令和5年第2回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第2号)

                            令和5年6月7日(水)   
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 一般質問
日程第 2 請願第 2号 「戦争の準備ではなく暮らしと平和と子どもたちの未来を守る政
             治に」意見提出を求める請願
日程第 3 報告第 1号 令和4年度ときがわ町一般会計継続費繰越計算書の報告について
日程第 4 報告第 2号 令和4年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につ
             いて
日程第 5 報告第 3号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計継続費繰越計
             算書の報告について
日程第 6 議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度ときがわ町一
             般会計補正予算(第1号))
日程第 7 議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度ときがわ町一
             般会計補正予算(第2号))
日程第 8 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部
             改正)
日程第 9 議案第33号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険
             税条例の一部改正)
日程第10 議案第34号 ときがわ町執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について
日程第11 議案第35号 ときがわ町職員定数条例の一部改正について
日程第12 議案第36号 ときがわ町印鑑条例の一部改正について
日程第13 議案第37号 ときがわ町の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定の取消しに
             ついて
日程第14 議案第38号 訴えの変更について
日程第15 議案第39号 訴えの提起について
日程第16 議案第40号 財産の取得について
日程第17 議案第41号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
荒 井   淳 
政策財政課長
大 野 健 司 
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和 
町民健康課長
式 守 康 子 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
農林環境課長
町 田 圭 介 
商工観光課長
荻久保 充 也 
建設課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木 達 也 
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議会事務局長
正 木   彰 
書記長
師 岡   徹 

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   ◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより令和5年第2回ときがわ町議会定例会第2日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりです。
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   ◎一般質問
○小島利枝議長 これより日程第1、一般質問を行います。
  改めてお願いします。録音のため、特にマイクの先端を意識してはっきりと発声してください。
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          ◇ 小 宮   正 議員
○小島利枝議長 発言順位6番、質問事項1、公民館利用について。
  通告者9番、小宮正議員。
○9番 小宮 正議員 9番、小宮です。皆さん、おはようございます。
  それでは、トップバッターということで1問質問させていただきます。
  質問事項として、公民館利用について。
  令和4年度まで公民館において飲食が可能であったが、令和5年4月から突然、飲食が禁止になった。なぜなったのかということでございますが、また、飲酒も含めて答弁をいただければ、よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 皆さん、おはようございます。
  それでは、小宮議員ご質問の1、公民館利用についてお答えいたします。
  玉川公民館、都幾川公民館の両館は、新型コロナウイルス感染症拡大予防対策として、令和4年11月末までは飲食を禁止しておりましたが、令和4年12月、公益社団法人全国公民館連合会による新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインの改定を踏まえ、同様に12月から玉川公民館、都幾川公民館の両館におきましても規制を緩和し、飲食禁止を撤廃いたしました。
  ただし、飲酒につきましては、ときがわ町公民館条例施行規則の第11条第6号の遵守事項で、「公民館は社会教育施設であるので、館内での飲酒は原則として行わないこととし、特に必要な場合は、あらかじめ館長に申し出て許可を受けること」と定めているため、当面は館内での飲酒は見送りする方針といたしました。
  この決定につきましては、玉川公民館、都幾川公民館の館長である生涯学習課長が決定しております。
  新型コロナウイルス感染症対策も令和5年5月8日以降は5類に移行され、規制も緩和されましたので、玉川公民館、都幾川公民館の飲酒につきましても、開催趣旨、内容等を踏まえ、その都度適切に判断してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 今、答弁いただきましたけれども、私はこの質問をするに当たっては、商工会の青年部の方が再三申し出たけれども駄目だったということで、なぜ駄目なんだということでございました。それは、比企郡内、商工会があります。そして、入間郡、一番遠くまでは三芳まで入っているんですね。そういう団体で、百数名のそういうことがたまたまときがわ町に来たということでございます、順番で。できれば、商工会ですから、地元産を使って地元の施設でできればいいということで、何か再三申し込んだんだけれども残念ながらできないということで、東松山の紫雲閣でやったということでございます。
  非常に残念がっておりました。せっかくの十何年かな、二、三年ぶりの番でときがわ町が来たわけですから、期待もあるわけですね。そういう中で、ときがわが順番なのに東松山の紫雲閣ですよ、情けないですよということで、そういう質問してくれというような言葉もありました。
  なぜそうかなと私も、今、答弁にありましたけれども、県は4月からもう緩和になっているんですよ、県は。よく皆さん見ると、店にももういろいろコロナの関係のあのステッカー もう外していいですよとなっているわけ。そういう中でアクリル板もそうですよ。アクリル板も県は撤退していいということになっているんだよ。だけれども、必要に応じては駄目、お客さんの場合はやってくれという場合はやるんですけれども、あとは消毒だけはきちんとしてくれ、あとは換気はよくしてくださいと、もう県でそうなっているにかかわらず、4月の後半に多分申込みをしたと思うんですけれども、28日頃だったと思うんですけれども、そういう中で、何でいきなりそういうふうに、コロナの関係でと、そういう逃げてしまえば簡単ですけれども、公民館については私も、ころころ変わるわけです、意見が。おかしいなと。
  もとは、昔のことを言いますと、都幾川村では、私と岩田議員しか、この中には古い人はいませんけれども、よくシルバーの隣の家族支援センターですか、村の時代はそこでやっていたんだよね。それから今度は、合併してから今度は公民館であったり、また、アスピアで1階でやったこともありますけれども、そういう中で、何でこれは駄目ですよと、みんなやっているところは駄目になって、おかしい、誰がそんなこと、いちいちそういうこと決めちゃうのかなと思う。これだと町の商業の発展にも私はつながっていかないかなと思う。その点についてはどう思いますか。
○小島利枝議長 正木生涯学習課長。
○正木達也生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  まず、コロナ禍での公民館におけるコロナ対策なんですけれども、公民館におけるコロナ対策につきましては、先ほどの答弁でも申し上げたように、公益社団法人全国公民館連合会による公民館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに基づきまして、各種対策を講じてきたところでございます。
  4月27日に、国のほうで開催されました新型コロナウイルス感染症対策本部におきまして、新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針は2類から5類に移行するタイミング、令和5年5月8日付で廃止することに決定されたわけでございます。これに伴いまして、公民館連合会のほうから出されていた感染症拡大予防ガイドラインも同日付で廃止されることになったわけでございます。
  それまで、公民館の利用の原則ということで飲酒は禁止、ただし、申請をしていただければ利用を可能という形で運営をしてまいりました。社会福祉施設というものを考慮して飲酒を禁止にするような考えで進んできたものですけれども、実際に5月8日に解除するに当たってのその後の方針を考えたときに、今まで利用してきた利用形式というようなものと、あとは、廃止するにいたしましても周辺に関しての周知が徹底していないような部分もござい ましたので、最終決定といたしましては、令和5年5月8日から今までの対策は全て解除して従来のやり方に戻すということに決定をさせていただいたものでございます。
  それまで周りの方に話していたことと最終決定が違ってしまったことにつきましては、こちらの手落ちもございますので、大変申し訳ないことだと思っております。
  以上でございます。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 だけれども、俺はやっぱりコロナで一番打撃を受けているのは、町長もご存じのとおり、ときがわの商業の方なんですよ。
  これは、よく町の答弁で出ますけれども、商工会というのはやっぱり、我々もそうですけれども、地元育成のためにここでやっているんで、そうであれば私は、頭は教育長だと思うんですけれども、館長が。
  例規集を見ますと、例規集には確かに書いてありますけれども、やっぱり相談をして、これでどうかなということをやっていただけなかったのかなと思います。また、我々も4月にも法人会でやりました。法人会で申し込んだときも駄目ですということで、せせらぎで報告会をして、懇親会は店でやりますという、店のほうへということで。
  それでは困るわけですよ。実際に、やっぱり町の発展、利益を商店に出したいわけですよ、コロナでそういう開催ができなかったから。なるべくそういう町の施設を使って、町の商店の活性化を目指そうということでやっているわけですから、我々は。そういう中で非常に残念だなと私は思っています。
  1回ぐらい、そうですね。教育長と相談したんでしょうか。
○小島利枝議長 正木生涯学習課長。
○正木達也生涯学習課長 運営の方針につきましては、館長が単独で決められるものではございません。例規に基づいて運営をしておりますし、その前にはもちろん教育長にも相談を申し上げているところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 本当、教育長、そう思うでしょう、やっぱり。やっぱり地元にいて、やっぱり地元の活性化というのは私は大事かなと思っております。
  そういう中、いろんな事業が全部、今、答弁がありました。5月8日から5類になるということで、何で5月30日だったかな。30日、商工会があったわけでしょう。それだって俺も 確認しました。再三、何とか頼むと。だけれども駄目だということで。結局、来賓の人も最小限に呼んで、そういう相談会ですよ。懇親会はなしと言うんだよ。それだと人は集まりませんよ。そうでしょう。あくまでも商工会がやっているんだから、やっぱり商業の人がいろいろお酒だ料理だ出せるわけですからね。それで、5月8日に5類になったら、何でそういうことを、いいですよと一言返事でできないかなというような感じをしております。
  その点については町長も来賓で出席しましたけれども、非常に残念だとは思いませんか。一言どうぞ。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 大きな町や市に行けば、そういうふうな大きなホールもあるし、民間のところもあるんですが、ときがわ町の中にはお客様を50人以上収容できるような民間の施設がないわけですね。それなので、やはり公共施設を使ったそういうふうな飲食関係のイベントも、これからも結構あると思うんです。
  この話も聞いておりましたけれども、4月の段階でも恐らく5月以降は解除になるんではないかという話はしておったんですが、なかなか商工会のほうも決まっていないことを印刷物で回すわけにはいかないという、非常に何か商工会も苦渋の決断をしておったわけなんですが、ぜひ私も前向きに公民館の利用については考えていきますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 本当に、隣の町は、我々は5月30日になりました。隣町は5月23日かな、同じ商工会でやっているんですよ。町の施設で。おかしいなと思ったわけ。3年ぶりの意見交換だったから、総会後、楽しくできたようだという話を聞いていましたけれども、隣の町はいいと言っていて、何でかときがわ町だけ駄目だと、これおかしなことだなと、そう思います。
  ぜひとも、これからはよく皆さん相談して、やっぱり地域のため、ただお酒飲めばいいという問題じゃありませんけれども、地域の活性化ということで、また商業の活性化ということで、ぜひともそういう、今までは駄目だったけれども、何か広報とか、そういうもので流していただけるのかどうかを聞きたい。
○小島利枝議長 正木生涯学習課長。
○正木達也生涯学習課長 今回の件につきましては、まずコロナ解除後の対応をどうにするかというようなものを公民館連合会のガイドラインに頼り過ぎていたと私自身思っております。 もっと先を見据えて早めに対策を考えて、今後どうしていくべきかを考えておくべきだったかと、今反省しているところでございます。
  また、今後につきましては、公民館、公共施設でもございますので、周囲の皆さんにいろんな部分が分かるような周知につきまして、各種方法で徹底していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ぜひよろしくお願いいたします。
  それと、もっと職員にも徹底していただきたいんよ。職員だって、私も何回も相談行きましたけれども、二転三転して言っていることが全部違うわけね。おかしいでしょう。今度は公民館いいですよと。
  俺聞きに行ったときは、アスピア以外は駄目だと言われたの。5月18日もアスピアでやりましたよ。アスピア、もうこれから飲酒を伴うものはアスピアのみですと言われたわけ。それで、今度公民館もこれからは解除と。やっぱり職員と、課長、よく意見交換して、やっぱりあんまりばらばらじゃなくて統一しておいたほうがいいかなと思いますけれども、その点いかがでしょうか。
○小島利枝議長 正木生涯学習課長。
○正木達也生涯学習課長 今、小宮議員のおっしゃるとおりで、内部の意思統一、できていないとは言わないんですけれども、徹底がされていない部分が確かにありまして、都度都度返答が違うことは、大変相手の方につきましてもご迷惑をおかけすることになると思います。
