令和5年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            令和5年9月22日(金)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 委員会審査報告
日程第 2 認定第 1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 3 認定第 2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
             ついて
日程第 4 認定第 3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 5 認定第 4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
             て
日程第 6 認定第 5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 7 認定第 6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 8 議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分につ
             いて
日程第 9 議案第44号 ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例の
             制定について
日程第10 議案第45号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の
             基準に関する条例の一部改正について
日程第11 議案第46号 ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例
             の一部改正について
日程第12 議案第47号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第13 議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第14 議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第15 議案第50号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第16 議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第17 議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第18 請願審査の報告について
日程第19 議員派遣について
日程第20 総務産業建設常任委員会報告
日程第21 文教厚生常任委員会報告
日程第22 議会運営委員会報告
日程第23 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
荒 井   淳 
政策財政課長
大 野 健 司 
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和 
町民健康課長
式 守 康 子 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
農林環境課長
町 田 圭 介 
商工観光課長
荻久保 充 也 
建設課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木 達 也 
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代表監査委員
堀 口   正 
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議会事務局長
正 木   彰 
書記長
師 岡   徹 

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   ◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  本日も引き続き堀口正代表監査委員に出席をいただいております。
  これより令和5年第3回ときがわ町議会定例会4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎委員会審査報告、質疑
○小島利枝議長 日程第1、委員会審査報告を議題といたします。
  決算特別委員会審査報告を求めます。
  岩田鑑郎委員長。
○岩田鑑郎決算特別委員長 10番、委員長を仰せつかりました岩田でございます。
  報告書朗読前に、初めての決算特別委員会ということで私自身は一抹の不安がありましたが、報告書を出す時点で多少解消されたように思います。今後、事業評価、反省会等を名議長の小島議長の采配で企画されているような話を伺っておりますので、執行部に負けないような劣らないPDCAを回すべきだと考えております。執行部のほうでも、何かご意見があればお願いしたいと思います。
  なお、報告書作成に当たっては、執行部、そして身内ではありますが、事務局に多大なお力添えをいただきました。感謝申し上げます。ありがとうございました。
  それでは、報告書を朗読させていただきます。
  ときがわ町議長、小島利枝様。
  ときがわ町議会決算特別委員会委員長、岩田鑑郎。
  委員会審査報告書。
  本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第77条 の規定により報告します。
  1、審査の結果。
  事件の番号、件名、審査の結果として、その順で申し上げます。
  認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、認定すべきもの。
  認定第2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定すべきもの。
  認定第3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定すべきもの。
  認定第4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定すべきもの。
  認定第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定すべきもの。
  認定第6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定すべきもの。
  議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について、可決すべきもの。
  2、審査経過及び結果について。
  令和5年9月5日開会の第3回ときがわ町議会定例会において、本委員会に付託を受けた各議案について、9月7日、12日、13日及び14日の4日間にわたり審査を行った。
  (1)9月7日の委員会について。
  「令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について」の歳入決算審査について、関係する執行部説明員の出席の下、質疑を行った。主な質疑とその答弁は、次のとおりである。
  税務会計課では、町民税及び固定資産税の現年度収入が少しずつ増えているが、主な増収の理由はとの質疑に対し、町民税は所得割額の増額、固定資産税、償却資産及び家屋に対してコロナ減免措置が令和3年度末に終了したことが増額した理由の一つであるとの答弁であった。
  政策財政課、商工観光課では、一般寄附金及び商工費寄附金の詳細はとの質疑に対し、一般寄附金についてはNPO法人小江戸大江戸トレニックワールドから30万円、池袋西口繁華街BBQグループから約12万円、町観光協会から20万円、商工費寄附金については、木のむ ら管理委員会(木のむらキャンプ場)から150万円、NPO法人たまがわ(ふれあいの里たまがわ)から50万円、埼玉中央農業協同組合(木のむら物産館)から約259万円の寄附があったとの答弁であった。
  教育総務課では、ここ数年間、給食費収入未済額はなかったが、令和4年度には収入未済額が発生している理由はとの質疑に対し、平成29年度から令和3年度まで収入未済額はなかった。詳細に分析を行ったわけではないが、コロナ禍による所得低下が影響しているのではないかとの答弁であった。
  (2)9月12日の委員会について。
  「令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について」の歳出決算審査について、関係する執行部説明員の出席の下、課局ごとに審査することとし、総務課、政策財政課、町民健康課、福祉課、税務会計課、議会事務局の順で質疑を行った。主な質疑とその答弁は、次のとおりである。
  総務課では、電話交換業務を委託しているが、各課で対応できないかとの質疑に対し、ダイヤルインを採用しているが、代表電話に1日当たり約60件の電話がある現状では、ダイヤルインだけでは賄えないとの答弁であった。
  また、業務委託全般について、毎年同じ業者と契約している業務について検証しているのかとの質疑に対し、内容的に専門的な知識を有するものなど業者が固定化するものもあるが、業者からの業務報告等により検証を行っているとの答弁であった。
  政策財政課では、ウェブ会議システム事業について、活用と費用対効果の質疑に対し、コロナ対策として導入し、庁内会議や交代勤務の際に使用していたが、現在は埼玉県や民間業者との打合せ等に活用している。また、県庁での会議では移動に往復4時間を費やしていたが、ウェブ会議により移動時間は不要となっている。今後は、住民サービスにも活用していきたいとの答弁であった。
  また、合併振興基金について、基金の設置目的の趣旨と活用できない事業、併せて活用に係る縛りはあるのかとの質疑に対し、この基金は合併特例債を活用して積立てを行った基金であり、当初は利息のみ充当可能であったが、現在は元金償還が完了した額についても充当可能である。充当については、新町建設計画に記載されているソフト事業に限られているとの答弁であった。
  税務会計課では、電算業務委託料について、令和3年度からの増額理由はとの質疑に対し、主に滞納整理システム預貯金取引照会連携機能初期導入、共通納税システム対象税目拡大 (QRコード活用)システム導入、預貯金等照会電子サービス導入による増額との答弁であった。
  町民健康課では、今年度、保健師不足で実施を中止した事業はあったか、また保健師不足が解消されないのであれば根本的に事業を整理するなどの対策を取るべきではないかとの質疑に対し、法令により実施している事業は減らすことができないが、コロナ感染症拡大防止の観点から事業の中止、縮小(料理を伴うものや集団で実施するもの)などを行った事業はあったとの答弁であった。
  福祉課では、月イチ食堂の交付対象者数、交付率及び利用率はとの質疑に対し、対象者数4,773名、交付率は約50%、利用率は81%との答弁であった。
  (3)9月13日の委員会について。
  「令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について」の歳出決算審査について、関係する執行部説明員の出席の下、課局ごとに審査することとし、農林環境課、商工観光課、建設課、教育総務課、生涯学習課の順で質疑を行った。主な質疑とその答弁は、次のとおりである。
  農林環境課では、農地利用集積促進事業(遊休農地解消対策)について、令和4年度は何ヘクタールが遊休農地として認定されたのか、また令和4年度になってどのくらい増えたのかとの質疑に対し、令和4年度末の遊休農地の面積は115.1ヘクタールで、新たに発生した遊休農地面積は16.5ヘクタールになる。また、遊休農地解消面積は13.5ヘクタールで、前年度より遊休農地面積は3ヘクタール増えているとの答弁であった。
  また、林業機械貸出状況について、何年か前に大きな金額を使って購入している。しかし、貸出実績がフォワーダと運搬機のみでほかの機械については使用されていないが、この内容はとの質疑に対し、バックホーについては林業経営者が保有している場合もあり、借用がなかった。使用が増えるように検討するとの答弁であった。
  商工観光課では、街路灯整備事業について、旧玉川地区では個人所有の街路灯が残存しており、中には危険な状態になっているものもある。それらの撤去はどのように対応していくのかとの質疑に対し、個人所有であり、これらに対して取扱いができるものか検討を進めるとの答弁であった。
  また、観光入り込み客は98万人も来ているが、売上げに反映できていないのではないか、基金を有効に使うなどしてお金をかけるべきところにはお金をかけ、対策をしなければならないのではないかとの質疑に対し、観光入り込み客数が伸びているのに売上げが伸びていな いことについて調査内容を精査し、分析したいとの答弁であった。
  建設課では、公園の維持管理について今後どのように考えているのかとの質疑に対し、全国的にも維持管理について課題となっており、町としても公園の必要性も踏まえ、維持を続けていくのか、また廃止するのか検討しているとの答弁であった。
  また、区長要望、個人要望の件数で要望見送り及び災害対応の要望見送りはどのような案件かとの質疑に対し、区長要望、個人要望での見送りは、町の整備基準を満たさないものや県への要望が対応中となっているものである。災害対応の見送りは、町道及び町有地で被災した場合は町で対応しているが、民有地のブロック塀等が被災した場合には所有者で対応してもらうこととなるため、そのような案件が見送りとなっているとの答弁であった。
  教育総務課では、英検など各種検定を実施しているが、具体的にどのような目標で実施しているのか、また各種検定の実施時期及び回数について見直しは行うのかとの質疑に対し、各学校、学年の実態に応じて目標はそれぞれ異なるので、町として具体的な目標の級などは設定していない。実施時期や回数については検討したいとの答弁であった。
  また、英語村事業は、もっと実施日数を増やしたほうが子供たちのためになるのではないかとの質疑に対し、子供たちの活動は1日だが、事前準備として運営支援者の募集や研修、子供たちとの触れ合いの中でどのようなことができるのかということを検討する時間も取っている。それらの時間が教員の研修の場にもなっており、年間を通した各小学校での英語教育に役立っているとの答弁であった。
  生涯学習課では、田黒運動場は利用者も少なくトイレの管理も不十分であると思われるので、玉川運動場を代替場所として利用し、田黒運動場は廃止してもよいのではないかとの質疑に対し、田黒運動場については町との協定により地元が管理し、現在も利用している。また、避難場所になっているため、一方的な廃止は難しい。今後は地元の意向や費用対効果等を見極め、慎重に進めていくとの答弁であった。
