令和6年第1回ときがわ町議会定例会
議 事 日 程(第2号)
令和6年3月6日(水)
午前9時30分開議
開議の宣告
日程第 1 一般質問
日程第 2 議案第 1号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度ときがわ町一
般会計補正予算(第6号)
日程第 3 議案第 2号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度ときがわ町事
務手数料条例の一部を改正する条例)
日程第 4 議案第 3号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額を定めるこ
とについて)
日程第 5 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第 6 同意第 1号 ときがわ町教育委員会教育長の任命について
日程第 7 同意第 2号 ときがわ町教育委員会委員の任命について
日程第 8 同意第 3号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第 9 同意第 4号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第10 同意第 5号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について
追加議事日程(第2号の追加1)
日程第 1 議長の辞職について
追加議事日程(第2号の追加2)
日程第 1 選挙第 1号 議長の選挙
追加議事日程(第2号の追加3)
日程第 1 選挙第 2号 副議長の選挙
日程第 2 選任第 1号 常任委員の選任について
日程第 3 選任第 2号 議会運営委員の選任について
日程第 4 議案第 4号 ときがわ町犯罪被害者等支援条例の制定について
日程第 5 議案第 5号 ときがわ町有害鳥獣対策施設の設置及び管理運営等に関する条例
の制定について
日程第 6 議案第 6号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例等の一部
改正について
日程第 7 議案第 7号 ときがわ町町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部
改正について
日程第 8 議案第 8号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改
正について
日程第 9 議案第 9号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の一部改正について
日程第10 議案第10号 ときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関す
る条例の一部改正について
日程第11 議案第11号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の
基準に関する条例の一部改正について
日程第12 議案第12号 ときがわ町介護保険条例の一部改正について
日程第13 議案第13号 ときがわ町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準に関
する条例の一部改正について
日程第14 議案第14号 ときがわ町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定
介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関
する基準を定める条例の一部改正について
日程第15 議案第15号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運
営に関する基準を定める条例の一部改正について
日程第16 議案第16号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備
及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改
正について
日程第17 議案第17号 ときがわ町水道事業給水条例及びときがわ町水道事業の布設工事
監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について
日程第18 議案第18号 ときがわ町ときがわ親水公園条例の廃止について
日程第19 議案第19号 小川地区衛生組合の規約変更について
日程第20 議案第20号 町道路線の廃止について
日程第21 議案第21号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)
日程第22 議案第22号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
日程第23 議案第23号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第24 議案第24号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第25 議案第25号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
3号)
日程第26 議案第26号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)
日程第27 議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算
日程第28 議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第29 議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第30 議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第31 議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算
日程第32 議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第33 議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算
─────────────────────────────────────────────────
出席議員(10名)
1番 畑 豊 議員 2番 杉 田 健 司 議員
3番 長 島 金 作 議員 4番 神 山 俊 議員
5番 小 島 利 枝 議員 6番 田 中 紀 吉 議員
7番 山 中 博 子 議員 8番 前 田 栄 議員
9番 小 宮 正 議員 11番 野 原 和 夫 議員
欠席議員(1名)
10番 岩 田 鑑 郎 議員
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美
副町長
小 峯 光 好
総務課長
荒 井 淳
政策財政課長
大 野 健 司
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和
町民健康課長
式 守 康 子
福祉課長
山 ア 俊 樹
農林環境課長
町 田 圭 介
商工観光課長
荻久保 充 也
建設課長
加 藤 光 典
水道課長
伊 得 正 巳
─────────────────────────────────────────────────
教育長
久 米 正 美
教育総務課長
宮 寺 進
生涯学習課長
正 木 達 也
─────────────────────────────────────────────────
議会事務局長
正 木 彰
書記
師 岡 徹
─────────────────────────────────────────────────
◎開議の宣告
○小島利枝議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
本日、欠席届のある議員は1名です。
ただいまの出席議員は10名でありますので、定足数に達しております。
これより、令和6年第1回ときがわ町議会定例会2日目を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
(午前 9時30分)
─────────────────────────────────────────────────
◎議事日程の報告
○小島利枝議長 本日の議事日程を報告いたします。
議事日程は、配付したとおりであります。
─────────────────────────────────────────────────
◎一般質問
○小島利枝議長 これより日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。
─────────────────────────────────────────────────
◇ 長 島 金 作 議員
○小島利枝議長 発言順位5番、質問事項1、唐沢川の雨水排水について。
通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 3番の長島金作です。議長のお許しをいただきましたので、発言通告に従いまして町政に対する一般質問を行います。
唐沢川の雨水排水について質問します。
令和5年12月定例会において一般質問したが、将来的な唐沢川の雨水対策を閉会後、さらに調査しました。まず、唐沢川の地域的な位置として、合併前の旧都幾川村と旧玉川村の境を流れ、県道大野東松山線までの集水面積は約34.2ヘクタールであり、現在も唐沢川は1系統で流下しております。流域は上流部に越生ゴルフ17.6ヘクタールがあり、流域面積はおおむね50%を占めております。中流部は集合的な住宅地と以前から水田があり、近年水田は休耕田となり、畑に土地利用が変更されている状況です。区域面積は約16.5ヘクタールですが、今後水田のような滞水機能を発揮できず、豪雨などでは下流に大きな影響が出ることが懸念されます。
次に、令和4年7月12日の集中豪雨により浸水した唐沢川沿い関係者2名に担当課長から直接説明することを要請し、令和5年12月26日に説明があり、私も同席しました。今回の説明まで1年半が経過しておりましたが、ここまで関係者に説明が遅くなった理由をお伺いします。
今回関係者へ説明までの一連の経過により、ときがわ町では唐沢川の雨水排水計画を持っていないこと、降雨強度が時間当たり57ミリを超えている場合には、施設管理に町の責任がないとの説明は、浸水被害を受けた住民には言えないと思いました。当然関係者に説明を納得してもらえないです。町は自然災害によるものか、行政ができる限界の取組をしても発生する災害か、減災の考えで排水計画の指針を策定し、町民に開示することが今求められていると考えますが、町長の考えを伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
長島議員ご質問の1、唐沢川の雨水排水についてお答えいたします。
令和4年7月に発生した豪雨につきましては、前回定例会の一般質問で答弁したとおり、現在その復旧と対策事業に取り組んでおります。
議員ご指摘の唐沢川沿い関係者2名への説明について、今回の説明まで1年半が経過したが、ここまで関係者に説明が遅くなった理由ですが、通常用地買収を伴わない部分的な改修事業では、施工業者が決定するなど具体的な内容が決まった段階で隣接者に説明しており、今回のケースがこれに該当するためです。
次に、排水計画の指針を策定し、町民に開示することが今求められていると考えるがについてですが、唐沢川はご承知のとおり、一級河川や準用河川のような法定河川ではなく、河川法や条例の適用されない法定外の普通河川のため、雨水排水計画は策定しておりませんが、減災の考えを踏まえ、簡易的な計画作成について今後検討してまいります。
以上です。
○小島利枝議長 よろしいでしょうか。
長島議員。
○3番 長島金作議員 これで私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
─────────────────────────────────────────────────
◇ 野 原 和 夫 議員
○小島利枝議長 続きまして、発言順位6番、質問事項1、ゼロ歳から2歳児の保育料無償化を。
通告者11番、野原和夫議員。
○11番 野原和夫議員 皆さん、おはようございます。日本共産党の野原和夫です。
議長の許可をいただき一般質問させていただきます。
まず、ゼロ歳から2歳児の保育料無償化を。
令和元年10月から幼児教育、保育の無償化が始まり、幼稚園、保育所など利用する3歳から5歳児、住民税非課税世帯のゼロ歳から2歳児の利用料が無料になりました。町長の施政方針にある人口増加対策、これは出生率の向上にもつながると思います。その中でゼロ歳から2歳児の保育料無償化を願うが、町の考えを伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 野原議員ご質問の1、ゼロ歳から2歳児の保育料無償化をについてお答えいたします。
本町の無償化の対象外であるゼロ歳児から2歳児の保育料は、保護者の所得により8階層に分かれており、第1階層と第2階層は実質無償、住民税課税世帯はその所得割額に応じ、月額で第3階層の9,800円から第8階層の5万4,700円を設定しており、この金額は国で示す保育料基準額の約60%になっています。
また、本町では第3子以降の保育料の無償化や第2子の減額など、子育て世帯の経済的負担の軽減にも取り組んでおります。
ゼロ歳から2歳児の保育料無償化については、現在のところ実施の予定はありませんが、保育士を国の基準以上に配置するなど、引き続き保育の質と安全の確保に取り組んでまいりたいと考えております。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 私、この質問については、町長も昨年ですか、ゼロ歳から2歳児の保育士のことを大変気にかけておりました。以前、私も帯状疱疹の問題については町長が気にかけたものを一般質問しました。実現されました。また、同じことは一度あることは二度ある。そういう思いで私は一般質問をさせていただきました。
今、人口減少の中で、やっぱり出生率を上げる努力は大変重要だと思うんですよね。その中でやっぱり必要なものはやるべきであると私は思っています。いろんな事業をやっていますが、この中で見える化の中で判断できるものもいくつかあると思うんですが、そういうことを踏まえて見える化にして、この問題を解決に向ければいい方向性が生まれるんではないかなと思います。
1つ聞きます。例えば共働きで年収500万、子供がゼロ歳児1人の場合の保育料はどのくらいになりますか、伺います。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
基本的にこの保育料は所得ではなくて税によって定められておりますので、この一番高い段階、第8段階に該当するという方が月額で39万7,000円以上の方というのがこの第8段階に該当している世帯となっております。よろしいですか。
○11番 野原和夫議員 これは出ないね。はい、分かりました。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 それでは、現時点でゼロ歳児から2歳までの全子供の数は67名いると思うんですよね。その67名の方は、平均的な階層の中でこれを無償にしたら予算としてどのくらいかかるか計算できますか、お願いします。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
令和5年度の予算ベースで、この保険料の歳入の部分が1,000万円を少し下るような金額となっております。
○11番 野原和夫議員 全体ですか。分かりました。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 1,000万、私、ちょっと計算してみたら、そんなにかからないような気がするんですが、今の町の財政状況から見ると、この1,000万というのは貴重であると思いますが、思い切った策として実現に向けることも1つ努力の中で必要ではないかなと思うんですが、大野課長、予算の中でどのような配分の中で検討できますか、伺います。
○小島利枝議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 財源につきましては、非常に今ときがわ町、2月16日に開催した当初予算の説明の全協の中でも申し上げましたが、年間の予算を編成するに当たり、5億円を
超える繰入金をしないと編成をできないというような状況にございますので、非常にそろそろ危険になってきたという状況もありますので、財源の確保というのは厳しいところだと思いますが、そこにつきましては、あとは編成をする中で事業の優先順位をつけ、その優先順位が高いものから財源を確保していくという考え方になろうかと思います。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員、挙手お願いします。
野原議員。
○11番 野原和夫議員 分かりました。
この問題については、近隣の自治体では無償化をやっている自治体はありますかどうか伺いたいんですが。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
給食費とかで滑川町が無償化になっているというのは聞いているんですが、保育料に関しては現時点では把握しておりません。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 東松山市では第2子は無償にしていると思うんですよね。この金額も含めて、予算の配分も検証しながらやっていけば何とかなる予算であると私は思っているんですが、この答弁書の中では今のところということで、今のところが含みがあるんですよね。だから、そこを今のところを前進に向かって努力をしていただくことを願いたいです。
それと、保育士の国の基準以上に配置するなど、引き続き保育の質ということは、これが見えてますか、皆さんに。要するに保育の充実、教育の充実、組み合わせれば必ず人は集まります。子供が増えます。それが大事なんですよ。でも、この中で配置するという質、これが見えてますかね。この内容をご説明をお願いします。
○小島利枝議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
皆さん多分国の基準というのは結構御存じの方は大勢いらっしゃると思います。保育士1人当たりが見れる子供の人数ですが、0歳児は3人、1歳児、2歳児が6人というふうな基準に、これは国の基準になっております。ときがわ町のこの質の向上というところでは、0歳児の3人はそのまま国と同じ基準なんですが、1歳児、2歳児につきましては保育士1人当たり4名体制で保育を行っています。国よりももっと高い基準で保育士をつけて保育を行
っているという、こういう現状でございます。この辺もしかしたらPRが少なかったのかなと思いますので、今後はこういった取組をしているんだよというPRをもうちょっと一生懸命やっていきたいというふうに思っております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 これが1つの見える化でPRなんですよ。そうすると人はどんどん増える可能性はあります。そこに加えて無償化するんです。皆さんそう思いませんか。そうするとさらに拡大できるという。予算というのはときがわ町の自主財源をきちんと確保するような予算の組み方をしていけばいろんなことができると思うんですよね。それをぜひやっていただいて、この問題については今のところ前に進める考えでぜひ実現に向けて努力をしていただきたいと思います。町長、いかがでしょうか、最後に聞きます。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 子育ての問題なんですが、野原議員は0歳から2歳までというようなお話なんですが、ちょっと逸脱するかもしれないんですが、第2の子育てという言葉が昔からあって、これは中学を卒業してから大学まで、高校が今すごく大変で、よく子育て貧乏というぐらい、大学生2人を持つと、もう家計は大変という話は昔からあったんですが、なかなかそこが行政のサービスが行き届かないところかなと思います。そこのところもよく含む。それからまた、今学童保育の問題もあって、これも保育なんで、学童保育の問題もあります。それから、今年度の出生者は驚くべき少ないです。20人なんですよ。これは実際そういう数値を皆さんに見せると、これは何としなきゃいけないというふうな話も出るわけで、それが私、つかめなかったんで、来年度予算にはしなかったんですけれども、何とかこれは来年度よく福祉課とも話をして、前向きに取り組んでいきたいと思っております。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 今、町長の言葉を信じて、この質問を終わりにします。
