令和5年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                            令和5年9月7日(木)   
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 報告第 4号 令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につい
             て
日程第 2 報告第 5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく
             資金不足比率の報告について
日程第 3 報告第 6号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の
             報告について
日程第 4 認定第 1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 5 認定第 2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
             ついて
日程第 6 認定第 3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 7 認定第 4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
             て
日程第 8 認定第 5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 9 認定第 6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第10 議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分につ
             いて
日程第11 議案第44号 ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例の
             制定について
日程第12 議案第45号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の
             基準に関する条例の一部改正について
日程第13 議案第46号 ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例
             の一部改正について
日程第14 議案第47号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第15 議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第16 議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第17 議案第50号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第18 議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第19 議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
荒 井   淳 
政策財政課長
大 野 健 司 
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和 
町民健康課長
武 守 康 子 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
農林環境課長
町 田 圭 介 
商工観光課長
荻久保 充 也 
建設課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木 達 也 
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代表監査委員
堀 口   正 
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議会事務局長
正 木   彰 
書記長
師 岡   徹 

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   ◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  本日は、決算審査報告等のため、堀口正代表監査委員に出席をいただいております。
  これより、令和5年第3回ときがわ町議会定例会3日目を開会いたします。
                                (午前 9時30分)
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   ◎答弁未了部分について
○小島利枝議長 ここで、農林環境課、町田課長から昨日の山中議員の一般質問における質問に対しまして、答弁の申出がありましたので、これを許可します。
  町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 昨日の山中議員の一般質問について、お答えできなかった質問に対しまして答弁いたします。
  質問箇所は、「原木キノコ栽培育成整備委員会は、いつからいつまで活動していたんでしょうか。また、平成30年に質問したときには、原木キノコ栽培育成整備検討委員会を設置し、栽培方法や調査研究などの検討を重ねてきたとの答弁でしたが、平成30年のときには、既に委員会はなくて、ないのに検討を重ねていたという答弁だったのでしょうか」という質問に対しまして、後日回答させていただくことで了承いただいておりましたのでお答えさせていただきます。
  原木キノコ栽培育成整備検討委員会につきましては、第1回の会議が平成20年12月22日に開催され、最後の第7回会議は平成23年3月29日に開催されております。その会議において、委員会報告書が完成し、第7回会議をもって当委員会の活動は終了しております。
  なお、平成30年の一般質問に対する答弁につきましては、平成20年度に原木キノコ栽培育成整備検討委員会を設置し、栽培方法の調査研究などの検討を重ねてきたその取組がきっかけとなった経過を答弁したものでしたのでご理解いただきたいと思います。
  以上です。回答までにお時間をいただき、大変申し訳ありませんでした。
○小島利枝議長 山中議員、よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
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○小島利枝議長 それでは、直ちに本日の会議を開きます。
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎議案の一括上程について
○小島利枝議長 お諮りいたします。
  日程第1、報告第4号から日程第3、報告第6号までは、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認め、一括議題といたします。
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   ◎報告第4号〜報告第6号の上程、説明、質疑
○小島利枝議長 日程第1、報告第4号 令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第2、報告第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第3、報告第6号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 報告第4号 令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を、別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を、別 紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第6号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告理由の説明につきましては、報告第4号 令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから、報告第6号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についてまで順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  それでは、議長のお許しをいただきましたので、報告第4号から報告第6号までの議案について順次報告理由を申し上げます。
  まず、報告第4号 令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和4年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであり、内容は実質赤字比率をはじめとする4つの指標であります。
  なお、細部につきましては政策財政課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
  次に、報告第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和4年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、細部につきましては水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
  次に、報告第6号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和4年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、細部につきましては水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上、3つの報告について、監査委員の意見を付してご報告申し上げるものであります。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、報告第4号 令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明を求めます。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 それでは、報告第4号 令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  議案参考資料の報告第4号関係をご覧ください。
  まず、こちらの報告の根拠でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告するものであります。
  要点といたしまして、ご覧いただいている表、左側から2つの実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、赤字が出ておりませんので空欄となっております。
  次の実質公債費比率は、地方債の元利償還金等の実質的な公債費が財政に及ぼす負担を表す指標で、3か年平均の数値となっております。令和4年度決算では、前年から0.4ポイント増の4.9%となっております。
  次の将来負担比率は、地方債の残高や町の全職員が退職すると仮定した場合の退職金支払い見込みなどの将来的な負担見込みが標準財政規模に対してどの程度の割合となっているかを示すものです。前年度の将来負担比率は5.9%となっておりましたが、令和4年度決算では、地方債の現在高などの将来負担額に対して、合併振興基金以外の基金の積立額や基準財政需要額、算入見込額などの充当可能財源の額が上回ったことにより空欄となっております。
  なお、それぞれの各欄括弧内の数字は、早期健全化基準です。この数値を超えてきますと、早期の健全化が必要な状況にあるという数値となります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、報告第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決 算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、報告第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  説明につきましては、議案参考資料の報告第5号関係をご覧いただきたいと思います。
  まず、この報告の根拠ですが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告するものでございます。
  その下の要点の表の部分をご覧ください。
  まず、資金不足比率の欄ですが、浄化槽設置管理事業特別会計では資金不足額が発生しておりませんので、この欄には数字は記載されません。
  なお、この欄の下の括弧書き20%とあるのは、資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の健全化が必要な状況と判断される数値になります。
  また、右側の備考欄の金額5,516万円は、事業規模の数値、具体的には浄化槽使用料の金額であります。
  以上で、報告第5号の細部説明を終了させていただきます。
○小島利枝議長 続いて、報告第6号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、報告第6号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  説明につきましては、議案参考資料の報告第6号関係をご覧いただきたいと思います。
  まず、この報告の根拠ですが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告するものでございます。
  その下の要点の表の部分をご覧ください。
