか。
○3番 長島金作議員 取消しをよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 あとの教育費のところで質問していただけますでしょうか。
○3番 長島金作議員 それでよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 お願いします。
  ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○小島利枝議長 これをもって3款から4款の歳出の質疑を終了いたします。
  次に、予算書の128ページ5款労働費から、174ページ9款消防費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  3問手短な形で私は進めたいと思いますので、よろしくお願いします。
  135ページ、生活改善グループの補助金の件なんですけれども、これ皆さん大変一生懸命やっているんですけれども、特産品を作ろうとかということでですね。成果について伺いたいんですけれども。お願いします。分からないですか、課長。
  135ページ中段、そうです。
○小島利枝議長 みそ加工。
○6番 田中紀吉議員 みそ加工です。補助金。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  生活改善みそ加工グループの補助金でございますけれども、これにつきましては旧都幾川村の時代から行っているもので、地域の特産品を作ろうということから始まったものでござ います。こういったところで、これも生活改善グループということで都幾川村のときには女性が中心で行っておりまして、女性が活躍する場所の一つでもございました。そういったところで現在はいろいろな方が加わってみそ加工グループとして活動しておりますけれども、そういった中で今年度は地元産で作られました大豆を使ったおみそを作りまして、特産品として販売していきたいということで進めております。また、ブランド品として今後については、ブランド品のシールもつくりまして、より販売を推進していこうという形で動いています。
  成果につきましては、そういったところで地元の特産品にも大きく協力支援をしていただいておりますし、またそういった女性の活躍する場所の一つとしてもこの組織が機能しているという状況でございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私は、駄目だとかそういうことではなくて、引き続きずっとやってきてこれは大きな私は成果のほうだと思っているんですよね。この間の給食センターの中でも地元のみそを使ってだとか、食材を絡めて、もちろん産業観光課の事業として絡めて、そういうことは大きくもう少しアピールを、もちろんこの間ユーチューブはすごく大変いい内容でしたし、だと思うので、関連の中でやっているんですよね。
  だからぜひアピールを少しやって、しっかりときがわ町の特産品としてきちんと育てると。なかなかいろんな話が過去ありました。あれもやり、これもやり、難しかったけれどもという話は置いておきます。今日は置いておきますけれども、ぜひそういう成果のほうにプラスアルファ自信を持ったり、皆さんに励ましたりとか、そういうところにもぜひ補助金をうまく使っていただければと思います。
  これはこれで結構です。1問目終わります。
  先いきます。
  次の137ページ、昨日地域おこしの方の活動報告なんかを伺いました。今年は施設を建設するということで1,300万円の予算を組んでいます。具体的にどういう形になるかをお伺いします。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  どういう形かと言いますと、規模とかでよろしいでしょうか。
○6番 田中紀吉議員 そうですね。分かりやすい範囲で結構ですから。
○正木 彰産業観光課長 単純に言いますと、作業スペースとして解体する場所の大きさとしては6メートル掛ける6メートルぐらいの大きさになります。
  その他に、作業する方たちのちょっとした休憩スペースですとかトイレ等も設置をする予定でおります。基本的には水を多く使う施設でございますので、下はコンクリート打ちをしまして、内側についても水で腐食をしないような形でガルバリウム鋼板ですとかそういったものを張っていって、錆にくい水に強い施設という形で造っていきたいと考えております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 私は、聞き方が大変不十分だったと思うんですけれども、施設を、施設何メートルのを造るとか、水が云々とか、私その点じゃなくて大きなお金を使って建てるわけですよ。そうしたら有効な、例えば誰がきちんとした運営をするのか、今後保守管理も含めてそういう無駄なお金じゃないと、箱物を造るんじゃなくて今後に生かすと、それでこの間の鳥獣被害の人たちのだとか、うまく変わるようなものに造るんだと、そこだと思うんですね。そこの辺がしっかりできているかどうかと、そこです。
  申し訳ない。聞き方が悪かった。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えします。
  すみません、私が勘違いいたしまして、すみませんでした。
  まず、設置をする目的でございますけれども、今まではそれぞれ有害駆除で捕った獲物については、その場で解体をしてしまっていたということが一つ大きな問題点でございました。そういったところで環境問題等もございまして、今回この施設を造るに当たりまして、捕った獲物、有害鳥獣駆除の個体をこの場所へ持って来て解体をする。細かくして衛生組合へ持って行くという解体をするということでございます。
  また、通常ですと解体のみで終わってしまう作業でございますけれども、解体によって出ます肉類、そういった使える部分を加工品としてペットフードに加工をして有効活用していくという施設でございます。また、そうい実際にやっていただく猟友会の皆さんですとかそういった捕っていただいた方がその個体を有効活用して、さらに収益を上げていくということによって、そういったことを行うことによって後継者も育っていくだろうということを期待しながら造る施設でございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 大変積極的な前向きな施設だと私も思っているんですよ。そしたらぜ ひ隣の例えば山はつながっているわけですし、行政も隣側もありますから、ときがわ町のこういう施設を造ったんだから、ぜひ連携をしながら今後に生かすようなそういう取組もぜひ検討したり、連携をしたりしながらお願いしたいと思っているんですけれども、その辺は計画というか今後のことは考えていらっしゃるんでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  ほかの市町村との連携については、今のところ検討していないんですけれども、施設を造る以上使える、使っていただくことは可能だと思いますので、そういったところで当然地元が優先になりますけれども空いている時間については活用していただくのもいいのかなと考えております。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 じゃ、2問目は結構です。
  3問目伺います。
  179ページ……ごめんなさい、終わりました。次でした。すみません。ごめんなさい。
○小島利枝議長 1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。2問お願いします。
  最初に1問目です。139ページ、お開きになりましたか。
  土地改良施設等応急修繕事業の中に、農村地域防災減災事業、実施計画策定業務委託とあります。4,680万円、これについてご説明願いたい。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  この農村地域防災減災事業でございますけれども、大本は法令に基づきますと防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法という特別措置法が令和2年から令和12年の間の時限立法でできております。この中で、ある一定規模の大きなため池については堤体の補強工事をしてくださいというものでございます。その特措法に基づきまして実施をする事業でございますけれども、この実施計画策定業務委託につきましては、まずどういう、このため池ごとにそれぞれ違うわけですので、そのため池に合った工法の選定と、それから測量ですとか、あるいは国庫補助金を申請するために必須となります書類作成ですとか、そういったもろもろな事務も含めまして、そういった資料を作成する事業でございます。