○小島利枝議長 続きまして、質問事項2、小規模特認校制度について。
通告者11番、野原和夫議員。
○11番 野原和夫議員 小規模特認校制度について伺います。
特認校制度は通常の学区と異なり、町内全域に通学区域を広げて児童生徒の募集を行う制度のことであります。ときがわ町において、人口減少とともに子供の数が減少している豊かな学びの場をつくり、豊かな学びを創造することを考えた中で、特認校制度の議論がされて
きたのか伺います。
また、2025年以降人口減少が予想されるが、少人数での教育をどのように考えているのか伺います。
○小島利枝議長 答弁願います。
久米教育長。
○久米正美教育長 それでは、皆さん、おはようございます。
野原議員ご質問の2、小規模特認校制度についてにお答えいたします。
特認校制度に関する議論につきましては、教育委員会議における区域外就学及び指定学校の変更に関する協議の中で、特認校の導入について検討されたことがございましたが、特認校の導入等に特化して議論したことはございません。
少人数での教育につきましては、児童生徒一人一人に寄り添ったきめ細かい指導ができるものと考えており、今後ともこのメリットを最大化できるよう努めてまいります。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 今の答弁書の中では特認校についての議論ということがちょっとおろそかじゃないけれども、あまり煮詰めてないような話は書いてありますが、私、今ときがわ町の小学校、萩小、明小、玉小もありますが、1つその中で生徒が少ない萩小についての問題も含めて伺います。
特認校制度については、越生町、今6年度から滑川町が始まります。滑川町も子供が増えている中であえて特認校をやるということで、今注目を浴びているんですが、少人数学級でも十分教育の進みはできるんですが、特認校制度をつくることで存続ができるということも考えられるんですよね。私はその中で特認校が必要か、または必要でないかということは個人的な判断でできないんですよ。ただ、教育委員会、また教育長をはじめ、住民の声、地域の人たち、あとは学校の先生、教員ですか、それと保護者、そういう人たちが煮詰めて初めてそこの方向に向かうわけですから、そういうことで教育長、地域の声、教員、保護者等の意見を今後の相談というか、協議の中にしっかり盛り込んで選んでいただくことも可能ではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 それでは、ただいまの野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
今お話をお伺いしていて、全く野原議員のおっしゃるとおりだなというふうに、私、お伺
いしながら聞いておりました。この小規模特認校という制度について、その導入に対しての特化した議論というのはもちろんこの答弁書のとおりしてないわけですけれども、ただ、ときがわ町にとってこの小規模特認校という制度を導入することがどうなんだろうかなということについては話合いを持っておるところなんです。というのは、ただいまご紹介していただいたように、近隣の町等で小規模特認校を導入しておりますけれども、いわゆる子供たちが増えていっていく部分と、それから減っている部分で、それで増えているところから減っているところに来ていただく。そういう構図のところは、よく言えば少ない学校にとっては来ていただければありがたい。多いほうにとっては、減って少しコンパクトになればいいかなとか、そういうともに両方にとってある意味、いい言葉ではないかもしれませんけれども、ウィン・ウィンの関係であると非常にこれは成立しやすい関係かなというふうな感じがしております。
それで、それを当町の場合に当てはめた場合に課題となるのが、小規模校に対して、その周辺のというか、もう1つ、2つの学校も決して規模が大きくはない。規模の小さいやっぱり学校だということが今私たちも心配しておるところで、要は数の若干多いところから数の少ないところに移動が始まるということは、これはもとの若干多いほうの学校にとって本当にプラスになるのかということを考えたときに、これまた少しやや疑問が生じてしまうところがございます。そんな意味を含めて慎重にこれは取り扱ったほうがいいかなというようなところが私は今考えているところでございます。また質問していただけるなら、一旦この辺で切りたいと思います。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 確かに児童の取り合いというか、そういうことの問題も出てくると思いますが、あくまでもこれは今私が気づいたのは、前萩小の田中校長ですか、あの人にどうしても長くいるように勧めたい1人なんですが、あの人がすばらしい教育の中で先頭になってやっている。その中で萩小の地域の人たちがものすごく協力体制なんですよね。そうした地域の人たちが一生懸命そこを守っていく、支えてくれる、それが根本的にプラスになっているわけですよね。そこは大事だと思うんですよね。だから、今のこの生徒の取り合いということも、これは全体の話合いでも解消できる問題だと思うんですよ。私はぜひこの町の教育委員会、行政も将来の構想をきちんと打ち出してもらいたいです。そして学校統廃合を進めるのかどうか。これは住民にとっても地域の人たちにとっても不安なんですよね。
それで、国のやり方としては、1973年は当時の文科省は、小規模には教職員と児童生徒の人間的な触れ合いや個別指導の面で教育上の利点もあると。それで進めてきたんですよね。それで、今回はところが、政府は2014年には学校統廃合にかじを切ってしまいました。だから、地域の人たちも萩小がなくなってしまうかな、心配だなという声もあるんですよね。だから、そこの位置づけを行政、教育委員会、しっかりと守るという体制をつくってやって、子供が安心して教育に携わる環境づくりを守ってもらうということも1つ大事ではないかなと思っている。成り行きの流れに沿って統廃合を進めるんじゃなくて、やっぱり小さな学校でも生かす。教育の学びの場でありますから、やっぱり行政がきちんと守る。手を組んでやるという方向性がちょっと感じられない問題も出てくるので、町の教育委員会、町行政も含めて将来構想をどう思っているのか伺います。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 それでは、ただいまのご質問にお答えしたいと思います。
私個人的な見解となる部分もあるかなと思うんですけれども、私は基本的に町内の学校を長く存続させていきたいという信念は揺らいでないところでございます。萩ヶ丘小学校の存続に向けて、また萩小を守るという意味合いよりも、私は3校を守っていきたい、5校を守っていきたい、そんな思いでいっぱいでございます。ですので、現在考えているところが、例えば萩ヶ丘小学校への町外から希望して来るご家庭があった場合に、これまでだとなかなか萩ヶ丘小学校にいい住居がなければ、それを断念してしまうというようなケースもあったわけですけれども、もしそういったご希望があれば、例えば明覚小の校区や玉川小の校区であっても、そこに住居を構えても、そういう転入者が萩小に行きたいということで入ってきていただけるんであれば、指定校を変更して萩ヶ丘小学校への入学を認めていくという形は、指定校変更のその他のところの扱いでできるのではないかなということで、まずはそういったところから様子を見ていきながらやっていきたいなというふうに考えております。いわば特認校制度みたいなものを使いながらというのはやや劇悪の部分ももしかするとある部分もあるんで、まずは地固めというか、町全体で学校を守っていこうということが醸成されていかないと、下手すると取りっこになってしまうということがありますので、町全体の雰囲気として萩小を守っていこう、またほかの学校も大事に守っていこうというものを醸成しながら、うまくそういったものを使っていく。
基本的にはときがわ町のよさというのは、小規模校の中で少人数の教育を行っていくということが極めて特徴的な部分でございますから、それを何しろ可能な限り堅持していきたい。
それで、その堅持していくためにはいろんな協力をしていただくことが必要で、例えば小学校3校、中学校2校を持つということは、町にとっては先ほど財政のお話がございましたけれども、かなりの出費を伴うわけでございます。そういった意味で、プールなんかにつきましても、明覚小学校のところにプールを1つ造りましたけれども、あれも全ての学校の児童生徒に使っていただきながら、なるだけお金の出費、またどこかの小学校に2億も出してプールを造るなんていうことは、とてもそれははっきり言ってそういう考えになったときには、恐らく学校を1つにしていかねばならないということになるでしょうから、なるたけ倹約をしながら、そして協力をいただきながら、全部の学校を守っていく、そういったことで進めていけたらというふうに考えております。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 今、教育長の答弁の中で、やっぱり今この問題、質問を聞いている方も理解できる人はたくさんいると思います。そういう中で、今教育長の考え、行政側はどういう考えを持っているか、町長に伺います。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私は、子育てというのは基本的に低学年なんかの場合は、自分の住居の近いところで教育が受けられるのが最高だと思います。やっぱり子供というのは非常にメンタル面がデリケートなので、自分の自宅からあまり遠くのほうへ1人で行くと非常に不安。なるべく近くにいれば安心。親がいる、おじいちゃん、おばあちゃんがいるところの近くにいたほうがメンタル面で安定感が出るのかなと思っております。その中で、いろいろな事情でそういう近くの学校へ行けない子はいると思いますよね。そういうときは希望するところへ転校していただくというのもありかなと思っております。
久米教育長はもう小規模校のメリットを生かしてという教育方針でずっと進めてきましたので、私は久米教育長の考えに賛同している1人でございます。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 分かりました。今日は滑川町の福田小学校の特認校の資料を頂いたので、ちょっと紹介しようと思ったんですけれども、特認校のすばらしさもあるんですが、今小規模校のすばらしさはあります。その中でもICT授業もGIGAスクール等も含めて、授業の中でも前進できると思うんですよね。だから、そういう方向でやっていただくことは
私は大事かなと思います。
今生き残りをかける中で特認校の制度的なものをつくってしまうと、またそこはそこで問題も出ると思うんですが、今の現時点での小規模校の学校の在り方をやっていくということ、私と正反対の考えの議員もいると思います。統合して競争力を高めるということ。統合してね。そういう考えの人もいますけれども、今はやっぱり小規模の中でも身体を強くする体づくりということも基本として与えていけば、将来に向かってはいい方向性が生まれるように私は感じてます。今、行政側と教育長側の考えが一致したということで私は安堵しているわけですが、今後の問題についても久米教育長、この後教育委員会においても、今の現状も踏まえて説明をちゃんとできるでしょうか、伺います。
○小島利枝議長 久米教育長、説明できますか。
ちょっと休憩いたします。
(午前10時07分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
(午前10時08分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 それでは、ただいまの野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
もちろん教育委員会の会議の中でも、私の考えというのは常々お話をさせていただいているところでもありますけれども、改めてその話はさせていただきたいなというふうに思っております。
あと、ちょっとご質問されたこととはちょっと違う分、教育委員会でよく私がお話しさせていただく中で、この町の小規模校のよさの中に、やっぱり地域との、先ほどちょっと野原議員も紹介していただきましたけれども、学校が地域と非常につながって密接な関係である。そして、そういった中で地域の伝統文化がその中でまた継続されていく。より密接な関係にある。やっぱりそういった部分も大事にしないと。それがもし1つになってしまったときには、そういった部分への影響も大きくなっていくんじゃないかなというふうな心配もしておるところで、今学校のほうではより一層地域との連携を図るということを1つの柱として取り組んでおるところでございます。今後とも教育委員会の定例会のほうにおきましても、私の思いを伝えて、また議論もさせていただきたいなというふうに考えております。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 大事な問題は、学校がもしなくなった場合には、地域には子育て世帯が来なくなり、一たび学校という拠点をなくしたら、少子化どころか地域の衰退に直結するんですよね。だから、そういうこともきちんと考えた中で、保護者、教育委員会、そして教育者、地域の人たちのコミュニケーションも図りながら、きちんとした方向性を導いていただければと思います。教育総務課長も答弁したいと思っているんで、今後の教育方針については、将来構想も踏まえて課長の考えがあったらお伝えください。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 教育長の後の答弁で大恐縮なんでございますけれども、もう基本的には本当に教育長と同じ考えでございます。町長ともこの件でお話も伺いましたけれども、やはり3校、2校の学校の体制、本当に特に小学校だと思いますけれども、地域の核というか、将来の希望のようなものだと思います。まさに地域の拠点の1つだと思うんです。そういうものがなくなってしまうということは地域の将来にとっても大きなダメージというか、そういう希望が失われるような、そんな存在なのかなという気もします。いろんな方法を用いたりしまして、この規模というか体制が維持できればなというふうには思っています。将来どうしても財政的なものとかいろんな要素は入ってくると思いますけれども、少なくとも当面この体制を維持して、小規模校、少人数学級のイメージを最大限メリットを最大化する方向で取り組んでいきたいと思います。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 あえて私、小規模校を重点的に質問させていただきましたが、学校規模と教育的効果は関係ないと共有することが私は大事だと思うんですよね。その中で少子化対策と言うならば、地域の学校を守るべきです。そうすればよい教育環境を求めて、地域の子供の数は自然と増えると思います。そこに結びつく中で、移住・定住も増えると思います。やっぱり保育・教育の充実を掲げた町にすれば必ず人は来ると思います。今教育委員会、教育長も含めて、行政の考えも一致した中で、ぜひ前に進めていただいて、住民の要求も踏まえた中で意見交換をきちんとした中で前進をしていただければと思います。よろしくお願いします。久米教育長、最後にいいお返事をお願いします。
○小島利枝議長 久米教育長。
○久米正美教育長 ただいまの野原議員のご質問と捉えていいのか、何と捉えていいのか分からないんですけれども、何しろときがわ町のよさ、それを守っていきたいというふうに考えております。
以上です。
○11番 野原和夫議員 ありがとうございます。
この質問は終わりにします。
○小島利枝議長 続きまして、質問事項3、有機農業の推奨、学校給食食材の地産地消を。
通告者11番、野原和夫議員。
○11番 野原和夫議員 有機農業の推奨、学校給食食材の地産地消ということで質問させていただきます。
有機農業や農水省が推奨するオーガニックビレッジ宣言に対しての町の考え、取組について伺う。
(2)学校給食食材の地産地消及び有機化について地場産農産物の活用状況と今後の活用について考えを伺います。
(3)給食食材の有機化についての考えを伺う。
以上、お願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 野原議員ご質問の3、有機農業の推奨、学校給食食材の地産地消についてお答えいたします。
まず、(1)有機農業や農水省が推奨するオーガニックビレッジ宣言に対しての町の考え、取組について伺うについてお答えいたします。
オーガニックビレッジとは、農林水産省が策定したみどりの食料システム戦略を踏まえ、有機農業の生産から消費まで一貫し、農家や事業者、地域内外の住民等を含めた地域ぐるみの取組を進める市町村を指し、農林水産省が先進的モデル地区として推進しているもので、市町村長がオーガニックビレッジ宣言を行うこととされています。
農林水産省では、オーガニックビレッジを2025年までに100市町村、2030年までに200市町村創出することを目標に、全国各地での産地づくりを推進しています。宣言の実施状況は、埼玉県内では令和5年5月に唯一小川町が宣言しております。
当町でオーガニックビレッジ宣言をするには、まず有機農業実施計画を策定し、その後宣
言といった流れになります。当町では有機農業に取り組む農家に対し、環境保全型農業直接支払交付金制度を活用し、支援をしております。
一方、化学肥料や農薬を使用する慣行農業につきましても、農業機械購入などを助成する農業者支援事業などにより支援を実施しているところです。当町は中山間地域または山村地域に属し、平坦で広大な農地で行われる大規模農業地域とは大きく異なり、生産条件が不利な環境となっております。そのため、慣行農業も有機農業もお互いにそれぞれの持ち味を発揮し、ともに活躍していくことが重要であると考えています。
オーガニックビレッジ宣言につきましては、有機農業、慣行農業を隔てることなく支援していきたいため、現在のところ考えてはおりません。
しかしながら、有機農業者を中心とした地域からの気運の高まりによって、宣言に向け、今後検討してまいりたいと考えております。
次に、(2)学校給食食材の地産地消及び有機化について、地場産農産物の活用状況と今後の活用についての考えを伺うについてお答えいたします。
まず、ときがわ町の学校給食における地場産野菜の使用率の現状ですが、令和5年度の実績として、令和6年1月末現在、金額ベースで33.8%、食材数ベースで30.3%となっており、昨年同時期と比較して金額ベースで0.5ポイント、食材数ベースで3.7ポイント上昇しております。また、今年度使用した地場産野菜22品目のうち、使用量の全てではありませんが、有機栽培された野菜が16品目含まれております。令和4年度は11品目でしたので、5品目増加しております。今年度から生産者、納入者及び学校給食センターとの間で情報共有を図り、出荷品目や出荷量の増加につなげていくため、定期的に情報交換を開催しており、その効果が少しずつ表れているものと考えております。今後も情報交換会で得た情報を基に収穫量の少ないものでも献立を工夫して使用するなど、引き続き地場産野菜の積極的な活用に努めてまいります。
次に、(3)給食食材の有機化についての考えを伺うについてお答えいたします。
