令和6年第3回ときがわ町議会定例会
議 事 日 程(第3号)
令和6年9月5日(木)
午前9時30分開議
開議の宣告
日程第 1 報告第 4号 令和5年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につい
て
日程第 2 報告第 5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく
資金不足比率の報告について
日程第 3 報告第 6号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の
報告について
日程第 4 報告第 7号 令和5年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について
日程第 5 報告第 8号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計継続費精算報
告書の報告について
日程第 6 議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(令和6年度ときがわ町一
般会計補正予算(第3号))
日程第 7 認定第 1号 令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 8 認定第 2号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
ついて
日程第 9 認定第 3号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
について
日程第10 認定第 4号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第11 認定第 5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
認定について
日程第12 認定第 6号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算
認定について
日程第13 議案第43号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分につ
いて
日程第14 議案第44号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について
日程第15 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第16 諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第17 議案第45号 埼玉県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
日程第18 議案第46号 令和6年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第19 議案第47号 令和6年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第20 議案第48号 令和6年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第21 議案第49号 令和6年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第22 議案第50号 令和6年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第23 議案第51号 令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計補正予算(第1号)
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出席議員(11名)
1番 畑 豊 議員 2番 杉 田 健 司 議員
3番 長 島 金 作 議員 4番 神 山 俊 議員
5番 小 島 利 枝 議員 6番 田 中 紀 吉 議員
7番 山 中 博 子 議員 8番 前 田 栄 議員
9番 小 宮 正 議員 10番 岩 田 鑑 郎 議員
11番 野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美
副町長
小 峯 光 好
総務課長
荒 井 淳
政策財政課長
大 野 健 司
会計管理者兼
税務会計課長
福 田 芳 和
町民健康課長
式 守 康 子
福祉課長
畑 崇 仁
農林環境課長
和 田 真 幸
商工観光課長
荻久保 充 也
建設課長
町 田 圭 介
水道課長
小 林 大 介
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教育長
新 井 克 仁
教育総務課長
宮 寺 進
生涯学習課長
正 木 達 也
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代表監査委員
堀 口 正
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議会事務局長
師 岡 徹
書記
小野田 美 帆
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◎開議の宣告
○神山 俊議長 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
本日は、決算審査報告等のため、堀口正代表監査委員に出席をいただいております。
これより、令和6年第3回ときがわ町議会定例会3日目を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
(午前 9時30分)
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◎議事日程の報告
○神山 俊議長 本日の議事日程を報告いたします。
議事日程は、配付したとおりであります。
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◎発言の一部訂正
○神山 俊議長 ここで、野原和夫議員から、昨日9月4日の会議における発言の一部訂正について発言の申出がありましたので、これを許可いたします。
野原和夫議員。
○11番 野原和夫議員 議長の許可の下、昨日の水道関係の一般質問で、県水受水量を年2%ずつ減らす対策について、金額にして約300万ぐらいと発言しましたが、約150万円の誤りでした。訂正させていただきます。よろしくお願いします。
○神山 俊議長 ただいま野原議員から、一般質問での一部発言について訂正したいとの申出がありました。
お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、野原議員からの発言の一部訂正の申出を許可することに決定いたしました。
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◎議案の一括上程について
○神山 俊議長 お諮りいたします。
日程第1、報告第4号から日程第3、報告第6号までは、いずれも地方公共団体の財政の
健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でありますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認め、一括議題といたします。
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◎報告第4号〜報告第6号の上程、説明、質疑
○神山 俊議長 日程第1、報告第4号 令和5年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第2、報告第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第3、報告第6号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。
なお、報告理由の説明につきましては、報告第4号 令和5年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから、報告第6号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についてまでで、順次説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
それでは、議長のお許しをいただきましたので、報告第4号から報告第6号までの議案について順次報告理由を申し上げます。
まず、報告第4号 令和5年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和4年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであり、内容は実質赤字比率をはじめとする4つの指標であります。
なお、詳細につきましては政策財政課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
次に、報告第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和5年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
なお、詳細については水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
次に、報告第6号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和5年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
なお、詳細につきましては水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
以上、3つの報告について、監査委員の意見をつけてご報告申し上げるものであります。よろしくお願いします。
○神山 俊議長 続いて、報告第4号 令和5年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明を求めます。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 それでは、報告第4号 令和5年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明をさせていただきます。
議案参考資料の報告第4号関係をご覧ください。
まず、こちらの報告の根拠でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告するものであります。
要点といたしまして、ご覧いただいている表、左側から2つの実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、赤字が出ていませんので空欄となっております。
次の実質公債費比率は、地方債の元利償還金等の実質的な公債費が財政に及ぼす負担を表す指標で、3か年平均の数値となっております。令和5年度決算では、前年度から0.6ポイント増の5.5%となっています。
次の将来負担比率は、地方債の残高や町の全職員が退職すると仮定した場合の退職金支払い見込みなどの将来的な負担見込みが標準財政規模に対してどの程度の割合となっているかを示すものです。令和4年度に引き続き令和5年度も、地方債の現在高などの将来負担に対し、合併振興基金以外の基金の積立額や基準財政需要額算入見込額などの充当可能財源の額が上回ったことにより空欄となっています。
なお、それぞれの各欄括弧内の数字は、早期健全化基準です。この数値を超えてきますと、早期の健全化が必要な状況にあるという数値となります。
以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 続いて、報告第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決
算に基づく資金不足比率の報告について及び報告第6号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、順次細部説明を求めます。
小林水道課長。
○小林大介水道課長 それでは、報告第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
説明につきましては、議案参考資料の報告第5号関係をご覧いただきたいと思います。
まず、この報告の根拠ですが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告するものです。
その下の要点の表をご覧ください。
まず、資金不足比率の欄ですが、浄化槽設置管理事業特別会計では資金不足比率が発生しておりませんので、この欄には数字は記載されておりません。
なお、この欄の下の括弧書き20%とあるのは、資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の健全化が必要な状況と判断される数値となります。
また、右側の備考欄の金額5,816万5,000円は、事業規模の数値、具体的には浄化槽使用料の金額であります。
以上で、報告第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての細部説明を終了させていただきます。
続きまして、報告第6号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
説明につきましては、議案参考資料の報告第6号関係をご覧いただきたいと思います。
まず、この報告の根拠ですが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告するものです。
その下の要点の表の部分をご覧ください。
まず、資金不足比率の欄ですが、水道事業会計では資金不足額が発生しておりませんので、この欄には数字は記載されていません。
なお、この欄の下の括弧書き20%とあるのは、資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の健全化が必要な状況と判断される数字になります。
また、右側の備考欄の金額2億2,962万7,000円は、事業規模の数値、具体的には営業収益の金額であります。
以上で報告第6号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告
についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 次に、監査委員から、令和5年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見書が提出されておりますので、審査意見書の報告を求めます。
堀口代表監査委員。
○堀口 正代表監査委員 監査委員の堀口正でございます。
令和5年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見を報告させていただきます。
本意見書につきましては、お手元に配付されておりますので、その審査結果のみを報告させていただきます。
それでは、健全化判断比率、資金不足比率の順に報告いたします。
最初に、令和5年度決算に基づく健全化判断比率審査意見についてご報告いたしますので、1ページをお開きください。
第5、審査の結果ですが、審査に付された健全化判断比率は適正に算定され、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されているものと認められるものでした。
個別意見等はご覧のとおりです。特に指摘すべき事項はございません。
次に、資金不足比率審査意見ですが、ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計、ときがわ町水道事業会計の順に報告いたしますので、3ページをお開きください。
令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率審査意見について報告いたします。
第5、審査の結果ですが、審査に付された資金不足比率は適正に算定され、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されているものと認められるものでした。
個別意見等はご覧のとおりです。特に指摘すべき事項はございません。
次に、5ページをお開きください。
令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率審査意見について報告いたします。
第5、審査結果ですが、審査に付された資金不足比率は適正に算定され、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されているものと認められるものでした。
個別意見等はご覧のとおりです。特に指摘すべき事項はございません。
以上で健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見を報告とさせていただきます。
○神山 俊議長 これより報告第4号 令和5年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の
報告についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 質疑なしと認めます。
本案は報告事項でありますので、ただいまの報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
続きまして、報告第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 質疑なしと認めます。
本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
続きまして、報告第6号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 質疑なしと認めます。
本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
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◎報告第7号の上程、説明、質疑
○神山 俊議長 続きまして、日程第4、報告第7号 令和5年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、報告第7号 令和5年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について申し上げます。
