令和6年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第5号)

                            令和6年3月21日(木)
                            午前9時30分開議
      開議の宣告
日程第 1 委員会審査報告
日程第 2 議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算
日程第 3 議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 4 議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算 日程第 5 議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 6 議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算 日程第 8 議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算
日程第 9 総務産業建設常任委員会の閉会中の継続調査の申出について
日程第10 文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査の申出について
日程第11 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出について
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美
副町長
小 峯 光 好
総務課長
荒 井   淳
政策財政課長
大 野 健 司
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和
町民健康課長
式 守 康 子
福祉課長
山 ア 俊 樹
農林環境課長
町 田 圭 介
商工観光課長
荻久保 充 也
建設課長
加 藤 光 典
水道課長
伊 得 正 巳
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教育長
久 米 正 美
教育総務課長
宮 寺   進
生涯学習課長
正 木 達 也
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議会事務局長
正 木   彰
書記
師 岡   徹
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   ◎開議の宣告
○神山 俊議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより、令和6年第1回ときがわ町議会定例会第5日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○神山 俊議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎委員会審査報告
○神山 俊議長 日程第1、委員会審査報告を議題といたします。
  予算特別委員会審査報告を求めます。
  小宮正委員長。
○小宮 正予算特別委員長 それでは、皆さん改めまして、おはようございます。
  それでは審査報告をいたします。
  令和6年3月21日。
  ときがわ町議会議長 神山俊様。
  ときがわ町議会予算特別委員会委員長、小宮正。
  委員会審査報告書。
  本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第77条の規定により報告いたします。
  1、審査の結果。
  事件番号、件名、審査の結果となります。
  議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算は、可決すべきものといたします。
  続いて、議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算について、可決すべきものといたします。
  続いて、議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算についてですが、 可決すべきものといたします。
  議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算について、これも可決すべきものといたします。
  議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算についてですが、これも可決すべきものといたします。
  議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算ですが、可決すべきものといたします。
  続いて、議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算について、可決すべきものといたします。
  2、審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。
  令和6年3月5日開会の第1回ときがわ町議会定例会において、本委員会に付託された各議案について、3月7日、8日、11日、12日及び13日の5日間にわたり審査を行った。
  (1)3月7日の委員会について。
  令和6年度ときがわ町一般会計予算の歳入の審査について、関係する執行部の説明員の出席の下、質疑を行った。
  主な質疑についての答弁は、次のとおりである。
  最初に、政策財政課では、5億円以上の基金の繰入れをしなければならない状況の中、子ども子育て政策など、財源確保をどのように考えていくのかとの質疑に対し、国・県からの補助金及び交付金などの特定財源の確保に努めるとともに、ふるさと納税などの財源確保を行っていくが、それでも不足する部分については、一般財源を投入することとなる。厳しい状況の中、優先順位を念頭に、適切に予算配分していくとの答弁であった。
  そのほか、環境性能割交付金及び森林環境譲与税の質疑があった。
  続いて、3月8日の委員会について。
  令和6年度ときがわ町一般会計予算の歳出の審査について、関係する執行部の説明員の出席の下、課局ごとに審査することとし、総務課、政策財政課、町民健康課、福祉課、税務会計課、議会事務局の順で質疑を行った。
  主な質疑の答弁は、次のとおりである。
  総務課では、本庁舎・第二庁舎照明器具LED化による電気料の経費削減が想定されている。基本契約の内容を変えることにより、さらに減額できるものと思うが、この予算はどのように見込んでいるのかとの質疑に対し、既存の照明器具は239台で、電気料は年間98万円 程度だが、LED化を実施することにより60万円程度となり、38万円程度削減になる見込みである。
  また、本庁舎・第二庁舎LED化工事について、設計監理委託料が計上されていない理由とはの質疑に対し、平成23年度以降の本庁舎・第二庁舎の耐震大規模改修工事の際の設計により、個数や場所などの内容が把握できているため、総務課担当者が設計業務と監理業務を行うとの答弁であった。
  そのほか、保存食の購入、防災キャンプの内容、そして庁用車の購入及び集会所新築工事設計業務について質疑があった。
