ときがわ町告示第109号

 令和5年第4回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  令和5年11月21日

                           ときがわ町長  渡 邉 一 美

                    記

 1 日  時  令和5年11月28日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場
                ○応招・不応招議員

応招議員(10名)
  1番  畑     豊 議員          2番  杉 田 健 司 議員
  3番  長 島 金 作 議員          4番  神 山   俊 議員
  5番  小 島 利 枝 議員          6番  田 中 紀 吉 議員
  7番  山 中 博 子 議員          9番  小 宮   正 議員
 10番  岩 田 鑑 郎 議員         11番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(1名)
  8番  前 田   栄 議員

            令和5年第4回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            令和5年11月28日(火) 
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 議案第53号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
             部改正について
日程第 5 議案第54号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について
日程第 6 議案第55号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正につい
             て
日程第 7 議案第56号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁
             償に関する条例の一部改正について
日程第 8 議案第57号 ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改
             正について
日程第 9 一般質問
日程第10 議案第58号 ときがわ町浄化槽事業に地方公営企業法の規定の全部を適用する
             ことに伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について
日程第11 議員提出議案第3号 ときがわ町議会議員政治倫理条例の一部改正について
日程第12 議案第59号 ときがわ町一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正に
             ついて
日程第13 議案第60号 ときがわ町町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例及びと
             きがわ町監査委員に関する条例の一部改正について
日程第14 議案第61号 ときがわ町行政手続における特定の個人を識別するための番号の
             利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の
             提供に関する条例の一部改正について
日程第15 議案第62号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について
日程第16 議案第63号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正に
             ついて
日程第17 議案第64号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)
日程第18 議案第65号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第19 議案第66号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第20 議案第67号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             2号)
日程第21 議案第68号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
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出席議員(10名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     9番  小 宮   正 議員
    10番  岩 田 鑑 郎 議員    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(1名)
     8番  前 田   栄 議員


地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
荒 井   淳 
政策財政課長
大 野 健 司 
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和 
町民健康課長
式 守 康 子 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
農林環境課長
町 田 圭 介 
商工観光課主幹
伊 得   浩 
建設課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木 達 也 
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議会事務局長
正 木   彰 
書記長
師 岡   徹 

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   ◎開会及び開議の宣告
○小島利枝議長 改めまして、皆さん、おはようございます。
  本日、欠席届のある議員は1名です。
  ただいまの出席議員は10名でありますので、定足数に達しております。
  これより令和5年第4回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
  朗読は省略いたします。
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   ◎会議録署名議員の指名
○小島利枝議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第127条の規定により、9番、小宮正議員、11番、野原和夫議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○小島利枝議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  小宮正委員長。
○小宮 正議会運営委員長 皆さん、改めまして、おはようございます。議会運営委員会委員長の小宮正でございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  令和5年第4回定例会における会期及び日程について調整するため、11月21日に議会運営委員会を開催いたしました。
  委員会には、議長、副議長、町長、総務課長、議会事務局長の出席をいただきまして、提出される議案について説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、令和5年第4回定例会は、本日11月28日から12月5日までの8日間とするものでございます。
  それでは、会期予定表をご覧ください。
  ご説明をいたします。
  なお、申合せにより定例会は第1火曜日を開会日としておりますが、今回は定例会は提出議案の都合上、本日11月28日を開会日としております。
  順次説明をいたします。
  本日11月28日午前9時30分から本会議です。諸報告に続き5件の議案を審議してから一般質問に入ります。通告順位1番、岩田鑑郎議員から4番、小宮正議員までです。
  11月29日も本会議です。午前9時30分から一般質問の続きとして通告順位5番、畑豊議員から9番、山中博子議員までです。
  11月30日は休会といたします。
  12月1日は休会として、常任委員会をお願いいたします。9時30分から文教厚生常任委員会、午後1時30分から総務産業建設常任委員会です。
  12月2日から12月3日は休会です。
  12月4日も休会とし、午後1時30分から全員協議会です。
  最終日12月5日は本会議です。議案審議等です。
  以上、議会運営委員会の報告を終わります。
○小島利枝議長 お諮りいたします。委員長の報告のとおり、本定例会の会期は、本日11月28日から12月5日までの8日間といたします。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は8日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○小島利枝議長 日程第3、諸報告を行います。
  初めに、地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から令和5年9月から令和5年11月までの例月出納検査の報告と10月に実施しました指定管理者の監査結果報告が提出されております。お手元に配付しておきました ので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、令和5年第3回定例会で議決いただきました議員派遣について報告いたします。
  令和5年10月6日に埼玉県町村議会議長会主催の令和5年度町村議会議長会議員研修会が開催され、議員11名が参加しました。結果につきましては、お手元に書面配付してありますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により事務に関する説明書が提出されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、一部事務組合における議会報告でありますが、今回も書面による報告とさせていただきます。
  山中博子議員から、小川地区衛生組合議会報告の書面提出がありましたので、本日配付させていただきました。
  以上で、一部事務組合議会の報告を終わります。
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   ◎行政報告
○小島利枝議長 次に、町長から挨拶を兼ねての行政報告を行いたいとの申出がありますので、これを許可します。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶を兼ねまして、行政報告をさせていただきます。
  このたびは、令和5年第4回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご健勝にてご出席をいただき会議が開催できますことに、心から御礼を申し上げます。
  さて、間もなく12月になりますが、今年の夏を振り返りますと記録的な暑さが続き、11月になっても鳩山町の観測所では25度を超える日が4日間記録され、東京都心では27.5度を観測し、11月としての最高気温を100年ぶりに更新しました。
  一方、台風に目を向けますと、日本に接近したものはありましたが、今年になって上陸した台風は1つであったこともあり、当町において大雨による災害がなかったことは幸いであったと思います。
  しかし、世界規模で自然災害が増加している状況を見ますと、昨年12月に表明した「ゼロ カーボンシティ共同宣言」のとおり、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す取組を進めなければならないと考えております。
  次に、各課の事業の執行状況について、ご報告させていただきます。
  最初に、総務課について申し上げます。
  人権政策事業では、昨年度に本町が幹事となり開催した「比企郡市人権フェスティバル」が、今年度は滑川町が幹事となり、吉見のフレサよしみにおいて開催されました。この事業は、比企郡市8つの市町が協力し、広く人権尊重の普及・高揚を図り、様々な人権問題への理解・関心を深め、開催するものです。
  防災対策事業では、災害の内容により適切な避難所を指定するなど、より効果的な防災計画とするため、計画を見直す業務の委託契約を締結しました。計画の見直しに当たっては、地域の皆様の意見を取り入れながら令和6年9月の策定を目途に進めてまいります。
  次に、政策財政課について申し上げます。
  令和6年度の予算編成方針につきましては、引き続き第二次総合振興計画の「人と自然の優しさにふれるまち ときがわ」の実現を目指して、基本計画の事業を着実に進めるとともに、働き方改革などの新しい視点を考慮しながら、財源調整、徹底した行財政改革を行うことにより、食と教育で選ばれる町に係る施策、まちの活力を高める観光施策、若者の流出防止・移住・定住化促進に係る施策、合併20周年を迎えるための施策、行政サービスのDX化を促進する施策の5点の重点施策により積極的に推進していくよう、各課へ通知したところであります。既に来年度の主要事業等のヒアリングが終わり、予算編成に向け動き出したところであります。
  また、昨今の路線バス運転手不足に拍車がかかり、イーグルバス株式会社が運行するときがわ町路線バスが10月から減便となりましたが、町民の帰宅の足を確保することを目的に、武蔵嵐山駅、越生駅発の運休代替便3便の運行を同日から実施しております。
  次に、税務会計課について申し上げます。
  国税庁では、本年も中学生・高校生に税の知識と理解を深めるため、税についての作文の募集を行いました。当町におきましては、玉川中学校3年生3名と都幾川中学校3年生1名の作文が優秀作品として表彰されました。
  また、徴収対策では、10月から12月の滞納整理強化期間に合わせ、催告の強化、新規滞納者の未然防止、滞納者の実態把握と滞納処分等を集中的に実施するなど、埼玉県東松山県税事務所と共同した徴収対策を進めております。
  次に、町民健康課について申し上げます。
  保健センターでは、がんの早期発見、早期治療のため、5月から10月にかけて集団及び個別の胃がん検診を実施し、集団胃がん検診が148人、個別胃がん検診が306人と、多くの町民の方に受診いただきました。また、11月に入り、乳がん検診・大腸がん検診を5日間実施し、そのうち2日間をレディースがん検診パックとして、今年度も骨粗鬆症検診を取り入れて実施しました。今後も引き続き受診率の向上に努めてまいります。
  新型コロナワクチン接種事業につきましては、初回接種を終了した生後6か月以上の全ての方を対象とした秋開始実施を9月から実施しており、1,799名が接種しました。さらに、例年実施している感染症対策として、高齢者と中学生を対象としたインフルエンザ予防接種を10月から実施しております。
  次に、福祉課について申し上げます。
  まず、給付金に係る業務につきましては、物価・賃金・生活総合対策として、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい住民税非課税世帯等に対して、負担を軽減するための臨時的な措置として1,024件、金額にして3,072万円を支給しました。さらに、児童福祉業務では、子育て世帯を支援する取組である生活支援特別給付金の家計急変世帯の受付を8月から開始し、3件、金額にして60万円を支給しました。
  児童福祉業務では、10月にエネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けている子育て世帯を支援するため、未就学児252人の保護者に支援金を支給しました。
  高齢者福祉業務では、77歳、88歳、99歳を迎える方を対象とした敬老祝金を242名に支給しました。また、今年度中に100歳を迎える方を対象に、国から祝い状が7名に贈呈されました。
  また、災害時雛行動行動要支援者名簿に関わる業務につきましては、10月1日を基準日として更新を行い、名簿を民生委員、行政区区長、比企広域消防本部、小川警察署、社会福祉協議会へ配布しました。要支援者としては430名の登録があり、うち個別支援計画が作成されている方は205名となっております。引き続き民生委員と協力し、全ての要支援者に個別支援計画が作成できるよう努めてまいります。
  次に、農林環境課について申し上げます。
  農林業関係では、農業委員会花づくり事業において、良好な景観形成を目的として西平地内の遊休農地にて花の播種を行いました。
  有害鳥獣対策事業では、捕獲した有害鳥獣を適正に処理するための解体施設整備工事の発 注をいたしました。
  ときがわ産材活用推進事業では、子供たちの夏休み期間中に、夏休み特別木工体験教室を開催し、子供たちや保護者の方々に木のよさを知っていただくことができました。
  環境関係では、第二庁舎西側において、小水力発電施設の設置工事を発注いたしました。2050年ゼロカーボンの実現に向けて、再生可能エネルギー活用施設の整備を行い、温室効果ガス排出量を削減し、地球環境への負荷軽減を促進してまいります。さらに、木のくにときがわまつりにおいて、環境事業啓発ブースを出展し、多くの来場者にゼロカーボンやごみ減量化の大切さについて啓発いたしました。
  災害復旧関係では、令和元年の台風19号により被災した大字大野上ミ地内の山林斜面の土砂崩れ箇所について、県の治山事業として復旧工事が進められており、町としましても一日も早い復旧に向け、県との協力体制を整えております。
  次に、商工観光課について申し上げます。
  商工関係では、第18回木のくにときがわまつりがコロナ禍の影響により4年ぶりの開催となりました。町内で収穫、生産された農林産物や加工品の販売、木のまちときがわを実感できる各種体験などに大勢の皆さんにご参加をいただきました。中でもメインイベントとして、稲荷神社ささら獅子舞の附属芸能である狐つりや子供たちが木製のジャングルジムを組み立てるワークショップなどが行われ、地域の伝統芸能とたくみの技術を町内外へ発信する機会となりました。
  また9月末には、くらしを支える経済対策推進商品券の利用期間が終了し、累計換金額は1億343万円余り、換金率は97.8%となりました。このことから、原油価格の上昇や為替変動、世界情勢に起因する物価高騰に直面する家計、事業活動を下支えするといった当初の目的を達成できたと考えております。
  次に、建設課について申し上げます。
  道路関係では、玉川郵便局西側の町道2−2号線道路改良事業に昨年度から着手しておりますが、歩道整備を伴う道路拡幅用地の取得が全て完了し、現在、工事発注に向け準備を進めております。また、舗装修繕事業につきましては、町内の5路線、全長約1,240メートルの工事が完了したほか、橋梁維持管理事業では7橋の修繕工事を発注いたしました。
  地籍調査事業では、大字西平地内の細入・宿地区を中心とした西平3地区の地権者立会いによる一筆地調査を進めており、また、昨年立会いが完了した西平2地区の閲覧準備を並行して行っております。
  次に、水道課について申し上げます。
  浄化槽設置管理事業は、今年度の浄化槽の設置申請受付件数が24件となっております。また、地方公営企業法の令和6年度からの適用に向け、着実に準備を進めるとともに、事業の周知・啓発を行いながら取り組んでまいります。
  水道事業では、10月に第2回水道審議会が開催され、経営戦略の改定について審議中でありますが、来年3月に答申をいただく予定となっております。引き続き安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  次に、教育総務課について申し上げます。
  学校行事では、10月に小学校運動会、中学校文化祭が各校で開催されました。それぞれの行事を通じて、児童・生徒の学習の成果や活躍する姿を保護者や地域の皆さんにご覧いただくことができました。修学旅行については、小学校全校が11月中に実施しております。
  また、来春入学予定の児童52名を対象に、入学する各小学校を会場として、就学時健康診断を実施いたしました。その際、保護者を対象とした「親の学習講座」も開催し、講師の家庭教育アドバイザーから子育てに関する講演をしていただきました。
  施設関係では、主なものとして、都幾川中学校音楽室等エアコン設置工事及び玉川小学校教職員トイレ改修工事が8月に竣工しております。また、物価高騰の影響を受けている子育て世帯を支援するため、小・中学生601名の保護者を対象に支援金を支給いたしました。
  最後に、生涯学習課について申し上げます。