  まず、資金不足比率の欄ですが、水道事業会計では資金不足額が発生しておりませんので、この欄には数字は記載されません。
  なお、この欄の下の括弧書き20%とあるのは、資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の健全化が必要な状況と判断される数値になります。
  また、右側の備考欄の金額2億3,498万1,000円は、事業規模の数値、具体的には営業収益の金額でございます。
  以上で報告第6号の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 監査委員から、令和4年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見書が提出されております。
  ここで監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  堀口代表監査委員。
○堀口 正代表監査委員 監査委員の堀口正でございます。よろしくお願いいたします。
  令和4年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見を報告させていただきます。
  本意見書につきましては、お手元に配付されておりますので、その審査結果のみを報告させていただきます。
  それでは、健全化判断比率、資金不足比率の順に報告いたします。
  最初に、令和4年度決算に基づく健全化判断比率審査意見についてご報告いたします。
  表紙をおめくりいただき、1ページを開いてください。
  第5、審査の結果ですが、審査に付された健全化判断比率は適正に算定され、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されているものと認められるものでした。
  個別意見等はご覧のとおりです。特に指摘すべき事項はございません。
  次に、資金不足比率審査意見ですが、ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計、ときがわ町水道事業会計の順に報告いたします。
  3ページをお開きください。
  令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率審査意見について報告いたします。
  第5、審査の結果ですが、審査に付された資金不足比率は適正に算定され、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されているものと認められるものでした。
  個別意見等はご覧のとおりです。特に指摘すべき事項はございません。
  次に、5ページをお開きください。
  令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率審査意見について報告いたします。
  第5、審査結果ですが、審査に付された資金不足比率は適正に算定され、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されているものと認められるものでした。
  個別意見等はご覧のとおりです。特に指摘すべき事項はございません。
  以上で健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見を報告とさせていただきます。お願いします。
○小島利枝議長 これより報告第4号 令和4年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいまの報告のとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより報告第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより報告第6号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  この水道事業会計決算なんですけれども、過去総務省か何かの関係で決算において4大指標ということで出てきて、私もずっと賛成ということでしてきたんですけれども、皆さんもご承知のとおり、去年10月水道料金値上げしましたよね。それで、いろいろ町民から言われたんですけれども、何で去年の令和3年度の仮決算においては約800万ぐらい、いろんな収益的収入だ、資本的収入だということで800万ぐらいプラスになったのかな。でも何でプラスなのに40%値上げしたんだと。そこで、どうも水道企業会計は、なかなか意味がよく分からなくて、もう一度ちょっと聞きたいんですけれども、ずっと水道事業会計においても、資金不足比率の標準の20%というのがありますよね。これを問題なくクリアしてきたわけです よね。
  じゃ何が40%の値上げと。私も審議会にいたんですけれども、ちょっとそれで理解できなくて、誠に申し訳ないんですけれども、一言で言って、何なんだと。それで、結びのここの47ページですね。今、堀口監査委員が言った47ページに。分かりますかね。水道課長にちょっと質問したいんですけれども。47ページに。この決算の結びのですよ。審査意見書の47ページ。
          (「47。これ」と呼ぶ者あり)
○8番 前田 栄議員 47ページというのは。令和4年度ときがわ町一般会計特別会計歳入歳出決算及びときがわ町の47ページ。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前 9時53分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前 9時56分)
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○小島利枝議長 前田議員。取り下げます、言ってもらっていいですか。
○8番 前田 栄議員 そっちが何か言うんじゃないの。この質問おかしいから取り下げるとかって言うんじゃないの。
○小島利枝議長 前田議員、今の質問を取り下げていただけますでしょうか。
○8番 前田 栄議員 はい、取り下げます。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
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   ◎議案の一括上程について
○小島利枝議長 お諮りいたします。日程第4、認定1号から日程第10、議案第43号までは、いずれも決算認定に関する案件でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認め、一括議題といたします。
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   ◎認定第1号〜認定第6号、議案第43号の上程、説明
○小島利枝議長 日程第4、認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第5、認定第2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第6、認定第3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第7、認定第4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について、以上一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和4年度ときがわ 町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について。
  地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第4項の規定に基づき、令和4年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付し、併せて同法第32条第2項の規定に基づき、令和4年度ときがわ町水道事業会計未処分利益剰余金の処分について議決を求める。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてまで順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、認定第1号から認定第6号までの議案及び議案第43号について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申 し上げます。
  歳入総額は65億1,777万8,312円で、歳出総額は60億8,494万9,404円となり、実質収支額は2億6,416万6,896円となりました。歳入の構成比が一番大きいものは地方交付税で、収入済額は25億272万6,000円となり、38.4%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは町税で、収入済額は13億6,355万8,411円となり、20.9%の構成比となりました。
  歳出の構成比が一番大きいものは民生費で、支出済額は16億580万3,129円となり、26.4%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは総務費で、支出済額は13億3,520万4,657円となり、21.9%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は16億6,638万251円で、歳出総額は16億2,898万8,892円となり、実質収支額は3,739万1,359円となりました。
  次に、認定第3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億6,236万8,533円で、歳出総額は1億6,041万2,606円となり、実質収支額は195万5,927円となりました。
  次に、認定第4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は11億7,245万2,361円で、歳出総額は11億1,699万2,224円となり、実質収支額は5,546万137円となりました。
  次に、認定第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億4,917万1,817円で、歳出総額は1億4,590万7,989円となり、実質収支額は151万528円となりました。
  次に、認定第6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出の総額はそれぞれ2,068万4,256円となり、実質収支額はゼロ円となりました。
  次に、議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてご説明を申し上げます。
  収益的収入及び支出は、収入が3億5,136万7,424円で、支出が3億1,477万6,203円となり ました。また、資本的収入及び支出は、収入が2,749万4,800円で、支出が1億7,203万6,300円となりました。
  続きまして、剰余金の処分につきましては、未処分利益剰余金5,000万円をご議決いただき、処分するものであります。
  以上、監査委員の意見をつけてご提案申し上げますので、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  なお、細部につきましては、認定第1号から認定第6号までは会計管理者から、議案第43号は水道課長から申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上です。
○小島利枝議長 続いて、認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、順次細部説明を求めます。
  福田会計管理者兼税務会計課長。
○福田芳和会計管理者兼税務会計課長 会計管理者兼税務会計課長の福田でございます。よろしくお願いいたします。
  それでは、認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から、認定第6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定までの細部説明をさせていただきます。
  初めに、総括的事項について申し上げます。議案参考資料をご覧ください。
  議案参考資料の認定第1号から第6号関係、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料の2ページをお開きください。
  こちらは各会計の決算額と前年度との比較の表になります。令和4年度の欄をご覧ください。
  最下段の合計の行になりますが、水道事業会計を除く一般会計ほか5つの特別会計の歳入総額は96億8,883万5,530円、歳出総額は91億5,793万5,371円となりました。令和3年度と比較しますと、右側の前年度比較にありますとおり、歳入総額で1億2,288万7,883円の増、歳出総額で1億2,056万8,393円の増となりました。
  それでは、認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから内容説明をさせていただきます。
  議案書の12ページをお開きください。
          (「議案書」と呼ぶ者あり)
○福田芳和会計管理者兼税務会計課長 議案書になります。
          (「決算書か」「決算書って言ってました」と呼ぶ者あり)
○福田芳和会計管理者兼税務会計課長 すみません。失礼しました。決算書で。大変失礼いたしました。決算書の12ページをお開きください。
  令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  なお、この決算書は左右2ページ見開きで構成されております。ページ番号を申し上げますので、関係ページを開いていただき、左右両方のページをご覧いただければと思います。
  また、決算書におきましては、多くのページが定められた様式で作成されているため、前年度及び前年度比較額の記載はございません。参考として前年度比較額などを申し上げる場合がありますので、よろしくお願いいたします。
  まず1款町税ですが、調定額13億7,651万407円に対し、収入済額は13億6,355万8,411円となりました。徴収率は前年度から0.2ポイント減の99.1%となりました。また、不納欠損額は127万4,565円、収入未済額は1,167万7,431円となりました。
