決算 審査特別委員会

議 事 日 程(第4号)
                            令和 6年 9月11日(水)
開議の宣告
日程第 1 認定第 2号 「令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
              について」の審査について
日程第 2 認定第 3号 「令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
              定について」の審査について
日程第 3 認定第 4号 「令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
              いて」の審査について
日程第 4 認定第 5号 「令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
              算認定について」の審査について
日程第 5 認定第 6号 「令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決
              算認定について」の審査について
日程第 6 議案第43号 「令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分に
              ついて」の審査について
日程第 7 認定第 1号 「令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について」の
              採決について
日程第 8 認定第 2号 「令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
              について」の採決について
日程第 9 認定第 3号 「令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
              定について」の採決について
日程第10 認定第 4号 「令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
              いて」の採決について
日程第11 認定第 5号 「令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
              算認定について」の採決について
日程第12 認定第 6号 「令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決
              算認定について」の採決について
日程第13 議案第43号 「令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分に
              ついて」の採決について
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出席委員(9名)
     畑     豊 委員        杉 田 健 司 委員
     長 島 金 作 委員        小 島 利 枝 委員
     田 中 紀 吉 委員        山 中 博 子 委員
     小 宮   正 委員        岩 田 鑑 郎 委員
     野 原 和 夫 委員
欠席委員(なし)
オブザーバー
     神 山   俊 議長
説明のため出席する者の職氏名
渡邉町長    小峯副町長    新井教育長
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    税務会計課
福田課長    新井主幹    吉野主席主査
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    町民健康課
式守課長    村田主幹    町田主席主査    村田主査

    保健センター
吉澤所長
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    福祉課
畑課長    蓮沼主幹    木坂主席主査    笠原主任
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    水道課
小林課長    大野主幹    小輪瀬主任    山主任
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    教育総務課
宮寺課長    町田主幹    梅沢主査
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代表監査委員
堀 口   正
監査委員
前 田   栄
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    議会事務局
師岡事務局長    小野田書記
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   ◎開議の宣告
○山中委員長 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席委員は9名でありますので、定足数に達しております。
  これより決算特別委員会4日目を開会いたします。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○山中委員長 それでは、本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、お手元に配付したとおりですので、朗読は省略いたします。
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   ◎認定第2号の質疑
○山中委員長 日程第1、認定第2号 「令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」の審査を行います。
  質疑者は決算書等のページ番号、事業名、節区分等を申し出て質疑してください。質疑者が1回にできる質疑は1問とします。また、1問の質疑に対し、再質疑の回数は2回までです。
  質疑ございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。毎度初めの質問ありがとうございます。
  主要な施策138ページ、歳入の点から伺います。歳出もありますけれども、歳入の点から伺います。
  決算認定というか、最初に被保険者が4年度比で190人の減、世帯数で86世帯の減、それと4年度は通常というのか、所得割と均等割を2年度、3年度は下げて4年度は通常に戻して5年度は下げたと思います。それで、結論的な話でいくと、そういういろんな凸凹というか、下げて戻して下げてというのがありまして、決算の認定でいくと差引き残高が2,200万残ったということでいいと思うんですね。それで、お伺いしたいのは、国保というのはなかなか私も協会けんぽをやっていますけれども、かなり高いというのを利用者から伺っています。それで、もう1つは扶養の点が協会けんぽは扶養者として引かれますけれども、何人いても大丈夫ですけれども、国保は赤ちゃんが生まれた段階から均等割をということだと思う んですよね。1つお伺いしたいのは、決算の状況で見ると一応黒が出ているということで、その扶養の点はご検討されたのかどうかというのを伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  式守課長。
○式守町民健康課長 扶養という概念は国保にはないので、検討はしておりません。
  以上です。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 概念がないというのは知っています。そうじゃなくて私がお伺いしたのは、赤ちゃんも生まれたのも含めて減免という違う制度がありますよね。所得割の減免。75、50、25だったと思います。全免というのはなかったと思うんですけれども、そういう制度の検討をされたのかと、そういう意味です。だからぜひしてほしいということで、それは予算の中で言いますけれども、決算の中ではそういうことができないことはないんですね。片方では一般会計からの繰入れという制度がありますけれども、今回やっていません。やらないで収まったんですけれども、そういう検討はされたのかという、そういうことです。
○山中委員長 答弁願います。
  福田課長。
○福田会計管理者兼税会計課長 お答えさせていただきます。
  未就学児というお話でしたら、すみません、赤ちゃんという話ですが、未就学児については今減免になっております。
          (「分かりました。じゃ、もう1回、2回目」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 待ってください。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  何歳までなんですか。未就学というのは6歳入学以前という認識ですけれども、それでよろしいですか。
○山中委員長 答弁願います。
  福田課長。
○福田会計管理者兼税会計課長 お答えいたします。
  未就学児ということですので、小学校に入るまでという形になります。
          (「ゼロということですね。分かりました。結構です」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  決算書の301、収入未済額でございますが、調定額に近づける努力が必要ですから、徴収努力、今後の努力について伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  福田課長。
○福田会計管理者兼税会計課長 お答えさせていただきます。
  徴収努力につきましては、町税全体で非常にいい徴収率となっております。国保につきましても徴収努力は当然しております。ただ、その中で生活の困窮であったりとか、その方の置かれた立場の方に対しては親切丁寧に行っている中では、非常に高い徴収率を上げていると思っております。
  以上です。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 課長、徴収率は今95%だと思うんです、全体でね、国保。それにさらに上げる努力というのは、これが困窮している人たちには寄り添いながらも含めて徴収する努力をするということでよろしいんですか。
○山中委員長 答弁願います。
  福田課長。
○福田会計管理者兼税会計課長 お答えさせていただきます。
  当然徴収率が95ということで、町税全体ですと99、それから比べると確かに低い数字となっております。ただ、国保の場合は特に生活が大変な方がいらっしゃいますので、徴収率、国保全体としてはときがわ町としても非常に高い数値となっております。すみません、非常に高い数字となっているということが言えると思います。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 これで徴収が無理になると、滞納世帯数が増えますよね。今の現状はどうなっているんですか、滞納世帯数は。
○山中委員長 答弁願います。
  福田課長。
○福田会計管理者兼税会計課長 お答えさせていただきます。
  滞納世帯数については特に大きな増減はございません。新規に増える方というのはございません。ただ、やっぱり今の状況の物価高騰等がございますので、少ない方でも未納になる方が非常に増えている。また、そういう方については当然未納が多くなる前に親切丁寧な納税相談を行っております。
○山中委員長 ほかにございませんか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 主要な施策の関係の138ページ、9ページ、2ページなんですけれども、これ2,200万が余ったというのはおかしいですけれども、余分な計上だったようなんですけれども、これ少し多いような気がするんですけれども、この理由は何でしょうか。
○山中委員長 答弁願います。
  式守課長。
○式守町民健康課長 令和4年度はもっと決算余剰金がもっと多く発生しています。令和5年度につきましては2,200ということで、きつきつの中でこれだけ出たということになるわけなんですけれども、これに当たりましては基金を当然繰り入れています。その残という考え方もあるかなと思っております。
  以上です。
○山中委員長 よろしいでしょうか。
  ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  歳出の点で伺います。
  主要な施策140ページ、令和5年度療養費の費用を払っているわけですけれども、前年度比でいくと8,000万ぐらい下がっていると。これはいいことだと思って私も思いますけれども、主な原因というのでいくと入院費がかなり減っているかなと思いますけれども、どういうような分析をされているか伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  町田主席主査。
○町田町民健康課主席主査 田中委員のご質問にお答えさせていただきます。
  令和4年度と比較しては下がってはおりますが、被保険者のほうも大分減っておりますので、実際的には1人当たりで換算すると4年度比べて増えている現状です。
