令和6年第1回ときがわ町議会定例会
議 事 日 程(第3号)
令和6年3月7日(木)
午前9時30分開議
開議の宣告
日程第 1 選任第 1号 常任委員の選任について
日程第 2 選任第 2号 議会運営委員の選任について
日程第 3 議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算
日程第 4 議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 5 議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 6 議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 7 議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算
日程第 8 議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 9 議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算
日程第10 議案第 4号 ときがわ町犯罪被害者等支援条例の制定について
日程第11 議案第 5号 ときがわ町有害鳥獣対策施設の設置及び管理運営等に関する条例
の制定について
日程第12 議案第 6号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例等の一部
改正について
日程第13 議案第 7号 ときがわ町町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部
改正について
日程第14 議案第 8号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改
正について
日程第15 議案第 9号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の一部改正について
日程第16 議案第10号 ときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関す
る条例の一部改正について
日程第17 議案第11号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の
基準に関する条例の一部改正について
日程第18 議案第12号 ときがわ町介護保険条例の一部改正について
日程第19 議案第13号 ときがわ町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準に関
する条例の一部改正について
日程第20 議案第14号 ときがわ町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定
介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関
する基準を定める条例の一部改正について
日程第21 議案第15号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営
に関する基準を定める条例の一部改正について
日程第22 議案第16号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備
及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改
正について
日程第23 議案第17号 ときがわ町水道事業給水条例及びときがわ町水道事業の布設工事
監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について
日程第24 議案第18号 ときがわ町ときがわ親水公園条例の廃止について
日程第25 議案第19号 小川地区衛生組合の規約変更について
日程第26 議案第20号 町道路線の廃止について
日程第27 議案第21号 令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)
日程第28 議案第22号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
日程第29 議案第23号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第30 議案第24号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第31 議案第25号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
3号)
日程第32 議案第26号 令和5年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)
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出席議員(10名)
1番 畑 豊 議員 2番 杉 田 健 司 議員
3番 長 島 金 作 議員 4番 神 山 俊 議員
5番 小 島 利 枝 議員 6番 田 中 紀 吉 議員
7番 山 中 博 子 議員 8番 前 田 栄 議員
9番 小 宮 正 議員 11番 野 原 和 夫 議員
欠席議員(1名)
10番 岩 田 鑑 郎 議員
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美
副町長
小 峯 光 好
総務課長
荒 井 淳
政策財政課長
大 野 健 司
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和
町民健康課長
式 守 康 子
福祉課長
山 ア 俊 樹
農林環境課長
町 田 圭 介
商工観光課長
荻久保 充 也
建設課長
加 藤 光 典
水道課長
伊 得 正 巳
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教育長
久 米 正 美
教育総務課長
宮 寺 進
生涯学習課長
正 木 達 也
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議会事務局長
正 木 彰
書記長
師 岡 徹
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◎開議の宣告
○神山 俊議長 皆さん、おはようございます。
大変お疲れさまです。本日欠席届のある議員は1名です。
ただいまの出席議員は10名でありますので、定足数に達しております。
これより、令和6年第1回ときがわ町議会定例会3日目を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
(午前 9時30分)
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◎議事日程の報告
○神山 俊議長 本日の議事日程を報告いたします。
議事日程は、配付したとおりでございます。
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◎常任委員の選任について
○神山 俊議長 日程第1、選任第1号 常任委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。常任委員の選任の方法については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、常任委員の選任の方法については、議長が指名することに決定しました。
それでは、指名いたします。
総務産業建設常任委員、杉田健司議員、神山俊議員、田中紀吉議員、前田栄議員、岩田鑑郎議員、野原和夫議員、以上6名です。
文教厚生常任委員、畑豊議員、長島金作議員、小島利枝議員、山中博子議員、小宮正議員、以上5名です。
お諮りいたします。ただいま指名しました以上の議員を、それぞれの常任委員に選任することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名しました以上の議員を、それぞれの常任委員に選任することに決定
いたしました。
ここで、暫時休憩いたします。
それぞれの常任委員会を開催し、正副委員長の互選をご協議いただきたいと思います。
再開を9時40分といたします。
(午前 9時32分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 9時37分)
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○神山 俊議長 委員会条例第8条第1項の規定により常任委員会の委員長、副委員長が互選されましたので、結果を報告いたします。
総務産業建設常任委員会委員長に野原和夫議員、副委員長に田中紀吉議員。
文教厚生常任委員会委員長に山中博子議員、副委員長に畑豊議員。
以上の議員が互選されましたので、報告いたします。
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◎議会運営委員の選任について
○神山 俊議長 日程第2、選任第2号 議会運営委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。議会運営委員の選任の方法については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員の選任の方法については、議長が指名することに決定いたしました。
それでは、指名いたします。
議会運営委員、畑豊議員、田中紀吉議員、山中博子議員、野原和夫議員、以上4名です。
お諮りいたします。ただいま指名しました以上の議員を、議会運営委員に選任することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名しました以上の議員を、議会運営委員に選任することに決定いたしました。
ここで暫時休憩いたします。
議会運営委員会を開催し、正副委員長の互選をご協議いただきたいと思います。
再開を9時45分といたします。
(午前 9時39分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 9時42分)
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○神山 俊議長 委員会条例第8条第1項の規定により、議会運営委員会の委員長、副委員長が互選されましたので、結果を報告いたします。
議会運営委員会委員長に田中紀吉議員、副委員長に畑豊議員。
以上の議員が互選されましたので、報告いたします。
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◎追加議事日程について
○神山 俊議長 ここで議事日程を配付いたします。
(追加議事日程の配付)
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◎日程の追加
○神山 俊議長 お諮りいたします。この際、選挙第3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙、選挙第4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙、同意第6号 監査委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第1、追加日程第2及び追加日程第3とし、日程の順序を変更して直ちに議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認め、日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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◎小川地区衛生組合議会議員の選挙
○神山 俊議長 追加日程第1、選挙第3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙を行います。
小川地区衛生組合議会議員である小島利枝議員、山中博子議員が3月7日付で辞職したため選挙を行うものです。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指
名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法については指名推選で行うことに決定しました。
指名の方法につきましては、議長が指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決定しました。
小川地区衛生組合議会議員に長島金作議員、神山俊議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名しました長島金作議員、神山俊議員を小川地区衛生組合議会議員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名しました長島金作議員、神山俊議員が当選されました。
ただいま小川地区衛生組合議会議員に当選されました長島金作議員、神山俊議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって、当選の告知をいたします。
