予算 審査特別委員会

議 事 日 程(第3号)
                            令和 6年 3月11日(月)
開議の宣告
日程第 1 「議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算」の審査について
       @農林環境課
       A商工観光課
       B建設課
       C教育総務課
       D生涯学習課
─────────────────────────────────────────────────
出席委員(10名)
     畑     豊 委員        杉 田 健 司 委員
     長 島 金 作 委員        神 山   俊 委員
     小 島 利 枝 委員        田 中 紀 吉 委員
     山 中 博 子 委員        前 田   栄 委員
     小 宮   正 委員        野 原 和 夫 委員
欠席委員(1名)
     岩 田 鑑 郎 委員
説明のため出席する者の職氏名
渡邉町長    小峯副町長    久米教育長
─────────────────────────────────────────────────
    農林環境課
町田課長    町田主幹    畑主査    新井主査
杉田主任
─────────────────────────────────────────────────
    商工観光課
荻久保課長    伊得主幹    松丸主査
─────────────────────────────────────────────────
    建設課
加藤課長    新井主幹    小島主査    橋主査
─────────────────────────────────────────────────
    教育総務課
宮寺課長    田畑主任指導主事    新井主査    梅澤主査
─────────────────────────────────────────────────
    生涯学習課
正木課長    田中主幹    宮寺主任    島田主任
─────────────────────────────────────────────────
    議会事務局
正木事務局長    師岡書記長
─────────────────────────────────────────────────

─────────────────────────────────────────────────
   ◎開議の宣告
○小宮委員長 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席委員は9名であります。定足数に達しております。
  これより予算特別委員会3日目を開会いたします。
                                (午前 9時30分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎諸報告
○小宮委員長 それでは、本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、お手元に配付したとおりであります。朗読は省略させていただきます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第27号歳出の質疑
○小宮委員長 日程第1、議案第27号 「令和6年度ときがわ町一般会計予算」の歳出の審査を行います。
  質疑者は、予算書のページ番号、事業名、節区分等を申し出て質疑してください。
  また、町長の施政方針に対する質疑につきましても、予算質疑に関連して行ってください。
  質疑者が1回にできる質疑は1問といたします。1問の質疑に対し、再質疑の回数は2回まででございます。
  初めに、農林環境課に関する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中委員。
○田中委員 ありがとうございます。皆さん、おはようございます。本日もよろしくお願いします。
  ページでいくと141ページ、森林関係ですけれども、非常に疑問なんです。何といっても何年意向調査をやっている……すみません、意向調査の点です。森林経営管理調査業務委託ということでお伺いします。
  今年だけじゃなくて、今までかなり何年もやっていると思うんだけれども、どういう意向調査をやっているのかというのが非常に疑問なんです。調査をきちんと速やかにやって、次の施策、対策、もう進まなきゃいけないと思うんですけれども、とっても疑問です。伺います。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 それでは、田中委員のご質問にお答えさせていただきます。これは私のほうで。
  現状といたしますと、令和元年から、まずこの意向調査を始めております。今年、令和5年ですけれども、5年が終わりまして、来年も続けるということで予算計上させていただいております。
  その中で、面積的にはときがわ町は、農林センサスでいうと林野面積がおよそ3,880とかになっておりますけれども、令和6年度が終了しますと、そのうちの1,033ヘクタールが終わる予定でおります。およそ二十六、七%ぐらいが令和6年度で終わる予定なんですけれども、この意向調査の内容としますと、やはりお持ちである土地所有者さんに1人1人通知を出して、アンケート調査みたいなものをしているんですが、一番はどうしたいか、自分で維持管理ができるのかどうかというところを調査しているものになります。それをまとめまして、今後、山林がまとまって森林整備できるような場所が増えた場合については、そこについてどういう国・県の補助金を使って支援ができるか。基本的に町が森林に対して支援するということは、補助金制度が今ないものですから、今後は譲与税を使いながら、何かしらの作業道の整備に対する補助だとか、間伐に対する補助だとか、そういうものを検討していかなければいけないとは考えておりますけれども、結論から言いますと、今のままいきますと、令和10年ぐらいには何とか終えたいと思っているんですが、それも大字大野、大字椚平、あの辺は、町の制度がこの意向調査をやる前からかなり森林整備が進んでいる場所ですので、そこを除いた地区の終了が令和10年を何とか目標にしたいということで、今進めております。
  以上ですけれども、大丈夫でしょうか。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 私の認識が違っていたら大変申し訳ないんですけれども、地籍調査をするわけではないと私は認識をしていました。私の認識が課長のおっしゃっていることと大分違うんで、意向調査、今おっしゃいましたよね。例えば、地主さんにこの山の土地、ここをどんなふうに考えているのかという、私はそういう意向だと思っていたの。調査というのは、面積がどうのこうのという、要するに地籍とは全然切り離されたものだという認識を今まで持っていました。何でこんなにかかるんだと、何千人いるんだというふうに思いました。そんなことはないと思いますよね。だから、この辺の地主さんにきちんと、簡単に言えば、1年なら1年ですぱっとやっちゃって、次にどうしようかという対策を見学したり、先進地に学んだり しながら、並行してやるんじゃないですか。そこだと思いました。
  ときがわ町は、いつも言っています。森林が7割、都幾川の源流を持っている、ときがわ産材をいっぱい使おうじゃないか。大変重要な政策だと私は認識しています。それをあと何年かかるんですか、調査に。そうじゃないと思います、予算の使い方は。すぱっと調査をして、できるところをきちっと進める。これが政策だと思うんですよ。これは課長じゃなくて、町長に伺います。町長、まだこれから何年も先に意向調査を続けるんでしょうか。私の認識が違っていたら、すぱっと答えていただきたいと思います。
  以上です。
○小宮委員長 渡邉町長。
○渡邉町長 田中委員の言うことはよく分かります。ときがわの行政で、森林行政というのは非常に重要だなというのは分かります。
  ただ、所有しているのは個人持ちです。その個人の方の山に対する価値観がみんな違うんです。それなので、簡単に「答えてください」と言って、すぐに答えが出るというものではない。土地の広さも広い。それを調整しながら開発していくというので、非常にデリケートな問題で、時間がかかっている。だから、森林環境譲与税を使うにも、町有林を使うのは簡単なんです。だけれども、私有林がありますので、私有林を使うのが非常に難しい。そこが、はた目から見るとスピード感がないと、こう言われるんですが、もう一度各担当課に調べさせていただいて、どこがネックになっているかと、そういうことをやっぱり皆さんにご説明しないと納得していただけないんで、どこがネックになっているのか調査をさせますので、その件についてはもうちょっとお時間をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 私は思うんですよ。町長、町有林はできると。だとしたら、先進事例だとか、例えばプロットだとか、機械を買ったりもしました。例えばこういう事例を町有林だからつくったと、そういうのを並行してできないのかという、非常に歯がゆい思いを私はしています。だから、町長はもう詳しいわけですから、町有林でこんなふうにやったら管理道ができました。それで、バックホーや森林の機械も買いました。それで、緑の雇用も含めたいろんなことをやりました。こういうふうに使ったものを、例えば産材としてこういうふうにできましたと。そういう先進とか、そういうのができないのかなと、すごく歯がゆい思いをしているんです。だから、私、ちょっと言葉として選ばなきゃいけない問題があるのは認識はしていますけれども、もったいないと思うんですよ。それで、ときがわにはこんなふうな使い方を したんだから、皆さん、どういうふうにやりましょうか、そんなことだと思っているんですよ。だから、いけないという話をするつもりはないんですけれども、せっかくこんなに大きなお金を使うんだから。そちらの調査は、調査としての意味は分かりました。だから、個人のプライベートやデリケートな問題があるのも分かりました。山へ行ってみると、傾斜地で大変な思いというのも分かります。
  ただ、町長、もう1点、2番目を聞きます。町有林ができるんだとしたら、町有林にそういう先進例をつくろうじゃないですか。そういうところにお金をかけましょうよ。そういうことが進めることだと思うんですけれども、もう一回聞きます。
○小宮委員長 渡邉町長。
○渡邉町長 現場をよく見ていただければ分かるんですけれども、大野、椚平の森林は隣接の町に比べて管理が進んでいます。今進んでいないのは、それよりもちょっと東のほうの西平とか、その辺が進んでいないんで、それから町有林の管理については、来年度は予算をつけて約1ヘクタールを皆伐しますけれども、そういうところで、森林管理は西側のほうは結構進んでいると、私は認識しています。どんどんそれが、今、田中委員が言うように、西平の地域の地権者も見ていただいて、こういうふうにきれいになるんだなと、そういうふうなことを認識していただければいいんですけれども、先ほど言ったように、なかなか山林の土地の相続が進んでいないとか、いろんなところもありまして、平地の宅地とか農地で、狭いところをやればいいんですけれども、そういった虫食い状態の管理がなかなか難しいと。そういうことで、しっかりと意向調査をして、広い範囲の整備をしていかなければいけない。ここが多分ネックになっているんじゃないかなと思います。
  スピード感を持って進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  7番、山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  123ページの中段、山並み連携ゼロカーボンシティ協議会負担金11万3,000円、これは全部で52万という説明がございました。4自治体で均等ではないのか、どのように分けたのか伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 それでは、お答えさせていただきます。これも私のほうで。
  ただいまの山並み連携ゼロカーボンシティ協議会の負担金の11万3,000円の根拠になりますけれども、まず、協議会のほうで来年度、令和6年度、環境副読本を作りましょうということで……
          (「違う、負担割合の話でしょう。どういう負担割合をしているかという話」と呼ぶ者あり)
○町田農林環境課長 そうですね。
  副読本、あと52万円ということで、協議会で、52万円を使って副読本とポスターコンクールをやりましょうということになっておりまして、それの人口割合なんですけれども、まず、52万円を半分にします。26万円ずつにしまして、均等割で26万円を構成町村の4町村で割ります。そうすると、1町村6万5,000円という計算になります。半分の26万円を今度は人口割で各町村の人口によって割りますと、ときがわ町の負担が4万8,000円ということになりまして、6万5,000円と4万8,000円を足しますと、合計で11万3,000円になります。
  ちなみに一番負担が大きいのが、やはり人口が多い毛呂山町になるんですけれども、毛呂山町は21万4,000円の負担ということになっております。東秩父村は、一番人口が少ないので負担割合は低いんですが、7万7,000円になります。そうすると、越生町も言ったほうがいいですね。越生町は11万6,000円の負担、合計52万円ということになります。
  以上です。
○小宮委員長 山中委員。
○山中委員 これは、4自治体のどのような構成員で、先ほど副読本と言われましたが、どんな活動をするのか伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 お答えいたします。
  構成員は、まず4町村の課長がおります。それに担当ということで、協議会を主に令和5年度は開催しました。
  52万円の負担をして何をやろうかという内容なんですけれども、先ほども言ってしまいました。すみませんでした。環境副読本を作成して、小学生向けということでまずは作りましょうということで、各構成町村の小学生を対象に副読本を配れればということで予定しております。あとは、ゼロカーボン協議会が主催しまして、環境ポスターコンクールを開催して啓発を図りましょうということで今予定しております。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
○山中委員 以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の中から、ページは28ページですが、不法投棄防止ごみパトロール業務委託ですが、この委託料は、パトロールはどこを重点に置いているのか伺いたいんですが。
○小宮委員長 答弁願います。
  町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 この件につきましては、環境担当の畑主査のほうからお答えさせていただきます。
○畑農林環境課主査 環境担当の畑と申します。よろしくお願い申し上げます。
  今、お話をいただきました内容ですが、主に今まで不法投棄がされていた場所、そういったところをまず重点的に見ております。特に山間部のほうで不法投棄が多い形もありまして、山間部のほうを重点的に行っているというのが現状です。
  よろしいですか。内容が違いましたか。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 山間部と言いましたけれども、実は私の五明地域のゴルフ練習場の反対側です。元関解体が倒産しまして、今、不法投棄的なものが増えています。そういうことの報告はないんでしょうか。やっぱり気になるんですよ。地元住民からは声が出ているんですよ。だから、そういうパトロールをしているんだったら、そういう報告も出て当然ではないでしょうか、伺います。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 これについても、畑主査のほうからお答えいたします。
○畑農林環境課主査 では、ご説明させていただきます。
  今ご質問いただきました五明地域のところですとか、ほかにも幾つか県の環境管理事務所と一緒に、そこを連携しまして、不法投棄の関係に関しましては、こちらもいろいろと情報共有をしながら行っております。
  先ほどのごみパトロールの関係のものにつきましては、実際にこちらも回ってもらうとき に、ほかのところでも、今まで連携しているところも含めてなんですが、不法投棄等が多く行われた場所を何度も細かく見てもらって、報告を上げてもらうようにしております。
          (発言する者あり)
○畑農林環境課主査 はい。あと、すみません、補足なんですが、住民の方からも、今こういう形で不法投棄があったとか、その辺についても、報告があった場所につきましては、必ずそこのところも見てもらうようには伝えております。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 報告を受けて、その先のことなんですよ。やっぱりそこは現地に立入りして、調査しながら不法投棄している人の中で話し合うとか、解決策を導かないと、報告を受けてそれきりじゃ、全然マイナスなんですよ。以前、私がそこの地域で、五明で、ぜひ野原議員、現実を調査していってくださいと言われたけれども、毎日調査できないんですよ、私も。最近、1か月前ですか、どこの人だか分かりませんけれども、車で乗り入れて、入れていました。それで、今は増えているんですよ。だから、そういうことをしたら、やっぱり警察が立ち会った中でも、現地、その場で話し合うとか解決策を導かないと、甘く見られちゃうと思うんですよ、行政が。だから、そこのところをきちっとやる。今、畑主査が言われたように、報告を聞いて、報告だけじゃ駄目なんです。その上にいかないと、その点を伺います。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 それでは、お答えさせていただきます、私のほうから。
  やはり個別の不法投棄の部分と、今、野原委員の言われた、継続してかなり長い年月そういう場所が、警戒している場所がありますので、随時、県と警察とも連携は取っているんですけれども、それで年間に何回か合同立入りだとか、合同現地調査みたいなものはやっておりますので、それを近隣住民というか、区長さんだとか、そういう方にも必要に応じて報告というか、現状を丁寧に説明しながら進めていきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  4番、神山委員。
○神山委員 4番、神山です。
  予算書の126ページになります。
  処理費、また、じん芥処理ということで、ごみのことでお聞きしたいんですけれども、ごみ処理、民間に委託して今何年目なのか、また、契約年数はあるのかお伺いしたいと思いま す。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 それでは、環境担当の畑主査のほうからお答えいたします。
○畑農林環境課主査 説明させていただきます。
  じん芥の処理ということで、今、収集運搬のほうでよろしいでしょうか。それとも、改めて処理のほうですか。
          (発言する者あり)
○畑農林環境課主査 処理の関係であれば、オリックスのほうにつきましては、令和4年度からこちらのほうを委託しております。
  契約につきましては、こちらが10年間、オリックスとという形で契約となっております。
○小宮委員長 神山委員。
○神山委員 今、2年目に当たるのかなと思うんですけれども、やはり10年という長いようで短い期間だと思うんです。やはり我々は、その先も考えなくてはいけないのかなと思っております。ときがわ町は、小川地区衛生組合で足並みをそろえてやっていくという方針だと思うんです。そのような中で、規模感でいえば小川町が一番規模が大きい。ただ、首長でベテランかといえば、多分、渡邉町長がこれから一番ベテランの首長になるのではないかなと思うんですけれども、渡邉町長にお聞きしたいんですけれども、今現在、小川地区衛生組合の中の首長同士で、じゃ、その先をどうするんだという議論等はされているのか。その温度差というんですか、温度感というものがあれば教えていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮委員長 渡邉町長。
○渡邉町長 これは非常にデリケートな問題で、首長だけ集まったときには話をします。だけれども、いろいろな話が対外的に漏れると、今後のオリックスの契約問題とかということに影響しておりますので、各首長が会議の席でまだまだ口に出さない。
  それから、また、今水面下ではいろいろな調査をしているんですけれども、これもちょっと言いづらいんです。その辺はご理解をいただいて、予定を見ますと、例えば私が言っているのは、では、小川地区衛生組合で新しい焼却場を造ると言っても、あと8年あって、この8年間で用地が決まり、建物ができて、8年後にごみ焼却場が機能できるかといったら、それは物理的、時間的に無理なんです。無理なんで、その10年後もやっぱり小川地区衛生組合単独の焼却場ではなくて、外部委託ということになると。それはもう時間的にも制限がある。 その場合、民間に委託をするか、よその例えば東松山とか、あるいは西入間とか、そういうところと連携を取って進めるかというような、幾つか条件はあるんですけれども、それについての結論は、まだまだちょっと結論は出せないという状況でございます。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。ほかに。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  ページで言うと138ページ、139ページ、6款1項4目、土地改良施設等応急修繕事業の中の農村地域防災減災事業、これは業務委託を含めるんですけれども、約1,382万の増になっています。ここら辺の説明と、どういうことをするか、説明をお願いしたいんですけれども。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 それでは、この件につきましては、農林施設担当の新井主査のほうからお答えさせていただきます。
○新井農林環境課主査 農林施設担当の新井と申します。よろしくお願いいたします。
  こちらの増といたしますと、ため池に係る防災工事等の特別措置法に基づく事業となります。これにつきましては、令和2年度から令和12年度までの12年間の特別措置法の中で実施している事業となります。その中で昨年度も実施しているものなんですが、町の予定している計画に基づきまして、執行しているところとなっております。
  具体的に言いますと、まず、実施計画策定業務委託ということで、こちらにつきましては、北山沼、平沼、瀬戸沼、この3沼を実施するものでございます。これにつきましては、基本計画という概略設計並びに経済効果の算定等を行うものです。
  続きまして、耐震・豪雨・劣化状況評価としまして、こちらは五反田沼について実施するものです。
  続きまして、法手続といたしまして、北山沼、平沼、瀬戸沼について実施するものでございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 防災のため池を主にやるということでいいわけですね、認識的には。
  そうなりますと、地域でいうと、うちのほうの仲井のちょっと西側で、地域でいうと旧都幾川の、早く言えば、越生ゴルフのところにため池があるんですけれども、あそこら辺のため池というのは、ここにも該当しているということでよろしいですか。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 新井主査のほうから、これもお答えします。
○新井農林環境課主査 お答えいたします。
  越生ゴルフの所有する沼につきましては、折越という沼となります。そこにつきましても該当しております。
  来年度につきましては、今後、特別措置法に基づく工事を実施したいために、土地改良法に基づく法手続ということでの委託業務を含んでおります。
  以上でございます。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 それでは、もう1点です。
  今、12年間でやるということで、今年が初めて、それとも12年間のうちの何年目かということで、あと1つ、最初に聞いたのは、約1,300万増えているじゃないですか。この1,300万増えているということは、前は約4,600万だったんですけれども、6,000万に増えているんで、この増えた額というのは、これをやるから増えたということでいいわけですか。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 これも新井主査のほうから。
○新井農林環境課主査 お答えいたします。
  畑委員おっしゃるとおりで、事業箇所の増ということで続行しております。
  以上でございます。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  8番、前田委員。
○前田委員 8番、前田です。
  ちょっとページが分からないんですけれども、当初予算概要の28ページのところに、七重町有林広葉樹植栽管理業務委託料というのがありますよね。予算書のページは分からないんですけれども、それがあるんですけれども、いずれにしましても、64万9,000円ということで令和5年度なっているんですけれども、この植栽苗木はもう決定しちゃったんですか。もし決定していなかったとしたら、山椒協議会というのがあって、ときがわの産物に持ってこようとする意見があって、植えていただきたいという意見が会員の方から出ているものですから、その点。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 お答えさせていただきます。
  まず、今、前田委員から言われたところなんですけれども、予算書の57ページになります。
  中段のところに町有林野財産管理事業というのがあります。そこの64万9,000円ですから、七重町有林広葉樹植栽管理業務委託ということで、これは、この場所で平成31年1月23日に発生しました山林火災により焼失した大野地内の町有林を復旧しているものです。
  ここにきまして今のお話、まず、植林、植栽、混交林ということで、杉、ヒノキと広葉樹を植え終わっております。昨年から、もう下刈りだとか育林に入っておりまして、今年は昨年の予算の大体半分ぐらいになっているんですけれども、木が成長しておりますので、下刈りの回数なども多少は負担が減っているという状況で、今回64万9,000円を計上させてもらっております。