先ほどお答えしましたように、今年度使用した地場産野菜22品目のうち、16品目において有機栽培された野菜を納めていただいており、大変ありがたく感じております。現在、野菜を発注する際に有機栽培であること等の制限は設けておりませんが、有機栽培を行っている生産者の皆様が給食用食材として出荷するよう声をかけ合っていただいているためと考えております。
現在、第2次ときがわ町総合振興計画後期計画において、令和8年度末までに地場産野菜
の使用率金額ベースで50%とする目標を掲げておりますので、まずは地場産野菜の使用率向上を一番に考えていきたいと思います。学校給食用に野菜を納めてくださっている全ての生産者及び納入者皆様のご協力により、地場産野菜の使用率が上昇してきております。ご協力いただいている全ての皆様のバランスを考えますと、現時点におきましては有機栽培による野菜に特化することなく、地場産野菜であることを優先させていただき、これまでどおりの発注方法とさせていただきたいと考えております。
今後も地場産野菜の使用率の向上に向け、生産者及び納入者との連携を密にし、地場産野菜を積極的に給食に取り入れ、安心・安全な学校給食を提供することにより、児童生徒及び保護者の満足度を高めていきたいと考えております。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 オーガニックビレッジ宣言については検討ということで、ぜひこれ宣言をして、PRというか、前に進めていただきたいと思います。それはどのくらいの予定で何とかなるというか、宣言になるでしょうか、伺います。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えさせていただきます。
今の町長の答弁にもありましたように、あくまでも有機に携わっている農業者のまずはやる気だとか、そういうところが一番なんですね。あとは農林環境課、農業委員会も連携しておりますので、エリア取りというのがありまして、今点在して有機のグループの方々、いろいろなところにぽつぽつと出てきているんですけれども、それが皆さんで集まって情報共有しながら、農地も近くにまとまっていかないとなかなか今までの農業、慣行農業という言い方をしますけれども、そことのちょっと食い違いだとかありますので、そういうところも町としても動向を見まして、生産者の方々からの意見も聞きながら、丁寧にトラブルのないようにやっていきたいと思っております。その時期についてはなかなか言えないんですけれども、農業者の方々からの意見が出た場合についてはスピードを持って対応していきたいと今のところは考えております。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 学校給食における地場産野菜の使用率、この現状の数字が出ております。この基準になる数字を出した基準はどこを基準にして出したのか伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 数字がありますのが、まず金額ベースで33.8%という数字が出てまいりますけれども、これは全野菜の納入量に占めます地場産野菜、この地場産野菜と申しますのは、説明いたしますけれども、ふれあいの里たまがわと木のむら物産館、この2つから納入されたもの、これが地場産野菜として、金額別で全納入野菜のうち33.8%、それから食材数ベースで30.3%。この食材数ベースと書いてありますけれども、食材数となると品目と捉えられるかもしれません。品目なんですけれども、偶然なんですけれども、重量で考えてもほぼ同じ数字になりますので、そうお考えいただければと思います。
以上でございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 ふれあいの里、そこのJAの。ちょっと疑問にあるのは産地名が書いてないんですよ。それで地場産と言えるんでしょうかね。そういう計算はちょっとおかしいんではないかなと私は思うんです。やっぱりときがわ産、初めてその数字が表れるわけですから、そこのところがこの問題については私も以前にも副町長もちょっと言ってあるんですが、それはやっぱりちょっと疑問にあるんですよ。どうお考えでしょうか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
この2施設から納入される野菜は全て地場産ということで捉えております。今現在、例えばふれあいの里たまがわで、じゃ、ほかの隣接の町から入っている野菜というのは基本的にはないそうでございますので、この2つから野菜が入ってくれば、それは地場産ということで扱って、その納入伝票等に一々ときがわ町産とゴム印でも押すかどうかは、それは今そこまではいっていない状況です。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 ときがわ産はやっぱり地元産ということでうたってあるんですよ。例えばニンジンは千葉産と書いてあって、そういうことをやっぱり見て初めて数字が表れるんじゃないですか。やっぱりこの数字を根本的に見直すというか、もう少し研究しないと駄目ですよ。やっぱり町長が言っている食と教育で選べる町、それを目指しているんですよ。ちょっと問題にするとなると間違いが出るんじゃないでしょうか。現時点でちゃんと確認してますか、課長は。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それは給食センターの事務方とも前にも給食の関係でご質問をいただいてますので、これは確認しておりますけれども、頂いているものはみんなときがわ町産ということで確認しております。その納入伝票にときがわ町産と一々1枚1枚にないから、それが何か怪しい取引なんじゃないかとかということはございませんし、それから、ふれあいの里たまがわもJA木のむら物産館も、これは公設民営の組織だと思います。そういう中でどこに出してもおかしくないような運営内容をしていると、これは信じているところです。ですので、そういう不明瞭の取引のようなものがあるわけではございませんし、その点は改めて申し上げておきます。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 ふれあいの里たまがわはときがわ産、千葉産、群馬産、ちゃんと表示をしている伝票が出ています。こちら側は出てないです、現時点で。これを全部ときがわ産と見ている今の課長の答弁はそういうふうなことということで一旦は私はのみ込みます。でも、多くの人が聞いたらどう発言するか分かりません。それと、今はもう課長はそういうふうに自信を持って言いましたから、私はそうですかと言います。ただ、その後の有機栽培された野菜、この有機栽培、これも基準的な、そういう農業者から仕入れたから有機野菜というふうに認めたのか。この中身がどういうふうになっているのか伺います。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 これは有機栽培をしているという方から自己申告のようなものですけれども、その方から22品目のうち、そのうちの16品目については納めていただいてますので、これは有機なんだろうということで、正直申しまして、その現場に行って栽培の調査とかそこまではしておりませんけれども、じゃ、有機ですということで申告いただいた方についてはこの品目数でございます。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 実は私、有機野菜農業者に声かけられまして、学校給食を全面的にやりたい。ただ、その中で行政、学校給食センター、栄養士がいますよね。そういう人たちとのコミュニケーションというか、連絡網が欲しいと言うんですよ。私、昨年農業について日野市のことをちょっと紹介しましたが、この日野市においては、促進する農家と学校をつなぐコーディネーターの配置、これが大事と言っているんですよね。だから、そこを位置づ
ければ、もっと有機野菜、そういうことが提供できて、いい食材、まさに食と教育、選ばれる町、これにつながるんではないかなと思うんです。やっぱりこの促進に農家と学校をつなぐコーディネーターの配置、この問題については考えていただけますか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 令和4年度ですかね、ちょっと正式名称は長くて失念してしまったんですけれども、農産物何か促進推進機構みたいなのが国のほうで、国というか国の外郭の機関のようなものでございまして、そこで地産地消コーディネーターを取り入れた事業は1年間単発でしたけれども、行いました。それも受けまして、4年度は同時並行だったんですけれども、今その2施設、ふれあいの里たまがわと木のむら物産館の生産者、それから店長さん等々、この納品についての意見交換会を今年度は年3回行います。3月、これからやるところもあるんで、もう2回は行っております。ですから、コーディネーターではないですけれども、生産者とより連絡体制というものは今後も密にしていく。その目的はやっぱり地元産野菜の使用向上であり、その中に有機というものであれば、有機は無農薬、それから無化学肥料ということで、人体にとってもいいものであるから、それはプラスの方向で動いていると思います。
それと、もう一つ、有機農家との連携の件がございましたけれども、そういうグループの今十四、五件そういう方がいらっしゃるのかなと思うんですけれども、そのうちの3人の方から、できたら町長にも面会したいなと。今我々がやっている栽培の状況というのはこういうことだよということで申出がございまして、私と給食センターの職員もその場に同席しまして、町長との面会の場、我々のやっているこういう活動はどうです、それから納品の状況はどうです、そういう場も設けさせていただきました。これはまた定期的にこういう報告は受けたいねということになっておりますので、どっちからが仕掛けるかはまた別なんですけれども、そういう場は少なくとも設け始めております。
以上でございます。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 コーディネーター的な配置というものは重要だと思うんですよね。それを確立していただきたい。ぜひちゃんと確立できますか、伺いますけれども。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
先ほど農林担当のほうの答弁からもございましたけれども、やはり給食の食材というのは
毎日安定した量が入ってくるということも大事なんですね。ですから、ここの中山間地域あるいは山間地域ということで、その安定量を確保するということはやっぱり慣行農業、これまでやっている農業との併存並立ということもとても大事だと思うんです。そういう中で、やはりこれからやはり納入の主体についてはふれあいの里たまがわと木のむら物産館を中心に進めていきたい。その中でまた例えば店長さんとか、あるいは農産物担当の役員の方とか、あるいは生産者代表の人、そういう方とのコーディネーティング的なことについては研究も大いに進められるかと思いますので、今意見交換が始まりましたので、ここをベースにそういったものができるかさらに検討してまいりたいと思っています。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 さらに検討じゃなくてやってください。
それと、配送への財政支援も必要だと思うんですよ。配送についての財政支援、そういうことも考えた中で少し連携を高めていただきたいと思います。
私、前回紹介した日野市については、JA東京の組合長さんがしっかりタッグを組んで農業を支えているんですよね。だから、そういうことを基本としていい方向性が生まれれば、それを安心・安全な有機野菜も宣伝の中に入れて、見える化して、食と選べる町、大変おいしい給食ですというふうになると思うんですよ。だから、そこのところをぜひ実現していただきたいと思います。
農業支援者も農業生産者も大分今若い人が増えてますから、その人たちのやっぱりある程度の生活権が与えられるように、所得が得られるようなシステムをつくってやることも行政の一つ手助けではないかなと思うんです。ぜひそういうことも踏まえた中で、安心・安全な食材、有機野菜だけじゃないけれども、ほかの野菜もあると思いますが、食と教育で選べる町の中では1つ前進になるんではないかなと思います。それをPRしながら前進していけば、また子供も増える、大きく広がると思うんで、ぜひ町長、この問題については考えていただきたいんですが、いかがでしょうかね。
○小島利枝議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 有機農業と有機農産物については私も長いお付き合いで、下里の金子さんとはもう30年間来の付き合いで、よく理解をし、今回も小川町に連絡をして、何が問題かという話もしてきました。皆さんは有機農業と有機農産物を同次元で考えていると思うんですが、これは全く違うことで、今有機農産物について彼らは非常に問題意識を持っているわけです
よ。国のほうは大規模農家のために有機農産物JAS規定をつくったんですが、ときがわとか小川町は小規模なんですよ。小規模多品種生産の農家にはどうしても有機農産物のJAS規定が適用しづらい。品目ごとの登録だから認証費用がすごくかかるんです。だから、小川町の金子さんは土地に、畑に認証くださいと。それを国が直さなければ小川町もJAS認証には賛成できないんだと、そういう立場を取ってきた。畑にくださいよ、田んぼにくださいよ。そうしたらば100種類野菜を作っても全て有機農産物と指定してくれる。だから、今はときがわの有機農家の方は、これは有機農産物という表示ができないんですよ。それが現状。
万が一有機農産物だというふうな指定を受けたときに、今度給食センターが分けなければいけない、慣行野菜と。あるいは慣行野菜を排除しないと、これが有機給食だと言えないんですよ。そうすると、そこまでの道のりというのは結構時間がかかる。小川町もそうです。小川町もオーガニックビレッジ宣言をしたけれども、じゃ、給食をと言ったら、給食センターを建て直す計画があるかどうか。そして全部有機野菜と言ったら、小川町だけでは足りないんで、北海道だ、何とかといくわけですよ。
私の経験で、私がその事業をするのに、大豆のことについてオーガニックだからオーガニックだからと言って、私はアメリカのオーガニック大豆がいいから、アメリカのオーガニック大豆で豆腐を作りましたと言ったら、消費者はみんな反対でした。それで私は国産に切り替えたときにお客さんが反応して、渡邉さん、アメリカのオーガニック大豆よりも国産のほうがいいよと。そこからフードマイレージという言葉を勉強したんですよ。今はフードマイレージがやっぱり中心かなと思っています。ぜひ近くから食べるものは供給すると。顔の見える関係、地域需給率これがフードマイレージの考え方なんですけれども、この基本でちょっと進めていって、農業は産地化ができたらオーガニックビレッジ宣言。なぜかというと、隣の畑で農薬を使う。除草剤をまかれたら、せっかく隣の畑が無農薬でやっていても、無農薬じゃなくなっちゃうんですよね。だから、小川町の下里みたいな団地化の形成ができないと、なかなかオーガニックビレッジ宣言ができないというのが現状でございますので、もうしばらくお待ちください。
以上です。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 分かりました。進めるには順序がありますから、これは大事だと思います。
課長、ちょっと聞きたいんですが、現在の農業生産の状況なんですが、少品種大量生産の
農業者、それから有機栽培農業者についての割合というか人数割合が分かったら教えていただけますか。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えさせていただきます。
申し訳ないんですけれども、ちょうど手元に資料がなくて分からないんですが、うちのほうが携わっている答弁書に書きました直接支払交付制度を活用している有機の方は今のところ12名というのは今日手元に資料があります。
以上です。
○11番 野原和夫議員 少品種のほうが分からないね。分かったら後で教えてください。
以上で終わりにします。
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
再開を10時55分といたします。
(午前10時39分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
◇ 畑 豊 議員
○小島利枝議長 それでは、発言順位7番、質問事項1、町民等への大雪対策は。
通告者1番、畑豊議員。
○1番 畑 豊議員 それでは、議長の許可を得ましたので、通告書に基づきまして1問質問をさせていただきます。
まず最初に、令和6年元旦の日に起きました能登半島地震におきまして、240名以上の方が亡くなったということで大変ご冥福を祈るとともに、今なお被災されている方に対して一刻も早い復興のほうをご祈念いたします。
それと、3月11日は東日本大震災が起こりまして13年目を迎えるわけですけれども、ここもまだ完全復興といきませんので、そこも併せて祈っております。
それでは、通告書にのっとって質問させていただきます。
質問事項1、町民等への大雪対策は。
令和6年2月5日月曜日午後6時3分、埼玉県南西部全域に大雪警報、風雪注意報が熊谷
地方気象台から発表された。また、埼玉県北部全域に大雪警報、着雪注意報が発令された。このため、南部及び北部では6日の未明まで大雪に警戒してくださいとのことであった。その後、午後7時46分には雷注意報も発令された。
そこで、町民の安全・安心等を図るため、町として大雪対策等をどのように実施しているのか伺う。
(1)当日の本町周辺の積雪・降雪量は。
(2)町民への周知等について。
(3)町民への避難・誘導等は。
(4)避難所の確保・開設等は。
(5)大雪に対する課題と対策は。
(6)道路・電気・通信等のライフラインの被害状況(人的被害を含む)は。
(7)小中学校や保育園等(児童も含む)の連絡・下校等の保護者への引渡し等は。
(8)熊谷地方気象台、埼玉県、警察署、消防署、地元消防団、地域住民等との連絡・調整等は。
(9)その他として、ア、幹線道路以外の除雪等は。
イ、残雪の課題と対応は。
ウ、過去の大雪からの学んだことは何か。
よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 畑議員ご質問の1、町民等への大雪対策はについてお答えいたします。
まず、(1)当日の本庁舎周辺の積雪・降雪量はについてお答えいたします。
本庁舎付近で正式には観測しておりませんが、5センチ程度だと思われます。
なお、熊谷地方気象台の観測では、各地の積雪は熊谷で11センチ、さいたまで8センチ、秩父で27センチでした。
次に、(2)町民への周知等についてお答えいたします。
2月5日の午前11時30分の気象台から大雪に関する今後の予想降雪量などの情報提供があり、これを受け、2月5日午後2時40分に大雪に関する注意喚起と不要不急の外出を控えるよう防災行政無線及び電子メールにて住民に対し周知を行いました。
次に、(3)町民への避難・誘導等はについてお答えいたします。
大雪により想定される災害につきましては、豪雪地帯では雪崩や屋根に積もった雪の重みによる家屋の倒壊が懸念されますが、ときがわ町におきましては、路面凍結による交通事故や歩行中の転倒事故が主なものになると考えられます。このことから、降雪時におきましては、台風や大雨による土砂災害や河川の増水による避難所への避難とは異なり、不要不急の外出を控えることが重要であると考えていますので、降雪に伴う避難・誘導につきましては、基本的には行わないものと考えております。
次に、(4)避難所の確保・開設等はについてお答えいたします。
降雪に伴う避難への誘導につきましては、基本的には行わないものと考えていることから、避難所の確保・開設につきましても基本的には行わないものと考えております。
次に、(5)大雪に対する課題と対策はについてお答えいたします。
道路に関する課題については、降雪により沿道の竹林等が雪の重みでしなり、車両通行の支障となった箇所が多数発生いたしました。また、除雪作業により発生した雪の塊により、車両の出入りができない等の苦情が数件ございました。これらについては除雪委託業者や職員による応急的な除去作業により対応しました。