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◎比企広域市町村圏組合議会議員の選挙
○神山 俊議長 続いて、追加日程第2、選挙第4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙を行います。
比企広域市町村圏組合議会議員である小島利枝議員、田中紀吉議員が3月7日付で辞職したため、選挙を行うものです。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法については指名推選で行うことに決定いたしました。
指名の方法については、議長が指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決定しました。
比企広域市町村圏組合議会議員に杉田健司議員、神山俊議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名しました杉田健司議員、神山俊議員を比企広域市町村圏組合議会議員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名しました杉田健司議員、神山俊議員が当選されました。
ただいま比企広域市町村圏組合議会議員に当選されました杉田健司議員、神山俊議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって、当選の告知をいたします。
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◎同意第6号の上程、説明、質疑、採決
○神山 俊議長 続いて、渡邉町長から監査委員の選任についてが提出されております。
追加日程第3、同意第6号 ときがわ町監査委員の選任についてを議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、前田栄議員の除斥を求めます。
(8番 前田 栄議員退席)
○神山 俊議長 議会事務局長の朗読は省略いたします。
続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
同意第6号 ときがわ町監査委員の選任について提案理由を申し上げます。
監査委員、野原和夫氏の退職に伴い、その後任として議員のうちから選任する監査委員に前田栄氏を選任することについて同意を得たいので、地方自治法第196条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
よろしくお願いします。
○神山 俊議長 これより同意第6号 ときがわ町監査委員の選任についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
これより同意第6号 ときがわ町監査委員の選任についてを採決いたします。
本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
前田栄議員の除斥を解きます。
(8番 前田 栄議員入席)
○神山 俊議長 前田栄議員に申し上げます。
原案のとおり可決されましたので、よろしくお願いいたします。
ここで、前田栄議員から挨拶のための発言の申出がありますので、これを許可いたします。
前田栄議員。
○8番 前田 栄議員 ただいま町の監査委員ということで指名を受けましたので、町のためにとって町民の皆様の税金を有効に使っていただいて、監査というのを町監査役の堀口監査役と共にやっていきたいと思うので、よろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○神山 俊議長 お疲れさまでした。
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◎議案の一括上程について
○神山 俊議長 お諮りいたします。日程第4、議案第27号から日程第10、議案第33号までは、いずれも令和6年度会計の予算でございますので一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、議案第27号から議案第33号までは一括議題とすることに決定いたしました。
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◎議案第27号〜議案第33号の一括上程、説明
○神山 俊議長 日程第4、議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算、日程第5、議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算、日程第6、議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算、日程第7、議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算、日程第8、議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算、日程第9、議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算、日程第10、議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算、以上を一括議題といたします。
議会事務局長の朗読は省略いたします。
提案者から議案第27号から議案第33号までの提案理由の一括説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第27号から議案第33号までの議案について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
なお、令和6年度各会計の当初予算につきましては、地方自治法第221条第1項の規定により提出するものであります。
まず、議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算について提案理由を申し上げます。
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億1,594万2,000円と定めるものであります。
次に、議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算について提案理由を申し上げます。
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億4,554万6,000円と定めるものであります。
次に、議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算について提案理由を申し上げます。
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,942万1,000円と定めるものであります。
次に、議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算について提案理由を申し上げます。
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億4,529万3,000円と定めるものであります。
次に、議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算について提案理由を申し上げます。
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,123万4,000円と定めるものであります。
次に、議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算について提案理由を申し上げ
ます。
令和6年度ときがわ町水道事業会計予算を調整したので、地方自治法第211条第1項及び地方公営企業法第24条第2項の規定により、この案を提出するものであります。
最後に、議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算について提案理由を申し上げます。
令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算を調整したので、地方自治法第211条第1項及び地方公営企業法第24条第2項の規定により、この案を提出するものであります。
以上7会計の当初予算につきまして、それぞれ各担当課長から詳細を申し上げます。
以上です。
○神山 俊議長 続いて、議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算の細部説明を求めます。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 それでは、議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算について詳細説明をさせていただきます。
令和6年度当初予算書の5ページをお開きください。
町長が提案理由で申し上げましたとおり、歳入歳出予算の総額をそれぞれ59億1,594万2,000円と定めるものです。
初めに、総括的な事項についてですが、6ページから11ページの第1表歳入歳出予算につきましては、款項の区分及び金額が記載されておりますので、ご覧いただければと思います。
次に、12ページ、第2表債務負担行為でございます。農業近代化資金利子補給ほか4項目について、契約等で発生する将来の負担枠を設定するものです。
次に、13ページの第3表地方債です。臨時財政対策債ほか5事業につきまして、起債の目的、限度額等を定めるものでございます。
次に、予算の詳細につきましては、地方自治法施行令第144条に基づく説明書によりご説明いたします。
17ページから19ページの歳入歳出予算事項別明細書の総括の部分につきましては、款別の前年度予算額との比較及び財源内訳が記載されております。令和6年度当初予算といたしましては、歳入歳出それぞれ59億1,594万2,000円を計上しており、前年度から8,976万4,000円の増額となっております。
次に、各項目の内容について、事項別明細書にて説明をさせていただきます。
まず、歳入について主なものを説明させていただきます。
20ページをご覧ください。
1款町税12億9,470万2,000円、2,042万5,000円の増額です。
1項町民税が5億4,988万4,000円、3,636万2,000円の増額です。
2項固定資産税が6億4,034万4,000円、1,582万2,000円の減額となっております。固定資産税が減額となっている主な理由は、説明欄の償却資産1億5,918万5,000円が前年度より1億1,306万6,000円の減額となっているものです。
続いて、22ページをご覧ください。
下から2項目めの11款地方交付税でございます。前年度から1億900万円の増額の22億3,900万円となっております。これは令和5年度の実績と地方財政計画を受けて増額としているものでございます。
続いて、26ページをご覧ください。
15款国庫支出金の1項1目民生費国庫負担金4億1,388万1,000円で、5,601万1,000円の増額となっていますが、説明欄上から3行目の障害者自立支援給付費負担金が前年度より4,737万9,000円増加していることが主な理由です。給付見込額が前年度より増加したことによるものです。
1枚おめくりいただきまして、28ページ、2項1目総務費国庫補助金657万5,000円、マイナス833万6,000円の減額の説明欄をご覧ください。デジタル田園都市国家構想推進交付金360万円は、町のDX推進事業に対する補助金で、2分の1の割合です。
続いて、5目教育費国庫補助金1,707万円、1,101万2,000円の増額の説明欄をご覧ください。学校施設環境改善交付金1,293万円が主な理由で、町立小学校3校の体育館照明のLED化に対する補助金です。
次に、16款県支出金をご覧ください。
1項2目民生費負担金2億3,808万1,000円、2,547万8,000円の増額ですが、先ほどの民生費国庫負担金と同様に、障害者自立支援給付金の給付見込み増額に伴う県負担分の増額となります。
続いて、32ページ、4目の農林水産業費県補助金7,331万円、839万8,000円の増額となっております。増額の主な理由は、1節の農業費補助金7,118万3,000円の説明欄、下から2行目の農村地域防災減災事業補助金5,900万円が昨年より1,220万円増額しており、これは実施計画を策定するための補助金で、10分の10の割合でございます。
続いて、34ページ、19款2項の基金繰入金5億5,908万円、1億6,520万9,000円の増額となっております。繰入金が増額となっている主な理由は、旧都幾川分署、明覚小学校南校舎の解体などの公共施設の解体改修のため、3目の公共施設等総合管理基金からの繰入金が1億81万6,000円の増額、財源不足を補うための1目財政調整基金と4目合併振興基金からの繰入金が合わせて1億2,411万8,000円の増額によるものです。
続いて、40ページをお開きください。
22款1項1目の臨時財政対策債が1,000万円、昨年より2,000万円減額となっております。こちらは実績と地方財政計画に基づき計上しているものです。