  続きまして、16ページをご覧ください。
  16ページ下段の10款地方特例交付金の収入済額は411万3,000円で、前年度より1,988万3,000円の減となりました。
  地方特例交付金の減額理由は、1枚おめくりいただきまして、19ページ中段の備考欄に記載されている新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金63万8,000円で、前年度より1,608万1,000円の減となっております。
  左側の18ページをご覧ください。
  中段の11款地方交付税の収入済額は25億272万6,000円で、前年度より2,455万1,000円の減となりました。地方交付税の内訳は、右側の備考欄に記載されているとおり、普通交付税が22億8,597万円で、前年度より2,121万3,000円の増、特別交付税が2億1,675万6,000円で、前年度より4,576万4,000円の減となっております。
  続きまして、22ページをご覧ください。
  22ページ下段の15款国庫支出金の収入済額は8億5,140万8,115円で、前年度より1億1,489万6,356円の減となりました。国庫支出金の主な収入といたしましては、1枚おめくりいただきまして、24ページの1項3目衛生費国庫負担金、1節保健衛生費負担金の備考欄に あります新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金4,109万8,101円、その下の2項1目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金の備考欄、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金現年分1億5,563万8,000円、繰越明許分7,000円でございます。
  そのほかにも、1枚めくっていただきまして、26ページ上段の2項2目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金のうち、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金事業費補助金3,847万1,329円、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業費補助金5,419万2,417円、同じく2節児童福祉費補助金のうち、備考欄4行目の子育て世帯生活支援特別給付金給付969万6,000円、同ページ下段の2項5目衛生費国庫補助金、1節保健衛生費補助金のうち、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業国庫補助金2,587万2,000円などとなっております。
  続きまして、28ページをご覧ください。
  28ページ中段の16款県支出金は、調定額3億6,928万3,603円に対し、収入済額は3億5,034万103円となりました。収入未済額が1,894万3,500円でございますが、こちらは令和5年度への繰越事業となりました西平2地区・西平3地区地籍調査事業の財源になる県支出金でございます。
  県支出金の主な収入といたしましては、1枚めくっていただきまして、30ページ上段の2項1目総務費県補助金、1節総務管理費補助金の廃止代替貸切バス路線確保対策費補助金595万3,000円、1枚めくっていただきまして、32ページ中段の2項4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金のうち、農村地域防災減災事業補助金1,065万9,000円、左側32ページ下段の2項9目災害復旧事業県補助金、2節土木施設災害復旧事業費補助金の647万3,000円などでございます。
  続きまして、34ページをご覧ください。
  34ページ下段の17款財産収入の収入済額は4,918万8,296円で、昨年度より3,088万6,563円の増となりました。財産収入の主な収入といたしましては、1枚めくっていただきまして、36ページ中段の2項財産売払収入、1目不動産売払収入、備考欄の土地売払収入2,532万9,824円、3目物品売払収入、備考欄の路線バス売払収入212万8,650円、4目権利売払収入、備考欄の預託金精算収入500万円などでございます。
  続きまして、40ページをご覧ください。
  40ページ上段の20款繰越金の収入額は3億7,707万9,338円、前年度より7,143万9,596円の増となりました。こちらは令和3年度からの繰越金でございます。
  続きまして、44ページをご覧ください。
  44ページ下段の22款町債の収入済額は1億3,810万2,000円となりました。主なものといたしまして、1項1目土木債、1枚おめくりいただきまして、46ページ上段の1節道路整備事業債の5,340万円のほか、1項2目臨時財政対策債の5,710万2,000円などとなっております。
  最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和4年度歳入合計ですが、収入済額は65億1,777万8,312円で、前年度より2,516万4,533円の増となりました。
  これで、令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入について内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳出について内容説明をさせていただきます。
  48ページをご覧ください。
  歳出の説明におきましては、左右2ページ見開きの右側の備考欄にあります各事業の記載にも触れながらご説明をさせていただきます。
  まず、48ページ、1款議会費の支出済額は7,005万5,867円で、前年度より291万8,699円の減となりました。
  続きまして、52ページをご覧ください。
  52ページ上段の2款総務費の支出済額は13億3,520万4,657円となりました。また、翌年度繰越額の継続費逓次繰越は12万7,805円となっております。
  1項1目一般管理費の支出済額は3億4,278万4,785円で、主な内容といたしまして、59ページ備考欄の中段、庁舎維持管理事業3,427万1,635円などに支出をいたしました。
  次に、64ページをご覧ください。
  64ページ下段の1項6目財政調整基金の支出済額は1億7,725万492円となりました。その下の1項8目公共施設等総合管理基金費の支出済額は2億7,019万7,525円で、こちらは将来を見据え、公共施設の整備等に係る財源として基金に積み増ししたことによるものでございます。
  次に、66ページをご覧ください。
  66ページ、1項9目企画費の支出済額は2億8,829万5,525円で、主な事業として、71ページ備考欄の下段、交通対策事業に8,949万7,063円、77ページ備考欄の上段、若者定住化促進事業の若者定住化補助金に1,060万円、79ページ備考欄の上段、マイナンバーカード普及事 業に3,148万3,263円などを支出いたしました。
  次に、90ページをご覧ください。
  90ページ下段の2項町税費の支出済額は1億87万1,701円で、主な内容として、95ページ備考欄の下段、評価替事務事業、こちらは3年に一度の評価替えに伴う不動産鑑定委託料と航空写真撮影業務委託料に1,493万3,380円を支出いたしました。
  次に、96ページをご覧ください。
  96ページ中段の3項戸籍住民基本台帳費の支出済額は6,647万2,219円で、主な内容として、99ページ備考欄の中段、18節負担金、補助金及び交付金では比企広域市町村圏組合斎場特別会計負担金に776万円、その下のコンビニ交付システム運営負担金に69万963円、その下の戸籍住民基本台帳システム改修事業に1,303万5,000円などを支出いたしました。
  次に、98ページの下段をご覧ください。
  98ページ下段の4項選挙費の支出済額は1,099万1,618円となりました。同項2目県議会議員選挙費は175万6,770円、その下の同項3目参議院議員選挙費は873万6,851円の支出となっております。
  続きまして、108ページをご覧ください。
  108ページ上段の3款民生費の支出済額は16億580万3,129円となりました。
  1項1目社会福祉総務費の支出済額は1億9,044万4,773円で、主な内容として、111ページ備考欄の下段、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付。1枚おめくりいただきまして、特別給付金として4,360万円、その下の電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業では、特別給付金として5,260万円を支出いたしました。その下の1項2目障害者福祉費の支出済額は4億2,926万30円で、主な内容として113ページ備考欄の障害者福祉事業の18節負担金、補助及び交付金の負担金、1枚おめくりいただきまして、介護給付費・訓練等給付費負担金に3億5,434万9,171円を支出いたしました。これは障害のある方が居宅や施設において受けた介護や訓練等のサービスに要した費用に費やすものであります。
  少し飛びまして、122ページをご覧ください。
  122ページ、2項児童福祉費の支出済額は4億5,986万4,538円となりました。同項1目児童福祉総務費の支出済額は1億7,790万171円で、主な内容として、125ページ備考欄の中段、放課後児童対策事業に3,567万58円を、1枚おめくりいただきまして、127ページ備考欄の下段、子育て世帯生活支援特別給付金給付、1枚おめくりいただきまして、上段の特別給付金として535万円を支出いたしました。
  続きまして、136ページをご覧ください。
  136ページ下段の4款衛生費の支出済額は6億5,187万7,773円となりました。1項保健衛生費の支出済額は3億7,018万9,070円で、主な内容として、145ページ、2目予防費、備考欄の中段、成人健診事業に1,375万1,714円、その下の予防接種事業に2,418万6,634円などを支出いたしました。また、147ページの備考欄の下段をご覧ください。新型コロナウイルスワクチン接種事業として5,943万5,308円を支出いたしました。
  次に、148ページをご覧ください。
  148ページ、3目環境衛生費の支出済額は8,626万8,263円で、主な内容として、151ページ、備考欄の下段、ごみ減量化推進事業の113万7,108円などを支出いたしました。
  次に、152ページをご覧ください。
  152ページ中段の4目上水道費の備考欄中段の上水道施設一般管理事務において、水道事業会計に対し、高料金対策補助金として7,000万円を支出しております。同じく152ページを。下段の2項清掃費の支出済額は2億8,168万8,703円で、主な内容として、2目塵芥処理費の備考欄、1枚めくっていただきまして、小川地区衛生組合塵芥処理費負担金1億6,303万8,000円、その下の3目し尿処理費の備考欄、小川地区衛生組合し尿処理費負担金4,430万9,000円などを支出いたしました。
○小島利枝議長 休憩いたします。
  再開を10時55分といたします。
                                (午前10時38分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○福田芳和会計管理者兼税務会計課長 引き続きましてよろしくお願いいたします。
  先ほどの下、その下、5款労働費の支出済額は274万9,636円となっております。
  続きまして、156ページをご覧ください。
  156ページ中段の6款農林水産業費の支出済額は1億4,044万1,351円となりました。1項農業費の支出済額は1億1,926万7,092円で、主な内容として、160ページ3目農林振興費の、1枚めくっていただきまして163ページ備考欄の中段、有害鳥獣対策事業535万4,958円。166ページ上段、4目農地費の備考欄中段の土地改良施設等応急修繕事業3,141万9,726円などに 支出いたしました。
  次にその下段、2項林業費の支出済額は2,117万4,259円で、主な内容として、1枚おめくりいただきまして169ページ備考欄の中段、林道維持補修事業559万3,630円などを支出いたしました。
  続きまして、172ページをご覧ください。
  172ページ上段の7款商工費の支出済額は3億3,519万9,143円となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は1億915万7,907円となります。主な内容といたしまして、1項3目商工振興費では、1枚おめくりいただきまして175ページ備考欄の中段、ときがわ町withコロナ対応応援商品券発行事業5,714万9,373円。その下の街路灯整備事業6,794万6,700円。1枚めくっていただきまして、上段のときがわ町物価高騰対応支援商品券発行事業4,937万764円。その下のときがわ町物価高騰重点支援暮らし応援商品券発行事業5,542万1,712円などを支出いたしました。
  次に、178ページをご覧ください。
  178ページ上段の4目観光費の支出済額は4,388万8,062円で、主な内容として、181ページ備考欄の下段、観光施設管理運営事業、1枚おめくりいただきまして14節工事請負費では、明覚駅前駐車場造成工事の費用297万円などを支出いたしました。
  続きまして、186ページをご覧ください。
  186ページ8款土木費の支出済額は3億2,913万3,182円となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は2,525万8,000円になります。主な内容として、188ページ中段の2項道路橋梁費の支出済額は2億940万7,750円で、町道の舗装修繕工事、道路改良工事、橋梁維持管理などに支出をいたしました。
  少し飛びまして、206ページをご覧ください。
  206ページ下段の10款教育費の支出済額は5億4,031万5,283円となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は450万円になります。
