予算 審査特別委員会

議 事 日 程(第4号)
                            令和 6年 3月12日(火)
開議の宣告
日程第 1 議案第28号 「令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算」の審査につ
              いて
日程第 2 議案第29号 「令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算」の審査に
              ついて
日程第 3 議案第30号 「令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算」の審査について
日程第 4 議案第31号 「令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算」の審
              査について
日程第 5 議案第32号 「令和6年度ときがわ町水道事業会計予算」の審査について
日程第 6 議案第33号 「令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算」の審査について
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出席委員(10名)
     畑     豊 委員        杉 田 健 司 委員
     長 島 金 作 委員        小 島 利 枝 委員
     田 中 紀 吉 委員        山 中 博 子 委員
     前 田   栄 委員        小 宮   正 委員
     岩 田 鑑 郎 委員        野 原 和 夫 委員
欠席委員(なし)
説明のため出席する者の職氏名
渡邉町長    小峯副町長    久米教育長
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    税務会計課
福田課長    森村主幹
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    町民健康課
式守課長    和田主幹    吉澤所長    町田主査
村田主査    渡邉主査
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    福祉課
山ア課長    蓮沼主幹    村田主査
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    水道課
伊得課長    小林主幹    大野主査    山主任
小輪瀬主任
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    教育総務課
宮寺課長    梅澤主査
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    議会事務局
正木事務局長    師岡書記長
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   ◎開議の宣告
○小宮委員長 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席委員は9名であります。定足数に達しております。
  これより予算特別委員会4日目を開会いたします。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小宮委員長 それでは、本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、お手元に配付したとおりであります。朗読は省略させていただきます。
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   ◎議案第28号の質疑
○小宮委員長 これより議案第28号から議案第33号の審査を行います。
  質疑者は予算書のページ番号、事業名、節区分等を申し出て質疑してください。質疑者が1回にできる質疑は1問といたします。質問の質疑に対し、再質疑の回数は2回までといたしますので、よろしくお願いいたします。
  日程第1、議案第28号 「令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算」の審査を行います。
  質疑ございませんか。
  山中委員。
○山中委員 皆様、おはようございます。
  7番、山中博子です。よろしくお願いします。
  268、269ページの療養給付費について伺います。
  療養給付費は過去3年分を基に算出しているとお聞きします。前年度より1,500万円減としています。ですが、この過去3年間というものは、コロナ禍で通院とかそういうものが少なくなったのではないかと感じております。そこで、令和6年度予算に歳出の影響があるのかないのか伺います。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、この回答につきましては、町田から回答いたします。
○町田町民健康課主査 おはようございます。
  国民健康保険を担当しております町田です。
  山中委員おっしゃるとおり、この3年間はコロナ禍で受診控え等があって今年度ちょっと予算を立てるのが大変難しかったです。ただ主に、何パターンもやったんですけれども、令和4年度の実績を基に1人当たりのかかる医療費を出しまして、それに伸び率を掛けてという感じで予算は編成を組んでおります。おっしゃるとおり、1,500万円減っている一番大きな原因は、やはり被保険者が後期高齢に移られる方が大変多い増の人数になっているので、それでやっぱり全体的に被保険者が減っているので、トータルとしては医療費が減っているという、そういう感じになっております。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
○山中委員 はい。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。おはようございます。
  私のほうは260ページ、261の中で、歳入の点でお伺いします。
  滞納繰越分ということで124万ということで、私、皆さんの、職員全体も含めて努力で、滞納としては少ないんじゃないかと思っておるんですけれども、全国的にはかなり国保税の滞納というのが大きな問題になっていると思うんですね。ときがわ町は比較的、私は少ないと思っていますけれども、不納欠損というのか、その辺があるのかどうかお伺いします。
○小宮委員長 福田税務会計課長。
○福田税務会計課長 お答えさせていただきます。
  不納欠損について答えます。というのは、コロナ等で生活が苦しくなってしまった方、あとは生活困窮ですとかだから、コロナ以外でもそういった方については欠損をかけているところでございます。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 課長、ではしつこい話ではないんですけれども、額が分かったら、例えば予算書で見ると、滞納繰越124万ということで出ていますけれども、不納欠損はどのぐらいになったのかお伺いします。
○小宮委員長 福田税務会計課長。
○福田税務会計課長 お答えさせていただきます。
  決算書の資料のほうをちょっとお持ちしておりませんので、今ここで分かる数値はございません。
  以上です。