今後の対策として、特に沿道の立木については、土地所有者の降雪時の状況を説明するなどして、予防的な伐採の協力について依頼しております。
次に、(6)道路・電気・通信等のライフラインの被害状況(人的被害含む)はについてお答えいたします。
今回の降雪での道路の直接的な被害は確認されておりませんが、電線への倒木等の通報が数件ございました。
対応といたしまして、東京電力、NTTともに、タブレット、スマートフォンから被害位置情報を送信することにより、従来よりも素早い処理が行われております。
次に、(7)小中学校や保育園等(学童を含む)の連絡・下校等の保護者への引渡し等はについてお答えいたします。
小中学校では通常天気予報等で大雪のおそれがあると分かった場合、休校もしくは登校時間を遅らせるなどの判断をし、事前に学校連絡網サービス・マチコミメールで保護者へのお知らせをしております。また、引渡しにつきましては、大雪は予報等で事前に把握できる場合が多いことから、下校時刻を早めるなどの対応を取り、保護者にお知らせをした上で基本的には下校班での下校となります。各小学校では、引渡し訓練を毎年実施しており、引渡しのできる体制は整っております。
2月5日の対応としては、小学校3校は通常日課、中学校2校は自転車通学があるため、給食後下校といたしました。2月6日は萩ヶ丘小学校がインフルエンザ感染拡大により、当日から学校閉鎖となりましたが、小学校2校、中学校2校は2時間遅れの始業といたしました。2時間遅れにすることで、児童生徒の登校をより安全なものとするとともに、教職員による学校周辺の除雪、通学路の安全確認を実施いたしました。
続きまして、公立保育園では、2月5日の午後にマチコミメールにて積雪状況を写真で送り、お迎えの際の安全運転を呼びかけました。学童保育所では、マチコミメールにて早めのお迎えを促すとともに、指導員が家まで送り届けたケースもあります。
次に、(8)熊谷地方気象台、埼玉県、警察署、消防署、地元消防団、地域住民等との連絡・調整等はついてお答えいたします。
熊谷地方気象台については、2月5日午前11時30分からオンラインによる説明会が開催されましたので、役場担当職員が参加し、今後の予想される降雪量などの情報収集を行いました。その後、役場担当職員が職場に待機し、大雪警報の解除の見通しにつきましても熊谷地方気象台へ確認しております。今回の大雪に関しましては、熊谷地方気象台の情報から大きな災害は発生しないものと判断し、ご質問にある埼玉県等の関係機関に対しまして、町からは連絡・調整は行いませんでした。
しかし、災害級の大雪が予想される場合など、状況によりましては関係機関との情報の共有や住民への情報提供は積極的に行わなければなりませんので、関係機関との連携・調整を図りながら対応する必要があるものと考えております。
次に、(9)その他、ア、幹線道路以外の除雪等はについてお答えいたします。
町内での除雪は、町道で172路線、延長約118キロメートルが除雪範囲となっており、除雪委託業者8社で対応しております。業者への作業以来の判断は、天気予報等気象庁からの情報、職員のパトロールによる降雪状況の確認等で行っております。除雪作業は主要町道を先行して行い、幹線町道以外の生活道路についても、通勤、通学等に支障が出ないよう、状況に合わせ適切に実施しております。
次に、イ、残雪の課題と対応はについてお答えいたします。
今回の降雪の課題では、除雪機械により車道の除雪を行いましたが、その際に発生した残雪の塊により、車両への接触や出入りができない等の苦情が数件ございました。対策としては、職員による塊の除去作業や塩化カルシウムの散布等のほか、広範囲の場合には除雪委託業者により対応しております。また、町では常時塩化カルシウムを保管しているため、要望
のある地域には適宜必要数を配布し、地域での対応も行っていただいております。
小中学校通学路における残雪対応につきましては、学校教職員を中心とした学校周辺の除雪、凍結が予想される部分への融雪剤散布を行うとともに、児童生徒に対しては雪道の歩き方や転倒等への注意喚起、服装や手袋、長靴の着用等の対処法についての指導などを実施しております。
次に、ウ、過去の大雪からの学んだことはについてお答えいたします。
平成26年2月の大雪において、病院への通院が必要な方が自宅から大通りまで出られない状況になりましたので、玄関先から大通りまでの区間を町の職員で除雪をしたことがございました。こうした経験を踏まえ、大雪の予報が出た際は、住民に対して有効な情報の提供やきめ細かな道路の除雪など、大雪への対策を講じているところでございます。
以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 それでは、順次説明させてもらいます。
その前に、2月5、6にあっては地域防災計画に基づきまして、対策本部はつくらないで、任意というか、管理職の方にあっては自主的に各署所で集まりまして、自分の担当する場所の危機管理能力を発揮していただきまして、安全のためにしていただいたということは存じておりますので、ここで敬意を表します。
それでは、質問に入ります。
ときがわ町の地域防災計画の策定ということで、令和4年1月に修正が行われております。その前に、ときがわ町地域防災計画の改定の背景にあってはということでの文書があって、ちょっと略しますと、本町でも2014年(平成26年)の大雪や2019年(平成31年)の堂平の山火事などが発生しています。また、将来的には首都圏直下型地震や南海トラフ地震などの大規模災害の発生も懸念されます。こうした中、国は云々とあるんですけれども、そういったことを踏まえ、本町においてもときがわ町の地域防災計画をこういうのに網羅して見直しましたということが書いてあります。
その中で、地域防災計画の中の、当然これは総務課長になると思うんですけれども、11ページには2014年2月14日、積雪量、玉川、明覚地区が40センチから50センチ、雲河原地区にあっては50センチから60センチ、大附が60センチから70センチですね。こういうことで書いてあるんです。大野地区の舟の沢でしたっけ。
(発言する者あり)
○1番 畑 豊議員 すみません、ですね。そこが100センチから120センチということで書いてありますので、そこも網羅してつくったんであれば、これは一時注意報から大雪警報になったんですね。警報というのは、気象法、重大な災害が起こるおそれがあるときに警戒を呼びかけて行う警報ですということなんですけれども、ときがわ町の参集計画には大雨とか地震とかはあるんですけれども、雪害についての招集計画がないことについてどういうことなのかちょっと聞きたいですね。お願いします。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまの畑議員のご質問にお答えいたします。
私もこの変更のときに実際携わってはいなかったので、どういうふうなものというのははっきりと申し上げることはできないんですけれども、答弁書の中にもございましたように、警報が出た中でも、ときがわ町の中で積雪量としては今回の場合には多くて20センチ程度だったというふうに認識しております。平成26年の降雪につきましては、最大積雪が約1メートルというふうなものでいきますと、1メートル降り積もるということになると、これはちょっと尋常ではないというふうな状況の中になってくると思うんですけれども、そうした経験を踏まえて、降雪、大雪警報の中でも積雪量について着目をして、必要によりというふうな意味でここのところでは規定をしていないんだというふうには考えております。
以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 そもそも、略して言います。地防ですね。地域防災計画はその平成26年度の大雪を踏まえてつくったと書いてあるんですけれども、今度また地域防災計画が見直されて新しく一新されると思います。そのときには大雪に対しても招集計画をつくって、大雪警報が出た場合は、気象情報ですね。大雪警報ですよ。警報が出た場合には、ある程度というか、招集計画にのっとって集まるようにしないと私が出ていいのかとか、今回みたいに自分の所属するところで管理職が自前で私のところがじゃ出るかとか、いいやとかという判断をちょっと迷いますので、もし大雪警報とか警報が出た場合には、ある程度指針をつくって、地域住民、町民のために管理職の人は大変かと思うんですけれども、災害というのはいつどこでどのような大きな災害になったり、小さな災害になったりすることが分かりませんので、招集をかけて、みんなで話し合ってどうするかということで打合せを行うことはいいことだと思うんですけれども、その点についてはどうですかね。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまのご質問でございますが、大雪に対しても参集の計画というものは必要だとは思います。ただ、今、私の中でまだ計画は改定案をつくっている段階ですので、簡単には申し上げられないんですけれども、そのほかの大雨ですとかという災害についても、今現在、警報が出た段階で、関係する課長全て招集というふうなものになっているんですけれども、その辺もやはり大雨等もある程度予想ができますので、その中でも少し参集の計画についても全体的に見直をしていきたいというふうに考えているところです。その中ではどういう内容かと言いますと、やはり大雨警報が出ただけでは全ての課長に参集してもらう必要はないというふうな考えの中で、担当、また私も含めてなんですけれども、総務課のほうでまずは参集をして情報を集める中で判断をしていきたいというふうなものを1段階間に入れたいというふうに考えているところでございます。それにつきましては積雪についても同様に考えていきたいというふうに思っております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 大変いいことだと思うんですね。埼玉県では警報が出て即座に災害対策本部をつくるんじゃなくて、1個前の段階で、埼玉県ですよ。大雨により発表されたので、埼玉県は災害速報室を設置しましたということなんですね。1個手前の話なんですよ。なので、もしときがわ町でもそういうものができるんであれば、災害対策本部の手前に災害速報室みたいなものをつくるというのも手かなと思いますので、そこら辺も考慮していただければ非常に助かります。どうですか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまご提案いただきましたけれども、まさしくそのようなものを計画の中に読み込んでいきたいというふうに考えているところでございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 それでは、次の質問にします。
答弁書の中で、本町付近では正式には観測しておりませんが、5センチ程度だと思われますが、積雪か降雪かは測っておりませんがと書いてあるんですけれども、正式に測らなくていいんですかね。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ちょっとご質問の趣旨が私にはよく分からないんですけれども、正式に数字を特定させるということと、おおよそ大体の感覚になってしまいますけれども、ある程度の積雪が確認をできるというところでは、それほどそこには差異は感じられないように思
っております。
以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 雨が降ったときには雨量計で雨量を測ります。雨量計で測ります。雪が降ったときには分かりません。測っていいかも決めてません。いや、これ測るかとかという感じで測っているような捉え方をするんですけれども、例えば雪が降ってきたら正式に、降り始めから夜中とか、そこにいませんから、当然始業範囲の8時半とかから午後5時15分の間あるいは災害対策本部ができたなら、災害対策本部がある時間帯は時間も決めて1時間置きに積雪量というのは測るべきではないんでしょうか。どうですか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまのご質問でございますけれども、降雨につきましては時間ごとにある程度降雨量というものを積算できる機械がございますので、それによって確認をすることができますけれども、降雪につきまして、そういうふうな機械もない中では、職員にじゃ、1時間ごとに来て測れというふうなお話だとすれば、それにつきましてはそこまでのことはできないというふうなことで考えております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 私の質問がもう少し意図を捉えてないかと思うんですけれども、雪が降ってきました。今回は全然測りませんでした。また雪が降りました。2回目は測りましたというような感じなんですけれども、正式には観測していないということで、雪が降ってきたら正式に測ってもいいような気がするんですよね。当然仕事をやっている間でいいと思うんですよ。仕事終わって帰ってしまえば、当然それは無理かと思いますけれども、例えばそこで災害本部を設置した、何とか本部の手前でもいいや、何か設置したんであれば、そこでその担当が行って測ることは可能なんだと思うんですよ。雪というのは機械は要らなくて、定規があれば、例えばこういった定規で積雪何センチというんで測るんですけれども、降雪はまた違うんですけれども、測り方がね。取りあえずそういうことで、それは不可能ですかね。そうすれば、例えば昨日も雪降ったんですけれども、昨日の雪は終わっちゃっているんであれば、職員がいないから測れませんでもいいんですけれども、測れるような体制はもし職員が勤務しているんであれば測れると思うんですけれども、そこはできないですか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまのご質問でございますけれども、私がイメージをしておったの
は、降雨量と同じような計測の仕方というふうなことでご提案をいただいているものと思っておりましたが、その瞬間ですね、職員がいる段階でどのぐらいの積雪量かというふうな計測につきましては、そこの段階であればできるとは考えております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 厳しく何時何分にやらなきゃいけないじゃなくて、大体1時間置きに行くとかということで、職員が勤務しているときであれば、測っておけば記録が残ると思うんですけれども、そういう意味で言っているんですけれども、記録を残しておくのも手かなと。何もしないじゃなくて、職員が勤務しているんであれば、ちょっと測ってきてという感じで、記録用紙をいうのを作ってやれば積雪も測れると思うんですけれども、そうしないと5センチ程度というのは、これは駐車場で測ったんだか、屋上で測ったんだから分からないですけれども、ある程度一定のところで測っていれば記録というのは積み重ねるとデータになるんですよね。何もないとデータじゃなくなっちゃうんですけれども、ごみと同じように分ければ資源、分けなかったごみとなっちゃうから、取りあえずデータで取っておけば何かのときには使えるんじゃないかと思って、その意味も含めて言っているんですけれども、その点どうでしょうか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 本庁舎ということだけで考えればそれは可能かと思いますし、今回も全く測っていないというふうなものではありませんで、やはり2月6日に出勤をしてきた段階で、駐車場には雪が積もっておりましたので、そこのところでは除雪を兼ねて積雪がどのぐらいあるかというふうなことでは確認をしたつもりではあります。
ただ、今回もそうなんですけれども、2月のときには本庁舎周辺で5センチ程度だったものなんですが、実際私の自宅では10センチ程度、天文台の一番標高が高いところで20センチ程度だというふうなことは聞いております。それが今朝の段階ですと、本庁舎周辺ですと積雪はゼロなんですけれども、逆に言いますと、一番上の標高が高いところでは20数センチ積もっていたというふうなこともありまして。やはりそのときの降雪の状況によって、一概に本庁舎が何センチだから、じゃ、どこが何センチだというふうなことは計り知れないないなというところは私は感じたところではあります。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 言っていることは分かります。当然降雪ですから、温度が上がれば解けちゃうから。そういうことを言っているんじゃなくて、本庁舎あるいは第二庁舎でもいい
んですけれども、職員がいて測れるんであれば、測れる範囲で測っておいてデータを残すというのは必要じゃないですかということを言っているんですよ。ですから、さっき言ったように、雲河原とか、西平とか、もっと天文台のほうとかと、もし測れてデータがあるんなら、それも残しておけばデータになるんで、もし職員がいて記録ができるんであれば残しておくものは残しておいたほうが今後のデータになりますので、ぜひ残してもらいたんですけれども、そういう意味で言っているんですけれども、違うんですか。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 じゃ、私のほうから答弁させていただきます。
降雪何センチ積もったかというところの記録を残しておくというところなんですが、総務課長のほうで言っている捉え方とすれば、記録をその都度全てを取っていかなくちゃいけないのかというようなことで受け止めたのかなというふうに思うんですが、ある程度の判断をしながら、いろんな施策、道路の除雪だとか、そういったことを判断する上で、何センチぐらい積もったというところは今朝も道路の見回りをもう6時から職員がやっていただいているんですけれども、そういったところではどこどこは何センチとかということで、判断を仰ぐ目安としてそういったところの記録も取っていくというところのことは当然している話ではありますので、そういう範疇でいけば、畑議員が言われているような記録を残すというところでは行っているかなというふうに思っておりますので、その辺のところについては各課長の中で対応策を講じていく中では目に見える数字として記録を残して、それに対してこういう判断をしたというようなところでは残していく必要があるのかなというふうに思います。
以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 記録は残していただければ非常にいいかと思います。ここの答弁書で正式には観測しておりませんがとあったものですから、正式に観測してないのに、よく前のもできたなと思って、それでちょっと質問してみたんですけれども、であれば、ちゃんと正式にやっているわけじゃないですか。正式にというか、ちゃんと定規を持って測っているんであれば、これはいついついつか、本当なら庁舎の駐車場とかで測ってますとかと言えればいいと思うんですけれども、今後はじゃ、データのほうは今後も取っていくのであれば、同じようにして職員がいるところであれば取っておいていただければいいかと思われます。
じゃ、ここの記録については以上でおしまいにします。
続きまして、2番目の町民への周知ということで、2月5日の午後2時40分に大雪に関す
る注意喚起で不要不急の外出を控えるように防災無線等で住民の方に流したということで、これは私も聞いております。大雪、降雪について5日の14時40分ですね。夕方から大雪になりそうなので、不要不急の外出はしないでくださいということで、これが1回流れました。大雪警報になったのが午後6時3分、埼玉県北部に大雪警報が発令されているんですよね。ですから、大雪警報が出たときも、町民の方には防災無線で大雪警報が発令されたので、さらに注意してくださいとかということの広報、何しろ広報が1回だけだったんですけれども、1回でいいのかどうか、警報が出て。そこら辺もちょっと聞きたいんですけれども、どうですか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまのご質問でございますが、1回でよかったかどうかというのは、また改めて検証してみないと分からない部分ではあると思います。ただ、18時3分に大雪警報が発表された段階でというふうなご提案もございまして、確かに最初の14時40分に流した段階では聞き逃してしまったりですとか、ときがわ町内にいらっしゃらなかった方もいらっしゃる可能性がございますので、複数回必要だったかなというところは今後の反省点になるかなというふうには感じております。