  また、玉川トレーニングセンターのアスベスト浮遊調査及び耐震診断の結果はとの質疑に対し、アスベストの浮遊調査については問題なかったが、耐震診断については現在の耐震基準を満たしていない状態である。今後、ときがわ町公共施設個別施設計画を踏まえて検討するとの答弁であった。
  (4)9月14日の委員会について。
  「令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」、「令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、「令和4年度ときがわ 町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」、「令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について」の決算審査等について、関係する執行部説明員の出席の下、質疑を行った。主な質疑とその答弁は、次のとおりである。
  令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてでは、不納欠損処分の実務内容についての質疑に対し、処分の流れは、賦課をし、納期を過ぎても納められないものについて督促状を発送している。その後、催告、臨宅、差押予告等経て財産調査(預金や生命保険の調査)を実施し、結果何も財産がなく徴収できる見込みがないということになれば欠損処分ということになる。しかし、そうなる前に納税相談等を実施しているとの答弁であった。
  また、特定健診受診率向上対策事業業務委託料353万593円の内訳とどのような効果があったのかとの質疑に対し、特定健診受診者数を増やすための取組として、AIを使って未受診者の方を健康特性や生活習慣病の通院履歴等で4種類のタイプに分け、それぞれ異なった勧奨通知を作成し郵送することで受診を促している。結果としては、受診率が令和3年度と比較し6.1%伸びているが、この事業だけの効果であるかについては今後も精査していく必要がある。令和2年度のときがわ町の検診受診率は17%で県内最下位であったが、令和4年度には39.3%まで回復しているとの答弁であった。
  令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてでは、この事業は長期にわたる事業で多額の予算が必要となるため、基金などで体制を組んでいく必要があり、準備ができているのかとの質疑に対し、浄化槽設置管理事業は来年4月1日から地方公営企業法適用事業として会計が変わる。それにより経営状況や財政状況が表されると考えている。現在準備を進めているとの答弁であった。
  令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてでは、約800万円の未収金がある状況を鑑み、年2回の返済を毎月返済でも可とするなど柔軟に対応できるよう寄り添うことはできないのかとの質疑に対し、返済計画を大きく崩すことのないよう奨学生に寄り添いながら、確実に返済をいただくための対応は可能と考えるとの答弁であった。
  令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてでは、コンビニ収納になり、収納率にどう変化があったか、またその実績についての質疑に対し、実質の収納率 は昨年99.3%で、令和4年度は若干下がり98.4%である。コンビニ収納の実績について、昨年4月1日からコンビニとスマホによる電子決済を導入した。コンビニについては、当初172件の取扱いであったが、年度末は330件となり、累計で1,595件となった。年度末で納付書払いの44.1%がコンビニを利用しているとの答弁であった。
  (5)審査結果について。
  各会計等審査終了後、討議、討論を行い、本案を採決し、全会一致により認定すべきもの及び可決すべきものと決定した。
  以上、本委員会に付託された事件についての審査経過及び結果についての報告とする。
○小島利枝議長 岩田委員長はそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本件は報告事項であります。
  以上で委員会審査報告を終了いたします。
  岩田委員長は自席にお戻りください。
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   ◎認定第1号〜認定第6号並びに議案第43号の討議、討論、採決
○小島利枝議長 決算特別委員会に付託された認定第1号から認定第6号までの決算認定並びに議案第43号の委員会審査報告が終了しました。
  これより認定第1号から認定第6号までの決算認定並びに議案第43号の採決を行います。
  初めに、日程第2、認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について行います。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第1号 令和4年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  委員長報告は認定すべきものであります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、本案は認定されました。
  次に、日程第3、認定第2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について行います。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第2号 令和4年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  委員長報告は認定すべきものであります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、本案は認定されました。
  次に、日程第4、認定第3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について行います。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第3号 令和4年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  委員長報告は認定すべきものであります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、本案は認定されました。
  次に、日程第5、認定第4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について行います。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第4号 令和4年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  委員長報告は認定すべきものであります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、本案は認定されました。
  次に、日程第6、認定第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳 出決算認定について行います。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第5号 令和4年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  委員長報告は認定すべきものであります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、本案は認定されました。
  次に、日程第7、認定第6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について行います。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第6号 令和4年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  委員長報告は認定すべきものであります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、本案は認定されました。
  次に、日程第8、議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について行います。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第43号 令和4年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてを採決いたします。
  委員長報告は可決すべきものであります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、本案は可決されました。
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   ◎議案第44号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第9、議案第44号 ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第44号 ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例の制定について。
  別紙のとおりときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例を制定することについて議決を求める。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  それでは、議案第44号 ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例の制定について提案理由を申し上げます。
  ときがわ町明覚駅無料自転車置場を設置し適正に管理するため、ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例を定めたいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、政策財政課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 それでは、議案第44号 ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例について、細部説明をさせていただきます。
  議案参考資料の議案第44号関係をご覧ください。
  要点1といたしまして、この条例は、令和3年度より供用を開始している明覚駅無料自転車置場について、地方自治法第244条の2第1項の規定により施設の設置及び適切な管理を行うことを目的に制定するものです。
  次に、要点2といたしまして、無料自転車置場に駐車できる車両を自転車、50t以下の原動機付自転車、一般的にシニアカーと呼ばれている移動用小型車としています。
  次に、要点3といたしまして、無料自転車置場内に長期間放置されている自転車等につきまして、町の環境基本条例で定めている放置自転車とならないことから、この条例において適切な処理ができるよう定めたものです。具体的な手続期間などは条例制定後に別に規則を定めるものですが、長期駐車車両に対する処理フローを記載しておりますので、ご覧いただければと思います。
  次に、要点4といたしまして、所有者に連絡を取ったにもかかわらず、適切な処置がされず、やもなく町が一般廃棄物として廃棄処分を行った場合に、その処分に要した費用の相当額を徴収することができるとしております。
  細部説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第44号 ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例の制定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  2点伺います。
  1点目は、どなたが管理をされるのか、チェックです。放置というのか、長い時間置いてあるのを誰がどのような撤去をするのかというのが1点目と、あと要するに自転車だとかバイクも含めて特定をどうやってするのか、2点伺います。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  まず、1点目の誰が管理をするのかという部分でございますが、これにつきましては現在、無料駐輪場の管理にご協力をいただいている観光協会の職員の方、また番匠地域の方及び担当である町政策財政課の担当職員が随時見回りをして確認をする予定でございます。
  次に、2点目の特定の方法なんですが、これにつきましては警察にご協力をいただきまして、警察のほうで自転車の登録番号などから所有者の特定をしていただくものでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 例えば管理を委託するというと、費用の発生とかということがあるかなと思うんですけれども、その点伺いたいのと、あと自転車には管理番号とかというのは、全員が登録をしていれば追求できるというのは認識しています。あと、原動機付の場合はナンバープレートとかありますので、それで追えるというのは分かるんですけれども、それがなかった場合はどういうふうになるのかというのが次の点でお伺いしたいところなんですけれども。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 まず、委託の費用の部分ですが、現在は観光協会さんが明覚駅の使用料を3年間の免除をしている関係で、特に委託費用はなく、明覚駅駐輪場の管理にご協力をいただいております。ただ、今後につきましては、そういった委託費についても来年度から予算措置をするようかなとは考えております。
  次に、自転車の例えば登録番号が削られている等で確認ができなかった場合の処理なんですが、これにつきましては参考資料の処理フローのところでありますが、まず長期車両と思われるものがあったときに、先ほど申し上げたとおり警察の方に登録番号等から所有者の特定をお願いするんですが、できなかった場合につきましては自転車本体にこの自転車が長期 放置されているので、撤去してください。期限までに撤去されない場合は町のほうで別の場所に移動して保管いたしますというような告知書を張り付けて、2週間様子を見るという形になっております。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  駐車できる対象車両は自転車、50t以下の原動機付自転車、シニアカーとありますが、私も結構足しげく通ったので、時々125tのバイクが置かれています。その対処はどうするのか、伺います。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  基本的には50tを超えるものについては駐車をお断りする形になっておりますので、現地にその旨の表示をする等いたしまして、利用者の方にご協力をお願いするという形になろうかと思います。
