令和5年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第2号)

                            令和5年9月6日(水)   
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 一般質問
日程第 2 請願第 3号 国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める
             意見書」の提出を求める請願
日程第 3 報告第 4号 令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につい
             て
日程第 4 報告第 5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく
             資金不足比率の報告について
日程第 5 報告第 6号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の
             報告について
日程第 6 認定第 1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 7 認定第 2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
             ついて
日程第 8 認定第 3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 9 認定第 4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
             て
日程第10 認定第 5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第11 認定第 6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第12 議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分につ
             いて
日程第13 議案第44号 ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例の
             制定について
日程第14 議案第45号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の
             基準に関する条例の一部改正について
日程第15 議案第46号 ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例
             の一部改正について
日程第16 議案第47号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第17 議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第18 議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第19 議案第50号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第20 議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第21 議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
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出席議員(10名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
    10番  岩 田 鑑 郎 議員    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(1名)
     9番  小 宮   正 議員


地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課主幹
古 林 伸 昭 
政策財政課長
大 野 健 司 
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和 
町民健康課長
式 守 康 子 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
農林環境課長
町 田 圭 介 
商工観光課長
荻久保 充 也 
建設課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木 達 也 
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議会事務局長
正 木   彰 
書記長
師 岡   徹 

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   ◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、改めまして、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は10名でありますので、定足数に達しております。
  これより、令和5年第3回ときがわ町議会定例会2日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりです。
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   ◎一般質問
○小島利枝議長 これより、日程第1、一般質問の続きを行います。
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          ◇ 長 島 金 作 議員
○小島利枝議長 発言順位6番、質問事項1、自主防災組織の行動計画について。
  通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 3番の長島金作です。
  議長のお許しをいただきましたので、発言通告に従いまして、町政に対する一般質問を行います。よろしくお願いします。
  最初に、自主防災組織の行動計画について質問いたします。
  ときがわ町では、ときがわ町防災計画の策定や防災訓練、防災用の備蓄などに取り組んでおりますが、最近は住民の防災意識が薄れているように感じられます。今の自主防災組織体制が、区長・隣組長が活動の中心的役割を担うことになって一、二年の任期期間で、次々に交代になり、本格的な災害体験や共同作業などの実践や訓練もほとんど前年と同じで、新鮮さに欠けて実施されております。恐らく、災害が発生した場合、地区の防災組織は機能せず、混乱状態になることが想像できます。
  自主防災活動する地区は、その地区の地盤の高さや、主要な道路や排水路の整備や集落の点在状況など、それぞれ区域の特性や課題などが異なります。区域ごとに行動計画を作成し、 住民が地域について共通の認識を持ち、自然に迅速的な行動をすることが身についている状況で、大きな成果を上げると考えます。
  この行動計画づくりには、地元の自主性に任せるのではなく、防災経験、知識豊かな町防災担当職員に相談や助言をいただき、立案作業に参加していただければ、各地区で独自な行動計画をつくれると考えますが、町の見解をお伺いします。
  質問です。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  長島議員ご質問の1、自主防災組織の行動計画についてにお答えをいたします。
  自主防災組織につきましては、大きな災害が起こることが予想されたときや、実際に起こってしまったときに、防災関係機関による応急活動に先立ち、地域の状況を一番理解している住民が助け合い、被災者の救出救護や避難、出火防止や初期消火等を行うことで、被害の防止または軽減を図るとともに、地域の被害状況や避難状況をいち早く把握し、防災関係機関へ報告するなど、特に災害発生直後において大変重要な役割を担っております。
  また、これらの防災活動は、地域の住民が団結し、組織的、効果的に行動することにより、より大きな成果が期待できます。
  このため、町では地域の防災力を向上させ、災害に強いまちづくりを推進するための防災活動や、災害発生時における応急対策活動等に関し、専門的な見地から指導及び助言をすることを目的とした、ときがわ町防災アドバイザー制度を実施しております。
  この制度は、専門的な知識や経験を有するアドバイザーが自主防災組織等に出向き、防災訓練や防災に関わる講習会等、防災・減災対策に関する活動に対し、指導及び助言をするものです。
  先ほども触れましたが、自主防災組織は、その地域の状況を一番よく理解している人たちの集まりですから、その地域の安全な場所や避難経路など、事細かに把握していると思います。そして、その自主防災組織には、災害が起きたときの初動対応が的確にできるよう、具体的な行動計画の作成や、それに沿った日頃の訓練が求められます。
  ご質問のような、各地区で実情に沿った行動計画を作成する際には、防災アドバイザー制度をご活用いただけるよう周知を図ってまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 ありがとうございました。
  再質問はございません。
  以上です。
○小島利枝議長 続いて、質問事項2、要支援者名簿の作成について。
  通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 次に、要支援者名簿作成について質問します。
  災害時に助けを必要な高齢者や障害者など、避難が難しい人の避難場所や避難経路、支援する人などを決めておくことも必要です。現在、ときがわ町では、災害時避難行動要支援者名簿を作成し、4月と10月の年2回、名簿を更新し、民生委員、社会福祉協議会、自主防災組織、行政区に個人情報が提供されています。
  しかし、名簿に記載されている要支援者は、広範囲な条件で選ばれているため、本当に避難が難しい住民か把握できない状況です。多くの要支援者がいることになっていて、対象者が特定できない。そのため、行政協力委員、民生委員、福祉関係者も参加した協議会を設置して、新たに要支援者名簿を作成すべきと考えますが、町の考えをお伺いいたします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 長島議員ご質問の2、要支援者名簿の作成についてにお答えいたします。
  町における要支援者名簿や個別支援計画の作成の歴史は、平成19年に全国民生委員児童委員連合会が創設90周年を迎える際に掲げた「民生委員・児童委員発 災害時一人も見逃さない運動」に端を発しております。そこには、ステップ1からステップ4まで掲げた目標が示されており、民生委員の立場で災害が発生する前に何ができるか、具体的には、民生委員同士の連絡体制、支援を必要とする方の台帳整備、災害マップの作成、災害時に何が必要となるかなど、多岐にわたり話合いを持ちました。
  同時に、災害を主管する総務課と調整し、行政区の役割について事前に話し合ってほしい旨を伝えましたが、区長会を通じ議論を進めるのは困難との回答があったため、民生委員・児童委員協議会で、できる範囲でやりましょうとの結論に至ったことが、災害時避難行動要支援者名簿作成の始まりです。
  その後、個人情報保護審査会の答申を経て、福祉課で把握する障害者や要介護者などの個人情報を担当地区の民生委員に提供し、民生委員を通じ希望のあった876名を登録したのが、 平成21年4月のことです。
  その中には、乳幼児や母子手帳の交付を受けた方も含まれておりましたが、その後、対象者の絞り込みを行い、現在は、@75歳以上で独り暮らし、また、75歳以上の高齢者のみの世帯、A要介護認定者で要介護3から5の方、B身体障害者で1級または2級の方、C知的障害者で(A)またはAの方、D精神障害者で1級または2級の方、Eその他支援を必要とする方は、@からDには該当しないものの、特に民生委員が必要と判断した方となっております。
  なお、令和5年4月1日現在、要支援者名簿には442名の登録をいただいております。
  ご質問による、名簿に記載されている要支援者は、広範囲な条件で選ばれているとございますが、@からEまでの範囲は、民生委員・児童委員協議会の中で、慎重に協議を重ねた結果、定められたものとなっております。
  ここで視点を少し変えます。
  先ほど、要支援者名簿の登録者は442名と述べましたが、行政区ごとの状況は次のとおりとなっております。
  登録者がゼロから9名の地区が29地区、そのうち12地区が3名以下、10名から19名が18地区、20名以上が2地区となっており、最も多い地区では登録者が32名です。登録者が少ない地区にとってのさらなる対象者の絞り込みは、新たに登録へのハードルが上がり過ぎることが懸念されるため、ご質問の新たな要支援者名簿の作成には、現時点では慎重に扱いたいと思います。
  一方、これまで対象者の選定は、民生委員・児童委員協議会と福祉課を中心に議論を進めてまいりましたが、今後、防災を担当する総務課や自主防災組織を交えて意見交換をする機会を持つことは、重要ではないかと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 答弁書の最後のほうに、総務課や自主防災組織を交えて意見を交換する機会を持つことは重要ではないかと思いますと回答いただきましたので、ちょっと、その辺、再質問します。
  私の考えは、協議会を設置し、要支援者名簿を作成するに当たって、名簿作成のための協議会は、町庁内各部署の横並びではなく、総務課が責任部署として取り組むべきことであると私は考えますが、どうでしょう。