以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 そうですね、できれば1回じゃなくて複数回、警報が出たときには、警報というのはさっきも言ったように重大な災害が起きる可能性があるということで気象庁のほうから発表されているわけですから。ぜひ警報が出たときには地域住民の方に、当然閉めちゃって寒いですから聞こえないかもしれないですけれども、やっぱりここにも書いてあるとおり、メールとかでやってますよということなんですけれども、防災無線でも同じように流していただければと思いますので、1回じゃなくて複数回流していただければいいかと思います。よろしくお願いします。
それと、3番目の避難・誘導についてなんですけれども、大雨警報が出たときには、これは総務課のほうで中心となって公民館とかをオープンにして避難所を設置しましたということであるんですけれども、この答弁書を見ますと、雪だから大雪になる可能性だから、逆に家の中にいてください。だから設営も何もしなかったということなんですけれども、逆に大雪になる前に避難できる方は避難するというような考えはなかったんですか。どうですか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 降雪について避難が必要になってくるかどうかというところも判断材料になってくると思います。そういう中で、今回はそういうふうな必要がないと判断したというところでもあります。
以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 去年、これは大雪じゃないんですけれども、大雨のとき、開設を玉川公民館とかにしているときがあったんですよ。大雨のとき。あのときには開設したんですけれども、幸いにして使わなくて済んだから町民の方は来なかったんですけれども、取りあえず開設しましたよということで流しておけば、町民の方が安心すると思うんですけれども、そういうことも含めて、しなかったじゃなくて、しても来なかったというほうが安心ができると思うんですけれども、その辺は課長じゃ大変であれば、町長か副町長でやっていただければと思うんですけれども、駄目ですか。安心・安全で。
○小島利枝議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、避難所の開設についてになると思うんですけれども、事前に避難所を玉川公民館と都幾川公民館等で準備をしておくということが大雨のとき、台風のときに行っていることがあると思うんですが、そういったことに対しては、例えば土砂災害警戒区域にあるお宅の方が大雨によって土砂が崩れてくるとか、そういった危険性があるというところの中で早めに避難をするという必要性があって、事前避難所という形で設定するわけですけれども、大雪についてはそういったことがないので、必要性を考えながら自主避難所については設定するという考え方でおります。ただ、雪が多くて家に帰れないという状況が発生した段階では、そういったことが予想されるんであれば避難所を設定するとか、そういったふうな判断もあろうかというふうに考えております。その辺についても今回について話としては出まして、協議はしたところではあります。
以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 これ、町発行のこういうものですけれども、発行したのはこれは気象庁かな。宝くじ号とあるのはどこだろう。危機管理ハンドブック2024、これ、明治大学の名誉教授の方が載ってますね。それで最新版で載ってます。これにも大雪のことは載ってないんですけれども、警報が出た場合には、なるべく私たちが取る行動としては、土砂災害であれば、安全な場所に土砂から離れて、下よりか上ということで、いろんなことが書いてある
んですけれども、これはトリアージで言うと安全を小さく見積もってしまうと大変だから、ある程度は気象庁、住民、市町村も町民に対しては早めの行動を取ってください。結局後になってしまうと、じゃ、逃げろと言っても、それこそ危なくて逃げられなくなってしまうので、なるべく早い行動を取ってくださいと言っているんですね。ですから、私が言っているのは、雪が少ないからじゃなくて、早めの行動を取らないと、じゃ、取ろうといったときには雪が腰あたりにまで来ちゃったというときには、それこそ何もできなくて、家の中にいれば孤立状態になってしまうような形になりますので、そういうのも含めてちょっと協議をしてもらいたかったかなということで質問したんですけれども、それについてはどうでしょうか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ちょっとどういうものをご覧になっているのか、私は今ちょっとよく分からないんですけれども、同じようなものがあるかと思うんですが、大雨の場合にあっても避難をする方というのは、今回防災計画にもはっきりと明記しようと思っているんですが、安全なところにいる方も避難する必要はないというふうなところ、そこのところははっきり認識していただきたいなというふうには思っています。そういう中で危険な場所というものがどういうものなのかということを今後は啓発していきたいというふうには考えています。危険な場所にいる方が避難をしてくださいということであって、土砂災害に遭っても、イエローゾーンというのは建物の中では安全だというふうな話をしているんですね。外にいる方が危険なんで、中へ入ってくださいとかそういうふうなことになろうかと思います。必ずしも避難所に避難してくださいということではないというふうには考えております。ですから、降雪についても同じように、家の中であれば安全なんであればそこからは動かないでくださいというふうなことで考えていきたいというふうに思っております。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 今課長のほうがこれはどこで見たんだと。これを見たのは本庁舎の1階の入り口にあるロビーところに置いてあります。どうぞご自由に見てくださいというようなものですから、まして最新版ですからよく書いてあります。いいかなと思いました。
確かに避難するには安全な場所に避難をするということで、全然言っていることは間違いじゃありませんので、そこはいいんですけれども、早めの避難ですね。当然安全なところにいる人が避難しろじゃなくて、例えば独り暮らしの方がどうしようなんて不安になっちゃったときに、家の中で1人ぽつんといるよりかは、もしそういう避難所が設置されていれば、
早めにおじいちゃん、おばあちゃん、歩いていこうやということもできるけれども、あるいは近所の人が本当に親戚みたいなら家来いよと、手なんですけれども、公的なところでそういうことができればしておいてもらってもいいのかな。雨のときはやったけれども、大雪のときはしませんでしたということになってしまいますが、ぜひそこら辺も検討していただければと思うんですけれども、そこら辺はお願いしたいんですが、どうでしょうか。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 確かに大雨ですとか大雪というふうな中で独り住まいの方、不安になるというふうなお気持ちはよく分かります。そうした中では、皆さんが集まってくる避難所等にいたいというふうな気持ちもよく分かります。ただ、それによって危険なところを通って来るんでは本末転倒になってしまいますので、その辺は今後自分がどういうふうな場所にいるのか、何をすればいいのかというふうなところも含めて、いろいろと住民の皆さんに理解していただくようにしていきたいというふうには考えているところです。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 そこら辺は前向きによく検討していただきたいと思います。
それでは、次の質問をさせていただきます。
次に、6番、道路・電気・通信等のライフラインの被害状況は(人的被害を含む)ということで質問をしたんですけれども、これも埼玉県の報道資料によりますと、ときがわ町で人的被害があった人は1名いるんですね。軽症なんですけれども、その方はどういう状況でけがをしたかもし把握していれば、いる範囲で教えていただきたかったんですけれども。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 申し訳ございません、その情報については私もつかんでおりませんでした。
○1番 畑 豊議員 はい、分かりました。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 埼玉県の報道資料ですね、これに第2報で載ってます。であれば、つかんでないんで、それ以上聞きません。
次に、ときがわ町ライフライン、電力、ときがわ町で最大50軒の停電がありました。これは地域と場所と時間を教えていただきたい。
○小島利枝議長 荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまのお話でございますけれども、東京電力のパワーグリッドから
連絡が速やかにございまして、50軒ほど停電中というふうなことです。その地域につきましては大野地区にございました。ただ、それも一番標高の高いほう、電力の供給がときがわから行っているのではなくて、東秩父のほうから回ってきて電力が供給されているというところの場所のようです。これについては以前も枝葉が絡んで停電をしたというふうなこともありまして、そのところが確認ができているところでありまして、これにつきましては2月6日の9時半頃に復旧したというふうな連絡もいただいております。
以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 どうもありがとうございます。どこの場所でどのくらいの停電があったのかなとちょっと気にかかったんで聞きました。また、できれば人的被害、軽症なんですけれども、1名いるということで出てますので、もし分かれば把握しておいたほうが今後のいろんな資料作成にも役立つと思いますので、したほうがいいと思います。
それと、次に、今度から教育関係になると思うんですけれども、宮寺課長、教えてください。雪が降ってきまして、引渡し等があったと思うんですけれども、括弧で言うと(7)番、小中学校や保育園と(学童含む)連絡・下校等の保護者への引渡し等は書いてあって、ここは集団で帰るのが非常にいいことだと。1人で帰るというのはいろんなことで危ないと思うんですけれども、集団で帰っていることなんですけれども、これはどのような方法で集団下校をさせたんですかね。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 この(7)の中で述べておる2月5日の対応としては、小学校3校は通常日課でございまして、これは下校は通常の下校でございます。中学校2校は自転車通学があるため、両校とも給食後下校といたしました。
以上でございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 下校のほうは分かりました。ありがとうございました。
続きまして、当然翌日になります。朝になります。通学路を通って学校に来ると思うんですけれども、その時間帯にあっては時間を2時間ぐらい遅らせてもらったということで理解していいんですよね。
○宮寺 進教育総務課長 はい。
○1番 畑 豊議員 通学路の雪の除雪のほうはどうしたんですかね。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
各学校とも職員により、まず学校の周り、萩小は学校閉鎖だったんで、それ以外のことについて述べますけれども、学校の正門付近だとか入り口は職員によって掃いてあります。除雪等が行われました。それ以外の長い通学路を通っているところにつきましては、特段、私のほうで把握しておりますのは1校、都幾中の通学路なんですけれども、ずっと1日日陰のようなところがございまして、ここが凍ってしまうと、また解けるのに時間がかかるんじゃないかということで、そこはちょっと学校でも特に打合せしまして、そこは翌日の朝早くですけれども、除雪が完了しております。そこは通学は2時間遅れでございましたので、そこは何とか通れるようになりました。中学校につきましては、都幾中、玉中でも自転車で来る子が多いんですけれども、両校とも基本的には自転車で来ました。それから、都幾川中学校のほうはちょっと山間部も多いものですから、どうしても来られない子が2名ほどいたということです。それは欠席扱いにはしないということの対応でございますけれども、概要としては以上でございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 非常にいい答弁をいただいたんですけれども、やっぱり通学路だからといって先生方とか事務員が全部やるんじゃなくて、やっぱり地域も含めて、地域お子さんが通っているんだからやってもらうべきだなと私も思います。学校へ行っているんだから、学校でやれよじゃなくて、やっぱり地域も含めて大切な子供さんを預かっているんで、地域の方も含めてやりましょうとかというんで、例えばPTA、今後でいいんですけれども、PTAも含めて雪が降ったときには、雪というのは降った後が大変なんですよ。ですから、通学路も先生方が一生懸命やってくれて、寒い中やってくれて、非常にありがとうございますということで感謝を申し上げるんですけれども、先生方じゃなくて、PTAも絡めて、地域も含めてやりましょうということで、今後みんなでやるというのも手だと思うんですけれども、そこら辺どうですか。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
私も地域の一員でありますし、PTAの役員もやったこともございますけれども、なかなかPTAというのも皆、保護者も勤めが朝早かったりします。それから、地域の皆さんでももちろん熱い志のある方は自宅周りだとか、この辺までは通学の子供が通るから掃こうかと
いう方もいらっしゃるかとは思いますけれども、何か組織立って依頼をした場合でも実効性としてはどうなのかという部分があるかとは思います。むしろ通学が危険だとすれば、解けるまで通学時間を遅らせるとか、あるいは今タブレットも持っておりますから、今日は休校にして、また通学が可能になったらやってくるようにするとか、そちらのほうが現実的な対応なのかなとは思います。
ただ、私も6日の状況、特に6日で大体どうなっているか。じゃ、7日の朝はどうなるかということを見ましたけれども、特に私、山間部の都幾川中学校、萩ヶ丘小学校の通学路をちょっと見たんですけれども、かなりもう通学には支障がない状況になっておりまして、かなりの方が掃いていただいた方もあったのかなというふうな感じはいたしました。具体的には個別の状況まで確認はできませんでしたけれども、以上でございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 確かに保護者の方というのはお仕事もありますから、朝、仕事を休んでやれというのは、それは酷です。ただ、学校だから学校の職員が全部やるとか、それも酷なんで、それは今回も職員さんがやっていただいたというのは非常に助かるんですけれども、全部が全部学校で通学路ができるわけじゃないんで、そこら辺も含めて今後の対策としては、家庭も含めて、もしなったときには早めの除雪あるいはそれ以上できなかったら休校にするよとか、そういうのも再度確認をしておいたほうがいいかと思います。人によっては、さっきも話の中にあったように、自分の家の前とか道路を高ぼうきで掃いている方も私も確認しました。これは私が確認したのは玉川小学校からの通学路だったんですけれども、私も少しやっておいたんですけれども、なかなか難しいですよね。ということで、通学路にあっての質問はこれで終わりにします。
それと、これ何課になるかちょっと分からないんですけれども、ある町民の方から、除雪機というんですかね。名前がよく分からないんですけれども、この間確認しましたらフォワーダーとかウインチ付きバックホウ、それと課が違うんですけれどもスポーツトラクター、ブレードとチェーンをつけたものがあるんですけれども、それは町のほうで、もし雪をどかせないときには貸していただくことは可能なのかどうかということなんですけれども。何課になるかはちょっと分からないので。課が分かっていて、私のところというのであれば、手を挙げて。
○小島利枝議長 正木生涯学習課長。
○正木達也生涯学習課長 今、畑議員のお話の中で出たスポーツトラクターでございますけれ
ども、こちらにつきましてはグラウンド整備等で通常は使っているものを、生涯学習課のほうで管理をしております。冬場につきましては、基本的には庁舎の駐車場、今回2月の降雪のときも、第二庁舎の駐車場についてはこちらのブレードをつけましたトラクターを使って除雪をしたところでございます。せせらぎホールの駐車場も同様の処理をしたところなんですけれども、一般の方への貸与というところでは、今のところは具体的に考えていないです。このスポーツトラクターにつきましては、普通免許があれば操作が可能ということでナンバープレートもついておりまして、保険にも加入しているところです。ただ、あまり長距離のところでの依頼になると少し難しいのかなという気がしているところと、まだ具体的に一般への貸与ということをしたことはございませんので、今後の検討課題として考えたいと思います。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 今の答弁ですと基本的には考えていないということなので、基本的には貸し出せない。今の規則とか決まりでいくとそういうことになるわけなんですね。保険にも入っているということは、例えば貸し出しました、その方がけがをしちゃったってなると、そこら辺も含めていろいろあるから今のところ難しいんだよって、そういう考えでいいですか。それとも、今後は前向きに考えて、もし貸していただくのであればその人に貸して、例えば道路とか、当然ナンバーがあるからって道路をずっと走るんじゃなくて、軽トラとか普通のトラックに乗せられて移動ができるのなら、それも含めて回送して、そこに降ろしてやるというのも手だと思うんですけれども、その辺も考えていないということなんですか。
○小島利枝議長 正木生涯学習課長。
○正木達也生涯学習課長 今後の貸与について全然考えていないということではありません。保険につきましても、ちょっと加入している保険の詳しい内容まで把握してなくて申し訳ないのですけれども、それが一般に貸出しをしたりとかした際に有効な保険かどうか、その辺のところも確認してみないといけませんし、先ほど申し上げたように、今まで貸与の実績はございません。基本的には、庁舎駐車場ですとか公共施設の駐車場の除雪に対応するという形で準備をしておりますので、一般への貸与につきましては、これからそれが可能かどうかも含めまして検討していきたいと思っております。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 よろしくお願いします。何か町民の方はいい除雪機が、今ここで言うとせせらぎホールの南側のところにあるみたいだというので、私もちょっと確認したら、確
かにナンバーもあってきれいなのがあるなということなんですけれども、それも今のところ公共施設の駐車場、それから一般の人には貸し出していないということなので、なるべく町民の方が使い勝手のいいような方向になるように検討していただければいいかと思うんですけれども、取りあえずスポーツトラクターにあっては分かりました。
次に、フォワーダーとウインチ付きバックホウというのがあるんですけれども、これは何課になるんですかね。
○小島利枝議長 町田農林環境課長。
○町田圭介農林環境課長 お答えさせていただきます。
