ときがわ町告示第87号

 令和6年第3回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  令和6年8月27日

                        ときがわ町長  渡  邉  一  美

                    記

 1 日  時  令和6年9月3日

 2 場  所  ときがわ町議会議場
                ○応招・不応招議員

応招議員(11名)
  1番  畑     豊 議員          2番  杉 田 健 司 議員
  3番  長 島 金 作 議員          4番  神 山   俊 議員
  5番  小 島 利 枝 議員          6番  田 中 紀 吉 議員
  7番  山 中 博 子 議員          8番  前 田   栄 議員
  9番  小 宮   正 議員         10番  岩 田 鑑 郎 議員
 11番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(なし)


            令和6年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            令和6年9月3日(火)
                            午前9時30分開会
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 一般質問
日程第 5 報告第 4号 令和5年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につい
             て
日程第 6 報告第 5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく
             資金不足比率の報告について
日程第 7 報告第 6号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の
             報告について
日程第 8 報告第 7号 令和5年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について
日程第 9 報告第 8号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計継続費精算報
             告書の報告について
日程第10 議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(令和6年度ときがわ町一
             般会計補正予算(第3号))
日程第11 認定第 1号 令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第12 認定第 2号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
             ついて
日程第13 認定第 3号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第14 認定第 4号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
             て
日程第15 認定第 5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第16 認定第 6号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第17 議案第43号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分につ
             いて
日程第18 議案第44号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について
日程第19 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第20 諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第21 議案第45号 埼玉県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
日程第22 議案第46号 令和6年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第23 議案第47号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第24 議案第48号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第25 議案第49号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第26 議案第50号 令和6年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第27 議案第51号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計補正予算(第1号)
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出席議員(11名)
     1番  畑     豊 議員     2番  杉 田 健 司 議員
     3番  長 島 金 作 議員     4番  神 山   俊 議員
     5番  小 島 利 枝 議員     6番  田 中 紀 吉 議員
     7番  山 中 博 子 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  小 宮   正 議員    10番  岩 田 鑑 郎 議員
    11番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美
副町長
小 峯 光 好
総務課長
荒 井   淳
政策財政課長
大 野 健 司
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和
町民健康課長
式 守 康 子
福祉課長
畑   崇 仁
農林環境課長
和 田 真 幸
商工観光課長
荻久保 充 也
建設課長
町 田 圭 介
水道課長
小 林 大 介
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教育長
新 井 克 仁
教育総務課長
宮 寺   進
生涯学習課長
正 木 達 也
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代表監査委員
堀 口   正
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議会事務局長
師 岡   徹
書記
小野田 美 帆

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   ◎開会及び開議の宣告
○神山 俊議長 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  これより、令和6年第3回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○神山 俊議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりでございます。
  朗読は省略いたします。
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   ◎会議録署名議員の指名
○神山 俊議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第127条の規定により、8番、前田栄議員、9番、小宮正議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○神山 俊議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  田中紀吉委員長。
○田中紀吉議会運営委員長 皆さん、おはようございます。議会運営委員会委員長の田中です。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  令和6年第3回定例会における会期及び日程について調整するため、8月27日に議会運営委員会を開催いたしました。
  委員会には、議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長の出席をいただきまして、提出される議案について説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、令和6年第3回定例会は、本日9月3日から9月18日までの16日間とすることに決定いたしました。
  それでは、会期予定表をご覧ください。
  まず、本日9月3日は午前9時30分から本会議です。諸報告に続き、一般質問を行います。通告順位1番、田中から5番、長島金作議員までです。
  9月4日も本会議です。午前9時30分から一般質問の続きとして、通告順位6番、野原和夫議員から10番、杉田健司議員までです。
  9月5日は、本会議での議案審議等及び決算特別委員会です。各会計歳入歳出決算審査について、決算特別委員会を設置し審査します。
  9月6日から9月17日までは休会です。
  休会中の9月6日、10日及び11日は、決算特別委員会をお願いいたします。午前9時30分から各会計歳入歳出決算審査です。
  最終日、9月18日は本会議です。議案審議等です。
  以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○神山 俊議長 お諮りいたします。委員長の報告のとおり、本定例会の会期は、本日9月3日から9月18日までの16日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は16日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○神山 俊議長 日程第3、諸報告を行います。
  初めに、地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は別紙配付したとおりでございますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から、令和6年6月から令和6年8月までの月例出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ご覧いただきたいと存じます。
  なお、詳細につきましては議会事務局にありますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書及び過疎地域持続的発展計画が提出されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告がありますが、今回も書面による報告とさせていただきます。
  長島金作議員から小川地区衛生組合議会報告、杉田健司議員から比企広域市町村圏組合議 会報告の書面提出がありましたので、本日配付させていただきました。
  以上で、一部事務組合議会の報告を終わりにします。
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   ◎行政報告
○神山 俊議長 次に、町長から挨拶を兼ねての行政報告を行いたいとの申出がありますので、これを許可します。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶を兼ねまして行政報告をさせていただきます。
  このほどは、令和6年第3回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご健勝にてご出席をいただき会議が開催できますことに、心から御礼を申し上げます。
  さて、8月7日に雨雲レーダーの解析により、ときがわ町で1時間に約120ミリの猛烈な雨が降っているとの判断により、気象庁から「記録的短時間大雨情報」が発表されました。これに伴い、本町では災害対策本部を設置して警戒に当たりましたが、幸い大きな影響はございませんでした。
  また、8月8日には日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報巨大地震注意」が発令され、本町でも町民に対し注意喚起をし、情報収集に当たりました。
  それから、8月15日から16日にかけて台風7号の接近による影響が予想されるため、臨時庁議を開催して台風の予想進路等の共有とともに、職員に対する避難指示等の手順や避難所開設についての確認の徹底を指示しました。また、町民に対し防災無線による台風への注意喚起を行い、警戒に当たりましたが、幸い大きな影響はございませんでした。
  これから本格的な台風シーズンを迎えますが、各部署が連携して防災対策に取り組んでまいります。
  次に、各課の事業の執行状況についてご報告いたします。
  最初に、総務課について申し上げます。
  昨年度の行政区長アンケート調査に引き続き、今年度は全世帯を対象としたアンケート調査を実施しております。これは、行政区の活動の現状や課題、行政区未加入者の意向や要望等を把握するとともに、今後の行政区活動の推進や加入者数の増加に向けて、推進方法や対 策等の検討を進めるためのもので、8月27日にアンケート調査用紙を発送いたしました。
  また、「ときがわ町統一防災訓練」を9月1日に実施する予定で準備を進めておりましたが、台風10号の影響により中止として、台風接近を警戒いたしました。
  次に、政策財政課について申し上げます。
  令和6年度当初予算より、新たに「DX推進事業」として予算計上を行い、DX化の推進を行っております。
  役場本庁舎及び第二庁舎に遠隔窓口システムを設置し、本庁舎と第二庁舎の間を行き来しなくても、テレビ電話により相談等を受けることができる体制を構築いたしました。
  また、行政区関係の手続やイベントの参加申込等のオンライン申請もスタートしており、各手続のオンライン化が着実に進んでおります。
  今後は、ショートメッセージやチャットシステムを活用したコミュニケーションや、LINEによるスマート窓口など、住民との接点のDX化を中心に進めてまいります。
  令和5年度の決算につきましては、今定例会の認定に付しておりますが、一般会計の実質収支額は3億3,178万8,380円の黒字となりました。
  財政指標では、健全化判断比率が昨年度から0.6ポイント増の5.5%となっており、早期健全化基準の25%に対して、低い水準を維持しております。また、将来負担比率は、昨年同様に将来負担額を上回る充当可能財源を確保することができているため、今年度もなしとなっております。
  今後も、引き続き健全な行政運営に心がけてまいります。
  次に、税務会計課について申し上げます。
  課税関係では、6月に町民税、県民税、森林環境税の普通徴収に関わる納税通知書を2,421通、7月に国民健康保険税の納税通知書を1,768通、対象の方へ発送いたしました。
  徴収関係では、令和5年度決算における徴収率が、町税が99.2%、国民健康保険税は95%となっており、厳しい納税環境が続いております。
  今年度も、引き続き新規滞納の未然防止、滞納者の実態把握と滞納処分等に努め、徴収率の向上に取り組んでまいります。
  次に、町民健康課について申し上げます。
  今年の夏も非常に厳しい暑さとなっており、もうしばらくはこの暑さが続くことが予想されます。
  この危険な暑さから身を守るため、保健センター事業では、防災無線や各種教室において 熱中症の注意喚起を行うとともに、玉川公民館をはじめとする公共施設4か所を一時的な暑さしのぎの場「クールオフィス」として設置しております。
  保険事業では、国民健康保険は6月下旬に1,703通、後期高齢者医療保険は7月中旬に2,159通の被保険者証を発送しました。今回発送しました紙製の被保険者証は、今年12月2日をもって再発行等ができなくなりますが、被保険者の方々の混乱を少しでも和らげるよう、マイナンバーカードとの一体化に向けた案内や、マイナ保険証に代わる資格確認証の発行を進めてまいります。
  次に、福祉課について申し上げます。
  物価高騰対応重点支援事業の「均等割のみ課税世帯」として317世帯に3,170万円を支給し、「こども加算」そして、令和5年度住民税非課税世帯及び令和5年度住民税均等割のみ課税世帯に属する子供を対象として800万円を支給しました。
  また、所得税から3万円、個人住民税所得割額から1万円の定額減税を実施しておりますが、定額減税額が所得税額・個人住民税所得割額を上回っている方を対象として1,972名に、「調整給付」確認書の発送を行い、8月27日に初回分を支給いたしました。
  また、さらに、「新たに住民税非課税等となる世帯」を対象として、194世帯に確認書を発送したところです。
  高齢者福祉事業では、7月11日に埼玉西ヤクルト販売株式会社と高齢者等見守りに関する協定を締結いたしました。この協定により、埼玉西ヤクルト販売株式会社の社員の方が日常業務の中で高齢者等に何らかの異変を察知した場合、町に通報していただくなど支援をいただくものです。
  次に、農林環境課について申し上げます。
  農林業関係では、農業委員会による耕作放棄地解消事業として本郷地内でジャガイモ栽培を行い、玉川保育園の園児を対象に収穫体験を行いました。また、遊休農地や荒廃農地が拡大していることから、農地の次世代に引き継いでいけるよう「地域計画」の策定を進めております。
  有害鳥獣対策施設につきましては、7月末までの4か月間の施設利用は24回、イノシシ3頭、シカ22頭の処分の実績がございました。
  林業関係では、森林の保全や地球温暖化対策の推進等を目的とした「森林の整備に関する協定」を富士見市と締結し、対象となる区域を「富士見・ときがわ交流の森」と定め、森林整備や森林体験などの環境学習が実施されることとなりました。
  土地改良施設等応急修繕事業では、河津桜の名所となっている桃木農村公園の整備工事の発注、また、門林沼の堤体防災工事が埼玉県の事業として発注されました。
  環境関係では、脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして令和6年1月から運用を開始した電気自動車用急速充電器について、7月末日までに535台、月平均にいたしますと76台の利用実績がございました。
  災害復旧関係では、一昨年、おととし7月の集中豪雨により被災した玉川地内1か所及び令和元年の台風19号により被災した大野地内2か所の山林斜面における土砂崩れ箇所において、埼玉県の治山事業により復旧工事が着工されております。
  次に、商工観光関係について申し上げます。
  商工関係では、8月3日に「第15回ときがわ納涼まつり」が開催され、大勢の家族連れでにぎわいました。
  観光関係では、町と株式会社電通総研が共同で進めた「堂平天文台デジタルミュージアム」を7月11日に町ホームページに公開しました。これは、地域活性化企業人の橋渡しにより実現したもので、ぜひご覧いただきたいと思います。
  令和6年5月5日に発生した火災により損傷した「ふれあいの里たまがわ」の火災復旧工事を7月に発注いたしました。また、当初予算に計上していた駐車場ライン修繕工事も併せて発注いたしました。これにより、11月下旬には工事が完成する見込みです。
  次に、建設課について申し上げます。
  道路関係では、個別舗装計画に基づく、大附地内町道1−12号線及び五明地内町道1−8号線など合計4路線の舗装修繕工事や、かねてから要望のあった、玉川地内の町道1−3号線の区画線を設置する交通安全施設工事などを発注いたしました。
  橋梁関係では、45か所の橋梁点検業務、河川関係では、一昨年7月の集中豪雨で浸水箇所の生じた唐沢川において、局所的な雨水対策を行う目的で水路維持補修工事をそれぞれ発注しました。
  また、町内の道路、水路、河川の除草作業に対する助成件数が昨年度の同時期を上回っており、この助成事業が地域活動に大きく寄与しているものと思われます。今後も引き続き助成事業の周知に努めてまいります。
  地籍調査関係につきましては、大字西平地内の西平上サ地区を中心とした「西平4地区」の地権者立会いによる一筆地調査を今月より実施します。
  なお、西平1地区につきましては、法務局の土地登記簿の書換え及び公図の地籍図に差し 替える作業が完了しました。
  次に、水道課について申し上げます。
  水道事業につきましては、TSビニール管更新工事3か所、配水管布設工事2か所のほか、舗装本復旧工事の契約を締結し、順次着手しております。
  引き続き、安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  浄化槽事業では、今年度の設置申請受付件数が7件となっております。事業の法適用を着実に進めるとともに、事業の周知・啓発を行い、取り組んでまいります。
  次に、教育総務課について申し上げます。
  教育委員会活動では、7月9日に学校等訪問として、小・中学校及び「ひかりの村こども園」を視察し、各校の運営や教育活動の状況把握を行いました。また、令和7年度から中学校で使用する教科書の採択を行いました。
  教職員の研修関係では、8月22日に小・中学校全教職員を対象とした研修会を都幾川公民館で開催しました。研修では埼玉県教育局担当職員を講師とし、「学校におけるヤングケアラーの支援について」との演題でご講演をいただきました。
  最後に、生涯学習課について申し上げます。
  公民館関係では、昨年度に引き続き、夏休み期間中に、涼しい学習環境を提供する事業として「夏休み子ども学習室」を町内在住の中学生等の学習支援ボランティアにご協力をいただき、玉川公民館及び都幾川公民館で開催いたしました。
  文化センター関係では、新型コロナウイルス感染症により、令和元年を最後に中止していた「夏休み映画会」を開催いたしました。
  文化財関係では、町指定無形民俗文化財である「一ト市祭り囃子」、「西平屋台囃子」など各地域で夏祭りが開催されました。
  社会体育関係では、5月から第58回比企郡民スポーツ大会が、郡内の各町村で種目ごとに分散して開催されました。
  以上、各課の事業につきまして報告させていただきました。
  結びに、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議をいただき、ご議決くださいますようお願い申し上げ、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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   ◎一般質問
○神山 俊議長 これより、日程第4、一般質問を行います。
  改めてお願いします。
  録音のため、発言の際は特にマイクの先端を意識してはっきり発声してください。
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          ◇ 田 中 紀 吉 議員
○神山 俊議長 発言順位1番、質問事項1、ふるさと納税及び企業版ふるさと納税の現状と今後の目標について。
  通告者6番、田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 議席番号6番、田中です。
  議長の発言許可をいただきましたので、通告書に基づき3問お願いいたします。
  最初に、今回も含めて台風の被害が、今日もそれっぽいんですけれども、大きな災害にならなくて大変よかったと思います。で、お客さんじゃないんですけれども、ときがわ町がNHKのテロップで載っていたということで、大変皆さんから問合せを受けたりだとかありました。で、全く被害がなかったということではないんですけれども、大変な執行部の皆さんはいろいろあったと思いますけれども、大変お疲れさまでした。
