予算 審査特別委員会

議 事 日 程(第2号)
                            令和 7年 3月 7日(金)
開議の宣告
日程第 1 「議案第18号 令和7年度ときがわ町一般会計予算」の審査について
       @総務課
       A政策財政課
       B町民健康課
       C福祉課
       D税務会計課
       E議会事務局
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出席委員(10名)
     畑     豊 委員        杉 田 健 司 委員
     長 島 金 作 委員        小 島 利 枝 委員
     田 中 紀 吉 委員        山 中 博 子 委員
     前 田   栄 委員        小 宮   正 委員
     岩 田 鑑 郎 委員        野 原 和 夫 委員
欠席委員(なし)
オブザーバー
     神 山   俊 議長
説明のため出席する者の職氏名
渡邉町長    小峯副町長
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    総務課
荒井課長    小林主幹    福田主席主査    関口主席主査
山本主査    石川主査
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    政策財政課
大野課長    荻野主幹    遠山主査    水野主事
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    税務会計課
福田課長    森村主幹
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    町民健康課
式守課長    村田主幹    吉澤保健    渡邉保健
                センター所長  センター副所長
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    福祉課
畑課長    蓮沼主幹    木坂主席主査    福田主査
村田主任
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    議会事務局
師岡事務局長    小野田書記
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   ◎開議の宣告
○前田委員長 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席委員は10名でありますので、定足数に達しております。
  これより予算特別委員会2日目を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎諸報告
○前田委員長 それでは、本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、お手元に配付したとおりでありますので、朗読は省略いたします。
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   ◎議案第18号歳出の質疑
○前田委員長 日程第1、議案第18号 「令和7年度ときがわ町一般会計予算」の歳出の審査を行います。
  質疑者は、予算書のページ番号、事業名、節区分等を申し出て質疑してください。また、町長の施政方針に対する質疑につきましても、予算質疑に関連して行ってください。
  質疑者が1回にできる質問は1問とします。1問の質疑に対し、再質疑の回数は2回までです。
  初めに、総務課に関する質疑を行います。
  質疑ございますか。
  5番、小島委員。
○小島委員 議席番号5番、小島です。
  予算書の72ページ、上から2段目になります。
  行政区支援事業について519万1,000円、こちらのほうは地域おこし協力隊の制度を活用し、区長と連携して行政区を抱える課題の解決や必要な支援をするための事業ということは伺っていますが、この事業を始めるきっかけ、経緯について伺います。
○前田委員長 答弁願います。
  荒井総務課長。
○荒井総務課長 それでは、ただいまの小島委員のご質問にお答えいたします。
  こちらの地域おこし協力隊を導入するというふうなきっかけにつきましては、まず、一昨 年といいますか、5年度中に行った区長に対するアンケート、そして今年度、昨年9月に行いました全世帯を対象とする行政区に関するアンケートですね。この結果を見まして、役員の成り手がいないというふうなことの1つの要因といたしまして、やはり役員の業務が多過ぎる、特に区長等はいろいろと業務をしなければいけないという中で、今回、それに対応する行動といたしまして、1つは、4月は2回、5月以降の区長発送のほうを今まで月2回行っていたものを1回に減らすということで、区長の負担を減らすとか、そういうふうなものを考える中の1つといたしまして、地域おこし協力隊を導入しまして、行政と区長の間を取り持った形で、まず行政区の中でも、それぞれいろんな行事を行ったり、総会を行ったりしている中で、資料をつくるために文書を打ったりですとか、要するにパソコンを使えないと区長が受けられないとか、また、その区長を受けるためにパソコンを買わなければいけないというふうなお話がありました。そうしたことから、そうした文書の作成についても、この地域おこし協力隊のほうでできるようにしていきたい。また、地区を回りまして区長だけでなくて、地域の方々の困り事のほうを聞いて回って、それを行政につなげるとかですね。そうしたこともしていただきたい。また1つ、大きなこととしましては、アンケートの中でやはり行政区のほうがどうしても運営が成り立たなくなってきているというふうな中で、行政区の統合を仕方がないというふうな意向をお持ちの方が、全体でも6割以上いるというふうなことから、そろそろ行政のほうからの働きかけによって行政区の統合というものも考えていきたいというふうなことから、今回、この地域おこし協力隊のほうを導入するというふうな結論に至りました。
  以上でございます。
○前田委員長 5番、小島委員。
○小島委員 大体再質問で聞こうかなと思ったことをお答えしていただいたのですが、一応、確認の意味で、区長さんとの連携というのはどういう形で行われるのか、直接隊員と区長さんで行えるのか、また、総務課窓口になって隊員が動くという形なのか伺います。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 実際にまだ導入をしていないものですが、どういうふうな動きになるかははっきりはしていないのですけれども、総務課のほうの考えといたしましては、地域おこし協力隊を地域を回っていただいて、そこでいろいろな話を聞いていただくというふうなことを想定はしているところでございます。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  1問質問させていただきます。
  予算書のページでいうと181ページ、9款1項2目消防費の関係です。
  その中に、これ多分新設だと思うのですけれども、全協の説明では消防団の3の2、詰所の土地購入とあるのですけれども、この3の2の土地の場所と、それから地域の方に説明をしてそこになったのか、ちょっと併せて質問します。
○前田委員長 福田主席主査。
○福田総務課主席主査 畑委員のご質問につきましてお答えいたします。
  消防団の詰所の土地購入費の関係ですが、場所につきましては、西平地内の建具会館近くのやすらぎの家の近くの詰所になります。詰所自体は新規ではなくて、今、既にもう建って3分団の詰所として使用しているものでございます。
  実際、3の2というのが活動しているのは3分団として活動しているのですが、詰所として活用しているのが、3の1と3の2の詰所、2つ車両がそれぞれ今入っております。それで3の2の詰所の土地購入という形になります。
  以上でございます。
○前田委員長 1番、畑委員。
○畑委員 では、再質問させていただきます。
  ハザードマップを見ますと、ハザードマップでいうと4ページ、ちょうどこれ3分団が2つ、3分団書いてあるんですね。その中に3の2という表示もないものですから、取りあえずどこですかと聞いたんですよ。それで、車両は、このハザードマップの3分団2つあるのですけれども、1台ずつ車両が入っているという捉え方でいいわけ。今度は3の2に車両も動くということでいいいんですか。
○前田委員長 福田主席主査。
○福田総務課主席主査 畑委員のご質問にお答えいたします。
  現在、畑委員おっしゃったとおり、車両のほうはそれぞれ1台ずつございます。今回、土地購入に関しましては、先ほどの3の2の詰所の土地、今借りているのですが、そちらを土地購入するという予定になっております。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 畑委員のご質問の趣旨の中で、3の1と3の2の詰所のところの今回は3の2の土地を購入ということでございますけれども、3の1の車両につきましては、たしか今年10月に車検が切れるということで、そこの時点で廃車を考えております。3の1の詰所につきましては、その後は解体して地主の方に土地を返すというふうなことで考えておりまして、3の2のほうに集約をしていくという意味からも、そこの土地を購入するということになりますので、よろしくお願いいたします。
○前田委員長 よろしいですか。
  畑委員。
○畑委員 そうですね。ハザードマップ見ますと、3の1とか2という表示がなかったものですから、あえて今度、新年度予算で3の2の詰所の土地の購入とあったものですから、3の2はどっちなのかということをちょっと聞いたんですね。分かりました。
  以上です。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の10ページの中で、会計年度任用職員の関係なのですが、会計年度任用職員など、私のところへ資料が来ましたので、「会計年度任用職員など自治体の非常勤職員の病休が有給化されます」という報告が来ています。その中で、昨年12月17日に改正、国家公務員育児休業法が全会一致で成立したことを受けて、人事院規制が改正されています。これを受けて、総務省は地方自治体に対して、昨年12月2日付で通知を提出しています。この中で「非常勤職員の病気休暇、死傷病について有給化すること、非常勤職員の休暇の見直し等について令和7年4月1日より適用すべき、例規の改正など所要の措置を講じていただくようお願いします」と求めています。この点については、町はどのような動きをしているのか伺います。
○前田委員長 石川主査。
○石川総務課主査 野原委員の質問にお答えいたします。
  野原委員のおっしゃるとおり、非常勤の国家公務員につきましては、現在無休となっております病気休暇を4月1日から有給休暇とすることになっております。ときがわ町の会計年度任用職員につきましても、現在、病気休暇は無給、給与が支給されない休暇となっております。こちらを国の非常勤の国家公務員に準じまして、ときがわ町においても、有給休暇と 改正すべく準備を進めているところであります。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 これは4月1日から施行ということになっていますので、やっぱりその規約等も含めて早めにやったほうがいいんじゃないかなと思います。
○前田委員長 答弁はいいんですか。
○野原委員 はい。
○前田委員長 石川主査。
○石川総務課主査 現在、病気休暇制度というのは、非常勤の国家公務員にも、町の会計年度任用職員にも制度と同じ名前の制度がございますが、休暇の取得に当たって必要な手続や書類、病気の扱いにつきましては、ちょっと国と異なる制度となっております。有給休暇に移行するに当たりまして、これらを統一する必要がございますので、できるだけ早く有給化できるようには進めてまいりますが、制度の統一、運用等も含めて統一してまいりたいと思いますので、時期としては必ず4月1日で同日というのはちょっと難しいと考えております。
  以上です。
○前田委員長 よろしいですか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 小島委員と同じ、予算書の73ページ、地域おこし協力隊、この方はどういう資格を持って誰が面接してこういうことをやるんだよということを、地域おこし協力隊の人に言っているのですか。どういう資格があれば、ときがわ町でやってみますよという話をするのは素朴だと思うのですが。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 ただいまの岩田委員のご質問でございますけれども、今回、今募集をしている最中でありまして、まだ今の時点では応募がないというふうな中で、実際にその対象者に対して面接をしたりということはございません。
  ただこの応募に対する要件なり、資格については、特にそこには資格というものは設けておりませんので、どういった方でも応募ができる、取りあえずはですね。というふうなことになります。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 荒井課長のほうで、こういう考え方を持っているよとか、そういう面接はするん ですよ、面接というか。だって、皆さんだって試験を受けて、難しい試験を突破して職員になったんでしょう。それと同じように、当然そういう考え方を持ってどういうことをやるんだということだって、あなた、できますか、できませんかというようなことを聞かないのですか。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 今、資格のお話が出たものですから、資格については、そういうお話はさせていただきました。ただ会計年度で職員のほうは任用するというふうな考えの中では、ほかの会計年度と同じように面接を行いまして適正かどうかを判断していくというふうなことになります。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 会計年度任用職員ですか、地域おこし協力隊というのは。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 任用形態といたしましては、会計年度任用職員となります。
  ただ制度として、特別交付税措置のある地域おこし協力隊という制度を使って、こちらのほうは導入をしていくというふうな考えでございます。
○前田委員長 よろしいですか。ほかにございますか。
  7番、山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  予算書79ページ、一番上のところです。
  ときがわ町防犯対策補助金30万円、これの補助額、それから対象等を詳細にお願いします。
○前田委員長 小林主幹。
○小林総務課主幹 ただいまの山中委員のご質問にお答えをさせていただきます。
  昨今のヤミバイトと称される犯罪につきましては、テレビ報道でもいろいろと報道されておりまして、議員の皆様からもご質問等をいただいているところでございます。
  そういう状況の中で、今回この要綱をつくるに当たりまして、町として、まずどういうものがいいかということを精査する中で、多くの方にその制度を利用していただきたいということで、まず、購入金額の2分の1の補助を行う予定でございます。そして、上限額、限度額というのを設けまして、より多くの方に使用していただくために、上限額、限度額1万円ということにしております。
  それでどういうものを実際に想定されるかということなのですが、こちらのほうで今検討 しておるものにつきましては防犯カメラ、こちらにつきましては、あくまでプライバシーの問題等ございますので、敷地内のほうに設置していただいて、近隣住民等のプライバシーの保護に留意をしていただくということを前提としております。それ以外に人感センサーであるとか、モニターつきのイヤホンであるとか、そのようなこととか、あとやはり防犯性の高いものということで防犯フィルム、防犯ガラスの取付けであるとか、あとは施錠のところのものとか、そういうものを今検討している段階でございます。
  以上でございます。
○前田委員長 山中委員。
○山中委員 これは、補助金の申請は購入前、購入後、どちらに申請するのでしょうか。
○前田委員長 小林主幹。
○小林総務課主幹 ただいまのご質問にお答えいたします。
  こちらにつきましては、購入後にお振込等を予定をしておりますので、申請をしていただきまして対応させていただきたいと思いますので、お願いいたします、購入後でございます。
  そうですね。領収書とあと写真のほうを確実に設置をしたということの写真も添付をしていただくように予定をしております。
  以上でございます。
○前田委員長 山中委員。
○山中委員 これは限度額1万円かもしれないのですが、1年に何回かに分けて、例えば、防犯カメラ、その音砂利みたいなものとか、それぞれに申請して出せるものなのですか。
○前田委員長 小林主幹。
○小林総務課主幹 今のご質問のほうなんですけれども、お答えのほうにつきましては、1回ということでお願いしているところでございます。ですので、複数回購入していただいたとしても1回のみの申請ということ、交付ということで予定をしております。
  以上です。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 補足をちょっとさせていただきたいと思うのですけれども、1回というお話を今させていただきましたけれども、これは1軒に対して1年に1回じゃなくて、1軒に対してもうずっと1回というふうなことでございます。
  その中で山中委員がおっしゃっていた、じゃ1年に何回かに分けてやった場合ということも考えられると思うのですけれども、その都度ではなくて、先ほどもお話ししたように、そ ういうことを防犯対策した後に申請をしていただくということですので、もしでしたら、何回かにわたってやった場合にはそれをまとめて申請をしていただいても可能だということでお考えいただければと思いますけれども。
○前田委員長 ほかにございますか。
  2番、杉田委員。
○杉田委員 予算書183ページ、防犯対策事業の防災キャンプ委託料、これの件について詳細をお願いいたします。
○前田委員長 福田主席主査。
○福田総務課主席主査 杉田委員のご質問についてお答えいたします。
  防災キャンプの詳細ということなのですが、こちらにつきましては、令和6年度に初めて行いまして、令和7年度2回目という形になります。
  こちらの事業につきましては、ときがわ町内の指定避難所になっている、前回にしました玉川公民館で行ったわけなのですが、基本的には同じような形で指定避難所を使用いたしまして、1泊そこで避難所を体験していただく、また学んでいただく、そういったものを内容としては考えておりまして、あとはその中で避難所の防災食とか、そういったものも体験していただくような形で考えております。また、避難所の中でテント等を使用しまして、そういった宿泊を体験していただくと、そういったものも考えております。
  以上でございます。
○前田委員長 杉田委員。
○杉田委員 多分、去年からの運用の引き続きだと思うんですけれども、ちょっと人数が少なかったというように聞いているんですけれども、周知のほうとかどのぐらいまで希望を増やすとかという予定はあるのでしょうか。
○前田委員長 福田主席主査。
○福田総務課主席主査 昨年度につきましては、学校の行事が重なってしまいまして人数のほうが少なかったという事例でございます。
  来年度、令和7年度につきましては、学校の行事等も踏まえまして、できる限り多くの方に参加していただくよう周知のほうしてまいりたいと思います。
  以上でございます。
○前田委員長 よろしいですか、
  3番、長島委員。
○長島委員 予算書の55ページをお願いします。10目ですね、下から4段目。
  消耗品費の印刷製本代が457万9,000円ありますが、この中で、上に広報ときがわ、月1回とありまして、この広報ときがわだけの製本費というのはお幾らになるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○前田委員長 福田主席主査。
○福田総務課主席主査 長島委員のご質問についてお答えいたします。
  広報広聴事業の印刷製本費457万9,000円の内訳で、その中の広報ときがわの印刷製本に係るものが全額457万9,000円でございます。
  以上でございます。
○前田委員長 一般質問しましたよね。
  長島議員の一般質問に回答が書いてあるから、よく見ておいてください。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の10ページ、11ページをお願いしたいです。