フォワーダーとバックホウは林業機械の貸出しということで、目的を持ってやっておりますが、基本的には先ほどの生涯学習課のものとは違いまして、専門性が高い機械になります。大きさも大きく、運転する方も労働安全衛生法だとかその辺の技能講習修了だとかを受けないと運転してはいけないとなっておりますので、除雪だとかそういうものに関して一般の貸出しは考えておりません。なお、緊急時ということであれば、町で除雪の委託をしている業者さんが重機が、バックホウが足りないということで、なかなか排土板で除雪するのは難しいんですね。一般の修了しただけだと、なかなかその除雪作業はうまくいかないところもありますので、安全性だとかそういうところ見て、あとは道交法の関係もありますので、小川警察とも連携しながら、今後対応していかなければいけないと考えております。
以上です。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 ありがとうございます。ありがとうございますじゃ、いけないですね。ぜひそういうことも含めて、町民が困っているときには町民を困らせない、安心、安全になるように動いていただければいいと思います。
それでは最後、もう時間ないんですけれども、1つ。町では常時塩カルを保管しているということなんですけれども、これは早めに塩カルを渡して塩カルをまくとかという作業のほうはしていただいたのかどうかです。
○小島利枝議長 加藤建設課長。
○加藤光典建設課長 お答えいたします。
早めにまく塩カルについては、やっぱり雪が降る前ではなくて降雪後、凍らないようにというのが目的ですので、前にまくというよりもその後、今回の2月5日の降雪については、そのときのタイミングでまきました。業者がまいたもの、あと直営でやったもの、あと地元、
山のほうの区長さんのほうにも預けてありますので、地元で対応してもらったものもございます。
○小島利枝議長 畑議員。
○1番 畑 豊議員 これで終わりますけれども、最後に過去の大雪から学んだことはということを書いてありますので、ぜひ過去の大雪から学んだことも含めて、今度の地域防災計画のほうにはいろいろ雪害対策も含めて網羅していただければ助かります。これで終わります。
○小島利枝議長 暫時休憩いたします。
再開を午後1時といたします。
(午前11時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
◇ 前 田 栄 議員
○小島利枝議長 発言順位8番、質問事項1、震災後における水道の復旧について。
通告者8番、前田栄議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田栄です。議長の許可を得て、1問質問いたします。一般質問最後の質問となりますので、よろしくお願いします。
この質問においては、私の地区の何人かの町民の皆様から、ぜひ簡易水道について質問してくれと頼まれた件もございますので、よろしくお願いします。
まず、本年の正月、1月1日の能登半島地震が発生し、改めて地震の恐怖と日常の生活基盤、ライフラインなどのありがたさを思い知りました。そして、発生後、命と日常生活に必要な水、すなわち上水道などの早期復旧が必要であることが再認識されました。町においても同様の災害が発生したときのシミュレーションは必要不可欠と思い、町に伺います。
(1)町において、緊急・震災時等、非常時のマニュアルはあるのか。(2)震災時、国・県・近隣自治体等の協定はあるのか。(3)水道の耐震化率は。(4)大野の簡易水道組合の復旧時における町の支援はです。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 前田議員ご質問の、震災後における水道の復旧についてにお答えいたします。
初めに、(1)町において、緊急・震災時等、非常時のマニュアルはあるのかですが、水道事業危機管理マニュアルがあります。これは災害等が発生した場合において、水道課職員の参集、連絡体制、配備体制等を定めたものであります。
次に、(2)震災時、国・県・近隣自治体等の協定はあるのかにお答えいたします。
国・県・近隣自治体等、行政機関との協定として、大規模災害時における相互応援に関する基本協定ほか4協定がありますが、水道事業につきましては、そのうちの日本水道協会埼玉県支部西部地区災害時相互応援に関する覚書を交わしております。
次に、(3)水道の耐震化率はについてお答えいたします。
杉田議員の答弁と重複いたしますが、上水道の耐震化率として、施設の区分として3つあります。まず、基幹管路の耐震化率は、令和4年度末で1.95%にとどまっております。ただし、配水管全体で見ますと37.5%であり、全国平均の41.2%を3.7ポイント下回っている状態です。浄水施設は70.6%、配水池は37.4%となっています。引き続き水道事業経営戦略に基づき、施設や管路の更新を順次進め、耐震化率を高めていきたいと考えています。
最後に、(4)大野の簡易水道組合の復旧時における町の支援はについてお答えいたします。
大野地区の3つの簡易水道組合は組合営でありますので、組合ごとに災害時の対応について、それぞれのお考えもあるかと思いますので、それらを踏まえて協議する中で必要な支援を行っていきたいと考えております。また、他の自治体の対応についても研究してまいります。
以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 地震対策というか、これに関しては私の前に3人の議員がやったので、(1)、(2)、(3)ですか、シンプルな感じで質問させてもらいたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、能登半島地震においては大規模地震の予測や対策に万全を期すことは、今の段階では困難だと思われます。それでも被害を最小限に抑えるためには何が必要なのか、能登半島地震の教訓を生かし、防災計画をこれから、昨日ですか、今日もかな、総務課長の荒井課長が改定をするということをお聞きしましたので、いろんな点を考慮してよろしくお願いします。
(1)においてですけれども、根幹となる国の災害対策基本法というのは、国においては
防災基本計画、自治体においては地域防災計画の作成を義務づけているそうです。石川県においても、そういうのを作る予定はあったんだけれどもということなんですけれども、ただ相手が地球相手、また地震相手なので、なかなかこういうものだということでするのは難しいですけれども、ただシミュレーションだとか骨格というのは必要なので、一応(1)として、ときがわ町の地域防災計画を読むと、これ総務課管理ですね。地域防災計画を読むと、給水施設の応急復旧の関係で、被害調査、復旧工事は1週間以内というのが書いてありますけれども、ここにも答弁にもありますけれども、町の水道管にはさらに具体的なマニュアルはあるかということで聞こうと思ったんですけれども、ここに書いてあって、水道課の職員の参集ですとか連絡体制、配備体制などを定めたものになりますと答弁ありますけれども、職員以外で何か具体的な水道課に関してのことというのはあるんですか。あったとしたら、ちょっと具体的に1つか2つ。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
マニュアルには特にその辺は記載しておりませんけれども、指定給水工事事業者、いわゆる昔でいう指定工事店、こちらのほうの協力も得ながら、資機材の調達ですとか人員の拡充というか、そういうものに対しては求めていきたいと思っております。過去にもそういった車両の、例えば給水車を使うに当たってのダンプトラックとかをお借りするとか、資機材をお借りした実例もございます。
以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 今課長から答弁してもらったんですけれども、これは指定工事店というとやっぱり町の業者になると思いますけれども、地震がときがわ町だけに起こるということは、起こる可能性もあるかもしれないけれども、この比企郡、また埼玉県と広域になっていくと思って、各自治体には町の指定だとか市の指定、村の指定があると思いますけれども、その点はよく日頃から密にしておいてもらって、地震だったら水道管が上がるとかそういうことじゃなくて、いろんな点で振興を図っていっていただきたいと思います。災害時にはマニュアルどおりではなく想定外が当然起こると思いますので、的確な判断を要望して(1)は終わります。
(2)においてなんですけれども、例えば、国だ県だとか近隣自治体ということなんですけれども、能登半島とか東北地震になれば、当然国が動いてきて、国からの指示、県からの
指示ということで来ると思うんですけれども、石川県の能登半島地震においても、内閣府の担当副大臣の人が行って、国から直県だとかということで素早い対応をやると思うんですけれども、この中で当然、ときがわ町が地震が起きたとしたら、どこも近くのところも大変だと思いますけれども、この近隣自治体ですか、こういうところで協定的なものというのは、ここには4協定がある、または埼玉県の水道協会ですか、あると言いますけれども、例えば小川町とときがわ町、嵐山町だとか、そういうのというのはないんですか。あるんですか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
個別の水道事業体との協定等はございません。答弁書にもございますとおり、日本水道協会の埼玉県支部西部地区災害時相互応援に関する覚書、こちらはいわゆる川越市を中心とした20事業体で覚書を交わしております。その大本となりますと、日本水道協会というものがございまして、こちらは全国での水道事業体が加盟する団体でございます。ここが中心統括しております。この本部の下に、東北だとか関東だとかそういった地方支部、その下に、埼玉県支部、そして本町が所属する西部地区というふうな流れになっています。このたびの能登半島地震なんかでもありましたとおり、全国から応援が来ております。いわゆるそこの、今回の場合は中部地方になるんですけれども、能登半島が中部地方、中部地方支部の要請がありまして、これはあくまでも水道事業体の自主的な応援活動となります。これが被災地である珠洲市、それから輪島市とか志賀町などは、関東地方支部等が担当いたしまして、埼玉県内でも33事業体が給水活動に行っております。また、もう一つが2事業体が応急の復旧活動、いわゆる施設の応急復旧だとかそういうものに従事する職員も派遣しております。
以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 さすが伊得水道課長の答弁ですけれども、伊得水道課長においては、ときがわ町役場において一番水道行政においては見識があるということは聞いているんですけれども、今年度で退職というのは何かあれなんですけれども、それは別として、埼玉県においてはなんですけれども県との関係なんですけれども、以前ちょっとこれ火事のほうになっちゃうんですけれども、五、六年前ですか、天文台の火事のときに、私と渡邉町長で埼玉県庁の防災部長、あのとき自衛隊の要請ということで、いろんな点で県の防災部長にやっていただいたと。というのは、防災部長が秩父のほうの農林センターの所長か何かで、東秩父のトップがいろんな点で考慮してくれたというのもあって、自衛隊の要請が簡単にできたん
ですけれども、いろんな点でやっぱり人脈だとか横のつながりというのは、これからの質問においてもそうですけれども、いろんな点に関連してくるものですから、いろんなときに県とかほかの市町村とかで、渡邉町長に親交のほうよろしくお願いしたいと思いますので、(2)の質問はこれで終わります。
(3)なんですけれども、これも杉田議員の質問のときかな、上水道ということで3部門で、ここにもありますけれども、基幹管路、配水池、浄水場の耐震化率が質問してここにデータ的なものがあるんですけれども、この中の3つですか。基幹管路と浄水施設と配水池です。配水池ですか。基幹管路においては、いろいろ配水管全体で見ると37.5で、全国平均を上回っているということなんですけれども、この給水施設、そんなに影響ないかもしれないけれども、給水施設の耐震化70.6と。配水池においては37.4となっておりますけれども、これは全国平均でいくと、浄水施設と配水池はどうなんでしょう。平均より上なのか下なのか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
浄水施設は全国平均ですと39.2%。これは令和3年度の決算数値からです。まだ令和4年度のデータが公表されていませんので、令和3年度になります。それと配水池、こちらは全国平均で62.3%となっております。ですから、まだ低いということです。
以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 全国平均といっても、当然全国平均より上であったとしても地震に対してはなかなかそれでいいのかということは言えませんけれども、いずれにしてもお金のかかることですから、これにおいても常時点検やっていただいて、劣っているところにおいては修理だとか、いろんな点でよろしくお願いしたいと思います。
それと、この中の3つの区分なんですけれども、地震の関係で基幹管路というのがあるんですけれども、この基幹管路というのは水道管のこと、一般にいう水道管というか配管のことなのでしょうか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
杉田議員のときにもちょっとお話ししたと思うんですが、まず水源、水源から浄水場までの導水管、それから浄水場から配水池までの送水管、それから配水池から配水管というものがあるんですが、それの主となるものを加えたものが基幹管路となります。なぜ低いかとい
いますと、そもそも水源から浄水場までの管路というのは、絶え間なく流れておりまして、創設当初から、なかなかそれが布設替えは難しいと。その中で低い数字になっております。また配水管については、基幹管路もそうなんですけれども、ここにありますとおり配水管全体については毎年更新もしていますから比較的高い、高いというか全国平均よりも低いですけれども、進んでいるものとは思います。近隣を比較しますと、市町名は差し控えますが、既に50%を超えているところもあれば、逆に20%台というところもございます。事業体によって、当然のことながら、内容というか状況は変わっております。
以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 我々素人からすると、一般に言う、今3つぐらいに分かれていましたけれども水道管というイメージなんですけれども、この水道管、テレビで以前かな、以前というか今もやっているかどうか分かりませんけれども、こういう道路だとかそういうところに埋めて、地震が起こってぐにゃぐにゃなんていうか蛇みたい、蛇というんじゃない、何ていうんですか。弾力的に動きに応じてこういう地震対応の水道管ということでやっていますけれども、ときがわ町においては、そういうような地震対応のこういう動きによってこういう曲がるような管というのは対応しているんですか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
これまでいわゆるダクタイル鋳鉄管というもの、いわゆる鋳物です。それを中心として、管自体は強いんですが、いわゆる継ぎ手の部分が抜けやすいということで、阪神淡路の震災以降、いわゆる耐震化として継ぎ手を補強してくるのが主流でございます。ただ、その後、先ほど前田議員がおっしゃられた、いわゆる地面というか地球と合わせて動けるような柔軟な管が、いわゆる配水用ポリエチレン管というのが出てきました。それは、熊本地震のときにもその成果が現れておりまして、そこと管路で漏水したことがないという結果も公表されまして、ときがわ町といたしましては平成30年度からその配水用ポリエチレン管を採用しております。現在もそれで施工しております。
以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 もし分かったらなんですけれども、1メートル当たりいくらぐらいということと、どのくらいの長さをときがわ町においてはできたのかと、この2点。分かった
ら。
○小島利枝議長 休憩いたします。
(午後 1時21分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 再開いたします。
(午後 1時21分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 すみませんでした。まず、施工の費用につきましては、これはなかなかいくらとは難しいんですけれども、仮にですけれども、一般の町道で言えば1メートル当たり10万円前後、県道なんかですともっとかかるということになります。
それから、いわゆる管の延長ですか。こちらについては、ちょっと今言った配水用ポリエチレンパイプがいくつというのがちょっと見つからないんですけれども、約8キロメートルやっております。
以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 すみません。参考になりました。
じゃ、(4)なんですけれども、これが一番一般質問で聞きたいことなんですけれども、なかなかどういう状況、どういう災害ということが具体的に分からないから、なかなか抽象的になると思うんですけれども、簡易水道ということで、大野においては3つの簡易水道組合があるんですけれども、ときがわ町は大野の3水道組合以外はないですよね。ほかにありますか。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 町内では、ほかにはございません。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 分かりました。簡易水道組合ということなんですけれども、簡易水道組合の定義、簡易水道とは地域住民が立ち上げた上水道運営組織で、仮設水道そして計画給水人口が101人から5,000人以下ということを書いてありました。それから、1952年、昭和27年に制定され、独立採算制が原則だそうです。これを前置きとしてあれなんですけれども、あと国の水道監督官庁、これが今年までは厚労省ですけれども、2024年度、次年度4月から、
今度は国交省ですね。昔の建設省、国交省。今年の通常国会で法改正し、2024年度から新体制に移行と、60年ぶりの機構改革ということになったそうなんですけれども、簡易水道組合は、国交省が監督官庁になって、今は厚労省だから東松山保健所が大野簡易水道組合は監督官庁というか許可官庁なんですけれども、どうなるんでしょうかね。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
前田議員がおっしゃるとおり、この4月1日から変わります。今回条例改正も、その関係の条例改正も上程させていただいておりますけれども、いわゆる水道行政全般は国土交通省の所管になります。それから、水質だとか衛生面については環境省の所管になります。それによりまして、県のほうは埼玉県保健医療部の生活衛生課というところが所管しているんですけれども、そこは変わりません。所管となっている保健所も変わりませんので、従前どおりということになります。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 分かりました。なかなか保健所がこの頃はシビアになってきましたから、いろんな点でちょっとお聞きしたんですけれども、この(4)、自分の地区なんですが、この質問に入る前に、私17年前、平成19年の3月13日に、私の一般質問として大野地区の簡易水道についてというタイトルで質問しました。そのときは、安全で安心して住めるまちづくりの観点から、町における簡易水道の指導ですとか財政的、また技術的面からの質問を行ったんですけれども、今回の場合は同じような質問ですけれども、想定外の地震が起きたときにおける簡易水道の災害復旧、また早期復旧の観点から、(4)が17年前にしましたけれども、その観点からしました。
そして、奥能登地方、これはやっぱり山があって、大野には海はないですけれども、簡易水道が多く存在していて、やはり地震によって支障を来していると。そういう点で、簡易水道組合においては、先ほど読んだように独立採算制が原則、または地域で立ち上げた上水道運営組織ということなので、万が一地震が起きたときに、ときがわ町の一部として山間部が支障を来したり、そういうことになったときに、町のスタンスというかその点から、伊得水道課長にどういう支援というかスタンスを取るのかなということでお聞きして、次に、最後に町長のほうにもまた同じ所見を述べてもらいたいんですけれども、最初に伊得水道課長、よろしくお願いします。