  あと、ほかのものというか、木を植えられないかということで、前田委員おっしゃっていた団体さんからもご相談は受けておりまして、それに対しましても、どうしても植えたものが枯れたりしますので、補植作業というのは必ず出てまいります。あとは場所を見ていただいて、可能であれば、そういうエリアが確保できれば、いろいろなほかのものを植える可能性もないわけではないんですけれども、それは今後調整という形で一応話は受けております。
  以上でよろしいですか。
○小宮委員長 前田委員。
○前田委員 最初に言わなかったんですけれども、2問あるうちの最初の1問です。申し訳なかったです。
  プロセスはこっちもあれなんですけれども、今言ったように、協議会のほうから言っているということで、じゃ、それで。
  それで、枯れてくるでしょうから、その間にただ植えられればいいなというわけなんですけれども、何でかというと、大野の耕作放棄地のところを今いろいろなことで借りて、山椒のほうを植えているんですよ。それでやっぱり山椒というのは、私も一応会員として入っていて、質問するというのはどうかなんですけれども、これからときがわ町の産物に持っていくために、町全体で協力してもらわないとなかなか、過去、ときがわ町もいろいろ産物を作ろうとしても、大体花火が終わって終わっちゃったというんだけれども、やっぱりトップの人が本当に一生懸命やっていたと。それで、この天文台の火事において、そこのところは、大野に関して大椚森林生産組合と大野共有と2つの地主の一生懸命な協議会のトップの人というのは、以前、大野共有の組合長というか、トップをやっていた人なんで、それと先ほど の山持ちの人のうちなんですけれども、そんな点からちょっと質問したんです。
  それで、山椒の場合は、大体5月の中旬というとときがわ茶ということで、元の総務課長のうちがときがわ茶でやっているんですけれども、大体5月の中旬に収穫の日にちが決まっちゃうんですよ。だから、山椒においても今本格的に植えているところは、海抜がうちの近くで約280メートルぐらいのところで、主に木が五、六十本あるんですけれども、これを今度は700メートルぐらいの開拓という、何ですか、元の議員の違った山のほうに植えると。それで、山椒において東京の大田市場のほうに、山椒といったらもう関西ですから、和歌山が日本で主なんですけれども、ときがわ町の場合、今度は関東のほうとして山椒をやりたいということで一生懸命やっているものですから、そんな点から質問して、ちょっと長くなって申し訳なかったんですけれども、すみません。
  あと2番目なんですけれども、2番目の有害鳥獣です。これは……
○小宮委員長 1問ずつやってください。
○前田委員 1問でしたか。それは失礼しました。
○小宮委員長 2番、杉田委員。
○杉田委員 ページ数、125ページ、中段辺りです。
  ごみの減量化推進事業の件で、資源回収実施団体奨励金50万円、これは何年か行っている事業でございますけれども、実績とあと今年度やる地域はどこですかということでお願いします。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 この件につきましては、環境担当の畑主査のほうからお答えさせていただきます。
○畑農林環境課主査 では、ご説明させていただきます。
  例年の実績におきましては、こちらが20万後半、大体25万程度から28万程度の金額で推移しております。従来、こちらが登録をした団体に対してという形になるんですが、今までですと12団体ぐらいあったものが、今ちょっと休止状態になっているのが3団体程度ですので、今年度におきましては9団体、こちらのほうに登録をいただいております。
  以上です。
○小宮委員長 杉田委員。
○杉田委員 この資源回収の実施団体というのは、区の団体という認識でよろしいんでしょうか。
          (「モデル事業」と呼ぶ者あり)
○杉田委員 モデル事業の関係ですか。
          (「モデル事業とか、あれでしょう」と呼ぶ者あり)
○杉田委員 そうですね。
          (「これはモデル事業じゃないよ」「地域のところで」「資源回収をやろうとしている団体があって」と呼ぶ者あり)
○杉田委員 なるほどね。じゃ、その説明をお願いします。
○小宮委員長 答弁願います。
  町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 畑主査のほうから。
○畑農林環境課主査 今ご質問いただきました内容につきまして、それぞれ各地区のところで団体等がありまして、あと、学校等もその中に入っております。そちらから年度初めに登録をいただきまして、そこのところから出てきたもの、例えば本ですとか、あるいはアルミ缶、それから瓶とか、それを回収したものについて、実績を報告していただいたものに対して奨励金を出しているものでございます。
○杉田委員 分かりました。ありがとうございます。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  田中委員。
○田中委員 ページは139ページ、桃木農村公園ということなんですよ、550万。
  私も先日行ってきました。河津桜がちょうどいいタイミングで咲いています。悪いという話じゃなくて、どういう予算というか、どういう計画で550万もかけてやるのかというのが非常に疑問、悪いという意味ではないんですけれども、疑問に思います。あそこは下刈りもしてあります。駐車場もあります。歩道もちょっと湿っているところがありますけれども、歩けないところはなくて、一応全部歩いてきました。
  ということで、工事の予算も計画しているわけですから、具体的にどういった工事をするのか伺います。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 この件につきましては、農林施設担当の新井主査のほうからお答えいたします。
○新井農林環境課主査 それでは、お答えいたします。
  まず、工事内容につきましては、園路の整備並びにベンチの設置、あと河津桜の補植を考えております。先ほど田中委員おっしゃるとおり、ちょっと中の園路がぬかるんでいる部分があったりだとか、その辺がございますので、繰り返しますと、園路の整備、ベンチの設置、それと河津桜の補植、そういったことを考えております。
  以上でございます。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 ベンチも大変新しくて、ビニールがかかっているのが3台設置してありました。ないとすると、駐車場とかの案内がもう少しというのか、一般の観光客というのか、そういうことから見ると、ちょっと入り口だとか、駐車場の点です、いかがかというのは感じましたけれども、それから、通路については私もかなりしっかり見てきましたから、今回。見てきました。550というのは、ちょっとどういう積算なのかなというのが非常に疑問なんです。だから、今現在の河津桜、ちょうど見頃ぐらいの大きさに育っているんです。20年、もっと前くらいですか、植栽して、工事をやってあそこを造ったということだと思うんですが、私も分かりませんけれども、記念碑というのか石の、こういう理由で造ったというのもしっかり読んできましたけれども、そういうことなんです。それで、これは無駄なお金という意味ではありませんので、十分に理解していただきたいんですけれども、少し工夫をすると、もう少し下げられる。例えば、ぬかるんだところはチップ材だとか、それから、セメントだとか何とかというんじゃなくてやるとか。やっぱり工夫をすると。
  それと、もう1つは、ときがわ産らしいものを、例えば、木を切った残りを半分に切ってだとか、いろんな工夫があってしかるべきだと思うんです。だから、非常にそういう点では、そういうことも含めると、予算をもう少し低減できるんじゃないかなというふうに思います。だから、そういう意味でもうちょっと現場感も含めて、地域の資源、それからボランティアだとか、そういう知恵も集めてやるべきなんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮委員長 もう少し詳しく説明してもらえばいいんじゃない。答弁願います。
  町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 同じく、新井主査のほうから。
○新井農林環境課主査 お答えいたします。
  田中委員のご指摘のとおり、地元の方とも協議しながら、また、ときがわ産材等を利用できるような形、また、予算のほうも再度見直しながら、最少の予算で最大の効果が出せるよ う、その辺努めてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○田中委員 よろしくお願いします。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  小島委員。
○小島委員 課の中の全体の補助金事業について伺います。特に個人に対しての補助金事業なんですが、こちらのほうは、事業に対しての目的の成果というのはどのように確認しているか、毎年行っているのか伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 課の中の全ての……
○小島委員 多分、農林環境課の中は結構いろんな補助事業、個人に対していっぱいあると思うんですけれども、それが毎年きちんと成果が出ているかというのを確認しているのかどうか、伺います。
○町田農林環境課長 基本的には補助事業ですので、補助制度の中で審査をして、実績を確認してお支払いしているというのが決まりになります。その後の状況だとか、そういうものについては、随時その担当のほうで、あそこはどうなっているかだとか、そういうふうなところは、パトロールという形ではないですけれどもきちんと、何というんですか、全てをチェックするということはなかなか難しいですけれども、ピックアップして、確認して進めて、次の取組にきちんと生かしてやっていくということで進めております。
  以上です。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 補助金事業自体の金額が毎年大体同じ金額だということで、確認はされているのかと思うんですけれども、それ以上拡充しないというところは、使い勝手とか、そういうのも毎年検討とかはされているんでしょうか。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 毎年補助金が足らなくなるケースというのが、ここ数年ないというのがありまして、そういうところに関しては、前年と同額を予算計上しているのが現状です。
  あとは、いろいろ使い勝手を拡充しなければいけない、太陽光パネルの補助金なんかは、昨年事業者さんに対しても補助金を拡充したりだとか、そういうのは随時町民の声を聞いて、 拡充するところは拡充するようにしております。
  以上です。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 やはりせっかくやっている補助金ですので、多くの方に知っていただくこと、また、より使いやすいような補助事業となるように毎年しっかり検討していただきながら、事業の継続をしていただきたいと思います。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  127ページのごみステーション設置費等補助金のところです、80万円。
  これは新事業のようなんですが、その詳細について伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 この件につきましては、環境担当の畑主査のほうからお答えさせていただきます。
○畑農林環境課主査 ご説明させていただきます。
  今回のこのごみステーションの設置費の補助金についてなんですが、実際には、以前に玉川地区というか、今は東部地区のほう、そちらのほうではあったんですけれども、こちらが一度廃止になりまして、その後、地元の方、地域の方とかから、修繕とかもこれが対応できないかというご要望が出ていたのと、やはり使い勝手を含めて自分たちでも選択肢を増やしてほしいというご要望等もありましたので、それに基づきまして新設いたしました。
  それに基づいて、例えば、今の西部地域のほうですと木製のステーションとかがございます。こちらもかなり年数がたっておりますので、そちらを大事に使い続けたいというご意見もいただいておりまして、それについては、ときがわ産材を活用したものをぜひ使ってもらえればということもありましたので、修繕も含めてこちらのほうを新設したものになっております。
  あとは、補助金の交付等についても、まず、ステーションを設置しようという地域の代表の方ともよくご相談をしまして、それに基づいてこの交付を行うものでございます。
  こちらは限度額が現在10万円を考えて設置という形で動いております。
  それから、先ほどの修繕に関しても、こちらのお話が出ていますので、修繕に要する費用が5万円以下であればその全額と、5万円を超えた場合につきましては、その2分の1を乗じて算出された額を5万円に加算してお出しするものとなっております。
  以上です。
○小宮委員長 山中委員。
○山中委員 確かに私の地域のごみステーションもドアが駄目になるとか、そういうものがあって、そこに出している班でお金を負担して直した事例があるので、ぜひそういうときには活用させていただきます。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  長島委員。
○長島委員 同じく127ページの下段のほうの12と18のところに、「じん芥処理」と書いてあるんですけれども、12番で平仮名で、18番が漢字で「塵芥」と書いてあるんで、何かこれは意味があるんでしょうか。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 お答えさせていただきます。
  今、担当のほうとも確認したんですけれども、特に平仮名と漢字で意味合いはありません。
  以上です。よろしいでしょうか。ご理解いただきたいと思います。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  長島委員。
○長島委員 そうすると、じん芥というのはくみ取り処理のことだと思うんですけれども……
○小宮委員長 違うよ。
○長島委員 違う、そうですか。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の中の29ページの中で、農業振興費の中で農業生産支援事業補助金ですが、この支援の中身、内容について説明をお願いしたいんですが。
○小宮委員長 答弁願います。
  町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 それでは、町田主幹のほうからお答えさせていただきます。
○町田農林環境課主幹 それでは、町田です。お答えします。
  町内の直売所へ出荷販売している農業者、または、所有農地を維持管理している農業者に対して補助金を交付する事業であります。
  例えば、代表されるものは農業の機械です。トラクターだとか、あるいは草刈りのハンマーナイフ、田植え機とか、そういったものを事業費の3分の1以内、限度額を20万円としております。その他では、パイプハウスとか、ビニールハウスとかも同じく3分の1以内、限度額20万円以内であります。主立ったものはそういった補助内容となっております。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 この補助の内容ですが、今説明の中で、私少し心配しているのは、農業、生産関係の人たちの支援というか、国でも補助の支援策がありますが、経営安定対策も含めてあるんですよ。これはもう全部一般財源というか、町のお金で補助をやっているのか。そのほかにも支援的なものが、収入減少影響緩和対策交付金もあります。そういうものが充てられないのかどうか、その点も伺いたいんです。
○小宮委員長 町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 同じく、町田主幹のほうから回答させていただきます。
○町田農林環境課主幹 町田です。
  先ほどの農業生産支援事業の補助については、町の単独費になっております。今、野原委員よりいただいた経営安定所得の関係については、国の補助金によりやっております。経営安定の補助金とこの生産者支援とは、全くもう別のものというふうになっております。メニューとかが違います。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 今の国の支援というものは、やっぱり農業生産者には伝わっているんでしょうか。
  今、私個人的に心配しているのは、食料・農業・農村基本法改定案が閣議決定されて、今国会で提出されているんですよ。その中では、自給率向上の問題を全然うたっていないんですよ。今一番心配しているのは食料自給率。これが重要だと思うんですが、そういうことを踏まえた中で、国の予算がどこへどういうふうに使われるかも含めて、中身をぜひ職員の皆さんで検討しながら、うまい補助を引き出すように努力していただきたいんですが、その点 を伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 同じく、町田主幹のほうからお答えさせていただきます。
○町田農林環境課主幹 町田です。
  そういったことも踏まえて、前向きに進めていきたいと思います。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  杉田委員。
○杉田委員 先ほどちょっと勘違いしていたので、もう1問。
  概要の28ページです。ごみ減量化モデル事業の今期の予定をお願いいたします。
○小宮委員長 答弁願います。
  町田農林環境課長。
○町田農林環境課長 ごみ減量化モデル事業につきましても、畑主査のほうからお答えさせていただきます。
○畑農林環境課主査 では、ご説明させていただきます。
  ごみ減量化のモデル事業につきましては、令和元年度からこちらを始めておりまして、今回で5年目、今現在5年目ということで、こちらを行っていただいております。
  6年度もこちらのほうで地区の方にご協力をいただきまして、6年度につきましては、東部地区の五明3区で、西部地区につきましては、こちらが桃木地区のほうでご協力いただけるということで、こちら決定しております。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 これをもちまして、農林環境課に関する質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。再開を40分といたします。
                                (午前10時26分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 休憩前に引き会議を開きます。
                                (午前10時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 商工観光課に関する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  主要な事業の31ページと予算書の149ページ、上段、修繕料、それを一緒に、同じところです。
  主要な事業の31ページのほうは、椚平地内巨木姥樫遊歩道修繕工事333万円と大附休憩所塗装工事150万円、483万円となります。ですが、149ページの上段の修繕料は503万円になっております。主要な事業のところで、例えば、予算書と照らし合わせるときにどうして金額の相違があるのか。確かめるのに確かめづらいんですが、もし分かるのでしたら、その503万円に含まれるものが何なのかお願いします。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 申し訳ございません。商工観光課のほうからお答えさせていただきます。
  こちらは、予算書149ページの事業費の修繕料503万円でございます。こちらにつきましては、主要な事業に記載させていただいております、3の観光振興課一般管理事務の「新」と書いてあります椚平地内巨木姥樫遊歩道修繕工事333万円、それから、「新」とあります大附休憩所塗装工事150万円でございます。こちらの2件と合わせまして、修繕料でございますので、観光施設全体としまして20万円の修繕料を見込ませていただいているところでございますので、主要な事業につきましては記載ができない状況でございました。
  以上でございます。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  149ページ、今、山中委員も指摘しましたけれども、姥樫の工事、悪いと言うんじゃなくて、私は、町長もこの間からきちっと言っている、景観工事として愛宕山とか、それから、今回特に指摘させていただきたいのは、昨年、生涯学習でハイキングコースを月次で提案して、こういうコース、ああいうコースというのをやって、大変評判がよかったです。住民の方からいただきました。ただし、登ってみると、眺望が全くできないんだよという話がたくさん聞きました。
  それで、今年何か所かというか、愛宕山はやりますというのは伺いました。例えば次ですよ。弓立山の工事を昨年やりました。弓立山は男鹿岩からあります。女鹿岩のほうに向いていて全く見えない。逆に女鹿岩のほうからも見えない。それから、あのハイキングコースでは景観の点ではいっぱい提案しているんですよ。小倉もそう、雷電山もそう、それから、違うところもそう、何でそこを一体として整備の計画ができないのかと、そこなんですよ。姥樫が悪いと言っているんじゃありませんからね。私も姥樫は行って、課長、これは姥樫と女鹿岩はかなりこだわって、別件では、今日は触れませんけれども、事業としてそういう統一性や、せっかく他の課から提案していただいたものを、それを何でうまく連携を取って予算を組まないのかと、そこです。課長、ぜひお願いします。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 ご質問にお答えさせていただきます。
  ハイキングコースにつきましては、私も幾つかのコースを歩いておりますが、確かにおっしゃるとおり、景観、眺望が十分ではないところが多々ございます。そういったことで、私どもも順次そちらのほうの景観整備を進めてまいりたいと思います。
  6年度につきましては、愛宕山遊歩道の景観整備を継続するとともに、こちら、予算書149ページの工事請負費の一番下にございます、ハイキングコース景観整備工事75万円、こちらにつきましては、先ほどお話がございました、三波渓谷の駐車場から弓立山山頂に登るコースの途中に景観スポットを設けまして、ただ、女鹿岩が直接見えるという状況にはなかなか難しい状況がございますが、そちらのほうの展望が取れるようにということで、伐採等を予定しております。順次ほかのハイキングコースにつきましても進めてまいります。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 課長、やるときは、事業を一体的にやるというのが非常に効果的なお金の使い方だと思うんです。しつこいようですが、例えば愛宕山の整備をしました。何年か置くと草が伸びちゃうんですよ。私も何回か歩きまして、きれいになったときは非常に通路がいい。せっかく登って眺望がというのは、もう前から話が出ているのに、何でこうなのかなと思うんですよ。町長はもう何回も登っているから、知っているはずなんです。町長、今日はその点は聞きませんから、いっぱい聞いていますから。残念なんですよ。順番でいいからやる。スピード感どころの話じゃないですよ、あれは。何年前にやったんですか。そういう事業をきちんと組み合わせてやると。あと、生涯学習だっていいパンフレットですよ。時間とトイレ とコースもあります。そこに観光のほうをちゃんと組み合わせてやると。これがいつも言っているお金の使い方の有効な使い方だと思うんですよ。だから、私、姥樫が悪いと言っているんじゃないですから。そうじゃなく、それが300万円もあるんだったら、集中的に景観のものに使うと。逆に言うと、姥樫はちょっと待ってねというふうにやるとか、そういうことだと思うんですよ。
  課長、だから、まだ使っちゃったお金じゃないんですから、景観やその問題について、今年はしっかりハイキングコースと事業を一体的にすると、そういうことだと思うんですけれども、その点だけ伺います。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 田中委員おっしゃるとおり、低山ハイクのコースにつきましては、集中的に準備をしていきたいと思っておりますが、今回の姥樫の遊歩道につきましては、一部土が崩れている状況がございまして、ですので、安全を確保するためには最優先でやっていかなければならないと考えておりますので、今回はこちらのほうの予算を計上させていただきました。
  それ以外のハイキングコースの景観整備につきましては、順次進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○小宮委員長 渡邉町長。
○渡邉町長 私も町長になった頃から、ときがわの観光は、尾根伝いの尾根の眺望、これが大事だよと話をしております。それが進まない原因は何か。それは、ほとんどが行政サイドで、地域の地権者にお願いしてというような状況を取っております。私、前々から違う方向で考えておるんですが、観光客もハイカーもやっぱり味方につけるような観光でなきゃ駄目だと、こう思っておるんですよ。だから、弓立山をやるときには山開き、山を閉めるときは、山を閉めるということで、観光客にもお願いしてハイキングコースの整備、それとか、眺望のこともやっぱり考えれば、もう少し職員もしっかりとやるんじゃないかなと思いまして、今年度から少しずつ始めたいと思っておりますので、田中委員もよろしくお願いいたします。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
○田中委員 結構です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  小島委員。
○小島委員 議席番号5番、小島です。
  予算概要の31ページ、3目観光費の中のまちづくり活動支援事業について伺います。
  今回、まちづくり活動支援事業の補助金が前年よりも倍になっております。その理由を伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 お答えさせていただきます。