令和4年度ときがわ町一般会計において、継続費と定めたポスター掲示板作成業務及びポスター掲示板設置撤去工事に係る継続費精算報告書を調製したので、報告するものでありま
す。
詳細につきましては、総務課長から申し上げます。
以上です。
○神山 俊議長 続いて細部説明を求めます。
荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 それでは、報告第7号 令和5年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について細部説明をさせていただきます。
説明につきましては、議案参考資料を使って説明させていただきますので、議案参考資料の報告第7号関係をご覧いただきたいと思います。
まず最初に、3つの項目がございまして、これは継続費の説明になりますが、1つといたしまして、地方公共団体の会計は、会計年度独立の原則がございます。その例外といたしまして、継続費のほうが認められているものでございます。その継続費を設定した場合には、その事業年度が終了したときには、議会に精算報告書を調製して報告しなければならないということから、今回報告をさせていただくものでございます。
それでは要点のほうに移らせていただきます。
今回の継続費につきましては、令和5年4月9日執行の埼玉県議会議員選挙について、告示日が令和5年3月31日。投票日が同年4月9日と2会計年度にわたって支出する経費のため、継続費といたしました。
この議案は、埼玉県議会議員選挙の継続費について、事業年度が終了したので、その決算内容を報告するものでございます。
対象業務につきましては以下のとおりとなっております。
(1)といたしまして、ポスター掲示板作成業務、(2)といたしまして、ポスター掲示板設置撤去工事でございます。いずれも令和4年度、令和5年度の決算額をお示ししておりますので、ご確認いただければと思います。
なお、括弧の中につきましては予算額でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上で説明のほうを終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 これより、報告第7号 令和5年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 質疑なしと認めます。
本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
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◎報告第8号の上程、説明、質疑
○神山 俊議長 続きまして、日程第5、報告第8号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計継続費精算報告書の報告についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、報告第8号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計継続費精算報告書の報告について申し上げます。
令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算において、継続費と定めた公営企業会計適用業務の継続年度が終了し、継続費精算報告書を調製したので報告するものであります。
詳細につきましては、水道課長から申し上げます。
○神山 俊議長 続いて細部説明を求めます。
小林水道課長。
○小林大介水道課長 それでは、報告第8号の細部説明をさせていただきます。
議案参考資料の報告第8号関係をご覧ください。
あわせて、議案書を1枚めくっていただきまして、継続費精算書、精算報告書、こちらもご覧いただければと思います。
まず、この報告の根拠ですが、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算で継続費と定めた公営企業会計適用業務の継続年度が終了し、継続費精算報告書を調製したので報告するものであります。
次に、要点ですが、精算報告書は公営企業会計適用業務について、継続費における全体計画、実績、比較及びその財源内訳を記載してありますので、ご覧いただければと存じます。
なお、精算報告書において、令和5年度の支出済額がゼロ円となっておりますが、これは公営企業会計への移行に伴う打切り決算のため、移行後に特例的支出として1,247万7,300円を執行済みで、その財源は地方債1,150万円、一般財源97万7,300円となっております。
以上で、報告第8号の細部説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 これより、報告第8号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計継続費精算報告書の報告についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 質疑なしと認めます。
本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
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◎議案第42号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○神山 俊議長 続きまして、日程第6、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(令和6年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号))についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(令和6年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号))についてを申し上げます。
物価高騰対応重点支援事業に係る経費を緊急に補正する必要が生じたため、令和6年8月15日付、令和6年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により承認を求めるものであります。
詳細につきましては、政策財政課長から申し上げます。
○神山 俊議長 続いて細部説明を求めます。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 それでは、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて、詳細説明をさせていただきます。
専決処分の内容は、令和6年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)で、物価高騰対応重点支援事業調整給付に係る給付金等の経費でございます。
予算の詳細につきましては、議案参考資料によりご説明いたします。議案参考資料、議案第42号関係をご覧ください。
要点1をご覧ください。
物価高騰対応重点支援事業の調整給付額を令和6年分推計所得税額及び個人住民税所得割額に基づき算定したところ、予算額に不足が生じたため、対象者への迅速な給付を目的に、
ときがわ町一般会計補正予算(第3号)を調整し、専決処分を行ったものです。専決処分日が令和6年8月15日。第1回支給日が令和6年8月27日となります。
補正額は要点2にあるとおり、歳入歳出にそれぞれ6,340万6,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ60億1,583万2,000円とするものです。
内容といたしましては、要点3にあるとおり、物価高騰対応重点支援事業調整給付に係る給付金などに係る経費となっています。
次に、議案参考資料の2ページ目をご覧ください。
要点4として、補正額の算出根拠が記載されています。物価高騰対応支援事業では、住民税均等割のみ課税世帯、こども加算、新たに住民税非課税となる世帯、調整給付と4つの給付金があります。この給付金は令和6年第2回定例会で報告1号として報告させていただいたとおり、令和5年度予算から明許繰越がされており、その額が(A)欄となります。この繰り越された予算のうち、給付金予算額が(B)欄、令和6年分推計所得税額及び個人住民税所得割額に基づき算定した給付金執行見込額が(C)欄となり、繰越予算額と執行見込額の差が一番右側の欄となります。一番右側の欄の最下段に記載されたマイナス6,219万円が給付金として不足する額で、これに対象者の増加に伴う事務経費121万6,000円を加えた6,340万6,000円が補正額となります。
以上が、議案第42号の細部説明となります。よろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 これより議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(令和6年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号))についての質疑に入ります。
質疑ございませんか。
6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 6番、田中です。1点伺います。
給付の方法なんですけれども、8月27日ということなんですけれども、全員の給付は直接も含めて終わっているんでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 お答えいたします。
給付金の支払いにつきましてご説明申し上げます。ただいまこちらの調整給付につきましては、支払いの手続を実施しているところです。第1回の支給日8月27日には975件、3,941万円を給付の手続を行ったところです。こちらが半分強の今支払いとなってございます。
まだ引き続き事務を続けておりまして、また今後、支払日を設けまして、調整給付の支払いを行ってまいります。
以上でございます。
○神山 俊議長 6番、田中議員。
○6番 田中紀吉議員 もう一点伺います。これは申告じゃなくて、給付型、給付じゃなくて、データに基づいてということで、申告ではないんでしたと思うんですけれども、一応確認させてください。
○神山 俊議長 答弁願います。
畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 お答えいたします。
こちらは、対象者の皆様へ通知を送付いたします。対象者の皆様から、その回答書を頂きまして、それによりまして支払いの手続を行っております。
以上でございます。
○神山 俊議長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって質疑を終了といたします。
これより討議に入ります。
討議ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これをもって討議を終了いたします。
これより討論に入ります。
討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 討論なしと認めます。
これより議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(令和6年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号))についてを電子採決いたします。
本案を承認することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
押し間違いはございませんか。
暫時休憩いたします。
(午前10時05分)
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○神山 俊議長 再開いたします。
(午前10時05分)
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○神山 俊議長 押し間違いはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 なしと認め、採決を確定いたします。
賛成全員であります。
よって、議案第42号は10対ゼロをもって原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎議案の一括上程について
○神山 俊議長 お諮りいたします。
日程第7、認定1号から日程第13、議案第43号までは、いずれも決算認定に関する案件ですので、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認め、一括議題といたします。
─────────────────────────────────────────────────
◎認定第1号〜認定第6号、議案第43号の上程、説明
○神山 俊議長 日程第7、認定第1号 令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第2号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第3号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第4号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、認定第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第12、認定第6号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第13、議案第43号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について、以上を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、認定第1号から認定第6号
までの議案及び議案第43号について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
まず、認定第1号 令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
歳入総額は65億9,647万169円で、歳出総額は62億3,181万8,403円となり、実質収支額は3億3,178万8,380円となりました。歳入の構成比が一番大きいものは地方交付税で、収入済額は24億7,322万2,000円となり、37.5%の構成比となりました。次に構成比が一番大きいものは町税で、収入済額は13億2,793万1,657円となり、20.1%の構成比となりました。
歳出の構成比が一番大きいものは民生費で、支出済額は17億3,311万1,039円となり、27.8%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは総務費で、支出済額は11億7,450万3,904円となり、18.8%の構成比となりました。
次に、認定第2号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
歳入総額は15億1,779万2,624円で、歳出総額は14億9,500万933円となり、実質収支額は2,279万1,691円となりました。
次に、認定第3号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
歳入総額は1億7,325万8,709円で、歳出総額は1億7,111万7,642円となり、実質収支額は214万1,067円となりました。
次に、認定第4号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
歳入総額は12億3,717万2,711円で、歳出総額は11億9,400万7,087円となり、実質収支額は4,316万5,624円となりました。
次に、認定第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
歳入総額は1億5,745万1,957円で、歳出総額は1億3,774万9,179円となり、実質収支額は1,970万2,778円となりました。
次に、認定第6号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
歳入歳出の総額はそれぞれ2,351万7,500円となり、実質収支額はゼロ円となりました。
次に、議案第43号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について
ご説明を申し上げます。
収益的収入及び支出は、収入が3億9,973万2,676円で、支出が3億2,369万2,891円となりました。また、資本的収入及び支出は、収入が3,588万7,860円で、支出が1億5,495万3,511円となりました。
続きまして、剰余金処分につきましては、未処分利益剰余金6,000万円をご議決いただき、処分するものであります。
以上、監査委員の意見をつけてご提案申し上げますので、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
なお、詳細につきましては、認定第1号から認定第4号及び認定第6号は会計管理者から、認定第5号及び議案第43号は水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 続いて、認定第1号 令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第4号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について及び認定第6号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、順次細部説明を求めます。
福田会計管理者兼税務会計課長。
○福田芳和会計管理者兼税務会計課長 会計管理者兼税務会計課長の福田です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、認定第1号 令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から、認定第4号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定及び認定第6号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定の細部説明をさせていただきます。
初めに、総括的事項について申し上げますので、議案参考資料をご覧ください。
議案参考資料の認定第1号から第6号関係、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料の2ページをお開きください。