○小島利枝議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
今前田議員がおっしゃられたとおり、平成19年のときの一般質問でも、ご答弁させていただいたところとも重複するかもしれませんけれども、考え方というか、述べさせていただきます。
町といたしましては、組合の健全な自主的な運営をしていただくというのが基本的な姿勢でございます。また、過去には西の沢簡易水道組合の方から水量が不足しているとの相談を受けまして、水道課で漏水調査をお手伝いしたということがございました。それから、七重簡水、こちらのほうからも、台風19号だったと思うんですけれども、そちらで水源がいわゆる被災されて、浄水場への導水管、こちらの技術的な支援も行ってまいりました。このような人的、技術的支援のほかに、組合の自主的な運営を支援するために、毎年補助金も交付し、財政的な支援も実施しているところであります。今後も必要な支援を行ってまいりたいと考えております。
以上です。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 すみません。町長に所見言ってもらう前に、今日地元の簡易水道組合の組合長だとか、また何人かの人から質問してくれということで、音声配信で聞く地域の方々がいらっしゃると思いますので、町長のほうからよろしくお願いします。所見のほう、お願いします。
○小島利枝議長 町長。
○渡邉一美町長 私は台風19号のときに、橋倉林道をずっと歩いて視察をしまして、あそこは簡易水道は何簡易水道ですかね。
○伊得正巳水道課長 大野地区ですね。竹の谷のほうですね。
○渡邉一美町長 あそこもきれいに復旧をしてよかったなと思っております。簡易水道で生活できる間は一生懸命支援をして、続けて、おいしい水を飲んでいただきたいと思っております。いろいろな修繕とかそういうのがかかりましたら、その都度ご相談をしていただいて、ご支援をするという気持ちでおりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 引き続きよろしくお願いします。
最後になるんですけれども、能登半島の地震も4000年に一度とか、1000年に一度とか言われていることが、ここときがわ町においても言われていることですが、ときがわにおいても
これから起こるかもしれない、明日起こるかもしれないということが、地球相手なので分かりません。しかし、いずれにしましても、そのときの被害状況の中で、これ地元の自助も、地域のつながりの共助も、また最終的には公助という点で、自助、共助、公助といった地域防災対処を行って、公助である町の指導の下、早期の復旧の支援に関していろいろな点を要望しまして、この質問を終わります。
以上です。
─────────────────────────────────────────────────
◎議案第1号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第2、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金について)を議題といたします。
議会事務局長の朗読は省略いたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて提案理由を申し上げます。
物価高騰対応重点支援事業実施に伴う低所得世帯支援に関わる経費を緊急に補正する必要が生じたため、令和6年1月4日付、令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号)を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により承認を求めるものであります。
詳細につきましては政策財政課長から申し上げます。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 それでは、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて詳細説明をさせていただきます。
議案参考資料の議案第1号関係をお開きください。
専決処分の内容は、要点1にあるとおり、令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号)です。物価高騰対応重点支援事業の実施に伴う低所得世帯支援に係る経費でございます。補正額は要点2にあるとおり、歳入歳出にそれぞれ9,258万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ64億517万円とするものです。内容といたしましては、要点3にあるとおり、物価高騰の負担感が大きい低所得世帯への負担軽減を図るため、住民税非課税世帯へ1世帯当たり7万円の給付を行うための経費となっております。
歳入といたしましては、総務費国庫補助金6,101万6,000円及び財源不足を調整するため、財政調整基金から3,157万2,000円の繰入れを行っています。
歳出といたしましては、1世帯当たり7万円、1,300世帯分の給付金9,100万円と、システム改修費などの事務費158万8,000円です。
1枚おめくりいただきまして、この補正を受けての基金等残高一覧表の見込みでございます。
財源調整として財政調整基金を繰り入れておりますので、財政調整基金の令和5年度予定額支出欄が5号補正時より3,157万2,000円増額した2億89万5,000円となり、同じく財政調整基金の年度末残高が5号補正時より3,157万2,000円減額した9億1,707万4,848円と変わっております。一般会計基金小計の年度末残高見込みをご覧いただきますと、基金の残高が34億3,742万7,359円となっております。
以上で議案第1号の細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金について)の質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
これより討論に入ります。
討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
これより議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金について)を採決いたします。
本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎議案第2号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第3、議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町事務手数料条例の一部改正)を議題といたします。
議会事務局長の朗読は省略いたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第2号 専決処分の承認を求めることについて提案理由を申し上げます。
戸籍法等の一部改正に伴い、早急にときがわ町事務手数料条例の一部を改正する必要が生じたため、令和6年2月14日、ときがわ町事務手数料条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により承認を求めるものであります。
詳細につきましては町民健康課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 それでは、議案第2号について細部説明を申し上げます。
議案参考資料の議案第2号関係をご覧ください。
要点1としまして、戸籍法の改正により新設された要点2に記載する事務について、その手数料を徴収するため、ときがわ町事務手数料条例の一部の改正を行うものです。なお、手数料として定める額は政令で定められている額となります。
要点2は、新設した3事務の内容と手数料になります。(1)といたしまして、戸籍謄本等の広域交付事務が行われます。今まで戸籍謄本等の取得は本籍地に出向くか、もしくは郵便での請求のどちらかでしたが、この改正によりまして、本籍地以外のどこの市区町村の窓口でも戸籍を取得することが可能となりました。(2)としまして、戸籍(除籍)電子証明書提供用識別符号の発行事務となります。ここに書かれております識別符号とは、戸籍を電子証明書として確認するために用いるパスワードのことでして、このパスワードを取得するには本人からの申請が必要となります。使い方の例としましては、資格などの更新の手続の際に、申請書にそのパスワードを記載することで、今まで戸籍添付していたものが省略できるというものになります。
最後に、(3)届出書等情報内容証明書の交付事務となります。こちらは婚姻届などの届出書を画像化し、その内容に係る証明の交付や閲覧を行うものです。
施行日は令和6年3月1日となります。
以上で議案第2号についての細部説明を終了いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町事務手数料条例の一部改正)の質疑に入ります。
質疑ございませんか。
11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 先ほど課長の説明だと、この議案参考資料の3ページと5ページにあるんですが、除籍電子証明書提供様式別、パスワードということを言いましたけれども、内容としてはマイナンバーのことを強調しているのかどうか伺いたいんです。
○小島利枝議長 式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 こちらのパスワードは、マイナンバーとは全く別のものです。数字16桁の発行されるものになります。自動的に町のほうから発行されるものになります。
以上です。
○小島利枝議長 11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 ということは、申請しないとできないということですね。
○小島利枝議長 式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 そのとおりです。
○小島利枝議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 申請手数料は取られるんでしょうか。
○小島利枝議長 式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 申請手数料につきましては、議案第2号関係の(2)番の戸籍の種類によって、400円だったりとか700円だったりというところになります。
以上です。
○小島利枝議長 よろしいですか。
野原議員。
○11番 野原和夫議員 町外でもどこでも取れるという説明でしたよね、書類は。ということは、利用頻度が高くなるということを見込んでいるのかどうか。ただ窓口でも通常は用が足りるわけですよね。町の中の。これがないと窓口でもできないのかどうか、その差別的扱いがあるとまずいと思うんですが。申請用紙によって取れるのか、窓口では申請用紙で取れるんじゃないですか、違いますか。どうですか。
○小島利枝議長 休憩いたします。
(午後 1時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 それでは、再開いたします。
(午後 1時49分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 便利なようで便利でないような気が私はするんですが、高齢者の方々がこれを利用するに当たり、やっぱりある程度窓口でもきちんとした対応をしないとできないと思うんですが、その点はいかがでしょう。ただ、先ほど有効期限があるようなことを言っているんですよ。期限があるって言っていますよね。そのたびにまた申請するという、もっと違うやり方があったんじゃないでしょうか、これ。いや国の方針、これは各自治体も今進めている問題ですか。
○小島利枝議長 式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 全国的な動きになっています。もう3月1日から、実際には方法が始まっていまして、今現在6名の方がもう申請既にされています。ただ、結構申請書自体も変わってしまったので、やっぱりその方が来ると1人が付きっきりで対応しているような状態にはなっています。
以上です。
○小島利枝議長 3番、長島議員。
○3番 長島金作議員 マイナンバーでは取れないんですか。もう一回、ちょっと。
○小島利枝議長 式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 ご本人確認というものが必要になりますので、そのときにはマイナンバーカードを持って来ていただければ、ご本人確認はできます。そういった意味で使えます。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
これより討議に入ります。
討議ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
これより討論に入ります。
討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
これより議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町事務手数料条例の一部改正)を採決いたします。
本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立多数)
○小島利枝議長 起立多数であります。
よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎議案第3号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小島利枝議長 日程第4、議案第3号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。
議会事務局長の朗読は省略いたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第3号 専決処分の承認を求めることについて提案理由を申し上げます。
令和5年9月21日に発生した事故について、相手方との間で損害賠償の額を定め専決処分をしたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこの案を提出するものであります。
詳細につきましては教育総務課長から申し上げます。
○小島利枝議長 続いて、細部説明を求めます。
宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、議案第3号 専決処分の承認を求めることについて細部説明をさせていただきます。
議案参考資料の議案第3号関係をご覧ください。
専決処分の承認を求めることについて、要点1として、令和5年9月21日に発生した公用
車による物損事故について、相手方と和解し、損害賠償の額の決定につき行った専決処分について承認を求めるものです。
要点2として、具体的な事故の内容ですが、事故の発生日時が令和5年9月21日午後0時10分頃、事故の発生場所はときがわ町役場第二庁舎駐車場内です。
事故の相手方はご覧のとおりです。
事故の概要ですが、教育委員会教育総務課職員が運転する公用車が、後退により方向転換をしようとした際、公用車左側後方と駐車中の相手方自家用車右側後方が接触し、相手方車両の右側後方テールランプ及びバンパーに損傷を与えたものです。
専決処分の内容ですが、損害賠償額として4万8,840円を決定したものでございます。
以上で、細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小島利枝議長 これより議案第3号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額を定めることについて)の質疑に入ります。
質疑ございませんか。
6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 1点お伺いします。
事故発生日が9月21日ということなんですね。この内容について、私は疑義は持っていないんですけれども、1点、報告が遅い。その点だけですね。やっぱりこういうものは、事故というのはやりたくてやっていないし、もちろん不注意という、結果としてはそうなんですけれども、こういうことは12月議会も含めて、すぐ報告を、悪いことは早くやったほうがいいと思うんですね。そこの点だけ伺います。なぜ遅れちゃったのか、その点だけです。
○小島利枝議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
相手方と示談内容について調整が整いましたのが12月の定例議会が終わった後でございましたので、それで今回が直近の議会への報告ということになりました。
以上でございます。
○小島利枝議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 そんなに大きな事故じゃないというのはこの間もお話を伺いましたけれども、やっぱりそういうことは早めに、示談も含めてやっていただいて、相手が町民の方でもあるし、報告はやっぱり、隠しているとは言いませんけれども、印象的にはもう半年もたっているようなことだって、その点だけお願いしたいと。お願いというか、我々自身もそ
うですけれども、注意をしていきたいと思いますので、その点だけです。よろしくお願いします。
私は以上です。
○小島利枝議長 ほかに質疑ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
これより討議に入ります。
討議ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討議を終了いたします。
これより討論に入ります。
討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって討論を終了いたします。
これより議案第3号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額を定めることについて)を採決いたします。
本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立全員)
○小島利枝議長 起立全員であります。
よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎諮問第1号の上程、説明、質疑、採決
○小島利枝議長 日程第5、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
議会事務局長の朗読は省略いたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由を申し上げます。
令和6年6月30日をもって任期満了となる町田英章氏を、人権擁護委員候補者として再推
薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
○小島利枝議長 これより諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
これより諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。
本案は原案による者を適任と認めることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、諮問第1号は原案のとおり適任と認めることに決定されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎同意第1号の上程、説明、質疑、採決
○小島利枝議長 日程第6、同意第1号 ときがわ町教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。