  まちづくり活動支援事業、これまで年間50万円の予算で組んでおりました。1団体10万円を上限として想定させていただいておりますが、令和5年度につきましては、8団体の要望がございまして、それを実際に割る形になってしまいましたが、ときがわ町といたしましても、こういった住民の取組についてしっかり支援して、まちづくりを住民と共に進めてまいりたいと思いますので、そちらのほうを増額いたしまして、さらに促していきたいと考えております。
  以上でございます。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 すばらしい事業だと思っておりますので、ぜひ予算を大きくして、どんどん増やしていただきたいと思います。また、周知のほうもしっかり、よろしくお願いいたします。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。1問お願いします。
  1項2目、ページで言うと147ページです。商工観光補助事業の中の補助金902万、これは昨年と同額なんですけれども、評価と成果でこれは決めたわけですか。どうしてこれになったか。同額である程度ずっときているんですよ。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 それでは、お答えさせていただきたいと存じます。
  商工会の補助金内容につきましては、今回、事務局と複数回、また商工会長も交えた話合いもさせていただきました。また、その前段階で商工会役員と町長、副町長との意見交換なども行わせていただいております。
  こちらの金額につきましては、監査委員のほうからも、近隣町村に比べて比較的大きな額 であるというようなお話もいただいております。そういったところで確認をしておるんですけれども、確かに人口規模としては額がかなり大きいほうであるかとは思います。
  ですが、近隣の商工会の会員数を含めまして比較をいたしますと、また多少見方が違ってまいります。比企郡市の9市町村を比べますと、組織率なんですけれども、平均で72.2%の組織率でございました。ときがわ町につきましては91.7%と、9市町村の中で一番高い組織率となっておりました。
  商工会のほうと内容につきましてもヒアリング等をさせていただいておりますが、他市町と比べましてかなり丁寧に対応していただいております。例えばですけれども、創業のご相談があれば、相手の方の時間帯に合わせてという形で丁寧な対応をしていただいておりまして、そういったところで高い組織率が維持されているんだと考えております。
  人口でなく、会員数で比較しますと、近隣の中で補助金が特に高いという状況ではないと思っておりますが、ただ、ご心配のあるとおり、財政の状況も厳しい状況であるというお話もいただいております中で、この同額の金額につきましては、今後は難しいとは考えておりますが、商工会のほうの高齢者の関係で、事業継承が大変難しい状況にもございますので、こちらの見直しにつきましては、段階を踏んで進めてまいりたいと考えております。
  精査につきましては、これは経営改善指導費、それから管理費として事務費の修繕費等、それから地域総合振興事業としまして、イベントや各部会への助成という形で支出をされております。今回は人件費といたしまして、事務職員1人分の人件費、それから管理費といたしまして、具体的には建物維持管理や事務所の維持に関する維持費、いわゆる町費ということになるんですけれども、全体の2分の1、それから、地域総合振興事業としまして町全体の商工振興、町民生活に寄与する事業に対する費用としまして区分させていただいております。この地域振興総合事業の中で、物価高騰対策としまして、商工会挙げてのセールイベントですとか、活性化の取組としまして、婚活パーティーの復活、また、町の月イチ食堂の取組と共同していただきまして、商業部による高齢者向けメニューやサービスの提供の取組、また、商工業担い手育成ということで、特に女性創業者を増やす取組を実施していただくということで、同額の補助金額を設定させていただいております。
  金額の減額につきましては、段階的に見直していきたいということで話をしております。また、商工会に対しましても、その旨をお話ししておるところでございます。
  以上です。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 長々と説明ありがとうございます。
  私、商工会が悪い、お金を出すんじゃない、そういうことじゃないです。地域の商人が活性化すれば当然地域は盛り上がるんで、これはいいことなんですけれども、金額が同額でずっときているということは、全然評価も成果もしていないんじゃないかと、おかしいんじゃないかということで質問したんですけれども、例えば、商工会の前の花壇なんかは草ぼうぼうだったんですよ。そういうのも地域の人が見ていて、やらないのかと言って、やっとやったような状況なんですけれども、そういうのはどうなんですか。ですから、商工会に対しては、悪いことじゃないんですよ、お金を出してもらって盛り上げるのはいいことなんですけれども、そういうのを、見て分かるようなことをやってもらえないですか。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 お答えさせていただきます。
  商工会の玄関脇の花壇等、確かにあまりいい状況ではないことは私も確認はしております。
  ただ、そちらのほうも含めまして、町長、副町長も交えて商工会役員さんともお話ししていく中で、商工会につきましても、よく聞いてみますと、一生懸命いろんなイベント等をやっていただいてはおるんですけれども、しっかりと町民の方に分かっていただけるような形が取れていないということは確かにあるかと思います。そちらのほうもしっかり町民の方に見える形で、分かる形で、また、町民の方にしっかり寄与する形で事業を進めていただくようにということで、何度か話合いをさせていただく中で、先ほど、地域振興事業の中で申し上げました具体的な事業を展開していただくということでお話をしているところでございます。それですので、金額につきましては、結果として同額になっておりますが、精査させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小宮委員長 4番、神山委員。
○神山委員 4番、神山です。
  私も畑委員と同様で、少し商工会のことで気になることがありまして、最近特にちょっと元気がないんじゃないのかな。今年度を見ましても、体育祭、また、もみじ太鼓まつりなんかも、本来もうちょっと飲食店が出てもよかったかなというところで、出ていないという部分を見たりとか、先ほど畑委員も言いましたけれども、そういうところを見ていると、元気がないのかなというところで、ぜひとも表に出るようなイベントに力を入れていくのか、これから。それとも、内向きの助成の支援とか、そういうものに力を入れていくのかも分からないんですけれども、先ほど町長等ともヒアリングした、意見交換したというのがあれば、 ぜひとももう少し元気よく活動していってもらいたいなという思いがあるんですが、いかがでしょうか。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 お答えさせていただきます。
  委員ご指摘のとおり、そういった状況は見られまして、町長も役員さんとの意見交換の中で、大変その辺につきましてはご発言をいただきまして、指摘していただいております。
  先ほど申し上げました各種事業、それが内向きという話もありましたが、創業者支援につきましても、こちらについては、私としては内向きな事業ではなくて、商工会の活性化のために大変重要な事業だと思っておりますが、そういったものをしっかりと町民の方に発信してくださいということをお願いしております。6年度につきましては、そういった発信をしていただけると信じております。
  以上です。
○小宮委員長 小峯副町長。
○小峯副町長 私のほうからも答弁させていただきますが、商工会とは、町長、私含めて幹部の方と話合いを今回しました。話合いについては定期的に持って、コミュニケーションを図っていきたいなというふうに思っております。その中では、やはり全体で幾ら補助金をあげるということじゃなくて、どういう事業をやるからこれだけ欲しい、そういった中で表していただく。それによって、それができているか、できていないかというところの評価もする中で、補助金については定めていきたいというふうに考えております。十分に商工会に対しては、神山委員も言われるように期待しておりまして、元気を出してやっていただきたいというふうに考えておりますので、支援もしながら、こちらのほうも頑張ってほしいということで、協議のほうもしてまいりたいというふうに考えております。
  よろしくお願いします。
○小宮委員長 神山委員。
○神山委員 やっぱり組織は別なんですよね。執行部とは別、町とは別ですけれども、町が右手だったら、商工会は多分左手ぐらいの位置で、両手を携えていかないと発展していかないのかなと、そう思っております。
  先ほどちょっと荻久保課長に間違った意見というか、企業支援とか、そういう表に出さないようなところに力を入れていくことを内向きと言ってしまったんですけれども、マイナスな言い方じゃなくて、そっちに力を入れていくのかなというところで、私も内向きという発 言だったんですけれども、ぜひとも元気よくやっていただきたいと思いますし、先ほど畑委員も言っていましたけれども、補助金が適正かどうかというのもあると思うんですよ。ですので、やっぱりもう一度渡邉町長からその辺について、令和6年度しっかりいけるのかどうかお聞きしたいんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮委員長 渡邉町長。
○渡邉町長 私、旧都幾川村のときに商業部長をしていたんですが、55軒あったんです。もう高齢化しちゃって、旧都幾川のお店がなくなっちゃうと。そのときに商業部長として考えたのは、皆さん、申し訳ないけれどももう一回だけ営業許可を取ってくださいと。何とかこの高齢化した商店街を維持しようと考えたんです。それからもう30年ぐらいたって、今、既存の個人商店を見ると、もう完全に高齢化なんです、次がいない。だけれども、組織率が高い。例えば、女性部なんかを見ても、この間傍聴に来ていただいた10人以上の方が傍聴に来てくれるわけですよ。そういうふうに町に対してもすごく関心を持っている。組織率が高いということはすごく認めなければいけない。
  ただ、神山委員が言うように、もう少し表向きのアピールをしてもらわないと、やっぱり元気な町に住みたいという意識がありますので、そういうことはこれからまた、私は商業部出身なので、商業部長にも言い、また会長にも言って、もう少し対外的にもアピールできるような事業を進めてくれということをもっともっと強くアピールしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の中の32ページですが、観光推進型隊員運営事業ですが、500万ばかり増額している予算です。この事業の目的の説明をお願いしたいんですが、よろしくお願いします。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 こちらにつきましては、町内の各町有施設、観光施設のほうが大分営業のほうが振るっておりません。そういったところをしっかりとてこ入れしていく。また、観光振興事業全体につきましても、さらにいろんなソフト事業のほうを展開していきたいということで増員を図っております。
  細部につきましては、伊得主幹のほうからご説明させていただきます。
○伊得商工観光課主幹 商工観光課の伊得です。ただいまの質問についてお答えいたします。
  地域おこし協力隊につきましては、昨年5月に観光推進型隊員として既に着任した隊員1名が活動中であります。この隊員1名に加えまして、ただいま課長のほうからも話がありました来年度2名の増員につきましては、公設民営型の町有観光施設における被雇用者の減少等に対応しまして、既存の従業員の高齢化が顕著になっていることから、提供サービスの品目であるとか、営業日数が減ってしまうような現状に対しまして、これをさらに悪循環を生じさせないように、若い世代の担い手として、施設を洗練されたものへと再び磨き直すような取組として、地域おこし協力隊の力を借りたいというふうに考えておるところであります。
  以上でございます。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 協力隊に丸投げというような考えじゃないでしょうね。これだけの事業の中で予算を組んでいるわけですよ。ちゃんとした検証をしないと予算が無駄になると思うんですよ。その点、いかがでしょうか。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 お答えさせていただきます。
  協力隊員に丸投げということは全くございません。今回、2月に着任いたしました起業人もございます。そちらのほうで全体のコーディネートの計画も調査・立案をさせていただきまして、また商工観光課、そして、観光協会とその内容についてしっかりもんでいって、その実行部隊という形で協力隊員に入っていただくと考えておりますので、常に連携して実施していきたいと考えております。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 単年度予算の中で必ず検証していただきたいと思います。それで生かすんだったら、次に生かせる。もし駄目だったら、駄目な問題も含めて、その検証をできますか、伺います。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 そうした数字の検証につきましては、常時やっていきたいと考えております。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  前田委員。
○前田委員 8番、前田です。
  予算書の31ページの観光協会通年分補助金ということで599万8,000円を予算立てていますけれども、いずれにしても観光協会のことなんですけれども、観光協会から資金が足りないとか、そういう要望というのは、事務局長だとか役員から来ているのかということと、三波渓谷の駐車料金、あれが去年度は四百六、七十万かな、あったと思うんですけれども、その内訳をちょっとお聞きしたいんですけれども。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 観光協会の補助金につきましては、観光協会と打合せをしながら定めた金額でございます。
  三波渓谷の駐車場の収入の関係でございます。
          (「内訳ね」と呼ぶ者あり)
○荻久保商工観光課長 ええ、ちょっとお待ちください。
  すみません。三波渓谷の収入の内訳でございますが、総額ですと、たしか令和4年度で650万程度だったかと思いますが、その細かい内訳については、ちょっと本日用意をしておりませんので、ご容赦いただければと思います。
○小宮委員長 前田委員。
○前田委員 三波渓谷はいろんな点で、区長要望だ、渋滞だのことから、あそこのところを駐車場にするにも反対だ、意見があって、町のほうも十何年間、ある地主に払っていたんですけれども、それをやって、このお金が思いのほかこんなに入ったということで、観光協会にも入っているんでしょうけれども、それから地域おこしだとか、地域活性化とか、いろんな点で観光協会が町の中心となっていってもらいたいんですけれども、トータル的なことなんですけれども、ときがわ町がこれから観光を一生懸命やっていくということなんですけれども、こっちも観光審議会に出ていて、5年前の観光審議会でも出たんだけれども、町の観光というと、観光協会が中心なんだか、役場が中心なんだか、商工会一部中心ということなんですけれども、どこが拠点なんだと。それから、観光に行くんだったらば、土日に電話したとしたら、役場に電話すると警備員のおじさんが出るけれども、観光でやるんだとしたら観光協会、あれは365日でなかなか土日休みということはないでしょうけれども、全て観光のほうは観光協会が中心でやっていくと。それで、やっぱり一般社団法人になったわけですよ ね。なったんで、やっぱり観光協会からそういう、何というんですか、何人かと話すと、いろんな事業を具体的に計画していると。でも、お金がないと。お金は商工会においても、観光協会にあればそれはいいんですけれども、そういう要望が役員の人から、こういうことをやりたいんでもっと増やしてくれと。さっき町長や副町長と話をしたということなんですけれども、ただ、向こうとすると、町長や副町長にお金増やしてよと多分言えない、ぶっちゃけた話、懇親会でもして、アルコールでも入れば言ってくるかもしれないけれども、一般的には言ってこないでしょう、なかなか。出たことないから分からないんですけれども、だから、ちょっと話があれしましたけれども、町においてやっぱり、町は、観光においては手綱を握った司令塔と。観光協会にある程度自由にやらせると。社会福祉協議会においても、社会福祉協議会はやっぱり司令塔でいいと。町はやっぱり手綱を握っていて、ある程度好きにやらせると。だから、観光において、町がやっているんだか、観光協会がやっているんだかだと、やっぱりあれなんで、土日の電話でもどこか観光のところにかければ、観光の人が、あそこのホテルが空いていますよとか、いいところありますよと言うような、拠点をつくってもらいたいんですよ。だから、審議会においても、どこが中心なのかと。観光審議会の総合計画のあれにおいても、2つがなっているんだけれども、話が飛んだんですけれども、いろんな点で、観光協会が社団法人になって、多分資金のほうが、いろんなことをやりたいと出てくると思うので、そういう要望が出たとしたら、町のほうでも補正か何かを組んで、いろんな点で計画がしっかりしていれば、議会のほうも反対しないと思うんですけれども、ある程度自由……何といったらいいんだろう、そういう規制的なんじゃなくて、自由にやらせたほうがいいんじゃないかということで、観光協会の何人かの人と話してなんですけれども、それをお願いしたいと思います。町長、どうですか。
○小宮委員長 渡邉町長。
○渡邉町長 私も誤解することがあるんですけれども、観光協会が一般社団法人になったから、一人前になったと思うんですけれども、実は企業もそうなんですけれども、株式会社になったからすぐに大企業になるわけではない。中身をひっくり返すと、家族経営でも株式会社という会社が多いんですよ。だから、観光協会はまだまだよちよち歩きで、人づくり、組織づくりがまだまだ脆弱なところが多いんです。だから、もう少ししっかりと育てていかなければならないという段階でございますので、行政と観光協会、それから各施設もあり、商工会もあって、やっぱり組織づくりをしっかりしていかないといけないなと感じているところでございます。
  以上です。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 町長からも基本的なお考えをいただきましたが、私としましても、商工観光課と観光協会の立ち位置について、私も就任しまして、少し把握し切れない状況もございました。改めて整理させていただきまして、町商工観光課につきましては、あくまでもハード整備ですとか基本方針、そういったものを軸に進めていく。そして、ソフト事業につきまして、観光協会が起業人ですとか協力隊員と連携しまして進めていくというような、整理をしながら進めてまいりたいと思います。一気にがさっと変えるわけにはいかないんですけれども、そういった方向性を見まして進めてまいりたいと考えております。
  それから、観光協会の補助金のことにつきましても、やはり一般社団法人になったとはいえ、すぐに稼げるという状況ではございません。また、観光協会が自分たちの資金を稼ぐことに集中してしまいますと、町全体の観光振興に寄与する部分が薄くなってしまう可能性もございますので、基本的な部分はしっかりと町が補助をして、助成をして、プラスアルファの部分を一般社団法人として収益を上げながら実施していただくということでお話をしているところでございます。
  以上です。
○小宮委員長 前田委員。
○前田委員 そうですね。課長の言うことと町長の言うことを理解しましたけれども、課長、やっぱり商売はもうけなきゃ駄目です。観光審議会でもうけるという言葉を使ったら、それは前田議員、やめてくれと言われたんだけれども、だって、もうからない仕事をやるわけないじゃないですか。ボランティアは、皆さんそれは公務員だからやるかもしれないけれども、やっぱり観光協会の構成を見ても、やっぱり掛け持ちじゃないですか。食べていけないから掛け持ちですよね。役場だってそうでしょう。正職員と会計年度、やっぱり会計年度の人は旦那の関係、いろんな関係があったりするかもしれないけれども、独立しなければ駄目で、やっぱり金は……失礼、金というか、売上げは上げていただいて、利益はもらわないと駄目です。
  それと、野原さんも言ったように、地域おこし協力隊推進事業だ、地域活性化起業人推進事業ということで、観光協会が一般社団法人になったからといって、独立できないような越生を見ても、なかなか難しいけれども、ただ、こんな観光のことでもう何十年もどこの自治体もやっているわけなんですけれども、同じことをやっていたら、多分同じでいくと思うん ですよ。せっかく観光のほうでプロの渡邉社長が渡邉町長になったんで、いろんな点で、ときがわ町の観光をやるんなら、本当にやっていってもらいたいと。それで、一般社団法人にもっていったんだからある程度権限を与えて、するんだったらやっぱりお金がなくちゃ駄目だし、そういう点でしているんですけれども、三波渓谷のお金も売上げが入って、シルバー人材頼んだり、いろんな点があるのかもしれないけれども、売上げがあれだけ、600と言いましたよね、そんなに上がるとは私も思わなかったわけですよ。皆さんも多分思わないと思うんですよ。だから、10年間、賃貸料約80万、ある地主に払っていたと。それをいろんな区長要望が出てきて、10年間といったら約800万から900万払っていたわけでしょう。それが三波渓谷を造ったら、高いだ、安いだと言う人もいるけれども、入っているじゃないですか、実際に。だったら、そういうところというのは多分灯台下暗しで、分からないところがあると思うんで、観光協会にある程度自由を持たせて、それは手綱は締めなくちゃいけないけれども、そういうことで今要望したんですけれども、そんな点でぜひ町のほうのリーダーシップを発揮していってもらいたいと思いますので、以上です。
○小宮委員長 山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  152ページの中段下、地域活性化起業人推進事業663万円、これに関してお伺いします。
  これは新事業ですね。先ほど、地域おこし協力隊と合わせてというようなお話がありましたが、この詳細について伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 山中委員ご質問の件につきましては、伊得主幹からご説明させていただきます。
○伊得商工観光課主幹 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  商工観光課では、先月着任しました地域活性化起業人1名が現在活動中であります。
  この地域活性化起業人の制度でございますが、三大都市圏に所在します民間企業等の社員の方、この社員の方を一定期間町のほうに受入れをしまして、地域活性化を図っていこうという制度でございます。総務省が設けた制度でございますけれども、企業と町の締結する協定に基づいて派遣された起業人、この起業人の受入れに要する経費が特別交付税措置されるものでございます。
  措置される経費の内容としては、起業人の受入れに要する経費として1人当たり年間560 万円、こちらは10割の措置率となっております。また、起業人が提案した事業に要する経費として年間100万円、こちらは5割の措置率というふうになっておりますが、こうした事業を活用しながら、ときがわ町においては、町有観光施設について、民間企業の視点や経営感覚などを生かしつつ、経営の適正化が図れるような取組をしてまいりたいというふうに考えておるところです。
  以上でございます。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  田中委員。
○田中委員 田中です。6番です。
  主な事業の32ページ、ふるさと納税について伺います。
  昨年度から、政策財政課のほうから、商品というのか、あれについては商工観光課のほうに移ったということだと思います。それで、今期250万が新規事業でということなんですけれども、具体的な中身はどういう内容でしょうか。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 ご質問にお答えさせていただきます。
  こちらの金額の中身でございますが、返礼品の費用、寄附額の3割以下でございますけれども返礼品の費用と、あと送料、そういったものになっております。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 課長、認識として違うのは、返礼品は今までだってやっていたわけですよね、当然。3割というのはもちろん、それで、手数料を含めて全部で5割以内ですね。だから、何が新規なのかなと思っているんです。
  もう一回聞きますと、私はそういうことじゃなくて、いかにときがわ町にふるさと納税をしていただくための事業、要するにアピールをしたり、工夫をしたり、開発をしたり、私も聞きましたよね。全国で下から数えて何番目というのはどうなんですかという話をしました。だから、そのことを、2倍、3倍じゃなくて、町長は10倍だと言っていましたけれども、ある意味で10倍じゃ低いくらいですよ。200万台だっていう、年間ですからね、1件じゃないですからね。だから、そういうところにお金を使うんじゃないんですか、これは。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 お答えさせていただきます。
  こちらは新規ということで事業表示させていただいておりますのは、これまで政策財政課のほうで予算組みをしていたものが、商工観光課に移ったということでの「新」という表記でございます。内容につきましては、変更はございません。
  ただ、こちら、今返礼品につきましては10倍を目指してということで、担当者を含めまして一生懸命、商品の開発、掘り起こしをしております。実際にかなりの数が増えております。寄附額につきましても3割弱というところでございますが、増えております。
