予算 審査特別委員会

議 事 日 程(第1号)
                            令和 6年 3月 7日(木)
日程第 1 委員長の互選について
日程第 2 座席の指定について
日程第 3 副委員長の互選について
日程第 4 委員会の開会日について
日程第 5 審査の順序について
日程第 6 審査の方法について
日程第 7 「議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算」の審査について
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出席委員(9名)
     畑     豊 委員        杉 田 健 司 委員
     長 島 金 作 委員        小 島 利 枝 委員
     田 中 紀 吉 委員        山 中 博 子 委員
     前 田   栄 委員        小 宮   正 委員
     野 原 和 夫 委員
欠席委員(1名)
     岩 田 鑑 郎 委員
説明のため出席する者の職氏名
渡邉町長    小峯副町長
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    総務課
荒井課長    古林主幹    小林主査    福田主査
山本主査    関口主査    石川主査
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    政策財政課
大野課長    荻野主幹    清水主査    遠山主査
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    税務会計課
福田課長    森村主幹
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    町民健康課
式守課長    和田主幹    町田主査    村田(陽)主査
村田(成)主査    吉澤所長    渡邉主査
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    福祉課
山ア課長    蓮沼主幹    木坂主査    村田主査
福田主査
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    生涯学習課
正木課長
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    議会事務局
正木事務局長    師岡書記長
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   ◎開議の宣告
○神山議長 初めての予算特別委員会でありますので、議会委員会条例第9条第2項により、年長の長島金作委員に臨時委員長をお願いしたいと思います。
  長島金作委員、委員長席に移動をお願いいたします。
          (長島金作委員 委員長席に移動)
○長島臨時委員長 年長の私が臨時委員長の職務を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
  ただいまの出席委員は9名でありますので、定足数に達しております。
  ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
                                (午後 1時57分)
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   ◎諸報告
○長島臨時委員長 それでは、本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程はお手元に配付したとおりであります。朗読は省略いたします。
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   ◎委員長の互選について
○長島臨時委員長 日程1、委員長の互選について行います。
  互選の方法について、ご意見がございますか。
          (「指名推選」と呼ぶ者あり)
○長島臨時委員長 ただいま指名推選の声がございましたが、指名推選の方法とすることに異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○長島臨時委員長 異議なしと認めます。
  よって、委員長の互選は指名推選の方法とすることに決定いたしました。
  指名ございますか。
          (「小宮正委員を指名したい」と呼ぶ者あり)
○長島臨時委員長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○長島臨時委員長 お諮りいたします。
  小宮正委員を委員長とすることに異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○長島臨時委員長 異議なしと認めます。
  よって、小宮正委員が委員長に当選されました。
  ただいま委員長に当選されました小宮委員長から就任のご挨拶をお願いいたします。
○小宮委員長 ただいま皆さんのご指名によりまして、今度は委員長ということでございますけれども、昨年に続きまして、今回予算は初めての予算でございますけれども、皆さんの協力をいただきながら、進めてまいりたいと思います。
  なお、よく話に出ますけれども、やっぱり議員の方も質問することは趣旨をはっきりしてもらって、また、執行部の方にも長い話はしないで、結論を早く出してもらえれば、スムーズに、また長く皆さんに質疑ができるのかなと思いますけれども、そういう中で、初めてなんでよく分かりませんけれども、また皆さんの協力をいただきながら、進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
○長島臨時委員長 ありがとうございました。
  それでは、委員長を交代いたします。