○田中委員 じゃ、後で伺います。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
○田中委員 はい。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  国保運営の中で全体として、私、質問させていただきます。
  1つ、国は地方自治体が医療費助成をする国保の国庫負担減額にされる調整措置、いわゆるペナルティーですが、これは24年度廃止になります。その影響額はどの程度になるか伺いたいんです。お願いします。
○小宮委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、お答えいたします。
  今、野原委員がおっしゃった減額措置の関係ですけれども、これはお子さんの関係ということで、お子さんの窓口払いに対してご本人の負担がゼロ額というところで減額措置がされているのではないかというご質問でよろしいわけですかね。
  この措置に関しましては、法律的なものがこの3月末に交付になります。なので、よって令和6年度当初、つくるに当たっては、その辺は見込んではおりません。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 ペナルティーは償還払いとしていますが、廃止によって現物給付という、移行というふうに国の方針は出ていますが、じゃ、起債されていないということで解釈してよろしいですね。
○小宮委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 その辺に関しましては、どういうふうに町のほうに入ってくるのかというところは多分給付の中でのやりくりになってしまうので、県や国から補助金といった部分 で町のほうには入ってこないと思われます。なので、療養給付費ですとか、あと納付金の絡みで額の変動が若干はあるかなというところになっています。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 じゃ、その内容については努力者支援もありますよね。そういうところには影響はないということで、分かりました。影響はないという答弁ですね。分かりました。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  5番、小島委員。
○小島委員 5番、小島です。
  予算書276ページ上段にあります特定健康診査等事業について伺います。
  特定健診が恐らく800円から今回は無料になるというふうに伺いましたが、これについての目的をまず伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 まず、自己負担額を800円からゼロ円にするというところで、何はともかく健診の受診者を増やしたいということで、令和6年度は自己負担なしで受けていただきたいと考えております。
  以上です。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 それでは、コロナ前と現在の受診率が分かりましたら教えてください。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、こちらにつきましては、町田主査より回答いたします。
○小宮委員長 はいどうぞ。
○町田町民健康課主査 コロナ前が、令和元年度42.2%になっております。それで、令和2年度が17.9%と過去最低ですし、県内で最下位になってしまいました。令和4年度が39.9、今年度が現時点で35.6%となっておりまして、幾らか戻ってはいるんですけれども、やはり健診の率を上げたいということで、先ほど式守課長申しましたとおり800円をゼロ円にして、少しでも皆さんが受けやすいようにということで予算組ませていただきました。
  以上です。
○小宮委員長 小島委員。
○小島委員 それでは、これ特定健診で同じような健康診断の若者健診は該当しないのかということと、今回の無料にすることで受診率をどこまで目標にしているか伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 若者健診につきましては、一般会計のほうの歳入で自己負担金800円は入れてございます。そちらの若者健診につきましても800円をゼロ円ということで、同じゼロ額ということで進めさせていただきたいと思っているところです。
  あと、目標値ですけれども、こちらは今現在川島町が1位になっていまして、50%という数字になっています。目標といたしましてはこの数字、50%に近づけていきたいと考えております。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  ほかによろしいですか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  また、全体として質問させていただきます。
  2026年度までには法定外繰入れの解消、そして2027年度から保険税率を準統一、そして2030年度に統一という方向性で今動いていると思うんですよね。ときがわ町はこの税率をどの段階、どういう税率で来年度予算を組んでやるかお伺いします。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、お答えいたします。
  令和6年度に関しましては、今まで行ってきました軽減を中止というか廃止して、通常の税率に戻しております。基金のほうも今まで、令和4年度までは繰り入れなくてもやってこられましたけれども、令和5年度からは繰入れの必要が生じております。ということは、もうこれから先も同じような状態になっていきます。そういうことを予測する中で、令和6年度に関しましては、この間運営協議会行いまして、どういうふうに今後考えていくか、基金を使いながらというところを、ちょっと話し合っていきたいかなというふうに思っております。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 ということは所得割が、6.3が7.1、そして均等割が、3万円が3万2,000円ということで、上がったということでよろしいですね。ということは、当初この税率も含めて下げましたよね。それで1年据え置いてやってくれました。これは物価高騰対策も含めてやってくれたと思うんですよね。そういう気持ちがあったんだと思うんですよ。でも、今回も、3月から食品等も728品目も値上げして物価高騰になっている現状なんですよ。やっぱり今、基金も取り崩すことを言っていますけれども、全額取り崩すわけではないし、基金もそこそこある中で現状維持できなかったのか伺いたい。
○小宮委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、今の質問なんですけれども、令和2年と3年と5年に関しましては、医療分の所得割と均等割の部分を引き下げて行ってきております。これやはり基金があったということと、物価高騰ということでさせていただいたわけなんですけれども、令和6年度の予算に関して申し上げますと、もう基金から6,000万円ほど入れないと支払いのほうができないような状態になっております。今まで軽減というのは、大体1,000万から1,500万ぐらいの基金からの繰入れ、もしくは年度の相殺というところで行ったんですけれども、令和5年以降は4,000万から以降の基金から取り崩して使っていくということで、軽減を行った以上の額を投入しておりますので、その辺はご承知おきいただきたいかと思います。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 基金もそこそこある中で全額基金を取り崩すわけではない、2026年は法定外繰入れを解消するということも掲げていますが、そういう中でやむを得ないという方向性で、今、町のほうの答弁されておりますが、でもこの内容を見るとね、今度国保税の課税限度額のまだ引上げが行われているんじゃないでしょうかね。医療分の課税限度額引上げですよ、医療分2万円。これも予算の中に入っていますか。