  これにつきましては、令和5年度についてはときがわ町防災ため池、重点ため池が10か所 ありますけれども、そのうちの4か所を実施設計を行うものでございます。
  なお、この4,680万円につきましては10分の10の補助となります。
  以上でございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 分かりました。
  ときがわ町には10か所のため池があって、令和5年度には4か所ということでいいわけですか。
  このため池のほうなんですけれども、この間の新聞でため池を連合で嵐山、小川、幾つかやったんですけれども、ときがわ町は外れていたんですね。それについてはどういう考えなんですか。答えできますか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  畑議員おっしゃっているのは、日本農業遺産の関係で滑川町ですとか比企丘陵の、あとは熊谷、深谷も入るんですけれども、そういった地域の農業遺産ということで認定されたわけでございますけれども、比企丘陵という中にときがわ町が入っていなかったということでございます。実際入っていないのは、ときがわ町と鳩山町は入っておりません。
  なぜかというと、平成29年頃に日本農業遺産に申請するための協議会が設立されまして、その際にときがわ町は入らなかったという経緯がございます。なぜ入らなかったかというと、認定された農業ため池については天水、雨水とかをためて、それを活用した農業をするという農業でございます。ときがわ町についてはそういった農業ではなく、実際川から水を引いて行っている農業がほとんどですので、そういったところで申請する目的に合致していなかったということで、ときがわ町はその協議会のほうには参加していないということになっております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 分かりました。
  申請したけれども、該当しなかったということでときがわ町は入っていないということですね。ありがとうございました。
  じゃ、1問目はこれでいいと思います。
  2問目にいきます。
  147ページ、よろしいですか。商工会補助事業、902万5,000円、これは商工会の補助に対 するもので、商工会に対し運営費を補助する事業とあります。これについて1年間分補助、去年もしている、今年も同じように上限なしで同じ支出をしているんですけれども、これはどういう意味で上限なしで同じにしているんですかね。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 ではお答えいたします。
  運営費の補助ですけれども、基本的にこの運営費の内訳でございますけれども、経営指導等に行います事業ですとか、講習会等を行う事業の費用、あるいは地域総合振興事業費といたしまして、それぞれときがわ町の商業部会ですとか工業部会ですとか、業種によってそれぞれの部会ができております。そういった部会の活動費のために充てられている予算でございます。
  また、管理費といたしましては、商工会運営のための事務費ですとか修繕費、あるいはいろいろな設備を維持していくための負担金等も含まれておる中で、902万5,000円という額を運営費として補助をしているものでございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 運営費、去年と同じ902万5,000円、これが妥当かどうか分かりませんけれども、商工会というのは町のために一生懸命いろんな事業を行っています。当然、町も同じようにバックアップしながら町の発展のために必要だと言えばこれしようがないんですけれども、ぜひ商工会に対しては町のほうもスクラムを組んで、町を盛り上げるという意味で商工会にも902万5,000円、使い道は今言ったんですけれども、本来ならいろいろあったので、減額してもいいのかなと思ったんですけれども、町を盛り上げる意味でぜひバックアップをお願いしたいんですけれども、どうでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  商工会につきましては、地域における商工業の振興を図ることを目的に事業者の経営指導など、事業者の皆様を支援するために様々な事業を行っております。また、地域経済の発展を担う重要な役割を果たしておりますので、そういったところからこういった運営費を支出しているわけでございます。また、第2次ときがわ町総合振興計画の後期基本計画におきましても、基本政策から始まって基本施策、それから末端の施策におきましても商工業の発展のために商工会を支援していくという文言で記載されております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ぜひ町のほうも商工会のほうをバックアップして大きな事業とか進めていってもらいたいんですけれども、これは要望になります。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  2点ほどお伺いします。
  147ページ、上段ときがわ祭り補助金で、お祭り関係でちょっとお聞きしたいんですけれども、町が補助金を出すお祭り、またイベントに対して、職員の派遣についてルールとか規約はあるのか、お伺いします。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  派遣等については特にルールはございませんけれども、これは町の事業として町の地域活性化のために行うものでございますので、職員とあるいはその関わる団体との共同作業という形で事業を運営しております。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 共同ということで、職員に対しては給料等はしっかり支払われているのかお伺いします。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  例えば、ときがわふるさと祭り、木のくにまつりは1日の事業となっております。こういったときには職員1日出勤しますけれども、その代わりに代休という形でほかの日に休んでいただいたりですとか、あるいは状況によっては時間外を出して、職員が休みがなく働くということではなく、職員の福利厚生も考えながら進めているところでございます。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 ではボランティアではないという中で、派遣については職員に対しての行きたい、行きたくない等の意向調査等、職員のことは、意見等は聞くのかどうか、最後にお聞きします。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  まず、行く、その事業にお祭り等に参加する職員についてはその担当職員が中心となっております。そういったところで、担当者も自分が行くのが当然だという形で行っておりますので、今までほかの担当課の方、職員については行ってもらえるかどうか確認をして、行けますという職員について出てもらっているということでございますので、無理やりこちらから指名をして行ってくれということはしておりませんので、お願いいたします。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○正木 彰産業観光課長 当然、代休届は勤務命令出ています。
○4番 神山 俊議員 働いてくれと言って勤務命令が出て働いているわけでしょう。
○正木 彰産業観光課長 そうですね。
○4番 神山 俊議員 自己判断で  じゃない。
○正木 彰産業観光課長 じゃないですね。
○4番 神山 俊議員 じゃ、そう言わないと。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 すみません、言葉が足りませんで失礼しました。