こちらは各会計の決算額と前年度との比較の表になります。令和5年度の欄をご覧ください。
最下段の合計の行になりますが、水道事業会計を除く一般会計ほか5つの特別会計の歳入総額は97億566万3,670円、歳出総額は92億5,321万744円となりました。令和4年度と比べますと、右側の前年度比較にあるとおり、歳入総額で1,682万8,140円の増、歳出総額で9,527万5,373円の増となりました。
それでは、認定第1号 令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてからご説明をさせていただきます。
決算書の12ページをお開きください。
令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から説明をさせていただきます。
まず1款町税ですが、収入済額は13億2,793万1,657円となりました。徴収率は、前年度から0.1ポイント増の99.2%となりました。また、不納欠損額は147万3,667円、収入未済額は963万5,142円となりました。
続きまして、18ページをご覧ください。
中段の11款地方交付税の収入済額は24億7,322万2,000円となりました。地方交付税の内訳は、右側の備考欄に記載されているとおり、普通交付税が22億8,101万5,000円、特別交付税が1億9,220万7,000円となっております。
続きまして、22ページをご覧ください。
下段の15款国庫支出金の収入済額は7億9,075万6,273円となりました。また、収入未済額の354万2,425円は繰越明許費となります。
国庫支出金の主な収入といたしまして、1枚おめくりいただきまして、24ページの1項1目民生費国庫負担金、1節社会福祉費負担金の備考欄5行目にあります障害者自立支援給付費負担金1億8,050万745円などでございます。下段の2項1目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金の備考欄3行目、過疎地域持続的発展支援交付金、その下、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金、その下、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金などでございます。
そのほかにも、1枚めくっていただきまして、26ページ下段の2項5目衛生費国庫補助金、1節保健衛生費補助金の備考欄、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業国庫補助金、その下、2節衛生費国庫補助金、備考欄、充電インフラ導入促進補助金などとなっております。
1枚おめくりいただきまして、28ページをご覧ください。
中段の16款県支出金の収入済額は3億7,434万919円となりました。収入未済額1,857万4,500円でございますが、こちらは、令和6年度へ繰越事業となりました西平3地区、西平4地区地籍調査事業の財源となる県支出金でございます。
県支出金の主な収入といたしまして、1枚めくっていただきまして、30ページ上段の2項
1目1節総務管理費補助金、備考欄、廃止代替貸切バス路線確保対策事業補助金、その下、2節埼玉県ふるさと創造資金、同ページ下段の2項4目1節農業費補助金のうち、1枚おめくりいただきまして、備考欄6行目、農村地域防災減災事業補助金などでございます。
少し飛びまして、38ページをご覧ください。
中段の20款繰越金の収入済額は4億3,282万8,980円となりました。こちらは、令和4年度からの繰越金でございます。
続きまして、44ページをご覧ください。
中段の22款町債の収入済額は4億1,580万2,000円となりました。主なものといたしましては、1項4目過疎対策事業債の3億7,120万円などとなっております。
最下段の歳入合計をご覧ください。
令和5年度の歳入合計ですが、収入済額は65億9,647万169円で、前年度より7,869万1,857円の増となりました。
これで令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入についての説明を終了させていただきます。
○神山 俊議長 休憩いたします。
再開を午前10時40分といたします。
(午前10時24分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時40分)
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○福田芳和会計管理者兼税務会計課長 引き続き歳出についてご説明させていただきます。
1枚おめくりいただきまして、46ページをご覧ください。
歳出の説明につきましては、32ページ、見開きの右側備考欄にあります各事業の記載にも触れながら説明させていただきます。
まず、46ページ、1款議会費の支出済額は7,205万7,959円となりました。
1枚めくっていただきまして、48ページをご覧ください。
下段の2款総務費の支出済額は11億7,450万3,904円となりました。また、翌年度繰越額の繰越明許費は1,234万6,000円となっております。
1枚めくっていただきまして、1項1目一般管理費の支出済額は3億6,297万6,745円で、
主に57ページ備考欄の中段、庁舎維持管理事業などに支出をいたしました。
少し飛びまして、64ページをご覧ください。
1項9目企画費の支出済額は3億1,861万7,222円で、主に71ページ、備考欄、交通対策事業、75ページ備考欄の中段、若者定住化促進事業、77ページ備考欄の中段、マイナンバーカード普及事業、その下、地域おこし協力隊推進事業などに支出をいたしました。
1枚おめくりいただきまして、78ページをご覧ください。
1項11目自治振興費の支出済額は3,407万8,705円で、備考欄の下段、集会所管理事業の、1枚おめくりいただきまして、14節工事請負費、こちらは馬場、椚平集会所の駐車場整備工事に支出をいたしました。
少し飛びまして、88ページをご覧ください。
下段の2項徴税費の支出済額は1億1,604万9,596円となりました。
また、少し飛びまして、94ページをご覧ください。
上段の3項戸籍住民基本台帳費の支出済額は4,769万1,624円で、主に備考欄の中段、戸籍住民基本台帳一般管理事務として、比企広域市町村圏組合斎場特別会計負担金などに支出をいたしました。
また、少し飛びまして、102ページをご覧ください。
下段の3款民生費の支出済額は17億3,311万1,039円となりました。主に、107ページ備考欄の中段、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援事業、その下、物価高騰対応重点支援事業(住民税均等割非課税世帯)などに支出をいたしました。
1枚おめくりいただきまして、1項2目障害者福祉費の支出済額は4億5,762万1,994円で、主に、1枚めくっていただきまして、111ページ備考欄の18節、介護給付費・訓練等給付費負担金に支出をいたしました。
少し飛びまして、118ページをご覧ください。
下段の2項児童福祉費の支出済額は4億8,804万6,122円で、主に、1枚めくっていただきまして、備考欄の中段、児童手当支給事業、その下、放課後児童対策事業、2枚おめくりいただきまして、125ページ備考欄の中段、子育て世帯生活支援特別給付金給付、その下、出産・子育て応援事業、その下、物価高騰に伴う子育て世帯支援事業などに支出をいたしました。1枚めくっていただきまして、126ページ、2項2目児童福祉施設費の支出済額は2億8,670万6,053円で、主に備考欄の下段、玉川保育園一般管理事務、1枚めくっていただきまして、下段の14節工事請負費、こちらは空調機更新工事などになります。
少し飛びまして、134ページをご覧ください。
中段の4款民生費の支出済額は8億2,395万4,337円となりました。主な内容として、1枚めくっていただきまして、備考欄、保健センター管理事業の保健センター改修工事になります。1枚めくっていただきまして、2目予防費の主な内容として、1枚めくっていただきまして、備考欄、成人健診事業、1枚めくっていただきまして、上段、予防接種事業、その下段、新型コロナウイルスワクチン接種事業などに支出をいたしました。
1枚めくっていただきまして、144ページ、3目環境衛生費の主な内容として、1枚めくっていただきまして、備考欄の中段、地域エネルギー活用事業の14節工事請負費、こちらは、急速充電器設置工事、小水力発電施設設置工事などに支出をいたしました。
1枚めくっていただきまして、148ページ、4目上水道費の支出済額は1億2,575万4,000円で、主な内容として、備考欄、上水道施設一般管理事務において、水道事業会計に対し高料金対策補助金分、過疎地域持続的発展支援交付金分、物価高騰対策水道料金減免相当額などを支出いたしました。
1枚めくっていただきまして、中段の2項清掃費の支出済額は2億8,889万4,213円で、主な内容として、2目塵芥処理費の備考欄、小川地区衛生組合塵芥処理費負担金、その下の3目し尿処理費の備考欄、小川地区衛生組合し尿処理費負担金などに支出をいたしました。
その下、5款労働費の支出済額は239万9,147円となりました。
1枚めくっていただきまして、152ページ、6款農林水産業費の支出済額は1億7,223万1,732円となりました。主な内容として、158ページ、3目農業振興費の備考欄、下段の有害鳥獣対策事業、1枚めくっていただきまして、14節工事請負費、こちらは有害鳥獣対策施設新築工事、1枚めくっていただきまして、162ページ、4目農地費の備考欄、土地改良施設等応急修繕事業、12節委託料、こちらは農村地域防災減災事業による実施計画策定業務委託などに、14節工事請負費、土地改良応急修繕工事、こちらは門林沼ため池護岸整備工事などに支出いたしました。
少し飛びまして、168ページをご覧ください。
中段の7款商工費の支出済額は2億3,843万7,222円となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は1,400万円になります。主な内容として、1枚めくっていただきまして、1項3目商工振興費の備考欄の下段、ときがわ町暮らしを支える経済対策推進商品券発行事業などに支出いたしました。
1枚めくっていただきまして、4目観光費の主な内容として、備考欄、観光一般管理事務、
14節工事請負費、こちらは愛宕山遊歩道山頂周辺景観整備工事、弓立山山頂展望広場整備工事に支出をいたしました。
次に、177ページをご覧ください。
備考欄の下段、公衆トイレ管理事業、1枚めくっていただきまして、14節工事請負費、こちらは大附公衆トイレ新築工事に支出をいたしました。
1枚めくっていただきまして、180ページをご覧ください。
下段の8款土木費の支出済額は4億478万164円となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は5,412万3,286円になります。主な内容として、町道の舗装修繕工事、道路改良工事、橋梁維持管理などに支出をいたしました。
少し飛びまして、200ページをご覧ください。
中段の10款教育費の支出済額は5億8,614万7,566円となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は3,586万7,000円になります。
1項教育総務費の主な内容として、1ページめくっていただきまして、備考欄の中段、教育総務一般管理事務では、小学校3校の屋内運動場照明LED設計業務委託などに支出をいたしました。
次に、209ページ備考欄の下段をご覧ください。
充実した教育を実現するために、少人数学級推進事業、1ページめくっていただきまして、学校生活支援事業、下段の小学校学習支援事業、1ページめくっていただきまして、備考欄の中段、複式学級事業、その下、小学校専科事業、その下、十五の春支援事業などに支出をいたしました。
少し飛びまして、248ページをご覧ください。
上段の5項社会教育費の支出済額は1億3,753万5,182円で、主な内容として、260ページ、5項5目文化財保護費では、1ページめくっていただきまして、備考欄の中段、埋蔵文化財発掘国庫補助事業、12節委託料、こちらは国指定史跡小倉城跡航空レーザー測量業務委託などに支出をいたしました。その下、史跡小倉城跡整備事業では、小倉城跡周辺整備のための支出をいたしました。
少し飛びまして、278ページをご覧ください。
下段の11款災害復旧費の支出済額は467万9,326円となりました。翌年度繰越額の事故繰越は712万3,600円になります。1項1目農林水産施設災害復旧費として、椚平地内の森林管理道泉川線災害復旧工事などに支出をいたしました。
1枚めくっていただきまして、280ページ中段の12款公債費をご覧ください。支出済額は7億1,394万3,360円で、前年度より2,054万1,053円の減となりました。
1枚めくっていただきまして、282ページの最下段になりますが、令和5年度の歳出合計は、支出済額62億3,181万8,403円で、前年度より1億4,686万8,999円の増となりました。また、令和6年度への翌年度繰越額として、繰越明許費2億185万6,711円、事故繰越712万3,600円を繰越しいたしました。
続きまして、285ページの令和5年度一般会計歳入歳出決算財産に関する調書をご覧ください。
公有財産の土地及び建物ですが、土地につきましては、公有用財産のその他の施設の決算年度中現在高が3,168.84平方メートルの増となっております。こちらは、玉川地内の町道2の2号線道路改良用地の買収及び関堀地内の藤坂分譲地の買収などによるものでございます。
下の表の建物につきましては、公共用財産その他の施設の決算年度中増減高が41.24平方メートルの増となっております。こちらは、有害鳥獣対策施設の新築などによるものでございます。
次に、289ページの3、基金をご覧ください。
決算年度中増減のあった大きいものといたしまして、(1)の財政調整基金が1億161万3,016円の増となっております。これは、災害復旧費地方債の繰上償還、その他財源の不足が生じたときの財源を積み立てたものでございます。
次に、(3)公共施設等総合管理基金、こちら7,765万8,007円の増となっております。これは、将来、公共施設の整備、更新及び除却等に必要な経費の財源に充てるため一般会計から繰り入れられたものでございます。
以上で、認定第1号 令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての説明を終了させていただきます。
引き続きまして、認定第2号 令和5年度ときがわ町国民健康特別会計歳入歳出決算についての内容説明をさせていただきます。
300ページをご覧ください。
事項別明細書の歳入から説明をさせていただきます。
1款国民健康保険税ですが、収入済額は2億944万7,176円となり、前年度と比較して収入済額が3,947万6,367円の減となりました。こちらは、国民健康保険税条例の特例として、基礎課税額の税率を所得割額6.3%、均等割額を3万円と引き下げた影響などによるものです。
徴収率につきましては、前年度から率にして0.6ポイント減の95%、不能欠損額は101万7,200円、収入未済額は991万9,710円となりました。
なお、年度平均の加入世帯数は1,816世帯、被保険者数は2,791人でございます。
1枚めくっていただきまして、上段の4款県支出金の収入済額は11億5,916万5,530円で、収入総額の76.4%を占めております。
1項1目保険給付費等交付金につきましては、市町村の保険給付に要した費用が全額交付される普通交付金と市町村の財政状況、その他の個別の諸事情に応じて交付される特別交付金がございます。
下段の6款繰入金の収入済額は1億533万7,052円となりました。こちらは、保険基盤安定繰入金、財政調整基金繰入金などでございます。
次に、306ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
令和5年度歳入合計ですが、収入済額は15億1,779万2,624円で、前年度より1億4,858万1,627円の減となりました。
続きまして、歳出についてご説明させていただきます。
310ページをご覧ください。
中段の2款保険給付費の支出済額は11億1,322万8,597円となりました。この保険給付費は歳出総額の74.5%を占めており、被保険者が疾病や負傷などにより医療機関を受診した際の診療や投薬、入院などの費用に充てられるものでございます。加入世帯数で割ると1世帯当たり61万3,011円。被保険者1人当たりでは39万8,864円となります。
次に、314ページをご覧ください。
上段の3款国民健康保険事業費納付金の支出済額は3億4,147万2,710円で、歳出総額の22.8%を占めております。この納付金は市町村から県の特別会計へ支出するもので、302ページにあります収入の4款県支出金のうち、1項1目1節普通交付金の財源となるものでございます。
お戻りいただきまして、314ページ下段の5款保健事業費の支出済額は1,941万7,494円となりました。主な内容として、備考欄の特定健康診査等事業、1ページめくっていただきまして、12節委託料の基本健診委託料、人間ドック委託料などに支出をいたしました。
そして、3枚めくっていただきまして、322ページの最下段の歳出合計をご覧ください。
令和5年度歳出合計の支出済額は14億9,500万933円で、前年度より1億3,398万7,959円の減となりました。
続きまして、325ページの令和5年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算の財産に関する調書をご覧ください。
本特別会計に属する財産はこの2つの基金で、令和5年度中に増減のあったものとして、(1)の国民健康保険財政調整基金の2,399万9,000円の減で、決算年度末現在高は2億5,191万8,705円となりました。
以上で、認定第2号 令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての説明を終了させていただきます。
続きまして、認定第3号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
336ページをお開きください。
事項別明細書の歳入から説明をさせていただきます。
1款後期高齢者医療保険料ですが、収入済額は1億3,336万2,200円となりました。後期高齢者医療保険料は、歳入総額の77.0%を占めております。収納率につきましては、前年度から率にして0.3ポイント増の99.1%、不納欠損額は30万4,900円、収入未済額は45万4,200円となりました。
なお、令和6年3月末現在の被保険者数は2,149人でございます。
次に、その下の2款繰入金の収入済額は3,753万282円となりました。こちらは、事務費繰入金、保険基盤安定繰入金でございます。
1枚めくっていただきまして、338ページの最下段になりますが、令和5年度の歳入合計の収入済額は1億7,325万8,709円で、前年度より1,089万176円の増となりました。