  今後、内部の意思統一をはっきりしまして、職員には徹底・周知をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ぜひとも、やっぱり町にあるわけですから、よそへ、よそでやることは簡単なんですよ、お店を使ってやればね。
  ただ、それだと、私の一番言いたいことは、それだと町の活性化にはならないということで、これから、今までコロナと言えばそれで終わりましたけれども、もう解除になったわけですから、よく相談して、いい方向性で進むようお願いして、私の質問を終わります。
  ありがとうございました。
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          ◇ 長 島 金 作 議員
○小島利枝議長 続きまして、発言順位7番、質問事項1、男女共同参画促進について。
  通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 3番の長島金作です。
  議長のお許しをいただきましたので、発言通告に従いまして、町政に対する一般質問を行います。
  最初に、男女共同参画の促進について質問をいたします。
  ときがわ町では、ときがわ町人権施策基本方針の改正を行い、令和5年4月に施行しました。この基本方針では、第4章、分野別施策の推進、1女性「施策の展開方向」に性別にとらわれず、その個性と能力を十分発揮し、社会に参画することができる男女共同参画社会を実現するため、政策と方針過程への男女共同参画の促進に努めますと、具体的な記述がされております。この記述は、企業、会社よりも、ときがわ町の執行体制を指したものと理解しました。
  また、ときがわ町では、令和5年4月に組織改正に伴い、職員体制も整備され、正職員数は123名、このうち女性の職員数は50名、女性の課長職員数は6名であり、全管理職に占める割合は21.4%です。総務課調べ。女性の課長・主幹職の人数は、昨年4月に比べ1人も増加しておりません。
  また政策と方針過程への職員配置を考えると、総務課、政策財政課には女性の課長・主幹職はいません。ときがわ町では、ときがわ町人権施策基本方針で、政策と方針過程への男女共同参画の促進に努めますと表明した同時期4月の人事異動では、今までと何も変わらない職員構成の比率です。
  この人権施策基本方針の目標期間は、10年間として取り組むと書かれておりますが、最初の年度から取り組む姿勢に強い意思が感じられません。町の考えを伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  長島議員ご質問の1、男女共同参画促進についてにお答えいたします。
  まず、ご質問にありましたときがわ町人権施策基本方針につきましては、「全ての人がお互いに人権を尊重しながら共に生きる社会を実現する」という基本理念の下、人権教育啓発推進法に規定される地方公共団体の責務として、町が人権教育・啓発を総合的に推進するた めのものであり、町が進める人権施策の基本的な考え方を示すとともに、町民をはじめ、企業やNPO等に対して、町の人権施策の推進方向を示し、人権が尊重される社会づくりのための連携や協働を求めていくことを目標とし、策定したものです。
  町といたしましては、この基本方針の改定に合わせて改定した実施計画に従い、総合的かつ効果的に事業を実施することで、基本理念の実現に向け推進しているところでございます。
  さて、ご質問のときがわ町職員の全管理職に占める女性の割合ですが、多様化する住民ニーズに対応していくためには、政策の立案・決定において、女性の視点を欠くことはできません。女性管理職の積極的な登用を図るため、意欲と能力を把握し、女性職員の職域の拡大により幅広い職務を経験できるよう配慮するとともに、研修等への積極的な参加を促すなど、女性リーダーのキャリアアップを支援することが必要であると考えております。
  このことから、女性が仕事と家庭の両立に関して、本人の意思が尊重され、個々の持つ個性と能力を十分に発揮できるよう、職場を挙げて支援していくため、ときがわ町特定事業主行動計画(後期計画)を令和2年にときがわ町、ときがわ町教育委員会、ときがわ町議会の連名で策定いたしました。
  この計画の中で、平成27年から平成30年までの4年間の実績を基に、計画期間における管理職の女性割合の数値目標を20%と設定しており、令和5年度の実績を見ますと21.4%で達成されている状況であります。今後もこの計画に従い、仕事と生活の調和及び誰もが働きやすい職場づくりに取り組み、性別によらず職員が活躍できる環境づくりに努めてまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 ときがわ町では21.4%、かなりよい数字を示しておりますが、今後のことを考えますと、職員の能力開発や多様な業務経験がないと、課長職に達する人材を確保することができないことは私も承知しています。複数の女性職員の管理職を育成するには、多くの時間とそれを支える職場の職員の支援がないと、対象の職員が孤立して、能力を発揮できないことも予想され、上司の指導や助言も不可欠です。
  しかし、最初から諦めないことです。町長のトップダウンの姿勢が大きく成果に関係します。町長の姿勢を職員が強く感じて、前向きに取り組むことが、男女共同参画の促進に大変重要です。町長の考えを伺います。
  先ほど申しました21.4%の数字はかなりよい数字とは思いますが、6月5日の読売新聞には、岸田総理大臣が30年までに30%以上と申しておりますので、ときがわ町もこれに満足せ ず、もう少し皆さんのお力で女性の管理職を多く増していただきたいと思っておりますので、その辺、町長の回答をひとつよろしくお願いします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 女性職員の管理職についてなんですが、やはり今年度の場合は主幹のポストは女性にも増やしてありますので、課長職は変わらないんですけれども、女性の職員の入所から退職までの生活を見てみますと、前半は結婚、それから育児と、こういうような生活があるわけですね。
  私、考えているのは、例えば育児休暇をしている間でも、例えばIT関係の教育は家庭でできるだろうし、また、そのほかでも普段から研修等々は積み重ねて、職員の能力の向上は図っていくという考えでおります。
  それからまた、女性職員は子育てが終わりますとすごくやっぱり能力を発揮する職員もおりますので、そういうところを捉えて、なるべく管理職に登用していきたいと、こう考えておりますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 これで質問を終わりにいたします。
○小島利枝議長 続きまして、質問事項2、夏季猛暑の熱中症対策について。
  通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 次に、夏季猛暑熱中症対策について質問いたします。
  今年も梅雨明けになりますと夜間でも35度以上の熱帯夜になることが予想されます。地球温暖化がもたらす異常気象により、夏の高温リスクは高まっています。昨年度は、ときがわ町でも熱帯夜が11回ありました。消防署調べ。
  特に高齢者は室内温度が高いことによる熱中症の危険性に気づかず、夜間に冷房装置をつけない人や、エアコンの使用を控えるなど、熱中症の危険度が高くなっています。
  ときがわ町には65歳以上の2人世帯が706世帯、独り暮らしの世帯が575世帯もあります。福祉課調べ。
  災害と言えるような記録的な猛暑が連日続くことにも、今から考えておくべきです。多くの高齢者が命の危険性があるなら、クーラーを使うように防災無線や広報誌で町民に周知して、町民が自ら命を守ることを実践してもらうよう温度計で室温をチェックする習慣を町民にお願いすることも有効と考えます。このような啓蒙活動に町が取り組むべきと考えますが、町の考えを伺います。
  また、冷房を備えた公民館や集会所をクーリングシェルターと指定し、極端な高温で健康に重大な危険が迫ると予想される場合、住民が利用できるようにすべきと考えるが、町の考えを伺います。
○小島利枝議長 長島議員、質問事項と大分ちょっと文章が違うので、趣旨はそんな変わっていないと思いますが、なるべく通告いただいたものでお願いします。
○3番 長島金作議員 失礼しました。次回は気をつけますので。
○小島利枝議長 以上で平気ですか、質問のほうは。
  答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 長島議員ご質問の2、夏季猛暑の熱中症対策についてにお答えいたします。
  近年、地球温暖化の影響により極端な高温となる頻度が増加し、熱中症のリスクが年々高まっております。全国の熱中症による救急搬送人数は高い水準で推移しており、埼玉県内においても熱中症による救急搬送4,663件のうち約54%に当たる2,519件が65歳以上の高齢者と公表されております。
  特に高齢者の方は暑さや水分不足に対する感覚機能、また、暑さに対する体の調整機能も低下しておりますので、喉の渇きを感じる前に水分補給をすること、また、暑さを感じなくても、温度計等をこまめにチェックし、扇風機やエアコンを使って温度調整をすることが非常に大切になります。
  町では、こうした注意喚起を、熱中症予防啓発チラシの回覧やポスターでの掲示のほか、猛暑の土曜日、日曜日には防災無線と防災メールを流しています。さらに、警戒アラートが発令された場合には、命に関わる危険な暑さになることを防災無線と防災メールを使い、皆様にお伝えしております。
  これからは高齢の方が集まる介護予防教室やグラウンドゴルフなどが再開しておりますので、そうした場所での啓発であったり、個々の相談や訪問活動での声がけを積極的に継続してまいります。
  また、クーリングシェルターとしての施設利用のご提案ですが、既に埼玉県では町のクールオアシスという熱中症予防対策を実施しております。この事業は、高齢者や子供連れの方が暑さの厳しい日に外出した際の一時休息所の設置や、熱中症に関する情報発信拠点づくりで、本町におきましても町立図書館をはじめとする5か所、さらにコンビニエンスストアなどの民間施設8か所が手を挙げ、町のクールオフィスを実施しております。
  6月に入り、これから本格的な暑さがやってきます。1人1人が熱中症について知識を身につけ、体調の変化に気をつけるよう、熱中症予防に向けた注意喚起を行ってまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 執行部の前向きな細かい対策に対して敬意を感じますが、特に夜間に対して回答がなかったので、そういった夕方以降、すごい熱帯夜が続きますので、夜間対策についてもお聞きしたいと思います。
○小島利枝議長 式守町民課長。
○式守康子町民健康課長 それでは、ただいまの長島議員のご質問にお答えさせていただきます。
  夜間に関しましてですけれども、実は今週金曜日にこのようなチラシを回覧させていただきます。それには、高齢者はエアコンを使いましょうということで載っております。まず第1弾、こちら啓発させていただいて、その後に具体的なエアコンの使い方というのを、こちらのほうで回覧させていただきたいと思っております。なので、こういったチラシを使った啓発活動をこれから進めていきたいと思っております。
  もう一点、クーリングシェルターの部分なんですけれども、こちらは、町のクールオアシスということで、町内の5か所の施設が、通常の勤務時間になってはしまうんですけれども、開いていますので、そういったところをPRがちょっと不足していたかなと思いますので、周知のほうを進めていきたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 そうすると夜間でも、図書館は難しいかと思いますけれども、そのほかの集会所や公民館をやっていただけるということでしょうか。
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時08分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時09分)
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○小島利枝議長 式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 町のクールオアシスに関しましては、それぞれの施設の時間、勤務時間というかになりますので、その間は空いていますということで周知は進めていきたいと思っています。
  具体的な時間はそれぞれの施設によって違うので、すみません、私のほうではちょっと何とも言えないんですけれども、よろしいでしょうか。
  夜間の過ごし方の部分でしたら、水分をこまめに取りましょうとか、あとは周りの人との声がけというところも言っていただくような、そういった取組も進めていきたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 これからの夏、夏は、熱帯夜と、もうすごい暑い夜間が続きますので、電気代等高騰、ガス代等高騰しております時勢でありますので、そういう施設を夜間開放していただければ、皆さんが集まれば、個々の電気代が節約できて、憩いの場にもなるかと思うんで、ぜひ夜間を何とか開放できる施設を考えていただけないかなと思っております。その点どうでしょうか。
○小島利枝議長 式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 夜間の部分に関しましては、その方自身の睡眠の質がかなり低下するかなと思います。今度は熱中症じゃなくて違う部分での病気になってしまうかなとも思いますので、その辺に関してはちょっと考えておりません。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 執行部では公民館の時間が5時半とか6時とか、ちょっと私も分かりませんけれども、そういった時間内でクーリングシェルターとして今年の夏は考えていないということですけれども、とにかく地域によっては集会所分館とかあるんで、そちらのほうもしっかりと考えていただいて、何とか夜間を、そういう対策で考えていただきたいと思うのでね。
  ただ、そういった日中を、夜間をそういうのは分かりますよ。でも、そういった集会所を利用するのもいいんじゃないかと、ときがわ町は夜間でもそういうことをやっているんだということは内外にアピールするのも必要かと思いますので、ぜひ、そういう前向きな検討をお願いしたいと思いますので、ありがとうございました。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時13分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時14分)
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○小島利枝議長 式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 それでは、長島議員のご質問なんですけれども、夜間に関しましては町のほうで開放するということは考えておりません。
  それに代わるものとしまして、夜間の注意喚起、エアコンを上手に使ってくださいですとか、水分はこまめに取ってくださいといった部分を周知進めていきたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  長島議員。
○3番 長島金作議員 ちょっと一言。
  先ほど申しましたように、今の時勢はガス、水道、諸物価が上がっているんで、個々にエアコン使えば、やっぱりお金が、独り暮らしの人とか2人暮らしの世帯が、苦しい世帯がありますんで、そういった意味で、今年は特別に執行部のほうで、大変ではございますと思いますが、何とかそういった諸物価の高騰の中で、住民を、町民を助けていただきたいなと思っておる次第でございますので、ただ、今まで時間が来たから閉めますとかと、そうじゃなくて、だんだん毎年熱帯夜というか、ひどくなってきていますので、そういったことを町の町長をはじめ、本当に住民のことを考えていただきたいということで申し上げているんで、よろしくお願いいたします。
  以上で。