  勤務命令がいって、この事業を行ってくださいということで勤務命令を出して実施しております。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○4番 神山 俊議員 2問目なんですけれども、167ページ、中ほどの都市計画基本図更新業務委託料ということで、本当に計画というのは様々あると思うんですね。そのような中で、私もちょっとこれ初めて聞いた計画で、合併後更新が必要だということで更新するということなんですけれども、率直に言えばこれは国からの指示なのか、どうなのかお伺いします。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  これは、都市計画基本図というのは都市計画図のことです。図面です。ときがわ町は用途地域を指定していないので、白図と呼んでいるんですけれども、その白図が合併以来更新をしておりません。この中で例えば太陽光で大きく変わったところだとか、そういった場所なんかもかなりありますので、もう一度ここであれは有料で配布していますので、この図面を都市計画図を更新するという事業でございます。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 必要なんですよね。今後活用される予定があるから、更新が必要とい う認識で、何となくつくりました、課長が少し見ました、棚に置きました、そのままですではなく、ちゃんと利用価値が今後ある、また計画で目標値等があるために必要ということでよろしいのか、お伺いします。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  これ計画ものではないので、この図面を活用して、当然有料配布はしますけれども、町のいろんな施策に活用できる図面なので、地図情報ということでこちらについては今後随時活用はしてまいりたいというふうに考えております。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 私も素人で全然その図面が分からないんですけれども、ただ金額も金額ですので、しっかりやってもらいたいし、利用するのであればしっかり利用してもらいたいなと、何となくどうなのかなと思ったんですけれども、ぜひせっかくつくるからにはその元を取るぐらいの活用をぜひしていただければなと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  3問お願いします。
  139ページの農村地域防災減災事業ですが、この中で私防災についてのちょっと質問をさせていただきますが、近年線状降水帯等による災害が多くなっています。その中で、やはりときがわ町の地形は危険区域もたくさんありますから、ぜひその防災工事、砂防工事ですね。このことについても力を入れていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
  これは時限立法ということで、国の施策の中で一つだと思うんですが、その防災についてやはり重要課題として質問させていただきます。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 2時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 2時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  こちらの計画のほうとは直接は関係ないんですが、近年のそのゲリラ豪雨、こういったものに備えて砂防工事をというお話なんですが、砂防につきましては随時その砂防指定地で、その中で土石流危険渓流というのもかなり多く町内にございます。そこについては県のほうと連携を取りまして優先順位をつけてハード整備のほうを要望しているところでございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 土砂災害では、この予算については順番待ちなんですよね、今のところね。国の予算は。それと防災安全交付金については、申請に基づいてあると思うんですが、国は対応策で73億円今計上しております。そういう中で、やはりきちんとした安心安全のまちづくりの中で欠かせない事業になると思うんで、ぜひこれはこれとして、私は防災のほうでちょっとお願いしたいんですが、ぜひその点は、要望を今加藤課長しているということで、推進して進めていっていただきたいと思います。お願いします。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  やはり多額の費用がハード整備にはかかります。そんな中で土砂災害防止法で警戒区域、特別警戒区域を設けて、危険なところについては早めに避難をというところなんですが、引き続き基本的なハード整備について継続して県、国のほうに要望をしているところでございます。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 143ページのときがわ産材活用補助金です。住宅リフォーム助成制度がありましたよね、これは私当初は三、四回質問してやっと実った事業なんですが、時限立法ではないということで今まで活用されてきました、この中に入っているということですよね、事業がね。そうすると、ときがわ産材活用補助金の中では住宅リフォームの助成制度でありますから助成金がありますよね、そういうことの内訳もちゃんとして周知できるのかどうか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  住宅リフォームの助成金がございました。これについては上限額で20万円まででございま した。また、その20万円をもらうためには、実際に10分の1の補助金ですので、200万円使わないと20万円が補助金として交付されなかったということがございます。あと、木材をときがわ産材を使っていただくにもリフォームという限定でございました。この新しい事業につきましてはリフォームもそうですし、新築住宅にも対応しますし、また最近ですとウッドデッキ等も非常に附帯建築物として多く使われているということもございます。
  目的は、ときがわ町産材を多く使っていただくというのが趣旨でございますので、そういったところで、そういったリフォームという枠を取り外して、建築に木材を使っていただいたら補助金を出しますというものにしております。
  中身といたしましては、1立米当たり2万円の補助金といたしまして15立米、いわゆる30万円を上限として補助金を出したいと考えております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 じゃ、リフォームを位置づけないわけですよね、あくまでもときがわ産材活用となるとリフォームには使われるわけですよね。そこの内訳は、これ見た人がよく分かりますか、その内容について。だから、何かが絡む、増改築も含めてリフォーム的なものも位置づけがないと、使える箇所か迷うんじゃないでしょうか、そういう点はないんでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 要綱等については、これから予算が可決されましたら制定していくわけでございますけれども、そういった中で、どういったものに使えますということは載せていくつもりでございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 やはりそこはきちんとやっていただきたいと思います。生かされたものが生かされなくなっては残念だと思いますから、ぜひお願いします。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 この事業、予算が通った後につきましては、広報等でしっかりと周知をしていきたいと考えております。
○小島利枝議長 3問目お願いします。
○11番 野原和夫議員 ページ151ページのまちづくり活動支援事業補助、このまちづくり活動的なものですが、内容説明をお願いしたいんですが。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  まちづくり活動支援事業でございますけれども、対象事業といたしまして地域振興、農林振興、農業振興、商工振興、観光振興の大項目は5項目でございます。