  社会教育関係事業では、10月に第31回ときがわもみじ太鼓まつりを開催いたしました。雨天にもかかわらず、大勢の方が来場くださり、力強い太鼓の音色を楽しんでいただきました。また、木のくにときがわまつり文化祭では、作品展示とステージ発表において、文化団体等が日頃の活動の成果を発表し、来場者を楽しませていただきました。
  社会体育関係事業では、第18回ときがわ町民体育祭を4年ぶりに開催し、572人の参加をいただきました。
  文化財関係では、第58回全国史跡整備市町村協議会大会の見学会が小倉城跡で実施され、特徴である石垣の遺構について発信することができました。
  以上、各課の事業につきましてご報告させていただきました。
  結びに、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議をいただき、ご議決くださいますようお願い申し上げ、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。
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   ◎議案第53号及び議案第54号の一括上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 それでは、一般質問の前に5件の議案審議に入ります。
  議案第53号、議案第54号は関連がございますので、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  日程第4、議案第53号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、日程第5、議案第54号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についてを一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第53号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和5年11月28日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第54号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和5年11月28日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
○小島利枝議長 提案者から順次提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第53号、議案第54号の議案について、順次提案理由を申し上げます。
  初めに、議案第53号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  令和5年8月7日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月19日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町議会議員の期末手当の額を改定するため、ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償 等に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  次に、議案第54号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  令和5年8月7日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月19日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町町長、副町長及び教育長の期末手当の額を改定するため、ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、総務課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、順次細部説明を求めます。
  荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 それでは、議案第53号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、そして議案第54号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についての詳細説明をさせていただきます。
  まず、説明につきましては、議案参考資料で説明をさせていただきますので、まず議案第53号関係をご覧いただきたいと思います。
  ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてでございますが、改正理由といたしまして、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告の内容を踏まえ、期末手当の額を改定するための条例改正でございます。
  改正内容といたしましては、期末手当の年間支給月数を4.40か月から4.50か月に0.1か月分引き上げるものでございます。
  引き上げる内容につきましては、まず、第1条関係におきましては、これは令和5年度に限っての改正でございます。議会議員の期末手当を0.1か月引き上げるわけでございますが、既に6月分については支給済みでございますので、12月支給分において2.2か月分を2.3か月分に引き上げるものでございます。
  続いて、第2条関係でございますが、これは令和6年度以降についての改定でございます。期末手当の引上げ分を6月と12月に均等に0.05か月分ずつ引き上げるものでございます。
  施行期日につきましては、令和5年度分に限っての第1条関係につきましては、公布の日から施行するものでございます。第2条関係につきましては、令和6年度以降の適用となりますので、令和6年4月1日からの施行になります。
  続きまして、議案第54号につきまして説明をさせていただきますので、同様に議案第54号 関係をご覧いただきたいと思います。
  こちらときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についてでございますが、改正理由、改正内容につきましては、先ほどの議案第53号と同様でございます。そして、施行期日につきましても、第1条関係は公布の日から、そして第2条関係については令和6年4月1日からの施行ということになりますので、よろしくお願いいたします。
  以上で詳細説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これ以降の質疑から採決までは議案ごとに行います。
  それでは、議案第53号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第53号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
  次に、議案第54号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 その前に、先ほどの53号においては、私は個人として特別職、議員特別職ということで、人事院勧告で決める問題ではないということで質疑しませんでした。
  この54号においては、人事院勧告、それと給与法案を含めて今回出されたと思いますが、その人事院勧告等を踏まえての内容を説明していただけるとありがたい。どのようないきさ つでこれを出したのかお願いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えいたします。
  今回のこの議案第54号につきましては、人事院勧告とは直接は関係のないものではありますけれども、人事院勧告が一般職の職員に対して対応をする勧告でございますので、この後、一般職については給与改定ですとか、期末勤勉手当の引上げというものを提案させていただいておるわけでございます。
  町長等につきましては、その一般職とのバランスを考えた上で、また、近隣の市町村の状況等も考慮した上で、今回提案をさせていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 課長、特別職ということで、人事院勧告とは離れている問題だと思うんですね。
  そこで、国会でもこの問題については首相が上がりましたよね、大分。でも、この内容を見ますとね、首相のあれは、月収が201万ですか、ボーナスが1,120万円、改正後は年間4,061万になる。そして、月額201万6,000円上がる、なりました。ボーナスは1,158万円ですか。その分を返納するという声が出ていますが、今回の54号においては、町長、副町長、教育長、そういう返納というか、今の物価高騰の中でもそういう考えがあるのかどうか伺いたいんですが。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 まず、ただいまの野原議員の中で引き合いに出された国のほうの国務大臣についての対応でございますけれども、これにつきましては、特別職の職員の給与に関する法律というものがございまして、その中で特例として、返納した場合でも公職選挙法には該当しないというふうな法律ができておる中で、ああいった対応をされているものだというふうに考えております。それを翻って各自治体のほうに当てはめるというふうにはいかないもんですから、今回ここで提案させていただいたものにつきまして、町長が同じように返納するというふうなことができない、公職選挙法によりまして寄附行為になりますので、できないというふうなことになりますので、ここのところは、もしそれをするんであれば、特例条例をつくって、これは返納をするのではなくて、引き上げるのをなしにする条例というふうなことになりますけれども、そうした条例をつくっていただく必要がございますけれども、 今回そういうふうな考えはございません。なぜかと申し上げますと、先ほども申し上げましたように、一般職の職員ですとか、近隣の自治体とのバランスを考えた上で今回出させていただいておりますので、そこはご理解いただければと思います。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第54号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第55号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第6、議案第55号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第55号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和5年11月28日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第55号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  令和5年8月7日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月19日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえつつ、近隣の自治体の状況を踏まえた給与体系とするため、ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、総務課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 それでは、議案第55号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、詳細説明をさせていただきます。
  説明につきましては、議案参考資料で説明させていただきますので、議案第55号関係をご覧いただきたいと思います。
  ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてでございますが、1番の改正内容でございます。
  まず、@といたしまして、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告の内容を踏まえ、給料月額と期末手当及び勤勉手当の支給率を改定するものであります。給料月額につきましては、平均で1.05%の引上げとなります。また、期末手当、勤勉手当につきましてはそれぞれ0.05か月分引き上げるものでございます。
  2つ目といたしまして、近隣の自治体の状況を踏まえた給与体系に改めるものでございます。内容といたしましては、一般職の給料表が現在、6級制を取っているわけでございますけれども、これを7級制とするものでございます。
  それでは、具体的内容を下の表に沿って説明させていただきます。
  まず、給与改定の部分ですが、その表の上、一般職の職員、令和5年度でございますが、先ほどもご説明したとおり、6月分につきましては支給済みとなっておりますので、12月分において、それぞれ期末手当、勤勉手当を0.05か月分引き上げるものでございます。
  続いて、その下、令和6年度以降でございますが、令和6年度以降につきましては、期末 手当、勤勉手当、そして6月期、12月期でそれぞれ均等に割り振るものでございまして、それぞれ0.025か月分引き上げるというふうな内容でございます。
  その下、定年前再任用職員につきましては、引上げ月数が0.05か月分ということになりますので、それを先ほど一般職の職員で説明したような割り振り方で割り振るというふうな内容になっております。
  続いて、その下、行政職給料表に国家公務員給料表に準じて7級を加え、職務分類を改正するものでございます。これは、近隣の町では既に導入をされている内容でありまして、国家公務員の給料表の7級をときがわ町にも適用するものでございます。
  具体的には、その下の表になりますけれども、改正前のところが、ときがわ町、現在1級から6級までをそれぞれ適用しているわけでございます。これによりますと、近隣町と比べまして、44歳から45歳のところから急激に近隣町と格差が広がっていっておりまして、その格差が広がった分につきまして補正を加えるものでございます。それが、改正後になりますけれども、改正後の4級、主査の職務の次に、下になりますけれども、その表では。主席主査の職務を新規につくりまして、そこのところの底上げを図るものでございます。
  続いて、施行期日ですけれども、先ほどの給与改定につきましては、公布の日から施行するものです。続いて、給料表の見直しにつきましては、令和6年4月1日から施行するものでございます。
  議案本文につきましては、そのほか、この給料表の見直しに伴って影響のある条例第3条、第4条で、改正のほうを加えているところもございます。それにつきましても同様に令和6年4月1日から施行するものでございます。
  以上で詳細説明のほうを終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第55号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  この問題については、組合との合意形成がどのようになっているのか。もう1点あるんですけれども、この問題からお願いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまの野原議員のご質問でございますが、職員組合とは先日、11月 9日に話合いを持ちまして、お互い納得をした上で、妥結をしているところでございます。
○小島利枝議長 野原議員、マイク先端で話してください。
○11番 野原和夫議員 ときがわ町では、現時点で地域手当がありませんね。これに見合う手当等も含めて、今後研究課題として前進させるようにお願いしたいと思います。いかがでしょうか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまのご質問でございますけれども、おっしゃるとおり、地域手当につきましては、ときがわ町、該当地域にはなっていないわけでございます。国のほうの動きといたしまして、地域手当が導入されて、来年、令和6年で20年が経過するという中で、国、人事院につきましても、地域手当のもう少し広範囲で対象のほうを広げるような動きも若干見受けられるところもございます。ただ、それにつきましては、また人事院のほうの動き等を、情報を集めながら、ときがわ町もそれに対応をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに。
  4番、神山議員。
○4番 神山 俊議員 4番、神山です。
  1点ほどお伺いします。
  この6級制から7級制に変わるんですけれども、どのような経緯でこの変更に至ったのかお伺いしたいんですけれども。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 6級制から7級制にというふうなお話でございますけれども、私もこの4月から総務課長になりまして、いろいろと給与のほうもどういう仕組みになっているのかということで勉強のほうを重ねていたわけでございます。そうした中で、いろいろと給与の調査等もございましたもんですから、その辺で調べていくうちに、近隣の町では既に国の7級を使った給料表に、この隣接している町全てなっていたものですから、これではときがわ町は6級制を取っている中では、やはり職員等がそちらに引っ張られていってしまうですとか、今いる職員の士気が下がってしまうのではないかというふうなことがあったものですから、ここであえて皆さんにお願いいたしまして、7級制のほうに見直しができればということで提案をさせていただいたところでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 これ議員サイドだと分かりづらいんですね。なので、役場内でしっかり点検をして、やはり近隣と不利になるような状況であるのであれば、給料しかり、先ほど地域手当の件もしかり、見直していかないといけないと思うんです。だから、そこをしっかりチェックしていただいて、改正するものはすぐ改正するし、継続するものは継続して、ときがわ町のために働いていただけるように、そういう仕組みも私は必要ではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからご答弁させていただきます。
  要は、今お話がありましたように給与のトータル的な部分の考え方になろうかと思うんですけれども、給与の決定の根本基準の中で、国の給与を考慮する、あるいは他の市町村との均衡を図っていくという、あとは地域の社会の状況を見ながらというふうなところもあるんですが、そういったことを常にチェックしながら、給与については考えていくということで、さっきの地域手当のこともありましたけれども、トータルな給与について職員に支給するわけでありますので、その辺の観点について、ほかの市町村と差が出ないような形の中で給与については検討してまいりたいというふうに考えております。
  そういった中で、地域手当についても、国のほうでも検討されておりますし、するので、その辺のところも期待はあるんですが、給与の基本給については今回の7級を入れるということで、ほかの市町村に均衡を図っていくということで、今回ご提案させていただいたということでありますので、ご理解いただきたいと思います。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 給料しかり、またあと待遇ですね。今回、荒井総務課長が就任して指摘しなければ、これこのままずっと続いたと思うんですね。なので、そういう体制もしっかり近隣をチェックしながらときがわ町に合った待遇、また給料体制というのもつくっていただけるようなチェック体制ですよね。誰かがなったから気づいて、荒井課長がなったから、今回よかったですけれども、そうじゃなくて、しっかり誰がなってもチェックしていけるような体制づくりというのも私はひとつつくっていただければなと思っております。
  以上です。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 私のほうから答弁のほうさせていただきます。
  今の神山議員のご意見の中で、総務課長が替わったから今回なったというところの話がありましたけれども、以前からこの件については、検討もしてきたわけでありますけれども、ある程度、国の状況だとか近隣の状況等踏まえながら、その検討する中で、議会のほうに提案するタイミング等も図りながら進めてまいりたいというふうに考えておりました。そういう中では、議員の皆様にもご説明しながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 3回終わりましたね。2問目に入りますか。
  神山議員、2問目。