○小島利枝議長 答弁願います。
          (「答弁は求めておりませんので、以上で」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 よろしいですか。答えていただかなくてよろしいですか。
          (「もし、いただけるのでしたら、いただきたい」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 古林総務課主幹。
○古林伸昭総務課主幹 それではお答えいたします。
  ただいまの長島議員からのご質問は、今後、名簿作成に当たっては、総務課が中心になって行ったほうがよろしいのではということで、私のほうで理解したんですけれども、そのことにつきましては、今、福祉課のほうでその要支援者名簿を作成しておりますので、そういった経緯もございますので、総務課が中心になるかどうかにつきましては、今後、福祉課と関係部署と調整しながら、検討といいますか、話合いを進めたいと考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 ありがとうございました。
  以上です。
○小島利枝議長 続いて、質問事項3、水道基本料金の減免について。
  通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 次に、水道基本料金減免について質問いたします。
  ときがわ町では、令和5年度には、水道料金のうち基本料金の2分の1を減免しています。水道事業会計には、町の一般会計から高料金対策補助金が毎年度7,000万円が繰り出されており、さらに、令和5年度は町から物価高騰対策として5,000万円を会計した、総額1億2,000万円を繰り出す予算措置がなされております。
  令和4年度の前年度決算も出され、令和5年度上半期の国内の経済状況から、令和6年度も物価高騰対策が必要か判断する時期に近づいてきているが、来年度も水道料金の減免を継続する考えはあるのか、町長の考えを伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 長島議員ご質問の3、水道基本料金の減免についてにお答えいたします。
  なお、神山議員から同様の趣旨のご質問をいただき、その際の答弁とも重なりますが、ご了承ください。
  初めに、水道事業会計には、町の一般会計から高料金対策補助金として、平成22年度から 毎年度7,000万円、さらに令和5年度は物価高騰対策として、5,000万円を繰り出しております。物価高騰対策につきましては、令和5年第1回議会臨時会において、一般会計補正予算(第7号)で議決いただきました町独自の物価高騰対策の家計支援の1つとして、水道料金のうち基本料金の2分の1を、令和5年4月請求分から令和6年3月請求分までの1年間、減免することとしたものです。
  現在の社会情勢を見ますと、物価高騰が収まる状況は感じられません。国においては、ガソリン価格や電気、ガス料金への対応も含めた追加の経済対策の検討を進める意向を明らかにしたとの報道もあります。
  町といたしましては、物価高騰対策の1つとして、水道料金の減免という形を継続するかについては、令和6年度における物価高騰の見通しなどの社会情勢や国の動向も踏まえて判断してまいりたいと考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 再質問をします。
  水道料金の基本料金の2分の1を減免していますが、今の負担軽減を来年度、条例どおりに戻すと、町民、事業者に減免分を負担してもらうことになります。
  ときがわ町では、景気回復がすぐに反映することが厳しいと判断し、今後、一、二年間は減免を継続する方針で、町民に優しい町政を考えるべきです。
  町民の誰もが、蛇口をひねれば水道水は出てきます。そんな当たり前の幸せを守ることは、町政の最優先であると私は考えます。
  このため、財政調整基金の取崩しを当初予算編成で決断すべきと考えますが、町長の再度のお考えをお伺いいたします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 水道基本料金の減免については、神山議員、それからまた、野原議員からもご質問がありましたけれども、電気、ガス、それからガソリン等の高騰状況を見まして、慎重に検討してまいりたいと、こう思っております。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 ありがとうございます。
  令和6年度の減免のほう、よろしくお願いしたいと思いますが、以上で、私の一般質問を終わりにいたします。
  ありがとうございました。
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          ◇ 山 中 博 子 議員
○小島利枝議長 続きまして、発言順位7番、質問事項1、原木きのこ人工ホダ場について。
  通告者7番、山中博子議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  議長の発言許可が出ましたので、2項目について質問します。
  1、原木きのこ人工ホダ場について。
  町は、平成20年度から24年度にかけて、原木きのこ人工ホダ場を総額約925万円かけて3か所設置しました。令和4年6月にも人工ホダ場について質問しましたが、次の点について、改めて伺います。
  (1)3か所の人工ホダ場の現状は。
  (2)前回の答弁では、今後も現在の管理団体に人工ホダ場を活用してもらうとのことであったが、活用しているのか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 山中議員ご質問の1、原木きのこ人工ホダ場についてにお答えいたします。
  まず、(1)3か所の人工ホダ場の現状はについてお答えいたします。
  原木きのこ人工ホダ場は、間伐ヒノキや広葉樹を原木としたきのこ栽培の生産性の安定と向上を図ることを目的に、町が主体となり設置した施設です。
  現在、玉川地区及び西平地区の人工ホダ場につきましては、継続してNPО法人たまがわと任意団体「里味」が管理しており、シイタケ、ナメコ等の栽培を行っております。
  雲河原地内の人工ホダ場につきましては、今まで管理しておりました任意団体「ときの森」が、昨年度末に、会員の高齢化及び新たな会員の加入がないことが理由で、原木きのこ栽培の継続ができなくなったことから、やむを得ず人工ホダ場の管理契約を解除しました。現在、広報ときがわ、ホームページにて新たな団体を募集しております。
  次に、(2)前回の答弁では、今後も現在の管理団体に人工ホダ場を活用してもらうとのことであったが、活用しているのかについてお答えいたします。
  玉川地区及び西平地区の人工ホダ場2か所につきましては、現在も昨年と同じ管理団体が活用しております。
  町といたしましては、会員の高齢化や新たな会員の加入がないなどの管理団体が抱えている問題がありますので、引き続き支援を行い、人工ホダ場を有効に活用してまいります。
  以上でございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 私はこれまで、平成30年12月議会と、令和4年6月議会において、人工ホダ場について質問しました。
  平成30年のときは、原木きのこ特産化への取組全般の質問だったので、令和4年のときは、3か所の人工ホダ場にスポットを当てて伺いました。今回もまた、3か所の人工ホダ場について伺います。
  過去3年間と、平成30年度の人工ホダ場からの出荷実績は。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 それではお答えさせていただきます。
  重さと金額でよろしいでしょうか、出荷状況。
          (「重さでお願いします」と呼ぶ者あり)
○町田圭介農林環境課長 重さでよろしいですか。
  ふれあいの里たまがわ、玉川地区の人工ホダ場になります。平成30年度が約118キロになります。令和2年度が79キロになります。令和2年度は。平成30年…
          (「令和元年、2年、3年、4年ですよ」と呼ぶ者あり)
○町田圭介農林環境課長 すみません。
  平成30年が118キロで、令和元年度が207キロになります。令和2年度が79キロ、令和3年度が33キロ、令和4年度が37キロになります。
  続きまして、雲河原の、ときの森の状況になりますけれども、平成30年度が122キロです。令和元年度が138キロ、令和2年度が141キロ、令和3年度が298キロ、令和4年度は出荷していないと聞いております。
  続きまして、西平地内のホダ場の「里味」の状況になります。平成30年度が6キログラムです。令和元年度が21キログラム、令和2年度が30キロ、令和3年度が6キロ、最後に令和4年度が10キログラムと聞いております。
  以上になります。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 令和4年の答弁では、玉川の人工ホダ場ではシイタケ、ナメコ、ヒラタケを出荷、雲河原ではシイタケ、ナメコ、西平ではシイタケを出荷しているとのことでした。
  私は、令和4年当時の課長と2人で、3か所の人工ホダ場を見て回りました。見た限り、2か所はどう見ても中に入って作業した様子もなく、出荷できるような人工ホダ場ではありませんでした。しかし、一般質問の答弁では、3か所できのこ類を出荷しているという答えをされ、反論できませんでした。
  今回は、3か所の人工ホダ場を見て回ることのほか、それぞれの場所を利用している代表の方に直接お会いして、お話を伺いました。
  最初に設置された玉川の人工ホダ場は、今までの団体の構成員とは違う方が、昨年11月から3人で始めたとのことでした。何年も前から使用されていなかったので、整えるのが大変だったそうです。
  雲河原は、団体の人数が減り、皆さん高齢になったので、新しいほだ木を搬入せず、昨年は、今までのほだ木に少し出たシイタケとナメコを出荷し、私が伺った8月にはホダはきれいに片づけられていました。
  西平は、中も周りも草だらけで、昨年と同様に人が出入りした様子はありませんでした。代表の方から、この何年かは気温が高過ぎてシイタケが出なくなり、出荷していないと伺いました。
  玉川の人工ホダ場では、シイタケ、ナメコ、クリタケ、ヒラタケを、西平ではシイタケを出荷していないことを確認しました。そして、雲河原では令和4年度は出荷していないとの答弁ですが、代表の方から、昨年秋と今年春に出た、少しだけシイタケを出荷したと伺いました。
  答弁と実際が違うということで、本当はどうして違うのかを伺いたいところですが、もっと現実を調査していただきたいという要望だけしておきます。
  原木きのこ人工ホダ場設置管理要綱には、町産の間伐材等原木の有効活用を促進させ、もって地域特産品としての原木きのこの生産性の安定の向上を図ることを目的とするとして定めています。その目的は達成できたのか、伺います。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 それではお答えさせていただきます。
  管理要綱の目的につきましては、ここ数年ですか、数字、出荷状況だとか、いろいろ、実際にホダ場を使っている方々との意見交換などもやっているんですけれども、その中で、どうしても気候変動だとかそういうものがあって、ここのところ非常にやりづらくなっている、厳しい状況であるというのは聞いておりまして、目的が達成されているかというと、ある一定の時期までですか、設置をしてから最近までは、栽培講習会などもやりまして、いろんな品種に対してやったわけなんですけれども、基本的には達成の数値がありませんので、そのところは明確に言うあれはないんですけれども、今までやってきた、栽培してきた方々にとってはいい結果が出たんじゃないかなとは思っておりますが、結果、新規加入というところで、一切、新しい方が加入していませんので、今後は、その辺に関しては課題かなとは思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 町産の間伐材等を利用するということは、目的を達したんですか。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えします。
  町産材の間伐材につきましては、平成22年と平成23年に、きのこ栽培講習会、ずっと続けてきた、
          (「すいません、もう少し大きい声でお願いします」と呼ぶ者あり)
○町田圭介農林環境課長 はい。平成22年、平成23年を最後に、間伐材を使ったきのこの講習会というのはやっていないんですけれども、間伐材を使うと、普通の広葉樹と比べて、きのこが出る時期が短くなるんですね。簡単に言いますと、広葉樹は五、六年、ずっときのこが出るんですけれども、間伐材、ヒノキ、スギを使うと、それが二、三年で木が弱って出なくなってしまうということで、実際に間伐材だと使われなくなってきたというのが、今の現状です。
  その辺でいいますと、この要綱にあります間伐材を利用するというのが、なかなか今後は難しいのかなと考えているというのが結果になるんですけれども。
  よろしいでしょうか。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 以前にもお話ししたんですが、私も、秩父のほうのきのこ、すごく大きくやっている方に直接伺いました。きのこには適した木があるので、それ以外のものだと 出ないとは言いませんが、菌が回らないので、あまり出ないというお話をいただきました。ですから、多分、間伐材だけではやっていけないだろうなというのが、私の最初の感想でした。
  それから、要綱に定められた団体とは、「原則として町産の間伐材等を使用し、地域特産品として原木きのこの生産性の安定と向上を図るための研究、試験、技術普及、栽培、販売及び維持管理に意欲を持つ団体(町内の住民4人以上の会員で構成し、会則等を定めたものをいう)」と定めています。