○小宮委員長 福田税務会計課長。
○福田税務会計課長 お答えさせていただきます。
  3月31日で専決処分のほうをさせていただきたいと考えておりまして、今回2万円限度額のほうが引上げになりますが、こちらについても予算のほうは計上させていただいております。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  主要なところの54ページ、予算書でいくと270と271にありますけれども、出産育児一時金の増額になっているんですね。大変いいことだと思いますけれども、5年度は残念な数字というのか、になりました。これはある意味おめでたい話で、積極的なというふうな評価だと思っているんですけれども、具体的に48万円予算を、5年度から見ると積みましたということだと思うんですね。だから、そうするとただ待っているというのか、そういう町民健康課として積極的な出産を、奨励という意味じゃなくて、勧めるというか増やすというのかということだと思うんです。何かあって増やしたのかを伺いたいんですけれども。
  人数同じだっけ、失礼しました。単価が上がったのでしたっけ。
          (「そう」と呼ぶ者あり)
○田中委員 失礼、ごめんなさい。
  でも、一応そういうことでお答えいただければ。
○小宮委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、町田主査から回答いたします。
○町田町民健康課主査 では、私のほうからお答えさせていただきます。
  令和5年4月から1人当たりの基準が42万円から50万円になっております。結果的に人数は6人で同じなんですが、その差額で金額のほう上がっております。ただ、これは国民健康保険に入っている方の人数なので、社会保険とか、そういうふうにそちらを使ってという方もいらっしゃるので、あまり国民健康保険を持たれている方でお子さんが生まれる方が少ないので、6人という人数になっております。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 私も勘違いしておりました。あのね、もう一個、出産になると、今度、例えば国保料の減免の期間があるとか、いろんなありますよね。だから、その辺もアピールというのか宣伝というのか、そういう点も必要かなと思うんです。私もちょっと一時的に上がったのは健保のを合わせるとかというところではと思っていたんですけれども、知らないというか認識が足らなかったという部分もあるので、そういう意味では少し宣伝というのも必要かな と思いますので、それで、それはお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  先ほどと同じなんですが、高額療養費も1,100万円ほど少なくなっています。療養給付費と同じく、やはりコロナ禍の影響というものがあるのではないかとちょっと、1,100万円ほど減っているところにちょっと不安を感じるんですが、この算出方法というのは大丈夫なんでしょうか。
○小宮委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、町田主査より回答いたします。
○町田町民健康課主査 では、こちらもお答えさせていただきます。
  金額的には1,100万円ほど減額になっておりますが、令和4年度、先ほど申し上げたとおり基準にした令和4年度が非常に高額な手術等を伴う入院が多かったという経緯があります。それで非常に高額をお支払いする部分があったんですけれども、今年度は通常どおりに落ち着いておりますし、あとは先ほど申し上げたとおり全体的な人数が減っていますので、減額になった部分が大きいです。
  ただ、今年度、透析等に移動された方が3名ほど新規にいらっしゃったりしておりますので、この辺も全体的な推移で、また6年度が執行され始めて、補正等で見なくてはいけない部分も出てくるかもしれないんですが、現状では人数と伸び率等勘案して計算をしております。
  以上です。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  11番、野原委員。
○野原委員 全体から伺います。
  被保険者数ですが、後期高齢者のほうは移行されて大分増えていると思うんですが、国保のほうは、現状、昨年と比較の中でどの程度低くなっているか、割合を教えていただけますか。
○小宮委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、町田主査より回答いたします。
○町田町民健康課主査 では、お答えさせていただきます。
  今年度は、令和5年度と比較してマイナス133人という後期高齢に移る方などを考慮して減になっております。4年から5年につきましても176人と減額になって、とにかく後期に移る方が多いものですから、その辺が一番多くなっております。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 低くなってくると、保険者数が減少してくると、保険給付費に影響も多少あると思うんですよね。だからこそ、税率を上げないで頑張っていただきたいということも言えるんです。
  それでね、患者の負担も割合増えるような影響が出てきちゃっているんですよね。例えば、ジェネリック医薬品ですが、これ後発と先発の影響で、特許の関係なんですが、それが切れる中で、今度患者負担が増えるという影響が出てきちゃっているんですよね。だから、そういうことも全体からよく研究しながら、物価高騰も考えた中で、財源がなかったら一般会計、繰入れ何とかできる範囲内で抑えることもできたんではないかなと思います。引き続きその問題について伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 野原委員が初めに言われました被保険者数が減っているから医療費自体も減っていくんじゃないかというところなんですけれども、こちらが私もそう思っていました。しかしながら、調べてみると大体5万円程度上がっております。令和4年度が1人当たり45万5,000円ほどになっています。令和3年度、遡ってみると41万円ほどになっていまして、大体4万円ほど上がっている。これは県の動向も同じでして、被保険者は減っているけれども、1人当たりの医療費というものがどんどん高くなっていくという現状になってございます。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 今、課長、令和3年、4年の比較でしょう。5、6まだ分からないよね。6年はね。5年はどうなんですか。ただ……。いいですよ。そういうふうに解釈しているので、それで仕方ないと思いますが、できる範囲の配慮ということを私は求めたいんですよ。そういう中で、大事なことだと思っているんですよ。ただ課長、この税率で予算を組んで比企管内の順位というのは、どのくらいの位置にときがわ町がいますか。伺います。
○小宮委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 この質問ありがとうございます。本当に助かります。