  例えば、農業振興ですとか、そういったところでは特産品の開発ですとか、あるいは農林振興であれば森林の保全とか活用をする木材利用の促進をするための事業ですとか、そういった活動に充てていただく補助金でございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 この活動支援事業のメンバーというか、そういう人たちはどのくらいの割合で入っているんでしょう。いずれにしろ、この支援補助なるものは母体があるわけでしょう。ただお金出しますからっていって、そこにつくわけじゃないですよね。その点を伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  これにつきましては、地域で組織された団体ですとか、あるいは行政区で組織された団体ですとか、そういった5人以上の団体で、かつ6割以上の方が町民であることを基準としております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。2問お願いします。
  先ほど田中議員からも出たんですが、137ページ上段、有害鳥獣対策施設新築工事、これは1,300万とかなり高いものです。そして機械器具費としては200万円出ております。機械器具とはどのようなものか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  機械器具費でございますけれども、この解体施設で使います有害鳥獣の解体をするための作業台ですとか、あるいはテーブル、これは食品加工等をするための作業テーブルでございます。あとは流し台ですとか、そのほか細かなものとなりますけれども、あとは有害鳥獣の解体施設でペットフード等を作るための食品乾燥機ですとか、ミートスライサーとか、ミンサーとか、そういった加工をするための器具となります。
  またあと、有害鳥獣駆除を行った日時にもよるんですけれども、平日の午前中とかに行う 場合には、午後にそのまますぐ、解体したものを衛生組合に運べるんですけれども、土曜日とか日曜日になりますと運ぶことができませんので、そういったときには冷凍庫に一時期保管をしていただいて、月曜日とか、週明けに衛生組合に運んでもらうというようなことを考えております。また、そういったことで、夏場なんかもすぐ腐ってにおいが出ますので、衛生面からもそういった冷凍庫が必要になってくるということでございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 ペットフードの加工をするとのことなんですが、これは何人でするんですか。そして、前年度卒業した地域おこし協力隊員の協力はあるのか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  人数は、有害鳥獣駆除を行っていただいた方たちが使っていただくために設置をするものでございます。そういった希望者によると思うんですけれども、ちょっと人数まではまだ把握してございません。
  それから、今年度卒業します泉名さんがペットフード等の加工等の技術を持っておりますので、泉名さんにそういった技術の指導者として活躍してもらう予定でおります。
  もう1人、昨年卒業しました木下さんですけれども、その方についても、本人の希望があれば使っていただくことを考えております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 今年度卒業する地域おこし協力隊員は、今後卒業するわけなんですけれども、施設を使う、そして機械器具等の援助、今回、機械器具も結構高価なものをたくさん買いましたけれども、その後補助等はどうするのか。そして、例えばそこの電気代等の維持費、そういうものについては町の負担があるのかどうか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 まず、今年卒業する泉名さんの卒業後の活動費でございますけれども、活動費については町から一切補助はいたしません。ただし、卒業に当たって、卒業後に必要となるものの購入とかは補助金の中で可能ですので、今年度については100万円の予算を計上してございまして、卒業後に泉名さんが購入したいというものの購入の補助として補助金を支出しております。
○小島利枝議長 2問目、お願いします。
○7番 山中博子議員 149ページ、弓立山山頂展望広場整備工事1,020万円、これは弓立山山 頂にバイオトイレとウッドデッキ各1基ほかを整備するもので、このほか公衆トイレ新築工事1,100万円、解体工事126万5,000円、周辺休憩施設整備工事が495万円、ハイキングマップ作成業務委託が170万5,000円と大附地区活性化促進事業として総予算額2,912万の事業が計上されています。既にみかん山、それからそば道場と観光客の立ち寄るところはあると思うんですが、観光客の入り込みを増やすためにも、このような促進事業を展開しているんだと思うんですが、その後、ほかに観光客がお金を落としてくれるような何か計画等ございますか。せっかく高い施設を整備するんですから、計画があるのかどうか伺います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  計画でございますけれども、まず、観光客数を増やすことによりまして、そば道場ですとか、大附にみかん狩りに来ていただく方を増やして収入を上げていただきたいと考えております。この2つについては既存の施設ですので、人数が増えることによって当然収益も上がっていくことだと思います。
  あとは、弓立山の頂上でございますけれども、令和5年度につきましては、先ほど山中議員がおっしゃったとおり、バイオトイレの設置と、それから眺望を楽しむためのウッドデッキの設置、それからバイオトイレには電気が必要となりますので、その電気を引き込むための工事という形で1,020万円を計上させていただいております。
  その弓立山の頂上で収益を今後上げていかなければいけないと考えてはおります。具体的に今の段階でこういったものをしていくということはまだ決まっておりませんけれども、まず設備投資をしなくてもできるのか、場所貸し、例えばキャンプ場として1区画幾らという形で貸し出すというのは一番設備投資をしなくて収益を上げられるものだと考えております。ただ、その運営を誰がどういうふうにやっていくんだというところまではまだ決まっておりませんので、そういったところも含めて、今後、弓立山の活用については、改めてまたいろんな皆さんのご意見をいただいて検討していきたいと考えております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 せっかくいろいろなところを整備していくんですから、例えば大附地区促進協議会ではないんですけれども、地区の方たちともうちょっと活性化するように話し合っていけるような場をつくっていただきたいと思いますが。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  今、山中議員がおっしゃったとおり、成功するためには地元の協力は不可欠だと考えておりますので、大附のみかん山の会ですとか、地元の方たちとも意見交換をしながら進めていきたいと考えております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 3問お願いします。先ほど出ました137ページなんですけれども、有害鳥獣の関係でございます。長年の総務常任委員会の希望がございまして、これも六、七年、この中で私たち5人、山梨県の早川町へ視察に行きましたけれども、そういう中でできるか、できないかさんざん課長といろいろやり取りをしましたけれども、やっと有害鳥獣のそういう施設を造っていただきまして、誠にありがとうございます。