  この中で、ときがわ町制施行記念事業487万3,000円組まれております。その中で、項目においては総務課が1項目、町民健康課が4項目、農林環境課が1、商工観光課が1、建設課が1、教育総務課が1、生涯学習課が2項目、載っております。これの予算においては、事業は単年度で終わるのか、継続する事業もこの中に含まれているのか伺います。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 ただいまの野原委員のご質問でございますけれども、総務課のほうにまとめてある事業、ここに見える事業でございますけれども、これにつきましては、20周年事業ということで新規に行う事業で、この年度だけで終了する事業だけをここへまとめさせていただいてあります。
  予算の説明のときにお話をさせていただいたのですけれども、全協のときにですね。説明をさせていただいたのですけれども、その資料の一番最後に80ページになると思うのですけれども、当初予算概要の一番最後のページ、80ページになるのですけれども、こちらのほうに20周年事業に関連した事業の一覧をまとめさせていただいてあります。
  そこで、そのナンバーで3番から18番が今、総務課のほうの予算で載せてあるものでございます。そのほかに通常、毎年やっている事業として冠をつけてやる事業が、その下の19番以降になります。そういうことから3番から18番については、先ほど説明したように7年度 をもっての事業となりますので、よろしくお願いします。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 各地区の統合とか、そういうことはどういう町をつくるかというのが先にあって、その後でここはどうなのという話があるのですが、どういう町にするかという、そのまちづくりをどういうふうにするかというのがないような気がするのですが、だって、これから人口が増えるんですよ、ときがわ町は。そうじゃないんですか。増える町にするんでしょう、そうじゃないんですか。
○前田委員長 施政方針ですか。
○岩田委員 施政方針だよ。すみません、地域おこし協力隊のところで。
○前田委員長 地域おこし協力隊。
○岩田委員 地域おこし協力隊のところで、相談をして何か地区の合併とか考えるとかって、今、荒井課長、言いましたよね。
○前田委員長 今さっきの続きですね。
○岩田委員 だから、まちづくりをこういう町にするという話があって、そこからこういう町をつくるんだから、この地区とこの地区は合併してくださいというのが本来のやり方じゃないのですか。
○前田委員長 答弁を願います。
  荒井総務課長。
○荒井総務課長 いろいろな何というんですかね、まちづくりの仕方があると思うのですけれども、その中で今回お話をかけているのは、まず地域が持続していくというふうなことを考えた上で、行政区の統合というものも1つの手段として、このような予算になっているということでございます。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 ですから、行政区の統合というのは、こういう町をつくるから行政区の統合が必要ですか、必要なんですよということを言わないのですか。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 先ほど私、ですから持続可能なまちづくりということでお話をさせていただいたと思うのですけれども。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 持続可能な町だということをどういうふうにして町民に知らせているのですか。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 一番は総合振興計画だと思っております。
○前田委員長 終わりですね。また次、また手を挙げていただいて。
  9番、小宮委員。
○小宮委員 予算書71ページの集会所管理事業の関係ですけれども、始まって以来だと思うんですよ、この2か所を一緒に、別所地域、また瀬戸地域を工事をするというのはね。その中で、別所地域の場合は造成工事が含まれております。年度末に工事を終わらせるに当たっては、やっぱり早めに造成工事の発注していかないと、もう後ろがつかえているんでね、その点はどういうふうに考えているのかお伺いします。
○前田委員長 答弁願います。
  荒井総務課長。
○荒井総務課長 7年度に別所の集会所と瀬戸の集会所の建設を予算を計上させていただいているところでございます。これなかなか担当としても一遍に発注するというわけにはいかないということが1つと、いろんなその年のイベント、行事も考慮した上で建設計画のほうを立てていかなければいけないということ。また今、小宮委員がおっしゃったように、造成でどのぐらいかかるとかという、やはり工事の期間というものも同時に考えなければいけないという中では、まず、別所のほうが造成も含めて約7か月必要だというふうなことで考えております。
  そうしたことから、6月ぐらいには入札をして、金額的に契約議決をいただく案件になりますので、8月に臨時議会をお願いしたいと思っております。9月から7か月間で建築をするというふうな計画がございます。
  そして、瀬戸地区につきましては、実は2月に町長・町議選挙が予定をされておりまして、それの投票所に今、瀬戸はなっておりますので、新たに建築してそれが間に合うかということもありますので、その選挙が終わってから着工したいと考えております。
  ですから、瀬戸については、申し訳ございませんが、当初予算をお願いしている段階で申し上げるのは申し訳ないのですが、繰越しのほうを念頭に置いて考えているところでございます。
  事前に入札を行いまして、1月にやはり臨時議会をお願いして契約議決をいただきたいと いうふうに考えておりまして、工期といたしましては、半年から考えているところですので、年度をまたいでのスケジュールになろうかと思っております。
  以上です。
○前田委員長 小宮委員。
○小宮委員 ありがとうございました。
  確かに、うわさは私も、この瀬戸のほうは繰越しになっちゃんじゃないのとか、いろいろうわさですからね。私はまだよく聞いていませんというふうな形で、これから予算を組むわけでよく聞いてきますと言ったんですけれどもね。確かに別所のほうが先で、少し造成工事とかいろいろかかると思うのですけれども、この別所地域、瀬戸地域、思い切ったなんかきっかけというのがあるんですかね。始まって以来だと思うんですね、ときがわ町。都幾川村のときもそうですけれども、2棟を集会所をやるというのは始まって以来だと思う。これは思い切った事業で、私もすばらしいんかなと思うのですけれども、その点について分かる範囲内でお答えいただければありがたいと思うのですけれども。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 そこまで思い切って2棟というふうなことではないんですけれども、実は別所地区は、もう相当前から計画のほうが進んでおりまして、ただその建設用地ですとか取得についてめどが立っていない中で、どうしてもちょっと先延ばしになってきてしまっていたというところがございます。
  そこに、次の集会所として瀬戸地区のほうがお話がいただいたわけでございますけれども、どうしても別所地区がこれ以上長引くというふうなわけにはいかないので、どうにかめどは立った。ただそれに伴って、そのしわ寄せが瀬戸地区のほうに行ってしまうということになりますと、瀬戸にお住いの方については、何で我々のところが延びてしまうんだというふうなところもございましたので、2棟どうにかできるようであれば、若干時期はずれますけれども、こうしたことで予算計上のほうをさせていただいたところでございます。
○前田委員長 9番、小宮委員。
○小宮委員 別所地域の場合、それは分かるんですけれども。瀬戸は結構前、昔、崩れたじゃないですか、建築ブロックが。今ある既存の建物より東側というんですかね、そっち側へ今、計画は建てる予定なんですか。
○前田委員長 山本主査。
○山本総務課主査 小宮委員のご質問につきましてお答えさせていただきます。
  今回、瀬戸の集会所の建設の場所につきましては、設計士さんと考慮しまして、崖地条例等を見比べながら、設計の建設場所を選定しまして、建設位置の配置を設計してありまして、建築基準法上と、あと崖地条例上のそういったものでの条例をクリアした形での配置での設計になっております。
  場所は現在建っている場所ではなく、どちらかといいますとゲートボール場ですか、のトイレ側のほうに建物を新しく設置する形にはなります。奥まった側のほうになります。
○前田委員長 ほかにございますか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  では、また質問させていただきます。
  予算書のページでいうと183ページです。
  9款1項3目、その中にこちらのほうでは細かく書いていないんですけれども、まちんなかの井戸の水質検査手数料で20万4,000円あります。これで飲めないよとなったときに、その井戸を利用する、今は井戸は使っていないんですけれども、ポンプか何かをつけて災害時には使えるようにする考えはあるのか、まず1点目ですね。
○前田委員長 福田主席主査。
○福田総務課主席主査 畑委員のご質問についてお答えいたします。
  今回、水質検査ということで行いまして、町としましては、災害時にできれば使用したいということで、今回予算のほうを計上させていただきました。
  以上でございます。
○前田委員長 畑委員。
○畑委員 それで今、私その井戸を知っているんですけれども、井戸が使っていない状態ですから、使えるようにするにはガッチャンポンプとか、あるいは電気式の、早く言えばポンプを備えないと水が使えないんですよ。地域の人もあそこが広くあるものですから、何か災害が遭ったときには、飲み水はともかくとしても煮沸すれば飲み水になる、あるいは水まきにもできるので、地域としてはあそこの井戸を使えるような状態に持っていってもらいたいんです。どうですか。
○前田委員長 予算書は20万4,000円だよね。183ページには20万4,000円というのはないんだよね。分かりました。
○畑委員 書いてはいないんですけれど、予算的にはそのページです。
○前田委員長 分かりました。
  荒井総務課長。
○荒井総務課長 まさしくそれを念頭に置いて今回のほうで予算計上をさせていただきました。
○前田委員長 畑委員。
○畑委員 お願いします。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の11ページで、先ほど小宮委員が質問した工事請負費なんですが、別所、瀬戸の問題です。
  別所においては7,053万、瀬戸においては6,318万という多額の金額が示されております。今そういう中で、行政区の中でも人口減少、それと同時に行政区の合併等の声が出ている中で、そういう中の割合も含めて真剣に考えての予算計上になったのか。やっぱりその中では、今大きな問題になっているんですよね。人口が減っている中で、それと行政区を離れる人も多くなっている中、そういうことも加味していろんなことも含めて予算はつくるべきであると、私は感じているんですよね。多額の経費がかかります。あくまで住民要求に沿ってやってきたのか、それと、それと同時に住民に寄り添ってその内容を説明しながら、この予算計上できたのか、その点について伺います。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 まさしく野原委員がおっしゃるとおりでして、この多額なお金を投資するということは、建築後、最低でも20年、30年というふうな形で使っていただくということが見通せないと、町としても投資するというふうなことにはならないわけです。そういう中で、地元とお話を進めていく中で、そういう考えがある、そういう意欲があるというふうなことから、こういうふうな形で予算計上のほうをさせていただいてございます。
  これを計上するに当たっては、担当も何回も地元に足を運んで、地域の方たちに集まっていただいて調整を進めた上でこのような形になっておりますので、ご理解いただければと思います。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 多額の金額の中では、実際、町が要するに、計画の中で予算を大体把握できると 思うんですよね。だから、そこの町の、行政側の主張というのものが相手に伝えるような説明も必要だと思うんですよ。いや、これだけの事業だとこれだけの、このぐらいのお金がかかるという事業ができる、町の考えもあると思うんですよね。そういうところも含めてやっていかないと、これから大変なことになるんじゃないかなと思って、心配で今質問させていただきました。
  町の考えは相手に伝えてありますか。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 その辺は地元の方たちの要望を全て聞き入れたのではすごいものになってしまうというふうなこともございますので、町はこういう考えで集会所のほうを建設していきますというふうなことはしっかり伝えて、理解していただいた上で今回このようなことになっておりますので、よろしくお願いいたします。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかに。
  7番、山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  予算書の53ページの下段、自動車購入費、どのような車かを詳細お願いします。
○前田委員長 山本主査。
○山本総務課主査 山中委員のご質問につきましてお答えさせていただきます。
  来年度購入予定の車は4台を予定しておりまして、1台は商工観光課、もう1台が建設課で、あと教育総務課、玉川保育園、こちらの4台を入れ替える予定となっております。
  車種になりますが、商工観光課につきましてはミニキャブのトラック、建設課につきましてはミニキャブのバンです。教育総務課につきましては同じでミニキャブバンになります。最後、玉川保育園はインサイトになっております。商工観光課はミニキャブのトラック、こちらが軽貨物車、同じですね、ミニキャブトラックを購入予定です。建設課はミニキャブのバンを同じでミニキャブのバン、こちらを入れ替える予定です。教育総務課につきましてもミニキャブのバンを同じ形のミニキャブのバンを入れ替える予定です。玉川保育園にいたしましてはインサイト、現在利用していますが、こちらを軽の乗用車を予定しております。
  以上です。
○前田委員長 よろしいですか。
  山中委員。
○山中委員 6年度の予算では、町長車購入でプリウスと聞きましたが、私、車にちょっと疎いもので、私が見かけなかったのかどうか分かりませんが、プリウスの購入をされたのか伺います。
○前田委員長 山本主査。
○山本総務課主査 今年度購入をさせていただいた車はクラウンの中古車になります。
  理由につきましては、当初プリウスの購入を予定していたのですけれども、プリウスのほうがリコールですとか、そういった形で販売のほうが中止等が起こりまして、それで購入が難しくなってきたということから、こちらの当初予定していませんでしたが、中古車が、こちらが安く購入できるということになりましたので、こちらのクラウンを購入する形になりました。
○前田委員長 小林主幹。
○小林総務課主幹 申し訳ありません。補足で小林のほうからさせていただきます。
  今、山本主査のほうからお話があったかと思うのですが、当初プリウスを予定していたところ、メーカー等がどうしても生産ができない状況でかなり長い年数待たされるというふうな情報が入ってきまして、今現状のクラウン等もあって、それをどうするかということと、もう1点がプリウスは非常にコンパクトな車なのですが、ちょうど首都高で追突事故が何回か起きまして、それで結構大きな事故等、亡くなられた方等もいらっしゃったということで、なるべく私どもの町長には大きい車、現状と同等ぐらいの車に使用していただきたいというふうに考えておりました。そのところ、やはり新車ですとかなり金額がかかってしまうということと、皆様方のご理解がいただけないということで、私のほうと運転手のほうで中古車のほうを選定をしまして、群馬県のほうまで中古車の選定に行ってまいりまして、この車だったら当面長く乗れて安全性も大丈夫だろうということを把握させていただきまして、購入に至った次第でございます。
  以上でございます。
○前田委員長 山中委員。
○山中委員 では、古い車のほうは今どうしているのでしょうか、どうするのか。
○前田委員長 小林主幹。
○小林総務課主幹 現状、リース期間がまだございますので、そちらのほうが満了次第、返却の手続をさせていただきます。
  以上でございます。
○前田委員長 ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 マムシの岩田でございますが、先ほどの持続可能なまちづくりが、総合振興計画だと言うのですけれども、「人と自然の優しさにふれるまち」じゃないんですか、総合振興計画は。だったら、持続可能なまちづくりの題名に変えたらいかがですか。だって、いいですか。10年後は7,000人ぐらいになる、8,000人か。40年後は4,000人なんですよ。それで、何か総合振興計画に出ているって、振興計画はそういうふうな予想を立てているんですよね。消滅自治体には入っていますし、過疎地域にも入っているんですよ。
  それで、地域おこし協力隊入れて、どういう町にするかというものが、町はこういう町をつくるんだということを聞いたら、荒井課長は、総合振興計画です。総合振興計画にそういう思想は入っているのですか。
○前田委員長 荒井総務課長。
○荒井総務課長 ときがわ町のメインの考え方といたしましては、「人と自然の優しさにふれるまち」、これがメインにはなると思います。ただその中にいろいろな政策がついてきて、そこにその下に施策が乗っかってくるわけですけれども、それを実現するための各、いろいろな事業を行っております。その中の1つとしては、持続可能な町ということで、財政運営の中にも載っているかと思うんですけれども、その1つとしては、やはり8,000人になる、4,000人になるというふうなお話をいただきましたけれども、だからといって、じゃ中心地にその住んでいる人を無理やり連れてくるというわけにはいかないわけですよ。その時代に住んでいる方は必ずいるわけなんですね。そうした方たちが行政のサービスが受けられないというわけにはいかないわけなので、そういう意味からも、行政区、区長制度というのは町と地域をつなぐ一番のパイプ役になっておりますので、そうしたものが実効性のないものになってしまうというふうなことでは地域が続けていけないというふうなことになってしまう。地域の住民が諦めてしまう、そういうふうなことになってしまわないように、今から手を打っていきたいというふうなことで提案のほうをさせていただいたつもりでございます。
○前田委員長 10番、岩田委員。
○岩田委員 とうとうと述べられていますが、本当によく、だから、ときがわ町はこういう町にするんだという思想、考え方がなくちゃ、合併しろとか、そういうことなんか言えないんじゃないですか、言えるんですか。
  荒井課長の頭の中ではそれは言える、考えているかもしれませんけれども、我々は分かり ませんよ。こういう町をつくるんだ。だから、皆さん、これはどうでしょう、合併はどうでしょう、合併というか地区の合併はどうでしょう、そういう話だったら話としては分かりますよ。だから、そういう思いがなくて、その地域おこし協力隊呼ぶ。私なんかね、考えるのに地域おこし協力隊がやらないで職員がやればいいと思うんですよ、私は。イーロン・マスクじゃないですけれども。そういう人減らしをちゃんと考えなくちゃ、町民が減るからといって、職員ももう減らせねえやって話じゃなくて、やっぱりその辺はDX使うとか何とかあるんですけれども、そういう形でときがわ町の職員も考えていかなくては。だって、能力開発の講演だって受けるんでしょう。だから、そういうことも考えてもらいたいと思うんですよ。ただ、だからこういう町をつくるんだというのでもう1度、総合振興計画をつくり直してもらいたいですよ。
  以上です。
○前田委員長 返答は。
  荒井総務課長。
○荒井総務課長 岩田委員がおっしゃるように、どういう町にしていくかということをまた今、政策財政課のほうでは、総合振興計画のほうを策定し直すというふうなことで準備を進めているところでございます。
  そういう中で補正にも取らせていただいたと思うのですけれども、総合振興計画の策定に向けた住民アンケート、こちらのほうを補正取らせていただいて、今現在、その準備を進めているところだと思います。
  そういう中で、ときがわ町がどういう方向に向かっていくべきなのか、「人と自然の優しさにふれるまち」でいいのか、ただ今回提示させていただいた行政区の統合については、それを念頭に置いた上での1つの方策だと思っておりますので、ご理解いただければと思います。
○前田委員長 6番、田中委員。
○田中委員 最後に、時間もあれなので、1点伺います。
  地域手当の件です。ほぼ全てに関するので、総務課が職員の人事管理については総務課だと思うので伺います。
○前田委員長 地域手当ですか。
○田中委員 地域手当、今年、課長も触れませんでしたけれども、大きなポイントなんですよね。今年、ときがわ町が全県的にいろいろありましたけれども、それ課長、なぜ触れないの かというのがすごい疑問なんですよ。今年初めてときがわ町は地域手当が職員全体になりますよね。なります。大体2,000万円ぐらい、私もちょっと計算してみたんですけれども、大体2,000万円ぐらいの予算になるんじゃないかと思うんです。全部ですよ、全職員に対するということでね。そのこともやっぱりきちんと説明をしなきゃいけない問題だと思っています。いっぱい私も用意してきたいのですけれども、かなり遠慮しましたけれども、その点だけ伺います。