  1項教育総務費の支出済額は1億5,123万430円で、主な内容として、充実した教育を実現するために、217ページ備考欄の上段、小人数学級推進事業に1,037万8,256円、その下の学校生活支援事業に1,228万8,798円、1枚おめくりいただきまして、219ページ備考欄の中段、小学校学習支援事業に221万1,179円、1枚おめくりいただきまして、221ページ備考欄の上段、複式学級事業に537万1,166円などを支出いたしました。
  少し飛びまして、258ページをご覧ください。
  258ページ下段の5項社会教育費の支出済額は1億3,126万9,066円となりました。主な内容として、272ページの5目文化財保護費では、小倉城跡周辺整備のため、275ページ備考欄の上段、史跡小倉城跡整備事業として259万2,729円などを支出いたしました。
  また少し飛びまして292ページをご覧ください。
  292ページ下段の11款災害復旧費の支出済額は4,855万7,117円で、前年度より2,946万7,483円の減となりました。
  1項1目農林水産施設災害復旧費として、大野地内の森林管理道久保向井線災害復旧工事ほか3か所に1,257万7,400円を支出いたしました。
  その下の3項1目災害復旧費では、令和4年7月12日の大雨災害による復旧事業として、2,248万2,717円を支出いたしました。
  2枚おめくりいただきまして、296ページ上段の10項1目道路橋梁災害復旧費として、大附地内の災害復旧工事をはじめ、町内各所の復旧に1,349万7,000円を支出いたしました。
  その下12款公債費の支出済額は7億3,448万4,413円で、前年度より2,256万3,381円の増となりました。
  その下13款予備費ですが、297ページの備考欄に記載してありますように、2款総務費、1項総務費管理、4目会計管理費など8科目に合計で2,301万円を充用いたしました。
  296ページの最下段になりますが、令和4年度歳出合計は、支出済額60億8,494万9,404円で、前年度より8,091万4,103円の減となりました。また、令和5年度の翌年度繰越額として、継続費逓次繰越12万7,805円、繰越明許費1億8,972万7,707円を繰越しいたしました。
  続きまして、299ページをご覧ください。
  令和4年度一般会計歳入歳出決算財産に関する調書でございます。
  まず、1、公有財産の(1)土地及び建物ですが、土地につきましては、公共財産のその他の施設の決算年度中増減高が合計で1,112.73平方メートルの減となっております。これは、関堀地内の藤坂分譲地売払い等によるものでございます。
  次に、300ページの(2)山林ですが、面積につきましては決算年度中増減はありませんでした。立木の推定蓄積量につきましては、決算年度中3,142立方メートルの増となっております。
  その下、(3)支出による権利につきましては、令和4年度中の増減はありませんでした。
  その下、(4)預託金につきましては、令和4年度をもって解約をいたしました。
  次に、301ページの2、物品ですが、こちらは町が保有する50万円以上の物品の一覧とな っております。
  次に、303ページの3、基金をご覧ください。
  決算年度中、増減のあった大きいものといたしまして、(3)公共施設等総合管理基金が2億7,019万7,525円の増となっております。これは、将来、公共施設等の整備、更新及び除却等に必要な経費の財源に充てるため一般会計から積み立てたものでございます。
  以上で、認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  314ページをお開きください。
  ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款国民健康保険税ですが、調定額2億6,036万8,029円に対し、収入済額は2億4,892万3,543円となり、前年度と比較して収入済額で1,556万5円の増となりました。徴収率につきましては前年度から1.2ポイント減少して95.6%、不納欠損額は96万4,500円、収入未済額は1,047万9,986円となりました。
  なお、年度平均の加入世帯数は1,894世帯、被保険者数は2,981人でございます。
  次に、下段の4款県支出金の収入済額は12億2,585万1,141円で、収入総額の73.6%を占めております。
  1項1目保険給付費等給付金につきましては、市町村の保険給付に要した費用が全額交付される普通交付金と、市町村の財源状況、その他の個別の事情に応じて交付される特別交付金がございます。
  次に、316ページをご覧ください。
  316ページ中段の6款繰入金の収入済額は8,040万465円で、前年度より6,586万9,671円の減となりました。これは、保険基盤安定基金などとなっております。
  次に、318ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和4年度歳入合計ですが、収入済額は16億6,638万251円で、前年度より7,806万2,874円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  322ページをご覧ください。
  322ページ中段の2款保険給費費の支出済額は11億6,667万3,156円で、前年度より7,678万2,740円の増となりました。この保険給付費は歳出総額の71.6%を占めており、被保険者が疾病や負傷などにより医療機関を受診した際の診療や投薬、入院などの費用に充てられるものでございます。世帯加入数で割ると1世帯当たり61万5,980円。被保険者1人当たりでは39万1,370円となります。
  次に、326ページをご覧ください。
  326ページ上段の3款国民健康保険事業納付金の支出未済額は3億2,947万5,436円で、歳出総額の20.2%を占めております。この納付金は、市町村から県の特別会計に支出するもので、314ページから316ページにある歳入の4款県支出金のうち、1項1目1節普通交付金の財源となるものでございます。
  次に、326ページ下段の5款保健事業費の支出済額は1,831万6,398円で、前年度より547万7,263円の増となりました。主な内容として、右側327ページ備考欄の下段にあります特定健康審査等事業の1ページめくっていただきまして、12節委託料の基本健診委託料、人間ドック委託料などに支出をいたしました。
  そして、2枚めくっていただきまして、332ページの最下段の歳出合計をご覧ください。
  令和4年度歳出合計ですが、支出済額は16億2,898万8,892円で、前年度より1億5,000、117万946円の増となりました。
  続きまして、335ページの令和4年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書をご覧ください。
  本特別会計に属する財産は、この2つの基金で、令和4年度中に増減のあったものとして、(1)の国民健康保険財政調整基金は8,876万1,000円の増で、決算年度末現在高は2億7,591万7,705円となっております。
  以上で、認定第2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  346ページをお開きください。
  ときがわ町後期高齢者以上特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款後期高齢者医療保険料ですが、調定額1億2,471万9,440円に対し収入済額は1億 2,376万1,400円となり、前年度と比較して収入済額で1,450万9,800円の増となりました。後期高齢者医療保険は歳入総額の76.2%を占めております。また、不納欠損額は20万2,940円、収入未済額は75万5,100円となりました。
  なお、令和5年3月末現在の被保険者数は2,027人でございます。
  次に、その下の2款繰入金の収入済額は3,647万3,400円で、前年度より339万1,744円の増となりました。その内訳といたしまして、1項1目事務費繰入金202万7,000円、1項2目保険基盤安定繰入金3,444万6,400円でございます。
  その下の3款繰越金194万9,233円、4款諸収入18万4,500円を合わせ、1枚おめくりいただきまして、348ページの最下段になりますが、令和4年度歳入合計の収入済額は1億6,236万8,533円で、前年度より1,758万5,553円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  350ページをご覧ください。
  1款総務費の支出済額は201万3,593円で、前年度より70万7,506円の増となりました。
  次に、その下の2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は1億5,817万1,900円で、前年度より1,704万8,044円の増となりました。後期高齢者医療広域連合納付金は歳入総額の98.6%を占めております。主な内容として、被保険者に納入いただいた保険料などを埼玉県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。
  そのほか、その下の3款諸支出金22万7,113円を合せまして、最下段になりますが、令和4年度歳出合計の支出済額は1億6,041万2,606円で、前年度より1,757万8,859円の増となりました。
  以上で、認定第3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  362ページをお開きください。
  ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款保険料ですが、調定額2億7,974万3,300円に対し収入済額は2億7,475万1,700円となり、前年度と比較して収入済額で150万547円の増となりました。また不納欠損額は202万8,000円、収入未済額は296万3,600円となり、65歳以上の第1号被保険者の収納率は98.2% となりました。
  なお、令和5年3月末現在の第1号被保険者数は4,242名でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は2億2,384万8,197円で、前年度より103万8,405円の増となりました。主な内容として、1項1目介護給付費負担金1億8,845万487円で、法令等の基準に基づき交付をされたものでございます。
  次に、364ページをご覧ください。
  364ページ中段の4款支払基金交付金の収入済額は2億8,570万7,000円で、前年度より1億44万4,489円の減となりました。こちらは社会保険診療報酬支払基金に集められた40歳から64歳までの第2号被保険者の介護保険料が交付金として市町村に交付されたものでございます。
  次に、368ページ最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和4年度歳入合計ですが、収入済額は11億7,245万2,361円で、前年度より2,290万1,198円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  370ページをご覧ください。
  370ページ上段の1款総務費の支出済額は1,364万1,583円で、前年度より173万8,561円の増となりました。主な内容として、下段の3項介護認定審査会費で、介護認定のための調査や認定審査会に要する事務費として1,163万8,433円を支出いたしました。
  次に、374ページをご覧ください。
  374ページ上段の2款保険給付費の支出済額は10億3,835万100円で、前年度より1,517万1,020円の減となりました。保険給付費は歳出総額の93%を占めております。主な内容として、1項T目居宅介護サービス給付費の支出済額は3億4,256万3,769円で、訪問看護や通所介護、短所入所生活介護などに要する費用に支出をいたしました。
  その下、3目地域密着型介護サービス給付費の支出済額は1億4,645万3,984円で、グループホームなどの町が指定した事業所で、利用者が原則として町民に限定された地域密着型の介護サービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、1枚おめくりいただきまして、5目施設介護サービス給付費の支出済額は4億4,394万5,528円で、特別養護老人ホームなど施設入所者に対するサービスに要する費用に支出をいたしました。
  少し飛びまして、384ページをご覧ください。
  384ページ中段の4款地域支援事業費の支出済額は2,672万8,135円で、予防の訪問と通所にかかる費用などに支出をいたしました。
  また少し飛びまして、390ページの最下段の歳出合計をご覧ください。
  令和4年度歳出合計ですが、支出済額は11億1,699万2,224円で、前年度より437万9,012円の増となりました。
  次に、393ページをご覧ください。
  令和4年度介護保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この介護保険給付費準備金のみでございます。令和4年度中に1,302万6,155円の増となりました。
  以上で、認定第4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  404ページをお開きください。
  ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款分担金及び負担金ですが、収入済額は466万3,500円で、前年度より164万1,700円の増となりました。こちらは浄化槽設置費分担金でございます。
  その下の2款事業収入ですが、調定額5,552万7,256円に対し収入済額は5,516万850円となり、前年度と比較して、収入済額で234万3,011円の増となりました。また、収入未債額は36万6,406円となりました。こちらは使用者から徴収する浄化槽の使用料でございます。
  次に、その下3款国庫支出金の収入済額は1,262万4,000円で、前年度より502万2,000円の増となりました。こちらは浄化槽整備事業補助金でございます。
  次に、その下4款県支出金の収入済額は500万円で、前年度より300万円の増となりました。こちらは、浄化槽整備普及啓発事業費奨励交付金でございます。
  1枚おめくりいただきまして、406ページの最下段の収入合計をご覧ください。