  そういったことで、商品数、参加事業者数のほうは大変増えてきておりますが、今後、そうやって増えたものを納税される方にどうアピールしていくか、そこが重要になってくるかと思います。そういったマーケティングにつきまして、今年度研究をして進めていきたいと思っております。ただ、予算化については特に表記はございませんが、予算計上しなくてもできる部分はあるとは思っております。こちら、今回、起業人のほうも、そういった経営診断みたいなこともすごくできる方がいらっしゃいますので、そういったプロの方の目線で相談させていただきまして、今後のマーケティング研究を進めて、展開してまいりたいと考えております。ですから、開発だけじゃなくて、そういったマーケティング、セールスの仕方を今年度研究してまいりたいということで考えております。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 課長、今からでは、逆に言うと遅いんですよ。とにかく危機意識がないと、私はもう前から言っていますけれども、大体ときがわ町は予算もあるんだから、そのことをもう少しアピールをきちっとすると。そういうところが足らないんですよ、はっきり言って。だから、そこだと思います。だから、そこのところをしっかり皆さんが、どうやったらというのをアンテナをしっかり上げて、ほかの自治体のね、私何回も言っていますけれども、厳しい自治体はいっぱいあるんですよ。そういう中だからこそ工夫しているんですよ。ときがわ町はいいところがいっぱいあります。逆にそのことが何でできないのかというのが、大きな声で言わせていただければ、町長は10倍だと言った。10倍でも2,000万、3,000万の世界なんですよ。やっぱり桁をもう1個上げるくらいの、町長、勢いじゃないと、それを還元する、どういうふうに使い方をやろうということにつながらないと、小さいと思いますよ。昔の話をしてはいけませんけれども、町長が全国一を目指すぐらいの、それはちょっと難しいと私は思いますけれども、少なくとも、と思います。だから、課長、このお金の使い方が私は悪いと言っているんじゃないんですよ。せっかくもらった250万をそういうのに使うかと思っ たんですよ。返礼品を返すのは当たり前ですから、逆に言えば。当たり前というか、やんなきゃいけない費用ですから。そういうことですので、課長、もう一回お願いしますよ。本気でやっていただきたい。
○小宮委員長 小峯副町長。
○小峯副町長 それでは、私のほうからもちょっとご答弁させていただきますが、ふるさと納税に関わる返礼品のところについて、商工観光のほうに機構改革に併せて分割して、ふるさと納税の事務は政策財政課、返礼品については商工観光という形にした理由については、もちろん町長が言うように10倍にふるさと納税を増やしていくというところは、第一義的には目的になるんですけれども、それに伴って返礼品を開発していくというところが、地域の商業や何かの振興につながっていくというところが、ふるさと納税のいいところでもあると思うんです。そういったところを、商工観光がそういった担当ですので、そこでしっかりとやっていってもらいたいという期待感があって、今やっているという話なんですが、そういう中で今後も進めてまいりたいというふうに考えておりますので、外へ発信することももちろん大事なんですが、中で返礼品を開発することによって、皆さんが活性化していくというところも考えておりますので、その辺もご理解いただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。1問お願いします。
  予算書ほうで152ページ、153ページです。よろしいですか。
  花菖蒲まつり支援事業、非常に私も花菖蒲が好きで、きれいで、近くだから行くんです。地域の方も行っているんですけれども、何か減額されて、2万6,000円減額。今一生懸命やっているのが、地域のボランティアさんも含めてこの補助金をもらいながらやっているんですけれども、もう高齢化で維持するのも大変だということを聞いているんですけれども、今年はどうにかできるんですが、今年以降、来年とかも含めて、これからの課題と評価等をどうするかちょっとお尋ねするんですけれども、お願いします。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 お答えさせていただきます。
  花菖蒲園の今後につきましてですが、今度、全員協議会のほうでご説明を改めてさせていただく予定でございましたが、ちょっと今お話をさせていただこうかと……
○畑委員 じゃ、短めに、簡潔に。
○荻久保商工観光課長 長くなってしまいます。
○畑委員 簡潔に、何しろ減額されている件と。
○荻久保商工観光課長 まず、減額についてご説明させていただきます。
  減額につきましては、肥料のものでございます。肥料を今年買いまして、多少余りもあるということで、そちらのほう、すぐすぐには必要ない部分もありますので、そういったものを含めまして来年度分の必要な肥料分、土ですとか、そういったものを精査しまして、実際2万2,000円の減になったというところで、物理的なものでございます。
○畑委員 今後については長くなっちゃう。短めに要点だけぱっと言えないですか。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 それでは、答弁をさせていただきますが、花菖蒲園育てる会の皆様が高齢化されているということでございます。確かにそういったことで、育てる会の方からも高齢化についてご相談を受けております。そういったことで、今後の展開につきましてはまた検討させていただいて、育てる会と話し合って進めていこうという結論になっております。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 大変かと思うんですけれども、地域の人も地域外の人もそうなんですけれども、あそこは唯一きれいな花が咲くということで注目されていますので、ぜひ継続して、大きく花咲くようにしていただければいいかと思います。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の32ページで、先ほど、山中委員が地域活性化起業人推進事業について質問されておりますが、担当課の説明の中では、予算の補助金の枠も含めて説明されましたが、目的と計画は必ずあるわけなんですよ。もう少し詳しく内容説明していただければありがたいですが。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 ただいまのご質問につきましては、伊得主幹から答弁させていただきます。
○伊得商工観光課主幹 では、ただいまの質問について答弁させていただきます。
  先ほども少し触れたんですけれども、これまで町では、観光振興を目的とする町有施設を10施設、整備・運営してまいりました。ただ、人口減少であるとか高齢化、また就業構造が変化しまして人材不足などの影響によって、現在施設の運営維持が困難となりつつある現状があります。こうしたところを鑑みまして、民間企業等の視点であるとか経営感覚、ノウハウや知見などを生かしながら、これまで培った地域独自の魅力であるとか価値の向上、これにつながる業務に起業人に従事していただきながら、各施設で適正な運営が図られることを目的としながら進めていきたいというふうに考えておるところであります。
  よろしくお願いいたします。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 各施設というのは、どこを指しているんですか。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 では、伊得主幹のほうから答弁させていただきます。
○伊得商工観光課主幹 ただいま申し上げました各施設の具体的な例でございますけれども、これは町有観光施設10か所を指しているものでございますが、特に我々が考えているところについては、近年入り込み客数が減少している飲食系の町有施設の経営改善等に、まずは力を貸していただきたいなというふうに考えておるところでございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 単年度予算の中で必ず報告をお願いします。
  それと同時に、この起業人については本庁舎の脇にあります。そこでもそういう事業というか、展開していますよね。起業、同じ名前でね。その中では、政策財政課の課長は、今度変えて、その事業を見直すという方向性を示しております。これは単独で商工観光課でやるんじゃなくて、全体としてもう少し広げることも必要ではないかなと思うんですが、その点いかがでしょうか。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 では、伊得主幹のほうからご答弁させていただきます。
○伊得商工観光課主幹 では、ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  着任いたしました起業人については、これまで大手広告代理店に長らく勤務された経験を持ちまして、現在はご自分で合同会社を経営しておられます。海外勤務の経験も長い方で、 また、中小企業診断士の資格も有している。そうした専門性を持たれている方で、この起業人については、我々公務員が持ち合わせていない専門的な経営分析の手法であるとか、マーケティングの知識などを駆使していただきながら、まずは、町有施設の経営改善に取りかかっていただきたいというふうに考えておるところでございます。
  また、起業人施設については、あくまでも町内の起業を支援する施設という位置づけになっておろうかと思いますので、現在のところ、そちらとの関連性はないというのが現状でございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  田中委員。
○田中委員 主要な成果の32ページです。
  トイレの話なんです。私も今探したんですけれども、予算書でいくと150から152にかけて、しつこいようなんですけれども、計画的に、くみ取りだとか、改善しなきゃいけないトイレというのはあると思うんです。今期の予算でいくと多分ゼロだと思うんです、新規というか、改修というのが。維持だとか、清掃だとか、くみ取りだとかというのは予算に見えます。ということは、今年はやらないということですか。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 お答えさせていただきます。
  新設の大規模改修の予算につきましては、今年度は予定しておりません。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 課長、計画的に進めるというのは、大きな予算を組むということではなくて、毎年毎年、課題になっているのを少しずつ進めることだというふうに私は認識しております。今年はやらない、ゼロですね、改修だとか、そういう予算については。それはどういうことなんでしょうか。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 答弁させていただきます。
  計画的に進めるというところでございますが、当然今年につきましては、新規の設置の予算、大規模な改修の予算はついておりませんが、残ったくみ取りのトイレ等につきまして、 今後の対応策につきまして今年検討をしていく、結論を出していくという形でございますので、進んでいると解釈いただければと思います。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 2回目なんですけれども、やっぱり課長、ゼロというんじゃなくて、ときがわ町はかなりたくさんの課題を抱えたトイレがあると思うんです。何十年もたっているんだと思うんですよ、実際、くみ取りという点で見れば。だから、そこを今年度はほうっておく。見方によれば、ほうっておくというふうにとれるんです。だから、やっぱりそれは違うと思うんですよ。維持管理のための費用というのは、これは当たり前過ぎるくらいですよ。ほうっておくわけにはいかないんですから、管理は当たり前にやらなければいけない。計画をするというのは、もっと前の段階じゃないかと思うんですよ。だから、今年はきちんと年次に取ってやると。それで、例えば3年計画で解消するとか、そういうのがないから、先送り先送りというふうに見えるんです。これは町長がいつも言っている、お招きをしたり何かという、そういう大きな流れや総合振興計画の中でも矛盾はないと思いますよ。そういう意味で、予算のつくり方として不足しているんじゃないかと思うんですよ。考え方としてです。ということで、最後に伺います。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 答弁させていただきます。
  こちらの件につきましては、具体的に対策のほうの検討を進めさせていただきます。
  よろしくお願いいたします。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  7番、山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  以前、小島委員からも出たところで、まちづくり活動支援事業補助金、これは団体の数が増えたということで、金額が約2倍に上がっているということで伺いました。その団体の継続性は今まであるのか。そして、団体ごとの決算報告等がしっかりと確認ができているのか伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 この件につきましては、松丸主査から答弁させていただきます。
○松丸商工観光課主査 ただいまのご質問にお答えいたします。
  まちづくり活動支援事業につきましては、発足から3年以内の団体を対象に10万円を上限として補助している制度でございまして、目的としましては、創設後の初期の段階を町として支えることで、その団体が継続的に活動を続けられるようにということを目的として行っております。
  過去にこの補助金を受けました団体は多数あるんですけれども、比較的多くの団体がその後も活動を継続していただいておりまして、この補助金につきましても、10年以上活動を継続しますと、もう一度補助が受けられるという仕組みになっておりまして、そういった形で10年以上継続した後にもう一度補助を受けるという団体もいらっしゃいますので、そういった意味で効果が出ているものと感じております。
  決算の部分につきましては、毎年、補助金の交付決定の段階で予算書を頂きまして、最終的に年度末に決算書を頂いて、補助金がちゃんと目的どおりに使われたかということを確認して交付を確定しておりますので、そのあたりはしっかりとチェックをしておるところです。
  以上です。
○小宮委員長 山中委員。
○山中委員 たしか、まちづくり活動支援事業というのは、まだできて10年はたっていないと思うんですが、今お答えの中では、10年以上活動している団体がいるので、もう一度補助金を出しているというお話があったんですが、この補助金制度というのは、まだ10年たっていないと私は記憶しているんですが、10年以上もうたっているんですか。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 松丸主査から答弁させていただきます。
○松丸商工観光課主査 お答えいたします。
  まちづくり活動支援事業につきましては、合併前の平成14年度から、旧名称ですと村づくり活動支援事業というような形で、同じような内容で補助しておりまして、そうしますと、平成14年からですと、平成24年頃から10年を経過する団体が出てきているというような制度となっております。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  畑委員、どうぞ。
○畑委員 予算書で言うと151ページ、工事請負費になります。
  都幾川四季彩館の浄化槽の修繕工事で400万と出ているんですけれども、これは浄化槽で すけれども、どこをどのように直すんですか、なかなか大きい金額なんですけれども。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 この件につきましては、松丸主査から答弁させていただきます。
○松丸商工観光課主査 お答えいたします。
  四季彩館の浄化槽の修繕工事につきましては、一番費用のかかるものが浄化槽のます蓋、これは鉄製の蓋があるんですけれども、そちらが腐食しておりまして、そちらの交換でおよそ240万程度見込んでおります。
          (「蓋ですか」と呼ぶ者あり)
○松丸商工観光課主査 浄化槽の蓋が鉄製の蓋と鉄製の枠でできておりまして、それが非常にさびて、今大変ぼろぼろになっている状態でして、車両の出入り等がありますので、車両が載って落ちるということが考えられるので、全体的に交換するという形になっております。
  あとは、ブロワーのケースですとか、浄化槽に幾つか仕切りがあるんですけれども、そちらの仕切りの板の交換等で160万程度を見込んでおるという状況でございます。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 簡単に言います。蓋というのは、多分耐圧荷重が、車が載ってもいいよという2型とか3型のやつだと思うんですよ。通常、車が載っても大丈夫だという荷重でやっていると思うんですけれども、蓋を交換するのと蓋枠も交換するということなんですか。蓋枠は交換しなくてもできるの、同じ蓋を買えばできないか。だから、そこら辺がちょっと私の認識があれかなと思う。あと、言ったように内側を仕切る敷板、あれが160万。何か蓋があれば、耐荷重がかかった蓋を取り替えれば終わってしまうような気もするんですけれども。
○小宮委員長 荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 では、松丸主査から答弁させていただきます。
○松丸商工観光課主査 お答えいたします。
  鉄蓋に関しましては、地面に四角く空いている穴に鉄で枠を組んでありまして、そちらがかなり腐食しておりますので、その枠を直さないと、脱落なり落ちてしまう危険があります。蓋自体もその枠に合わせて造られないと、がたつきですとかがありますので、枠だけ換えて既存の蓋だけを利用するというのが難しいということで、枠と蓋を一遍に交換せざるを得ないという状況で、このような費用となっております。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 写真とか現地に行ってチェックというか、監視しながら工事のほうを進めてもらえればと思います。
  以上になります。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  7番、山中委員。
○山中委員 山中博子です。
  152ページの地域おこし協力隊推進事業のところで、地域協力活動事業費補助金が208万円ほどございます。報酬のほかの208万円というのは、かなり金額的にも多いものと思われます。例えば有害鳥獣の協力隊のためには、鉄砲の資格を取らなくちゃいけないとか、そういうものがあったので、その資格取得料とかというものが出たと思うんですが、観光事業に携わる者にとって何を補助してあげるのか伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保商工観光課長 この件につきましては、伊得主幹からご答弁させていただきます。
○伊得商工観光課主幹 では、ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。
  観光推進型の地域おこし協力隊の地域活動の補助金についてでございますけれども、この地域おこし協力隊に関しましては、3年後、この活動が終わった段階で、会計年度任用職員という現在の職からは離れることになります。そうした中で、この移住定住をより確かなものにするために、その後隊員自身が、我々の想定としては何らかの事業で起業したり、あるいは、観光の勉強をされたので、観光の分野で就業されたりということを想定しているわけなんですけれども、そうした中で必要になろうかと思われる経費について、例えば、自己研修であるとか、資機材を購入して自分で起業するための研究であるとか、そういったものに費やす補助金ということで考えておるところでございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 これをもって、商工観光課に関する質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。再開を午後1時15分といたします。
                                (午前11時47分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 休憩前に引き会議を開きます。
                                (午後 1時10分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 建設課に関する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中委員。
○田中委員 毎回ご指名いただきまして、ありがとうございます。
  予算書167ページ、空き家実態調査業務委託612万7,000円、これで伺います。
  大変今、空き家の問題については、全国的にというか、国全体の問題になっているという認識なんですけれども、具体的には、どこにどういう内容で調査を委託するのか伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  建設課長。
○加藤建設課長 それでは、小島主査から回答いたします。
○小島建設課主査 建設課の小島でございます。よろしくお願いいたします。
  田中委員さんの質問にお答えさせていただきます。
  まず、空き家実態調査についてでございますが、今回予算に計上しました空き家実態調査につきましては、令和5年12月に施行された空家等対策の推進に関する特別措置法の一部改正の内容に即して、ときがわ町で策定した空き家対策計画を改正するための基礎資料とするために実施するものであります。ご質問の中にもあったように、今全国的に大きな問題となっておりまして、国のほうでも法律を改正するなど、空き家対策に力を入れているところでございます。そちらを受けての町の計画の改正のための実態調査を行うものでございます。
  法改正に合わせて改正された各種のガイドライン等を含めまして、実態調査の業務内容仕様書を固め、令和6年の早い時期に指名委員会に諮り、指名競争入札で委託先を決定する予定でございます。
  ご指摘にありますように、空き家のほうは本当に大きな問題となっておりまして、どういった調査をしたらいいのかというのも、国のほうでも多岐にわたっておりまして、こちらで策定する予定の空き家対策計画を踏まえた調査内容にするため、委託仕様書のほうを考えていく所存でございます。
  まず、お答えとさせていただきます。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 遠慮しますけれども、歯切れが悪いというのか、理解が、私のほうでよく分からないというのか、主査、もう少し具体的にどういう調査をするのかとお尋ねしたつもりなんですけれども、それで、これは国庫事業という補助金が4分の3ぐらいついているんだと思うんですけれども、ときがわ町は以前にも調査を多分、計画がということじゃなくて、しているはずなんだと思います。課長、うなずいているから、している。
  だから、私はこういう自治体というか、我々のところでは、例えば区長さんだとか、そういう具体的にその地域をよく理解している人の協力を得るとか、ただ丸投げとは言いませんけれども、もう少し寄り添ったというのか、地元に理解があるような人も含めて、それで、次の段階に進む。例えば特定空家になるのか、準になるのかというのはありますけれども、そういうことが求められているんじゃないかというふうに思うんですよ、今現在の空き家対策という点では。それで、その次に、下にもありますように解体なのか、リフォームなのか、そういう俯瞰的なものの中でやるというのが合っているような事業だと思うんですけれども、課長、間違っていますかね。
          (「具体的に何を」と呼ぶ者あり)
○田中委員 そういうことです。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 それでは、私のほうからお答えいたします。
  まず、どんな調査をやるかというところなんですけれども、今実際に空き家については大体400件ぐらい、固定資産のほうを見ると家屋敷課税というのがあります。たしか前回の一般質問、昨年の6月のときに税務会計課長から、家屋敷課税をしているのが380件くらいあると話をしたと思うんですけれども、そういったところについて、まず家をしっかりと、外見だとか、あとは、水道の開栓情報なんかが大きな資料になると思うんですけれども、そういったものを使って調査をします。ただ、それを地元の区長さんだとか、そういったもの、確かに情報はいろんなところから集めますけれども、まずはやっぱり委託をします。たしか前回のときにはゼンリンのほうでやって、それを調査士会にやってもらったという経緯があるんですけれども、今回もゼンリンをはじめ、そういった地図情報を持っている業者何社かに見積りを取りました。
  そういったもので、今度は管理不全空家という新しいカテゴリーができましたよね。それになると、やっぱり6分の1の住宅用地特例を外すということはかなり大きなことなので、先ほど話のあった空き家の特措法改定、これがたしか昨年の12月13日なんですよ。まだ本当 に時間がたっていなくて、そのガイドラインに基づいて細かな調査をしていくんです。それはやっぱり専門業者じゃないとできないということで、そういったところに任せて、当然役場にあるいろんなデータは活用しますけれども、そんな形で実際に調査を進めていく予定でございます。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 課長も今おっしゃっていましたけれども、水と電気を調べるだけでも、生活しているかどうかというのはおおよそ見当がつくと思います。外から見ても、歌の世界じゃないですけれども、ツタが生えていたり、ガラスが割れていたりだとか、そういうのが生活実態としてあるのかといえば、普通はなさそうなんだというのは理解できるんですよ。だから、私が今、区長云々の話をしたのは、やらせるとか何とかという、そういう意味ではありません、一切。そうじゃなくて、全国的には、地元の人から見ても○○さんのところはどうなのかという情報があるだろうという、そういう意味です。そういう意味ですから、仕事を振るとかという、そういう意味では一切ありませんので、そうしたらまた怒られちゃうから、余計な仕事が増えると。それは置いておきます。そういう意味です。