○前田委員長 地域手当、これにおいては、予算書においては246ページはトータル的なもので約2,000万円と。
○田中委員 総務課は職員全体の問題だと思っているので。
  課長の認識も含めてですよ。今年、初めて大きな変化なんですよ、ときがわ町にとっては。違いますか。
○前田委員長 地域手当の説明してくれと。
○田中委員 そんなに軽いのですか。課長、伺います。
  地域手当4%を職員の皆さんが関わるというのは一言も触れないでいいような問題ですか。私はその問題を問いたいと、そういうことです。
○前田委員長 地域手当の思い。
  荒井総務課長。
○荒井総務課長 予算の説明において触れなかったということでしょうかね。その前に、昨年12月に条例改正で地域手当のほうは触れさせていただいたと思っておりますが、条例が制定されたので、それに基づいて今回予算計上させていただいておりますので、そこじゃないのでしょうか。
○前田委員長 田中委員。
○田中委員 私ももちろん認識はしています。ただ予算、今年初めての7年度に影響がする2,000万円以上のことが入る予算です、初めての。だから、そのことについて、私はこれはマイナスの話じゃないんですよ。職員全体がプラスになる話ですよ。それで、さらに頑張っていただきたいというのが内容です。私は思っています。ただそういう点で一言も触れないですっとこれは決まったからぽんというような、私の認識とは違うということです。悪いという話ではありません。悪いという話じゃなくて、さらに職員は頑張っていただきたいなと思っていますけれども、触れないというのはちょっとかなと、そういう意味です。いいです。課長の認識と随分違うということですから。時間もあるので終わります。
○前田委員長 何かあります、課長からは。
  いいですか、結構だそうです。
  時間が来ますので、ほかにあると思いますけれども、これをもって総務課に関する質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 政策財政課に関する質疑を行います。
  質疑ございますか。
  7番、山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  予算書の68ページ中段、デジタルラボ推進事業2,366万7,000円のところです。
  全額業務委託料としていますが、その内訳を伺います。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 それでは、山中委員のご質問につきましてお答えいたします。
  この運営委託料2,366万7,000円の内訳でございますが、大きく分けますと、地域活性化起業人の部分と地域おこし協力隊の部分となります。地域活性化起業人につきましては、これ全て交付税対象となる上限額で予算を組まさせていただいているのですが、地域活性化起業人が、1人当たり560万円が国の上限となっておりまして、これにつきまして、10か月分で案分して466万7,000円がまず計上されております。地域おこし協力隊員、こちらも国の上限額が520万円となっているのですが、これの6か月分の5人分1,300万円、このほかに地域おこし協力隊員の募集に係る経費として300万円が交付税措置の上限となっておりますので、これは300万円組んでおります。また、地域おこし協力隊員のサポート経費として200万円、これも交付税の上限額で計上してございます。そのほかに地域おこし活性化起業人の受入れ経費として100万円、これも交付税の上限額で組んでおります。あくまでも、これは交付税をいただける上限額で予算措置をさせていただいているところです。
  以上です。
○前田委員長 山中委員。
○山中委員 今、起業人と、それから地域おこし協力隊員の分ということで伺いました。デジタルラボというのは前に説明があったときには、デジタルラボさんのほうにはお金はかからないというふうな説明を受けた覚えがあるのですが、その理解でよろしいんでしょうか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 山中委員のご質問にお答えいたします。
  多少誤解があるようなのでご説明をさせていただきたいのですが、計画ではデジタルラボという会社をときがわ町内につくっていただくのですが、その会社の設立経費ですとか、設立後の、例えば事務所を維持したりですとか、そこの電気代とか、そういった維持していく経費については、これは町は一切負担をせずに事業者側の負担となります。その事業者に対して、町が企業受入型の地域おこし協力隊員という制度で業務委託を行います。これにより企業が地域おこし協力隊員を5人採用して、その町から委託を受ける町の役場や町の施設、民間事業者のDXサポートの業務を実施いたします。その経費として、先ほどありました地域おこし協力隊員と地域活性化起業人の、簡単に言うと人件費なんすが、それを町のほうが委託費としてお支払いするという形になっております。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  概要版の18ページ、同じようなところなのですけれども、DXの点なんですけれども、主要な政策で見ていただければ。課長の説明でいくと、DXをかなりしっかり進めるということで話を伺っています。それで、私もかなり疎いほうなので、行かない・書かない行政というのが、それを言葉としては分かるのですけれども、それに具体的な、例えば、町村型のアプリだとかいうのを、そういう大きく見れば、そういうことを目指すんだというふうに理解をしているのですけれども、例えばということで、ノーコードという言い方を例えば最近し始めて、私もよく分からないのですけれどもね。課長は知っていると思うんですけれども。それで、ときがわ町はどんなのを目指ししているのかをひとつ、ラフのところでもあればと思うんです。具体的に言うと、今申告をやっていたりだとか、それからかなり具体的な出ていますよね、例えば、公民館の予約をするだとか、体育館もそうですけれども、そういう予 約だとか申請だとか、それから住民票とかその他を取るとか、それはマイナンバーを求めてやっていますよね。だから、そういう意味で住民側から見て、こういうのを目指すというのがあるんだと思うんですよ。あるからこそ予算化をしていると思うんですね。その辺で少し素人に分かるような形で、例えば、年次でこの辺を目指す、当面はここをやる。そのためにこの予算をつくるんじゃないかと思っているんですけれども、ちょっと長くなりましたけれども、もし具体的にお願いできれば。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 田中委員のご質問にお答えいたします。
  町が目指しているDX、住民に対するサービスと役場の内部業務の改善に対するDX、2つを進めていくわけなのですが、今の田中委員のご質問は、その中の住民の利便性を向上させる部分のDXをどのような形で目指しているのかというご質問という理解でよろしいでしょうか。
  そうですね。まず、さっきノーコードという言葉が出ましたが、これ何かというと、コンピューターの難しい言語を使わないでいろんなサービスの仕組みを組み立てることができるという部分なので、ここはあまり町民には見えない部分なのですが、今でも役場の職員が電子申請とかの今準備を始めているんですが、これって本当に難しいプログラミング言語とかは一切使わずに、見た目でここにこの表を置いてとかということをしながら、そういった仕組みをつくり上げられる技術的なものなので、ノーコードという部分はあまり住民には見えない部分ではあります。
  先ほどの国も言っているのですが、行かない・書かない窓口の推進ということで、一番はそうですね。まずどういったらいいだろうな。基本的には今どなたもLINEを使っていると思いますので、LINEを切り口にして町のいろいろな問合せですとか、申請に入っていけるようなものをまずつくり上げたいなと思っています。それをすることによって、一番ターゲットとなるのはやっぱり子育て中の方とか、お勤めをしている方が、自分が空いた時間に役場に問合せをしたり、役場の手続ができるという姿を今まずつくり上げたいなというふうに考えています。役場に行かないし、手書きの申請書も書かないでも申請ができるというものをつくりたいと今予算のほうは計上しておりまして、現在、町の公式LINEのアカウントは取れて、町からの情報発信が始まっていますけれども、そういった問合せとかまだ申請はできない状態なのですが、来年度、そこにつきまして、例えば、そのLINEで乗合タクシーという言葉をちょっと打ってもられば、乗合タクシーの乗り方の説明から予約から、 そういったところにすぐに飛んでいけるようなものにしていきたいなと思います。今だとやはりLINEが一番皆さんに親和性が高いかなと思っていますので、LINEをベースにそういった役場手続が大体終わってしまうようなものをつくりたいと考えております。
  以上です。
○前田委員長 田中委員。
○田中委員 何となく分かるんですけれども、私が今回お伺いしたいのは、例えば、住民側から見て、このラフなスケジュールじゃないんですけれども、例えば、年度ではこんなことを、例えば、長期も含めて、年度でとか分かりやすいのを示しながら、じゃ、住民側では一言で言うと、あれはアプリだからスマホが前提の形を組み立てていると思うんですね。パソコンまたはスマホ。だから、パソコンは全員がというわけじゃ、取りあえずはいかないので、スマホで行けるのだと思うんですね、中身としてはね。そうすると、逆に言えば、スマホを住民の方にもっと手軽に使うというか普及型だとか、そういう自治体がありますよね。小さな、逆に小さい自治体ほど、例えば、そういう取組ができるとか可能だとか、例えば、70代、80代の人も持てて、必要なものじゃなくて、こういう形を目指せるから少しずつできる。逆に、だから、私はもちろんシステムをつくるというのも重要なんですけれども、利用する、持っている方が気軽にそれに挑戦できたり、どういう使い方ができる、そのことのほうが重要だと思っているんです。だから、それは並行してやらなきゃいけないんです。
  だから、今期の問題については、町側が整備する。それはよく理解はできます。だとしたら、もう1個、住民にはどういうサービスが上がるんだというのを示していただければいいと思っているんです。だから、そこのところを課長のほうは少し丁寧なというのか、寄り添い型と今風で言えば、そこのところに向かっていただければと思うんです。
  だから、今期の予算がこれは中身としてはこんなふうなというのを説明もやっていただければ普及型も進むんじゃないかなと思っているんですけれども、ちょっと分かりづらいんで申し訳ないです。
○前田委員長 政策財政課に関して質問、皆さん、ありますよね、いっぱい。
  分かりました。短くね。
○大野政策財政課長 ご質問の中にいっぱいあったので。答えもいっぱい。
  まずおっしゃるとおり、こんなことが便利になるんですよというのはやっぱり住民の方に分かりやすいイメージをお伝えできるように、これは頑張りたいと思います。
  また、スマートフォン、持っているけれども不慣れな方もいらっしゃるので、そこに対す るスマートフォン教室は、一昨年から活き生き活動センターと連携してやっておりますので、ここについても力を入れていきたいと考えております。
  また、いろいろちょっとうちのほうでも、手落ちの部分が出ちゃうかもしれないんですけれども、そういうときは随時言っていただければどんどん改善していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○前田委員長 ポイントで質問よろしくお願いします。
  畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  私もポイントでいきますから。予算書の68ページ、2款1項9目になるかな。よろしいでしょうか。
  その中のシステム標準化・共通化事業とあるんですが、ここで大変大きなお金が動いています。1億2,807万1,000円なんですけれども、それを簡単に町民の方に分かるように、施策とか、こういうことをするんだよというので、取りあえず1回目説明してもらっていいですか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  まず、このシステム標準化・共通化事業が行われたときに、住民から見ると、正直何も変わりません。これは役場の業務の中身を変えるので、住民に対する見た目というのは一切変わらないんですね。
  今、町のそのいろいろな税とか住民記録ですとか、福祉関係のシステムというのは、埼玉県の町村会で共同のシステムを運用して、そこで運営しているのですが、今度これが国の法律が変わりまして、国が運営するシステムに全部載せ替えなさいという指導が、法律が変わりましたので、全て今までのものは全部やめて新しい国のシステムに載り替えるための経費なので、住民に見える部分というのはほとんど変わらないというものでございます。
  以上です。
○前田委員長 畑委員。
○畑委員 すみません。それでは、サービスの向上にはつながらない、サービスも同じまま、同じレベルのサービスで、それともサービスは向上して利便性も上がりますよということにもなるんですかね。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  まず、当面はサービスは変わらないのですが、やはりこれは将来的にサービスの向上にというか、住民のためになっていくものだと思っているのですが、まず今まではメーカーごとにシステムが違っていたのが、国の標準的なものに変わりますので、そういった意味で移動が簡単になるということと、多分、まだ国もはっきりは言っていませんが、将来的にはいろんな行政業務の広域化を狙っているんじゃないかなというふうに思っています。例えば、国保が県単位になったり、介護も今、市町村圏組合、先日も消防の指令室が広域になりましたよね。恐らく今後のやはり働き手不足を解消するためには、そういったことを多分狙っていて、そのためにはみんなが同じものを使っていないとやっぱり統一化できませんので、多分まずそこの最初のステップなんじゃないかと。これは国がはっきり言ってみないと、私がいろんな資料を見た上での想定ではあるんですが、ただそうすることによって、働き手が少なくなっても行政サービスは維持できますし、ある意味、共通化することによって、小さい役場単位では人のかける人数が減って、それを別の行政サービスに振り向けることができるようになる、そういったことを狙っているのかなというふうには考えております。
○前田委員長 畑委員。
○畑委員 じゃ、最後の質問ですけれども、これによって他の市町村も同じようなシステムを当然導入するということでよろしいわけですよね。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えします。
  極端に言えば、全国が同じシステムを使うということになります。
○前田委員長 そこのところを強調して言ってもらえばね。国ともう一緒にすると、それだけでいいわけだよね。
  ほかにございますか。
  9番、小宮委員。
○小宮委員 概要版のほうの17ページの婚活サポートの件なんですけれども、多分これ商工会のまた青年部のほうへ補助金が出るのかなとは思うのですけれども、できれば減額がどうのこうのというんじゃなくて、ただ補助金を出せばいいというような形じゃなくて、町のこういう事業をやるんだったら補助金は出すけれども、町の職員も1人ぐらい、そういう現地へ行って実際の内容を見てもらったほうがいいのかな。まして、昨年は商工会のそういう問題がありまして、結局誰も手伝ってくれないで青年部で全部やったんですね。やらないと言っ たんだけれども、やらないと言ったら駄目だと言われてやったらしいんですけれども、本当に大変だったと言っていましたよ。でも、まあまあの人が来てくれてよかったなと。
  だけれども、そういう中身っていうのも、ある程度補助金を出すので1人ぐらいは誰かこうそういところへ行って教えるなり、何なり、こうしてもう少し補助金をこれは駄目だよ。これは来年はこういうふうにしたほうがいいんじゃねえんかと、そういう助言もしてもいいんかなと思うんだけれども、その点についていかがですか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  現段階では、補助事業に対してそこに町の職員を派遣してお手伝いをするということは想定をしていませんでした。
  実際、今回のイベントには職員が何人か参加者として参加をさせていただいて、どんな内容だったかというのは、その職員から報告を受けております。今後、そこに町が、職員を出して支援していくのかというのはちょっと検討させてください。
○前田委員長 小宮委員。
○小宮委員 でもね、婚活はそうだったかもしれないけれども、ほかの事業、町が補助金を出しているいろいろなイベントがあるじゃないですか。そういうところにはいろいろ職員が行っているじゃないですか。遊びで行っているんだか、呼ばれて行っているんだかよく分かりませんけれども。いろいろ会場へ行きますと必ずいますよ、職員が。何人か来ています。どうだったのかなというような。そういう中で、遊びがてらでもいいんだけれどもね、そういうことも、補助金を出している以上は大事なのかな。何で婚活だけは無理っていうんじゃなくて、これからまだ多分、これも秋の事業でやるのかなと思います。時間がありますので、もう少し考えてもいいんじゃないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○前田委員長 大野政策財政課長。荻野主幹は婚活も担当しているんだよね。
○大野政策財政課長 ちょっと1回検討させてください。
○前田委員長 大野政策財政課長ばっかり答えてちゃあれだから。
  荻野主幹、婚活について。
○荻野政策財政課主幹 小宮委員の質問にお答えさせていただきます。
  今、ご質問いただいたのが、婚活事業の補助金ということで予算を5万円計上させていただいている事業だと思います。こちらにつきましては、事業を行った団体に対して補助を行っていくというもので、ここのところ、ずっと商工会の青年部がやっていただいているだけ に今のところなっています。それなので、1団体分の5万円を計上させてもらっているのですけれども、その下に婚活サポート補助金というのがあるんですけれども、こちらにつきましては、令和6年度、今年度から補助制度を整備させていただきまして、県が経営主体になっておりますSAITAMA出会いサポートセンターというのがあるんですけれども、こちらのほうと結婚相談所のどちらかに登録したときに、それに対する補助をこう出しますという制度だったんですけれども、今年度につきましては、4件の補助金の申込みがありました。初めてなんですけれども、2月にときがわ町内で出張の登録会というのも実施しております。こちらにつきましては、6名のほうが登録いただきまして、うち4名が町内の方、町外の方も2名いらっしゃったんですけれども、そのうちの3名の方がその後に補助金の申請をしていただいたということで、こちらのほうをできるだけ町のほうも積極的に普及させていただいて、町内の婚活につなげていければなと思っていますので、よろしくお願いいたします。
○前田委員長 よろしいですか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の中から18ページです。
  その中で交通対策事業ですが、減便代替バス運行委託料、それからデマンドバス交通対策補助金、バス路線保守費用もありますが、それぞれの県・国の割合はどのようになっているか伺います。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 その件につきましては、交通担当の遠山のほうから回答させていただきます。
○前田委員長 遠山主査。
○遠山政策財政課主査 野原委員のご質問にお答えいたします。
  まず、県の補助金でございますけれども、県の補助金につきましては、令和7年度予算につきましては605万円を計上しております。こちらは県の廃止代替バスのイーグルバスのほうにかかるものでございます。605万円です。国庫につきましては、今年度、町に直接入るものはございません。
  失礼いたしました。あと町のほうには直接入りませんが、越生タクシー運行会社のほうには国の補助金が実績に応じて入る予定でございます。