  せっかく造るんでありますから、まず1点目は、この予算を取ったら、今大変困った問題もありますので、早めに発注して、早く利用させてもらいたいと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  先へ行けば行くほど物価も高騰してきますので、早期に着手をして、できれば4月の指名委員会にかけて、翌月には入札ができるのが一番早い計画かと思いますので、それに向けてできるように進めていきたいと考えております。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  また、昨日見ていた犬の、それも大事だと思います。しかし、課長は行かなかったから分からないんですけれども、早川町の場合は横浜、東京とか、もうこれがいい値で売れるらしいね、ジビエで。私は肉が食えないから分からないですけれども。そういう中で、今、早川町はメインでは、多分皆さんもご存じだと思うけれども、中央道を走りますとほとんどパーキングは早川町が一画を持って、いろいろな動物を売っています。そういう方法と、また東京とか横浜、あっちのほうへ売っていますけれども、後々はそういうこともしてあげると、捕るだけではなくて、意欲が出るようなそういう指導も町からしていかなきゃいけないと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  小宮議員がおっしゃるのはジビエだと思うんですけれども、ジビエにしますと食品衛生法ですとか、残渣の処分の問題ですとか、様々な問題が出てきます。そういったところをいかに赤字にせずに黒字化経営をしていくかというところも非常に大きな問題かと思いますので、そういったところも考えながら今後検討していきたいと考えております。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ジビエも意外とあれ、そういう話を随分前の課長から聞きました。視察へ行っていろんな質問をしながら、意外と簡単なんだね、思ったより。我々5人はたまげましたけれども、こんなに簡単にできるのというようなことがございました。そういう中で、県から補助金もらったり、町からも大分お金が出ていますけれども、結構やり方で、我々は質問できないからというんでよく質問したんですけれども、そうじゃなくて、簡単にできそうなので、ぜひともそういうことを参考にしていただいて、それがまた町の活性化にもなればいいかなと思いますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○9番 小宮 正議員 143ページ、今、野原議員がときがわ産の、これも前にちょこっと渡邉町長も触れた面がございましたけれども、私は再々言うんですけれども、なるべく書類を簡単にしていただかないと、先ほど言ったように、20万円が今度30万円に上げてもらったんですね。上げてもらったことはいいことなんだけれども、何しろ書類を簡素化していただきたい。それはなぜかというと、前はときがわ産の証明書を出したと思うんですね、だから、証明書が出れば、別にそういう手続はちゃんと簡単にいくんじゃないかなと私は思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  小宮議員おっしゃるとおり、問題は証明書ですね。ときがわ町産材をどれだけ使ったかという証明が確認できれば補助金は出すつもりでいるんですけれども、そういった中で、申請書についてはそれなりに出してもらわなくちゃいけなくなりますので、そういったところでは、今企画財政課のほうで移住定住促進事業で定住のための補助金等も出しております。そういったところとも連携をしながら、同じ書類で済むようにしていきたいなと考えております。
  というのは、例えば移住定住のほうでリフォーム工事に対して補助金も出るし、さらにリフォームで町産材を使ってくれたらまた補助金出ますよという2段構えで補助金を交付して いきたいなと考えておりまして、そういったところで提出する書類も共通なものにしていきたいと考えております。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ぜひよろしくお願いします。
  再三、工務店からも言われるんだけれども、20万円まけるから自分で買っちゃうと、そうなっちゃうんですね。それはなぜかというと、書類が容易じゃなくて、そのぐらいのお金ならもういいという。それだと、せっかくこういう計画をつくって、出ないともったいと思うんですね。
  そういう中で、これは個人が申請してもいいし、工務店が申請してもよろしいんでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  基本的には、住宅等を建てる建築主でございます。
○小島利枝議長 3問目、お願いします。
○9番 小宮 正議員 先ほど山中議員が言っていました件でございますけれども、149ページ、今年度は電気とバイオトイレ、あとデッキも造るようでございますけれども、私は予算が少ないと前もお話をしたと思うんですけれども、観光で生きようというんだったら、もう少し予算をつけて、幾ら格好いいこと言ったって、ときがわ町へ来たって駐車場がないんだからだめなんですね。要は、大型バスが止まれるようなそういう場所を造っていかないとだめなのかなと思っておりますけれども、後々はそういう考えを持ちながら弓立山周辺整備工事を検討できないか、お聞きしたいと思います。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  やはり集客施設にはトイレと駐車場というのはつきものだと思いますので、駐車場についても今後検討していきたいと思っております。
  また、地形的に、皆さんご承知のとおり斜面でございますので、なかなか1か所に大きな駐車場を造るというのは非常に難しいと思いますので、駐車場を造る場合には分散をした形で造るほかないのかなと考えております。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 分散してもいいと思うんですね。でも、ある程度駐車場がないと、地 元からまた苦情が来ますからね。せっかくいい場所を造っても、住民から苦情が来ては困ります。そういう中で、ぜひとも、この弓立山がときがわ町の一番メインだと私は思っておりますので、引き続き予算がつくように、またよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 3問お願いします。
  141ページ、森林の経営管理に関する意向調査業務委託、多分これは中央部森林組合に依頼しているものだと思うんですが、これ以前にもやった経緯はございませんか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  以前に森林の経営の意向調査をやったことがあるかということでしょうか。
  すみません、ちょっと私も産業観光、経験が浅いので以前のことは分からないんですけれども。すみません、申し訳ありません。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 これ、いつ頃までに意向調査は完了するんでしょうか。その結果は各個人じゃなくて、町に町民の所有林はこういう意向があるよというようなことが結果として出るんですよね。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 この意向調査につきましては令和2年度から実施しているもので、現在、西平地区をやっておりますけれども、今後、明覚地区ですとか、そういったところに進んでいくようになるかと思います。その結果については町民の方に知らせるかというところではございますけれども、これについては森林の経営のための意向調査でございまして、それを広く町民に知らせるということは考えておりません。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今後の森林経営をどうするかという話ですね、町民に知らせなくてもいいですけれども、町が参考にするわけですね、今後の森林経営をね。半分以上が自分で経営するということは無理だということを判断して、お任せしますという話になろうかと思うんですが、その出た結果については分析する必要があると思うんですが、いかがですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  意向調査をやった結果ですけれども、大体6割の方が森林組合ですとか、そういった林業の経営団体にお願いしたいというような意向を持っているようでございます。そういったところも、現在では、意向調査を行って森林組合のほうに経営をお願いしたいという方については、直接森林組合がその方から依頼を受けて、その区域の森林整備計画を立てまして、それを埼玉県に申請をして、補助金を森林組合が頂いて整備をしていくという流れとなっております。