○小島利枝議長 よろしいですか、次の質問。
  続きまして、質問事項3、合併振興基金について。
  通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 次に3問目、合併振興基金について質問させていただきます。
  ときがわ町では、今から15年前の平成19年度に合併振興基金条例を定めています。令和4年度末の基金残高は10億円を超えております。令和5年度当初予算では、この合併振興基金 から1,654万円を取り崩し、一般会計の歳入として繰り入れ、財源を確保しております。
  なお、3月定例会で浅学な私の一般質問に、「提案事業が数億円であるのであれば、もっとほかに費用をかけるべき事業が、それによってまちの活性化が図られるのではないかというふうに考えている」と他人ごとのように、私が質問していないことを当時の企画財政課長から回答をいただいております。しかし、この回答は、合併振興基金の内容としては間違った回答をいただいたと思っております。
  この回答をいただいてから、私も合併振興基金を勉強し、政策財政課からも資料提供をいただき、資金の内容を確認しました。基金は基金を積み立て、その運用益、利子を財源にソフト事業を実施するものであること。運用益は利子に相当する金額であり、何億円も取り崩せません。また、新町建設計画に位置づけられた事業の財源とする場合に限られるなど、市町村には自由度の低い使い勝手の悪い基金であると分かりました。
  また、現在の状況は、基金条例第7条の町長の定める条件が明文化されていないことから、基金の設置目的に応じた事業であることを新町建設計画に位置づけられる事業にするため、町は新町建設計画を変更する手続で事業に位置づけております。町長が事業の採択を決めるこのやり方では、町民が何を事業にできるか、目的が理解できる透明性の確保がなされるべきと考えますが、町の考えを伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 長島議員ご質問の3、合併振興基金についてについてお答えをいたします。
  ときがわ町合併振興基金は、地域における連帯の強化及び地域振興のための事業の財源に充てることを目的として、平成19年度に設置されました。基金の積立財源といたしましては、事業費の95%に充当が可能であり、今年度の元利償還金の70%が国の普通交付税で措置される合併特例債を活用しております。
  合併振興基金は、積み立てた基金の元金を取り崩すことなく、そこから生ずる運用益を活用して事業を行う果実型基金となっているのが特徴ですが、平成18年12月25日付で、国の取扱いが市町村の要望の趣旨を踏まえて弾力化させており、積立金の財源である合併特例債の償還が終わった範囲内において積立元金の取崩しが認められております。
  また、基金の活用につきましては、基金設置条例の定めるところにより、設置目的である旧市町村の地域振興や地域住民の一体感の醸成などを目的として、新町のまちづくりの基本方針が定められている新町建設計画に位置づけられたソフト事業の財源に充てることができ ます。
  長島議員のご質問、町民が何を事業にできるか、目的が理解できる透明性の確保がなされるべきと考えるが、町の考えを伺うについてお答えいたします。
  先ほど申し上げたとおり、合併振興基金が活用できるのは、新町建設計画に位置づけられたソフト事業と国の取扱い通知で定められております。何を事業にできるのかは、新町建設計画を見ていただければ確認することができます。また、新町建設計画の期間を終了しておりますので、今後、新町建設計画を変更することはできませんので、透明性の確保はある程度なされていると考えております。また、基金にお金があるから何か事業ができるかではなく、町の発展にとって必要な事業は何かを考えた上で、その財源として何を活用していくのが町にとって一番有利なのかを考えながら事業を進めていくべきと考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 ありがとうございました。
  以上で私の一般質問を終わりにいたします。
○小島利枝議長 休憩いたします。
  再開を10時40分といたします。
                                (午前10時24分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。
                                (午前10時40分)
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          ◇ 畑     豊 議員
○小島利枝議長 発言順位8番、質問事項1、熱中症に対する町民・職員への安全対策と大雨に対する取組等について。
  通告者1番、畑豊議員。
○1番 畑  豊議員 議席番号1番、畑豊です。
  議長の許可を得ましたので、一般質問させていただきます。
  まず、今月の2日、大雨による災害で菖蒲園のほうは翌日できたんですけれども、職員の方々、管理職の方々にあっては、雨の中、5時以降も庁舎に残り、町民のために活動していただきまして、大変敬意を表します。
  それと早い段階で、広報で玉川公民館を開設するというようなことも流れましたので、非常に安堵しているところです。町民も非常にうれしく思っていますので、ここでお礼申し上げます。
  それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。
  1、熱中症に対する町民・職員への安全対策と大雨に対する取組について。
  5月17日、18日に埼玉県内で真夏日や猛暑日が記録された。また、暑さに体が慣れていないこのような中で、町として生命・身体に事故等が起きないようにしなければならない。また、線状降水帯のような雨雲が発生して、大規模な災害が発生する。そのため、町の熱中症予防対策等について伺う。
  (1)町民への熱中予防対策は。
  ア、事前情報等(熱中症警戒アラート)は。
  イ、屋内外での活動作業時等は。
  ウ、施設の提供は。
  エ、冷房設備(エアコン等)の補助は。
  (2)職員等への熱中症予防対策は。
  ア、教育・研修は。
  イ、業務活動中の対策は。
  (3)大雨等に対する対策は。
  ア、雨量計の設置は。
  イ、他団体等の連携・協力は。
  以上のことについてお願い申し上げます。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 畑議員ご質問の1、熱中症に対する町民・職員への安全対策と大雨に対する取組等についてにお答えいたします。
  まず、(1)町民への熱中症予防対策はの、ア、事前情報等熱中症警戒アラートはについてですが、近年、熱中症による救急搬送人員、死亡者が高い水準で推移していることから、環境省と気象庁は令和3年度から熱中症警戒アラートを全国で運用しています。
  熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなる日の暑さに気づくためのもので、県内のどこかの地点で、暑さ指数が基準値以上になった場合にテレビなどの報道機関や都道 府県に対して発表されます。そして、この発表を受け、町では町民の方や町を訪れている方たちに防災行政無線と防災メールを使って、危険な暑さとなることをお知らせするとともに、自分の身体を守る注意換気を呼びかけております。
  次に、イ、屋内外での活動作業時等はですが、令和4年の埼玉県熱中症救急搬送者数は4,663人で、その発生場所は住宅が42%と一番多く、次いで道路が21%、道路工事現場などの仕事場が13%となっており、室内外にかかわらず、どこにいても発症する可能性があります。
  町民の皆さんには、まず、本格的な暑さのやってくる前から熱中症警戒アラートにはどんな意味があるのか、発表後はどんな行動が必要なのか、体調管理や水分補給はどのようにすればいいのかなどを、今年もお知らせしてまいります。
  次に、ウ、施設の提供はですが、熱中症対策の一環として、現在、外出時の一時避難所として「まちのクールオアシス」を町立図書館等町内5か所に設置しております。高齢者や子供連れの方が、暑さの厳しい日に体温上昇や水分不足により熱中症にかかることのないよう、冷房の入った身近な施設を一時的な避難所として、6月1日から9月30日までの間実施しております。
  また、町内の民間施設、コンビニエンスストア等8か所も、熱中症に関する情報発信拠点として手を挙げていただいております。
  次に、エ、冷房設備(エアコン等)の補助はにつきましては、町としましては、補助ではなく、先ほどお話しいたしました「まちのクールオアシス」を引き続き設置し、町民の方に活用していただけるよう進めてまいります。
  次に、(2)職員等への熱中症予防対策はの、ア、教育研修はについてお答えいたします。
  現在までに熱中症予防対策を目的とした職員研修は実施しておりませんが、これからの時期、ご指摘のようなことが心配されますので、環境省や埼玉県が作成したガイダンスやリーフレットを参考に、職員等への熱中症予防対策の周知に努めてまいります。
  次に、イ、業務活動中の対策はについてお答えいたします。
  省エネルギー化推進のため庁舎等の空調温度を高めに設定しておりますが、毎年5月1日から10月31日まで職員等の軽装による勤務を奨励することで、熱中症予防を努めております。
  また、屋外等での活動においては、職員同士の声のかけ合いや、行事等への参加者が熱中症にならないよう十分に配慮するなど、注意喚起を積極的に行い、安全を確保しながら業務活動を実施してまいります。
  次に、(3)大雨等に対する対策はの、ア、雨量計の設置はについてお答えいたします。
  町内に設置されている雨量計につきましては、国、県、町で設置したものがございまして、全部で7機設置されております。内訳といたしましては、大野地区に国設置が2機、県設置が1機、西平地内及び日影地内に県設置が1機ずつ、そして、本庁舎及び第二庁舎に町設置が1機ずつとなっております。
  また、本庁舎に設置しています雨量計につきましては、雨量の記録を紙で管理しており、より長期間の記録を可能とするため、今年度中にデジタル化を実施する予定です。
  次に、イ、他団体等との連携・協力はについてお答えいたします。
  大雨等情報につきましては、熊谷地方気象台、埼玉県、小川警察署、比企広域消防本部、ときがわ消防団などと連携・協力し、情報収集を行い、迅速かつ的確に対応してまいります。
  くしくも、先月25日から線状降水帯による大雨が予測された段階で、顕著な大雨に関する情報が発表されることに、運用が見直されました。これにより、今までより最大で30分ほど早く情報が発表されることになりますので、この時間を有効に活用し、他団体等との情報共有、危険な場所からの避難指示、避難所開設などの対応に生かしてまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それでは、質問をさせていただきます。
  まず、ここで、熱中症警戒アラートが出た場合には、町のほうから防災行政無線と防災メールを使って危険な暑さだよということで知らせるということで言われました。この知らせる回数にあっては、私これ、前回もちょっと質問したんですけれども、熱中症警戒アラートが出て、午前中、たしか10時と、それから午後、非常に暑くなるピークが午後にあるんですけれども、前回の回答では放送は1回しかしませんということ言われたんですけれども、ここで、本当に危険な暑さのときには午後がピークになるので、ピーク時に町民の方へ知らせるような手段は取らないんですか。お願いします。
○小島利枝議長 式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 では、お答えいたします。
  前回、6月の議会のときに1回というお話はさせていただきました。やっぱりここに来て、尋常じゃない暑さというものが発生しておりますので、今年度につきましては、畑議員ご指摘のとおり、10時と14時の2回で周知を進めていきたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ありがとうございます。ぜひ、暑さのピークは午後にありますので、午後の放送もぜひするようにしてください。お願いします。
  それと、続きまして、冷房設備、エアコン等の補助はということで質問させてもらったんですけれども、特に町のほうではエアコン等の補助というのは考えていないんですか。お願いします。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  高齢者のみということで、近隣の状況について調査させていただきましたので、まずはその状況について報告をさせていただきます。
  埼玉県におきましては、唯一、川越市が補助金を実施しておりましたが、これが昨年の12月で終了しております。そのほか、茨城県の下妻市、潮来市、つくばみらい市、利根町が実施しておりましたが、こちらにつきましてはコロナ対策というふうなことに合わせた事業で、現在既に終了しております。そのほか、群馬県の伊勢崎市、大泉町、中之条町、それと、東京都の港区で現在もこの助成事業を実施しているようです。そのほか、千葉県、神奈川県ではこういった状況は確認できませんでした。
  いずれにしましても、実施している自治体はまだ現在僅かですので、すぐすぐ、ときがわ町で補助金の実施については現在はちょっと考えておりません。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 いろいろ調べていただきましてありがとうございます。
  ぜひ、ここ数年、あるいは未来のことを考えると、エアコン等の設置の補助についても検討していただきたいと思われますので、ぜひそれも考えていただければと思います。
○小島利枝議長 答弁。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 この補助金につきましては、過去に実施していたところ、現在も実施しているところが若干ある中で、助成内容、助成対象につきましてもかなりばらつきがございます。例えばなんですが、おおよそのところは高齢者のみの世帯、1台もない世帯、住民税が非課税な世帯、滞納をしていない世帯と、こういった条件というのはどこの自治体も同じなんですが、高齢者一つにつきましても65歳以上であったり、70歳以上であったり、75歳以 上であったりと対象者も様々です。
  また、補助金の金額、補助率につきましても各自治体が様々な状況で実施しておりますので、こういったものを研究しながら、今後について勉強していきたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 よろしくお願いします。
  続きまして、(2)職員等への熱中症の予防対策はということでお答えをもらったんですけれども、今現在、職員等への研修は実施しておりませんということでした。実施しなくてよろしいんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 職員に直接研修をして啓蒙するということをしなくても、職員自身がやはりいろんなメディアからの情報等を入れることによって、熱中症対策というのは取れるというふうに思っております。
  そうした中でも、町としても職員管理の中で、やはりそういったガイダンスですとかリーフレットを参考に注意喚起はしていきたいというふうに考えているところでございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ぜひ前向きに、今現在していないんであれば、先ほども言ったようなリーフレット等を使う、あるいは、その課ごとに、今日みんな体調どうだいとかいうことで声かけとかも必要なので、そういうのも含めてしていただければいいかと思います。
  今、非常にデジタル社会なんですけれども、災害とか事故というのは究極のアナログ社会になりますから、アナログというのは人の目を見ながら、顔を見ながら、体調を見ながら、どうだいという声かけですね。ぜひ行ってください。お願いします。