議会事務局長の朗読は省略いたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、同意第1号 ときがわ町教育委員会教育長の任命について、提案理由を申し上げます。
ときがわ町教育委員会教育長、久米正美氏の任期は令和6年3月31日で満了となるが、後任として新井克仁氏を任命することについて同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4号第1項の規定により、この案を提出するものであります。
○小島利枝議長 これより、同意第1号 ときがわ町教育委員会教育長の任命についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
これより、同意第1号 ときがわ町教育委員会教育長の任命についてを採決いたします。
本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、同意第1号は原案のとおり同意することに決定されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎同意第2号の上程、説明、質疑、採決
○小島利枝議長 日程第7、同意第2号 ときがわ町教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
議会事務局長の朗読は省略いたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、同意第2号 ときがわ町教育委員会委員の任命について、提案理由を申し上げます。
ときがわ町教育委員会委員、山下幸子氏の任期が令和6年3月24日で満了となりますが、再び山下幸子氏を任命することについて同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、この案を提出するものであります。
○小島利枝議長 これより、同意第2号 ときがわ町教育委員会委員の任命についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
これより、同意第2号 ときがわ町教育委員会委員の任命についてを採決いたします。
本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、同意第2号は原案のとおり同意することに決定されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎議案の一括上程について
○小島利枝議長 お諮りいたします。日程第8、同意第3号から日程第10、同意第5号までは3件とも固定資産評価審査委員会委員の選任についての案件でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、同意第3号から同意第5号までは一括議題とすることに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
◎同意第3号〜同意第5号の上程、説明
○小島利枝議長 日程第8、同意第3号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について、日程第9、同意第4号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について、日程第10、同意第5号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について、以上一括議題といたします。
議会事務局長の朗読は省略いたします。
提案者から、同意第3号から同意第5号までの提案理由の説明を順次求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、同意第3号から同意第5号までの議案について、提案理由を申し上げます。
まず、同意第3号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を
申し上げます。
ときがわ町固定資産評価審査委員会委員、荻野正氏の任期は令和6年3月16日で満了となりますが、再び荻野正氏を選任することについて同意を得たいので、地方税法第423条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
次に、同意第4号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を申し上げます。
ときがわ町固定資産評価審査委員会委員、坂本次夫氏の任期は令和6年3月16日で満了となりますが、再び坂本次夫氏を選任することについて同意を得たいので、地方税法第423条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
次に、同意第5号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を申し上げます。
ときがわ町固定資産評価審査委員会委員、清水勝美氏の任期は令和6年3月16日で満了となりますが、再び清水勝美氏を選任することについて同意を得たいので、地方税法第423条第3項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくお願いします。
○小島利枝議長 これ以降の質疑から採決までは議案ごとに行います。
─────────────────────────────────────────────────
◎同意第3号の質疑、採決
○小島利枝議長 それでは、同意第3号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任について質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
これより、同意第3号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。
本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、同意第3号は原案のとおり同意することに決定されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎同意第4号の質疑、採決
○小島利枝議長 これより、同意第4号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
これより、同意第4号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。
本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、同意第4号は原案のとおり同意することに決定されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎同意第5号の質疑、採決
○小島利枝議長 これより、同意第5号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することを決定いたしました。
これより、同意第5号 ときがわ町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。
本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小島利枝議長 異議なしと認めます。
よって、同意第5号は原案のとおり同意することに決定されました。
ここで、議員、特別職及び総務課長を除き、各課長については一旦退席を求めます。
暫時休憩いたします。
(執行部退席)
(午後 2時09分)
─────────────────────────────────────────────────
○小島利枝議長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時15分)
─────────────────────────────────────────────────
◎追加議事日程について
○小島利枝議長 ここで都合により副議長と交代させていただきますので、よろしくお願いいたします。
(副議長 神山 俊議員、議長席に着く)
○神山 俊副議長 議長の役を交代いたしました。よろしくお願いいたします。
ここで議事日程を配付します。
(追加議事日程の配付)
─────────────────────────────────────────────────
◎日程の追加
○神山 俊副議長 報告いたします。
ただいま議長、小島利枝議員から議長の辞職届が提出されております。
お諮りいたします。この際、議長の辞職についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊副議長 異議なしと認めます。
よって、議長の辞職についてを日程に追加し、日程第1として直ちに議題とすることを決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
◎議長の辞職について
○神山 俊副議長 追加1、日程第1、議長の辞職についてを議題といたします。
本件は、小島利枝議員の一身上に関する事件でありますので、地方自治法第117条の規定により、小島利枝議員の除斥を求めます。
(5番 小島利枝議員退席)
○神山 俊副議長 議会事務局長に辞職願を朗読させます。
○正木 彰議会事務局長 令和6年3月6日、ときがわ町議会副議長、神山俊様。
ときがわ町議会議長、小島利枝。
辞職願。
今般、一身上の都合により議長の職を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
以上です。
○神山 俊副議長 お諮りいたします。小島利枝議員の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊副議長 異議なしと認めます。
よって、小島利枝議員の辞職を許可することを決定しました。
小島利枝議員の除斥を解きます。
(5番 小島利枝議員入席)
○神山 俊副議長 ただいま議長の辞職を許可されました小島利枝議員から挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
小島利枝議員。
○5番 小島利枝議員 議席番号5番、小島利枝でございます。副議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶をさせていただきます。
本日をもちまして議長を退任させていただきます。町長をはじめ執行部の皆様、そして議員の皆様、事務局の皆様、本当に大変にお世話になりました。特に、議員の皆様には不慣れ
な私に力添えをいただいたり、ご協力をいただき、2年間勤めることができました。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
在職中は貴重な経験を数多くさせていただき、これからの議員活動に生かしてまいりたいと思います。どうかこれからもご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。本当にありがとうございました。
○神山 俊副議長 お疲れさまでした。
小島利枝議員におかれましては、自席にお戻りください。
─────────────────────────────────────────────────
◎追加議事日程について
○神山 俊副議長 ただいま議長が欠けました。
ここで議事日程を配付いたします。
(追加議事日程の配付)
─────────────────────────────────────────────────
◎日程の追加
○神山 俊副議長 お諮りいたします。この際、選挙第1号 議長の選挙を日程に追加し、追加2、日程第1として日程の順序を変更し、直ちに選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊副議長 異議なしと認めます。
よって、選挙第1号 議長の選挙を日程に追加し、追加2、日程第1として日程の順序を変更し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
◎議長の選挙
○神山 俊副議長 追加日程2、日程第1、選挙第1号 議長の選挙を行います。
暫時休憩いたします。
再開を2時40分といたします。
(午後 2時23分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時33分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊副議長 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって指名推選にしたいと思います。ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊副議長 異議なしと認めます。
選挙の方法については指名推選で行うことを決定いたします。
お諮りいたします。指名の方法については、副議長が指名することにしたいと思います。ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊副議長 異議なしと認めます。
副議長が指名することに決定いたしました。
議長に神山俊議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま副議長が指名しました神山俊議員を議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊副議長 異議なしと認めます。
ただいま指名しました神山俊議員が議長に当選しました。
ただいま議長に当選しました神山俊議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって当選の告知をします。
─────────────────────────────────────────────────
◎議長挨拶
○神山 俊議長 議長に当選しました私、神山俊が当選の承諾及び就任の挨拶をさせていただきます。
お許しをいただきまして、一言ご挨拶を申し上げます。
ただいま栄誉あるときがわ町議会第11代の議長にご選出いただき、心より感謝申し上げます。私にとりまして誠に栄誉なことでありますとともに、その重責に身の引き締まる思いでございます。私は議員各位と積極的にコミュニケーションを図り、できる限り丁寧に合意形成を目指すことを念頭に置き、円滑な議会運営と議会のさらなる活性化に努めてまいる所存でございます。
地方自治において、議会は町長と共に本町を支える二元代表制の一翼を担っており、執行
機関に対する監視機能を果たすとともに、多様化する町民ニーズを的確に捉え、町政に反映することを大きな使命としております。したがいまして、ときがわ町議会におきましても、町長としっかり議論を重ね、町民のための施策を実践していくことが、ときがわ町の発展につながるものと確信しております。
本町におきましても、少子高齢化、人口減少など厳しい課題が山積しておりますが、町民の皆様にとって安全、安心で住みやすく、そして活力と魅力にあふれるまちづくりを進めることが町民の皆様の願いであることの認識に立ち、その負託に応えるべく、皆様と共に頑張ってまいりたいと思います。どうぞ今後とも議員の皆様方の温かいご支援並びにご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からのお願いを申し上げまして、就任の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
─────────────────────────────────────────────────
◎追加議事日程について
○神山 俊議長 議長として会議を進行させていただきますので、よろしくお願いいたします。
議長選挙の結果、副議長が欠員となりました。
ここで議事日程を配付いたします。
(追加議事日程の配付)
─────────────────────────────────────────────────
◎日程の追加
○神山 俊議長 お諮りいたします。この際、選挙第2号 副議長の選挙を日程に追加し、追加3、日程第1とし、日程の順序を変更し、直ちに選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、選挙第2号 副議長の選挙を日程に追加し、追加3、日程第1として日程の順序を変更し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
◎副議長の選挙
○神山 俊議長 追加3、日程第1、選挙第2号 副議長の選挙を行います。
暫時休憩いたします。
再開を2時55分といたします。
(午後 2時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長が指名することにいたしたいと思います。ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
議長が指名することに決定いたしました。
副議長に、小宮正議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長が指名しました小宮正議員を副議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
ただいま指名しました小宮正議員が副議長に当選いたしました。
ただいま副議長に当選いたしました小宮正議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって当選の告知をいたします。
─────────────────────────────────────────────────
◎副議長挨拶
○神山 俊議長 副議長に当選されました小宮正議員に当選の承諾及び就任のご挨拶をお願いいたします。
演壇にご登壇ください。
○小宮 正副議長 ただいま議長から当選の告知をいただきましたけれども、議員各位におかれましては推薦いただきまして、誠にありがとうございます。
先ほど控室でお話ししたとおり、議長も申したとおり、しっかり意見を聞きながら、いいときがわ町議会ができればいいかと思います。そういう中で、神山議員をしっかり、支えるというのは私より神山議員のほうが立派なのかなというようなものがありますけれども、そういう中で、一緒にしっかり手を組んで支えながら、一生懸命この2年間というのは頑張っていきたいと思います。
また、執行部の皆さんにも、若い人と年寄りになってしまいました議長と副議長でございますけれども、お互いに、前もお話ししたとおり、議会も執行部も本当に町民のために働くところでございます。そういう中で、お互いに協力しながら、いいときがわ町ができれば私はいいと思いますので、これからもまたひとつよろしく執行部の皆さんにはお願いを申し上げ、何しろ皆さんと共にいい議会をつくっていければ最高だと思いますので、2年間どうかよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 お疲れさまでした。
小宮正副議長におかれましては、自席にお戻りください。
ここで、先ほど退席しました各課長について入場を許可いたします。
(執行部入席)
○神山 俊議長 暫時休憩いたします。
(午後 2時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
(午後 3時01分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 各課長に申し上げます。
正副議長の辞職等に伴い、先ほど行われました正副議長選挙の結果、議長に私、神山俊が、副議長に小宮正議員が当選をいたしましたので、ご報告いたします。よろしくお願いいたします。
─────────────────────────────────────────────────
◎延会について
○神山 俊議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
◎延会の宣告
○神山 俊議長 大変お疲れさまでした。
(午後 3時01分)