  だから、私はときがわ町は四千何戸の戸数として、固定資産上、どの戸数というのはあると思うんですけれども、そういう意味で、ときがわ町の暮らし方はこういうふうを目指すんだという中で、こういう実態があるというのはかなりの部分で把握できるんじゃないかと、そういう意味です。だから、600万円のお金を惜しむわけではありませんけれども、実態として相当つかんでいると。逆に私はそれよりも、その先にどういうふうな使い方をするとか、その辺のところに知恵やお金を使ったらいいんじゃないかと、そちらのほうで私は考えているんです。
  だから、今、課長がおっしゃいましたようにゼンリンの専門家として、あと、本当をいけば家屋調査士だったり、専門家があるわけだから、それはそれとしての判定じゃないけれども、それはもちろんあると思います。あると思うのは分かるんですけれども、そういうことではなくて、もっともっと違う次のステップに進むための使い方があるんじゃないかと、そういう意味でお尋ねしたつもりなんですけれども、お伺いしてよろしいですか。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 お答えいたします。
  この予算、600万というかなり大きな金額が出ているんですが、恐らくこれより大分、入札という話もあったんで、何社か取っています。これよりかなり安くできるとは思います。
  お金の使い道というのは、当然これをすることによって、委託料にかけるんじゃなくて、その先の活用というのは、十分そこのところは、税務会計課のほうの今度は6分の1を外すというところも税収アップにつながりますので、そういった面も含めて、関係課、税のほうだけではなく、活用もそちらのほうでできると思うんで、そっちは政策財政課になるんですけれども、庁内横断的にそういった情報の共有等に努めてまいりたいというふうに考えております。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  杉田委員。
○杉田委員 2番、杉田です。
  予算書167ページ、今、田中委員が言った上の補助金、2つ、18番とです。
  既存建築物耐震診断補助金と耐震改修工事補助金なんですけれども、例年このぐらいの金額を補助という形で出していると思うんですが、能登地震とかがあって、これでまた増える可能性がありますが、実際として、この耐震の診断なり改修なりというのは、多分あまりやっていない状況が多いんじゃないかなと予想するんですけれども、実情と、今後増える可能性もあるというのもありますけれども、どのようにお考えか、ちょっとお伺いします。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 それでは、お答えいたします。
  この耐震診断、耐震改修、本議会でも山中委員のほうから一般質問がありまして、耐震の改修、今、耐震化率が80.8%ということで、県の平均よりはやっぱり少ないと。これをいかにして、この耐震診断、改修のほうに持っていくかというのが、これがなかなか難しいところでございます。築43年、たしかたっているんですよ、昭和56年の旧耐震。それ以上のものを、例えば高齢者のみ世帯ですとか、そういったかなり古いところを改修するのに200万かかる。その程度が平均的だという中で、ほとんどの人がやはり建て替え、増改築、増改築するときには、既存の旧耐震では既存不適格という形になるんで、そちらのほうも改良されるわけなんですけれども、正直なところ、ここを補助金を20万、あと5万が耐震診断なんですけれども、ここを増やしてやっていくというところが、これは国の交付金の関係もあるので、県内でもこれより多く出しているところは数えるほどしかないんです。近隣では、東松山市で幾らかこれを使っているのはあるんですけれども、なかなか町だと、こういったものに幾らうちのほうで広報しても、その段階に進んでもらえないというのが実情でございます。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  小島委員。
○小島委員 5番、小島です。
  予算概要のほうの36ページ、公園維持管理事業の中の公園補修工事、ホタルの里公園ということですが、こちらのほうの工事内容を伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  加藤建設課長。
○加藤建設課長 小島主査が回答いたします。
○小島建設課主査 それでは、小島です。回答させていただきます。
  こちらのホタルの里公園につきましては、駐車場の上というんでしょうか、線路側のほうにローラー滑り台があると思います。こちらのローラーのほうが、脇のプラスチックカバーが欠けてしまって、指の挟み込みの原因になるとか、そもそもローラーのほうがもう老朽化してきまして、回転が悪く、滑りが悪いというようなお話を多々いただいておりまして、現状ちょっと危険な状況にもありますので、このローラーのほうを交換する工事の費用を見積もっております。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 あそこのホタルの里公園は、かなり親子連れの方が多く使っている公園です。環境的にもとてもいいところですので、また、地域からの要望等があったら、あそこをさらにまた、公園を工夫して変えていくということも可能なのでしょうか。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 お答えいたします。
  ホタルの里公園の今後の整備ということなんですが、確かに前回も木製遊具が傷んで新しいものに換えたという経緯もあります。
  今、やっぱり遊具は、どちらかというとあまりつけないという方向があるんです。子供がそこに行って、けがをする原因になるということ。そういう遊具点検というのを毎年出しています。方向としては、積極的に遊具を整備していく、遊具をつけるというあれではないんですが、ただ、地区のほうからそういった強い要望があれば、そのあたりは要望をこちらで見まして、整備については、今後そういったものがあれば、検討していきたいというふうに考えています。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 あそこは車を止めるところが狭く、置こうと思うと、2台やっと置けるかどうか というところなんですが、歩いてくる近隣の方が使えれば一番というのは十分分かるんですけれども、やはり外から車に乗って行きたいなというお声も聞くんですが、駐車場をもし広げるとかということは可能なんでしょうか。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 お答えいたします。
  やっぱり用地が一番ネックになると思うんですね。あそこずっと橋のところから入ってきて、トイレの手前の駐車場、あそこも無理やり3台入れたような感じがあるんですけれども、あそこはもともとは国土交通省の敷地だったんですね。震災の砂防施設ということで、阪神・淡路大震災の教訓を受けて川の水を使えるようにということで、県である程度その辺の下地は整備してもらったんですが、駐車場のさらなる設置ということになると、また全体的なレイアウトのときは、どこか今の公園の一部を潰すとか、あとは別のところの用地を取得して整備するといった、そんな手法があると思うんですが、それとあと、近場にどこかいいところがあればということで、もし駐車場が狭く、10台程度は必要だとか、そういった声があれば、その駐車場の拡張整備についてもまた検討させてもらいたいかなと思っています。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 下のところに川があると思うんですけれども、昔は、あそこはそんなに草がぼうぼうではなくて、子供たちが川に入って遊べるほどの浅い形だったんですが、どんどん形が変形してきて、今はもうとてもじゃないけど人が入れない状態なんですが、あそこというのは町の担当ではないんですか。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 その水の流れている砂防の護岸の中の管理については、これは埼玉県の管理区分になっています。雀川全般的にそうなんですけれども、すぐに土砂が堆積して、そこから木が生えたりということがあります。県もしゅんせつをする、しないの基準があります。河川パトロールなんかでも常に見て、例えば河道というんですけれども、川の砂防の断面の約3割以上が阻害されていたらしゅんせつに入るだとか、そういった基準があるんですね。なので、我々も地元からそういった要望のある場合には、しゅんせつではなく、例えば草刈だけでも頼んだりというふうな形は取れるので、あまりにもひどいような状況であれば、そういったところも現状をよく見て、県のほうに要望をしてまいりたいというふうに考えています。
○小宮委員長 神山委員。
○神山委員 4番、神山です。
  予算概要の34ページの中段なんですけれども、道路維持費の業務委託料の支障木伐採業務の件なんですけれども、これに絡めてなんですけれども、大野地内とか、旧玉川村もそうですけれども、支障木によって停電というものが頻繁とは言わないですけれども、起こっている状況があると思うんですよ。そのような中で、例えばシルバー人材に頼んで道路から見てもらって、これはまずいよねというところを写真でも撮ってもらって、これは早くしなくちゃいけないA判定、これはまだ大丈夫だよC判定、その木においては町のもの、民間のものとか、これはNTTさんに頼むもの、これは町でやるべきもの、そういう振り分けをして未然に防ぐこととかできないんでしょうかね、そういう取組というんですかね。お伺いします。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 新井主幹のほうで回答します。
○新井建設課主幹 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、予算の業務委託の内容からお話しさせていただければと思います。この業務委託につきましては支障木の伐採ということで今回上げさせてもらっています。上げる根拠となっているものは、各地区から上げていただいた区長要望がもとになっております。
  ちなみに、この区長要望の約3割は支障木の伐採という内容になっております。こちらの支障木伐採につきましては、先ほど神山委員さんがおっしゃったとおり、シルバーにお願いしたり、あとは地元の建設業者さんもあれば、緑化業者さんもおりますけれども、町内業者さんにお願いしているところでございます。
  まず、通報が入ってきた場合におきましては、我々で現地に赴き場所を見まして、先ほどお話のあったとおり、電線でこれは東電だ、これはNTTだとなれば、今、スマートフォンで地図情報をつけて報告できますので、そこでいち早く対応させていただきます。
  あと、そうではないもの、民地、官地、官地のものはもちろんこちらでやらせてもらいます。民地につきましても、やはり道路の交通に支障があるものにつきましてはこちらのほうで即対応させてもらいまして、交通に支障がない部分と言ったら変なんですけれども、出ている部分につきましては土地所有者を調べさせていただいて、その方たちへ適正管理をお願いしているという状況です。
  そして、先ほどご提案と言ったらよろしいんでしょうかありましたシルバーさんが例えば業務でとか、仕事で行くときに支障になったときに、通報でA、B、Cランク、すごくいいアイデアだなと思っていますので、その辺は活用させていただきたいなと思っております。 ちなみに県やNTT、東電なんかもそのような通報業務をしておりますので、県のシステムをこちらも利用させてもらって、町版ということで今後取り組めたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
  回答は以上となります。
○小宮委員長 神山委員。
○神山委員 区長要望の件はよく分かります。それプラスアルファ、町として未然に防ぐ、多少予算がかかったとしても、やはり見て、山から山につながっている電線は難しいと思うんですよ、ただ道路を見て、ああ、ここはもう厳しいんじゃないのかというものは未然に防いだほうが今後いいのかなと思いますので、そういう取組もぜひ、今後やっていただけるということなんですけれども、積極的に、予算が必要であれば予算化をしてやることも、これから重要な施策の一つではないのかなと思いますので、よろしくお願いします。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 新井主幹のほうで回答します。
○新井建設課主幹 せっかくですので補足と言ったら変なんですけれども、追加でご回答させていただけたらと思います。
  実を言いますと、今現在、今年度も田中の交差点から五明方面へ行きました花友の電線のところに架かっているツルとか、あとはその先のファーストレイトさんから先に下りていくところで、やはり同じように道路を横断するようなツルとか、こういうものにつきましては政策財政課、あとは農林環境課、商工のほうと連携を取りながら、各課で用いる施策といったらよろしいんでしょうか、事業を合わせまして取り組んでいるところでございます。なるべく早めに取り組むということで、実際に住民からのお声がない状態の中でも職員が気づいたところは取り組んでおりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  空き家対策事業、田中委員が質問した関連ですが、この空き家再生等推進事業が国のほうで示されておりますが、この予算の歳入の中では社会資本整備総合交付金の内数ということでそこに入っていると思うんですよね。ただ、これは自治体が定める空き家等対策計画に基づいて出るんですよね。町としてはその計画ができた中で、この委託料、補助金の数字が出ているんでしょうかね。この点伺います。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 小島主査が回答いたします。
○小島建設課主査 回答させていただきます。
  ご質問にありましたとおり、歳入で見ております国の社会資本総合整備等補助金の項目の中の空き家再生等事業補助金ということで、こちらにつきましてはご指摘のとおり、町で定める空き家対策計画に基づいて行う事業について出されるものということになっております。
  町では、平成29年に空き家対策計画を策定しまして、平成3年に一部改定を行っております。現状もう既に計画は立てられておりまして、それに基づいて除却等を行った場合、補助の対象になるということで県のほうにも確認してございます。
  あわせまして空き家の実態調査についてなんですけれども、こちらにつきましても、先ほどの回答もさせていただきましたが、空き家計画の見直しを併せて行う予定でございます。それの基礎資料とする場合に、こちらも補助対象となるということで県に確認しております。
  歳入の予算については、以上でございます。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 これについては、空き家の活用や除却の取組等支援ということで国は示していますね。24年度予算には空き家対策総合支援事業という59億円の予算が出ております。全体から見ると、この建設関係、加藤課長の国・県の補助金を引き出すのがプロでありますから、すばらしいこれを伝授して、また部下に伝えていただきたいと思います。この活用がぜひ生かせるようにお願いしたいと思います。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  皆さんがいろんな意味で防災とか安全・安心をうたっているんで、その関連でいきます。建設課はそれしかないんでね。
  まず、予算ページで言うと159ページです。工事請負費、新規事業で道路災害防除工事費ということで、町道の1−18号線の工事なんですけれども、これの1,100万円の使い方と、どうしてこんなにやるかの説明をちょっと入れてもらっていいですか。
○小宮委員長 答弁願います。
  加藤建設課長。
○加藤建設課長 工事の件、橋主査が回答いたします。
○橋建設課主査 建設課の橋と申します。よろしくお願いいたします。
  今ご質問がありました災害防除工事の費用の内容と対策工法なんですけれども、それについて回答させていただきます。
  まず、昨年の6月に1−18号線の木のむらキャンプ場の少し手前のカーブになっているところなんですけれども、そちらののり面のほうが崩れまして、道路に土砂が流れ込んで、石とかもあったんですけれども、そちらが道路を塞いだような状況になりまして、そちらのほうの土砂の撤去と、のり面が少し土砂が崩れているような状況だったので、危ない部分は除去をさせていただいて、今は土砂を取った状態に簡易土留めを設置させていただいて、上から来た土砂を止めるような仮の対策をさせていただいております。業者にも見ていただいたんですけれども、今の状態のままだとまた崩れるおそれがありますので、今回予算計上させていただいたのは、のり面自体を吹きつけを行いまして、吹きつけというのはコンクリートの吹きつけなんですけれども、そちらと簡易のり枠といって格子状にコンクリートを補強させていただく、そういった対策をさせていただく予定となっております。
  以上となります。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 すいませんね、私もそんなに専門家じゃないんですけれども、その吹きつけをしても、それ自体が崩れるということはないんですよね。またあっちゃうと、それこそお金かかっちゃうんで、そこら辺はどうなんですかね。
○小宮委員長 答弁願います。
  加藤建設課長。
○加藤建設課長 引き続き橋主査が回答いたします。
○橋建設課主査 続けて回答させていただきます。
  別の同じような現場でも、吹きつけ等のコンクリートで補強させていただいて、それでのり枠を、基本的に吹きつけというのは急な購買ののり面のところを補強するという対策工事になるんですけれども、のり面が急でなければ、間知ブロックとか平米ブロックとかで押さえて、のり面で安定勾配に持っていくという工法もあるんですけれども、当該現場については急斜面でありますので、そういった対策ができないので、今回については簡易のり枠と吹きつけの対策をさせていただいて、ほかの現場でもそういった対策で活用させていただいているので、今後壊れるということはないと思われます。
          (「そうじゃなくてさ、聞いているのは吹きつけして崩れないのかということ」と呼ぶ者あり)
○橋建設課主査 すいません、今回の吹きつけと、その上にのり枠をつけるんですけれども、やっぱり吹きつけだけだと弱いので、のり枠というのはアンカーとかそういったのを斜面に打ちますので、補強を込めてそういった対策をしないとちょっともたないというのがありますので、吹きつけと簡易のり枠という形の対策をさせていただく予定です。
  以上となります。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 そうですね、災害ですから、これやったから絶対ということはありませんけれども、ある程度強度を持たせて、吹きつけをしてから何年後に落っこっちゃったと、それじゃ困るから、ある程度強固なものを造ってもらって、交通に支障がないようにしていただければと思います。
  私は以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  長島委員。
○長島委員 3番、長島です。1問お願いします。
  先ほどのと同じく159ページの中段から工事請負費というので4番目に、町道玉443号線道路補修工事、この443号線というのをちょっと調べたんだけれども、分からなくて、どの辺でしょうかね。
○小宮委員長 答弁願います。
  加藤建設課長。
○加藤建設課長 引き続き橋主査が回答いたします。
○橋建設課主査 それでは、回答させていただきます。
  場所についてなんですけれども、ときがわの玉川地内の地家の太陽光が設置してある斜面があるんですけれども、そちらの南側に道路がありまして、そのすぐ下には住宅街があるんですけれども、その太陽光と住宅の間の道路が玉443号線となっております。
  以上となります。
○小宮委員長 長島委員。
○長島委員 ありがとうございます。
  私は3月に防草シートの質問をしましたので、防草シートを初めて設置するので、どの程度の面積をするのか、ちょっと参考に見させてもらいたいと思いましてしたわけなので、面積はどのくらいなんですかね。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 引き続き橋主査が回答いたします。
○橋建設課主査 それでは、お答えいたします。
  工事で設置する予定の面積なんですけれども、一応、防草シートを180平米のを設置する予定でおります。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  野原委員。
○野原委員 ちょっと委員長、関連なので3つまとめてお願いしたいんですが。
○小宮委員長 はい、どうぞ。
○野原委員 主要な予算概要なんですが、34、35ページの問題ですが、道路維持管理事業、この事業に対して、それぞれ3つありますが、補助対象事業、補助金をどのような活用して事業をしているか説明をいただければありがたい。
  それと、道路新設改良事業、それから橋梁維持管理事業、この3つの事業をそれぞれ。恐らく国・県からの補助事業としてやっていると思うんで、その説明ができればお願いしたいんですが。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 新井主幹から回答させます。
○新井建設課主幹 それでは、お答えさせていただきます。
  予算概要書のページの上から回答させていただけたらと思います。
  まず、2の道路維持費の上から7段目、舗装修繕工事(町道1−8号線ほか)のここの部分につきましては、過疎債が入る予定でございます。そして、2段下がりまして拡張の交通安全施設整備事業につきましても過疎債が入る予定でございます。
  続いて、35ページになります。道路橋梁費の道路新設改良費の1段目の測量設計委託(町道都719号線ほか)ここには狭あい事業の補助金と過疎債が入ります。続いて、その下の道路改良工事(町道1−8号線)ここにつきましては過疎債が入ります。続いて、その下の拡張の舗装新設工事につきましては、県単の土地改良の補助金と過疎債が入る予定でございます。続きまして、その下の公有財産購入費につきましても過疎債が適用されます。その下の補助補填の関係も過疎債が入る予定でございます。
  続いて、橋梁維持費についてご回答させていただきます。
  測量設計委託、橋梁点検業務委託につきましては、道路メンテナンスの補助金が入ります。そして過疎債も入る形になります。その下の道路維持補修工事につきましては過疎債と道路メンテナンス補助事業が入る形になります。
  このような形で県の補助、国の補助、そして有利な過疎債を使って事業展開を進める形をとっております。
  以上となります。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 ちょっと補足で1つ、都719号線関係なんですが、今、主幹のほうから過疎債という話があったんですが、過疎債プラス、これ狭あい道路の社会資本整備総合交付金の中の狭あいというメニューがあって、それで基本的には2分の1それで出ます。その裏として過疎債を充てるという、そんな形です。ですので、719号線というのは例の藤坂の東側の路線なんですけれども、そちらについては何項目かに分かれています。測量設計もそうですし、用地に係る購入費、あと補償に係るもの、あと、ここには主要なものには書いていないんですけれども、例えば分筆だとか、そういった登記に係るもの、これも全て2分の1の社会資本整備の補助金というか、交付金ですね、こちらが出ます。
  補足で以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 交付金の活用というのは大事な事業です。ただ、過疎債を使う事業がこけだけ多いということは、この間もちょっと話をしたんですが、事業を終わって2か月先なんですよね、大体入ってくるお金がね。それには職の事業をやった業者には支払いをしなくちゃならない問題が出てくると。そういうことも考えた中の予算をつくってあるか、その点伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  加藤建設課長。
○加藤建設課長 お答えいたします。
  本当に野原委員おっしゃるとおりで、そのあたり、実際には過疎債の関係って政策財政でやっているんですけれども、政策財政からもそういった指示を受けています。できるものであれば12月までに完了まで置いてくれと。ただ、その中でも、やっぱり河川工事なんかちょっと難しいところあるんですけれども、可能な限り来年度計画を組むに当たって早めに、年内に終わるような形でこういった事業を完了させたいというふうに考えています。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 じゃしっかり計画ができた中での予算ということで解釈していいんですね。はい、分かりました。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  予算書や何かじゃなくて、過疎地域発展計画の中で1点伺いたいんですね、今年度というか。あれは7年度を完了目標で出ていると思うんですね。1点伺いたいという点は、分譲地整備計画とか町有地の活用、それからタクシー整備のというのも目標の中に掲げているんですね。それは当然掲げている問題なので、6年度の事業というのを私も探してみたんですけれども、その辺がないというのか、見つからないというのかということで、特に当初予算の概要ではもちろんありません。それで、さらにお伺いしますと、昨年度の都市計画基本図更新業務ということで1,700万円ぐらいの大きなお金を使って業務の更新をしているんですね。だから逆に、私は今回お尋ねしたいのは、そういう計画をつくったんだから、6年度についてはこういう計画、こういう進捗をというのが普通じゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮委員長 答弁願います。
  加藤建設課長。
○加藤建設課長 お答えいたします。
  その1,700万の都市計画については本当に基本図ということで、計画をつくったわけではないんです。今の現状を、都市計画図というのは合併以来一度も更新をしていなかったんです。もう大分地形が変わっていますよね、太陽光を入れたり。なんで、ああいったものを販売していますから、その補正というのが主な意味で、決してその1,700万を使って計画ものを作成したわけではないです。