  令和4年度歳入合計ですが、収入済額は1億4,917万1,817円で、前年度より2,896万9,251円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  408ページをご覧ください。
  408ページ下段、2款施設管理費の支出済額が5,237万1,827円で、前年度より370万8,867円の増となりました。主な内容として、右側の備考欄、浄化槽維持管理事業で、1枚おめくりいただきまして、411ページ備考欄、12節委託料の浄化槽清掃委託料及び清掃保守点検委託料を合わせて4,550万7,527円を支出いたしました。
  右側の410ページ、中段の3款施設整備費の支出済額は3,608万9,700円で、前年度より1,356万3,100円の増となりました。主な内容として、右側の備考欄、浄化槽整備事業、14節工事請負費の浄化槽設置工事費2,270万7,300円、15節原材料費の浄化槽本体購入費860万6,400円などを支出いたしました。
  そして、最下段になりますが、令和4年度歳出合計の支出済額は1億4,590万7,989円で、前年度より2,786万139円の増となりました。
  以上で、認定第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第6号 令和4年度ときがわ町町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  422ページをお開きください。
  ときがわ町町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款財産収入ですが、収入済額は3,756円で、関口茂八翁奨学金を定期預金として運用した預金利子でございます。
  次に、その下の2款繰入金の収入済額は970万円で、奨学金貸付けのために、関口茂八翁奨学基金から繰入れたものでございます。
  次にその下、4款諸収入ですが、調定額1,913万8,500円に対して収入済額は1,098万500円となりました。また、収入未済額が815万8,000円となりました。こちらは、奨学金制度を利用された方からの奨学資金貸付金の返還金でございます。
  その結果、最下段になりますが、令和4年度歳入合計の収入済額は2,068万4,256円となり、前年度より53万3,540円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  424ページをご覧ください。
  424ページ上段の1款総務費の支出済額は1,098万4,256円で、前年度より7万3,540円の増となりました。主な内容として、右側の備考欄、財産管理費、24節積立金の関口茂八翁奨学 金積立金で、基金の預金利子や利用者からの奨学資金、貸付金の返還金を基金に積み立てたものでございます。
  その下の、2款事業費の支出済額は970万円で、前年度より46万円の増となりました。これは、奨学資金の貸付金として支出したもので、その内訳は、備考欄にあります普通奨学金648万円と特別奨学金322万円でございます。
  その結果、最下段になりますが、令和4年度歳出合計の支出済額は2,068万4,256円で、前年度より53万3,540円の増となりました。
  次に、427ページをご覧ください。
  令和4年度関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この関口茂八翁奨学金のみで、令和4年度中に128万4,256円の増となりました。
  以上で、認定第6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 続いて、議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について、細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について細部説明をさせていただきます。
  決算書の434ページ、435ページをお開きください。
  まず、これからご説明する434ページから437ページまでの水道事業決算報告書ですが、予算と対比するため消費税を含めた金額、いわゆる税込み金額となります。
  それでは434ページ、435ページの(1)収益的収入及び支出の上の表の収入から説明いたします。
  右側435ページの決算額の欄1行目、収入合計は3億5,136万7,424円となりました。
  次に、下の表の支出ですが、右側、435ページの決算額の欄の1行目、支出合計は3億1,477万6,203円となりました。なお、予算額に比べ決算額の増減、また不用額につきましてはご覧のとおりでございます。
  次に、左側434ページの表の下、欄外の米印のところをご覧ください。
  消費税及び地方消費税の納付税額450万500円、うち消費税351万400円、地方消費税99万 100円は本則課税に基づく納税納付税額となります。なお、損益計算書において納税計算による雑収益180円、控除対象外消費税及び地方消費税額として雑支出327万3,548円が生じております。
  1枚めくっていただきまして、436ページ、437ページをお開きお開きください。
  (2)資本的収入及び支出の収入から説明いたします。
  右側、437ページの決算額欄の1行目、収入合計は2,749万4,800円となりました。
  次に、下の表の支出ですが、左側436ページの右から2行目、地方公営企業法第26条の規定による繰越額が、前年度から建設改良費の繰越額300万3,000円がありましたので、予算の合計額は、右側437ページの合計欄1億8,499万4,000円となりました。決算につきましては決算額の欄1行目、支出合計は1億7,203万6,300円となりました。
  次に、左側436ページの表の下、欄外をご覧ください。
  資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億4,454万1,500円は過年度分損益勘定留保資金1億3,547万6,200円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額906万5,300円で補填いたしました。
  続きまして、438ページ、439ページをお開きください。
  こちらは、経営成績を表す損益計算書になります。ここからは税抜金額となります。右側439ページの1行目、当年度純利益は2,746万9,241円となりました。なお、収益的収入及び支出の主な内容につきましては、後ほど水道事業報告書で説明いたします。
  続きまして、440ページ、441ページをお開きください。
  こちらは剰余金計算書になります。
  まず、上の表は令和4年度中の剰余金の処分及び変動した内容を表します。表の2行目、前年度処分額、その下の議会の議決による処分額は、右側441ページに目を追っていただくと、右から3列目、未処分利益剰余金2,746万9,241円が変動したものになります。
  利益剰余金の当年度末残高は、利益剰余金合計額欄の一番下、3億898万2,308円となりました。
  続きまして、左側440ページ下の表の令和4年度の剰余金処分計算賞(案)になります。
  本案は、剰余金処分について地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、剰余金処分計算書をもって決算の認定に付し、併せて剰余金処分の議決を受けるものであります。
  この表の上から2行目、議会の議決による処分額は、未処分利益剰余金を減債積立金へ5,000万円を積立て処分するものであります。
  続きまして、442ページ、443ページをお開きください。
  こちらは財政状態を表す貸借対照表になります。
  まず、左側の442ページ資産のうち、1、固定資産は、ページの中ほど、固定資産合計が27億5,022万9,134円。
  その下の2、流動資産の現金預金が1億7,315万1,496円、その下、未収金等を加え流動資産合計は2億144万8,251円となり、資産合計は29億5,167万7,385円となりました。
  次に、3、固定負債の一番下、固定負債合計が5億5,824万2,688円となりました。
  それから、右側の443ページの上段、4、流動負債の企業債合計7,316万920万9,231円とただいまの固定資産を合わせた額、合計で6億3,141万1,919円が企業債の未償還残高となります。なお、企業債の明細につきましては470ページから473ページに記載しておりますので、ご参照をいただきたいと存じます。
  次に、443ページにお戻りいただきまして、中ほどになりますが、負債合計は11億8,429万7,101円となりました。
  その下の資本ですが、一番下から2行目、資本金と剰余金を合わせた資本合計は17億6,738万284円となり、その下になりますが、負債資本合計は29億5,167万7,385円となりました。
  続きまして、446ページをご覧ください。
  ここからは水道事業報告書になります。
  上から3行目のイ、事業概要ですが、当年度は、消費税率の改定によるものを除くと、平成14年以来20年ぶりに水道料金の改定を実施しました。平均改定率は39.3%、料金算定期間は、令和4年度から令和8年度までの5年間です。
  老朽管更新は、硬質塩化ビニール管を約897メーター更新しました。そのほかの管工事は、新規のポリエチレン管を約280メーター布設し、そのほか、本郷受水場、和田受水場及び春日山配水地の設備更新事業を行いました。
  業務量は、総配水量が150万8,742立方メートル、有収水量が120万8,108立方メートル、有収率は0.6ポイント増の80.1%となりました。給水人口は196人減の1万185人となりました。
  続きまして、ちょっと飛びますが、452ページをご覧ください。
  こちらは業務量の明細になります。
  表の下から5行目、供給単価は187円80銭、対前年度比較で22円60銭の増、率で13.7%増となりました。これは水道料金の改定に伴う給水収益の増加によるものです。
  その下の給水原価は228円50銭、対前年度比較して7円50銭の増、率で3.4%増となりました。
  その下の料金回収率は82.2%、前年度と比較して7.4ポイントの増となりました。料金改定により逆ざや料金回収率は少し改善いたしました。
  その下の料金収納率は90.6%、対前年度比較で2.3ポイント減となりました。これは、令和5年3月31日現在の数字でございますが、料金の口座振替による収納は、お客様の口座から通常月末に引き落とされるため、その収納された料金が水道課の出納取扱機関へ入金されるのが1週間程度遅くなるため、実質とは異なります。それを考慮した場合に、実質の水道の未収金額は392万284円で収納率は98.4%となります。前年度の99.3%と比較しますと0.9ポイントの減となりました。
  続きまして、右側453ページをご覧ください。
  こちらは事業収入に関する事項でございます。先ほどの損益計算書に表された金額の内容になりますが、主なものについて説明いたします。
  一番上の営業収益は、対前年度比較で2,677万9,062円の増、率で12.9%増となりました。
  その下の給水収益は、対前年度比較で2,625万986円の増、率で13.1%増となりました。料金改定後の令和4年12月分から令和5年3月請求分が増加いたしました。一般の使用水量は対前年度比較で、マイナス2万31立方メートル、率でマイナス2.4%となりました。
  新型コロナウイルス感染拡大前に戻りつつありますが、人口減少や節水意識の高まりが影響してか、一般の減少が顕著になっています。一方、大口利用者の上位10社の使用水量は、対前年度比較で1万1,010立方メートルの増、率にしますと7.8%増となりました。用途別では、ゴルフ場が22.6%、学校が21.8%と大幅に増加しましたが、温泉施設は0.2%増にとどまりました。
  次に、表の中程、長期前受金戻入は、対前年度比較でマイナス453万3,469円、率でマイナス16.5%となりました。長期前受戻入は、国庫補助金等で取得した償却資産の減価償却費見合分を収益化するものですが、第1期拡張事業を完了した昭和57年頃の取得資産の減価償却費相当額が減少したものです。
  次に、一番下の計の欄をご覧ください。
  収入合計は、対前年度比較で2,223万4,369円の増、率で7.3%増となりました。
  続きまして、1枚おめくりいただいて、454ページをご覧ください。
  営業費用に関する事項になります。
  一番上の営業費用は、対前年度比較で463万3,992円の増、率で1,6%増となりました。増減の大きなものを申し上げますと、上から3行目、配水及び給水費が対前年度比較で711万777円の増、率で23.9%増となりました。このうち、修繕費が対前年度比較で444万1,218円の増、率で37.4%増、これは、施設設備の修繕や給水管布設替費用の増加になります。
  また、動力費が対前年度比較で129万8,986円の増、率で29.4%増となりました。
  その下、業務費が対前年度比較で245万7,638円の減、率で12.7%減となりました。このうち、委託料が対前年度比較で196万6,076円の減、率でマイナス35.8%となりました。これは、令和3年度に行った、コンビニ収納開始に伴う料金システムの改修費用が減少したものでございます。
  次に、表の中段から下、特別損失が対前年度比較158万8,000円の増、皆増ですが、これは昨年7月の大雨災害による水道施設の復旧工事でございます。
  次に、一番下の計の欄をご覧ください。
  費用合計は対前年度比較で457万2,148円の増、率で1.5%増となりました。
  令和4年度の収益的収支は、料金改定により改善したものの、引き続き、施設の老朽化による修繕など費用は増加傾向にあります。
  そのほかの詳細につきましては、458ページ以降の収益費用明細書でご確認いただければと存じます。
  続きまして、474ページをご覧ください。
  一番下から3行目の(3)貸倒引当金ですが、当年度は、未収給水収益等の貸倒れ2万3,580円を処理するため、同額の貸倒引当金を取崩しました。対前年度比較で4,490円の減、率でマイナス16%となりました。
  なお、不納欠損処理件数は10件で、内容は、対象者で7社で個人が5名、法人が2社でございます。個別では、それぞれ所在不明ですとか音信不通によるものでございます。
  以上で、議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についての細部説明を終わらせていただきます。
  どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午後 零時02分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 監査委員から、令和4年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されております。
  ここで監査委員に審査意見書の報告を求めます。
  堀口代表監査委員。
○堀口 正代表監査委員 令和4年度ときがわ町一般会計、各特別会計及び水道事業会計の決算審査意見を報告させていただきます。
  先ほどと同様に、本意見書につきましてはお手元に配付されておりますので、その審査意見書を抜粋してご報告させていただきます。
  それでは、令和4年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見をご報告いたします。
  表紙をおめくりいただき、1ページを開いてください。
  第1、審査の種類から第4、審査の実施内容までにつきましてはご覧のとおりです。
  第5、審査の結果ですが、審査に付された令和4年度ときがわ町各会計の歳入歳出決算事項別明細書、その他の書類は法令関係の規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出済額については検算し、関係諸帳簿、証書類と照合した結果、計数処理及び予算執行についておおむね適正に執行されているものと認められるものでした。
  また、基金の運用状況は各基金ともその設置目的に沿って運用されており、計数も正確であると認められるものでした。
  決算状況は3ページ以降の各表中に掲載したとおりです。
  ここで48ページをお開きください。
  第17の結びの部分を報告させていただきます。
  令和4年度(以下「本年度」という。)ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算並びに基金運用の概要は以下のとおりである。
  本年度の決算審査では、決算書及び各課から提出された決算審査資料に基づき、歳入については各項目で適正に収入されたか、歳出においては各事業が適正な計画に基づき法令に沿った執行がなされたかを審査した。
  本年度の一般会計の決算額は、歳入65億1,777万8,312円、歳出60億8,494万9,404円で、こ れらを前年度と比べると歳入は2,516万4,533円、0.4%の減少で、歳出は8,091万4,103円で、1.3%の減少となりました。
  実質収支額は2億6,416万6,896円で、前年度と比べて6,675万5,212円、20.2%減少した。
  一般会計の歳入の款別構成比では、11款地方交付税が38.4%、1款町税20.9%、15款国庫支出金13.1%、16款県支出金5.4%が主なところである。
  1款町税では、全体の徴収率が99.1%と前年度比0.2%減となったが、高い水準を維持している。町税等の日々の徴収対策については、コロナ禍の環境に対応し、文書催告の強化を図り、納期別催告文書(コンビニ納付書同封)等を発送するなど、年間を通じて時間帯を考慮した効率的な電話催告等の徴収活動に努めた成果が現れている。
  21款諸収入の中で、前年度同様に光ファイバー貸付収入が顕著で、維持経費を除いても1,441万3,612円の黒字となっている。黒字額の一部は今後の大規模改修工事などに備え、公共施設等総合管理基金に積立てを行っている。人口減少の流れにもかかわらず、インターネットの契約件数が伸び続けていることは特筆すべき点である。
  歳出の款別構成比では、3款民生費が26.4%を占め、次いで2款総務費が21.9%、12款公債費が12.1%。4款衛生費が10.7%。10款教育費が8.9%の比率となった。
  2款総務費では、交通対策事業において、自動車環境総合改善対策費補助金を活用した電気バスによる路線バス更新計画の一部である電気バス車両用充電設備設置工事が令和4年度の事故繰越となっていたが、路線バス運行事業者の営業所、バス車庫が所在する大字瀬戸元下地区に1基、寄居町寄居地区内に2基、3基合計で820万4,230円の設置費をかけ、令和4年5月20日に完成した。
  しかし、寄居町寄居地内に設置した2基については、いまだに使用されていない状況が続いている。これは予定されていた路線バス運行業者の営業所、バス車庫の町外移転計画が延期となっている状況があると理解するが、令和3年度に購入した電気バスに相次ぐ故障があり、計画どおりに全ての車両を運行できていない状況があることも含め、安定した運用の早期実施を求める。
  3款民生費では、高齢者のフレイル予防を目的とした月イチ食堂登録店利用者補助金が利用者から支持を得ている。楽しみながら健康の維持・増進が図られていることから、町長施政方針の「高齢者にやさしいまちに」の施策として評価できる。今後も予防事業に取り組んでいただきたい。
  4款衛生費では、新型コロナウイルス感染症拡大によるワクチン接種事業等、住民の健康 を第一に考えた各種対策事業が行われた。歴史的な感染症であり、かつ同様の事態が今後も予想されることから、予防対策も含めた総括を行っていただきたい。
  また、ごみ減量化モデル事業では田黒地区、関堀地区の皆様のご協力により、1年間に可燃ごみ1.5トンの削減、雑誌0.8トンの回収が行われ、ごみ処分経費約6万7,000円の削減につながったことは評価できる。
  6款農林水産業費では、農地耕作条件改善事業として大字玉川地内の3.4ヘクタールで実施した農地の区画拡大により、生産性、収益性の向上、担い手への農地集積が図られ、遊休農地解消の取組ができたことは評価できる。今後も遊休農地解消の取組を継続していただきたい。
  7款商工費では、コロナ禍の住民支援と町内事業者支援として、近隣市町村では実施されていない地域商品券発行事業を行い、コロナ禍の暮らしの応援と個人消費の喚起による地域経済の活性化を図り、住民に寄り添った事業は高く評価できる。
  また、観光ガイドブックリニューアルデータ作成業務では、「ぶらっと、ときがわvol.3」、表紙がこれは弓立山かな、これが観光客から高い評価を得ている。観光施設以外にも飲食店情報、乗り合いタクシー、移住定住情報、ふるさと納税などの掲載があり、全戸配布するなど住民に周知し、町長施政方針の「町民自慢の観光のまちに」の実現に向け、活用していただきたい。
  8款土木費では、道路舗装・修繕、支障木の伐採など住民の生活に関わる要望事項等が年間502件あり、そのうち442件、80.0%を処理していることは評価できる。今後も住民の利便性の向上に向け、迅速な対応を求めていただきたい。
  10款教育費では、町長施政方針の「食と教育で選ばれるまちに」の施策として、小中学校の教育の充実のために少人数学級推進事業など5事業に町単独費として3,553万8,162円を支出している。また、特色あるまちづくり補助金が各校に支給されている。人づくりの基本である教育への取組は大変重要なものであると考える。本町の各学校の特性である小規模校のメリットを最大限活用するためにも、これらの事業の内容充実に努めるとともに、魅力ある学校づくりへ取組を模索し、継続していただきたい。
  11款災害復興費では、令和4年7月12日の大雨により全壊家屋7棟やインフラの災害など甚大な被害が発生した。迅速な初動対応により被害を最小限に抑えられたこと、被災者に寄り添った対応に努めたことは評価できる。
  全ての款に共通する事項では、事業実施に当たり毎年同じ業者に業務を委託している事業 があるが、業務委託においては必ず事業成果を検証し、適切な業者との契約に努めていただきたい。
  町長施政方針で重点的な取り組むべき施策が実施されているが、その成果について住民への周知とアピールが不足しているのではないか。本町独自の住民に寄り添った施策等成果について、積極的なアピールに取り組んでいただきたい。
  国民健康保険特別会計をはじめとした5特別会計では、予算総額32億1,890万7,500円に対して歳入総額31億7,105万7,218円、歳出総額30億7,298万5,967円となり、歳入歳出差額残高9,807万1,250円となった。
  特別会計別の状況は、国民健康保険特別会計では、予算総額16億8,386万5,000円に対して歳入総額16億6,638万251円、歳出総額16億2,898万8,892円となり、歳入歳出差額残額3,739万1,359円となった。平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業確保など、国民健康保険の運営に中心的な役割を担うことで制度の充実が図られている。
  後期高齢者医療特別会計は、予算総額1億6,295万8,000円に対して歳入総額1億6,236万8,533円、歳出総額1億6,041万2,606円となり、歳入歳出差額残額195万5,927円となった。急激な少子高齢化が進む中で、被保険者の増加、医療・薬剤の高度・高額化、疾病構造の変化等の要因により、医療給付費の増加により予算規模の拡大が見込まれる。
  介護保険特別会計は、予算総額11億6,789万6,000円に対して歳入総額11億7,245万2,361円、歳出総額11億1,699万2,224円となり、歳入歳出差額残額5,546万137円となった。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、予算総額1億4,907万6,500円に対して歳入総額1億4,917万1,817円、歳出総額1億4,590万7,989円となり、実質収支額151万528円となった。
  関口茂八翁奨学事業特別会計は、予算総額2,321万3,000円に対して歳入総額2,068万6,256円、歳出総額2,068万4,256円となり、歳入歳出差額残額ゼロ円となった。特別奨学資金は9名に322万円、普通奨学資金は30名に648万円で、貸付総額970万円であった。返還総額は49名から1,098万500円であった。令和2年度からコロナ禍の影響と思われる延滞が増えている。奨学生の事情によっては返済期間を延長させることも可能であることから、早い段階で相談支援等を行い、延滞を増やさない取組をお願いする。
  公営企業会計の水道事業会計は、収益的収支が2,746万9,241円の当年度純利益となり、資本的支出の不足する額1億4,454万1,500円は過年度分損益勘定留保資金等で補填されている。厳しい経営状況が続いていることから、平成14年以来20年ぶりに水道料金の改定を実施した。 平均改定率が39.3%、料金算定期間は令和4年度から令和8年度までの5年間である。
  一般会計における基金の年度末現金残高合計は34億9,704万2,359円で、前年に比べ1億9,229万3,063円増額している。公共施設等総合管理基金の2億7,019万7,525円の増額が主な要因である。本町においても公共施設等の老朽化が進み、順次改修や建て替えが必要な時期を迎えることから、できる限りの基金積み増しを図るとともに、将来の財政負担を意識した長期的な視点を持って公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進していただきたい。
  国民健康保険特別会計における基金の年度末現金残高合計は2億8,014万4,103円で、前年度に比べ8,876万1,000円増額している。
  介護保険特別会計における基金の年度末現金残高合計は1億6,413万4,324円で、前年度に比べ1,302万6,155円増額している。
  関口茂八翁奨学事業特別会計における基金の年度末現金残高合計は7,795万749円で、前年に比べ128万4,256円増額している。
  令和4年度各種歳入歳出決算に対する審査においても、地方自治法第2条第14項に規定されているように、最少経費で最大効果を上げられたか、行政執行の透明性が確保できたか、公平性は保てたかについて特に留意した。
  以上をもって決算審査の結びといたします。
○小島利枝議長 堀口代表監査委員、ありがとうございました。
  先ほど、健全化判断比率及び資金不足比率の報告において、前田議員に質問を取り下げていただきましたが、質問についてここで関連質問として許可をいたします。
  ほかの質問等については特別委員会のほうで各課に質問していただきますので、先ほどの前田議員の質問だけここで受け付けます。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  ときがわ町の水道事業会計について、ちょっと質問させていただきます。
  9月の場合は決算議会ということで、企業会計について質問させてもらいたいんですけれども、まず、この令和4年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見書、最初にあるやつと、今堀口町監査委員が述べていただいた令和4年度ときがわ町一般会計・特別会計と同じだと思うんですけれども、これの最初のほうの一般質問の後にくっついているやつ、そこの令和4年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率審査意見書というところに、最後のほうに個別意見@、分かりますかね、場所。水道課長、分かりました か。最初のほうの意見書ですよ、短いの。
  そこのところに個別意見として@資金不足比率について、令和4年度ときがわ町水道事業会計は資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。(3)是正・改善を要する事項、特に指摘すべき事項はないと書いてあって、今監査委員が読んでいただいたのが、この厚いほうの審査意見書で同じだと思うんですけれども、いずれにしましても去年、令和4年度の6月議会で水道料金を約39.3%平均で上げるということで、私も賛成しましたけれども、また審議会でもって水道料金値上げるのは、私もやっぱりときがわ町にとって高低差があるし、いろんな水道管のあれもあるのでこれは賛成したんですけれども、この審査意見書の最初のと厚いほうのといろいろして、資金が良好だったり資金不足を生じていないということで、何で39.3%値上げしたのかなということでいろいろ分析していくと、水道企業会計の場合、なかなか見るのが難しいんですけれども、収益的収入、これにおいては事業利益ですよね。皆さんの水道料金、これにおいては2,746万9,241円の純利益が出ていると。