  申し訳ございません。去年の実績につきましては、令和6年度は356万4,000円を越生タク シーのほうが国のほうから交付を受けております。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 全体的で605万円という数字ですよね。大変少ないですよね。そういう呼びかけというか、大変な問題だと思うのですが、ちょっと国の予算を調べてみると、地域公共交通確保維持改善事業においては525億円、その中に24年度補正含む326億円を含む、23年度比で48億円増に、幾らも増えていないです、とどまっているんですよね。だから、そういう中でもやっぱりこの今、国会でも問題になっています、公共交通に対して減便も多くなっている中で。いかに国の予算を引き出すかも、これから町の実際の努力も必要だと思うのですが、恐らくそういう中で改善策も見えてくると思うので、この点については国の予算の動向も見ながらきちんとやっていただきたいと思います。いかがでしょうか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  確かに今、国の予算あまり増えていない。その中で、またときがわ町が運営している方式が対象になっていないというところであまり受けられておりませんが、やはりここにつきましては、しっかりと要望もしていきたいと思いますし、できましたら、政党の方にもいろいろお口添えをいただいて一緒に頑張っていただけるとありがたいなと思いますので、お願いいたします。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 減便代替のバスにおいては、今回予算を削ってありますよね。削ってあるというのはマイナスになっていますけれども、この予算については、課長はちょっと言ったような気がするんですけれども、過疎債を活用するとかそういう方向で動いているんでしょうか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  野原委員おっしゃるとおり、令和7年度予算につきましては、この減便代替の、駅から走っている無料送迎バスの財源といたしまして、過疎債のソフト事業分を充てさせていただきます。
  昨年までは本当に単費持ち出しでやらせていたのですが、この過疎債を使うことで、元利償還金の70%に対して交付税措置がされますので、そういった意味では実質町の持ち出しが30%程度まで減らせるという考えでやっております。
○前田委員長 ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 先ほどの総務課の関係とダブるのですが、地域おこし協力隊推進事業というのは、課それぞれで、ごめんなさい。概要の19ページ、18ページかな。地域おこし協力推進事業というのがあるのですけれども、総務課にも同じような、今年入れたいなということで予算計上しているんですけれども、これ一括して誰かがやっているんじゃなくてそれぞれの課で、計画を立てるのですか。
○前田委員長 岩田委員が総務課のときにも協力隊とかあるじゃないですか。いっぱいあるじゃないですか。地域活性化起業人だとか、何とか協力隊というので、私も分からないんだけれども、そこのところが岩田委員がずっと言っていて、どこの内閣府が担当だとか、総務省が担当だとかいうような根本的なことから聞きたいみたいなんだよね。それから始まってもらって、長く取ってもらっても結構ですから。それで、それに資格が要るんだとか、誰が面接しているだとかというのを聞きたいんです。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  まず、国がどこかというところは総務省のほうで進めている事業で、確かに今、町の予算書を見ていただくと、商工観光課のところで観光推進型の地域協力隊員の予算があり、政策財政課のところで空き家掘りおこし型の地域おこし協力隊員の予算があります。今度は総務課のほうで行政区の支援の地域おこし協力隊員の予算があります。また、政策に戻りまして、そこまでは町の会計年度任用職員として雇用してする地域おこし協力隊員、また先ほどのデジタルラボのほうで地域おこし協力隊員を今度は起業受入型ということであります。
  確かにそれぞれの予算書から見ると4つのところに今分かれている状態がありまして、多分、岩田委員、これ1つにまとめられないのかとか、そういうご質問なのかなとも思うのですが、やはり予算執行上、やっぱり担当している課で予算を執行しなくてはいけないので、この予算書の作成の仕組み上、どうしても担当課ごとにはまずしなくてはいけません。あとときがわ町の予算書というのは、事業別予算ということをこの合併当時からやっておりまして、これは何のためにやっているかというと、それぞれの事業に幾ら町はかけているんだというのが、住民から分かりやすくするためということで始まったと聞いております。
  これが地域おこし協力隊でまとめて予算を取ってしまうと、確かに地域おこし隊員で幾らかかっているということは分かりやすくなるのですが、例えば、空き家掘り起こしに幾らかかっているんだとか、観光事業として幾らかけているんだというところでは分かりづらくな ってしまうところもありますので、現在はそういった意味で事業別に予算上は分けさせていただいているところでございます。
  以上です。
○前田委員長 あと誰が面接をするのか。
  大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 面接につきましては、基本的にはデジタルラボ以外につきましては、これは町の会計年度任用職員として採用いたしますので、町のほうで、これは各課担当課のほうで採用申込みを受けて、面接をして誰を雇うかというのを決定しているところでございます。
  以上です。
○前田委員長 よろしいでしょうか。
  岩田委員。
○岩田委員 はい。
○前田委員長 ほかにございますか。
  2番、杉田委員。
○杉田委員 2番、杉田です。
  概要の18ページです。予算書は67ページになっています。
  スマートフォンの講座業務ですか、この予算は減っています。今年度はね。多分、利用者はほとんどスマートフォンを今もう使っていると思うのですが、それによっても、予算が減ったという考えでよろしいんでしょうか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  昨年までスマートフォンの講座の予算を取っておりましたが、これ実施していないのではなくて、国の100%予算で実施をすることができておりまして、そういう意味で、昨年、今年までも執行しておりません。来年度につきましても、この国の予算を使って実施をしたいと考えておりますので、町の予算のほうからは削らさせていただいたところでございます。
  また、デジタルワーク事業の中でもスマートフォンとか、そういった教室もできると考えておりますので、そういった意味では、来年度充実させていきたいというふうに考えております。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  概要版の18ページの、これは何度もというか、伺っているのですけれども、企業相談窓口業務委託、要するに今、役場の前にある施設に対して補助金ではなくて業務委託ですよね、業務委託をしているということです。これ前々になるんですかね。武野谷さんの会計の監査の方、ときからもかなり具体的な突っ込んだ話をしていたと思います。それで、大野課長から前年ですかね、見直しというのか検討というのか、そういうふうに伺っていたのですけれども、今年も同じ多分48だと、昨年と同じだと思うんですね。でも、私が違っていたら違っているという話をいただいて。
○前田委員長 田中委員、スマートに言ってもらって。それで何を聞きたいっていうこと。
○田中委員 いや、だから変えないのかどうかということです。変わらないのかということです。
○前田委員長 そういうふうに聞いてもらいたい。
  大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  武野谷前々、監査委員から言われていたのが、その要はあそこで言われているいろいろな本屋ときがわとか、ああいったイベントも含めた計画書が出ているので、これは委託ではなくて補助金ではないのかとか、いろいろなご指摘をいただいてまいりました。
  現在は業務委託として、その本当にその起業相談を受ける部分に絞って委託契約を結んでおります。もともと、この以前からその契約書のつくり方にちょっとミスがあったところがありまして、もともと、こちらでお支払いしていたお金というのは、本当に起業相談の部分で、そのほかのイベントについては、もともとお支払いをしていませんでしたので、そういったところを契約書の内容を明確にさせていただいておりますので、この委託料48万円は、本当に起業相談を受けるための経費としてお支払いをしております。
  これは以前から契約書を見ると、いろんな本屋ときがわとかイベントも含まれているように見えてはいたのですが、内容としては、もともと起業相談の部分しか、私たちはお支払いをしていませんでしたので、そういう意味では、以前ご指摘をいただいていた部分は全て改善しているつもりではいるのですが、金額として見ると変わっていないというのが実際のところかなと思います。
○前田委員長 6番、田中委員。
○田中委員 その関連で、例えば、町長の施政方針、重点取組事業の中では第6「女性が輝くまちに」でこれ1本ですね。1つ、具体的に言うと、第6「女性が輝くまちに」の1つの事業として、起業のこれを入れているというふう、ですよね、これ見るとね。だから、そうすると課長ね、ちょっと違和感があるんですね。
  実際、皆さんご存じだと思うので、大体月に1回か2回の活動のチラシが入っています。私もかなりよくしっかり見ています。これは決して中身が悪いというんじゃないんですからね。「女性が輝くまちに」の取組の内容ではというふうには受け取れません、私的にはですね。今、課長がおっしゃった、その起業相談の点に絞った委託をしているということで、具体的にどういう、もう1年2年ではありませんので、具体的なそういう成果だとか検証はされているということでいいのでしょうか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 まず、町長の施政方針の部分、これ昨日の食と教育の部分と回答が同じようになってしまうのですが、起業相談は確かに女性に限ってやっているわけではなくやっていますので、そういう意味では広くやっているのですが、やはり相談の人も女性が多く、あそこで活動している人も女性が多いので、これで絞ったものではありませんが、女性活躍の町を進める上で効果のある、効果を含んでいる事業としてあえて載せさせていただいたところでございます。
  また、その成果といたしましては、基本的には四半期に1回、データを出してもらっていてどんな人が相談に来ているかとか、そういったものも必ず確認をしております。そんな中で、女性が多いなというふうに感じているところもあるのですが、ただ目立ってこの人を起業してすごいですよとかと今ちょっと出なくて申し訳ないのですが、そういった意味では、成果をちゃんと確認しながらやっていきたいなというふうに考えております。
○前田委員長 田中委員。
○田中委員 町内の方というより、私の受け止め方で見れば、比企という視点で取り組んでいますよね、比企の地域のということでね。ときがわ町だけが48万円の委託費を出していると。ということは、町民の側から見ると、ときがわの町民を対象とする事業ではないように受け取れるんです。私は受け取れました。その点でいかがですかということです。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えします。
  やはりそこもかなり勘違いをされているのかなと思うのですが、そもそもあそこのiofficeというのは、空いてしまった庁舎を活用するために、あそこを有料で借りて活動してくれる方を募集をして、そこに応募してきたiofficeが入って、そこで独自の活動をしています。その独自の活動は本屋ときがわであり、比企起業大学であり、そういったものでございます。その中で、そういった起業に詳しい方がせっかくそこに入っておりますので、そこで、本来であれば起業相談って私たち町の職員がやらなくちゃいけないところではあるのですが、やはり私たち、数年で担当も替わりますし、その起業とかそういった経営に関して知識を持っているわけではございませんので、せっかくすぐ近くにいる、その方を活用して起業相談を進めて、町内の方の起業や町外の方がときがわの中で起業してくれるといいなあということでやっているのが、この48万円の起業相談業務委託ということになりますので、比企起業大学とこの起業相談の48万円というのは全く別物でございます。
○前田委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  予算概要の17ページで、若者定住化促進事業でございます。
  この中で、先ほど荻野主幹が明るいニュースを伝えてくれましたが、私はこういうことはやっぱり6月議会、9月議会でもいいです。順次報告してもらって、皆さんに示してもらうことが大事かなと思うんですよ。やっぱりそこは今本当に問題になっているのは、若者定住なんですよね、この中でもね。だから、そこのところにどう力を入れるかということの評価も含めてお願いしたいと思います。
  この中で、やっぱり私たち、ちょっと視察へ行った箕輪村ですか、そのときは就職相談員窓口もあったんですよ。だから、そういうことも踏まえながら、そこで若者が働ける場を見つけてやって住んでもらうというような方向性も示して。
○前田委員長 野原さん、何を聞きたいのか、先に言ってもらったほうがいいです。
○野原委員 いや、これからゆっくりやります。
○前田委員長 最初にそれ言ってもらったほうがいいです。
○野原委員 そういうことも踏まえて。
○前田委員長 何を聞きたいか。
○野原委員 少し相談窓口も広げてやって、これを全課、相談窓口は全課に広がるように、担当課や、政策財政課じゃなくても、ほかの課にも伝えるような政策で進めていただいたほう がよろしいんではないんかなと私は感じるんですけれども、いかがでしょうか。
○前田委員長 荻野主幹じゃなくていいかな。
  大野政策財政課長、お願いします。
○大野政策財政課長 野原委員のご質問にお答えします。
  事業の内容ですと、荻野主幹のほうが詳しいんですけれども、今の質問、やはり町の考え方に近いことになってきますので、私のほうで回答させていただければと思います。
  まず、今やっている活動の内容につきましては、122条報告に細かい数字などを入れて、まずはお答えをしていきたいと思っております。
  また、その先ほど言った就職相談窓口とか、そういった今以上のそういった若者がときがわに住んでいただくためのそういった窓口の拡大というのは、今ちょっとこの場で何月から始めるというのはお答えできませんけれども、どんなふうにすればできていくのか検討させていただければと思います。
  以上です。
○前田委員長 荻野主幹。
○荻野政策財政課主幹 野原委員の質問にお答えさせていただきます。
  この婚活サポートが先ほど今年度から始まったということで、出だしのほうはちょっと周知不足というのもありまして、なかなか補助金の申請が来ませんでした。なかなかこう内容的にもちょっとデリケートな部分なので、窓口に書類を持ってきて申請するのにやっぱり抵抗があるのかなというふうに思っていたのですけれども、2月のほうの出張登録会を機に登録者数もここのところで10名程度増えてきております。
  町といたしましては、広報ですとか、先ほど言った公式LINE、あとホームページ等でその辺の周知を徹底していきまして、町内の登録者数のほうを増やしていきたいと思います。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 ぜひ課長、窓口を広げて町全体で取り組む姿勢を示したほうが、私はいいかなと思うので、ぜひその方向性でもしっかり検討していただきたいと思います。
○前田委員長 よろしいですか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。よろしくお願いします。
  予算書の中の60ページです。一番下の項目です。
  情報システム管理運営事業の中の業務委託で情報系端末リプレイス341万円ということで委託料が入っているんですけれども、これ見ると、説明のほうですと何か設定するだけに340万円もかかるのかなという気がするのですけれども、この説明等をお願いします。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  この設定につきましては、来年、職員が今使っている事務パソコン200台を7年ぶりに入れ替えるものなのですが、ご家庭で使っている、やっぱりパソコンと違って買ってきて電源を入れれば使えるんじゃないんですね。やっぱり役場の業務というのは、様々な個人情報を扱っておりますので、いろいろなそういった個人情報の漏洩対策ですとか、いろいろな先ほどの町のシステムへ接続するためのいろんな設定をかけないといけないんですね。そういった意味で、その設定を200台やってもらうのですが、これもし私がやると1台につき2日かかります。そのくらい面倒くさいんですね。それをやっぱりやってもらう、200台やってもらうと考えたときに340万が高いのか安いのかというのはちょっと感覚もあると思いますので、あるんですが、私からすると大分安くやってもらえているなと思っています。
○前田委員長 畑委員。
○畑委員 ということは、設定するにあたって、やっぱり設定費でこれだけかかるということの認識でいいわけですね。
  次行きます。
  今度、Windowsが10から11に変わって、10のほう、早く言えば、Windows10が保守点検というのか、サーバーするところがもうしませんよとなるから11になる。そこも含まれているわけなのですか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 畑委員のご質問にお答えします。
  畑委員のご推察のとおりというところもあるのですが、実際、先ほど7年ぶりと言ってきたんですが、できればもうちょっと使いたかったところはあるのですが、どうしてもこの来年の9月だったか、11月でWindows10のそのセキュリティーのサポートが切れてしまうんですね。どうしても個人情報を扱う関係がありますので、役場職員がそのセキュリティーが切れた端末を使っているのはよろしくないというところもあって、今までも大体そのOSのサポートが切れる段階で、職員のパソコンの入替えというのは行ってきております。
  以上です。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  3番、長島委員。
○長島委員 3番、長島です。
  1問お願いします。
  25ページ、1目総務費負担金、路線バスのことで、小川町と越生町の金額が、私から見ると結構金額が安いと思うのでね。
○前田委員長 予算概要のほうだね、予算概要のほうですか、予算概要。
  歳入はもう昨日で終わりましたので。
  路線バスのことに関してだったら聞けます。
○長島委員 だから、金額を値上げできないかということで、交渉はね。お聞きします。
○前田委員長 大野政策財政課長、一言で。
○大野政策財政課長 お答えします。
  長島委員のご質問、近隣の市町村からいただいている負担金を増額してもらうことはできないのかというご質問でよろしいでしょうか。
  この金額、各市町村違うのを見て分かるとおり、これは過去にいろいろと交渉をしてきて何とか出してもらっているお金でございますので、交渉をすることは可能だとは思うのですが、恐らく増額に同意するところはないかなと思っています。もしかしたら、そんなことを言うならもう出さないよと言われるんじゃないかなという心配もしているところでございます。
  以上です。
○前田委員長 一応、歳入は昨日で終わりましたので、スケジュールをよく見てきて、これ歳出に関してですから。
○長島委員 やっぱりこう交渉しないことには乗ってこないと思うんですよ。言わなきゃ話にならないし、やっぱり言うことだけでも言うべきかと、私は思っておりますけれども。
○前田委員長 はい、分かりました。
  ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 概要の17ページ、集落支援員委託料についてなんですが、これも地域おこし協力隊の一員なんですか。ですから、これ町民には事業別に分かりやすいかもしれないですけれ ども、どうも私には分かりにくいので、これトータルで地域おこし協力隊が何人いて、集約しているのはここだよというようなことをなんか表か何かにできないですかね。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  そうですね、集落支援員、地域おこし協力隊員、地域活性化起業人、似たような言葉に近い、制度も近いので少しずつ違うものがございますので、後ほどそれ分かりやすい資料をつくって提供させていただければと思います。お願いします。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 ついでに幾らかかっているのかもお願いできますか。
○前田委員長 年収みたいのでいいわけですか。金額を1年間で、予算。
○岩田委員 できると思うんだよ、それ。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 その分は決算書のほうをご覧いただけるとありがたいのですが。
○前田委員長 幾らの年収って入れてもらえれば。
○大野政策財政課長 先ほど申し上げた資料の中に、参考としてその数字も入れるようにいたします。よろしいですか。
○前田委員長 ほかにございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  概要の18ページですが、先ほど田中委員も質問されました起業相談窓口業務委託料です。