  以上です。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 その辺だと思うんですけれども、主なというのか、高額医療も含めた前から話題になっている、ときがわ町はどういう疾患が多くてそのフォローしているというのはもちろん努力されているのはもちろん知っていますけれども、逆にそのフォローの1つである特定健診だとか、動機づけ支援だとかと、そういう細かいところの積み重ねが結果として医療費を下げるというか、必要なくなるというのか、そういうことだと思うんですけれども、その辺の対策というのは5年度はどういうふうに、4年度に比べてどういう点を進めたかとか、そういうことで分かる範囲なら教えていただければと思うんですけれども。
○山中委員長 答弁願います。
  町田主席主査。
○町田町民健康課主席主査 続けて回答をさせていただきます。
  努力支援といいまして、歳入のほうになりますが、市町村の各行っている保険事業につきまして県のほうから国県を通して交付金という形でいただけるものがあります。5年度につきまして新たに健康づくり推進事業としまして、Tokigawa−Study、城西大学と連携した食に関する事業ですとか、TOKIフィット事業としましてそれぞれの体をよくご自分の体を把握していただいて運動機能を高めていただくとか、そういう各種事業をやって、医療費の軽減になっていけばということで実施しております。
  以上です。
○山中委員長 田中委員。
○田中委員 もう1点伺います。
  レセプトのチェックというのが担当者がいらっしゃると伺っています。具体的にレセプトチェックの中で大きなポイントを見つけたというか、指摘ができたとか、病院だとか医療機関、請求機構に対するそういう指摘だとか、そういうのがあったのかどうか伺います。大きな点。なければないで結構ですよ。
○山中委員長 答弁願います。
  町田主席主査。
○町田町民健康課主席主査 今年度、歳入の雑入の中で大きく増えている部分があるんですけれども、国保連のほうでチェックが先に入って、その後市町村ということになるんですけれども、労災適用になりまして大きく療養費のほうが返還になっている部分とかもあります。 1枚1枚レセプトをチェックしながら、この事業がというふうな捉え方ではなくて、国保連のほうでKDBというシステムを使って全国全市町村を分析とかをしているんですね。それで埼玉県のほうでもKDBを使って、ときがわ町の傾向とどういう病気が多いとか、医療費がどのようにかかっているかというのを一覧で毎月配信してくださるんですけれども、そちらを見ながら、それに合った事業を行うように研究をしております。それで事業に生かして、少しずつですが、実施しております。
  以上です。
○山中委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  決算書の323の不用額について伺います。
  9,150万2,067円という高額な不用額が出ておりますが、この中身の内容ついて説明をお願いします。
○山中委員長 答弁願います。
  町田主席主査。
○町田町民健康課主席主査 先ほどの野原委員の質問にお答えさせていただきます。
  不用額につきまして、311ページにありますように、一般被保険者療養給付費の中で6,800万ほど出ております。こちらがちょっと多いというご指摘があるかもしれないんですけれども、5年度で一月当たり4,086件で、平均で7,800万ほど毎月療養費だけで支出をさせていただいております。特に今月なんかそうなんですけれども、1億円を超える支払いがある月なんかもあります。そうすると、やはり2,300万ほど、それだけでもう差額があるので、やはりそのために支払いをとどめるというわけにいきませんので、やはりどうしても療養費につきましては不用額が出るのは仕方ないと考えております。
  以上です。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 療養費が出るのは仕方ない。中身については、これ大きな金額は高額療養費もこれに含まれているんではないかなと思うんですよね、不用額が。ということは、全体から見ると医療診療費がある程度は下がる計算になるんじゃないでしょうかね、全体とか見ると。そういうことはないんですか。影響は全然ないということですか。
  いつも課長が言うのは、医療費、診療費が高い。埼玉県でも上位に入っているということ を説明すると、実は高額療養費が多いから高いんだという説明をされております。この中で、不用額の一部の中でこれが入っていると思うんですよね、高額療養費。ということは、そういう高額療養の患者さん含めて町民が減っているということで、私は解釈しちゃうんですよ。影響ないんですか、別に。
○山中委員長 答弁願います。
  式守課長。
○式守町民健康課長 すみません。この不用額につきましては、保険給付費というのは町がかかった国保被保険者のかかった部分をここで払うわけなんですけれども、これに対しては歳入があります。県から歳入としてそのまま入ってきますので、そこではプラスマイナスゼロという形にはなっていきます。ですので、ここで不用額があったからといって、それは後で国に返すものには該当してきますので、特にその部分、不用額を多いから被保険者の方に多く負担いただくという発想はないです。
  以上です。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 医療費の支払いが県のほうからいえば結構高いと思うんですけれども、そういうことへの県のほうの指導、何とかしろとかそういう話はないんですか。自分たちでやるしかないんですか。県のほうからの指導はないのか、こうしたほうがいいんじゃないかとか。
○山中委員長 答弁願います。
  町田主席主査。
○町田町民健康課主席主査 岩田委員の質問にお答えさせていただきます。
  県のほうからそういう指導はないんですけれども、ただ全体的に県のほうで計画を立てて、方向性を同じに医療費の適正化で事業を進めるとか、そういう意味での指導というか、方向性を示されるものはあります。
  以上です。
○山中委員長 よろしいですか。10番、岩田委員。
○岩田委員 いいです。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  被保険者2,791人との報告がありましたが、その中で令和5年度の年齢階層別保険者数について伺います。
  ゼロから14歳が何名か、15歳から64歳が何名か、65歳から74歳は何名かということを伺います。コロナ禍では以前課長から資料をいただきましたが、説明のほうを、じゃお願いします。
○山中委員長 答弁願います。
  式守課長。
○式守町民健康課長 すみません。手持ちの資料で6年、この4月1日現在ですけれども、ごめんなさい、ゼロ歳から何歳までですかね。一応こちらで把握できているのは、19歳未満、18歳の方ということで153人が被保険者ということになっております。もうちょっと詳しい……
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 ゼロから14歳、15歳から64歳、65歳から74歳という。ちょっと分からないね。じゃ、それは後で担当課のほうに聞きにいきます。
○山中委員長 よろしいですか。
○野原委員 じゃ、次の質問になるんですけれども。
○山中委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 まとめて2点聞きたいんですが、いろいろな健康づくりと含めてやっております。特定健診受診率というものがあると思うんですよね。ちょっと私計算したら、私独自の計算だと間違っているか分かりませんが、36.3%ぐらいだと思うんですよ。一時、検診率が40%以上超えた時期もあるんですが、やっぱりその問題を1つ重要課題として位置づけていただきたいと思います。そういう中で、1人当たりの診療費は埼玉県の中で全体としてどのくらいの位置に今位置づけられているのか伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  町田主席主査。
○町田町民健康課主席主査 野原委員の質問にお答えさせていただきます。
  まず、特定健診の受診率ですが、現時点の5年度の確定はまだ出ないんですけれども、現 時点で38.9%となっております。これは昨年度と比較すると、まだ1%満たない。コロナ前の令和元年度が42.2%となっておりますので、そちらと比較してもまだ全然回復していないという状況です。コロナで特定健診の受診をやめてしまった方がやはりまだ戻ってこないのと、新たにやはりにどうしても健診って自分の悪い数値とかも上がるというところもありますので、そちらを避けてなのかどうか、AIを使っていろいろ受診勧奨等はしているんですけれども、まだそちらのほうがなかなか響かないのか、特定健診を受けてもらえないという現状でいろいろ担当者の中でいろいろ話合いを続けながら策を考えているところです。
  1人当たりの医療費についてなんですけれども、先週最新の速報版が出ました。令和5年度につきましては46万643円になります。こちらは令和4年度と比較すると5,442円も高くなっております。それこそさっきおっしゃっていたように、ゼロ歳から75歳まで病院に全然かかっていない方とかも含めての1人当たりの医療費になりますので、大分高くなっていると承知しております。こちらが県内の63市町村中3位となっております。23町村があるんですけれども、こちらの町村平均が41万6,533円となっておりますので、やはりこちらと比べても4万4,000円以上高くなっておりますので、何か策を打たなければいけないと思っています。
  そういう中で、今年度特定健診の費用を無料とさせていただいていることもありますので、ぜひ議員の皆様にもお知り合いの方とか関係者の方に、もう集団検診は終わっておりますので、個別検診か人間ドックになりますけれども、受けていただくように周知、広報をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
  以上です。
○山中委員長 11番、よろしいですか。
  どうしますか。いいんですか。今時間が過ぎていますが、1問だけにしてよろしいですか。
  6番、田中委員。
○田中委員 もちろん1問ですから。
  未就学児は免除というのを私も認識を改めますので、人数、何人いらっしゃるんですか。
○山中委員長 答弁願います。
  福田課長。
○福田会計管理者兼税会計課長 すみません。ただいまちょっと資料をお持ちしていませんので、後でお答えさせてください。
○山中委員長 よろしいですか。
  これをもって認定第第2号 「令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」の審査についてを終了いたします。
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   ◎認定第3号の質疑
○山中委員長 次に、日程第2、認定第3号 「令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」の質疑を行います。
  質疑ございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 毎回ありがとうございます。
  主要な施策の142ページの後期高齢者の件で、歳入のほうから伺います。
  私も認識を改めなくちゃ、勉強しなきゃいけないんですけれども、後期高齢者というとほぼ年金収入とかそういう方が多いと思うんですね、大体ね。それで、この保険料の点なんですけれども、均等割が2,470円上がって4万4,170円で、所得割0.42上がって8.3%ということなんですけれども、課長、伺います。その所得割というのは控除を引いた額という、どの点の所得でいうのか、教えてください。
  町民健康課ですか。失礼しました。
○山中委員長 答弁願います。
  村田主査。
○村田町民健康課主査 それでは、田中委員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  後期高齢者医療保険料の所得割額につきましては、委員のおっしゃるとおり全額というわけではなく、賦課の基となる所得金額に8.3%を令和5年度は乗じて出したものでございます。その賦課の基となる所得金額というのはどういうものかといいますと、令和5年度につきましては令和4年中の総所得金金額及び山林所得金額並びに株式等の譲渡所得金額の合計額から基礎控除額というものを控除した額のことでございます。
  以上です。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 だから、お幾らなんですかという、そういう質問です。
○山中委員長 答弁願います。
  村田主査。
○村田町民健康課主査 それが個人ごとの所得に応じて変わってまいりますので、ここで幾ら というのはちょっと申し上げられないんですけれども。
          (「私の質問が的確ではありませんでした」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  普通の所得でいうと、例えば103だとかいろんなことがありまして、それで控除があって、残ったものにという掛け算は大体意味としては分かりますし、ただし私がお聞きしたいのは、例えば年金所得だとかそういう方が多いわけですよね。だから、次にいっちゃうと介護はそこから天引きになります。後期も多分それになると思うんですけれども、その額が幾らなのかは分からないんですか。それは個人の額ではないですからね。個人の額をお聞きしているのではない。
○山中委員長 暫時休憩といたします。
                                (午前 9時58分)
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○山中委員長 休憩前に引き続き会議を行います。
