ときがわ町は、近年年間で100名程度の人口減少傾向が続いています。 町内にも誰も住んでいない家が目立つようになり、住環境の悪化が懸念されています。
一方、ときがわ町に家を借りて住みたい、買って住みたいというと言う問い合わせが、最近町に多く寄せられるようになりました。
ときがわ町への移住希望者に対し、貸家(売家)の量が町内に十分に確保されていない、移住希望者の求める条件に合った物件が少ない、このような理由により、ときがわ町に移住したくても、住みたい家が不動産市場に無いという現象が起こっているように感じます。
そこで町では、みなさんがお持ちの空き家・空き地を活用させていただいて、移住希望者へ提供する「空き家バンク」の制度を創設しました。空き家情報を町が集約して、借りたい(買いたい)方へ情報提供します。
空き家バンクの実施主体は町ですが、町の仕事としては空き家物件を集約し、空き家利用希望者へ情報を提供するところまでで、契約には介入はいたしません。 空き家の仲介に関して町と提携を結んだ埼玉県宅建協会の会員である専門の不動産業者が、専門的な見地から仲介しますので、契約段階からは民間の賃貸物件や売却物件と手続き等はほぼ変わりません(契約成立の時には、仲介業者に対し支払う仲介手数料が必要となります)。
空き家に多少補修が必要な場合でも、「要修理物件」としてそのまま登録することもできます。 利用者が子育て世帯など、一定の条件に合えば、町からリフォーム費用の助成も受けることができます。
長年慣れ親しんだ家を他人に住まわせる、あるいは手放すことには抵抗があるかもしれませんが、趣旨をご理解の上、バンクへの登録についてご一考ください。 |
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−空家の登録から契約まで−
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