  続きまして、(3)番、大雨等に対する対策で、アの雨量計の設置はということで私が質問したんですが、この回答が、本庁舎に設置している雨量計につきましては、雨量の記録を紙で管理しており、より長期間の記録を可能とするため、今年度中にデジタル化をする予定ですということなんですけれども、もう既に大雨が来ているんですよ。それで、今年度中ということは、これ言葉を返すと3月31日までの間が今年度中ですから、3月中に設置しますと言ってもいいような、理解してもいいと思うんですけれども、もう大雨降っているんですから。本来であれば4月、5月に設置して、今回の雨量はどのくらいでしたかということで、私、質問しようと思ったんですけれども、これ答えできませんよね。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 おっしゃるとおり、先週の大雨について、大雨とまでいったかどうかあれですけれども、そこにつきましてはまだ把握ができておりません。
  ただ、早急に対応しなければいけないということで、こちらのほうはデジタル化は、これで遅いと言われてしまうかもしれないんですけれども、7月いっぱいに完了するよう契約のほうは済んでいるところでございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 今、課長のほうからいただいたんですけれども、確かに遅いと思います。6月に線状降水帯が発生して、災害が関東でも茨城、栃木、埼玉でも越谷のほうでありましたので、予算的には昨年の予算で、雨量計にあっては50万4,000円、それから地域防災計画の策定で198万円の予算を取ってありますので、こういうのも含めて、災害はいつ来るか分かりませんが、早急にやっていただくよう要望します。
  今言ったように、7月というのは、来月のどのぐらいには設置できるんですか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 今ここで、いつできるというふうなお話はできる状態ではないんですけれども、契約期間としては7月いっぱいということになっております。その中でも、できるだけ早急にしていただけるように働きかけていきたいと考えております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 既に台風3号が発生しまして、これも梅雨前線を活発に刺激して、また線状降水帯等ができるような可能性があると思いますので、なるべくというかもう早く、危機感を持って、危機管理を持って対応してもらいたいと思います。
  ときがわ町にはこのように非常にいい立派なハザードマップというものがありますので、これにも載っているように、災害はいつ起こるか分かりませんので、ぜひ対応のほうを早めにお願いします。
  これで1問目の質問は終わりにします。
○小島利枝議長 続きまして、質問事項2、中学生の自転車通学に対する交通安全対策は。
  通告者1番、畑豊議員。
○1番 畑  豊議員 質問事項2番、中学生の自転車通学に対する交通安全対策は。
  令和5年春の交通安全運動が5月11から20日までの10日間実施された。この運動は、国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づ けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより交通事故防止の徹底を図ることを目的とすると。そこで、中学生自転車通学者の安全を図るため、町として、生徒の交通安全対策等をどのように対応しているのか。
  ※特に玉川中学校北側の県道171号線で安全のため中学生の自転車通学の生徒が歩道を自転車で通行している。早急に自転車及び歩行者専用道路の規制標識の設置を願う。
  (1)規制標識(325の3)自転車及び歩行者専用道路の指定は。
  (2)警察、県土整備事務所、交通安全協会等と協議・検討しているのか。
  (3)その他道路でも規制標識(325の3)自転車及び歩行者専用道路の規制を追加、増設等を検討すべきでは。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 畑議員ご質問の2、中学生の自転車通学に対する交通安全対策はについてお答えいたします。
  初めに、(1)規制標識(325の3)自転車及び歩行者専用歩道の指定はについてお答えいたします。
  玉川中学校北側の県道171号線、新玉川橋付近につきましては、規制標識325の3に該当する自転車及び歩行者専用歩道の指定は、現時点で行われておりません。
  次に、(2)警察、県土整備事務所、交通安全協会等と協議・検討しているのかについてお答えいたします。
  小川警察署交通担当警察官、東松山県土整備事務所職員、町総務課、建設課及び教育総務課職員により、根際集落センター西側県道の歩道上において協議を行いました。この場で、小川警察署警察官から、現在、埼玉県警察では、歩道の幅員が3.0メートルに満たない箇所の規制標識325の3に該当する自転車及び歩行者専用歩道の新規指定は行っていないとの説明をいただきました。
  歩道は、歩行者が安全に歩行することが優先され、自転車は車道の歩道寄りを通行するのが原則とのことでした。また、この措置は、埼玉県に限らず全国的なものであるとのことでした。
  玉川中学校北側の県道171号線は、標準的な幅員が2.5メーターであり、自転車及び歩行者専用歩道の新規指定はできないものと考えております。
  次に、(3)その他道路でも規制標識(325の3)自転車及び歩行者専用歩道の規制を追加、増設等を検討すべきではについてお答えいたします。
  県道も含め、町内に幅員3.0メートル以上の歩道が連続する道路はないと考えられることから、規制標識325の3に該当する自転車及び歩行者専用歩道の指定の追加、増設等を検討することはできませんが、交通事故の発生を防ぐため、引き続き中学校生徒に対する交通安全教育や啓発活動に力を注いでまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ありがとうございました。
  それでは、質問をさせていただきます。
  まず、ここで言う325の3というのは、皆さんご存じのとおり、大人の人が小さいお子さんの手を引いたり、あとは自転車のマークがある、青い丸いやつなんですけれども、そのことについて今回もちょっと質問させてもらいました。
  前回では、小川警察署警察官、それから、県土整備事務所、町の総務課等々で協議をしますということの回答はいただいていたわけなんですね。それで、ここで実際にやったんですかということ聞きましたら、ここで歩道上でありました。根際の集落センター西側の県道の歩道上において、細かく書いてあるんですけれども、協議をしたということでした。
  ここで、問題と言ってはあれなんですけれども、クエスチョンなんですけれども、今現在、この325の3を指定している場所は3メートルもないところなんかを指定されているんですけれども、これはどういうことなんでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  私もその協議の場で、今指定されているところにつきまして伺ったんですけれども、それは警察がそういう先ほどの対応を取る以前に、通れるところ自歩道とこれから呼びますけれども、自転車が通るところ自歩道と言いますけれども、その設定をされたもの、これは一度設定されたものは基本的には撤去する方針はないと、解除する方針はないということでございました。
  以上でございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 これ今言うと、何というんですか、自歩道が3メートル以上ないと許 可しませんよというのは、3メートルといったらかなり広くなると思うんですけれども、昔のは例えば1.5とか、私、調べました、1.5。例えば2メートルとか、非常に狭いような場所でも自歩道に許可しているわけなんですね。
  これはしないということであるから、しないと思うんですけれども、ちょうど171号のバイパスと言いますけれども、ちょうど玉川中学校の北側の部分、あそこは幅員が2.5メートル、なから広いんですけれども、あと50センチ足らないということですけれども、これ再度聞きますけれども、もうやらないということで言われているわけなんですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 はい。その協議の場で警察がもう、できないと、かなり強い意志というか、それを感じるような形でございました。
  背景としましては、やはり最近、歩道内における自転車と歩行者の接触事故、こういうものも増えているので、むしろそちらの対応、そちらの安全策ということで、もう明確に車両は、自転車も軽車両ですから、これは車道を走るんだよということを明確に申しておられました。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 確かに自転車は軽車両ということですよね。だったら歩道を走っちゃいけない。これはルールなんですけれども、じゃ、歩道を走らないで、早く言えば車道、軽車両ですから車道走ったら、もう危なくてしようがないですよね。
  ですから、今回もそうなんですけれども、どうしようもないので、どうしようもないというか、生徒さんの安全を考えると、歩道を走っても致し方ないというような考えでやっているわけだと思うんですけれども、当然、歩道というのは歩行者が専用なもんですから、生徒さんに、ぜひ徹底した教育を何回も何回も教えたほうがいいと思うんですよね。
  先日もこの間、先日もこの間と言うと同じになっちゃうんすけれども、先日、たまたま歩道を歩いていた横を、威勢よく白いヘルメットかぶった多分中学校の生徒さんなんかなと思うんですけれども、横を通ったわけなんです。そうしたら、おじいちゃんというか、つえをたまたま持っていた方ですから、引っかからなくてよかったんですけれども、歩行者の近くを通るときは徐行、あるいは降りて、一緒に歩いて、それから通過してから乗るとかというような教育もさせていただかないと、中学生そのまま歩行者の方に当たってしまうと、これは何て言うんですか、交通事故というか人身交通事故になってしまいますので、そこら辺の 教育も含めて教育しているんでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  今、ご質問、中学生のことなんですけれども、中学生がどんな勉強してくるかということで、小学5年生で学んでおりますので、ちょっとそこからお話をさせていただきたいんですけれども、これ小学校5年生の、今、町で使っている5年生の保健の教科書です。この中に自転車安全利用五則、これが出てまいります。
  小学校5年生向けですから簡単に書いてあるんですけれども、ちょっとだけお時間いただきますけれども、やはり自転車は車道が原則、歩道は例外。それから、車道や歩道状況から見てやむを得ない場合は歩道を通ることができる。歩道は歩行者優先で、ここに書いてあるのは、車道寄りを徐行というところまでで、「降りて」という言葉までは書いていません。徐行ということが書いてある。中学校の2年の保健で同じような内容をもう1回繰り返しいたします。
  このやむを得ない状況かどうかというのを、これは警察が判断することだと思いますので、こちらが今の状態がやむを得ないと判断する立場にはないかとは思うんですけれども、こういう中でやむを得ず歩道を通っている場合もあるのかなと思っております。
  小学校5年でまず教科書で勉強して、中学校でもほぼ同じ内容で勉強します。それから、小・中学校とも毎年度初めに交通安全教室を行っております。その中で自転車の乗り方もありますし、特に最近は自転車のヘルメットをつけましょうとか、そういうことも教育されております。だから、授業及び課業の中での自転車の安全教室、そういったものを繰り返し、安全教育に力を入れているということでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 いろいろやっているということで分かりましたので、一番なっちゃいけないのは、交通事故になっちゃいけないことが第一、それと、中学生の今、自転車の通学が非常に厳しいような状況になっておりますので、そういうのを徹底して、雨の日はかっぱを着る、当然なことなんですけれどもかっぱを着る。当然ヘルメットをかぶる。
  今、今年4月1日から自転車の何ていうんですか、規則が少し変わりまして、努力義務でヘルメットをかぶりなさいと、これは大人の人もかぶっているんですけれども、当然ヘルメットかぶる。それと、事故があったときには保険、任意保険でしたか、それも入るというこ となので、徹底してお願いしたいです。
  それと、保険の関係はどうなっているんでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  中学生の通学につきましては、これは自転車通学する場合、自転車通学願を学校に出します。その願いの中に、下のほうに自転車保険に加入しているかチェック欄がありますので、必ず通学者イコール保険に入っているということでございます。
  それから、通学しない者、両校にも聞いたんですけれども、野球部の生徒で、普段は歩いてくるんだけれども、近隣の学校に遠征行く場合、それ自転車乗るという場合もある。その場合も保険に入っていることは確認しているそうです。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 分かりました。取りあえず、中学生の自転車による通学、あるいは通学によるいろんな遠征先、そういうのも含めて、交通事故に遭わないように、絶対遭わないように教育のほうよろしくお願いします。
  これで2問目は終了します。
○小島利枝議長 続きまして、質問事項3、児童・園児送迎バスの安全対策について。
  通告者1番、畑豊議員。
○1番 畑  豊議員 質問事項3、児童・園児送迎バスの安全対策について。
  令和5年度も2か月が過ぎました。今年の4月から幼児等の所在確認と、送迎バス等への安全装置の装備の義務づけとなり、子供のバス送迎・安全徹底プランが取りまとめられました。また、年度が替わり、安全装置の装備の義務となった。
  このことから、町の児童・園児送迎バスの交通安全対策等について伺う。
  (1)安全装置の装備の設置は。
  (2)バス添乗マニュアルの作成は。
  (3)置き去り事故等防止訓練等は。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 それでは、畑議員ご質問の3、児童・園児送迎バスの安全対策についてお 答えいたします。
  初めに、(1)安全装置の装備の設置はについてお答えいたします。
  安全装置の装備については、令和5年4月1日付で設置が義務化され、令和6年3月31日までに完了しなければならならないことになりました。安全装置のガイドラインに適合する仕様が、ようやく国から示されましたので、現在設置に向けて準備を進めております。
  置き去り事故を防止するために一番大切なのは、人の目による確認を確実に行うことだと考えております。安全装置設置後も、玉川保育園、各小学校とも複数の人の目で車内確認を行い、置き去り事故の防止に努めてまいります。
  次に、(2)バス添乗マニュアルの作成はについてお答えいたします。
  玉川保育園では、令和4年10月にバス添乗マニュアルを刷新し、乗車時に乗車カードを受け取り、降車時に乗車カードの枚数と降りた園児の人数が合っていることを確認するなど、置き去り事故防止対策を実施しております。
  小学校につきましては、基本的に教職員による添乗はしておりませんので、改めてマニュアルは作成しておりませんが、安全運行に資するため、内閣府作成の「こどものバス送迎安全徹底プラン」、「同送迎・安全徹底マニュアル」及び「毎日使えるチェックシート」を3校に送付し、園児向けの内容ではありますが、該当できる部分について活用いただいております。
  次に、(3)置き去り防止事故訓練等はについてお答えいたします。
  4月25日に玉川保育園におきまして、園児が送迎バス運転席のクラクションを押すなどし、周囲に危険を知らせる訓練を実施し、園児自身の命を守る安全教育を行いました。
  町内小学校3校では、昨年度の3学期と今年度の1学期中に、バス利用の全児童を対象に、職員からの安全指導や保育園同様に送迎バス運転席のクラクションを押すなどし、周囲に危険を知らせる訓練を行いました。玉川保育園、各小学校とも今後も定期的に訓練を実施してまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それでは、質問させていただきます。