  そして、政策財政課では、基金の取崩しで厳しい財政状況は議会にも分かる。財政運営計画の策定が必要と考えるが、計画策定は議会に財政状況説明後に行っていただきたいとの質疑に対し、財政運営計画の策定が必要であるという認識は持っているということ。分析結果については、中間の情報などを含め丁重に説明していくとの答弁があった。
  そのほか、DXに係る事業内容、公債費の減少及びふるさと納税事業について質疑があった。
  町民健康課では、令和5年度2月末において出生数が20名だったが、その原因について分析等は行ったのか。また、産後鬱や虐待等の問題から、産後ケア事業は大切な事業だと考えるが、サービスの内容はとの質疑に対し、出生数は全国的に減少傾向にある。本町は本町らしい対策を考えていきたい。
  また、産後ケア事業のサービス内容については、デイサービス型と宿泊型を考えている。デイサービス型は日中医療機関等を受診してケアを受け、宿泊型は医療機関等を受診し、宿泊してケアを受けるもので、10月から開始できるよう各医療機関と契約を締結していきたい。また、利用を必要とする方が抜け落ちることのないよう支援していきたいとの答弁があった。
  福祉課では、令和6年10月から児童手当が拡充するが、その予算内訳はとの質疑に対し、対象が高校生までとなるため、その拡充分として250人分を、所得制限による特例給付、支給停止は19人分を計上している。第3子以降は3万円の支給となるが、多子加算については算定方法が明確となっていないため、当初予算への反映はしていないとの答弁があった。
  そのほか、こども家庭センター事業の予算概要についての質疑があった。
  税務会計課では、法改正により相続登記をしないとペナルティが課されるようになるが、課税にも影響が出るのではとの質疑に対し、課税には影響しない。5月発送の納付書に相続登記が義務化されたことを記載する予定であるとの答弁があった。
  3月11日の委員会については、令和6年度ときがわ町一般会計予算の歳出について、関係する執行部説明員の出席の下、課ごとに審査することにし、農林環境課、商工観光課、建設課、教育総務課、生涯学習課の順で質疑を行った。
  主な質疑と答弁は、次のとおりである。
  農林環境課では、農業生産支援事業補助金について、支援の内容はとの質疑に対し、町内の直売所へ出荷、販売している農業者等に対し補助金を交付する事業であり、トラクター等の農業機械の購入費の3分の1以内で、限度額を20万円としている。そのほかに、パイプハウスやビニールハウス等も補助対象となるとの答弁があった。
  そのほか、不法投棄防止ごみパトロール業務委託、新規事業のごみステーション設置費等補助金の詳細及び山並み連携ゼロカーボンシティ協議会の活動について質疑があった。
  商工観光課では、ハイキングコースの景観整備を一体的かつ計画的に進め、ほかの部署と連携しながら実施することはできないかとの質疑に対し、玉川地内の愛宕山遊歩道の景観整備を計画的に進めるとともに、弓立山ハイキングコース等に順次眺望スポットを設けていきたい。また、姥樫遊歩道においては、一部崩落箇所があり危険なため、安全確保のため修繕を最優先に実施していきたいと考えているとの答弁があった。
  そのほか、地域活性化起業人推進事業の内容と目的について質疑があった。
  建設課では、空き家実態調査では具体的にどのような内容かとの質疑に対し、空き家実態調査は、令和5年12月に施行された空き家対策推進に係る特別法の一部改正の内容を受け、町で策定した空き家対策計画を改正するための基礎資料とするための調査である。また、空き家再生等補助金については、空き家対策計画に基づいて除却等を実施したものに対し補助金を交付するもの。国でも法律を改正するなど、空き家対策に力を入れているとの答弁があった。
  そのほか、過疎地域持続的発展計画について質疑があった。
  教育総務課では、明覚小学校南校舎解体が遅れた理由はとの質疑に対し、学校の倉庫や埋蔵文化財の保管場所等として使用しているためであるとの答弁があった。
  そのほか、小学校屋内運動場照明LED化に対する補助金、学校給食充実事業の内容についての質疑があった。
  生涯学習課では、せせらぎ広場設計業務委託の積算内容はとの質疑に対し、委託業務として平面図測量業務、設計業務、数量計算及び概算工事費の積算を行うとの答弁があった。
  3月12日の委員会について。
  令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算、令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算、令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算、令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算、令和6年度ときがわ町水道事業会計予算、令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算の審査について、関係する執行部の説明員の出席の下、質疑を行った。
  主な質疑についての答弁は、次のとおりである。
  国民健康保険特別会計予算では、療養給付費について及び税率・税額について質疑があった。
  後期高齢者医療特別会計予算及び介護保険特別会計予算では、保険料についての質疑があった。
  関口茂八翁奨学事業特別会計予算では、連帯保証人及び滞納状況について質疑があった。
  水道事業会計予算では、原価割れ解消のめどについての質疑があった。
  続いて、ときがわ町浄化槽事業会計予算については、浄化槽の設置基数についての質疑があった。
  (5)審査の結果について。
  各会計等審査終了後、討議、討論を行い、本案を採決し、全会一致または賛成多数により可決すべきものと決定した。
  以上、本委員会に付託された事件についての審査の経過及び結果についての報告とする。
  以上であります。
○神山 俊議長 小宮委員長は、そのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本件は報告事項であります。
  以上で、委員会審査報告を終了いたします。
  小宮委員長は、自席にお戻りください。
  予算特別委員会に付託された議案第27号から議案第33号までの令和6年度予算について、委員会審査報告が終了いたしました。
  議案第27号から議案第33号までの討議、討論、採決は議案ごとに行います。
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   ◎議案第27号の討議、討論、採決
○神山 俊議長 日程第2、議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算についてを行います。
  質疑がありませんでしたので、討論に入らせていただきます。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  まず、原案に反対の方の発言を許可します。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 10番、岩田でございます。
  説明を受けているページ44、議会のライブ配信事業に対する予算について反対討論を行います。
