小倉城跡・愛宕山周遊コース

「小倉城跡・愛宕山周遊コース」は、明覚駅を出発し、本郷、玉川地区、小倉城跡、愛宕山を歩き、明覚駅に戻ってくる約12.3km、約3時間50分のコースです。現在、小倉城跡に建物は残っていませんが、石垣が残っており、当時の情景を思い浮かべることができます。距離は長めですが、急坂は少なく、コースも歩きやすいので、ゆったりハイキングを楽しみたい方におすすめです。（撮影日：2025年12月17日）

明覚駅〜川北橋〜市川橋（850m 約15分）

明覚駅からスタートです。車でお越しの方は駅前駐車場に停めましょう。

川北橋を渡り、のどかな風景を眺めながら都幾川沿いを歩きます。

市川橋に到着です。そのまま都幾川沿いを歩いて岡前橋に向かいます。

市川橋〜岡前橋〜玉川温泉（2650m 約55分）

岡前橋に到着です。ここから八坂神社経由で玉川温泉に向かいます。

本郷地区の八坂神社に到着です。明治末期に3つの神社が合祀され八坂神社と改められました。（コース図①）

玉川温泉に到着です。玉川温泉は昭和にタイムスリップしたかのような昔懐かしい雰囲気の温浴施設。温泉はアルカリ性単純温泉でお肌をすべすべにしてくれます。
ここから登山道を歩いて小倉城を目指します。

玉川温泉〜小倉城跡〜小倉集落（3100m 約60分）

玉川温泉からしばらく上りが続きます。急坂ではないですが、足元が少し悪いので十分気をつけましょう。

登山道には案内板が設置されています。距離も書かれているので安心です。

小倉城跡入口には、小倉城跡の概要や復元想像図などが記載されているパンフレットがあります。パンフレットを見ながら小倉城跡をまわるとより当時の情景を想像しやすくなります。

小倉城の郭1（本郭）に到着です。郭1は日当たりがよく、ベンチもあるのでこちらで休憩するのがおすすめです。

郭1の近くに景色が一望できる場所があります。小倉城が建っていた当時はここからどのような景色が見えたのか気になりますね。

小倉城跡から下ると舗装路に出ます。こちらを右に曲がり、田黒方面に進みます。

小倉集落〜ふれあいセンター田黒（1400m 約25分）

舗装路に出て少し歩いた場所に日枝神社があります。こちらには大きなしだれ桜があり、春になるととてもきれいな桜を咲かせます。（撮影日：2025年3月27日）（コース図②）

日枝神社のしだれ桜からすぐの場所に大福寺があります。こちらにトイレがあリます。（コース図③）

ふれあいセンター田黒に到着です。こちらの交差点を右に曲がり、玉川カントリークラブ方面に進みます。

ふれあいセンター田黒〜春日神社〜ふれあいの里たまがわ（1900m 約35分）

ふれあいセンター田黒から10分ほど歩くと明王院があります。こちらのT字路を左に曲がります。

春日神社に到着です。春日神社では、毎年2月に家内安全、五穀豊穣を願う団子投げが行われます。集落ごとに作った供物のだんごを神前に供え、お祓いした後、太鼓を合図に一斉にだんごを参観者に向かって投げます。拾っただんごを持ち帰って食べるとお米がよく採れると言い伝えられれいます。

春日神社から約600mほど歩いてふれあいの里たまがわに到着です。新鮮な地元野菜が売られています。こちらにもトイレがあります。

ふれあいの里たまがわ〜第一根際踏切〜愛宕山山頂（1100m 約15分）

ふれあいの里たまがわから玉川小学校の脇を進むと、根際第一踏切があります。踏切を渡ったら右に曲がります。

愛宕山山頂を目指します。勾配は少しきついですが、標高160mと低山なので山頂まではあっという間に着きます。

愛宕山の山頂も景色を一望できます。小倉城跡からの景色と少し異なり、建物が近くに見えます。

愛宕山山頂〜明覚駅（1300m 約25分）

愛宕山を下って線路の下を通ります。運がいいと八高線の車両を見ることができます。

破岩橋を渡って県道を明覚駅方面に歩きます。県道の歩道は狭く、交通量も多いので十分にお気をつけ下さい。

ゴールの明覚駅に到着です。お疲れ様でした。

小倉城跡・愛宕山周遊コース全体図