  お尋ねの来年度予算に分譲だとか、住宅関係のお金がどこを見ても見当たらないというところなんですが、今、私も町長から住宅についてはしっかりやっていくようにという指示を受けています。今回、この予算書を見てもよく分からないその分のがありまして、令和5年度、今年度予算には当初予算にたしか移住定住って載っていなかったと思うんですけれども、補正を6月に組みまして、今、藤坂の分譲地の東側、350万の造成というか、敷きならしをやってもらっているんですが、令和6年予算は、少しそこのところの、実はまだあそこの土地の一部が用地が買収されていないところが2筆、所有者として2人あるんですね。そちら を強いて移住定住のほうに盛り込もうかどうかというところも、ちょっと検討はしたんですが、やっぱりあそこは、まずは道路ということで道路新設改良費のほうに入れてあるんです、その用地関係は。
  今後の住宅行政、確かに過疎の計画を見ると、まず、どんなことをやるんだというところの一番初めに分譲地計画と書いてあるんですよね。そこは、まずは藤坂9区画をしっかりと販売をしていくというのが大事だと思います。これは令和7年度に造成工事、区画割の工事をしますので、令和8年から今のところ分譲販売ができる予定です。恐らくおっしゃっているのが、例えば旧の玉川村のほうだと、町有地の農地だとかそういったものが結構あるんですね、田中委員お住みの区域でもそういったところがあります。そこがかなり面積的に、1ヘクタール超えるような大きなものがありまして、なかなかそれをやっていくというのは、それなりの人と専門知識が必要になってくると思います。そういった中の町内合意、ただ一歩ずつそこのところはしっかりそういったものを活用していかないというのは分かっていますので、進めていくのに必要な措置は、うちの課だけでは無理で、総務からとか政策財政課、お金のほうも何億というお金が、全体的にやるんであれば必要になってきますんで、まずは計画をステップを踏んで、まずは藤坂のほうをしっかり販売する。
  ただ、つくれば売れるかというと、なかなか難しいと思うんですね。町がやるには、やはり若い人に来てもらう、そのためにハードだけじゃなくて、ソフト的な支援も結構必要になってくると思います。そういったものも含めて今後、住宅の過疎地域計画にある計画のほうを進めてまいりたいというふうに考えています。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 かなり丁寧なというのか、長いというのかをいただきました。私も、当然、藤坂はそういうのだと思っているんですよ。ただ、課長ね、やっぱりその辺はあんまり内政というんじゃなくて、前向きなというのか、積極的に、ときがわ町はこういうふうに進めていると。町長もいつも言っているじゃないですか、将来にわたっての展望を示すと。逆に町は、そういう中で、じゃ具体的にこういうふうにやっている、6年度についてはあそこをこういうふうにやっているというほうが非常に分かりやすいという気がするんですよ。
  だから、やっていないとは言っていませんし、非常に着実にやっている部分はあるわけですから、ある意味自信を持って進めていただけたらいいんじゃないかと思うんですね。1つあるとすれば、用途指定なんかについても、まだまだときがわ町は遅れちゃっているんですよね。だから、そういうのも計画の中に入れながら、ときがわ町全体を俯瞰しながらこうい う形で進めようよというのは、1年、2年でできると思いませんけれども、そういう進め方ではないんかなというふうに思います。だから、ぜひその辺は、野原委員もそうですけれども、いろんな政策やものを引っ張ったり、使いながら進めていただけたらと思うんですけれども、その点もう一回お願いします。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 それでは、お答えいたします。
  先ほど都市計画、用途のほうが遅れているというそんなお話もあったんですが、例えば用途指定というのが、ときがわ町の場合には、まずは線引きされていないというところがあって、なかなか用途のほうだけ決めるというのが難しいんですね。線引きしていれば、市街化区域の中で色を塗っていくということができるんですけれども。
  そんな中で、今考えているのが立地適正化計画というのがありまして、それは今、国ですごく力を入れていまして、県内でも今の段階で、たしか25市町が計画、立適とよく言うんですけれども、それをつくっていまして、今年度つくっているところも相当数あるということで、その立地適正化計画というのはどういうものかというと、居住誘導区域というものをつくったり、あとは都市機能誘導区域というのをつくって、それもやっぱり色は塗るんですけれども、用途地域みたいに、もうこっからこっちは家は建てられないとか、工場建てられないとか、そういったもんではなくて、もう少し緩やかな色塗りなんですよね。例えば、そのもの以外のものを建てたい場合には届出が必要だとか、そういったもので緩やかに土地誘導をしていくという、そういう立地適正化計画は、先ほどの住宅の今後のということについても、これをつくることによって結構プラスになったりするんですよ。立適で居住誘導区域に指定すれば、そこのところを大きな開発等をするに当たって、それを行政がする場合には補助金が出たりとか、これも町長なんかがよくおっしゃるんですけれども、道路を新しく入れれば、その周りに家がつきやすくなりますよね、側溝を入れて水道を入れれば。そういったものも立地適正化計画をつくることによって、何か補助的なメニューもあるというふうに聞いていますので、まずは、その用途地域よりも立地適正化計画を進めていくというふうな考えはございます。
○田中委員 ありがとうございます。分かりました。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 1番、畑です。引き続いて質問させていただきます。
  予算書の161ページ、額は小さいです。備品購入費です。48万2,000円、これはこちらのほ うで見ますと、第二庁舎に雨量計を設置するような予算となっております。今までもたしか雨量計はあったと思うんですけれども、この買い替えるような内容説明と、どういう目的かお願いします。
○小宮委員長 答弁願います。
  加藤建設課長。
○加藤建設課長 新井主幹のほうで回答いたします。
○新井建設課主幹 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、今現在の第二庁舎にある雨量計なんですけれども、いわゆるアナログ型式という形で、紙に万年筆の先がついているような形で記録しているんですね、これを本庁舎で昨年度購入したものと同じようなデジタルのものに替えるという内容でございます。それこそ0.5ミリ刻みで記録ができて、そしてSDカードで保存できて、それを利活用できるというようなものに買い替えるというものでございます。
  以上となります。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 データ化して資料というか、データを保存するというのは非常にいいことです。
  これは、私のほうが一般質問をちょっとしたんですけれども、雪は取っているんですかとある課のほうに言ったら、いや、特に取っていませんということなんですけれども、第二庁舎のほうとしても、積雪とか降雪は取っていないんですか。これとは少し離れますけれども。雨量計は分かるんですけれども、雪。
○小宮委員長 加藤建設課長。
○加藤建設課長 お答えいたします。
  積雪、前回と、あと一般質問された2月5日の関係も、一応、積雪の量は取っています。役場のところだけじゃなく、どちらかというと奥の竹の谷とか、白石峠とか、そういったポイント、ポイントで取って、検尺、スタッフを当ててやったところのそういった写真も残していたんですが、前回の一般質問の話を受け、そこのところはしっかりこれからもちゃんと記録して取っておくようにということで、職員のほうには徹底をさせているところでございます。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 そうですね、どんなものでも記録してデータに残しておけば、どうだったっけって後から引っ張り出せるんで、ぜひデータ化してください。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
          (発言する者なし)
○小宮委員長 これをもって建設課に関する質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を25分といたします。
                                (午後 2時08分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時20分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 教育総務課に関する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  まず、主要な予算概要の中で1つ、前からこだわっているんですけれども、南校舎の件で伺います。
  南校舎は実際に使われて、使われなくなってという表現のほうがいいですね。もう何年たつんですかねと。この辺の話は、5年度の予算で詳細設計の費用がかかっています。それで、今回は解体費用4,119万、それと設計監理が717万というのが一応予算で出ています。私は何でこだわるかといったら、やっぱりこの間、ウクライナが突発的にあります、その前はコロナがあります、何割という値段で工事費が多分上がったんだと思うんですよね。それは今まで1年、2年じゃなくて、ほっぽいといたという言い方は正しくはないと思うんです、いろんな事情で遅れてきたんだと思うんですけれども、そのことによって1,000万とかという単位が上がっちゃったんじゃないかと思うんですよね。課長、何で遅れたんですか。その点を伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えいたします。
  今日、せっかく担当も来ておりますので、なるべく担当もしゃべったほうがいいかなと思 いますので、担当の梅澤主査のほうから答弁させます。
○梅澤教育総務課主査 担当の梅澤です。よろしくお願いいたします。
  こちらのほうなんですけれども、田中委員のご質問にお答えさせていただくのですが、平成23年度まで利用をされていたことになっております。現在予算計上させていただいて、来年度解体工事のほうを実施させていただくわけなんですけれども、こちらにつきまして約12年間かかっております。使用中止になってから現在に至るまでで12年間がかかっております。
  諸事情なんですけれども、明覚小学校は物を置く場所が非常に不足しておる学校でございまして、こちらにつきまして南の木造校舎を物置の一部として利用しているという現状がございました。ただ、令和2年度に個別施設計画のほうが策定されまして、こちらに基づきまして古い校舎であること、危険校舎であるということで解体を進めましょうという計画になっております。計画に基づきましてものを一部持出しができたり、解体と一緒に廃棄したりということで、物を減らしていきながら、最後に残った物は、南校舎の西側に農機具小屋があるんですけれども、そちらにまとめておさめていこうというような計画になっております。
  私のほうからご説明をさせていただきました。以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 理由になっておりません。1,000万単位で上がったというところで見ると、やっぱり当事者意識というのが、私が自分のところで考えれば、どうやって早くならなきゃいけないかというのは、公共施設で青い本もありますよね、あれは何年前ですか、出たのが。やっぱりそういう意識でぜひお金は考えていただきたいと。これは前回言った話ではありませんからね。記録見てください。だからやっぱり私は、ここは半端じゃなく値上がりしていると思いますよ。例えば3年前に実施できたとすれば、はっきり言って1,000万単位の額だと思います。それが余分にかかっちゃうんですからね。そういう認識をぜひ持っていただきたい。そこですね。
  だから、今後もほかのところもあります。ほかのところはほかの議員さんがたっぷり言いますけれども、私は、ここはぜひ、町長も含めてお尋ねしたいと思いますよ、町長はあの校舎を使った人ですからね、というように聞いていますけれども、それは別に関係ない部分もありますけれども、やっぱり早く、ときがわ町は合併して何年たつかって思うんですよ。それで、公民館だとかを合わせるとか、きちんと計画をつくっていますよ、特に南校舎なんていうのは大きなね、そこの消防のと同じように大きな事業だと思うんですよね。これは本気で、1,000万が飛んでいっちゃったとは言いませんけれども、実質的に大きなお金がかかっ ちゃったと、住民全体の負担をかけちゃったと、そういう認識を持っていただきたいと思うんですけれども、町長いかがですか。
○小宮委員長 渡邉町長。
○渡邉町長 この建物の費用をどの世代の町民が負担するかというような考えに基づくと、例えば新築したのが、あれは私が小学校3年生のときですから37年ですよね。それで、中止になったのが平成23年、本来なら、その期間の町民が負担すべきものなんですよ。それを一部物置で使っていた、幾らか用途はあったわけなんですが、そこの12年間遅れたというのは、確かに行政の設備に対する考え方のずれというのがあったと思うんですよ。そういうところをよく考えながら、建物というのは税法で言うと残存価格があるから残しておいたほうが価値はあるわけですよ。でも実態はマイナスの残存価格なんです、マイナスの残存価格という意識を持ちながら公共設備の管理をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 町長、私は1点違うと思っているんですけれども、普通の民間では財産なんですよ。でも行政は単年度決算ですからね、それで減価償却だったり、資産計上という形ではちょっと違うと私は思っています。それはいろいろ会計上は、町長は税理士さん、経理士さんもできるぐらいなんだから、私は分かりませんけれども、と思うんです。だから、やっぱりああいう施設は早めにきちんと処分というのか、廃棄をして、別の形で利用していくというのが町民の立場に立っても有効だと思いますよね。だから、物置というのは言い訳の話だと私は思います。それは工夫があったり、そういうことをやらなきゃいけないんじゃないかという感想を持っています。
  だから、もうこれは戻れませんから、過去のことは触れませんけれども、今後についてはなるべく安く、またはなるべくきちんとできるようなものに、何といったって半端なお金じゃないですからね、5,000万近いお金ですから、そういうことで心がけていただきたいということで、終わります。
○小宮委員長 久米教育長。
○久米教育長 ただいまのご質問というか、質問をされてはいないんですけれども、先ほどのお答えにちょっと補足するような形なんですけれども、一部学校の体育備品が中心だったんでしょうかね、そういったものを保管するような用途ももちろんありましたし、もっとそれ以上に大きな用途が、小倉城から出てきたいろんものをあそこの2階なんか全てそれがあった、あと下のほうもあったりとかして、かなりの量があそこに収められ、そして実際には耐 震ということがあって、子供たちや職員の出入りが頻繁にあるのはまずいけれども、ちょっとそういう物を置いて、その整理をしたり、またその分別をしながら、最終的にはそれを今度はどこかに持っていくということで作業もしておったわけで、あそこがただ単に無駄にずっと長い間存在していたというわけではなくて、それなりの有効活用がなされてはいたと。
  それで、田中委員もおっしゃるように、それをもってして今そういった社会状況の中で、えらい無駄が大きかったんじゃないんかというふうに言われてしまうと、まあ、それも一面あるかもしれないけれども、そういうことがなければ、うまくそこまで使ってきたねということもあるだろうし、その辺については、あるものを取りあえずは最大限有効に使いながらここまで来たというところで、また考え方によっては、町長のおっしゃったように、もっと前の段階でということもあったろうし、そう考えていただければ、決して本当に無駄にして、あそこが廃墟となっているものをずって置いておいたとか、そういうわけではないんだということだけはご理解いただけるとありがたいなというふうに思います。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  小島委員。
○小島委員 議席番号5番、小島です。
  予算概要の38ページ、中ほどになります。学校教育事務事業の中の中学校合同遠足事業について伺います。
  こちらの方の目的を伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 それでは、担当の田畑主任指導主事からお答えをさせます。
○田畑教育総務課主任指導主事 教育総務課主任指導主事の田畑と申します。よろしくお願いいたします。
  中学校合同遠足事業ということですが、こちらのほうで事業としてありますが、名前としては合同ハイクという形で呼んでございます。今年度初めて2月15日に両中学校の1年生を対象として実施したものでございます。目的といたしましては、ときがわ町の自然・歴史・文化等に触れながら歩き、2校の友好を深め、ときがわ町に対する誇りと愛情を育てるということを一応目的としております。つまり、郷土に対する誇りや愛情と、あとは2校の友好という形を目的としております。
  以上でございます。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 今出ました目的の中の一つに2校の友好という部分なんですが、今後これ、中学校ではなく、小学校とかも可能なのでしょうか。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 それでは、田畑主任指導主事のほうからお答えいたします。
○田畑教育総務課主任指導主事 田畑でございます。失礼いたします。
  先ほどご質問のとおり、小学校のほうでは、こういうようなところは今年度は計画をしておりませんし、実施もしておりません。
  今後につきましては、各校の友好というか、交流というものはそんなに頻繁に、たくさんあるものではございませんので、小学校でもできることは検討していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 ときがわ町の特徴としましては、小規模校をこのまま今のところ継続していくという話を伺っています。そうした中で、やはり他校との交流というのはとても大切ではないかなと思いますので、ぜひ合同でやる行事というのをもっと増やしていただきたいなと思っていますので、この遠足だけに限らず、合同行事というような何か事業をぜひつくっていただけたらと思いますので、今後ご検討お願いいたします。
○小宮委員長 久米教育長。
○久米教育長 ただいまのご提案に対しましてちょっとお話をさせていただきます。
  本当に私もそういうふうに実際のところ学校間の交流を深めていくということが大事だなというふうに基本的に思っております。かつては小学校が3校が集まってバスケットをやりながら、そこにまた在校生なんかも来て、みんなで応援しながらやっているような、それがまたいい交流の場であったんですけれども、最近また、コロナの中でそういったものがうまくできなくなってしまった。またそのバスケットをやったほうがいいのか、またバスケットじゃなくても、中学生みたいにそれぞれの場所に行きながら、一緒に遠足をしてみるとか、そういうこともいいかなと思いますので、何らかのいい形を学校の意見も聞きながら進めていけたらいいなというふうに考えております。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  山中委員。
○山中委員 7番、山中です。
  179ページ、LEDの関係なんですが、まず、施工管理委託料717万1,000円と、それから体育館改修工事3,880万5,000円、このほかにも今まで本庁舎、第二庁舎、それから公民館とLEDの改修工事が今年度はあります。そうしますと、この事業だけで何千万もかかるようなことになります。説明の中では、27年度のときには蛍光管の製造がなくなるので工事を急いでいますということでしたが、27年度までまだちょっとだけあるんですが、こういうものって一遍にやるんでしょうか、これだけの金額を計画的に、ここの体育館、ここの体育館というふうな流れを組んでやるものではないんでしょうか。
  今回あまりにも急激に全てのLEDが出たので、私は、予算的には、例えば家庭だったら、一遍に出すのは大変だから、少しずつでも直していこうかなといいう計画を立てると思うんですが、こういう計画を立てたいきさつというのはどういうものなんでしょうか。
○小宮委員長 お答え願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えさせていただきます。
  小学校屋内運動場につきましては、昨年度あたりから小学校のほうは、まず子供が使う施設が優先かということで、5年度中に設計、それから6年度施工ということで教育総務課が承知してこういう予算計上してきたんです。総務課、つまり庁舎、それから生涯学習施設の予算ヒアリングの中等で、書状に上がっているものは伺っていたんですけれども、それがなぜ今年に一気にというか、6年度は教育総務課が承知したら施行するんだということで、5年度中に設計をやったんですけれども、ちょっと総務課、生涯学習課の関係については私存じ上げないです。
  以上でございます。
          (発言する者あり)
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 とにかく各施設あるわけです、あくまで公共施設が。そういうヒアリング等の中で、まずは学校施設を優先で行こうと。中学校の体育館はもうできていますから、校舎内はさらに大規模になりますから、屋内運動場をまずは6年度に施工しようとういうことで進んできたわけです。
  以上でございます。
          (発言する者あり)
○宮寺教育総務課長 じゃ、ちょっと補足の説明を梅澤主査のほうから。
○梅澤教育総務課主査 では、私、梅澤のほうでご説明させていただきます。補足となります。
  このLED、各小学校の屋内運動場のLED化なんですけれども、こちらにつきましては令和6年度の文科省の予算のほうで学校施設整備交付金というものがございます。こちらのほうにつきましては前年度の設計の流れで、次年度に工事という流れになっておりますので、まずはこちらも設計から年数をあけてしまって徐々にというふうな形のものが取れないので、もう既に要望をしてしまっているものとして、まずは連続してやる必要があるということは補足してつけ加えさせていただければと思っております。
  以上となります。
○小宮委員長 山中委員。
○山中委員 この交付金の補助率というのは。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 施工経費の3分の1でございます。国から補助があります。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  4番、神山委員。
○神山委員 予算書の192ページなんですけれども、下段なんですけれども、児童生徒保健事業に関してなんですけれども、この事業の中で現在、ときがわ町の児童生徒において、例えば体力がないとか、肥満児が多いとか、視力が弱いとか、そういう何か課題等を抱えているのか、把握しているのかお聞きしたいんですけれども、お願いします。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 それでは、田畑主任指導主事からお答えいたします。
○田畑教育総務課主任指導主事 それでは、失礼いたします。
  視力や肥満については、今ちょっと手元に詳細が出ていなくて、申し訳ございません。ですが体力については、県内の中でも平均より高い現状でございます。また、毎年、体力テストの結果を分析しまして、個々に指導内容をシートとして配っておりますので、現在、体力に関してはそういった状況でございます。
  課題については個々にあるとは思いますけれども、数年前までは少しボール投げが課題が 体力ではございましたけれども、大分改善傾向にはなってございます。
  以上です。
○小宮委員長 神山委員。
○神山委員 そのような中で、例えば視力が全国レベルより悪いとなれば、そういうところにも施策のアプローチするのも一つなのかなと思いますし、食と教育とうたっているわけですから、肥満児が多ければ少なくするというアプローチもあると思うんですよ。そこはちょっと私としては見えにくいのかなと。どうしても議員と協議すると学力のほうに話がいってしまうんですけれども、それはもう一つの一面としては、やはりそういう体力面という部分のアプローチの施策も今後は必要ではないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 続きまして、田畑主任指導主事のほうから答弁させていただきます。
○田畑教育総務課主任指導主事 おっしゃるとおりでございまして、月1回、各校の保健の養護教員と一緒に教育総務課のほうで会議を開いております。そこで視力や姿勢だとか、あとは肥満についても話題には上がっております。タブレット等の影響でというような話も出ているんですが、それだけではないところもあると思いますので、総合的に教育委員会と養護教諭のそういった関係を築きながら、検討していきたいと思います。
  以上です。
○小宮委員長 神山委員。
○神山委員 ぜひ、渡邉町長もそういうところのアプローチもひとつ子供を大事にする、子供は町の宝だというところの施策につながるのかなと思いますので、よろしくお願いします。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の中で40ページですが、賄い材料費について伺います。
  説明の中で130万3,000円、町費ということで数字を示されておりますが、全体としてその町費をどのような利用にして入れたのか。町長の掲げる食と教育に選ばれるまち、食材の高騰の対策としてお金を入れたのか、その説明をお願いしたいんですが。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えをさせていただきます。
  学校給食充実事業ですね。学校給食担当の新井主査のほうからお答えをさせます。
○新井教育総務課主査 学校給食センター担当しています新井と申します。よろしくお願いします。
  ただいまのご質問のほうにお答えさせていただきます。