続いて、5目の過疎対策事業債をご覧ください。昨年より2億4,920万円減額の1億6,730万円となっており、18事業に充当する予定でございます。
歳入については以上となります。
次に、歳出につきまして主なものを事業別に説明させていただきます。
まず、初めに、1款の議会費から主な事業を説明いたします。
44ページをご覧ください。
議会費の最後、会議録調製及び音声配信事業が廃止となり、その上の段に新しく会議録調製及び動画配信事業670万9,000円が計上されております。これは、議会ライブ配信実施のためのもので、廃止となった音声配信事業と比較して350万4,000円の増額となっています。
次に、2款の総務費から主な事業をご説明いたします。
50ページをご覧ください。
ページの一番下の事業になりますが、庁舎維持管理事業1億1,876万円、6,067万8,000円の増額となっております。
主な増減理由は、53ページの中段の14節工事請負費の説明欄にある旧都幾川分署解体工事4,653万円、本庁舎・第二庁舎照明器具LED化工事2,956万8,000円が主なものとなります。
続いて、62ページをご覧ください。
交通対策事業1億1,451万3,000円、1,095万5,000円の増額となっております。
63ページの12節の委託料2,172万円が主な増の理由です。これは厚生労働大臣告示、自動車運転者の労働時間等の改善のための基準の一部改正、いわゆる2024年問題により路線バスの運転手の確保がより厳しくなることにより、令和6年4月1日のダイヤ改正からさらなる減便となることに対して、住民の皆さんの帰宅手段を確保することを目的に無料送迎バスの運行を行うための経費です。また、今回の減便に伴いまして、18節負担金、補助及び交付金
の説明欄にありますバス路線確保対策補助金が554万8,000円減額となっております。
続いて、64ページをご覧ください。
若者定住化促進事業、18節負担金、補助及び交付金の若者定住化補助金が258万2,000円増額の1,323万2,000円となっています。人口増加のまち実現に向け、婚活支援のための婚活サポート補助金の新設と定住促進住宅取得補助金の増額を行ったものです。
次に、66ページをご覧ください。
新規事業としてDX推進事業1,038万5,000円が計上されています。令和6年度は、電子申請システムの導入やオンライン窓口、公式LINEなど、住民サービスのDX化を進めてまいります。また、DX化されたサービスを活用していただくためのスマートフォン講座なども実施していく予定です。
続きまして、同じページ、11目自治振興費の行政区運営事業1,829万2,000円、191万3,000円の増額です。地域力を生かした安心・安全なまちづくりに向け、行政区アンケート調査を実施するための経費として、11節役務費81万円と69ページ上段の行政区アンケート調査業務委託129万8,000円を計上しております。
また、同じく地域力の強化に向けた事業として集会所管理事業、12節委託料に別所区及び瀬戸区の集会所新設を行うための設計業務の経費620万円を計上しております。
次に、76ページをお開きください。
活き生き活動センター管理事業をご覧ください。文教厚生常任委員会の令和5年度所管事務調査事項報告にもありました、多世代が交流し、支え合うことができる場として活き生き活動センターの機能強化をするための経費として、10節需用費に消耗品39万7,000円、14節工事請負費に2階テラスフェンス取付工事130万円、17節備品購入費に30万円、合計して199万7,000円を計上しています。
続いて、少々飛びまして92ページをご覧ください。
ここから3款の民生費に入ります。
ページ中ほど3款1項1目社会福祉総務費に戦没者追悼式実施事業として119万5,000円が皆増となっています。これは、社会福祉協議会が主催していたときがわ町戦没者追悼式を町主催で開催するための経費となります。
次に、2目障害者福祉費、障害者福祉事業5億1,534万4,000円、8,990万3,000円の増額となっております。これは、95ページ、18節負担金、補助及び交付金の説明欄、上から4行目の介護給付費・訓練等給付費負担金4億6,869万7,000円が、昨年より9,237万9,000円の増額
となっていることが主な理由です。
続いて、100ページをご覧ください。
高齢者介護保険事業204万2,000円の18節負担金、補助及び交付金30万円ですが、これは介護職員、特に訪問介護職員の不足解消を目的として、介護職員初任者研修等の修了者に対して受講料の一部、1人当たり3万円を助成するものです。
続いて、106ページをご覧ください。
こども家庭センター事業128万4,000円の皆増です。全ての妊産婦、子育て世帯、子供へ一体的に相談支援を行う子ども家庭総合支援拠点を福祉課内に新しく設けるものです。
続いて、124ページをご覧ください。
4款衛生費となります。4項上水道費、上水道施設一般管理事務をご覧ください。
18節の負担金、補助及び交付金1億2,000万円ですが、説明欄の水道料金の高料金対策としての補助金7,000万円と、基本料金を2分の1とするための補助金5,000万円となります。
次に、5項浄化槽費7,500万円、2,471万8,000円の増額です。
次のページ、126ページの一番上の段、浄化槽事業一般管理事務をご覧ください。
浄化槽設置管理事業特別会計から企業会計へ移行したことに伴い、支出科目が令和5年度までの繰出金から補助金に変更となり、額についても令和5年度の繰出金額より971万8,000円増額の6,000万円となっています。
また、企業会計の安定化を図るため、令和6年度に限り1,500万円の出資金を予算計上しています。
続いて、134ページをご覧ください。
6款の農林水産業費、1項3目農業振興費、農業振興一般管理事務、18節の負担金、補助及び交付金の説明欄の中央にあります農業推進協議会補助金が昨年より33万円増額の113万円として計上されています。この33万円の増額分は、農業推進協議会に所属する山椒栽培協議会が女子栄養大学と連携して特産品作りを行うための経費として増額をしているものです。
同じ説明欄の一番下、担い手育成塾運営事業費補助金12万円が令和6年度より新たに計上されています。これは人口増加のまち実現に向けて、新規就農希望者の研修機会を提供し、農業を担う多様な人材を育成するための事業を実施するものです。
続いて、138ページをご覧ください。
4目の農地費、土地改良施設等応急修繕事業の14節工事費の説明欄をご覧ください。
地域の皆さんの協力により、河津桜の名所となっている桃木農村公園をさらに町民自慢の
場所となるよう、園路等の整備をするための経費として、桃木農村公園整備工事550万円が計上されています。
続いて、140ページをご覧ください。
2項1目林業振興費、一番下の段、林業維持管理事業1,534万8,000円、260万8,000円の増額です。
1枚おめくりいただきまして、143ページをご覧ください。
14節の工事請負費1,197万円でございますが、説明欄にあります林道応急修繕工事、そのうち森林管理道馬生線舗装工事として709万円、森林管理道橋倉線法面修繕工事300万円が計上されています。
続いて、144ページをご覧ください。
森林環境基金積立事業として900万円が計上されています。令和6年度から施行される森林環境税を市町村の人口や林業従事者数などにより按分して譲与される森林環境税を積み立てるものです。続いて、148ページをご覧ください。
7款の商工費でございます。町民自慢の観光のまちへの取組として、観光一般管理事務、12節委託料279万9,000円の説明欄、一番下にありますハイキングコース案内看板整備事業委託として25万円、14節工事費に愛宕山遊歩道山頂周辺景観スポット整備工事75万9,000円、ハイキングコース景観整備工事75万円を計上しています。
また、152ページ、地域おこし協力隊推進事業として976万6,000円、513万6,000円の増額をしておりますが、これは令和5年度に着任した観光推進型の地域おこし協力隊員を2名増員して、3名体制で観光振興施策を推進してまいるための経費です。
続いて、154ページからの土木費について、主なものをご説明いたします。
156ページをご覧ください。
道路維持管理事業1億218万5,000円、1,750万7,000円の増額でございます。機構改革に伴い、防犯灯の管理が総務課から建設課に移ったことにより、道路維持管理事業の10節需用費、説明欄の光熱水費540万円が皆増、修繕料が411万円の増額、161ページ、工事請負費の説明欄、一番下の行、防犯灯設置工事として59万4,000円の増額となっています。
159ページにお戻りいただき、12節委託料、説明欄の業務委託料470万円ですが、大附地内町道1−12号線ほか3路線の支障木伐採業務委託として290万円の増額、14節工事請負費、説明欄の道路補修工事として1,110万円のうち、町道1の12号線ほか4路線の道路補修工事として510万円の増額、また、大野地内町道1−18号線災害防除工事として1,100万円が新規
で計上されています。
続いて、164ページをご覧ください。
河川総務一般管理事務1,347万1,000円、374万4,000円の増額となっています。
12節委託料、説明欄、測量設計委託料として本郷地内の殿ヶ谷戸・岡地内排水路新設工事の測量設計の経費として600万円が計上されています。
続いて、166ページをご覧ください。
空き家対策事業として、新規に862万7,000円計上されています。事業の内容といたしましては、12節の委託料、空き家実態調査業務委託のための経費612万7,000円、18節負担金、補助及び交付金の空き家解体補助金250万円となります。
続いて、少し飛びまして172ページ、9款消防費、1項3目の防災費をご覧ください。
防災対策事業1,735万4,000円、1,112万8,000円の増額でございます。
12節の委託料15万円は、災害時に役立つ技術を学ぶ防災キャンプ事業のための経費となっています。
次の14節工事請負費846万1,000円は、地域防災計画に伴い、指定避難所及び指定緊急避難所の標識設置を行う経費です。
次に、18節負担金、補助及び交付金601万5,000円ですが、今年の1月1日に発生した令和6年能登半島地震の教訓により、地域における備蓄を強化していただくため、補助金を昨年までの300万円から600万円に増額しております。
○神山 俊議長 暫時休憩いたします。
再開を午前10時45分といたします。
(午前10時27分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○大野健司政策財政課長 再開する前に、歳入の部分で、1か所、私の説明が誤っていた部分がございましたので、ここで訂正をさせていただければ思います。
大変失礼しました。
20ページをご覧いただけますか。よろしいでしょうか。
1款2項の固定資産税が昨年より1,582万2,000円減額となっている理由といたしまして、
昨年度より、償却資産が昨年度より1億1,306万6,000円減額となっているとご説明をいたしましたが、大変申し訳ありません、私見る場所を間違えておりまして、固定資産税1,582万2,000円の減額の主な理由といたしましては、現年課税分の説明欄にある家屋が約800万円の減額、償却資産が約760万円の減額となっているのが主な理由でございました。大変申し訳ありませんでした。
それでは、歳出の説明に戻らせていただきたいと思います。
178ページをご覧ください。よろしいでしょうか。
教育総務一般管理事務1億356万1,000円、7,618万5,000円の増額です。
12節をご覧いただいて、委託料の説明欄、施工監理委託料として717万1,000円が計上されています。これは小学校3校の体育館の照明LED化工事と、明覚小学校の南校舎解体工事の施工監理を委託するための経費です。
次に、14節工事請負費8,239万1,000円ですが、説明欄の1行目、小学校3校の体育館の照明をLED化とするための工事として3,880万5,000円、続いて、181ページの上から3行目、明覚小学校の南校舎を解体するための工事費4,119万円、萩ヶ丘小学校の高圧気中負荷開閉器及び高圧ケーブル改修のための工事費239万6,000円です。
続いて、186ページをご覧ください。
小学校専科事業といたしまして728万5,000円、555万8,000円の増額です。
こちらは専門性を有した専科教員を小学校に配置するための事業で、令和5年度の2名から小学校3校に3名ずつの9名に増員するための経費となります。
続いて、その下の欄、十五の春支援事業335万円、中学校卒業後の進路先への準備金として支給するための事業で、対象人数の関係から昨年より減額となっておりますが、継続して実施いたします。
続いて、飛びまして、208ページからの5項社会教育費に移ります。
214ページをご覧ください。
玉川公民館管理運営事業をご覧ください。
12節委託料881万6,000円の説明欄、玉川公民館照明LED化工事設計業務委託料として283万2,000円が計上されています。
次に、その下の14節工事請負費30万円、これは毎年行われている渡邉町長と成人式実行委員との意見交換の中で、落ち着いて勉強できる場所が欲しいとの要望を受けまして、令和5年度に都幾川公民館ロビーに学習スペースを整備いたしましたところ、中学生、高校生、大
学生から大変好評を得ていることから、玉川公民館にも同様のスペースを整備するための経費です。
続いて、220ページをご覧ください。