  これ課長、以前、広報に一面、二面、三面、四面ぐらい大きく掲載されましたよね。その時に、住民から5件、電話がありました。何やっているか分からないところにこれを出すの、おかしいんじゃないかということです。これを指摘をすぐ、私は副町長に指摘をした経緯があります。町にとって、これ起業、起こすほうですよね。どれだけの恩恵というか、プラスになっているか検証していますか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 検証はしておりますが、なかなかこれは数字で求めるのが難しいなというのが実際でございます。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 先ほど課長は内容的には変わっていないような説明を田中委員の質問に言ってい ましたよね。だから、そこのところをもう少し突っ込むというか入って、やっぱりそこはそこでどういうふうなことで起こすという、この生かせる事業になるのか、そこのところは検証していただく必要があるんじゃないでしょうかね。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 多少まだ誤解があるところがあるんですが、まずはそこの起業支援施設は、先ほども言いましたが、もともとがその空き施設の有効活用というところで募集した中で、あそこを使って、事業者が来た事業でございますので、そこの活動を広報紙に載せたのは、これは実は政策財政課が出したのではなくて、広報担当者がやっぱりあそこで頑張っている人たちがいるから、これを町民に紹介したいということで出した記事でございますので、そこはちょっとなかなか町がその起業相談を委託しているところもあるので、ちょっとあそこの施設の位置づけというのが、すごい勘違いされやすくなっちゃっているかなというふうに思っているのですが、基本的にはあそこの人たちがやっている活動というのは、町の仕事ではなくて、自分たちが自ら行っている仕事でございます。
  町としては、起業のそれによって町内に起業家が増えるということはとてもすばらしいことだと思いますので、できる範囲で支援はしていきたいとは考えております。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 町から出す委託料というのは、やっぱりどうしても、反対に私はプラス思考、返ってくる、プラスを求めるんですよね。こういうことも含めて、以前、監査委員も指摘した内容ですが、私もそこのところはちょっと引っかかるところがありましたので。
  その中では、町はそこに入って指導的なものはできない、内容を見るだけということで、今後も行くのでしょうか。ただこの予算においては、48万円やっているだけで、家賃は納めていただいていますよね。だから、そんな利益的なあれはないんですけれども、ただそういうところで広報の大きな面で載せた以上は、やっぱり町も責任があるのではないかなということで指摘したいんですよ。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 お答えいたします。
  先ほど申し上げたように、自主事業なので町が指導する立場ではないのですが、やはり町は常にあの人たちがどんなことをやっているのかなというところも見ておりますし、逆にこんなことを協力してもらったらいいなということについては、やはり積極的にお話をしてや っていただいておりますので、指導はいたしませんけれども、よくチェックをして町のためになるようなことを1つでもやっていただけるように協力をお願いしていきたいというふうに考えております。
○前田委員長 9番、小宮委員。
○小宮委員 概要版の18ページのデジタルラボの関係で、これ先ほど課長答弁では事業所、また民間事業所のサポートをしていくんだというような答弁もありましたけれども。
  ときがわ町にこの事業所が幾つぐらいあるか、分かって言っているのかなと思って、それでお聞きします。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 最新の数値はおさえていませんが、たしか商工会に加盟している事業所で400から450あったというふうに考えております。
  デジタルラボ、私のちょっと今までの説明が下手だったところもあり、民間だけではなくて、町、役場の中もそうですし、例えば、商工会ですとか観光協会、町有の観光施設、そういったところを全体的にそういったデジタル化をする際のいろいろなサポートをしてもらいたいなと思っています。
  デジタル化というのも何かすごく難しいことに聞こえてしまうような気がするのですが、ほかの一関と福島県の楢葉でやっているんですが、そこでのお話を聞くと、本当に今まで紙で書いていた台帳を全部パソコンのエクセルでできるようにして、変な話、年賀状の宛名が今まで手書きだったのが全部コンピューターから出るようになりましたとか、あとはお店のホームページがもう5年変わっていないのだけれども、それをじゃ変えるの手伝いましょうかとか、そういった簡単なことからまずやってもらう中で、そのお店なり、会社のいろいろな困り事を聞きながら、こんなことがやると便利になりますよという、アドバイスをしていくような組織と考えています。
  町のほうといたしましても、やはりデジタル化は一生懸命進めるんですが、やはり昨日、小島議員さんの総括質疑の中でもやりましたが、やっぱりなかなか町としても取り組みたいんだけれども、もう手いっぱいでやっていられないというのが職員の本音のところもありまして、そういったところもそういったサポートしてもらうことによって、いろんな住民サービスにつなげていけるんじゃないかなというふうに考えています。
  少なくとも、スタートしたら政策財政課では、まず町の人口の移動の状況のデータを全部分析するようなものをつくってもらおうと思っています。それによって、今まで人口増えた 減ったは見てきているのですけれども、例えば、どんな年代が増えていてどんな年代が減っているのかとか、そういうった細かい分析までやりたかったのですが、なかなか手がつけられなかったので、まずそこをしてもらいたいなと思っていますし、財政運営計画をこれから進めるに当たっても、その起債のシミュレーションをする、20年、30年先までのシミュレーションができるようにするですとか、そういったところにやっていきたいなと思っています。
  また、事業所という部分では、町有の観光施設あると思うのですけれども、そういったところでもやはり売上げは確認しているけれども、どんな物が売れているかとかというのはやっぱり分析ができていないというのが実態のところなので、そこを簡単にパソコンで、今月はこういった野菜が売れたんだねとかというのを見ながら運営ができるようになっていってほしいなというふうに考えておりますので、そういったことのサポートをしてもらうデジタル人材をときがわに置きたいと考えていますので、よろしくお願いします。
○前田委員長 小宮委員。
○小宮委員 今、先ほど商工会のほうは四百四、五十あるかな。だけれども、それは80%は個人です。店を持ってはおりません、そういう人もいます。実際に企業あるのは今100社ないんですよ、ときがわ町に、企業は、有限会社で大体従業員が5名、多いところで10名ぐらいかな。それしかないんですね。100社ないんですよ。これからそういう企業にDXを教えるといっても、みんなあとは町外のみんな本社が東京とか川越とかというのが、そういう会社が多いんですね。そういう中で、議会として、我々がっかりしたのはDX課を設置してくれということで、いや、できませんでした、できない、じゃ、こっちをデジタルでこうラボを使ったほうがいいんじゃないですかって、それは矛盾しているのかなというふうな感じがしております。
  それだったら、こういうデジタルラボを使って、町に、町のほうも少し協力して、取りあえず1年ぐらいは町にそういうのを指導してくれとかっていうやり方もあるのかなと思います。町がある程度は先立って、それで広げていかないとなかなか広がっていかないのかなというふうに思いますけれども、その点いかがですか。
○前田委員長 大野政策財政課長。
○大野政策財政課長 小宮委員おっしゃるとおりで、まずは町がデジタル化されないで、民間に言ってもどうするんだというようなのは確かだと思っていますので、このデジタルラボ、まずは町がちゃんと使って、町がしっかりやって見せて、こういったことができるので、皆さんも使いませんかというステップで進められるようにしていきたいなというふうに考えて おります。
○前田委員長 よろしいですか。
○小宮委員 ぜひお願いします。
○前田委員長 いろいろあるでしょうけれども、これをもって政策財政課に関する質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を13時15分といたします。
                                (午前11時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時15分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 町民健康課に関する質疑を行います。
  質疑ございますか。
  7番、山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  主要な事業の11ページに町制施行記念事業で町民健康課担当のオリジナル婚姻届、婚姻届の記念フォトスポット用パネル作成、健康づくり講演会、コバトンALKOOマイレージ等の事業がありますが、これの詳細をお願いします。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、お答えいたします。
  20周年の記念事業ということで、町民健康課からは、戸籍担当と健康担当、あと保健センターというところで、それぞれ事業のほうを出してもらいました。
  まず、オリジナルの婚姻届と記念フォトスポット用パネルということで出させていただいたわけですけれども、こちらは窓口に立っていて、最近、転入される方が多くいらっしゃるんですけれども、そのときに何でときがわ町なんですかということを話すらしいんですね。そうすると、やっぱり緑だとか自然がとても豊か、川がきれいというところでお話をいただくということで、そういった自然、ときがわ町の魅力を伝えるための婚姻届になります。色をつけた、今真っ白な物なんですけれども、そこに絵を入れてカラフルな和やかな感じ、穏やかな感じの婚姻届をつくろうということになっています。
  あと2つ目のフォトスポット用のパネルにつきましては、こちらはその婚姻届を記念で撮る方、お二人で並んで撮る方が最近多くございまして、その方用の婚姻届にはめる枠ですね。写真を撮るための枠と、あとハッピーウェディングと書いたパネルというものを用意するということになっております。
  その下の健康づくり講演会につきましては、健康意識の底上げということで、特に町長からもフレイル対策に重点を置くようにという話が出ていますので、令和6年度に健康ウオーキングでとても好評をいただいた先生にまたお声かけして、同じような事業が取り組めたらなと思っています。
  内容については、関節の使い方、歩く姿勢ですとか、あとちょっとしたところですぐできる「ゆるゆる屈伸」みたいなものをやろうとしています。これは毎年毎年行って健康づくりの意識を高めていこうというものになります。
  そして、その下のコバトンALKOOマイレージですけれども、こちらは埼玉県の事業になります。埼玉県で行っている、このマイレージにときがわ町も参加するということになります。
  スマホにこのアプリを取り込みまして、万歩計ですかね、それに代わるもの、あとはマイレージ、歩数がポイントになって、それをためていくと抽せんで何かが当たるかもしれないというものになります
  このマイレージに関しましては、使い方の説明会を7月中に1回行いたいかと思っています。これは全住民の方が対象となります、希望される方ですね。そうはいっても、なかなかスマホに取り込めない、アプリを取り込むことがちょっと難しいという方のためには、その30分ぐらい前に集まっていただいてアプリ導入の手助けというものをしていきたいかなと思います。
  あとちょっとここには書いていないんですけれども、20周年の記念とあとスモールチェンジのコラボということで、ポロシャツのほうを作成しようとしています。こちらにつきましては、また4月号の広報でお知らせさせていただく予定になっております。
  以上です。
○前田委員長 山中委員。
○山中委員 カラフルな婚姻届ということで、これはその20周年の来年だけに使うものではなくて、印刷をしたらそれが終わるまで使えるという、そういうふうな形にするのですか。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 そのとおりです。
○前田委員長 山中委員。
○山中委員 ここで国保のことを出していいですか。国保のところにもコバトンALKOOマイレージということで、2つの今回は一般会計ですけれども、一般会計と特会のほうとALKOOマイレージということでシステム使用料があるのですけれども、20周年記念の行事としてALKOOマイレージを一般会計のほうでするのに2つに分けてやるのかどうか。どうして2つに分けるのか。20周年のこちらにシステム使用料とかというのを入れなかったのか、ちょっと2つに分けた理由が分からないのでお願いします。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 こちらは国保の補助対象になってきますので、国保の補助金の対象、交付金の対象になってくるんですね。国保会計でやれば。なので、人数で案分、およそ案分して、それぞれ2つに分けて事業を行うものになります。
○前田委員長 ほかにございますか。
  5番、小島委員。
○小島委員 議席番号5番、小島です。
  概要版の24ページ、中ほどにあります母子保健事業の中の産後ケア事業の委託料171万5,000円について伺います。
  初めに、事業の目的を伺います。
○前田委員長 渡邉副所長。
○渡邉保健センター副所長 産後ケア事業の目的としましては、産後1年以内の産婦の方と、そのお子様が医療機関や助産院等で心身を休めながら授乳や育児等の相談、休息のサポート等を受け、安心して育児がしていけるようにするものということです。
  以上です。
○前田委員長 小島委員。
○小島委員 前年に比べまして99万9,000円増、約100万円の今回予算が増加になりましたが、この増額の理由について伺います。
○前田委員長 渡邉副所長。
○渡邉保健センター副所長 お答えいたします。
  産後ケア事業が今年度10月からの開始でしたので、今年度は下半期のみの実施でした。71万6,000円を見込んでいたのですけれども、令和7年度につきましては、4月から通年で実 施するため、171万5,000円の予算を見込んでおります。
  以上です。
○前田委員長 小島委員。
○小島委員 1年間通しではなかったということなのですが、そのやった何か月間の間で利用者等はどのくらいあるのかと様子を伺います。
○前田委員長 渡邉副所長。
○渡邉保健センター副所長 実人数で2名の方が利用されています。宿泊と通所を合わせて8日間利用されています。利用された方の声からですと、まずはインターネットなんかで調べても切りがなくて直接人と話して教えてもらってすごく安心した、ときがわ町に引っ越してよかったという声ですとか、あと長時間、子供さんを一緒に見ながら、実際に育児手技も行いながら相談ができるので、そういったところがほかの母子事業にはないところで、とても安心して頼りになるというお声をいただいております。
  以上です。
○前田委員長 ほかにございますか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  それでは、質問させていただきます。
  予算書のページでいうと86ページです。そこに戸籍住民基本台帳一般管理事務、主要な施策でいきますと23ページになります。よろしいでしょうか。23ページの中の関連なので、ちょっと3つ言っちゃいますね。
  最初に、戸籍の情報総合システム運用保守管理委託料にあっては約50万円の減、その下の(新)戸籍振り仮名通知作業業務委託380万円、続いて、下に戸籍情報総合システム使用料166万円ということで、戸籍のことなので一括して聞きたいのですけれども、総合保守点検にあっては約55万円の減、ほかにあっては新しく、これは振り仮名をするのでこれだけかかるということなんでしょう。そこら辺のちょっと目的と効果のほうをちょっと説明していただければと思います。よろしくお願いします。
○前田委員長 村田主幹。
○村田町民健康課主幹 ただいまのご質問にお答えいたします。
  まず、戸籍の振り仮名の関係ですけれども、こちら畑委員がおっしゃったとおり、令和7年度、戸籍に振り仮名が振られるということで、そのための事業を行う関係の委託料となっ ております。これは、先ほどシステムの使用料とはまた別のもの、そちらに係るものとしましては、戸籍の振り仮名を皆様に仮の振り仮名というものが今、住民情報から取り入れたものを戸籍にこのように振り仮名を振りますということで、仮の振り仮名を本籍人の通知をするんですけれども、その発送費用ですとか、それを行う委託費用、郵送費用、印刷料などが、そちらで支払われます。
  戸籍のシステムのほうの業務委託は50万円減となっておりますけれども、そちらのほうは、今までは戸籍のシステム、業務委託で1本で委託料としてお支払いをしておりましたけれども、この3月にそのシステムのほうが更改となりまして、ちょっと契約の方法が変わり、委託料と使用料、2つに分かれた契約となりまして、支払いが変わっております。
  戸籍のシステムとしては、その2つを合わせてのお支払いということになります。
  以上です。
○前田委員長 効果、振り仮名をつけた効果。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 この戸籍への振り仮名という部分なんですけれども、これは国の政策で行うものになります。今現在、戸籍につきましては、お名前、漢字ですね。漢字が入ったもので個人を特定するというものになります。ただ金融機関等ですと、例えば、漢字の場合もあるし、振り仮名で行ってしまう場合もありまして、例えば、私が「シキモリヤスコ」ですけれども、それを「シキモリコウコ」というふうに読ませるという金融機関もあるんですね。そこは分からない。振り仮名がどれが正解になるかという部分が分からないので、それをなくすために振り仮名を戸籍に入れて、戸籍で振り仮名を漢字と振り仮名を一致させることによって、本人を特定しましょうという制度に変わっていくものです。
  今のでよろしいですか。
○前田委員長 金融機関で別にすることは、要は一致するわけだよね。濁点だとかね。そのためだよね。振込を間違っちゃうから。
  畑委員。
○畑委員 もうちょっとじゃ私が質問しますけれども、マイナンバーカードを持っているから、その方がこうだというんじゃなく、それでもう1つの手だと思うのですけれども、これはあくまで戸籍についての振り仮名と、それとすみませんね。私の言い方が悪いのですけれども、50万円のシステムは減になりましたよね。その2つ目にまた戸籍の総合システムで166万円とある、この中に少しその50万円も含まれるから減なのかなとちょっとそこら辺の回答もお 願いします。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 すみません。2番目なのですけれども、まさにそのとおりです。
  上から3つ目の500万3,000円がありまして、それとあとその下の下、システム使用料、こちらが7年度に枝分かれしたものになります。今までは保守委託料だったのが、それがシステム使用料と委託料に分かれたという形になります。よろしいでしょうか。
  1つ目なのですが、振り仮名なんですけれども、これはマイナンバーのほうにも波及はしていきます。マイナンバーには現在、振り仮名振られておりません。ですので、今後は振り仮名も振るような形、またローマ字表記のほうも始まるような形になります。
  以上です。
○前田委員長 畑委員、よろしいですか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  概要の中の24ページの下段のほうにあります予防接種委託料、この中で帯状疱疹がこの中に入っていると思うのですよね。帯状疱疹については、7年度中に65歳になる方、原則65で打ち、導入から5年間、70、75、80、85、90、5年刻みになります。接種年齢を定める原則なら25年度に66歳や71歳の人は接種を4年待つことになります。この点は解消できるのでしょうか、伺います。
○前田委員長 吉澤所長。
○吉澤保健センター所長 お答えさせていただきます。