○4番 神山 俊議員 いや、先ほどの話ですけれども、私10年間いて聞いたことないですよ、この給料の体系について、副町長。検討していたんですか、本当に。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 お答えいたします。
  検討はしておりました。なかなか給与の改定については、人事院、国の給与の動向もありますので、それらを見計らいながら地方公務員については、組合とも協議する中で進めていくというところがありますので、その辺の協議をする中で、ご提案、給与の改定については決定していくというふうな経過がありますので、その辺のところでは検討しておりましたので、全然検討していないというではなくて、検討していたということで。それを議員のほうにお話をするというところまではまだ醸成していなかったというふうなことでご理解いただければというふうに思います。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 できれば議員のほうにも情報提供していただいて、チャンスがあればこういうことをしていきたいというのをできるだけ早く議会のほうにも提供していただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 議員の皆様にも、そういった内容の中でご説明するような状況ができれば、説明をしていきたいというふうに思います。議員の皆様のほうから、そういった職員の勤務条件について改善していくという方向でご意見をいただくということは大変ありがたい話であります。そういった中で、職員の給与についても検討してまいりたいというふうに考えておりますので。またご説明する機会がありましたら、ご説明をしていきたいというふうに思 います。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 神山議員。
○4番 神山 俊議員 最終的には議会の議決が必要なわけだと思うんですね。ですので、今年中じゃなくてもチャンスがあれば、こうやって議決、こういう考えがあるんだというのを、やはり少しでも、小出しでも議会のほうに出していただいて、いざタイミングとなればこういう形でやっていきたいという相談もしていただければいいのかなと思うんですけれども、よろしくお願いします。
  以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  それではちょっと1点、何点かあるんですけれども、上げるのは非常にいいと思います、職員の士気も上がると思いますので、ぜひお願いしたいんですけれども。ここで国とのラスパイレス指数というのがあると思うんですけれども、これがどうなっているのかお答え願います。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 では、畑議員のご質問にお答えいたします。
  よく地方の給与水準について、国との比較をするのに当たってラスパイレス指数というものがあるかと思います。ときがわ町のラスパイレス指数でございますけれども、今、手持ちの資料でお話をさせていただきますと、令和2年度が99.7、おおよそ国と同等レベルの給与レベルだったというふうなことが言えるかと思うんですけれども、それが最新でいきますと令和4年度になるんですけれども、令和4年度で97.7ということで、国から比べて、やはりそのレベルが落ちてきているというふうな状況にあると思います。
  今回これを導入させていただくことによって、どのぐらいになるかはちょっと分からないんですが、それでもまだ100にはいかないぐらいのレベルだというふうには捉えております。
  以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑  豊議員 分かりました。
  なるべくですね、職員にあっては生活給でございますので、ぜひ生活を守るという意味でもラスパイレス指数を100に近づけるような動きをしていただければいいかと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑。
  6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
  素朴な疑問で、私もさっき見ていて思ったんですけれども、課長ね、級数を増やすということですよね、6から7へ。じゃなくて、私はね、号給を変更するだけで十分対応が、今までですよ、号給でいくと93号給まであるんですね、と思います。私も給料の級と号を変えるというのはなかなか難しいのは、昔、労働組合でちょっとやりましたけれども、大変難しいんですね。だから、級を増やすというのは簡単といえば簡単な部分ですけれども、号数を例えば1を上げるんじゃなくて3にするとかということでね、課長、分かりますか、言っている意味が。例えば30号を35号にすると、上がりますよね。そうするとね、あまり級をいじくらなくても号を上げるだけで、さっきの前段の話ですよ。前段の話は、私は対応できたんだと思うんです。だから、そこを、神山議員は正しい指摘だったと思うんですけれども、そこをいじくらなかったというのか、それをしてこなかったところが問題だったと思うんですよ。
  だから、中階級というんですかね、45歳ぐらいのが下がっちゃうというのは、号数を上げれば対応できたんですよ。私の言っている意味は違いますかね。説明が下手ですか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 すみません、田中議員のおっしゃっているのは、給料表にもっと付け足しをして、給料表をいっぱいにするというふうな意味ではなくて……
○6番 田中紀吉議員 現在あるわけですから。
○荒井 淳総務課長 今、一般的には1年で4号上がるような給与体系になっているわけですけれども、それを5号、6号なりというふうな上げていけば給与水準が上がっていくという意味でよろしいでしょうか。
○6番 田中紀吉議員 そうです、そういう意味です。
○荒井 淳総務課長 それですと、通常ですと4号上がるところを、特別昇給と我々よく言うんですけれども、特別昇給をさせるためには、やはり人事評価をして上げていくというだけになりまして、一律に上げるというふうなことはなかなか難しい中で、その方法が取れないもんですから、今回、給料表を7級を入れるというふうなことになったわけでございますけ れども、回答になって……
○小島利枝議長 6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 そうするとね、変な話に踏み込んじゃいますけれども、そもそもが人事評価をきちっとして、その結果として、例えば昇給をする、上げるのを少なくするというのは置いておきますけれども。そういう評価をずっとやってきたはずじゃなかったんですか。だから、今日聞いていて、何となくおかしいなと思うんですよ。ちゃんと人事評価をして、Aさんはかなり頑張ったから上げる、そういう評価をしてきたと言っていたじゃないですか。違いますかね、副町長。だから、皆さんの働きに応じて上げるものは上げる。通常のは4だったら4、私はずっとそう思っていました、今日まで。今日聞いたらね、話が違うんですよ。私は下げるという話をしているんじゃありませんのでね。だから、職員の皆さんの評価をきちっとするための条件はできていたんじゃないかという意味です。だから、6を7にするというんで反対する意味ではなくて、今までが、神山議員じゃないけれども、10年間、私も10年やっています。そういう中で正しく成果を上げた職員にはきちんと上げると、それができないんじゃなくて、できるじゃないですか、体制、今までですよ。そういうので今、非常に疑問に思いました。課長、意味分かりますでしょうかね。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 田中議員がおっしゃっているのは、しっかりと人事評価をして、人事評価で評価された職員については上げていくというふうなことでおっしゃっているんだと思うんで、それを正しく運用することによって、その人の給与は上がっていきますけれども、今回提案させていただいたのは、ときがわ町全体の職員の給与レベルを、全体を底上げするという意味で提案させていただいておりますので、そこはちょっと違う意味かなと思いますけれども。
○6番 田中紀吉議員 分かりました。じゃ、これは結構です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 よろしいですか。
  これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第55号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時33分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第56号及び議案第57号の一括上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 次に、議案第56号、議案第57号は関連でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  日程第7、議案第56号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正について、日程第8、議案第57号 ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正についてを一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 議案第56号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当 及び費用弁償に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和5年11月28日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第57号 ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  令和5年11月28日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○小島利枝議長 提案者から順次提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第56号、議案第57号の議案について、順次提案理由を申し上げます。
  初めに、議案第56号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  地方自治法の一部改正、最低賃金の改定等を踏まえ、ときがわ町第1号会計年度任用職員の基準月額、期末手当及び勤勉手当について改定したいため、ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  次に、議案第57号 ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  地方自治法の一部改正、最低賃金の改定等を踏まえ、ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与月額、勤勉手当について改定したいため、ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、総務課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、順次細部説明を求めます。
  荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 それでは、議案第56号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正について、そして議案第57号 ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正についてを詳細説明させていただきます。
  説明につきましては、議案参考資料のほうを使って説明させていただきますので、まず、議案第56号関係をご覧いただきたいと思います。
  ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございますが、これは俗に言うパートタイムの会計年度任用職員に対するものでございます。
  1、改正理由でございますが、地方自治法の改正、最低賃金改定等を踏まえ、基準月額及び期末手当を改定し、新たに勤勉手当の支給について規定するための条例改正でございます。
  2の改正内容でございますが、基準月額につきましては、議案書の第1条の部分になりますけれども、最低賃金の引上げを踏まえ、以下のとおり基準月額を改定するものでございます。
  ただ、この表の中で、消費生活相談員、職業相談員につきましては、大きく改定率のほうが上がっているところでございますけれども、こちらにつきましては、近隣の自治体とのバランスを考慮し、通常の最低賃金による改定等にプラスして増額で改定をしているところでございます。特に消費生活相談員については、国家資格が必要になるということもございますし、また、職業相談員につきましては、消費生活相談員と同じ給料表を参照しているためでございます。
  ただ、ときがわ町としては職業相談員についても、消費生活相談員と同程度のスキルを求めるところでございます。
  1枚おめくりいただきまして、(2)といたしまして、期末手当についてでございます。期末手当につきましては、一般職と同様に引き上げるものでございます。これ期末手当ですので、0.05か月分になりますけれども、引上げについては次のように反映させるということで、第1条関係で、今年度について引き上げるもので、これは6月分は既に支給済みですので、12月分で0.05か月分を引き上げて対応するものでございます。
  第2条関係につきましては、来年、6年度以降の対応でございますけれども、6月と12月に均等に振り分けて改定するもので、0.025か月分をそれぞれ6月と12月に割り振るものでございます。
  そして、(3)の勤勉手当でございますけれども、こちらは第2条関係になりますが、これが地方自治法の改正によりまして、勤勉手当の支給について新たに規定をするもので、一般職と同じ2.05か月の支給が可能とするものでございます。
  隣のページ、3番の施行期日等につきましては、第1条関係につきましては公布の日から 施行いたしまして、令和5年10月1日、最低賃金の対象となった月でございますけれども、から適用するものでございます。
  第2条関係につきましては、来年度からのものでございますので、令和6年4月1日から施行するものでございます。
  続きまして、議案第57号関係をご覧いただきたいと思います。
  こちらは、ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。こちらは俗にフルタイムの会計年度任用職員が該当するものでございます。
  改正理由につきましては、議案第56号関係と同じでございます。
  2の改正内容でございますが、第1条関係といたしまして、最低賃金の引上げ等を踏まえ、以下のとおり基準月額を改定し、「第2号会計年度任用職員給料表」とするものでございまして、ただ、こちらこの条例の制定以来、給与の改定のほうをしてこなかったということもございまして、改定率としては大きくなっているところでございます。というのも、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例につきましては、現在をもって該当者がいないというふうなところから、そのような措置になってきたというふうなところがございます。
  続いて、議案書のほうの57号にお戻りいただきたいと思うんですけれども、議案第57号の議案書の2ページをご覧いただきたいと思います。
  やはり第2号の会計年度任用職員におきましても、第2条において勤勉手当の支給を可能とするものでございます。それが勤勉手当、第17条ということで、これは給与条例、一般職の条例ですけれども、こちらの規定の例により支給をするというものでございます。
  そして、附則でございますが、この条例は、やはり公布の日から施行し、令和5年10月1日から適用する。ただし、第2条、今の部分でございますけれども、令和6年4月1日から施行するものでございます。
  以上で詳細説明のほうを終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これ以降の質疑から採決までは議案ごとに行います。
  これより議案第56号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 10番、岩田です。
  まず、何人、この関係の人がいるか。パートとおっしゃられましたけれども、パートで何 人おられるか。
○小島利枝議長 答弁願います。
○荒井 淳総務課長 休憩をお願いします。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前10時58分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前10時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 失礼いたしました。
  ただいまの岩田議員のご質問でございますけれども、今回、補正のほうを出させていただいている中で給与費明細があるかと思います。その中で会計年度任用職員の表がございますけれども、今回、補正前までいきますと114名ということになっております。
  以上でございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それに関係するんですが、最低賃金という話が出ましたが、最低賃金を幾らに捉えていらっしゃいますか。これは一般の町民のね、パートの人、多いと思うんですけれども、その人の参考になると思うんですけれども、何円と捉えているか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまのご質問でございますが、この10月から埼玉県の最低賃金につきましては1,028円になっております。今回のパートタイムの会計年度任用職員につきましては、それを上回る1,030円ということで設定のほうをさせていただいているところでございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 結構です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 ほかに質疑がないようでしたら、これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第56号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
  次に、議案第57号 ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原です。
  1号と2号の比較についてちょっと質問させていただきます。1号においては賃金も高く、期末手当も出ますよね。2号においては期末手当は出ません。でも、勤勉手当は出ると思いますが、その差額というか、格差が生まれるのはよくないと思うんですが、内容についてはどのように考えているのか伺いたいんですが。例えば1号においては、フルで働いている人ですよね。
          (「l号はパートタイム」と呼ぶ者あり)
○11番 野原和夫議員 逆ですね。だから、その2号と1号の差でどういうふうになっているのか、ちょっと伺いたいんですが。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 第1号と第2号、パートタイムとフルタイムというふうなお話をさせていただきましたけれども、そこの違いにつきましては、先ほどお話ありました期末手当につ いては、差はございません。改めて来年度から勤勉手当が支給されるというふうな条例改正をここでお願いをしているところでございます。
  内容として違うのは、パートタイムにつきましては、給与の算定に当たりましては、時給で換算のほうをさせていただいております。フルタイムにつきましては、月給換算でやって、運用しているというふうなところが違うというふうなところになろうかと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 時給でやっている場合には、ある程度の雇用保険とか保険等も適用されているんでしょうか、お願いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 雇用保険のほうにも入っておりまして、第2号につきましては、これは一般職に準じてきますので、共済のほうに入っているというふうなことでございます。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 すみません、あと、この方が何人いらっしゃるんですか。何人いらっしゃるんですか、2号。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 第2号につきましては、今現在、該当者はいないということでございます。