  3か所、それぞれ会則等を提出してもらっているのか伺います。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えさせていただきます。
  会則にありましては、現状では、ちょっと私のほうでは確認できておりません。資料として残っていないのが現状です。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 会則はないと理解してよろしいんですか。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 ないとは思いませんが、あるんですけれども、ちょっと資料が見当たらなかったんで、申し訳ないですけれども、確認したいとは思いますけれども。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時09分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時10分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 失礼しました。
  前正木課長の引継ぎで、確認します。あるということなので。大変失礼しました。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 ありましたら、私にも見せていただきたいと思います。
  玉川のホダ場については、まだ3人です。それから、NPО法人たまがわですよね、そこ に貸すわけですけれども、その構成員が替わっても、その届けは出さなくていいわけですか。
  それで、4人の団体というふうに要綱には定めてあるのに、3人でよろしいのか、それも併せて伺います。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 ふれあいの里たまがわの、玉川のホダ場につきましては、令和5年度の春先に新しい加入者、新しいほだ木を入れて運営しているという話は聞いておりまして、本来ですと、名簿なんかも変更しなきゃいけないんですけれども、今のところまだ、きちんと書類での提出に至っておりません。
  以上です。
          (「4人じゃないです」と呼ぶ者あり)
○町田圭介農林環境課長 私が現場で確認したところ、NPО法人たまがわという団体も、従業員の方に協力していただいて生産、出荷しているんですけれども、そのほかに3名の方を聞いておりますが。個人の方が3名分で運営していて、プラスNPО法人たまがわ自体が、従業員の方を使って出荷しているので、個人3名プラスNPО法人たまがわの従業員の方がやっている団体ということで4名、聞いております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 何か間違っているんではないかと思うんですが、NPО法人の方は1名です。1名が中に入っていて、そのほかに町内の方が2名入っていることを私、確認したので、4名ではないと思うんですが。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 私のほうから答弁をさせていただきますが、山中議員のご質問と、農林環境課のほうの課長のほうで答えている内容が、代表者の方を通して、数量とも報告をいただいているようですけれども、どうも数字に行き違いというか、数字の誤差があるようですけれども、今の人数についてもそうなんですが、そういったところで、実際の団体のほうからこちらに報告いただいている内容と、議員が話を聞いている内容が違いますので、私のほうでも、団体に対してよく確認をさせるというところをしっかりやっていきたいというふうに考えております。
  それから、ちょっと話は戻ってしまうんですが、間伐材の関係については、私もちょっと以前、やっていた関係があるんですが、遡る話になってしまうんですけれども、緑の研修生 というのがときがわ町にありまして、そのときに、林業についてどう取り組んでいくかというところの課題がありまして、その中で間伐材の活用をどうにかしていこうということがあって、その間伐材の活用についての1つの方策として、県のご指導もいただきながら、間伐ヒノキにナメコを植えてやっていこうということで、その頃、緑の研修生がやった段階では、かなり出て、話題にもなって新聞にも取り上げられた。あるいは、たしか静岡のほうの団体も視察に来るというふうな形でやっていた頃があったと思います。
  ただ、それが長いスパンでやっていくとなると、なかなか、ヒノキについては何回も出すというところが対応ができないというところがあって、現在に至っているんじゃないかなというふうなことがあると思うんですが、そういった試験的に取り組むといいますか、そういったところでは今までやってきているということで、この項目の中には入っているというような理解をしていただければありがたいというふうに思います。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 同じことなんですが、西平は皆やめてしまって、今、1人だけと伺いました。団体ではなく個人に貸してもいいのかということを伺います。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えさせていただきます。
  本来、要綱には4名以上とありますので、早急に新しい加入者を入れていただけるようなお願いはしているところなんですけれども、なかなかやはり、仲間が、新しい加入者が入らないということで、今後、町も支援というかお手伝いしながら、新しい加入者の募集をしていかなきゃいけないかなと考えているところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 先ほどから、要綱の目的、それから定義が変わっているなら、変更すべきだと考えるんですが、どのように考えているのか伺います。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えさせていただきます。
  山中議員のご指摘のとおり、やはり原木きのこの生産をするということが、大分厳しい状態になっておりますので、要綱の改善も含めて、今、ホダ場を使用している方々と、また、直売所にきのこを出している方々は、うちのほうでもある程度は確認できますので、情報が 入りますので、そういう方々と意見交換しながら、今後、ときがわ町の原木きのこが衰退というか、なくならないような要綱にして、支援していきたいなという考えではおります。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 平成20年度に原木きのこ栽培育成整備委員会を設置したと言っていましたが、その委員会はまだ活動しているのか伺います。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えします。
  現状では、この数年、検討委員会の活動は行われておりません。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 その委員会は、いつからいつまで活動していたんでしょうか。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えします。
  私が資料を確認したところ、平成23年3月の報告書が最後ではないかと確認しております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 そうすると、2度ほど出した私の質問の中では、平成30年のときに、原木きのこ栽培育成整備委員会を設置し、栽培方法の調査、研究などの検討を重ねてきたところとの答弁がありました。ということは、30年のときにはもうなくて、ないのに検討を重ねていたという答弁だったんでしょうか。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えします。
  私がちょっと調べた範囲で、23年3月でしたので、あとは、第7回までは検討委員会をやったと聞いておりますので、その辺は日付を確認して、後ほどお知らせしたんではいかがでしょうか。
          (「後で聞けるということですか」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時19分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時22分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えさせていただきます。
  その検討委員会の何回やったか、もしくは、あと、その開催された日付につきましては、もう一度調査をきちんとさせていただいて、後日報告させていただくということでお願いしたいんですけれども、お願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 雲河原については今回の広報9月号で、ホダ場の利用者を募集していましたが、前課長は12月には募集すると言っていましたが、なぜ、こんなに遅くなったのか、伺います。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えさせていただきます。
  昨年度末よりホダ場、ときの森という団体なんですけれども、ここで高齢化によってできないという中で何とかできないかなというような協議もさせていただきながら、あとは土地の所有者の方とも協議をした上でここで確定しましたので、今回、広報とホームページのほうで上げさせてもらいました。それまでに時間がかかってしまったのは何とか結構ときの森は一生懸命やってくれていた団体なので、どういう形かでも残っていただきたいなというような話はさせていただいたことから、募集が長引いてしまったということになります。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 もし、応募者がいなかった場合に雲河原の人工ホダ場はどうするのか、伺います。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えします。
  その辺も、もし募集者がいつの時期までにいなかったら、どうするとかというところも土地の所有者がおりますので、その方とも協議した上で、ある程度こういう形でということは決めてあるんですけれども、そんなに長い期間募集もできませんので、何度も何度もやって もだらだらしてしまうということもあって、土地の所有者とも協議をこれからもしていきますけれども、町としては募集して応募者がいなければ、人工ホダ場については廃止の方向で考えたいと考えております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 どのくらいの間、募集するんでしょうか。
  もう駄目だから諦めて、そこは廃止するというふうに決断を下すのはいつなんでしょうか。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えさせていただきます。
  今回、広報とホームページでは、11月10日までを募集期間としております。そこで、まず一旦区切りをつけさせていただいて、その後、検討するんですけれども、土地の所有者との今お話しの中では、年度末、令和5年度末までに見込みがなければ、町のほうはそこから撤退という形で今考えております。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 今回の質問の前に小鹿野町のまちづくり観光課とダリア園の土地提供者に今や関東一と言われるダリア園、両神のダリア園について伺いました。
  初めは植物園にしようとして花木を植えたが、寒さが厳しくて駄目になり失敗し、次に、チューリップ3,000球、ユリ300球を植えたが、土地に合わず、次に、モクレン、カルビア、ちょっとどういう花だか分からないんですが、これも土地に合わず、そしてダリアを植えて、そこから育てていって、その2年後にダリア園としてオープンしたそうです。今のダリア園となったのは10年以上たったものです。
  このようにうまくいかなかったら、次のことを考えることは失敗ではないと思います。途中で放り出すのではなく、最後まで責任を持ってやり通すことが必要だと思っています。
  雲河原のホダ場の応募者がなかったら、町としてどう運用していくかが重要かと考えます。
  やまんなか、まちんなか、キウイフルーツにおいても最後まで責任を持って運用していっていただきたいと思います。
  最後に、町長にお伺いします。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私は人工ホダ場については気になっておりまして、町長になる前からふれあいの里のところも、あの中がちんどん屋の休憩所になっていたことがあるんですよ。これ何だろうな思っておったんですが、最近になって、新しくやるというような人たちも出てきた ので、ふれあいの里のほうは何とか目星がつくかなと思っておったんですが、ほかのところ、雲河原のほうは今まで継続していた人が一生懸命やっておったので、数字も上がっておるんですが、今回、高齢のため、できないということで、もう少し早く手を打てば、後継者もいたのかなと思っております。
  西平のほうは、なかなかやる人が少ないということで、今やっている人が1人というふうなことも見ますと、やっぱり民間の事業ですと、必ずスクラップ・アンド・ビルド、駄目が予想されるときにはもうほかのところへ、ほかの事業に変えていかなければいけないということがありますので、方向を見ますと、駄目なものは駄目、早めに決断をして、それからまた将来性があれば、それを伸ばしていくと、そういう方針でやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○7番 山中博子議員 以上です。
○小島利枝議長 休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時29分)