  令和5年度なんですけれども、かなりほかの町村は税率を上げています。小川町もかなり上げまして、医療分、支援分、介護分合わせまして合計で10.8%、所得割が、均等割が6万1,500円という数字になって、大分上がっております。これに対してときがわ町は9.8%、これは比企管内で一番低い数字となっております。あわせて、均等割につきましても5万5,000円になっておりますので、これも低い額となっておるところです。
  以上です。
○野原委員 分かりました。
○小宮委員長 ほかに。
  よろしいでしょうか。
  小島委員。
○小島委員 5番、小島です。
  ページ数、予算書の272ページ、2款3項の中の2目と3目について伺います。
  後期高齢者支援、これは県への納付金だと思うんですが、その下の3目は介護納付金、これも県へということなんですが、両方ともかなりの金額減額ということで、この理由について伺います。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、町田主査より回答いたします。
○町田町民健康課主査 私のほうで、お答えさせていただきます。
  こちら国保の予算を組んでいましたときにはまだ県の本算定が出ておりませんで、金額がこちらに掲載されているとおりに組ませていただいているんですが、結果的には後期のほうでやはり増額になる予定です。
  納付金につきましては、いろんな条件を入れていって計算を県のほうでして、それでときがわ町の金額ということで提示があるんですけれども、その辺また通常どおりで6月補正において増額のほうをお願いしたいかと思っております。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  よろしいでしょうか、皆さん。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 これをもって議案第28号 「令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算」の審査を終了いたします。
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   ◎議案第29号の質疑
○小宮委員長 次に、日程第2、議案第29号 「令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算」の審査を行います。
  質疑ございませんか。
  野原委員。
○野原委員 広域連合全体として伺います。
  2月16日にさいたま市内での定例会が開かれたと思います。その中で保険料引上げ案などが可決されてしまいました。ちょっとその点確認したいんですが、被保険者1人当たりの保険料9万3,979円から10万2,081円に引上げ、それで均等割は1,760円、所得割は0.65%、賦課限度額7万円、激変緩和措置の対象外のものは14万ということで引上げ幅が示されました。これはこのとおりでしょうか、確認ですが。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、この件に関しましては村田主査より回答いたします。
○村田町民健康課主査 町民健康課、村田と申します。よろしくお願いいたします。
  それではお答えさせていただきます。
  先ほど議会によりまして金額等出てきましたけれども、こちら市町村ごとに保険料の金額というのは異なっておりまして、市町村ごとの算出となっております。その中で、ときがわ町では算出根拠といたしまして、1人当たりの保険料額は7万254円で算出させていただいております。なお、平均被保険者数は2,203人ということで計上させていただいておりますが、こちらにつきましては、いずれも広域連合からの提供された資料に基づくものでございます。
  以上でございます。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 均等割、所得割についてはどうなったんでしょうか。
○小宮委員長 式守町民健康課長。
○村田町民健康課主査 均等割につきましては、おっしゃるとおり今回4万4,170円から4万5,930円、こちらのほうに増額される見込みとなっております。また、所得割額につきましては、所得の8.38%から9.03%に改定される見込みでございます。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 全体から見ると、引上げの方向がありますよね。後期高齢者広域連合には相当な基金があると思うんですが、現時点でどのくらいありますか。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 令和5年の見込みで198億円となっております。
○野原委員 はい。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  297ページ、保険基盤安定繰入金のところです。
  均等割軽減分による繰入金は毎年増加しています。令和5年度に比べ、令和6年度においてはどのくらいの人数を予測しての金額なんでしょうか。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、村田主査より回答いたします。
○村田町民健康課主査 回答させていただきます。
  保険基盤安定負担金につきまして、均等割の軽減といたしましては、7割軽減、5割軽減、2割軽減と3種類ございます。それぞれについて算出根拠となった人数を申し上げます。いずれも広域連合から提供された資料によるものでございますけれども、7割軽減といたしまして881人、5割軽減といたしまして401人、2割軽減といたしまして262人となっております。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  野原委員。
○野原委員 先ほど、答弁の中で基金198億ですよね。ぜひこの基金を取り崩す提案的なもの を、町から声を上げていただきたい。そういうことはできますか、できないですか。やっぱりそこを使わないと、どんどん基金が内部留保的に増えていくと思うんですよ。ぜひ、そういう負担軽減につながることは、意見として述べていただくことも必要ではないかなと思うんです。
○小宮委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 後期高齢者医療保険に関しましては、保険税を決めるに当たって懇話会という組織を発足して、そこでどういうふうに保険料を算定していくかという協議を行っております。その中の結果として、持っている基金、先ほど私198億円という話をさせていただきましたが、このうちの23億残しで175億を投入して、令和6年と7年に充てていくということになっております。なので、基金はほぼ使っていくような形で広域も考えておるところです。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 後期高齢者の先ほどの説明の中で、全体的に引き上げられたということを聞きましたが、また新たに増えた現状があるんですよね。これまで後期高齢者は負担のなかった出産育児一時金を負担することになり、1人当たり平均624円の負担増となります。このことを承知でしょうか。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、このことに関しましては村田主査より回答いたします。
○村田町民健康課主査 それでは、お答えさせていただきます。