  また、最近ニュース等で原付車両の基準の変更についても出ておりますので、将来的にはそこでクリアできるといいなというふうには考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 この条例の中にはなかったものなんですが、ほかの自治体では保管料の徴収をしているところがたくさんありました。その徴収はしないのか、伺います。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  山中議員ご指摘のとおり、他の自治体の例を見ますと保管料を徴収しているとか規定をしている例が確かにございました。これにつきましては私どもも検討はしたんですが、一般的に放置自転車となっているものの多くが大体盗難車というところもありまして、保管料をもし徴収するとなると、盗難された方からやっぱり保管料を取らなくてはいけないということになりますと、ちょっと考えたところ、盗難の被害に遭った方にさらにその上、保管料を町が請求するのはいかがなものかなということもございまして、今回、保管料等の設定は見送ったところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  要点4について、ちょっと質問させていただきます。
  処分に要した費用の相当額を徴収することができると書いてあります。なかなか徴収は難しいと思うんですが、徴収をできない場合の次の策としては何か考えているのか。そして、徴収は誰がするのか、どこがやるのか、その点伺います。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  おっしゃるとおり、なかなかこの徴収は難しいところだとは考えております。ここの設定したのは、例えば通常の自転車等であれば、町の職員がトラックに乗せて処分場まで持っていくということで経費は実費としてはかからないので、ほとんど徴収するような事例は出ないのかなと思うんですが、まれに例えば大型のバイクが放置されたりですとかそういったことになったときには処分業者さんお願いしなくちゃいけないので、経費は発生すると思うんですが、基本的には先ほど申し上げたとおり、バイクの所有者が確認できればその方に請求をするという形になりまして、その事務のほうは政策財政課の職員が行います。
  当然、納入されないということは十分考えてはいるんですが、その場合は継続して納入のお願いの連絡をしていくということぐらいしかできないかなというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 徴収できないのかなという問題があると、やっぱり曖昧になるんです。それで、観光協会にお願いする、町の管轄、これはうちのほうじゃないといろいろ分かれる問題が出てくると思うので、そこのところはきちんとある程度の軸はつくっておいたほうがいいと思うんです。それで、責任を負わせない、責任をちゃんとやるということ、町がやるというんなら町がやるということで位置づけないと曖昧になって、どんどんいい加減な施策の中で動いてくると思うんです。その点伺います。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  確かに観光協会等に日常の清掃管理や放置自転車と思われるものがないかという確認のお願いはいたしますが、基本的には町政策財政課のほうで責任を持ってやっていこうと思って いますので、よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 町民にこの結果を知らせるのは、どのような方法でされるんでしょうか。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 すみません、その結果というのはどのような、放置自転車を何個撤去したかとかそういう報告でしょうか。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 この条例が決まったら町民にどういう方法でこういうことになりましたよと報告をするんですか。町民が知らないと困りますよね。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  まずは、駐輪場現地にこの内容の掲示をいたしたいと考えております。今のところ予定はしていなかったんですが、確かに岩田議員おっしゃるとおりだと思いますので、広報等でもお知らせをしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員、いいですか。
○10番 岩田鑑郎議員 はい。
○小島利枝議長 ほかに。
  9番、小宮議員。
○9番 小宮 正議員 観光協会に何だかお願いして、来年から予算が出るんかなと思いますけれども、実際に昔の観光協会だったらいいけれども、ずっと所長、来てくれたから。今ここ何年か、8年ぐらいは観光協会の会長も来ないし、毎日来るわけじゃないし、ほとんどアルバイトがやっているんだよ、パートさんが。知っているんですか、それ。そういうのをちゃんとしてもらいたい。
  俺も近所の人がいるからよくそういう話を、あそこへ行ってアルバイトしているんだとかいろんなことを聞きますけれども、やっぱり責任を持ってもらいたい、責任。観光協会に任せるんなら任せて構わないけれども、その責任というのはちゃんとして、この条例もきちっとつくってもらいたいかなと思うんだけれども、その点をお伺いします。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  まず、まだ観光協会に決定したわけではないんですが、そういった可能性が高いので、そこの点につきましては観光協会とよく話をしてちゃんとやってもらうようにしていきたいと思いますし、町のほうもちゃんとやっていきたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 それだったら、私は明覚駅の近所の人にお願いしたり、そんなに費用かけないで掃除と毎日見るわけではないんだ。大体長く止めても2日間ぐらいか、高校生が、大体見ていますと。それ以上止めちゃいけないというような話を聞きますけれども。
  多分高校生はあまり広報は見ない。それだったら、さっき課長が言ったとおり、駐輪場のところへ張り紙をこういうふうになりますよと言ったほうが、止めたときにちょっと大きいもののビラをちゃんとしてみたほうが、俺は高校生だから分かるかなと思うので、そういう工夫もぜひやっていただきたいと思うので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁いただきますか。
○9番 小宮 正議員 どうぞ。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 小宮議員のおっしゃるとおりだと思います。現地になるべく分かりやすい表示をしっかりして、利用者の方に周知をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 駐車料金というのを取らないというのは何か訳があるんですか。昔は自転車置場に我々は料金払って置いたんですけれども、そういうやり方はやらないんですか。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  多分駐車料金のことにつきましては、この駐輪場を造るときにも議論があったかなというふうには記憶しているんですが、まず基本的には、駐車料金を取るとなると、やはりあそこに24時間管理者を常駐させなくてはいけないなってしまうと思うんです。やはり高校生のよ うな定期利用だけではなくて、たまたまその日だけ出かけたいという方もいらっしゃると思いますので、そういった方に対応するためには24時間駐車料金を徴収するシステムをつくらないとこれは対応できないと思いますので、その費用対効果を考えますと、また住民の方が便利に使っていただくという面で考えますと、無料という扱いにするのが一番よいのではないかなというふうに判断しております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ほかの駅の近くの駐輪の金を取るシステムがあるじゃないですか。そういうのを導入できないんですか。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
  まず、技術的に言えば導入は可能です。ただ、そこに対して初期費用、ランニング費用を考えますと、そこまでしてするべきなのかなというふうには考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 明覚駅がなくなるわけじゃないので、ずっと明覚駅存続すると思うので、今後30年、50年、100年のことを考えればやってもいいような気がするんですけれども、そういう考えはないですか。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  まず、現段階ではないとお答えさせていただきますが、岩田議員のご意見につきましては心に留めてやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第44号 ときがわ町明覚駅無料自転車置場の設置及び管理に関する条例の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第45号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第10、議案第45号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第45号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第45号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、福祉課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 それでは、議案第45号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型 保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正について説明申し上げます。
  それでは、議案参考資料で説明いたしますので、第45号関係の1ページをお開きください。
  今回の改正は、こども家庭庁を設置するに当たり、こども家庭庁設置法とその施行に伴い必要となる関係法律の改正を行うこども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律が昨年6月に成立し、本年4月から施行されていることに伴い、関係条例について所要の規定の整備を行うものです。
  なお、特定教育・保育施設とは、認定こども園、幼稚園及び保育園のことです。
  続きまして、改正の概要について申し上げます。
  要点1として、学校教育法の改正により、条ずれが発生したことによるものです。学校教育法第25条に第2項及び第3項が追加されることに伴い、同条を引用しているものについて改正を行います。一例を挙げますと、学校教育法第25条が第25条第1項となります。
  要点2といたしましては、こども子育て支援法の改正により条ずれが発生したことによるもので、基本的には要点1と同様です。
  要点3は、主務大臣及び主務省令の変更に伴う改正で、関係省庁からこども家庭庁に所掌事務が移管されることに伴い、関係大臣が行う権限及び関係省庁が発する命令をそれぞれ内閣総理大臣の権限及び内閣政令に改める等の規定の整理を行うものです。一例を挙げますと、厚生労働大臣が内閣総理大臣となります。
  最後に、施行期日は公布の日から施行となります。
  以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いします。
○小島利枝議長 これより議案第45号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  勉強不足のため教えていただきたいですけれども、主要なところで、所管と所掌というのが私はよく理解ができなかったもので、所掌というのはあまり使っていないような気がしたもので、教えていただければと思います。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 申し訳ございません。私も勉強不足で、その辺の細かいことをあまり理 解しておりません、申し訳ありません。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 いや、結構です。私は所管だと思っていたんですね。所管という担当する部分というふうに思っていたもので、今回だけ所掌というのが出てきたもので、そういうことですみません。続きは結構です。
○小島利枝議長 後ほどでよろしいですか。
○6番 田中紀吉議員 すみません。終わります。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域とあります。教育の中に特定というものが、位置づけがあるのかどうか、その点が分からないので伺います。特定は何を指しているのか、教育の中の特定というのは何を指しているのか伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  先ほどの説明にも申し上げたとおり、これら全て通して認定こども園ですとか保育園、幼稚園を指す言葉として定義されているものでございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 これが全部そこに指している特定という意味ですか。分かりました。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第45号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
  休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第46号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第11、議案第46号 ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第46号 ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第46号 ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、福祉課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 それでは、議案第46号 ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について説明申し上げます。