○10番 岩田鑑郎議員 分かりました。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第57号 ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎一般質問
○小島利枝議長 これより日程第9、一般質問を行います。
  改めてお願いします。
  発言の際は、特にマイクの先端を意識してはっきりと発声してください。
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          ◇ 岩 田 鑑 郎 議員
○小島利枝議長 発言順位1番、質問事項1、令和2年度の子ども子育て支援計画について、通告者10番、岩田鑑郎議員。
○10番 岩田鑑郎議員 10番、岩田でございます。
  議長の呼名によりまして、一般質問を行わせていただきます。
  その前に、1か月ほど入院させていただきまして、十分な職責を果たせなかったことと、関係者の方々にご迷惑をおかけした、町民の方にもご迷惑をおかけしたということで、大変申し訳なく思っております。おかげさまで、背骨が分離すべり症と言いまして、背骨が第5関節がすべっていたんですね。それを真っすぐにしましたので、ボルト2本と留め金1本が入っていまして、骨は真っすぐになりました。しかしながら、精神は生まれつきなんで治らないと言われました。背もですね、こう曲がっていたのが1センチほど伸びて、9センチ縮んだのが8センチになったような気がしまして、そういうわけで、いろいろご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、質問のほうはいつものとおりさせていただきます。
  まず最初に、令和2年度の子ども子育て支援計画についてということでお願いするんですが、これ私の属する会派が長野県のある村に行きまして、すごい手厚い手当てによって、人口が増えているんですね。1万6,000人の村です。私もそれまで、あまり子育てということ に対してね、考えたことがなかったんですが、それを契機にこれから十分に検討したいと思います。
  この令和2年度の3月にできた、渡邉町長もちょっと若かったかな。にこやかな顔でできています。しかしながら、本当にこれ難しい。論理的に解明するのが難しかったです。結局、その結果だけを求めるような質問になりましたけれども、ただ読んでいてよかったのは、何かほんわかとするトワイライトステイというのがありましてね、その呼び名が15の春じゃないですけれども。さらに、ブルーライトステイとか、そういうのができるといいかなと思います。それはやはり大附とか女ケ岩のその辺に、ちょっと上るのに大変なんですけれども、そういうところでステイできればいいんじゃないかというふうに思いました。
  質問ですが、令和2年度の子ども子育て支援計画について、以下の4点について伺う。
  (1)パブリックコメントを計画にどのように取り入れたか。
  (2)庁内推進会議のメンバーは。そして、どのような意見が出たかを毎年度ごとに伺う。また、次年度にどのように生かされたか。
  (3)子ども子育て会議においてどのような意見が出たか、毎年度ごとに伺う。また、その意見は次年度にどのように生かされたか。
  (4)利用者の視点に立った意見聴取はどのように行われたか。そして、どのような意見が出されたか。またそれについての対応は。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 岩田議員ご質問の1、令和2年度の子ども子育て支援計画についてお答えいたします。
  ご質問は、令和2年度から令和6年度までの5か年計画として改定した第2期子ども・子育て支援事業計画を指していることと思いますが、計画策定を行った令和元年度の4回の会議録や進捗状況を外部から評価するために、毎年実施している子ども・子育て会議の会議録は、全てホームページに掲載しております。また、現在は削除されておりますが、パブリックコメントに対する町の考え方についても、一定期間、ホームページに掲載しておりました。
  それでは、(1)パブリックコメントを計画にどのように取り入れたかについてお答えいたします。
  本計画では、パブリックコメントを12名の方から、合わせて40件のご意見をいただきました。他の計画に比べ、大変多い数ですので、ここで全てのご意見について個別にお答えする ことは差し控えさせていただきますが、取り扱った区分について説明いたします。
  まず、計画に意見を反映させたものが3件、既に計画案に盛り込まれていたものが5件、意見や要望としてお聞きし、今後の参考したものなどが32件となっております。
  計画に反映させたご意見の一例を紹介しますと、本計画の58ページにある公園の活用、身近な遊び場空間の確保につきましては、「ときがわ町の魅力について、山、川、有機農業です。子を育てる上で、かけがえのない環境と感じます。ときがわ町ならではの特色を生かせば、生命力あふれる子供たちが育つと思います。町のイニシアチブを発揮し得る特色ではないでしょうか」とのご意見を反映し、「自然環境を活用し、町の歴史や豊かな自然に接することができる公園や里山、スポーツ等ができる広場の確保に努め、子供の健全育成を推進する場として活用します」といたしました。
  次に、(2)庁内推進会議のメンバーは。そして、どのような意見が出たか毎年度ごとに伺う。また、次年度にどのように生かされたかについてお答えいたします。
  庁内推進会議のメンバーは、本計画の推進に特に関係のある役場内の8つの課と2つの公立保育園からそれぞれ担当者を選出しています。どのような意見が出たか毎年伺うとありますが、庁内推進会議は、主に計画事業に関する進捗状況を内部で評価するために組織されたもので、毎年80の事業について確認しています。令和5年度の会議では、令和4年度での進捗状況、改善点や課題等を書面にて報告がありました。「ほぼ計画どおりに進捗した」が74件、「計画に遅れが生じている」が5件、「事業が完了した」が1件となっております。計画に遅れが生じているものの中には、コロナの影響によるものがあり、令和5年度に再開した事業も含まれています。
  次に、次年度にどのように生かされたかにつきましては、子ども・子育て会議に事業計画の進捗状況が報告されることで、外部評価に生かされているものと考えております。
  次に、(3)子ども子育て会議において、どのような意見が出たか毎年ごとに伺うについてお答えいたします。
  ご質問には毎年ごととありますが、毎年多くの意見をいただいているため、全てを紹介すると時間の都合もありますので、代表的なものを幾つか紹介させていただきます。
  最も多いのは公園に関するもので、その他いじめや不登校に関するもの、子供の主体性に関する考え方、学童保育所、楽しく学べる場としての学校の在り方、公共交通、防犯灯、避難所、デジタル社会、有機農業、学校給食、地産地消、遊び場としての校庭や園庭の開放、ファミリーサポートセンター事業、パパ・ママリフレッシュ切符事業、三波渓谷の駐車料金、 空き家バンクなど多岐にわたります。
  次に、(4)利用者の視点に立った意見聴取はどのように行われたか。そして、どのような意見が出たか。また、それへの対応はについてお答えいたします。
  本計画の策定や改定作業を行う際には、あらかじめ小学校就学前の子供のいる全ての保護者を対象にしたニーズ調査を実施することで、利用者のニーズの把握に努めておりますが、あくまで町で用意した設問に答えてもらうものです。
  一方で、毎年実施している子ども・子育て会議の構成員は、公立・私立の保育園、保護者会、子育て支援センター、放課後児童クラブ、放課後子供教室、主任児童委員、学校長、社会教育委員、一般公募など、様々な立場から広く意見をいただいており、内容につきましては、(3)でお答えしたとおりです。
  最後に、それへの対応はですが、パパ・ママリフレッシュ切符事業のように、24枚から36枚に増やしたり、地域おこし協力隊を配置し、空き家の掘り起こしを行うなど、対応できた事業がありますが、大規模な公園整備など、対応できずにいる事業もございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 最初に、パブリックコメントを計画にどのように取り入れたかでございますが、どういうことが取り入れられていましたか、例えば。ホームページに掲げてありますというんですが、私がホームページを見ないのがいけないのかどうか分かりませんけれども、議場で聞かれたら、こういうことですというふうに答えていただけませんか。それはホームページで見ろということなんですか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいま岩田議員の質問にお答えさせていただきます。
  まず、ホームページなんですけれども、多分、岩田議員にとって分かりにくい中に入っていたのかなということで、この辺は非常に反省すべき点かなと思っております。もしよろしければ、終わった後、こちらで用意したものがありますので、お渡ししたいと思います。
  先ほど答弁書の中でも申したように、40件という形でかなり多くあったものでございますから、これ1件1件を丁寧に説明してしまいますと、それだけで多分、答弁が終わってしまうということで、割愛したような答弁となりました。一例は本編にて紹介させていただいたんですが、残り39についても個々に答える必要がございますでしょうか。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 だから、どういうものがありましたかというの、ホームページに載 っているんですか。
  それで、ホームページというんですが、もし広報か何かでこういうことをホームページに載せましたよ、それはやってあるんですか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 まず、パブリックコメントにつきましては、広報に掲載をして、パブリックコメントがこういうコメントがありましたということで、まずは広報に掲載させていただいて、詳しくはホームページの中でご覧くださいという形でご案内させていただきました。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 1件取り上げられたということですが、2件か3件はご紹介いただけませんか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 それでは、まず、本編に対応したことで、残りの2つについて説明させていただきます。
  まず、59ページの子供たちへの通学への支援ということで、パブリックコメントでは、「放課後に図書館、学校に遊びに行きたくても自宅が遠方なために時間が足りなくなってしまったり、親が不在な場合は行くことが難しい子供が多い。路線バスの定額定期購入券のようなものがあると、放課後や長期休暇等の子供たちの活動が有意義なものになるのではないかと思う」ということでご意見をいただきました。このご意見に対しまして、町の考え方として、「令和元年10月1日から乗合タクシーの運行を開始し、既に子供、小学生の1か月定期券を1,500円という定額で設定しています。通学以外の支援に関する事項として、計画に反映したいと考えます。
  なお、路線バスの通学以外利用の定期券についてはご意見として賜ります」というふうに町の意見を報告させていただきました。
  そのほかもう1つだけございますので、こちらも同じく59ページ、「食育」の推進ということでご意見をいただきました。「食物アレルギーについて、町の備蓄品としてアレルギーに対応した食料は準備されているのか知りたい。アレルギーに関する啓発をすることが重要だと思うが、町の取組を知りたい。食育の項目に食物アレルギーという単語を課題として盛り込んでほしい」というご意見をいただきました。このご意見に対しまして、町として、「地域防災計画や避難所運営マニュアルに基づき、アレルギー対応の食料を備蓄しております。また、備蓄食料を購入する際は、アレルギー対応表示品の購入に努めております。アレ ルギーに特化した啓発事業は現在のところ実施しておりませんが、防災訓練などを通じ、町民、自主防災組織、町職員へ周知啓発、情報提供を行ってまいりたいと考えます。また、教職員が食物アレルギー対応やアナフィラキシーの正しい知識を持ち対応できるよう、研修会等への参加を検討してまいります。
  なお、食物アレルギーにつきましては、個別性が高いため、乳幼児健診や乳幼児相談等の母子保健事業で個別相談に応じております。食物アレルギーに関して、今後一層の啓発活動に努め、計画に反映したいと考えております」というふうに回答させていただきました。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 分かりました。
  私の勉強不足の部分がありまして、場違いな質問になっているかと思いますが、(2)庁内推進会議のメンバーはということで、本計画の推進に特に関係のある、これは具体的に18人で、10人ですよね。名前は上げられませんか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 具体的に職員の名前上げてよろしいですかね、問題ない、大丈夫ですかね。職員は控えさせていただきますが、担当した所属課を説明させていただきます。
  まず1番が総務課です。続いて政策財政課、町民課、建設課、農林環境課、商工観光課、教育総務課、生涯学習課、玉川保育園、平保育園の以上の10名となっております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 何で名前が出ないんですか。
○小島利枝議長 休憩いたします。
                                (午前11時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時26分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 2つの公立保育園からそれぞれ担当者を出していただきましたと、この名前も、これ名前は弊害があるかどうか分かりませんけれども、だって、ときがわ町子ども・子育て会議委員名簿って出ているじゃないですか。出ていて、しかもですね、町職員、 宮寺進さん、正木彰さん、師岡徹さん、これ正木さんと師岡さん、もういないじゃないですか。今ここにいるよ。それが子育て会議に関係あるんですか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまのお話は、子ども・子育て会議の委員としての名簿だと思います。今、ご質問にあったのは、庁内の推進会議のメンバーということでご質問いただきましたので、どういう課から出ているという具体的な課について説明をさせていただいたという状況でございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 だから、私は名前が出せないというのがよく分からないんですよね。こういうところで名前を出していて、しかもこの更新はしていないんじゃ、ついでと言っちゃ、関連でね、子ども・子育て会議委員名簿、この町職員、ほかのことは私分かりませんけれども、町職員の更新は誰にしたんですか。今もそのままの人なんですか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  庁内推進会議のメンバーは、毎年各課から出していただいていますので、年度ごとにそれぞれの課から選出していただいておりますので、更新というか……。
  子ども・子育て会議の委員名簿につきましては、これ計画を策定したときのメンバーがここに書いてあります。その後、毎年毎年事業の進捗状況を確認するための会議としては、その後の人事異動等に伴いまして委員が替わっております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 現在は誰と誰なんですか。
          (「議長、名前の問題については議長判断でちゃんとしなさいよ」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 ちょっと休憩いたします。
                                (午前11時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
                                (午前11時34分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
  先ほども触れさせていただきましたが、まず今の質問は、庁内推進会議ではなくて、子ども・子育て会議のメンバーはということで質問されたことに対する回答をさせていただきます。
  先ほど、この計画書の中に、もう師岡さんもいないと、そういうことで、ちゃんと更新されているかということを質問されたかと思いますが、ここに載っているのは、あくまでも計画策定をしたときのメンバーでございます。先ほど私が説明したのは、計画策定をした後に推進状況をチェックするための会議を毎年1回開催しておりまして、そのメンバーに関しましては、それぞれの担当課、メンバーが替われば当然、新しい人事に関して担当者が替わりますので、現時点でいけば、生涯学習課長ですとか、教育総務課長が今のメンバーとして新しく委員に加わり、新しいメンバーで会議の検証を行っているという、そういった状況でございます。
○10番 岩田鑑郎議員 分かりました。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 パブリックコメントで要望等が出されていて、この本計画の58ページにある、子育てを支援する生活環境の整備ということで、今、回答をいただいたいろんな言葉が載っていますが、それは58ページと59ページに反映されているんですね。その結果を、子ども・子育て推進会議がどういうふうに考えているか、会議では出ていますか。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 まず、整理したいのが、令和元年度に策定委員会を設けて4回にわたる会議を開催しました。3回まででおおよそまとめた素案をパブリックコメントに掲載をして、1か月間、期間を設けました。そこで40件の意見をいただきましたので、その40件の意見に対して最終案にどういうふうに盛り込むかというのを第4回で議論をして、その結果、最終的にまとまったのが本計画でございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それで、年1回会議を開催されている会議の議事録はありますね。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 先ほども説明したとおり、毎回毎回、毎年実施されている会議録につきましては全てホームページに掲載しておりまして、今年度も11月7日に会議を行いましたが、その結果の会議録についても既にホームページに掲載しております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 令和2年度からですから、3、4は議事録あるわけですね。
  はい、分かりました。
  以上で1問目は終わります。
○小島利枝議長 続きまして、質問事項2、総合戦略の人口推定グラフ及び、令和4年度、令和5年度の重点施策について。
  通告者10番、岩田鑑郎議員。
○10番 岩田鑑郎議員 質問事項2、総合戦略の人口推定グラフ及び令和4年度、令和5年度の重点施策について、以下の2点について伺う。
  (1)2020年から2060年までの人口推移グラフが出されているが、2020年度から5年度ごとの人口を、町の独自推計と社人研推計ともに数字で示せるか。
  (2)令和4年度、令和5年次の重点施策に「人口増加の町に」を取り上げているが、この数字で、あるいはグラフをどのように変えようとしているのか。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 岩田議員ご質問の2、総合戦略の人口推定グラフ及び令和4年度、令和5年度の重点施策ついてお答えいたします。
  まず初めに、(1)2020年から2060年までの人口推移グラフが出されているが、2020年から5年度ごとの人口を、町の独自推計と社人研推計ともに数字で示せるかについてお答えいたします。
  ときがわ町振興ビジョン及びときがわ町まち・ひと・しごと創生総合戦略は、第二次への移行に合わせ、第二次ときがわ町総合振興計画後期基本計画と一体化させており、後期基本計画の41ページに、@人口の推移と長期的な見通しとして、2015年から2065年までの5年ごとのグラフと推計値が数字で示されておりますので、ご確認いただければと思います。
  次に、(2)令和4年度、令和5年度の重点施策に「人口増加の町に」を取り上げているが、この数字、あるいはグラフをどのように変えようとしているのかについてお答いたします。