                                (午前 9時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○山中委員長 答弁願います。
  村田主査。
○村田町民健康課主査 それではお答えさせていただきます。
  先ほどのご質問の中で、例えば年金収入が153万円以下の方については所得割のほうはかかりません。それ以上の方に限って8.3%をその賦課の基となる所得金額に乗じてお出しさせていただいております。
  以上です。
○山中委員長 よろしいですか。
          (「それを聞きたかったの」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  後期高齢者の医療制度の問題については、現在埼玉県で給付費支払基金広域連合には相当な基金があると思いますが、現時点幾らあるでしょうか。そして、その県の基金活用につい て何か進展があったのか、伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  式守課長。
○式守町民健康課長 県の基金に関しましては、すみません、今その金額が幾らだったのかという把握はちょっとなくて、後で回答差し上げたいかと思います。
  ただ、この基金に関しまして令和6年度は税率が上がっていますので、それの補填という形でかなりの額が入っております。
  以上です。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 これは課長は予算のときには基金の流用というか、やるということをお答えしていますよね。じゃ、その結果は後でまた分かると思いますが、今回は基金が現時点どのくらいあるかというのを後で調べていただければ、窓口のほうへ聞きにいきます。
  いいです。
○山中委員長 よろしいですか。
○野原委員 あと、まだあります。
○山中委員長 ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 後期高齢者医療特別会計には大変お世話になっているので、私もあんまり文句は言えないんですけれども、今後被保険者がまだ2割というのはちょっと少ないかなと思うんだよね、人口割からいくと。だから、これ今後計画をどういうふうにしたらいいかというのを考えたことはありますか。計画。この人数が増えるに当たって医療費がこうなるよと、こうなるとか、そういうことを考えたことはありますか。
○山中委員長 答弁願います。
  村田主査。
○村田町民健康課主査 それでは岩田委員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  計画につきましては、保険者であります埼玉県後期高齢者医療広域連合のほうで随時計画のほうを立てて行っております。市町村としましては、それに基づいて同じように足並みをそろえて実行していくような予定でございます。
  以上です。
○山中委員長 10番、岩田委員。
○岩田委員 いや、町独自というか、県がやると、63自治体の方向性というか、そういうことを考えると思うんですよ。ときがわ町はときがわ町で、そういう人口、この対象者が増えるとかそういうことは、ときがわ町の特異性を含めて計画があるべきだと思う。計画というか、予想というか、そういうのを考えないといけないと思うんですけれども、そういうことをやるつもりはありませんか。
○山中委員長 答弁願います。
  式守課長。
○式守町民健康課長 ただいまの岩田委員のご質問ですが、ちょうど6年度から医療と介護の一体化という動きが出ております。これは何回かご説明申し上げたかと思うんですけれども、医療機関にかかっていない方ですとか、介護認定されない方という方を抽出して、その方の現状を把握するという事業を行っています。把握をしたら、その後は保健センターの事業なりとか適切な医療サービスにつなげるとかという部分は動いているところであります。
  以上です。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  先ほど国保についても特定健診の受診率の向上、これ大事ですよね。後期においても健康診査の受診率も大事だと思うんですよ。後期においては、受診に対しては無料になっていると思いますので、この町民健康課にある施策の中でこの確率を十分上げていただきたい。今回は健康診査の受診率、後期についてはどのぐらいのパーセンテージが出ているでしょうか。
○山中委員長 答弁願います。
  村田主査。
○村田町民健康課主査 それでは野原委員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  後期高齢者医療の健康診査受診率でございますが、令和5年度につきましては確定値で16.49%と、国保に対しては大分低い水準となっております。ちなみに、令和4年度が14.51%ということで、若干の伸びはございますが、まだまだ受診者が少ないということで今後の課題かなとは思っております。
  以上です。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  納付、賦課する方たちの減免というのはどういうふうになっているのか。私もよく勉強不足で後期の点について非常に認識不足なんですけれども、国保と同じように減免の75とか50とかあるんでしょうか。伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  村田主査。
○村田町民健康課主査 それでは田中委員の質問にお答えさせていただきます。
  後期高齢者医療保険料につきまして、軽減につきましては均等割額の軽減というものがございます。こちら所得の少ない方、所得の金額に応じて2割軽減、5割軽減、7割軽減という3つの軽減がございます。その3つの軽減ということです。
  以上です。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 その基準はどこを見たら分かるんでしょうか。
○山中委員長 答弁願います。
  村田主査。
○村田町民健康課主査 軽減の基準につきましては、軽減判定基準というものがございまして、所得の金額に応じてその割合のほうを決定しております。
  以上です。
○田中委員 すみません、聞き方が大変申し訳ない。例えばホームページのどこにいけば分かるのか、またはそういう後期高齢者に納付額を請求というのか、もらうときに書いてあるのかと、そういう意味です。
○山中委員長 答弁願います。
  村田主査。
○村田町民健康課主査 保険料の納付書をお送りするときにつきまして、保険料のしおりというものをお送りしております。その中にその軽減判定基準という記載がございますし、あとはホームページにつきましても後期高齢者医療のホームページにて掲載のほうをしております。
  以上です。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 これをもって、認定第3号 「令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」の審査を終了いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第4号の質疑
○山中委員長 次に、日程第3、認定第4号 「令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」の審査を行います。
  質疑ございますか。
  5番、小島委員。
○小島委員 議席番号5番、小島です。
  主要な施策の153ページ、地域支援事業Aの一般介護予防事業について伺います。
  一番下段の新規事業、貯筋運動セミナーについて伺います。成果と今後の展開について伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  吉澤所長。
○吉澤保健センター所長 小島委員のご質問にお答えさせていただきます。
  地域包括支援センターのほうで行いました貯筋運動セミナー、新規で始めたわけなんですけれども、こちらのほうにつきましては、貯筋というお金ではなくて筋肉をつけていくというような運動習慣をつけていくということで、昨年度は3回実施し、50名の方が参加したんですけれども、今年度につきましてはそれをさらに自主的な活動で集まって自分たちでその貯筋運動を毎日やっていけるような形ということで、9月から月2回定期的に開催をするというのを始めております。
  以上です。
○山中委員長 5番、小島委員。
○小島委員 コロナ禍の中で予防対策を講じながら新規事業をはじめ様々な事業を行っていただきました。令和6年度からは第9期介護保険事業が始まり、保険料の基準額が据置きとなりました。この点について、介護予防事業が与えた影響をどのように考えるか伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 介護保険の第9期の計画が今年度から6年度、7年度、8年度で設定されております。この保険料の算定に関しましては、介護保険サービスの総費用を65歳以上の方の負担分を掛けまして、町の65歳以上の方の人数で割って算定しております。今後、この第9期の計画の中でも将来的な保険料推計を想定しているんですけれども、高齢化の進展により保険料月額が今後も上昇する見込みとなっております。この点につきましても今後も、今回は据置きとなりましたけれども、令和12年度から令和22年度までのサービスの推計でいきますと、保険料月額が7,098円という推計が出ております。この点につきましても今後介護予防、重度化防止のための取組が重要となってくるという結論が出ておりますので、こうした地域包括支援センターを中心に行っております介護予防のそうした運動につきまして、大変効果があると考えております。
  以上です。
○山中委員長 5番、小島委員。
○小島委員 町外の方から、多くの自治体が保険料を値上げする中、ときがわ町はコロナ禍でも工夫をしながらこの介護予防教室を開いていたということが据置きにつながったのではないかというふうにお話、お声をいただきました。地道であり、成果が見えにくい事業ではありますが、今後も創意工夫で取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○山中委員長 答弁願います。
  蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 そのとおりだと思います。今後も老人の福祉のいろんな月イチ食堂ですとか、そういったフレイル予報の事業と併せて、保健センター中心に行っております介護予防の事業を活発化させて、健康寿命を伸ばして健康なお年寄りが増えるような形で対応していきたいと思います。
  以上です。
○山中委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  介護保険全体的な質問をさせていただきます。
  介護保険料の算定方法は決まっています。保険料の負担増を抑制することが大事です。給付費を抑えることについて、町の計画をどのように計画を持っているのか伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 今回も介護保険の剰余金のほうが出ておりますけれども、こういった剰余金の中には毎年介護保険料を抑えるための介護給付費準備基金の積立金等で投入して対応しているところがございます。今後もこうした剰余金に関して必要なものは準備基金に繰り入れて、今後の保険料の据置き、高額にならないように抑えていくためにはそういった準備基金のほうにも積立てをして対応していきたいと考えております。
  以上です。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 総合的には今お金の問題を言いましたけれども、介護予防についての普及啓発も含めて図っていくことが大事だと思うんですよね。ぜひその点も力を入れていただきたいと思います。
○山中委員長 答弁よろしいですか。
○野原委員 いや、お願いしているからいいです。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかに。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  主要な施策の147ページで、これは一応確認なんですけれども、特別徴収の方の未収額のマイナスということは、過大な請求をしたというか、して、結果としてということでしょうか。確認します。
○山中委員長 答弁願います。
  木坂主席主査。
○木坂福祉課主席主査 田中委員の質問に回答させていただきます。
  田中委員のおっしゃったとおり、多くもらい過ぎております。例えば亡くなった方、転出した方、あと所得が更正になった方等、多くもらい過ぎておりますので、今後199万3,000円につきましては令和6年度返還させていただく事務を行っております。
  以上です。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 いろいろ請求事務というのは大変なことだと思うんですけれども、やっぱりこれ はあってはならないじゃないかと思うんで、過大な請求をしているということですよね。過大というのか、間違ったというか、というふうに思うんですよ。だから、そこはもちろん正しくやっていると思うんですけれども、ということで注意というか、逆に言うと今転出の話がありましたけれども、町内でその辺はきちんと情報共有がされているんじゃないか、それは当たり前だというふうに私は思っていましたけれども、ちょっとこれはどういうことかななんて思っているんですけれども、もう1回、課長に伺ったほうがいいんですか。伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  木坂主席主査。