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   ◎座席の指定について
○小宮委員長 それでは、日程第2、座席の指定についてを行います。
  座席は、各委員とも議席番号と同じ番号としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 異議なしと認めます。
  よって、議席は、各委員とも議席番号と同じ番号とすることに決定いたしました。
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   ◎副委員長の互選について
○小宮委員長 次に、日程第3、副委員長の互選についてを行います。
  互選の方法について、ご意見ございますか。
          (「指名推選」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 ただいま指名推選の声がございましたが、指名推選の方法とすることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 よって、副委員長の互選は指名推選の方法とすることに決定いたしました。
  指名ございますか。
          (「長島金作委員を指名したい」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 お諮りいたします。
  長島金作委員を副委員長とすることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 異議なしと認めます。
  よって、長島金作委員が副委員長に当選されました。
  ただいま副委員長に当選されました長島副委員長から就任のご挨拶をお願いいたします。
○長島副委員長 何分初めてではございますが、小宮委員長とともに一生懸命頑張ります。皆さん、ご協力のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○小宮委員長 ここで暫時休憩といたします。
  再開は本会議の延会後といたします。
                                (午後 2時03分)
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○小宮委員長 休憩前に引き続き、予算特別委員会を開きます。
                                (午後 2時12分)
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   ◎挨拶
○小宮委員長 本日から予算特別委員会に付託された案件の審査を行います。ご協力をよろしくお願いいたします。
  なお、神山議長には、オブザーバーとして出席していただいておりますので、ご承知ください。
  ここで、神山議長よりご挨拶をよろしくお願いいたします。
○神山議長 本格的な予算特別委員会だと思いますので、私たち議員のほうもちょっと不慣れなところもありますけれども、執行部の質疑、応答、しっかりしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮委員長 ありがとうございました。
  続きまして、渡邉町長よりご挨拶をいただきたいと思います。
○渡邉町長 今年度からの予算審議も予算特別委員会ということで、新しい形で進めていただくわけでございますけれども、ひとつよろしくお願いいたします。
  以上です。
○小宮委員長 ありがとうございました。
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   ◎委員会の開会日について
○小宮委員長 次に、日程第4、委員会の開催日についてお諮りいたします。
  本委員会の開催は、本日3月7日、8日、11日、12日及び13日の5日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 異議なしと認めます。
  よって、本委員会の開催は、本日3月7日、8日、11日、12日及び13日の5日間と決定いたしました。
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   ◎審査の順序について
○小宮委員長 次に、日程第5、審査の順序についてお諮りいたします。
  審査の順序は、お手元に配付してあります予算審査予定表のとおりとしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 異議なしと認めます。
  よって、審査の順序は予算審査予定表のとおりとすることに決定いたしました。
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   ◎審査の方法について
○小宮委員長 次に、日程第6、審査の方法についてお諮りいたします。
  本委員会に付託された7件の予算審査は、各会計及び課ごとに審査し、それぞれ制限時間を60分程度として、審査をしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 ご異議なしと認めます。
  よって、本委員会に付託された7件の予算審査は、各会計及び課ごとに審査し、それぞれ制限時間を60分程度として、審査することに決定いたしました。
  これより議案第27号から議案第33号までの質疑に入ります。
  質疑者は予算書のページ番号、事業名、節区分等を申し出て質疑してください。
  質疑は1回ごとに質疑、答弁が完了してから2問目の質疑を行います。質疑者は1回にできる質疑は1問といたします。1回の質疑に対し、再質疑の回数は2回までといたします。その後、質疑者がいない場合は、再度続けて質疑を許します。
  本委員会に付託された7件は、全て本会議にて提案説明及び細部説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入りたいと思います。
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   ◎議案第27号歳入の質疑
