都幾川公民館図書室の機能転換の一環として、床の一部分を木質化し、窓際に木製のベンチを設置しました。

　木質化されたスペースの本棚には、子ども向けの本をそろえました。ぜひ、お子さんと一緒に木のぬくもりを感じながら本に触れ合う場としてご利用ください。

読み聞かせの効果

　読み聞かせには、親子のコミュニケーションや絆が深まるだけではなく、想像力や知的好奇心が育まれ、感情や語彙力（ごいりょく）が豊かになり、子どもにとって心の成長を促す驚くべき効果があると言われています。

　また、読み手の脳も活性化され、感情や記憶のコントロール、思考力、集中力がアップする効果も期待できます。

内装木質化によるリフォーム

　ときがわ町は他の市町村に比べて公共施設にたくさんの木を使っています。

　特に小・中学校は校舎や体育館の壁や床には木の板を貼り、木の学校づくりを進めてきました。

　こうしたリフォームの手法を「内装木質化」といい、木の持つ湿度を一定に保つ機能やリラックス効果などが期待されます。

木材は全て町内産のスギ材を使用

　内装木質化にはもちろん、ときがわ町の木が使われています。

　今回のリフォームでは町の森林に多く植えられた「スギ」を使い、特に厚さ３センチの板が貼られた床面は、スギ材特有の柔らかさとぬくもりを実感できます。