  こちらにつきましては、令和5年5月に全世帯対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険等の一部を改正する法律のほうが成立いたしまして、その中で現役世代の負担上昇抑制を図ることを目的とした制度改正の実施を行うものとされております。その中で、今回、後期高齢者負担率の算定方法の見直しと、野原委員がおっしゃられた新たに出産育児一時金に係る費用の一部を負担する仕組みの導入がなされております。その中で、費用のうちの約7%を令和6年度から後期高齢者の保険料の一部を使って支えることになりますけれども、令和6年度、7年度につきましては、激変緩和措置が適用されまして、半分の3.5%となる予定です。
  以上です。
○小宮委員長 ほかに。
  よろしいでしょうか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  1問、お願いします。
  ページで言うと296、297で、歳入のほうで聞くんですけれども、ここで滞納する方がいると思うんですけれども、例えばお金が払えないというような方に対しては、町としてのフォローみたいなの、当然もらうべきものだと思うんですけれども、後期高齢者になって払えないような方というのはどういう対応をしているんですか。収入として。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 どうしても払っていただけない方というのはやっぱりどうしてもいらっしゃいまして、窓口に来ることも多いので、そのときにお話をさせていただいて、極力もう少ない額でも構わないので払ってくださいという話は進めていますが、なかなか厳しいのが現状です。
  以上です。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 非常に現状分かるんですけれども、その方もお金がないといったらあれですけれども、払えないのが現状として、払ってもらうのは義務じゃないですか。それでも払えない。ですから、町として払え、払えじゃなくて、フォローもしているわけですか。それともいついつ幾日に幾らでもいいから払ってねということなんですか。そこら辺なんですよね。何度も、決まりだから頂戴、でも払えない、じゃ、どうにかするのか、そこら辺はどうにかなるんですか。例えば、こちらから何か給付する額を最初に差し引いちゃうとか、そういうことはしないか。だから、どういうふうにしているのかちょっと確認したかったものですから、2問目なんですけれども。
○小宮委員長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 その辺に関しましては、当然働いている方、自営の方というんですかね、が多いのかなと思うんですけれども、年金もないというところで、必要な調査は当然行っております。そこで、差押え等はちょっとできるかどうかというのも判断が必要で、ほぼでき ない場合が多いので、そういったところは相談で、幾らでもいいから入れてくださいという話で進めさせていただいているところです。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  これをもって議案第29号 「令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算」の審査を終了いたします。
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   ◎議案第30号の質疑
○小宮委員長 次に、日程第3、議案第30号 「令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算」の審査を行います。
  質疑ございませんか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  保険全体をちょっと伺いたいんですが、課長の説明の中でこれ頂きました。介護保険料13段階、応能負担というのは私一定の理解はあります。その中で、どうしても介護第1、第2、第3ですか、その人たちに助けてやるというシステムですよね。これは、消費税相当分と、公費をそこに充てるわけだよね。そういうふうに理解してよろしいんでしょうか。
○小宮委員長 山ア福祉課長。
○山ア福祉課長 お答えします。
  第1から第3までの低所得者の方への配分なんですが、今回9段階方式を13段階方式に改めます。この改めた分で収入が増えます。増えた部分を第1から第3の方に充当するのと、従前から一般会計から投入していた部分は、そのまま引き続き継続して投入する予定でございます。
○野原委員 分かりました。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  よろしいでしょうか。
          (「いやいや」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 今回介護保険が、重大な問題というのは、1つ出ていますよね。報酬引下げ、国からの方針ですが、それと新たに介護保険医療院、老健、介護医療院の多床室の部屋代を保 険から外し、利用者に負担させる。負担は平均月8,000円程度。それから介護施設の部屋代に光熱水費を加え、2024年8月から1日60円引き上げる。年間2万2,000円の負担。それで、介護報酬の引下げ、これは事業所が本当大変な状況になって倒産する事業所も出てくると思うんですが、国が方針を決めてその中で町がどの程度手助けができるかということもあるんではないかなと思うんですが。
  例えば、利用者負担を軽減してやる条例をつくってやって、皆さんに援助してやると、そういうことも、独自の条例はときがわ町にないですよね。だから、そういう考えあるのか伺いたいんです。
○小宮委員長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア福祉課長 お答えします。
  野原委員おっしゃるとおり、現在町独自の助成というのはございません。現時点でも独自の助成については考えていないんですが、近隣の状況とかを注視しながら対応してまいりたいと思っております。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 近隣でやっているところもあるので、嵐山町もやっていると思うんですよね。ただ、課長が部下に指示をして、やれということを強く言っておいて退職という面もあると思います。だから、これは大事な問題で、いかがでしょうか、主幹、そういう話を聞いて、承ってよろしいでしょうかね。
○小宮委員長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア福祉課長 お答えいたします。
  今、主幹にというふうなお話もございましたが、なかなかちょっと主幹の立場でこの問題答えるのは少し難しいかなと思いますが、また人事面、まだ把握しておりませんが、新しくなる福祉課長にその辺の話は引き継いでまいりたいと思います。
○野原委員 分かりました。
○小宮委員長 よろしいでしょうか、ほかに。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 これをもって議案第30号 「令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算」の審査を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時30分といたします。