続きまして、歳出について説明させていただきます。
1枚めくっていただきまして340ページをご覧ください。
中段の2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は1億6,918万682円となりました。この後期高齢者医療広域連合納付金は、歳入総額の98.9%を占めております。主な内容として、被保険者に納入いただいた保険料などを埼玉県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。
最下段の歳出合計をご覧ください。
令和5年度歳出合計の支出済額は1億7,111万7,642円で、前年度より1,070万5,036円の増となりました。
以上で、認定第3号 令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に
ついての説明を終了させていただきます。
続きまして、認定第4号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
352ページをお開きください。
事項別明細書の歳入から説明をさせていただきます。
1款保険料ですが、収入済額は2億7,884万3,000円となりました。介護保険料は、歳入総額の22.6%を占めております。収納率につきましては、前年度から率にして0.6ポイント増の98.8%、不納欠損額は159万6,500円、収入未済額は173万3,000円となりました。
なお、令和6年3月末現在の第1号被保険者数は4,267人でございます。
次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は2億2,808万2,659円となりました。主な内容として、1項1目介護保険給付費負担金では、法令等の基準に基づき交付されたものでございます。
1枚めくっていただきまして、中段の4款支払基金交付金の収入済額は3億359万5,766円となりました。こちらは、社会保険診療報酬支払基金に集められた40歳から64歳までの第2号被保険者の介護保険料が交付金として市町村に交付されたものでございます。
そして、2枚めくっていただきまして、358ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
令和5年度歳入合計の収入済額は12億3,717万2,711円で、前年度より6,472万350円の増となりました。
続きまして、歳出について説明をさせていただきます。
1枚めくっていただきまして360ページをご覧ください。
上段の1款総務費の支出済額は1,266万6,839円となりました。主な内容として、下段の3項介護認定審査会費では、介護認定のための調査や認定審査会に要する事務費として支出をいたしました。
次に、364ページをご覧ください。
上段の2款保険給付費の支出済額は11億119万8,477円となりました。この保険給付費は、歳出総額の92.2%を占めております。主な内容として、1項1目居宅介護サービス給付費では、訪問介護や通所介護、短期入所生活介護などに要する費用に支出をいたしました。その下の3目地域密着型介護サービス給付費では、グループホームなどの町が指定した事業所で、利用が原則として町民に限定された地域密着型の介護サービスに要する費用に支出をいたしました。その下、5目施設介護サービス給付費では、特別養護老人ホームなど施設入所者に
対するサービスに要する費用に支出をいたしました。
少し飛びまして374ページをご覧ください。
上段の4款地域支援事業の支出済額は2,640万3,242円で、予防の訪問と通所に係る費用などに支出をいたしました。
また、少し飛びまして、380ページの最下段の歳出合計をご覧ください。
令和5年度歳出合計ですが、支出済額は11億9,400万7,087円で、前年度より7,701万4,863円の増となりました。
次に、383ページの令和5年度介護保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書をご覧ください。
本特別会計に属する財産は、この介護保険給付費準備基金のみで、決算年度中の増減高は502万2,455円の増、決算年度末現在高は1億6,915万6,779円となりました。
以上で、認定第4号 令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての説明を終了させていただきます。
引き続きまして、認定第6号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計の歳入歳出決算について内容説明をさせていただきます。
414ページをお開きください。
事項別明細書の歳入から説明をさせていただきます。
2款繰入金の収入済額は616万円で、奨学金貸付けのために関口茂八翁奨学基金からの繰り入れたものでございます。
次に、その下、4款諸収入ですが、収入済額は1,735万4,500円となりました。また、収入未済額は377万4,250円となりました。こちらは、この奨学金制度を利用された方からの奨学資金貸付金の返還金でございます。
最下段の歳入合計をご覧ください。
令和5年度歳入合計ですが、収入済額は2,351万7,500円となりました。前年度より283万3,244円の増となりました。
続きまして、歳出について説明をさせていただきます。
1枚めくっていただきまして416ページをご覧ください。
1款総務費の支出済額は1,735万7,500円となりました。主な内容として、基金の預金利子や利用者からの奨学資金貸付金の返還金を基金に積み立てたものでございます。
次に、その下の2款事業費の支出済額は61万6,000円となりました。こちらは、奨学資金
の貸付金として支出した普通奨学金と特別奨学金でございます。
その結果、最下段になりますが、令和5年度歳出合計の支出済額は2,351万7,500円で、前年度より283万3,244円の増となりました。
次に、419ページの令和5年度関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算財産に関する調書をご覧ください。
本特別会計に属する財産はこの関口茂八翁奨学基金のみで、決算年度中増減高は1,119万7,500円の増で、決算年度末現在高は8,914万8,249円となりました。
以上で、認定第6号 令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての説明を終了させていただきます。
ご審議のほどよろしく申し上げます。
先ほど私のほうから、認定第6号 ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳出の説明の中で、2款の事業費の支出済額につきまして61万6,000円とご説明をさせていただきましたが、大変失礼いたしました。2款事業費の支出済額は616万円となりますので、大変申し訳ございません、訂正のほうをお願いいたします。
○神山 俊議長 続いて、認定第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第43号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について細部説明を求めます。
小林水道課長。
○小林大介水道課長 それでは、認定第5号 令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算の細部説明をさせていただきます。
決算書の394、395ページをお開きください。
歳入から説明をさせていただきます。
1款分担金及び負担金ですが、収入済額は513万6,900円で、前年度より47万3,400円の増となりました。こちらは、浄化槽設置費分担金でございます。
次に、その下の2款事業収入ですが、収入済額は5,816万5,029円となり、前年度と比較して300万4,179円の増となりました。また、収入未済額は66万7,738円となっております。こちらは、使用者から徴収する浄化槽の使用料でございます。
次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は1,127万1,000円で、前年度より135万3,000円の減となりました。こちらは、浄化槽整備事業費補助金でございます。
次に、その下の4款県支出金の収入済額は250万円で、前年度より250万円の減となりまし
た。こちらは、浄化槽整備・普及啓発事業費奨励交付金でございます。
1枚めくっていただきまして、397ページ最下段の歳入合計をご覧ください。
令和5年度の歳入合計ですが、歳入済額は1億5,745万1,957円で、前年度より828万140円の増となりました。
続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
400、401ページをご覧ください。
400ページ上段の2款施設管理費の支出済額は4,823万4,370円で、前年度より413万7,457円の減となりました。主な内容としましては、401ページの一番右側の備考欄、浄化槽維持管理事業の12節委託料の浄化槽清掃委託料及び浄化槽保守点検委託料を合わせ、4,162万2,852円支出いたしました。
400ページに戻っていただき、中段の3款施設整備費の支出済額は3,316万5,600円で、前年度より292万4,100円の減となりました。主な内容として、401ページの右側の備考欄、浄化槽整備事業の14節工事請負費の浄化槽設置工事費2,346万5,200円、15節原材料費の浄化槽本体購入費777万400円などを支出いたしました。
1枚めくっていただき、403ページの最下段の歳出合計をご覧ください。
令和5年度歳出合計の支出済額は1億3,774万9,179円で、前年度より815万8,810円の減となりました。
再び1枚めくっていただきまして404ページをご覧ください。
1、歳入総額は1億5,745万1,957円で、2、歳出総額は1億3,774万9,179円ですので、3、歳入歳出差引額は1,970万2,778円となりました。この差引額は令和6年度ときがわ町浄化槽事業会計への引継金となり、同じく令和6年度に引き継いだ未払金を支払う財源となっております。
以上から、5、実質収支額は1,970万2,778円となりました。
以上で認定第5号の説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
引き続きまして、議案第43号 令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について細部説明をさせていただきます。
決算書の426、427ページをお開きください。
(1)収益的収入及び支出の上の表、収入からご覧ください。
右側427ページの決算額欄の1行目、収入合計は3億9,973万2,676円となりました。
次に、下の表の支出ですが、同じく427ページの決算額欄の1行目、支出合計は3億2,369
万2,891円となりました。
いずれも、予算と対比するため税込み金額となっております。
1枚めくっていただき、428、429ページをお開きください。
(2)資本的収入及び支出の上の表、収入からご説明いたします。
右側429ページの決算額欄の1行目、収入合計は3,588万7,860円となりました。
次に、下の表の支出ですが、決算額欄の1行目、支出合計は1億5,495万3,511円となりました。
次に、左側428ページの表の下、欄外をご覧ください。
資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億1,906万5,651円は、減債積立金3,000万円、過年度分損益勘定留保資金8,163万7,051円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額742万8,600円で補填いたしました。
続きまして、430、431ページをお開きください。
こちらは、経営成績を表す損益計算書になります。ここからは税抜き金額となります。
右側431ページの1行目をご覧ください。
当年度純利益は6,855万1,029円となりました。
次に、少し飛びますが、443ページをお開きください。
こちらは、ただいまの損益計算書の収支ごとの内訳になります。主なものについてご説明いたします。
(2)事業収入に関する事項です。
一番上の営業収益は、対前年度比較の欄をご覧いただきますと、535万4,291円の減、率で2.3%減となりました。
その下の給水収益、対前年度比435万5,112円の減、率で1.9%減となりました。有収水量、水需要が引き続き減少しております。
次に、表の中ほど、他会計補助金、一般会計からの繰入れですが、対前年度比5,544万5,000円の増、率で79.2%の増となりました。物価高騰対策5,000万円と、人工衛星画像とAIを活用した漏水調査に対する交付金の増となります。
次に、一番下の計の欄をご覧ください。
収益合計は、対前年度比4,890万3,389円の増、率で14.9%増となりました。
続いて、1枚めくっていただき444ページをご覧ください。
(3)事業費用に関する事項になります。
一番上の営業費用は、対前年度比731万7,362円の増で、率で2.5%増となりました。
増減の大きなものを申し上げますと、上から2行目、原水及び浄水費が対前年度比464万3,778円の増、率で4.9%増となりました。
これは、修繕費が1,056万5,500円の増となったものです。本郷受水場防水塗装修繕が主なものとなります。
その下、配水及び給水費、対前年度比338万9,201円の減、これは委託料が702万3,015円の増となったもので、人工衛星画像とAIを活用した漏水調査業務が増加したものです。
次に、一番下の計の欄をご覧ください。
費用合計は、対前年度費782万1,601円の増で、率で2.6%増となりました。
令和5年度の収益的収支は、料金改定及び物価高騰対策により改善したものの、施設の老朽化に伴う修繕など、費用は引き続き増加傾向にございます。
その他詳細につきましては、448ページ以降の収益費用明細書をご確認願えればと思います。
それでは、恐れ入りますが432ページにお戻りください。432ページをお願いいたします。
下段にある表、令和5年度ときがわ町剰余金処分計算書(案)をご覧ください。
これは、剰余金を処分する際には、地方公営企業法の規定に基づき議決を受ける必要があるため、ご提示させていただくものです。内容的には、6,000万円を減債積立金として積み立て、翌年度以降の企業債の償還に充てるというものです。
続きまして、1枚めくっていただき434、435ページをお開きください。
こちらは年度末の財政状態を表す貸借対照表になります。
まず、左側の434ページ、水道管やポンプ類の資産状況を表す、1、固定資産は、ページの中ほど、固定資産合計で27億1,520万1,689円となっています。
その下の2、流動資産は、現金預金が2億215万8,520円で、その下の未収金などを加えた流動資産合計と固定資産を合わせた資産合計は29億6,476万6,704円となりました。
次に、3、固定負債の一番下、固定負債合計の5億1,284万9,165円と、右側、435ページの上段、4、流動負債の企業債合計7,539万3,523円を合わせた額、5億8,824万2,688円が企業債の未償還残高となります。
なお、企業債の明細につきましては、458ページから461ページに記載してありますので、後ほどご参照いただければと存じます。
それでは、435ページに戻っていただきまして、一番下、負債資本合計は29億6,476万
6,704円となり、貸借は一致しております。
続きまして、再び少し飛びますが、442ページをご覧ください。
最後に、業務量の明細になります。
表の下から5行目、供給単価、これが192円30銭、対前年度比較で4円50銭の増、率で2.4%増となりました。
その下の給水原価は247円80銭、対前年度比19円30銭の増、率で8.4%増となりました。
その下の料金回収率は77.6%、対前年度比4.6ポイントの減となりました。
以上で、議案第43号の細部説明を終了させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 暫時休憩いたします。
(午前11時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前11時41分)
─────────────────────────────────────────────────
○小林大介水道課長 大変失礼いたしました。
先ほど私のほうで水道事業会計の444ページにつきまして、計が782万1,601円、これを減と説明してしまいましたが、増の間違いでございました。
○神山 俊議長 暫時休憩いたします。
(午前11時42分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前11時42分)
─────────────────────────────────────────────────
○小林大介水道課長 重ねて大変失礼いたしました。
同じく444ページですが、配水及び給水費、ここでの338万9,201円につきまして、減と説明してしまいました。増の誤りでございました。大変失礼いたしました。
○神山 俊議長 監査委員から、令和5年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されておりますので、審査意見書の報告を求めます。
堀口代表監査委員。
○堀口 正代表監査委員 令和5年度ときがわ町一般会計、各特別会計及び水道事業会計の決算審査意見を報告させていただきます。
先ほどと同様に、本意見書につきましてはお手元に配付されておりますので、その審査意見書を抜粋して報告させていただきます。
それでは、令和5年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見を報告いたします。
表紙をおめくりいただき、1ページをお開きください。
第1、審査の種類から第4、審査の実施内容につきましてはご覧のとおりです。
第5、審査の結果ですが、審査に付された令和5年度ときがわ町各会計の歳入歳出決算、歳入歳出決算事項別明細書、令和5年度ときがわ町水道事業会計の決算書類、その他の書類は関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出済額については検算し、関係諸帳簿、証書類と照合した結果、計数処理及び予算執行についておおむね適正に執行されているものと認められるものでした。
また、基金の運用状況は各基金ともその設置目的に沿って運用されており、計数も正確であるものと認められるものでした。
決算状況は3ページ以降の各表中に掲載したとおりです。
ここで48ページをお開きください。
第17の結びの部分を報告させていただきます。
令和5年度(以下「本年度」という。)ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算並びに基金運用の概要は次のとおりであります。