○木坂福祉課主席主査 お答えいたします。
  田中委員がおっしゃったのは特別徴収、年金から引かれているもの。それについては一度年金のほうから自動的に引かれてしまっているので、間違ってのこちらのほうで徴収してしまったものではないと思います。
          (「分かりました。結構です」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  令和4年度の比較の介護認定者数を教えていただきたいですが。
○山中委員長 答弁願います。
  木坂主席主査。
○木坂福祉課主席主査 野原委員の質問にお答えさせていただきます。
○山中委員長 もう少し大きい声でお願いします。
○木坂福祉課主席主査 令和4年度との比較ということでよろしいんでしょうか。令和4年度認定者数につきましては667人、令和5年度が699人ですので、23人増えている状況であります。
  以上です。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 これだけ介護認定者数が上がるということは、今後の介護予防計画の中にもそれぞれの努力が必要になると思うんですよね。やっぱり介護給付費にもつながる影響がありますので、ぜひそういうことも取り組んでしっかりといただきたいと思います。
○山中委員長 ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 主要な施策で書かれていること、大変丁寧に書かれているんで素人でもよく分かるようになっています。ありがとございます。
  一般介護予防事業の中で、何か話をするとフレイル予防だとか、月イチ食堂だとかってそういう言葉が出てくるんですけれども、ここにはないんですけれども、どうなんでしょう。
○山中委員長 答弁願います。すみません、指名してから。
  答弁願います。
  蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 失礼いたしました。お答えいたします。
  月イチ食堂につきましては、一般会計での予算に組まれておりますので、こちらのほうには出てきておりません。
  以上です。
○山中委員長 ほかにございますか。
  5番、小島委員。
○小島委員 議席番号5番、小島です。
  主要な施策の154ページ、下から10段目の新規事業、終活セミナーについて伺います。
  令和2年3月の議会の一般質問で終活、エンディングノートについて質問させていただきました。来年度事業として計画しているとの答弁でしたが、恐らくコロナ禍に入り延期となっていたと思いますが、このたび令和5年度より始まったということで、この1年間の成果について伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  吉澤所長。
○吉澤保健センター所長 小島委員の質問にお答えさせていただきます。
  終活セミナーにつきましては、実施をさせていただきました。その中で、最期まで自分らしい人生を送ることができるようにということで、エンディングノートの書き方ですとか、ACP、人生会議といいまして、自分の最期をどんなふうに迎えるかについてのこと、あとは、このときは遺影の撮影会も行いました。なかなか皆さん自分一人での写真というのはなくて、最初私たちも写真撮影というのがどうかなとは思ったんですけれども、実際には町の広報の担当のカメラマンが来まして、写真を撮りまして大変好評でした。写真を希望されな い方も途中で私もやはり撮りたいとか、非常にない機会をもらったというようなお話がありました。今までこういったエンディングのことについてはなかなか行政で取り組むことがなかったんですけれども、よりよく生きるために自分の死について考える機会というのをこういうふうにやっていくことが大事だなということが私自身も会を見て感じました。なので、こういった取組は毎年ではないんですけれども、何年かに一回という形でやっていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○山中委員長 5番、小島委員。
○小島委員 今回2回の実施で67名の方が参加しているということで、今のお話の中でも本当関心が高い事業なのではないかなと推測されます。今後の展開といたしましてはどのようにこの事業をやるのか伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  吉澤所長。
○吉澤保健センター所長 お答えします。
  終活セミナーにつきましては、先ほどお話ししたように何年かに一度は計画していくということと、プラス昨年度、在宅医療介護連携推進事業のほうでも講演会を行ったんですけれども、そちらでも認知症になっても生き生きと暮らすためにというような、老いていく中で皆さんが当たり前に老いを迎えて、その中でどうしたら健やかに過ごしていけるかということを常に考えながら、いろいろな事業を今後包括のほうでも取り組んでまいりたいと思います。
  以上です。
○山中委員長 5番、小島委員。
○小島委員 人生百年時代といわれる今、最後までよりよい人生を過ごすために心の不安を軽減するこの事業、とても大切だと思います。何年に一度と言わず一年に一度でも継続的に行っていただきたいと思います。
  以上で終わります。
○山中委員長 ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  主要な施策の152ページで1点確認させていただきたいんですけれども、受給者数の中で経過的要介護というのは私は知りませんでした。今日というか見てきてずっとゼロはゼロな んですけれども、こういうランクというのか、区分があるのかどうかというので教えていただきたいと思うんですけれども、どういう。今までは普通は要支援と要介護というのは私も認識をしていたんですけれども、経過的要介護というのはどういうところなんでしょうか。教えてください。
○山中委員長 答弁願います。
          (「休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時23分)
─────────────────────────────────────────────────
○山中委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時24分)
─────────────────────────────────────────────────
○山中委員長 答弁願います。
  笠原主任。
○笠原福祉課主任 田中委員のほうの質問にお答えさせていただきます。
  経過的要介護なんですが、2006年の介護保険制度の前に認定されていた方、要支援1、要支援2、要介護とされていた方が法改正の後も有効期間のほうで段階に応じてサービスを受けられるものになりますので、通常ですと大体2年から3年のほうの認定期間になりますので、今現在では経過的要介護となる方はいらっしゃらないです。
  以上です。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 そうすると、以前に経過的なという示されたというのか、認定された人は、要支援になるのか要介護になるのか、どちらかに入っちゃうというか、区分されるという、そういう意味ですか。
○山中委員長 答弁願います。
  笠原主任。
○笠原福祉課主任 そのとおりになりますが、実際にはその当時の有効期間がありますので、要介護1だった方、2006年ですともう18年ぐらいたっておりますので、通常2年から3年とかで考えますと、もう新しくサービスを使われている方につきましては、新しい認定区分になっているかと思いますので、そういった方はいらっしゃらないというような感じになりま す。
  以上です。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 じゃ、揚げ足を取るようで申し訳ないんですけれども、これは除いたほうがいいというふうに思います。だから、つまんない質問させないように、来年除いたほうがいいと思います。
  以上です。
○山中委員長 答弁を求めますか。
○田中委員 結構です。
○山中委員長 ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 主要な施策の155ページ、認知症サポーター養成講座で延べ43名が参加したとありますが、これ常に在住しているんですか、このサポーターの資格を取った方というのは。というのは、私今要支援2なんですけれども、そのうち認知症のほうもお世話になるんじゃないかというふうなことで、どこへ在中かなんかしているんでしょうか。これ資格を取った方ね。
○山中委員長 答弁願います。
  吉澤所長。
○吉澤保健センター所長 岩田委員の質問にお答えいたします。
  認知症サポーター養成を受けた方というのは、今までに毎年やっていますので、蓄積していらっしゃいます。地域の中にいらっしゃいます。
○山中委員長 10番、岩田委員。
○岩田委員 この地域の中にいるというのは、どこにいるのかな。だから、保健センターに行けば在中というか、連絡を取ればいいんですか。
○山中委員長 答弁願います。
  吉澤所長。
○吉澤保健センター所長 失礼しました。
  認知症サポーター講座を受けた人というのは、一般の方とか、小学校とか中学校の学生さんになります。サポーター養成を行うスタッフは保健センターの包括のスタッフがやるんですけれども、サポーター講座を受けた人というのは地域の中にいらっしゃるという形です。
          (「資格いるの」と呼ぶ者あり)
○吉澤保健センター所長 資格とかではなくて、よくここにオレンジリングといって職員なんかも、職員でもやったんですけれども、名札にオレンジの輪っかがついている人が認知症サポーター講座を受けた人となっております。
○山中委員長 よろしいでしょうか。
  ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  全体から伺います。介護保険料公費50%、65歳以上保険料が23%、40歳から60歳保険料が27%の保険料が出ております。その中で、ときがわ町において一号被保険者、65歳以上の方が何人か。二号被保険者、40歳から64歳の方は何人いるか、お答えいただきます。
○山中委員長 答弁願います。
  木坂主席主査。
○木坂福祉課主席主査 ただいまの野原委員の質問に回答させていただきます。
  一号被保険者、65歳以上の方は678人です。40歳から64歳の方につきましては、今ちょっと資料はありませんが――65歳以上の人数が4,267人です。申し訳ございません。4歳以上65歳未満の方については今人数のほうは分からないんですけれども、こちらの保険料につきましては各負担金のほうから来ていますので、ときがわ町の人数ということでは関係ないのかなと思います。すみません、今人数は把握しておりません。申し訳ございません。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○山中委員長 ここで、福田課長から先ほどの田中委員の質問に対しての未了答弁について答弁の申出がありましたので、これを許可します。
  福田課長。
○福田会計管理者兼税会計課長 先ほど国保の中で田中議員から、国保の未就学児の人数ということをご質問いただきまして、未答弁でありましたので、こちらについてお答えさせていただきます。
  未就学児につきましては、令和6年の3月末現在で31名となっております。
○山中委員長 これをもって認定第4号 「令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」の審査を終了いたします。
  休憩といたします。
  再開を10時50分とします。
                                (午前10時34分)
─────────────────────────────────────────────────
○山中委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の一部取消しについて
○山中委員長 ここで、3番、長島金作委員から、9月10日の会議における発言の一部取消しについて発言の申出がありましたので、これを許可いたします。
  3番、長島金作委員。
○長島委員 昨日行われました生涯学習課の決算審査における私の「……………………………………………………………………………………………」の発言について取消しをお願いいたします。
○山中委員長 ただいま長島金作委員から、生涯学習課における決算審査についての一部発言を取り消したいとの申出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することに異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 異議なしと認めます。
  よって、長島金作委員からの発言取消しの申出を許可することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第5号の質疑
○山中委員長 続きまして、日程第4、認定第5号 「令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について」の審査を行います。
  質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 これをもって認定第5号 「令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について」の審査を終了いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第6号の質疑