  ときがわ町は現在、過疎地域に指定され、そこからの脱却のための計画も推進中であります。しかしながら、少子高齢化、人口減少には歯止めがかかっておりません。毎年約150人から200人の人口減少をしており、来年あるいは再来年には、1万人を切るのではないかというふうに考えております。
  国においては、子ども家庭庁を創設し、少子化対策が進められております。競うように手厚い子育て支援が多くの自治体で展開されております。そのように各自治体でも工夫し、予算を捻出している状況であります。県の少子化対策については、鳩山町、越生町、ときがわ町の議員での研修を受けました。
  議会運営委員会が視察に行った町は、過疎地域ではありません。一つの町は不交付団体でもあります。早く言えば豊かな町です。ライブ配信はいいですよと言うのは当然です。今やっている自分たちの事業を否定するような、お客を迎え入れての発言は多分ないと思います。
  現在の音声配信よりはライブ配信のほうがいいに決まっています。……………………………………………………………………………………………………………
  一つに、開かれた議会という理由があります。開かれた議会を目指すという理由があるように、誰に対して開かれるのかよく分かりません。自分は椅子に座り、ライブ配信を見ろと言って、開かれた議会ができるでしょうか。はっきり言って、できません。町民の声を行政に届けますと言って選挙運動を展開した人間が、議員の椅子に座れば町民の意見も聞くこともない。主に、少なくとも指針をつくり、町民の意見を聞くぐらいのことはまずやるべきだろう。そうして、開かれた議会をつくっていくべきだろうというふうに思います。
  子育て中の奥さんに聞きました。返事は、誰が見るんだ。それよりも、少しでも給食費に回すとか考えてもらいたいよね。そういう答えでした。
  ライブ配信は民意のない、見栄と外聞だけの施策であります。子育て支援の充実は移住・定住の目安になりますが、ライブ配信をしているからといって、移住・定住をする子育て中の親がいるでしょうか。聞いたことはありません。この予算を少しでも、少しでも子育て支援を充実させるための費用に使うべきだと考えております。
  以上で、ライブ配信事業に対する反対討論といたします。
○神山 俊議長 ほかに反対の方おりますでしょうか。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原和夫です。
  議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  まず、予算としては、町債2億1,850万円を含めた59億1,594万2,000円の予算であるが、5億5,908万円の基金繰入れの財源確保の予算である。子育て支援など、事業予算では評価できる事業もあるが、計画性に欠けている事業、予算も見られる中で、議会費、ライブ配信事業費、基金繰入れ予算であり、予算の見直し、縮小を求める。
  町債、過疎債を含めた借金の度合いを考え、財政運営計画に基づく財政改革に収入の確保、自主財源の確保を図り、上昇率の抑制に努めることを望む。
  ときがわ町では、医療、介護の負担増、さらに社会保障費の自然増分も考えられる中で、町民の暮らしを支える土台、社会保障の拡充こそ、安全・安心のまちづくりの基本ではないか。公共事業の優先順位、見直し等を含め、人口増加対策、子どもの声が広がるまちづくりを望み、討論とします。
○神山 俊議長 ほかに反対の方おりますでしょうか。
          (発言する者なし)
○神山 俊議長 次に、原案に賛成の方の発言を許可いたします。
  1番、畑議員。
○1番 畑  豊議員 1番、畑です。
  令和6年度ときがわ町一般会計予算、44ページの議会費の中の会議録音動画配信事業について、賛成ということで討論させていただきます。
  この予算は、その下にある会議録調整、音声配信を廃止して、今度は動画配信をやるということなので、決して大きな増額の予算ではないということを一つ言っておきます。
  まず、議会においてDX化が求められている中で、町民に対して開かれた議会、迅速でタイムリーな議会の情報提供を向けるということでは、非常に録画配信は、仕事が多種多様化する中で昼間傍聴できない方も含めて、いつでも傍聴できる、見ることができるというようなシステムなので、ぜひこの配信システムは迅速に進めていただき、町民に開かれた議会、十分な情報公開を目指すということでの議会への理解と関心を高めることを目的に、私は映像配信を行うべきだと思います。
  以上。
○神山 俊議長 ほかに賛成の方おりますでしょうか。
  5番、小島議員。
○5番 小島利枝議員 議席番号5番、小島利枝です。
  議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算に対して、賛成の立場で討論を行います。
  令和6年度は、長く続いたコロナ禍の制約がなくなり、日常を取り戻しつつも、停滞していた期間の影響もある中、重点的に取り組むべき課題と総合振興計画の着実な推進に果敢に取り組んでいる姿勢を評価いたします。
  特に私が評価する事業は3点です。
  まず1点目は、令和5年度に、ときがわ公民館ロビーに自由に使える学習スペースを整備し、高校生、大学生から好評を得て、本年度は玉川公民館も同様に整備するとのこと。町民の声を反映した事業を評価いたします。
  2点目は、全世帯を対象とした行政区に関するアンケート調査についてです。高齢化、人口減少、コロナ禍による地域コミュニティーが希薄になりつつある今、住民の方々より、行政区加入者の減少に伴い、地域コミュニティーの存続を心配される声が上がっていました。多くの方がアンケートに答えていただき、十分な住民の声を反映した実態調査となることを願います。そして、より良い地域コミュニティーの施策へとつなげていただきたいと思います。
  3点目は、議会費で、議会基本条例第7条、議会広報の充実の観点から、音声配信事業を廃止し、さらなる充実のために動画配信事業へと移行する予算が計上されました。令和5年度議会運営委員会所管事務調査において、議会ライブ配信について報告書及び要望書を反映し、ご理解、ご協力いただきましたことに、評価いたしますとともに感謝申し上げます。
  コロナ禍を契機にデジタル技術の活用が進み、365日24時間、いつでもどこでも誰でもインターネットで議会を傍聴できることは、開かれた議会、十分な情報公開の機会の場となり、 議会への理解と関心を高める一助となると考えます。会議録調整及び動画配信事業として、本年は音声配信事業より350万4,000円増加となりましたが、6年目以降の事業費は年間109万7,000円と見込まれています。町民の皆様から頂いた貴重な税金を使わせていただき、より身近な議会、開かれた議会を目指し、町民の皆様の声を反映できる議会となるよう、私自身も精進してまいりたいと存じます。
  最後に、次世代へ残すべき資産と負債のバランスを見ながら財政運営を行っていただき、令和6年度ときがわ町一般会計予算の中に反映されている政策が着実に実行されることを願うとともに、町民にとって安心・安全なまちづくりが実現することを期待し、賛成討論といたします。
○神山 俊議長 ほかに賛成の方おりますでしょうか。
          (発言する者なし)
○神山 俊議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第27号 令和6年度ときがわ町……