  帯状疱疹につきましては、定期の予防接種になりますので、国の方針に基づいて実施する形になります。確かに待つことにはなるかとは思うのですけれども、その分、それぞれの方に問診票ですとか受診券とかをきちんと配ることによって、その年にきちんと受けていただくということでの啓発にはなるかと思っております。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 本来、今まで町は独自でやりましたよね。それに従って動くのは当然じゃないでしょうか。その4年間の中で帯状疱疹発生した人は幾人出るか分かりませんよ。だから、私が言いたいのは、こういう中で線引きをしちゃっているんですよね。町独自でやっている場合は、ある程度の方法で進められるわけなんですよ。例えば、この中でこれ資料は式守課長 に渡してありますけれども。接種費用を独自に補助する多くの自治体では、50歳以上の希望する年齢で受けられる、そういう方向性も出ているんですよ。だから、ここで線引きするのじゃなくて、受けられるようにするべきじゃないでしょうか。それをやることによって交付金に影響あるんですか、町独自で今までやってきたでしょう。そのいいところを見せたいと思いませんか。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 ときがわ町につきましては、2年ですかね、帯状疱疹につきましては、50歳以上の方に接種を勧めてきたところです。このたび、法に基づくものに移行するということで、来年度以降につきましては自己負担、それぞれ市町村で決めることができます。この部分でときがわ町はほかの町村よりも自己負担を抑えた形になっていますので、そういったところでご理解いただければなと思います。
○前田委員長 毎年、自由に打てないのかって聞いているんだよね。金額のことはどうでもいいんだけれども。今までどおり町でやったんだから、いつでも年齢になれば打てるのでしょうかと伺っています。
  式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 すみません。交付金につきましては、節目の方だけが対象になってきますので、それ以外の方は対象にはなりませんので、全くこちらの独自財源という形にはなってしまいます。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 それは、要するに国の方針に基づいてやっていきたいということでしょう。でもね、町独自でやっていたら、町独自の政策は生かせるわけじゃないですか。それを私は言いたいのですよ。50歳以上の方が今まで受けて、30%ぐらいは受けていると思うんですよ、以前。だから、そういう中でやっぱりその人たちも受けてやる、受けさせてやるということは必要ではないかなということ。
  新聞の中で記事見ますと、各自治体でやっている事業は生かされているということを書いてあるんですよ。それはそれで、65歳以上は1つの線引きした中で、私はその中で言いましたけれども、4年間受けられなくなっている人、71歳の人が。それは4年間待つのですかということを言っているし、待たないで受けられますというのは町独自の政策で生かせるじゃないですか。交付金に大きい影響があるのですか。それを周知させて町民が理解すればいい けれども、町民が理解していない場合どうしますか。
○前田委員長 50歳以上は自由に受けられるかということをできるかできないのかと聞いているんだよね。できるかできないかって言えばいいんだと思います。
  式守町民健康課長。50歳以上でもういつでもできるかと、年齢制限なしと、それ聞いているんでしょう、野原委員はね。町独自なんだから。自由にいつでもできると。年齢制限区切らないでという意味でしょうか。
  暫時休憩します。
                                (午後 1時35分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 再開いたします。
                                (午後 1時36分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 50歳以上の方ですが、ご希望すれば医療機関でご自身の負担で受けることはできます。それで、2年間やってきた中でなのですけれども、50代の方の接種数というのが年々減ってきています。それで、今回1月終わりに全戸回覧させていただきました。接種希望される方は3月中に1回打ってください。そうすれば、2回目も7年度であっても対象となりますという通知、それに対しての反応という部分が、私、お1人受けたのですけれども、多分そんなに片手ぐらいな問合せになっています。
  そういったことも踏まえていただけたらなと思います。
○前田委員長 それ関係ないんだよね。打てるか打てないかで言えるだけでいいんだから。
○野原委員 町でやっている政策をその中で少し生かしてもらいたいということを言っているのですよ。
○前田委員長 ポイントだけ言ってもらえばいいんだよ。
○野原委員 ただ今心配しているのは66歳や71歳の人、これは4年間受けられないでしょう、待つことになるわけだよ。75歳と線引きしているわけですから。そういう人たちも助けてやることは町の対策の中でできるんじゃないですか。幾らもかかるわけじゃないでしょう。それ交付金に影響するのですか、国の交付金に。影響するんだったら、それだけ町の負担ができるわけじゃないですか、少し加えれば。
  じゃ、もう一度、そういうところ周知してください。
○前田委員長 ちょっと暫時休憩いたします。
                                (午後 1時39分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 再開いたします。
                                (午後 1時39分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 式守町民健康課長、もう1回、野原委員に説明してください。
  全協でやっているんだよ、もう。
○式守町民健康課長 50歳以上の方はご希望すれば打つことは可能です。ただし、節目年齢に該当しないと実費扱いになります。
  以上です。
○前田委員長 そうだそうです。よろしいですか。
  ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 予算書の124ページ、これ2,300万増えているんですよね。
○前田委員長 何ページ、ページ数は。124ページです。
○岩田委員 124、これ町民健康課じゃないのですか。2,300万増えているのですよね。
○前田委員長 予防費の真ん中辺の2,300万円の件、2,363万8,000円。
○岩田委員 これ増えた理由、どういうことなんですか。
○前田委員長 吉澤所長。
○吉澤保健センター所長 お答えします。
  新型コロナワクチンの高齢者の定期の接種分が増額となっております、予防接種の金額が増えております。
  以上です。
○前田委員長 よろしいですか。
  どうぞ、10番、岩田委員。
○岩田委員 いいです。
  次の質問あるから。次の質問もいいの。
○前田委員長 いや、一問一答で。ちょっと待ってください。
  6番、田中委員。
○田中委員 早く終わりますから。
  6番、田中です。
  概要の23ページ、これ説明も受けたのですけれども、未就学児の均等割、ゼロ歳から3歳までの2分の1というふうにメモがしてあるのですけれども、未就学児というのはもうちょっと長いんじゃないですかねと思って、それを一応確認します。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 未就学児ですので、小学校1年生だと7歳とかですか。6歳以下ということですかね。多分、そういう説明はさせていただいていると思いますよ。
○田中委員 私の勘違いですね。
○式守町民健康課長 そうですね。それはあり得ない。すみません。
○田中委員 それで結構です。間違いないです。
○前田委員長 10番、岩田委員。
○岩田委員 概要の24ページ、健康づくり推進事業、これ毎年やっているんですよね。健康になりましたか。要するに、医療費は下がりましたかということをお聞きします。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 国保の医療費に関しましては、1人当たりは増えている状態にはなっています。
  ただ国保以外の部分の話もありますので、そちらはちょっと把握していないので分かりかねます。
  以上です。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 健康づくりで課名も、課の名前も町民健康課になりましたよね。その効果でどうしてそう、前も言ったと思うのですが、何で増えているか、その原因を追求しないと。それを対策しようということで医療費は下がるように考えないといけないのじゃないですか、どう思いますか。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 お答えします。
  多分、岩田委員もご覧いただいたことがあるかと思うのですけれども、広報ときがわ、見ていらっしゃいますか。毎月、食に関しての1ページを使った情報提供みたいなものを行っています。そういったところで周知ですとか、あとは食への取り方ですとか、魚ですね、あ と野菜、そういった栄養についてのお知らせをしていますので、そういった取組を行っております。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 それで結果は出ないのですね。要は下がらないんですね、医療費は。ですよね。それ何でなのかという話、そういういろんなことやって下がらないけれども。それで、いろいろ私たちはやっています。それで、下がらないのは町民の責任です。それでいいのですか。
○前田委員長 去年も同じ質問しているけれども、やっているのに何で保険料は上がるんだという、それだけ。
  吉澤所長。
○吉澤保健センター所長 お答えいたします。
  健康増進の関係では、健康増進計画を立てまして保健センターと町民健康課のほうで対応しているのですけれども、その指針の1つに、健康寿命期間の延伸というのがございます。健康でいられる期間を延ばすというものです。こちらは平成28年、男性が17.51だったものを、それが22年には17.93、女性が20.0だったものを21.39、これ年なんですけれども、そういった形で健康寿命は、年によって上がったり下がったりはしますが、取り組んでおります。
  以上です。
○前田委員長 取り組んでおりますじゃなくて、何でやっているのに下がった、上がったんだというの。何でそういう健康づくり等をやっているのに、その国民保険料は上がるんだと。下がらなくちゃいけないのに、医者に行かなくていいように。それを聞いているだけなんだよ。
  岩田委員の質問と合ってないから、答えが。
  暫時休憩します。
                                (午後 1時46分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 再開いたします。
                                (午後 1時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 すみません。埼玉県なのですけれども、埼玉県では医療費というものはどんどん上がる一方になっています。これは、医療の高度化というところがネックになって いるという話はお聞きしています。
  ときがわ町につきましては、先ほど説明いたしましたが、様々な取組を行っているところになります。
  ですので、結果については、もうしばらくお待ちいただければと思います。
  以上です。
○前田委員長 よろしいですか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 私が民間から議員になって町の施策を考えるときに、一番何でそういう、例えば、PDCAもあまりよく分かっていない。それから、5W1Hも分かっていない。GIT、ダストインターン、分かっていない。そういうことをきちんと突き詰めて結果がどうかということを出さなくちゃ駄目だと思うんですよ。PDCAを回すというのは、チェックするのでしょう、いろんな事業を。チェックしてそれがよかったかどうか、悪かったら何が原因か、そういうことを突き詰めていくのが自治体の職員の仕事だと思うんですよ。その結果がいいとか悪いとかというのは、医療費なんか分かるわけでしょう。ですから、それがどこが悪かったかというのを探っていかなくちゃ、計画を立てました、こういうことをやっています。それじゃ駄目だよ。私の答えになっていないです。
  ですから、こういうことをやってこういうこをとチェックしました。で、こうだった、原因はこういうことがありました。そういうことを、原因を探さないと駄目です。一番、私がいろんな病気抱えています。間質性肺炎、前立腺がん転移対応、それから糖尿病前兆、それから。
○前田委員長 短縮してもらって。
○岩田委員 そういう病気で高くなっているのは。私が言うのもしようがないと思っているのですけれども。ですから、何が原因かということを、私はこういう体になったのは私の不摂生だけです。ですから、そういうことを考えて計画を実行してもらいたいんですよ。それで、下がりましたとか、上がりましたとか、何で上がった、何で下がった、そういうことをちゃんと突き詰めてもらいたいんですよ。計画を立ててこういうことをやっていますというんじゃ、職員としてはまずいんじゃないですかと思います。いかがですか。
○前田委員長 小峯副町長。
○小峯副町長 私のほうからちょっと答弁させていただきます。
  国保の医療費が高いのはなぜか、あるいは健康寿命が延びないのはなぜか、そういった観 点の中で、今のときがわ町の住民の方が発症している病気が何なのか、そういったことが国保の医療費を上げている原因だとか、そういったところの中のを調べて、担当課のほうでもそれに向けていろいろなその食についても、運動についても、医療機関にかかることについても関わっているというような状況があります。
  それについての数値は、岩田委員が民間ですので、数値である程度目に見える形で求めてこられるというところがあって、それをちゃんと見た上でPDCAを回していけということだと思うのですが、その辺のところがはっきりした国保の医療費が上がった、それはじゃ、自分たちがやっていることのどの部分だというところをはっきりしない部分も確かに国保の医療費そのものが上がっている中でいくと判断できないところもあると思います。
  ただそういう健康寿命だとか、国保の医療費だとか、個々のものを見ながら、動きを見ながら、今やっているものについては、判断していくというところはPDCAは回しているというふうに思っています。
  そういう中で、住民の皆さんに関わりを持っていくというところで、今政策を展開し、そのための計画はつくっているという形ではあるというふうに思っております。
  岩田委員が言われることよく分かります。その辺のところのその結果がある程度分かるような形で求めていくというところがないと、なかなかそのどこへ急所を定めて、何というかな、施策をやっているかというところを絞り切れない部分もありますので、その辺のところをしっかりと調べながら、現状がどうなのか、それに対する対策はどうなのか、そういった形のところの考え方についてはしっかりと持っていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○前田委員長 よろしいですか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  それでは、ちょっと簡単な問いですから、お願いします。
  まず、町長の施策の中で、令和7年度の中の12ページに書いてあります。見られませんか。
  基本政策7「生涯にわたり健康な暮らしと生活を守る」における保健衛生・医療の充実ですが、これから子供もを産み、育てていく若い世代、子育て世代が、安心して妊娠、出産、育児に臨めるよう、産前、産後サポートの充実を図りますとありますね。また、町制施行20周年事業として、スマートフォンを活用したウオーキング事業とするとここに書いてあります。
  こういうことを書いてあるので、町民の人も納得して住みやすい、住み続けられるというような町の指針のほうをもう一度、熱い思いを町民に向けてちょっと語ってもらってよろしいですか。誰でも構わないです。
○前田委員長 畑委員、これは町長の施策だから町長に答えてもらいますか。
  渡邉町長、お願い致します。
○渡邉町長 今、医療費が国民健康保険の医療給付、医療費が1年間に40万円、後期高齢者が90万円、介護に入ると160万円かかるんですよ。歳を取って最期は介護で160万円かかるわけです。そういう人生って大変なことなので、なるべく今健康寿命を延ばそう、最後の介護の時間を減らそう、そして、健康で生き生きとした生活を最期まで過ごしていただくようなまちづくりをしようということで今頑張っているわけでございます。
  だから、健康について各課が一生懸命取り組んでいるということでございます。
  先ほど国保の話も出たんですけれども、若くて健康のうちは社保に入っているんですよ、社会保険。定年になるとどっと国保へ来ちゃうんですよ。一番医療費がかかるときに、もう本当は国保に来てもらいたくないわけですよ。それが、70から75歳のところの人達がどうっと入ってきちゃう。それで、ときがわも国保の医療費が下がらないという傾向があるわけですよね。それでも、何とかフレイル予防に努めて最期まで自分のことは自分でできるような人生をその送ろうということで一生懸命取り組んでおります。
  おかげさまで、健康寿命延びておりますので、男性、女性とも今、埼玉県でも中位から上位のほうへ入っております。これからも健康寿命を、それからまた健康で生き生きと暮らせるまちづくりを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
○前田委員長 よろしいですか。
  畑委員。
○畑委員 熱い思いを語っていただきまして、ありがとうございます。
  ただ1つ、何というんですかね、町民の方が心配しているのは、ここで年だから、例えば免許返納とか、そういうんじゃなくて、年でもちゃんとしっかりしている人は免許返納じゃなくて、やっぱりいろいろなところに自分で行ける、楽しい、そういうようなことを目的に、ぜひ年が来たから、年でその人の寿命、健康寿命とか、その可動範囲をせばめないでもらいたいんですよね。そういうような施策も1つは対策として取ってもらいたいんですよ。もう年だから、おじいちゃん、おばあちゃん、家にいて、家の中にいてじゃなくて、やっぱり健康だらいろんなところに出て、皆さんとコミュニケーション図って、精神的な健康もつくっ ていただきたいと、そういうことなんですけれども、副町長、何かありますか。
○前田委員長 副町長でいいの、現場じゃなくて。
○畑委員 現場でも誰か言っていただける方で。
○前田委員長 吉澤所長、一番現場知っているのは。
○吉澤保健センター所長 お答えします。
  本当にそのとおりだと思いまして、70代の人口の方がとても多いですし、かつての70代、80代の方と今の70代、80代の方って本当に印象が違うと思います。いろいろな方が保健センターにも来て、もう年だから久しぶりに栄養セミナーに来てみたわとか、言ってくださるのですけれども、そういう方が来ると、ほかの方がそのままこのまま社協に行ってボランティア登録しようと言って、この間も連れて行ってくれたりとか、あと最近、定年までは本当にお仕事をしていて全く町の関わりをしてこなかったという女性の方とかがちらほらとセミナーとかに参加してもらって、そういう方もやはりときがわストレッチの方ですとか、あとやっぱり社協に帰り寄っていこうねみたいな感じで、番匠のふれあいに行こうとか、そういう声かけがあって、そういう点でもときがわ町は非常にコミュニティが活発かと思うので、保健センターとしましても、包括としましても、そういった取組を今後も大事していきたいと思っております。
  以上です。
○前田委員長 よろしいですか。
  次ございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  概要の中の23ページ、それと24ページに係る問題ですが、基本健診委託料、成人検診もあります。その健診率は、私は医療費抑制の中でも重要課題だと感じております。その周知の仕方もあると思うのですが、どのような周知をしているのか、この健診率を上げるために。伺います。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 周知なんですけれども、国保に関しましては、まずこの3月に健診のお知らせ通知を出します。4月いっぱいぐらいで回収を進めるんですけれども、今回新たな取組として、スマホで受診の予約というか受診しますという回答をいただくことができるようになりました。今までは郵送かもしくは電話だけだったのですけれども、それが携帯からも できるようになって、多分これで受診率が若干変わるかなとは思っています。