  恐らく今の野原委員がおっしゃられた130万円というのは、学校給食充実事業ということで今行っているのが、毎月1回特別な給食ということで、19日を食育の日という形で定めておりまして、今は日本全国味めぐりということで、各都道府県のB級料理であったり、郷土食であったりというものを毎月19日前後に提供しまして、そちらのほうのおかずを購入するための費用として使わせていただいております。
  それ以外に、通常の給食費だけですとどうしてもおかずが1品しか出せないようなときとか、そういったことがございます。そういった部分を補っていただくために毎日、おかず3品ということで、今ご質問にあった予算のほうを充てさせていただいているという形で使わせていただいております。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 毎月1回ということですね。
  成果というか、子供の反応というか、どういう影響が出ているでしょうか、伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 引き続き新井主査のほうから答弁をさせていただきます。
○新井教育総務課主査 新井のほうからお答えさせていただきます。
  直接、子供たちのお話とかというのを聞いてはいないんですが、毎月、毎月、実はあと5都県回りますと日本1周できるぐらい続いております。それに合わせて栄養士のほうから放送資料という形で、その給食を食べるときに、今日の給食はどこどこの地区の、どこどこの県のこういった食べ物だよといったものを原稿としてお渡しして、放送して、食育といった面で毎月1回各都道府県を回らせてもらって、その土地土地の食材ですとか、郷土食というものを学んでもらっているという意味であれば、いろいろと子供たちに対する食育という意味では効果があるものと考えております。
  以上です。
○小宮委員長 久米教育長。
○久米教育長 ただいまの補足をさせてもらいます。
  新井のほうが申し上げましたように、基本ベースは、毎日の給食を充実させるために、1日1品給食費を頂いているお金で出すものよりも、さらに1品多く出せるような環境づくりをするということが一番のベースにあって、なおかつ食育の観点を含めて、給食が楽しみであるようなものも含めて子供たちにやっておるということで、その両方のものを取り扱っての賄い材料費ということでやっておりますので、これかなり有効に使わせていただいているなというふうに私は考えておるところです。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 教育長、有効に使われているんだったら、その評価をしなさいよ。評価がないじゃないですか。そしてこれを見える化にすればいいじゃないですか。やってます。じゃ、子供の声を聞いて、その評価をして、また見える化にすればいいんじゃないでしょうか。そうすれば自信と実績が生まれてくるわけじゃないんでしょうか。
  だから、そこのところをもう少しね、大人が判断してよかった、よかったんじゃなくて、子供を中心とした意見を聞いて、やっぱりそれを見える化して公表していく、そうすると食と教育に選べるまちにつながるんじゃないでしょうか。その点いかがでしょうか。
○小宮委員長 教育長。
○久米教育長 お答えいたします。
  今、野原委員のおっしゃったように、確かに子供の反応というか、給食についての細かいアンケートというのは、もしかしたら取ってはいないんかもしれませんけれども、いろんな場面で子供たちの反応を先生方から拾ったりとか、もしくは給食運営委員会というのを学期に一遍程度やっているんですけれども、そこには各学校の代表の保護者の方が出てくる中で、子供たちはこんなふうに言っていますとか、これを大変楽しみにしていますという、子供だけじゃなくPTAの声としても私たちは預かっておりますので、私もその場の会議は出ておりますけれども、大変給食については保護者の方がありがたいというようなことで、また子供たちも喜んでいますという声をいただいているので、そういう部分をさらに拾っていく場を多くしていきたいなというふうに考えております。
  私からは以上です。
○小宮委員長 ほかに。
  前田委員。
○前田委員 8番、前田です。
  予算書でいくと178ページなんですけれども、職員人件費のところを見ると、時間外勤務手当60万円、休日勤務手当3万9,000円ということなんですけれども、町民の人からも、私が議員になってから言われるんですけれども、役場で2階ですか、多分、教育総務の部屋なんですけれども、あそこが祝日に電気がついているんですよね、昨日もついていたのかな。あんなに土日も出たり、祝日に出て、あそこのところで残業させているのと言われて、これを見ると時間外勤務手当60万で、月に約5万掛ける12で約60万としていますけれども、以前、10年前から残業の件で建設課だとか合併のときにおいてはいろんな点があったんですけれども、教育総務の方は土日とか祝日に出て、あそこに電気がついていると外から見て分かるんですよ、何をやっていらっしゃるんですかね。議員が一般質問だとか、今日みたいので、万が一日曜だか出てそういうことをやっているんかなということで前から言われているんですよ。日曜日、確かに運動会だとか、卒業式は違うのか、そういうことも考えられるんですけれども、大体ついているんですね、何をやっているのかなと。何をやっていらっしゃるんですかね。
○小宮委員長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米教育長 ただいまのご質問にお答えします。
  私も、ある市町村で指導主事をやっていて、同じようなことをしていたんですけれども、平日の多くの時間が比較的、実際の学校現場対応だとか、ちょっとこの辺が具合悪いんだけどどうしようかとか相談があれば、その学校のほうに出向いていって、その対応をしたりとか、そういうことで昼間、事務仕事の処理がほとんどできないようなことが多々あって、私も指導主事のときには土日で勤務先に向かわなかったことがないぐらいにそこに行っていたかなというふうに思います。おやじが亡くなったのも土日出ているときに、そこに電話が来て駆けつけたぐらいで、本当に休める瞬間がないぐらいに結構忙しかったかなと思います。ですので、土日出てきて少しでもそれを進めておけば、次の週にまた学校対応があってもそれを丁寧にできるとか、いろんなこともあって、もうちょっとうまく実際には改善できていくといいななんていうふうには思っておるんですけれども、ただ、今いろんなことで電子化が進んでいるんで、昔と比べればもうちょっと効率よくできているんじゃないんかななんて いう気はするんですけれども、今後、いろんな意味でもう少し職員、役場の指導主事等を含めた職場の働き方の改革をしていく必要があるなというふうなことも考えております。
  以上です。
○小宮委員長 前田委員。
○前田委員 先生というのは全国的に大変で、やったことはありませんけれども、おやじの兄弟は先生が多かったですけれども、やればやるほど本当に子供たちの相手は難しいと。ただ、手を抜けば幾らでも手を抜けて、あんたが勉強しないからだと。それは別として、ときがわ町で言われているのは、これは私も教育総務にずっといるわけじゃないから分かりませんけれども、土日出て昇格試験のために勉強しているんじゃないかとある職員からも聞いたことがあって、全てじゃないでしょうけれども、フリーな時間は教育の勉強をしても構わないんですけれども、そういううわさを10年前から聞いていて、そういうことじゃないと教育長は今言ったように言っていただければいいんで、私もこれから聞かれたら、いや、そういういろんな点を休みなしでやっていますということを言えますからいいんですけれども、そういう点で、教育長が言ったということで理解していいわけですね、昇格のためにやっているというわけじゃないですね。
○小宮委員長 久米教育長。
○久米教育長 そういった昇格のための勉強をしているということは絶対あり得ないなというふうに思います。
  それで、もしそういう勉強をしている職員は、試験は多分合格できないだろうなというふうに思いますよ。実際に、本当にいい意味で汗を流した人間じゃないと、書くものにしても、面接にしても、それがにじみ出てこないから分かってしまうことかなと思いますので、いずれにしてもそういう仕事はしていないと私は断言できるというふうに思います。
  以上です。
○小宮委員長 前田委員。
○前田委員 指導主事に対して言っているわけじゃないので、そこは理解してください。分かりました。
○小宮委員長 ほかにはございませんか。
  畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  私もちょっと学校関係のところというのは詳しくないんで、教えてください。
  まず、予算書でいくと195ページ、これは小学校の教育の振興事務ですね、それと205ページに中学校の教育振興事務があるので、振興事務について聞きますので同じだと思いますので、よろしいでしょうか。
  では、小学校のほうから。報償費の卒業記念品代で3万3,000円とあるんですけれども、これは税金で先生に支払うんですか、卒業する先生に。ちょっと教えてもらっていいですか。小学校と中学校、学校ごとにあるんで。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えを申し上げます。
  これは先生に対する記念品とか、そういうことじゃございません。卒業記念品代でございまして、特に玉川小学校で言いますと、小学校みんなそうなんですけれども、英和辞書です。中学校へ行って英語の勉強が本格的になるので。
○畑委員 お子さんに。
○宮寺教育総務課長 そうです。1冊1,300円で見ております。掛ける25人で3万2,500円、予算上3万3,000円ということでございます。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 小学校は英和辞書、中学校にあっては何なんでしょうか。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お待たせいたしました。
  玉川中学校におきましては卒業記念品代、印鑑でございます、認印。
○畑委員 朱肉をして押すやつ。
○宮寺教育総務課長 そうですね。水牛か何かだったと思うんですけれども、それが1人あたり1,500円、都幾川中学校も印鑑です。
○畑委員 お子さんに対するものですよね、職員じゃないですよね。
○宮寺教育総務課長 児童生徒の卒業生に対するものでございます。
  以上です。
○畑委員 はい、確認させてもらいました。
○小宮委員長 杉田委員。
○杉田委員 2番、杉田です。
  203ページの社会体験事業についてなんですが、玉中と都幾中で若干値段差があるんです けれども、どんな形で、何をやっているのか、ちょっとお尋ねします。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 それでは、担当の主任指導主事のほうから答弁させます。
○田畑教育総務課主任指導主事 それでは、お答えさせていただきます。
  社会体験チャレンジにつきましては、中学校の主にキャリア教育の一環でございまして、様々な事業者様にご協力いただきながら、実際に働く体験をしております。町内の事業所に玉川中学校と都幾川中学校それぞれ挨拶に出向きまして、児童の受入れをお願いしております。その中で働くことの意味であったり、体験といったところを学びながら、将来に向けて進路選択の一助としていくというところでございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 杉田委員。
○杉田委員 この玉中と都幾中でちょっと金額に差があるんですけれども、その辺は事業所によって違うんでしょうが、その辺の理由はどんな形か教えてください。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えを申し上げます。
  都幾中と玉中で若干経費が変わっておりますけれども、やはり生徒受入れ事業所への謝礼品なんですけれども、2,500円程度の実績、菓子折りなんですけれども、受入れ事業所数が違ったりしますので、それで数値が変わってまいります。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいですか。
  ほかに。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  主要な予算概要です。38ページですが、真ん中辺、特色ある学校づくり補助金、もうこれは何年たつか、大分やっていますよね。それぞれの学校、特色は出ましたか、伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答え申し上げます。
  各校いろいろ、ずっと同じことをやっているわけじゃない部分もございます。ただ、今端 的に言いますと、萩ヶ丘小学校では地域との連携ですかね、そういった者に対しての講師の方へのお礼等に一部は使われています。
  それから、都幾川中学校におきましては、最近、防災教育といったものに非常に力を入れています。それから玉川中学校なんかも環境教育といったものに力を入れているかなと思うんですけれども、今、例えば明覚小学校あたりでも環境教育というんですか、学校ファームといったものの運営というんですか、農業体験といったものにも経費を使っております。主には地域との連携、例えば地元農家の方から教えを受けて、そういったものへの報酬ですとか、あるいは先ほど言ったように、防災教育やら環境教育ということでちょっと特徴づけているかなということでございます。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 1校20万ですか、どうしても私、先行きちょっと心配なのは、小規模校をいかに残すかという課題は、特色ある学校づくりだと思うんですよね。そこにきちんとした特色を持って勉強もできる環境づくりが大事だと思うんですよ。そこのところを私は、この中でも教員先進地視察研修費もありますよね、そういうところへ視察に行ったら、恐らくそういうところも実って、そこに生かせる課題ができるんではないかな思うんですよ。ぜひ先生方にもその教育の場において大事なことを伝えていただければと思います。お金が毎年20万出て、そろそろそういう中身についても、ある程度特色が出て当然のことだと思うんですよね。だから、その20万ぐらいの予算ではできないいっても仕方ないですけれども、やっぱりこれからの小規模の学校には特色あって、まして小規模特認校になると、本当に特色づくりが大事になりますから、そういうことも含めて教育の場で生かしていただければありがたいですが、その点いかがでしょうか。
○小宮委員長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米教育長 ただいまのご質問にお答えします。
  野原委員のおっしゃるとおり、今までのところのやり方というのがある意味、学校任せの部分が強くて、学校がそれぞれ環境教育で、例えば私は、都幾中のときにはアサガオでカーテンをつくってなんていうことでやらせてもらったんですけれども、その都度、その都度変わっていくというようなものよりは、教育委員会も少し関わりながら、もうちょっと大きな目で見て進めていくということも必要なのかな、そうじゃないと、校長が替わりながらいろ んなことをやってみようということでやっていくと、多分、統一性のないものになっていくので、今後もう少し教育委員会も加わって、今野原委員がおっしゃったようなことを視野に入れながら、もし足りなければお願いして金額を増やしてもらって、もっとしっかりしたものをという形が望ましいのかななんていうふうに考えておるところです。それのためには、もう少し学校とも話合いをしながらやっていく必要もあるんじゃないかなというふうに思っておるところです。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 どうしても地域の人の力、それから保護者、そして先生が入りますから、そういう中でいい学校づくりが大事だと思うんですよ。ぜひ教育長、部下、また関係者にはそれを伝えていただきたいと思います。
  これで教育長、お辞めになるというか、そういうことも聞いておりますので、ぜひ皆さんにその教育方針を伝えていただければと思います。お願いします。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  予算書の233ページ、中段下のところで施設備品購入費687万7,000円、700万円近い備品購入とは何なのか伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 それでは、ここは学校給食センターに関することでございますので、新井主査のほうから答弁をさせます。
○新井教育総務課主査 私のほうからお答えさせていただきます。
  備品購入費なんですけれども、来年度、実は給食センターのほう出来上がりまして約24年が経過しまして、来年25年目になります。その間、今までずっと同じものを使い続けてきていたという経緯がございまして、来年度につきましてはガスの回転釜、直径1メートルぐらいの大きな釜なんですけれども、それのガス式のものを3台。それと調理器具、熱で消毒する消毒保管器というのがございます、こちらを2台、それぞれ大きさは違うんですけれども、今お話のガス釜を3台と調理器の消毒保管庫を2台購入させていただくという形でこの予算を計上させていただきました。
  簡単に内訳なんですけれども、ガス釜3台で385万3,000円、調理器具の消毒保管庫がおよそ200万円、1台、もう1台の消毒保管庫がおよそ100万円という形で、この金額で予算のほうを計上させていただいたところです。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  田中委員。
○田中委員 主要な政策の中で、要保護、準要保護の件。
○小宮委員長 何ページでしょうか。
○田中委員 39から、その次のところになりますが、主要な施策ですね。小学校と中学校両方とも要保護、準要保護が今年度、両方とも25万、21万ずつ増えています。生徒さんはそんなに増えるということではないと思うんですけれども、ときがわ町は多いと思うんですね、まず1点、人数を教えていただきたいんですね。何人中何人がということで。小学校、中学校別で結構。お願いします。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 予算書197ページが小学校就学援助事業なんです。下から3分の1ぐらいのところ。まず、来年度の見込みの人数だけ申し上げます。要保護が2名で見込んでおります。それから、準要保護が56名、計で58名見込んでおります。
○田中委員 何人中ですか。
○宮寺教育総務課長 来年度見込みが、小学生が全体で、3校合わせて376名でございます。
  中学校。また予算書で恐縮です、207ページをご覧いただきたいと思います。また上から3分の1ぐらいのところに中学校就学援助事業がございます、まず、要保護が1名、それから準要保護が36名、計37名見込んでおります。
  中学校の来年度の見込みが2校合わせて213名でございます。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 ありがとうございます。
  それで、ちょっと前にランドセルの話をしたと思うんですね。要保護、準要保護の対象には多分ランドセルは入っていないと思うんですけれども、私の認識は、多分、対象に入って いないと思ったんですけれども、入っていたら結構ですけれども、埼玉県の6年度の予算で各自治体がいろいろ出ていますけれども、教育長の出身のところではランドセルを支給する、補助すると─上限5万円ですけれども─というのが今年、多分可決されると思いますけれども、提案されました。私も過去、神山委員なんかも提案していまして、私も具体的に何年か前に出しましたけれども、それを対象に入れられないんでしょうかね。入っていたら結構ですけれどもね。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えをいたします。
  ランドセルを就学援助の支給金の中で使っていただいて結構でございます。つまり、ランドセルの購入資金の一部に就学援助の支援金を使っていただて結構だということです。議会の答弁でもあったんですけれども、例えばグローブ、野球の部活でグローブも、ときがわ町では学用品の一部と見て、その全額は間に合わないかもしれませんけれども、入学あるいは通学あるいは学費のかかるものについては認めますよということでおりますので、ランドセルも含まれております。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 私の認識が違っていたら、今、課長、グロスで幾らというふうにお渡ししちゃっている額ですよね。そうすると、ランドセルを買っても、例えば洋服を買ってもという。入学について、例えば中学校でいけば部活動だとか、制服だとか、グロス的に見るとあると。その中で何を使ってもいいという表現ですよね、今のね。私が言っているのは、ランドセルというのはかなり高額なんですよね、現状でいくとね。調べたら1万円ぐらいから、ランドセルじゃなくてランドバックというところからあったり、その肩掛けからいろんな。それは自治体でいろんな工夫をしているところも、もちろんあるのは知っていますけれども、そういう意味では、もうちょっとときがわ町のそういう方については、例えば準要保護というのは実際に決められた額ですよね、ある程度幅がね。極端には違いますけれども、ある程度幅だとか、どの辺でというのが決められると思うんですね。その辺でかなり小学校の入学時に当たってのランドセルの費用の額というのが大きな要素になってきているんじゃないかと思うんですね、そこで少し予算を増やす、または補助金を出すというようなお考えがあるのかということでお伺いしたかったんですけれども。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えをいたします。
  これもたしか一般質問であったかと思うんですけれども、通学かばんについては特に制約を設けておりません。今いろんな種類の通学ランドセルじゃなくて、背負うタイプのもっと軽くて形はランドセルぽいような、ランドバックというんですかね、私も見て知っております。ナップサックみたいなものでも、極論を言えばいいんです。なので、その辺、支援金を各家庭でどう使っていくかというのは、一々の領収書まで求めていないんですね。ですから、何でもというとちょっとあれでしょうけれども、もちろん学業に係るものとご理解いただいていると思いますんで。
  ですから、その支援金の範囲の中で、通学に係るもので、あるいは学業に係るもので使っていっていただければということでございます。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 これをもちまして、教育総務課に関する質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を3時25分といたします。
                                (午後 3時21分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時23分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 生涯学習課に関する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  211ページの中段、もみじ太鼓まつり実行委員会補助金62万円、昨年度よりも30万円減、約半分減の理由をお聞きいたします。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 ただいまのご質問に関しましては宮寺主任のほうから答弁いたします。
○宮寺生涯学習課主任 山中委員の質問にお答えいします。生涯学習課の宮寺と申します。よろしくお願いいたします。
  もみじ太鼓まつり30万円減額となっておりますが、これは今年度、令和5年度当初、プロの太鼓団体にご出演いただく予定で令和5年度は予算計上しておりましたが、正式に令和5年度の実行委員会に諮りまして協議をした結果、委員さんの中から呼ばないという判断がされたため、今年度、出演料30万円を支出しませんでした。これによりまして、6年度も同様に出演依頼を行う予定がないことから、令和5年度に比べて減額となっているものでございます。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  主要な事業で47ページだと思うんですけれども、せせらぎ広場の設計委託ということで、これはこの間見学にも行きましたし、町長がしっかり取り組めというふうに伺いました。どこに、どういう内容でこういう積算が出るのか伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 ただいまのご質問につきましては田中主幹のほうから答弁いたします。
○田中生涯学習課主幹 ただいまの田中委員の質問の対しましてお答え申し上げます。生涯学習課の主幹、田中と申します。よろしくお願いいたします。
  せせらぎ広場の設計業務委託でございますが、まず、どんな設計かという形のほうの委託料かというご質問でございます。
  この委託の内容でございますが、測量業務委託として作業準備、現地踏査を行い、現地の状況等を掌握し、現地測量を実施して500分の1程度の平面図を作成いたします。次に、設計業務として、体育センター建物の周辺部分に芝張り工、遊具の配置計画等の検討を行い、設計図、数量計算、概算工事費の算出を行います。
  以上が今回の設計業務委託になります。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 主幹ね、そうしたら逆に言うと、ある程度イメージができちゃっているようなお話を今聞きました。そうじゃなくて、私が受けているのは、今年10月までにいろんな形の意 見集約をして、または、私も具体的な提案をしました、2件のこういうのがいいんじゃないかという。押しつけるつもりで言ったわけではありませんで、こういう利用やこういうのがあるんじゃないかというのは提案はしたつもりなんですね。そうすると、今のお話でいくと、相当もうできちゃっている、できちゃっているというか、イメージでできちゃっているような感じなんですね。それでも480万というのは高過ぎるなと思いますけれども、そういうのはもうちょっと現場感だとか、子供たちだとか、親の利用者だとか、あそこはすぐに近くに小学校もあります、学童もあります、体育館を利用しているいろんな方があります、またいろんな形の町外も含めてそういうのを知恵を集めるんじゃなかったんですか。伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 お答えいたします。