  その件も含めてちょっとですけれども、今回3問提案しますけれども、これは私の一つのこだわりの課題というのがあります。で、今回だということではなくて、引き続きやるまでしつこくやらせていただきますので、まず最初にそのことを触れさせていただきます。
  では、最初に1問目伺います。
  令和5年度全国のふるさと納税関連の発表が、総務省からありました。当町では、各種の取り組み及び対策を実施したが、結果的には、これ私的な感覚ですけれども、残念な成果だというふうに思います。
  そこで、次の点についてお伺いします。
  (1)ふるさと納税の現状をどう評価するのか。
  (2)今後の取り組みと計画は。
  (3)具体的な目標は。金額、件数、使用目的等です。
  (4)企業版ふるさと納税の現状は。
  (5)企業版ふるさと納税の具体的な取り組みの計画について、以上伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 田中議員ご質問の1、ふるさと納税及び企業版ふるさと納税の現状と今後の目標についてお答えいたします。
  まず初めに、(1)ふるさと納税の現状をどう評価するかについてお答えいたします。
  令和5年第1回定例会で田中議員の一般質問に対する答弁で、ふるさと納税額10倍化を目指すとしました。令和5年度からは、寄附の受入れ相当を政策財政課、返礼品の開発と発送担当を商工観光課とし、両課が連携して新たな返礼品の発掘による納税額の増加を図りました。
  取り組みといたしましては、返礼品の額を寄附金額の2割相当額から3割相当額に変更し、返礼品全体の見直しを行ったほか、ふるさと納税サイト、楽天ふるさと納税の追加や、ふるさと納税をしたその場で電子マネーが発行され料金を支払うことができる電子決済のチョイスpayを事業所に導入していただくなど、視野を広げたことや、県内外のイベントに参加しチラシを配布するなど普及啓発活動も併せて行ってきました。
  結果といたしまして、前年度の令和4年度との比較では、件数が136件から326件、寄附金額では257万8,000円から745万3,000円と、約3倍となりました。
  評価といたしましては、寄附額は目標としている10倍にはまだ及んでいませんが、前年から2倍以上の方が寄附を通じてときがわ町を納税先に選んでいただいたこと、寄附額についても様々な事業所に返礼品で協力をいただき約3倍となったことは、一定の成果があったと考えております。
  次に、(2)今後の取り組みと計画はについてお答えします。
  今後の取り組みといたしましては、昨年度と同様に引き続き返礼品の発掘と特産品の開発に力を入れていき、併せてイベント等での普及開発を行っていきたいと考えております。
  次に、(3)具体的目標は。(金額、件数、使用目的)についてお答えいたします。
  寄附に対する具体的な目標につきましては、寄附金額は前年度の倍増1,500万円、令和7年度には令和4年度の10倍となる2,500万円を目標とし、件数につきましては具体的な目標は立てておりません。
  使用目的につきましては、現在、12種類の目的の中から選んでいただけるようになっておりますが、令和7年度寄附分より寄附目的の整理を行い、より活用しやすいものとしていきたいと考えております。
  次に、(4)企業版ふるさと納税の現状はについてお答えいたします。
  企業版ふるさと納税につきましては、昨年11月に地域再生計画が認定され、寄附を受けら れることになりました。
  町ホームページ等に掲載し数件の問合せがありましたが、寄附に至っていないのが現状です。
  最後に、(5)企業版ふるさと納税の具体的取り組みの計画はについてお答えいたします。
  企業版ふるさと納税につきましては、事業を実施する上で、財源の確保という意味では大変重要な制度の一つです。しかし、現状では、寄附の受入れまで至っておらず、積極的な営業もできていない状況です。そのため、他町村で取り入れている寄附額に応じた歩合制による業務委託について検討をしたいと考えております。
  以上です。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、田中議員。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ありがとうございました。
  そうしたら、順次伺いますのでよろしくお願いいたします。
  まず、現状をどう評価するかという点なんですけれども、町長の答弁でいくと、2倍になったから、目標の10倍には届かなかったけれども成果ではないかということです、答弁書は。
  で、そもそもこの問題を何回もやっていますけれども、最初から大体4年度以前が250万円ですからね。4年ぐらい続いています。これは今回の報告書にも載っていると思います。そのこと自体に、もうやっぱり問題意識を持たなかったということが、私はそもそも問題だと思います。
  だから、そこで最初に触れましたけれども、大変残念だというのはそういうことなんですね。この自分たちのことでどう営業をかけるかという点で見ると、私は、いろんな補助金だとか形があります。で、自分たちができるというのはここだけなんですね。私が知っている範囲ではそうです。ときがわ町が自分の営業活動、いろんな活動を通じて集められるお金というのはこのことだと思います。違っていたらまず1点ご指摘をいただきたいと思うんですけれども、町長いかがでしょうか。違うのがあれば教えてください。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 私も町村会でふるさと納税100億円なんていう町も行きましたけれども、もうそのとおりでございます。
  非常に財源の乏しい町が一生懸命やっているというのが現状だと把握しております。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ありがとうございます。
  町長の認識は正しいんですね。ぜひそれをきちんと皆さんが、幹部の皆さんがそういう、お一人お一人がそういう認識に立つということだと思うんですね。
  で、いろんな問題があります。そのいろんな形で返し方が、品物ではなくてポイントだとかいろんなことをやっているところあります。それで問題になっているところもあります。あります。間違いなくありますね。
  で、それで今日1点伺います。
  昨年度は326件、745万円ぐらいを集めました。では逆に、ときがわ町から出たというか、ときがわ町の方がほかの自治体の件数がどうだったかを伺います。私、それなりに調べたつもりなんですけれども、どこにも載っていない。で、決算書でいくと、減税補填分として特別交付税が328万円入っています。これ間違いじゃなかったら、ぜひ課長、これは政策財政課長の課長だと思うんですけれども、幾らぐらい出ているか教えてください。
○神山 俊議長 答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  ときがわ町の方が何件ふるさと納税をしているかということなんですが、令和5年度実績で申し上げますと、住民の方がしたふるさと納税は347件、額として2,903万3,000円と聞いています。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 この数字を見て私も驚きますけれども、3,000万円近いお金が結果として住民税から減っちゃうわけですね。
  減っちゃうという表現はちょっとあれですけれども、2,000円の個人負担だとかいろいろなことがありますけれども、要するに出ているというお金で見ると2,909万円。それで、入って頂いたというか、ときがわ町が頂いたというのは745万円というふうに認識してよろしいかどうか、一応確認します。
○神山 俊議長 答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 すみません、私の説明が足りないところがございました。
  寄附額のうち、町の税金として控除されてしまう額は1,258万1,000円でございます。
  で、これにこの控除額、これは令和5年度に町民がされたものですので、令和6年度に控除がされます。で、この控除された部分につきまして、国のほうで交付税措置をされます。この控除額のうち75%が交付税措置されますので、943万6,000円は交付税として措置されることになりますので、そうしますと実質的には、その743万円から控除された額を引いて地方交付税が入ってきた額をやりますと、430万円のプラスというような形になります。
  で、この中で、今度はお礼の品として町が返している額がございますので、それが338万1,000円でございますので、その先ほどの黒字の中からこのお礼の品分を除くと、令和5年度のふるさと納税に関しまして見ると92万7,000円の黒字というような形になっております。
  以上です。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 詳しい説明ありがとうございました。
  私が一番問題にしているのは、町民の方はほかの自治体にふるさと納税をしているのが要所で見ると3,000万円。で、ときがわ町に対するふるさと納税を利用していただける方が740万円。大ざっぱにですよ。いろいろ中身はあります。手数料もありますしいろんなことある。そういう認識でいいと思うんですよ、大ざっぱに見て。
  だから、私が今回特に強調したいのはそこなんですよ。ときがわ町はそういう状況だというのを皆さんも、我々も含めて認識しなきゃいけないんだと思っています。
  それで、しつこいようですが、埼玉県の新聞だとか県全体でも一生懸命自治体に差別、差別というか区別をしなくてちゃんとやってくれています。だから、そのことを自分たちの問題としてやる必要があるんだと思うんですよ。そこなんですよ、私言いたいのは。
  あと、もう1つ分かりづらいのは、使い方ですね。活用の仕方が非常に分かりづらいというのか、成果につながっていないような気がするんですよ。そこだと思います。
  あと、もう1つは、積極的な宣伝というのか営業が、非常に少ないというか、受け止め方として人ごとというのはちょっと変ですけれども、そんな感じがします。
  で、この間の勉強会というのか、町長の話を議員で聞きました。で、やっぱり構えが違いますね。同じぐらいの規模です。1万ちょっとの規模です。で、億の単位を集めている。で、特別なものはありません。同じような、特別話題になるような海産物がある、牛肉がある、何々のがあるというそういうことではないということです。
  だからやっぱりそこはトップも含めた意識だと。集めてどういうふうに町民のために使おうか。非常に参考になりました。というよりも、我々自身が非常に至らなかったという気が しますね。
  だから、そこでやっぱり町長、やっぱり町長だと思います。町長がこういう現状をつかんで、じゃ、ときがわ町はどうしようか。その集めたお金をどういうふうに使おうか。私はそこの点に尽きると思います。
  で、ときがわ町は、周りから見ると非常にいろんなイベントをやる。いろんな地域のものもある。住みたい、住めれば。だから、そういうところはいっぱいあるわけだから。聞けば聞くほどあるわけですね。だから、そういう中で、ふるさと納税の仕方をもうちょっと工夫をする、努力をする、また、しっかり宣伝する、そういうことだという気がするんですね。
  だから、ぜひ町長、10倍といったってたかだか2,500万円ですね。出ているほうはここだって大きいんですよ。やっぱり桁が違うぐらい目標にしませんかね。町長に伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 近隣の首長さんといつも会っていますので、例えば嵐山町、ビッグ商品があるんですね。吉見町もビッグ商品がある。もううらやましい。ときがわ町なかなかビッグ商品がないので、なかなか1億を得られない。具体的な名前は挙げませんけれども。
  それからまた地域的に、さっきの件なんですけれども、岡山のあの地域は、隣接の町、村がすごく皆さん元気で、同じように頑張っていますね。すごくうらやましく思うんですけれども、そんな中で私が思うのに、ときがわ町がふるさと納税を意識をしたというのは、もちろん議員さんの質問が出てからだとは思うんですけれども、なかなか今までの積み重ねがやはりない。で、結構成功しているところを見ると、ふるさと納税の積み重ねが長いです。1年、2年で億の単位を達成した町というのは少ないんですよね。
  それなので、今本当に途に就いたばかりのふるさと納税の事業で目標も低いんですけれども、達成したらその次の段階と上げていきますので、ぜひその辺のほうはご理解を一つよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ありがとうございました。
  やっぱり最終的にはトップの意識だと言っていましたね。で、あの美咲町の話ですけれども、あそこも数百万円から始まっているんですね。数百万、2,000万、5,000万、億なんですよ。町長知っていると思う。
  だから、やっぱりそこはそういう目標をきちっとつかむと。それで、みんなで達成感を味 わおうじゃないかという、そこだと思います。私ももうちょっと30年も前サラリーマンやっていて、そういう目標をやっぱりトップはいつも言っていましたよね。何年後にどういう目標を立てようと、そういうことだと思うんですよ。だから、ぜひ町長にはそこで指導を発揮していただきたいと思います。
  それで、ふるさと納税の件はそこで、次にいきまして、企業版なんですね。
  これも企業版はとっても残念なんですね。言ったらやるというようなもので、つくったんですね。これ許可ないとできない。それで、しつこい話ですけれども、建前上は今年で終わるんですよ。終わるんです。制度設計では。で、延ばしてくれという話で、多分延びるんじゃないかという話があります。それは私が決めることではありませんし、国が決めることです。
  ただし、こういう有利な制度をつくりましただけじゃ駄目なんですよ。で、この企業版ふるさと納税というのは、返礼品はありません。で、最低が10万円からです。それで、幾つかの町内に本社があるというのが枠があるぐらいで、非常に営業力が問われる問題です。営業力が問われる問題なんですよ。で、その自治体に直接関わるとか関わらないとかという制限もない。ただ、プレゼンじゃないんですけれども、その企業に対してどういう、当面的にはときがわ町ですけれども、ときがわ町にこういう施策にぜひ援助ください、支援してください、そういう熱意だと思うんですよ。ある意味、それだけでといえばだけですね。
  だから、そういう意味では、ときがわ町だって優秀な関連性があるんですよ。私も幾つか言いましたけれども全然、さっと誰かに蹴られましたけれども、そういうことだと思うんですよ。
  これは町長、営業力だけですよ。で、ホームページに載せたなんて、そんなレベルじゃ駄目です。いかに関わりであったら、もう町長が、私が逆に言っちゃいけないんですけれども、町長がぜひこれやってください、一緒にやりませんか、成果に結びつけませんか、私はそう思います。
  で、1つ2つ言わなきゃいけないなと思って考えてきました。
  で、ときがわ町はサイクルの点の切り口はすごくいいんですね。で、埼玉県の中では、自転車というのは県も一生懸命やっています。企業もいっぱいあるんですね、いい自転車つくっている会社が。ぜひお声をかけていただきたい。私が一緒に行けと言えば、かばん持ちで行きます。いや、本気モードです。
  だから、そういうことだと思うんです。だから、ぜひそういう結びつきを持って、とにか く営業をかける。ホームページに載せたなんていうのは番外地ですから、恥ずかしくて書かないほうがいいですよと私は思います。この点でも町長に伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 この答弁書を書くについても課長といろいろ話をしまして、今みたいなお話をしました。
  ぜひかばん持ちで一緒に歩いてください。
  以上です。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ぜひ、終わりだということじゃなくて、一緒に私も小僧で行きますから。いやいや、本気で。それで、しゃべれと言えばいっぱいしゃべります。町長がそこで黙ってろと言ってください。そのぐらいの勢いを持っています、本気で。
  それで、ときがわ町は土日だけではなくて、見ると自転車、小僧とは言いませんけれども自転車青年、女性の方もいっぱい来ています。もう間違いなく私はいけると思っています。間違いない。これは私自身、自信を持っています。だからそういう意味では、ふるさと納税だけじゃなくて企業版ということでも必ず成果は出るというふうに、そういう意味では確信を持っています。
  ということで、この件は終わります。
○神山 俊議長 続いて、質問事項2、公共施設トイレの現状と改修状況について。
  田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 2問目伺います。
  公共施設トイレの現状と改修についてということで、この問題ももう何回か出ました。
  公共施設及び観光関連施設のトイレの現状についてということで伺いました。
  で、現在もくみ取り式トイレの改修、改善が行われていませんけれども、あと、洋式化及び手すりの設置計画についてということで、以下伺います。
  前回以降の変化(改修、改善)はあったのか。
  2番目、今後の計画はあるのか。具体的な時期だとか、いつまでに実施するのかということです。
  3番目、追加の設置計画はあるのか。
  以上、お願いします。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 田中議員ご質問の2、公共施設のトイレの現状と改修状況についてお答えいたします。
  初めに、(1)前回以降の変化、改修、修繕はあったかについてお答えいたします。
  商工観光課が管理する公衆トイレで、現在和式便座が設置されている宮平公衆トイレ2基、刈場坂公衆トイレ2基及び椚平公衆トイレ1基へ、令和6年3月に手すりを設置いたしました。
  生涯学習課では、五明運動場の管理協定を締結している五明・日影地域において、和式トイレについての地元協議結果を踏まえた区長要望があり、既設の和式トイレを簡易洋式化し、手すりの設置と併せて陥没した床の修繕を行いました。
  次に、(2)今後の計画はあるか。(具体的な時期及びいつまでに実施するのか)についてお答えいたします。
  商工観光課では、今年度中に老朽化の進んでいるくみ取り式の宮平公衆トイレ及び刈場坂公衆トイレについて、関係団体と協議し、改修または廃止を決定する予定です。
  生涯学習課では、くみ取り式となっている上サ・スケート場、田黒運動場、五明運動の3か所のうち、代替施設である上サ・スケート場、田黒運動場につきましては、利用団体や地域と廃止の方向で調整を進めていきます。
  そのほかのトイレの改修等につきましては、個々の状況を確認し対応してまいります。
  次に、(3)追加の設置計画はあるかについてお答えいたします。
  商工観光課、生涯学習課が管理する施設につきましては、追加設置の予定はございません。
  以上です。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、田中議員。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 最初に、じゃ、伺います。
  商工観光が多いような気はしますけれども、私もこの間というか、お盆休みのときに気になるところは何点か確認をしてきました。で、前からしつこく言っている田黒のトイレなんかには、使える状況にはないです。
  それから、いい話もしなきゃいけないんですけれども、七重のハイキングの途中にあるトイレ、あれはバイオのですけれども、あそこが、私が思っていた以上にきれいでした。で、 慈光寺とその先に行って霊山のところのお墓の前にあるところですね、あれは霊山のかと思っていたら、あれは違うんですね。後野公衆トイレということですね、町の感覚でいくと。
  それで、課長、伺います。
  大体1週間に1回とか、多いところはもう2回とか3回とかという形で清掃活動をしていたりチェックをしていると思うんですけれども、その後野のトイレの1週間に1回のチェックはどうなんでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 お答えをさせていただきます。
  後野の公衆トイレのことでございますね。こちらにつきましては、週に1回委託をかけまして清掃をさせていただいております。
  以上です。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 それでは、ドアが壊れて使えないという報告はいつありましたか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 そちらの報告につきましては、ちょっと日にち等については今ちょっと記憶しておりません。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 課長、そうじゃなくて、あったかどうかという確認をしているんです。
  私が行ったときには、壊れているので使えませんという紙が貼ってありました。2週間、3週間前の話ですよ。
  それ以降、どうなりましたか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 後野の公衆トイレにつきましては、委託で清掃を行わせていただいておりまして、また、霊山院のご住職様にもご協力をいただいておりまして、そちら何か不都合がございましたらご連絡いただくという形になっております。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ということは、ないということですね。
  確認します。ドアが壊れているんですよ、それで、貼り紙がしてあるんです。その確認をしたかどうかというのをお尋ねしているんですね。ないということですね。
  で、霊山のその管理委託をしているところが、そういう報告がないと、そういうことでよろしいですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 お答えをさせていただきます。
  最後の修繕等につきましては、担当者のほうで対応している場合がございまして、私のほうがちょっと把握していない場合もございますので、そちらのほうは後ほど確認をさせていただきたいと思います。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 そういうしつこい話を私はしたくはないんですよ。
  それに、刈場坂も私も行ってきました。で、厳しいところは見てきたつもりです。上サも見てきました。
  やっぱり使う人の感覚に立ってくださいよ、ぜひ。管理じゃなくて使う人の感覚ですよ。そういう感覚でぜひこのトイレについては見ていただきたいと。
  あと、今日はあまり言いたくはないですけれども、地震も災害もいつ起きるか分からないんですよね。で、この間も台風でいっぱいありました。避難所の件もありました。一番最初に困るのはトイレだという話ですよね。飲料だとか食料は持ち運びができる。で、トイレの問題はなかなか大変なんですね。で、幸いにという言い方は避けますけれども、ときがわ町は浄化槽の基本的な考え方です。そうすると、極端に言えば川の水をくんでとか、水路の水をくんでとやれば流せるんですよね。または簡易トイレとか。それから非常用のトイレを使うとかというのがあります。
  でも、やっぱり基本的なそういう構えが、自分たちが所管しているものについて任せればいい、担当者がって、課長、違うんじゃないかと思うんですよ。いかがですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 構えとしましては、確かに観光につきましては、トイレは大変重要な施設だと認識をしております。
  で、当然私が全て確認をして清掃してというわけにはいきませんので、担当者等に任せて いる部分は大変ございます。