  あとその4月以降、健診の申込みがない方に関しましては、年3回程度、受診勧奨の通知をお出ししています。それは集団が終わった後の、今度は個別健診が始まりますので、こちらの健診、病院であれば受けられるので受けてくださいというお知らせをお知らせしているところです。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 個別に郵送していただけるんですね、健診する方に。スマホを使えない人もいると思うのですけれども。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 国保に関しましてはそうです、全員の方。後期の方はまたちょっと別の動きになりまして、後期の方はちょっと年齢を区切って受診勧奨の通知はその年齢の方には出したいかと思います。
  それ以上の方に関しましては、お電話で連絡ですとかという部分になるかと思います。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 課長、健診率、目標は何%見ていますか。
  それと先ほど以来、医療給付費、大変上がっていると言いましたよね。その中で高額療養費という割合は、どのくらいになっていますか。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 すみません。2本目の質問なんですけれども、こちらすみません。国保のほうでご質問いただければと思います。来週火曜日に、よろしくお願いします。
  受診率の目標は、国保に関しましては、国の目標としては60%という数字が出ちゃっているのですけれども、とても現状及びませんで、46%ぐらいで行けるといいなと思っております。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 課長、目標を高く持って、やっぱり周知を徹底すること。そうすると受ける人も多くなると思うんですよ。そこのところをちょっとやっていただいたほうがいいと思います。
  この問題については、やっぱりほかの自治体も苦慮しているんですよ。健診率を上げるた めにね。だから、ときがわ町が独自でそういう政策をして健診率上がったということは比企管内でも広がると思うんですよね。見本になると思うんです。そういう中で医療費削減に努めたという成果を上げれば、また各段と上になる。いかがですか。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 すみません。1点漏れちゃいました。
  6年度から健診の無料化というものをおかげさまでやっております。そのおかげで、ふだん見ることがない、あまり保健センターとかに関わりがない方というのが何十名かという単位で受診できたということはとても喜ばしいことだと思います。
  以上です。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 本題に入る前に。
○前田委員長 時間がなくなるので本題に入っちゃってください。
○岩田委員 婚姻届を出す、華やかな婚姻届を出す、その工夫をしているということなのですが、私、ただ婚姻届を出してくれれば10万円当たる宝くじを差し上げますよとか、そういうことをやったほうがいいような気がするのだけれども、そうしたら婚姻率が上がるかどうか分からないですけれども。
  いや、私の目的は、要は何で医療費が高いのか、ときがわ町の。その根本は何なのですか。原因は何なんですかというのを聞いて、それへの対策をするのが民間でならったTQC、トータルクォリティコントロール、品質管理の点で、いろんなグラフ使ったりして原因を追求するんです。じゃ、その追求のために何をするかというのは、それはみんなで考えるんですよ。結果を見る。それで、PDCAを回すというのはそういうことなんですよね、どうですか、その結果が出るように計画を立てました。こういうことをやっていますというのを聞いているんじゃないんです。何が原因かというの、高い原因は何ですかということを聞いているんです。
○前田委員長 先ほどの問題と同じなんだけれども、先ほど答弁しました。
  要するに、先ほどと同じような類似質問ですよね。
  どうぞ、吉澤所長。
○吉澤保健センター所長 岩田委員の質問にお答えしたいと思います。
  1点としましては、城西大学で実施している食生活の調査というのがあります。高齢者の方に調査をしてどんな食事を取っているかという中で、塩分ですとか、高脂血症が、脂肪分 が多いというような結果が出ています。それが心疾患とか高血圧が多いわけです、ときがわ町は。そこに対して対策を取るためにそうやって調査をして、原因を突き詰めて、それを啓発をしていくという取組をしています。
  また、高齢者と介護、医療の一体的実施の中で、医療費分析というのがあります。どんな疾病が多いか、どんな方が健診を受けている人は疾病が多くて、医療にかかっている人はその後ちゃんと行けているのか、そういったものを庁内でデータを見ながら、それぞれの各担当で話し合いながら施策をしております。
  そういった意味でPDCAサイクルを回しながら、単にやみくもに健康づくりの事業をやっているのではなくて、必ず原因を狙っていくつもりでやっております。
  以上です。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 それじゃ、健康にならない、要するに医療費の抑制に何が原因で抑制にならないんですか。やっていることを聞いているんじゃないですよ。どうして医療費が高くなっているかということを聞いているんです。
○前田委員長 暫時休憩にします。
                                (午後 2時10分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 再開いたします。
                                (午後 2時11分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 すみません。答えになるかどうか分かりませんが、今、岩田委員とちょっとお話をさせていただく中で、やっぱり若い頃の体の不摂生で今に至っているという話があったかと思います。私、まさにそのとおりだなと思いまして、自分自身も振り返ると、やっぱり若い頃に特に40とか50のときに何らかの形できっかけを与えてもらって、これから先の健康をどういうふうに考えていったらいいんだろうという部分を町民健康課としては、皆さんにお伝えしていきたいかと思います。
  今、国保で一番問題になっているのは、40、50の人たちが受診してもらえないことになっています。この部分が非常に大事になってくるかなと思いますので、こういった部分に力も注いでいきたいかと思います。
  以上です。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 力を注ぐ、どういうことをするのですか。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 今まで言ってきたとおりです。お話ししてきたとおりの働きかけをしていきます。
  以上です。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 議会がそう指示しているか分かりませんけれども、こういうことをやるよということはないのですか。こういうことが原因だから。だから、こういうこと。前も話したと思う。長野県佐久市では、非常に透析とかそういうのが多いので、その対策を一生懸命やって、それを下げたという実績あるから、行ったらどうですかという話をしたと思うんですけれども。そういうふうに原因は何か、いや、若い頃不摂生じゃなくて。広報に不摂生はやめましょうって出すのですか。そんなことできないんじゃないですか。どういうことをその上がっている原因に対してどういうことをするか。ただ思いだけじゃなくて、実際にやることを言ってもらいたいんですよ。
  以上です。
○前田委員長 式守町民健康課長。
○式守町民健康課長 では、たびたびなんですけれども、やってきたことというのは、先ほど来ずっと申し上げてきたとおりです。…………………………………………………………………………………………………………………………………………よろしくお願いいたします。
○前田委員長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田委員長 ないようですから、これをもって町民健康課に関する質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を14時30分です。
                                (午後 2時14分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 福祉課に関する質疑を行います。
  質疑ございますか。
  7番、山中委員。
○山中委員 7番、山中博子です。
  予算書の107ページの上段のほうです。
  登録店利用者補助金900万円、これができた当時は補正を組むほど人数が増えていった記憶があるのですが、昨年よりこれは60万円減、100人減を見込んでいるようなのですが、この利用状況が大分変わってきたと理解してよろしいのでしょうか。
○前田委員長 答弁願います。
  木坂主席主査。
○木坂福祉課主席主査 山中委員の質問にお答えします。
  委員の言ったとおり、今利用実績のほうが低くなっておりますので、実績に合わせまして予算を組ませていただきました。
○前田委員長 山中委員。
○山中委員 申し込む方はそんなに変わっていなくて、その申し込んだものを使わない、利用率というものが下がっているのでしょうか。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 お答えいたします。
  今年度の状況なのですけれども、現在、交付割合といたしましては、43%ぐらいの方にご利用をいただいております。その中で、この予算の中では、その交付した方の利用率としては70%ぐらいを見込んでおります。そうした中、令和5年度の決算額といたしましては808万4,000円、これちょっと1,000円で丸めていますけれども。令和5年度の決算額は808万4,000円というところです。そうした中、令和7年度の予算といたしましては900万円見込んでおります。5年度の決算額との差額といたしまして、まだ100万円ぐらいあるのですけれども、予算ベースといたしましては60万円落ちているのですけれども、また福祉課としても、交付するときにもっと利用率が上がるような周知もしたり、そんな工夫もしていきたいと思っております。
  そういう意味では、予算といたしましては、少し予算額としては減額していますけれども、ゆとりも少し持っていますので、そうした中で交付率を上げていくようにしていきたいと考 えております。
  以上でございます。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  2番、杉田委員。
○杉田委員 2番、杉田です。
  予算書113ページです。出産祝金の関係なのですけれども、196万円です。
  今現在、第1子、第2子、第3子で支給の額を決めていらっしゃるかと思うのですけれども、ちょっとその内訳をお願いいたします。
○前田委員長 蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 第1子が5万円、第2子が7万円、第3子以降が10万円となっております。
  以上です。
○前田委員長 杉田委員。
○杉田委員 昨日の新聞でちょっと見たのですけれども、秩父市では人口減や少子高齢化に対応する施策を充実させるということで、出産祝金については第1子は12万円、第2子は30万円、第3子以降は50万円、分割支給するっていうような施策を出したみたいなのですけれども、これを上げていく、少子化が進んでいるので上げていくような予算取り等の考え方はあったでしょうか。お願いします。
○前田委員長 答弁願います。
  蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 予算的には前年度から下げておりません。こういった出産祝金のほかに、今、出産子育て応援給付金ということで、妊娠して5万円、出産して5万円というような、そういった手当のほうも併せて実施しておりますので、今のところ出産祝金の増額は考えておりません。
○前田委員長 よろしいですか。
  杉田委員。
○杉田委員 ちょっとすみません。この額が非常に多いので、何かやっぱり秩父市は当然少子化も進んでおる自治体だと思います。人口減を叫ばれている中、お祝金があるから人が来るということはないのですけれども、そういった考えも含んでこれから行ったほうがいいのかなと思うのですが、どうでしょうか、その辺のところで。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 お答えいたします。
  確かに杉田委員おっしゃるように、その祝金が多いから、じゃ、ときがわ町に行こうと考えるかというと、なかなかそこの結びつきはどうなのかなというところもございます。
  確かに額を上げたほうが該当の方にとってはもちろん経済的な、そういう給付のほうがありますと子供に対してのいろんな準備などもしやすいというのはございます。
  しかしながら、やはりこういう町からのお祝いの気持ちということで、第1子から第3子まで、金額の違いがございますが、そうした祝金ということで、令和7年度につきましては、こうした額で行きたいと考えております。
  先ほど主幹のほうからも申し上げましたとおり、またこれとは別に妊娠のときに5万円、また出産されますと5万円と、そういう制度が町単独ではなくて、やはり少子化に対して政策として県の事業ですとか、また国のほうもこども手当を増額したりとか、そういった施策も行われておりますので、そうした中でまた検討してまいりたいと思います。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかに。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  主要の概要のほうで26ページですが、高齢者補聴器購入補助、これは長年の願いですが、予算化されました。感謝申し上げます。
  その中で補聴器購入補助についての補助要綱的なものができていると思いますが、それは後でいただきたいのですが。
  それから、時限立法扱いでないと信じておりますが、それでよろしいでしょうか。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 お答えいたします。
  こちらの新たに補聴器購入費補助金ということで、令和7年度予算で計上させていただきました。昨年の9月議会のほうで、野原委員のほうからご質問いただいた、またこちらからの答弁を踏まえまして予算化をさせていただいたところです。
  補助要綱の案のほうにつきましては、現在作成しておりますので、またお渡しをさせていただきます。
  今の時限かというところなのですけれども、この要綱としては、特に時限立法を設けずに 要綱として整備する予定です。
  以上でございます。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 ちょっともう1度言ってくれますか。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 時限は設けずに要綱として整備する予定です。
○前田委員長 よろしいですか。
  野原委員。
○野原委員 それから、その補聴器購入補助においては、国のほうから交付金が出る内容があります。これは、我が赤旗の新聞に載っていますが、ぜひ参考にしていただければと思います。
  介護保険保険者努力支援交付金目的の中の認知症総合支援の取組状況に、25年度から新たに認知症の総合支援の1つとして、難聴高齢者の早期発見、早期介入の取組の評価指標が入りました。要介護の改善や高齢者の社会参加などの目的で難聴高齢者の早期対応や普及啓発など推進的に取り組んでいる自治体に対し交付金を充てますということです。ぜひこの内容を調べて、後で資料渡しますから、交付金を活用できればと思います。
  以上です。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 情報のほうをいただきましてありがとうございます。
  こちらもまた補助要綱等を調べまして対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田委員長 ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  概要の27ページ中段です。
  放課後児童対策事業ということで、今期は約1,600万円ぐらいの増額になります。中身としては、明覚小学校の学童ですけれども、それを1校が1分離というのか、1運営体を増やすということで伺っております。実際の運用としては、町長もこの間一緒に見学に行っていただきましたけれども、いわゆる現状は芋洗い状況が続いているので分離をするということで組織はつくりました。
  お尋ねします。公設民営なんですね、ときがわ町は。公設の設のほうはいつどういう形でお造りになるのか。これは町長に伺わなきゃいけないと思うんですね。明日造るというのはもちろんないですけれども、方向として、とにかくもうそういう状況だということなので、ぜひ町長、お答えを、方向も含めてお願いします。
○前田委員長 渡邉町長。
○渡邉町長 今具体的にこうということはちょっとまだ言えませんけれども、方向性としては、こども家庭庁でもできておりますし、こどもまんなか社会も進めなきゃいけないというふうな考えでございまして、方向としてはそういう形になるかなと思っております。
  以上です。
○前田委員長 田中委員。
○田中委員 ときがわ町の歴史的には、学童の取組は非常に先進的だったんですね、埼玉県の中でも比較的ですね。そういう中では、ときがわ町が今、言い方としてはちょっとはばかれますけれども、足止まりというの、進んでいないということだというふうに思っているんです。だから、ぜひこれはいろんな工夫をしながら、ぜひそういう形で早めに公設のきちんとしたものを造ると。
  それともう1つは、いわゆる小1の壁だとかといろいろな形がありますけれども、全体としては、子供たちが減っているんですけれども、その割には減っていないというか、必要性が増えているということですよね。だから、そういう点で寄り添い型というのか、あと今までの環境、おじいちゃん、おばあちゃんが家にいてとか、近所でとかという環境ががらっと変わっているという状況も含めて、ぜひ学童にきちんとときがわ町は寄り添う、支援を増やすと、これが一言、昨日は言いませんでしたけれども、食と教育という点はあの年代は非常に重要なところだと、位置づけとしてですね。生活を守るという点で、学校からその後の空間を守るということは大切な時期というか時間もそうだし、期間もそうですよね。だというふうに思います。
  もう1個は、もう1点違う点で、町長に伺いますけれども、保育料なんですね。保育料1万1,000円が基準で、いろいろかかります。下げていただきたいというのは何回か申入れをしています。提案をしていますけれども、難しいということが結論的になんです。だから、町長、それは下げるような方向はできないのでしょうか。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 お答えいたします。
  今年度、議会のほうからも要望ということで、学童の保育料の値下げということで要望書をいただきました。そちらでまた回答のほうもさせていただいているのですけれども、やはりもちろん学童のそうした利用者に支援することも必要なのですけれども、やはり学童を利用できない家庭との均衡というところもございます。
  学童の運営費につきましては、こちらの予算でもお示ししているとおり、こうした金額も補助金として出しておりますので、そのやはり学童を利用できない方との均衡という面もございますので、なかなか保育料の減額を行うというのも少し難しい状況がございます。
  以上でございます。
○前田委員長 田中委員。
○田中委員 課長ね、それちょっと見方が違うと思うんですよ。県北も含めて埼玉県の中をぜひ見ていただきたい。極端に言えば、東京の学童の格差がいろいろあります。それこそ無料に近いのから数千円まであります。埼玉でいくと県北、秩父だとか、それからその辺の地区は、ときがわの約半分ぐらいのところは多いわけですよね。だから、東部でいきますと逆に万の単位のところもありますし、私立のところもあります。今、学童はとにかく幅があり過ぎるくらいありますので、民民のところもあります、私立のところもあります。もう学習塾をやるところから、もうとにかく幅が広過ぎるぐらいあるんですね。そういう中で、ときがわは子供たちをどういうふうに守っていくか、育てていくかという視点で立てば、重要な施策になると思います。
  そういうことで、今日はそこまででやめておきますけれども、ぜひご検討いただきたいということで、もう一度お願いします。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 改めましてお答えいたします。
  その学童とも学童の運営者とかと一緒に福祉課のほうもなるべく情報交換するように、そういうふうに機会も設けております。そうした中、その学童の保育料の減免に関しては、またそういう状況も調べたり、またときがわ町の財政事情なども考慮しながら考えていくということでご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○前田委員長 ほかにございますか。