                                (午前10時13分)
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○小宮委員長 休憩前に会議を開きます。
                                (午前10時25分)
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   ◎発言の訂正
○小宮委員長 先ほどの会議で、町民健康課長の式守課長のほうから訂正の発言の許可をいたしますので、よろしくお願いいたします。
  どうぞ。
○式守町民健康課長 では、すみません。
  後期高齢の関係で、畑委員からの納税に関する質問に対しまして、私が「幾らでもいいから納めてくださいというお話をさせていただいています」というお話をしてしましましたが、訂正させていただきます。
  その方にとって納められる範囲で、相談しながら徴収を進めておるところです。
  以上です。
○小宮委員長 今、式守課長から訂正の発言がございましたけれども、許可することでよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 よろしくお願いいたします。
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   ◎議案第31号の質疑
○小宮委員長 それでは、日程第4、議案第31号 「令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算」の審査を行います。
  質疑ございませんか。
  田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  1点伺います。
  ページで言うと355から歳入の点なんですけれどもね、課長も報告の中で少し触れていま したけれども、滞納というのか遅れるという、表現はいろいろあれですけれども、今、奨学金は全国というのか会でやっているのもなかなか大変だとか、いろんな事情で大変になっているというのはもちろんそうだと思うんですけれども、現状はというか5年度はどうだったかな。6年度はこれでいくと、ないということで出していると思うんですけれども、その辺の状況を教えていただければと思います。昨年度なかったらないでいいんですよ。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えいたします。
  未収の状況でございますけれども、令和4年度の決算では815万8,000円という金額でございますけれども、5年度の決算の見込みでは450万円程度に縮減できる見込みでございます。それを基に6年度予算も組んでおります。
  以上でございます。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 こんなに多かったのかなというのが実感します。
  確認をしますと、4年度、815万円というのが残っていたんですけれども、それは5年度に解消されたということでよろしいんでしょうか。逆にもう一個、5年度は450万円が締めというか2か月の中で納めていただけなかったということでしょうか。認識が違っていたら、具体的にお願いします。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えいたします。
  4年度の約820万円としますけれども、これはもうずっと返済計画期間が済んでいるのに入れてくれない方々なんです。その方が5年度中の努力、我々自分で言うのも何ですが、努力でどんどん回収をしています。その結果、過年度分ですから、みんな、それが結局未収とカウントされるものが450万円ぐらいに縮減されるということでございます。
  今のでお分かりいただけるでしょうか。
○田中委員 815万が450万までに回収できた、そういうことですか。
○宮寺教育総務課長 そういうことです。
  一言で言ってそう考えていただいて結構です。
○田中委員 なるほど。ということは、5年度は追加はないんですか。
○小宮委員長 はい。
○宮寺教育総務課長 また5年度分で未収は発生するかもしれません。けれども、それも差引きして5年度末、3月31日の決算の状況では450万円を見込んでいるということです。
  以上です。
○小宮委員長 田中委員。
○田中委員 細かい話で申し訳ないんですけれども、普通、奨学金というのは12万円か何かでしたっけ。だから、1人当たりにすると幾らだっけ、1人。というか、そうすると、450というとかなりの方の人数になるんじゃないかと思うんですけれども、申し訳ないですけれども、もうちょっと具体的に、例えば何人の方がという方でのほうが分かりやすいと思うんですけれども、分かったらお願いします。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えいたします。
  今のところ20弱、十七、八名、ちょっとまだ決算していないのでそんなアバウトな、ちょっと曖昧な表示になって申し訳ないんですけれども、十七、八名を見込んでおります。
  以上です。
○田中委員 分かりました。
○小宮委員長 ほかにございませんか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  先ほど田中委員も滞納の問題、指摘されましたが、やっぱりその中で規約等、協定も含めてきちんとしたものをつくっていかないと、なあなあでいって滞納がもっと膨れる可能性もあるんじゃないかなと思うんですよ。そういうところをきちんとやっていただきたいと思うんです。要するに、第二者、第三者も含めて、そこには保証金じゃなくて責任があるというような名目も含めてきちんとやっていかないと、これが滞納者の人たちの話題が広がってくると、うちも借りてそういうふうにしてもいいなという考えが出てくる可能性もあるんですよ。そうすると運営ができなくなってくる。だから、そういうことをきちんとやっていかないと、今後マイナスが多くなると感じるんですが、その点いかがでしょうかね。
○小宮委員長 宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えいたします。
  今、委員おっしゃったのは、協定というのは、例えば第三者的な連帯保証人的な人も入れて借りることについての協定的な意味かと思いますけれども、我々今のところの認識ですと、 借入申込みの段階で、このとおりお借りしますと、それから将来返済のことも含めてそういう文言が含まれた借入申込書を受けて、そこに連帯保証人もサインしております。ですから、それがもう協定に合致する、協定そのものだというふうに思っています。
  あと、委員ご懸念の、こういう滞納が許されるような状況だと、それが伝播して、うちもいいやというような雰囲気になりかねないということでございますけれども、今年またもう未収が800万という額、我々自身も当事者でありながら驚いているんですけれども、やはりもう5年度は本当に、かなり前に委員とこういうやり取りしたことありますけれども、とにかくまめなコンタクト、もっと言葉を、とにかくしつこいと言っては語弊があるかもしれませんけれども、しょっちゅう、これで時効的なものというか時効の中断じゃないんですけれども、どんどん連絡している、かなり今連絡して、返している、お答えが返ってきて、コミュニケーションが取れると、4年度にも増してそういうことは行っておりますので、ですから借りっぱなしで返さなくて何も言ってきていないよとか、むしろ相当結構言われるよみたいなことは、各そういう滞納している方にはご認識いただいているのではないかと思います。