          (「議長、退席します」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 はい。
          (10番 岩田鑑郎議員退席)
○神山 俊議長 これより議案第27号 令和6年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  委員長報告は、可決すべきものであります。
  委員長報告のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○神山 俊議長 起立多数であります。
  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第28号の討議、討論、採決
○神山 俊議長 次に、日程第3、議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算についてを行います。
  質疑がありませんでしたので、討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  11番……
          (「反対か賛成か」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対討論です」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 まず、原案に反対の方の発言を許します。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原和夫です。
  議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  まず、多くの国保加入者から、国保税引下げを求める声が届いています。
  町は、物価高騰の影響による生活者の負担軽減を図るということで、所得割6.3%、均等割3万円、令和5年4月1日から令和6年3月31日まで延長しましたが、物価高騰は収まりません。3月では728品目値上げされました。
  厚労省は、不必要な受診を減らすためなどとして、国保の保険者努力支援制度を使って、保険者の適正化の取組を評価する方針を示しています。
  さらに、国保税の課税限度額を引き上げ、医療分2万円の引き上げです。また、ジェネリック医薬品、24年10月から、特許切れ先発薬、後発薬との差額の25%が保険適用の対象外となり、患者の自己負担額が上がります。
  物価高騰、患者負担も見えています。2027年度保険税準統一、2030年に統一の動きがありますが、統一に向けて引上げでなく基金繰入れを行い、現時点の税率、所得割6.3%、均等割3万円の税率延長を求め、討論とします。
○神山 俊議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第28号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
  委員長報告は、可決すべきものであります。
  委員長報告のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○神山 俊議長 起立多数であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第29号の討議、討論、採決
○神山 俊議長 次に、日程第4、議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算についてを行います。
  質疑がありませんでしたので、討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対です」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 まず、原案に反対の方の発言を許します。
  11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原和夫です。
  議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  まず、保険料の引上げです。均等割1,760円、所得割0.65%の引上げで、さらに賦課限度額を7万円の引上げであります。また、これまで後期高齢者の負担のなかった出産育児一時金も負担することになります。これ以上の負担増は、後期高齢者の生活をさらに追い詰め、医療から遠ざける道にほかならない。保険料値上げに反対します。
  物価高騰が続き、窓口2割負担などにより、受診控えが起きている現状であり、高齢者の命と健康を守るためのきめ細かな受診の機会を保障することを求め、討論とします。
○神山 俊議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第29号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
  委員長報告は、可決すべきものであります。
  委員長報告のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○神山 俊議長 起立多数であります。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第30号の討議、討論、採決
○神山 俊議長 次に、日程第5、議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算についてを行います。
  質疑がありませんでしたので、討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第30号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  委員長報告は、可決すべきものであります。
  委員長報告のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○神山 俊議長 起立多数であります。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第31号の討議、討論、採決
○神山 俊議長 次に、日程第6、議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算についてを行います。
  質疑がありませんでしたので、討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第31号 令和6年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  委員長報告は、可決すべきものであります。
  委員長報告のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○神山 俊議長 起立多数であります。
  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第32号の討議、討論、採決
○神山 俊議長 次に、日程第7、議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算についてを行います。