  ただ、資本的収支になると1億4,454万1,500円の純損失と。でも、これにおいては過年度分損益勘定留保資金から1億3,547万6,200円を持ってきて、令和4年度においてはプラスが出たと。ということでなっているんですけれども、一言で言って39.3%値上げしたんですけれども、これ何で、私もちゃんと町民の人に言われて説明できないんですけれども、何をもって値上げしたんですかと。審議会の委員でもあるんですけれども、これを伊得水道課長に一言で言っていただきたいんですけれども、お願いいたします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 資金不足比率の関係と経営状況を表すもののこととはちょっと違うと思うんですけれども、まず、資金不足比率の関係につきましては、これは令和4年度の決算に基づく資金不足は生じていないということの比率の関係ですので、良好な関係であるということは、これは間違いないと思います。当然、監査委員さんも押すので。
  その中身について、これ令和4年度に限ってはもう既に料金改定が進んでおりまして、10月からは先ほど説明もさせていただきましたけれども、12月請求分から4か月分がもう既に改定分が入っております。ですので4年度の当年度純利益が約2,700万ですけれども、そのうち2,600万は改定分です。それが料金改定があったからこそ良好な状態にもっていけたということだと思います。
  なぜアップしたかというのはちょっとまた違う論点だと思うんですけれども、ご存じのと おり、審議会でも当然ご説明いたしましたとおり、令和5年度には資金ショートが当時の現行料金でいきますと、令和5年度には資金ショートしてしまうというシミュレーションも出させていただいております。そんな中で審議会の中でも様々なシミュレーションを示しながら、結果的には高料金対策補助金も持続しながら39.3%は致し方ないという、いわゆる答申をなされて、それを町長が決断されたということです。
  以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 水道課長が言ったように、数字上においては確かに資金不足を生じていなくて良好な状態と。当然、仮決算においてプラスが出ていますから、数字上ですよね。一般の町民から聞かれて、私も説明するのに苦労しましたけれども、何で資金が不足生じていなくて良好な状態なのに値上げするんだと。
  というのは、これを先ほどいろんな点でページが違うとかとなっていましたけれども、これ時系列でいっていろんなことを言わないと説明できなかったと思っていたんですけれども、私の説明がまずかったんですけれども、いずれにいたしましても水道料金を39.3%上げたということは、お金が潤沢だったら上げないわけですよね、現実にね。今度経営の問題でね、数字じゃなくて。経営でお金がないから、お金というか資金不足を生じる可能性があるから値上げしたわけでしょう。
○小島利枝議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  ただいま申し上げましたとおり、令和5年度に資金不足が生じるシミュレーションが出ておりました。これはもうショートしてしまってからでは遅いわけです。結果的に4年度の収支の不足はなかったというのは、これは4年度中に改定ができたからこそこういうことになったわけで、結果としてはこういうことです。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 3問目だからちょっと難しいんですけれども、伊得水道課長言うのはごもっともでございます。
  資金上、経理上においては資金不足は生じなかったと。ということは結局、昨日も神山議員と長島議員が基本料金に対してということで質問したんですけれども、結局平成22、23年頃、和田浄水場の頃だと思うんですけれども、基金から一般会計に7,000万入れてあるから、 それでもって資金不足が早くから生じなかったということですよねということと、町長の答弁であったように、今年度は3月31日までに基本料金2分の1と5,000万を一般会計に入れると。ということは令和6年度においても7,000万は入っています。今年5,000万投入しました。基本料金2分の1にしますと。ということは、来年度においても基金から一般会計に入れることを継続していかないと、ときがわ町の水道企業会計は資金ショートを起こすということになる。この2問、可能性ありますよね。それは取りあえず水道課長に聞いて。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午後 1時32分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午後 1時32分)
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○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず、1つ目ですけれども、平成22年から7,000万円を一般会計から繰り出してもらっている問題につきましては、当時の政策としてやられてきた。それを一昨年から、令和3年度で水道審議会でもご審議いただいたとおり、それを持続させていかなければ水道料金のアップというのをもっとしなければいけないというのは当然シミュレーションでされたと思います。その中で、苦渋の選択の中でそういう形を持続させるというお願いをしてきたわけです。
  2問目の話は、これはまたちょっと違うと思うんですけれども、今年の1月の臨時会でご議決いただいたものについては、町の物価高騰対策の1つである対策としてやってきたものですから、また7,000万円の話とは違うと思いますので、そこはご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 よろしいですか。3問になりますので、ここで終了いたします。
  また特別会計のほうで、水道課のほうでお願いいたします。
  堀口代表監査委員。
○堀口 正代表監査委員 先ほどの件なんですけれども、良好な状況であるという意見なんですけれども、これはあくまでも地方公共団体財政健全化に関する法律に基づく資金不足比率の審査に限られた意見です。
  資金不足比率は事業会計ごとに事業規模に対する資金不足の状況を示す指数ですので、こ の比率が20%を超えていると言われれば悪い状況になるので、ときがわ町の場合は資金不足自体が生じておりませんので良好な状態という判断であります。
  それともう1つ補足なんですけれども、これの決算書の438ページを開いてもらえますかね。
  ときがわ町水道事業損益計算書が出ていますよね。実際に普通の企業の場合だと営業収益があって、営業費用があって、営業損失。これを見ますと営業収益が2億3,498万1,557円、営業費用が2億8,731万2,371円、5,233万794円が損失になっているわけですよね。要するに本来の業務だとマイナスなんですよね、赤字。それで営業外収益が入りますと、営業外収益と営業外費用を入れますと、最終的に経常利益で2,905万7,241円のプラスになるわけですね。
  一番の収益の源泉というのが7,000万の補助金なわけですよね。ですから7,000万の補助金がなければ最終純利益が2,746万9,241円、単純に計算して7,000万入れても4,300万マイナスということですから、これがずっと続いているわけですよね。
  ですから特に町民の人、私もそうですけれども、何で赤字じゃなくてそんなに上げなくちゃいけないのと思うのは当然ですよね。ですから説明するのには、この辺の説明をしてもらえばいいんじゃないですかね。
  以上です。
○小島利枝議長 ありがとうございます。
  前田議員。
○8番 前田 栄議員 何でその物価高騰対策ということにかたくなにこだわるかよく分からないんだけれども、国の交付税の目的は物価高騰対策ということで、地方創生の臨時基金来たかもしれないけれども、一般の町民にとってはどう見たって水道料金の値上げしたからだとなるんで、これは執行部の場合は国のあれは物価高騰対策、物価高騰対策というけれども、我々から見ると、町民から見るとどう見ても水道料金と思われるのがあるんですけれども、なかなかそこの点が難しいんですけれども、要は同じだと思うんでこれで終わりにいたします。
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   ◎認定第1号〜認定第6号、議案第43号の総括質疑
○小島利枝議長 それでは次に、総括質疑に入ります。
  質疑者は決算書のページ番号、事業名、節区分等を申し出て質疑をしてください。
  質疑者が1回にできる質疑は1問とします。
  それでは、認定第1号から議案第43号までの総括質疑に入ります。
  1番、畑豊議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。議長の許可を得ましたので、総務産業建設常任委員会を代表して質問をさせていただきます。
  まず、広報ときがわで、枕ですけれども、広報ときがわで、9月号というんですかね、97歳の「カメばぁちゃんと乗合タクシー」ということで、非常にいい写真と記事が載っております。町民からも好評で、「今度私も使ってみようかな」という声を聞いております。ありがとうございます。
  では質問に入ります。
  質問事項、バス路線確保対策費補助金の妥当性について。
  まず、交通対策事業において、路線バスは自動車を使用しない住民に対して通勤通学、買物、通院などの移動手段を提供し、日常生活を支えている。また、乗り合いタクシーは決まった路線、運賃、運行時刻で不特定の乗客を輸送するため、公共交通でバスより小型(主にタクシー)で狭隘地域まで行ける車両であるため、地域住民が便利に利用しています。
  このため、地域住民の交通手段を確保するために、路線バスと乗り合いタクシーの運行経費に補助金を支出しているバス路線確保対策補助金が5,013万4,000円、デマンド交通確保対策費補助金が2,439万円で、合計すると7,452万4,000円の支出である。地域住民の交通手段を確保するための経費として支出自体は理解できるが、補助金額の妥当性と最少経費で最大効果が上げられたのか、算出方法等を含め伺う。お願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 畑議員ご質問のバス路線確保対策費補助金の妥当性についてお答えいたします。
  路線バスについてはイーグルバス株式会社、乗り合いタクシーについては株式会社越生タクシーがそれぞれ国から認可を受け、自主運行をする者に対して協定に基づく車両の無償貸付けや補助金の交付を行うことで、自動車運転免許を持たないお年寄りや学生、障害のあるいわゆる交通弱者の方や観光客などの町を訪れる方々にとって貴重な交通手段を確保しているものです。
  まず、ご質問の補助金額の妥当性と算出方法ですが、町が埼玉県から受けている補助金である生活維持路線確保対策費補助金交付要綱に準じたものとなっております。補助金の交付 につきましてはイーグルバス、越生タクシーは民間企業である以上、事業を行う中で利益を上げなければならないはずですが、補助対象となる運行経費から運送収入を差し引いた収支の損失、いわゆる赤字補填となっております。
  次に、最少の経費で最大の効果が上げられているかについてお答えいたします。
  令和4年度にイーグルバスへ交付したバス路線確保対策費補助金5,013万4,000円を年間の運行日数362日で割りますと、1日約13万9,000円の負担で朝6時から夜10時までバス6台による交通を確保できていることになり、バス1台当たりにすると1日2万3,200円となります。
  同じく生越タクシーに交付したデマンド交通確保対策費補助金2,439万円を年間の運行日数359日で割りますと、1日約6万8,000円の負担で朝6時から夜10時まで日中3台、夜間1台の乗り合いタクシーを確保できたこととなり、タクシー1台当たりにすると1日2万2,700円となります。
  仮に現在の路線バスと同等の運行を旧都幾川村時代のように町営バスとして町が直接運行するとなった場合を考えると、現在、イーグルバスに貸し付けているバス車両は5台ですが、点検時などの予備車両を含め最低8台の車両が必要となり、年末年始を除き平日、休日を問わず運行させるためには大型2種免許を持つ乗務員さんを最低10人、運行管理者資格を持つ職員を最低4人は確保しなくてはならず、人件費だけでも7,000万円以上、このほかに燃料費、車両維持管理費など様々な経費が加わり、年間1億円を下らない経費が必要になると思われます。
  そう考えていただくと、現在の町の負担が事業者の努力によりどれだけ安価に抑えられているか、分かっていただけるのではないでしょうか。
  以上です。
          (「終わります」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 続きまして、6番、田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。総務産業建設常任委員会を代表してというか、畑議員に続いてお伺いします。
  第2次ときがわ町総合振興計画及び令和4年度重点項目達成の観点から伺います。
  各課事業の中で、費用対効果の視点から優れた成果はどんな事業か。
  令和4年度は第2次ときがわ町総合振興計画の後期基本計画の初年度に当たります。所管各課の重点目標に対する進捗状況及び令和4年度の各課担当の重点目標に対し、費用対効果 を含めて優れた事業はどんな事業か、具体的な数値結果を含めて伺います。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 田中議員ご質問の第2次ときがわ町総合振興計画及び令和4年度重点項目達成の観点から伺う。1、各課事業の中で、費用対効果の視点から優れた成果はどんな事業かについてお答えいたします。
  最初に、重点目標に対する進捗状況についてですが、目標を設定する指標が72件と多いため、基本政策ごとに代表的な指標について、基準値となる令和3年度末時点の数値と令和4年度実績値を報告いたします。
  まず、基本政策T「若い世代が住みたい・住み続けたいと思えるまちづくり」の基本施策@「将来を担う若い世代を支える」、施策2「定住化の支援」の転入者数について報告いたします。基準値となる転入者数は302人でありましたが、令和4年度実績は386人と84人の増加となりました。