○山中委員長 次に、日程第5、認定第6号 「令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について」の審査を行います。
  質疑ございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  決算書410ページ、11ページの歳入の点について伺います。よろしいですか。
  調定額2,112万8,000円、未収、収入未済額が377万4,250円、これは調定額に対して17.8%ぐらいに当たるんですけれども、なかなか残念なことだというふうにも思っていますけれども、課長のほうではきちんと収入というのか、声かけというのかはしていると思うんですけれども、その辺も含めてどのような状況なのか伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  梅沢主査。
○梅沢教育総務課主査 教育総務課の梅沢です。よろしくお願いいたします。
  田中委員のご質問にお答えさせていただきます。
  未収金額につきまして377万4,250円のほうが令和5年度決算においてありましたけれども、こちらにつきましては未返済者の方につきまして、丸々未返済である方、または何かの事情において年度中にお支払いが滞ってしまった方、一部お支払いしていただいているんですけれども引き続きのお支払いができなかった方、これらの方につきましての未収金額ということになっております。こういった方たちに対して私のほうで事務を行わせていただく中で、まずそれぞれ皆様には事情がございますので、まずは寄り添った形で対応させていただくということで対応のほうを取らせていただいておりました。主な点としましては、通知を差し上げたりお電話を差し上げたり、またお電話がつながった場合には途切れることのないように密に相談をしながら、支払いができる、できないに関係なしに、必要があるときには奨学生の方からご連絡をいただくということで、つながりを持たせていただく状態を保たせていただいたというような形で事務のほうを行わせていただきました。
  その結果でありましても377万4,250円の未収金があったということは、今後もさらに寄り添っていければというふうに考えております。
  以上です。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 不納欠損は起きていないので、まだ心配はしていないんですけれども、なかなか 今いろんな意味で大変な状況だというふうにはもちろん理解しているんですけれども、国の制度である奨学金制度自体もかなり未収または滞納という言い方じゃなくて、納めるのが大変だという意味の大学生とか、それ以上のことも含めてあると思うんですね。今担当の方からはいろいろ丁寧な通知だとか電話だとか連絡を取っているという話をもちろん伺ってもちろんやっていらっしゃるのは分かるんですけれども、この辺の解決はめどが立っているという認識なんでしょうかね。その点だけ伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  梅沢主査。
○梅沢教育総務課主査 お答えさせていただきます。
  こちらの未収金額が全て回収できるという内容につきましては、見込みのほうはまだ立っていないというふうに考えております。ただ、連絡することで令和5年度にありましては速やかに支払いをしていただいたり、できる、できないの連絡をいただいたり、何かしらのお答えをいただいている方がほぼいらっしゃいましたので、今後も引き続きこのような事務を行っていくことでなるべく速やかに未収金の回収のほうができるような、そんな形で進めていければというふうに考えております。
  以上です。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  実は私も3人の子供については頂きましたし、支払いはもう済ましていますけれども、なかなか大変というのはいろんな事情があるのはもう理解はしています。あと、あれには保証人も出ていますよね。出しているというか、取っているという言い方になるかと思うんですけれども、最終的にはそちらの方にという形にならざるを得ない部分があると思うんですけれども、だからこの額についてはちょっと今回特に多いような気がするんですよ。そういう意味では、例えば回数を延ばすとか、それからその辺の検討は、すぐということではなくて必要な部分が出てくるんじゃないかと思うんですね。だから、その辺は最後にその辺の教育長も含めて寄り添う中で、例えば回数は決まっています。一応決まっています。だから、それを少し延ばすとか、細かい例えば回数を細かくするとか、そういう一つは手というのか、具体的なところも必要なんじゃないかと思うんですね。その辺の検討ができるかどうか分かりませんけれども、お答えできる範囲でお願いしたいと思います。
○山中委員長 答弁願います。
  梅沢主査。
○梅沢教育総務課主査 お答えさせていただきます。
  まず、返済をいただく奨学生の返済計画という案を作成させていただいて、通常であれば借用いただいた、貸与させていただいた年数において同年数の返済期間を設ける……
          (「プラス1年ですよね」と呼ぶ者あり)
○梅沢教育総務課主査 すみません、1年、卒業されてから1年間据え置きの状態があって、その後に返済、貸与期間と同年数の返済期間を設けさせていただくというのが通常の返済の期間というふうになっておりますけれども、令和5年度におかれましてはその返済期間の2倍まで期間を設けることができるという規定がございますので、まずはやはり金額を低く小さくするということを目的に、まずは年数を2倍にした計画期間を設けさせていただいた計画をこちらで案をつくらせていただいて皆さんにお示しさせていただいております。そうした中で、やはり金額は小さくなるんですけれども、実際支払い、返済をする期間は長くなってしまうということで懸念される方がおりましたので、そういった方から連絡をいただきながら、実際計画よりも早く、繰上償還というふうに呼ばせていただくんですけれども、早く償還していただく、そういったご相談も受けながら、なるべくよりいい方法を一緒に相談して考えながら支払っていただくというような流れで事務のほうは行わせていただいております。
  以上となります。
○山中委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  田中議員と同じ未収額についてですが、課長に伺います。この問題については、堀口監査委員から指導がありましたね。例をもって。それを受け止めていたかどうか、そのことを伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  宮寺課長。
○宮寺教育総務課長 お答えいたします。
  この指導というのは、令和5年度中にありました連帯保証人についても所得を証明できる書類が必要なのではないか、つまり保護者だけでなく連帯保証人についても返済の資力を確認するという意味でそういう書類が必要なのではないかというご指摘をいただきました。こ れにつきまして早速対応させていただきまして、既に6年度分からになりますけれども、連帯保証人からも源泉徴収票の写しの提出をいただいているところでございます。
  以上でございます。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 堀口監査委員、いかがでしょうか、この問題については。
○山中委員長 答弁願います。
  堀口監査委員。
○堀口代表監査委員 私もともと銀行員なもんですから、銀行員だったら多分回収ができなくなるということを一番心配するわけですよね。だから私が言ったのは、この奨学金がなくなってしまうんだったらいいんですけれども、それを長く続けるためにはやっぱし回収をどうにするかというのがある程度重要な問題だと思うんですね。だから、お金を貸してその人が返せるかどうか能力を判断する資料として源泉徴収を取るのが、私の経験した銀行員の中では取るのが常識。だから、役場にとっては常識じゃなかったんですけれども、私の考えはどうなんですか、貸すほうとしては返済できるかどうかを判断する資料としての源泉徴収はどうしても最低必要な書類だということで提案申し上げたわけです。
  以上です。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 ないようですので、これをもって認定第6号 「令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について」の審査を終了いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第43号の質疑
○山中委員長 次に、日程第6、議案第43号 「令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について」の審査を行います。
  質疑ございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  石綿管の工事ですが、計画としてはもう終わりに近いんでしょうか。あとのぐらい残っているのか伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 それではお答えいたします。
  石綿管の更新につきましてはおおむね済んでおるわけですが、残りが5年度末現在で355メートルとなっております。これにつきましては一つは中区配水池というのが西平地内にあるんですが、その周りの配水管、あとそこの同じく西平地内なんですが、県道大野東松山線、こちらが残っております。こちらが残りの部分としては主なものとなります。ただ、これにつきましては県道の更新というんですか、改修に併せて一緒にやる予定になっておりますので、その計画は今のところは動いてはおりませんが、しばらく残存につきましてはこの数量が続くのかなと思っています。
  以上でございます。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 思い切ってある程度整理しないと、このことによって多少有収率も影響があるような気がするんですね。有収率を上げることも必要ですから、ぜひお願いします。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 有収率向上につきましては、今後とも引き続き重要課題として取り組んでまいります。石綿更新、県道西平小川線につきましては、確かに漏水が多いところではございます。ということも含めまして、いろいろ前向きに対処していきたいと思っております。
  以上でございます。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 違う質問いいですか。
○山中委員長 ほかにございませんか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 ないようですので、お願いします。
○野原委員 決算書の439ページの経常指標の推移ということでちょっと見させてもらっているんですが、この問題については料金回収率というのは77.6%という少ない数字です。ただ、その上の経常収支比率を見ますと122.2%、これは黒字というふうに、一般会計だと122ですともうパンクですけれども、公営企業ということで122.2%、黒字ですよね。ただ、回収率がやっぱり77.6%ということで、この点はどうなっているのか。黒字については上がってき ているというので評価できると思いますが、回収率についてはどのように考えているのかどうなのか。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 お答えいたします。
  まず、この上段の経常収支比率でございますが、こちらにつきましては給水収益や一般会計からの繰入金等の収益で維持管理費や支払い等の費用をどの程度賄えているかを表す指標でございます。特にご質問のありました料金回収率、これにつきましたいわゆる逆ザヤ状態を表しているというような数値になります。
  これにつきましては、まずこの計算上、442ページをご覧いただきたいのですが、442ページの下から5行目、給水単価というのがございます。これが192.3円、令和5年度となっておりますが、これにつきましては収入全体ではなく給水収益、水道料金として入ってきたお金、これによって計算されます。この辺がさっきの経常収支の比率とは違っていまいります。よって、ご承知のとおり水道事業につきましては水道料金以外の収入、高料金対策補助金ですか、今年度物価高騰対策の補助金など頂いております。そういうものが料金回収率には加味されません。純粋に水道料金で賄えているかどうかというのを表すものでございます。よって、料金回収率につきましては、経常収支比率と比べまして非常に低い数字となっております。ただ、この辺につきましては逆ザヤの問題、非常に難しい問題ではございますが、少しずつでも改善されるように努めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 今課長の説明と私ちょっと違う考えでいたんですが、そのような説明で理解はされました。経常収支比率については、たしか経常費用分母、経常収益分子掛ける100%という計算で賄えると思います。その中での数字でよろしいでしょうかね、この問題については。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 お答えいたします。
