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2025年12月4日 更新
ときがわ歳時記掲載に当たって
ときがわ歳時記掲載に当たって
私は、以前、NHKラジオ深夜便の「日本列島くらしのたより」のレポーターをさせていただいておりました。レポートをするためときがわ町をくまなく散策し、良いところがたくさんあると感じました。
現在、町長となり、町民の皆様をはじめ、多くの方々にときがわ町の魅力をお知らせしたいと思い、「渡邉町長のときがわ歳時記」として定期的に配信させていただくことにしました。

令和7年12月
ときがわ消防団特別点検に想う

 ときがわ消防団特別点検が、11月9日に、玉川中学校校庭にて挙行された。120名の消防団員は早朝より次々とグランド参集してきた。開始30分前にはすべての車両も集結し点検準備は完了した。
 定刻8時00分、点検開始宣言とともに信号弾の花火が上がった。非常に緊張した雰囲気の中、人員服装の点検から開始された。120名の団員一人ひとりの姿勢や身だしなみをチェックしなければならない。教導を立てての整列し一直線になる横隊は消防団の誇りに思う。
規律と沈黙を重んじる人員服装の点検が終わると、ときがわ消防団歌に合わせて分列行進が始まった。動きの中に規律と節度のある小隊の行進と車両部隊のパレードで会場は盛り上がる。

 休憩を入れて、次はポンプ操法である。実際に水は出さないが指揮者の号令とともに実際の火災を想定し、火災現場さながらに各車両がすべての装備を使って消火活動を実践する。指揮者とともに一番員、二番員、三番員、四番員が各々の持ち場で日ごろの訓練の成果を披露した。指揮者の「操作はじめ」の号令で選手に緊張が走り、指揮者の「納め」の号令で緊張が解け選手の顔も緩んだ。

 消防特別点検の華は何といっても放水試験だ。玉川中学校北側の河川敷に7台の消防車が集結し、各車両2本ずつ水柱を揚げて水幕を作る。各消防車の班長から準備完了の伝令が届くと、指揮者の一斉号令の「放水はじめ」で、瞬く間に14本の水柱による水幕が完成した。放水試験会場には大勢の町民の方、また、消防団員のご家族の皆様も一生懸命声援を送っていた。
 いよいよ季節は火災期へ、地域防災の要であるときがわ消防団の皆様に感謝申し上げるとともに郷土の若手リーダーとして活躍を嬉しく思う。

 

 

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令和5年9月 「紅茶の店」
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令和2年12月 「明覚駅」
ファイルサイズ:361KB
令和2年9月 「お月見」
ファイルサイズ:233KB
令和2年6月 「梅を漬ける」
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令和2年5月 「茶摘み」
ファイルサイズ:326KB
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