  人口ビジョンで示している人口推移と長期的な見通しのグラフは、国立社会保険・人口問題研究所が行った推計に対し、町の合計特殊出生率が2030年に1.35、2065年に2.07まで上昇すると仮定して、人口移動の動向が今後も継続し、かつマイナス傾向の年齢層について期間 中にプラス・マイナス・ゼロとなるような施策が講じられた場合に、人口減少がどの程度抑えることができるかを推計したもので、目標値として設定しているものではありません。毎年度末の人口比較や次期総合戦略策定時に行われる推計値の見直し結果との対比など、施策効果をはかる参考値として使用してまいります。
  重点施策として掲げている「人口増加の町に」は、ときがわ町に暮らす人たちが暮らし続けたいと思うまちづくり、町外に暮らす人たちがときがわ町で暮らしたいと思えるような魅力的なまちづくりを進めるための目標であり、その結果として町の総人口が増加していくことが理想でありますが、出生者数と死亡者数の差、いわゆる自然減につきましては、しばらくの間、続くものと見込んでおります。
  まずは、社会増減をプラス・マイナス・ゼロに近づけ、なるべく早い時期に社会増に転じられるような施策に取り組んでまいりたいと考えております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 第二次ときがわ町総合振興計画後期基本計画と一体化されており、人口ビジョンがね。後期基本計画の41ページ、人口の推移と長期的な見通しとして回答がありましたけれども、人口ビジョンのほうの数字を上げてくださいと私は問うたつもりなんです。確かに総合振興計画では載っています、41ページに。しかし、その後なんじゃないですか、この社人研の出したのは。要するに目標値が違うんですよ。それじゃ、数字の出しようがないじゃないですか。例えば、社人研じゃなくて人口ビジョン総合戦略のほうの2060年の社人研の数字が、人口が4,201、ときがわ町の希望ですけれども、7,191。一方で、41ページに載っている数字は違いますよね、どうしてなんですか。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  岩田議員おっしゃるとおり、第一次の総合戦略の人口ビジョンに書かれている数字と、第二次の総合戦略人口ビジョンに書かれている社人研の推計値は確かに異なっております。それはなぜかと申しますと、社人研の人口推計というものは国勢調査の結果を基にそれまでの人口動態や国際的な人口移動、出生率・死亡率、そういった様々な要素を加味して推計をされているものです。ですので、第一次の人口ビジョンの数値は平成22年の国勢調査の結果を基に推計されております。これに対して、第二次の人口ビジョンは平成27年の国勢調査の結果を基に推計をされております。この2つの数字が違う理由は、平成22年の国勢調査の結果と平成27年の国勢調査の結果、これはこの5年の差がこういったものと生まれてきていると 考えるものでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それは今現在ね、どちらが目標というか、推計として正しいというか、取るんですか。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 ですので、現在の最新の社人研の人口推計は平成27年の国勢調査の結果を基にしたものが最新の情報となっておりますので、そちらを基に様々な政策を考える上での参考値とさせていただいております。この人口推計につきましては、令和2年度の国勢調査の結果を基にした人口推計というのはまだ出ておりません。ですので、またこれが公表されましたら、それをまた参考にはしていきたいと考えております。
  実際、国勢調査の結果自体が国勢調査から3年程度かかってからじゃないと出てこないんですね。実際、国勢調査のまとめた冊子が11月22日に私たちの手元に送られてきました。ですので、社人研もそれを基に今、推計をしているところなんだろうなというふうに思っておりますので、またこれが公表されましたら、そこにつきましては、また参考にしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それじゃ、社人研の数字が今の目標というかそういうふうになるということなんですね。回答は総合振興計画後期基本計画と一体化しているって、一体化されてないじゃないですか、それじゃ。いいですか。最終が2060年は社人研は3,478、人口ビジョンのほうは、総合戦略のほうは4,201ですよね。だから、我々はどれを今、目指しているんですかということを聞いたときに、どれを問い合わせればいいんですか。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  先ほどもご説明したとおり、岩田議員が見られている第一次のものは、これはもう終了しております。ですので、現在の第二次の人口ビジョン、現在の第二次総合振興計画後期基本計画と一体化された人口ビジョン、これに示されている社人研の推計値を現在、参考にしております。この推計につきましては、先ほども申し上げたとおり、国勢調査が行われるごとに推計はし直されますので、常に公表された最新の推計値を参考値として使用していきたい と考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 細かいことなんですけれども、回答は第二次ときがわ町総合振興計画後期基本計画が一体化されていますって、一体化されてないじゃないですか。後期基本計画の41ページに、人口の推移と長期的な見通しとしてグラフに出ている。これは数字が出ていますよ、こっちは。人口ビジョンのほうは出てないんですよ。それを私は問うているんです。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
  先ほどおっしゃっている総合、一体、多分、岩田議員がご覧になっているのは平成28年から令和3年までの第一次の冊子のことを言っているんだと思うんですね、数字が書かれていないのは。これはもう既に終了して、第二次総合振興計画と一緒にまとめられている第二次に移っているんです。その辺をご理解いただかないと、多分論議がかみ合っていかないのかなと思うんですけれども。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 そうすると、第二次というか現在出ている総合戦略は数字的には正しくないと。こちらの第二次ときがわ町の総合振興計画だけを見ればいいということなんですね。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
  まず、第一次のものが間違っているという表現は、これは正しくないと思います。あくまでも5年後の国勢調査の結果を基に、新たに推計された結果が第二次の人口ビジョンの数字でございますので、第一次はその時点としては正しかったもの。それが5年経過して新しい、また状況が変わったという推計値が表されているものです。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、もうこれは破棄していいんですね、令和2年のものは。使えないものを出したって、これは廃棄しますとか修正しますとか出してくださいよ。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 まず、その点につきましては、第二次総合振興計画を策定したときに既に議員の皆様にはご説明済みのはずなんですが、基本的にはまず、廃棄するかどうかは個人の判断で、ただ前回との差の比較ということは必要だと思いますので、まずこの第一次の資料もその当時のデータとして、これは大変重要なデータだと考えております。それに対して、5年が経過した中で、さらにときがわ町の人口の減少の状況としたら悪化しているということがこれで確認できるわけでございますので、前の、一次のものがいいかげんだったとか、もう無駄になったとか、そういうもではないというふうにご理解いたたければと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それでは、総合振興プランをやめますと、2060年には社人研は3,478人。いろいろな施策を展開した結果の独自推計では4,505人になるんですね。それでよろしいですか。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 ご推察のとおりでございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 分かりました。
  そうすると5年度ごとの数字を、これの数字を見ればいいということですね、5年度ごとの人口の推計も。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 そのとおりでございます。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それで、町長の「人口の増える町に」ということで、じゃ、この数字をどのように変えようとしているのかということを私はお聞きしました。その回答、出てないようなんですけれども、出しているんですか。私にはここから読み取れないんですが。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  まず、ここの町長の回答の中でもご説明しておりますけれども、これはあくまでも推計値で、町がこれを目標としているものではまずありません。そういった意味で、実際、令和4年、5年の施策の結果が町の人口ビジョンとして数字が出てくるのは、多分令和19年の第四 次総合振興計画の段階となります。先ほども申し上げたとおり、まずこれが、町としては令和4年から8年まで、渡邉町政2期の中で人口増加の町を進めていくんだと思うんですが、その結果として国勢調査は令和12年になります。その後に多分そこの社人研推計が出るのが令和15年頃になると思いますので、まだかなり先の結果の部分につきまして現段階でどうしようかと、どんな数字にしようかというふうなことは特に検討はしておりません。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、人口は増えるんですね。人口は増えないんですね。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 まず、この推計値を見ていただいても分かるとおり、将来的に現在の人口より増えているということはないと考えております。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 町長に伺います。
  「人口の増える町に」するためにこのグラフをどうしようかということを私は問うているんですけれども、人口の増える町にならないじゃないですか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 1つは、やはり今までときがわ町の人口が減少しているというようなことの中で、人口を増やす施策というのがなかなか庁内というか、この役場の中で浸透しなかった。そのために、やっぱり全庁挙げて人口増加の施策を打っていかないといけないんじゃないかと思いまして、「人口増加の町に」と大きな目標をつけたわけでございます。
  そして、絶対値で増えるか増えないか、それはなかなか難しいと思いますけれども、まず狙いは社会増。今、自然減、社会減となっておるんですが、そのうち社会増をまず目的とする。社会増、町外から入ってくる人たちと町外に出ていく人のバランスをなるべく増のほうへ切り替える。これも人口増の施策の1つだと思います。そして、自然減がある程度落ち着いた段階で緩やかな自然増になっていけばというふうなのが私の考えでございまして、今、1万強あたり、四百何名が急に1万2,000になるかと。そういう施策を考えているのではないんです。
  第二次ときがわ町の振興計画の中の人口ビジョン中でもシミュレーションがありまして、将来人口、社人研の1パターンにおいて、シミュレーションの2ですね。シミュレーションの2のように合計特殊出生率を上げたり、社会減を社会増に上げていけば、社人研の予測よ りは人口は維持できると。そういうような予測も出ているわけでございます。
  したがいまして、絶対値として人口が増えるということではなくて、社人研の予測よりも人口を増やしていかなければいけないと。これが人口増加の町という私の考えでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ですから、町長、町民に約束したわけでしょう、人口増える町に。では、人口増える町にならないという施策だっていいですよ、私にはできませんというんなら。やろうとしているんでしょう。だって、今までのこと同じようにやっていたんじゃ減りますよ。今までと違ったことが何があるんですか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 じゃ、人口増加の施策を各課長から申し上げますので、ぜひ各課長、ちょっと発表してくださいよ、自分のところで持っている施策を。いっぱい持っているんですよ。今、実際やっていますから、ぜひお願いします。
○小島利枝議長 各課長、答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 まず人口増加の施策なんですが、単純に人口増加の施策と言えば、例えば政策財政課で行っております地域おこし協力隊や集落支援員といった空き家の掘り起こし作業、新しく家を建てたときの補助金、そういったものもまずやっておりますし、建設課におきましては、藤坂地内の町有地の宅地分譲化を行いましたし、現在も追加の造成を始めているところでございます。
  実際、人口増加というのは1つの単純な施策で増えるものではないと思います。まず、ときがわ町にどうしたら人が住みたいと思うのか、どうしたらこのまま住み続けたいと思うのか、そういった施策をいろいろやっていくものだと思うんですね。その結果が人口の社会増につながっていくんだと思います。
  そういった意味では、例えば道路の補修ですとか、道路をきれいにするとか、それだって町のイメージがよくなります。道路が傷んだままのところに誰も住みたいとは思いません。観光施策を進めていくことで、ときがわに来て楽しい体験をする。そういったことが、やはりときがわに移り住みたいというような気持ちになるんだと思うんです。
  農業施策もそうだと思います。ときがわ町で農地バンクや農地のあっせんをすれば、農業を目指したいという人がやっぱりときがわに住みたいと思う。そういった、これが人口増だ というふうにはなかなか言えないものもありますけれども、そういったときがわ町の魅力を高める施策を、今、全課を挙げて一生懸命やっているところです。
  その結果が、例えば10年前、社会減はマイナス100を超えていました。それが令和4年ではマイナス25だったと思います。このように社会、まだ増まではいけてないんですけれども、だんだん社会減が減っているというのは、今までの全課の取組によりときがわ町の魅力が上がって、それによってときがわ町に住みたい、出ていきたくないというものにつながっているんだというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今まで総合振興計画やって、総合振興計画そのものじゃないですか。それやったって増えないんでしょう。町長はそれを、僕らやっているわけじゃない、町長。私、最初、町長ね。一芸に秀でる者は多芸に通じるといいますから応援もしました。文人町長とも言いました。だけど、そういうことをやっている、この施策がきちんとやられても駄目なんですよ、今。やれというのは簡単ですよ、今出たやつ。だから、特別なことをするんかと思って、町長、町民にうそを言っているんでしょう。町民に約束しましたというのは。これをつくり変えなさいってこの前も言っていましたけれども、横瀬町かな。そこは自分たちでつくったって、会派で伺ったときに自慢されましたよ。自分たちで総合振興計画をつくります。そのときに町長の意見はこうしたらいいか。町長ね、本当に人口増える町を目指すんなら、これ変えなくちゃ駄目ですよ。で、今までやっていたことをやっているんでしょう。空き家掘り起こしだとか、そんなこと前からずっとやっているじゃないですか。それでも減るんでしょう。それをある程度の施策効果として認めるんでしょう。2060年には2,000人ぐらいの施策効果は出ますよ。でも、減るんです。だから、町長、言い直してくださいよ、私は間違っていましたと。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 人口増の環境も時代とともに変わってきます。今、埼玉県でも東の地区は都市直下型地震で本当に防災のほうに力を入れている。ときがわ町のような自然豊かで災害の少ないところというのは非常に見直されている時代でございます。
  そんな中で、まだまだときがわ町の入り込み客ははるかにまだ可能性がある。そういうことで宅地分譲も進めております。また子育てにも力を入れている。そういうことで、やはりターニングポイントは必ず訪れますので、そういうときに必ず人口が増えると、私はこうい うふうに確信しておりますので、これやります。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 確信している割には減っているじゃないですか、全体的には。令和5年度4月1日はトータルで200人ぐらい減っているんですよ。そういうのを見てないんですか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 先ほどから自然減は、これは何としても高齢者にもっと長生きしろと言うのは、それはなかなか無理な話で、自然減はこれはやむを得ないですよね。そこを何とか社会増で少しずつその減少を減らしていって、あるタイミングで人口が増えていくと。そういうふうにしていきたいということでございます。それが人口増の町なんですよ、私の考えはね。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 増という使い方が、増えるという使い方が、私と町長との概念では違うようですね。こういうことをやっていて、今までもやっていて、それで施策効果として2060年までには2,000人ぐらいの施策効果が出るんですよね。それを増えるというんじゃないんです。それも減るんですよ、減るんです。分かっていますか。だから、言い直しをしてください。町民に増える町つくるんだよ、つくってないじゃないですか。だから、私はそういうことを聞いているんです。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 何ですかね。現実の人口増加の町へと、そういうふうな高い目標を掲げることで職員もさらにその人口施策に力を入れる。それから、ときがわ町って行政を挙げて人口の増える町にしようかと言えば民間のほうも動いてくるわけですよ。だから、今、宅地分譲でもなかなか民間が動いてくれないじゃないですか。それから、なかなかお店も来てくれない。だけど、町が造成を始める。それから、人口増の町へというふうなことを目標に掲げれば、恐らく民間もそういう町かと。そういうことで力を入れていくというふうなことを私は思っております。ぜひ、やっぱり大きな目標を掲げないとなかなか達成ができない。そういうことで人口増加の町へということを進めております。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それじゃ、結果として人口増加の町にはなりませんということなん ですね。そうですよね。皆さん、聞いています。答えてください。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 今の時点で考えれば将来的な人口は減ると思いますよ。たけど、先ほど岩田議員が言うようにPDCAを回せと。それで、PDCAを回すことによって、このPを書き換えているわけですよ、Pを。PDCAって、このPを書き換えることが非常に大事なことじゃないですか。
  ある地点でこれを書き換えるときに、社会増に変わってきたときに、さらに施策は変わってくると思います。そういうような期待も込めて、「人口増加の町へ」と、こういうふうに挙げているわけでございます。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 何度も言うようですけれども、「人口増加の町に」というのはならないんですよね。ならないんですね。それは目標として人口増加の町にしようと。皆さんの力を貸してくださいということなんですね。だから、人口の町にというのはおかしいですよね。おかしくないですか。人口の町にしようというのがあれでしょう、人口増加の町にしたいと。誰もがそう思っていますよ、それは。町にしたいという意味なんですね。じゃ最後まであれしてくださいよ。人口増加の町にしたい。総合振興計画じゃなくて重要施策を。