  以上です。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 頻繁に声をかけてやっているということですが、その中には、町で雇っていますか嘱託徴収員とかそういう人には関わらないようにしているんでしょう。あくまでも教育委員会的な中身の中でやっているわけだよね。それはある程度限りがあると思うんですよ。だから、そこのところをもう少し具体化してきちんとした第二、第三者が保証人になって払ってくれるようなシステムまでいかないと、これが膨れたら大変なことになるということは大丈夫なんでしょうかね、この先のことは。
○小宮委員長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺教育総務課長 お答えいたします。
  先ほどの契約の関係ですけれども、借用証書のほうにはちゃんと契約というような言葉も入っております。それから、1点目のことはちょっともう一回おっしゃっていただいてもよろしいですか。先ほど……。
○野原委員 だから、徴収員……。
○宮寺教育総務課長 失礼しました。申し訳ない。
  徴収員は今のところ設けておりません。職員が、会計年度任用職員の方と2名ですけれど も、本当に一生懸命やっていただいているということです。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  これをもって議案第31号 「令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算」の審査を終了いたします。
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   ◎議案第32号の質疑
○小宮委員長 日程第5、議案第32号 「令和6年度ときがわ町水道事業会計予算」の審査を行います。
  質疑ございませんか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  ときがわ町の水道事業会計の中で、私いつも、皆さん住民には説明しているんですけれども、逆ざやですよね。この問題については、解消めどはあるんでしょうかね。伺いますけれども。
○小宮委員長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得水道課長 小林主幹のほうから回答させます。
○小林水道課主幹 それでは、失礼いたします。
  水道課小林でございます。よろしくお願いいたします。
  逆ざやにつきましてですが、いわゆる逆ざや状態につきましては、令和4年度決算の例で見ますと、供給単価が228.5円で水を作り、その水道水を給水原価187.8円で売っている状態になっております。ときがわ町の水道事業においては、この逆ざや状態というのは合併当初から続いておりまして、ただし平成22年度から高料金対策補助金を2,000万円から7,000万円に増額していただいてからその差が顕著になりまして、目立つようになってまいりました。
  逆ざやを解消するためには、一義的には費用を削減し、いわゆる計算上分母を小さくするほか、高料金対策補助金頂いておりますが、これを少なくして、その分を水道料金で賄わない限り、逆ざや状態は解消されないという仕組みに計算上なっております。
  しかしながらですが、高料金対策補助金をもらうことで水道事業会計は黒字という結果を出しておりますし、また料金の高騰を抑えるという大きな意義がございます。現状の水道事 業を考えますと短期的な解消は困難ですので、独立採算ということを念頭に置きつつも、中長期的に徐々に縮小していくことを目指してまいりたいと考えております。
  よろしくお願いいたします。
○小宮委員長 野原委員。
○野原委員 水道、企業の中で一般会計からそれだけのお金を繰入れしている自治体というのはほとんどないと思うんだよね。今、大変な状況だと思うんですよね。ただ、その中で運営努力は、今、担当課のほうでしっかりやってくれていますけれども、やっぱりそこの住民に説明が、その点がどうしても弱いんです。逆ざや、何でもうかんないんだというところまでいってきて、だからそこのところの説明も、解消に向けてもう少しいい解消方法あればそこを前向きにみんなに知らせていただければと思います。
○小宮委員長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得水道課長 お答えいたします。
  料金改定の前から広報等で特集も十二、三回、今もやっています。そういった意味で、水道をより深く知っていただくためにも、きめ細やかな周知をしていきたいと思っております。あわせて、チラシ等の配布等も丁寧に説明でお願いしたいと思っております。
  以上です。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
○野原委員 はい。
○小宮委員長 ほかに。
  田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  1点伺います。
  能登地震というのかね、災害が起きたときのということで、いろんな形で水道はかなりインフラの中でも重要な点を示しているというか課題があるということで思っているんですけれども、ときがわ町の水道で、ときがわ町はかなりつじがあったり、高低差があったりだとか、大変、私は審議委員をさせていただきまして、聞けば聞くほど二重苦、三重苦で水道は大変だなというふうに思っているんですけれども、そのために経営計画を立てたりとかとやっています。
  でも、やっているのはもちろんなんですけれども、耐震という点で、もちろんいろんな形 で計画を立ててやっています。例えば、この間の新聞にも載っていたんですけれども、ときがわ町が大きな地震があったときには、かなり厳しいところが出てくると思うんですけれども、そのための対策というのか、準備は大丈夫なんでしょうかというかと思っているんですけれども、その点、分かる範囲で、あれば伺いたいんですけれども。
○小宮委員長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得水道課長 小林主幹のほうからお答えさせていただきます。
○小林水道課主幹 それでは、改めまして失礼いたします。
  管路の施設等の耐震化につきましては、この前、課長の伊得のほうからご説明あったかと思うんですけれども、県平均が40%台のところ30%台後半というような形になっております。今、更新するときは、水道管を耐震性の高いポリエチレン管ですとかに更新しているわけなんですが、そういうことを基本的に続けていく、これしかないと思っています。急にの改善というのは非常に厳しいのかなと思っております。
  その中で、やはりいざ、いわゆるそういう大震災ですとか、そういうことが起こった場合、当然ながら水道課でも必死になって復旧作業とかやるわけなんですが、どうしても多分手に負えないことも出てくるかと思います。その場合は協定を、日本水道協会のほうで結んでいる協定に基づきまして、外部からの支援をもらって、資材もそうですし、人もそうですし、そういうところで頼るというわけではありませんが、助けていただくということになるかと思います。
  以上でございます。
○田中委員 分かりました。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
  これをもって……
○田中委員 もう一点あるんです。
○小宮委員長 もう一点。