埋蔵文化財発掘国庫補助事業、12節委託料の説明欄、小倉城跡地中レーザー測量業務委託33万円、国指定史跡である小倉城跡の全容を把握するための調査を継続して実施しておりますが、令和6年度は主要地点における地層の凹凸を把握するための地中レーザー測量を実施するための経費となります。
続いて、228ページをご覧ください。
体育センター管理事業3,393万3,000円、374万4,000円の減額となっております。
12節の委託料、説明欄をご覧ください。
設計委託料として、体育センター照明LED化工事設計業務委託283万8,000円と、体育センター周辺を子供たちが安心安全に遊ぶことができる広場として整備するための設計業務として200万円が計上されています。
続いて、230ページ、共同調理場管理運営事業9,650万7,000円、1,746万5,000円の増額でございます。
233ページ、14節の工事請負費をご覧ください。
工事請負費として1,140万7,000円計上されておりまして、雑排水処理施設エアー配管修繕の経費として678万7,000円、蒸気ボイラー更新経費として462万円となります。
その下の欄、17節備品購入費687万7,000円は、ガス回転釜などの厨房機器の更新経費となります。
続いて、234ページをご覧ください。
12款公債費、公債元金償還事業6億2,318万2,000円、マイナスの6,764万9,000円です。合併特例債活用に伴う公債費のピークが令和4年度に過ぎておることもあり、令和5年度、令和6年度と公債費は下がってきてまいりました。令和5年度からは過疎債の活用が始まっております。この過疎債の返済が令和8年度より始まりますので、また若干、令和8年度からは公債費が増えることがあります。
続いて、236ページから243ページが給与費明細書となっております。
237ページが一般職と会計年度任用職員の合計となります。一番上の表の合計欄の比較を見ていただきますと、人事院勧告7級制の導入、会計年度任用職員の期末手当支給などの理由によりまして、5,585万1,000円の増額となっております。
238ページが一般職、239ページが会計年度任用職員の給与明細になります。両方のページの一番上の表の合計欄の比較を見ますと、一般職が683万9,000円の増額、会計年度任用職員が4,901万2,000円の増額となっています。
続いて、247ページをご覧ください。
こちらは地方債の前前年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。
合計欄一番下になりますが、令和6年度末の地方債の残高見込みが58億6,841万1,000円となっております。
町長の施政方針の中でも申し上げましたが、この残高のうち約46億2,000万円は地方交付税として交付されることとなっておりますので、実質的な町の負担は約12億4,000万円となる見込みです。
予算書につきましては以上となりますが、議案参考資料の議案第27号関係、基金残高の一覧をご覧ください。ございますでしょうか、議案参考資料です。
(「これ」と呼ぶ者あり)
○大野健司政策財政課長 そうです、はい。
基金残高の一覧表、1枚、A41枚のものでございます。大丈夫でしょうか。
この議案第27号関係資料の基金残高の一覧表、特にご注目いただきたいのが、令和6年度の支出予定額の欄でございます。令和6年度支出予定額の一般会計基金小計が5億5,908万円となっており、この5億円を超える額を繰入れないと当初予算を編成することができない状態というのは、決してよい状態ではないと考えております。
2月16日に開催された全員協議会の場でも申し上げましたが、ときがわ町の財政は黄色信号がともり始めているかなと考えております。このような状態であることを議会の皆さんにもぜひご理解いただければと思います。
以上で、令和6年度ときがわ町一般会計予算の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 続いて、議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算及び議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算について、順次細部説明を求めます。
式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 それでは、議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会
計予算の細部説明を申し上げます。
予算書の252ページから253ページをお開きください。
第1表歳入歳出予算の一番下の行をご覧ください。
令和6年度の予算の総額は歳入歳出それぞれ15億4,554万6,000円とするものです。前年と比較いたしますと2,700万4,000円の減額で、率では1.7%の減となっております。
それでは、歳入について説明申し上げますので、260ページから261ページをご覧ください。
1款国民健康保険税、1項1目国民健康保険税は1億9,820万4,000円で、昨年比132万円の増額です。
主な要因といたしましては、令和6年度は本来の税率に戻しましたが、被保険者の減少により微増にとどまっております。
次に、4款県支出金、1項1目保険給付費等交付金の1節普通交付金ですが、こちらは11億7,027万9,000円で、昨年よりも2,428万3,000円の減となっております。この普通交付金は保険給付費の支払いに充てるものですが、支出見込額の減額に合わせて交付金も減となっております。
続いて、5款繰入金、1項1目一般会計繰入金の1節保険基盤安定繰入金、保険税軽減分ですが、こちらは3,761万円となっておりまして、177万9,000円の減となっております。
こちらにつきましては、保険税均等割の軽減分の補填として繰り入れるものでして、被保険者の減少によりまして軽減する均等割額も減少となっております。
それでは、次ページ、262から263ページをお開きください。
まず、263ページ、上から4行目、4節産前産後保険税繰入金ですが、こちらは令和5年度に創設された制度となります。出産される被保険者の保険税の所得割額と均等割額が出産予定月の前月から4か月間免除されるものです。その負担につきましては、国が2分の1、県及び町が4分の1ずつ負担するものとなります。
続いて、2項1目財政調整基金繰入金、こちらは歳出の事業納付金の財源不足に対応するため、財政調整基金から6,472万8,000円を充てるものとなります。
次に、歳出について説明申し上げます。
268ページから269ページをお開きください。
中段下の2款保険給付費、1項1目療養給付費は9億9,705万3,000円となりまして、1,500万3,000円の減となっております。こちらは、過去3年分の支払い実績を基に増減率を求めて計上しております。
次に、270ページから271ページをご覧ください。
2項高額療養費、1目高額療養費、こちらは1億6,394万3,000円となっておりまして、1,134万2,000円の減となっております。
次に、ページをめくっていただいて、272ページ、273ページをご覧ください。
3款国民健康保険事業費納付金ですが、こちらは3億3,751万円となっておりまして、391万1,000円減額となっております。これにつきましては、保険税と繰入金等を財源として県に支払う納付金となりまして、県全体の医療費が減少したことにより減額となっております。
しかしながら、町の1人当たりの医療費というものは、県平均と比較して依然として高いので、今後の動向について注視する必要がございます。
次に、一番下、4款保健事業費になります。274ページから275ページ、次ページをお開きください。
3目健康づくり推進事業費となります。こちらは35万3,000円を計上し、今までは一般会計で行ってきたものを特別会計に入れまして、集団健診会場での食の啓発ですとか、個別栄養相談会を国保事業に引き継いで実施していくものとなります。
さらにその下、2目特定健康診査等事業費、こちらについては、コロナ禍以降、少しずつ特定健診の受診率は回復の傾向が見られておりますが、まだコロナ前の数値には回復しておりません。引き続き受診勧奨の取組を行い、受診率の向上を進めてまいります。
以上で、令和6年度国民健康保険特別会計の細部説明を終了させていただきます。
では、引き続きまして、議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の細部説明を申し上げます。
予算書の288ページ、お開きください。
第1表歳入歳出予算の一番下の行をご覧ください。
令和6年度の予算の総額は歳入歳出それぞれ1億9,942万1,000円とするものです。前年度と比較して、額で1,634万6,000円、率で8.9%の増となっております。
それでは、まず歳入について説明いたしますので、296ページ、お開きください。
では、296ページ、上段になります。
1款後期高齢者医療保険料、1項の後期高齢者保険料ですが、こちらは1億5,439万6,000円となっておりまして、昨年と比較して1,470万5,000円の増となっております。
令和6年度につきましては、保険料の改定がありまして、所得割につきましては8.3%から9.03%へ上がっております。均等割につきましても、4万4,170円から4万5,930円へとそ
れぞれ増加したことによるものとなります。
次に、2款繰入金、1項1目保険基盤安定繰入金ですが、こちらは4,154万3,000円で144万6,000円の増となっております。
この繰入金につきましては、低所得者等の保険料のうち均等割の軽減分を公費で負担するものとなっておりまして、保険料の改定により均等割が増額となったことに伴いまして、軽減割も増額となるものとなっております。
続いて、歳出について説明いたします。
298ページをご覧ください。
2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は1億9,593万9,000円となっておりまして、1,615万1,000円の増となっております。
この納付金は、町で徴収しました後期高齢者保険料と保険基盤安定繰入金を合わせまして、埼玉県後期高齢者医療広域連合へ納付し、保険給付費に充てるものとなります。保険料と繰入金の増加に伴って増加するものとなっております。
以上で、議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 続いて、議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算の細部説明を求めます。
山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 それでは、議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算の細部説明をさせていただきます。
予算書の306、307ページをお開きください。
予算の総額は歳入歳出それぞれ12億4,529万3,000円とするものです。令和5年度予算と比較しますと、金額で3,214万4,000円、率にしまして2.6%の増額となっております。
内容につきましては、事項別明細書により説明いたしますので、314ページをお開きください。
まず、歳入です。
1款保険料ですが、65歳以上の方にご負担いただく第1号被保険者保険料ですが、第9期介護保険事業計画において保険料を据置きといたしましたが、第1号被保険者数が増加していることを考慮し、増額して計上しています。令和6年度の第1号被保険者数を0.2%増の4,350人とし、この中で保険料負担軽減対象者となる第1段階から第3段階までの人数を
1,180人、全体の27.1%と見込んでいます。また、第8期計画までは9段階方式としていましたが、第9期では13段階方式に改めており、第10段階以降の方は実質負担増となっております。
3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金では、介護給付費のうち、居宅給付費と施設給付費にそれぞれの負担割合を乗じ、2億661万6,000円を計上しました。
2項国庫補助金、1目調整交付金ですが、介護給付費全体及び介護予防に関する事業費に法定負担割合を乗じ2,646万9,000円を計上いたしました。
4款支払基金交付金は、40歳から64歳までの第2号被保険者の方にご負担いただく介護保険料で、負担割合27%で算出した値、3億2,932万9,000円を計上しました。
5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金ですが、介護給付費の見込額に県の法定負担割合を乗じて算出し、1億8,269万円を計上しました。
316ページをお開きください。
7款繰入金、1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金ですが、介護給付費の見込額に町の法定負担割合12.5%を乗じ算出し、1億6,339万5,000円を計上いたしました。
2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金では、1,037万円増の1,948万9,000円を計上いたしました。
続いて、歳出についてですが、介護給付費特別会計の本体である保険給付費について322ページからご説明します。
2款保険給付費として11億9,786万5,000円を計上しました。前年度と比較し、3,083万円、前年度比2.6%の増を見込んでいます。