  質疑がありませんでしたので、討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第32号 令和6年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  委員長報告は、可決すべきものであります。
  委員長報告のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○神山 俊議長 起立多数であります。
  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第33号の討議、討論、採決
○神山 俊議長 次に、日程第8、議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算についてを行います。
  質疑がありませんでしたので、討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第33号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計予算を採決いたします。
  委員長報告は、可決すべきものであります。
  委員長報告のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○神山 俊議長 起立多数であります。
  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩をいたします。
  再開を午前10時30分といたします。
                                (午前10時15分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時30分)
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   ◎発言の訂正
○神山 俊議長 ここで、岩田議員から議案第27号中の反対討論における発言の一部取消しを求める発言の申出がありましたので、これを許可します。
  10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 反対討論の中で、………と……………の比較を出して、それは個人名だということで、それを取り消していただきたいと、個人名をなしにしてもらいたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○神山 俊議長 ただいま岩田議員から、反対討論における発言を一部取消ししたいとの申出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認め、この取消し申出を許可することと決定いたしました。
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   ◎総務産業建設常任委員会の閉会中の継続調査の申出について
○神山 俊議長 続いて、日程第9、総務産業建設常任委員会の閉会中の継続調査の申出についてを議題といたします。
  お諮りいたします。総務産業建設常任委員会の閉会中の継続調査の申出については、お手元に配付したとおりです。閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
  よって、野原委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ─────────────────────────────────────────────────
   ◎文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査の申出について
○神山 俊議長 続いて、日程第10、文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査の申出についてを議題といたします。
  お諮りいたします。文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査の申出については、お手元に配付したとおりです。閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
  よって、山中委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ─────────────────────────────────────────────────
   ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出について
○神山 俊議長 続いて、日程第11、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議会運営委員会の閉会中の継続調査の申出については、お手元に配付したとおりです。閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
  よって、田中委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ─────────────────────────────────────────────────
   ◎町長挨拶
○神山 俊議長 本定例会に付託された事件は全て議了いたしました。
  この際、渡邉町長から挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 議長のお許しをいただきましたので、令和6年第1回ときがわ町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
  3月5日に開会いたしました本定例会は、ご提案申し上げました各案件につき、ご審議の上、議決をいただき、本日の閉会となりますことに、心から御礼を申し上げます。
  今回議決いただきました各事項につきましては、適切に執行してまいります。
  今後も、議員の皆様のご支援、ご協力を心よりお願いを申し上げます。
  結びに、議員各位におかれましては、今後もご健勝にてご活躍されますようご祈念申し上 げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
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   ◎閉会の宣告
○神山 俊議長 これをもちまして、令和6年第1回ときがわ町議会定例会を閉会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午前10時34分)

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  令和  年  月  日

         前  議  長    小  島  利  枝

         前 副 議 長    神  山     俊

         議     長    神  山     俊

         署 名 議 員    畑        豊

         署 名 議 員    杉  田  健  司