○小宮委員長 それででは、日程第7、議案第27号 「令和6年度ときがわ町一般会計予算」、歳入の質疑に入らせていただきます。
  質疑ございませんか。
  野原和夫委員。
○野原委員 まず、1点ありますが、町長の施政方針の中の財源の確保なんですね。この中で、およそ5億5,908万円、基金より繰入れする。やっぱり町の中で自主財源が乏しいという判断をされてしまいます。予算編成でどのような協議の下でこの予算をつくったのか、伺います。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  まず、この財源につきましては、本来であれば、基金の繰入れ、特に財政調整基金からの繰入れはなく、予算が編成されるのが本来だと思います。
  ただ、来年度の必要な事業、これを積み重ねていった中で、優先順位をつけて、本来であればそのオーバーする分の事業を切るということも一つの考え方としてあったのかなというふうには思うんですが、やはり町が行っている事業の中でどれ一つ無駄なものはないというのが実際だと思いますので、その中で優先順位をつけていて、優先順位として、たとえ低くてもそこにはやはり関係する住民の方とかもいらっしゃいますので、それを削るには、やっぱり説明をした上でないと削れないという判断から、今回は財政調整基金を繰り入れて、予 算を編成して、ただ、この厳しい状態というのは分かっていただいて、この先、いろいろ見直しを図っていければというふうに考えております。
  その上で、財源の確保という部分にはなりますが、やはりまずはその事業を組み立てるに当たって、国・県補助金ですとか交付金、そういったものがあるものを一生懸命探した上でまずそこは使えるものは使っていく。また、交付税措置がされる事業なのかどうか、そういったところも考えながら、事業は組み立ててきたところではございますが、足りなかったというのが実際です。
  今後につきましても、現在自主財源として見たときに、町税と諸収入で見ると、全体の26%程度しかございませんので、ここの部分につきましてなんですが、なかなかこの景気が厳しい中で町税も上がっていくのは厳しいというのが実際だと思います。
  やはりここで取り組まなければいけないのが、やっぱり企業誘致、人口増対策、あとふるさと納税といった、そういったところでの財源確保ということになってくるかなというふうに考えております。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 基金というのは10億ぐらいはすぐ使ってしますんですよね、あっという間。だから、その中の今までの経緯も含めて予算編成の中で、事業の見直しも含めてきちんとやっていかないと、いずれ大変なことになると私は感じています。
  そういう中で、全体的なものをさっき優先順位と言いましたけれども、改めてその優先順位を見直す時期というのは、今でなくて今後も続けていかなくてはならないと思うんですが、課長、その点について今後どう思っているか伺いたいんですが。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  この優先順位全てに番号がついた表ができているというものではないんですが、やっぱりこの予算編成する上でどちらの事業が優先して行うべきなのかというのを常々検討しながら、この予算の編成を行っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 もう1点、この予算の中で、全体のときがわ町の予算を見て、私は身の丈に合った事業が必要だと思うんですよ。その身の丈という予算は、どこの分野を身の丈として捉えているのか伺います。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えします。
  確かに身の丈に合った予算編成、これ、大事な考え方だと思います。ただ、今の段階でちょっと何が身の丈なのかというのがちょっとはっきり示せないところもありますが、やはり基本的にはなるべく財調を取り崩すのではなくて、得られる収入の中で事業を組む、そのためには、いろいろな事務効率を図ったり、そういったことをしながらいくとともに、やはりそもそもの自主財源となるところの増加というのを検討していくということだと思っています。
○小宮委員長 ほかにありますか。
  田中委員。
○田中委員 伺います。
  ページでいくと22とか23、もっといろいろ載っていますけれども、ゴルフ場の利用交付税の件なんですけれども、今回1,000万円という大幅な減額ということなんですけれども、18%、普通ではそんなに大きく減るような理由はないんじゃないかと思うんですけれども、伺います。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  このゴルフ場利用税交付金は、県税として徴収されるゴルフ場利用税の10分の7が市町村に配分されるんですが、そもそも県税として徴収されるものでございます。町のこの当初予算でどのように見込んでいるかと申しますと、令和5年度の普通交付税の算定に当たりまして、県から提供される各ゴルフ場ごとの係数があるんですね。それを基に計算をした数値を当初予算のほうにのせているんですが、なぜ今回下がったかと言われるとか、県から示された係数が去年より低かったとしかちょっと今私たちの段階では分からず、それがなぜ下がったのかというのは、具体的な根拠は示されませんので、ちょっと町のレベルではそこは分からないということになります。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 私も県税という認識は持っていて、ゴルフ場によって係数が違うというのも認識はしています。ただ、ずっと6,000万円ぐらいの収入に近かったというふうに、ちょっと私も決算書も持ってこなかったんですけれども、多分そうだと思うんですね。それで、ほかの金額から見ると、大きな要素になるんですね、1,000万というのは。