  それでは、議案参考資料で説明いたしますので、第46号関係の1ページをお開きください。
  今回の改正は、議案第45号と同様に、こども家庭庁を設置するに当たり、こども家庭庁設置法とその施行に伴い必要となる関係法律の改正を行うこども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律が昨年6月に成立し、本年4月から施行されていることに伴い、関係条例について所要の規定の整備を行うものです。なお、家庭的保育事業等に該当する施設は、現在、ときがわ町内にはございません。
  続いて、改正の概要についてご説明いたします。
  要点1として、主務大臣及び主務省令の変更に伴う改正で、関係省庁からこども家庭庁に所掌事務が移管されることに伴い、関係大臣が行う権限及び関係省庁が発する命令をそれぞれ内閣総理大臣の権限及び内閣府令に改める等の規定の整理を行うものです。一例を挙げますと、厚生労働大臣が内閣総理大臣となります。
  最後に、施行期日は公布の日からとなります。
  以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いします。
○小島利枝議長 これより議案第46号 ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 野原です。
  先ほどの議案第45号については特定を位置づけました。今回は家庭的という文言が入っていますが、この家庭的は何を指しているのか伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  先ほどの説明の中に、この家庭的保育事業等に関しては、現在町内にはございませんという説明をさせていただきましたが、逆を言いますと過去にはございました。固有名詞を申し上げますと支障がございますので、少し包んだ言い方になりますが、過去に五明地内に零歳、1歳、2歳の未満児を預かる施設がございましたが、こういった施設を指して家庭的という ふうな言葉でくくっております。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第46号 ときがわ町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第47号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第12、議案第47号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第47号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)。
  令和5年度ときがわ町の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,847万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億2,715万円とする。
  2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出 予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  (繰越明許費)
  第2条、第1項、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰越しして使用することができる経費は、「第2表繰越明許費」による。
  (地方債の補正)
  第3条、地方債の変更は、「第3表地方債補正」による。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第47号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,847万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億2,715万円とするものであります。
  細部につきましては、政策財政課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 それでは、議案第47号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)について、細部説明をさせていただきます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,847万4,000円を追加し、予算の総額を62億2,715万円とするものでございます。
  初めに、総括的な事項についてですが、1ページから2ページの第1表、歳入歳出予算補正につきましては、款項の区分及び金額が記載されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、3ページの第2表、繰越明許費でございますが、地域防災計画改定業務委託事業について、年度内に経費の使用が終わらないことが予想されますので、翌年度に繰り越すものでございます。
  次に、4ページの第3表、地方債補正でございますが、臨時財政対策債及び災害復旧事業債の額が確定されたことに伴い、限度額を補正するものでございます。
  予算の詳細につきましては、議案参考資料によりご説明いたします。
  議案参考資料の議案第47号関係をご覧ください。
  令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)の補正予算の要点についてでございます。
  要点1につきましては、先ほどご説明したとおりでございます。
  要点2といたしまして、項目の大部分につきましては、人事異動による人件費の補正となっています。集計したものにつきましては、補正予算書31ページからの給与費明細書に記載してございます。
  次に、要点3の歳入の主なものにつきましてご説明いたします。
  まず、10款1項1目の地方特例交付金92万8,000円、11款1項1目の地方交付税2億3,678万4,000円、下から2行目の20款1項1目の繰越金1億6,416万6,000円、22款1項1目の臨時財政対策債マイナス529万8,000円、こちらはそれぞれの項目の額の確定により補正をするものです。
  次に、上から3行目、15款2項2目の民生費国庫補助金60万円でございます。こちらにつきましては、歳出の欄、上から3行目にある管内民間保育事業に対する国庫の補助金となります。
  その次に、19款1項1目の財政調整基金の繰入金マイナス2億188万2,000円、こちらは地方交付税の増額補正に伴い、財源調整のため繰入額を減額するものでございます。
  その次に、19款1項4目の合併振興基金の繰入金マイナス323万円、こちらは当初合併振興基金からの充当を予定していた事業が、地方交付税の算定対象となったことに伴い、財源調整のため繰入額を減額するものでございます。
  歳入については以上となります。
  続いて、主な歳出について事業別にご説明させていただきます。
  まず、財政調整基金積立事業1億3,208万3,000円、公共施設等総合管理基金積立事業7,362万7,000円は、それぞれの基金への積立てでございますが、財政調整基金につきましては、地方財政法第7条に基づき、令和4年度決算の実質収支額の2分の1を積み立てるものでございます。
  次に、3款2項2目の管内保育事業80万円ですが、これは管内民間保育所の業務効率化推進事業に対する補助金の経費でございます。
  続いて、その下、8款4項1目の移住定住化促進事業1,593万9,000円、こちらは藤坂分譲地拡張のため、土地開発基金により先行取得した用地を一般会計予算で買い戻すための経費でございます。
  最後に、10款5項6目町民参加型事業50万円ですが、こちらは新型コロナウイルス感染症の分類が5類に移行したことにより、当初予算で見込んでいた以上に町民が主体となり実施される事業の再開が進んだため、増額補正が必要となったものでございます。
  歳出につきまして主なものは以上となります。
  1枚おめくりいただきまして、基金等残高一覧表の見込みでございます。
  今回の補正を受けて、財政調整基金、公共施設等総合管理基金、合併振興基金の欄が変わっており、一番右の欄の一般会計基金の小計をご覧いただきますと、基金の残高が34億9,254万5,359円となっております。
  以上で令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第47号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  20ページの特別保育事業補助金の80万円のところです。これは、ICT化推進事業ということで、新規の事業なのか伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  この事業に関しましては、はなぞの保育園がICT化を進めるに当たり、必要な事業費を計上したものでございまして、新規事業となります。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 はなぞの保育園だけではなく、玉川保育園と平保育園に関してはないんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  まず先に、この事業の内容を少し説明させていただきます。主に3点がございまして、1点目として登園管理に関するもの、2点目として保護者連絡、3点目として指導案、記録の作成等に充てるものでございます。
  玉川保育園、平保育園についてということでご質問いただきましたが、実は、特に玉川保 育園におきましては、もうかなり前から無料のアプリでマチコミアプリというのがあるんですけれども、この無料アプリを使って保護者との連絡ですとか、今日はお休みしますとかという登園管理につきましては、もう数年前からこういった事業費を計上せずに行っているという、そんな状況でございます。
○小島利枝議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 2問質問があったので、もう1問します。
  28ページの町民参加事業の50万円、クリスマスコンサート事業に対する経費の補正ということでありますが、当初予算では50万円で、また増やしていますよね、倍になっています。その補正の内容とはどういうことなんでしょうか。
○小島利枝議長 正木生涯学習課長。
○正木達也生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  まず、この町民参加事業というものですけれども、従来、町民音楽祭というイベント、それと音楽フェスティバルという2つのイベントに補助をしてきた事業でございます。この2つの事業が昨年まで令和4年まで3年間コロナ禍で中止となってしまっておりました。昨年いろんなイベントも中止となっている中で、子供たちに少しでも明るい気持ちになってもらいたいというような気持ちも込めまして、クリスマスコンサートというものが開催されたところでございます。昨年そのクリスマスコンサートに50万円の補助をいたしております。
  今年度の当初予算に関してなんですけれども、当初予算編成時にはまだコロナ禍だったということもありまして、3年間中止になっていた事業が再開されるかどうかというものが不透明だったこともあり、当初予算につきましては50万円を計上してきたところでございます。5月にコロナ5類に移行になったということで位置づけされたということで、従来からの事業であります音楽フェスティバルにつきましては既に開催がされたところでございます。そこで補助金を支出している関係もございまして、今回クリスマスコンサートに対する補助金といたしまして昨年と同額の50万円を補正予算として計上させていただいたところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  議案参考資料の第47号関係で、先ほど課長が歳入、19款1項の4目合併振興基金繰入金マ イナスの323万財源調整によるというのちょっと理解できなかったので、地方算定替えとかいろんな関係でなったと、それと、これと関連して基金の積立残高合併振興基金3,200万収入になっていますよね、この2つちょっと説明してもらいたいんですけれども、どっから来たか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  大野財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  まず、合併振興基金繰入金マイナス323万円の部分ですが、これは当初予算でこの合併振興基金を財源として行う予定であった事業のうちこの323万円分の事業につきましては、県との交付税の関係の調整をする中で、交付税の算定対象となる事業となることが決まりました。これ合併振興基金をそのまま財源として繰り入れてしまいますとこの交付税の算定対象とならないことから、町にとって財源で有利なのは交付税算定対象となったほうが町としては有利ということで、合併振興基金からの繰入れをやめて一般財源を財源として交付税の算定対象としたというものでございます。大丈夫でしょうか。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 地方算定替えというのはちょっとなくなる、これ合併に対する本庁舎と第2庁舎の算定替えを指しているんじゃなくて違った意味のまた地方算定替えのこと言っているんですか。
○小島利枝議長 大野財政課長。
○大野健司政策財政課長 まず、誤解されているのが算定替えではないですね。算定替えは全く関係ないものでございます。今回はあくまでも合併振興基金として積み立てていたお金を下ろしてそれを利用して幾つかの事業をやるということで当初予算を組みました。ですが、協議している中で交付税対象となれば当然その事業費の7割が交付税として戻ってきますので、そのほうが町の財政的には有利ということで、合併振興基金を下ろすのをやめて一般財源のほうで事業をやらせていただくというものでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 じゃ、失礼、3,200万の、裏の基金の3,200万の収入源。失礼しました。ごめん、失礼、失礼、3,200円だね、円単位だね、そうじゃないや。
○小島利枝議長 大野財政課長。
○大野健司政策財政課長 すみません、先ほどの答弁まず訂正させていただきたいんですけれども、交付税の算定は7割と申しましたが、すみません、これは誤りでございます。この事業費がそのまま交付税の算定のほうに算入されます。