  また、トイレが使える状況にないというのを確認したというのを何度かお話をいただいておりますが、トイレにつきましては、お一人お一人の方が、例えばおなかの調子が悪い形で吐しゃ等をしてしまった場合、1発で汚い状態になってしまう。毎日定期的に清掃していてもそういった場合があって、その直後に見られた方につきましては、とても使えたものじゃないという発言になってしまいますが、町としましては大変注意をして確認をして清掃等を行っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 そういう特殊な例というふうに私は思っていません。
  で、多分の話を出しちゃ申し訳ないんですけれども、水道は形としてあっても蛇口というかひねるのが外してあるとかというのを見れば、これは使うなというのと同じですよね。
  だから、そういうことで言っているんですね。田黒は所管が違いますから個別には課長のほうには振りませんけれども、だからそういうことですね。
  逆に、お客様というか普通の観光客から見れば、所管が商工観光なのか、建設なのか生涯学習なのかっていうのは関係ないんですよ。当たり前ですよ。公衆トイレですよね。やっぱりそういう感覚に立たなければいけないと思うんですけれども、町長、町長に振らなきゃこれはいけないと思うんですけれども、町長、そういう感覚だと思うんですよ。お客様から見て、駅前にあるトイレなのか公民館にあるトイレなのかって、所管がどこなんて関係ないんですよ。というよりも、そういう感覚に立たなきゃいけないんだと思うんですよ、受ける側が。設置する側というか。いかがでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 この夏、あるトイレが、女性トイレが使えないと、そういうふうに町長への手紙が来たんです。
  で、それは何が違うかというと、民間でしたら、民間のサービス業でしたら、トイレにチェックシートつけるんですよ。それで、なんでチェックシートつけるかというと、それはお客様とのコミュニケーションなんだよね。何時に私が掃除をしましたと。で、それがついているとお客様は安心する。そんなチェックシートをつけろと、今指示は出してありますけれども、それが町中に広まっていけば状況はよくなる。
  例えば和式トイレでも、日本で一番きれいなトイレというのが静岡県の可睡斎というのに あるんですけれども、全部和式です。ぴかぴかです。それについて文句言う人いないですね。
  私も刈場坂峠のトイレに1回行きましたけれども、掃除の後だったのかもしれないですけれどもきれいでした。使いました、うれしくて。
  そういうことで、やはりその管理も大事。それからメンテも大事。それからあと、そういうようなチェックシートもつけながらお客さんとのコミュニケーションを取るのも大事なのかなとそんな気がしますので、今後とも職員には十分指導していきますのでよろしくお願いいたします。
  以上です。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 町長のお話で、和式でというのが私も初めての情報で、勉強不足でした。
  で、この間、さる映画がありました。トイレの話です。見たかどうかは分かりませんけれども、それは深掘りはしませんけれども、ああいう感覚ですね。世界から見ても、日本はきちんとできていると。で、どんどん変わっているということだと思うんですね。
  私の感覚では町長とちょっと違って、和式と洋式があると和式は空いていても洋式のほうに並ぶというなのが最近だというのをいっぱい聞いています。で、その今の和式の話は勉強不足でした。ちょっと調べてみます。
  それで、今回ちょっとお客さんから声を聞きました。この暑いのに、田中さん、まだ便座の熱いのを入れているんだよ、お尻が熱かったよと。
  これ生涯学習の課長に聞きます、具体的だったので。某会館の中でというよりも、誰がどういうふうにあのスイッチを入れるというか切れるんですか、伺います。知らなかったら知らなかったでいいですよ。
○神山 俊議長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 暖房便座の関係につきまして、そのスイッチの切替、入れる、切る等について、誰がいつスイッチを操作しているかについては、申し訳ございません、私のほうで承知しておりません。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 この暑いのにスイッチが入っているんですよ。確認してください。
  やっぱりそういう感覚ですよ。必要な電気を、じゃ、必要じゃないときは消しています。 暖房便座消せないんですか、あれは。別に課長だけじゃないですよ。違うところもみんなそうです。そういう感覚です。お一人お一人が。
  私も女性のところには、入ると大変なことになりますから入っていません。で、その方は女性の方から言われた。
  私もあまり、ほぼ大きいほうは自宅で済ましてくるのであまり使ったことがないので、検証、今度しますけれども、やっぱり町長、やっぱりその辺の感覚もあると思うんですよ。普通の感覚で、使わない電気は消す。夏のこのくそ暑いのに暖房便座はないでしょう。というのはおかしくないと思うんですよ。それを消しましょうと言ってください。どうでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 民間のほうでは、ちゃんとハサップとかちゃんとありまして、それと全部チェックするチェックリストがあるんですけれども、なかなかまだそこまで行き届いていない。
  指導しますのでよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 じゃ、指導していただけるということなので、私も男性の用には今度寄りましてちゃんとチェックさせていただきますので。課長のところにはよく言われた問いなので、課長、チェックしますからね。よろしくお願いします。
  ということで2番目は、1点だけ伺いたいのは、答弁書になかったんですけれども、三波渓谷の駐車場というのか、管理委託は観光協会やっています。ただ、かなりのお客さんが来ていて、まだ仮設のトイレです。で、答弁書でいくと計画はないということなんですが、この点だけ伺います。計画は全くないということですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 お答えをさせていただきます。
  前回、3月の定例会の際に田中議員のほうからご質問をいただいておりますが、その際に、この施設という三波渓谷につきましては、夏、冬、ハイシーズン等の利用の差がかなり激しくあるということで、仮設のトイレ自体の基数を増減させていただいております。
  こういった形で、そちらのほうが適切であるということで観光協会とも協議をさせていただきまして、このような状況にさせていただいております。
  ただ、仮設のトイレと申し上げましても、簡易的水洗の機能がついているものでございま して、また、便槽からくみ取り槽にシャットする、いわゆる中が見えないような形にするような機能もついた快適なトイレを利用させていただいておりますので、その辺はご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 いや、トイレはどんどんというか日々よくなっているというのか改良されています。
  で、課長、ほかの今具体的な傘だとか何とかのいろんな形の提案というか指摘もありますけれども、逆にそういうところ、既存のあるところもそういうものに代替をしていくとか、1回提案をして蹴られましたけれども、トレーラートイレの件だとか、そういう今後のことについての検討は、日々新しくなっていたり条件が変わってきたり、何かあるということで必要だというふうに思います。
  それで、行ってみて思うのは、やっぱり白石の一番上の交差点のところだとか、あそこは非常に小川町と境のところではあるんですけれども、そこでアイスを売っているおじさんとこの間話をしたら、ぜひ欲しいですよねというのは素直な感覚ですね。
  だからそういうのは、色々知っていますよ。水が行かない、何とか行かない、温度が下がる、いろいろ大変なところはあります。ただし、ときがわ町はそんなに寒冷地でもないんですよね。で、冬場も来ているわけですから、何とか検討していただけたらと思いますけれども、その点だけ最後にお伺いします。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 お答えをさせていただきます。
  観光にとってトイレは大変重要な施設だと理解をしております。で、なるべく快適な状況をお客様にご利用いただきたいということで、随時常に研究は続けてまいりたいと思います。
  予算の状況もございますが、なるべく前向きに検討していきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○神山 俊議長 続いて、質問事項3、ときがわ町公共施設等総合管理計画について。
  田中紀吉議員。
○6番 田中紀吉議員 3番目の問題について伺います。
  ときがわ町公共施設等総合管理計画について伺います。
  平成29年3月に策定し令和4年3月に改定した、ときがわ町公共施設等総合管理計画について、計画では令和37年度までに公共施設の延床面積50%削減を目標とし、改修に必要な財源確保を図るとされているが、次の点について伺います。
  (1)現在の状況。除却、変更等ですね。
  (2)各種施設の利活用状況の把握及び調査は確実に実施されているのか。
  (3)玉川トレーニングセンターは、老朽化及び利用状況から「集約化による施設の適正化を図る」とされているが、多額の費用を投じて改修を行ったのはなぜか。
  (4)地域団体等に管理を委託している施設の利活用についての実態調査及び費用対効果の検証は。また、集約の取り組み等を進めているのか。
  以上、伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 田中議員ご質問の3、ときがわ町公共施設等総合管理計画についてお答えをいたします。
  初めに、(1)現在の状況は(除却、変更等)についてお答えいたします。
  総合管理計画につきましては、平成28年度に策定、令和3年度には公共施設個別施設計画の策定に伴い改訂をしており、令和4年度から令和37年度の34年間で公共施設の延床面積約6万4,000平方メートルを50%削減する目標設置をしております。
  議員ご質問の除却については、個別施設計画の劣化度評価で低い評価となった建物や再編方針で廃止となった建物が当面の除却対象となり、既に解体を行った田黒農村センターや今年度解体を行う明覚小学校の南校舎などは除却の対象である建物でした。
  ほかに、都幾川中学校の武道館、旧小川消防署都幾川分署、一ト市地域事務所、玉川トレーニングセンターなどは除却の対象となっていますので、関係者との調整が整い予算の確保ができ次第、順次除却を進めていきたいと考えております。
  変更につきましては、今後の利用見込みや耐久性などを勘案し、存続の必要性の低い施設や存続が難しい施設につきましては方策の見直しを行っていきたいと考えております。
  例といたしましては寄宿舎ですが、個別施設計画では「当面継続」でありましたが、劣化の進行や耐久性などを考え除却することに変更しております。
  次に、(2)各種施設の利活用状況の把握及び調査は確実に実施されているかについてお 答えをいたします。
  各種施設の利活用の状況把握につきましては、各種施設により異なります。
  公民館、文化センター、体育施設等の予約により利用できる施設や管理者のいる施設につきましては把握しておりますが、無人となる公園や公衆トイレ、地域が自主的に管理運営を行う集会所等につきましては、利活用の把握はしておりません。
  次に、(3)玉川トレーニングセンターは、老朽化及び利用状況から「集約化による施設の適正化を図る」とされているが、多額の費用を投じて改修を行ったのはなぜかについてお答えいたします。
  玉川トレーニングセンターにつきましては、町公共施設個別施設計画におきましては、集約化による施設の適正化を図るとされている施設ではありますが、現在、利用者がいる状況でありますので、安全面及び衛生面において一定の配慮が必要なため修繕を実施したものであります。
  最後に、(4)地域団体等に管理を委託している施設の利活用についての実態調査及び費用対効果の検証は、また、集約の取り組み等は進めたのかについてお答えいたします。
  実態調査及び費用対効果の検証につきましては、地域に管理を移管している関係もありますので、精査できておりません。
  また、集約の取り組み等は進めたのかとご質問でありますが、地域団体等に管理を委託している施設におきましては、地域の意見を尊重する必要がありますので、地域に寄り添いながら引き続き検討を進めていく考えでおります。
  以上です。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、田中議員。
  田中議員。
○6番 田中紀吉議員 最初のね、現状のところで、まず、田黒農村センターを解体したとかと書いてありますが、田黒農村センター解体したと、新しいのをつくったじゃないですか。どこが減ったんですかというふうに思います。
  明覚小の南校舎、逆にこれは何年ほっといたんですか。でね、単価が幾ら上がったかというのは、ちゃんと計算してくださいというぐらいなんですね。例えば旧小川消防署都幾川分署だってそうですよ。倉庫が必要なんだったら別な角度で考えるべきだというふうに思います。
  ということで、これを読めば読むほど何をしていたのかなと。これは町長を責めるのかど うか分かりませんけれども、やっぱりね、違うと思います、感覚が。
  この間、美咲町の町長の話しちゃ大変申し訳ないんですけれども、町長ね、何かやるときは、もう袋だたきに遭ったように責められたと言っています。
  いろいろ大変有益な話でしたけれども、利用者がゼロなんて施設はないわけですね、少ない多いは別としても。だから、そういうのを集約していこうというのは大きな目標であるとしたら、順次計画をつくって、来年潰すというわけにはいかない部分がたくさんあるわけですから、そういうことが必要なんじゃないかと思うんですね。だから、あと、今日は時間もないので、あまり個別的には入りませんけれども、象徴的なところだけ伺います。
  まずね、玉川トレーニングセンター、幾らかかったんですか、かけたんか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 令和5年度玉川トレーニングセンターの修繕関係でかかった経費ですけれども、複数か所の修繕を行っておりますので、合計すると200万超の金額をかけております。
  以上です。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 違うでしょう。決算書にはその数字じゃないですよね。400万以上だったと思うんですよね。だから、やっぱり、課長ね、どういうものに、何で衛生上、安全面でという部分ではないような部分。そのところは、また違うときにしっかり聞きますから、今日はこの次はやめますけれども、そういう感覚だと思います。例えばということで今触れました、トレーニングセンターの件はね。あそこはね、1万人以上使っているんですからね、利用者と見ればね。そういう意味では少数の利用者ではないんです、ないんです。
  にもかかわらず   しようということですね。私はちょっと違う考え持っていますけれどもね。それは置いておきますけれども、とにかくそういう計画に基づいての執行だというふうに思いますので、課長、200万円じゃないですからね、それはしつこく言っておきますんでお願いします。
  あと逆にね、具体的にお伺いしますと、この間も言いましたように、総合グラウンドの脇にある旧テニスコートと言っていましたけれども、昔はテニスコートだった。今は砂利式の臨時駐車場、その前にトイレがあるんですね。鍵がかかっています。確認しましたから、鍵がかかっています。それに年に浄化槽の維持管理をしているんです。そういう点なんですよ。 どういう感覚でしているか。あのトイレはね、聞きました。田中さん、運動会のときに使いますよ。何を言っているんですか。自分のお金を考えてください、そういう感覚です。町長ね、やっぱり全ての点でそういう感覚ですよ。自分がどうやってやるのか、これには、そういう感覚で書いてあるんですよ、ちゃんと。やっていない。そういうことです。だから、そういう1つ1つ細かいことは、今日は時間もないんで触れませんけれども、お一つ、お一つがそういうことだと。
  最後に、ぜひこれは言わなきゃいけないんで触れます。
  地域の団体に管理を委託しているから、利活用の実態調査が分かんない。そんな管理でいいんですか。報告を求めればいいじゃないですか。年間何回、どういう形で使っているか、それだけきちっと返事をしてください。
○神山 俊議長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木生涯学習課長 地域に管理を委託しているグラウンド、田黒の運動場と五明の運動場がございます。
  こちらにつきましては、確かに利用状況と管理をお願いしている関係から細かい数字を今まで求めてなかったんですけれども、これから利用状況等を各地域のほうにお願いして提出していただけるようにしたいというふうに思っております。
  以上です。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 遅いくらいの話ですけれども、これは当たり前ですからね、お金を使っているんですから。そういう感覚でぜひ捉えていただきたいと思います。
  あと、ほかにも例えば集約しようという施設がここにも具体的に書いてありますね。一ト市地域事務所とか、いろんな形で書いてある。そこで何回、誰がどういうふうに使っているかは当たり前ですからね、伺ってください。それで、ぜひ報告の昨年度の主要な施策ということでは、かなり細かいところまで書いてあるんですね。ぜひそういうのを昨年の続きで報告するんではなくて、現状をきちんとつかまえて、こういう大事な問題。あと、総合振興計画の進行度合い、今年度はどこまで行ったか。第3次、第4の中で何をどうしたか、そのことだと思います。
  町長、これは町長にお願いしますんで、ぜひそういう感覚で総合振興計画や各種いろんな計画つくります。それはどうだったのか。それはちゃんと書いてあるんですね。PDCAサ イクルを回す。岩田さんがいつも言っているやつです。それで現状どうだったか。それは反省も含めて、来年度はどうしよう。当たり前だと思うんですけれども、町長に、これ最後に伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 いわゆる棚卸しとかね、自治体の決算のところが、やはりちょっと民間と違うなという感じがしているんですね。それもやっぱり細かく、先ほどのトイレのことではないんですけれども、やっぱり現場が大事なんでね。やっぱり現場で、課長も現場に行ってですね、棚卸しをするようにぴしっと指導してきますんで、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○神山 俊議長 田中議員。
○6番 田中紀吉議員 ぴしっとというのがいいお話だったんで、この問題は私もこだわりますので、議員のうちは、もう引き下がらないでやりたいと思いますので、よろしくお願いします。
  終わります。
○神山 俊議長 休憩いたします。
  再開を11時5分といたします。
                                (午前10時50分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。
                                (午前11時05分)
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          ◇ 前 田   栄 議員
○神山 俊議長 発言順位2番、質問事項1、移住者促進の農地付き住宅(空家)の売買について。
  通告者8番、前田栄議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田栄でございます。議長の許可を得て1問質問させていただきます。大体30分前に終わりにする予定でございますので、よろしくお願いします。
  今回の移住者促進の農地つき住宅(または空家)の売買についての一般質問は、令和3年12月議会で質問した農地つき住宅の売買についての3年後、今回町の農業政策、町の農業委 員会等の推移、変更点の問題からいたしました。
  では、質問事項。
  移住者促進の農地付き住宅(または空家)の売買についてです。
  町内において農地つき住宅(または空家)を取得する際の農地の取扱いについては、農地法3条の許可を得ないと農地を取得できない。しかし、この農地つき住宅(または空家)が自然豊かなときがわ町にとって移住促進の1つの手段になると考える。
  そこで、令和3年第4回定例会において同様の一般質問をしたが、その後の変更点について伺う。
  (1)今後、農業委員会で決定した内容を施策に反映してまいりたいと答弁しているが、令和3年5月以降の農業委員会との協議内容と決定された事項は。
  (2)令和5年4月に施行された改正農地法に伴うときがわ町の変更点は。
  2点、お伺いいたします。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 前田議員ご質問の移住者促進の農地付き住宅(空家)の売買についてお答えいたします。
  はじめに、(1)今後、農業委員会で決定した内容を施策に反映してまいりたいと答弁しているが、令和3年5月以降の農業委員会との協議内容と決定された事項はについてお答えをいたします。
  ご質問にあるとおり、農地を取得するには、農地法第3条の規定により農業委員会の許可が必要であり、改正前の農地法では下限面積が規定されており、農地取得後の農地経営面積は都府県では50アール以上でなければ農地取得ができませんでした。そこで、ときがわ町においては都道府県知事が省令に定める基準に従い、30アール以上でなければ取得等ができないという別段の面積を設定しておりました。例えば非農家の移住希望者は空家の購入はできても、空家に付随する農地は取得等ができず、この要件は移住促進だけでなく農地の適正な管理という側面からも足かせとなり得るものでした。
  このことから、農業委員会では、空家に付随する農地の別段の面積として令和3年5月から令和4年6月までの間、10回にわたり農業委員会協議会において協議を重ねてまいりました。
  主な協議内容といたしましては、非農家が空家に付随する農地を取得できるようにするこ との是非の考え方、取得後の下限面積、取得の上限面積、適用条件などを協議し、農業委員及び農地利用最適化推進委員にアンケートを実施し、意見を取りまとめました。そして、これらのご意見を反映し、ときがわ町空家に付随した農地の別段面積取扱要綱案を令和4年4月に作成しました。概要といたしましては、空家に付随する農地の別段の面積を0.01アールに設定し、定住の促進、農地の適正な管理及び遊休農地の発生防止及び解消に諮るものでした。しかし、要綱を制定するというタイミングとなる令和4年5月に農地法の一部が改正され、下限面積要件は撤廃され、令和5年4月から改正農地法が施行されました。これを受け、令和4年6月の農業委員会協議会において、町で要綱の制定は不要であると結論づけました。
  次に、(2)令和5年4月に施行された改正農地法に伴う町の変更点はについてお答えいたします。
  令和5年4月に施行された改正農地法の主なものといたしましては、先ほどもご説明させていただきましたとおり、下限面積の撤廃です。このことから、町としましても改正農地法の施行に伴い、令和5年4月1日から下限面積の制限はなくなっておりますので、0.01アールでも農地を取得することが可能となっております。
  しかし、下限面積の撤廃により、農地は誰でも取得できるような印象でありますが、農地の取得については農業委員会の許可が必須となってございます。農地の取得要件といたしましては、所有する農地の全てを効率的に利用すること、周辺の農地利用に支障がないこと等を農業委員会で審議いたします。その結果、農業委員会で認められれば農地を取得することとなります。