  だから、課長、やっぱりそこのところは、こういう小さな自治体から見ると、1,000万というのは大きな額だというふうに思うんですね。だから、その辺は悪い意味の追求ではなくて、ときがわ町は大きな要素になるんだと思うんですね、収入項目として。とうことで、もうちょっとというふうに思うんですけれども、どうでしょうか。一応きちんと伺うという、そういう意味です。伺ったらという、そういう意味です。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 ここにつきましては、年度途中で県も数値を出してきておりますので、なかなかここで正確な数字は県としても多分示せないのかなというふうに思いまして、基本的には、もともと歳入はやはり安全を持った多少低めで組んでというところもございますので、ここを追求したからといって変わるのかというところもありますので、基本的にはルールとして県から示されてきた数字を基に当初の予算のほうは組みまして、あとは実際年度が始まりまして、今度は逆に正式に交付された額を基にまた補正予算を組んでいくというような考え方で進めさせていただければと思います。
○田中委員 分かりました。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  7番、山中委員。
○山中委員 35ページの上段のところで、土地建物貸付収入のうち、土地貸付収入が1,376万1,000円、令和6年度当初予算概要のほうでは、総務課と政策財政課の合計は1,363万4,000円になります。令和6年度予算と約6万7,000円の差があります。たしか以前違う課の貸付金も入っていたと伺ったんですが、それよりもなぜ下がったのかということをお伺いします。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  まず、この5年度と6年度の差、6万7,000円の減額という部分についてご説明させていただきます。変動といたしましては、まず、貸付けした土地の追加が1か所ございました。大字大野地内で持っていた町有地が1か所新規に貸付けを行いまして、そこで2万1,400円、そこの部分は増額になっております。これに対して、契約更新により額の見直しをしたものがマイナス8万7,912円、これの差が6万6,512円ということですので、6万7,000円という差額になります。
  この契約更新による減額とは何かというところなんですが、これは、旧玉川工業高校の跡地、現在ですと、フネンアクロスとベジテックのほうに土地を貸し付けておりますが、ここ につきましては、毎年1年ごとに契約更新で金額が変わります。その金額の根拠は、固定資産税となりますので、毎年毎年、今、固定資産税が少しずつ下がっているというところで、令和5年度のこの来年度予算を積算したときに8万7,912円固定資産税の分が下がったということで、そこが減額ということで予算編成をされております。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  3点伺います。
  1問しかいけないんですか。
  じゃ、委員長、1問を3つにまとめて質問してもよろしいでしょうか。答えは簡単なんです。
○小宮委員長 1問を3つだよね。はい。
○野原委員 定額減税による税収対応1つとします。それから、子ども・子育て政策に対する財源、それから、給与改定、会計年度任用職員の地方財源をどのように確保できたか、この3つを伺います。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えします。
  まず、定額減税が今年の6月から実施をされることに伴う減収分につきましては、これは国のほうで地方特例交付金として全額補填をするということでお聞きしておりますので、そこの減収分に対する町の減額はないというふうに考えております。
  子ども・子育て政策関連の財源というところでございますが、先ほども説明がありましたが、基本的には国・県の補助金等を使って必要な財源を確保した後、それで不足する部分、町負担分等がございますので、そこにつきましては、一般財源で措置をしていくこととなります。
  また、職員人件費の増加分につきましては、これは基本的に一般財源で措置をしていくこととなります。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  野原委員。
○野原委員 任用職員のこれは勤勉手当が新たにプラスになるんですよね。そうすると、これ、一般財源で対応するんでしょうか。自主的な。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 全て一般財源で対応することとなります。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
○野原委員 はい。
○小宮委員長 ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 引き続いて同じようなページなんですけれども、森林環境譲与税が今年は多分増額になると思うんですけれども、これは変わっていないと思うんですけれども、その予定というのはどうなのかなと。1割ぐらい上がるんじゃないかということで発表になったと思っているんですけれども、間違っていたらご指摘ください。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  田中委員おっしゃるとおり、国からのお聞きしている中では、国の森林環境譲与税、5年度までは地方公共団体金融機構の準備金というものから交付されておりました。5年度まではそれが500億円、令和6年度から森林環境譲与税が徴収されるようになるんですが、6年度分につきましては、この機構の準備金が300億円、環境譲与税からが300億の合計600億円というふうに聞いておりますので、単純計算すると2割増えるはずです。単純に考えますと、だから2割ですので、180万円程度増えることが想定はされておりますが、ただ、これ、基本的には、その予算枠を町の森林面積、林業従事者、人口といったもので案分されてきますので、この予算編成の段階では、町への交付見込額というのが示されていなかったんですね。そういった面もありまして、当初予算額では安全を持って去年と同額で組ませていただきました。