  また、もう1点のご質問でありましたこの3万2,000円につきましては、定期預金の利息となりますので、よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 失礼しました。私が3,200万と言ったら、こっちは円でしたね。その前が1,000円だったもんで、失礼しました。これは利息ですね、分かりました、はい。結構です。
○小島利枝議長 1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  1問。3ページ、第2表、繰越明許費の関係で質問します。よろしいですか。
  消防費で198万円を明許費で繰り越しています。いつ頃地域防災計画の早く言えばブックができるのかちょっとお尋ねします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 お答えいたします。
  今の段階でのことになってしまいますけれども、ここで補正のほうを議決いただきますとすぐに契約の準備に入りたいと思います。実際に業者に動いていただくのは11月なり12月からというふうなことで今のところ考えておりまして、大体来年の8月ぐらいには作り上げたいというふうなことで、9月になりますと台風シーズンになってきますので、その前に作って住民の方には周知を図っていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 来年の8月ということで、台風シーズンとか災害シーズンの前にぜひ新しい最新のものを提供してもらえればいいかと思うんですけれども、そのときに、議会の中で言ったのかな、いろんなものをハザードマップに網羅して住民の方に分かりやすいようにして作ってください。これ要望になります。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  全体的にちょっと聞きたいんですが、決算認定終わると必ず次の後は補正も含めてお金のやり取りが動きますが、単年度決算の中で多額のお金を積立てできる主となるところどこへ積み立てるの基準に置いているか、大野課長に聞きたいんですが。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 基金への積立ての考え方ということでよろしいでしょうか。まず、基金ですので、まず財政調整基金以外のものはこれ特定の目的を持った基金ですので、そこの目的が必要があればそこに積み立てます。そのほか決算等で財政予算に余裕が出たときには、それを基本的には財政調整基金のほうに積み立てるように考えております。
  ただ、今回の補正につきましては、将来的な町の負担が大きくなってくると思われる公共施設の維持管理についても備えなくてはいけないという考え方から、財政的に余裕が出た分を財政調整基金に戻すんですが、基本的には令和4年度末の残高までを財政調整基金を戻しまして、それより余裕が出た部分につきまして公共施設の基金のほうに今回積立てを提案させていただいたところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 公共施設等の総合管理基金積立ですか、これは将来に向かって荒井課長が軸として力を入れてきた事業ですので、やっぱりこれは大変必要な予算だと思うんで、その点は分かりました。では、主は財政調整基金も重きを置いているわけですよね、はい、分かりました。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  野原議員。
  野原議員、すみません、マイクにもうちょっと近づいてもらっていいですか。
○11番 野原和夫議員 補正予算の中で人事異動等に伴う人件費補正とあります。この人件費について職員構成というのはどのような人たちの影響がここに出ているのか伺いたいんですが。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 今回の補正で出させていただいた内容につきましては、我々一般職員の中には退職をされた後に再任用というふうな形で採用をされている職員もありますし、任期 付という職員も含まれております。そのほかに会計年度任用職員として年度間だけで採用をしている職員もおりまして、それも今回は補正のほうに上げさせていただいているところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第47号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第48号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第13、議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
  休憩いたします。
                                (午前  時  分)
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○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前  時  分)
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○正木 彰議会事務局長 議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。
  令和5年度ときがわ町の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,802万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億1,057万6,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,802万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億1,057万6,000円とするものであります。
  細部につきましては、町民健康課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 それでは、議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
  議案参考資料の議案第48号関係をご覧ください。
  要点1としまして、この補正は歳入歳出にそれぞれ3,802万6,000円を追加し、歳入歳出ともに16億1,057万6,000円とするものです。
  要点2の主な歳入ですが、3款国庫支出金、1項2目健康保険組合等出産育児一時金臨時補助金は、今年度出産一時金が42万円から50万円に増額となりました。その上乗せ部分につきまして1人当たり5,000円が国から補填されるものになります。なお、こちらにつきまし ては、令和5年度限りの国庫補助金となります。
  次に、4款1項1目保険給付費等交付金は、歳出の5款と関連しております。
  そして、7款1項1目前年度繰越金は、決算確定に伴い3,739万円増額するものです。
  次に、主な歳出です。3款の国民健康保険事業費納付金は、全て納付金の確定に伴う補正となります。
  5款1項3目の健康づくり推進事業費、こちらにつきましては今まで一般会計で行ってまいりました健康教育につきまして、その一部を国民健康保険事業に位置づけ県補助対象とするための補正となります。
  次に、6款1項1目財政調整基金積立金ですが、地方財政法の規定により、前年度繰越金の2分の1を下らない額を基金に積み立てることになっておりますので、所要の額を計上いたしました。
  7款2項1目一般会計繰出金は、令和4年度の出産一時金の精算に伴い、一般会計に返還するものとなります。
  最後に、要点3になります。
  保険給付費につきましては、県支出金の精算に伴う返還金が見込まれておりますが、金額が確定しておりませんので、一旦繰越金として計上し、金額が確定後必要により償還金として予算計上の予定となっております。
  以上で、議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第48号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を 採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第49号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第14、議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。
  令和5年度ときがわ町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ96万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,403万5,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ96万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,403万5,000円とするものであります。
  細部につきましては、町民健康課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 それでは、議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別 会計補正予算(第1号)について細部説明をさせていただきます。
  議案参考資料、議案第49号関係をご覧ください。
  要点1としまして、この補正は歳入歳出にそれぞれ96万円を追加し、歳入歳出ともに1億8,403万5,000円とするものです。
  要点2ですが、まず、主な歳入は、3款1項1目繰越金を決算確定に伴い96万円増額するものとなります。
  次に、主な歳出では、3款2項1目他会計繰出金ですが、こちらは令和4年度に一般会計から繰り入れた事務費について不用額が生じたため返還するものとなります。
  4款1項1目予備費につきましては、歳入の増額分のうち一般会計への返還分を除いた額を増額補正するものとなります。
  以上で、議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第49号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第50号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第15、議案第50号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第50号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。
  令和5年度ときがわ町の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,476万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億6,791万8,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第50号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,476万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億6,791万8,000円とするものであります。
  詳細につきましては、福祉課長からご説明を申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 それでは、議案第50号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)の細部説明をさせていただきます。
  主な内容につきましては、令和4年度介護保険特別会計の決算に伴い精算額が確定したことによる所要の予算補正を行うものです。
  説明は、議案参考資料により申し上げますので、議案第50号関係資料をお開きください。
  まず、令和4年度会計の精算に伴う補正として、歳入は、支払い基金交付金が追加交付となりました。また、介護給付費が見込みを下回ったことにより、決算剰余金が5,469万9,000円生じました。昨年度より1,852万4,000円の増となっています。
  歳出では、令和4年度精算による基金積立が2,707万6,000円、令和4年度還付未済保険料の還付が155万5,000円、過大交付による国・県への返還金が1,902万7,000円となりました。これは、令和4年度中に介護給付費の見込額に応じて国等から交付されていたものが、介護給付費が見込みを下回ったため、過大交付となったものです。
  最後に、一般会計繰出金ですが、令和4年度会計の精算により町へ711万1,000円を返還するものです。
  以上で、細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○小島利枝議長 これより議案第50号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、山中議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。
  議案参考資料のほうなんですが、繰越金として5,469万9,000円とございます。この金額介護保険料の軽減につながらないんでしょうか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  この繰越金の一部が準備基金に積み立てられます。既に今まで積み立てていたものと合わせますと約1億6,000万円を超えた額となっております。今月の末、もう来週なんですが、高齢者の計画であります介護保険事業計画を策定していきます。これは令和6、7、8年度の3か年に関しての計画となります。この策定する過程で、介護保険料についてもどのような額にするか見極めていきたいと思っておりますが、今後、極端な介護給付費の増加がない限りは、こういった基金を取り崩すことによって保険料の上昇を抑制する、場合によっては保険料の引下げに結びつけるよう、計画の中で十分議論していきたいと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 主な歳入の中で給付費減額ということで、これだけの大きなお金が出てきたようなあれですけれども、その給付費の減という主な理由は何でしょうか、伺いたいんですが。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  もともとのこの見込みというのが、介護計画の中で見込んでいた金額となります。この見込みが結果的に下回ったということなんですが、その要因として正直なところ細かい状況については分析し切れていないところでございます。全体の状況とすると、在宅で利用する方が今までに対して減ってきていて、逆に施設を利用される、入所される方の利用に関する給付費が伸びているといったそんな状況にここ数年変化してきております。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第50号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第51号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第16、議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。