本年度の決算審査では、決算書及び各課から提出された決算審査資料に基づき、歳入については各項目で適正に歳入されたか、歳出においては各事業が適正な計画に基づき法令に沿った執行がなされたかを審査しました。
本年度の一般会計の決算額は、歳入65億9,647万169円、歳出62億3,181万8,403円で、これらを前年度と比べると、歳入は7,869万1,857円、1.2%の増加で、歳出は1億4,686万8,999円で2.4%の増加となりました。
実質収支額は3億3,178万8,380円で、前年度と比べて6,742万1,484円、25.6%増加した。
一般会計の歳入の款別構成比では、11款地方交付税が37.5%、1款町税20.1%、15款国庫支出金12.0%、20款繰越金6.6%が主なところであります。
1款町税では、全体の徴収率が99.2%と前年度費0.1ポイント増となり、依然として高い水準を維持しています。これは、令和2年度から積極的に実施している電話での徴収相談はもちろんですが、時間帯を考慮した日々の徴収対策等の徴収活動に努めた成果の表れであります。
21款諸収入の中で、前年度同様に光ファイバー貸付収入が顕著で、維持経費を除いても実質収支が1,584万2,431円の黒字となっており、黒字額の一部は今後の大規模改修工事などに備え、公共施設等総合管理基金に積立てを行っています。今後も計画的に基金への積立てを継続していただきたいと思います。また、人口が減少しているにもかかわらずインターネットの契約件数が伸び続けていることは特筆すべき点であります。
歳出の款別構成比では、3款民生費が27.8%を占め、次いで2款総務費が18.8%、4款衛生費が13.2%、12款公債費が11.5%、10款教育費が9.4%の比率となっています。
第2款総務費の中で、交通対策事業において、町民の帰宅の足を確保するため運転手不足の影響による路線バスの減便対策として貸切代替バス運行事業を10月23日から実施しました。これは、夜3便(越生駅便2便、武蔵嵐山駅便1便)を平日のみ運行するもので、運行日数は104日、利用者数は延べ704名で、その目的を十分果たしたものと考えます。引き続き町民の交通手段の確保について取り組んでもらいたいと思います。
3款民生費では、障害者介護給付費・訓練等給付費が昨年度と比べ2,542万8,036円の増額となっており、居宅介護(ホームヘルプ)や共同生活援助(グループホーム)の利用の増加が顕著であった。今後も障害を持つ方が地域で自立し暮らすための支援を希望する声を取りこぼすことなく、障害者福祉事業に取り組んでいただきたい。
第4款衛生費では、保健センター改修に係る工事請負費1億6,170万円、工事監理業務委託料294万8,000円、計1億6,464万8,000円をかけ、令和6年2月19日に工事が完了しました。改修後の保健センターは、子供と親がいつでも自由に利用できるふれあいルームが新設され、子育て世代の町民の情報交換及び交流の場として利用されることを期待します。今後も引き続き母子保健事業をはじめとする様々な事業に積極的に取り組んでいただきたい。
また、地域エネルギー活動で、2050年カーボンニュートラルを施策の一つとして737万円を投じ、小水力発電施設設置工事を実施し、令和6年3月29日に完成しました。この小水力発電施設は、電力を賄うことを目的としているのではなく環境教育の一環として設置したものであるが、勉強の一つとしては費用面での負担が大きく、最少の経費で最大の効果を上げることを勘案すると疑問が残る事業であると言わざるを得ません。その経費に見合った効果
を生み出すような事業の実施をお願いしたいと思います。
6款農林水産費では、有害鳥獣対策費として農産物等への被害軽減のため捕獲した有害鳥獣を適切に処理するための施設として大字西平地区に1,375万円を投じ、有害鳥獣対策施設を建設した。今後はこの施設を有効に利用していただきたい。
7款商工費では、弓立山山頂に展望デッキとバイオトイレを新設したことにより、本町の観光拠点が1つ増えた。これにより、低山ハイキングを楽しむハイカー等の集客に寄与する施設になるものと期待しています。
8款土木費では、橋梁維持管理事業のうち橋梁点検業務1,348万9,300円、橋梁補修設計業務1,155万円、橋梁長寿化修繕計画策定業務770万円、7橋の橋梁修繕工事として5,859万8,100円の計9,133万7,400円を支出している。これは、道路法施行規則が改正されたことにより、橋梁、トンネル等の5年に1回の定期点検が義務化され、点検結果に基づき確実に補修工事を実施していくこととなったためであります。今後も安全な橋梁等を安心して利用していただけるよう、計画的に取り組んでいただきたい。
第10款教育費では、毎月19日を食育の日と位置づけ、全国の郷土料理を給食として児童生徒に食べてもらう日本全国味めぐりは、町長施政方針の「食と教育で選ばれるまちに」の施策として大変有効な取組であると考える。今後も魅力ある給食になるような取組を模索していただきたい。
国民健康保険特別会計をはじめとした5特別会計では、予算総額31億9,987万4,300円に対して、歳出総額31億919万3,501円、歳出総額30億2,139万2,341円となり、歳入歳出差額残高8,780万1,160円となった。
特別会計別の状況は、国民健康保険特別会計では、予算総額15億8,650万3,000円に対して歳入総額15億1,779万2,624円、歳出総額14億9,500万933円となり、歳入歳出差額残額2,279万1,691円となった。県が財政運営の責任主体となり、国民健康保険運営の中心的な役割を担うことで財政運営の安定化が図られ、効率的な事業確保等、制度の安定化が図られています。
後期高齢者医療特別会計は、予算総額1億7,375万2,000円に対して歳入総額1億7,325万8,709円で、歳出総額1億7,111万7,642円となり、歳入歳出差額残額214万1,067円となった。少子高齢化が加速的に進む状況の中で、被保険者の増加、医療・薬剤の高度・高額化、疾病構造の変化等の要因により、医療給付費の増加により予算規模の拡大が見込まれます。
介護保険特別会計は、予算総額12億3,339万8,000円に対して歳入総額12億3,717万2,711円、
歳出総額11億9,400万7,087円となり、歳入歳出差額残額4,316万5,624円となった。
浄化槽設置管理事業特別会計は、予算総額1億6,901万9,300円に対して歳入総額1億5,745万1,957円、歳出総額1億3,774万9,179円となり、実質収支額は1,970万2,777円となった。
関口茂八翁奨学事業特別会計は、予算総額3,720万2,000円に対して歳入総額2,351万7,500円、歳出総額2,351万7,500円となり、歳入歳出差額残額ゼロとなった。特別奨学資金は1名16万円、普通奨学資金は26名に600万円で、貸付総額は616万円、返還総額は47名から1,735万4,500円であった。また、令和5年度までに貸与した学生数は463名となっており、引き続き基金の有効活用をお願いします。
公営企業会計の水道事業会計は、収支的収支が6,855万1,029円の当年度純利益となり、資本的収支の不足する額1億1,906万5,651円は過年度分損益勘定保留資金等で補填されている。水道料金に関しては、昨年度20年ぶりに料金改定を実施し、本年度は物価高騰対策の一環として一般会計予算から水道事業会計予算に5,000万円を繰り入れ基本料金の2分の1を減免することで、使用者の負担軽減を図った。水道事業の経営は依然厳しい状況が続いていることから、ときがわ町水道事業経営戦略に基づき安定した水道事業の経営が行われることを期待します。
一般会計における基金の年度末現金残高合計は36億2,028万4,977円で、前年に比べ1億2,324万2,618円増額している。財政調整基金の1億161万3,016円の増額が主な要因である。
国民健康保険特別会計における基金の年度末現金残高合計は2億5,614万5,103円で、前年度に比べ2,399万9,000円減額している。
介護保険特別会計における基金の年度末現金残高合計は1億6,915万6,779円で、前年度に比べ502万2,455円増額している。
関口茂八翁奨学事業特別会計における基金の年度末現金残高合計は8,914万8,249円で、前年度に比べ1,119万7,500円増額している。
令和5年度各種歳入歳出決算に対する審査においても、地方自治法第2条第14項に規定されているように、最少経費で最大効果を上げられたか、行政執行の透明性は確保できたか、公平性は保てたかについて特に留意した。
今後も引き続き執行部には、各種法令及び各条例規則の遵守を通じて行政に対する信頼をさらに上げるよう求めるとともに、なお一層の健全な財政運営を要望して決算の結びといたします。
○神山 俊議長 堀口代表監査委員、ありがとうございました。
これより令和5年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書の報告について質疑に入ります。
質疑ございませんか。
11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 最初にちょっと数字が私、違っているような気がしたんですけれども、監査委員に聞きたいんですが。
結びの中の9行目ですか、この実質収支額と前年度に比べての数字をもう一度お願いできれば。
ページ数が48ページ。
合ってたかね。ちょっと私見間違えたのかな。
それだけ。いいです。
○神山 俊議長 野原議員、ご質問があれば。
○11番 野原和夫議員 分かりました。それはそれでいいです。
49ページの4款衛生費の中で監査委員の指摘についてちょっと質問させていただきたいんですが、地域エネルギー活用事業で、2050年カーボンニュートラル施策の一つということで、この問題については議員の中では賛成の立場であったと思いますが、ただ、この中で監査委員が疑問が残る事業であると言わざるを得ないという発言があります。この疑問というのはどのような疑問でこれを述べておられるのか伺いたいんです。
○神山 俊議長 答弁願います。
堀口代表監査委員。
○堀口 正代表監査委員 じゃ、お答えします。
監査委員の監査の心得というか、最後に申し上げたんですけれども、最少の経費で最大の効果を上げるように行政がやっているかというのが監査委員の主な仕事なんですね。
それで、一般的に考えて、電力を賄う事業ではないと聞いたんですけれども、それにしても金額がその勉強だけにその七百何万をかけてする事業であったかどうかというのを私は疑問に感じたので、そういうふうにお答えしました。
○神山 俊議長 11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 この問題については、私たちもそういう問題の疑問点は感じるところがあります。
この監査委員の報告に対して、町長はどのように考えているでしょうか。伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 ときがわ町は、昨年ゼロカーボンシティを宣言いたしまして、自然エネルギーについてもやはり町民を挙げてやっぱり理解を示すということで、一つそういう目的でつけました。
で、もう1つは、発電というものに対して我々、また子供たちもそうなんですけれども、やっぱり関心を持っていただき、ふだん電気は発電するというところを見たことがない、 我々もそうなんですけれども、見たことのない人たちにその発電の原理をはやり勉強させる。それから、電気についてあまりにも知識がない私たちにとって、少しでも電気に対する知識を持ってもらいたと、そんなような思いでこの事業は進めさせていただきました。
担当課からもちょっと説明しますので、ちょっと課長に発言をさせていただきます。
○神山 俊議長 答弁願います。
和田農林環境課長。
○和田真幸農林環境課長 ご説明をさせていただきます。
この小水力発電施設につきましては、737万円という経費をかけまして第二庁舎のほうに設置したわけなんですけれども、今年度、環境学習ということで各町内の小学校を対象に、役場の職員が各小学校に出向いて講座を開く予定でございます。
先ほど町長の答弁でもありましたように、電気に対して興味を持っていただいて、ゼロカーボンシティ宣言をした町にとって、子供たち、住民、皆さんなんですけれども、子供たちからもゼロカーボンに向けて環境に優しいまちづくりを進めていきたいと思いまして設置をしたところでございます。環境学習については秋、予定してございます。教育総務課と連携を取って職員のほうを派遣させていただいて勉強したいと思っています。
また、この発電した電気、発電量につきましては、微量ではございますけれども第二庁舎のほうのキュービクルのほうに送りまして活用してございます。
また、災害時には、少ない電力ではございますけれども、蓄電された電力につきましてはできるだけ有効利用、例えば携帯電話の充電等に活用できればとは思ってございます。ただ、発電量が非常に少ないもので、ワット数でいくと大体100ワットぐらいしか発電できませんので、電球1つの発電量と考えてもらえれば結構なんですけれども、その発電量をもとに災害時でも活用できればと思ってございます。
また、看板も設置しております。県道沿いに、なかなか見づらいんですけれども、看板も設置してございます。通る方、散歩されている方、歩行者の方にも見えるように県道のほうに向いて看板を設置させていただいていますので、そのことによって住民への啓発活動も行っていると考えてございます。
以上です。
○神山 俊議長 11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 この間、ちょっと故障という話も聞きましたんですけれども、今は稼働しているんですね。
○神山 俊議長 答弁願います。
和田農林環境課長。
○和田真幸農林環境課長 はい、現在稼働してございます。
以上です。
○神山 俊議長 11番、野原議員。
○11番 野原和夫議員 町長、この疑問が残る事業とあると言わざるを得ないという表現をされております。監査委員から指摘されていますから、私たちもこれから町長提案するものについては慎重に考えていきたいと思い、よろしいですか、その点で。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 非常にやっぱり見えづらい事業でございますので、なるべく利用した回数であるとか、具体的にどういうふうな子供たちが利用したとかそういうふうな学習したということもやっぱり数字に表しながら報告をしていきたいと、こう思っております。
以上です。
○神山 俊議長 ほかに質疑ございませんか。
(発言する者なし)
○神山 俊議長 暫時休憩いたします。
再開を午後1時といたします。
(午後 零時12分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 質疑ございませんか。
(発言する者なし)
○神山 俊議長 これをもって質疑を終了といたします。
─────────────────────────────────────────────────
◎認定第1号〜認定第6号、議案第43号の総括質疑
○神山 俊議長 これより総括質疑に入ります。
認定第1号から議案第43号までの総括質疑に入ります。
質疑ございませんか。
5番、小島議員。
○5番 小島利枝議員 議席番号5番、小島利枝でございます。
議長のお許しをいただきましたので、総括質疑をさせていただきます。
質問事項1、令和5年度決算の評価は。
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類に引き下げられ、コロナウイルスとともに共存しながら事業を進めた1年であったと思う。そのような中、必要な事業には重点的に予算を配分し、食と教育で選ばれるまち、まちの活力を高める観光施策、若者の流出防止・移住・定住促進に関わる施策を重点施策として充実を図るとしていたが、その結果、前進した点、また、どのように評価しているのか伺う。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 小島議員ご質問の1、令和5年度決算の評価はについてお答えいたします。
小島議員からのご質問にあるとおり、令和5年第1回定例会の場での私からの施政方針の中で、「必要な事業には重点的に予算を配分することとし、令和5年度においても、食と教育で選ばれるまち、まちの活力を高める観光施策、若者の流出防止・移住・定住化促進に関わる施策を重点施策として充実を図る」と述べさせていただきました。
具体的な事業の一例を申し上げますと、食と教育で選ばれるまちとして、学校教育面では、令和5年9月から各児童生徒に配備しているコンピュータ端末に学習支援ソフトウエアを搭載し、各自の学習の個別最適化の推進等に資することができました。また、萩ヶ丘小学校における複式学級事業及び令和5年度新規事業である明覚小学校と玉川小学校を対象とした小学校専科事業において、児童の興味関心を高め、より質の高い授業を行うため、一部教科で
教科担任制を実施いたしました。評価といたしましては、これら事業の実施による学力の向上や個に寄り添った教育活動を推進することによって得られる不登校児童生徒の出現率の低下等に向けて引き続き努めていく必要があると考えております。
学校給食面では、令和5年度も毎日おかず3品と月1回の特別給食及び各種イベント給食の実施等により、小中学生がおいしいと思ってもらえるよう、地域産物使用率向上等も含め、給食内容の充実を図ってまいりました。
また、これらの内容は各種メディアを通じて積極的に町内外へ情報発信するとともに、毎日の給食につきましてもSNSへの掲載により発信しております。
まちの活力を高める観光施策では、ときがわ町の特徴である高低差ある自然を生かした低山ハイキング客を誘客するための整備として、低山でありながらその眺望が自慢の弓立山山頂にバイオトイレと展望デッキを設置、いこいの里大附に隣接する公衆トイレを解体し快適なトイレとウッドデッキベンチを新たに整備しました。
また、玉川小学校近くの愛宕山の眺望確保のための景観間伐を3年間の継続事業として実施するとともに、コースの環境整備と併せてハイキングマップも新たに作成するなど、町の自然環境と首都圏から近い立地条件を生かした観光施策を着実に進めております。
若者の流出防止・移住・定住化促進に関わる施策では、令和5年度より移住定住促進型の地域おこし協力隊員を採用し、空き家の掘り起こしや移住希望者のマッチングなどの業務に当たってまいりました。
また、大字関堀・田中の藤坂地内に道路改良と分譲地整備のための用地を取得し、移住・定住化促進のための住宅地供給を進めております。
以上、簡単ではありますが、一例として紹介させていただきました。
前進した点は何か、また、それをどのように評価しているのかというご質問ですが、先ほど申し上げた3つの施策をはじめとする町が取り組む様々な施策の最終目標は、ときがわ町を、誰もが住みたい、住み続けたい魅力あるまちとして磨き上げ、人口増加の町とすることだと考えております。