  はい、どうぞ。
○田中委員 いいですか。
○小宮委員長 はいどうぞ。
○田中委員 何回も。なかったら……。
○小宮委員長 じゃ、どうぞ。
○田中委員 いいですか。
○小宮委員長 はいどうぞ。
  田中委員。
○田中委員 前田委員もこの間一般質問しましたけれども、私もときがわ町は簡易水道があるというのは、認識は知りませんでした、合併までは。
  それで、今日あしたの問題ではなくて、簡易水道というのを今後どうするかというのは、全体の議論として必要なんだと思うんですね。この間も審議委員会にも参加させていただいたら、それはもう別だということで伺っているんですね。だから、これは町長に個人ということではなくて、町全体として簡易水道の組合が3つあります。このことをどうするかというのは、長期的にどうするかというのは、もちろん簡易水道の組合の方もよく相談しなきゃならないし、あれは簡単ではないというのは、聞けば聞くほど大変だなというのは分かりましたけれども、でもずっと放っぽっておいていいということでもないと思うんですね。
  だから、それは将来こういう方向でというのをどこかで議論をさせていかないと、抜けてということではないような気がするんですけれども、分かる範囲で伺いたいと思うんですけれども。
○小宮委員長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時43分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 再開いたします。
                                (午前10時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  1問お願いします。
  先ほどの田中委員のほうからもあったように、能登半島の地震で大分管のほうが揺れて、インフラで水が出ないというのは皆さん十分知っているということで認識してください。
  それでは、質問します。
  主要な施策、事業の中で、65ページですね、工事請負費でちょっと説明させていただきます。
  この中で、中央監視装置の更新工事が約979万、それと本郷受水場の水位設置工事が363万、 合わせて約1,200万ぐらいあるんですけれども、これはどういうような、簡単に言えば工事で、必要なものかどうか、そこも含めてお願いしたいんですけれども。
○小宮委員長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得水道課長 回答につきましては、小林主幹のほうから回答させます。
○小林水道課主幹 それでは、引き続きよろしくお願いいたします。
  まず、中央監視装置、これなんですが、各浄水場、配水池ですとかいろいろ水道施設あるわけなんですけれども、これには例えば水位計、流量計、どのくらい水が流れているかだとか、そういう量る計器がついております。その量った数値というのは、何もなければ現地行かなくちゃ分からないんですが、それをデータとして飛ばすことによって、事務所のパソコンですとか個人で持っている携帯ですとか、そこに数値が来るようになっております。その装置のことになります。
○畑委員 今まではないものを新たに……
○小林水道課主幹 今まであったんですけれども、これがデータ的にFOMAでしたっけ、今まで飛ばす方法が今度はFOMA通信からテレメーター通信にFOMA通信というのが2026年3月31日にもうやめちゃうということで決まっておりますので、今度新しいLTEという装置なんですけれども、そちらの電波を送る方法に変えなければなりません。ですから、形としてはあったんですけれども、基のやり方が変わってしまうもので、それに合わせた方法に変えるという形になります。
  以上でございます。
○小宮委員長 もう一個あるじゃない。本郷のほうも。
○小林水道課主幹 本郷受水場の水位計につきましては、本郷受水場というのがあるわけなんですけれども、そこのタンクの水を量る計器なんですけれども、これはタンクの、見た目は1つなんですけれども、中が2つに分かれているんですね。それで、その量る計器というのが今片方にしかついていない状態です。ですから、それをもう片方につける工事になります。といいますのも、今、今年度の当初予算にも計上しているんですけれども、タンクの中の塗装が劣化しておりまして、それを塗り替える作業をしなくちゃなりません。そのときに、今度やるところを空にしなくちゃできないわけなんですが、そうしますと、その水位計が今の状況だと使えなくなっちゃうんですね。水位計がついているほうを空にすることになっちゃいますので。ということで、もう一つのほうにも水位計をつけて、それでちゃんと推移を量 りながらそういう作業ができるようにするというような事業になります。
○小宮委員長 畑委員。
○畑委員 じゃ、その水位計というのはもともとつけなきゃいけなかったものですか。本来ならついているものが1個しかなかったような。
○小宮委員長 伊得水道課長。
○伊得水道課長 私のほうからお答えいたします。
  この設置基準につきましては、施設自体が県水を受け入れる受水施設になります。この施設というのは県の企業局による施設基準というのがございます。それにのっとって当初はつけたものなんです。ですから、そのときは1でよかったんですが、いざ運用を始めましたら今回のような事態が起きて、1個では間に合わないということで、今回新たにつけるということになりました。
  以上です。
○畑委員 分かりました。
○小宮委員長 ほかに。
  よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 これをもって議案第32号 「令和6年度ときがわ町水道事業会計予算」の審査を終了いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第33号の質疑
○小宮委員長 次に、日程第6、議案第33号 「令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算」の審査を行います。
  質疑ございませんか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  議案第33号の405ページの中の上段ですが、浄化槽設置基数ということで70基、うち当年度設置基準基数70基。なかなか70基に達するのは難しいと思うんですが、ここに数字が出ているということは70基をもう見込んでと予算組んでいるのか、その点伺いたいんです。
○小宮委員長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得水道課長 お答えいたします。
  予算の説明のときに最初に申し上げましたとおり、6年度につきましては目標型予算で70基ということで、今後7年度以降につきましては実績に基づく予算の計上ということでさせていただきたいと思っております。
  以上です。
○野原委員 分かりました。
○小宮委員長 よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮委員長 これをもって議案第33号 「令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算」の審査を終了いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎散会の宣告
○小宮委員長 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午前10時51分)