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○小島利枝議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。
                                (午前10時45分)
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○小島利枝議長 質問事項2、明覚小学校のプールについて、通告者7番、山中博子議員。
  山中議員。
○7番 山中博子議員 明覚小学校のプールについて。
  明覚小学校プールは令和2年度に約1億5,200万円かけて改築されました。その利用状況について伺う。
  (1)改築前後の利用に変化はあったのか。
  (2)学年ごとに利用日数は違うのか。
  (3)プールの授業が中止となる場合があると聞くが、その中止理由は。また、その基準は。
○小島利枝議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 皆さん、おはようございます。
  それでは、山中議員ご質問の2、明覚小学校のプールについてにお答えいたします。
  初めに、(1)改築前後の利用に変化はあったのかについてお答えします。
  改築前の令和元年度と令和5年度の水泳授業は、どちらも各学年8時間から10時間程度を計画しており、実際に実施した授業時間も令和元年度と令和5年度に大きな変化はありません。
  しかし、令和5年度は萩ヶ丘小学校が明覚小学校のプールを使用したため、3日間、9時間分の利用が増えております。
  また、夏休みの利用については、令和元年度は5日間実施いたしました。令和5年度は3日間実施の予定でしたが。暑さ指数の高い日が多かったため、1日のみの実施となっております。
  次に、(2)学年ごとに利用日数は違うのかについて、お答えします。
  1年生から6年生まで、それぞれ8時間から10時間程度で水泳授業を実施しており、大きな違いはございません。
  次に、(3)プールの授業が中止となる場合があると聞くが、その中止理由は。また、その基準はについてお答えします。
  中止の理由といたしましては、水温や気温が基準をを満たしていないことや、暑さ指数による判断が上げられます。
  具体的な目安といたしましては、水温23度以上、気温25度以上、暑さ指数31以下としております。
  しかし、これは目安であり、プールを使用するかどうかにつきましては、対象の学年、能力、水温、気温、暑さ指数、学習内容などを総合的に考慮して判断しております。
  以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 明覚小学校の保護者の方から1億5,000万円以上かけて改修されたプールなのに、プールに入れる回数が少ないのではないかと聞かれました。そこで、プールの利用状況について質問します。
  令和元年も5年も8から10時間、変わらないとのことですが、令和2年、3年、4年はどうだったのか、伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  令和2年度はコロナの関係でプール授業中止でございました。3年、4年は徐々に元に戻していったんですが、8時間に満たない場合もあったかもしれませんけれども、基本的には通常どおりやっております。
  8時間程度ということですね、3年度、4年度は。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 私が聞いたのは2年、3年、4年とプールがなかったと伺ったんですが、あるにはあったわけですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 2年度は中止にいたしましたけれども、3年度からは、どの学校もやったはずです。
  以上でございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 8時間から10時間ということは、実績ですから、から10時間というのはどういうものなんでしょうか。
  例えば、1学年は5時間、2学年は6時間でしたとか、もう実績ですから、から10というのが理解できないんですが。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  各年度別に各学年のプール実績数はそこまで細かくはちょっと把握はしていないんですけれども、大まかなところは申し上げたんですけれども、程度ということを書いてあるんですけれども、学習指導要領にも何時間やりなさいというような規定はなく、県の教育課程の平成要領に基づきまして、8程度、あるいは10程度と、そういう表現になっておりますので、それに基づいて各学校で校長を中心に教育課程を編成して授業を決めているということでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 私は実績を聞いたので、ちゃんと回数が返ってくるのかなと期待しておりました。
  中止になった場合、ほかの日にプール授業を設けるのかどうか、伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  状況が許せば、それは変えてやりましょうということ、天候で雨の日とかできない場合もあったりしますので、それは変えて、できる限りはやるという方向だと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 私たちが子供のころといったら、何十年も前のことになってしましますが、私の子供が子供だったころ、小学校に行っていたころというか、プールの夏休みの回数というのはすごく多かった記憶があります。元年度は5回で、5年度は予定では3回、なぜ5回にならなかったのかな。
  できれば、子供はプールに入りたがるので、周りにも私設のプールがない、そういう観点から、学校のプールというのはとても子供たちにとって大切だと思うんですが、夏休みの回数をもっと増やすことができないのか伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 はい、お答え申し上げます。
  明小につきましては、夏休みのプールは3日間、今月は予定したんですけれども、暑さ指数により2日間中止、結局1日のみの実施ということでございました。
  最近少なくっている理由なんですけれども、その前に、このご質問をいただきましたので、比企地域、東松山市から東秩父まで全部、小学校の夏休みプール状況聞いてみました。松山の1つの小学校で1日か2日やっていたと思うというぐらいの返答だったのですが、1日か2日、1つの小学校でそういう情報があったんですけれども、それ以外全く行っておりません。夏休み中にプールを。そういう状況でございます。
  なしの理由でございますけれども、これは一般論になるかもしれませんけれども、やはり登下校における最近暑くなっておりますので、熱中症の危険、それから暑さ指数が31を超えることが高い確率で予想される。それから、気温、水温が高温になると、水の中でも熱中症の危険がある。水の中であっても汗をかき、水分が不足すると熱中症の危険がある。こういった主に3つの理由で少なくなってきているのではないかと考察しております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 埼玉県は海なし県です。近隣のプールもなくなりました。子供たちの 夏の楽しみはプールで遊ぶこと、そして、監視員をつけるなどして、子供たちがプールで楽しめるよう子供の立場に立って考えていただきたい、それが私の希望です。
  神奈川県川崎市の公立小学校でプールの水を張る作業の不手際によって、約190万円の水道代が無駄になる事件が起きました。川崎市は教員と校長に対し、損害額の約半分に当たる95万円の損害賠償請求をしましたが、市民等から疑問の声が多数寄せられていると聞きます。
  もし、当町でそのようなことが起きたら、どのように対処するのか、伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 はい、お答えいたします。
  結論から言いますと、現時点ではやっぱりそういう事態が起こってから、また、改めていろんな事実に基づいて検証していくということになると思いますけれども、川崎の件は半額をですね、全額ではないです、半額を何か校長先生と担当の先生に分けて  と思います。
  市長さんのお考えはやはり公務員の過失なんだから、それを全額税金で補填することはできない。やはり応分の負担はしていただこうという考え方だったと思います。そういうものも前例としてどういう考え方なのか参考、ネット上で今そこまでやらせると、教員の成り手がまたなくなっちゃうんじゃないかとか、また、ブラック度が上がるんじゃないかとか、そんな話もあるようではございます。
  そういう意見も当然把握はしておりますけれども。そういう状況、事例、事例によって異なりますから、その都度判断させていただきたいということをまずお答えさせていただきたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 川崎市のほかの自治体では全額を賠償責任として払えというのもあったそうです。ですが、そこのところは重過失だったらという、どこまでが重過失か、それを判断するのが大変なこととは思いますが、できるだけよい方向に考えていただきたいと思います。
  それから、令和3年3月3日、本会議終了後、2月26日に竣工した明覚小学校プールの視察をしました。議会が終わってから議員皆さんで伺いました。一般質問前に改めて見せていただきました。プール脇に大きな木があり、木の葉が落ちて、プールの掃除が大変なのではないかなと思い、同行していただいた校長先生にお聞きしましたところ、やはりプールに直接、葉が落ちたり、プールサイドに落ちた葉が風でプール内に飛ばされると話されていまし た。
  また、プール脇には排水溝があるんですが、落ち葉で塞がってしまうとのことでした。私も実際に塞がっている葉を取り除いて、流れるようにしてきました。
  また、大分大木になっており、枯れ枝が子供たちの上に落ちてこないか、心配しておられました。
  大きな事故が起きる前に考えるべきと思いますが、いかがですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  あの木は恐らくアスナロの木か何かかなと思っているんですけれども、かなり大きな木になりました。あれは施工の際に、もう切るということも検討いたしました。今、議員おっしゃられたような懸念があったんです。それから針葉樹といえども、枯れ葉、枯れ枝がプールの中に入って、そこが基でさびが起きる可能性もあります。ただ、切るということで検討というか、始めたんですけれども、あそこについては当時の校長先生から、あれは何代目かの卒業記念なんだか、とにかくシンボルツリー的なものなので、切らないでくださいということで、明確に要望されたんです。これはもう切れない。1回施工が終わってしまいますと、渡り廊下があって、こっち側にプール設備があって、恐らく南はもう狭いし、北側も倒すしかない。北側と思いますけれども、少し土のところがあったと思いますけれども、構造物なしにしておりますので、いよいよになれば、枝をさばけば倒れるかもしれませんけれども、あそこにつきましてはそういう学校からの強い要望もありましたので、そのままということで、現在まで至っております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 木を残すいきさつは分かりましたが、今後、木のことで何か問題が起きないかどうか、そういうことも見極めた上で、何の記念樹だかよく分かりませんがというふうに校長先生もおっしゃっていました。そのいきさつを調べることも大切ですけれども、今後、危険だと思った場合にはそういう対処をしなければいけないと思うので、もう一度考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
  プールサイドは暑くて、子供たちがはだしで歩けないので、子供たちが来る前に先生が水をまいて冷やしているそうです。
  熊谷の中学校ではプールの壁にひさしのようなポールを付け、日よけシートをかぶせて日 よけをしたという例があります。
  プールサイドには1か所だけ見学者のための日よけがあるベンチがありました。ほかは直射日光を受けるところだけです。何か対策は考えられないか伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  今、手元に文部科学省がつくった熱中症対策関係の資料があるんですけれども、学校屋外プールでの熱中症対策例ということで、まずはテントみたいなものを張る。それから、施設上可能であれば、フェンスとか構造物などに遮光ネット、そういったものを渡す。そうしたことで、とにかく日陰はあったほうがいいねということで、こういった方法が例示されております。
  ここに絵が描いてあるんですけれども、もし、プールサイド暑ければ、あれは施工のときにかなり一番暑くならないタイプ、昔は我々プール入っていたころは四角いコンクリートを並べてあり、あれが熱くて、今はそうではないんですが、例えば、サンダルを履くことということも書いてありますので、これは学校側の判断になると思いますけれども、そういう対応も可能かとは思います。
  また、そこに主な移動経路には人工芝じゃないですけれども、緑のモワモワしたシートみたいなものを張って対応するとか、そういうことも可能かと思います。
  そういった対策の中で進めていければなと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 ぜひ、何らかの対策を考えていただきたいと思います。
  以上です。
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          ◇ 畑     豊 議員