  だから、それが間違っているって言っているの、私は。間違っているでしょう。間違っている施策をここに載っけて、それで町民にはそれを回しているから、町民は増えるんだと思いますよ。そう思いませんか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 何度も言うようなんですが、現実に近い目標を出してみるとやっぱりそこには夢がないですよ。やっぱり子供たちには夢を、若者には仕事を、お年寄りには安心をというのがやっぱり1つの政治家の使命でございます。だから、若い人にはやっぱり夢を持っていただく。その夢に向かって、できるかできないかは分からないけれども、そこに目標に向かってやるのがやっぱり若いパワーなんですよ。
  以上です。
○小島利枝議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、その目標を立ててくださいよ。こういうことを目標にして頑張りますと、そうじゃないでしょう。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 それは私が決めることです。
○小島利枝議長 挙手願います。当ててから発言してください。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 あなたが書いたんですよ。あなたが決めるんでしょう。それで、総合振興計画もちっとも変ってないじゃないですか。だから、9月議会で言いましたよね、変えたらいかがですかと。変えるべきだと言いました。ただ、新しい施策というのは出てこないと思いますよ。今までの総合振興計画をずっとやっていて、減っているんですよ。それはもう6年間、承知しているわけでしょう。これはやっているわけでしょう。それを6年間承知しているわけでしょう。立候補のときは4年間だったかも知りませんけれども。だから、私に言えばうそですよ、町民に向かって。そういうことを修正してくださいと私は言っているんです。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 1つの大きな目標でございますので、私は任期中は変える気持ちはございません。
  以上です。
○10番 岩田鑑郎議員 誠に残念な回答です。
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後1時10分といたします。
                                (午後 零時11分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時10分)
─────────────────────────────────────────────────
          ◇ 田 中 紀 吉 議員
○小島利枝議長 発言順位2番、質問事項1、更なる子育て支援の増額を(学童保育への支援)。
  通告者6番、田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 議席番号6番、田中です。
  議長の発言許可をいただきましたので、通告書に基づき、2問伺います。今回は子育て関 連の質問を用意しています。
  初めに、先日、すばらしいニュースがありました。大リーグの大谷選手が2度目のMVPを受賞ということです。また日本全国の全ての小学校、約2万校なんだそうですけれども、グローブを贈るという話です。本町にも来年3月までには届くと思います。総額6億円を超えるのではないかとの報道があります。教育委員会で希望を取りまとめて申請するということなんで、くれぐれも忘れないようにお願いいたします。
  残念な話です。埼玉県議会で虐待禁止条例の一部改正が、委員会では採択されましたが本会議には上程されず、撤回された件です。どう見ても子育てを実際にやったことがない発想としか考えられない条例案だと思います。私ごとで恐縮ですが、3人の子育てを済ませました。おんぶに抱っこ、肩車です。さらに仕事柄、土日休みではなく、子供だけの留守番当たり前。通報されたら大変な状況の中での子育てでした。現在、子育て中の皆さんは楽しい、うれしいこともたくさんありますが、大変努力されていると思います。
  質問に入ります。
  1、更なる子育て支援の増額を(学童保育への支援)。
  学童保育とは、共働き家庭の小学生が放課後等を安全・安心に過ごし、多様な体験・活動を行うことを目的に設置されています。当町では、昭和61年から37年の歴史があり、現在各小学校(3校)に設置されています。家庭・就労環境の変化とともに、必要性・重要性はさらに高まっている。
  そこで、以下について伺います。
  (1)国の「新・放課後子ども総合プラン」での位置づけ及び方向性は。
  (2)全国的な月額利用料、夏休み等の利用料及び、当町の利用料は。
  (3)当町の現状(3学童)と補助金額や課題(問題点)の解消方法は。特に「しいの子会」について伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 田中議員ご質問の1、更なる子育て支援の増額を(学童保育への支援)についてお答えいたします。
  初めに、(1)国の「新・放課後子ども総合プラン」での位置づけ及び方向性はについてですが、この計画は放課後児童クラブ及び放課後子供教室における待機児童を解消することを目的として策定されたものです。これら施設の利用を希望する際は申込みが必要になりま すが、優先順位をつけて利用を制限している自治体もあるようです。
  当町におきましては、現在は希望者全員がいずれかの施設を利用できている状況となっております。位置づけや方向性としましては、必要とする量の確保を第2期子ども・子育て支援事業計画の中に盛り込んでおります。
  次に、(2)全国的な月額利用料、夏休み等の利用料及び、当町の利用料はについてお答えいたします。
  全国的な月額利用料ですが、放課後児童クラブの基本料とおやつ代を合わせた金額の平均値が示されておりませんので、区分別の状況で説明いたします。令和4年度で最も多いのが4,000円から6,000円未満で27.5%、続いて6,000円から8,000円未満が20.9%、町が該当する8,000円から1万円未満が15.3%、1万円から1万2,000円未満が8%となっており、2万円を超えたものも1.1%ございました。また、夏休み等の利用料の状況につきましては確認できませんでした。
  次に、町における状況ですが、ひまわりクラブとしいの子会は低学年で1万1,000円、高学年で9,000円、やまびこは低学年で1万500円、高学年で8,500円となっております。また、各施設は兄弟、ひとり親世帯、生活保護世帯に対し減免規定を設けていますが、その内容は施設ごとに異なっております。
  夏休みの利用料も同様に、ひまわりクラブは通常料金に3,000円を、しいの子会は5,000円を、やまびこは6,000円をそれぞれ加えた額となっており、冬休みや春休みについてもおのおのの額を設定しています。基本的には施設ごとに保護者会が自分たちで定めた金額で提供するサービスや職員体制も施設ごとに異なっています。
  続いて、(3)当町の現状(3学童)と補助金額や課題(問題点)の解消方法は。特に「しいの子会」(明覚小)の問題についてについてお答えします。
  各施設への補助金額ですが、令和4年度の決算額でひまわりクラブが1,098万円、しいの子会が約1,326万円、やまびこが1,060万円となっています。課題といたしましては、しいの子会の利用者が増加したことで施設内で密の状況が発生していることです。感染症へのリスクが高まったことなどで、コロナ禍ではおやつの時間を学年でずらし、近くの集会場をお借りするなどの工夫を講じて対応しておりました。
  一方で、町の出生数はここ3年で年間30人程度ととても低い数で推移しており、児童数の減少と逆行し、放課後児童クラブの利用希望者が増加していくかは状況を見守る必要があります。ちなみに令和5年10月1日現在で、玉川小学校の児童数が170人でひまわりクラブの 利用者は51人、率にして30%であるのに対し、明覚小学校の児童数が158人でしいの子会の利用者が75人、率にして47%とその利用状況は大きく異なっており、特にしいの子会は高学年の利用者が多いのが特徴となっております。
  仮にしいの子会におけるニーズの高まりが続いた場合、既存の放課後児童クラブの分割や、新たに放課後子供教室を組織するなどの対応が必要となることも考えられますが、指導員等のスタッフの確保や分割方法、建物の建築費用など多くの課題があります。こうした課題に対し、町といたしましては保護者会の方向性に従い、課題解決に向かって寄り添っていく考えでおります。
  以上でございます。
○小島利枝議長 田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 1つ、枕というか前段の件として、通告書を出してから、しいの子会も含めた学童クラブ、3学童から町に要望書が出ていると思いますね。それは、私のほうで出した後だということなんで、これも若干触れたいと思いますけれども、お願いします。
  最初に、(1)の問題について伺います。
  ちょっと古い、これは「新・放課後子ども総合プラン」というのは、平成30年の取組なんですね。要するに、平成じゃなくて令和でいくと19年から23年度までに国が目標として掲げると、こういうことだと思います。それで、特にこの点で触れなきゃいけないと思っているのは、大変待機児童が増えたり大変な状況だということで、国としてはいろんな施策、補助金を含めたものを用意してきたということです。
  これは、教育委員会に対してちょっと触れますけれども、要するにいろんな整備を、解消するために用意をしなきゃいけないところで、ここで触れているんですね。学校施設を徹底的に活用してくださいと、いろんなことでですね。それで、新たに開設する放課後児童クラブやその他の問題について、80%、小学校内で実施することを目指すと。目標ですからね、これは。というのが国の政策であったり、あと改修ですね。そのために改修するときの予算、要するに補助金は用意をしますよというのが方向だと思います。
  それで、今回、ときがわ町はそういう意味では準備をしているということなんですけれども、しいの子会の問題がありますので、3番目のところでお話をしたいと思うんですけれども、1番としては、国の方法としては学校の施設内、学校の敷地内にいろんな形でつくったほうが、いろんな形で有効性があるというか便利だということで、目標も含めて持っているということだと思います。
  2番目にいきます。全国的な月額利用料、夏休み等ということで、これはかなり幅があります。それで、課長には事前にお話を何回かさせていただきまして、ときがわ町にとって都合がいいというのか近隣というのか近くのというのかというのを出していただきました。それで、ときがわ町はそういう点では高くないんじゃないかという、課長の資料ですけれども。全国的にはって答弁書にもありました。答弁書で見ると4,000円、6,000円、多くても8,000円、そこ以下なんですね。だから、そこのところをどう見るかということですよね。
  あと、私も最近の資料調べたら、東京都ですね。私は、東京都はもうずっと高いのかと思ったら、これも課長には事前にもう渡してあります。驚くべきですよね、ゼロからあるんですからね。ゼロからあるんです。学童の月額利用料ですよ、ゼロからあるんですよ。だから、そこは私は課長というよりも町長に伺いたいんですよ。
  町長、町の姿勢としてどう見るかというのが極めて表われている施策です、ゼロからあるんですから。万のところもあります。公設公営から全く民民でやっている。あと、私立型のもあります。私立型は塾に行かなくていいんですよ、うちは。宿題も教えます、英語もやります、手習いのこともやりますというところもあります。いいという話ではありません。から、全く公設で自分たちの自治体の責任として子供を預かっているというところもあります。補助金もこんなに幅があります。ときがわ町は比較的早めな取組で、私は37年前、引っ越して来たときに、ときがわを見習ってやろうというふうに思いました。
  ということで、まず町長にお伺いしたいんですね。町長は、ずっと食と教育で選ばれる町。食の問題は今日はちょっと省きます。教育という点では、小さい子から子供たちが中学校卒業するまでが自治体の責任だと思います。高校もいろいろありますけれども、取りあえず置いておきます。
  保育園の問題を卒業すると小学校へ行きます。小学校へ行くと負担ががたんと増えるんですね。今日は触れませんけれども、しいの子でいくと、年間で14万6,000円ぐらい基準額としてかかるんですね、基準のお金としてかかる。それで、次の中学校の話はまた別の2段目で話しますけれども、ということでいくと、そこをどうカバーしていくかというところが大きなポイントになるんです。
  町長、いかがでしょうか、今の話から見て。ときがわ町が比企郡の平均的には出していますというだけでいいのかということですよ。そのことに対して伺いたいと思います。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 子供たちのことは非常にまた関心高く思っております。また、毎日の通学は 私も見守り隊で、子供たちの小学1年生から6年生までの玉小の子供たちもそうだし、明小の子供たちも見ているつもりですが、放課後のことを私、実際にあまり見てないんですよね。だから、今後、やっぱり放課後もちゃんと見て、放課後児童クラブがどうなのかというところをやっぱり自分の目で見て、考えていきたいと思うんですけれども。
  今日の数字を見ても、親御さんの負担が大きい。これははっきりしていますので、その辺でやっぱり町としても考えていかなきゃいけないと思っておりますので、各課に検討させますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 ありがとうございました。
  町長が朝の見守りをしている。それから、バスに乗っている、知っています。私も今、お話がありましたけれども、学童のことは見てなかったということで、1つ、なかなか時間とかいろんなことがありますけれども、ぜひ見ていただけると。私も最近もちょっと見に行ったら、非常に子供らしい活動なんですね。昔のというのはちょっと言葉を選ばなきゃいけない部分がありますが、非常につるんで、縦の関係、横の関係も含めていいことですね。だから、我々が育つ頃は地域でお兄ちゃん、お姉ちゃんがやったり、男の子、女の子も含めてというのがありました。そのことが今、学童が担っているというふうに非常に思います。
  あと、もう1つ、課長には言いましたけれども、学童で過ごす時間がとても長いんですよ。放課後、あと夏休み、春休みなんかトータルしていくと、学校の生活に近いぐらいの時間を学童で過ごしているんですね。おやつもあったり、夏休みなんかでいけば。地域で遊べるというような環境はないに近いんだと思うんですね。それが、ときがわでは非常に精神的なところとか遊びだとかも含めてやっているということではあると思うんですね。そこに行政として、やっぱり次の世代を育てる責任としてカバーしていくというのは間違いない方向だと思うんですね。だから、それを全て横並びだからというだけではちょっと私は足らないような気がするんです。
  あと、もう1つ、比企郡は比較的ですけれども、じゃ秩父だとか、例えば隣の東秩父では最高でも6,000円ですよ。それから横瀬は7,800円、皆野町は8,500円、小鹿野は平均では8,000円ぐらいですね。そういう、ちょっと行くとがたっと下がるんですよね。だから、そのことも含めて、やっぱり町長、これは英断だと思いますよ。町長が来年度予算にきちっと組もうということだと思うんですよ。だから、これは課長の話じゃないと思いますよ。これは課長じゃなくて、町長がどういうふうにするんだということで、課長が具体的なものを詰 めていくと。これが順番だと思います。
  もう1つ言えば、隣町の話を私も聞いてきたら、非常に行政がきめ細かい支援をしているんですね。課長がしてないということじゃないですからね。じゃなくて、こういう設定をしたらいいんじゃないかと、こういう例えば支援の仕方。あと、町長は多分見てないと思いますけれども、補助金の単価の計算がすごい面倒くさいんですよ、面倒くさいんです。
  それで、細かい話でいくと、制度設計が20人以下というのが非常に厚いんです。要するに大変だからということで、やまびこは20人ですからね。それで、ひまわりとほぼ同じぐらいの補助金が出るんです。それはなぜかというと、そういう積み立て方が小さいところを守るという制度なんですよ。
  逆にもう1個いきます。70人を超えると減っちゃうんです。それはなぜかといったら、分けてくださいというのを言っているんですよ、制度として。だから、そこです。そういうところがあるんだと思うんですよ。だから、副町長なんか知らないというような顔していますけれども、ぜひ、ときがわのしいの子は2つに制度上、分けたほうがいいんです。県や国の制度もそうなっているんです。
  あと、もう1ついけば、事務専従とは言いませんけれども、事務の方というのが非常に保護者会では負担になっているんですよね、実際。だから、そのことの補助金もちゃんと制度的にあるんですよ、140万ぐらいですけれども、あるんです。だから、パートさんを雇うという言い方は置いておきますけれども、お願いをして、そういうのができる。それで、施設を造るときには、教育委員会の施設が云々というのはいろいろありますけれども、そういう改修の費用も出るんです。ちゃんとメニューがある。だから、そういう意味では単価の問題だとか、それから組織の支援の仕方だとか、そういうのは十分にメニューがもうできているということなんですね。
  ちょっとしゃべり過ぎていますけれども、そういうことだということで、私、町長が決めることだと思うんですよ。町長がどういうふうにするか、ときがわ町の子供たちをどう守っていくんだ、育てていくんだと、そこだと思いますよ。岩田さんの話もいろいろ言われましたけれども、そこは触れませんけれども、私はそこだと思っています。
  だから、高い、安いとかその問題に、例えばじゃ年8,000円でいいのか、6,000円でいいのかという、そういう細かな話でいったらなかなか難しい、私、話だと今回のテーマは思っています。そうじゃなくて、ときがわ町は目標をどういうふうに持っていく。例えば私は半額ぐらいが目標だと思っていますけれども、当面の。そこに年次で下げていくとか、具体的な ものを持っていく必要があるんだと思うんですよ。
  それで、これを出してから、保護者会の要望書の中でもかなり詳しく書いてあります。回答はまだ出てないみたいですけれども、そういうことで、町長、その点はいかがですか。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 本当に私も学童のことに現場を行くのがちょっと手薄になっておりまして、今回、田中議員のご指摘のとおり、ちょっと現場を見て、早急に答えを出していきたいかなと思っておりますので、担当課も連れて現場を見てきますので、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 そしたら、続きの話がなくなっちゃうような話なんです。何か課長が答えたいと言っていますから。
○小島利枝議長 いいですか、先に。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ありがとうございます。
  かなり多岐にわたりお話をいただきましたので、少し整理をして、状況について少しご案内させてください。
  まず、保護者会が負担している費用が高いというお話で、負担になっているということで、3学童の連名の要望をいただきました。今まで個別の保護者会が私どものところに来るということが全くなかったので、どうしたんですかと聞きましたら、実は田中議員からハッパかけられましたということで、かなり助言をいただいているということで、それらを基にいろいろ話し合った結果ですということで、ここ1か月ぐらいで4回くらい意見交換をさせていただきました。
  その意見交換の中で、当初は保護者会の負担する費用についてがメインのテーマだったんですが、先日来た4回目に関しましては、しいの子さんがやはり人数が多くなっているという中で分割を考えているということで、分割についての話も、この4回目で初めて、実際の保護者会の方からお話をいただきました。今までこういった分割についての要望というのは一切出てきた経過がございません。
  実は、学童保育所には基本的に望ましいとされる1人当たりの床面積というのが設定されておりまして、望ましい床面積というのは1人当たり1.65平米なんです。実はしいの子さんに関しても、令和2年度まではこの基準の中に入っておりました。翌、令和3年に急激に利用者が増えたことにより、しいの子さんに確認したところ、これは一過性のものなのでそん なに気にしていませんということで当時のお話だったので、私たちもこのオーバーについては、ちょっと時間がたてば解消できるのかなというふうに考えておりましたが、実際、この令和5年になっても全く減るような状況がなく、先日初めてこういった分割についての相談が来たというのが近々での状況でございますので、引き続き丁寧に話し合いながら、何かしらの対応ができるように保護者会ともしっかりとした協議をしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 満額とは言いませんけれども、かなり前向きな、町長も今度見に行っていただけると。私もぜひ一緒にいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  それで、もう1個、言っちゃいますと、減免の対象も非常に幅広いところがあります。それで、全国的には非常に工夫をされているところなんですね。だから、その辺も具体的にはまた課長と詰めたいと思いますけれども、少なくとも、ただ単純に兄弟がいる。あとひとり親というだけではなくて、もう少しきめ細かい例えば設定もできるんではないか。例えば、具体的には通常の保育園の保育料みたいなことも考えられるしと、いろいろアイデアはあるし、実際にやっているところもあるんですね。