○小島利枝議長 岩田議員、1問目は終わりました。2問目、お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員    なんですけれども、埼玉県緑化推進委員会負担金というのがその下にあると思うんです、141ページです。各地区からの負担金というのを取られていますよね、私は地区の会計をやって、ああ、地区でも出しているんだという感覚で、少ない額ですから問題にならないかと思いますけれども、これどういう使い方されているんですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  この使い道でございますけれども、例えば町あるいはいろんなところから緑化推進委員会のほうにお金が集まりまして、そのお金につきましては地域の緑化のために使っております。例えばときがわ町で言いますと、ページ数がちょっとあれですけれども、彩の森事業ですとか、苗木の配布事業に使っております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 これは町で管理するお金なんですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 これは町ではなくて、埼玉県の緑化団体が管理をするお金でございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 そこへ、こういうことで使いたいから補助をもらいたいということで申請を出してやるわけですね。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 町からは、この団体に対して、こういった事業を行いたいということで申請をして苗木代をいただいております。
○小島利枝議長 3問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 143ページ、緑の雇用創出基金積立金、その事業概要に森林管理技 術者の養成及び人材確保の財源を積み立てるための事業とあります。この技術者の養成及び人材確保というのは、今後の予定としてあると思うんですが、どのようにお考えですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  技術者の養成ですとか確保、ここ数年行っていないわけですけれども、今後については取り組んでいかなければいけない課題だと考えております。そういったところで、町の職員だけが考えるのではなくて、地域の林業団体等もございますので、令和5年度はそういった方たちにご意見をいただくという場を設けまして進めていきたいと考えております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 事業体というのは、今町にどういう事業体があるんでしょうか。個人情報みたいな形になるといけないんで、その点はいいんですが、何件ぐらいあるんですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  埼玉県に登録されている事業体については2団体でございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 要は、これずっとやっていないですよね、緑の雇用を。ぜひやってもらいたいんです。前にやったのは3年だったかな、そのぐらいかかるんですよね。ですから今から計画を立ててやっていかないと、人材がだんだん少子高齢化、代える人がいなくなりますよね。ぜひその計画を立てて、この林業をやる人に多くの賃金を払えるような事業体をつくっていただきたいというふうに思います。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。1問お願いします。
  ページ149ページですが、先ほど山中議員、小宮議員が弓立山山頂の整備、あと愛宕山も含めて。ちょっと小宮議員と考えが違うんですが、小宮議員は予算をもっとつけろということで、やはり整備を急いでいるように感じているんですよ。私は、もう少し慎重にやるべきだということを言いたいんです。というのは、今までも特産物の開発、なめことか、様々な開発も含めてみんな失敗しています。これは自然を相手にする事業ですから、やはりそこに人が集まらないと成り立たないのですが、その運営について、町はこれから一気に整備をし て、そこでやっていくのか、その問題についてちょっと聞きたいです。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  この弓立山山頂の整備ですとか以外にも、ときがわ町にはいろんな、三波渓谷もそうですし、まだまだ整備をしていかなくてはいけない場所もございます。そういった中で、今後考えていきたいのは、今、ときがわ町の観光振興計画の中でうたっておりますけれども、まだ仮称ではありますけれども観光振興推進委員会というものを立ち上げて、そこがPDCAサイクルを管理していく組織としていきましょうということで計画を立てておりますので、令和5年度については、この組織を立ち上げまして、様々な団体から代表者が集まると思いますので、そういった方のご意見も伺いながら、どこの場所をどういうふうな整備をしていくのかというご意見をまとめていきたいと考えております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 管理運営というのは観光協会のほうでやるんですか、観光協会のほうでその計画に基づいてやるようになるんですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  この観光振興計画の中では、まず、その大本となる団体を設立して、そこでどういう行事をやっていくかを決めて、その実際の運営については観光協会ですとか、町が中心となってやっていきましょうという計画になっております。
  役割分担で言いますと、町内の事業については観光協会がまとめていって、町外のところと連携をしていく事業については町が中心となってやっていくというような役割分担もできております。そういったところで、今後は、この計画に基づいて観光事業を進めていきたいと考えております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 運営の基になる頭がぶれるとだめだと思うんですよね。そこはしっかり見てやっていっていただきたいと思います。失敗はもう許されないと思うんですよ、いろんな事業をこれから。景気が悪くなればなるほど失敗は多くなりますから、そういう中では確実に成功をするようにお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。3問お願いします。
  まず、1問目です。9款消防費、175ページ、一番最後、委託料を聞きたいと思います。
  委託料で作成委託料、地域防災計画改定業務委託料が198万円、ここについての説明をお願いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、防災担当の総務課のほうからお答え申し上げます。
  ページ175ページの委託料のほうに地域防災計画改定業務委託料というのが、今年、新規事業として上がっております。この防災計画は、ときがわ町に風水害、地震災害あるいは雪害、停電とかが発生したときに、その災害に応じてどういう対応をとるか、各課がどういう責任分担を負って、どういう行動を起こすかというふうな計画でございます。
  今流れている計画は平成30年度に策定したものでございます。そこから現在に至るまで上位計画である埼玉県の防災計画であるだとか国の法律等が改正になっております。基本的には、それの改正に対応したものに整合性をとること、それから、ここ数年間で我々はかつてないような、恐らくこの同じところに本庁舎雨量計というのが載っているんですけれども、正確にはここで何ミリ降ったか実は分からなかったんですけれども、そういった新しい降り方をする豪雨がときがわ町にも起こるようになったと。
  そういった災害の経験を踏まえた計画に変えていくこと、あるいは新型コロナウイルスという、この防災計画に全く載っていないものに対する備えも掲載していくというふうな考えで更新作業を1年間かけて進めてまいる予定でございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 大変前向きないい答弁をいただきました。ありがとうございます。これは5年に1回するということでいいわけですよね。
  今、課長のほうからの答弁で、ときがわ町はかつてないような豪雨を昨年受けたわけですけれども、そういうのも踏まえて、網羅して地域防災計画のほうをつくってもらいたいんですけれども、お願いできますか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 先ほど5年間というお話があったんですけれども、ちょうど5年なんですが、実はこれ、計画期間の定めがないんですね。恐らく気候状況が安定して、世の中の人々の生活様式とかもほぼ変わらない時代であったら、比較的長くこれが計画期間をとって も問題ないのかなと。しかしながら、昨今の地球環境の変化を見ますと、100年に一度や10年に一度が毎年みたいにあるみたいなことになってきてしまいます。今後も、恐らく5年に一度くらいのペースでこれを改正していく必要があるのではないかなというふうに私は思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ありがとうございます。