  経常収支比率、これの計算式につきましてはご指摘のとおり、経常収益割ることの計上費用掛ける100という計算方法になっております。
  以上でございます。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 水道課のご努力で経常収支比率6,800万ちょっと出ていますけれども、この要因というのは何だったんでしょうか。去年、その前は142万とかそういう額ですが……
○山中委員長 岩田委員、何ページでしょうか。
○岩田委員 すみません。決算書の431ページです。損益計算書。
  経常利益が出ていますよね。この要因としては何だったんでしょう。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 それではお答えさせていただきます。
  収入と支出、これの違いなどをちょっと見ていただくために、まず443ページを見ていただければと思います。
  こちらはただいまのご指摘ありました431ページの当年度純利益、これは損益計算書430ページと431ページにかけましてが損益計算書になるわけですが、それのまず収入をまとめたもの、これは443ページの表になっております。
  一番右側に対前年度比とございます。大きなものとしては給水収益、水道料金ですね。こちらの減少になっております。こちらは減少と申しましても、中段にあります他会計補助金というのがございますが、こちら5,544万5,000円の増となっておりますが、こちらで物価高騰対策の補助金ということで5,000万円補助していただきましたので、そちらのほうで多くなっております。一番下にある計の部分ですね。これは4,890万ほど増になっております。その辺につきましてはこの他会計補助金の増が大きいというようなことになります。
  続きまして、支出なんですが、1枚めくっていただきまして444ページをお願いできればと思います。
  こちらは支出の状況をまとめたものです。一番右側の対前年度比というところをまたご覧いただければと思うんですが、最終的にはごめんなさい、一番下ですね。782万1,601円ということで計の部分が載っかっております。ということで、収入も増になりましたが、支出の増は抑えられているというところで、計算しますと最終的な損益、当年度純利益が前年度は2,746万9,000円ほどになっているかと思います。それが今年度は6,855万1,000円ということで増という形になっております。
  以上でございます。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  まず素朴な話を1点お伺いします。
  主要な施策の成果に水道課の取組はなかったんですか。
○山中委員長 答弁願います。
  大野主幹。
○大野水道課主幹 それでは回答させていただきます。
  一般会計のほうは地方自治法の決まりで一般会計と特別会計、浄化槽もそうなんですけれども、地方自治法のほうで決算をしてくださいという法令になっていますけれども、水道事業のほうは地方公営企業法でまた決算をこのようにしてくださいとありまして、水道事業のほうは貸借対照表がついていたりとか、損益計算書がついていたりとか、求められているものが違いますので、主要な政策の成果は地方自治法で書いてある決まりでありますので、よろしくお願いいたします。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 それとあともう1点伺いますけれども、じゃ浄化槽というのは今度公営会計、普通の企業会計に入ります。ということはこれが外れるということでしょうか。
○山中委員長 答弁願います。
  大野主幹。
○大野水道課主幹 では回答させていただきます。
  令和5年度まではまだ浄化槽の特別会計なので、今回の決算では地方自治法の枠で入ります。来年度、令和6年度からは水道事業と一緒に地方公営企業法の枠に入りますので、よろしくお願いいたします。
○山中委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  給水人口が140減ですよね、全体から見ると。
○山中委員長 何ページでしょうか。
○野原委員 442ページですが、全体から見ると5年度は1万45人と出ていますけれども、前 年度比較で140減なんですよ。給水人口の減少、さらにこれが悪化してくるとますます苦しい状況が生まれると思うんですよね。その中で、課長が言っています県水を毎年2%ぐらい減量しているという、減らしてきていますけれども、それと併行にそのパーセンテージを引き上げてさらに減らす考えもあると思うんですよね。それと同時に企業誘致ですよね。企業誘致をして水道をいっぱい使ってもらえる会社をどうにか企業誘致で進めていくという中で、今1つ案が出てずっと来ていますが、ベジテックもあります。やっぱりそういうところも積極的に企業誘致を進めることも大事だと思うんですよ。それと、水道会計の問題も含めてどうするかも含めて県水受水量を減らすことも視野に入れて考えていかなければいけないと思うんですが、その点伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 お答えいたします。
  野原議員ご指摘のとおり給水人口、これは毎年残念ながらコンスタントに減少しております。その中で、県水の受水量につきましては、ご指摘ありましたが2%ずつの減ということで県のほうと協議しながらお願いしているところでございます。
  6年度につきましては、もう一度ご協議いただきましてお願いいたしまして、上乗せ1%、3%の減ということでお願いしているところでございます。また、今後につきましても水の需要を見ながら、減の交渉はさせていただきたいとは思っております。ただ、その辺もまた自己水源の取水量がだんだん時代、時を追うごとに取れなくなってきているというところもございますので、その辺のところを見据えながら県のほうとご協議させていただければと思っております。
  新しい誘致、企業誘致とかにつきましては、水道としましてはやはりこの需要が増えないことにはなかなか厳しいというところもございます。なかなか水道として増えてくれればありがたいところではございますが、その辺のところは町全体として政策財政課あたりを中心に誘致のほうは進めていっていただいているかと思いますので、そちらのほうでぜひお願いできればというふうに考えております。
  以上でございます。
○山中委員長 11番、野原委員。
○野原委員 課長、椚平と七重川浄水場、椚平を工事をかけてお金をかけましたよね。それで今自己水の心配をしていますけれども、その2つの受水というのは割と安心できるんでしょ うか。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 お答えいたします。
  今ご指摘ありました七重川浄水場、椚平浄水場、その2つが今ときがわ町の自己水源ということで活用しております。七重川浄水場につきましても取水量は昔と比べれば減っているというのが実感でございます。ただ、その分需要とのバランスの中で今の取水量でもやっていけているというのが実情でございます。ですので、このままの状況でいけば安心とは思っております。
  以上でございます。
○山中委員長 よろしいでしょうか。
  ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  決算書で見ると438、9になると思うんですけれども、私も水道の委員をさせていただいたりなんかして、かなり課長のほうには詳しくいろいろ伺っていたところなんですけれども、1つの対策として広域化ということで衛生の取組だとかというのをしたと思うんですね。そういう活動というか、私が見た範囲では触れていないというのか、だからやっぱりときがわ町は何とか塞がりでもう大変な状況ですよね、水道事業については将来も含めて。だからやっぱりその辺はそういう1つの解決じゃないんですけれども、目指す方向として広域しかないんじゃないかというのは私的には提案というか、しているんですけれども、その辺のことが一言も触れていないような気がするんですけれども、課長、いかがでしょうか。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 お答えいたします。
  広域化につきましては、ときがわ町の水道課としましても非常に重要なことで、そちらが現在の水道の厳しい状況、これを打開する1つの大きな方法であるとは考えております。それについては掲載がしておりません。広域化につきましてはまずは相手がいるということでございます。広域化につきましては埼玉県の水道ビジョンの中でも多様な広域化を推進していく。多様な広域化とは事業統合のみでなく、施設の共同設置、事務の広域的処理、そのよ うなことを進めていくということでありまして、実情としましては少しトーンが下がっているかなということはこちらのほうでも感じております。ただ、アンケートなんかを県のほうで取りましたところ、二極化しているというのがまた実情でございまして、広域化なかなか、比企管内というのが今1つの大枠にはなっておりますが、進んでいかないというのが実情かと思っております。しかしながら、ときがわ町としてはあくまでも広域化は目指していくというスタンスでおります。今ご指摘のありました漏水調査を共同で実施するというところも町ができることとしてやった取組となります。こういうことがあれば、今後も少しずつ取り組んでまいりまして、近隣町村との関係を深めていくということから始めていく。これが統合へ最終的につながる1つの1歩目かなとは思っております。
  以上でございます。
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  水道の件については全国的にもかなりこの間いろいろ出ていますよね。長期的なインフラの中の大きなというか、一番の問題じゃないかということで、地震だったり災害だったりも含めて、特に能登地震の件で水道の件は大きく問題というのか、課題にされたという形だと思うんですね。だから、ときがわ町で来年どうのということではもちろんないんですけれども、当然長期の戦略としてそれを目指すというのか、準備をするという意味も含めたことだと思うんですね。だから、そこのところがこれは町長だとかそういうところで方針を目指さないといけないと思うんですね。だから、町長はそういう連絡会というか、水道だけではなくてやっぱりトップがどう考えていくのかというのは日常的なコミュニケーションじゃないんですけれども、考えておかないと、水道課の担当が連絡だというレベルではないような気がするんですよ。だから、町長に1点伺います。だから、そういう点で、ときがわ町はなかなか条件厳しい地区なんですよね。厳しいところで、だからこそそういう提起をしながら少しそういうふうに目指すということにならないと、ときがわ町はさらに高料金、それから物価対策ということでやっていますけれども、もうそれだけじゃ済まないような気がするんですよね。そういうことで、町長、最後に伺います。
○山中委員長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉町長 まず、広域化の話で、それは小川地区衛生組合とか比企広域でそういう話を出しますと、ときがわが不利地域でほかのところは低料金でできているからというんで、なかな か相手が引き受けてくれないというところが状況でございます。秩父みたいに1市4町が不利地域で同じ条件で広域化を組めればいいんですけれども、なかなか地形も違いますので、なかなか広域化を組めないというところでございます。ただ、県の知事との意見交換会とかそういうときには、この不利地域のことは強調して議論はしているところです。それなんで、広域化はすぐにはできないですけれども、考えていないということではございません。
  それからあと、高料金対策なんですけれども、この問題もこれはときがわ独自で解決をしなきゃならないというところもあるわけですね。その辺もなるべく事業の中で統合できるとところは統合し、いろいろ節約をして、なるべく一般財源からの持ち出しは減らしていこうと今研究中でございます。
  以上です。
○山中委員長 ほかにございますか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  1問お願いします。
  決算書の445ページ、重要契約の要旨、大丈夫ですか。その中の上から3段目、令和5年七重川浄水場と、それからずっと来て七重の浄水場外テレメーター更新とあるんですけれども、ここら辺の契約状況を教えていただきたいですね。終わっちゃっていることなんですけれども、どういう工事とか。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 お答えいたします。
  まず、最初にありましたR5七重川浄水場次亜注入ポンプ・濁度計更新工事、これにつきました文字どおり七重川浄水場内にあります次亜塩素、これを注入するポンプと濁度計、今濁りがどの程度かということを測るための機械なんですけれども、これを更新する工事でございました。契約年につきまして5年の6月28日に株式会社あさひテクノさんと契約したという形でございます。入札ですね。指名競争入札で行いました。
  その下の七重川浄水場外テレメーター更新工事、これにつきましては令和6年度の繰越事業ということで以前ご報告させていただいたところでございます。契約先につきましては株式会社ヤマト、これは七重川浄水場外になっておりますが、各浄水場と役場の水道課を結ぶデータが見られる仕組みがテレメーター装置、あるわけなんですけれども、それの更新事業 でございます。こちらも入札で行っております。よろしいでしょうか。
○山中委員長 1番、畑委員。
○畑委員 それでは、これは更新工事とあるんですけれども、更新するにはどのくらいの年数で更新をしているんですかね。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 それではお答えいたします。
