町内の森林整備を活性化するには、林業の機械化が重要です。
木材搬出の低コスト化により森林資源の循環利用を進めるため、ときがわ町所有の高性能な林業機械をご利用ください。

貸付機械の種類・料金

①積載式集材車両（フォワーダ）

重量５トン／積載量2.8トン
切り倒した木をつかんで積み下ろしのできる
アタッチメント「グラップル」を搭載し、
林内から丸太を搬出する作業に威力を発揮します。
※高性能林業機械
貸付料金14,000円（7日間）

② 林業仕様ショベル系掘削機（ウィンチ付きバックホウ）

重量5.8トン
足回りを強化し、ウィンチを取り付けた林業仕様のバックホウ。
作業道開設や、切り倒した木を引き出す作業に効果的です。
　※高性能林業機械
貸付料金14,000円（7日間）

③小型クローラーエンジン運搬車

重量２６０キロ／積載量５００キロ
玉詰めした丸太や薪を運ぶのに重宝します。
貸付料金1,400円（7日間）

④エンジン薪割り機

重量２１０キロ／破砕力22トン
油圧の力で簡単に薪割りができます。
貸付料金2,100円（7日間）

貸し付けの対象者

 

●森林資源の循環利用を目的とした森林整備事業を行う林業事業者

●森林所有者や原木きのこ、薪等の生産を目的とした林産物生産者

　以上の方のうち、ときがわ町に事業所のある法人（またはその構成員）、ときがわ町に住所を有する個人が対象です。

 

高性能林業機械の操作対象者 　

高性能林業機械の操作を行う場合には、次の要件が必要です。

●フォワーダ：車両系林業機械の特別教育課程を修了していること

●ウィンチ付きバックホウ：車両系建設機械（整地、運搬、積込み用及び掘削用）運転技能講習を修了していること

 

高性能林業機械を使用できる森林伐採　

高性能林業機械を使用する森林伐採は、次の要件が必要です。　

・事前に森林法の届出がなされた合法的な森林の伐採であること。

・森林以外への転用を目的としない森林の伐採あること。

・土木工事のための伐採行為に当らないこと。

・高性能林業機械を使用して集材する木材が、有価物として取引されること。

 

 

貸付料金の減免・免除

　災害復旧等への対応、地域の清掃活動や生活環境整備活動等で発生した未利用木材の有効活用を行う場合などは、貸付料金を減免することができます。

貸付の条件

　

貸付期間の単位は連続した７日間です。機械を借受ける方は、次の条件を守ってください。

・林業機械保管場所と使用場所の間の運送費用、貸付中の管理及び維持補修の費用を負担していただきます。

・貸し付けた林業機械の使用、保管、事故の防止について十分注意し、点検整備を行ってください。

・貸し付けた林業機械は町外に持ち出さないでください。（国、他の地方公用団体による林業振興や林業機械の普及を目的とした使用または町長が特に必要と認めた場合はこの限りではありません。）

・林業機械は転貸や目的外の用途に使用しないでください。

・林業機械を貸し付けた後、緊急かつやむを得ない理由で町から返還を求められた場合は、返納していただきます。

・貸し付けた林業機械に紛失、損傷などが発生した場合、すぐに町へ報告して指示を受けてください。借受けた方の責任の場合、補てんまたは修理をしていただきます。

 

申し込みから返却までの手順

 

①林業機械借用申請書の提出（借り受ける方→町） ②林業機械貸付決定通知書の通知（町→借り受ける方） ③林業機械の引渡し（町→借り受ける方） 　　※高性能林業機械の場合、始業点検票による点検を行います。 　　※高性能林業機械受領書の提出（借り受ける方→町） ④林業機械を使用、返還（借り受けた方→町） 　　※高性能林業機械の場合、使用日ごとに高性能林業機械使用簿に使用内容を記録します。 ⑤林業機械使用実績報告書を提出（借り受けた方→町） 　　※高性能林業機械の場合、高性能林業機械終業点検票による点検を行います。 ⑥貸付料金の納付（借り受けた方→町）

 

 

申し込み・問い合わせ

役場産業観光課　木材利用推進担当（第二庁舎２階）
　℡６５‐１５３２（直通）