全国的に人口減少が進む中、ときがわ町の令和5年度の人口移動を見ますと、全体ではマイナス151人の人口減少でありますが、人口の社会増減に目を向けますと、ときがわ町から町外に転出された方より、町外から転入された方のほうが多い、プラス33人となっております。人口の社会増減がプラスへと転じたのは令和3年度に続いて2回目となり、住みたい、住み続けたい魅力あるまちとして一歩一歩前進していると評価しております。
以上です。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、小島議員。
小島議員。
○5番 小島利枝議員 令和5年度において、重点施策として充実を図った具体的な事業の一例を挙げていただきました。
1つ1つの事業につきましては決算審査のほうで質問させていただきたいと思います。この場では、前進した点と評価について伺います。
ご答弁では、様々な施策の最終目標は、魅力あるまちとして磨き上げ、人口増加の町とすることであり、令和5年度については、人口の社会増減がプラス33人、プラスへと転じたということで、令和3年度に続いて2回目とのこと。
質問いたします。社会増減がプラスになった要因をどのようにお考えか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
社会増減、多くの方がときがわに住みたい理由というのは、これ本当に様々な理由があると思うんですね。自然環境が好きで来る人、たまたま就職先がときがわ町だった人もいますし、実家がときがわ町にあるから、いろいろな理由で皆さん引っ越してきたり、転出しないでそのまま住み続けていただいていると思います。
そういった意味で、今まで町がこれから長い時間をかけて観光施策に取り組み、自然環境の維持に取り組み、道路の維持補修に取り組み、河川の維持、様々なことに取り組んできた、そういった1つ1つの重ね上げが、この人口が増えてきているところに結びついているんだと考えております。
以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 私もそれぞれの施策が積み重なって増えてきたものだと思っています。また、今回に限っては、何か1つの事業が大きな成果を上げて前進したものではないということは認識しております。
人口全体では減少していますが、社会増減で数字的にプラスになったということは前向きに捉えたいと思っております。
続きまして、評価について伺います。
最終目標を実現するために様々な施策があり、その施策を達成するために目的を持った事業が行われていると思います。毎年1つ1つの事業が予算に見合った効果を上げているか、どのように検証、評価を行っているのか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
この町の施策というのは、単年度の事業で大きな変化が起きるというのはかなり難しいことでございますので、単年度の予算単位で効果測定をするというのはとても難しいと思っていますので、各事業の評価というのが、基本的にはどの程度の事業のお金を投入して、どんな事業を実施、最終的に幾らかけてやったかというのは、総合振興計画に基づいて毎年データのチェックは行っているところでございます。
以上です。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 1つ1つの事業について、それは各課である程度評価というのは行っているんでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
まず、各課におきましては、その評価というのは、内部的な評価はする中で反省をして次の改善点を探して次の予算を積み上げるというPDCAを毎年毎年回して事業をやっているところでございます。
○神山 俊議長 小島議員。
○5番 小島利枝議員 最終目標の実現のために、施策が着実に成果を上げるためには、1つ1つの事業がとても大切だと思っております。
この評価についても、大切にこれからも行っていただきたいと思います。
私の質問はこれで終わらせていただきます。
○神山 俊議長 ほかに質疑ございませんか。
7番、山中博子議員。
○7番 山中博子議員 7番、山中博子です。議長の発言許可をいただきましたので、1問質問いたします。
総務費総務管理費の不用額について。
決算不用額は、令和4年度1億6,122万円、令和5年度1億6,821万円と、不用額は増えている。その中で、総務費総務管理費について伺う。
職員研修事業で補助金ゼロとなっている。これはなぜなのか。
また、一般質問でもしたが、集落支援員の委託料は、令和3年度と令和4年度の執行率は18%、令和5年度の執行率は10%で、毎年度283万円、144万円、160万円の不用額となっている。毎年不用額を出すことに対して、どう考えているのか。
また、今後、集落支援員制度の対応をどうするのか伺う。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 山中議員ご質問の1、総務費総務管理費の不用額についてお答えいたします。
まず、職員研修事業で補助金ゼロについてですが、職員自己啓発研修に対する補助として予算計上しておりましたが、希望者がいなかったため、決算額がゼロとなったものです。
次に、集落支援員の委託料について、毎年度283万円、144万円、160万円の不用額となっている。毎年不用額を出すことに対して、どう考えているのかというご質問ですが、集落支援員への委託料につきましては、毎年度、当初予算から実績に基づき減額補正を行っています。
令和5年度も令和6年第1回定例会でご審議をいただいた令和5年度ときがわ町一般会計補正予算(第7号)で減額補正を行っておりますので、令和5年度決算において不用額は生じておりません。
次に、今後集落支援員制度の対応をどうするのかとのご質問ですが、現在、建設課において空家等実態調査が進められています。この調査結果を基に優良な空き家を活用した若者の移住・定住対策や、管理不全空き家の解消に向けた取組の担い手として、不動産取引に関する資格や知識を持った集落支援員にアドバイス等をいただく場面があると考えております。
そのため、来年度以降も引き続き地域おこし協力隊員と連携した空き家の掘り起こしを継続するとともに、空き家所有者などからの様々な相談に対応していきたいと考えております。
なお、予算につきましては、活動量を踏まえた予算措置をしてまいります。
以上です。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、山中議員。
山中議員。
○7番 山中博子議員 令和5年度予算では、自分で見つけた研修で自分で行程を組み、町長にプレゼンするための職員自主研修型奨励補助金であるとの説明だったが、全く提案がなかったのか、もう一度改めて伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 ただいまの山中議員のご質問にお答えいたします。
この制度、令和5年度の当初予算で組ませていただきまして、まだ制度を立ち上げるまでに若干時間を要しまして、実際に運用を開始したのが6月からになりました。その中で職員に周知をいたしまして、啓発をしたわけでございますけれども、結果的には提案がなかったという結果になりました。
当初、予算としては、補助金で制度化をするというふうな考えで当初予算のほうに計上させていただいたわけだったんですけれども、旅行をする上で、途上で事故が起こったりとか、そういうふうなことがあったときに公務災害が適用にならないという問題もありましたので、補助金ではなくて、最終的には、制度としては旅費で対応するというふうなことになりました。ただ、運用としては同じような扱いにはなるんですけれども、結果的に提案がなかったということでございます。
○神山 俊議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 6月から始まったというふうにおっしゃいましたが、予算化する前に職員への周知は十分だったんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 予算化する前に職員に周知ということになりますと、議決もいただいていないのに職員に考えろというふうなお話になってしまいますので、そこのところは、ちゃんと制度として出来上がって内容が説明できる状態になったところで、職員のほうには周知のほうを始めました。
○神山 俊議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 予算化する前の担当課長の予算を立てるときのプレゼンはどのようなものだったのか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 事の始めといたしましては、合併前の旧の都幾川村の時代に、同じような制度で1人当たり10万円を限度に職員の提案によって視察等を行った場合に補助金を出していたというふうなことが実績としてあったということから、それをまた行いたいというふうな提案をいただいたわけでございますけれども、実際にその公務か公務外かというふうなところの整理ですとか、旅行途上の事故ですとか、そういったところの扱いというのは整理をなされておりませんでしたので、ここをしっかりと整理をする中で、結果的にこういうふうなことになったということでございます。
○神山 俊議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 そうしますと、それをちゃんとした定義ができたら、また再開をするというような形を取るんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
荒井総務課長。
○荒井 淳総務課長 今のその再開というのが私には理解はできないんですけれども、もう既に……
(「事業として」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳総務課長 事業としては始まっていますですから。始まっています。先ほどもご説明させていただいたように、補助金という形での制度ではなくて、旅費という形で制度のほうをつくりましたので、それによって職員に周知をして、今も運用は昨年の6月から始まっております。
○神山 俊議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 若者の定住促進事業のほうでお伺いします。
地域活性化委託料として、平成30年度70万円、平成31年度60万円、令和2年度50万円と予算化されたが、10万円ずつ減ってはいますが、一度も執行されず、令和3年度から消えていました。それも何の説明もありませんでした。令和4年度に私が違うことで質問したことで、3年間連続ゼロ執行ということが分かりました。そして、令和5年度予算で企画運営業務委託料として30歳の同窓会72万6,000円を計上し、これもまた執行ゼロでした。
集落支援員の委託料についても、令和3年、4年執行率18%だったのなら、令和5年度は、今まで減額補正をしたということですが、当初の予算は先ほど言ったようにその執行率が18%ということになります。もう少し考えるべきではなかったのかと思いますが、いかがでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
山中議員ご指摘のとおり、当初予算の編成の段階で前年度の執行率等を考慮した予算を組むということはできたかなとは思いますが、実際といたしましては、前年同様の、同額の予算を組んでしまったというところで、ここにつきましては反省をいたしまして、令和7年度予算よりそこは見直していきたいと考えております。
○神山 俊議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 不用額が出るのは仕方ないことだというふうにある方から教わったんですが、当初予算約58億円のうち1億6,000万円以上の不用額は、私は多いと考えます。しかも、2年連続、そして一番よくないのは、予算を立てても執行ゼロだったことです。それも5年も。今回は決算ですが、決算が出ないと執行ゼロの結果は分かりません。結果が分かったところで、先ほど言われたように、今後の予算編成を考えていっていただきたいと思います。
最後に、以下、3点について町長に伺います。
不用額が1億6,000万を超えていること、ちなみに、令和2年度は1億9,000万円、令和3年度は約2億2,000万円でした。このことについてどう考えるか。
また、執行率が10%台であること、2問目。
それから、予算を立てても執行されない事業が5年もあったということ。
以上、1、2、3についてどのようにお考えか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 この不用額は、これは私の考えなんですけれども、青天井ではなくてやっぱり許容範囲をつくって、例えば5%以内、10%以内と、そういうような1つ枠をつけてやらないと、やっぱりこういう際限なしの不用額が出てしまうという結果になったのかと思いまして、来年度からしっかりとその辺は見ていきたいなと思っております。
それからあと、執行、これはやっぱり各事業の担当課から事業の進行、進捗状況のチェックが不十分だったということ。それからあと、当初予算に上げるときの各担当課と政策財政課のほうとのコミュニケーションにもやっぱりちょっと問題があったかなと、そういうふうに考えておりますので、その辺も十分に見直していきたいと思っております。
それから、執行ゼロですか。あとは。
(「執行されない事業が5年もあった」と呼ぶ者あり)
○渡邉一美町長 それもやっぱり同じことですよね。本当にちょっと私の指導の至らない、また各課長のやっぱり事業に対する見直しをしていかなきゃいけないと思っておりますので、十分注意して今後とも取り組んでいきたいと思います。
○神山 俊議長 山中議員。
○7番 山中博子議員 以上で終わりです。
○神山 俊議長 ほかに質疑ございませんか。
10番、岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 総括質疑をさせていただきます。
質問事項は、人口減少対策で特筆すべき有効な対策は何であったか。
町長は、重点的に取り組むべき課題として「人口増加のまちに」を掲げているが、今後も移住・定住支援や婚活支援、子育て支援の充実や観光施策を進めることにより人口は増えると考えているのか。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 岩田議員ご質問の1、人口減少対策で特筆すべき有効な対策は何であったかについてお答えいたします。
令和5年の第4回定例会における岩田議員からの一般質問の答弁の中で、「町外に暮らす人たちがときがわ町で暮らしたいと思えるような魅力的なまちづくりを進め、その結果として町の総人口が増加していくことが理想でありますが、出生者数と死亡者数の差、いわゆる自然減につきましては、しばらくの間続くものと見込んでおります。まずは、社会増減をプラスマイナスゼロに近づけ、なるべく早い時期に社会増に転じられるような施策に取り組んでまいりたい」とお答えいたしました。
人口の社会増減の状況を10年前と比較しますと、10年前の平成25年度はマイナス66人の社会減でありましたが、令和5年度はプラス33人の社会増に転じることができました。
この10年間で社会増減がプラスに転じたのは、令和3年度のプラス10人に続く2回目となります。
人口減少対策には、大規模な住宅団地整備でもしない限り、人口が一気に増加する特効薬のような対策は、残念ながらありません。
今回、プラス33人の社会増に転じることができたのも、これまで町の取り組みとして長い時間をかけ、道路環境整備や観光整備、自然環境の維持、子育て施策の充実といった多くの人がときがわ町に「住みたい」、「住み続けたい」と思えるような魅力あるまちづくりの種を地道にまき続けてきたものが少しずつ芽吹いていると考えております。
岩田議員からのご質問にあるように、令和6年度の施政方針の中で、「移住支援や婚活支援、子育て支援の充実や観光施策を進めることで町の魅力を高め、まずは人口の社会増減をプラスにすべく努力してまいります」と申し上げさせていただきました。
人口減少対策の第一歩は、1人でも多くの人にときがわ町に「住みたい」、「住み続けたい」と思っていただくことでございますので、今後も観光施策をはじめとする町の魅力向上に積極的に努めてまいります。
また、これらと並行して重点を置くべき人口減少対策は、住宅地の供給と考えております。
住宅用地の供給につきましては、現在、大字関堀、田中の藤坂地内で道路改良のための造成工事が進んでおり、造成工事完了後に分譲地整備に取り組んでいく準備を進めております。
1人でも多くの人にときがわ町で暮らしていただくためには、こうした住宅用地供給のための施策を継続していく必要はありますが、それには多額の税金の投入が必要となってきます。
限りある財源の中で取り組むためには、町の事業全体のスクラップ・アンド・ビルドが必要となってきます。何を削り、人口減少対策に予算を投入していくか、財政面との調整を図りながら積極的に進めてまいりたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
以上です。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、岩田議員。
岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 私は、普通の会社で32年と8か月働いてきました。その中で、経営手法としていろいろな、いろいろなというか、言葉を覚えさせていただきました。TQC、ISO、そしてその細かいことですが、5W1H、PDCA。そういう考えの下で施策を展開して仕事してきたわけですから、こう回答を聞いていますと、私は、いろいろ言いたいことはあるんでしょうが、人口減少対策で特筆すべき有効な対策は何であったかということなんです。これ、それをまずお聞きします。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 これは担当課の課長が一番現場でおりますので、担当課の課長にもちょっと聞いてみたいと思いますので、よろしくお願いします。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 令和5年度の人口減少対策の特筆したものといたしましては、令和5年度に地域おこし協力隊員として、空き家の掘り起こし型の協力隊員を1名増員させていただきました。これによりまして、この職員が現在も空き家と思われる住宅に目がけてポスティングをしたり、その所有者を突き止めて、そこの方にお手紙をもう何通も申し上げたりして、その反応があった地主さんの方と連絡を取り合って、それはもう何件も空き家バンクのほうに上げて、実際そこで売却が済み、もうすぐ家が建つという物件も今出ておりまして、そこがまず一番人口減少対策として特出した事業と考えております。そのほかにも住宅を取得した若い世帯に対する補助事業の充実も図ってきておりまして、昨年度も新築の住宅取得の補助金を受けた若い世帯の中で、多くがときがわ町にゆかりがある方が一旦外に出たんですが、結婚して子供ができて居を構えるという段階で、ときがわ町を選んで戻ってきてくれているということも確認できております。