  令和5年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条第1項、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ13万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,226万1,000円とする。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ13万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,226万1,000円とするものであります。
  詳細につきましては、水道課長からご説明を申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)について細部説明をさせていただきます。
  補正の内容につきましては、議案参考資料で説明いたします。
  議案参考資料の議案第51号関係をご覧ください。
  要点1、歳入歳出予算の総額からそれぞれ13万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億1,226万1,000円とするものです。
  続きまして、要点2、主な歳入は、令和4年度決算を受けまして繰越金が確定し、また、今回の歳入歳出の補正によりまして一般会計の繰入金を減額したものです。
  主な歳出では、一般管理費人件費を1万4,000円増額ですが、これは人事異動等による増額となります。その下、公債利子償還事業15万2,000円の減額は、令和4年度の下水道事業債等借入額の確定による利子償還金の減額になります。
  以上で、議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第51号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第52号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第17、議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。
  (総則)
  第1条第1項、令和5年度ときがわ町水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (収益的収入及び支出)
  第2条、令和5年度ときがわ町水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定め た収益的支出の予算額を次のとおり補正する。
  表の朗読は省略をいたします。
  (資本的収入及び支出)
  第3条、予算第4条本文括弧書中「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億8,158万2,000円」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億8,127万4,000円」に、「過年度分損益勘定留保資金1億3,896万6,000円」を「過年度分損益勘定留保資金1億3,865万8,000円」に改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。
  表の朗読は省略いたします。
  (議会の議決を経なければ流用することのできない経費)
  第4条、予算第7条に定めた経費の金額を次のとおり補正する。
  表の朗読を省略いたします。
  令和5年9月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
  第3条予算及び第4条予算の過不足等により補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、水道課長からご説明を申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について細部説明をさせていただきます。
  議案書の1枚目、第2条をご覧ください。
  第2条、収益的収入及び支出ですが、支出の予定額に22万7,000円を増額して支出合計を3億4,293万3,000円とするものです。
  次に、第3条、資本的収入及び支出ですが、支出の予定額から30万8,000円を減額して、支出の合計を2億1,702万9,000円とするものです。
  次に、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費ですが、職員給与費の予定額に11万7,000円を増額して、4,632万1,000円とするものです。
  補正の内容につきましては、議案参考資料で説明いたします。
  議案参考資料の議案第52号関係をご覧ください。
  要点1、第2条、収益的収入及び支出の主な補正内容を申し上げます。
  支出は、職員給与費を11万7,000円増額、これは人事異動等によるものです。
  その下、支払利息及び企業債取扱諸費12万1,000円の増額は、令和4年度の企業債借入額の確定による支払利息の増額になります。
  続きまして、要点2、第3条、資本的収入及び支出の主な補正内容を申し上げます。
  支出は、企業債償還金30万8,000円の減額、これは令和4年度の企業債借入額の確定による企業債償還金の減額となります。
  以上で議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  全体的にちょっと2問お願いしたいと思います。
  当初予算で企業債3,000万を予算計上されておりますが、今後の事業計画はどのようになっているのか、この点伺いたいです。
○小島利枝議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  令和5年度の当初予算で企業債の借入額3,000万円、これを計上いたしましたが、借入れの目的は、老朽管排水管布設替工事としまして、TSビニール管更新事業の8,446万9,000円に充てるものでございます。8月末時点では当該、この該当する大字本郷地内、それから大附地内、西平地内の3つの工事、これに充てられるわけですけれども、この3つの工事は既に契約を締結して工事を着手しているところです。
  現在、予定どおり3,000万円は借入れを予定しておりますけれども、工事内容が変更が生ずることも可能性もありますので、今後増減することもあります。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 もう1問お願いします。
  漏水部分については、皆さんから負担をされていると思うんですよね。有収率の引き上げをどのように見ているのか、ある程度の計画はあると思うんですよ、今、人工衛星等も利用した中で、漏水を把握できるようになっていると思いますが、今、課長が現時点で、来年3月ですか、定年なるということ聞いていますけれども、それまでに計画性が、やっぱり実行性と計画性が必要なんですよね、有収率を上げる努力、どのように見ているか伺います。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  有収率向上につきましては、最重要課題といたしまして、今年度につきましては、町長の諸報告でも申し上げましたけれども、人工衛星画像データとAIの解析による漏水調査、この結果で漏水の可能性が高い地域が48か所が報告されまして、その後、音調による調査、それから修繕ということで、漏水修繕を順次、今着手しているところでございます。
  最新の、直近の調査結果では、この48か所中5か所調査してきました。そのうち3か所で漏水が発見されて修繕を行いました。しかしながら、量が非常に少量であったため、残念ながら有収率が向上するというものではございませんでした。
  今年度の水道課の有収率の目標としましては、85%目指して取り組んでおるところですけれども、劇的にそれが、4年度では80.1%でしたが、なかなか劇的に向上するというのは難しいと考えております。ただ、引き続きこの調査を進めて、少しずつではありますけれども、有収率の向上に鋭意努めてまいりますので、ご理解いただきたいと存じます。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第52号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
  休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
  なお、堀口監査委員におかれましては、決算審議のほうが終了いたしましたので、ここで退席となります。ありがとうございました。
                                (午前11時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎請願審査の報告について
○小島利枝議長 日程第18、請願審査の報告についてを議題といたします。
  文教厚生常任委員会に付託してあります請願第3号 国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」の提出を求める請願の審査の結果報告を求めます。
  杉田健司委員長。
○杉田健司文教厚生常任委員長 請願審査の報告について。
  文教厚生常任委員会、委員長の杉田でございます。
  請願審査の報告を行います。
  令和5年9月22日。
  ときがわ町議会議長、小島利枝様。
  文教厚生常任委員会委員長、杉田健司。
  請願審査の報告について。
  本委員会に付託された請願の審査結果をときがわ町議会会議規則第94条第1項の規定により次のとおり報告します。
  1、付託事件。
  令和5年第3回定例会において付託を受けた請願。
  請願第3号。
  国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」の提出を求める請願。
  上記請願について、9月11日に委員会を開催し、紹介議員である山中博子議員の説明を受け、慎重に審査し採決した結果、請願第3号は採択すべきものと決定しました。
  1ページをご覧ください。
  文教厚生常任委員会の請願第3号審査の議事概要。
  1、審査の期日。
  令和5年9月11日(月)。
  2、審査に出席した者。
  文教厚生常任委員会委員全員。
  紹介議員である山中博子議員。
  議会事務局長及び書記長。
  3、審査の経過。
  (1)紹介議員からの説明。
  本請願の紹介議員である山中博子議員から請願内容の趣旨説明及び健康保険証をマイナンバーカードに一体化することのメリット、デメリット等についての説明。
  説明の要旨。
  請願趣旨について、請願者から提出された請願書の朗読をもって説明の要旨とした。
  (2)請願審査の中で出された主な意見。
  @マイナンバーカード制度そのものは理解している。ときがわ町においては、トラブルは発生していないが、全国的に初歩的なトラブルが続いていることは問題であると思う。
  自身の体験を通じて、マイナンバーカードを健康保険証として利用することに今のところメリットを感じていない。
  政府の動向について、もうしばらく様子を見てもよいのではないか。
  Aマイナンバーカードを再発行する際に、現状は一、二か月ほど要すると言われているが、 これを10日ほどに短縮できるよう検討していると聞いた。複数の保険証等を一本化することで混乱を招くことも考えられるが、将来的には集約されることで便利になることも考えられる。
  B一体化する必要性を感じない。長年親しんだ現行の保険証を取り上げることに価値はあるのか。
  暗証番号を設定することに高齢者は不便を感じる。
  C請願の趣旨を尊重し、意見を出すことが大事である。
  複数の保険証等が存在することで、混乱を招くことは目に見えている。来年の秋には、今以上のトラブルが予想される。
  (3)討論要旨。
  反対討論なし、賛成討論なし。
  (4)結論。
  本委員会では、上記請願について慎重に審査し採決した結果、採択すべきものとすることに賛成の委員が3名であり、賛成者多数により採択すべきものとすることに決定した。
○小島利枝議長 杉田委員長は、そのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  杉田委員長は、自席にお戻りください。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  討論は委員長報告に対する討論ではなく、請願を採択することに賛成か反対かの討論をお願いいたします。
          (発言する者あり)
○小島利枝議長 賛成討論。
  反対討論の方はいらっしゃいませんか。
          (発言する者なし)
○小島利枝議長 それでは、賛成討論として、11番、野原議員。
  発言を許可します。
○11番 野原和夫議員 11番、野原和夫です。
  請願第3号 国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」の提出を求める請願に賛成の立場で討論に参加します。
  まず、改定マイナンバー法で、交付日の6月9日から1年6か月以内に従来の保険証を廃止すると定めているが、情報漏えいの不安など背景に、カード未取得者やカード保険証利用の未登録者は国民の半数近い約6,000万人いると思われます。
  厚労省は従来保険証の廃止後、保険証代わりの資格確認書を発行すると言いますが、本人の申請が前提であり、申請が難しかったり、忘れたりすれば、無保険状態になるとの懸念が広がっている。
  高齢者をはじめとして、スマホの操作が不慣れな人も少なくないことも容易に想像できます。操作ができず従来の保険証も持参していない人には、窓口で資格申立書の記載を求めますが、保険証の有無や種別、保険証の名称、事業所名、交付時期、患者負担の割合、カード券面事項を記載、自己申告させるもので、窓口が一層混雑するのは目に見えています。