  今後も空家に付随した農地の取得については、移住促進の観点や遊休農地の発生防止や解消の観点からも農業委員会でしっかりとご審議いただき進めていきたいと考えております。
  よろしくお願いします。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、前田議員。
  前田議員。
○8番 前田 栄議員 この一般質問においては、移住促進という観点から質問したわけなんですけれども、なかなかときがわ町の現状として人口増加というのは、なかなか難しいと。人口減少を食い止めるためにおいて、町でもいろんな施策をしているわけなんですけれども、総務産業建設、ちょっと前置きが長くなりますけれども、建設委員会としても、もう五、六年前からいろんな先進地、人口減少だとか人口増加とかというところを見てきたわけなんですけれども、平成30年ですか、静岡県の小山町とか、東京都の奥多摩ですね。奥多摩におい ては空家の促進と、それから静岡県の小山町においては一戸建て住宅の販売ということで成功しているんじゃないかなと記憶には残っています。今年度においては、総務産業建設において視察先として千葉県の東庄町と千葉県唯一の村の長生村に行ったんですけれども、ときがわ町と同じように子育てに対していろんな補助金、3世代に対して補助金、新築の助成などをやっていますけれども、なかなか実績として、日本全国人口減少していて現場の担当者もなかなか難しくて結果が表れていないというようなことは聞きました。
  いずれにしても、移住促進をときがわ町において1つの手段としてやっているわけで、一般質問を3年前にしたんですけれども、いずれにしても、農地というなかなか難しいことがあったんで質問したわけなんですけれども、ちょっと長くなりましたけれども、農地つき住宅というんですか、空家というのを役場のほうの窓口で相談件数というか、これは令和4年、令和5年、どのくらいの件数があったんでしょうか。また、成功件数をお聞きしたいんですが。
○神山 俊議長 答弁願います。
  和田農林環境課長。
○和田農林環境課長 お答えさせていただきます。
  令和4年まで農地つき空家のご相談は3件ほどありました。令和5年、去年は農地法が改正されたことに伴って、農地つきの空家の取得というようなことでの取得はゼロ件でございます。
  ただし、農業委員会のほうで下限面積撤廃によりまして、ときがわ町では別段の面積3,000平米と定めてあったんですけれども、例えば500平米でも取得ができるという制度を利用しまして、営農計画書、作付計画書、その他計画書を出していただき許可をした案件が去年4件ありました。
  以上です。
○神山 俊議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 私が質問した3年前も大体相談件数ですか、これは大体二、三件と。結果的に、平均すると毎年二、三件しかないと。
  でも、せっかく1つのチャンスなんで、農地つきで、またこれから答弁してもらいますけれども、令和3年5月以降ときがわ町の農業委員会の協議内容、それとラッキーというか、去年ですね。令和5年4月から改正農地法ということで、私の質問で、ときがわ町にも農地つきの空家を取得するのに有利な法改正ができたということもあるんですけれども、いずれ にいたしましても、空家に付随した農地の取扱いということで3年前も質問したわけなんですけれども、4つ要件的なものがあって、4つあって、空地に付随(附属農地)の考え方、別段の面積、それから適用条件、農地法4条ですね、それと空家に付随した農地を取得したことによる農家としての取扱いの4つのこういう項目というか、それがあると思うんですけれども、いずれにしても、私が感じるにおいて一番最初に言った空き地に付随(附属農地)の考え方ですね。これが一応これからときがわ町においても、若い人が出ていっちゃうとか、いろんなもう私で農業は終わりといったことにおいて、3年前の質問においては、ときがわ町はどのような基準というか、空き地に付随した農地ですね。自分の家に附属しているか、100メートル先に畑があるか、200メートル先にあるかと、そこのところの件なんですけれども、川島町なんかにおいては隣接農地に限ると、3年前ですよ、隣接農地以外は対象外と。東秩父村においては全域だと、自分の家から離れたどこでも農地を持っていたら、それは可能にすると。寄居町においては、対象空家から半径約500メートル以内の農地と。ときがわ町においては、まだその時点では決まっていなかったんですよね。これが私が質問した年の5月から農業委員会で協議を重ねて、何十回って書いてありましたけれども、これにおいては、ときがわ町は、いずれにしても農地法においては別段の面積が改正されましたけれども、私にとって空き地に付随した農地の考え方、これはどう、今の現状とともにどうなっていますか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  和田農林環境課長。
○和田農林環境課長 お答えさせていただきます。
  まず、前田議員さん、先ほど空き地に付随したというようなお答えですが、空家でよろしいでしょうか。
          (「空家」と呼ぶ者あり)
○和田農林環境課長 空家に付随した農地ということで、農業委員会での考え方を協議を10回ほど農業委員会のほうで検討してまいりました。
  まず、1点目、空家に付随する農地というものの考え方なんですけれども、当時空家から500メートル以内の農地を空家に付随する農地と位置づけました。
  続きまして、別段の面積、空家付随した農地というものについては0.01アール、1平米から取得ができるという形で考えております。適用の上限なんですけれども、500平米までという形で検討を進めてまいりました。また、農家としての取扱いにつきましては、農地法が 改正前までは、特例として空家に付随する農地を取得するという考え方ですので、農家としては取り扱わないという考えで協議を進めておったところでございます。
  以上です。
○神山 俊議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 すみません。空き地じゃなくて空家でしたね。町からもらった資料が間違っていて、私がそのまま読んだんで申し訳ないです。空家に付随した農地の考え方ですね。これ、ときがわ町において今言ったようになったと思うんですけれども、やはり空家に付随したというか、今住んでいるところに付随したというか、500メートルだとか600メートル、そういう家もあると思うんですよね。実際に家もそうですけれども、そういう場合にいろんな点で、これを東秩父村みたいに全域とすることにはなかなか難しいというか、困難でしょうか。
○神山 俊議長 和田農林環境課長。
○和田農林環境課長 お答えさせていただきます。
  農地法が改正前は、そのような形で農業委員会の皆さんと協議を重ねていたわけなんですけれども、農地法の改正に伴いまして、空家から500メートルという考えは法律上なくなりまして、町内全域、飛び地であっても取得ができるという考え方になってございますので、これからそのような案件が農業委員会のほうに3条許可申請が出た場合には、町内全域を対象として農地のほうの取得ができるという考え方で進めてまいりたいと考えております。
  以上です。
○神山 俊議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 すみません、そうですね、全域ということですね、分かりました。失礼しました。
  それと、2番目として別段の面積ということで、これは改正農地法において0.01アールですから、これはやりやすくなったというか、ユーザーにとっては買いやすくなったということですよね。
  それと、適用条件ということですけれども、一応、今適用条件においては、ときがわは5年以上でしたか。適用条件のことをちょっと。
○神山 俊議長 答弁願います。
  和田農林環境課長。
○和田農林環境課長 適用条件でございますが、先ほど私の答弁で上限は500平米、5アール と述べさせていただきましたけれども、継続して取得した農地を5年以上継続して居住、空家については居住、農地については耕作をすることという形で、当時農業委員会と協議を進めてまいっていたところでございます。
  以上です。
○神山 俊議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 大体3年前においても川島だったり東秩父なんかにおいては10年以上だったんですけれども、寄居町だけ変わりました。ときがわ町も5年以上ということなんですけれども、なかなか5年以上というのは、営農計画だとかそういうものを出して難しい年数かなと。オリンピックも4年に1回ですよね。じゃ、5年も先、確かに農地を守んなくちゃいけない、カロリーベースで食料需給率38%というんで、農水省においては、そういうのがあるかもしれないけれども、なかなか実際問題、よそからときがわに来て5年以上と。これはなかなか難しいから3年ぐらいだとか、これは農業委員会が決めることかもしれないけれども、町として農業委員会に出して提案というのはどんなものでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  和田農林環境課長。
○和田農林環境課長 お答えさせていただきます。
  当時の協議の中では、5年以上継続して農地を耕作していただくということを条件としておりました。
  これは、農地法の観点からですね、農地は農地として活用するという大原則がございますので、基本的に5年じゃなくても、農地を取得した方は、取得した責任において農地を耕作していくということが大前提になってございます。
  ただ、いろいろな土地所有者の都合で農地転用等が絡んでくる場合もございます。その点では、比企地域また入間地域で法的根拠はないんですけれども、申合せ事項として三年三作、3年間は必ず耕作をさせましょうという申合せ事項を比企・入間のほうで随分前、もう10年以上前から申合せ事項がございます。そこら辺を土地を取得、許可申請を出していただいた方には十分お話をして、最低3年間は耕作してくださいというお話をさせていただいているところでございます。
  以上です。
○神山 俊議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 分かりました。
  それと、4番目ですか、農家としての取扱いというのがあるんですけれども、農家として取り扱わないというのが多いんですけれども、この各近隣自治体においては。
  それに関してですけれども、先ほど営農計画の書類というのは一般の素人というか、ある程度書けるものなんですか。
  それと、この営農計画は町が審査するんだか、農業委員会審査するんだか、クリアというか可否ですか、これは町が主体だか、農業委員会が主体だかとその2点です。
○神山 俊議長 答弁願います。
  和田農林環境課長。
○和田農林環境課長 お答えさせていただきます。
  営農計画につきましては、誰でも書けるような状況にはなってございます。
  ただ、やはり高齢者の方から若い方からと年齢が様々でございますので、農地の取得に際しては、面接を行いながら町の農業委員会事務局のほうでサポートをしながら許可申請書のほうをお手伝いさせていただいているというのが、今現在の現状になってございます。
  書類審査のチェックにつきましては、初めて非農家の方が空家つき農家として農地を取得する場合にございましては、その方が非農家だった場合は、農家として改正農地法後は取扱いをしてございます。改正農地法後につきましては、審査ですね。役場のほうで新規就農というような扱いになりますので、就農を担当する農政担当でもチェックをいたします。3条許可申請書が出てきますので、3条許可申請書については、農業委員会のほうで審議を行うと、町のほうと農業委員会でダブルで確認をするという形になってございます。
  以上です。
○神山 俊議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 そうですね。書類申請においては、町がいろんなことをあれをして、最終的には農業委員会がやっぱりプロの人たちがするということですよね。町のほうといろんな一般質問だとか、いずれにしても、移住者を来てもらうという観点から、なかなか農業委員会の人たちもそういう点は理解していると思うんですけれども、人口を増やすという点で町のほうの要望というか、そういう要求というのは主体的にやっていただきたいと思います。
  いずれにしても、2回目の質問になるわけですけれども、条例だとか法律の場合は、これは守らなくちゃいけないと。でも、最終的に弾力的な運用というんですか、これをやっぱり町独自でやっていただいて、これだけで人口減少が歯止めできるわけじゃないですけれども、 自然豊かなときがわ町に来るということは、補助額があるから来るわけじゃないですよね、公共交通が豊かだから来るわけじゃないですよね。いろんな点で来ている人を見ると、やっぱり自然豊かだということと、自然豊かで、やっぱり畑を家庭菜園だ、そういう場合に使いたいということで来ると思うので、そういう人たちの思いをあれして、農業自給率の減少にならないようにうまくね、町のほうで和田課長が中心となってもらって、ぜひ移住促進を積極的にやってもらうよう要望して、この質問は終わります。
  以上でございます。
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          ◇ 岩 田 鑑 郎 議員
○神山 俊議長 発言順位3番、質問事項1、施政方針の重点的に取り組むべき課題について。
  通告者10番、岩田鑑郎議員。
○10番 岩田鑑郎議員 議長の呼名によりまして、一般質問をさせていただきます。
  一般質問に入る前に、去年あたりから入退院を繰り返していますと、前に進む考え方というか、そういうのがなくなってくるんですね。最近買った本は、「安楽死で死なせてください」、橋田壽賀子。「老害の人」、「すぐ死ぬんだから」、内館牧子。「大往生」、永六輔、そういう本になってくるんですね。考え方もそうですね。もともと私、ペシミストでナルシストでなくて、自分をかわいがってくる関係で、若い頃はやっぱり大声出したりなんかしましたけれども、だんだん縮小していきます。
  そういう考えの下に一般質問をさせていただきます。
  1、施政方針の重点的に取り組むべき課題について。
  令和4年度から本年度までの施政方針の中で、重点的に取り組むべき課題として挙げられいるもののうち、7項目が重要なものとなっている。
  (1)「食と教育で選ばれるまちに」とあるが、何人の方に選ばれたのか。
  (2)「町民自慢の観光のまちに」とあるが、どのように環境が整えられ、何人ぐらいの方がどのような形で情報発信しているか。観光振興計画に情報発信するというのは、ちょっとこの質問はあれかなと思いますけれども。
  (3)「高齢者にやさしいまちに」とあるが、どのような施策を展開したのか。
  (4)「地域力を生かした安心安全なまちに」とあるが、地域力向上のためにどのような施策を展開したのか。
  (5)「人口増加のまちに」とあるが、何人増加し、どのような施策を展開したのか。 (どのような努力をしたのか)
  (6)「女性が輝くまちに」とあるが、どのような取り組みをしたのか。
  (7)「SDGs環境に配慮した持続可能なまちに」とあるが、どのような施策を展開したのか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 岩田議員ご質問の1、施政方針の重点的に取り組むべき課題についてお答えいたします。
  初めに、(1)「食と教育で選ばれるまちに」とあるが、何人の方に選ばれたのかについてお答えいたします。
  教育委員会では施政方針にある食と教育で選ばれるまちの実現に向け、様々な事業に取り組んでいるところです。
  特に学校給食につきましては、小中学校がおいしいと思ってもらえるよう地場産物使用率向上等も含め、内容の充実を図っております。さらにイベント給食や日本財団等の共同プロジェクト「海彩給食」などを実施し、毎日の給食を含め各種メディアを通じ積極的に町内外へ情報発信をしております。
  何人の方に選ばれたかにつきましては、数値として把握しておりませんが、給食や食育以外の事業の実施とも併せ、引き続き食と教育で選ばれるまちの実現に向け努めてまいります。
  保育園給食については、内容向上分の予算を計上しており、添加物を使用しない良質な調味料を使用し、安心で良質な給食の提供に努めております。
  また、町の特産品である青なすや、のらぼう菜等、地場産野菜を積極的に活用するとともに、おかずは勿論おやつまで素材から手づくりの体に優しい安全な献立となっています。
  何人の方に選ばれたのかのご質問の人数は把握しておりませんが、保護者の方からは「家では野菜を全く食べない子が園ではよく食べている」、「保育園でしっかりとした栄養を取ってくれるくれるのでありがたい」などのご意見をいただいております。
  また、園児の祖父母を招待し、園児と一緒に給食を食べていただく祖父母参観や議員の皆様を招待し、実りの秋の食事会を開催しましたところ大変好評をいただきました。
  次に、(2)「町民自慢の観光のまちに」とあるが、どのように環境が整えられ、何人ぐらいの方がどのような形で情報発信しているのかについてお答えいたします。
  まず、環境整備について例を挙げますと、ハード面では低山ハイキングのスポットとして 人気が高まっている弓立山に展望デッキとバイオトイレを設置しました。また、愛宕山において展望をよくするための景観伐採を3年計画で進めるなど、魅力的な観光スポットの整備を進めています。ソフト面では、町内の飲食店を紹介するショート動画「ときがわ町グルメマップ」をインスタグラムに投稿するなど、町の魅力的な観光情報を発信しております。
  これらの取り組みは、町外からの観光誘客に寄与するだけでなく、住民の皆様にも身近な自然環境や観光スポットの魅力を再認識していただくきっかけになると考えております。
  住民の方々の個別の情報発信については、人数や件数の把握が難しいため、お示しできませんが、町が把握している町内の団体や事業所等による情報発信を合わせますと、令和5年度は975件となっております。インスタグラムなどのSNSで情報発信する方が増えていますので、住民の皆様が町のお気に入りのお店や観光スポットなどを地元自慢として情報発信できる仕掛けづくりを今後も検討してまいります。
  次に、(3)「高齢者にやさしいまちに」とあるが、どのような施策を展開したのかについてお答えいたします。
  高齢化率が40%以上を超えるという状況の中で、1人1人が健康で元気に生活できることはとても重要です。そのためには、まず、フレイルにならないよう元気な状態を維持する、または機能を改善することが必要であり、そのための取り組みを行ってまいりました。
  フレイル予防の目的とした事業の1つに、月イチ食堂があります。令和5年度は対象者4,761人の47%、2,221人の方が交付を受け、そのうちの90%の1,992人の方にご利用いただきました。食事券の交付の際には、フレイル予防の3つの柱である食事・運動・社会参加について啓発を行い、食事券の目的がフレイル予防であることを周知しております。外へ出かける、誰かと出かけるというきっかけづくりとして活用していただいております。今後も継続していきたいと考えております。
  その他、独り暮らしの高齢者でも安心・安全に暮らせるよう様々な事業を行いました。例えば配食サービスでは、調理を十分に行えない高齢者の手助けと栄養改善、そして安否確認を行っております。また、社会福祉協議会と連携し、生活支援体制整備事業としてボランティアの協力を得て、高齢者のサポートや健康づくり事業等を実施しております。また、運動面でのフレイル予防も高齢者の身体の状態に応じて実施しております。元気な方には「はじめてフィットネス」、一方で、身体機能の低下が見られる方には「足腰らくらく教室」など運動だけでなく、栄養改善の講和や脳トレも取り入れて開催しております。
  こうした教室に加え、令和5年度は新たに「貯筋運動」を開始し、1人でも気楽にできる 自宅での運動の習慣化を進めております。また、健診や医療、介護を受けていない健康状態の把握がされていない高齢者には保健師等が個別に訪問し、必要に応じて病院の受診や介護サービス等につなげる取り組みを実施しました。
  次に、(4)「地域力を生かした安心安全なまちに」とあるが、地域力向上のためにどのような施策を展開したのかについてお答えいたします。
  「安心安全なまち」を実現するためには、その地域での直接顔の見える交流が重要と考えております。そのために道路愛護・河川清掃活動、自主防災組織による各種訓練を促すとともに、支援をいたしました。また、これとは別に、行政区への未加入世帯は年々増加傾向にあり、コミュニティ活動の維持が危惧されているため、各地域の実情や区長業務の負担等を把握し、今後の支援の在り方や自治振興策に生かしていくため、全行政区長を対象とした行政区に関するアンケート調査を実施しました。
  次に、(5)「人口増加のまちに」とあるが、何人増加し、どのような施策を展開したのか(どのような努力をしたのか)についてお答えいたします。
  令和5年度の人口動態では、転入者数から転出者数を引いた社会増減が33人の人口増加となりましたが、出生者数から死亡者数を引いた自然増減が184人の人口減となり、差し引き151人が減少し、令和6年4月1日の現在の人口は1万373人となりました。
  具体的な施策につきましては、令和3年から導入している空き家掘り起こしのための集落支援員に追加する形で空き家掘り起こしや、移住相談業務を行う地域おこし協力隊員を採用し、移住定住につながる可能性のある空き家や空き地の所有者とコンタクトを取りながら、空き家・空き地の掘り起こしを進めてまいりました。また、町内に新築または中古の住宅を取得した若者世代への補助制度の見直し・拡充を行いました。
  しかしながら、人口増加を図る単年度の取り組みが直接的な要因になっているとは考えにくく、継続的な住宅団地整備や何かしらの外的な要因でもない限り、人口が一気に増加するような対策は残念ながらないと言わざるを得ません。
  令和5年度に33人という社会増に転じることができたのも、これまでの町の取り組みとして道路環境整備や観光整備、自然環境の維持、子育て施策の充実に取り組んできた成果として、ときがわ町に住みたい、住み続けたいと思っていただける方が増加したことが要因ではないかと考えています。
  今後も町の魅力向上に積極的に努め、ときがわ町を選んでいただけるよう議員と執行部が両輪となって、まちづくりを進めていきたいと考えております。
  次に、(6)「女性が輝くまちに」とあるが、どのような取り組みをしたのかについてお答えいたします。
  誰もが目標を持って活動していると活気があって、輝いて見えるものです。その活動の1つが働くことではないでしょうか。
  町では起業を目指す女性にも、起業の相談ができる窓口を設置して支援を行いました。そして、女性が実際に活躍しているところを紹介して多くの方から共感を得て、さらなる女性の活躍が期待できるよう働く女性を紹介する方策も検討してまいりました。また、6月23日から29日までの男女共同参画週間には、都幾川公民館図書室で「男女共同参画」をテーマにした企画コーナーを設置し、男女共同参画社会の重要性もPRし、女性が輝けるよう取り組みました。
  最後に、(7)「SDGs環境に配慮した持続可能なまちに」とあるが、どのような施策を展開したかについてお答えいたします。
  本町では、令和4年12月に2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ共同宣言を表明いたしました。この実現に向けた主な施策として、森林再生による緑の循環システムの推進、ゼロカーボンシティ広報活動・環境学習、ごみ減量化の推進、再生可能エネルギー利用の推進を行っております。
  今後もSDGs環境に配慮した持続可能なまちを目指して施策を実施していきたいと考えております。
  以上でございます。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、岩田議員。
  岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 2期目に当たり、7つの項目を町民の皆様に約束します。それは果たしているのかどうか、それを問うているんですよ、私は。
  この施政方針については、最近では神山俊議長がその方策というか、結果について。私は去年の6月と9月ですか、にも質問しています。十分な回答が得られていないんで、また改めて回答をお願いしているわけなんですけれども、最初の食と教育に選ばれるまち、やっている内容は分かりますよ。選ばれているんですかということを聞いているんです。何人選ばれたんですか。前、何人、どういうところで選ばれるんですかというのは町内、町外含めてと言っていました、去年6月かな、なんです。
  ですから、それを私は聞いているんです。それをどういうことをやったかということを聞 いているわけじゃないんです。町長の答えが結果としては分かりませんですよね、増えているか。それでいいんですか、町長。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 確かに施策の成果について、どういうふうなことかというような、多分ご質問だと思うんですけれども、私がいろんなところも視察をしていきまして、去年、おととしとはまた考え方が変わってきましたが、やはりですね、私はこれからやっていきますけれども、町民アンケート取りたいなと思っております。そして、こういうことについて、ときがわ町が住みたい、住み続けたい町であるかどうか。また、子育てに適しているかどうかということをやっぱり町民に問うてみるということが大事かなと思っております。なるべく早い時期に町民アンケートを取って、本当に町民がときがわ町に住みたい、住み続けたい、あるいは食と教育について、どう町民が判断しているかということも、やっぱり聞いていこうかなと思っております。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 町民に愛される食事で、それはいいですけれども、これも1つの施策として、ときがわ町が選ばれるような町にするんでしょう、それでいいんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それはもう1つの数字がありまして、町外でどうかというところはですね、やはり移住者、それからまた子供の出生と、あとは入学時の子供たちの数字というところも考慮しなければいけないと考えております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 町民へのアンケートというのは、いつまでにやるんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それはいつまでという日にちは区切ることはできませんが、1年以内にやろうと思っております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今は食の内容よりもですね、給食費の無料化のほうが今は世間的に はやっていますよねと思うんです、私は。今多くの自治体で始めていますけれども、やっぱり確かにいろんなことをやったということは大切なことですけれども、今町民に、町民とか町外の人に受け入れられるのは、やっぱり給食費の無料化じゃないですかねというふうに思います。
  それで、どういう方に選ばれて、何人の方に選ばれたかというのは、これ、選ばれるまちというんですから、当然考えるべきでしょう、そうじゃないんですか。ぜひ考えてもらいたいと思いますよ。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 主役の子供たちですね、それから親御さんの動向なんですけれども、それは教育長にお願いをして今数字化している、数字を把握してくれと指示は出しておりますけれども、ときがわの出生、毎年の出生と入学時の子供の数あるいは中学生の人数、こういうところを見ると、ときがわ町に移住してきた子供たちの数が出ると思うんですね。そういう方が全て食と教育でときがわ町に来たということは、ちょっと言えないと思うんですけれども、選択の1つになっているのかなと、こう思っておりまして、そういうところの数字の把握も急ぎ把握したいと思っております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 いつまでに把握しますか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 これは一月ぐらい要りますかね。一月以内に把握いたします。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 町民自慢の観光のまちにということで、どのくらいの方が私は町外にデータ発信しているかということをお聞きしたかったんですね。
  町民1人1人が観光大使になって云々という話がありますけれども、私は神山議長ね、フェイスブックで発信しているの分かります。だけど、フォロワーが10人とか20人ですよ。それでいいのかなというふうに。町民1人1人がそういう説明はしているんですか、町民1人1人というのは。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 具体的にこの人にこういうことをお願いするということではなくて、いろいろな地域のお祭り、観光を見ていますと、地域の人は本当によく口コミでときがわ町の案内をしてくれていると思います。具体的にいいますと、例えば西平の八坂祭なんかを見ていても、私たちがアクションを起こさなくても、西平の人が町外のお客さんを連れてくる、それから、みこしの担ぎ手がいなければ、町外からお願いをして連れてくる、それから、例えば今年の商工開催の納涼祭を見ても、予想以上にお客さんが来ていただけるということは、自然に来るんではなくて、やはり町民が町外の方、お友だちや親戚にアピールをしながら集めてきていると、そういうような動きをすごく感じられます。それから、また弓立山や慈光寺などもボランティアのアテンダントの方がいまして、そういう方も一生懸命アピールをしていただいておりますので、誰がどのくらいというところを把握するのは非常に難しいんですが、ある程度のボリュームで情報発信をしていると感じております。
  以上です。
○神山 俊議長 荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 加えてご答弁させていただきたいと思いますが、岩田議員おっしゃるとおり、数字の把握というのは重要かと思っておりますが、やはり町民1人1人がどのような形で発信をしていくかというんで把握は大変難しい状況にございます。
  ただですね、例えば先ほど町長からもお話がありました弓立山の関係もございますけれども、今回の令和5年度で弓立山の山頂の整備をさせていただきました。その際にですね、地元大附地区の方たちが落成式のイベントに協力をしていただきまして、参加をしていただいております、ご支援をいただいております。また、その後にも地元の方お集まりになりまして、こういったものはいいんじゃないかということでご提案などもいただきまして、例えば観光用のコインを入れる双眼鏡なんですね。そういったものを地元としてつけてもらえないかというご要望もいただきまして、それに対して経費もかからない状況が調べられましたので、対応をすぐさまさせていただきました。
  このように、地元の方たちと町が協働して観光をPRできているという形ができておりますので、町民自慢の観光の町の実現という形では大きな成果ではあったのではないかと考えております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 私の鳩山の知り合いのせがれが墨田区にいるんで、三波渓谷という、どこかで見たんでしょうね、ホームページとか。来たんです。2,000円払うのが惜しいから、 岩田さん、いい方法はないかと。私は関根と言いました。トイレは、私の地区内ですから指定でお願いしました。2人来たんですけれども、それ終わった後、私の危険渓流でカニを獲るというんで、大水が流れた後なんでいるかなと思ったら、いたんですね。絵本でしか見なかったカニさん見られたと喜んでいました。
  それから、建具会館で、ツバメを見たということで喜んでいました。そこで、釣券を買って釣りをしました。4匹釣ったということで、それは全部放したそうですけれども、もう一人の坂戸の人は、2,000円じゃというんで帰りました。三波渓谷のところまで来て帰りました。
  ですから、1人1人が観光大使になってということがありますね。それ、どういう形でやってくれと頼んだんですか、町民の方に。自主的に神山議長なんかはフェイスブックに流していましたけれども、どういう形でやっているんですか。
○神山 俊議長 荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 お答えをさせていただきます。
  町民1人1人の方に直接、観光大使になってくださいというお願いの仕方はしておりません。
  ただ、ときがわ町の観光スポットに魅力的なところはたくさんございます。そういったものを皆様に改めてご紹介して再確認をしていただくことで必然と皆様が、うちの町にはこんなものがあるよというのをお友だちにお話していただく。例えば岩田議員につきましては、東京の方にそういった形でお話をいただいたかと思うんですね。
  そういった1つ1つの積み重ねになってくると思いますので、まずは、町民の方に情報を発信していくという形が1つの施策だと思っておりますし、令和5年度につきましても、改めて人気であります「ぶらっと、ときがわ」のほうを全戸配布させていただいたというのが1つの取り組みであると思っております。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 町が主導するんでしょう、1人1人観光という。「ぶらっと、ときがわ」を全戸配布したということは、意味あることだとは思いますけれども、そういう要請をしていないですよね、してないですよね。していないと言いましたよね、先ほど。
  それで、1人1人が観光大使というのはいいんですか、そういう言葉を使って。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 ご答弁させていただきますが、確かにそういった観光大使になってくださいという言い方はしておりませんが、先ほど申し上げましたとおり、情報を提供しまして、再認識をしていただくことによりまして、皆様が必然と発信をしていくというのが1つの流れだと考えております。あくまで全て町がやっていくということよりは、皆さんで環境を醸成していくというのが大変重要かと考えております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 だからね、1人1人が観光大使になるということを町民が何か自覚しているんですか。しないで、ただこういうことをやったから、情報発信できるだろうという、ただそれだけなんですか。じゃ、そこに、これを見て情報発信してくださいとか、そういうことは書かないんですか、言わないんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 具体的に発信をしてくださいというお願いはしておりませんが、例えば今年度におきましては、観光協会のほうでインスタグラムのフォトコンテスト等も実施しております。そちらのほうに応募していただいた方の写真につきましては、当然インスタグラム、皆さんが見られるものに上がってまいりますし、またその内容につきましては、今後いろんなものに使っていけるという形です。
  という形で、具体的にあなた、観光大使になってくださいという、ちょっと重々しい発言はしておりません。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、どうしてここへ書くんですか。1人1人観光大使になってという言葉を使うんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荻久保商工観光課長。
○荻久保充也商工観光課長 町としての考え方、思いは、観光大使になっていただきたいというものでございます。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 次に行きますが、これは「地域力を生かした安心安全なまちに」と ありますが、これは、地域力がもうこれを出すために、危機に瀕しています、危機に瀕していますというんですね、地域力は。どういうことをやったということは書いていないんですよ。道路愛護とか、河川清掃とかって、これは各地域でやっている事業で、その補助金は出していますけれども、昔、越瀬の坂を3日で、自分も弁当持ちでやったという時代もあったんですけれども、そういう時代でなくなっているんですよね。
  ですから、今、私の地区に入っている方は、本当に一生懸命、今までの地区の方と協議をして、協働していって、力かしてもらって、いろいろやってもらっています。会計も担当も私やるよという話でやってもらいましたが、地域力はどういうことをしたかというのは分かんないんですよね。支援を行います。これ危険だ、コミュニティ活動の維持が危惧されるため、業務の負担を把握し、今後の支援の在り方や自治振興策に、全区長を対象として、これ、いつ終わったんでしたっけ、この区長アンケートは。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荒井総務課長。
○荒井総務課長 ただいまのご質問でございますが、今年1月に各区長さんにアンケートを発送いたしまして、3月までには終わっております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 町が支援できるような状況がそこから生まれてきていますか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  荒井総務課長。
○荒井総務課長 そのアンケートの結果につきまして、私の印象としましては、我々が思っているよりも、まだ地域力は残っているのかなというふうな感じを受けました。
  どちらかといいますと、各地域の集会所なんかもそうなんですけれども、やはり管理にしていくのが大変になっているのかなというふうな感覚を持っていたんですが、逆に地域には集会所が必要だというふうなアンケートが非常に多かったですね。どちらかといえば統合で進めていきたいなという考え方でいたんですけれども、逆に各地域に集会所は整備していったほうがいいのかなというふうなところにも変わってきたところであります。
  そうした中で、どういうふうに支援を進めていくかということにつきましては、区長さんだけではアンケートのほうが足りませんので、今町長の諸報告でもありましたように、今、全世帯対象にアンケートのほうを発送をちょうどしたところでありまして、もう既に各ご家庭には届いているのかなというふうには思っております。回答につきましても、何件か戻っ てきているというふうな状況でございます。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 次は、あれなんですが、これが一番問題だと思うんですね。
  人口増加のまちにということ。町長は総合振興計画でこういうのをやりますよと言っているんですね。言っているのにどうして、増加のまちにするんでしょう。増加のまちにできないんですか。するということで、これを上げたんでしょう。なっていないじゃないですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 この人口増加のまちにという目標は、すごく長期戦で取り組まないと、なかなか増加にならない。だけども、この旗を揚げないと人口減少の町にしたら、もう消滅しちゃいますんで、どうしても消滅自治体から脱却するためには、こういう旗が必要なんですね。今、滑川町は増加の自治体、嵐山町も消滅可能自治体から脱却しました。ときがわ町も消滅自治体に入っていますけれども、備考欄で女性の流出が改善されたと、そういうコメントがついているんですよ。そうすると、幾らかトレンドは上向いているのかな。そこへもってきて、やはり人口増加の施策を打っていかないと、やっぱり今近郊見ますと、もう女性の流出が悪化していると、そういうような行政区もあるわけですね。何とかそれが1つ上を向いてきたかなというような感じがあります。それから、また、今日町民健康課に寄ってきて、8月の人口どうだったと聞いたら、51人移住があったと。流出も二十数件あったんですけれども、51人の町内への移住があったと。これも、やはり何とかこういうところも施策打っていかなきゃいけないと思います。そして、やはり人口が減少するというふうなことを前提にいろいろやっていきますと、お店も減る、医療機関も減る、いろんなところで生活に支障が来すんですね。だから何としてもですね、ある一定の人口は維持していかなきゃいけない。そのためには、やはり高い目標を立てていかなきゃいけないと、こう思っております。
  それで、何しろ一丁目一番地が社会増にしていくんだと。社会増にして、自然減は、これはやむを得ないけれども、社会増が継続できるような町にしていかなきゃいけないというのが、この人口増加のまちにという1つの目標であります。そして、全体的に人口が増えていくというようなことが図れればいいなと、こう期待しているところでございます。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 町長が期待しているのではなくて町長がするんでしょう、増加のま ちに。できないんですか。
  それで、今各自治体がいろんな施策を打って移住定住やっていますよ。その特徴というのは何なんですか、ときがわ町で移住定住推進。ほかのところ、いろんなところやっていますよ。ほかのところと違うところってあるんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それは、やっぱり振興計画を支えるために、私が2期目に公約をした7つの約束もそうなんですけれども、議会のほうでもるる議論は出ておりますけれども、自然豊かな町であります。それから、自然災害もありますけれども、ほかの地区と比べると自然災害も少ない。それから人柄が温厚であるとか、いろいろなメリットがあります。
  そういったところが、今こういう機会で話をすることではないと思うんですけれども、いろいろと移住が嵐山町が消滅可能自治体から脱却した。これはどういう理由か。これはですね、やっぱり住宅施策なんですよ。住宅施策がやっと開いてきた。ときがわもその住宅施策を……。
○10番 岩田鑑郎議員 住宅施策をどういうことをやるかということを聞いとるんで、じゃ、住宅施策やるんですか。
○渡邉一美町長 やっています。
○10番 岩田鑑郎議員 いつまでやるの。
○渡邉一美町長 続けます、これは。いつまでとかではありません。ずっと続けます。
○10番 岩田鑑郎議員 今やっているのですか。
○渡邉一美町長 やっています。
○神山 俊議長 岩田議員、呼名してからお願いします。
○渡邉一美町長 はい。じゃ、ちょっと担当に住宅施策については答弁お願いします。
○神山 俊議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  住宅施策といってもいろいろあると思うんですが、まず、例えば分譲でいけば昨年でしたか、藤坂に3棟、町有地を住宅化いたしました。現在その住宅地の拡張工事のほうも進めております。
  また、町が造成するだけではなく、そういった住宅地の供給をするために地域おこし協力隊ですとか、地域支援員とかも入れていますし、空き家バンクとずっともう住宅地の供給の ための事業は進めてきております。これからもですね、そういった、特にやはり、ときがわに住みたいけれども、見つからないんだよという言葉、多分皆さんもよく聞いていると思いますので、やはりこれは住宅地が供給できれば、やっぱり人口というのは増えていくんじゃないかなというふうに今考えております。
  ただ、やはり町が何億とかけて住宅地団地の造成をするのでいいのかというところもあると思うんですね。やはり一時に人口が増えても、結果は同じになってしまいます。ずっとときがわ町が社会増を続けていくようなやり方を考えていかなくちゃいけないんじゃないかなと思いますので、そういったところを今後も進めていきたいというふうに考えております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ほかと同じようなことをやっている、だって、どこもやっているんでしょう、移住定住推進施策というのは。
  そういうところで、この間東庄町とか長生村とか、そういうところで、総務産業建設常任委員会で旅行させてもらいましたけれども、それはほかに突出した考え方というか、こういうことをやるよというような、それは住宅施策なんですか。
○神山 俊議長 大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
  一緒に研修も行かさせていただきましたが、やはりどこの町のお話、これ、過去もいろんなところを皆さんお聞きになっていると思うんですけれども、どこかの町で何か特殊の事例があったか。あったら教えていただきたいなというふうに思っています。どこの町もやはり似たような施策にはなってしまいますが、その町の魅力を生かしながら、いろんな施策を打っていくべきなんだとは思っております。先日も町長とはなぞの保育園で移住してきた方々との懇親会を開いて、いろいろお話を聞かせていただきました。やはり人によって、ときがわ町を選ぶ理由というのは様々なんです。何か1つをやれば増えるということではないんですね。お勤め先がたまたまときがわだったという方もいらっしゃれば、ときがわでバーベキューが好きだから来たという人もいる。有機農業をやりたいからという人もいました。また、たまたま実家があるからときがわだった。いろんなことが理由で選んで来ていらっしゃるわけですので、そういった意味で、町長、7つの施策挙げていますが、いろいろな部分でときがわ町の魅力を磨いていって、そういったときがわ町を選んでくれる方を1人でも増やしていくというのが私たちの仕事かなというふうに思っています。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 水かけ論争になりますから、言っても同じだと思うんですけれども、ただ、町民に約束して増える町というのを実現してくださいよ。町民に約束したんでしょう。だって、ずっと減っているじゃないのか。自分で総合振興計画が減りますよと言ってんですよ。それを増える町にするのは大変なことだと思いますけどね。町民も、これ、もし増えなくなったら、騙したことになりますよ、いいですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 私の方からちょっと答弁させていただきます。
  町長のほうで約束した7つなりの重要施策についてですけれども、それはあくまでも方針という形で進めているところであります。各担当課のほうにも指示が出て、それに基づいて進めているというところであります。さっき言った住宅施策につきましても、藤坂の住宅を3棟、まずは手がけていく。その中で、人口増加の町について目標を定めて近づけていくということであります。今それが実現されていなくても、そういった方向を町長が示してですね、それに向けて進めているところでありますので、それについてはご理解いただきたいというふうに思います。
  よろしくお願いします。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 だからね、人口増加の町にするための方策を掲げますというならいいですよ。すると言っているんですよ、これ、できないと言っているんですか、増加の町に。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 できないという話はしていません。