  ごめんなさい、前回のこの設置した年度というのが今把握しておりませんので、ちょっと申し訳ございません。ただ、このポンプ類、濁度計につきましては、通信設備としてちょっと耐用年数が9年となっております。通信設備が9年、それでポンプ設備が15年となっております。
          (「テレメーターは」と呼ぶ者あり)
○小林水道課長 この通信設備になりますので、9年ということになります。これが法定耐用年数です。
○山中委員長 1番、畑委員。
○畑委員 この間の大雨のときに七重のほうで大分水というか、雨量振って土砂が流れたような感じがあるんですけれども、それのときにはこのテレメーターとか、次亜塩素酸の計器というんですか、こういう計器には異状はなかったわけなんですかね。
○山中委員長 答弁願います。
  小林課長。
○小林水道課長 お答えいたします。
  七重川浄水場につきましては、機械とかには特に異状はありませんでした。観測ろ過というろ過方式を取っておりまして、濁度でいうと10度という濁度になるんですけれども、それ以上水が濁ると自動的に取水を止める仕組みになっております。
          (「異状はなかった」と呼ぶ者あり)
○小林水道課長 そうですね。大丈夫でした。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  町長に伺いたいんですが、今給水人口年々減少しています。そして、県水受水量も2%、3%と減。企業誘致ですよね。水道水を使ってもらう企業誘致。思い切って企業誘致ゾーン、そういう開発も必要ではないかなと思うんですよ。住宅ゾーン、ゾーンをつくって企業を誘致する、そういうことも視野に入れて考えていただきたいんですが、この小さな町ですが、ある程度の面積が必要となりますが、思い切った策としてそういう計画も必要ではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○小林水道課長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉町長 半年ぐらい前ですかね、玉川工業跡地のベジテック関係の会社の幹部の人と話し合いまして、誘致に積極的な社長さんが一番最初に聞いたのは、ときがわ町に生産人口はどのくらいありますかと言われたんですよ。生産人口がないところに企業誘致はできないと。町のほうはそこのところをどう考えているかと。
          (「労働人口です」と呼ぶ者あり)
○渡邉町長 労働人口、すみません。それで私ははたとやっぱり考えて、やっぱり人口減少では企業も来ないというふうなことでございますんで、企業誘致とそれと人口問題と、これはやっぱり並行して考えないといけないなと思っております。
  それから、大規模な企業誘致は来ていませんが、昨年ちょっと政策財政課の課長いないんですが、昨年来小規模、中規模の企業はときがわ町に来ておりますので、全く企業誘致がないということではないと思います。
  以上です。
○山中委員長 よろしいですか。
  11番、野原委員。
○野原委員 今人口減少も含めて、労働人口も考えながらも、でも企業誘致することによってほかの町外から人が来ると思うんですよね。住み続ける町になると思うんです。そういうことも、やっぱり労働、働く場があれば人は来る可能性もあるわけですから、思い切った策ということも視野入れて、拡大の現状を考えていただければということでお願いします。
○山中委員長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉町長 もちろんそういう土地の候補地とかそういうのがあれば考えております。しかしながら、なかなか今企業誘致の土地もすぐに提供するというわけにもいきませんので、そう いうことも考えながら、また町が持っている土地もあまり利用率の高くない土地をそのように供されればいいと考えております。
  以上です。
○山中委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 なければ、1問だけお願いします。
  決算書の449ページ、下段の水道事業会計補助金、過疎地域持続的発展支援交付金分544万5,000円、これはAIによる漏水箇所を探したものだと思いますが、その結果を伺います。
  答弁願います。
  大野主幹。
○大野水道課主幹 それでは回答させていただきます。
  成果なんですけれども、漏水可能性が高い箇所が半径100メートルの円で、まず48か所候補として挙がりました。そこから漏水か所の特定を進めまして、漏水発見数は合計で19か所となりました。19か所のうち、建物内が5か所、メーターボックス内のバルブ漏水が6か所、給水管からの漏水が6か所、配水管、いわゆる本管からの漏水が2か所でございました。年間で換算すると約4万6,000立法メートルの漏水を止めることができました。
  以上でございます。
○山中委員長 もう1つ、13か所見つかったというのは、48か所100メートル円の調査は全てして13か所ということよろしいんですか。19か所。
  すみません、答弁願います。
  大野主幹。
○大野水道課主幹 すみません。48か所のうち発見箇所は19か所でございます。
○山中委員長 以上です。
  これをもって議案第43号 「令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について」の審査を終了いたします。
  休憩といたします。
  再開を午後1時とします。
                                (午前11時34分)
─────────────────────────────────────────────────
○山中委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○山中委員長 決算特別委員会に付託された認定第1号から認定第6号までの決算認定6件並びに議案第43号の審査が終了しました。
  これから審査を行った各案件の委員間討議、討論を行い、決算特別委員会での採決を行います。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号の討議、討論、採決
○山中委員長 初めに、日程第7、認定第1号 「令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について」の討議に入ります。
  討議ございませんか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  今回というか、決算でいくと2回目になる特別委員会だと思います。総括質問も4名の方にやっていただきました。それで、今回議長は特別委員会にはオブザーバーというのか、特別にという話で、私は1点ここだけ皆さんにお諮りしたいなという点は、議長の話が非常に印象的でした。やっぱり総合振興計画の何年次に当たる、または町長の具体的な5年度の目標に対してどうだったかという点が非常に薄いというか、ほとんどないというか、私はそこのところにまず入っていかなきゃいけないと思うんです。この感想を持っています。そのものがあって初めて、じゃ歳入はどうだったか、歳出の個別の何を幾ら使ったかというのはもちろん重要ですけれども、そこのところが最初にないというのを非常に感想を持っています。具体的に言えば、主要な施策と成果のところで、そこがないといけないというふうに感想を持っています。だから、今回議長がいろんな形で具体的には町長に聞いていましたけれども、あれは非常に私的には印象的でした。1つ1つの代表監査のご指摘だとか、いい点というのか、成果の点では非常にあったと思いますけれども、余計なこと言って滑っていますけれども、そういうことでそこの点を今回の決算の中ではぜひ委員長に枕というのか、そこのところを最初に触れていただければありがたいなというところです。個別にはまた違うところで触れます。
  以上です。
○山中委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 今田中委員から、触れるというその言葉はその部分を議長の言葉というか、それを触れるということは、その文言をちゃんと入れろということなんでしょうか。ちょっと分からないんですが。
          (「答えていいんですか」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 委員間討議ですから、田中委員に質問しているわけですね。
○野原委員 あくまでも私の判断では総合振興計画なんですよね。計画に則ってやっていくことなんで、一挙にその成果というのは出ないと思うんですよ。そういう中でのその言葉が私は一人歩きしているような気がして、ちょっと田中委員にその問題についてはちょっと理解できないとこがあるので、意見を言いました。
          (「お答えしていいんですか」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 6番、田中委員。
○田中委員 よろしいですか、しゃべって。6番、田中です。
  私的に思ったのは、議長の発言が非常印象に残ったというのは、あくまでも総合振興計画の例えば4年次が令和5年度に当たるとしたら、そのことがどこまで、細かなところはちょっと触れませんけれども、達成、こういう取組をした、こういうお金をかけた、結果はどうだったというのは。あと、岩田委員がいつも言っていますけれども、PDCAですよね。この決算でいけばCなんですよ。Cのところはそういう目標に対してどうだったかというのは、やっぱり執行部は執行部としてのまとめが必要じゃないかというところもあるし、議会は議会としてもそういうところが触れなきゃいけないんじゃないかと、そういう意味です。
○山中委員長 11番、野原委員、よろしいですか。
  11番、野原委員。
○野原委員 田中委員の話もちょっとは理解できるところがあるんですが、聞くところの中では、計画に沿ってやっていないじゃないですかという表現の仕方という意味合いがどうしても私は理解できない。計画に基づいて少しずつやっている中で、それがまだ実現されない可能性はあるにしても、計画に沿ってやっていることの表現のほうが私はいいと思うので、あまりにもそこのところが強く出るということは、振興計画より外れているような言葉の意味合いに取れる考えで、私は意見を言いました。
○山中委員長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 よろしいでしょうか。
          (「ちょっと休憩いいですか」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 暫時休憩します。
                                (午後 1時06分)
─────────────────────────────────────────────────
○山中委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時11分)
─────────────────────────────────────────────────
○山中委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 この予算の中で私も総括質疑に意見を言いましたが、不用額ですね。不用額がとても多い中で、入札差金の使い道もきちんとした方向性を示した中での不用額という解釈をしていいのか、ちょっと疑問があるんですが、不用額についてのやっぱり執行部に慎重さに欠けているとこもあると思います。その意見と、商工会の補助金等を踏まえて、それと町観光協会通年補助金についての使い道、補助金の使い道についてきちんと対応策をお願いしたいという意見もまとめていただければと思います。
○山中委員長 ほかにございますか。
          (「総括で意見を言っていいわけ」と呼ぶ者あり)
○師岡議会事務局長 そうですね、委員間討議をやって採決までやられて、その後正副委員長である程度のまとめの素案をつくります。その後に委員皆さんに対して、委員長なり副委員長なればそのまとめを読み上げ、そこで意見交換を当然行って、委員の総意として委員長報告を上げていただきますので、そこでもご意見はおっしゃっていただいて大丈夫と思います。
○山中委員長 10番、岩田委員。
○岩田委員 施政方針の中で、過疎地域持続的発展計画、それを町長は過疎地域を5年度はできるだけ早く過疎地域から脱却したいと言っているんですが、職員のほうはこれは脱却計画じゃないというようなことを言っているんだよね。その辺の意見の統一を、統一というか、よく町長が理解していないのか、でも同じ人がそうじゃないよというの、同じ人が書いたものを否定するようなことを言っているんで、それだけはちょっとやめてもらいたいんだよね。職員は脱却計画じゃないよと言っているんだけれども、それを書いた本人が施政方針の中で 早く過疎地域を脱却したいと言っているんだよね。だから、その辺の整合性をきちんとやった上で施政方針を出してもらいたいというふうに思います。
○山中委員長 ほかにございますか。ございませんか。
  6番、田中委員。