以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 そうすると、1番の施策は、支援員の力によるんだということですね。そういうことでよろしいですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 はい。政策財政課として、町の予算で定住化促進事業として予算を組んで実施したものとしては、それが一番大きいかなという思っております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それで、何名なんですか、増えたのは。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 大変申し訳ありません。その協力員が見つけた家を購入した方のその後の住民票異動までは確認をしておりません。
以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 先ほども申し上げました一般企業ですと、これ増やす、1人でも増えたら、何で増えたか、それは5W1Hにも通じると思うんですけれども、Why、Who、What、When、Where、Howですよね。だから、そのどうしてそういう事業をしたか、で、結果としてどうだったか。で、その結果を見て、じゃこのサイクルを回そう、PDCAですよね。PDCAはいつもやっていると思うんですけれども、これときがわ町の議員になって20年いるんですが、もう10年以上前から、PDCAを回すというのは入っていますよね。みなそれで仕事をやるときには何かといえば、整理、整頓、清潔、清掃、しつけ、習慣、そういうことを私は教わってきました。ですので、そういうことの中で私はこういう質問をしているんで、だから、じゃこれがよかったら、もうすぐ拡充すればいいじゃないですか。それはできないんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
すみません、数字を本当にちゃんと把握していなかったことは私のミスでございまして、これにつきましてはちゃんと把握しながらやっていきたいと思いますし、なかなかこの不動産の売買というのは、売れたからといって、やっぱりすぐに家が建って引っ越してくるものでもなくて、売れた後も割とスパンがかかってしまうものもありますので、なかなかその捉えるのが難しいというところもございますが、そこは努力していきたいと思います。
また、この地域おこし協力隊員制度、私はこれ効果あると思っておりまして、また予算等これから策定するところではありますが、まずこれは私の政策財政課長個人の今考えといたしましては、来年もう1名増員したいなというふうには考えております。
以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 その中で、社会増が令和5年度はプラス33人の社会増になりましたと。これ、全体で人口は減ったんですか、令和5年度は。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 全体では151名の減となっております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 ちょっと33人プラスといって、社会増を増やすためにいろいろ施策を打っているんじゃないでしょう。ときがわ町の全体の人口を増やすんでしょう。で、これあたかも鬼の首を取ったように、25年に66人だったから、今年は33人だ、わーというんで、それじゃないでしょう。全体でどうするかという話だと思いますよ。そういうことですよね、人口の増える町なんですから。
社会増を増やす、だから、この人口減少対策で今までやってきたところで一番は何が有効だったかというのは、先ほど言ったように、支援員の力だと。で、33人の増えた理由は何なんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
そこにつきましては、先ほど小島議員の質問の中でお答えしたと思うんですけれども、何か1つの事業をやるから人口が増えるもんではないですね、これは。本当にいろいろな事業の積み重ねでときがわの自然が好きな人、親の近くに住むことがいいなと考えた人、そういった全てのいろいろな状況が重なった結果がこのプラス33というものなんで、何で増えたんだと質問されると、担当としてはとても困るご質問でございます。
また、先ほどの社会増のところにつきましては、総合振興計画42ページを後で見ていただくとありがたいんですけれども、この総合振興計画の中でも目指すべき将来の方向として、「社会人口が減少しているなか、町の魅力・活力を高め、人口の社会増につながる施策を展開していくことが重要です」ということで、目指すべき方向もこれは総合振興計画の中にも記載しておりますし、先ほど町長の答弁にもありましたとおり、施政方針の中でも、本来であれば人口全体が増になるのが望ましいんですが、しばらくの間はこの自然増というのはやっぱり避けられない、ただ、だからといって……
(「自然減」と呼ぶ者あり)
○大野健司政策財政課長 自然減、ごめんなさい、自然減は避けられない中で、じゃ何もしなければどんどんときがわの人口は減っていってしまうわけですから、少しでも社会増を増やしていく中で、どうやったらこの出生者数とかを増やして、自然減を少なくともしていけるのかということをこれからやっていくんだと思うんですね。その中で、やっぱり町の事業って1年で成果というのは、正直出ないんです。やっぱり長い時間、努力をして、振り返ったときに、ああ、成果が出たねとなるもんだと思いますので、そこにつきましては、そういっ
た目で見ていただければありがたいなというふうに考えております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 で、その総合振興計画は何年前にできたやつですか。4年ですかね。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 はい。令和4年3月に策定した後期基本計画の42ページの部分を今述べさせていただきました。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 その変更する前の総合振興計画にそういう言葉はなかったですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 はい。すみません、私の記憶している範囲では、そういった言葉はなかったかなと思うんですが、すみません、戻りまして、もう一度よく確認させていただきたいと思います。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 それでは、33人の方がどうしてときがわ町を選んだかというのは、調べているんですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
正直、引っ越してきた方々に全て何でときがわに来たんですかと聞くわけにもいきませんし、転出した方に何でときがわから出ていっちゃうんですかというのは、やっぱりそういうことを一々、一々とすみません、なかなかそこは確認できないというのが実態でございます。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 TQCではそういう考え方じゃなくて、何で33人増えたかという原因を探すんですよ。そのためには、QC7つ道具とかそういうものを使って、原因の究明をするんです。原因を究明できたら、じゃそれを拡散しようとか、こういう結果を出そうとか、そういうことにつながるんだと思うんですね。ですから、私が20年ぐらい前に議員になったときに、そういうこと考えがないんで、町にね。そういうないんでたまげたんです。ですから、そういう考え方をずっと引きずっているんですね。
そういうわけで、きちんと原因を追究することを考えてください。で、原因が分かったら、それをじゃどうしようかという展開をしてもらいたいというふうに思います。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
岩田議員のおっしゃること、本当にもっともだと思います。私も三十数年前は民間にいて、その当時やっぱり、その当時はJITとかQCとか、そういったところをいろいろ勉強はしたところで、ちょっとその後はどうしても公務員になってしまったところで、ちょっと民間のその考えが薄れちゃったかなというふうにも、今反省しているところでございます。
またちょっと岩田議員からもそういった分析の手法の考え方とかいろいろ教わりながら、いろいろ分析とか努めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 思っているだけじゃなくて、ぜひやってもらいたいというふうに思います。
それで、この最後のほうにある住宅用地供給のための施策をというのは、これこの回答で出てきて、今までそういう話というのはあったんですか。それは藤坂の話は前から聞いて、3軒建てました、売りました。で、これを何棟にするんですか。何棟建てて、何人増やすんですか。そういう施策を展開するのがTQCだと思うんですけれども。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
今までの町のこの人口増に対する政策は、どちらかというと空き家を活用とすることが中心に実際行われてきました。ただ、最近の状況を見ますと、例えば先ほど申し上げました町の住宅取得の補助金などを見ても、今ほとんど新築を建てた方からの申請で、中古住宅を取得した若い方というのは、ほとんど今いない状態です。また、近隣の嵐山町とかを見ても、ご存じだと思うんですけれども、どんどん今新築の住宅が建っておりまして、今の時代の流れとしてはそういった方向に来ているのかなというふうに考えております。
そういった中で、藤坂にまずはもともとあった町有地を活用して3棟建てて、販売をいたしました。現在、まだ具体的な設計ができていないので何棟とは言えませんが、8から10棟ぐらいの拡張が今進められております。これ仮に10棟建てば、1世帯平均3人であれば、30
人の増加になると思います。この藤坂の拡張で最後ということはないんだと私は考えておりまして、この藤坂の拡張以降も住宅の供給という部分で町はやはり一生懸命やっていかなくてはいけないと思います。その中で、やはり今度は新しく造成等をすることになりますと、それなりにやっぱり予算を投じなければいけなくなってきます。そうすると、町の予算全体の配分の見直し等も必要になってくるのかなと思いますので、そういった部分につきましてはまた議員さんのご意見なども聞きながら、やっていければなというふうに考えております。
以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 議員もそんなに十分な知識持っているわけじゃないですから、お聞きしますというのはどういう形で聞くか分からないんですけれども、要は、こういうのがいきなり出てくるというのは、私には信じられないんですよ。この間3棟売れたから、柳の下のドジョウじゃないですけれども、またやろうとか、それじゃ計画がないじゃないですか。思いつきでやることになりますよね。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 まず、藤坂の拡張につきましては、以前にご説明はしているんじゃないかなというふうに思います。今後、そういった今までの空き家を中心とした施策から、その住宅、町が整備していっての方向性の転換については、多分あまり今まで説明してこなかったと思います。ただ、どこかでは説明したところがいきなりの最初の説明になりますので、今回がそれだと思っていただければと思います。また、これが結局PDCAを回している、要はチェック、反省をして次の改善を考え、次の計画に持っていく、そのCとAのところでやはり今までの空き家対策だけではなくて、その住宅地整備というほうにも方向を切らなくちゃいけないんじゃないかという今Aをやっているところでございまして、そういう意味では、あまり無計画ではないと自分では思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 この質問がなければ、こういう話というのは出てこなかった、そうじゃないんですか。私、もし建ててもらいたいなら、萩ヶ丘小学校に子育て住宅があるでしょう。あの延長でもいいと思うんですけれども、その萩ヶ丘小学校が今ピンチに瀕しています。私は小さい学校でもいいと思っていますんで、ぜひそういうところにも目を向けて、住宅政策の一端をそういうところへ回してもらえればというふうに思います。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 まず、その今、従来の空き家を中心としたものからの方向転換について、今本当に昨年の暮れぐらいから考えていたところで、岩田議員おっしゃるとおり、この質問があったので、ちょうどそこをお話を始めるよいチャンスだと考えて、答弁書に入れさせていただいたことは確かでございます。
また、萩ヶ丘小学校の実情につきましても、重々承知をしているつもりですので、今後のいろいろな施策を検討していく中でやっていきたいと思うんですが、ただやはりこの住宅地供給というのは、町の努力だけではなくて、一番は地主さん、土地を持っている地域の方々がどういうふうに考えるのかだと思うんですね。要は、萩ヶ丘の学区内に子供たちが住むようにいろいろ引っ越してもらいたいけれどもうちの土地は出すのは嫌だよというところでは、やはり町が幾ら造成したくたって始まらない。やはり協力してくださる方が出て初めて進むのかなというふうに考えていますので、そういったところもいろいろ地域の皆さんにご協力を得ながら進めていくことなのかなというふうには考えております。
以上です。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 この間、テレビでやっていたんで見ていたんですが、移住・定住で阿蘇市、それは2人で移住してもらうと100万円、住宅の補修に100万円だそうです。そういうところもありますんで、それほどときがわ町が優れた、自然と何とかとか、私は自然とあまり感じないんですけれども、そういうところでもやっぱりそれだけの金を出している、ときがわ町は20万ですよね。20万で……
(発言する者あり)
○10番 岩田鑑郎議員 じゃ、私の認識不足でしょう。幾らですか。越してくると幾らですか。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えさせていただきます。
まず、補助金につきましては、その人がもともとときがわに住んでいる人なのかとか、子供が何人いるかによって補助額は違うんですが、その組合せの一番高いところでいけば、100万を超える補助金が出ます。ただ、今平均的な50万から60万ぐらいというのが多いかな
というふうには考えております。
また、さっき補助金の関係ですが、これ総務建設常任委員会で視察へ行く前に勉強会をして、地域おこし協力隊員と集落支援員からのお話を聞いていただいた中でもあったと思うんですけれども、補助金出したからって人が来るもんではないですよというのはそこで出たと思います。また、視察へ行って、どこの市町村の方からも、補助金出したからって人は増えませんよというのは、これはどこの町の方も言っていらっしゃることでございます。ただ、それは補助金を町がやめるという意味ではございませんので、そういったところはいろいろ考えていきたいと思うんですが、どんどん補助金をつくっていけば人が増えるかということではなくて、やはりときがわの魅力を高めていくということが人口増加対策の中では一番の仕事なのかなというふうに考えております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 補助金の問題じゃないという話をされましたけれども、そういうことを大野課長は移住者に聞いているんですか。補助金が多いほうがいいと思うんですよね。だから、それだけじゃないというのは、聞いて、実際にこうだということを言ってもらいたいんですよ。そうだと思いますとか、そうじゃなくて、お願いします。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答え申し上げます。
これは、移住された方にはっきり聞いております。実際、補助金の窓口に申請に来られる方には、いろいろ何でときがわにしたんですかとか、そういうことは実際は聞いているんですね。その中で、補助金の有効性ということについてもなるべくお聞きするようにしているんですが、この補助金をもらえることはとってもうれしいので、続けてもらえればいいんだけれども、ただ、補助金があるからといって、引越し場所を決めるということはありませんというのは、これは移住者の方からもはっきり聞いております。
○神山 俊議長 岩田議員。
○10番 岩田鑑郎議員 移住していただいている方にそういうことをちゃんと、窓口ではっきり聞けないかもしれませんけれども、それなりに聞いてもらって、それを対策につなげてもらいたいというふうに思います。それはPDCAを回すことですからね。お願いします。
以上です。
○神山 俊議長 休憩いたします。
再開を午後2時10分といたします。
(午後 1時53分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時10分)
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○神山 俊議長 質疑ございませんか。
11番、野原和夫議員。
○11番 野原和夫議員 11番、野原和夫です。
議長の許可の下、総括質疑をさせていただきます。
まず、一般会計の中で不用額について伺います。
一般会計において不用額が1億6,821万円となっているが、執行科目単位で100万円以上の不用額を出している次の項目について、説明を求める。
(1)51ページ、総務費、一般管理費、報酬、需用費。
(2)67ページ、総務費、企画費、委託料、工事請負費、負担金補助金及び交付金。
(3)105ページ、民生費(社会福祉総務費)、負担金補助金及び交付金。
(4)109ページ、民生費(障害者福祉費)、負担金補助金及び交付金。
(5)113ページ、民生費、老人福祉費、委託料。
(6)121ページ、民生費、児童福祉総務費、負担金補助金及び交付金、扶助費。
(7)127ページ、民生費、児童福祉施設費、報酬、委託料、負担金補助金及び交付金。
(8)235ページ、教育費、学校管理費、需用費、工事請負費。
(9)271ページ、教育費、体育施設費、需用費。
以上です。
○神山 俊議長 答弁願います。
渡邉町長。
○渡邉一美町長 野原議員ご質問の1、不用額についてお答えいたします。