  ここで安全装置については、令和5年4月1日付で設置が義務づけられ、令和6年3月31日までの間に完了しなければならないということですね。
  ここで、安全装置のガイドラインが出たということで、どのような装置をいつ頃つけるの か、お答え願います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  まず、どのような装置かということなんですが、至って簡単な装置でございます。運転席で運転手がバスのエンジンを切ります。切ったと同時にブザーが発生します。このブザーを解除するためには、運転手が一旦自席から降りて、反対側に回って、園児が乗っていた席に移動します。移動した後、一番最後、後部座席に移動して、そこでスイッチをオフにしない限りはブザーが切れないという、こういった簡単な装置でございます。
  設置時期につきましては、既に準備は進めさせていただいておりまして、今月の10日、もしくは17、もしくは24日、これみんな土曜日なんですけれども、この3日間のいずれかで設置ができるよう、今調整をしているところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ありがとうございます。
  既にもう契約して、今月にはつくということですね。10日か17かということですね。あと二十幾つでしたか。
          (「24」と呼ぶ者あり)
○1番 畑  豊議員 24か。なるべく早めにつけてやってみてください。
  あれですよね。エンジンを切ると、一番後ろまで行くということは今までやっていたと思うんですけれども、それが今度はブザーがついたから余計行くようにするということでよろしいわけですよね。分かりました。
  それと、もう一点です。置き去り事故防止訓練等はということで、この間も私、雨の中行ったんですけれども、できれば、何ていうんでしょう、保育園のほうは乗っている子が多いんですけれども、小学校の方というのは乗る方が少なく、非常に先生方もあんまり意識なかったかなというあれなんですけれども、できれば先生も、教職員の方も意識を高く持っていただきまして、訓練やるときには、みんな集まるというわけにはいかないんでしょうけれども、できる範囲でこちらに来られる方は一緒に研修しましょうとか、訓練しましょうと声かけてもらって、してもいいのかと思うんですけれども、そこら辺はどうでしょうか。小学校の関係です。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 私も現場は行けなかったんですけれども、まず各校の教頭と、あと、一部、玉小校長も同席したそうですけれども、できるだけ多くの方でこういう課題を共有したほうがいいと思います。
  したがいまして、今、ご意見のとおり、私もそう思いますので、学校のほうに伝えたいと思っております。
  教育長はいかがですか。よろしいですか。
  そういう方向で進めてまいります。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 今、いい答弁いただきましたので、ぜひそういう方向で動いていただきまして、お子さんの命を皆さんで守るということでお願いします。
  これで私の質問を終わります。ありがとうました。
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          ◇ 神 山   俊 議員
○小島利枝議長 続きまして、発言順位9番、質問事項1、道路・河川清掃の奨励金等の増額を。地域コミュニティを守る。
  通告者4番、神山俊議員。
○4番 神山 俊議員 議席番号4番、神山です。
  議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に基づき、4項目について一般質問をします。
  質問事項1、道路・河川清掃の奨励金等の増額を。地域コミュニティを守る。
  当町においても人口減少、少子高齢化が進み、地域コミュニティの存続が危ぶまれている。現状の地域コミュニティの維持や活性化には、道路・河川清掃の奨励金や自治組織運営費の助成金、自主防災組織の補助金等の増額が必要ではないか。これがそぐわないのであれば、どのように地域コミュニティを守る施策を考えているのか、町の考えを伺う。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 神山議員ご質問の1、道路・河川清掃の奨励金等の増額を。地域コミュニティを守るについてお答えいたします。
  人口減少、少子高齢化の進行は、当町のみならず、全国的な課題とされており、多くの自治体で様々な対策が講じられております。
  人口減少・少子高齢化の対策の1つとして、地域コミュニティを守ることが重要視されていますが、その地域コミュニティの維持や活性化については、その自治組織等に加入している人のメリットを上げることで加入率の維持を図るということであれば、ご質問の道路・河川清掃の奨励金や自治組織運営費の助成金、自主防災組織の補助金等の増額を検討することは可能です。しかし、これらの補助金等の増額は地域コミュニティの維持や活性化のための根本的な解決手段になるものではないと考えており、神山議員もそのように感じてご質問されているのではないでしょうか。
  私は根本的な問題解決のためには、地域の活力を向上させることが重要と考えております。今住んでいる人だけでは、毎年1年ずつ高齢化が進むだけですので、地域の活力の向上を図るには、町の施策の1つである若者の移住・定住を促進することが重要と考えております。
  また、移住・定住まではいかなくても、町内の若者を呼び込み、地域にて活動を促す交流人口の増加を図ることもその1つと考えております。事実、町外から転入された方が、地域や町における様々な役職に就かれており、コミュニティの維持、活性化の力になっていただいております。
  今後、地域の活力をより向上させるため、若者の移住・定住政策や交流人口の増加を図り、地域コミュニティの維持、活性化に努めてまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 道路・河川清掃、自治組織運営、自主防災組織の活動は、あくまで行政からのお願いであって、強制ではなく、各行政区が任意で行っているという認識でよろしいのか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまの道路ですとか河川清掃、そういったものにつきましては、先日のご質問でもお答えしたとおり、町がお願いをして、区長の発議によって、地域で実施していただいているというふうなことで、定義づけのほうをさせていただいているところでございます。
  また、自主防災組織の活動につきましては、これは町のほうが促した中で、地域の自主的な活動としてやっていただいているというふうなことになるかと思います。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 道路・河川清掃を行っている者、また自治組織、自主防災組織に属し ている者は、行政区加入者が大半という認識でよろしいのか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 基本的な部分におきましては、おっしゃるとおりとなります。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 その現状について、町はどのように思われているのか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 今の趣旨でいきますと、加入されている方だけが地域のそういう活動をされていることに対してどう考えているかというふうなことでいけば、やはり地域コミュニティを維持していくためには、その組織に加入していない方も活動をしていただきたいというのは本音ではあります。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 それに対して何か対策を打っているのか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 自治組織の加入率を上げるための活動といたしましては、やはり転入されてきた方は、町民健康課のほうで手続をすることになっておりますけれども、そうしたときに自治組織への加入の推奨をしておりますし、奨励金といたしましては、自治組織の組織率の向上のための交付金ということで、加入されている方だけなくて、その地域の世帯数で交付金のほうは給付させていただいているということもございます。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 自主防災組織の補助金額、補助金の額に決まりはあるのか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 1世帯当たり800円だったと思いますけれども、自治組織ですよね。
          (「自主防災組織」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳総務課長 すみません、自主防災組織。1世帯当たりたしか800円だったと思いますけれども。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前11時31分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時32分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 自主防災組織の補助金につきましては、1世帯当たり800円、ただ50世帯未満の地域につきましては、それが4万円まで上限が上がります。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 道路・河川清掃の奨励金は、参加1世帯300円ずつ。自治組織運営費は1世帯600円であります。いつからこの金額なのか。また、近隣市町村はどうなのか。また、この金額の根拠は。お伺いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 いつからというふうなことでいきますと、合併の時点でそうした金額が設定されていたかと記憶しておるところでございます。ただ、それがどういうふうな根拠で示されたのかということにつきましては、申し訳ございません、私の中でも情報はございません。
  また、近隣でどういうものを出しているかとか、幾らだとかということも、申し訳ございません、情報のほうは持っていないところでございます。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 行政区加入率は年々低下し、また、高齢化もしております。これは活動する人が少なくなり、その人自体高齢化し、負担増になっていると思っております。例えば10年前、100メートルの道路を10人で清掃した。今は100メートルの道路を5人でやっている。そうすると、その人の負担は増えますよね。また、10年前60代だったのが、70代になった。そうすると、やっぱり負担増というのは、もう目に見えていると私は思っております。
  また、少し視点を変えれば、今物価や人件費なども値上がっております。そのようなことから、先ほど合併当時からとお話ありましたけれども、合併当時もう17年、18年たつ上では、そろそろ見直しをし、値上げをする時期に来ているのではないでしょうか、お伺いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 町長の答弁にもありましたように、そういった金額について上げることで組織率の維持ですとかにつながっていくということであれば、今後検討をしてまいりたいと考えております。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 では、答弁の中からお伺いします。
  「補助金等の増額が地域コミュニティの維持や活性化のため根本的な解決手段にならないものではないと考えており、神山議員もそのように感じてご質問されているのではないでしょうか」そう思ったら、質問しないですよね。基本的に。
  私は、これはかなり効果がある施策ではないかなと思っております。もし私が町長であれば、実施する施策の1つかなと思っております。解決策にならない。しかしながら、大きな歯止めの要因になる。私はそう確信して一般質問をしております。
  そのような中で、続いて、「私は」、これ、町長ですね、「根本的な問題解決のためには、地域の活力を向上させることが重要と考えております。今住んでいる人だけでは毎年1年ずつ高齢化が進むだけですので、地域の活力の向上を図るには、町の施策の一つである、若者の移住、定住を促進することが重要と考えております」とありますが、渡邉町政になり、この若者の移住・定住の成果はどのようなのか。ご挨拶の中にも二百数名が減少、若者が流出、若い女性が流出、役場の職員が町外に住むという現実がある中で、渡邉町長にお聞きしたいんですが、この成果をどのように評価しているのか、お伺いします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 このときがわの中の地域コミュニティのだんだん力が弱くなってくるというようなことをすごく実感をしております。しかしながら、移住・定住、あるいは山のほうでも交流人口があるところは、結構維持をしておりまして、例えば椚平地区を見ますと、人口は減っている。でも、その地域を支えるために交流人口、関係人口が応援をしているという地域もありますね。それから、また、例えば玉川地区の大字玉川、田黒地域は、高齢化率は35%、ときがわ町の人口から比べれば高齢化率は低い。その中で見ますと、移住してきている人たちが、その地域コミュニティの活動に参加している姿を見ております。
  根本的な対策とすれば、やはり定住人口、交流人口を増やしていって、地域を支える人がやっぱり増えなければいけないなとこう思っております。ただ、経過的にどういうふうな対策を打つかということは、また議論は別なところで、経過的にはこういうふうな地域の補助金をやっぱり増額するというのも1つの手だと。
  最近地域を見ますと、本当に今までは、新しくときがわに移住してきた人が、地域コミュニティの中に入りたくないと、そういうようなことが問題だったんですが、最近は、高齢化をして役ができない。あるいは河川清掃やそういうふうな道路愛護ができないと、そういう理由で行政区を離れていってしまう人が多い。そういうことの1つの対策としてどうしたら いいかということをやっぱり考えていかなきゃいけない。
  町とすれば、地域コミュニティの中に入っていただいて、そして、自助・共助というような中に入っていただくことのほうがベターでございますんで、そういったことを考えますと、組織の運営費のやっぱり補助というのは必要かなと私はこう考えておるんですけれども。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 様々若者の移住・定住の施策を打っております。これが大成功とは言えていないと思うんですね。人口減少、また先ほど繰り返しになりますけれども、若い方の流出、高齢化率を見ても大きな成功とは言えない。一言で言えば、手詰まり感が今現在あるのではないでしょうか。そもそも大きな課題過ぎて、それに立ち向かえる力がもう当町にはないのかもしれません。人口減少という部分においては。
  そのような中で、じゃ、どうすればいいんだという中での私はこれ、提案なんですね。増額することによって、じゃ、個々の住人の懐が温まるかと、そういうことではなく、組織の活動、それに伴って、じゃ、少しお金があるから、こういうイベントをしてみよう、こういう活動にもっと力を入れてみよう。こういうものにしてみようという動きができると思うんですね。なおかつそういう頑張っている行政区に入ってやっている人たちにとっても、ああ、町もこういう目配り、気配りをしてくれているんだなという部分も私は大きな部分になるんではないかなと思っているんですよ。副町長は、ちょっと首を横にかしげてはおりますけれども、私はそう思っておるんですね。
  そのような中で、最後に渡邉町長にお聞きしたいのは、議員も地域力向上や地域コミュニティを守るという提案は様々行っております。渡邉町政になってから様々各議員がやっております。しかしながら、ほとんど採用されないというのが現状ではないでしょうか。