○小島利枝議長 続きまして、発言順位8番、質問事項1、小学校児童に対する暑さ対策等に対する町の取組みについて。
  通告者1番、畑豊議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑豊です。
  議長の許可を得ましたので、質問をさせていただきます。
  まず、最初に日本列島が暑くなっています。今年は慶応が107年ぶりに甲子園で優勝した と。熱かったですね。育英さんが大分悄気ていましたけれども、いい試合ができました。これは非常によかったと思います。ああいう感じで関西で高校生が力強く野球を行っている、いいことだと思います。
  ぜひ、ときがわ町の小学校の児童も元気をもらって、いい教育、いいプレーができるとなおさらいいと思いますので、それでは最初に小学校に対する暑さ対策について、町の取組について、質問させていただきます。
  埼玉県内の平均気温は地球温暖化(沸騰化)による気温上昇に加え、都市化の進行に伴うヒートアイランド現象の影響により上昇している。また、内陸に位置するため、フェーン現象の影響を受けやすく、夏季日中の最高気温が高くなる傾向にあります。
  ときがわ町は熊谷市と鳩山町のともに暑い地域に挟まれているため、同等以上か、またそれ以上の気温があるものと推測できます。
  現在、埼玉県では、暑さ対策及び熱中症対策に有効な日傘の普及啓発に取り組んでいます。また、熊谷市では、市内の小学校に在籍する児童に対し、学校を通じて日傘を配付しています。
  そこで、当町の小学校児童に対する暑さ対策について伺う。
  (1)登下校時の対応は。
  2番目、晴雨兼用傘等の配付は。
  3点目、体育授業等での冷房設備等は。これ米印ですね、体育館、それから屋外プール等について、お願いします。
  4つ目、他団体との連携、協力等は。
  お願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 それでは、畑議員ご質問の1、小学校児童に対する暑さ対策等に対する町の取組みについてにお答えいたします。
  初めに、(1)登下校時の対応はについて、お答えします。
  児童には登下校時に帽子の着用や適宜水分を補給するよう指導しております。
  次に、(2)晴雨兼用傘等の配付はについてお答えします。
  現在、町内の小学校では、希望する児童は日傘を差して登下校しております。
  晴雨兼用傘等の配付につきましては、今後検討いたします。
  次に、(3)体育授業等での冷房設備等は、体育館、屋外プール等についてお答えします。
  体育館につきましては、子供たちの学習・生活の場であることはもとより、災害時の避難所にもなることから、冷房設備等の設置について検討したいと考えております。屋外プールにつきましては、プールサイドに簡易な方法で日よけを設けることを基本として対応してまいりたいと考えております。
  次に、(4)他団体との連携・協力等はについてお答えします。
  登下校の際には見守りの方々に児童の様子を見ていただいております。また、体調不良も含め、何かあった際には子ども110番の家等に立ち寄るように指導しています。
  このほか、暑さ対策につきましては、児童の安全のため、全般的に関係団体と連携、協力等を図ってまいりたいと考えております。
  以上です。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それでは、幾つか質問させていただきます。
  ただいまの答弁の中で児童には登下校時の帽子の着用や適宜水分を補給するよう指導しておりますということですが、このほかに他の方法等はとっていないんですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 希望者が自ら行っていることですけれども、ネッククーラーというのがありますね。ああいったものを各家庭で購入していただいて、それを着用していただくという例がございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 今、ネッククーラーと言いましたけれども、ネッククーラーは冷やしたものを首に巻くような、蛇みたいなやつですよね。
  それと、あと1点として、私が聞いた範囲では、冷却パットみたいな手の平で持って、それをポケットに入れておいて、ポケットがぐじゃぐじゃにならない程度の冷たさでいいんですけれども、そうするとそれもかなり有効だということなので、そういうものも考えてもらって、そういうのをまた学校にその冷却パットを冷やすような冷蔵庫が必要、これはある市なんですけれども、そこまでお願いするというようなこともあったんですけれども、そこまでの経費がかかっちゃうとまた大変ですから、もし冷却パットをもし持っていって、帰りにというのであれば、その辺も考える余地があるのであれば、そういうのも検討していだけれ ばよりいいかなという気はするんですけれども、どうでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 ありがとうございます。
  本当に、先ほどの話のとおり、夏の暑さがかなり厳しくなってきていますので、各自その通学に当たってはそれぞれの工夫というのがあるのかと思います。今のご意見として承りまして、また検討させていただきたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 検討とか前向きとかというのは使わないでもらいたいですね。検討します、検討された試しがない。考えます、ぜひそういう考えで、検討じゃなくて、考えます、工夫します、それとスピーディ感を持ってやってもらいたいですね。
  先ほど私の話の中で、今、地球は沸騰化しております。待ったなしでございますので、ぜひ沸騰化に歯止めをかけるような施策を教育としても考えてもらいたいですね。
  それでは、2番目にいきます。
  晴雨兼用傘等の配付はということで、これについては現在、町内の小学校で希望する児童は日傘を差して登校しております。これは希望する生徒は自分の日傘を自前で差して登校してくださいよということで、よろしいんですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 ちょっと先ほどの補足になって申し訳ないんですけれども、冷却の件、どのくらいの使用実態があるのかも分からない部分もあるので、そういうのも含めて検討させていただきますので、ちょっと補足させていただきます。
  ご質問ですけれども、晴雨兼用傘、これ希望者の私用かということで、希望者の私用でございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 これも質問の中で現在、埼玉県では暑さ対策等に対する熱中症及び暑さの有効な方法としては日傘の普及活動に啓発に取り組んでいますと言っているんですね、埼玉県が。取り組んでいます。なおかつ、熊谷市では市内の小学校に在籍する児童に対しては学校を通じて日傘をプレゼントしています。無償で配付しています。子供を守っています。命を守っています。ということなんですけれども、これについて、ときがわ町はどうなんで すか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  まず、埼玉県の日傘の関係ですけれども、私もホームページ等見させていただきました。埼玉県が行っているのは、あくまで日傘の普及啓発ということでございました。「Saitama日傘」というようなことで、インスタグラム等も開設しているようでございますけれども、必ずしも小学校の通学に用いるということの推奨までは私は言っていない内容かと思いました。あくまでも、大人で、一般の日傘をしましようねということなのかなと受け取りました。
  それから、熊谷市につきましては、今、熊谷市本体のホームページはなかったんですけれども、熊谷は令和2年度から暑い町ということで有名なわけでございますけれども、2年度から通常の傘で黄色い傘で、あれを差そうと。日傘登下校運動みたいなことを始めたようでございます。
  ただ、黄色い傘なので、やっぱり黒い遮光があったほうがいいんじゃないかということで、昨年、令和4年度からその遮光タイプのものを配り始めたというようなことでございます。
  令和2年度から始めた意味として、やはりコロナがはやっておりましたので、傘を差すことによって、ソーシャルディスタンス、距離を図ろうというようなことで始めたのかなと思います。
  熊谷が始めたのは承知をしておりますけれども、それが現在、急激な広がりを見せているかどうかにつきましては、そこまではちょっと承知していない状況です。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 よく課長調べました、そこまで。そこまで調べたなら、当町ではどうかなという考えはいかなかったんですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  当町の現在のスタンス、日傘についてですけれども、これは雨のときは傘を差して登下校するのは当然のことだと思います。
  しかしながら、傘を差す時間が多いということは、1つは、やはりみんなが差す状態になるかもしれないけれども、差している人と差していない人がいたとして、やはり傘で目に入 る確率が高くなるのではないかと思います。それから、特に朝の通学、縦列で行きますから、やはり前の方と横もあるかもしれません。視認性の問題ですね。そういった点で推奨というスタンスまでは行っておりません。
  一方、禁止というスタンスもなく、学校長の判断によりでしょうか、希望する方には認めているという状況でございます。今のスタンスでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 私が聞いているのは、駄目なほうの意見ではなくて、推奨するほうの意見を聞きたかったんですね。日傘についての有効、これ熊谷市。日傘を差すことにより身を守ることができる、1つね。2つ目、他の人との有効な距離を保つことにより、コロナ等の対策も保てる。それから、傘を差すことによって、周囲から目立つ、これは黄色のことを言っているから多分目立つと思います。これは安全に登下校ができる。それと、日頃から傘を使用することで、突然の雨にも対応できる。また、傘を差すということは雨のときも傘を差しますよね。じゃ、雨のときは傘差すなか差さないでいいのかと言ったら、そんなことありません。雨のときほど傘差しますから、手は塞がっていますので、この訓練にもなりますから、ぜひ傘は差すように推奨しているということなんですけれども、どうでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 これは傘を差せば差すほど、スタンスというか、危険の確立というのもありますので、今、ときがわ町の教育委員会としてはそういう差すことは推奨するスタンスは取っていないし、今現在でもそういうものを家に配るとか、そういうことは児童の通学の安全が担保できるとか、保証できるというところまでいけば、考えられるのかもしれませんけれども、そこはちょっと懸念があるものですから、そこまでは行っていない状況です。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 懸念があるということは、じゃ、今、配っている市にあっては、懸念がないから配っているという解釈じゃないんですか、どうですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それは各自治体の考え方、判断だと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それでは、当町におきましては、今後、傘を配るような計画というのはないんですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 今ですね、1つこういうご質問をいただいているわけでございます。1つ考えられるかなと思っておりますのは、新入学児を対象に7歳児祝を町で行っておりますけれども、その際にはある団体から通学の傘の寄附をいただいております。それにもし可能なのであれば、そういう日傘機能を付けていただくことが協議ができないものかなというようなことを思っております。
  現時点では以上です。
  これは相手方がいるものですから、そういう考えを持っているということですから、それから、これから協議させていただきたいということでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 今の聞いていると、さっきのと矛盾しているような気がするんですよね。危険だからちょっと当町では考えています、ただ、7歳になってはあげる団体もあるということは、危険なものをあげていていいんですか。お願いします。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 今配っているものにそういう機能を付けるということはそれはあり得るんじゃないかと、そういう範囲の中の話でございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 教育長にいきます。
  傘は危険だからやらないというのに、7歳になったら傘をプレゼントします。これはどういう矛盾でしょうか、お願いします。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 それでは今、畑議員のご質問にお答えしたいと思います。
  傘というものもそうですし、何でもそうですけれども、危険に扱うと思えば、傘の先っぽだって危ないだろうし、傘のいろんなところも危ない。それで子供たちに、じゃ、傘をあげることが悪いことなのかとか、そういうことを聞くこと自体がちょっと私はまずいなという ふうに思っております。
  私たちが考えているところは、今、課長が言った内容というのは、もしあげられるものにそういう機能が付けられるのであれば、そういう機能を付けて、そして最終的には子供やご家庭の判断でそれを利用していただければありがたいなというところでのことを考えているのであって、それをもってして、全員がこうだとか、そんなふうには考えてはいないということでございます。