  これからできるように方向づけて進めていこうということで、各施策を1つ1つ進めているという状況です。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 これからじゃないでしょう。これからやると言っていますけどね。今もやっているんでしょう。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 今も行っております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 どう進めていますか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 今も行っている中で、今後の方向を定めていただいているんで、それに向かって進めているということであります。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 これ2期目でしょう。これから見極めるとか何とか言って、おかしいじゃないですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 町長のほうで方向を決めてですね、その施策を打っていくということで、今進めているということで、今後もその方向に進めていくのについて、いろんなご意見を確認するところは確認をしながら進めていくというふうなご意見だと思います。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 どんな意見を確認しているんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 施策についての、どういった効果が表れているかとか、そういうふうなところについて確認をしていくということだと思います。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 どういう施策というのが私にはちょっと理解してないんで、ちょっと教えてもらいたいんですけれども、どういう施策を検証しているんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 どういうところということじゃなくて、全体について町長のほうのお考えとし てはあるということだと思います。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 施政方針にね、こういうことを入れるというのは、どうかというふうに私は思うんですけれども、施政方針は全部努力しますとかね、こういうことを過疎地域から脱却できるように努力していく、最大限努力する、そういうことしか言ってないんですよ。施政方針というのは、そういうものじゃないでしょう。方針としては、こういう施策を幾らかけてやるかというのが施政方針じゃないんですかと思うんですよ、私は。そういう文言なくて施政方針になっていますから、施政方針でいいのかなというふうに思うんです。
  私の考えでは、そういうことは、ちゃんと頭の中でこういう施策をやって、こうやってこうやってというのが施政方針だと思うんですけれども、こうやって努力しますとかね、最大限努力します、そういうことなんですよ、言っていることが。それじゃ施政方針にならないんじゃないですかということを私は言いたいんです。でね、こういうことをやりますということを施政方針の中でもいいですから、こういうために何をしますということを言ってもらいたいんですよ。
  先ほど藤坂何年かかっているんですか、あれ。それで3棟でしょう。それで人口が増えるんですか。増えるきっかけになるとか、そういう言葉のあやはありますよ。だけど、住みたい人はいるけれども、あれだけのことでいいんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 藤坂の部分だけは3棟。3棟で終わりという説明はした覚えはなくて、今そこの拡張工事を進めていますというお話をさせていただいたと思います。あの3棟で人口が増えるとは当然思っていませんが、今後もそういった住宅地供給というのは順次進めていきます。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 今後というのはいつまでですか、ずっと続けるんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 先ほども申し上げたと思うんですけれども、一時に大規模な住宅造成をして一時に増えても仕方がないというふうには、私、答えたつもりなんですが、やはりこの住宅地の供給というのは、ずっと継続していかなければいけないと考えております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、もう嫌になっているんですけれども、いろいろやっているのは分かりますよ。やっていますけれども、増えるまちというのは何なんですかという話でしょうということを私は聞きたいんです。だから何を増やすんですかということを聞きたいんですよ。住宅ね、建てました。何人増えました。でも、自然減がこれだけありまして減っちゃいました。そうじゃないでしょう、町民に約束したのは。
  増やすということを言っているんでしょう。ですから、それを実現するために、じゃ、今回あげてくださいよ、こうやって、こうやって、ここで何人、ここで何人、そういうことが目標になるんじゃないですか。じゃ、藤坂で何人増やすんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 今藤坂で具体的に何人という数値の設定はしておりませんが、まだこの計画につきましては、まだ詳細設計等もできていないんですが、そこで設計が終われば大体何戸の区画が分譲できて、そこで平均4人なら、それ掛ける4、そういった人数というのは出てくるかなというふうには思っています。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 でもね、人口は、もう150人ぐらい、毎年110人から200人減っているんですよね。そういう中で増やすということは、私はどうも理解できないんですよね。
  ですから、それに合った施策を展開していく。それと、大規模な住宅団地をつくるとか何とかという話もあるじゃないですか、しているじゃないですか。そういうことをやって増やすんなら、いいですけれども、ただじっとこういうことをやっています、ああいうことをやっています。だって、今までそれをやってきて駄目なんでしょう、人口増えないんでしょう。だから、そんな努力をしますということを聞いてないんです。
  何人増えましたかということを私は聞きたいんですよ。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 それでは、私のほうからまたお答えさせていただきます。
  人口増加の町をということを掲げてあるわけでありますけれども、自然増減については減という形で、町長のお話の中にもやむを得ない部分があるというふうなことがありました。
  しかしながら、社会増については増加の見込みがあるということで、その施策を打ってい るということでございます。そのきっかけとして藤坂を行ったということで、今いろんな状況の中で社会増については増える見込みが出てきていると。今日の町長の町民健康課のほうで調べた内容についても五十何名の方が入ってきていると。差し引きで二十何名の方が社会増で増えているというふうな状況があります。
  そういったことを踏まえて、今後も進めていくということで考えているということでございます。ご理解いただきたいと思います。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 副町長、あれですか、人口は増えるんですか、ときがわ町の。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 私は町長が人口増加の町ということで掲げていただいておりますので、それに向かって進めてまいりたいというふうに考えていますし、社会増について増えるような形で、施策についても進めていくということについて協力していきたいというふうに考えております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 何回も言うようですが、ときがわ町だけ移住定住の促進をやっている施策を打っているだけじゃないんです。ほかのところ、各自治体がこういう特徴を生かしてやろうということでいろいろやっているんですよ。でも、人口増加にはならないんですよ、実際には。今、日本はね、8,000万人の国家に考え直すというような話もありますよ。ですから、そういうことを考えて、これ、増加の町にということ自体がおかしいんですよ。私はそれを言いたいんです。おかしくないですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯副町長 町長のほうで先ほどもお話がありましたけれども、1つには、やはり方針といいますか、そういった意味の中で、人口減少じゃなくて増加を目指していくということで考えられます。そういう中で施策を打っていこうということで、ほかの町村もやっているけれども、それ、なかなかかなわないというところがあると思います。
  ときがわについても、全体の中では減少していくというところはあろうかと思います。だけど、その中で、社会増については進めていく中で増やしていけるということがありますので、そこら辺について進めていくということだと思います。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 消滅自治体でもありますよね、ときがわ町は。そういう中で、人口増加にするための施策を打ちますというなら、そら、あれですよ。町民に約束した、そういうことを言っていないでしょう、町民には。増加の町にするんでしょう。これ、増加の町にできないということなんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 8月31日で、ときがわ町は人口増えました。8人増えました。これは現実です。社会増ではありません、人口増えました。私も驚いたんですけれども。いよいよ成果が出てきているなと思っております。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 これ、あと1年半ありますね。増加するんですね。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 増加するよう努力していきます。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 努力していきますと書いてないじゃないですか。増加の町にすると言っているんでしょう。それがどうしてできない、町民に約束したと言っているんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 しっかりとした数字で、じゃ、人口増加の町に、増加しなければということではなくて、そういうのが人口増加の施策をこれから積極的に打って、何とか人口増加の町にしていきたいという希望も込めてですね、考えることで、必ずその増加ができますという、そういう約束をしたわけじゃないですね。ぜひその辺はご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、2期目には、格好づけで人口増加の町にと言ったんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 2期目の私のその公約は、総合振興計画があるんですが、総合振興計画を1期目でよく読みました。「人と自然の優しさにふれるまち ときがわ」、それから、書いてある文章も非常に抽象的で、もう少し具体的にはっきりとした方向性を出さないと町民も分かりづらいし、それからまた、職員も動きづらいということで具体的な施策を提案したわけでございます。それに向けてですね、各課も向けて施策を執行しているところでございます。
  ただ、その結果がどういう結果になるか、また、その結果について町民がどういうふうに理解をしていただけるか、それはまだ1年半ございますので、そしてまた町民にお伺いを立てて、さらに進めるか、もう渡邉は要らないよというか、それは町民に聞いていこうかと思っております。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 どういう形で聞くんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それは1つ、先ほど言ったようにアンケート調査をいたします。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 渡邉町政がいいかどうか聞くんですか、アンケートで。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 政策について、このような政策をしたと、そういうことで、含めていろいろと町民に聞いていきたいかなと思っております。まだ素案もできていない条件で、アンケートを1年以内にするというお約束をしたんで、構想、具体的なものはまだできておりません。
  以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 終わります。
○神山 俊議長 休憩いたします。
  再開を午後1時30分といたします。
                                (午後 零時27分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。
                                (午後 1時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 質問事項2、町長が一期目出馬時に作成したパンフレットの内容について。
  岩田鑑郎議員。
○10番 岩田鑑郎議員 質問事項2、町長が一期目に出馬したときに作成したパンフレットの内容について。
  町長が1期目に出馬する際に作成されたパンフレットの中に「民間の経営感覚を行政に」との記載があるが、そこで、町長の言う民間の経営感覚、考え方がどのような面で行政に反映されているか伺う。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 岩田議員ご質問の2、町長が一期目出馬時に作成したパンフレットの内容についてお答えいたします。
  まず初めに、行政経験のない私がなぜ町長になろうと考えたかですが、私は、町民の皆様が、それまでの行政の既成概念とは違う民間の経営を生かした行政の改革を期待していると考えたからです。
  このことから、1期目に出馬する際に作成したパンフレットの中に「民間の経営感覚を行政に」と記載し、現在もなお、この期待に応えるべく邁進しているところです。
  それでは、民間の経営感覚(考え方)がどのような面で行政に反映しているかについてお答えいたします。
  私の考える民間の経営感覚(考え方)とは2つあります。
  1つ目は、将来を見据えてスピード感を持って決断するということです。
  経営者は、特に中小規模の企業においては、財政が不安定なケースも多く、常に先を見据えて決断をしなければなりません。また、瞬時に正確な判断を求められます。私は、経営者としての永年の経験を生かし、正確な上にスピード感のある対応を心がけております。
  1期目には、平成31年1月の堂平山大規模山林火災や令和元年10月の台風19号被害など、大きな災害があり、2期目には、新型コロナ感染症の対応がありました。例えば堂平山大規模山林火災では、初めて自衛隊に出動要請を行いました。初期段階で出動要請したため、鎮 火までには時間は要しましたが、人的被害がなく終結することができました。台風19号の際も初期対応から自衛隊を要請し、大きな人的被害を防ぐことができました。また、新型コロナ感染症の対応として、全世帯へ手指消毒用アルコール配布事業の実施やコロナ禍での家計支援、地域の消費喚起や事業者応援を目的とした地域商品券配布事業を実施するなど、支援が必要なそのときにスピード感を持って実施してまいりました。
  2期目は、まちづくりの具体的な提案を示すことです。
  まちづくりは、町の総合振興計画に基づいて「人と自然の優しさにふれるまち ときがわ」を目指して進めているところでございます。目標を達成するためには、具体的な内容がなければ達成できません。そこで、第2期の公約として7つの具体的な提案をいたしました。
  1、食と教育で選ばれるまちに、2、町民自慢の観光のまちに、3、高齢者にやさしいまちに、4、地域力を生かした安心安全なまちに、5、人口増加のまちに、6、女性が輝くまちに、7、SDGs環境に配慮した持続可能なまちに、であります。7つの具体的な提案に関する施策については、各事業の進捗管理を行うことで目標達成に向けて取り組んでおります。
  町民の皆様がこれから先もずっと「我がふるさと ときがわ町」で安心して過ごしていただけるよう町政の運営に取り組んでまいります。
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          ◇ 小 島 利 枝 議員
○神山 俊議長 発言順位4番、質問事項1、認知症の人に寄り添った地域社会の構築を。
  通告者5番、小島利枝議員。
○5番 小島利枝議員 議席番号5番、小島利枝でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づき3項目の質問をさせていただきます。
  質問事項1、認知症の人に寄り添った地域社会の構築を。
  2024年1月1日に認知症基本法が施行された。これは、認知症の人を支える対象として捉えるのではなく、認知症の人を含めた国民1人1人が尊厳のある人として、その個性と能力を十分に発揮しながら、共に支え合って生きる共生社会の実現を目指すものである。
  地方自治体は、認知症の人や家族にとって身近な行政機関であるとともに、認知症施策を具体的に実施する重要な役割を担っている。
  認知症は、誰もがなり得るものであるため、突然発症した場合でも当事者や家族が安心して暮らせる地域の構築に取り組む必要がある。
  そこで、次の点について伺う。
  (1)認知症に関する知識と理解を深める取り組みは。
  (2)認知症の人と家族の尊厳ある暮らしを守るための取り組みは。
  (3)認知症ピアサポートの環境整備は。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 小島議員ご質問の認知症の人に寄り添った地域社会の構築をについてお答えいたします。
  初めに、(1)認知症に関する知識と理解を深める取り組みはについてお答えいたします。
  認知症の患者数は、厚生労働省では団塊の世代が75歳以上となる2025年には、65歳以上の高齢者の5人に1人が占めると推計されています。
  今や誰もがなり得るものであり、とても身近なものになってきている認知症ですが、その理解を深めるために、認知症サポーター養成講座を実施しております。この講座は、認知症の方やご家族を温かく見守る応援者の養成として大人だけではなく、小中学生にも参加していただいております。
  また、認知症予防対策として、認知症になる前に低下しやすい記憶力や言語など、4つの側面から自身の認知機能の傾向を把握する脳の健康度テストを導入し、毎回二、三十名ほどの方に参加をいただき予防の大切さをお伝えしております。
  次に、(2)認知症の人と家族の尊厳ある暮らしを守るための取り組みはについてお答えいたします。
  認知症の早期発見・早期対応の観点から、保健師等による訪問活動を行っております。その中で認知症の疑いのある方について支援が必要な場合は、専門職が行う介護サービスや配食サービスなどの地域福祉サービス、さらに認知症の専門医療機関などを集約した冊子、ときがわ版「認知症ケアパス」を用いて本人の意向を尊重しながら、必要なサービスにつながるよう対応しております。
  一方、各種サービスを提供する団体や事業所には、定期的に開催している研修の場におきまして事例を持ち寄り、認知症の方への関心・関わり方を共有して対応力の向上を図っております。
  最後に、(3)認知症ピアサポートの環境整備はについてお答えいたします。
  現在、認知症の方やご家族、さらに専門職も加わり、認知症カフェを実施しております。 認知症カフェでは、参加者同士の交流や情報交換、また、必要に応じて個別相談も行っており、認知症ピアサポートと同様のサポートであると考えております。
  議員ご指摘の認知症の人を含めた1人1人が共に支え合う地域をつくるために、今お伝えしました事業や、ここでお伝えできなかった事業につきましても、関係機関と連携し、国や県の施策の動向を注意しながら取り組んでまいります。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、小島議員。
  小島議員。
○5番 小島利枝議員 9月は世界アルツハイマー月間、認知症月間です。早速、町ホームページに認知症に関する啓発がアップされていました。認知症について考えるきっかけ、行政とつながる機会となればと感じました。
  それでは、再質問に入らせていただきます。
  町内に認知症の人が何人いるか、分かりますでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 では、回答いたします。
  ときがわ町で、今現在介護の認定を受けている方が842人いらっしゃいます。そのうちの513人の方が認知症の判断を受けているという数字が出ております。パーセントに直しますと60.9%の方が認知症の認定を受けているということになります。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 認知症と診断された方が介護認定の842人に対して513人、パーセントでいうと60.9%ということは、軽度の認知症の人を含めると、当事者、その家族と多くの方が認知症に関わっていることが推察されます。
  次に、認知症の人が行政につながるきっかけはどのようなことでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 いろんなパターンがあるかと思います。
  メインの認知症の相談を受ける部署が包括支援センターになります。そこにたどり着くまで、例えば町民健康課の窓口であったり福祉課の窓口であったり、あとは活き生き活動センターというところで何かしらの相談を受けて、包括のほうに結びつけているという現状にあ ります。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 私が認識するところでは、当事者、ご家族の相談だけではなく、例えば民生委員さん、区長さんなど、地域の人からの情報でつながる場合もあると思いますが、こちらのほうもそのような認識でよろしいでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 大変失礼しました。そうですね、民生委員さんも当然その中には含まれておる1人でございます。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 地域のつながりと認知症に関する知識と理解があっての気づきであり、(1)の認知症に関する知識と理解を深める取り組みはとても重要であると考えます。当町で取り組んでいる認知症サポーター養成講座について伺います。