  渡邉町長は1期目、2期目にも公約に掲げております。宮寺教育総務課長が後生大事に持っているという公約、パンフレットも私も目を通したことがあります。そのような中で、どのように守っていくつもりなのか、地域コミュニティを。第2次総合振興計画の推進など、はぐらかさずに、様々な施策の展開といって逃げずに、自分の考えを自分の言葉でどうやって地域コミュニティを守る施策をしていくのか。町長ももう6年目ですので、ぜひお伺いしたい。ぜひ説明していただきたい。お願いします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 この場で説明すると1時間ぐらいかかりますので、簡単に言いますけれども、現状の私も区長経験がございますので、その区長の立場、また地域のことをやってきたわけ でございますけれども、現状を見ますと、非常に高齢化率が高くて、そして、年金暮らしの人は、地域の年会費の負担も大変。それから集会所の掃除、それからいろんなことも負担になっている。だから辞めたい。これはやっぱり減免措置を取らなきゃいけない。………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………そういうところをやっぱり補助を出して、ある程度定年制という表現はおかしいんですけれども、減免をしてやる。区費の減免、それからそういうふうなボランティア活動の減免、それから、あとは、隣組長、役もできないという人もいれば、そういう人は抜いてやると。自主的にやっているところもありますけれども、やっぱりそういうことは、すぐできることでやっていきたいなと思っておりますけれども。
  それから、もう1つは、地域の活性化はやっぱり地域のお祭りなんですよ。お祭りがやっぱりしっかりしているところは、あるいはイベントごと、これ、しっかりしているところは、結構地域がまとまっている。例を挙げますと、大野地区や椚平地区、西平地区は大きなお祭りがあります。大きなお祭りがあるところは、何とかこのお祭りをつなげていこうというんで、地域が一団となっている。それからまた、そういうところがないところでも新しく、じゃ、運動会をやろうとか、新しいイベントを企画してやっているところは割と力があります。そういうところに何とか行政が応援できないかなと考えて今、執行部とも考えているところでございますんで、なるべく早めに形にしたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 話を聞いていても少し他人ごとじゃないですけれども、俺はこれをやりてえから町長になったんだという意気込みがあまり感じられない。お祭りだって、じゃ、お祭りに予算を出すのか、そうして出すなら分かります。それで俺は地域を守っていきたいという気持ちは。でも、今のところは、行政任せ、お祭りの担当者任せだという、私はその言葉を聞いてそう思いました。
  ぜひ来年度においては、道路・河川清掃等の奨励金等の増額というのをひとつぜひ考えていただいて、こういうのも地域コミュニティを守る王道じゃないかもしれないですけれども、手段として考えていただきたいですし、また、先ほど町長が述べたところにおいてもぜひ、ああ、町長はこういうことをやって守りたいなというのが分かる施策を来年度に向けて取り組んでいただきたいなと思います。
  もう一度答弁お願いします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私の公約の中に地域力の向上とありますので、ぜひ来年度、形にしていきたいと思います。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 これで質問事項1を終わりにします。
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午前11時47分)
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○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の取消し
○小島利枝議長 ここで、渡邉町長から神山議員の一般質問の再質問中の答弁における発言の取消しを求める発言の申出がありましたので、これを許可します。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 私の神山議員の一般質問の再質問中の答弁における不適切な発言について取消しを申し出ます。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 ただいま渡邉町長から神山議員の一般質問の再質問中の答弁における発言の取消しをしたいとの申出がありました。お諮りいたします。これを許可することご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認め、この取消し申出を許可することと決定いたします。
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 続きまして、一般質問を行います。
  質問事項2、男女共用セパレート水着(スクール水着)の導入を−選択肢を増やそう−。
  通告者4番、神山俊議員。
○4番 神山 俊議員 質問事項2、男女共用セパレート水着(スクール水着)の導入を−選択肢を増やそう−。
  男女共用セパレート水着は、上下が分かれたセパレート型で、長袖の上着は露出を軽減し紫外線対策にも有効である。また、ボトムスはハーフパンツを採用しており、体のラインが出にくい形状で、男女同じ仕様にすることで性別などを気にせず水泳の授業に参加できる。当町においても選択制を導入してはどうか。町の考えを伺う。
○小島利枝議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 それでは、神山議員ご質問の男女共用セパレート水着(スクール水着)の導入を−選択肢を増やそう−についてお答えいたします。
  現在の町内小・中学校の水泳学習における水着の仕様としては、黒または紺色で、華美なものではないスクール水着としております。各校指定のものはございませんので、各校から毎年水泳学習開始前に発出される通知により、各家庭で用意していただいている状況です。
  男子につきましては、小学校では丈の短いタイプを使用している児童もおりますが、中学校ではほとんどの生徒が膝丈のものを使用しております。
  女子につきましては、上下が分かれたセパレートタイプも可としておりますので、多くの児童生徒が着用しております。
  また、スポーツ用の被服であるラッシュガードの着用を希望する場合は、各校とも可としておりますので、最近は着用する児童生徒が増えております。
  このように水泳学習用の水着につきましては、各校において柔軟に対応しており、実質的には選択制となっております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 各校において柔軟に対応しているというところで、私は大変評価しております。ありがとうございます。
  その中で何点か質問をさせていただきたいと思います。
  答弁の中にもありましたけれども、現在学校指定のスクール水着はないのか、お伺いします。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 水着につきましては、指定のものはないようでございます。プールを始める前に大概5月半ばぐらいに各校が保護者に通知を出すんですけれども、それを見させていただきましたが、水着についてはないようです。ただ、みんな小学校も帽子をかぶる んです。中学校も帽子をかぶるんですけれども、帽子については、ある学校で学校指定のものを使用してくださいというのはございました。
  ですから、水着については、特に指定はございません。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 私の時代なんかは、このパンツ、女性なんかもこの水着という指定があったと思うんですけれども、それが少し柔軟に変化して時代とともにそのような形になったのかなと。そのような中で対応していただいているというのは、先ほども言ったように高く評価できるかなと思っております。
  そのような中で、黒または紺色で華美でないものという指定がありますけれども、なぜ色だけを指定しているのか、お伺いします。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 これは各校とも黒または紺ということで、学ぶ場にふさわしいということなんでしょうけれども、これ以外にも華美でないものという表現もその後に、結構ほとんどの学校があるんですよ。
  ですから、学びの場にふさわしい色ということで、黒や紺ということだけは指定させていただいているようでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 大前提に対応はすばらしいと思うんですよ。そのような中で、黒または紺色で華美でないものと言われると、保護者の立場からすると、なかなか難しい判断になるのかなと。これは本当に黒なのか紺なのか、華美ってどこまでを華美というのか。友達はどういうのを着ているんだというのは、保護者で結構負担になるのかなと思うんですけれども、そのような中、また、児童生徒においても着用することによって、こういうのは華美なのかな、こういうのは華美じゃないのかな、これはいいのかな、これが悪いのかなという少し幅が広いのかなと。そのような中で、町として少し指定するというのも、大前提に今の現状はすばらしいと思いますけれども、その一方で、少し幅を広げて、こういうセパレートもありますけれども、町としてどうでしょうかという選択肢を示すのも1つではないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 おっしゃる意味分かるつもりでございます。
  課内に現場については指導主事もいるもんですから、状況を聞いてみたんですけれども、やはり仮にですけれども、細かい話になるんですけれども、例えば転校生がいた場合、じゃ、何か指定していると、それに合わせてまた買ってくださいみたいな話にもなったりするんで、基本的には、そういう黒や紺で華美でないものであれば、基本的には自由というような形でございます。でも、通知を見ると、例えば中学生になると、サーフパンツのような長いものは駄目とか、フリルのあるものは駄目とか、だんだん細かいものがあるんですよ。ですから、ある程度のそういう枠は設けながら、特に小学校上がるときは、小学校6年生向けには、中学校で使用すると思われるものでも可ですよとか、そういう表現もあります。
  ちょっといろんなあちこちの説明ですけれども、以上でございます。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 最後になるんですけれども、水泳指導というのは、義務教育期間で行われております。水泳指導ですけれども。保護者の経済的負担を考えれば、1つのアイデアとして、町からの補助金ないしは全額の補助をする。町が全面的にバックアップをするというのも1つのアイデアではないかなと思うんですけれども、教育長はどのようにお考えでしょうか。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 ただいまのご質問ですけれども、子供たちそれぞれの子供が、自分の体やいろんなことを考えながら、自分はこういう水着じゃないとちょっと皮膚のほうがとか、いろんなまたこともあるでしょうから、それぞれの子供たちが自分に適したものをご購入いただいて、そして、水泳の授業に参加していただければいいかなというふうに考えております。
  恐らくまた値段も幅がきっと出てくるんじゃないかなと思いますので、一定額の補助ということも考えられなくもないんですけれども、また兄弟が多いところは、お兄ちゃんが使ったものをまた弟が使えるということもあるでしょうし、今のところは、うまくやっていただけるとありがたいなというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 1つのアイデアとして、こういうことも町の施策、町が子供たちに対して支援しているという1つのアイデアとして考えていただければなと思います。
  また、弾力的な運用をしていただけるということに関しては、本当にありがたいなと思い ますので、ぜひ今後も時代とともに様々な要求だったり、対応をしなくてはいけない場面が来ると思います。そのときには、ぜひ柔軟な対応をしていただければなと思います。よろしくお願いいたします。
  これで質問事項2を終わりにします。
○小島利枝議長 続きまして、質問事項3、看板等の更新や撤去について。
  通告者4番、神山俊議員。
○4番 神山 俊議員 質問事項3、看板等の更新や撤去について。
  当町が設置している看板等が、汚れていた場合の清掃、破損等をしていた場合の更新や撤去はどのような判断で行われているのか、町の考えを伺う。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 神山議員ご質問の3、看板等の更新や撤去についてについてお答えいたします。
  本町で設置している看板には、施設案内や観光案内、交通安全など様々なものがございます。看板には目的の施設に到着することの補助や危険箇所を警告することで、道路を通行する人々へ注意を喚起すること、さらには町のイメージを表現することで視覚的な印象を与えるなど重要な役割があります。この設置してある看板等が汚れていたり破損しているなどの情報は、役場職員の巡回や町民からの通報で把握することになると思います。この場合、それぞれ設置担当課において汚れ具合や破損状態を確認し、その看板が機能を果たせているかを判断し、状態により清掃や修繕など適切な対応を行うことで看板としての機能を維持できるよう努めております。また、確認の結果、清掃や修繕ではその機能が回復できないと判断されれば、更新、撤去をしてまいります。
  いずれにしても個々の状況をその都度判断し対応してまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 渡邉町長も前、会社を経営していたと思うんですけれども、やはり玄関の入り口にごみがあったり、また棚が壊れていたりすれば、やはり問題だと思うんですよ。お客様に対してこのお店の評価にもつながってしまう。気をつけていかなればいけない問題だと思っております。
  町に対してもやはり観光客を呼び込むという中で、壊れていた看板があったり、もう用を 足していない看板等があれば、それはそれで私は問題ではないのかなと思っております。
  答弁の中には、あまり計画はないようですけれども、これをしっかり計画を立てて見直しをするということはないのか、伺います。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 看板については、私も前から商売をやっている経験がありますので、職員にも言っているんですが、外観管理という言葉があるんですよ。どうしても店舗を経営している販売員はお店の中ばかり見ている。そうではないお客さんの目線からそのお店を見るのが外観管理。この外観管理には一覧表があります。そして、店長あるいは副店長が、定期的に毎月チェックをして、看板の汚れ具合とか植栽はどうだとかごみはどうだとかいうのをチェックしているわけですね。こういう話を、外観管理の話は、庁議で各職員にお話をしています。また、職員の数も臨時職員を入れると200名以上、目は400個もあるわけで、ちゃんと外観管理をするようには指導をしております。
  私のほうからは以上です。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 じゃ、こちらからお答えさせていただきます。