  また、基本政策U「まちの魅力と活力を高める活気あふれるまちづくり」の基本施策B「ときがわの魅力を守り・育て・発信する」、施策1「地域の魅力発揮による観光の活性化」の年間観光入り込み客数については、基準値の年間観光入り込み客72万人に対し、令和4年度実績は98万人と26万人の増加となりました。
  次に、基本政策V「豊かな自然と共生し快適に暮らせるまちづくり」の基本施策E「快適な暮らしの基盤をつくる」、施策2「道路交通体系の整備」の路線バス4路線の利用客数については、基準値の利用者数11万219人に対して、令和4年度実績は11万965人と746人の増加となりました。
  次に、基本政策W「あらゆる世代が安心していきいきと暮らせるまちづくり」の基本施策H「生涯にわたり豊かな暮らしを支える」、施策1「生涯学習の推進」の文化サークルへの参加者数については、基本値の利用者数は571人に対して、令和4年度実績が663人と92人の増加となりました。
  最後に、基本政策X「町民と行政の協働により支え合い・発展させるまちづくり」の基本施策J「将来にわたり持続可能な行政運営を実現する」、施策1「効率的な行財政運営」の町税徴収率につきましては、基準値となる令和2年度の3税現年度徴収率は99.4%でありましたが、令和3年度実績で99.6%と0.2ポイントの増加となりました。
  以上、代表的な指標の進捗状況となりましたが、指標全体を見ますと令和4年度実績として既に令和8年度の指標目標値を上回っているものや、徐々に増加し目標達成が見込めるものもある中で、目標の達成が厳しいと思われる指標もあります。これらの対応といたしましては、令和6年度以降の実施計画(実施事業)の見直しなどにより、令和8年度末の最終目標達成を目指したいと考えております。
  次に、令和4年度の各課担当の重点目標に対し、費用対効果を含めた優れた事業はどんな事業か、具体的に数値結果を含めて伺うについてお答えいたします。
  総合振興計画の目標値につきましては、計画内で示した施策を実現するために各課で行う様々な事業による相乗効果の結果であり、1つの事業で効果を発揮したり、単年度で必ずその効果を発揮するものばかりではないため、費用対効果を含め優れた事業を選ぶのは大変難しいと考えております。そのため、基準値から実績値が大幅に増えた2つの指標に関連する事業を挙げさせていただきます。
  1つ目は、先ほどの答弁とも重複しますが、転入者数です。令和3年度末時点の基準値300人から令和4年度実績値が386人と、転入者数が84人の増加となりました。この結果につきましては基本政策T「若い世代が住みたい・住み続けたいと思えるまちづくり」の基本施策@「将来を担う若い世代を支える」、施策A「定住化の支援」に挙げられた事業に取り組んだ成果ではありますが、そのほかにも観光施策や農業施策、道路・河川維持管理施策などの町のイメージアップ事業や子育て施策、教育施策など、これまで行ってきた各種の取組の相乗効果があってのものと考えます。
  次に挙げさせていただくのが、基本施策H「生涯にわたり豊かな暮らしを支える」の施策1「生涯学習の推進」のウェブ予約冊数です。令和3年度末時点の619冊から令和4年度実績が1,130冊と511冊の増加となりました。この結果につきましては、図書館事業でのDX推進の一環としてウェブ予約の普及啓発を行ったことによる効果であると考えております。
  以上です。
          (「ありがとうございました」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 続きまして、4番、神山俊議員。
○4番 神山 俊議員 議席番号4番、神山です。議長より発言の許可をいただきましたので、文教厚生常任委員会を代表しまして総括質問をします。
  質問事項1、新型コロナウイルス感染症対策について、次の3点について伺う。
  (1)国の補助金等の使途及び評価は。(2)ワクチン接種の人数及び接種後に重篤な副 反応があった方はいたのか。(3)感染症対策の取組と評価は。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 神山議員ご質問の1、新型コロナウイルス感染症対策についてにお答えいたします。
  まず、(1)国の補助金等の使途及び評価はについてお答えいたします。
  ワクチン接種事業につきましては、令和4年度も新型コロナワクチン接種対策費国庫負担金及び新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業国庫補助金を活用し、実施いたしました。これら補助金等の主な使途といたしましては、個別接種におきましては医療機関でのワクチン接種委託料に、集団接種においては医師や薬剤師等への報償費のほか職員の人件費、コールセンターの運営費及びシステム管理費などに充てました。
  ワクチン接種につきましては緊急性が高く、スケジュールもタイトでありましたが、財政面だけではなく、ワクチンの配分にも支援いただいたことが接種を希望される町民の全ての方に遅滞なく実施することにつながったものと評価しております。
  次に、(2)ワクチン接種の人数及び接種後に重篤な副反応があった方はいたのかについてお答えいたします。
  令和4年度のワクチン接種者数は1万2,708名で、そのうち小児接種は169名、乳幼児接種は8名となっております。ワクチン接種後の副反応による健康被害に関する相談件数は、令和3年度に3件、令和4年度に1件ありましたが、予防接種健康被害救済制度の申請に至った方はおりません。
  最後に、(3)感染症対策の取組と評価はについてお答えいたします。
  令和4年度は本町においても感染拡大時期を繰り返し、その都度、新型コロナウイルス感染症対策本部会議において感染状況の共有と各課の対応を協議し、感染症対策に取り組んでまいりました。
  まず、ワクチン接種対策では庁内プロジェクトメンバーを選出し、接種券1万3,384通の送付と集団接種17回の運営を行いました。また、陽性者支援対策では差し入れパックを678名に、血中酸素を測るパルスオキシメーターは593名に、医療用抗原検査キットは102名にそれぞれ配布を行いました。そのほか町民の方が町の感染状況を知り、その上で自身のことは自身で守るということを伝えるため、ホームページや防災行政無線等を中心に呼びかけを行い、また全戸に健康通信を配布することで感染予防の注意喚起に努めてまいりました。
  こうした各対策を全庁挙げて一丸となって対応できたことにより、新型コロナウイルス感染症対策が遂行できたと考えるところです。
  以上です。
○小島利枝議長 続きまして、7番、山中博子議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。文教厚生常任委員会を代表して総括質問します。
  決算書の113ページにございます障害者福祉事業費について伺います。
  障害者福祉事業費は令和2年度が約3億7,800万円、令和3年度が4億900万円と過去10年程度増加し続けておりましたが、令和4年度には約3億9,000万円と約5%減少しています。何が影響しているのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 山中議員ご質問の1、障害者福祉事業費についてお答えいたします。
  これまでの決算質疑において、障害者福祉事業費にスポットが当たることがあまりありませんでしたので、障害者を取り巻く状況について丁寧に申し上げます。
  初めに、障害者手帳を所持されている方の状況ですが、平成24年度の所持者総数は653名で、令和4年の665名と比較してさほど変わっておりませんが、障害の種類ごとに比較すると、そこには大きな変化があります。
  療育手帳は111名から122名と微増、身体障害者手帳は493名から433名と60名減少、精神障害者福祉手帳は49名から110名と大きく増加しております。この背景には障害者を取り巻く法令の整備や施策の追加が影響しております。具体的には身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律といったそれぞれの障害に関する法律に加え、平成18年にこの3障害をまとめた障害者自立支援法が施行され、7年後の平成25年には3障害に難病を加えた障害者総合支援法が施行されました。
  この結果、精神障害者の方が利用できる福祉サービスが他の障害の方の福祉サービスに近づき、このことが障害者福祉事業費の増加につながりました。障害者福祉事業費の約9割が主要な施策の成果の61ページに記載された介護給付費・訓練等給付費負担金となっているため、詳細についてはここを中心に説明いたします。
  介護の仕組みでは、ケアマネさんが個々の状況に応じた介護サービスを計画しておりますが、主要な施策の成果の61ページ17段目にある計画相談支援はその障害者バージョンです。精神障害者の方も利用できるようになり、平成24年の約30万円から10年後には約580万円に なりました。この計画相談を通じ、1段目の居宅介護の中の家事援助が2,700万から3,400万円と、8段目の共同生活援助であるグループホームの利用が約1,400万円から約6,000万円へ、15段目の就労継続支援B型が約3,000万円から約6,000万円とそれぞれ増加しており、全体では約2億2,500万円から3億6,900万円と、金額にして約1億4,400万円、率にして64%の増加となりました。
  ご質問に戻ります。
  令和4年度には3億9,000万円と約5%減少しているが、何が影響しているかですが、これといった大きな理由はございませんが、2段目の重度訪問介護が前年度比で約860万円の減となりました。これは在宅で生活されていたお1人の方が町外に転出されたことによるものです。その他、居宅介護で約370万円、生活介護で360万円、自立訓練における生活訓練で約160万円が減少しており、これらの積み重ねにより生じたもので、これといった特定される原因はございません。
  最後に、今後の見込みについて申し上げます。
  皆さんは精神障害者の社会的入院が問題となっていることをご存じでしょうか。状態が安定し、本来は在宅で暮らすべき方がご家族などの意向により、長期にわたり精神科病棟に入院しているといった現実があります。医療保護入院と呼びますが、20年ほど前からこれらの方を地域に戻してあげるといった取組が始まっています。地域移行支援と言い、この取組が本町でも始まると、さらに居宅介護またはグループホームの利用が増加すると予測されます。
  以上でございます。
○小島利枝議長 これにて総括質疑を終了いたします。
  休憩いたします。
  再開を14時20分といたします。
                                (午後 2時06分)
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○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時20分)
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   ◎決算特別委員会の設置
○小島利枝議長 お諮りいたします。
  認定第1号から認定第6号までの決算認定6件並びに議案第43号の審査に当たっては、議 会委員会条例第6条並びに議会会議規則第39条第1項の規定により、9名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思います。
  なお、委員は議長及び議会選出監査委員を除く9名の委員とするものです。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、認定第1号から認定第6号までの決算認定6件並びに議案第43号については、9名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
  なお、お諮りいたします。
  ただいま決算特別委員会に付託しました認定第1号から認定第6号までの決算認定6件並びに議案第43号につきましては、議会会議規則第46条第1項の規定により、今会期中に審査を終わるよう期限をつけることといたしたいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、付託しました本決算認定6件並びに議案第43号につきましては、今会期中に審査を終わるよう期限をつけることに決定しました。
  続いて、お諮りいたします。
  ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任につきましては、議会委員会条例第7条第3項の規定によって、お手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、決算特別委員会の委員はお手元に配付した名簿のとおり選任することに決定いたしました。
  以上で決算関係議案の上程及び委員会付託までを終了いたしました。
  ここで暫時休憩いたします。
                                (午後 2時23分)
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○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時31分)
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   ◎決算特別委員会正副委員長互選について
○小島利枝議長 先ほど設置されました決算特別委員会の委員長及び副委員長が決定いたしましたので、報告いたします。
  委員長に岩田鑑郎議員、副委員長に杉田健司議員が当選されました。
  ここで委員長に就任されました岩田鑑郎議員より、就任に当たってご挨拶をお願いいたします。
○岩田鑑郎決算特別委員長 指名推選により、初めての決算特別委員会の委員長に推選いただきました岩田でございます。何しろ浅学非才、皆様方のご協力をお願いし、何とか決算特別委員会をきちんと遂行していきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○小島利枝議長 ありがとうございました。
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   ◎延会の宣告
○小島利枝議長 お諮りいたします。
  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
  大変お疲れさまでした。
                                (午後 2時33分)