○田中委員 個別の歳出の問題でいつも気になっているんですけれども、委託費なんですよね。委託費が非常に分かりづらい。例えばいろんなところに例えばアンケートだとか調査だとかというふうに何百万とかかって、あと何とか計画というのにかかっています。唯一、今岩田委員おっしゃいましたけれども、過疎地域の何とか計画というのは、あれ職員がつくったんですよ、多分間違いがなければ。ほかの某課長は、田中さん、これはつくるには1人、2人の人件費はフルにかかっちゃうから委託したほうが安いんだよというような、これは具体的な事例です。やっぱり委託費は今後も当然かかるんですけれども、もうちょっと分かりやすいというのか、中身も含めてかなと。特に政策財政課関係は何千万ですね。分かんないんですよ、何千万ぽろっと出ちゃってね。だから、もうちょっとその辺はどうかなというのが全体的な私は印象なんで、個別の幾らかというのはもちろんありますけれども、というところです。
○山中委員長 すみません、その辺はどうかなではなくて、はっきりとどういうふうにどうかなの説明をしていただきたいんですが。
          (「具体的に言えば……」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 6番。
○田中委員 ごめん、具体的に言えば、例えば議会の中で皆さんに諮って、この委託費の詳細までみんなで1回見ると。何が幾ら使っているのかまで全部見ると、例えば。それは全部なんか見られないですよ。全部なんか見られないんだけれども、皆さんで諮って1件、じゃこの、監査はもちろんやっているのは前田委員知っていますけれども、監査とは別にそういうのができればどうかなというのは私のアイデアの1つです。
○山中委員長 ほかにありますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 田中委員と意見交換したいんで、討議的なもの。
  委託料、委託費というものが大変多い分野にあります。単年度決算の中で、委託という見直し時期にも来ているんではないかなと思うんですよね。そこのところが委託費は随意契約ということで多く語られておりますから、そこのところをもう一回慎重に執行部が目を通し いだくことを常に願いたいと思います。田中委員と同じような意見で、私もそこのところはきちんとやってもらったほうがいいと思います。
○山中委員長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 ではこれをもって討議を終了します。
  これより討論に入ります。
  討論ございますか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 なしと認めます。
  それでは、これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第1号 「令和5年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について」を電子採択いたします。
  本案を認定することに賛成の委員は賛成ボタンを、反対の委員は反対ボタンを押してください。
          (発言する者なし)
○山中委員長 採決を確定します。
  賛成8、反対ゼロ。
  よって認定第1号は認定すべきものと決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第2号の討議、討論、採決
○山中委員長 次に、日程第8、認定第2号 「令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」の討議に入ります。
  討議ございませんか。
  討議なしと認めます。
          (発言する者あり)
○山中委員長 ありましたか。すみません。
  11番、野原委員。
○野原委員 国民健康保険について、医療診療費が高い、診療費が高いということで埼玉県でも上位のほうに入っている現状を見た中で、やっぱり町として全体として努力をお願いすることは、健康づくりに力を入れている中で特定健診受診率、これが38.9%という低さであり ますので、そういう受診率の向上を目指して給付費削減に努力をしてもらうようなことを常に願いたい。意見として延べさせていただきます。
○山中委員長 ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 県内でも医療費が非常に高いというデータが出ているんですよね。そういう中で、それを解消するための施策というか、町民健康課なんですから、健康になるような施策をどういう、要は原因が何か。その原因を突き止めるためによい方法があるかというのが、例えばパレート図と特性要因図とかそういうのがあるんですけれども、そういうことをしろとは言わないですけれども、そういう考え方で医療費の削減に努力してもらいたいというふうに思うんです。健康のためのいろんな施策は打っていると思うんですけれども、トータルでどうしたらいいかということを考えてもらいたいというふうに思います。
○山中委員長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 討論なしと認めます。
  これより認定第2号 「令和5年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を電子採決いたします。
  本案を認定することに賛成の委員は賛成ボタンを、反対の委員は反対ボタンを押してください。
  押し間違いはございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 では、なしと認め、採決を確定します。
  賛成8、反対ゼロであります。
  よって認定第2号は認定すべきものと決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第3号の討議、討論、採決
○山中委員長 次に、日程第9、認定第3号 「令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会 計歳入歳出決算認定について」の討議に入ります。
  討議ございませんか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  後期高齢者医療については、普通徴収、特別徴収の中で年金受給者の人たちが多く加入していると思います。その中で、埼玉県給付費支払基金広域連合についての基金の取崩しというか、基金を流用することについて町執行部から、また全体として町の首長からも基金の流用、使い道について意見を述べていただきたい旨をぜひお願いしたいと思います。
○山中委員長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 討論なしと認めます。
  これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第3号 「令和5年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」電子採決いたします。
  本案を認定することに賛成の委員は賛成ボタンを、反対の委員は反対ボタンを押してください。
  押し間違いはございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 なしと認め、採決を認定します。
  賛成全員です。
  よって認定第3号は認定すべきものと決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第4号の討議、討論、採決
○山中委員長 次に、日程第10、認定第4号 「令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」の討議に入ります。
  討議ございませんか。
  11番、野原委員。
○野原委員 介護認定者数も年々増えている現状の中で、やっぱり介護保険料を令和6年度は引上げせずに現行で維持してくれました。引き続き基金もある中で介護保険料の引下げ、執行部は努力していただきたいと思います。その旨をお願いします。
○山中委員長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 討論なしと認めます。
  これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第4号 「令和5年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を電子採決いたします。
  本案を認定することに賛成の委員は賛成ボタンを、反対の委員は反対ボタンを押してください。
  押し間違いはございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 なしと認め、採決を確定します。
  全員賛成であります。
  よって認定第4号は認定すべきものと決定いたしました。
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   ◎認定第5号の討議、討論、採決
○山中委員長 次に、日程第11、認定第5号 「令和5年ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について」の討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○山中委員長 討議なしと認めます。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 討論なしと認めます。
  これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第5号 「令和5年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について」を電子採決いたします。
  本案を認定することに賛成の委員は賛成ボタンを、反対の委員は反対ボタンを押してください。
  押し間違いはございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 なしと認め、採決を確定します。
  全員賛成であります。
  よって認定第5号は認定すべきものと決定いたしました。
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   ◎認定第6号の討議、討論、採決
○山中委員長 次に、日程第12、認定第6号 「令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について」の討議に入ります。
  討議ございませんか。
  11番、野原委員。
○野原委員 収入未済額等の問題点もある中で、この奨学制度はとてもときがわ町にあってすばらしいものである中で、徴収努力ということを常に頭に入れていただきたいと思います。そのことをお願いいたします。
○山中委員長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 討論なしと認めます。
  これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第6号 「令和5年度ときがわ町関口茂八翁奨学事業特別会計歳入歳出決算 認定について」を電子採決いたします。
  本案を認定することに賛成の委員は賛成ボタンを、反対の委員は反対ボタンを押してください。
  押し間違いはございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 なしと認め、採決を確定します。
  賛成全員であります。
  よって認定第6号は認定すべきものと決定いたしました。
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   ◎議案第43号の討議、討論、採決
○山中委員長 次に、日程第13、議案第43号 「令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について」の討議に入ります。
  討議ございませんか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  ときがわ町においては給水人口も年々減少。その中で県水受水量を毎年2%ずつ減ということでやっておりますが、その中でやっぱり水を多く使ってもらえる企業という、企業誘致ですね。企業誘致ゾーンをつくっていただいて、町がそこで積極的に力を入れるということをぜひ常にお願いしたいと思います。これを強くお願い申し上げます。
○山中委員長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 討論なしと認めます。
  これより議案第43号 「令和5年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について」を電子採決いたします。
  本案を認定することに賛成の委員は賛成ボタンを、反対の委員は反対ボタンを押してください。
  押し間違いはございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○山中委員長 なしと認め、採決を確定します。
  全員賛成であります。
  よって議案第43号は認定すべきものと決定いたしました。
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   ◎閉会の宣告
○山中委員長 以上で決算特別委員会に付託された審査は全て終了いたしました。
  4日間にわたり慎重にご審議いただきまして誠にありがとうございました。
  これをもちまして決算特別委員会を閉会いたします。大変お疲れさまでした。
                                (午後 1時33分)


















以上会議の経過を記載し、相違ないことを証するためにここに署名する。

  令和  年  月  日


         委  員  長    山  中  博  子