その内訳、1項1目居宅介護サービス給付費は、前年度の執行状況から3億9,568万5,000円の計上といたしました。前年度と比較し、816万8,000円の減額です。
3目地域密着型介護サービス給付費ですが、前年度と比較し、1,227万1,000円を減額し、1億5,855万円計上いたしました。
次のページ、324ページをお開きください。
5目施設介護サービス給付費は、令和5年度の実績を考慮し、5億2,054万3,000円で、前年度と比較し4,297万9,000円の増といたしました。
9目居宅介護サービス計画給付費は、在宅での介護サービス計画書の作成に係る給付になります。3,815万7,000円で、109万1,000円の増となりました。
少し飛びまして、328ページをお開きください。
4項高額介護サービス等費です。実績により算出し、2,303万9,000円計上いたしました。前年度と比較し、103万6,000円の増となります。
続いて、330ページをお開きください。
ページの中ほど、6項特定入所者介護サービス等費ですが、95万7,000円を減額し、3,171万2,000円を計上しました。
これは特養ホームなどの施設サービスを利用する際、食費と居住費の一部を減額するための費用で、低所得者の負担軽減を図るものです。
最後に、332ページ、4款地域支援事業費です。
介護を予防するための事業費として3,240万3,000円を計上しました。
以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いします。
○神山 俊議長 続いて、議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算の細部説明を求めます。
宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計の細部説明をさせていただきます。
予算書の350、351ページをご覧ください。
令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ3,123万4,000円とするものです。
詳細につきましては、事項別明細書により説明させていただきます。
358、359ページをご覧ください。
まず、歳入ですが、2款1項1目関口茂八翁奨学基金繰入金は1,464万円で、前年度比72万円の減額です。
こちらは奨学金の貸与に充てるための奨学基金からの繰入金で、新規貸与想定の18名分を含みまして35名分を繰り入れるものです。
続きまして、4款2項1目貸付金元利収入は1,658万9,000円で、前年度比524万8,000円の減額です。こちらは返還金収入で58名分であり、減額の要因は、令和6年度の返還額の見積りによるものです。
続きまして、歳出です。
360、361ページをご覧ください。
1款1項1目財産管理費は1,659万3,000円で、前年度比524万8,000円の減額でございます。
こちらは積立金でございまして、貸与を受けた者からの返還金などを奨学基金に積み立てるものです。
続きまして、2款1項1目奨学資金貸付金は1,464万円で、前年度比72万円の減額でございます。
この内訳でございますが、説明欄にございます普通奨学金が840万円で35名分、特別奨学金が624万円で、18名分を計上いたしました。
以上で議案第31号の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 続いて、議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算の細部説明を求めます。
続いて、議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算の細部説明を求めます。
伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算について細部説明をさせていただきます。
予算書の365ページをお開きください。
第2条、業務の予定量ですが、第1号、給水件数は4,638件、前年度と比較して12件の減になります。
第2号、年間給水量は114万4,000立方メートル、前年度と比較して2万2,000立方メートルの減になります。
第4号、主要な建設改良事業は、TSビニール管更新事業1億576万5,000円、ほか1事業を予定しております。
次に、第3条、収益的収入及び支出ですが、まず、収入の第1款水道事業収益は3億8,069万3,000円、前年度と比較して1,787万9,000円の減になります。
支出の第1款水道事業費用は3億3,580万円、前年度と比較して690万6,000円の減になります。
次に、第4条、資本的収入及び支出ですが、第1款資本的収入は6,799万5,000円、前年度と比較して3,224万円の増となります。
支出の第1款資本的支出は2億4,033万5,000円、前年度と比較して2,299万8,000円の増になります。
次に、第4条の本文の括弧書きの部分をご覧ください。
この部分は、補填財源の内訳になります。
資本的収入が資本的支出額に対し不足する額1億7,234万円は、過年度分損益勘定留保資金8,271万9,000円、当年度分損益勘定留保資金2,508万8,000円、減債積立金5,000万円並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,453万3,000円で補填するものです。
1枚めくっていただき、366ページをご覧ください。
第5条、企業債ですが、起債の目的は配水管整備事業、予算書ではTSビニール管更新事業及び配水管布設工事が対象事業になります。限度額は6,500万円とするものです。
次に、第6条、一時借入金ですが、限度額を5,000万円とするものです。
なお、令和6年度から新たに設けた項目でございます。
次に、第9条、他会計からの補助金をご覧ください。
第1項は、一般会計からの高料金対策補助金ですが、前年度と同額の7,000万円となっております。
第2項は、物価高騰等による負担軽減のための水道料金の減免相当額5,000万円になります。これは、前年度に引き続き1年間延長するものです。
続きまして、2枚めくっていただきまして、370ページ、371ページをお開きください。
この実施計画が3条予算及び4条予算の内訳になります。
細部につきましては、後ほど予算明細書により説明いたします。
1枚めくっていただき、372ページをご覧ください。
こちらは予定キャッシュ・フロー計算書になります。
一番上の当年度純利益は3,027万3,000円となる見込みです。
資金の流れは、以下に示したとおりであります。下から3行目、令和6年度中の資金増加額は3,857万1,000円減少し、一番下、資金期末残高は1億1,068万5,000円となります。
次に、右側373ページをご覧ください。
給与費明細書になります。
上段の一番右の合計欄をご覧ください。
給与費は4,812万7,000円、前年度と比較して192万3,000円の増となります。給料及び手当の増減の明細につきましては、中段の表から始まりまして、1枚めくっていただき、374ページに記載したとおりでございますので、ご覧いただければと存じます。
続きまして、378ページをご覧ください。
債務負担行為に関する調書になります。本年度は積算システムリース料ほか2件になりま
す。
次に、右側の379ページをご覧ください。
こちらは令和6年度の予定貸借対照表になります。
なお、比較増減は記載されておりませんが、383ページ、384ページの令和5年度の予定貸借対照表との増減も含めて主なものを説明いたします。
資産の部では、令和5年度工事等の取得資産が増加し、また、減価償却による固定資産の減少と現金預金が減少いたしまして、資産合計は29億4,086万6,258円、前年度と比較して235万円の増となる見込みです。
その下、負債の部、3の固定資産の企業債合計は4億9,968万7,059円になります。令和6年度の借入予定額6,500万円が増加しますが、それを上回る企業債元金の償還となるため、前年度と比較して1,316万円の減となります。
1枚めくっていただき、380ページをご覧ください。
下段の部分になりますが、資本の部の7、剰余金の(2)利益剰余金、その下、イ、減債積立金は、令和5年度に5,000万円を積み立てましたが、令和6年度に補填財源として充てるためゼロとなっております。
一番下、負債資本合計は先ほどの資産合計と同額の29億4,048万6,258円になる見込みです。
続きまして、386ページ、387ページをお開きください。
こちらは予算明細書になります。右側の節区分の欄と備考欄で主なものをご説明いたします。
まず、収益的収入及び支出の収入ですが、水道料は2億3,293万8,000円で、1,277万2,000円の減額、率にして5.2%の減になっております。
なお、実質の水道料金収入の見込額は2億8,359万3,000円となりますが、令和5年度に引き続き、基本料金の減免により5,065万6,000円が減額となります。
次に、第2項営業外収益の節区分、他会計補助金1億2,000万円、544万5,000円の減額、率にして4.3%の減となっております。先ほど説明いたしました一般会計から受ける補助金になります。
1枚めくっていただき、389ページをご覧ください。
こちらは支出になります。
節区分の中ほどになりますが、原水及び浄水費の備消品費396万4,000円、前年度と比較して167万4,000円の増になります。これは七重川浄水場のろ過砂を毎年購入し、補充しており
ますが、すき取った砂と補充している砂の量の差が生じたため、ろ過の適正な分量を維持させるものです。
次に、節区分の下から3つ目、受水費6,920万6,000円、前年度から242万8,000円の減になります。これは令和4年度から受水量を毎年2%ずつ削減する計画でしたが、県企業局と交渉の結果、令和6年度は3%削減することで承認を得たものです。
1枚めくっていただき、391ページをご覧ください。
節区分の中ほどになります。配水及び給水費の委託料723万3,000円、前年度と比較して329万6,000円の減となっております。
主な要因は、前年度の人工衛星画像データとAIによる解析を活用した漏水調査業務544万5,000円が皆減になりますが、新たに配水池調査・清掃業務委託料220万円が皆増となります。これは水中ドローンによる配水池内部の調査と併せて、ロボットにより清掃するための費用になります。
1枚めくっていただき、393ページをご覧ください。
節区分の下から3つ目、業務費の委託料405万8,000円、前年度と比較して105万2,000円の減となっております。
主な要因は、前年度の消費税インボイス制度に対応するための料金改定システム改修業務委託料122万1,000円が皆減になったことです。
次に、少し飛びまして、399ページをご覧ください。
こちらは資本的収入及び支出の収入になります。
節区分の一番下、消火栓設置負担金299万5,000円は、本郷地内及び田中地内のTSビニール管更新工事に伴う消火栓の設置替3基分の負担金となります。
1枚めくっていただきまして、401ページをご覧ください。
こちらは支出になります。
令和6年度の事業につきましても経営戦略の基となる施設更新計画を踏まえ、予算計上したものです。
節区分の一番上、原水及び浄水設備費の工事請負費1,342万8,000円ですが、備考欄の浄水場等設備更新事業と中央監視装置更新事業が主なものであります。
次に、その下、送配水設備費の工事請負費1億4,582万7,000円ですが、備考欄のTSビニール管更新事業1億576万5,000円は田中地内の町道と573号線ほか配水管布設替工事が主なものであります。
その下の配水管布設工事4,006万2,000円は、玉川地内の町道2−6号線ほか配水管布設工事が主なものでございます。
以上で議案第32号の細部説明を終了させていただきます。
続きまして、議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算について細部説明をさせていただきます。
予算書の405ページをご覧ください。
初めに、令和6年度から地方公営企業法の全部適用に伴い、事業名称を浄化槽設置管理事業から浄化槽事業に改め、予算及び会計は企業会計方式が適用となります。
したがいまして、予算は令和5年度までの様式から水道事業会計と同様の法令に基づく様式に変わります。この変更により、科目ごとに前年度との比較ができないため、表記してありませんので、ご留意ください。
それでは、予算書の第2条からご説明いたします。
第2条、業務の予定量ですが、第1号、浄化槽設置基数は1,193件、うち、当年度設置基数70基になります。
第2号、主な建設改良事業は、浄化槽設置事業7,920万円を予定しています。
次に、第3条、収益的収入及び支出ですが、まず、収入の第1款浄化槽事業収益は1億5,752万1,000円、その下、支出の第1款浄化槽事業費用は1億5,473万3,000円になります。
次に、第4条、資本的収入及び支出ですが、第1款資本的収入は9,404万2,000円。
1枚めくっていただきまして、406ページの2行目、支出の第1款資本的支出は1億136万9,000円になります。
申し訳ございません、1ページまた戻っていただき、405ページの第4条、本文の括弧書きの部分をご覧ください。
この部分は補填財源の内訳になります。