不用額とは、予算に計上されたものの、実際には使われなかった金額のことを指します。決算上、不用額が生じること自体は法律や規則に反するわけではありませんが、適切な予算管理や計画の観点からは、なるべく発生しないほうが望ましいとされております。
不用額が生じる原因としては、予算の過剰計上、計画変更、業務の効率化などが考えられ
ます。不用額が大きい場合、予算編成時の見積りが不正確だったと評価されることもあり、次年度の予算編成に影響を与える可能性もあります。
一方で、不用額が全くない場合も、それが必ずしもよいわけではありません。予算がぎりぎりで編成されると、住民からの申請や修繕などの予期せぬ支出に対応できなくなるリスクが生じてしまいます。
したがいまして、不用額をゼロにすることが重要ではなく、適切な予算管理を行い、必要な支出が確実に行われるようにすることが重要と考えております。
まず、野原議員ご質問の個々の款、項、目での不用額100万円以上の説明を求めるについてお答えいたします。
先ほども申しましたが、不用額が生じる要因として幾つか考えられます。
まず1つ目ですが、住民、事業者などから申請や請求があった場合に、予算がないため支払いができませんといったことがないように予算確保をしていたが、結果として、確保していた額まで支出がなかったことにより不用額が生じているものとして、2款1項1目の会計年度任用職員報酬、光熱水費、2款1項9目の若者定住化補助金、町内情報通信基盤維持管理事業の工事費、4款1項2目の予防接種委託料、胃がん検診委託料、妊婦健康診査委託料、3款1項1目の価格高騰重点支援事業補助金、3款1項2目の介護給付費・訓練等給付費負担金、自立支援医療費負担金、重度心身障害者医療費、障害児通所給付費負担金、3款1項2目の配食サービス委託料、3款2項1目の児童手当費、子育て世帯生活支援特別給付金、7款1項3目のときがわ町くらしを支える経済対策推進商品券発行事業補助金、10款2項2目及び10款3項2目の要保護及び準要保護児童生徒援助費、10款6項2目の体育施設費の光熱水費、13款1項1目の予備費がこれに当たります。また、8款2項2目の道路除雪等委託料は、積雪に備えて予算確保をしていましたが、幸いにも降雪が少なかったため、不用額が生じたものです。
次に、2つ目の要因として、入札等により予算額より下回る額で契約がされたことによる差金が不用額となったものです。
2款1項9目のネットワーク管理運営事業の業務委託料、町情報システム共同化事業の電算業務委託料、7款1項4目の観光施設管理運営事業及び10款3項1目の中学校一般管理事務(都幾川中)の工事請負費がこれに当たります。
次に、3つ目の要因として、補助金の精算に伴い、不用額が生じたものです。
2款1項9目のデマンド交通確保対策費補助金がこれに当たります。これは、乗り合いタ
クシーの運行経費として補助金を概算払いし、国からタクシー事業者へ補助金が交付された場合に、その額を差し引いて年度末に精算するものですが、国からタクシー事業者への補助金が確定するのが年度末となるため、3月補正予算での減額対応ができず、不用額となっているものです。
また、特別な例ですが、4款1項2目の新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましては、財源として国からの交付金が収入されていたため減額をすることができず、不用額となったものです。
次に、ご質問の2、決算の総合的観点から、不用額1億6,821万円もあるが、入札差金等も活用した中での不用額なのか伺うにお答えします。
ご質問の1番目でお答えいたしましたように、不用額の大半が住民などからの申請や突発的な事態や不測の支出に対応するために予算確保をしていたものが結果として不用額となったものです。今回の不用額1億6,821万円が多いのか少ないのかの判断は難しいところですが、過大な予算計上とならないよう、適切な予算管理を行ってまいります。
以上です。
○神山 俊議長 よろしいでしょうか、野原議員。
野原議員。
○11番 野原和夫議員 不用額をゼロにすることは重要ではなくという言葉がありますが、100万円以上というのは、この中では重要課題ではないかなと思います。
それと、入札等の予算額を下回る額、これ差金を活用したのかどうか伺いたいんですが。この中には、総務費の工事請負費、教育費で工事請負費があります。その2つについて。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 政策財政課から、総務費の工事請負費についてご説明させていただきます。
この工事請負費は、光ファイバーの支障移転工事のために予算確保をしているもので、これは、年間を通じてNTT、東京電力等より工事等で電柱を動かす必要が出たときに1件1件申請が出るもので、安いものでは70万円以下のものから、700万円を超えるものまであるんですが、そういった意味で、年間このくらい工事費が必要だろうと思って総枠で取っていたものが最終的に業者から移転申請が来たものを対応した残りという形になりますので、そういった意味では、大きな工事の入札執行残というものではありませんので、ご理解いただ
ければと思います。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 全体から見ると、需用費というものがありますね。少し需用費について伺いたいんですが、行政事務の執行に伴い必要とされる消費的な物品の取得、そして、及び修理等に要する経費等のほかに一般的な効用が短期間に消費される経費が需用費と出ておりますが、これはどちらの需用費を充てられたんでしょうか。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
不用額となっている需用費の中で、一番主なものは光熱水費、電気、水道料金という部分の執行残が多く残っておりまして、近年、電気代等高騰している中で、やはり請求に対して支払えないということがないように、少し多めに計上して残しているところがございますので、そういったものの積み上げという形になります。
以上です。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 ということは、一般的な効用を短期間に消費される経費と見ていいんでしょうかね、これは。どういう需用費なのか、ちょっとその点を伺いたいんですが、どっちに当てはまるかということも含めて。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 これは電気料ですので、短期間ということになります。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 それでは、委託料についても伺いたいんですが、委託料もこの中では、公法上の委託として収納した証券取立て及び給付の委託という使用料手数料等の徴収または収納事務の私人委託、支出事務の私人委託という種類等がありますが、どちらに委託は入っているんでしょうか。今、委託料、委託料っていっぱいあるんですよね。その分野によっては、その趣旨の目的はあるわけですが、その点伺いたいです。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
例えば、総務費の委託料、政策財政課管轄のはかなり残ってはいるんですが、これは主に、残っているのが町のコンピュータシステムの更新に関する業務委託料が多く残っています。これは、当初予算のときに、もともと2つの事業で組んでいた更新の業務委託、これを一括で発注したほうが安く上がるんじゃないかという議員さんのご提案を受けまして、執行段階で2つやらせていただきましたら、議員さんご推察のとおり、かなり安く執行することができまして、こういった執行残が残って、その執行残は使い切ってしまうのではなくて残したという形になっておりまして、業務の内容としては、コンピュータの更新業務を業者に委託しているというような内容となります。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 質問の仕方も違っていると思いますが、分かりました。
それでは、ちょっと答弁書の中身について、1つ1つちょっと把握できないので、総合的に私、質問させていただきます。
総務費についての67ページにおいては、負担金補助金及び交付金、それぞれ負担金、補助金、交付金等がありますが、その負担金、補助金、交付金、交付金といえば手続を済ませてお金を渡すことになっていますが、負担金と補助金の内訳というのはどのように見ているのか伺います。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えいたします。
負担金補助金及び交付金の不用額に関する……
○11番 野原和夫議員 だから、負担金、補助金、交付金の不用額が出ていますね。だから、その中の負担金はこういうわけですよ、補助金に対してはこういうわけですよという意味合いがあるんだと思うんですが。分かる範囲でお願いします。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
幾つかの事業に分かれているんですが、補助金といたしましては、乗り合いタクシーの補助金で不用額が400万円近く出ておるんですが、これは何かと申しますと、乗り合いタクシーの運行に関する補助金につきましては、年2回、半期ごとに分けて、1年の補助金を概算払いで交付し、最終的に運行経費と収入の差で、不用になった分は戻してもらうという形を
取るんですが、乗り合いタクシーにつきましては、国からの補助金を年間400万円ぐらい、越生タクシーが受けて運行しているんですが、その補助金の交付決定が毎年出るのが2月末なものでして、3月補正で補助金分を減額することができずに、その部分が大きく残ってしまっているということがございます。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 負担金について言いましたよね。その中身については、必要な費用に充てるための当該事件により特に利益を受ける者からその受益の限度において徴収するものをいうということが書いてありますけれども、この中では、受益者負担の一種である政令で定める場合を除くほかとも書いてあるんですが、その中身について。
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
今の野原議員さんがおっしゃられているのは、歳入のほうの負担金、要は住民ですとか関係者から町が受ける負担金のことであると思うんですが。
○11番 野原和夫議員 ここに負担金、補助金、交付金と。
○大野健司政策財政課長 これは町のほうが例えば……
○神山 俊議長 暫時休憩します。
(午後 2時26分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 答弁願います。
大野政策財政課長。
○大野健司政策財政課長 お答えします。
先ほど、負担金補助金及び交付金の不用額981万円のうちの約400万円の部分は、乗り合いタクシーの補助金の部分だということでお答えさせていただきましたが、大変申し訳ありません、今、手元にこの900万円の不用額の細かい内訳のデータを持っていないもので、後ほどデータを提供させていただくということでお願いできないかと思います。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 では、構成比がありますよね。構成比そのものをどのように捉えているのか伺いたいんです。今回、この中にはありません。全体となって構成比というのは、やっぱりある程度組むわけですよね、予算組を。
不用額にはちょっと外れているんですけれども、どのように捉えているかも伺いたいんです。
○神山 俊議長 野原議員、通告書に基づいて質問をお願いしたいと思います。
野原議員。
○11番 野原和夫議員 じゃ、質問を変えます。
この中で、しつこく申し訳ないんですが、扶助費もあると思うんですよね。ないでしょうか。扶助費ありますよね。民生費の中で。この扶助費についての説明をいただければありがたいです。ページ121の民生費なんですけれども。
○神山 俊議長 暫時休憩いたします。
(午後 2時33分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時33分)
─────────────────────────────────────────────────
○神山 俊議長 答弁願います。
畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 お答えいたします。
ただいまの扶助費につきましてですが、こちらは、121ページをご覧いただきたいかと思います。
121ページに、児童手当費がございます。ここが執行額が9,971万円とございます。ここが予算の現額といたしましては、1億134万円の予算現額となってございます。ここで不用額が163万円生じてございます。こちらは児童手当の関係で、転出や出生数に伴う予算に対しての支給対象者が少なかったということで、この不用額が生じてございます。
こちら、ちなみに、不用額の割合といってはあれなんですけれども、割合としては1.6%の、金額としては大きいんですけれども、ちょっと割合としては1.6%になります。
以上でございます。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 課長、これは生活保護法、児童福祉法、老人福祉法等に基づき被扶助者に対して支給される費用の一部ですよね。それでよろしいんですよね。その費用が不用額が多くなったということで解釈できるんじゃないでしょうか。違いますか。
○神山 俊議長 答弁願います。
畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 お答えいたします。
児童手当につきましては、今、野原議員がおっしゃいました扶助費で支出をしてございます。なので、今、議員がおっしゃったとおりの費用でございます。
○神山 俊議長 畑福祉課長。
○畑 崇仁福祉課長 扶助費も、例えばただいまの児童福祉総務費にもございますし、別の障害者福祉費とか、款、項、目の目によりましていろんなところに扶助費がございます。福祉課の扶助費で申し上げますと、ただいまの児童福祉総務費の児童手当支給事業の扶助費の、金額としては先ほど申し上げました児童手当費が163万円という不用額になってございます。
また、福祉課関係の扶助費の大きな不用額として申し上げますと、障害者福祉費のほうで、ページといたしますと113ページになります。113ページに上のほうに重度心身障害者医療費、こちらが扶助費で支出をしてございます。こちらが支出額が2,655万64円でございます。こちらが予算現額が2,859万円です。これに対して、不用額が203万9,936円の不用額が生じてございます。こちらも受給対象者の喪失による支給減などが要因となりまして、この不用額が生じているところでございます。扶助費につきましては、そのような形で不用額が生じてございます。
以上でございます。
○神山 俊議長 野原議員。
○11番 野原和夫議員 最後に、今回不用額1億6,821万円、総合的に多く不用額がありますが、近隣では鳩山町が約5,000万円、6,000万円というふうによく聞かれます。不用額を多く残すことはよくないと言われますが、私がこの問題については、前関口町長、前関口章副町長とバトルを交わした問題ですが、総務課長あたりは不用額はあってもよいという考えでいるのではないかなと思いますが、できるだけ不用額も少なくしたほうがよろしいかなと思って、この質問を終わりにします。
○神山 俊議長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 これにて総括質疑を終了いたします。
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◎決算特別委員会の設置
○神山 俊議長 お諮りいたします。
認定第1号から認定第6号までの決算認定6件並びに議案第43号の審査に当たっては、議会委員会条例第6条並びに議会会議規則第39条第1項の規定により、9名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思います。
なお、委員は議長及び議会選出監査委員を除く9名の委員とするものです。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、認定第1号から認定第6号までの決算認定6件並びに議案第43号につきましては、9名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
なお、お諮りいたします。
ただいま決算特別委員会に付託されました認定第1号から認定第6号までの決算認定6件並びに議案第43号につきましては、議会会議規則第46条第1項の規定により、今会期中に審査を終わるよう期限を付すことにしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、付託しました本決算認定6件並びに議案第43号につきましては、今会期中に審査が終わるよう期限を設けるに決定いたしました。
続いて、お諮りいたします。
ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任につきましては、議会委員会条例第7条第3項の規定によって、お手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、決算特別委員会の委員はお手元に配付した名簿のとおり選任することに決定いた
しました。
以上で決算関係議案の上程及び委員会付託までを終了といたします。
ここで暫時休憩といたします。
(午後 2時41分)
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○神山 俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時55分)
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◎決算特別委員会正副委員長互選について
○神山 俊議長 先ほど設置されました決算特別委員会の委員長及び副委員長が決定いたしましたので、報告いたします。
委員長に山中博子議員、副委員長に小島利枝議員が当選されました。
ここで委員長に就任されました山中博子議員より、就任に当たってご挨拶をお願いいたします。
○山中博子決算特別委員長 7番、山中博子でございます。
委員長という大任を仰せつかりました。よろしくお願いいたします。
○神山 俊議長 ありがとうございました。
─────────────────────────────────────────────────
◎延会の宣告
○神山 俊議長 お諮りいたします。
本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○神山 俊議長 異議なしと認めます。
よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
大変お疲れさまでした。
(午後 2時56分)