  だから、そういう意味では、ときがわ町は、ぜひ町長ね。地域で今度言ってやってくださいよ、ときがわ町はこんなふうにやっておりますよと。比企郡の中では非常に高止まりなんですよ。実際のところ高止まりです。ただし、学区内で2つ、3つ、学童があると。要するに選べるというところまであるんですよ、選べる。学童がA、B、Cがあるとしたら、私はCの学童に行きたいという人もあるという、そのくらいの幅が今、あるんですよ。
  だから、ときがわ町を、ぜひ引っ越してくださいと。保育園もそう、学校の、今日はいろいろ触れませんけれども、先月のこれなんかにはすごく細かに載っています。だから学童も安心してくださいと。保育園卒業したら学校へ行って、少人数学級でしっかり教育はできます。放課後は安心してください。言っていただきたいと思うぐらいですよ。だから、そうすると、比企郡の中では、渡邉町長、すごいじゃないですかと、早めにと。そういうことになるようにぜひお願いしたいと思います。
  それで、もう結論的には、答弁書にも最後にありますけれども、問題解決に向かって寄り添って考えていきたいと。大変いい答弁書だと思っていますので、ぜひ寄り添っていただいて、実現したいと思います。1問はこれで終わります。
○小島利枝議長 続きまして、質問事項2、更なる子育て支援の増額を(中学生への支援)。
  通告書6番、田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 続いて、更なる子育て支援の増額ということで、今回、次は中学校にポイントを置きます。
  それで、渡邉町政は「食と教育で選ばれる町」を掲げ、各種施策を実施している。物価対策や15の春支援事業など従来にない取組も実施してきているが、中学校入学時での支援には独自のものがない、または少ないように思います。
  以下の点について伺います。
  入学に伴う費用は、(1)ですね。
  @制服を含む費用は(制服、ワイシャツ、自転車、カッパ、ジャージ、上履き、カバン、その他)、夏冬ありますけれども、お願いします。
  A部活に伴う費用。ユニホーム、用具だとか部費だとか、かなり細かいのありますね、お願いします。
  (2)制服の統一化は。男子の場合ボタンのみに替えるとか、女子はリボンだとか、校章を襟とズボンのところに入っていますけれども、それが抜くようなことができないか。
  また、部活の用具、部費についても補助はできないか。
  以上です。
○小島利枝議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 皆さん、こんにちは。
  それでは、私のほうで答えさせていただきます。
  田中議員ご質問の2、更なる子育て支援の増額を(中学生への支援)についてお答えいたします。
  初めに、(1)入学に伴う費用はについてお答えいたします。
  まず、@制服を含む費用は(制服、ワイシャツ、自転車、カッパ、ジャージ、上履き、カバン、その他)夏及び冬別についてですが、都幾川中学校は、男子の制服(学生服・スラックス・長袖ワイシャツ・ベルト)は冬が3万9,800円、夏服(サマースラックス・半袖ワイシャツ)が9,850円です。女子のセーラー服(セーラー・スカート・長袖ブラウス)は3万4,850円、夏服(サマーベスト・サマースカート・半袖ブラウス)が1万9,250円、体操服は男女とも夏冬合わせて1万6,260円です。体育館シューズ兼用である上履きも男女ともに 3,200円です。
  玉川中学校は、男子の学生服(学生服・スラックス・長袖ワイシャツ・ベルト)は冬が3万9,800円、夏服(サマースラックス・半袖ワイシャツ)が9,850円です。女子のセーラー服(セーラー・スカート・長袖ブラウス)は3万6,250円、夏服(サマーベスト・サマースカート・半袖ブラウス)が1万9,250円。体操服は男女とも夏冬合わせて1万5,380円です。上履きも男女ともに1,850円、体育館シューズが3,800円です。
  自転車、カッパ及びカバンについては両校とも指定がなく、各ご家庭において準備いただいておりますので、明確な費用は把握しておりません。
  次に、A部活に伴う費用(ユニホーム、用具、部費等)部活動別についてですが、両校とも入学年度のおよその経費となりますが、都幾川中学校は、野球部4万3,000円、陸上部3万1,000円、ソフトテニス部4万円、女子バスケット部3万900円、美術部1万2,000円です。
  玉川中学校は、野球部4万5,000円、ソフトボール部5万2,000円、バレーボール部5万6,000円、バスケット部4万2,000円、吹奏楽部1万2,000円です。
  続いて、(2)制服の統一化は(男子の場合ボタンのみ替える、女子の場合リボンのみ替える、校章は入れない)できないかについてお答えします。
  本町では、現在、制服の統一化をする予定はございません。制服統一化のメリットとして、リユース幅の広がりが指摘されることがありますが、各学校の考え方等もあると思われることから、統一化については慎重に検討する必要があると考えております。
  続いて、(3)部活の用具、部費に関する補助はできないかについてお答えします。
  町では、就学援助制度により、経済的にお困りのご家庭に学用品購入等の援助を実施しておりますが、一般のご家庭も含めた全般的な部活の用具・部費に対する補助は現在のところ考えておりますせん。
  以上となります。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 最初に触れなきゃいけないと思うんですけれども、教育長ね。さっきの話と行って帰るほど違うぐらいの回答なんですね、一言で言えば。何にもできません、変わりませんということです。
  私は、今回いろいろ見たり聞きながら、こんなにかかるのかなというのが実感だったんですよ。それで、小学校は比較的、費用的には個人的な塾だとかいろいろなことはあるかもしれませんけれども、取りあえずそれは任せられているという部分ですよね。ただ、中学に入 ると、私は私服で行くというわけにはいかないと思います、いかないですね。ということは、この金額を負担しなきゃいけない、どこかで探してくるも含めて。
  それから、部活も強制ではなくて、何人かは帰宅部さんがいらっしゃるみたいですけれども、基本的には入ります、と思います。ということになると、入学時に基本的には制服からいろんなもの、それで部活の費用がかかるというか、入るによって必要な部分はあると。課長、違っていませんよね、ですよね。
  じゃ、そのことからいきますね。だから、それでいくと、どうやったら費用を抑えるというか少なくて済むというのか、そのことがやっぱり大人として考えなきゃいけないと思うんです。教育長、しゃべりたい、大丈夫ですか。その考え方としてそういうふうに思っています。
  もう1個、中学校でいくと、今日は直接触れませんけれども、塾という問題があるんですよね。当町では比較的少ないですけれども、ちょっと西のほうというか東のほうへいくと、それが当たり前。中学生じゃなくてもっと手前から行くのが当たり前なことがあると、行く、行かないは置いておいて。だから、そういうことでいくと、費用という負担でいくと、かなり親というのか保護者に対する負担感が大きいと思います。
  ということで、教育長、何かしゃべりたいそうですから、どうぞ。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 先ほどの田中議員の発言の中で、間違いはありませんよねって決めつけていただいたところなんですけれども、正確に言えば、どうなのかなというような部分ももちろん聞いていてあるわけです。学校で制服を着なさい、だから制服を強要しているんだから制服代について何とかするのが当然だろうというような言い回しに私は感じたんですけれども。
  ただ、制服自体、確かに購入するとき高いような、もちろん感じ受けますけれども、本当に中学生ぐらいの子供にじゃ私服でいいよといったことが、本当にお金が、各家庭での支出が抑えられて本当にいいものなのかというと、私はどうかなという。
  保護者にいろいろ話をしてみると、制服があるんで迷わずに着ていけて助かりますよとか、同じものになっちゃいますけれども、それを着ていればいいんですからというようなことで、また高校で私服ということを採択しようということで子供が投票した。それでもやっぱり制服のほうが多いんですね。やっぱり、その辺については私服になると毎日同じものが着ていけないとか、いろんなことを含めて制服のよさを感じ取っているところもあるということで、 制服というのは強制的なものでというよりは、みんなでこれがいいだろうねというふうな暗黙の合意の中であるものだというふうに私は捉えているので、必ずしも制服を強制させているからそれを何とかというのは、若干ちょっと解釈に誤りがあるんじゃないかなと思ったんで、ちょっとそれだけは言わせていただこうと思って、発言させていただきました。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 教育長、私も半分そういうところは思っています。思っていました。ただし、最後のほうに触れましたけれども、幾つかの点で、統一化というのは、統一、同じものをというんじゃなくて、こちらでは何回も言っていますけれども、男子は例えば襟に校章を入れたり、ここに校章を入れるという必要は、私はないと思っています。だから、統一化という点で、どうも言葉が少し使う感じが違うと思いますけれども、例えば玉中と都幾中のボタンだけ替えるだけでもいいじゃないか。
  で、今の話でいけば、高校だって学ラン、学ランという言い方がどうか分かりませんけれども、それで済むところはあるわけですよ。女子はなかなか難しい部分あるのは認識しますけれども。そういう部分では使える。
  あと、もう1つは、リユースや例えば都幾中の子が玉中の子に制服、お下がりという言い方がどうか分かりませんけれども、リユースしたときに、これが入っていないだけでできるわけですね、ボタンを替えれば。私はそこを言いたいところなんですよ。だから、今、教育長がおっしゃっているのは非常に私も納得できる部分もありますし、ちょっと言葉が滑った部分はあるかもしれないんですけれども、そういうことなんです。だから、そういう意味では統一化というのか範というか、同じという意味ではありませんけれども。
  あと、新聞なんかでは非常に大きな自治体で成果が出ているというわけですね。だから、もちろん全部じゃないですよ。ボタンを替えるとかリボンを替えるとかちょっとはやるみたいですけれども、そういうことです。
  あと、制服だって一番高いところでいけば5万円から2万円まであると、幅がです。いろいろありますけれども、そういう全国調査をすると、こんなに幅があるんですよと。だから、自治体や学校で工夫をしてもできるんですよと、幅があるという、そういう意味です。
  だから、私は今回のポイントは、まず制服はそういうふうにこの部分は抜いてくださいと。例えば女子でいくと、セーラー服の背中にあるものを除くだけで、例えばリボンとかその他について工夫するということでいけばリユースや、ちょっと私も支援していますけれども、そういう部分の利用の仕方や工夫の仕方はかなりの部分が楽になるんじゃないかと思ってお ります。
  だから、ちょっと先に行っちゃいましたけれども、じゃ制服のところだけ伺いますけれども、なぜできないんですか。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 答弁書のほうにも書かせていただきましたけれども、制服の刺しゅうがということでおっしゃっておるわけなんですけれども、刺しゅうを取るか、取らないかというのは、やっぱり玉川村のどのときからその刺しゅうをつけたかは、私にはちょっとまだ調べてないんで分からないんですけれども、玉川中学校の生徒が、その刺しゅうをつけて、そして今までずっと生活してきている。その刺しゅうを取るか継続したいかというのは、やっぱり子供たちや先生方や保護者や地域の方や、そういった方々のいろんな思いを含めてでの判断をするべきだろうなというふうに私は考えておって、教育委員会の私どもが刺しゅうを取りなさいとかつけなさいとか、そういう立場のものではなく、やっぱりそういった、実際にそれを身につけている人たちがみんなで話し合って考えるべき性質のものだというふうに私は考えております。
  実際に、子供たちのいろんな生活の部分で、例えば靴下にしても、昔はワンポイントとかいろいろ、色はこうしましょうとかあったけれども、そういう中で子供たちが生徒会の中でこういうものを取り入れたいんだ、こういうふうにしたいんだということを先生方と話し合って、そういうふうに変えていっている経緯もございます。ですので、ここで、確かにそうですね、じゃ、刺しゅうはなしにしましょうとか、そういった性質のものではないということで答弁書のほうには書かせていただいたところです。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ありがとうございます。
  今いいお話を。私はこれを読むと、統一化をする予定はございませんってぴっと書いてあったんで、それを字面で読めばそういうふうにかなと思ったんですけれども、今のお話を伺いましたんで、早速、当事者である保護者だとか子供たちだとか、学校の先生も含めた中で少し提起を、提起というか論議ですね。論議や提案をさせていただきたいと思いますので、制服の件についてはそういうことで思いますので、ところで言います。
  それで、部活の問題なんですけれども、都幾中は現状は試合にも出られないぐらいの生徒さんというか人数、部員さんですね、がいない。実際は、玉中と合同で試合に出ているんだ と思うんですけれども、課長、それで間違いないでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 試合に出るときは玉中と組むことがあるということで聞いております。年によって違うけれども、基本的には組んで出ていると。違うかな。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 部員数が足りない場合には、これまでは比企郡の中で部員数の足りない学校同士を合わせてチームをつくってやるわけなんで、足りているところと足りないところが組むという組ませ方は今まではしてこなかったというふうに思っています。
○6番 田中紀吉議員 足りないところと足りないところという。
○久米正美教育長 最近では、都幾川中学校と小川西中学校が組んで、組ませる際の配慮としては、なるたけ近い中学校の、部員が満たない学校同士を組ませるというようなやり方をしていたなというふうに私は記憶しておるわけなんですけれども、必ず都幾川中と玉川中で組んで出るとかそういうことはなかったかなと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 そういうところでも、ユニホームとかはらばらになっちゃうというふうな気もするんですけれども、教育長に今、お話だったので。私が思っていたのは、なるべく近いところで組んでというふうに思っていたんで、できればユニホームなんかも統一というのか同じようなというのか、使えればいいんじゃないかなと思っていたんでお聞きしました。それはそれで分かりました。
  ということで、ぜひ何かの形ができないかということで、私も探してみたら、最後に答弁書にも載っています就学援助ですね。就学援助を私もネットで見て取りました。そしたら、申込みが2月8日から3月8日でしたっけ。そのくらいの時期に申込みをしてくださいと、就学援助の申込みですね。いうんだと思います、現在のときがわ町は。
  それで、課長に伺わなきゃいけないなと思ったんですけれども、課長、その時点で申込みをして、3月の委員会にかけて決裁というと4月とか5月の支給になると思うんですよ、実際は。それで、実際の制服の申込書は11月なんです。前年の11月に紙をもらって、12月の初旬に締め切ります。それで、品物を渡すのは1月中旬とか、大体ラフです。ラフにはそのくらいだと思うんですね。お金は制服を預かったときにお支払いくださいというんだと思います。というふうになると、さっきの就学援助の話でいきますと、お金はじゃ、いつ頂けます か、支給になりますか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  まず、就学援助制度の中の特に中学校進学学用品、このことだと思うんですけれども、周知につきましては毎年1月ですね。だから、小学校6年生の1月に始めて3月に支給という形になります。ですから、もっと前ですね。
○6番 田中紀吉議員 よかったです。それで結構です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 だから、私が聞きたいのはお金を払うのが先になっちゃうんじゃないかと。そこです、課長、ですよね。就学援助の申込みはします。でも、お金を頂けるというか、支払わなきゃならないのは早いと思うんですよ。違っていたら、ごめんなさい。私はそういうのは言い方はよくないと怒られていますが、多分そういうことだと思う。だから、今回ぜひお願いしたいのは、小学校の子供たちが中学校に行く。それで就学援助の申込みを例えばもう少し早めにして、委員会で結論を早めに出して、支給を早めにできないかと、そういうことなんですけれども。話が分かりますでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 実施に任せても立替えという形になるかと思います。今のご意見は承りまして、また実際事務としてできるのか、また考えていきたい、検討したいと思っております。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 補足をさせていただきます。
  3月に支給はされるんですけれども、もしかしたら制服代を支払うところに3月の支給が間に合うかどうかと言われれば、ちょっと私も心もとない部分、もしかしたら間に合わないかなという気もするんですけれども、田中議員のご指摘の、その後、部活動でお金が、またユニホームを購入するんでお金が必要だというときには、中学に入学して、4月になって、仮入部だとかいろんなことを経て、最終的にこの部にお世話になると決まってから、じゃ、そろそろユニホームを購入ということになりますので、そちらのほうについては十分に間に合っているという。
  だから、その両方とも、制服もそれからいわゆる部活のユニホーム、両方ともに間に合うかどうかはちょっとあれだけれども、少なくとも部活関係のほうには間に合うんだというふ うにご理解いただければありがたいなというふうに思います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 すみません、補足で恐れ入ります。
  今ちょっとチラシも確認して、私も全部暗記してなくて恐縮なんですけれども、やはり前年の所得を基に、例えば令和5年の4月入学だったら令和4年分の所得ですか。そういったものが就学援助に該当になるかどうかというのがありますので、どうしても時期的には、今できるスパンの中で早め、早めということになったと思うんですけれども、やっぱり1月。小学校は何か11月ぐらいには周知始めるらしいんですけれども、やっぱり3月の支払いという形になるのかなと、事務上はですね。できる検討は、まだ余地があるのかどうか、ちょっとまだ答え切れなくて申し訳ないんですけれども。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 新入学児童・生徒の学用品費ということで、中学校のときは6万3,000円なんですね、ときがわ町では。だと思います、これ見たら。それで、受付が2月3日から3月8日ということが出ています、出ていますね。だからできれば、小学校に行っている方が中学校に行くわけですね。小学校に入学するというのはなかなか難しい部分があったり、調査をするのにね。だから、私は中学はできると思いますよ。言葉は選ばなきゃいけないんですけれども、教育委員会がまさに寄り添うかどうかという視点ですよ。だから、制服はとにかくお金はもう1月なんだから。この間頂いた資料で、案内でいきますと、12月の申込みをして、採寸をして、1月とか2月にいただくときにお金を払ってくださいという制度ですね、案内で見ると。それで入学になると。
  今、教育長がおっしゃった、部活については確かに仮入部があったり、連休明けぐらいかなという感じだと思うんですけれども、連休明けぐらいが実際になると思うんですけれども、だと思います。