資本的収入が資本的支出額に対し不足する額732万7,000円は、当年度分損益勘定留保資金494万円並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額238万7,000円で補填するものです。
また1枚めくっていただきまして、406ページをご覧ください。
第4条の2、特例的収入及び支出をご覧ください。
当年度に属する債権及び債務として整理する未収金及び未払金の金額ですが、それぞれ18万9,000円及び3,036万円とするものです。これにつきましては令和6年度のみとなります。
次に、第5条、企業債ですが、起債の目的は下水道事業、過疎対策事業、予算書では浄化槽設置事業が対象事業になります。限度額はそれぞれ1,280万円で、合計で2,560万円とするものです。
次に、第6条、一時借入金ですが、限度額を5,000万円とするものです。
次に、右側の407ページの第9条、他会計からの補助金をご覧ください。
浄化槽事業に充てるため、一般会計から補助を受ける金額は6,000万円とするものです。
続きまして、2枚おめくりいただき、410ページ、411ページをお開きください。
この実施計画が3条予算及び4条予算の内訳になります。
細部につきましては、後ほど予算明細書により説明いたします。
また1枚めくっていただき、412ページをご覧ください。
こちらは6年度の予定キャッシュ・フロー計算書になります。
一番上の当年度純利益は139万1,000円となる見込みです。
資金の流れは、以下に示したとおりであります。下から3行目、令和6年度末の資金増加額は2,148万9,000円増加し、一番下になりますが、資金期末残高は4,017万3,000円となる見込みです。
次に、右側413ページをご覧ください。
給与費明細書になります。
上段の一番右の合計欄をご覧ください。
給与費は2,078万4,000円になります。
詳細につきましては、記載のとおりでございますので、ご覧いただければと存じます。
次に、少し飛びまして、418ページをご覧ください。
こちらは令和6年度末の予定貸借対照表になります。
資産の部では、令和6年度の取得資産の増加と減価償却による固定資産が減少し、また現金預金が増加して、資産合計は9億6,648万5,498円となる見込みです。
その下、負債の部、3の固定負債、企業債合計は、令和6年度の借入予定額2,560万円が増加し、償還金2,216万9,000円となるため、3億9,578万2,295円となる見込みです。
右側419ページをご覧ください。
5、繰延収益、長期前受金は、これまで取得した資産の原資のうち、国庫補助金や県補助金などが5億663万7,198円になります。この取得資産に対する減価償却費相当額が収益化した累計が収益化累計額2,487万9,000円となります。
次に、ページの中ほど、7、剰余金の(2)利益剰余金、ロ、当年度未処分利益剰余金は、これは当年度の純利益139万1,000円となります。
一番下、負債資本合計は、先ほどの資産合計と同額の9億6,648万5,498円になります。
続きまして、少し飛びますが、424ページ、425ページをお開きください。
予算明細書になります。右側の節区分の欄と備考欄で主なものをご説明いたします。
なお、冒頭に申し上げましたが、様式の変更により前年度との比較ができないため、表記してはございません。
まず、収益的収入及び支出の収入ですが、浄化槽使用料は6,185万6,000円を見込んでおります。
次に、第2項営業外収益の節区分、他会計補助金6,000万円は、一般会計から受ける補助金になります。
その下、国庫補助金419万3,000円、その下の県補助金420万円につきましては、事務費に充てるものを収益的収入予算に、浄化槽設置に当たるものを資本的収入予算に充てることになります。
1枚めくっていただいて、426、427ページをご覧ください。
こちらは支出になります。
主なものについて説明いたします。
節区分の中ほど、浄化槽費の委託料5,017万9,000円、備考欄の浄化槽清掃委託料2,946万1,000円、浄化槽保守点検委託料2,071万8,000円になります。
1枚めくっていただき、428ページ、429ページをご覧ください。
節区分の下のほうになりますが、総係費の手数料127万8,000円、備考欄の公営企業会計システム手数料112万2,000円は、企業会計方式が適用となり、新たに導入した会計システムの費用になります。
次に、その3行下、有形固定資産減価償却費5,193万5,000円は、企業会計方式が適用となりまして、これまで取得した有形固定資産の減価償却分が費用化されたものです。
2枚めくっていただき、432、433ページをご覧ください。
こちらは資本的収入及び支出の収入になります。
節区分の1行目、企業債2,560万円は、備考欄の下水道事業債、過疎対策事業債それぞれ1,280万円で、浄化槽設置事業が起債対象となります。
その下、出資金1,500万円は、一般会計から受ける出資金になります。
その下、国庫補助金3,960万円と県補助金600万円については浄化槽設置に充てるものになります。
1枚めくっていただき、434ページ、435ページをご覧ください。
こちらは支出になります。
節区分の一番上、浄化槽設置事業の工事請負費5,797万円、その下の材料費2,123万円ですが、これまでどおり70基設置を見込む費用であります。
以上で議案第33号の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 暫時休憩いたします。
再開を午後1時とします。
(午前11時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
◎議案第27号〜議案第33号の総括質疑
○神山 俊議長 これより総括質疑に入ります。
質疑者は、予算書のページ番号、事業名、節区分等を申し出て質疑してください。
質問者が1回にできる質問数は1問とします。また、再質問の回数は2回までとします。
町長の施政方針に対する質疑につきましても、令和6年度の予算総括質疑に関連して行ってくださるようお願いいたします。
それでは、議案第27号から議案第33号までの総括質疑に入ります。
質疑ございますか。
2番、杉田健司議員。
○2番 杉田健司議員 議席番号2番、杉田健司です。
総括質問ということで、1問質問させていただきます。
質問事項1、地域おこし協力隊推進事業について。
町の活性化と言っても多種多様で、地域も各方面に分散されており、核となる拠点、事業がないように思われる。
既存の施設、行事等を活用しながら、この町に合った活性化事業を望むが、地域おこし協
力隊員の取組について、次の点について伺う。
(1)今までに着任した隊員の具体的な活動と成果は。
(2)今後、どのような活性化を中心に進めていくのか。
以上でございます。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 杉田議員ご質問の地域おこし協力隊推進事業についてにお答えいたします。
初めに、(1)今までに着任した隊員の具体的な活動と成果はについてお答えいたします。
これまで地域おこし協力隊として着任した隊員は5名おり、うち2名が現在も活動中です。
1人目の隊員は、平成29年2月に起業型隊員として着任し、未利用の観光資源を掘り起こし、ツーリズムとして商品化する仕組みの構築に取り組みました。活動期間中に延べ11回の観光イベントを企画運営しましたが、自己都合により1年2か月で退任し、その後転出しております。
2人目の隊員は、平成31年4月に、3人目の隊員は、令和2年5月にそれぞれ鳥獣被害対策型隊員として着任し、鳥獣による農作物被害への対策として、狩猟の技術を身につけるとともに起業することを目指して、食肉の利活用に取り組みました。現在両名共隊員期間を終え、狩猟会員として有害鳥獣の捕獲活動に参加しながら、町内に定住しております。
4人目の隊員は、令和5年4月に移住定住推進型隊員として着任しました。町への移住希望者に対して魅力ある物件を提供する専門スタッフとして、空き家の堀り起こしや移住・定住の相談窓口、また「おためし住宅まちんなか」の受付や管理を行うとともに、町のIT関連業務のサポートや住民からのITに関する相談など、前職での知識・経験を生かしながら活動中です。
具体的な活動と成果ですが、窓口での相談受付につきましては、軽微な相談もあるため、正確な件数は把握しておりませんが、月に数件の相談を受けています。そのほかに「おためし住宅やまんなか」の受付管理を22件行い、また、農業関係で移住をされている方と連携した移住イベントを開催しました。さらに、都内で開催された埼玉県主催の移住イベントに参加してのPRや集落支援員と連携した移住相談会を開催しました。直接的なPR活動といたしましては、空き家と思われるお宅へのポスティングを15か所、空き地となっている宅地の所有者へのダイレクトメールを7件発送しました。
活動開始から11か月の成果といたしましては、住宅新築用地の掘り起こしが6か所、11筆、
うち1筆は、町外から移住を希望する若者世帯とのマッチングに成功しています。
また、3月20日に開催予定の駅前マルシェにおいて、コメンテーターとして登壇し、移住関連のPRを行う予定です。
5人目の隊員は、令和5年5月に観光推進型隊員として着任し、町の観光資源の調査研究、観光資源の磨き上げの一環として、町有観光施設及び観光協会への支援とともに、動画配信による観光PRに取り組みながら、観光関連事業での起業や就業を目指して現在活動中です。
具体的な成果といたしましては、インスタグラムに掲載したカフェ等の飲食店を紹介する動画が延べ6万4,000回以上再生されており、これまで紙媒体に掲載されていたグルメ情報を若い女性をターゲットとした新しい客層向けの情報として発信することができました。また週に一度、くぬぎむら体験交流館を訪れ、施設運営の支援を行うと同時に、隊員自らが有する喫茶の技術を生かし、新たな顧客獲得に取り組んでいるところです。
次に、(2)今後、どのような活性化を中心に進めていくのかについてお答えいたします。
移住定住推進型隊員につきましては、近年新築での移住・定住を希望する相談が増えてきていますので、新築を前提とした移住用地の掘り起こしを中心に進めながら、集落支援員と連携した移住相談会や移住関連イベントの開催、埼玉県の移住サポートセンターや町内、町外の不動産事業者の方と協力を得ながら、掘り起こした物件と移住・定住希望者とのマッチングを進め、「人口を増加させることで町を活性化させる」活動を行ってまいります。
観光推進型隊員につきましては、来年度に2名の隊員を増員する計画をしております。これにより、目指すところは、少子高齢化や人口減少により町有観光施設における担い手不足が顕著となっている現状を打開することであり、着任する協力隊員が若い担い手として、施設を洗練されたものへと磨き上げ、より収益性の高い事業へと導くことで、観光の経済効果を通じて地域の活性化を図ってまいりたいと考えております。
以上です。
○神山 俊議長 杉田議員。
○2番 杉田健司議員 それでは、再質問をさせてもらいます。
観光推進型隊員につきまして、来年度から2名輩出するということなんですけれども、この質問事項にも書いてあるとおり、核となる拠点事業等がちょっとはっきりしていない部分があるのかなという形があると思います。
その中で、その地域おこし協力隊員がどのような形で働きができるのか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
○神山 俊議長 荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 それでは、お答えをさせていただきます。
増員します観光推進型隊員でございますが、現在の隊員は、町の会計年度任用職員として商工観光課に席を設け、ここをベースに活動をしてございます。増員する2人につきましてもこの形で想定をしております。観光推進型隊員3名が連携をして協力ができる形を体制をつくってまいりたいと思います。
それから、核となる事業でございますけれども、増員を予定しております2人なんですけれども、町の施設の課題の解決と、あと、また併せて観光推進事業、特に集客のためのソフト事業の開発と、また立ち上げに取り組んでいただきたいと考えております。
以上です。
○神山 俊議長 杉田議員。
○2番 杉田健司議員 施設が多様にあると思うんですけれども、その部分でこの施設はある程度もう限界があるとかという判断も、ある程度そういう方向性というのは見えているんでしょうか。
○神山 俊議長 荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 複数の町の町有施設、観光施設がございますが、2月に着任しました地域活性化起業人、こちらの方が、経営戦略などのプロの目線で町有施設の経営内容と課題を分析をして、対策案を立案する形を今、取っております。まだ2月に着任したばかりですので、まだ具体的な施設等が決まっておりませんが、商工観光課、観光協会を含めまして、その案をもんで、今後協力隊員がそれに実行を打つというよう流れを考えておりますので、具体的にどこに配置するというところまでは、まだ決まっておりません。
以上です。
○神山 俊議長 お疲れさまでした。
自席にお戻りください。
ほかに質疑ございますか。
5番、小島利枝議員。
○5番 小島利枝議員 議席番号5番、小島利枝でございます。
1問お願いいたします。
町長の施政方針と各課の取組について。
令和6年度の当初予算の総合振興計画を基本に、新たな取組を含め作成されました。その