  計画の部分の話だと思うんですが、計画については、特別定めておりません。ただ、今町長が話したように、庁議等で傷んだ看板とか倒れている看板等の確認は設置した課がそこをいつも気を遣って見ていて、どういった状況かということを気にしていて対応していくということが原則だと思うんですが、それ以外の職員が気がついたら、それについてはその課のほうに連絡をして対応していくということで、それについては、今、夏に駐車場の対応もしておりますけれども、そういったところでの看板がどうかという状況なんかについても見回りをして、確認をさせております。ただ、幾つか私も気づくようなところもありますので、そういうところは、気づいた段階で指示を出しておりますので、そういった対応の中で随時対応していきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 ぜひ渡邉町長が言ったように外観管理やっていただきたいなと思っております。そういう一覧表も作って、こういうときはこういう対応をするマニュアル作成、なかなか若い職員がそれを判断するというのは、基準がないと難しいと思うんですよ。だから、町としても少し判断材料となるような表なり仕様というのを設けるのも1つなのかなと私は思っております。
  また、設置担当課が担当とありますけれども、町民から見ると、あまりそこは関係ない。町が設置しているか、設置していないかだと思うんですよ。もし町民がそう言うときには、ぜひそれは生涯学習課ですかとか、財政課ですよではなくて、しっかり受け止めていただいて、役場内で調整してもらって対応してもらうのがベストだと思うんです。ぜひよろしくお願いいたします。
  それについてお伺いします。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 お答えいたします。
  神山議員が言われるとおり、窓口とすれば、どこへ来てもその話については共有しているという形で対応しております。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 最後なんですけれども、やはり渡邉町長、200人の職員で400個の目で見ているというお話ありましたけれども、ただ、なかなか当町の面積から見ても難しいのかなと。それプラス議員が11名の22の目で見てもやはり難しいところがあるのかなという中で、やはり今後はやっぱり町民にお願いをせざるを得ないかなと思っております。
  道路の陥没、また動物の死骸等も多分連絡行けば、行政が対応することだと思うんですけれども、それと同様に、もう少し簡便に連絡を取ってすぐ対応してもらえるような体制づくりが必要ではないのかなと。区長要望まではいかないと思うんですけれども、簡単に、今で言うLINEで写真撮って、それを投げれば、すぐ町がどうにか対応してくれるようなワンストップでしてもらえれば、町民においてもそこまで負担感がなく、少し看板が壊れている、何課かな、どこの課かな、電話してずっと家で待ってみようかなとかということになると、なおさら面倒くさくて電話はしないと思うんですよ、連絡を。
  だったら、写真を撮って送れば、すぐ対応してもらえるような制度をつくるのも、この看板等だけではなく、先ほど言っていてた道路の陥没、動物の死骸等々、また多少の困り事に関しておいても、そういう制度というか、システムをつくっていったほうが、町民にお願いして取り組むというのも、私は、これからは必要ではないかなと。これから役場の職員が全てああだこうだ、議員がああだこうだというのは、区長を通してやるといっても、なかなか厳しいのかなという中で、町民の方にお願いするというのも1つの手ではないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 お答えします。
  区長会議等で区長さんが気づいたことを役場のほうへ連絡していただけるというふうな場面の中のこちら側からのお話、説明の中で、区長さんにも、電話1本で言っていただければうちのほうで対応しますという話をしています。そういった区長さんとのやり取りの中にもそういった話をしますし、そういった姿勢でうちのほうも臨むようにしているつもりなんですが、一層進めていくような形で努力してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 これで質問事項3を終わりにします。
○小島利枝議長 続きまして、質問事項4、清流という言葉にあった施策を。
  通告者4番、神山俊議員。
○4番 神山 俊議員 質問事項4、清流という言葉にあった施策を。
  ときがわ町民憲章にもあるが、当町は度々清流という言葉が使われている。これを生かした施策はあるのか、ないのか。町の考えを伺う。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 神山議員ご質問の4、清流という言葉にあった施策をについてお答えいたします。
  清らかな水の流れを意味する清流は、ときがわ町を東西に貫流する一級河川都幾川の姿から容易に想起される言葉であり、町民憲章にもあるように、豊かな森林や人々の歴史を育み、水と緑に囲まれた町「ときがわ」を育んできた礎の1つであると考えております。
  町内の清流沿いには、自然の景勝地である三波渓谷をはじめ、木のむらキャンプ場、川の広場、雀川ダム公園、水辺の道など、様々な観光スポットを整備しており、水辺でのレジャーや癒しを求める観光客を招き入れる観光施策の1つとして事業展開を図っているところです。
  今後も清流を観光資源として磨き上げ、活用することで、ときがわ町ならではの時間を体験し、町に愛着を抱いてもらえるような観光振興に取り組んでまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 昨日の岩田議員の一般質問の中にも観光資源を町民の方に認識しても らうことが大事だという答弁がございました。
  私においても清流と言われましても、正直子どもの頃、玉川小学校の下の川で遊んだ記憶があるんですけれども、あまりその清流に対してのイメージだったり、思い入れがあったりは多分皆さん方よりはないですね。正直な話。
  ですので、果たして町民の方々がどこまでときがわ町を清流というものに対して意識してこれが本当にすばらしいものなんだというのを認識しているのか。今まで少し惰性で来てしまっているんではないかなと。この強みをやはり生かすべきではないのかなと思っているんですけれども、渡邉町長、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 確かに、もうときがわにずっと生まれて育っていると、本当にときがわの景観、環境は、空気のように感じてそれがどうかというようなことを思っているんですが、でも、私いろいろ考えて、まだまだアピールしなきゃいけないことがいっぱいあると思います。
  去年ですか、夏のキャンプの時期に川の水温を測ったんですよ。木のむらキャンプ場、それから三波渓谷、川の広場、それから嵐山の千手堂川、それから東松山のくらかけ、もう下へ行くとどんどん温度が上がります。一番上流が12度ぐらいでしたね。下へ行くともう20何度。それを見てもいかにときがわが、環境がいいかということが一目で、それをこう言うと、またあれですけれども、アピールしなさいと言っておりますので、そういうことも宣伝の1つ。
  もう1つは、私の地域が飲んでいる水は、利根川の水なんですが、上流の西平から上の水は都幾川の源流水でございますので、ときがわで一番おいしいと言われるのが、椚から出る水、それから七重川の。これは、私もウオータースタンドを造れと今提案をしております。お店のお水だけじゃなくて、都幾川の水はもうおいしいんで、そういうところにウオータースタンドを造ってご自由にと。そうすれば、水の宣伝もできるかなと。
  それから、あと、水に関係する例えばそば、うどん、そういうものも都幾川の水で打ったうどんです、そばです。これも売りになるかなと思います。
  それが、だから、当たり前と考えてしまうところに、やっぱりまだちょっと観光施策の弱いところがあるのかなと思っております。
  今後その辺に力を入れて観光を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 これは少しあれですけれども、施策ですよね。先ほど1項目めもあり ましたけれども、移住・定住、また観光の施策においても、近隣市町村と施策でお金を配る、またはそれに類似したものを配る。そして、自治体間で競争をしていくとなれば、なかなかときがわ町は厳しい。やはり財政が豊かなところが勝つ、最終的には。私はそう思います。ここで言うと、やはり東京都、東京23区。その辺と戦えるのか。私は戦えないと思います。
  であるならば、もちろんそういう施策は、否定はしませんけれども、であるならば、町にとって、何が魅力なんだと。何が強みなんだというのをもう一度原点に立ち返って、昨日の前田議員の森林環境譲与税もありましたけれども、東京23区には山がない、源流がない、そういう部分で戦っていくべきではないのかなと。これがもちろん反面リスクもあるのは分かりますけれども、やはり強みと捉えて、それに対しての施策を展開していかなければ、これからの自治体間競争の土俵にはまず立てないのかなと私はそう思っております。
  岩田議員の選ばれる、選ばれないではないですけれども、選ばれる町になるためには、この強みを最大限生かす。せっかくあるわけですから、これを山を全部削るとか源流をなくすというのはできないわけですから、あるならば、これを生かして展開をしていく、アピールしていくというのが私は重要ではないのかなと、原点に返ってそう思いました。
  ぜひ先ほどウオータースタンドという件もありましたけれども、例えばペットボトルのミネラルウオーターを作ったり、先ほど水道の話もありましたけれども、水道水を全て自己水にしてPRをする。より一層川に近づけるような場所を提供するなど、やはりまだまだできることはたくさんあるのかなと。町がやるべきことはあるのかな。この強みを生かすことはまだまだできると思いますので、ぜひ検討していただきたい。
  もう一度、渡邉町長にお伺いしたいと思います。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 もう神山議員のおっしゃるとおりでございまして、やはり小さな町が都市部に向けてアピールするのは、1つ1つの資源の深掘りなんですよね。どのぐらい深掘りをするかでないと、やっぱり緑と清流と言えば、飯能だって緑の清流、日高もそう。毛呂山、これってみんな緑の清流ですね。でも、緑と清流でも一味違うんだというところをやっぱり出していかないといけないのかなという感じがします。
  だから、私はいろいろ構想持っていますけれども、執行部のほうへくどくど言っているんですが、しっかりやらせるようにやっていきますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 せっかくだから、荻久保商工観光課長にも聞こうかなと思ったんです けれども、町長が全てお答えになりましたので、来年度……
          (「せっかくだから」と呼ぶ者あり)
○4番 神山 俊議員 せっかくですけれども、下を向いておりますので、渡邉町長が全てお答えになって、また来年度に向けて一生懸命やるという答弁をいただきましたので、あまり深掘りをせず、ここで私の一般質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
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   ◎請願第2号の上程、説明、質疑、委員会付託
○小島利枝議長 日程第2、請願第2号 「戦争の準備ではなく暮らしと平和と子どもたちの未来を守る政治に」意見書提出を求める請願を議題といたします。
  請願文書表は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 それでは、請願文書表。
  整理番号、2。受理年月日、令和5年5月22日。紹介議員、田中紀吉。
  件名、「戦争の準備ではなく暮らしと平和と子どもたちの未来を守る政治に」意見書提出を求める請願。
  要旨、「暮らしと平和と子どもたちの未来を守るため、また世界の恒久平和のため、戦争だけは回避しそのためのあらゆる外交努力を続けていくこと及び未来世代に戦争のための借金を残さず、予算配分は国民の生活保障を最優先にすること」の意見書を国に提出すること。
  請願者住所氏名、ときがわ町玉川4757−2、戦争させない市民の会ときがわ、代表、市石智明、他5名です。
  以上です。
○小島利枝議長 なお、この請願書と併せて363名の署名が議長宛て提出されておりますことをご報告いたします。
  それでは、ただいまの請願の紹介議員であります田中紀吉議員から、請願の趣旨説明を求めます。
  6番、田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 請願書の趣旨説明をさせていただきます。
  「戦争の準備ではなく暮らしと平和と子どもたちの未来を守る政治に」意見書提出を求める請願書。
  代表住所、埼玉県比企郡ときがわ町玉川4757−2、戦争させない市民の会ときがわ、市石 智明、連絡先は省きます。ほか5名です。
  請願の趣旨。
  私たちの暮らす町、ときがわ町は2016年に平和都市宣言をした自治体です。
  そして、昨年のロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対してもときがわ町議会が全会一致で抗議し世界の恒久平和を求める決議を採択しています。(令和4年〈2022〉年3月9日)
  この小さいけれども平和を大切に思う町に暮らす私たちと同じように世界のどの国に暮らす人々も愛する家族がおり、よく働き、親しい仲間と語りあい笑いあう、そんな日々の暮らしを営む尊い存在です。この先、日本が持とうとしている軍事力が、他国の尊い人々や私たち日本国民から当たり前の日常を奪おうとしています。
  令和4年(2022)年12月、政府は「安保3文書」を閣議決定しました。
  2015年成立の「安保法制」で「専守防衛」から「集団的自衛権の行使」に大きく方向転換したことをこの「安保3文書」が具体的・実践的に裏付けることになります。この決定のもと、日本が直接攻撃されなくても、日本の軍事力が他国に対し国際的に違法な先制攻撃をするかもしれないことを示唆されています。もしもそうなれば、相手の国は当然反撃をしてくることでしょう。これこそが戦争の始まりです。日本が戦争をする国へ大きく踏み出すようなことが、「閣議決定」で決められていく状況に私たちは大きな危機感を感じています。
  実際、安保3文書においては、敵国として明白に中国が想定されています。台湾をめぐる米国と中国の戦争である「台湾有事」の際、日本の国土において中国と戦争をすることになる可能性を政府は否定しませんでした。尖閣諸島等、東シナ海での緊張状態に対する日本政府としての姿勢表明の意味もあるでしょうが、もしもそのような戦争にいざ巻き込まれたとき、私たちの暮らしは、命は、子どもたちの未来はどうなるのでしょうか。
  戦争の現実を想像してみます。爆弾が投下され、住まいを破壊される。逃げまどい、暗闇で息をひそめ、蹂躙され、強奪される。子どもたちは笑顔を失い、あまたの動植物も犠牲となる。前線に赴く兵士が家族にいれば胸を引き裂かれるような辛さも経験することになるでしょう。その不安と悲惨は戦争の当事国でお互いに起こり得る事であり、被害も加害も同時に起こります。戦争とは勝敗などない愚かな行為でしかないと、歴史とウクライナ、ロシアが示しているにも拘わらずその道を選ぶのでしょうか。
  さらに、戦争が日本の経済にどのような悪影響をもたらすことになるかは容易に想像がつくことです。最大の貿易相手国である中国と戦争をすることの経済的社会的リスクが大きいばかりか、5年間で43兆円と言われる防衛費財源として、増税だけでなく建設国債も発動さ れれば、戦争のための借金を未来の世代にまわすことにほかなりません。
  ただでさえ、日本国内には先の見えない不安が鉛色の雲のように垂れこめています。
  例えば物価の高騰、賃金が公平に上がらない状況、広がる格差、高等教育の学費の高さ、卒業と同時に借金となる奨学金、結婚も子どももあきらめる若い世代、男女の不平等、海外に流出する若い才能、出生率の低下、高齢化、人口減少、防衛の一番のかなめと言われる食糧生産を担いながら大切にされない農畜水産業、危機的に低い食料自給率、12年を経過しながら復興しきれない東北をはじめとする各地の被災地、新たな感染症パンデミック・・・
  これら数々の国内の難題こそ速やかに解決することが、どれだけ日本を元気にし、ひいては愛国心の源になっていくことでしょう。もちろんそれには膨大な予算が必要ですが、具体的な政策が見えぬまま時は過ぎ、その一方、防衛費の増額や兵器産業への支援策は速やかに静かに決定されていく現実があります。日本で幸せに暮らせて、日本という国を大切に思う一人一人がいるからこそ、国を守れるのです。ウクライナの人々の姿勢は私たちにそのことを強く語っているように感じます。