  そうすると、その6万3,000円はほぼ、想定しているのは入学に係る費用だと思うんですね、多分、分からないですけれどもね。お金に書いてあるわけじゃないですけれども、実際はそういうふうに見えます。ということでいけば、ぜひその検討はしっかりしていただいて、中学生に入るときに間に合うようなお金の出した方は検討していただけないでしょうかねと。しつこいようですが、もう1回確認します。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 一応、新入学生の児童・生徒、小学生も含めますけれども、児童・生徒分につきましては入学前の3月ですね、ホームページにも書いてありますけれども。3月のどこかまではちょっと恐縮なんですけれとも、3月です。引っ越してきた方がいた場合はまた7月にももう1回、そういうチャンスがあるんですけれども、3月ということで。恐らく3月の月、2月、1月はちょっと難しいかとは思うんですけれども、やはりそういう前年所得とか審査もありますので。これも先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、なお改善できる余地があるかどうかは検討させていただきたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 課長、しつこいようですけれども、お金が必要なのはそこなんですよ。だから、そこは工夫をするということで、例えば前年度というのが、例えば普通の申告でいけば暦年だから12月で、申告の問題でいけば3月とか何とかってなるんですけれども、例えばそうじゃなくて、その前の年のをいただいて仮で見るとか、それで次の年をもらうとかいうことも1つは。技術的なという問題もありますけれども、とにかく寄り添うって、実際にお金が必要なのにやるというのが、そこだと思っていますので。それが、ときがわ町が優しい町なのかどうかというところだと思うんですよ。しつこいですけれどもね。私も言っていてしつこいなと思いますけれども。しつこいんですよ、そこは。そういう意味です。
  それで、せっかくここでいっぱい、ときがわ町はって書いているんですよ。これは11月号。12月号は別の形のあります。そこだと思うんですよ。そういうきめ細かさがある。そんなにお金を余分にということではないわけですよ。早いというのは重要なんですよ。重要なんですね。私もお金で苦労しています、それは余計ですけれども。と思います。
  だから、ぜひそこはしっかり教育長も含めて検討をお願いしたいと思いますので、教育委員会としてぜひできればと思いますので、教育長に最後に伺います。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 田中議員のおっしゃるように十分寄り添っていきたいという気持ちももちろんありますし、ただ、なかなか前年度の所得がちゃんと確認できないと結局今までも、違ったケースですけれども、取消しというようなこともございましたので、見込みで進めるわけにもいかないような部分もなかなかあるんで、最大限早く出すということでやっていきたいなというふうには思ってはおります。
  ただ、併せて制服とそれから部活動に係るようなお金を合算していくと、必ずしも、いわ ゆる先ほど言われたような金額の中では収まらないというような部分もございますので、場合によっては多少、そのお金を役立てるところがちょっと前後するかもしれませんけれども、うまくやって、帳尻合っていただけるとありがたいなという部分もございます。なるたけ最大限に寄り添って、やらせていただきたいとは考えております。
  以上です。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 最後でもないんですけれども、私も金額の点でも、これは町長に言ったほうがいいと思うんですけれども、何でも上がっちゃっているんですね。だから、機械的に国の基準がどうのというんじゃなくて、これは自治体で決められるんですね、幅を持たせられるというとかね。言い方を変えます。幅を持たせられる、加算できるというところでは、ときがわ町もそういうことで少し、例えば違うやり方。15の春はいいアイデアですよ、教育長。だから、そういう意味ですね。あれはどこかがやっているわけではないわけですから。
  そういう意味でも、中学に上がるときは、おめでとう何とかじゃなくてもいいですけれども、そういう部分で何か知恵が出せないかなというふうに思いますので、それはそれとして、今日は課題では、関連ではありますけれどもね。ぜひ、ご検討いただいていきたいと思います。これで終わります。
  以上です。
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後2時20分といたします。
                                (午後 2時07分)
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○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時20分)
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          ◇ 長 島 金 作 議員
○小島利枝議長 発言順位3番、質問事項1、唐沢川の雨水排水について。
  通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 3番の長島金作です。
  議長のお許しをいただきましたので、発言通告に従いまして、町政に対する一般質問を行います。
  最初に、唐沢川の雨水排水について質問いたします。
  ときがわ町でも令和4年7月12日の集中豪雨により、近隣市町村とともに大きな被害が発生いたしました。被害状況には、道路や中小河川等の施設にも被害があり、復旧は埼玉県と町が連携しながら早期復旧に取り組まれたことに、地元住民として感謝いたたしております。
  さて、豪雨が発生して1年4か月が経過しましたが、町ではようやく7月に独自の雨量計が本庁舎に設置され、降雨情報が随時把握でき、避難対応の判断が容易になったことは喜ばしいことと思います。また、町では浸水被害が発生した箇所や区域の現地確認を実施し、改修方法の検討が行われたと聞きました。
  今回、私に町民の声が届いております。唐沢川の雨水排水について、その具体的な改修の有無や改修箇所や改修時期について、現状の町の考えを伺います。
  なお、質問させていただく唐沢川の区間は番匠と仲井の境を流れ、小川消防署ときがわ分署前の県道大野東松山線を通過し、低地部の菖蒲園までの区間といたします。お願いいたします。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 長島議員ご質問の1、唐沢川の雨水排水についてにお答えいたします。
  昨年7月に発生した豪雨は、町の特に南東部において猛威を振るい、現在、その復旧と対策事業に取り組んでおります。
  議員ご指摘の区間につきましては、唐沢川が県道大野東松山線を横断する箇所で県道が冠水し、近隣の住宅で浸水被害が発生しました。原因といたしましては、想定降雨を大きく超える豪雨に加え、現状河川の屈曲した線形と護岸及び河床の形状により、県道横断部の上流で越水したものと考えられます。
  そこで、当該区間の河川流水を速やかに流下させるよう、来年度、局所的な河川改修を予定しております。具体的には県道上流部の屈曲部を緩和し、三面張りの水路に改修します。また、併せて土砂が堆積しやすい県道横断下流部の河床をコンクリートで整備することで流速を確保します。
  近年、想定を超える豪雨の増加を踏まえ、国や県においては施設整備たけではなく、避難や被害軽減対策を総合的に実施しており、町においても引き続き原因となる局所的なハード対策と、事前に土のうの配布など被害軽減対策を併用し、浸水リスクに備えてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 ありがとうございます。
  回答いただきました唐沢川の現有排水量の能力の改善が早期に実現できますように、町の取組に期待いたします。
  1問をこれで終わります。
○小島利枝議長 よろしいですか。
  続きまして、質問事項2、将来的な唐沢川の雨水対策について。
  通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 次に、将来的な唐沢川の雨水対策について質問いたします。
  唐沢川は集水面積も広く、地形的に番匠と仲井の境を流れています。以前は水田地域であり、田んぼは自然の洪水調整機能を持っていました。しかしながら、最近では土地所有者が畑などに埋立てを実施。すぐに雨水が排水路に流れ出るため、下流部の洪水・浸水の発生の主な原因の1つになっていると思われます。
  また、唐沢川は番匠と仲井の境を流れ、隣接区域は将来、土地利用計画(新しく宅地化する用地)の可能性が高いと考えられます。この区域の開発に伴い必要となる洪水調整池のある都市公園的な親水公園を町が整備し、若い世代が住みたい、住み続けたいと思える、ときがわ町のシンボル的な景観施設を造ることも考えるべきであると考えます。町長の見解を伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 長島議員ご質問の2、将来的な唐沢川の雨水対策についてにお答えいたします。
  調整池は河川の洪水調節のために設置される施設であり、下流の河道が増水した雨水を流し切れない場合に一部を一時的にためて、下流側の氾濫を防ぐ役割を果たすもので、一級河川や開発が進む市街地の河川などで多く整備されております。
  唐沢川については、上流部にゴルフ場開発に伴う調整池が既に整備され、中流域は雨水流出係数の低い平坦な農地が広がっており、常時は調整池からの水流に多くの生活排水が流れ込んでおります。
  ご質問のこの区域の開発に伴い必要となる洪水調整池のある都市公園的な親水公園を町が整備する考えはについてですが、開発に伴う必要となる調整池は本来、開発業者が整備する ものです。また、現在の唐沢川の周辺における大規模な開発計画はないため、町が事業用地を確保し、事業整備と将来にわたる維持管理費が必要となる調整池を先行して整備する考えはありません。
  唐沢川の雨水対策については、先ほどの唐沢川の雨水排水についての答弁で申し上げたとおり、原因となる局所的なハード対策と被害軽減対策を併用し、浸水リスクに備えてまいりたいと考えております。お願いします。
○小島利枝議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 先ほど大規模な開発と回答いただきましたけれども、現在、あそこに池がございまして、その池をちょっと整備するとか、そういった簡単な考えでよろしいかと思うんで。詳しいことはまた次回、質問いたしますので、今回はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。これで私の質問を終わります。
─────────────────────────────────────────────────
          ◇ 小 宮   正 議員
○小島利枝議長 続きまして、発言順位4番、質問事項1、地域のお祭りに補助金を。
  通告者9番、小宮正議員。
○9番 小宮 正議員 9番、小宮です。
  議長よりお許しをいただきましたので、1問質問させていただきます。
  地域のお祭りに補助金をということでございます。
  新型コロナウイルスが5類になり、地域でお祭り等のイベントが盛んに開催されることになったと。物価高騰などの影響で寄附も減少し、運営に大変苦慮している。地域で開催されるお祭り等のイベントは、子供からお年寄りまでが世代を超えて楽しむことができるとともに、地域の活性化にもつながると思うが、町の補助金の考えはあるのか伺いたいと思います。
○小島利枝議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 小宮議員ご質問の1、地域のお祭りに補助金をについてにお答えいたします。
  地域で開催されるお祭り等のイベントについては、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症へと見直されたため、その多くが再開されるようになりました。地域のお祭り等イベントにつきましては、各地域により大小様々な取組がなされており、町が把握していないものも多数あるのではないかと想像しております。このような各地域のお祭り等イベントにつきましては、地域の結びつきを強める基本的なものであり、地域力向上 には重要なものと考えております。
  しかしその一方で、各地域によりその対象、範囲、種類等様々な取組がなされており、現時点で町としてどのようなお祭り等イベントがどれだけ存在して実施されているのか把握が難しいため、一概に補助することはできません。
  今後、各行政区長や各世帯を対象としたアンケート調査を予定しているため、そこで各行政区の問題点等を把握し、お祭り等イベントを含めた各地域への支援の在り方を検討してまいります。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 今、答弁書頂いてあれですけれども、町はあまり把握してないということでございます。でもね、行政区がやっているところだと簡単に分かると思うんですよね。山からいけば、大野のほうは多分行政区じゃなくて有志でやっているか、椚平もそうかなと、夏祭りもね。あと、平に来れば、先ほどお話ししたやすらぎなんかも地域の区長さんが先頭になってやっているわけではないんですね。本当に地域でやっているって、玉川のほうは、私も旧の玉川地域のことは分かりません。ただ、明覚地域は大体、番匠はじめ、馬場、関堀ぐらいまでは大体区長さんが中心にやっておるところでございます。
  そういう中で、高齢化も進み、だんだん地域のお祭りが明覚でも、この間も本郷のほうも各種団体解散しちゃいましたけれども、そうなってくるとやっぱり、人集めができなくなると、やっぱりそういう地域のお祭りもだんだんできなくなるんかなと思います。
  そういう中、私ももっと細かく書けばよかったんかなと思いますけれども、すぐに来年度、予算をつけてくれということではございません。先々のこと、今は大丈夫なんですよ、今。関堀地域でも明覚地域でも、頑張って皆さんがいろいろなイベントを含めてやっております。我々のグループはグラウンドゴルフも幼稚園から85歳まで来て盛大にやっておりますけれども、その中でやっぱり1日楽しんでもらって、見守りもできるんですよね、そういうことによって。それで地域の輪も余計結ばれるんかなと思います。
  番匠みたいに大きい団体がある地域ならいいんですね。ただ、関堀、馬場辺りまで来ますと、本当に区長さんだけだとなかなかお金を集めるというのは大変かなと。今は確かにいいんですけれども、これから区長さんになる人も、全ての町の役員もそうだと思うんですけれども、大体会社定年になって、60ちょっと過ぎからほとんどの役員が多いんですね、高齢化もほんと早くなっていて。
  そういう中、できれば答弁書の最後のほうはいい言葉が書いてありますけれども、そうい う流れで、後々はそういうことも、町でできるもの、町とだから一緒にやっても別にいいと思うんですね。そういう新たなことも考えながら、私は進めていったらいいときがわ町ができるんじゃないかなということでございますけれども、町の考え、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまの小宮議員のご質問でございますけれども、大きく今、小宮議員の質問の中でも出てきました番匠地区のお祭りですとか、関堀地区のお祭りも意外と大きいイベントだと思っております。新聞折り込み等にも開催の通知等が新聞に折り込まれている場合もあるかと思いますけれども、そうしたものについては、私もほとんど把握しているつもりではあります。
  ただ、今、お話の中にも出てきましたような、グラウンドゴルフですとか、そういうイベントもやられているというお話も伺いまして、そういうものって、地域の方たちが集まって、地域のコミュニティを上げていくための活動としてやはり重要なんではないかなというふうには思っているところでございます。
  ですから、夏祭りですとか盆踊りですとかそういうものだけでなくて、やはり地域で行っている、そうしたグラウンドゴルフでとか、そういう地域の人たちの交流が図られるようなイベントというものもしっかりと支援できるんであれば支援していきたいというふうには考えているところであります。
  そうした中で今考えているのは、区長さんにまずは今年度中にアンケートのほうをやらせていただこうと思っているんですけれども、その中で地区としてどういうふうなイベントをやっているのか、その辺を集約させていただいて、どれぐらい地域が行っているのか、行っていないのかというところもあると思いますけれども、その辺を判断させていただいて、支援ができるようなことを今後、来年すぐにというわけにはいかないかと思いますけれども、考えていきたいというふうなことで、そのアンケートのほうも取っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 私、今年、コロナが明けて初めて、久しぶりの、3年ぶりの地区のお祭りがあったんですね。そういう中で反省会にこれが出たんですね。これは三十五、六年前に地域でつくったお祭りなんですよね。それはなぜかというと、子供がいるんですけれども、お祭りも何もないんで子供によくないということで、3年間ぐらいボランティアで地域でや って、それから大字に、区長さんに頭下げて、地区でやってくれということでなった。今まで続いているところでございます。
  そういう中で、今はいいけれども、本当にこれから先々を考えると若い人もいなくなるし、いろいろ寄附を集めるのも大変だということで、これを残していくにはどうしたらいいかということですね。本当に大変な問題なんでね。だから、若い人が確かに入っていますから、入ってきていただければいいですけれども、なかなか交流がないというか、入ってもいただけないというのが現状でございます。
  そういう中で、できれは区長さんを通じてやれば、会計も明朗会計ですから、区長がやって。うちなんかの場合は個々1軒ずつ、全員に会計報告して、誰からもらったかというのを全て出しますので。そうしてもらえれば町も安心して、変なふうにお金、せっかく補助金を出すにもそういう心配もないかなというので、区長さんを通じてやっていただければいいかなと思います。
  それで、今、答弁書にも、今年から区長さんや各世帯アンケートってありますけれども、大体、およそ何月頃あれですか、もう年内ないと思うんですけれども。来年早々でしょうか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 今ここで、じゃ、いつアンケートのほうを申し上げるということは言えないんですけれども、もう既にアンケートの内容につきましては大体固まってきているところです。ですから、それが最終的にまだ決裁をいただいてないものですから、決裁をいただけた段階で区長さんのほうにはお出ししたいと思っております。ですから、遅くとも年度内にはもう回答をいただくような形で今、考えているところでございます。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 これは区長会か何かのときに配布して、それとも区長のところへ直接送っちゃうんでしょうか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 このアンケートにつきましては、区長に直接郵送、すみません、区長発送でお送りさせていただいて、回答を郵送で送っていただくという方式を取ろうと思っています。それを集約して集計したものを、来年の4月に区長会の総会を今のところは予定はしているんですけれども、そのときに結果をご報告させていただきたいなというふうには考えているところです。
  以上です。
○小島利枝議長 小宮議員。
○9番 小宮 正議員 ありがとうございます。
  ぜひとも明覚地区ばかりじゃなくて、玉川もあると思うんですけれども、本当にお祭りは地域の本当の活性化になります。今年は町長も来てもらいましたけれども、本当に子供が明覚地区にこんなにいるんかなというような、50人も来たらすごいものですよ、子供は。そういう中で大人も200人、うちの地域の倍以上来てね、入れないほどで、品物が足りない騒ぎでありましたけれども。本当にやってよかったなというような感じがしておりますけれども、そういう中、本当にこれからだんだん高齢化が進むわけですので、ぜひとも町に、多額のことは無理かもしれません、金額は。しかしながら、幾らでも町の補助できるように検討していただければありがたいと思うんで、よろしくお願いいたします。終わります。
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   ◎延会について
○小島利枝議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小島利枝議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 2時44分)