うち町長の施政方針で重点的に取り組むべき課題に対しては、18の新規事業と7つの拡充事業が盛り込まれました。前向きな取組は評価できますが、増えた分減らす事業もあるのではと思います。
次の点について伺います。
(1)令和5年度の一番の成果は。
(2)令和6年度の予算を編成するに当たり、何に重点を置いたのか、伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 小島議員ご質問の町長の施政方針と各課の取組についてにお答えいたします。
初めに、(1)令和5年度の一番の成果はについてお答えいたします。
行政が取り組む施策というのは、少子化対策、高齢者対策、教育、健康づくり、環境問題など、どれを取っても単年度の取組で劇的な変化をもたらすことは大変難しいものです。
地道な取組をこつこつと5年、10年と取り組んだ後に振り返ったとき、よくなった、悪くなった、変わっていないということが見えてくるものと考えています。
そのような中で、あえて申し上げますと、昨年の令和5年第1回定例会において、施政方針の冒頭で申し上げましたが、新型コロナウイルス感染症の分類が5類となり、マスクの着用をはじめとする生活スタイルが新たな局面へと変わっていき、どのように柔軟な対応をしていくのか求められる中で、新しい形での町民体育祭の開催や、もみじ太鼓祭り、また、音楽フェスティバルやクリスマスコンサートといった町民主体の音楽イベントの開催、さらに、ときがわ祭り、納涼祭り、駅前マルシェといった町民が一堂に会して楽しむことができるイベントを多数開催することができ、新型コロナウイルス感染症による停滞から脱却するための礎をつくれたことが一番の成果と言ってよいと思います。
次に、(2)令和6年度の予算を編成するに当たり、何に重点を置いたのか伺うについてお答えいたします。
町の施策、事業の展開の基本は、第二次ときがわ町総合振興計画後期基本計画であり、令和6年度当初予算の編成において最も重点を置いているのは「総合振興計画の着実な推進」であります。
総合振興計画には、5つの基本政策があり、基本政策実現のため、12の基本施策が掲げられております。
この12の基本施策には、計画期間である令和8年度までの目標値がそれぞれ設定されてお
り、その目標値を達成するため、約160の主な取組があります。
この町が取り組むべき160を超える多くの取組の中で、重点的に取り組むものとして示しているのが、私の公約であり、施政方針としている7つの「重点的に取り組むべき課題」です。
令和6年度予算編成においては、その重点課題の中でも「食と教育で選ばれるまちとなるための施策」、「まちの活力を高める観光施策」、「若者の流出防止・移住・定住化促進に係る施策」を特に重点を置くものとし、それに、「合併20周年を迎えるための施策」、「行政サービスのDX化を促進する施策」を加えた5つを令和6年度重点施策としております。
その一例を申し上げますと、「食と教育で選ばれるまちとなるための施策」として、小学校に専門性を有した専門教員の増員や、比企電子図書館を授業で活用するための連携など、質の高い教育を目指します。
「まちの活力を高める観光施策」としては、河津桜の名所である桃木農村公園の園路整備やハイキングコースの案内看板整備、玉川地区の愛宕山を眺望が楽しめる憩いの場とする整備など、町民の皆さんが楽しむことができ、町外の知り合いを案内したくなる観光整備を進めてまいります。
「若者の流出防止・移住・定住化促進に係る施策」として、活き生き活動センターを多世代交流の場とするための機能強化、体育センター周辺を子供たちを安心・安全に遊ばせることができる広場として整備するための設計業務などを実施するとともに、婚活サポート補助金の新設や定住促進住宅取得補助金の拡充など補助制度の拡充も図ってまいります。
以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 答弁では、令和5年度の一番の成果は、新型コロナウイルス感染症による停滞から脱却するための礎をつくれたことが一番の成果だと言われています。
令和6年度は、制約のない日常生活が戻り、総合振興計画の推進、さらには町長の施政方針の重点的に取り組むべき課題を前に進めていくときだと思います。
それでは、伺います。
町長の施政方針を各課どのようにして理解し、事業に反映させたのか、伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
今回令和6年度当初予算を編成するに当たりまして、やはり一番気をつけたところが、町長の考えと職員の理解を共有するというところに力は注いでまいりました。
具体的にどういうふうにやったかと申し上げますと、まず、来年度の主要事業を決める前に、これ、メジャーリーガーの大谷翔平選手も活用していた目標設定や課題整理をするため手法としてマンダラチャートというのがあるんですが、そのマンダラチャートを使いまして、この施政方針の7つの課題と各課の取組の整理をし、その内容を全庁の職員でまず、共有を図りました。その整理した結果を基に、各課単位で町長と管理職で来年度どんな事業をやってくのかということを決めるための調整を数回行った上で、令和6年度の主要事業を決定し、予算編成をスタートしてまいりました。
このような取組によりまして、町長の考えが反映された予算編成になっていると考えております。
以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 町長の施政方針、重点的に取り組むべき課題に対しての事業を成果につなげていくためには、課全体で事業の目的や趣旨、町長の考えを共有することが大切だと考えておりました。
今、ご答弁いただきましたが、マンダラチャート等で、課でもんだということはとてもいいことだと思って、評価できることだと思っております。
それでは、伺います。
課でもんだものを職員1人1人が理解して、職務に当たっているのか、伺います。
○神山 俊議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
基本的には、確かに町長の施政方針から基づく事業の主要的なところは町長と管理職のほうで何度も打合せをして決めてきたところでございます。
小島議員がおっしゃっているのは、それがちゃんと下の実際実務を行う若い職員たちにちゃんと伝わっているのかということではないかと思うんですが、まず、私の課で申し上げさせていただきますと、基本的には、町長と打合せした結果というのは、各課の職員全員に町長の考えをこんな形で、今日はこういうことを町長は話されていましたということは常々伝えながら、職員にその考え方を理解させるように努めてきているところでございます。
○神山 俊議長 お疲れさまでした。
自席にお戻りください。
ほかに質疑ございますか。
6番、田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。
伺います。
総括質疑ということで、たくさん用意していたんですけれども、議員間の調整の中で、1問ということで絞らさせていただいたことで伺います。
町長施政方針について。
渡邉町長2期目の公約として7つの重点施策を掲げ、「食と教育で選ばれるまち」を令和5年度、令和6年度共に第1に取り組むこととしているが、次の点について伺います。
1、施策の具体的な成果について、個別具体的に数値で示せるか。
2、この施策についてなぜ数値目標を持たせないのか。また、結果について数値を示し報告をしないのかについて伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 田中議員ご質問の町長施政方針についてにお答えいたします。
まず、(1)施策の具体的な成果について、個別具体的に数値で示せるかについてお答えいたします。
第二次ときがわ町総合振興計画の後期基本計画において、食につきましては、学校給食における地場産物を使用する割合、学校教育につきましては、規律ある態度定着度、不登校児童・生徒数、学習ボランティア数の目標値及び実績値を示しております。
次に、(2)この施策についてなぜ数値目標を持たせないのか。また、結果について数値を示し、報告をしないのかについてお答えいたします。
具体的な学力や体力の数値目標や報告につきましては、各種調査結果が、あくまでも能力の特定の一部分しか表せないものであること、また、学校における教育活動の一側面であることなどを踏まえ、設定しておりません。
以上です。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 再質問は2問しかしてはいけないということなんで、大変悩んでいます。時間もたっぷりあるので、たっぷり聞きたいところはあるんですけれども、どういうふ
うに聞いたらいいのかということで悩んでいます。
1問に入る前に、枕を述べさせていただきたいのは、町長、昨日の議論も含めて、あれだけ食の話、それで教育は「食と教育で選ばれるまち」の施策が31項目あります。福祉課の所管から生涯学習まであります。それで、これが今年の大きな目標だということです。それでも食と教育ですよ。しつこいですけれども、そういうところがあるんです。
私、何を聞こうかと思ったんですけれども、2つに絞ります。
まず1点目は、月イチ食堂が「食と教育で選ばれるまち」に、料理教育「おすそわけ」が「食と教育で選ばれるまち」の事業、これは違うとは言いませんけれども、ちょっとポイントがずれ過ぎているんじゃないかなと思うんです。だから1点目の質問は、31項目全部が「食と教育で選ばれるまち」の施策だということで示されていますけれども、町長、いかがでしょうか。それを今回は1点伺います。
2点目は、教育長に伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 月イチ食堂が、どういうふうに選ばれるかということなんですが、食というのは非常に広範囲で、ではそれがというふうなことではないんですが、高齢者にとってもやっぱり食が第一なんです。長く話していいですか。
(「今日はたっぷりですから、時間制限ないそうですから」と呼ぶ者あり)
○渡邉一美町長 この間もちょっといろいろなところで話したんですが、高齢者、今一番問題なのが、自分は何歳まで生きられるのか。大抵親を見て、親が80で死んだから私も80ぐらいだと思うんですけれども、実は栄養面、衛生面、昔に比べるとはるかに寿命は延びている。だけれども、結構親を見て諦めて、そしてフレイルになる人たちが多いんです。そのために、以前から心のABCとか、保健センターでいろいろやっておりますけれども、最近、特に私は思ったんですが、フレイルになる一番の原因は口の中の環境なんです。口の中の環境が悪くなる。その中でもそしゃく力なんです。このそしゃく力の低下がフレイルにつながってくるわけ。だから、食べるということが一番。
それから、あともう1つは、そういうフィジカルな面だけではなくて、メンタル面でもやっぱり気をつけなくちゃいけない。これが今、なかなか私も定義はできないんですけれども、ウエルビーイングなんです。幸福感なんです。だから、昨日会った友だちとおいしいものを
食べる、この幸福感が健康寿命を延ばす秘訣なんです。結局、健康寿命が延びて、介護保険料も安くなり、皆さんが自分と同じ世代の人が町の中で元気に活動しているという雰囲気がまた活気ある町につながっていくのかな、これは鳩山ニュータウンなんかの例を見てもそうなんですが。
そういうことで、食はあらゆる場面で関係してくる。だから、食と教育だけれども、食をないがしろにしている町は駄目なんです。特に観光は食が強くするというんです。食の弱い観光地は駄目なんです。どうですか、皆さんもいろんなところへ行って。奥さんと、あるいはご主人と行って、帰るときに、「お父さん、せっかくここへ来たんだから何かおいしいものを食べて帰ろうよ」。小鹿野に行ったときもそうでした。女房が「何かカツでおいしいのがあるじゃない」、それで食べてくるんです。だから食、月イチ食堂もそういうこと。この辺は、町民は外食習慣がないんです。だから外食がすごく少ない。外食習慣をつけるためにも月イチ食堂というのはすごく大事なのかなと思っています。
それから、この「おすそわけ」。「おすそわけ」もやっぱり独居老人が増えてくると、料理はいっぱい作るとおいしいんです。いっぱい作った料理のほうがおいしいので、それをご近所に分ける。そうするとコミュニケーションができる。それからまたフレイル予防になるということで、食というのはあらゆるところで関わってきますので、これは「食と教育で選ばれるまち」とは関係ないというんですけれども、そうではない。
それからもう1つ、教育と食はどういうふうに関係があるかというと、これもいろんなところで言っているんですけれども、脳という臓器の体に占める割合は3%なんです。だけれども、脳が使うカロリーは臓器の中の20%。だから脳みそは小さいんだけれども、使うカロリーはすごく多いんです。だから、しっかりと栄養のあるものを適当な時間に食べないと、脳みそは活性化しないんです。そこが基本なんです。だから、食をないがしろにした教育はあり得ない。だからいろんなところで食は大事だという話をしているわけで、これ一つとっても、これは関係ないというふうなことはないと思うんですけれども、その辺でいかがですか。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 町長の思いはいいと思いますし、逆に言うと、今後はやっぱり町長はもっとしゃべったほうがいいし、職員も我々も含めて、思いを伝えるということは非常にいいことだと思うんです。だから、大変申し訳ないんですけれども、町長が今おっしゃっているのは、3番目の課題になるかなというふうに私は理解しました。いいとか悪いとかという