  災害は、まして自然災害ですので、どこまでやったらいいかということは不確定で、なかなか執行部のほうも分からないと思うんですけれども、それなりに、なったときには素早い対応をして、我々も応援しますので、ぜひ防災のほうに力を入れてください。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○1番 畑  豊議員 2問目です。ちょうどその下になりますね、本庁舎雨量計更新業務委託50万4,000円、これについてお願いします。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、その下、先ほどちらっと申し上げたんですが、本庁舎雨量計更新業務委託料、昨年の7月豪雨のときに、我々が信頼のおけるデータとして見るのは気象庁のアメダスデータなんですね。あとは、県が設置した雨量計だとか、公式なものはそれらです。
  実は、本庁舎にも昔ながらの針が紙に描いていくようなものはあるんですが、極めて信頼性に欠けるというふうなものになっております。隣町の鳩山ではアメダスがありますので、そこで100ミリを記録していて、ときがわ町の関堀地内では地滑りが発生した、そのとき、恐らく当時、ときがわ町でも同じくらいの雨量が降っていたのではないかな、実際のときがわ町の雨量計だと、みんな100ミリ足らずのデータになっておりますので、今後、いち早く正確な、例えば避難所情報を出す場合にも、あるいは役場の体制を整える場合にも、役場の本庁舎の正確なデータが欲しいということから、今回最新式のものに更新をさせていただくというような予算でございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ありがとうございます。
  これ私、去年、本会議のほうで質問して、町長のほうもつけるということを言われていましたので、大変ありがとうございます。ぜひ早い設置のほうをお願いします。
○小島利枝議長 3問目お願いします。
○1番 畑  豊議員 3問目、ちょっとページが分からないので、私がタイトル名言いますので、それは私のところですと言ってください。
  玉川浦宿揚水機場外取壊工事121万円、この内容をちょっとお願いします。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 ページは137ページ、農業施設等維持管理事業でございます。下のほうにあるかと思います。
  では、お答えいたします。
  この工事でございますけれども、以前、田んぼを作っていた場所が、今は既に田んぼを行っていないんですけれども、その田んぼに都幾川から水をくみ上げていたポンプ場が2か所ございまして、もう既に使われなくなってかなりの年月がたっていて老朽化、廃屋的な感じになってしまっております。当時設置をしたのが都幾川だったのか、玉川村だったのか、ちょっとその辺は不明なんですけれども、利用者団体の方々からの要望で、取壊しをしていただきたいということが出てきておりましたので、こういったところで、この2か所について町が取壊しをするものでございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 じゃこれは、田んぼをもうしない、これ壊しちゃうと水が揚がる、今も揚がっていないと思うんですけれども、その取壊しによって田んぼはできないし、以前からもやっていなかったということで、住民の方からの要望だということでいいわけですね。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  もう既にポンプも壊れていて、水も揚げていない状態なんですけれども、今後も田んぼはやらないという地主さんからの承諾書もいただく中で工事を進めていきたいと考えております。既にいただいております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 これは取り壊しちゃうと、最終的にはなくなってしまうから、全然用水を揚げられないということですよね。であれば、あとは地元の方からの要望とか、そういうのをいただければいいかと思います。取り壊してしまうと、またつくってくれと言われて も大変なことになりますので。じゃ取っちゃうということですね。分かりました。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 1問お願いします。
  161ページの関係なんですけれども、町道719号線の測量設計業務の関係なんですけれども、これは道路の測量設計だけで、前に分譲地の計画はあるかとか私も言いましたけれども、そっちのほうまでは、あくまでも719号線のほうをメインに今回やってあるんでしょうか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  この719号線につきましては、ご存じのとおり藤坂の東側に当たる町道なんですが、ここについては、おっしゃるとおりメインは町道でございます。ただ、今先行取得している用地もございますので、瀬戸川の北側を県道までこの道路を延ばすというのがメインで、ただ、その道路を設計するに当たって、当然この藤坂、今3棟建っている東側についても、用地的に町の用地もございます、そういったものをにらみながら、まず道路、あと瀬戸川の橋梁、あと宅地の分譲、その宅地にどういった形で将来的に道路をつけていったら一番うまく計画が立てられるかというのも含めて、全体でこの測量設計のほうを計画をしていくと、そういう内容でございます。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 それでは、そこの道路ができる西側の土地を地主さんが今売ると言っているので、なるべく早く町は取得するべきだと思うんですね。できれば橋梁の部分、墓地が左側にありますけれども、墓地の東側も多分町道だと思うんだ、あの道もずっと橋のほうまで回っているんですよ、そこまで回れれば、地主さんも高齢者で、できれば町に買っていただければ竹を刈らなくても済むというふうな感じでございますけれども、そこもぜひお願いしたいということなんで、なるべく、そういう目的があるんであれば道路と一緒にそういう用地は買っていただければ地主さんも喜ぶし、また、せっかくの今までの工事をやって、いい道ができましたって町が分譲する予定があるのであれば、早く取得していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  用地につきましては、やはりタイミングというのがあると思うんですね。今回、令和5年の当初予算にはそちらの用地費用までは計上しておりません。ただ、そういったタイミング等を見て、必要であれば土地の開発基金がありますので、そちらのほうで買収という形もとれると思います。そういった全体の計画の中で必要な土地については先行的に取得していくという手も必要かと思われますので、そちらについては前向きに検討をさせていただきたいというふうに思っております。
○小島利枝議長 もう1回お願いします。
○9番 小宮 正議員 地主さんはすぐ売りたいんだよ、もう。お願いしますって言っている。だけど気が変わっちゃっちゃ困るけれどもね。そこが一番の問題なんですけれども、そういった場合は地主さんが町のほうへ買ってくれと言ったほうがいいんでしょうかね。私も中へ入って一番困るんですけれども、町が買わないと言ってくれれば、私もありがたいんですけれども。買う気があるんなら、私も中へ入ってもいいかなと、近所の問題ですからね。竹切ったり大変なんで、なるべく早く地主さんは結論を出してほしいようなことを地主さんは言っていますんで、その点はどうでしょうか。
○小島利枝議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 先ほども申し上げましたとおり、用地についてはタイミングがありますので、前向きに検討します。