  まず、せせらぎホール周辺整備の設計業務委託料ですけれども、今、田中委員400万とおっしゃいましたけれども、こちらで取ってある金額は200万でございます。それと、こちらの積算につきましては、予算計上の段階で、まず町長のほうから指示を受けた内容での積算ということになっております。全員協議会でお話をさせていただいた際にも、いろいろご意見いただきました。その中で、ほかの福祉課、建設課等の連携も含めて広く意見をいただく中で、実際には設計を行っていきたいというふうに考えているところです。
  以上でございます。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 私、200万円間違えました、200万円でした。それで、200万円でも高過ぎると思っていますけれども、ぜひそういう知恵を集めた、それから昨年度は文教で視察まで行っています、町長も含めて行っていますよね。だから、そういうのをぜひ、ときがわらしいというんじゃなくて、私はあそこはすごいいいポイントになると思いますよね、体育館があり小学校があり学童があり、第二庁舎も含めてある、駐車場もある、トイレの新設は要らない、せせらぎという名前から見て、水の流れもある。大変いいところだと思っています。
  だから、そういうところではぜひ、ときがわに子供たちだけじゃなくて、町外からも利用に来られるようなものに造っていただきたいと思います。そういう意味で、課長、ぜひしっかり、はい、つくりました、ぽんというんじゃなくて、キャッチボールをしながら、あと、視察もぜひ行っていただきたいと思います。
  もう1個加えるとすれば、現場のお母さん方というのか、お子さんがいる人の声もぜひ聞 いていただきたいというふうに思うんですけれども、お願いします。
○小宮委員長 正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 お答えいたします。私の考えといたしまして、ハード事業をする際には、事前の十分な検討が必要だと思っているところでございます。その意味でも、今回の周辺整備につきましても、いろいろな方の意見を聞く中で、皆さんが喜んでくれるような整備をしないといけないと思っております。そういう意味でも、皆さんの十分な意見を聞く中で設計等も進めてまいりたいと思っております。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  予算書の221ページの下段、指定文化財保存管理事業の中のじん芥処理委託料10万円というものがございます。じん芥処理は農林環境課のほうだと私は理解していたんですが、この事業の中でニホンカモシカの処理を委託しているというふうなお話を聞きました。農林環境課とは関係ない事業なんでしょうか。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 ただいまのご質問につきましては田中主幹のほうから答弁いたします。
○田中生涯学習課主幹 それでは、山中委員のご質問にお答えさせていただきます。生涯学習課主幹の田中と申します。よろしくお願いいたします。
  ご質問のじん芥処理委託費の予算化についてお答えいたします。
  特別天然記念物であるニホンカモシカは、市町村によっては埋葬または焼却のいずれかの方法で処理を行います。文化財保護法により特別天然記念物に指定されているニホンカモシカは、生涯学習課の職員により個体の計測等を行い、国・文化庁に滅失届の報告後、町内の最寄りの町有地に埋葬を行っております。
  埋葬を選択している理由といたしましては、小川地区衛生組合では小動物の受入れは行っていますが、50センチを超える規格外は受け入れることができません。また、特別天然記念物であることから、個体をさらに損壊することは好ましくないとの判断と、町有地に埋葬後、他の小動物等に荒らされないように、ある程度深く埋葬する必要性があることから、じん芥処理委託費として予算計上させていただきました。
  また、滅失事務を行う所管課で最後まで責任を持って処理を行うという考えから、生涯学習課に予算を計上させていただいたところでございます。
  ご理解のほうよろしくお願いいたします。
○小宮委員長 山中委員。
○山中委員 この予算化した10万円というのは、大体何頭分の埋葬なんでしょうか。
○小宮委員長 正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 個体数で言いますと、約2頭分を令和6年度は計上しております。令和5年度に処分をした件数が3件ということでございました。それ以前につきましては、ほぼそういうような事例がなかったということで、令和5年度に集中したような形ですけれども、その中で、来年度につきましては、予防の意味も込めまして2頭分を上げさせていただいております。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  神山委員。
○神山委員 4番、神山です。
  予算概要の45ページの中ほどなんですけれども、図書館管理運営事業なんですけれども、まず、私的には、図書館運営、アスピアたまがわの図書館なんですけれども、防災メール等でイベントの情報だったり、SNSを使ったり、図書館自体の模様替えというのも積極的にやられて、私、すごく高く評価しております。
  そのような中で、2月は皇族の方が来られて、渡邉町長は、あそこは迎賓館なんだよという発言もされております。そのような中で、やはりもう少し、また多世代交流という部分でも図書館というのは重要な核の拠点になると思うんですよ。そういうことを総合的に含めても、もう少し予算を立てて、そのような核としての取扱いを図っていくべきではないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 図書館運営の高評価、ありがとうございます。
  図書館につきましては、神山委員おっしゃったように、小さい子を連れた親子連れですとか、そういう方も来館しております。今後、今の体制を言ってしまうとあれなんですけれども、正規職員は1名図書館のほうにはおるんですけれども、現状ですと、図書館運営の業務 を新しく始めたこともございますので、それにかかわっている部分が大きくなってしまっていて、新しい取組等、今後進めていく上では、多世代交流も含めた内容で事務運営ができればいいというふうに考えております。
  以上でございます。
○小宮委員長 神山委員。
○神山委員 ですので、1階で言えば展示もしておりますよね、ただ、やっぱり暗ったいところで、町民が見る展示かと言われると、なかなかそうでもない。じゃ椅子はどうかと言われると、設置当初は多分あれがよかったんでしょうけれども、やはりちょっと椅子の高さが足りないとか、ちょっとテーブルが必要なんじゃないのかとか、ちょっと飲食ができるようなことも考えながらやっていただければなと思うんですね。自動販売機の数を増やすとか、せっかくあそこにいい核としてあるわけですから、もう少し利用価値を高めるような努力を渡邉町長、どうでしょうか。
○小宮委員長 渡邉町長。
○渡邉町長 今、子供もそう、若い世代もそうなんですけれども、ときがわ町に居場所がないというんですよね。お母さん方もそうですけれども。そういうことで、生涯学習課も今、図書室、今度は玉川の公民館の中、若い人が集えるようなところも今やっております。
  そういう観点で、今後、アスピアのほうも、この令和の時代に合ったような施設展開をしないといけないかなと思っております。
  以上です。
○小宮委員長 1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  それでは、質問させていただきます。
  予算書で言いますと225ページです。主要な課題でいくと46ページになります。
  その中の工事請負費の中のエレベーターの下に合併浄化槽の蓋交換で990万、約1,000万近くの蓋の交換があるんですけれども、これはいかがなものかの件も含めて、ちょっと教えてもらいたいんですけれども。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 ただいまのご質問に関しましては田中主幹のほうから答弁いたします。
○田中生涯学習課主幹 それでは、畑委員のご質問に対してお答えさせていただきます。生涯 学習課主幹の田中と申します。よろしくお願いいたします。
  まず、令和5年度で合併浄化槽の蓋等の交換の工事という形のほうで予算計上を当初させていただいたところでございますが、入札等の準備を進めている段階で物価等の大幅な値上げ等がございまして、再度現場等のほうを精査する必要性が生じてまいりました。その後、補正予算等の予算計上を含めて、改めて設計等を行ったわけなんですが、あまりにも工法の変更また現場精査した結果、建築経費から舗装等を含めた物件等の費用のほうの経費等が大幅に土木経費という形で値上がりしてしまいました。そのような点を踏まえまして、今回、令和5年度の執行を見送りまして、令和6年度の当初予算という形のほうで改めて予算計上させていただいたところでございます。
  最初の設計の段階で、その辺について十分な精査ができなかった点につきましては、積算の段階で申し訳なく思っておるところでございます。
  また、今回令和6年度の当初予算のほうで予算計上させていただいた段階では、合併浄化槽の周辺の舗装面のほうの不陸、いわゆる地盤沈下等を起こしているようなところがございまして、その辺の部分のところの費用も含めさせていただきました。
  また、外側線等の一部修正等を踏まえて浄化槽のほうの蓋枠等、またあわせて不同沈下した部分につきましての積算という形のほうをやらせていただきまして、今回予算計上させていただいたところでございます。よろしくお願いいたします。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 丁寧な説明ありがとうございます。四季彩館でもちょっと質問したんです、四季彩館は400万でした、蓋交換。こっちはまた同じように蓋交換990万、1,000万近くです。何でこんなにかかるのかなと思ったんですけれども、これは実際に職員が行って中を見たりしているんですか。本当は令和5年度にしたかったということなんですけれども、しなきゃいけない……いけないからやるんでしょうけれども、蓋交換工事となると、何か新しいのを乗っければいいやというようなことじゃないんですか。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 ただいまのご質問につきましても田中主幹のほうから答弁いたします。
○田中生涯学習課主幹 それでは、お答えさせていただきます。
  現場のほうにつきましては、業者さんのほうの保守点検等を踏まえて報告等が上がっている状況を担当者のほうで、私のほうでも現場のほうは確認させていただいているところでご ざいます。やはり経年劣化という形で、今まで蓋交換等行っていなかった段階で、さび等も十分に発生しておりました。また、ボルトのほうの関係についても、一部できていないところとか、不具合等も承知する中で今回交換するわけなんですが、合併浄化槽の処理人数も250人槽という形のかなり大きい浄化槽の蓋でございます。その部分の蓋交換、枠等を踏まえて、また不当沈下した部分のところの分の舗装の修繕並びに外側線等の修繕等を踏まえますと、このような経費の積算になった次第でございます。よろしくお願いしたいと思います。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 それでは、2回目ですね。蓋交換工事なんで、素人から考えると、例えば蓋枠とか、蓋を替えればいいような気がするんですね、このタイトルだけ見ると。実際には、今だって動いているわけですよね、当然止めてはないわけですよね浄化槽。今使っているわけじゃないですか、今使っていて、使うにもう耐えられないような状況だっていう保守点検をしているわけなんですか。何か業者さんのほうが、じゃ蓋もついで、ついでと言っちゃ失礼だけど、やっちゃったほうがいいよと言われて、じゃやるかというような感じじゃないんでしょう。もうやらなきゃしようがないからということなんですか。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 引き続きまして田中主幹のほうから答弁いたします。
○田中生涯学習課主幹 それでは、お答えさせていただきます。
  蓋だけの交換ということではなく、現場を見た関係では、枠のほうと蓋という形のセットで交換しないとというふうな時期に来ているという形で考えております。
  費用的な面ですと、蓋だけの交換であるとこのような金額になってしまうのかという形なんですが、こちらのほうの浄化槽の設備自体のほうは今、鋳造の鉄という形の鋳物の蓋と言ったらよろしいんですかね、鋳鉄製の蓋でございます。こちらのほうの蓋の枚数と、またそちらのほうの経費のほうが昨今の物価上昇等によりまして大幅に値上がっているとこでございます。それのほかに枠も交換しなくちゃいけないということも現場のほうで確認させていただいているところでございます。
  一連の作業として、今回その浄化槽の本体の機能という形のほうは影響はないんですが、どうしてもそれは将来的にそちらの車の通行等の安全面等を考慮すると、ここで交換をさせていただきたいという形の考え方でございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  杉田委員。
○杉田委員 2番、杉田です。
  221ページです。中ほどです。委託料の中で小倉城跡地中レーダー測量業務委託33万円があります。非常に聞きなれない地中レーダー測量という詳細をお願いいたします。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 ただいまのご質問につきまして、田中主幹のほうから答弁いたします。
○田中生涯学習課主幹 それでは、杉田委員のご質問に対しましてお答えをさせていただきます。生涯学習課主幹の田中と申します。よろしくお願いいたします。
  ご質問の地中レーダー測量の関係なんですけれども、今回、そのレーダー測量というのは、地中部分の掘削する前の状況として、電磁波によりますレーザーのほうを照射させまして地盤のほうの凹凸の状況等を事前に調査するものでございます。今回行うものはくるわ1、くるわ2という形で順番に作業を行ってきているところなんでございますが、今回令和6年度におきましては、くるわ2以降の主要部分につきまして、その岩盤等の状況等を踏まえた地中内部の調査という形のほうで事前調査を何点か行いまして、それに基づきましてトレンチという縦断方向に掘削するような形のほうで現地のほうを調査するわけでございますが、そのポイント等を確認する作業で今回予算計上させていただいているところでございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  田中委員。
○田中委員 田中です。6番。
  予算書210ページ、放課後子ども教室推進事業、これ私もずっと勘違いをしていた部分がありまして、学童は福祉課、学校関係は教育総務、この事業は生涯学習ですね、子供を中心に見るとですね。非常に分かりづらくて、どういう事業だったのかなと思っていたんです。何で萩小だけ放課後子ども教室推進事業がある。私も多少聞きました。ただし、ああいう事業だったら、逆に言うと明小だって玉小だってあるわけですよね。だから、そういう部分ではきちんと精査というのかね。
  それで、これはもう今年始まった事業ではありません、ずっと引っ張っている事業ですよね。引っ張っているって悪い言い方じゃなくて、ずっと継続している事業、やっぱりどこか できちんとまとめて参照館になるような、お子さんという切り口で見れば参照館ですよね、だと思うんですよ。だから、そういう子供何とか省じゃないですけれども、今後はそういう形が必要なんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 ただいまのご質問につきまして、宮寺主任のほうからお答えいたします。
○宮寺生涯学習課主任 田中委員からのご質問にお答えさせていただきます。
  この放課後子ども教室推進事業なんですけれども、おっしゃるとおり萩ヶ丘小学校で、都幾川村と玉川村が合併当初から続いている事業でございます。当初、萩ヶ丘小学校周辺に学童がなかったものですから、下校までの子供の見守りということで、この事業を使って開設をしておるところです。
○小宮委員長 正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 放課後こども教室の関連の説明は以上なんですけれども、実は、今、萩小校区の学童保育から、こちらは明覚地区のしいの子会とは逆で、児童が少なくて少し困っているというようなお話をいただいているところです。そういう意味から、これから始めるんですけれども、萩小校区につきましては学童と放課後子ども教室、学校も含めて話し合いをしていく準備を現在しております。
  放課後子ども教室というのは、基本的には預かり時間というのが学童保育に比べて短い面もございます。そういう意味では、私個人の今の考えなんですけれども、どうしても学童保育は残さないと保護者の方が不便になるというようなこともあるかと思います。そういう部分も含めまして、今後、萩小校区につきましては子供の放課後の過ごし方の在り方について検討してまいりたいというふうに思っているところでございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 課長ね、そういう認識はもう合併から何年たつんですか。それで、やまびこはそのときからあるんですよ。校舎内にこの学童の施設をいろんな経過で造っています。私も、どうしてこういうことをやっているのかなというのが全然分からなかったですよ、はっきり言って。同じ子供が、庭で遊んでいる子供たちと、こちらに子供がいるのはどうしたのと言ったら、いや、田中さん、あれは放課後何とかなんですよって。何が違うのかなと。何で学童で一緒にフォローできないのかなというのは素直に思っていました、最近まで。
  だから今、課長、萩小は何人いらっしゃるんですか、子供たちが。そういうレベルですよね。前田委員を怒らせそうな話になりますけれども。そういうことだと思うんですよ。だから課長、そういう認識はきっちり、将来のことも含めて、子供たちの安全・安心を確保して守っていくわけですよね。放課後だけじゃなくて、長期の夏休み、春休みがあります、そういうところは、この子たちはどうしているんですか。学童で来ていなかったら、長期の休みはどうしているんですかというのはすごく思いませんか。だから、これはぐずぐずというより、すぐやったほうがいいと思うんですよ。
○小宮委員長 暫時休憩いたします。
                                (午後 3時52分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  課長ね、ぜひ現場の声も聞きながら、ぜひ継続して守っていただきたいし、預けているというのか、子供たちのことも含めて調整していただきたいと思います。どうでしょうか。
○小宮委員長 正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 令和5年度で言いますと、実際の参加児童数については、放課後子ども教室のほうが学童保育よりも多いような状態なんです。二重で登録している方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんけれども、実際問題として、放課後子ども教室のほうが多いという現状の中で、学童保育のほうから相談を受けているような状態です。やはり子供の安全を守るというのが一番の責務というふうにも考えております。学童保育主幹課の福祉課ともよく協議をして、これも保護者のご意見等も聞かなければもちろんいけないと思っておりますし、様々な意見を集約する中で、今後、丁寧に進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  畑委員。
○畑委員 予算書でいきますと229ページ、主な主要施策でいきますと47ページ、その中で土地の借上料は約124万円、前の5年度にあっては167万9,000円、減額になっているんですね、 約43万9,000円。これはただ単に返したからか、それとも単価を下げたからか。もし違っていたらごめんなさい。
  それで、今、広場で整理するような計画がある、これはもう皆さんの憩いの場で整備するのはいいんですけれども、これも含めて減額して、広場もまた大きくするのかどうなのか。一緒に言ってもらってよろしいですか。
○小宮委員長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 ただいまのご質問につきましては、島田主任のほうが答弁いたします。
○島田生涯学習課主任 ただいまの畑委員の質問にお答えをさせていただきます。生涯学習課の島田と申します。
  今回、体育センターの土地借上料が令和5年度比で減額となっておりますけれども、こちらにつきましては令和5年度体育センター用地として契約していたものの中にバスセンター用地が2筆入っておりました。この2筆につきまして令和6年度からは政策財政課の予算のほうに計上したために減額ということになっております。土地全体の借上料については、令和5年度、6年度、今のところ変更ございません。
  以上でございます。
○小宮委員長 正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 引き続き田中主幹のほうから答弁いたします。
○田中生涯学習課主幹 それでは、畑委員の体育センターのせせらぎ広場のほうの関係の借地のほうがございますかというふうなご質問についてのご回答という形のほうでよろしいでしょうか。
  今回、設計を来年度予定しております体育センターせせらぎ広場の整備事業におきましては、既存のお示しした全員協議会等の図面の範囲の中で行う予定で考えておりまして、今の段階では借地のほうを新規に行う予定はございません。
  以上でございます。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 分かりました。
  面積等が変わっていないし、これから広場として整備するけれども、拡大はしないよ、用地をとったりしないよということでよろしいわけですね。はい。
  2問目です。その中で、広場として考えているのは、例えば遊具を置くとか、何々すると か、芝を植えるとかと、そういう具体的な何々するというような方向性は今はないんですか。まだ委託をしてからの関係なんで、どうするという大まかな方向性みたいなのはあるんですか。
○小宮委員長 正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 引き続き田中主幹から答弁いたします。
○田中生涯学習課主幹 それでは、畑委員のご質問に対しましてお答えをさせていただきます。
  現段階の考え方でございますが、芝を張るという形のほうの芝張り工のほうを検討させていただいているところでございます。
  もう1点目といたしましては、皆さんのご意見等を踏まえまして、遊具の設置のほうにつきまして、その選定する場所等も今回の設計で候補地等も検討してまいりたいという形の2点のほうの設計業務に対して検討しているところでございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  田中委員。
○田中委員 すいません、最後、213ページの都幾川公民館の管理事業ということなんですけれども、これ課長にこの間具体的に、今回LED工事がいっぱいあったり、設計の準備があったり、いろいろしています。3階の講座室というんでしたっけ、電灯がかなり切れているんですよね、教育長、知っていますか。それで、私も結構使わせていただいて、あれはみっともないからどうにかならないかのかと言ったら、課長は、「いや、田中さん、今度工事が入るから、それちょっと待ってくれ」と言われて、もうしばらく前の話ですよね。入ってないんです。私、課長が言っていたのと違うんじゃないのかなと思って、伺います。
○小宮委員長 正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 工事が入るから、確かにそのような趣旨のお話をさせていただきました。それにつきましては、令和6年度、ときがわ公民館につきましては第二庁舎と一緒にLED化の工事を行います。その中で、公民館の電灯につきましてもLED化がなされる予定です。そこの工事で入れ替えますという意味でお話をさせていただいたつもりだったんですけけれども、十分にこちらの意思が伝わっていなかったとすれば、大変申し訳ございませんでした。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 課長ね、そうしたら、213ページのところに載せてもいいんじゃないか、何かよ く分からない表記だなと思ってね。私もそれなりに見てきたつもりなんですよ、ほかのところではちゃんと体育館のLED工事、何の工事、でも重箱のつもりで言うつもりはありませんけれども、公民館と第二庁舎というのは切り分けているんじゃないですか。第二庁舎ですか、あれは。つながっているのは知っていますよ、もちろん。でも、やっぱり違うような気がして、それは重箱なんで、ある意味どうでもいいですけれども、普通は切り分けているんじゃないかなと、これを見ればそんなふうに感じますけれども、いかがですか。
○小宮委員長 正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 お答えいたします。
  こちらの都幾川公民館管理運営事業につきましては、その事業名どおり、管理運営に関する費用を計上しております。電気料ですとか、そういう部分につきましても、第二庁舎と一緒の契約になっていますので、年間での支払い金額に対して総務課で持っている予算でこれだけ、生涯学習課の予算でこれだけというような支払の仕方をしておるところでございます。
  今回の工事につきましては、細かい部分で予算科目を総務課所管の予算と生涯学習課所管の予算に分けるという考えもあるかとも思いますけれども、最終的な判断といたしまして、総務課のほうで一括して予算を計上したというところでございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 これをもって生涯学習課に関する質疑を終了いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎散会の宣告
○小宮委員長 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会したいと思います。
  大変お疲れさまでした。
                                (午後 4時04分)