ことではありませんので、大変中身は立派なことだし、いいことだと思います。ただし、私が言っているのは、1番目の「食と教育で選ばれるまち」というのは、外の方からというふうな理解をしている。悪いという意味ではありませんので。ということで、1番目は終わります。
2番目は、教育長、大変ときがわ町は、5年、10年の話をしていましたけれども、5年、10年ではなくてずっとやっている。関口町長の時代から、ときがわ町は子供のもの、あと教育のものについては、加配も含めていろんなことをやってきたと思うんです。だから、去年やおととしに始めたことではないと思います。
それを枕にしましてお伺いしますけれども、目標を持たないというのは、教育としてはどうかなと思っているんです。具体的に伺います。例えば英検でもいいし、例えばほかの地域は、中学校卒業するまでに3級を全員の目標にしようということに取り組んでいるところもあります。ときがわ町は、漢検も数検もみんな取り組んでいるんです。補助金というか、知恵も出している。あと英語村もやっています。昨日、少人数学級のことは伺いましたけれども、いっぱいかけているんです、町費も含めて。
そこで、私は何で目標を持たないのかというそこが疑問なんです。全国学テもあるし、比企もあるし、県もあるし、全てやっています。例えば、昨年よりもどういうふうに上げようか、そこがなきゃ具体的なものにならないと思うんです。違っていたら、教育長、たっぷり聞きますけれども。私はそう思っているんです。だから検定試験を受けているんだったら、具体的な目標を持たなければいけない。そのために、どういうことを日常的にやって、家庭学習をやってくださいと。それで学校でもやる、過去問もやる。どうやったらそこに持っていけるのかというのを年次目標も含めてやらなきゃいけないと思うんです。今日はいろいろありますけれども、そこだけ聞きます。教育長、違っていたら違っていると言っていただいて結構ですけれども、私はそういうものが必要だと思います。
枕の話で、去年おととし始めたというのもありますけれども、基本的には、関口町長の時代からずっとやっていますからね。違っていたら指摘いただいて結構ですけれども、そう思いますので、その点だけ伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
久米教育長。
○久米正美教育長 ただいまのご質問にお答えしたいところなんですけれども、一体何を答えればいいんだか、最後のところでいくと、前町長の頃のというとまた、私が答えようと思っ
たことと全く違ってきてしまって、最初のほうにしゃべっていたようなことに対してお答えすればよろしいでしょうか。
(「目標を持たないというそこだけください」と呼ぶ者あり)
○久米正美教育長 分かりました。
1つには、各学校とも、また各学年とも、目標というものを持って、全てのものに取り組んでおります。これは学習だけじゃなく運動面においても、運動能力テストがあればボール投げはこれだけを目指してやろうねとか、全てにおいて目標を持ってやっておるところで、ただ、それを町の我々のところでこういうふうにしようねということを改めて設定させていただかなくても、各学校の子供の実態を見ながらやっていただければ私はいいんじゃないかなというふうに考えておるところなんです。
さらに言わせてもらえれば、今回の一般質問の中で、時間が短くてあまり答弁できなかったんですけれども、今の時代の中で、やっぱりインクルーシブという言葉というか、そういう生き方というか、共生時代というんでしょうか、そういったものが大変重要になってきます。同じクラスの中においても、障害があるなしとか、または国籍が違うとか、いろんな子が混じっている中で、やっぱりそういったものが、みんなと同じにはできないかもしれないけれども、でもそれを認めていきながら、君には君のすばらしいところがあるんだし、得意・不得意だってあるんだしということで集団が成立していく。その中で、共に学ぶものがあって一緒にいい生活ができるというところで、何が何でも全員3級に受からなきゃ駄目だというようなそういう世界は、インクルーシブとは真逆な方向だなというふうに考えております。
ですから、ときがわ町の子供たちが、それぞれの子供が自分の特性を生かしながら伸びやかに将来に向かっていっていただければいいかなということで、その子に寄り添って一生懸命支援していきたい、それが私の考えているところで、そこに対してなかなか目標とか評価とか、それはちょっと難しい部分もあるかなというところでございます。よろしいでしょうか。
以上です。
○神山 俊議長 お疲れさまでした。自席にお戻りください。
ほかに質疑ございますか。
11番、野原和夫議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原和夫です。
子育て、保育について質問させていただきます。
岸田首相は、24年の年頭記者会見で「異次元の少子化対策」と称して、@児童手当を中心とした経済的支援の強化、A幼児教育・保育サービスの量・質両面からの強化や、全ての子育て家庭を対象としたサービスの拡充、B仕事と子育てが両立できる働き方改革を打ち出しました。6月の骨太方針までには、子供予算倍増に向けた大枠を提示するとのことだが、次の点について伺います。
(1)本町における今後の子育て・保育の強化策はということでお願いします。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 野原議員ご質問の「子育て・保育について」の(1)本町における今後の子育て・保育の強化策はについてお答えいたします。
現在、町独自の経済的支援として、子供が生まれた家庭に出産祝い金として、第1子5万円、第2子7万円、第3子10万円の支給や、高校生までの医療費の自己負担額を全額助成しております。また、10月から児童手当の対象を高校生までに拡大することから、令和6年度の当初予算では、高校生250人を見込んで計上しております。
次に、幼児教育・保育サービスについてですが、町内には保育園が3園、認定こども園が1園あり、量の確保は十分であり、保育士の配置を国の基準以上に配置するなど、質の強化を進めています。私立保育園には、国の定める委託料に加算し、園児の健全育成及び職員の処遇改善の向上を図っております。
就学前のお子さんを在宅で子育てをしているご家庭には、年間36時間、無料で保育が受けられる「パパ・ママリフレッシュ切符」を発行しており、保護者の育児負担の軽減を図っております。
また、来年度には、妊娠期から子育て期まで、切れ目のない支援を一体的に行うため、児童福祉業務である「子ども家庭総合支援拠点」と、母子保健業務である「子育て世代包括支援センター」の機能を併せた「ときがわ町こども家庭センター」を福祉課内に設置します。当センターでは、専門的な相談対応や関係機関との連携を図るため、専門的職員を配置し、町内全ての妊産婦・子育て世帯・子供への相談支援を行います。
そのほか、保健センター事業として、令和6年度から新たに2つの事業を行ってまいります。
1つ目は、妊娠中から産後1年くらいまでの方が、妊娠・出産・子育てを安心安全に迎え
られるよう、「産前産後サポート事業」を実施します。この事業は、保健師や助産師等の専門職が相談支援を行うものです。
2つ目は、産後に育児等の支援が必要なお母さんを対象に、安心して子育てができるようサポートする「産後ケア事業」を実施します。この事業は、産後ゆったりと休養したり、授乳や育児などの指導を受けたりできるよう、産科医療機関等において宿泊、または日帰りで、心身のケアやサポートを行うものです。
このように、本町における子育て・保育に関する支援は、妊産婦も含めた新規事業を展開し、引き続き保育の質や安全を重視して取り組んでまいりたいと考えております。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 保育士の問題については、国の基準以上の配置をする質の強化ということで文言を入れていただきました。これらの子育て支援、子育て・保育についての全体の予算というのはどのような配分で賄っているのか。国からの交付金を利用しているのか、自主財源を活用しているのか、この点伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 お答えさせていただきます。
この予算の配分ですが、当然国からの補助もございますし、埼玉県からの補助もあります。事業によっては町単独でやっている、こういった事業もございます。
(「全体のどのぐらいの割合か、それだけ答弁してもらえますか。分からなければいいです」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
大変申し訳ないんですが、現在のところ福祉事業の中の、また子ども・子育て事業総枠の中の割合というような分析はしていなのが現実でございまして、今日の段階ではお答えできませんが、今後そういった分析も必要になってくるのかなというふうには考えております。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 その分析は大事だと思うんです。
例えば、子育て支援、岸田首相が大きく打ち出したものですが、財源をどうするか、どういうふうに国は財源をつくるかということは、今は社会保障費に充てて皆さんから負担をしてもらうというような方向性が生まれているんです。そうすると国民の負担は増えてきます
から、いいものをやっても負担が増えるというその割合があるので、その点もしっかり分析した中で、子育て対策はきちんとやっていただきたいと思います。その点伺います。
○神山 俊議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
野原議員、おっしゃるとおりですので、そういった分析というのは今後やっていくべきだと今考えております。
また、先ほどの答えの中で、正確な数字とはなりませんが、予算書の中で、102ページに児童福祉費という項があるんですが、それで見ますと、全体のうち、本年度の予算が5億1,800万の中で、自主財源である一般財源が2億5,700万ですので、国庫が大体45%という形になっておりますので、残りが一般財源というようなイメージでいていただいても、大まかな額、範囲としてはそんな形になるかなというふうに思います。
○神山 俊議長 お疲れさまでした。自席へお戻りください。
ほかに質疑ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これにて総括質疑を終了いたします。
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◎予算特別委員会の設置、議案審査付託及び正副委員長の選任について
○神山 俊議長 お諮りいたします。議案第27号から議案第33号までの当初予算審査に当たっては、議会委員会条例第6条並びに議会会議規則第39条第1項の規定により、10名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思います。なお、委員は議長を除く10名の委員とするものです。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、議案第27号から議案第33号までについては、10名の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託した上、審査することに決定いたしました。
なお、お諮りいたします。ただいま予算特別委員会に付託しました議案第27号から議案第33号までにつきましては、議会会議規則第46条第1項の規定により、今会期中に審査が終わるよう期限をつけるということとしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、付託しました議案第27号から議案第33号につきましては、今会期中に審査を終わるよう期限をつけることに決定いたしました。
続いて、お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会委員の選任につきましては、議会委員会条例第7条第3項の規定によって、お手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、予算特別委員会の委員は、お手元に配付した名簿のとおり選任することに決定しました。
以上で当初予算関連議案の上程及び予算特別委員会付託までを終了いたします。
ここで暫時休憩といたします。
(午後 1時50分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時11分)
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○神山 俊議長 先ほど設置されました予算特別委員会の委員長及び副委員長が決定しました。
委員長に小宮正議員、副委員長に長島金作議員が当選されましたのでご報告いたします。
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◎延会について
○神山 俊議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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◎延会の宣告
○神山 俊議長 大変お疲れさまでした。
(午後 2時11分)