  道理なき保険証の廃止ではなく、存続とカードへの一本化中止こそが必要であり、国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」の提出を求め、賛成討論とします。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより、請願第3号 国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」の提出を求める請願について採決いたします。
  採決は委員長報告に対する採決ではなく、請願を採択することに賛成か反対かの採決を行いますのでご注意ください。
  請願第3号に対する委員長は採択であります。請願第3号について採決いたします。この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立5名)
○小島利枝議長 以上のとおり、採決の結果、起立5名であり、採択、不採択が同数です。
  地方自治法第116条第1項の規定によって、議長が本件に対して採決いたします。
  請願第3号 国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」の 提出を求める請願については、議長は不採択と採決します。
  よって、請願第3号は不採択とすることに決定いたしました。
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   ◎議員派遣について
○小島利枝議長 続きまして、日程第19、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りいたします。埼玉県町村議会議長会主催による令和5年度町村議会議員研修会のための議員派遣については、会議規則第129条の規定によりお手元に配付したとおり派遣したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、議員を派遣することに決定いたしました。
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   ◎総務産業建設常任委員会報告
○小島利枝議長 日程第20、総務産業建設常任委員会報告を議題といたします。
  総務産業建設常任委員会の所管事務調査について委員会報告を求めます。
  前田栄委員長。
○前田 栄総務産業建設常任委員長 総務産業建設常任委員会委員長の前田栄です。
  総務産業建設常任委員会、所管事務調査報告を行います。
  令和5年9月22日。
  ときがわ町議会議長、小島利枝様。
  総務産業建設常任委員会委員長、前田栄。
  総務産業建設常任委員会報告。
  本委員会は、調査中の事件について、下記のとおり調査を終了したので、ときがわ町議会会議規則第77条の規定により報告します。
  1、所管事務調査事項。
  議会による事業評価について。
  2、調査の経過及び結果または意見。
  別紙のとおり。
  報告書の1ページをご覧ください。
  令和5年第2回定例会において所管事務調査事項とした、「議会による事業評価について」 の調査結果及び意見を次のとおり報告する。
  1、はじめに。
  ときがわ町の財政状況は、人口減少などから今後も厳しい財政状況が続くことが見込まれるため、町は限られた財源を効果的に活用する必要がある。
  私たち議会は、住民の代表として、町の意思を決定する機能及び執行機関を監視する機能を担っていることから、町が実施する個別事業などを対象に、費用に見合った政策効果が得られているか、住民の意思が反映されているかなどの検証を行い、事業の充実や改善により、費用対効果の向上を目的に議会による事業評価について調査、研究する。
  2、調査研究の経過については記載のとおりです。
  3、主な調査項目。
  (1)事務事業評価制度導入までの経緯について。
  (2)事務事業評価制度導入の手法について。
  (3)制度導入による効果について。
  (4)住民への公表の方法について。
  (5)今後の課題について。
  4、視察調査結果。
  (1)7月6日、福島県会津美里町。
  @会津美里町の概要については記載のとおりです。
  A視察研修内容。
  会津美里町の議会による事業評価について、視察研修を行った。
  事務事業評価制度導入までの経緯については、平成24年度から会津美里町で本格導入となった「行政評価支援システム」により、総合計画の進捗管理を行うための仕組みとして執行部による「行政評価」が実施された。
  議会においては、平成29年度から行政評価を活用した事業評価を実施し、事務事業の改革改善や職員の意識改革などによる、効果的で効率的な行政運営の確立を目指し、「事業評価」が開始された。
  事務事業評価制度導入の手法については、住民の視点に立った成果重視の行政運営を推進するとともに、職員の意識改革の実現及び住民に対する説明責任の徹底を図ることを目的に、行政活動の成果を数値化した指標などを用いて客観的に評価し、評価結果を踏まえた改革改善などに取り組んでいる。
  制度導入による効果については、事務事業の見直し、改善及び町民に対する行政としての説明責任を果たすことができている。事業担当課においては、企画立案や予算編成の際に「成果」の観点で検討し、事業の廃止・削減・統合、拡大などの判断材料としている。財政担当課においては、予算要求を査定する際に、各事務事業の評価結果を判断材料にしている。また、各事務事業における予算上限額設定にも活用している。
  住民への公表の方法については、町ホームページなどで公表し、専門的行政用語を避け、町民に分かりやすい表現で公表している。
  事業評価の課題については、特別委員会開催日数が多くなっていることから、質疑事項の集約、資料準備などに要する時間短縮。施策、事務事業、決算・予算書とそれぞれに行う審議方法をより効率的に行うための手法の改善。適切な業績指標や目標値設定の適切とする基準の明確化。事業評価に要する職員の作業負担軽減が課題となっている。
  以上が、会津美里町での研修内容である。
  (2)7月7日、群馬県板倉町。
  @板倉町の概要については記載のとおりです。
  A視察研修内容。
  板倉町の議会による事業評価について視察研修を行った。
  事業評価の目的については、板倉町議会基本条例第2条第1項に基づき、町予算の適正かつ有効な執行を図るため、町が実施している各種事業の内容を議会の立場から精査し、限られた財源で最大の効果が挙げられるよう、町へ提言することを目的としている。
  実施方法については、評価対象事業として、前年度実施事業の中から各常任委員会が事業を選定し、議会として執行部に政策提言することを念頭に、改善すべき事業、廃止すべき事業を中心に選定している。
  評価ヒアリングは、各常任委員会委員長が選定の趣旨を述べ、次に、担当課長などが事務事業評価シート及び事業説明資料により事業を説明した後、質疑応答を行っている。
  評価方法については、全議員が評価シートに項目別評価の評価点を決定し、事業を選定した各常任委員会の正副委員長が評価点の合計及び評価コメントに基づき議会評価シートを作成している。
  評価は、事業の必要性、妥当性、費用対効果、成果について各項目を5段階で採点し、さらに今後の方向性として、現状のまま継続すべき事業、統廃合を含む見直しの上継続すべき事業、廃止すべき事業の3つの区分に評価している。
  評価の活用については、予算決算常任委員会が議会評価シートにより評価結果を集約し、委員長が評価結果を定例会最終日に報告している。
  議長は、議会の評価結果として次年度以降の事業実施及び予算に反映できるよう町長に提言している。
  評価結果の公表については、評価結果を議会だより及び町ホームページで公表し、説明責任を果たしている。
  以上が板倉町での研修内容である。
  5 まとめ。
  行政の仕事は、予算を決め、それに基づいて仕事を行い、また次の年度の予算を決めるという計画と実施の繰り返しを行う流れが一般的となっているが、より効果的・効率的に仕事をするため、計画(Plan)と実施(Do)の次に、評価(Check)と改善(Action)という視点を取り入れ、いわゆるPDCAサイクルの流れを循環させることにより、高い成果を得るための仕組みをつくるのが事業評価の基本となる考え方であり、評価と改善の部分をきちんとシステム化できることが事業評価の最大のメリットであると言える。
  また、同時に住民の視点に立った成果重視の行政運営を推進し、職員の意識改革の実現及び住民に対する説明責任を果たすことができる。
  事業評価システムにより、行政活動の成果を数値化した指標などを用いて客観的に評価し、評価結果を踏まえた改革、改善等に取り組むことが可能となる。
  視察研修を行った議長は、執行部が事務事業評価を行い、その評価を基に議会が事業評価を実施する流れで、事業評価システムが構築されており、議会と執行部の役割分担が図られ、健全な行政運営が行われている。
  当町執行部においても、事務事業評価を実施し、議会との役割分担による連携を望む。
  私たち議会は、住民の代表として、町の意思を決定する機能及び執行機関を監視する機能を担っている。町が実施する黒字事業などを対象に、費用に見合った政策効果が得られているか、住民の意思が反映されているかなどの検証を行い、事業の充実や改善により費用対効果の向上に取り組むため、議会による事業評価を行っていくべきである。
  以上です。
○小島利枝議長 前田委員長はそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本件は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承いただきたいと存じます。
  前田委員長は、自席にお戻りください。
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   ◎文教厚生常任委員会報告
○小島利枝議長 日程第21、文教厚生常任委員会報告を議題といたします。
  文教厚生常任委員会の所管事務調査について委員会報告を求めます。
  杉田健司委員長。
○杉田健司文教厚生常任委員長 文教厚生常任委員会の報告を行います。
  令和5年9月22日。
  ときがわ町議会議長、小島利枝様。
  文教厚生常任委員会委員長、杉田健司。
  文教厚生常任委員会報告。
  本委員会は調査中の事件について、下記のとおり調査を終了したので、ときがわ町議会会議規則第77条の規定により報告します。
  1、所管事務調査事項。
  多世代交流のできる公園等について。
  2、調査の経過及び結果または意見。
  1ページおめくりください。
  令和5年第2回定例会において所管事務調査事項とした「多世代交流のできる公園等について」の調査結果及び意見を次のとおり報告する。
  1 はじめに。
  本町では、子育て世代の方々から子供を遊ばせる公園等の設置を要望する声が多く寄せられているが、少子高齢化、核家族化が進み、多世代が関わる機会が減少する中、特定の世代交流だけでなく、地域において世代を超えた相互理解や交流を深めるための場所づくりが必要であることから、多世代交流のできる公園等について調査・研究する。
  2 調査研究の経過は記載のとおりです。
  3 主な調査事項。
  (1)多世代交流施設に対しての住民の反応について。
  (2)運営及び維持をしていく上での課題について。
  (3)運営状況について。
  (4)事業予算について
  (5)年間の管理予算について。
  (6)住民への働きかけ及び住民の声は。
  4 視察調査結果。
  (1)7月13日、群馬県安中市。
  安中市の概要は記載のとおりです。
  A視察研修内容。
  安中市の多世代交流型子育て拠点「あんなかスマイルパーク」について視察研修を行った。
  あんなかスマイルパークは、指定管理方式で、NPO法人あんなか元気づくり応援団(以下AGO)が運営を行っている。
  AGOは、近年、日本社会全体の少子高齢化が進む中、安中市においても子育て世代に対する支援が熱望されており、それらのニーズに対し、安中市が施策を展開する中で、今後の子育て支援策に対応するための体制を構築し、必要であれば、いつでも事業主体となれることを目指し設立され、「安中市の未来は、これから育ちゆく子供たちが担っていく。子供と夢を共有できるまち、全ての市民がともに育ち合う安中市を目指す」ことを理念に運営されているものである。
  また、乳幼児から高齢者までを事業対象とし、地域の様々な人の連携と協働による子育て支援や多世代交流による学び合いを主たる目的として事業展開を行っている。
  (2)7月14日、群馬県吾妻郡中之条町。
  中之条町の概要は記載のとおりであります。
  A視察研修内容。
  中之条町の多世代交流施設「王子原近藤記念公園」について視察研修を行った。
  この王子原近藤記念公園は、昭和60年に町民の近藤氏から約3,700平方メートルの土地の寄附があり整備されたものである。
  また、中之条町の世代間交流施設「ゆびきり」は、平成20年に旧NTT東日本群馬支店中之条ビル1階を改修し、オープンしたもので、世代を超えた交流の場として、子育てサークルの交流やお話の会などのイベントを開催していた。
  しかし、施設の老朽化を理由に中之条町初めての都市公園である王子原近藤記念公園内に移転したが、当初の施設と比較し、建物規模が小さくなったため、一度に受け入れられる人数が減ったことで、利用者数が減少しているとのことでである。
  5 まとめ。
  安中市は、当町と比較すると、人口、一般会計予算ともにおおむね5倍程度の自治体であり、自治体間の規模の差は大きいと感じる。しかしながら、あんなかスマイルパークは多くの機能を備え、施設内外ともに開放的な空間で、人々が気軽に集い合える場としては、当町が目指すべき理想の施設であると感じた。
  まず、この施設は民間施設の移転に伴う跡地利用検討から始まり、当初から丁寧に時間を惜しむことなく住民との対話を行い、紆余曲折を経て、事業実施ができたことは大変参考にすべき事例である。
  このあんなかスマイルパークは、広大な土地を有効に活用することで、駐車場は広く、園内にはウォーキングコース、芝生コース、イベント広場、土の広場、水遊び場、ケルナー広場などが設けられている。その中でも特筆すべきは、ケルナー広場に設置されている遊具で、ケルナー遊具と言われるオーダーメイドのものである。斬新なデザインと構造が特徴のこの遊具は、子供が自由に想像し、工夫し、遊ぶことを目的としているもので、高さ2メートル以上の滑り台は、一見危なそうに見えるが、子供の冒険心を駆り立てるものだと感じた。
  スマイル棟は、多世代交流を強く意識した最新の施設で、指定管理者として運営しているAGOの努力もすばらしく、イベントの有無に関係なく室内外を利用すれば、一日楽しめる環境として整備されている。
  あんなかスマイルパークは、多世代交流型子育て支援拠点としての役割はもちろんだが、その一方で、老若男女の第三の居場所になり得るすばらしい施設である。
  しかし、このすばらしい施設を維持し、管理運営していくには、それ相応のコストがかかることも念頭に置く必要がある。
  中之条町は、当町と比較すると人口、一般会計予算規模的に近い自治体である。