  だから、傘を渡すことがそれが危険な行為だとか、そういうふうに考える自体、ちょっと私にはよく意味が分からないというか、その議論を別にここでする必要はないんじゃないかなというふうに考えておるところです。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 すみません。少し、フィードバックしますと、傘をあげると危ないような発言があって、課長のほうからちょっと危ないから当町では検討したいということだったですね。それをどんどん突き詰めていって、じゃ、7歳になったら、傘をあげますよということは、6歳までは危なくなくて、7歳になったら危ないとか、7歳からは危なくないからということですか。ですから、傘が危ないという議論は私もしたくありません。傘は有効なものですから、私はそう思って、ここで質問しているんですけれども、ぜひ子供を守る対策をしてもらいたいですね。
  ですから、あげられるものだったら、他団体と協議、検討して、前向きにスピーディーに沸騰化しているわけですから、傘の配付はできるんじゃないでしょうか。どうでしょうか、教育長。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 課長が申し上げたことは、だから、いわゆる日傘を利用するということも決して否定するものでもなく、片や一方、傘を差すということには雨時もそうだと思うんですけれども、通常のときよりも傘を持っていれば、やっぱり視認性というか、前方が見にくくなる。また、もし両手が空いていれば、転んだときに手が着けるのがとういうこともある。いろんな意味で、物事にはやっぱり両面があるわけですから、そういったところを慎重に検討しながら考えていきたいということを申し上げただけの話だなというふうに私は思っております。
  ですので、検討させていただければというふうに思います。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 雨の日は傘を差します。雨の日ほど危ないもので、片手になっちゃいますけれども。ですから、傘を片手で差しているから危ないとかじゃなくて、子供を守るような施策ができないんでしょうかということの質問なんですけれども、どうでしょうか。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 議論が終わらないかなと思うんですけれども、子供を守るということは、じゃ、日傘を差すから子供を守るのか、それとも、傘を差すことによって、安全がやや損なわれるから、そこのところを幾らここで言っても切りがないような気がするんですけれども、もう少しこちらのほうの事務局でいろんなことを整理いたしまして、また、お答えしていきたいというふうに思います。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 なるべく早めに整理をして、なるべく早めに実現できるような、私が言ったことが実現できるような施策を進めてもらいたいと思います。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 私が言ったことが実現できるようにというふうなお話ですけれども、それはこちらの判断として、それがいい方向のものであれば、スピーディーに、しかも、いい方向に向けて全力で取り組みたいと思いますし、やはり懸念するものがあるとすれば、やっぱりそれは慎重にということになるんじゃないかなというふうに思います。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 はい、分かりました。
  私も県のほうとかいろいろ他の市とか町とかに聞きながら質問しているんですけれども、悪いものだったら、決して県のほうでも推奨したり啓発したりしていないと思うんですけれども、啓発とか推奨しているんですよ。検討している市とか町もあります。当然これも前向きに考える。当然、子供さんに害があるものであれば、やらないんですけれども、もうやっている町とか市があるわけですから、そういうところにとってみると、危ないことしているんですかと逆に問いかけてしまうような形になりますので、ぜひ当町としてもぜひいい方向に検討し、動けるような体制をとっていただくと助かるんですけれども、お願いします。
          (「もういいよ」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 次に進んで、答弁もらったほうがいいですか。
  同じことのちょっと繰り返しになると思うんですが、休憩いたします。
                                (午前11時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それでは、2問目を質問させていただきます。
○小島利枝議長 (3)体育館とかはいいんですか。今多分2番目の傘の部分だけで終わっていると思うんですけれども。
○1番 畑  豊議員 じゃ、やらさせていただきます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 3番目、体育授業等での冷房設備はということで、これ山中議員のほうもプールのほうは答えました。ぜひプールのほうにも日陰になるようなところをつくっていただいたり、簡易なテントの移動も可能ですからテントを用いるとか、そうしてもらいたいですね。
  それと、体育館等にあっては、災害時等も必要であるので、冷房設備等の設置自体検討したいということなんですけれども、どういうものを設置するのか検討お願いします。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えさせていただきます。
  体育館につきましては、昨年度からだそうですけれども、町の災害担当、総務課のほうになりますけれども、大型の扇風機を2台ずつ備え付けてくれております。萩小以外ですけれども、萩小は避難所になっておりませんので、それ以外の4校は大型扇風機2台ずつ備え付けております。
  さらに、各校自前で大型扇風機ありますので、明小が現時点で大型3台、それから玉小、都幾中、玉中につきましては4台ある状況でございます。必要に応じて通常扇風機も導入して使っているということでございます。
  その他のものにつきましては、今いろんな機種があるようでございますけれども、取扱いがちょっと難がある等いろんな情報が入っていますので、情報収集に努めますけれども、ま ず、大型扇風機が汎用性も高く有効なものかというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 今、大型扇風機出ましたけれども、あとスポットクーラーというんですかね、そういうのもぜひつけていただきまして、あと中を空気を循環させれば大分体育館の中の気温も下がると思いますので、そういう工夫もしながら簡易でも結構ですから、設備等充実していただければ助かります。
  取りあえず、これで1問目は終了します。時間の関係もありますので。
○小島利枝議長 続いて、質問事項2、長時間な停電対策について。
  通告者1番、畑豊議員。
○1番 畑  豊議員 先日9月3日ですけれども、ときがわ町で統一の防災訓練を実施しました。大変執行部の方にはご苦労かけましてありがとうございました。町民の方も大変感謝しております。引き続きよろしくお願いします。
  その中で、長時間な停電対策についてを質問したいと思います。
  令和5年8月9日水曜日、午後11時頃から10日木曜日午後2時ころまでの間、広範囲、これは本郷、別所、桃木、田中、大附、雲河原で長時間な停電が発生しました。
  停電すると、当然、冷房設備等が使用できないため、蒸し暑い中での生活を余儀なくされる。これにより、熱中症や脱水症状の可能性が高くなり、場合によっては死に至ることも考えられる。特に、高齢者や乳幼児等は暑さに弱いため、重度の熱中症を引き起こしてしまう可能性があります。十分に注意が必要であります。特に冷蔵庫や冷凍庫の庫内の温度が上がり、食品等の解凍が進み、傷んで食べることができなくなる。
  また、一般的には水道水の供給には多少なりとも電気が使われているため、停電により断水する可能性が高くなるだけでなく、室温が高い上に十分な水分補給ができなくなり脱水症状を引き起こし、重度の熱中症になる可能性もあります。さらに停電によりトイレが使えなく、トイレに流せなくなることで、トイレの使用を控えるとして水分の摂取を抑えてしまうことで、体調を崩してしまうこともあります。
  これらのことから、町民への長時間な停電対策等について伺います。
  (1)停電の原因は。
  (2)町民への安全・安心対策等は。
  (3)今後の停電対策は。
  (4)ライフライン等訓練は。
  (5)関係機関との連携・協力等は。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 畑議員ご質問の2、長時間な停電対策等についてにお答えいたします。
  まず、(1)停電の原因はについてお答えいたします。
  今回の8月9日午後11時過ぎに発生した停電の原因については、西平地区において何らかの原因で折れた枝が電線に接触したことにより、その部分が損傷し、そこから漏電していたことによるものであると、電力供給会社から報告を受けております。
  次に、(2)町民への安全・安心対策等はについてお答えいたします。
  今回の停電は長時間であったため、防災行政無線、電子メール及びホームページで停電の発生に関わる情報を提供するとともに、停電している地域の皆様に対する熱中症対策として、都幾川公民館を開放いたしました。
  なお、給水につきましては、桃木及び大附地区の一部で水圧の低下や断水が発生しましたが、翌日の午前4時頃、電気供給の復旧により断水は解消されました。また、別所地区など翌日の午後2時頃まで停電した地域につきましては、本郷の配水池から自然流下により給水していますので、断水は発生しておりません。
  次に、(3)今後の停電対策はについてお答えいたします。
  今回の原因は木の枝であることから、枝葉が電線に接触している事案を確認した場合には、早急に枝葉を伐採するよう依頼するなど、停電が起こらないよう電力供給会社と連携を図ってまいります。また、長時間の停電となった場合は、その地域に応じて町の施設を開放し、熱中症や低体温症を予防するよう講じてまいります。
  給水につきましては、主要な施設では自家発電設備等で対応できますので、停電が発生しても基本的には断水しませんが、中山間部の小規模な施設を介する給水地域では、同様の対応はできませんので、断水する可能性はあります。その場合は、給水タンクやポリタンク及びポリ袋等により給水することを考えております。
  今回のように、長時間の停電になった場合には、電力供給会社から情報を収集し、停電の原因や復旧の見込みに関する情報や町からのお知らせ等を防災行政無線、電子メール及びホームページ等により早急に情報を提供し、住民の不安が少しでも軽減できるよう努めてまい ります。
  次に、(4)ライフライン等訓練はについてお答えいたします。
  昨年9月に実施しました統一防災訓練では、各ご家庭でランタンや懐中電灯を使用して暗い中での防災家庭会議や夕食を非常食で済ますなど、ご家庭ごとに停電を想定した生活を体験していただきました。この訓練に併せて体験レポートを募集したところ、112名の方から応募をいただき、車中泊を体験してみての気づきや実際の停電時に生かせるものなど、貴重な報告をいただきました。
  給水につきましては、災害時により断水が発生した場合を想定し、毎年、水道課職員が応急給水訓練として、出動から給水タンクをトラックへ積み込んでの給水車の設営訓練などを実施しております。
  最後に、(5)関係機関との連携・協力等はについてお答えいたします。
  今回のような長時間にわたる停電につきましては、やはり電力供給会社と連携を図り、正確な情報を共有することで的確な対応に努めてまいります。
  給水につきましては、大規模な災害が発生したときや応援給水等が必要となった場合は、日本水道協会埼玉県支部西部地区災害時相互応援に関する覚書に基づく支援や埼玉県企業局から協力を得られる体制となっております。
  また、今回の停電中に、民間事業所の自主的な判断により、停電地域を移動販売車で巡回していただいたこともございますので、状況に応じて民間事業所にも協力をお願いすることも必要ではないかと考えております。
  今後ともより一層、電力供給会社や関係機関、事業所等と連携を図り、住民の皆さんが安心して暮らせるよう努めてまいります。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それでは答弁書の内容を少し質問させていただきます。
  取りあえず、この長時間の停電にあっては、原因等が、何らかの原因で折れた枝が電線に接触したことにより、その部分が損傷し、そこから漏電したということになっておりますけれども、もう少し詳細なことが分かりますか。
○小島利枝議長 古林総務課主幹。
○古林伸昭総務課主幹 お答えいたします。
  こちらの原因につきましては、電力供給会社からの情報によるものでして、詳細について は、これ以上のものはちょっと私のほうでは把握しておりません。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 この文書だけ読むと、何らかの原因で折れた枝ということは、例えば民地から伸びた枝とか、例えば路線ののり面から伸びた枝とか、いろいろあるかと思うんですけれども、どこの枝が折れたかという当然的に言ったら、民地であれば、その敷地を所有している方が責任を持って伐採とかしていただければいいんですけれども、当然高い枝とか大きな太くなっちゃった幹というのは、幹というのか枝ですか、何かなかなか切ることが難しいものですから、当然これはある行政機関とか、ある団体等にお願いをして、切っていただくというのが適切かと思います。自分で切ったりすると、また感電する可能性もありますので、ここら辺はいいかと思うんですけれども。