  政治の役割と責任は、国の内においては国民の幸せな暮らしを保障する事にあり、国の外に対しては対話を尽くし、あらゆる外交努力をもって国家の安寧を図る事にあります。
  そのような政治の恩恵を受け、太平洋戦争を生き抜き、あるいは戦後に生を受けた私たちが、これまでの78年間再び戦争を体験せずに人生を歩んでいることは日本の誇りです。
  けれども、社会の様子が少しずつ変わってきています。軍事費増額もしかたないのでは、という空気があります。それどころか、無関心な人々の様子も覗えます。ウクライナの報道映像を観れば、硬い表情で避難していく子どもたちが映り、目の前にいるあどけない孫たちと重なって不安に胸が押しつぶされそうになります。ウクライナとロシアのように、いったん始まってしまうと止めることができないのが戦争なのだということを強く思い知らされるのです。
  以前、タレントの森田一義氏が「(2023年は)新しい戦前になるんじゃないですか。」と発言されていました。今、太平洋戦争前夜を思わせる危機的状況を感じます。この流れにまかせ、黙って下を向いてしまったら子どもたちの未来に必ず大きな禍根を残すことになります。「あの時、何も言わなかった」と、太平洋戦争終結後に悔やんだ大人たちがどれだけいたことでしょうか。
  幸せな時代に生きる私たちだからこそ、戦争だけは絶対に回避しなければいけない、と声をあげなければいけません。
  ときがわ町町民ひとりひとりの力や声は小さくとも、たとえ思想信条は異なろうとも、日本の安寧、世界の恒久平和への思いは皆お持ちのことでしょう。そうした思いを一筆一筆に込めた町民の皆様からの署名をお預かりしてまいりました。
  ときがわ町議会の皆様、平和都市宣言をした自治体として、周辺自治体に先駆けて戦争に絶対反対する意志を示す意見書を提出し、平和への強い気持ちをいま一度表明してください。
  暮らしと平和と子どもたちの未来を守るため、また世界の恒久平和のため、以下の点についてときがわ町として国に要請する意見書(地方自治法第99条に基づく)の提出を求めます。
  一、戦争だけは回避しそのためのあらゆる外交努力を続けていくこと。
  一、未来世代に戦争のための借金を残さず、予算配分は国民の生活保障を最優先にすること。
  地方自治法第124条の規定により、上記のとおり請願書を提出します。
  令和5年5月22日。
  ときがわ町議会議長、小島利枝様。
  以上です。
  紹介議員から一言だけ追加させていただきます。
  皆さんも今日見たかと思うんですけれども、今日の新聞に、何が何でも戦争だけはしちゃいけない。一旦戦争が始まってしまうと、虫も殺せなかった人が鬼の形相で人をあやめる。恐怖の連鎖の中についた中で、ついに人間が人間でなくなる。そういう深い傷から立ち直るまで、さらに世代を超えて、累々と悲しみは続くんだということで、黒澤監督が「生きる」という中で言っていたそうです。今日の新聞からでした。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員はそのままお待ちください。
  ここで、請願第2号についての質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 まず、請願文書表の中にあります「次世代に戦争のための借金を残さず」って戦争のために幾らこれ、借金残すんですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 岩田議員、少し活舌じゃなくて、ゆっくり言って……
○10番 岩田鑑郎議員 戦争のための借金というのは、これは幾らなんですか。
○6番 田中紀吉議員 戦争のための借金が幾らかと、そういう意味ですか。
○10番 岩田鑑郎議員 そうです。
○6番 田中紀吉議員 それは、私は分かりません。
○10番 岩田鑑郎議員 何で分からない。分からないで紹介するんですか。こういう文書は。
○6番 田中紀吉議員 いや、文書ではなくて、幾らかかるかというのは、戦費というのは、全然違いますよね。私自身は分かりません。くどい言い方はしません。私は分かりません。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、出した人に伝えてください。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ええ、伝えます。伝えるのはいいですよ。でも、金額については分かりません。
○小島利枝議長 指名してから発言してください。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 これ、全体で、その次の件名の「戦争の準備ではなく暮らしと平和と子どもたちの未来を守る政治に」軍備をきちんと整えないで、国と子供が守れるんですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 軍備は幾ら整えても、国民を守ると、私自身はそういうふうには思っていません。強い軍備を整えれば整えるほど、相手もなると。軍備の拡大競争にしかならないというのが私の考えです。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 専守防衛から集団的自衛権の行使というふうに書いたというふうに安保3文書かな、書いているとありますけれども、これ、集団的じゃないと、日本は独自にはなかなか守れないんですよ、国は、と思うんです、私は。これは、軍備は戦争をするための軍備じゃないんですよ。国を守るための軍備なんですよ。私はむしろ遅いと思っています。こういう部分は。
  国の首相が、国民のそういう声を抑え込んだというとちょっとおかしいけれども、できなかった。それが結果として、今、軍備を整える前は1,200兆円ぐらいなっているかな。1人1,000万円以上の借金抱えていますよ、日本は。
  でも、やっぱり防衛力を国家として守る。それでこそ私は国が守れると思っています。ですから、そういう思いは守らないで田中さんが大丈夫なんですか。これを紹介したというのは。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 岩田議員のご意見がどうのというふうには思いませんけれども、私は、軍備自体は要らないというのが私の考えで、思いですんで。
  それから、もう1つ関連じゃないんだけれども、一言述べさせていただきたいのは、今朝、実は玉川の一ト市の集会所の前に石碑があるんですね。あれはぜひ、旧都幾川のどこにあるかは私も確認はしませんでしたけれども、前に先輩に言われたんで、私も今日は、このことがあるんで、のぞいてきました。それで、石碑には、日清戦争以来、太平洋戦争で亡くなった方の名前がずっと書いてあるんです。書いて、名前が刻んであります。何名ぐらいいるのかなと思ったら、170とか180という形なんですね。当時、私なんかが育った頃の玉川村の人口は3,000人台だったんですね。    で考えると、半分が男性。そのうちの子供や老人は戦争には行けないんですね。いかに多くの方が亡くなったんですね。行ったんじゃないですよ。戦争に行ったんじゃなくて、亡くなった方です。それを見てきて、どんなことがあってもやっぱり戦争は起こしちゃいけないというのが私のスタンスです。考え方です。
  岩田議員が、軍備がなければ守れないという話は、それは話としては分かります。でも、私はそういうことではなくて、起こさない、やらないということです。
  だから、私は、この方が請願の紹介議員になったというのは、そういうことです。絶対に起こしてはならない。そういうことです。だから、そういうスタンでやると。
  だから、軍備の費用が幾らだとかということではないです。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 だって、そういうこと書いてあるじゃないですか。軍備をしないことを減らして、福祉に回せと書いてありますよね。戦争はいけませんよ。私は戦争しろと言っているわけじゃないです。だけれども、それをしないために、例えば北朝鮮から爆弾が落っこってきたら、そのまま死ねばいいんですか。そうじゃないでしょう。そのための防衛をする必要があるでしょう。そうじゃないんですか。
  これ、戦争をしないためであればいいですけれども、戦争をしないための軍備はどうしていけないんですか。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 いけないということでは言っているわけではないんですね。私、これは文章ではないですよ。私はそうは思わないということですね。
  だから、その辺の話に入ってくるということで思っていましたけれども、多分来ると思っていましたけれども、そういう話には私は加わらないというつもりなんですね。
  じゃ、中国はどうだ。北朝鮮がどうだなんて話をしたら、どんどん深入りしかないです、結局ね。と思っています。私自身の考えです。この請願人の考え方ではないです。請願人はそういう形でやると。だから、請願人の形の賛成の形で言っているんですよ。最後に言っているのは、枕の件ではいっぱい言っていますけれども、結論は何かといったら、戦争はしない、外交努力を続けてください。次に言っているのは、予算配分は国民のために、国民の生活保障や生活改善するために使ってください。その2点です。
  だって枕で言っていますよね。こういう理由の中であるけれども、結論的には2つだと。そういう点で、私は紹介議員になったというそういう意味です。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 この文章が、朗々と読み上げましたけれども、この中に、認識違いがありますよね。ウクライナとロシアの戦争を見れば、これはロシアが一方的に攻めたんですよね。ウクライナが防戦で領土も乗っ取られています。そのために自分たちの組織を守ろうとして、欧米の支援を求めています。自分たちでやるから応援するんですよ。援助するんですよ。自分たち何もしないで、やってくれといったら、誰も応援しないんじゃないですか。
  気になるのは、森田一義さんが言ったということで。これ、どういう主張をしているんですか。この森田さんが。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 森田さんが直接どういうふうに言ったかは、私も確認はしていませんし、見ていません。ただ、請願者の思いとしては、そういうことがあったということでそういうことです。私は全てのものに確認というか、森田さんがいつどこでどういうふうに言ったということでは確認しているわけではありません。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それで紹介議員が務まるんですか。
  というのが、この文章の中に認識が、違いがかなりあるんですよ。そういうことを指摘し ないで、受け取っている文章をそのまま紹介して、紹介議員になるんですか。だって、これ、検証しなくちゃいけないんじゃないですか。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 全ての文章についての1つ1つの裏づけを取る、または中身はどうのということでは、全てということではないですけれども、趣旨としてということで、趣旨として受けて、私自身はその趣旨については、中身として賛成をして、最後の2点についてお願いするということについて納得しているというか、理解しているからという、そういう意味です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、これ、文章を何で読み上げているんですか。これだけ頼みたいと言って頼めばいいじゃないですか。そうじゃないんですか。その内容は分かりませんから、これだけは処置はする。
  確かに私は戦争反対ですよ。戦争なんかしてもらうと困りますよ。だけれども、向こうが仕掛けたとき、どのぐらいの覚悟を持ってこういうことを言っているんですか。私はまだ竹やり持って突っ込んでいく記憶がありますよ。今、足が悪いからそういうことできるかどうか分かんないけれども。後ろ向いて打たれたくないですよ、私は。それぐらいの気概を持っているつもりです。
  だから、戦争は駄目です。だけれども、この2番目の未来の世代に戦争のための借金を残さずというのが、これは何でこういうことを言うんだろうなと思うんですよね。国を守るためにこういうことをやっているんです。だから、戦争だけは回避したい。それは当然です。誰もがそう思うでしょう。そのための手段として、防衛力を持たなきゃいけないんじゃないですかと私は言っているんです。
  だから、戦争のための借金を残さないだなんてのは、とんでもないですよ、これ。と思うんです、私は。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 岩田議員の意見を否定するつもりはありません。ただし、私はそれでは、そういう意味はくみしないと、そういう意味です。
  いやいや、だから、いいじゃないですか。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 否定してもらって結構ですよ。どうせなら論議しましょうよ。それでできるかどうか。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  3番、長島議員。
○3番 長島金作議員 岩田議員ばかりに言わせて、私も少し参加しないと失礼かなと思いまして。
  私も戦後世代で、確かに戦争を悲惨な戦争は反対です。どんなことがあろうとも家族が、友達が、日本人が血を流して死んでいくということは、これは誰しも嫌ですよ。しかし、ロシアとウクライナの戦争を見れば、よく考えてくださいよ。ロシアはウクライナに攻めたんですよ。あれ、ちょっと間違えたら、じゃ、日本の北海道をロシアは昔から日露戦争のときからツンドラというか、凍る海なんで、凍らない海を求めて昔からあっちゃこっちゃ攻めて攻めて、そういう国なんです。分かるでしょう、そのくらいのことは。ちょっと間違えば、北海道来ていたんですよ。
  岩田議員が言っていましたように、ウクライナがロシアとそういう、どういうふうに考えているか知らないけれども、準備をして少しずつでも軍備を整えていれば、あんなことはならなかった。急激にロシアが攻めてきたもんで、戦費が足りない、戦車が足りない。じゃ、ヨーロッパかアメリカにくれくれと言っているんです。だから、日本だって準備しなきゃ、いざ戦争が始まって縄になったってしようがないから。何か泥棒つかまえて縄になっていくことわざがある。そのくらい知っているでしょう。
  だから、少しずつ抑止力を高めるために準備しましょうよと。今回は急激に戦費を増やしたから、ちょっと目立っちゃったけれども、確かにここに書いてあるように、戦争の準備ではなく、暮らしと平和って。戦争の準備ではなく。これ、お題目がよくないんじゃないですか。岩田議員が言うように、戦争を攻められたときの抑止力の準備のためにぐらいがいいのか。そのくらい必要じゃないですか。
  以上です。
○小島利枝議長 答弁はいいですか、長島議員。
○6番 田中紀吉議員 別に私が作った文書じゃありませんので。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかにないようでしたら、以上で質疑を終了いたします。
  田中議員は自席にお戻りください。
  ただいまの請願第2号につきましては、総務産業建設常任委員会に付託したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、総務産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
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   ◎延会について
○小島利枝議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会にしたいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○小島利枝議長 大変にお疲れさまでした。
                                (午後 2時01分)