  世代間交流館「ゆびきり」は、役場、保健センター、社会福祉協議会の近くにあり、立地条件はかなり恵まれている。公園内には遊具やベンチも設置してあり、自然も豊かである。施設規模や運営面を勘案すると、当町でも十分実現が可能な施設であると感じた。しかし、ゆびきりのような狭い施設では利用者の数も制限されるとともに、利用方法も限られてしまうため、中途半端な施設となってしまうことが懸念される。
  当町においては、新たに町の中心部に多世代交流のできる公園等を設置することは理想だが、現状を鑑みれば現実的ではないと考える。
  よって、都市公園であるとき山滝の鼻公園や都市公園以外の雀川砂防ダム公園をはじめとする10か所の公園や各地域にある13か所の児童公園及び公共施設の中で利用頻度の少ない施設の利活用を念頭に計画すべきである。
  例えば町立図書館の2階会議室兼小ホールを乳幼児が遊べる場所にし、廊下等にテーブルや椅子を置けば、老若男女の集いの場として利用できる。
  また、活き生き活動センター裏の駐車場に木陰をつくり、ベンチを設け、公園として整備することや活き生き活動センター1階を乳幼児が遊べる場所として、さらに整備することで活用の幅が広がると考える。
  今後、町民の有志活動や民間の活力と発想を活用し、多世代間のよい関係づくりが必要不可欠となると考える。
  社会状況をしっかり見極めた上で、多世代が交流し合い、ほどよい距離感でそれぞれが生き生きと生活していける環境を少しでも整えることが重要になると考え、まとめとする。
○小島利枝議長 杉田委員長はそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本件は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承いただきたいと存じます。
  杉田委員長は、自席にお戻りください。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議会運営委員会報告
○小島利枝議長 日程第22、議会運営委員会報告を議題といたします。
  議会運営委員会の所管事務調査について、委員会報告を求めます。
  小宮正委員長。
○小宮 正議会運営委員長 議会運営委員会委員長の小宮正でございます。
  議会運営委員会所管事務調査報告を行います。
  令和5年9月22日。
  ときがわ町議会議長、小島利枝様。
  議会運営委員会委員長、小宮正。
  議会運営委員会報告。
  本委員会は調査中の事件について下記のとおり調査を終了したので、ときがわ町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
  1、所管事務調査事項。
  議会のライブ配信について。
  2、調査の経過及び結果または意見。
  別紙のとおりでございます。
  続いて、2ページについて。1ページはご覧いただきたいと思います。
  令和5年第2回定例会において所管事務調査事項として「議会のライブ配信について」、調査結果及び意見は次のとおり報告する。
  1 はじめに。
  議会機能の充実には、住民の皆様に議会活動の理解と関心を持っていただき、多くの声を届けていくことが不可欠である。
  そのため、住民の開かれた議会のために、取組としてデジタル技術を活用した議会活動の見える化による情報発信を進めるため、議会のライブ配信について調査・研究をする。
  2 調査の経過については、記載のとおりであります。
  続いて3番目として、主な調査項目でございます。
  (1)事業の計画について。
  (2)運営状況について。
  (3)年間予算について。
  (4)実施したことによる傍聴者数の変化について。
  (5)住民等の反応について。
  (6)配信による議員及び執行部の変化について。
  (7)費用対効果について。
  (8)議員の負担感について。
  4といたしまして、視察調査結果。
  (1)8月3日、神奈川県開成町。
  開成町の概要は記載のとおりでございます。
  A視察の内容。
  内容についてご報告申し上げます。
  開成町議会における議会のライブ配信について視察研修を行った。
  議会のライブ配信の計画は、新庁舎建設を機に、議会ICT化に関する検討委員会において検討が開始され、開始時期や内容について協議が行われたが、ライブ配信については、個人の考えに温度差もあったようである。令和3年6月定例会からライブ配信が開始されている。
  映像配信は、ライブ配信と録画配信を行っているが、業者へ業務委託を行い実施している。議場内でのマイクやカメラ操作については、事務局職員が操作を行っている。運用費については月額13万1,725円で、5年間の契約額は790万3,500円となっておる。
  映像配信を実施することにより、傍聴者数の変化は、映像配信導入前と比較すると、議場への傍聴者数は少なくなっている傾向にあるようだが、令和2年度以降のコロナ禍の影響により傍聴者数が急激に減った時期とも重なっているところから、傍聴者数減少の要因は、複合的な要素があると推測できる。
  ライブ配信や録画配信を行ったことによる住民の反応は、傍聴に来ることができない方が時間や場所を問わずに本会議を見ることができ、好意的な意見をいただいている。
  ライブ配信では1日当たり約150回から250回の視聴があり、録画配信では月に約500回から600回の視聴がある。
  配信による議員及び執行部の変化については、配信によって、より多くの方に見られているという意識が高くなり、議員の質問が増えている。議員の負担感については、特に感じていないようである。
  ライブ配信及び録画配信は、視聴回数も多く、町民から評価する声があることから、費用対効果が高いと考える。
  8月4日、静岡県長泉町。
  長泉町の概要については記載のところでございます。
  A視察研修の内容。
  長泉町議会における議会のライブ配信について、視察研修を行った。
  議会のライブ配信の経過については、平成18年度に議会の活性化特別委員会から提言を行ったが、高額であることを理由に予算措置されなかった。平成24年に議場マイク及び中継システムが導入され、翌年の6月定例会から配信を開始している。システムの老朽化により、 令和5年3月に新議場システムが導入され、新システムの導入は、公募型プロポーザル方式で業者を選定した。システム整備費用には1,986万6,000円、運用管理費用月額22万円、年額264万円がかかっている。
  ライブ配信、録画配信と同時に字幕配信を行っている。令和4年度のアクセス数は、ライブ配信は1,340回、録画配信は2,635回であったが、傍聴者数は、コロナの影響もあり24人であり、視聴者数と傍聴者数は反比例の関係となっている。
  ライブ配信や録画配信を行ったことにより、住民の反応も高評価でもあり、議員に対し住民の声が多く届くようになっている。議員、執行部とともに適度な緊張感により議会運営が行われており、費用対効果は高いと考えられる。
  5 まとめ。
  コロナ禍を契機にデジタル技術の活用が進み、平時においても多くの住民の声を議会審議に反映し、議会からも住民に発信するなど、議会のデジタル化への取組はますます重要になっている。
  当議会においては、住民の信頼と期待に応え、議会の本来の機能を十分に発揮できるよう、住民に開かれた議会として議会音声配信を取り組んできた。
  住民にとって、議会をライブ配信することで、議場に来れなくても気軽に傍聴することができるようになった。
  また、録画配信では、時間や場所を問わずに本会議の放映を見ることができるため、議会のライブ配信及び録画配信は有効な取組である。
  当議会における映像配信を導入するに当たって、最大の課題は財政面であるが、初期投資やランニングコストのほかに議会事務局の負担増が挙げられる。
  しかし、費用対効果が高いのであれば、積極的に導入すべきであると考える。
  視察先の住民等の反応を伺っても好意的な意見や映像配信の副次的効果として、適度な緊張感により議会の質の向上につながっている等の評価である。
  私たちは、住民に分かりやすく、透明性のある議会として様々な取組により、議会から住民へ情報発信するため、早期に議会のライブ配信を行っていく必要がある。
  以上でございます。
○小島利枝議長 小宮委員長はそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今のときがわ町の議会をそのまま町民に配信することは、ちょっと無理があるんじゃないかなというふうに思います。
  それから、費用対効果の関係でも多額な費用がかかるんで、例えばね、意見の取消とかそういう場面まで映るわけですよ。例えばそうだんべとかの言葉も使えなくなるんですよね。その辺の改革をきちんとした上でならいいと思うんですが、早急なライブ配信に取り組むには、私は疑問を感じるんですが、いかがですか。
○小島利枝議長 小宮委員長。
○小宮 正議会運営委員長 私はもともと今から七、八年前ですか、七、八年前から本当はライブ配信をやりたかったんですけれども、皆さんもご存じのとおり、予算がないということで音声配信、それにはまた議会費を削って、今音声配信になっているわけでございますけれども、そんな中で、やっぱり今視察研修を重ねた結果、私はやっぱりときがわ町の確かに傍聴に来る人は大体、ときがわ町限らずそうかもしれませんけれども、一般質問では大体多いと思うんですね。しかし、よその郡内を見ても、下の窓口に来ても、やっぱりここまで来なくても見られるようにして町民にあげてもいいかなというような、私はサービスをしてもいいかなと思います。
  また、岩田議員が先ほど言ってましたけれども、また発言についても、私が一番気にした点でございますけれども、今しゃべっていることは、もう流れちゃいますね、実際に。後で、流れたものはしようがないらしいんですけれども、あとは訂正して、ちゃんと修正してやっている。そこの心配はないと私は思っております。
  これからは、やっぱり遅れないで議会の活性化を目指すには、そういうことも大事。私は、音声配信も、ライブ配信もいいかなというような気持ちをしております。
  以上でございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 私は、そのライブ配信を反対するわけではないんですが、時期尚早で、自分たちの意見を、指針を議員全員が発信するような状態で町民に議会の情報を流すと、そういうことができた上で、それから、先ほども申し上げましたように、議会議員の質の向上を図った上でやるべきだというふうに私は思います。
  私は、これ意見ですから、以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  直接的に私は視察に伺ったわけではないんですけれども、間接的にということで、板倉町に行ったときに、総務の方は見てきたんですけれども、費用の点で、基本的にライブ配信を進めたらというような立場です。非常に廉価でというのか、工夫をしてやっているのを現場で見てきましたよね、総務で行ってきた方は見てきたんですけれども、ああいう形で2,000万円もかけてやるとか、あと、日常的に何十万円の契約をするとかというんじゃなくても、やっているところはあるわけですから、なかなか大きなお金がかかるということを前提じゃなくて、そういうふうに工夫して実際にやっているところもあると思いますので、ぜひそういう工夫もしながら前向きに検討されたらと思うんですけれどもね。
  そういうことで賛成というか、基本的には賛成の立場だし、工夫の仕方によっては廉価でもできると、お安くできるということは見てきたということで検討していただけたらと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮委員長。
○小宮 正議会運営委員長 確かに総務委員会も見てきて、また実際、費用もそんなかかっておりません。
  当初、私が七、八年前に言ったときは、やっぱり3,000万円とか、これじゃかかり過ぎだとか、そういう意見は出ましたけれども、今は本当に安く、また、それ見るのは、やっぱり、当初は議会事務局職員も、あともう一人いなくちゃ駄目だとか、いろいろありましたけれども、今はそういうんじゃなくて、安く、また1人でもできるような、そういう金額をかけないで最大の効果ができるように、皆さんとまたそれは相談しながらだと私は思いますんで、またよろしくお願いします。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本件は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承いただきたいと存じます。
  小宮委員長は、自席にお戻りください。
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   ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出について
○小島利枝議長 続いて、日程第23、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出についてはお手元に配付したとおりです。閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
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   ◎町長挨拶
○小島利枝議長 本定例会に付された事件は全て議了いたしました。
  この際、渡邉町長から挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 議長のお許しをいただきましたので、令和5年第3回ときがわ町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
  9月5日に開会いたしました本定例会は、ご提案申し上げました各案件につき、熱心にご審議をいただき、本日の閉会となりますことに心から御礼を申し上げます。
  今回議決いただきました各事項につきましては、適切に執行してまいります。今後も議員の皆様のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
  結びに、議員各位におかれましては、今後もご健勝にてご活躍くださいますようご祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。
  どうもありがとうございました。
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   ◎閉会の宣告
○小島利枝議長 これをもちまして、令和5年第3回ときがわ町議会定例会を閉会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午後 1時55分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  令和  年  月  日


         議     長    小  島  利  枝


         署 名 議 員    田  中  紀  吉


         署 名 議 員    山  中  博  子