  目的が公共用地の先行取得と、公共用地の拡大の推進に関する法律というのがありまして、そこで土地所有者から買取りの申出という制度があるんですね、そちらのほうを利用してもらえれば、町のほうで審査をして先行取得というのは可能でございますので、そちらについて検討させていただきたいというふうに思っております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 136ページ、市民農園管理運営事業、去年、山中議員がこれ質問して、いっぱいになっていないということで、現在はもういっぱいになったんですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  現在77区画ございまして、75区画まで埋まっております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 そうすると、あと2区画空いているわけですね。それはどのような 形。というのは、山中議員が言ったときは、アンケート等を取ってその使用状況を、あの当時はかなり空いていたんだと思うんですよね、今度は埋まったということは、何か施策を打ったんでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 お答えいたします。
  その後、高坂のサービスエリアにパンフレットを置かせてもらっていますけれども、そういった中に市民農園のパンフレットを入れ込んだりですとか、あるいは市民農園自体にもパンフレットを多く置いて、ほかの方にも呼びかけていただくような形で利用者を募集しておりました。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 農産物の直売所の入り口に、市民農園の事業をやっています、今まだ空いていますから申込みくださいというビラが貼ってあるんです、それご存じですね。ですから、そういう努力もあってそういうふうな形になったんであればいいんですけれども、あの当時、アンケートを取ったりして対策していく、そんなにアンケートを取らなくてもできた事業であるから、それはいいと思うんです。高坂のサービスエリア等から来てもらえるというのはありがたいことだと思います。
  結構です、これは。
○小島利枝議長 2問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 149ページ、弓立山山頂展望広場整備工事というのは、町長の施政方針の中に、町民自慢の観光のまちにするという施政方針が出ていますけれども、それの一環なんですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  観光施設を様々な場所を整備していくということは、全て町長の施政方針に基づいたものでございます。
  また、弓立山に限らず、堂平天文台ですとか、そういった眺望のいい場所もありますので、そういったときがわ町の自慢ができる観光施設を今後も磨き上げをしていきたいと考えております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今後はどういう計画があるんでしょうか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 具体的な計画ですけれども、今後、令和5年度につきましては、先ほど申し上げたとおり、ときがわ町観光振興計画の中でそういったPDCAを管理する組織を立ち上げて、そこでソフト事業やハード事業等も含めて検討していただくという組織を立ち上げてそこで検討していただきたいと考えております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 観光振興計画ができてから何年ですか。22年度から26年で、そこから始まるんですよね。ですから、一番気になるのは、町民自慢の観光のまちづくりに、町がこういうまちにしていきたいというプランがなければ、どうしたらよかんべっていって団体に投げるんじゃ、まずいんじゃないですかね。こういう思いがあるからどうでしょうというのが本来のあれだと思うんですよね。正木課長の話だと、そういう団体に考えてくれと。町長は町民自慢の観光のまちづくりと言っているんですから、町長にだって、こういうまちにしたい、こういうことをしたいという思いがあるんじゃないですか。
  ですから、私が一番気になるのは、町民自慢の観光のまちというんですから、ゲートの入り口のこだわるようですけれども、あそこの仮設のトイレ、あれ仮設ですよね、仮設のトイレが何か非常にわびしい風景ですよ、それが観光自慢のまちになるのかなというふうに思う。きちんとしたトイレを造るとか、桃木に河津桜ですか、公園がありますよね、それをあれだからもっと増やすとか、それから三波渓谷の整備をやっていくと、昔は三波渓谷整備計画というので堰根の堰からこっちの公園化構想というのがあったんですよね。小峯副町長、知っているんじゃないですかね。
  それはいいですけれども、ですから、こういうまちづくりをしたいんだという思い、ここはこういうことにしたいと、かつて町長に立候補した人間が公約で全町公園化構想というのを挙げたことがありますけれども、そういうプランを先行させて、じゃ、こういうの町民の皆さんどうでしょうというのが、私は本来のやり方だと思うんです。
  そういうわけで、町民自慢の観光のまちにするというのは、町長のあれで結構ですから。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私の公約というの、やはり観光の最終目的を狙っているんでね。本当の観光は町民が楽しめる観光、町民が観光を楽しんでくれなければいけないんですよ。今までの状態を見ていると、お客様をお迎えして、町民は一生懸命サービスをやるけれども、町民は本 当に観光を楽しんでいるのか、自分たちで。
  この間、中学生と意見交換会をしたら、僕たちは遊ぶところがない、昔、本郷のあそこで水泳していたんだけれども、もう僕たちは行けない。夏になると三波渓谷、川が汚れている、僕たちはどこで遊べばいいんだ。これでは観光を進めている町とすると、やっぱり町民ないがしろの観光になっているのかなというのを危惧しているんですよ。
  だから、町民があくまでも主役な観光を進めていかないと、自分たちが楽しめる、お客さんを、お友達を呼んで、我がふるさとはこんなにいいところなんだよということが最終的な着陸点かなと思っております。
  それから、なかなか設備が思うように進まないんですけれども、ここで大きな予算をすると皆さん反対しますので、それなのでなかなか事務方も大きな予算が提案できないというのは、非常に苦渋の選択をしているところです。観光のほうも、また大きな予算も出すかもしれないですけれども、ぜひ賛成をお願いいたします。
  以上です。
○小島利枝議長 3問目お願いします。
○10番 岩田鑑郎議員 149ページです。埼玉県外国人観光客誘致推進協議会負担金というので5万円、額も小さいんですけれども、これ、ときがわ町もそろそろ案内板等に外国の言葉を入れるような案内板も必要じゃないかなというふうに思いますけれども、いかがですか。
○小島利枝議長 正木産業観光課長。
○正木 彰産業観光課長 では、お答えいたします。
  確かにインバウンドといっても、ときがわ町は看板を見ても、確かに英語で説明している場所もありませんので、そういうところはよく検討していきたいと思います。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それは予算が必要ですから、それなりのビジョンの中で検討していく必要があろうかと思いますけれども、外国語を理解した上で、英語でいいか、韓国語でいいかというのは、電車に乗ると韓国語が出ていますよね、日本語と並列してね。私は英語でいいと思うんです。ぜひ、外国人が来たときに分かるように。よろしくお願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって5款から9款の歳出の質疑を終了いたします。
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   ◎延会について
○小島利枝議長 お諮りいたします。
  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
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   ◎延会の宣告
○小島利枝議長 よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
  大変ご苦労さまでした。
                                (午後 4時02分)