  認知症について正しく学び、認知症の人や家族を見守る応援者として養成されているこの認知症サポーター。現在町内に何人いるか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 令和5年度の実績です。まず、一般の方、大人の方を対象にした地域おたすけ隊入門講座というのがございまして、これが5名ほど参加いただいておるところです。そのほかに、お子さんたちを対象にして夏休みボランティア活動ということで、小学生と保護者の方を対象に9名の方に参加いただき行いました。また、玉川中学校にもご協力をいただいて、「認知症になったら何をしてもらいたい」という質問だったりとか、あと、過去に遡ると、高齢者の疑似体験グッズというものがありまして、ちょっと目が見えにくかったり、耳が聞こえにくかったり、ちょっと足におもしをつけたりといった、そういうのを子供につけてもらって、ちょっと年齢重ねていくとだんだん大変になってきて、耳の聞き取りもだんだんちょっと遅くなるから、ゆっくりめにしゃべろうねと、そういうような研修をしたとのことでした。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 今の人数は、令和5年度のたとえをいただきました。このサポーター講座は、かなりの年数やられていると思います。トータル的に何人ぐらいの方が受けたということは分かりますでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 今まで受けた方は674名の方が受講されております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 以前質問いたしましたときに、ぜひ子供たち、小中学校でも行っていただきたいという要望をさせていただきました。
  さっきの話では、学校のほうで行っているということでよろしいんでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 すみません。中学校が主体というよりは、包括と社会福祉協議会が一緒になって中学校にお伺いしてやっているという形になります。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 今中学生というお話でしたが、ぜひ小学生も中学生も全ての子供たちに受けていただきたいなと思いますので、今回も要望させていただきたいと思います。
  また、この認知症サポーター養成講座はどのような場、また、対象者をどのような方が行われているのか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 大人の方の地域おたすけ隊の入門講座を受講された方につきましては、社会福祉協議会の地域の通常の生活へのヘルプで入る場合のものと、あと、包括の介護予防の事業でのお手伝いといったところでお手伝いをいただいております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 次に、認知症予防対策として行われている脳の健康度テストについて、 もう少し詳しい内容を伺いたいと思います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 これ脳の健康度テストというのは、先ほど町長が申し上げましたとおり、認知症の予防対策として行うものになります。どうしても認知症になると、その前に低下しやすくなりますので、記憶力ですとか言語といったところ、あと注意力とか思考力といった4つの側面から測るものになります。
  ときがわ町につきましては、65歳以上の方に対して1コース、大体2日間実施しておるところです。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 こちらのほうは、年に何回ぐらい行われているのでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 年2回ほど実施しております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 先ほどの町長の答弁の中で、毎回二、三十人参加者がいるということですが、これ年2回、もっと興味がある講座のようですので、もっと回数を増やすということはできないのでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 コロナ禍では、この事業はちょっと中止状態になっておりましたので、やっと稼働したところであります。これから先、参加の動向も踏まえて検討していければなと思っております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 ぜひ増やしていただきたいと思います。
  次に、このような講座に来られない方に対する認知症に対する周知啓発はどのように考えているのか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 来られない方に関しましては、包括の職員が教室ですとか、あとは訪問した際に、こういったものがあるということをお伝えしたりとか、あとはホームページですとか広報とかで周知してまいりたいと思います。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 社会の高齢化が進む中で、誰もがなり得る認知症について、町民1人1人が自分事として身近な問題と捉えることが重要です。認知症に関する知識及び認知症の人に関する理解を深める取り組みを町内全域に広げるために、さらなる工夫をもって行うべきと考えますが、いかがでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 まだまだ認知症についてのフォロー的な部分がちょっと足りないかなという部分はあります。実際に冒頭申し上げましたとおり、認知症になる方の人数というのが多分高齢化になってどんどん増えていくといったところで、もうちょっとサポーターなり、あとは予防対策というところをしっかりPRできたらなと思っているところでございます。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 続きまして、(2)の認知症の人と家族の尊厳ある暮らしを守るための取り組みについて伺います。
  行政につながった後の支援の流れを伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 窓口に見えた方とかで認知症ではないかと疑われる方がおりましたならば、まず包括につないで、包括の保健師なりが訪問をして医療機関等につなげていっております。ただ、まれにどうしても医療拒否という場合もありまして、その方につきましては、認知症初期集中支援チームというのがございまして、こちらで訪問とかを行って医療につなげているという現状にあります。
  なお、この認知症初期集中支援チームですけれども、これは何名かの専門職の方が一堂に会して会議をもって、その方に当たっていくというものになります。認知症サポート医ですとか医療系の専門職、あと介護系の専門職といった方々がこのチームの一員になっています。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 認知症の人の尊厳ある暮らしを守る上で、行動、心理症状の発症を抑制することが重要であると言われています。そのためには、1人でも多くの住民が認知症の人に対する適切な接し方を身につけることが大切です。そのための効果的な技法として、相手が理解できるように届けるケア技法であるユマニチュードが注目されています。
  事前に式守町民健康課長に資料をお渡ししましたが、ユマニチュードに対する感想を伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 ユマニチュードという言葉なんですけれども、すみません、私自身、記事で初めて存じ上げました。これは、あなたのことを大事に思っていますよということをその方に伝える技法の一つでして、例えば話し方、トーンを低めでゆっくり目に話すということ、あと、相手の目を見て、目の高さになって目をしっかり見て話す。あとは、背中をさすってあげたりして、大丈夫だよ、分かっているよみたいな感じで話してあげるという技法なんだそうです。こういったことはとても勉強になりまして、包括の職員にもお話をさせていただきました。町民健康課の窓口だけではなくて、福祉課とか税務会計課とか、窓口のあるところには情報を共有して広めていきたいなと思いました。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 ユマニチュードを導入している福岡市では、2016年度、家族介護者や病院、介護施設の職員を対象としたユマニチュードの実証実験を実施しました。その結果、暴言や徘徊などの症状が軽減し、介護者の負担感も低下するといった効果が見られたとのことです。
  そして、2018年度から市は、まちぐるみの認知症対策として、この技法を導入し、ユマニチュードの市民講座などを本格的に展開しました。対象は、家族介護者や小中学校の児童生徒のほか、市職員や救急隊員など多岐にわたります。講座を受けた市民からは、もっと早く 知っていればよかった、今後は介護する人たちに私たちが伝えたいとの声が寄せられたことを受け、継続的に実施をしているとのことです。
  認知症の人と家族等の尊厳ある暮らしを守るために、ユマニチュードの導入、普及に積極的に取り組むべきと考えますが、いかがでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 先ほども申し上げましたが、窓口では広めていきたいかなと思っております。
  また、住民に対してもこういった技法があるということは、行方不明者等も1年間で何名か出ておりますので、そういった人を見かけたときの対応とかという部分でお伝えできればなと思っております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 ぜひ町民に対しての講座等も開いていただけるように、前向きにご検討いただきたいと思います。
  続きまして、(3)認知症ピアサポートの環境整備について伺います。
  ピアサポートとは、同じ課題や環境を体験する人がその体験から来る感情を共有することで、専門職による支援では得がたい安心感や自己肯定感を得られることです。当町では、カメレオンカフェを実施しているとのことですが、どのように開催されているのか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 認知症カフェ、カメレオンカフェですけれども、ときがわ町として行っているのは、ご本人とあとご家族の方になります。令和5年度の実績は、2家族で、延べ30名ほど参加いただきました。
  時期につきましては、月1回開催しております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 ご家族でということなんですが、これは当事者の方とご家族でということだと思うんですが、介護をしているほうのご家族だけのカフェというのも重要ではないかなと思いますが、その点、いかがでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  式守町民健康課長。
○式守康子町民健康課長 家族だけのカフェというのも確かに重要かもしれませんので、その辺もちょっと前向きに検討していければなと思っております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 それでは、最後に、誰が認知症になっても当事者や家族が安心して暮らせる地域の構築に、さらに尽力していただきますようお願いいたします。
  以上で、この質問は終わらせていただきます。
○神山 俊議長 続いて、質問事項2、今後の学校給食費について。
  小島利枝議員。
○5番 小島利枝議員 質問事項2、今後の学校給食費について。
  給食は適切な栄養の摂取によって、子供たちの健康を促進するものであると同時に、食事についての正しい知識を学ぶ重要な教育の場であると考える。しかしながら、給食費は家計への負担が大きく、多くの保護者から無償化を望む声が上がっている。令和5年度、6年度は、物価高騰に対する交付金を財源とした給食費相当額の支援金給付を実施してきたが、今後の給食費の在り方について伺う。
○神山 俊議長 答弁願います。
  新井教育長。
○新井克仁教育長 小島議員ご質問の2、今後の学校給食費について、お答えいたします。
  当町の学校給食費の現状は、1人当たり小学生が月額3,900円、中学生が月額4,600円を保護者に負担していただいておりますが、この金額は共に埼玉県内の平均月額より低額なものとなっております。また、令和2年度からは、学校給食充実事業として給食のおかずを充実させるため、食材費に町費の上乗せを行っております。
  子育て支援策として、平成30年度から開始した第3子以降の児童生徒の学校給食費の全額を助成する多子世帯学校給食費助成金交付制度や、経済的な理由などにより就学が困難と認められる家庭には、給食費の全額を含んだ就学援助費を支給しております。
  このように、子育て支援や経済的理由の面からも保護者の負担軽減に努めているため、給食費の無償化については考えておりませんが、今後も学校給食を充実させるための事業を引き続き実施し、児童生徒及び保護者の満足度を高めたいと考えております。
  なお、今後の学校給食費の在り方、特に無償化につきましては、市町村間の政策や財政状況の差異による教育負担の格差が生じることがないよう、引き続き埼玉県町村会を通じ、埼玉県及び国に要望してまいります。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 まず、学校給食について。
  学校給食の役割を伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  この役割につきましては、学校給食法の目的、ここに記載がありますので、これをまず読み上げさせていただくのが一番分かりやすいかなと思います。
  学校給食は、児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであり、かつ児童及び生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で、重要な役割を果たすものである。
  それから、第2条に学校給食の目標ということが書いてございまして、これ第1項に、7号まであるんですけれども、全部読みますと時間の関係もありますので、1、6、7号を読ませていただきたいと思うんですけれども、第1号は、適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること、それから、6、7は、こういうことも書かれていますよという意味でご紹介するんですけれども、我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること、第7号、食料の生産、流通及び消費について正しい理解に導くこと、こういったことを念頭に、我々もふだん給食の提供業務に当たっているところでございます。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 この役割に沿った具体的な取り組みは、どのようなものを行っているのか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 まず、日常のルーティン的なことなんですけれども、毎月1回、献立会議というものを開いております。これは、前月の献立についての意見、このメンバーは給食センターの担当の職員、それから栄養士、それから各学校に1名ずつ給食主任という職員がいます。これは養護教諭が兼ねている場合もありますけれども、その7人でもって、こ の給食献立会議を開いております。
  前月の給食についての反省点、そういったもの、ちょっとあれは味が濃かったんじゃないかとか、あれは噛みにくかったんじゃないかとか、毎月そういう反省点があれば次回に生かせるように、そういうところで反省点等の意見を述べ合っております。
  それから、そういった通常的なものに加えまして、先ほどもありました令和2年度からは学校給食充実事業ということで、内容といたしましては、おかずが以前は2品というときもあったんですけれども、毎日おかずを3品、それから月1回特別な給食ということで、今、この9月で47都道府県回り終わるんですけれども、日本全国味めぐりということで、各都道府県の伝統食、あるいは地域食、あるいは特産物を使った給食を紹介して、埼玉県だけじゃなくて日本全国に及びますけれども、そういったところの食の理解についても分かりやすく資料も添えて、校内放送などをして紹介しているということでございます。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 それでは、渡邉町長に伺います。
  町長は、食と教育で選ばれる町を目指しています。学校給食の役割は大変重要と考えますが、町長の考える学校給食の理想の姿、特色を伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 食べることは生きることという言葉があるんですけれども、食が体をつくる、今の子供たちを見ていると、確かに体格はよくなっていますけれども、栄養失調の子供たちもいると。細いからということではなくて、栄養に偏りがある。そんな中で、1日1食ですけれども、子供たちに栄養バランスのいい食べ物を食べていただく、それから、もちろんそれがおいしくなければいけないということが1つあります。
  もう1つは、私が進めている地産地消の給食、献立を立てるときに、どこの野菜やお肉でもいいんだではなくて、なるべく地元のものを使う。これは、フードマイレージという考え方がありまして、このフードマイレージをやっぱり、食のほうは進めていくということが大事かなと思います。
  日本のフードマイレージは3つありまして、1つは地域需給率といいまして、例えばときがわ町の食の需給率は何パーセントであるか、そういうのをまだ調べていないと思うんですが、米はどうなのか、野菜はどうなのか、そういうところがやっぱり地域の力になりますの で、地域需給率という考え方もある。
  それから、もう1つは、大本のイギリスから始まったこのフードマイレージの考え方で、近くから野菜、あるいは原材料を調達するとエコロジーだと。アメリカから持ってくるよりも、あるいはどこか北海道から持ってくるよりも、ときがわのジャガイモを使ったほうが移動距離が短いから化石燃料を使わないという考えがあるんですね。それで、イギリスなどはスーパーに並んでいる食品に、この食品はどこから来ているか、大体何マイル移動距離があるのかというのを表示していて、なるべくマイル数が少ない食品を消費者が選択するような指導をしています。これはフードマイレージの考え方。
  もう1つは、つくり手が見える距離ならば、あまり有機だ何とかと言わなくても、自然に食べる人とつくる人が身近になると、より安全な作物をつくるという動機づけがなっていきますので、その顔の見える関係というのも非常に大事なんですね。だから、そういうところも含めて地場の原材料をなるべく多く使いたい。それから、子供に1日も多く栄養バランスのいい給食を食べさせてやりたいと、そういうふうなことを考えております。
  それから、もう1つは社会性で、ただ子供たちだけ食べるんではなくて、学校に関わっていろいろな方、我々も含めていろんな方が学校給食を試食していただいて、ときがわの学校給食は栄養バランスもいい、それから非常においしいというようなことを感じてもらいたい、そういうのが理想形で、できたら越生町のように給食甲子園に出て優勝すると、そういうふうにしていただくといいなと思っております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 学校給食は栄養バランスのよい食事を提供し、子供たちの成長や発達を支える重要な役割と給食を通して食育を学び、社会性を育む機会が得られます。子供たちの心身の健康や人間形成に与える影響は計り知れません。そして何より、子供たちがおいしいと喜んで楽しく食事をできることが大切だと思います。さらなる給食環境の充実をお願いしたいと思います。
  続きまして、給食費の無償化について、給食費を無償化にすることによるメリット、デメリットについて、どのようにお考えか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  先ほど小島議員ご質問の取り組みの中で、私からも地産地消の率の向上を申し上げようと思ったんですけれども、言い漏らしてしまいまして、町長から言っていただく形になりまして、給食センターとしても学校給食充実に続きまして、同様に地産地消の向上に努めておりますので、言い漏らしましたので、つけ加えさせていただきます。
  お尋ねの無償化することによるメリットとデメリットについてでございますけれども、メリットにつきましては、これは保護者の経済的負担が軽減されるということであろうかと思います。デメリットにつきましては、無償化するからには、そこには財源があるはずでございます。その財源が例えば時間の経過とともに細るようなことがあった場合、そうした場合は給食の食材費等に反映されてしまうという懸念があるのではないかというふうに感じております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 給食費の無償化は、子供たち、保護者、学校にとって多くのメリットはありますが、それ以上にデメリットも大きく、無償化へ踏み切れないという現状だと思います。無償化を実施していない自治体の多くの課題は、先ほど課長が申し上げたとおり、財源の確保だと思っています。
  次に、給食費に係る費用について、給食に係る費用、食材、施設、設備に要する経費、人件費など全て合わせて、年間でどのぐらいの費用がかかっているのか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えをいたします。
  令和5年度の共同調理場管理運営事業、こちらのほうで申し上げたいと思います。端数まで申し上げますと大変細かいので、決算書のとおりなんですけれども。まず、給食費用合計、これは全体を申し上げましょう。7,920万2,871円でございます。うち食材費が3,593万6,458円でございます。あとはざっくりになりますけれども、人件費とその他経費に分けまして、人件費が1,344万2,188円、その他経費、業務の委託料ですとか、それから修繕料、そういったものですけれども、その他経費が2,982万4,225円。締めまして、先ほどの給食費用合計になります。
  以上でございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 そのうち保護者負担、いわゆる食材費や給食費の全体の金額及び子供1人に対する年間金額は幾らぐらいか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  保護者負担分として、歳入で各小学校のほうで頂きましたお金でございますけれども、これが5校合わせまして2,574万6,240円でございます。先ほどの食材費と1,000万円ぐらい差がございますけれども、700万円ぐらいは教職員からの給食費の負担金でございます。それから、300万円は町から、先ほどの学校給食充実事業、あるいは補正予算で補正予算措置もさせていただきましたけれども、町費の負担分でございます。
  それから、子供1人当たりの年額でございますけれども、小学生の年間給食費が月額3,900円でございます。これを夏休みを除きますので、掛ける11か月をいたしますと、小学生が年間4万2,900円、中学生が月額4,600円でございますので、年間5万600円という数字でございます。
  以上でございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 先ほど答弁にありましたけれども、いま一度確認させていただきます。
  給食費に係る助成事業は、どのようなものがあるか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  ときがわ町多子世帯学校給食費助成金交付制度、これは平成30年度から行っているものでございますけれども、町立小中学校に同時に3人以上在籍する児童生徒の第3子以降の学校給食費を助成しているものでございます。それから、就学援助制度につきましては、これは就学援助を受給されている方は、学校給食費の全額が助成されます。
  このように、経済的にお困りの方等につきましては、あるいは多子世帯の方につきましては、このような助成を行っているところでございます。