  そうしたときに、町のほうへのお願いというか、例えば広報9月号、ちょうど17ページ、「路上にはみ出している樹木等の適正管理のお願い」ということで、これは樹木が道路にはみ出ていると交通に支障があるから適正に管理してくださいよと。当然管理するのは樹木の土地の所有者等がやってくださいということで書いてあります。
  これもいいことなんですけれども、停電になって何が原因になったかというのを町民の方に知らしめれば、じゃ俺のところも少し枝が伸びているからとか、あるいは篠が伸びているから切っておこうかなということになりますので、そういうことはこの広報として周知するというのはないんですか。
○小島利枝議長 古林総務課主幹。
○古林伸昭総務課主幹 お答えいたします。
  畑議員おっしゃるとおり、町中人が目につくようなところにつきましては、所有者がはっきりしていたりということなので、土地の所有者の方に伐採をお願いするということは絶対に必要だと思いますので、そういった意味で広報等で周知していきたいと考えております。
  あと今回の原因につきましても、ちょっと補足なんですが、私も具体的にどの場所というのは把握していないんですが、ときがわ町皆さんご存じのとおり、約7割が山林ということで、町場、人の目につくところであれば電線が切れているとか、ショートしているというのはすぐ分かるんですが、今回遅れた原因、停電が長引いた原因の1つにつきまして、その山の中、人があまり住んでいない地域でのことなので、そこを電力会社のほうでもある程度絞ることはできるんですが、最終的には人の目で、実際人が歩いて現地を確認しないと、こう 特定できないといった理由があったので、こう長引いてしまったというような説明はございました。
  今回、ときがわ町の町場の部分につきましては、住民の方とか職員も町内に出たときに、なるべくそういう意識で電線に絡んでいる樹木等見つけた場合には、関係各課で調整しまして、ときがわ町は光ファイバ結構通っておりますので、その電線には電気とか電話とか光ファイバとか様々な種類ございますので、そういった関係機関とか関係課が協力して、そういった役場が直接切ることはいろいろ気軽にできないので、そういった関係機関に働きかけを行いまして、早急に対策したいと今、取り組んでいるところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それでは、町のほうでも何点か幾つかもしそういう箇所があったのであれば、そういう対策等を取ったんですか。
○小島利枝議長 古林総務課主幹。
○古林伸昭総務課主幹 お答えいたします。
  今年に入って、そういう取組、本当に今年に入って始めたところなんですが、既に元リバーサイドというパチンコ屋さん、何か今ホールができていると思うんですけれども、そこの県道沿いのところ、本田橋のところですとか、あとはファーストレイトのところ、そこのところで数か所木に絡んで、つるが絡んでいる状況が確認できましたので、関係機関と協力して、そこは伐採、取り除きを行いました。そのほかにも、今、西平の地内においても1か所対応してございます。
  そのほかにもこれから対応、実際伐採に向けて検討している箇所もございますので、一遍にはなかなか難しいので、順次対応していきたいと考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ときがわ町は確かに山林が約7割ありますので、かなり総距離といったらあると思いますから、それを全てときがわ町でやれというのもなかなかこれは酷なものですから、できればそういうのも早めに見つけて、さっきのこの広報じゃありませんけれども、できれば土地所有者の方が前向きに、じゃ俺のところから出ているからということで篠切ったり、それから、何ていうんですか電線に絡むような樹木を切ったりしていただければ、大分財政も潤うかな、よくなるかなと、そちらに使うお金が減るわけですから、いいかなと 思います。
  基本的には電線となると東電さんのほうが主管にはなるかと思うんですけれども、ただ停電になってしまいますと、町民の方に大変不利益が被りますので、ぜひ停電になる前に適切に管理していただければ助かります。
  それで、ある停電だった対象地域の方から、まさかこんなになるとは思わなくて、冷蔵庫のものを閉めておけばよかったんですけれども、やはりお子さんがいて、こう開けたりしたものですから、冷蔵庫内が大分気温が上がっちゃった、気温というんですか、冷蔵庫内の温度が上がっちゃって、食品等が大分傷んじゃって使い物にならなかったというのが実状だったという方が何人かいます。私の知っている限り。ですからそういうときには、なるべく停電が長引きますよとかということで、さっきもあったように、この周知するということはできないんですかね。周知です。
○小島利枝議長 古林総務課主幹。
○古林伸昭総務課主幹 お答えいたします。
  停電がいつ直るかにつきまして、やはり一番時間がかかるのが場所の特定かと思われます。場所が特定できれば、ある程度停電が復旧するという時間というのが絞れると思うんですが、まずは場所の特定ができないことには、具体的な見込みというのは立たないと思います。しかしその状況につきましては、リアルタイムに、なるべく早くあらゆる方法を使いまして、住民の方に周知していきたいと思います。
  この答弁にもありましたけれども、周知することで住民の方が安心にもつながると思いますので、その辺につきましては積極的に行っていきたいと考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 まさに、そうですね。小さな情報でも結構ですから、なるべく情報を提供するようにしてもらえれば、提供されたほう、我々町民なんですけれども、非常に、ああ今こういうことになっているんだということで気構えもできますので、ぜひ細かな情報等送っていただければいいと思います。情報がないよりかは情報があったほうが町民の方も落ち着くと思うんですよね。我々も含めてなんですけれども。ぜひ情報だけは早めに提供するようにしてください。よろしくお願いします。
  それと、次なんですけれども、停電によって都幾川公民館を開放しましたということなんですけれども、これどのくらいの方がどのくらい利用したかというのは分かりますか。
○小島利枝議長 すみません、正木生涯学習課長。
○正木達也生涯学習課長 この停電があった日、通常開館を公民館しております。総務課のほうから都幾川公民館を一部屋、部屋を開放してくれないかということで連絡がございました。正式な避難所としての取扱いではなかったんです。ですので、住所氏名等書いていただくとか、そういう対応はしなかったんですけれども、私の確認している範囲では、ご夫婦が3組、その停電のための避難ということで来館したのは承知しております。
  以上でございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 ありがとうございます。
  早い対応で公民館を開放して、3組のご夫婦が利用したという非常にいいことだと思いますので、正にスピーディー感を持ってやってもらったんで助かりました。今後もそのスピーディー感はよろしくお願いします。
  ありがとうございます。
  それと、ここにも答弁にもあるとおり、長時間すると断水になる可能性があるということで書いてあるんですけれども、断水になる前にこれ、水道管、水道課長ちょうどいるんで、あまり話がないとあれなんで、ちょっと質問させてもらいますけれども、水道課の職員が応急給水訓練として出動から給水タンクをトラックに積み込んでの云々とありますけれども、これはいつ頃やっているんですか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  これ毎年実施をしておりまして、今年度につきましては7月25日に実施しております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 7月25日にこれ、トラック1台にポリタンク等積んで、どうするんですか。お宅に持っていくとか、積んだのを下ろす、ちょっと訓練内容が分からないですけれども。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず、7月25日の流れを申し上げますと、9時22分に災害が発生したということで、事務所から職員がそのタンクが置いてあります和田受水場、こちらのほうに出向きまして、トラ ックを手配したり、そこで和田の受水場に行ってから、ステンレスの1ついわゆる1立米、1,000リットルのタンクをトラックに積み込み、そこから受水場の受水池、ここから消火栓を使いましてタンクに水を入れ込む。タンクに水を入れて、出発できる体制までやっております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 約1トンの水を積み込むまでをやっているということですね。1立米ですから。ここまでですか。例えば、これを利用して誰かに給水できるような、小分けするようなシステムとか、ガランを使って何とかやるというようなシステムはやっていないんですか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 ふだんと言っては何なんですけれども、よく断水して、各地域で個々にポリタンクですとかポリ袋を配ることもあります。
  そこは通常やっていますので、そこまでの訓練はしていません。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 できれば、そこまでの訓練をしてください。
  そこまでの訓練をやっているからいいだろうではなくて、そこまでの訓練もしてください。ぜひ、していただきたいですけれども、どうでしょうか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 先ほども申し上げましたとおり、年間何回もそういうことは通常やっております。それもご意見として踏まえまして、検討していきたいと思います。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 それではよろしくお願いします。
  それと、次に質問します。
  これ給水がもしできなくなったときに、例えば、ときがわ町さんには古くから家があったりする家は井戸水というんですか、なかなか飲むまではいかないと思うんですけれども、井戸があると思うんです。その井戸の活用方法というのは考えてはいないんですか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 資料がございません。
          (発言する者あり)
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前11時51分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 では、再開いたします。
                                (午前11時52分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 古林総務課主幹。
○古林伸昭総務課主幹 お答えいたします。
  井戸につきましては、各地区にございますと思いますのでその地区ごとで水質検査等行う必要もあるかと思いますが、各地区で検討していただくことになるのかなと考えております。町としましても、そうですね、今後井戸につきまして検討をしていきたいと考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 私のうちにも井戸はあるんですけれども、平成12年頃保健所に持って行ったら、飲んじゃだめだって言われました。持っていく前飲んでいたんだよと保健所の人に言ったら、それは飲んでいるからいいけれども、明日飲んでも大丈夫ですか、多分大丈夫ですと言われたんですけれども、ただ、それ以降飲んでいないんですけれどもね。やはり大腸菌との関係で飲み水には適さないということで、やられましたので、多分今の井戸はもっと深くて何百メートルからくんでいるところはまた別として、普通のところだとなかなか飲み水までいくと、日本の水質検査非常に高いものですから、レベルが非常に高いんで、難しいんですけれども、例えば、水洗トイレ流したり、そういうのもできますから、ぜひ井戸の活用についても検討してみてください。
  ほかに飲み水等の確保みたいのはやっていないんですかね。ないんですか、設備等は。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 明覚小学校のプールなんですけれども、導入令和2年2月29日から、ちょっとこれは試運転ができていない状態で、これは本当にもう、これはもう率直におわび申し上げて本当に気にしているところなんですけれども、至急やります。
  至急やらせていただきます。
  以上でございます。応援よろしくお願いします。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 よくぞ今、課長の答弁なんですけれども、明覚小学校の、さっきの山中議員の質問でもあったんですけれども、プールについての飲み水まではいかなかったんですが、その明覚小学校のプールというのは、ある意味飲み水等にも活用できるんですよね。どうですか。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 今の、畑議員のご質問にお答えさせていただきます。
  プールをつくった際に、そういった防災機能を持たせるということでご承認いただいております。実際にあそこの水を飲むことができる装置がついている。そういうことですのでやっていきたいと思います。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 分かりました。最後は執行部も私もそうなんですけれども、笑顔になってよかったと思います。わだかまりなく、ぜひ災害等がありましたら、一致団結して町民の命を守るような方向、施策を取っていきたいと思いますので、これで私、2問目の質問は終了します。