  実際、恐らく100万円ぐらいは増額されて交付されるのではないかなというような見込みは取っているのですが、ちょっとそこの数字が正確ではないものでしたので、ちょっと今年度につきましては、安全を取って前年同額、また来年の予算編成に当たりましては、今年の交付状況を見ながら、また足りなくならないような予算編成ができればいいなというふうには考えております。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 課長側から見ると、収入は控えめというのか、固めにというのは、よく理解できます。ただ、今回の場合は、今までが予算総額を増やすというだけじゃなくて、少し見直しをしますよね、多分。見直しをして、ときがわ町から見ると増えるほうの見直しなんですね、だと思うんです、課長、いいですか。
○大野政策財政課長 はい。
○田中委員 ということだから、それ悪い話をしているわけではありません。だから、プラス要素としては、確実に前年度は守れて、私は2割以上は増えると思いますけれども、それはということで分かりましたけれども、そういうプラス要素があるということだと思いますんで、間違いがなかったということで確認させてください。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 田中議員がおっしゃるようなプラス要素があるということは、私たちも認識はしておりまして、そういったことを知らずにただ単に去年と同じ額を組んだわけではないということはご理解いただければと思うんですが、そういったところの情報はつかんでおるんですが、やはり、今までは機構からの準備金ですので、しっかりとした額で分かってはいたんですが、今年度からはあくまでも徴収された額がやはり分母となってきますし、案分する人口とかの割合もやはりどう変動しているか分からないとことがありますので、こちらで例えば150万円上がると思ったのが、実際は120万の可能性もあるとなったときに、やはり歳入予算ですので、足りないというよりは結果として上がったという形のほうがよろしいのかなというふうで今年は編成させていただきました。
○田中委員 分かりました。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  7番、山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  29ページと33ページに埋蔵文化財緊急調査費補助金が国と県両方ともあります。そして、これが両方とも前年度より半分以上減なのはなぜなのか、伺います。
○小宮委員長 正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  まず、この補助金の対象となる事業なんですけれども、220ページ上段、埋蔵文化財発掘 国庫補助事業というものがございます。こちらの本年度予算が462万1,000円、前年度予算が953万3,000円となっています。こちらの事業につきましては、小倉城跡の調査、発掘に係る経費に係る事業ということになっております。今年度953万3,000円の当初予算だったんですけれども、こちらにつきましては、航空レーザー測量という事業を今年度この事業で実施いたしております。これに係る経費がかなり高額となっております。令和6年度はその事業がなくなったということで、全体の予算は少なくなっております。この事業に係る予算額の2分の1が国庫補助金となります。4分の1が県の補助金ということになっておりますので、事業全体の縮小に対応したような形で補助金の金額も少なくなっているということでございます。
  以上です。
○山中委員 はい。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  ほかにございますか。
  田中委員。
○田中委員 私もこれで終わりにします。
  環境性能割交付金というのが約4割減額になっているんですけれども、この理由は課長、分かりますか。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  これにつきましても、先ほどのゴルフ場利用税交付金と同じように、令和5年度の普通交付税の算定の数値がそのまま当初予算となっておりまして、これにつきましても、やはり県のほうから届いた数値を基に算定をしておりまして、その示された数値が下がっていたというような形になります。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 私の勉強不足なんですけれども、具体的に環境性能割というのは、どういうのを示すんでしょうか。
○小宮委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 環境性能割交付金につきましては、県税として徴収される自動車税の環境性能割という部分に対して、県内の市町村道の面積に応じて案分して交付されるものとなっています。ですので、自動車取得価格などの変動によるものなのかなとは思うんですが、 実際なぜ下がったかというところにつきましては、先ほどのゴルフ場と同じように、データが来ていませんので、ちょっとお答えすることができません。
○田中委員 分かりました。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  ほかにないようでしたら、一般会計歳入の質疑は以上でよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 これをもって議案第27号 「令和6年度ときがわ町一般会計予算」歳入の質疑を終了いたします。
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   ◎散会の宣告
○小宮委員長 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会したいと思います。
  大変お疲れさまでございました。
                                (午後 2時40分)