  それから、臨時的と申しましょうか、令和5年度、6年度には、ご質問もございましたとおり、国からの交付金を受けまして、物価高騰に伴う子育て支援交付金ということで、小学生につきましては、令和5年度は5万5,000円、今年度は9月25日に振込み予定なんですけ れども、子供1人当たりになりますけれども、6万円を各家庭に振込みをさせていただく予定です。
  以上でございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 給食費無償化については、保護者から全国的に導入していただきたいと強く求められております。政府は、昨年閣議決定した子ども未来戦略方針に、学校給食費無償化の実現に向けた全国的な実態調査を行う方針を示しました。そして本年6月12日に結果を公表し、今後に向けて課題の整理を行うとのこと、制度設計には詳細なデータが必要であり、大きな一歩と考えています。
  当町では、令和5年、6年度と、国からの物価高騰に対する交付金を財源として給食費相当額の支援金給付を実施しました。自己財源を使っての無償化は厳しいとのことですが、もしほかの財源を確保した際は、給食費無償化を実施することは可能でしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えをいたします。
  今、給食費無償化ということでございますけれども、給食費と申しますと保育園等もあるかと思いますので、学校給食の立場でお答えをさせていただければと思うんですけれども、ご質問にありました他の財源が確保された場合、100%先ほどの食材費が確保されるのであれば、教育総務課長という一課長として、これは大事な問題ですからちょっと言い回しが慎重になるんですけれども、それは可能であると思います。
  ただ、また、その財源が例えば仮に国から50%だとかもう少し少ない額だとかになると、そういうふうになると、また財政当局とも調整が必要になりますので、またそれはそのときにお答えをさえていただきたいと思うんですけれども、100%確保されれば事務上は可能だと考えております。
  以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 最後に、学校給食費の無償化については、多様な観点から幅広い議論が行われています。全ての子供たちが平等に健康的な食事を摂り、学力の向上や食育による人間形成、保護者の負担軽減といった数多くの恩恵が期待できますが、一方で財源の確保や給食の品質保持といった重要な課題も存在しています。
  学校給食は、子供たちの成長や健康維持にとって不可欠であり、それを支える環境整備は社会全体が取り組むべき課題であり、給食費無償化はこの課題解決の一つで重要な政策です。この政策が全ての子供たちに平等に及ぶよう願い、この質問は終わります。
○神山 俊議長 続いて、質問事項3、デジタル障害者手帳「ミライロID」の活用を。
  小島利枝議員。
○5番 小島利枝議員 質問事項3、デジタル障害者手帳「ミライロID」の活用を。
  ミライロIDは、障害者手帳を電子化できるスマホアプリで、紙やカードタイプの障害者手帳をアプリに登録することで、ミライロIDを本人確認書類として認めている施設やお店等で証明書として利用することができる。また、障害者手帳の提示を証明として求められるときに、かばんや財布から手帳を取り出す手間を省くことができるほか、障害者手帳を提示しているのを見られるのが嫌だというときにも、スマホを見せるだけで割引を受けられる。
  現在、公共交通機関をはじめ全国で約4,000か所の利用が可能とのことであり、県内自治体では、県をはじめ29市9町が導入している。
  そこで、当町の考えを伺う。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 小島議員ご質問の3、デジタル障害者手帳「ミライロID」の活用をについてお答えいたします。
  ミライロIDとは、株式会社ミライロが提供している障害のある方に向けたスマートフォンアプリです。事前に障害者手帳の情報を登録することで、スマートフォン画面も手帳情報が表示できるようになり、ミライロIDが利用可能な店舗や施設にて障害者手帳の提示に代えてサービスを受けることができる障害のある方を支援するツールです。
  小島議員のご質問にありましたとおり、県内自治体では、県をはじめ29市9町が導入しており、比企郡では吉見町が導入しております。当町といたしましては、吉見町ほか近郊の導入自治体から情報収集し、前向きに検討してまいります。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 障害者が社会参加できるまちづくりについて、町の考えを伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 それでは、障害者の社会参加についてお答えいたします。
  町では、障害者が自立と社会参加の促進を図る事業を行っております。例えば移動支援事業といたしましては、屋外での移動に困難のある障害者等に対して、公共交通機関を利用して外出の支援を行う制度を設けております。また、自立訓練施設、就労移行支援施設、または身体障害者更生援護施設へ入所、もしくは通所している方に更生訓練費を支給し、社会参加の促進を図る事業も行っております。
  さらに、地域活動支援センター事業として、障害者に交流、憩いの場を提供するサロンを開催し、社会との交流参加を図っております。
  以上でございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 当町の障害者手帳の交付状況を伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 お答えいたします。
  まず、障害者手帳所持者数ですが448名、次に、療養手帳所持者数122名、最後に、精神障害者福祉手帳所持者数114名です。
  以上でございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 当町において、障害者手帳の提示により減免措置等が受けられる公共施設はどのようなものがあるか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 このミライロIDの導入につきまして、今後前向きに検討しているところでございます。これから町の施設の障害者手帳割引ができる施設をまず全体的に把握いたしまして、これからミライロIDの導入に進めていきたいと考えております。
  具体的には、使える施設もあるとは伺っておりますが、これから全体を調べたいと思っております。
  以上でございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 それでは、現在の時点では、公共施設、どこが利用できるかははっきり分からないということでよろしいでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 現在のところ、これから調査いたしますので、分からない状態です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 調べたところ、指定管理者が2か所ほど、このミライロIDを提示できるか所が載っておりました。指定管理者の部類については公共施設とは考えず、それぞれの施設が対応しているということでよろしいんでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 お答えいたします。
  こちらのミライロIDの状況を少しお調べいたしましたら、木のむらキャンプ場と都幾川四季彩館のほうは、既にこのミライロIDを導入しているということが分かりました。また、活き生き活動センター、こちらにはミライロIDの導入はもちろんしていないんですけれども、障害者割引があるということは確認しております。
  そのほかにつきましては、現在のところ、まだ把握しておりません。
  以上でございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 それでは、公共交通については、どのようになっているか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  公共交通、路線バス、乗合タクシーになるかと思いますが、こちらにつきましては、路線バスを運行するイーグルバス株式会社、乗合タクシーを運行する越生タクシー、どちらともこのミライロIDのほうは導入しておりますので、ご利用いただければと思います。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 障害者手帳を提示すると減免が受けられるということですが、難病の方は障害者割引の対象になるのか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 お答えいたします。
  ときがわ町では、難病患者に対する割引制度は設けてはございません。難病に起因する障害を事由とした障害者手帳を取得していただくことで、障害者手帳割引というふうにしてございます。
  以上でございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 対象にならないということですが、平成25年4月に施行されました障害総合支援法におきまして、障害者福祉サービス等の対象となる障害者の範囲に難病などの方々が加わったということで、施設の利用料を割引の対象としている自治体もあります。
  当町でも、経済的負担軽減や社会参加の機会の拡大のために、この難病患者の方も対象としていくべきと思いますが、今後検討していただけますでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 その件につきましては、近隣の町村の状況などを調査して、今後研究させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 ぜひ前向きに導入に向けてご検討いただきたいと思います。
  最後に、障害者の方が公共交通機関や施設などで利用料の割引などを受ける際に、これまでは障害者であることの確認として障害者手帳の提示によることが一般的な方法でしたが、障害者手帳を日常的に持ち歩くことで破れたり紛失するリスクがあるほか、利用するたびに事業者へ手帳を提示すること自体が利用者の心理的な負担となっているという声もありました。
  令和2年6月には、内閣官房より関係省に対し、障害者の本人確認等の簡素化の要請について依頼がなされ、その中で、利用のたびに障害者手帳の提示を求めない事例として、スマートフォンアプリ「ミライロID」が紹介されています。外出時の利便性向上と心理的負担の軽減が期待される障害者手帳アプリ「ミライロID」の導入について最後にいま一度伺います。前向きに検討していくということですが、導入していく方向で考えていると捉えてよろしいでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
  畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 お答えいたします。
  このミライロIDを導入することで、個人情報への配慮が図れるものと考えております。障害のある方が必要なサービスを気兼ねなくスムーズに受けられ、安心して生活できる環境を整えることは必要なことと思います。
  今後、運営会社である株式会社ミライロや、吉見町の導入自治体などから状況を伺って、導入に向けて前向きに検討してまいります。
  以上でございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 導入していただけることになりましたら、しっかりと周知のほうをお願いしたいと思います。
  以上で私の質問は終了させていただきます。ありがとうございました。
○神山 俊議長 休憩いたします。
  再開を午後2時45分といたします。
                                (午後 2時30分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。
                                (午後 2時45分)
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          ◇ 長 島 金 作 議員
○神山 俊議長 発言順位5番、質問事項1、老人クラブの今後の活動支援に敬老祝金の支給を廃止し、その減額分を充当することについて。
  通告者3番、長島金作議員。
○3番 長島金作議員 3番、長島金作です。議長のお許しをいただきましたので、発言通告に従いまして、町政に対する一般質問を行います。
  最初に、老人クラブの今後の活動支援に敬老祝金の支給を廃止し、その減額分を充当することについて一般質問いたします。
  令和6年6月定例会の一般質問において、老人会への活動支援については社会福祉協議会と協議してまいりますとの答弁だったが、その後の活動支援についての経過を伺います。
  また、社会福祉協議会では敬老金支給事業が行われており、77歳(喜寿)、88歳(米寿)、99歳(白寿)の方に敬老金をそれぞれ1人1万円を配付しています。令和5年度の決算では、敬老金の合計額は242万円となっており、敬老金対象者は、77歳170人、88歳64人、99歳8人 の合計242人であります。令和7年度の敬老金対象者は、77歳226人、88歳64人、99歳19人で合計は344人となっております。令和5年度に比べ102人増えております。
  今後、高齢化が進むと、この敬老祝金は数年間で大幅に増加することが予想されます。町の事業の有効な執行が求められている現状から、この敬老祝金を廃止または縮小すべきと考えます。この廃止または縮小により生じた金額は、老人クラブ助成金に充当すれば、老人クラブの活動が活発になり、地域住民に喜ばれると私は考えますが、町の考えを伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 長島議員ご質問の1、老人クラブの今後の活動支援に敬老祝金の支給を廃止し、その減額分を充当することについてにお答えいたします。
  初めに、令和6年6月定例会の一般質問において、老人会への活動支援については社会福祉協議会と協議してまいりますとの答弁だったが、その後の活動支援についての経過を伺うについてお答えをいたします。
  老人クラブ連合会の事務局である社会福祉協議会と協議を行い、老人クラブ連合会の正副会長、女性部長会議において確認したところ、補助金の増額については、活動の活性化を目的とした新規事業を立ち上げる場合、予算が必要になれば要望したいが、一律に増額を希望するとの意見はありませんでした。
  次に、廃止または縮小により生じた金額は、老人クラブ助成金に充当することで老人クラブの活動が活発になり地域住民に喜ばれると考えるが、町の考えを伺うについてですが、敬老金を廃止または縮小することについては、現在のところ考えておりません。町の事業を廃止または縮小することについては、その事業内容について慎重に検討し、さらに対象者のご理解を得る中で行ってまいりたいと考えております。
○神山 俊議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 再質問いたします。
  毎年同じ行事ではなく、老人クラブは多くの地域住民に参加してもらうことがよいと思います。具体的には日帰り旅行、趣味の会、お茶会など、お年寄りが期待できるような案を提供するなどサポートが必要と思うが、町の考えを伺う。
○神山 俊議長 答弁願います。
  畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 お答えいたします。
  老人クラブにおきましては、過去にはカラオケ部がありましたが、活動が減少し、現在は休止をしております。こうした中、7月に開催した老人クラブ連合会の理事会では、その活動の幅を広げるために、ボッチャとモルックの講習会が開催をされたところです。
  そのほかにも、コロナ明けの昨年には、日帰り研修として役員の観劇の研修を行ったり、また、本年度から気軽に参加できるときがわ町スポーツフェスタへの参加を促す取り組みなども行っております。
  以上でございます。
○神山 俊議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 ありがとうございます。
  最後に、老人クラブの活動に関連した敬老金を廃止または縮小について一般質問をしましたが、町では敬老金以外にも、町の事業の中にスクラップ・アンド・ビルドがあるのではないか、町の事業評価を町が自らやることが大切であり、事業見直し、PDCAの手法を取り入れ、特にC(チェック)、A(アクション)を徹底すべきと提案いたしますが、町の考えを伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
  長島議員おっしゃるとおり、町は常にPDCAサイクルを回しながら、毎年事業の見直し、検討を行っておりますので、今後も継続してやっていきたいと考えております。
○神山 俊議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 ありがとうございました。
  以上、これでこの質問は終わります。
○神山 俊議長 続いて、質問事項2、ときがわ町の路線バスの運行について。
  長島金作議員。
○3番 長島金作議員 続きまして、ときがわ町の路線バスの運行について質問させていただきます。
  現行のバス路線は、14年前から4つの路線があり、多くの町民に利用されていることは、大変有意義なことであります。合併当初から、高齢者への対応を1番に、2番に通勤・通学への対応となっていたが、現在はバス利用者の意識が大きく変わっている状況であり、通勤及び通学を1番に考える必要がある。
  また、令和5年度の路線バスの運行経費は7,569万1,931円、運賃収入は2,164万3,619円であり、運行経費の28.59%であります。その他の財源は、その他補助金及び負担金が1,137万円あります。足りない分は、地方特別交付金が3,414万3,000円あり、そのほかに町の自主財源を853万5,312円充てています。
  さらに、乗合タクシーの運行経費は3,696万838円であります。そのうち、乗合タクシーの営業収入は363万6,368円、越生タクシーの収入が326万4,000円であり、運行経費の18.66%であります。損失分の3,006万470円は町が負担しています。
  今後、路線を改めて、ときがわ町役場第二庁舎から明覚駅及び本庁舎を経由して、東武東上線つきのわ駅までの一本化にすることを提案いたします。この路線は、ときがわ町から東武東上線の駅に最も速く到着でき、現在の4つの路線を1つに集約することで様々な課題が出てくると思うが、最初から無理だと諦めず、一本化に取り組むことが町の姿勢として重要であると思います。ときがわ町地域公共交通活性化協議会で協議すべきと考えるが、町の考えを伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 長島議員ご質問の2、ときがわ町の路線バスの運行についてお答えをいたします。
  長島議員もご存じのとおり、路線バスを含む物流業界全体のドライバー不足は大変厳しい状況にあり、他の自治体では、黒字路線であっても路線バスの乗務員が確保できず、減便・運休を決めざるを得ない状況にあります。
  ときがわ町でも同様に、数年前から路線バス乗務員が不足する状況が続いており、町の西側地域の路線バスを運休せざるを得ない状況となりましたが、町では西側地域の路線バスを運休させる代替手段として、乗合タクシーを導入し、住民の移動手段の確保と利便性の向上を図ってきたところです。
  今年の4月から適用された自動車運転者の改善基準告示、いわゆる2024年問題の影響により、路線バス乗務員の確保はより厳しい状況となり、2024年4月1日付のダイヤ改正で、小川町駅発及び越生駅東口発の路線バスは、夕方5時以降、武蔵嵐山駅西口発十王堂前経由の路線バスは、夕方6時以降のバスがなくなることになりました。町では、通勤・通学に路線バスを利用している皆さんの帰宅手段の確保策として、無料送迎バスの運行を町の単独費により実施しております。
  今回、ときがわ町の路線バスを役場第二庁舎から、明覚駅、本庁舎を経由し、東武東上線のつきのわ駅までの一本化するというとても大胆なご提案をいただきましたが、これは路線バスの運行がなくなる地域にお住まいの方にとって大変厳しいご提案だと思います。
  今回のご提案をときがわ町地域公共交通活性化協議会で協議いただきたいとのご要望ですが、長島議員が質問の中で、1番に考える必要があると言われている路線バスがなくなる地域の方々の通勤・通学手段をどのように代替していくのかを併せてご提案いただかないと、ときがわ町地域公共交通活性化協議会に諮ることは大変厳しいと考えております。
  現在、ときがわ町では、ときがわ町地域公共交通活性化協議会で検討を重ね、令和6年3月に策定した、ときがわ町地域公共交通計画に基づき、住民の移動手段を維持していくためにはどうしていったらよいのか、大型1種免許を活用した自家用有償運送の導入の可能性などの研究と模索を続けておりますが、有効な手段は見つからない状況であります。
  今後、路線バスの乗務員確保の状況がより悪化した場合には、長島議員ご提案のように、特定の駅に向かうバス路線に他のバス路線を集約しなければならない状況になってしまう可能性はありますが、ときがわ町地域公共交通計画の中で「基本方針0(ゼロ)」として示しているように、5年後も、朝出かけて帰るための手段のあるときがわ町であり続けられるように、あらゆる輸送資源を活用し、可能な限り移動手段の維持・確保を図ってまいります。
  以上です。
○神山 俊議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 私は、行政バス事業も効率的に、有効に予算執行すべき事業の一つに該当していると思います。事業評価することにより、町と議会で共通認識を持つことが重要であると考えますが、町の考えを伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 大変申し訳ございません。今の質問の意図がよく分からなかったんですが、今の長島議員のご質問は、行政バス事業の事業評価をするべきだというようなご趣旨のご質問でよろしいでしょうか。
○神山 俊議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 そのとおりでございます。
○神山 俊議長 答弁願います。
  大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 もともとのご質問のご趣旨が路線バスの一本化というところであったかと思うんですが、そもそも路線バスというのは、イーグルバスが運営する民間路線の路線バスであり、そこに対して町が補助金を投入して維持を図っているもので、それに対して行政福祉バスというのは町の中の行政、または福祉的な目的の中で運行するためのバスであり、バスを使っているからといって、これが何か一体でできるかというようなものではないと思いますので、今回のもともとの趣旨のご質問に対して、あまりこの行政福祉バスの事業評価というのは影響がないんじゃないかなというふうに考えております。
○神山 俊議長 長島議員。
○3番 長島金作議員 イーグルバスとの協定書が今年の4月から令和9年3月までの契約になっていますので、今から、先ほども町長が申し上げたように、過疎化対策、少子化対策に対して議会と執行部でしっかり2年半ございますので、取り組んでいったらいいんじゃないかと、そう申しているので以上です。終わります。
  ありがとうございました。以上で一般質問を終わります。
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   ◎延会について
○神山 俊議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○神山 俊議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時06分)