  ありがとうございました。
○小島利枝議長 続けちゃっていいですか。10分なので休憩しますか。
○1番 畑  豊議員 もう10分だからやらせてもらっちゃって。
○小島利枝議長 やっちゃって大丈夫ですか。
  続いて質問事項3、町民への大雨対策は。
  通告者1番、畑豊議員。
○1番 畑  豊議員 質問事項3、町民への大雨対策は。
  令和5年8月15日、ちょうどお盆でしたね。午後4時26分、熊谷地方気象台発表の台風第7号に関する埼玉県気象情報第9号が発令された。内容は埼玉県南部と秩父地方で、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがある。15日夜の初め頃まで土砂災害に注意することと雨の状況では、降り始め13日の11時から15日の4時までの降水量(アメダスによる速報値)がときがわ町158.5ミリ、秩父市の上吉田127ミリであった。
  防災事項では、県南部と秩父地方では、これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、15日の夜の初め頃まで、土砂災害に注意すること、補足事項では、今後発表する防災気象情報に留意すること、また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関して、気象庁ホームページのキキクルを確認することとNHKのニュース番組で放送された。
  そこで、町民の安全・安心のため、町として大雨対策等をどのように対応しているのか伺う。
  (1)当日の本庁舎周辺の雨量は。
  (2)大雨対応の対策は。
  (3)町民等の避難・誘導等について。
  (4)町民への周知徹底・安心感(不安払拭)について。
  (5)熊谷地方気象台、埼玉県、消防署、地元消防団、地域住民等と連絡・調整等はいかがなものですか。
  よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 畑議員ご質問の3、町民への大雨対策はについてお答えいたします。
  まず、(1)当日の本庁舎周辺の雨量はについてお答えいたします。
  本庁舎屋上に設置してある雨量計で観測した降水量では、降り始めの13日11時から15日16時までの53時間で43.0ミリでした。
  次に、(2)大雨対応の対策はについてお答えいたします。
  台風の接近など注意報等が発表されることが予想される場合、熊谷地方気象台から、今後の台風の進路や降水量等の予測や警報・注意報等の発表の可能性を説明する会議がオンラインで開催されます。これらの情報を庁議にて各課で共有し、対応について協議することになります。
  具体的な内容につきまして今回の台風7号を例に挙げますと、バスの運行予定、給水施設の確認、自主避難所の備え、町内危険箇所の点検、関堀地区への対応等について協議をしました。
  大雨への対応、対策につきましては、気象条件により異なりますが、いずれにしましても、そのときの状況や今後の予報など、正確な情報を収集し、住民の生命、身体及び財産の保護を目的とし、的確かつ迅速な防災活動に努めてまいります。
  次に、(3)町民等の避難・誘導等についてにお答えいたします。
  今回の台風7号では、熊谷地方気象台の情報から、土砂災害や大雨、洪水等の危険度が高くないと判断し、避難所等は開設しませんでしたが、日頃から開設に備え、地域住民に対し避難場所について周知徹底をしておくとともに、大雨に伴う避難の場合、災害が発生する前 の段階での避難が原則となるため、避難勧告等が適切なタイミングで対象地域に発令できるよう努めてまいります。
  また、避難所開設情報や避難勧告を発令した場合は、区長へ電話して報告をするとともに、防災行政無線、電子メール及びホームページでお知らせをいたします。
  次に、(4)町民への周知徹底・安心等(不安払拭)についてにお答えいたします。
  令和4年度に内閣府が実施した防災に関する世論調査によりますと、「台風や大雨などに備えて、どのような対策を取っていますか」との問いに対し、一番多く回答があったのが「台風情報や大雨情報を意識的に収集するようにしている」とあったことから、多くの人は情報を必要としており、言い換えれば、情報を提供することで不安を払拭できることにつながると考えておりますので、熊谷地方気象台をはじめとする関係機関から得た情報を防災行政無線、電子メール及びホームページで積極的に提供してまいります。
  また、多数回答があった中には「近くの学校や公民館などの避難場所・避難経路を決めている」という項目もありました。このことにつきましては「知っておくべき3つのポイント」として非難に関する要点を記載したチラシを8月10日に区長を通じて全戸配布させていただき、適切な避難行動の啓発を図ったところでございます。
  このような周知・啓発を通じて住民自ら避難行動を想定し、知識を深めることも災害に対する不安の軽減につながるものと考えております。
  最後に、(5)熊谷地方気象台、埼玉県、消防署、地元消防団、地域住民等と連絡・調整等はについてお答えいたします。
  今回の台風のような事前に把握できる大雨の場合につきましては、熊谷地方気象台や埼玉県からはオンラインでの説明会がありますので、説明に出席することで、情報の収集に努めてまいります。
  また、消防署や消防団、さらには警察署につきましては、有事の際には災害対策本部に一堂に会することで、被害状況や避難状況など、それぞれの機関で持っている情報をいち早く共有できる体制を取っております。
  地域住民との連絡・調整につきましては、被害を発見した方からの情報提供や被災された方からの救助要請、また区長や地域防災組織との連携等が想定されることから、統一防災訓練における情報伝達訓練など、日頃から有事の際に備えた訓練を実施しているところであります。
  以上でございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 畑です。時間も大変押し迫ってきましたので、これでちょっと1つだけ質問させていただきます。
  質問の中で、これNHKの放送番組で、これニュースの番組なんですけれども、ここで放送されたということで、それを見た町民の方、私も見ましたけれども、大変NHK全国版がこれだけ降っているよと言われ、158.5ミリ降っていますよということで流れていますので、ここら辺で不安があったんですね。ここら辺の不安の払拭等をもう一度答弁願います。
○小島利枝議長 古林総務課主幹。
○古林伸昭総務課主幹 お答えいたします。
  前回6月の定例会の一般質問で、町内に設置されている雨量計についてお答えしたこともございますが、その内容とちょっとかぶるんですが、町内に全部で7基雨量計が設置されておりまして、大野地内とか日影地内、本庁舎にもございます。そして様々の国とか県とか町が設置したものがございます。
  今回観測した158.5ミリというのは、気象庁が設置しているもので、設置場所は大野くすのきセンターになっております。こういった設置場所によって雨量の差が出るということで、今後、住民の方への周知につきましては、具体的にこの地区、ときがわ町だけではなくて、ときがわ町のこの地区でこういったものが観測されたというような細かな情報を提供していきたいと考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午後 零時06分)
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○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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   ◎請願第3号の上程、説明、質疑、委員会付託
○小島利枝議長 日程第2、請願第3号 国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」の提出を求める請願を議題といたします。
  請願文書表は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 請願文書表。
  受理年月日、令和5年8月21日。紹介議員、山中博子。
  件名、国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」の提出を求める請願。
  要旨、「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」を国に提出すること。
  請願者、ときがわ町玉川923―4、埼玉土建一般労働組合、比企西部支部支部長、岩澤和男。
  以上です。
○小島利枝議長 それでは、ただいまの請願の紹介議員であります山中博子議員から請願の趣旨説明を求めます。
  7番、山中博子議員。
○7番 山中博子議員 ときがわ町議会議長、小島利枝様。
  代表団体、355−0342、埼玉県比企郡ときがわ町玉川923−4。埼玉土建一般労働組合、比企西部支部支部長、岩澤和男。
  賛同団体、355−0361、埼玉県比企郡ときがわ町桃木442。年金者組合ときがわ支部支部長西澤久江。
  国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」の提出を求める請願書。
  1、意見書の提出を求める要旨。
  政府は2023年6月に、現行の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードに一本化する法案を可決成立させました。しかし、誤登録や情報漏洩、「資格無効」と表示される等、マイナンバーカードでの受診によるトラブルが続出し、多くの患者・国民が不安を抱えています。
  厚生労働省は5月12日、マイナンバーカードと健康保険証を一体化したマイナ保険証をめぐり、別人の情報を間違って本人の資格情報にひも付ける「誤登録」が2021年10月から2022年11月までの1年2カ月間に7,000件以上見つかったと発表しました。
  オンライン資格確認システム導入の義務化、現行の健康保険証の廃止は、取得が任意であるはずのマイナンバーカードを事実上義務化させることになり、選択の自由と国民皆保険制 度を壊しかねません。
  国民皆保険制度は、「いつでも」、「どこでも」、「誰でも」、日本国内で等しく医療が受けられるものであります。健康保険証が廃止されれば、マイナンバーカードを持たない人は公的保険診療から遠ざけられる結果となりかねず、国民皆保険制度の下で守られている国民のいのちと健康が脅かされています。
  障がいのある方、寝たきりの方や認知症の方など、いわゆる弱い立場の方々にとっては、マイナンバーカードの取得や更新手続き、病院の受診など非常に困難で問題は山ずみです。
  現行の健康保険証は原則交付とし、マイナンバーカードを保険証として使うかどうかは個々の国民の任意とするべきです。
  よって、健康保険証の廃止は行わず現在の健康保険証が引き続き使用できること、国の責任においてこれまで通りの医療が受けられることを求め、以下の事項を請願します。
                    記
  「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」を国に提出すること
  以上。
○小島利枝議長 山中議員はそのままお待ちください。
  ここで、請願第3号についての質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  2点ほどお聞きします。
  連続してお答えいただければと思います。
  当町のマイナンバーの状況なんですけれども、取得人数、また返納数、当町においてトラブルはあったのかという点と、タイトルにある見直しというのはどういうことなのかお伺いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  山中議員。
○7番 山中博子議員 まず、申請数とかお答えします。
  7月31日現在で、申請数は8,404人、79%です。そして、それを交付したのが、7,326、69%です。返納者あるいはトラブル、それはゼロです。
  今回の改正マイナンバー法を見直しの説明ですが、これは、マイナンバーカードと健康保 険証の一体化、それを見直してほしいということで出しております。
  詳しくと言ってもそのぐらいなんですが、よろしいでしょうか。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ほかの自治体でもこれ同じような請願出ていると思うんですけれども、その辺の状況分かりますか。
○7番 山中博子議員 分かります。
○10番 岩田鑑郎議員 お願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  山中議員。
○7番 山中博子議員 意見書の可決されたところは、岩手県議会、それから長野県松本市、それから埼玉県では三芳町とお隣の鳩山町です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 ほかにないようでしたら、以上で質疑を終了いたします。
  山中議員は自席にお戻りください。
  ただいまの請願第3号につきましては、文教厚生常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、文教厚生常任委員会に付託することに決定いたしました。
  以上で、日程第2、請願について終了します。
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   ◎延会について
○小島利枝議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小島利枝議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 1時09分)