  3番、長島委員。
○長島委員 3番、長島です。
  予算書106ページ、一番上です。
  敬老金支給事業が33万4,000円減っているので、ちょっとそこ気になっていまして、詳しくお願いしたいと思います。
○前田委員長 木坂主席主査。
○木坂福祉課主席主査 長島委員の質問にお答えします。
  敬老金のほうが減っているのではないかということなんですけれども、こちらは99歳、88歳、77歳の方に支給する敬老金と100歳祝い、100歳の方にお配りする100歳祝金を支給する事業なのですけれども、予算額が減額となったのは、支給額のほうは変わったのではなく、対象者が減少したことによるものです。
  詳細を申し上げますと、敬老金の支給額は1人1万円で、令和7年度の対象予定者数は329人です。10人減となっております。また、100歳祝金の支給額は1人5万円で、対象予定者数は9人で、去年から4人減となっております。この関係で予算額のほうが減となっております。
  以上です。
○前田委員長 ほかにございますか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  1問お願いします。
  予算書でいきますと114ページです。上から3段目、項目、こども家庭センター事業なんですけれども、これ国のほうではこども家庭庁ができました。ときがわ町でもこども家庭センターということでやっているかと思うのですけれども、今までやった中での成果と課題等があればちょっと述べていただいてよろしいですか。
○前田委員長 蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 お答えします。
  こども家庭センターにつきましては、機能としては、母子保健分野である子育て世代包括支援センターと児童福祉分野であるこども家庭総合支援拠点機能を維持した上で一体化した相談支援に加えまして、新たにサポートプランの作成とか、より対象者に寄り添った対応を行っております。
  人事配置としましては、今年度から保健師の資格を持った職員を配置しております。
  それから、専用の相談室を設けまして、母子、特に乳幼児とお母さんが相談に来られたと きに安心して相談ができるような空間をつくるような予算を取りまして実施しております。
  いろいろなケース対応について、保健センターの保健師、それから福祉課の児童福祉担当と共同して、児童相談所ですとか病院関係とか、いろいろな関係機関につないだりとか、連携して緊急的な対応もいろいろあるのですけれども、そういったものをみんなで協力して対応をしております。
  その成果としましては、なかなか母子で生活をしておられたりとか、生活的に厳しいような方についても寄り添って、今もこう元気に母子ともに生活ができていると感じております。
  以上です。
○前田委員長 課題いいですか。課題ですね。
  蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 失礼しました。
  今後の課題についてですけれども、まだときがわ町としては、子育てに関するそういった要支援児童とか要保護児童に対する支援というものが不足しているかなと思っております。例えば、ご家庭に出向いてご家庭のことを支援したりとか、お母さんに代わってお子さんの世話をしたりとか、そういった制度とか、あとは緊急時にお預かりできるような施設ですとか、そういったところの支援を開拓していかなければならないという課題は常に持っております。ただなかなかそういった業務を受けてくださるような委託できる事業所というのがまだ開拓できないでいる段階です。
  以上です。
○前田委員長 畑委員。
○畑委員 それについて質問なのですけれども、私のほうは、ある委員と一緒に山梨の富士吉田町のほうへ出向をしまして、こども家庭センターみたいなところを見たところ、社協やなんかと一緒に一体になっていろんなサポートしているんですね。お母さんと一緒に、たまたま行ったときは冬だったものですから、冬行っても、その施設というのは暖かくなっていたりして、それで子供さんが、その施設の中にもう遊具とかいろいろなものがあって、そこで一緒にお母さんやお父さん、お子さんが一緒に遊べるような施設があったんでね、ぜひときがわ町もそのような複合施設みたいなものを、当然まだ始まったばかりなので難しいかと思うのですけれども、造る予定とかというのはありますか。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 お答えいたします。
  現在、その子育ての専用となる施設というのはない状況なのですけれども、例えば、保健センターのあそこの入り口のところですね。その母子が時間を費やしたり、あとまた玉川保育園などでも子育て支援センターというものを設けておりまして、そういうところで母子が過ごすようなものも取り組んでおりますので、そうしたいろいろなサービスの中で取り組んでいきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田委員長 畑委員。
○畑委員 考えていただきたいと思います。
  できれば、そういう施設が分散するのじゃなくて、やっぱり1か所に行くとその1つの施設で間に合うような、完結するような形を取っているところが多いので、ぜひそういうところを目標にときがわ町でも進んでいけたらと思います。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 ご意見として頂戴させていただきます。ありがとうございます。
○前田委員長 ほかにございますか。
  野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  概要の26ページ。新しい事業で障害者福祉事業の中の手話講座でございます。
  この講座において事業内容を説明していただきたいのですが。
○前田委員長 蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 お答えいたします。
  手話の条例が制定されまして、今年度、職員向けの手話講座を開催いたしました。来年度はさらにステップアップして、町民向けの手話講座を開催する予定です。
  こちらの予算取りに関しましては、講師の先生とアシスタントの先生の謝礼ということで予算を取っております。
  内容としましては、細かいところはまだこれから詰めていくのですけれども、年に数回の手話講座を開催する予定です。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 職員向けなんですか。
○前田委員長 蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 一般向けになります。
○前田委員長 よろしいですか。
  野原委員。
○野原委員 ぜひそういう方向性で前進させるように力を入れていただきたいと思います。
○前田委員長 ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 概要の26ページ、上段で民生委員活動費補助金、これ民生委員というのは今何人ぐらいいるのですか。
○前田委員長 福田主査。
○福田福祉課主査 お答えいたします。
  ときがわ町の定員は35名となっております。つい先日、お一方の退任が決まりましたので、実数、現在は34名で活動しております。
  以上です。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 仕事内容の説明というような、こういうことをやるんだよということは民生委員になったときに話はしているわけですよね。
○前田委員長 福田主査。
○福田福祉課主査 月1回の定例会を実施させていただくとともに、現在、コロナ禍で集合研修というのが実施されておりませんけれども、県の民生委員協議会から研修のDVD等が配付されます。また、活動していく中で35名の定員がいらっしゃいますので、民生委員同士の連携の中で活動の内容を深めていく、共有していく、そういった形で活動をしていただいておる状況です。
  以上です。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 本会議で一般質問させていただいた独居老人が、独居高齢者ですか、それが614人いるということなんですが、これはっきりした614世帯で回答いただいているのですが、そういう方の見守りとか、そういうことは業務の中に入っていますか。
○前田委員長 福田主査。
○福田福祉課主査 お答えいたします。
  年に一度、社会調査ということで、住民基本台帳の閲覧をしながら民生委員さんが活動に 使用しているノート、こちらと照らし合わせる作業を毎年1回、6月に実施しております。また、要支援者名簿の更新につきましても、民生委員さんのご協力をいただいて年に2回、更新をしています。この中で必要な訪問というのを繰り返して把握をしていただいているという状況になります。
  以上です。
○前田委員長 岩田委員。
○岩田委員 その独居の高齢者に対する、こういう年に1回ではその独居の高齢者の見守りにはちょっと欠けるような感じがするのですが、それは社会福祉協議会と関係して、何かそういう見守りとか、そういう事業を考えてはいるのですか。それとも、今実施しているのですか。年1回じゃちょっと少ないような気がするのですが。
○前田委員長 福田主査。
○福田福祉課主査 先ほど私が申しました社会調査というものは、あくまでも住民基本台帳と皆様、民生委員様が持っているデータのすり合わせになります。
  岩田委員のおっしゃられている訪問につきましては、日々の活動の中で月1回、年に1回という取り決めはございません。地域の民生委員さんの活動のできる範囲の中で、繰り返し多数訪問していただいている方もいらっしゃいますし、お勤めの方の場合は、土日に回っていただいたりということで工夫しながら、地域を見守っていただいているという状況になります。
  以上です。
○前田委員長 ほかにございますか。
  6番、田中委員。
○田中委員 6番、田中です。
  同じ概要の27ページの中段、または予算書でいくと113ページ。要するに放課後児童の件なんですけれども、放課後デイというのは、ときがわ町では実情、事業者も含めてないという、ないんじゃないかなと私思うのですけれども、実際には対象者はいて、ほかの自治体にお世話になっているんじゃないかと思うんですけれども、その辺ちょっと確認します。
○前田委員長 村田主任。
○村田福祉課主任 田中委員のご質問に答えします。
  放課後デイサービスへの利用者に関しては、ときがわ町でも利用者はいらっしゃいます。
  放課後デイサービスの事業所に関しては、ときがわ町にはございませんので、近隣の市町 村のほうの放課後デイサービスのほうへ通っているということになります。
  以上です。
○前田委員長 田中委員。
○田中委員 そうすると、例えば、予算とか支援とか具体的にあると思うんですよね。ありますよ、間違いなくね。それはどこに載っているのか教えていただけますか。
○前田委員長 蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 予算書の103ページの説明欄のところをご覧いただきたいのですけれども、103ページ、障害児通所給付費負担金1,245万1,000円になります。
○前田委員長 田中委員。
○田中委員 その1,245万1,000円とか、全額が放課後デイと、そういうことじゃないと、私は思うのですけれども。これ全額ですか。
○前田委員長 蓮沼主幹。
○蓮沼福祉課主幹 内容としましては、放課後デイサービス以外に児童発達支援等のサービスがあります。
  以上です。
○田中委員 了解です。
○前田委員長 ほかにございますか。
  1番、畑委員。
○畑委員 1番、畑です。
  また1問お願いします。
  ページでいうと、予算書の113ページです。一番上段です。
  児童手当のお金が1億4,850万円ということになっていて、増額するとプラス1,272万円の増だと思うのですけれども、この辺のこれは何か拡充をしたために広がったということなのですけれども、もう少し詳しい説明をしていただければと思うんですけれども。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 お答えいたします。
  児童手当の制度につきましては、令和6年10月に改正が行われました。具体的に申し上げますと、それまでは中学校終了前だったものが高校生年代までに拡充されました。あと受給する世帯です。今までは所得制限があったのですけれども、その所得制限が撤廃されました。それから、手当月額につきましては、今までは3歳未満が1万5,000円ですとか、3歳から 小学校終了までが第1子、第2子が1万円、第3子以降が1万5,000円など、そういう金額があったのですけれども、改正後は3歳未満の第1子、第2子は1万5,000円なのですけれども、第3子以降については3万円にその金額が上がりました。また、3歳から高校生年代におきましても、第3子以降については3万円と、その額が引き上げられております。
  概要につきましては以上でございます。
○前田委員長 畑委員。
○畑委員 この制度というのは、結局、国のほうの制度から法律が変わったので、それに準じて変えたという意識で構わないわけですか。
○前田委員長 畑福祉課長。
○畑福祉課長 児童手当制度につきましては、国の制度となりますので、その改正によって予算の計上をさせていただいております。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田委員長 ないようですから、これをもって福祉課に関する質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を15時20分です。
                                (午後 3時07分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時20分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田委員長 税務会計課に関する質疑を行います。
  質疑ございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  この概要の中の21ページで、新機械器具購入費とあります。これはどのような機械なのか、説明をお願いします。
○前田委員長 森村主幹。
○森村税務会計課主幹 税務会計課、森村です。
  ただいま野原委員からご質問があった件についてお答えさせていただきます。
  こちらの機械器具購入費ですけれども、令和7年度2台購入することを予定しております。
  まず、1台目ですけれども、クレピコ端末と申しまして、こちらは令和3年7月から開始した窓口専用の端末機にキャッシュカードの読み込みと暗証番号を入力するだけで口座振替の受付ができるサービスで使用している端末となります。
  現在は本庁舎のみの設置のため、第二庁舎から移動して、こちらに、本庁舎のほうに手続にいらっしゃるお客様がたびたびいらっしゃいます。しかも、登録件数が水道課使用料が一番多いということから、第二庁舎にも設置をしたいと考えております。
  続きまして、2台目ですけれども、ノートパソコン1台となります。こちらにつきましては、現在口座振込で使用しているパソコンになりますが、こちらのWindows10のサポート終了が今年10月に予定しておりまして、このための入替え作業となります。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 機械の、私、疎頓着なんですけれども、納付書でもそういう支払いはできるわけですよね、それはあるんですね。
○森村税務会計課主幹 あります。
○前田委員長 よろしいですか。
  野原委員。
○野原委員 税務会計課のほうの福田課長の話はいつも徴収率をやっぱり100%ぐらい、97%とか高い水準を示していますよね。その中で、今回の予算の中では嘱託徴収員とか特別な枠の徴収員という入っていないのですが、また、そういう枠の中に1人か2人入っているのでしょうか。概要の中にちょっと入っていますか。
○前田委員長 福田税務会計課長。
○福田会計管理者兼税務会計課長 お答えさせていただきます。
  税務総務費の一般事務の中に、81ページをご覧ください。
  81ページの下から2行目、税徴収事務員の報酬、こちらが徴収をしていただく職員です。これが1名になります。
  その下が、徴収事務の指導員ということで、こちらは県税事務所のOBの方に徴収の手法をご指導いただくためにお二人、今来ていただいております。1人の方は以前からいる方なんですが、週1回だけご指導いただいております。もう1人の方は週3日で来ていただいて いるというような状況です。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 ちゃんと確保しているということですね。その中で問題を起こさないように、町の対応はしっかり相手の心に寄り添って徴収をするようなことも必要だと思うんです。無理のないように、やっぱり町民を守るためにも、それは悪徳い人、悪い人はちゃんとやらなくちゃいけませんよ。でも、一生懸命暮らしていて大変な人もいますから、思いやる心を忘れないように徴収率、上げていただきたい。
  以上です。
○前田委員長 福田税務会計課長。
○福田会計管理者兼税務会計課長 ありがとうございます。
  徴収につきましては当然しっかり、納税能力のある方については毅然な態度で臨みます。また、支払いが大変な方については、十分寄り添った徴収をさせていただきたいと考えております。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  10番、岩田委員。
○岩田委員 令和6年度の徴収率は幾つぐらいになるかというのは分かりますか。今回ないのですけれども。要はいつもというか、町長が徴収率の高いところというのを呼ばれて、埼玉新聞なんか出るじゃないですか。今年はそういう場面は想定できませんか。
○前田委員長 福田税務会計課長。
○福田会計管理者兼税務会計課長 令和6年度の徴収率なんですけれども、今現在の見込みとしては99.6%、税全体で見込んでおります。これは目標も99.6を見込んでいましたが、それに合わせて、ちょうど目標が達成できるぐらいの徴収率ということで今行っております。あと3月、4月、5月、あと3か月ありますが、徴収率を落とさないように努力していきたいと考えております。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田委員長 ないようですから、これをもって税務会計課に関する質疑を終了いたします。
  次に、議会事務局に関する質疑を行います。
  質疑ございますか。
  11番、野原委員。
○野原委員 11番、野原です。
  概要の中で49ページ、政務活動費33万円あります。この中で、予算書の中では事業概要である程度記されております。そういう中で人数とか会派もあると思いますが、分かりやすい表示を、ここに、概要の中に入れてもらえるスペースがないようですが、そういうことも含めた中で今後検討していただければと思います。いかがでしょうか。
○前田委員長 師岡議会事務局長。
○師岡議会事務局長 それでは、野原委員のご質問でございますが、今現在、政務活動費のほうは、1つの会派、構成員4名の議員で成り立っておりますが、こちらのほうに政務活動費を支出してございます。予算取りにつきましては、議員1人に対して2,500円の12か月分掛ける11名の議員ということで33万円、予算のほうは確保してございます。このあたり、明記できるように努力したいと思います。
  以上です。
○前田委員長 野原委員。
○野原委員 2問目、違う質問いいですか。
○前田委員長 どうぞ。
○野原委員 その中で新事業でバス借上料ですが、これも一応、今までは視察研修もいろいろな予算も組んでいると思いますが、このバスの30万円についての内訳等も分かればありたいですが。
○前田委員長 師岡議会事務局長。
○師岡議会事務局長 それでは、お答えをさせていただきます。
  こちらの議会費のほうに計上してございますバス借上料でございますが、こちらにつきましては、今回、議員の総意で視察を行くとき、また岡山県、こちらの現地での移動に伴うバス、これ1日10万円掛ける2泊3日という形ですので3日間、これで30万円を計上してございます。
  こちらから駅等に出向く際のバスにつきましては、総務課のほうで予算管理をしております行政バスのほうを利用させていただいて行くということで考えてございます。
  以上です。
○前田委員長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田委員長 ないようですから、これをもって議会事務局に関する質疑を終了いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎散会の宣告
○前田委員長 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時29分)